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「アンカー」金融危機と消費税発言のつながりとは?

■10/29放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

金融危機逆手に利用する術は?麻生首相はどう動く?青山ズバリ

081029-13frip.jpeg 金融危機に際して日本も先進国の一員としてリーダーシップを取るべきだとは思いますが、このままだと変な方向に行っちゃいそうな気配!?

 今回のテーマとは全く関係ないけど、対馬の問題についてようやく動きが出てきたので最後にリンク貼っときました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。原寸大画像ですので、クリックしていただいてもこれ以上大きくは表示されません。あしからず<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之
「この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに参りたいと思いますけれども、今日はどんなお話を?」

青山繁晴
「ええ。あのね、ずっと最近は株価と為替の話、それから解散総選挙がいつになるかって話でまあ日本持ちきりになってるわけですよ。で、その中でね、実は内閣総理大臣の麻生太郎さんが、えっと思う発言をしたのに、あるいは動きを見せたのに、それが意外に注目されてない。それを注目しましょうというお話で、それはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『消費税の謎』」

青山繁晴
「はい。ついこないだ、先週の木曜日だったと思いますけれども、麻生総理が具体的に消費税をやがて上げることを検討しましょうって発言されましたね。普通に考えたらですよ、いずれにしろ間もなく解散総選挙なのに、わざわざ消費税を上げるって話をして選挙やるのかと。だから当然謎なんですよ。で、この謎が実は今の金融危機の根っこの部分、深い部分と実はつながってるってことがわかってきましたので、今日はそのお話をいたしたいと思います」

山本浩之
「さ、このタイミングで消費税と口にした麻生総理、その謎について、コマーシャルのあと青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、確かに麻生総理は消費税の税率アップについてお話をされました。これについては室井さん、どういうふうに受け止めました?」

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室井佑月
「えー、もうすごい、ふざけるんじゃないよって思うよね」

山本浩之
「この時期ですからね」

室井佑月
「だってさ、絶対取りっぱぐれることがないから、消費税っていうふうに言ってるんだもん。でももっと何かその、抜本的に変える必要があるんじゃないの?」

山本浩之
「あの、それも含めた税制の仕組みですか。なるほどね。ただ、まあ解散総選挙近いとか何とかってずっと言われてましたから。このタイミングでどうしてこの消費税に触れたのかっていうところ、えー、青山さんの最初のキーワードは『消費税の謎』でした。その謎について、解説よろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。今、ヤマヒロさんからもちらっとそのニュアンスの話があったと思うんですけど、消費税が上げられると、ほんとに私たちの生活に直接影響する、響くので、この謎というのはほんとはみんなで一生懸命、もっと解かなきゃいけないことなんですよね。で、今回はその麻生さんもいわば、腹を決めて消費税の引き上げについて言及されてます。はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「はい。これ先週の木曜日、中期プログラムの作成を指示した直後のぶら下がり会見での発言内容です。『景気が落ちているときに消費税を考えている人はいない。しかし介護とか福祉とか社会福祉関係を含めて、(財源が)足りなくなることははっきりしている。消費税は(中期的には)考えられるべきものだと思う』」

青山繁晴
「うん。あの、これまず、何となく消費税を上げるかのようなニュアンスの話をしたとかいうレベルの話じゃなくて、内閣総理大臣としてはっきり今後の日本の税制の仕組み、これはもう景気の在り方とか全部含めてですね、基本的には税制の在り方を中心とした中期のプログラムの中に、消費税の引き上げを入れるべきだというニュアンスのこれ、指示を出してるわけですから、これまあ重大なことですね。で、この発言を見ますと、今、景気落ちてるんだから、普通それにいわば追い打ちをかけるような消費税アップを考える人は、本来はいないはずなんだと。しかし将来を考えるとやがて財源が足りなくなるから、中期的には必ず考えられなきゃいけないっていう話なんですよね。これ普段だったら、あ、そうですか、そうですね、っていうかね、なるほどという面もあるんですけど、やっぱりこれは謎が当然ありますね。はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「この発言の謎。なぜ今なのかということですよね」

青山繁晴
「あの、今目の前に迫ってきてる、とにかく近いであろう選挙というのは衆議院選挙なんで、負けたら政権交代しちゃうわけですから、たとえ理念が、麻生さんの中の理念として消費税引き上げがあったとしてもですよ、総選挙の前にわざわざ出して政権交代引き起こすって、普通やらないわけですよね。なぜ今言わなきゃいけないのかと。で、これ実は与党の中でもですね、なぜ今なんだという話は僕のところに電話かかったり、またしましたけど、政府与党の側でもたとえば中川昭一財務大臣はどう受け止めたかというと、これはまず解散総選挙はないんだな、逆にこれでないんだなというふうに本当は受け止めておられました。で、だけども、もう1回言いますが、なぜ今なのか、本当はみんなが、与党の人もよくわかってない理由があるんじゃないかということが1つありますね。はい、それからもう1つ」

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村西利恵
「謎の2つめ。目的税とは言っていない」

青山繁晴
「うん。さっき麻生さんの言葉が出てですね、ちょっと思い出してほしいんですけど、社会福祉のために全部使うとは言い切ってないんですよ。もちろんね、将来介護とかその他のためには財源が必要になるとはおっしゃってるけれども、それ目的税とは違うんですね。目的税っていうのは消費税引き上げても、その引き上げた分、あるいは消費税全体がその社会福祉にしか使えないってことなんですよ。ところが今まで麻生さんは、たとえば総裁選の最中では、はっきり目的税にしなきゃいけない、社会福祉にしか使えない税金にしなきゃってことを、総裁選の最中にはっきり言ってたわけですよね。ところが今回は、さっきの発言というのはですね、それは介護とかにも使うけれども、他にも使えるんだなっていうニュアンスがむしろ感じられるわけですよ。そうすると、この2つ謎があるわけですね。2つ謎があって、それで謎を含んだまま消費税引き上げを検討しましょうと言って、そのあとに中川さんが感じた通り解散総選挙の先送りがあって、その上で麻生さんが今何をしようとしてるかっていうと、それはこれですね」

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村西利恵
「はい。11月15日にアメリカで開催されるG20緊急首脳会議、『金融サミット』とあります」

青山繁晴
「はい。で、話がここに行って、ん?と思ってる人いると思うんですけど、もう1回言いますけど、消費税引き上げを内閣総理大臣が、麻生さんが言ったことの謎解きをするためには、麻生さんがこれからやろうとしてることをしっかり見なきゃいけないですね」

村西利恵
「つながってるわけですね」

青山繁晴
「うん、つながってる。しっかり見ていくとわかるわけです。それで、まずその解散総選挙を先送りして、その理由の中に、世界が今、金融危機に苦しんでるんだから、たくさんこれから国際会議があると。で、そのいわば皮切りが来月15日にワシントンで開かれるところの、これG20と書いてますけど、先進8カ国に新興国家を加えた20の国々の首脳が集まって話し合いをやると。金融サミットと言ってますね。で、このあとまた国際会議が続いていくわけですね。たとえば日本で言うと、その麻生さんは今12月に福岡市で中国と韓国の首脳を集めて、やっぱり金融危機の話をしようとしてるわけですよ。で、国際会議以外で中国と韓国と日本の首脳が集まって話するっていうの、実は初めてなんですよね。で、これって一見当たり前に思うじゃないですか。つまり今の金融危機っていうのは日本だけ苦しんでるんじゃ、たとえばアメリカで苦しんでるんじゃなくて、世界中が苦しんでるんだから、こうやって国際会議を何回もやるっていうのは当たり前だと、ね、その当たり前だという時こそ、いちばん有権者は自分の目を耳を活かし、それからご自分の頭を使って考えていただきたい。当たり前に見えることほどウラがある。ね。で、この件も実はおかしな点が1点あるんですね。ほんとは岡安さんに聞きたいところですけど、えー…」

岡安譲(若手キャスター)
「何で聞いてくれないんですか?聞かれたところで全くわかんなかったんですけど(笑)」

山本浩之
「何じゃそりゃ(一同笑)」

岡安譲
「だって、でもわかんない。これ難しいですよ」

青山繁晴
「うん。あのね、おかしいっていうのはですね、これあのさっき言いました通り、20カ国もこう集まってですよ、ね、で、そのあと国際会議くり返していますけれどね、メンバーほとんど同じじゃないですか」

一同
「ああー」

青山繁晴
「出入りはあるけれども、同じメンバーで何度も何度もどうして話し合わなきゃいけないのか。で、金融危機は今、大変目の前に迫ってる、あるいはもう起きてることなんだから、一発で決めろよというのが普通でしょ?なぜ何回も何回も国際会議開くのか。それで麻生さんが解散を先送りした大きな理由が、その何回も何回も国際会議あって、それ全部出なきゃいけないから解散してる暇はありませんっていうことをおっしゃってるわけですよね。で、そうするとですよ、よけい一発で決めて、あと政局も自由にやれるようにするべきじゃないですか。そこで実はこれはっきり申しますけど、財務省の知り合いに電話をしまして、これおかしいんじゃないかと、一発でどうして決めないの?と聞きましたら、その財務省のある幹部の方はですね、電話ですけれども、『それは青山さん、いろいろ対策をとらなきゃいけないからさ』とおっしゃったんですよ。これ当たり前のことに聞こえるじゃないですか」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「これ当たり前じゃないんですよ。僕はその電話ですぐ申しましたが、いや、いろいろ対策ってそりゃ細かく言えばいろいろありますよ。けどもう本当は根っこは1個しかない。1つの対策しかない。それは何かっていうと、公的資金の投入、公的資金を金融機関に入れる、それしかないじゃないかと。ね。で、1個しか対策はないのに同じ話を同じメンバーで何度も何度もする、それどうしてかっていうのをまともに考えるとですよ、それは対策を考えてるんじゃなくて、やることは決まってる、カネが要る話なんだから、お前いくら出すんだと、あんたいくら出すんだと、そういう揉め事の話し合いだから、何回もやらなきゃいけない

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「これは国際会議だからかっこいいことをやるんじゃないんです。人間がやることは同じですから。皆さん、たとえば町内会で考えていただくとすぐわかるのは、町内会のたとえば経理か会計が破綻した。さあ、これをどうするか、ね。ヤマヒロさんと僕は同じ町内会にいて、あなたいくら出す、俺がいくら出す、と話し合いをする時に、一発で決まること普通ないでしょう?」

山本浩之
「ないですね」

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青山繁晴
「何回も何回もくり返しやらなきゃいけない。だから実は国際会議を何度もやる理由っていうのは、そんなわけですね。従ってこの財務省幹部、これははっきり、ま、財務省怒るかもしれないけどね、僕とその財務省の幹部と最終的に一致したのは、要するに国際会議の目的っていうのは、根っこのところはどこの国がどれだけ負担するかを決めるだけで、だからごちゃごちゃやらなきゃいけないんだねということなわけですね。で、その国際会議に出る、これから麻生さんも、それから中川財務大臣も、それから与謝野大臣もこれから出ていくわけですけど、その時に日本がどういう態度で出ていくかというと、これなんですよね」

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村西利恵
「はい。麻生さんは『金融危機への対応は圧倒的に日本の方が経験がある』と主張してしまう、ということですか」

青山繁晴
「はい。あの、これ麻生さんの言葉としてはこれだけなんですよね。『圧倒的に日本の方が経験がある』って言ってるだけだけど、これほんとは言ってるのは、日本は成功したんだって言ってるわけですね

山本浩之
「うん、そうですね」

青山繁晴
「バブルが崩壊したあと日本も巨額の不良債権があったけども、それを公的資金を投入することによって成功しましたと。だから今、日本だけが良いから円も買われてるんだね、ということを言いに行くという話なわけですね」

村西利恵
「でも誰がどれだけ払うっていう会議でこんな自信満々に言っちゃったら、じゃあいっぱい出して下さいって話になりません?」

青山繁晴
「その通りで、実は夕べから今朝にかけてですね、時差を活用して僕の知り合い、もちろんアメリカも含めていろいろ電話してみたんですけど、もうみんな大歓迎なわけですよ。早くいらっしゃいと、ね。早く日本の総理も、ミスター中川も早くいらっしゃいよと。そんなに成功なさったんだったら、いっぱい出して下さいねと。当然出せるでしょうねと。世界はそれを待ってるということなんで、あえて言うと、まあつまりこういうことなんですね」

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村西利恵
日本が国債を発行して負担

青山繁晴
「はい。つまり日本がたくさんのお金を、日本のためだけじゃなくて世界のために出してくれるということですが、日本はそのためにすぐに税金を上げたりできないから、当然最初は国債を発行するわけですよね」

一同
「はい」

青山繁晴
「で、今ずいぶん国債がすでにあるわけですけれども、そこにさらに追加で、つまり増発をして国債を発行する。それ以外にお金を作る手立てがないわけですよ。で、手立てがなくてですね、それが何を意味するかというとですね、実は今まですでに日本は800兆円の借金があるけど、心配だ心配だって言う人多いけども、本当はそんなに心配はないんです、なかったんです。どうしてかというと、借金はしてても日本という国が信用されてて、借金は多いけどその借金を確実に返せる国だということで、日本の国債はちゃんと売れてきた

一同
「はい」

青山繁晴
「もっと言うと、その国債は債券ですから利子が付くんですけど、その利子がとても安くてもちゃんと売れてきたわけですよ。ところがですね、さっき言いました、夕べから今朝にかけてその海外の人と話してるとですね、彼らの本音は、やがて日本の国債はだんだん信用を失うだろうと。というのは、すでにたくさん国の借金を抱えてる上に、つまりはっきり言うと、舞い上がったかのように日本は成功したんだと言って国債発行してまで世界を救おうとすると、マーケットはあっという間に裏切りますから、日本は実は信用できないってことになって、その今の日本の国債の利子が今は安くても売れるけど、高くしないと売れないようになる。国債発行して売れなかったら大変ですから、だから利子がどんどんどんどん上がっていくことになる。そうすると何が起こるかというとですよ、その国債を発行するっていう言い方は難しいかもしれないけど、要は国が、いわばその債券って紙切れを出して借金をするわけじゃないですか。やがてたとえば10年物だったら10年後にはですね、その借金を返さなきゃいけないわけですね。で、その時に返さなきゃいけないだけじゃなくて、そこに利子が膨らんで乗っかってるわけですよ。そうすると当然こういうことになるわけですよ」

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村西利恵
「日本国民の子々孫々にツケが回る」

青山繁晴
「ええ。これはね、よく言われる言葉なんだけど、今回ばかりは桁が違う話で、つまり今まで国の借金いっぱいあったけども、さっき言いました通り、国債の利子は上がってなかった。日本の信用は安定してたのに、その信用がだんだんなくなっていく、それごと子々孫々の肩にね、つまり10年先の子供たち、孫たちの上に重なってきて、もう1回言いますが、利子まで加わってるから、雪だるまのように日本の借金が膨らんだ状態で渡さなきゃいけないことになりかねない。このまま国際会議にそのままで臨むと、そういうことになりかねないということに、いちばん気がつかなきゃいけない」

山本浩之
「それ大変な話ですね、これは」

青山繁晴
「大変なことで、そしてここで言わなきゃいけないのは、その消費税のことであって、海外のマーケットは今、日本の総理の発言にものすごいチェックを入れてますから。はっきり言うと、日本国民、日本のメディアよりはるかにチェック入れてるから、青山さん、あの消費税の発言というのは、解散総選挙が近づいてる中でわざわざやるっていうのは、つまり麻生さんがこれから国際会議に来た時にね、オモテの会議では役人が作った紙を示すからこの話は出ないんですよ。しかし国際会議っていうのは本当はコーヒーブレイクの時に役人もほとんど入れない、メディアはまして全然入れない時に、ほんとは首脳同士で直接に話をする時が重大で

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「その時に必ず、たとえば米英の首脳なんて率直ですから、つまり日本は国債発行してまで世界を救おうとすると、あとで大変になるじゃないかと聞かれた時に、麻生さんは消費税とはさすがに言わないけれども、『いやいや、10年後は日本の税制が変わってて、ちゃんと国の収入が安定してるようになるんだ』っておそらく言いたいから、消費税の発言をしたんだろうと、少なくともマーケットはそう見てるわけです」

一同
「はあー、えーー(ざわざわ)」

青山繁晴
「で、何回も言いますが、財務省とか官邸がそう言ってるわけじゃありませんよ。それから麻生さんの真意もわからないけど、すでに国際マーケットはそう受け取ってて、日本人が関心持ってないのに、海外では『ああ、そうか、日本はそうやってまで何とか国際的地位を高めようとするんだな。それが麻生政権の本当の狙いなんだな』と思ってるわけですよ。で、その上でですね、今日はそれだけで終わる話じゃなくて、じゃあその国際会議にですね、こうやって胸張って成功、成功って行くだけじゃなくて、何をどうすればいいかってことを皆さんと一緒に考えたいんです。それが今日のもう1つのキーワードで、これです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ズバリキーワードは『ほんとうに成功体験?』。この世界の金融危機に日本はどうすべきなのか。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「このまま日本の首脳が国際会議に臨めばどういうふうになるのか。あの、前半の青山さんの話を聞いてるだけで、私ちょっと恐ろしくなってきたんですけれども、えー、続きをよろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。今のヤマヒロさんのことで言えば、ま、会議に出るまでまだ2週間以上あるわけですから、十分揉んでほしいという意味もあって、今日、ま、厳しいことを申してるわけですけどね。そういう世界の金融危機というか、これからどんどん重ねて行われる国際会議に日本はどういうふうに出ればいいのか。で、それはさっき申しました通り、日本は今のところ、いや我々成功したんだと、成功体験をみんなに教えてあげるねっていうことで行こうとしてる。それにまずブレーキをかけて、ちょっと待って、ほんとに日本は成功体験だったのかっていうのをまともに思い出していただくと、みんなわかる話なんですよ。日本はバブル景気が崩壊して、そのあと一時的には失われた10年と言って、本当は13、4年ぐらい苦しんできましたよね」

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「その経過の中で、いちばん大事なところは実は2箇所だけですね。1つは1993年に銀行の不良債権を買い取る、公的資金で買い取る機構というのを作りました。これもう1回聞いて下さいね。不良債権を買い取るんであって、公的資金を注入するんじゃない。今回のアメリカの金融危機の最初でもあったじゃないですか。ね。最初銀行の資本に直接公的資金を入れるんじゃなくて、不良債権だけをどうにかしましょう、切り離して云々してたでしょ?」

山本浩之
「そうですね、ええ」

青山繁晴
「日本もそれをやってたわけですよ。で、それが全然効果がなかった。はっきり言うと、不良債権を買い取ったお金って無駄になったわけですよ。で、どうしてそういう無駄が生じたかというとですね、僕、当時これはたとえば財務省の人であったり、銀行に人に会って、みんなが不良債権をほんとは隠してですね、そのお役人の方も自分の天下り先が心配だから追及せずにですね、不良債権の額が本当よりもぎゅーっと小さくしか出てなかったから、いやいや、それ買い取るだけで大丈夫でしょうと買い取ったら、ところが本当はとんでもなく巨額の額であって、そんなもんじゃ間に合わないってことようやく気がついてきて、5年後の1998年にやっと公的資金の投入をしたわけですよ。で、それじゃあ日本経済はよくなったのかというと違うんです。これはね、テレビを見てる中小企業の経営者の方がいちばんご存知ですよ。そうじゃなくて、それでよくなったんじゃなくて、本当はこうです」

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村西利恵
日本経済を救ったのは、民間企業のリストラとアメリカ・中国の好景気

青山繁晴
「はい。公的資金を投入してもなお、銀行は貸し渋りがかなり続いていた。ね。これテレビ見てる人はほんとに実感持ってらっしゃると思うんですよ。それにも耐えて企業を守るために、会社を守るために、社長さんたちも従業員もみんな血を流して、リストラってこの言葉嫌いなんですけど、本当はたとえば首切りだったりするわけじゃないですか」

山本浩之
「そうですねー」

青山繁晴
「そうでしょう?そのものすごい現実を乗り越えて何とか堪え忍んできたところへ、たまたまアメリカ、中国の景気がものすごく良くなって輸出がどっと賑わったから、実は日本は危機を脱出したんで、もう1回言いますが、これを日本国政府の成功体験と言えるのかというのはね、まず僕らは自分の足下、その、特に総理以下、それから財務省の官僚も足下をちゃんともう1回見てですね、そんないい加減なこと言わないっていうのが第一なんですね。で、その上でですね、今の世界の危機を考えると何が問題かというと、かつての日本と同じなんですよ。何が問題かっていうのはですね、これ金融危機っていうのはほんとは金融不安なんですよ。不安。どうして不安かというと、世界の不良債権全体の額がさっぱり誰にもわからないということであって、これはたとえばサブプライムローンっていうものがもう細切れにして、ありとあらゆる金融商品に入ってしまってるから、いろんな体の中に金属片で入ってるようなもので、それ誰も見つけ出せないから、技術的に全体がいくらかわからないっていうことが大きく問題になってるわけですよ。それからほんとはサブプライムローン以外にいわゆる金融派生商品っていうの、たくさんあるわけですね。もう話難しいからそのへん省略しますけど、まだ出てない未知のリスクもあるわけですね。で、それでも全部わからなくてもある程度どういう額かわかった上でないと、当然日本含めて誰がどう分担するかは本来決められないはずですね

山本浩之
「それはその通りです」

青山繁晴
「それがほんとの国際協調じゃないですか。今言ってる国際協調はね、いや、国際協調するんだからさ、国際協調必要なのは当たり前だって話になってるけど、そういうきれいごとの当たり前は信用しちゃだめなんですよ。だから何が必要かというと、まず日本は国際会議に行ったらこれを必ず言ってほしいんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「主張すべきことは、不良債権の総額と未知のリスクを洗い出してから分担を話し合おうということ」

青山繁晴
「はい。この洗い出しもね、これは漠然と言ってるんじゃなくて、お前の国が、麻生総理がですよ、アメリカのブッシュ大統領はじめ韓国の首脳に、あなたの国の不良債権の額と、それからまだオモテに出てない金融派生商品のリスクを、ちゃんと自分とこで責任持って洗い出してこいと、ね。それを持ち寄ってからであって、それできないって言うなら顔洗って出直してこいと」

山本浩之
「それはそうですよ」

青山繁晴
「ね。そうでないと日本は協力できないと言うのが、これが日本が主張すべきことで、別に難しい話じゃないんですよ」

山本浩之
「それが政治家の仕事ですからね」

青山繁晴
「ええ。それでね、これが最後に申したいのはですね、その麻生政権だけがどうこうって話じゃないのは、皆さん、日本の今のメディアの報道ぶり見て下さい。この金融危機が起きたら外交安保はどっかに飛んじゃって、もうとにかく経済・金融・為替、経済、経済・金融・為替、株、株、その話ばっかりになってるでしょ。つまり切り離しちゃうわけですよ。ところが経済や金融、あるいは為替しかわからないし、それしかわからない、外交術を知らない人が国際会議にもし行ったらですね、さっき言ったような日本の負担を押し付けられることになってしまうんで、こういう時こそ外交安保と経済・金融・為替でがちっと噛んでる、バラバラにして動かすんじゃなくて、必ず統合して戦略的に動かすというのを、国民がまずその意識を持って、メディアの報道ぶりを変えて、それによって政治家を変える、政権の在り方を変えるっていうのが僕はいちばん大事なことだと思ってます」

山本浩之
「室井さん、今日の話聞いていかがですか、今の話は」

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室井佑月
「これあの、日本が主張すべきことってすごくいいと思います。ほんとにぐちゃぐちゃになってるから、不良債権の総額なんて絶対わかんないから、そしたらその時間を稼ぐことができるし、その間、麻生さんじゃなくなってるかもしれない…(一同笑)」

山本浩之
「そうですよね。だけどこれを言えるかどうかですよ」

室井佑月
「でもこれは言わなきゃまずいでしょ」

山本浩之
「言わなきゃいけないんです。言わなきゃいけないけど、指導者が言えるかどうかです」

室井佑月
「でもこれは、言えなくって、言われたままの金額を出してたら、その人、日本人じゃないと思いますよ

山本浩之
「だって、成功だとか何とかってとんでもない話で、さっきおっしゃったように」

青山繁晴
「あのね、こんなの当然言えるはずだと思うでしょ。違うんですよ、ところがね。日本の外交って揉めないことが外交だった。こんなこと言って揉めちゃだめだと」

山本浩之
「だから言えない可能性の方が高いと思うんですよ」

青山繁晴
「ええ、いや、揉めちゃだめだって言う人、常に外務省でもいるんですよ。これから国際会議やってね、日本はそこで…」

山本浩之
「そんなこと言ってる人いるんですか」

青山繁晴
「いや、います。リーダーシップをとるためにはね、日本が積極的に、青山さんみたいに揉めようっていうんじゃなくて、とにかく協調なんだと言う人が、僕の長年の親友にいるんですよ」

山本浩之
「おかしいと思うのは、民間でもそうですよ。さっきおっしゃったように公的資金注入されて助けてもらったのは、大手メガバンクじゃないですか。今、日本の…」

青山繁晴
「そうです」

山本浩之
「私たちの税金で生き返ったんですよ、彼らは」

青山繁晴
「はい。最終的には税金で」

山本浩之
「最終的には税金ですからね。それが今回のアメリカに端を発する金融危機で、何でお前たちがそれ救いに行くの?という、おかしい流れをこう作ってるわけですよ」

一同
「そうそう」

青山繁晴
「あのね、じゃあ最後にもう1つだけ言わして下さい。これね、日本もやんなきゃいけない。メガバンクの不良債権問題は確かにかなりクリアになったけども、本当は地方における金融の問題っていうの、まだまだ全部は出てないんですよ。だから日本ももう1回謙虚に洗い出しをして、それを持ち寄るってことにすべきだと僕は思います」

山本浩之
「わかりました。ありがとうございました。えー、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 いつもは個人的に雑感なり何なり付けさせてもらってるんですが、何せ自分でも泣きたくなるぐらいの経済オンチのため、今回はなーーんも浮かびません(T^T)
 とにかく国際会議の場ではちゃんと「外交」して下さいと。私に言えるのはただそれだけです。


 話は全然違いますが、最近気になったのはこのニュースです。

【対馬が危ない】「韓国資本、実効支配も」 自民研究会議員団 現地視察へ(産経10/28)

 やっと国が動く兆し?
 産経新聞で先ごろ対馬の特集が掲載されましたが(【上】 【中】 【下】)何せ関西ではほとんど馴染みがないですから、ぜひ「アンカー」で青山さんに取り上げていただきたいものです。

 ちなみにこういうのも載ってました。
【対馬が危ない】自民研究会 出席議員リスト(産経10/28)
 お手すきの方は、ぜひ議員さんに応援メールを出しましょう(^o^)


※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
 (青山繁晴さんのブログ)

 青山さんに直接コメントが送れます。

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「お気楽くっくり」更新済
 いつか大阪で走って下さい〜!


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Comments

ありえない話ですね。
オザワならやりかねませんが・・
また、安倍さんのときのようながせねたですかね。
ところで、米国向けの救済ならもう始まってますよ。
「国債」は米国が発行し日本も負担する。おそらく日本の外貨準備は激増することでしょう。
カミナリオヤジ | 2008/10/30 04:45 AM
青山さんのファンの方には申し訳ないですが、ここんところの青山さんは完全にイッちゃってますね、持って来る情報も不正確なものが目立ちますし、内容の解説も恣意的であり、ポジションありきの話を展開してますね。以前どなたかが指摘していたように麻生政権が嫌いなのかもしれませんね。
それにしても目的税と言わなかった=外国支援のために国債発行と言う拡大解釈はお粗末過ぎますね。今日の青山さんの話は流石に呆れました。
ちなみに麻生さんが日本には経験があると言っていたのは、今年の2月頃にサブプライムの焦げ付きが確実になった際に、欧米に対して結局公的資金注入しか選択肢は無いとアドバイスしていたんですが、日本を馬鹿にして欧米は無視したんです、その怒りを踏まえて麻生内閣では「欧米は自分たちで立ち直りなさい、日本はずっと公的資金が必要と言ってきましたよね?だから先進国は救いません、ただ共倒れになる新興国には持っている米国債を利用することにより、IMF(簡単に言えばプロの取立て屋)を通す場合だけは金を貸しますよ」と言ってるわけです。
鮫山 | 2008/10/30 04:55 AM
くっくり様、お疲れ様です。

治療をするのに、検査もしなければ患部も症状も特定しないなんてあり得ませんよね。

これを機に、日本国内での徹底的な金融患部の洗い出しと、その治療・摘出のための処方箋を作って実施してほしいものです。
反鼻 | 2008/10/30 07:18 AM
青山さんは好きだったのに、これを見てかなり幻滅した。前段の流れは何一つ賛同できない。
| 2008/10/30 08:04 AM
いつもありがとうございます! とりいそぎ(^-^)

081029-16shuchou.jpeg のリンクが 081029-16shuchou.jpg となっているため、写真が表示出来ません。
hiro | 2008/10/30 08:19 AM
金融危機の対策として米国債はもちろん増発になるけれど、その主たる引き受け手が日本になるという話を青山はしているのであって、ごくまっとうな話だ。
日本が米国債を買う資金は、まず日本政府が日本国債を発行して借金し、その資金でドルを買って、そのドルを運用して資金とする。
そうやって日本の国家財政がさらに悪化することに対し将来は消費増税の一部も活用しようという発想もあり得るだろう。
それと、青山の説は麻生批判と言うよりマスコミ批判だし、憂国の警告の色が強いのではないか。日本は小泉政権の時に、赤字国債を増発して米国債を買い支えた。それを繰り返すなという早めの警告に聞こえたが。
静人 | 2008/10/30 08:20 AM
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??障? | 2008/10/30 08:38 AM
青山さんは経済関係はダメですね。
麻生・中川はIMFに出資・融資で一貫してるのに。
消費税にしても麻生は生活必需品には軽減税率とかも言ってるのに、それまで無視して増税憎しで語ってる。
あう | 2008/10/30 10:10 AM
>日本が米国債を買う資金は、まず日本政府が日本国債を発行して借金し、その資金でドルを買って、そのドルを運用して資金とする。

為替介入→ドル買い→非不胎化
→米国債購入
日本国債は発行しませんww
最近異常な円高でしょ
「安く米国債を買わせてやるよww」
ということです。
米国に「協力」していただいているのです。
まぁ、麻生さんだから小泉のときと違って何か見返りを要求していることを期待してます。
小泉のときはポチだったおかげで
「サブプライム爆弾」食らわずにすんだのですから大きな意味はありましたけどね。
カミナリオヤジ | 2008/10/30 10:37 AM
皆さん、コメントをいただきありがとうございます。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。

hiroさん:
こちらこそいつもありがとうございます。画像の件ですが今見た限りにおいては問題ないようです。こちらでも時々見られる現象なんですが、特定の画像が表示されない場合があります。原因はよくわかりませんが、私の経験ではたいがいはブラウザをいったん終了して再起動させると表示されるようになるようです。
くっくり | 2008/10/30 03:47 PM
ん〜、青山さんの警鐘としては意味があるとしても、麻生政権に変なマイナスイメージをつけるような評論は考え物ですね。

ところで、本題と関係なくて申し訳ないのですが、保守層の声を活かすために興味深い企画をされているブログを最近見つけまして、皆様にも御一読いただければと思い、紹介させていただきます。

『外交と安全保障をクロフネが考えてみた。』
http://gaikoanzenhosyo.blog4.fc2.com/blog-entry-682.html
shou | 2008/10/30 10:32 PM
30日22時半頃、Nステで古館が日本の業者を出汁に南朝鮮の経済の心配をしていました。電波出すところ、間違ってないかい?
昨日の代々木放送のように「円高で日本人が押しかけてます」…程ではありませんが、やっぱりそれにも触れてましたね。
ネットで喧伝されたせいか、控えめでしたけど。
FromA | 2008/10/30 10:44 PM
あのフリップの「謎」と云う字・・・
青山さんが書いたんですかね?
楷書の之繞でも新字体の之繞でもなく
活字(正字体)の二点之繞にしたのは敢えてなんでしょうか?
そっちの方が謎でした。
てい | 2008/10/30 11:46 PM
経済こととか、本当にわからないんですが、麻生さんの出した政策はどうなんでしょう。まったくわからないw
他のこともですが、もっと勉強しなきゃらならないですね。
私の父は、もたもたしないで素早く対応した麻生さんを評価しているようです。あと、日本経済がピンチなら国が出した政策に国民ができるだけ協力しないとならないんじゃないかとも言っていました。

最近ニュースでは政権批判や解散はまだか、などの繰り返しでいい加減うんざりですね・・・・。
モモタロさん | 2008/10/31 12:01 AM
ちょっと青山さんも疲れてるのかな?と思いつつ、小沢の力が青山さん(というか関西テレビに)にも及びつつあるかも知れません。
とりあえず、赤字国債については外れました。
「NEWS ZERO」の村尾さんが指摘した財源なら、「ずるい」と評価していても、まだ納得できます。

・・・というか、僕の率直な感想としては、青山さんは今までの日本の外交姿勢を心配し、これからの外交姿勢を国民みんなで考えてもらいたいのだと訴えてるんだと思います。安保も含めて。
タカ | 2008/10/31 12:13 AM
円建ての米国債をアメリカに発行させて、日本が日本で国債発行しても、金利が日本の国債以上なのであれば、問題なし。 そもそもそうなれば、国債発行しなくても日本の金融機関で吸収できちゃうきがするけど。 そこまで麻生さんができれば200点満点
るくみるく | 2008/10/31 02:53 AM
総理は経済面でも国の安全保障を考えているように思います。後は、各局がわざとマインドを冷やすような放送をやめてくれさえすれば(止めないでしょうが)。

ていさん、
誰が書いたのかは別として(スタッフかも)、活字を見て字を覚えた人なのでしょう。言遍も含めて判断すると、読書好きだけど、教養の醸成よりテスト勉強に重きを置いて育ったタイプ(批判しているわけじゃないです)。
スイ | 2008/10/31 12:52 PM
僕はあれを「2年後には消費税アップするので、今のうちに買い物しておいた方が得ですよ。」と言う、内需アップのためのトークだと思ったのですけどね。
国債の利率を上げないための方策も兼ねているとなると、なかなかの練られた発言だと思いました。
おおじじ | 2008/11/02 02:13 AM

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