「ムーブ!」半島情勢に異変?女スパイ逮捕に潜むウラ事情
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■9/4放送「ムーブ!」KOREAナウ
いろんな意味で「日本は何て平和ボケなんだろう」と感じた特集でした。
最後に、5日に北朝鮮が拉致調査委員会の設置延期を通告してきた件などについて、私の雑感も付けました。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。今回は原寸大画像ですので、これ以上大きくは表示されません。あしからず。
内容紹介ここから____________________________
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■9/4放送「ムーブ!」KOREAナウ
半島情勢に異変?女スパイ逮捕に潜むウラ事情(当日のテレビ欄より)
いろんな意味で「日本は何て平和ボケなんだろう」と感じた特集でした。
最後に、5日に北朝鮮が拉致調査委員会の設置延期を通告してきた件などについて、私の雑感も付けました。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。今回は原寸大画像ですので、これ以上大きくは表示されません。あしからず。
内容紹介ここから____________________________
…………………………VTR開始…………………………
一躍有名になった北朝鮮女スパイ。
韓国に潜入し、色仕掛けで軍事機密を入手していたということなんですが……。
「窃盗する度胸が買われてスパイにスカウトされたの」……本当?
供述から浮かび上がる不可解な点。
北朝鮮側は「女スパイは韓国のねつ造だ」と反論。
韓国はこれを機にスパイ大摘発か?
1人の女スパイ逮捕劇が半島を揺るがしています。
果たしてその真相は――。
…………………………VTR終了…………………………
堀江政生
「えー、重村先生、これあの実はですね、若一(光司)さんのコーナー(金曜)で1回やってるんですけども、こういうことがあったと。でもそれがまだ未だに半島を揺るがしているようなことになってると。このあたりを解説していただきます。よろしくお願いいたします。えー、韓国でも大きく報じられているようですね」
重村智計
「そうですね。ま、この10年間、いわゆる左翼政権の間ですね、ほとんど摘発しなかったんです。だからスパイ天国になってるんです」
堀江政生
「えー、では見ていきましょう」
関根友実
「はい。脱北者を装い韓国でスパイ活動をしていたとされたのが、元正花(ウォン・ジョンファ)被告、34才です。逮捕されて、今月10日初公判を迎えます。韓国の警察と国軍機務司令部というところがありまして、そこが合同捜査本部を組みまして、先月27日、捜査結果を発表しました。ただ、この捜査結果の中には彼女の供述内容しか書かれておらず、不可解な点が散見されることが分かりました」
重村智計
「これ問題はですね、実は警察がね、北のスパイを摘発するっていうのはほとんど今までなかったんです。いわゆる国家情報院っていう、まあKCIA、そこが基本的なとこだったんですが、警察がせざるを得ないほど、その組織が弱体化しているということ」
関根友実
「KCIAが」
堀江政生
「なるほど」
重村智計
「かつてのKCIAが」
堀江政生
「で、この供述なんですが」
関根友実
「あくまでも彼女の供述によりますと、ウォン被告はですね、北朝鮮のスパイ一家に生まれたんだそうです」
重村智計
「お父さんはね、スパイとして韓国に入った時に射殺されちゃって、彼女が生まれた直後にもう死んじゃったんです」
関根友実
「いわば継父になるんですね」
重村智計
「そうですね」
関根友実
「継父は実は人民武力省少佐などの経歴を持つ大物工作員だったということで、かなりエリート一家」
重村智計
「ま、スパイでですね」
関根友実
「になったということですよね。で、彼女もですね、89年になりまして、15才で特殊部隊に入り『南派工作訓練』を受けました。しかし練習中にケガをして、この部隊を除隊します。それからですね、亜鉛5トンを彼女は盗んで、6年間逃亡生活を送ります。この亜鉛を盗むということなんですが、北朝鮮では非常に重い罪にあたります。たとえば、1kgの亜鉛を盗むだけで銃殺刑になるというぐらい非常に重い罪になるにもかかわらず、彼女は5トンも盗んだのに……(一同笑)」
堀江政生
「1キロで銃殺が5トンも盗んだ(笑)」
関根友実
「はい。その大胆さ・臨機応変さ・度胸が買われて、98年に国家安全保衛部の工作員にスカウトされてしまったと」
堀江政生
「というふうに本人が言ってる。その国家安全保衛部っていうのは何かって言うと、ま、北朝鮮の最大の秘密警察であって、金正日総書記が直接の指揮をして、北朝鮮へのスパイ、そして脱北者などを摘発する、そういう職務にあるということですね」
重村智計
「そうですね。これはあの、まあ度胸が買われたとか言われてるんですがね、実際にはその亜鉛を中国に持っていって密売するわけですね。ま、金儲け。で、その金を使ってね、あるいは男女関係結んで、その、何とかもとの職に復帰できないかとか、もっと捕まんないように安全にしてくれないかと」
関根友実
「色仕掛けと賄賂で」
重村智計
「やった結果だろうと。そのやり方からすると」
関根友実
「ああー」
堀江政生
「ま、基本的にはこんな重罪を犯して許されたりですね、スカウトまでされるようなことがあるかっていうと、重村さんは『あり得ない。どこかにウソの供述があるに違いない』と。ウソの供述って、いったいどこにウソがあるのかと」
重村智計
「まあたぶんほとんどウソなんです(一同ざわざわ)」
堀江政生
「お父さんのへんからウソですか」
重村智計
「だいたいね、10%ぐらいの真実に、で、90%ぐらいのウソを混ぜて、みんな話を作るわけです」
大谷昭宏
「これ重村先生、国家安全保衛部っていうのは、例の拉致なんかを仕掛けるところですか」
重村智計
「そうですね。拉致の、今は拉致被害者の管理をしてるところですね」
関根友実
「へえー。まるで映画みたいな、シナリオなんですけど」
重村智計
「だいたい、あの、要員10万人ぐらいって言われてる」
一同
「10万人……へえー(口々に)」
重村智計
「これよりもっとあの、強い秘密警察が、保衛司令部というのがある。これはまあ(要員は)少ないんですが、非常に権限が強い。これが一番大きな人数としては国家保衛部、秘密警察ですね」
堀江政生
「ま、とりあえず彼女の言ってることを鵜呑みにするわけにはいかないと。北朝鮮側も反論をしています」
関根友実
「『「女スパイはねつ造」北が反論』と読売新聞に出ています。どういうことかと言いますと、朝鮮中央通信は『事件は資料を捏造した完全な謀略劇だ』と書かれてあります。えー、ウォン被告は法の裁きを逃れるために南に逃げた醜い人間だとしています。北朝鮮出身者ではあるが、スパイではないとしています」
堀江政生
「これ重村先生、北朝鮮出身者だと認めたのは大変画期的なことです……」
重村智計
「認めたのは、これ初めてですね」
堀江政生
「ああ、そうなんですか」
重村智計
「これ『捏造』っていうのはいつもの言い分で、これはまあウソですね。この辺はまぁ『悪いことして逃げた』と、この辺は当たらずとも遠からず」
堀江政生
「ああ、なるほど」
重村智計
「まあ確かにその亜鉛も盗んだんですがね、もう1つ、何か北朝鮮のデパートで何か高級な物を盗んで捕まって、しばし刑務所にいたという話もある」
堀江政生
「単なる泥棒じゃないですか、これ(一同笑)」
関根友実
「盗みグセがある?」
堀江政生
「え?スパイじゃないの?」
重村智計
「その通り、その通り(笑)(一同ざわざわ)」
堀江政生
「スパイじゃないんですか?」
重村智計
「えー、そのあとは、まあ韓国に来てからいろいろあったんですね」
堀江政生
「いろいろあった」
藤井誠二
「教育を受けたんですか?それは」
重村智計
「そうそう。いわゆる北の秘密警察の手先をやるように……」
藤井誠二
「デパートで物は盗めても、情報は盗めるんですかね(一同笑)」
堀江政生
「だんだん疑り深くなってますね、我々もね。供述もどこまでほんとだか分かんないんですが、実は韓国に潜入し、7年経っています。そしてようやく逮捕ということになったんですが、そのウラには何があったのか。重村先生はですね、『韓国はスパイと気づいていたが、踏み込めなかったんだ』と。で、なぜ今になって?という疑問についてはですね、『政権が交代して、やっと逮捕に踏み切れるようになった』。韓国は気づいていたんですか」
重村智計
「あの、やっぱりどうもおかしいとはみんな思ってた」
堀江政生
「おかしいと思ってた」
重村智計
「どうもその、南北対話もしたい、首脳会談もしたいという政権の下では、まあそういうのは、捕まえるのはやめとけと」
大谷昭宏
「ところが、あの、ソウルからの映像見ると、郊外の所で鍵を4つもかけて、部屋に入って怯えまくってたって言うじゃないですか。ということは、本人もかなりヤバイなと……」
重村智計
「本人は相当ヤバイ。自分も指令通りに仕事が行かないんでね」
堀江政生
「あ、そうそうそう」
重村智計
「で、自分も殺されるんじゃないか、相当ヤバイんじゃないか、つまりどうも本人は中国に逃げたんだけど、中国でいつ捕まるかもしれない。で、中国の朝鮮族になりすまして、韓国人の男性と上手くいって、それで中国の朝鮮族だと称して韓国に来て、しかし韓国に来たあとで実は脱北者だと今度は申し入れて、で、まあいろいろ今度待遇してもらうんでね。で、今度はまた中国との間を行ったり来たり商売してるうちに、また北朝鮮のその秘密機関と連絡がとれたり、まああの、いわゆる義理の親父さんがそういう機関の人ですから、その義理の親父さんがまた、あの脱北してですね、偽装脱北で韓国に来て、それでこう一緒になって」
関根友実
「はあーー、スパイとして」
堀江堀江
「韓国ではけっこうおもしろい仕事をしてたようですね」
関根友実
「そうなんです。明らかに怪しい行動もあったということなんですけども、ウォン被告はですね、韓国の軍事施設にて50回以上も講演をしていました。その講演の中で、北朝鮮の核は自衛のためだと、北朝鮮をかばうような発言を何回も織り交ぜていました。その他にもアリラン祭であったり、軍事パレードであったり、マスゲームであったりが入った、北朝鮮を賞賛するようなCDを講演の中で流したりしていました。さらに、韓国の軍の将校ばかり多数と交際をしていたことから、さすがに韓国政府もおかしいなとは思っていたようなんですね。そこで韓国の警察と国軍機務司令部は、2005年の5月頃からウォン被告をマークしていたんだそうです。しかし捜査当局によれば、太陽政策で10年間ストップしていたということなんですね。しかしやっと今回政権が代わって、摘発に結びついたということですね」
堀江政生
「気づいてたのに……」
重村智計
「こんなのはね、北朝鮮の核は自衛のためって、韓国の政府の人も、学者もみんな言ってたんで、どうってことないんです。目新しい発言じゃない。で、北朝鮮からもらってきた、北朝鮮からもらったそのCDを流して、講演をしてたわけです。北朝鮮の立場はこういう立場だということで。ま、当時としては別にそう、それほど疑われなかった」
堀江政生
「あの、軍の将校はけっこうな情報を彼女に流してたんですかね」
重村智計
「えー、あの大した情報ではないです(一同笑)」
関根友実
「大したことはしてないんですか」
重村智計
「それでまた韓国の情報機関からこの情報とってこいとか、その、北朝鮮のこの軍の建物のこの設計図を持ってこいとかですね、言われて、北朝鮮のその、いわゆるそういう機関の人たちと接触して、またニセの設計図をもらってきて渡したり」
堀江政生
「何だぁー」
重村智計
「そういう二重スパイみたいな(笑)」
堀江政生
「でも、その、大したことしてないわりには、本人は大したことしてるつもりで怯えていた」
重村智計
「そうそう」
堀江政生
「で、じゃあ何でその大したことしてなかったのに、逮捕したんですか」
重村智計
「ああ、結局ね、スパイをやってたことは事実なんで。だけども、どうもその、何を持ってったかってのはあんまりはっきりまだ発表してないんですがね、その、たとえば韓国軍の将校の名簿とか、そういうのを、ま、持ってったと。名簿なんかすぐ取れるわな、そんなの、って……(一同笑)」
関根友実
「国家を揺るがすような秘密とか機密とか、全然……」
重村智計
「(笑)」
堀江政生
「だとすると、やっぱりこう、見せしめ的ですか。けっこう綺麗な人を……」
重村智計
「まあそうですね。ですからあの、ようやく韓国政府がですね、今まではもう触らない、そういうのは、もう南北対話のために、としたから、もうやっぱり手を付けなきゃいけないなということで、ようやく手を付け始めたということの事件なんですね」
堀江政生
「その結果ですね、韓国国内の脱北社会であったり、ありは軍にまでけっこうな影響が出ているらしいんです」
関根友実
「はい。実は脱北者なんですけれども、韓国への脱北者は今、1万3000人以上いると言われているんですが、この脱北者そのものに、あなたは北からのスパイじゃないの?みたいな疑いの目を持たれ始めていると。さらに北からの脱北者、新たな受け入れが、偏見などがありまして、難しくなるのではないかと思われています」
重村智計
「そうですね。あの、前もですね、これ韓国に親戚のいない人は受け入れてもらえなかった」
堀江政生
「ああ、そうでしたね」
関根友実
「厳しい条件だったんですよね」
重村智計
「それがまあいろいろマスコミで批判されて、まあ親戚がなくても脱北者をかなり入れるようになったんですがね、その中にまあ混じって来たと、そういうことですね」
堀江政生
「またそれが厳しくなる」
重村智計
「ええ、厳しくなる」
堀江政生
「もう1個、軍の方です」
関根友実
「また、軍なんですけど、韓国軍当局、現役将校のうち約50人がスパイ容疑者として……」
堀江政生
「50人がこの人(ウォン被告)と関係してたと……」
重村智計
「まあ関係してる、この人と関係した人もいるし、他の仕事をしてる人、他の関係者とやってる人もいますね」
堀江政生
「ああ、なるほど」
関根友実
「これスパイ容疑者として発表されたらえらいことなんですが、北朝鮮が工作員を通じて接近する可能性がある人として、容疑者としたんですね。で、たとえば昔、『利敵団体』に加入していた人などをあげてきたということなんです。とにかく韓国としては徹底的に内偵捜査をすると意気込んでいます」
重村智計
「ええ、まあもう10年間の間にですね、北朝鮮はいろんなスパイ網を作ってありますからね。そう簡単には見つからないでしょうね(笑)」
堀江政生
「えー。でも大摘発するって意気込んではるんでしょ?」
重村智計
「ええ、意気込んでするけど、あの、まあ少なくともその左翼政権10年間の間にできた組織ですから、李明博政権5年のうちに全部解消するのは、まず不可能ですよね」
関根友実
「ただ、政権としては強い……」
重村智計
「政権としては、いちおうそれを摘発していくという」
関根友実
「政権浮揚につなげたいと」
藤井誠二
「スパイを使って北朝鮮が一番知りたいことって何なんですか。たとえばその、今回のスパイのですね、期間中にファンジャンヨブの居場所とかですね、要するに金日成さんの側近で主体思想の基盤を作ったと言われる人物が、今どこにいるのかとか、あるいはどういうことをしているのかっていうような、そういう動向をたとえば探れとかですね、そういうことはやってなかったんですか」
重村智計
「ま、動向を探れと言われたんで、ま、場所を見つけて暗殺指令だとか、それから電話番号を調べて本人に電話して脅すとかですね、そういうことはしょっちゅうやってるんですよ」
一同
「ああー」
重村智計
「で、特に軍に浸透しようと、軍の名簿がほしいって何かというと、北朝鮮はまあ前はですね、民衆蜂起して革命起こして統一しようとしてたけど、かなりやっぱり不可能だと」
一同
「ああー」
重村智計
「で、もう1つの手は、軍にですね、北朝鮮に同調する軍人を作ってクーデターを起こして、それで統一しようというふうに変わってきたわけです(笑)」
一同
「ああー」
堀江政生
「逆にその北朝鮮側なんですけど、どれぐらいの規模のですね、スパイっていうのがいるのか、なんですね」
重村智計
「あのー、韓国側で行ってるのは、過去10年の間にもう1万人ぐらい韓国の中に入ってる」
堀江政生
「1万人」
重村智計
「ええ。それでまあ関係者がもう10万人から20万人」
堀江政生
「えらいいますね」
重村智計
「いるというふうに、ま、推定してるんです」
関根友実
「実はこんな証言があります。北朝鮮民主化委員会のチャ・ソンジュ事務局長なんですが、『北朝鮮住民の3人に1人を保衛部のスパイとして育てている』」
重村智計
「ま、育てているというかね、いわゆる密告社会ですから」
関根友実
「ああー、何かあったら教えろと……」
重村智計
「そうそうそう。という組織にしてるってことですね」
堀江政生
「さらに日本、韓国にもいる可能性がある」
関根友実
「そうなんですよ。関係者に及びぶと、まあ10万人ぐらいいると……」
重村智計
「まあ、そうですね。韓国にいるのは間違いなくて、日本にもいるのも間違いないんですね」
堀江政生
「どんなことをしてるのか」
重村智計
「まああの、日本ではいわゆる日本の政界の情報とか、あるいはその、自衛隊の情報とか、アメリカ軍の情報とかっていうのをとって送ると」
関根友実
「それ、組織の中に入り込んでる可能性もあるんですか」
重村智計
「もちろん、もちろん」
堀江政生
「えーー」
重村智計
「だいたい本物のスパイ、日本に来てるスパイ、300人ぐらいだと言われてますね」
関根友実
「えーー」
堀江政生
「さらにこれ、人だけでもないんですね……(次へ進もうとするが)」
大谷昭宏
「(割り込む)この人もあれ、仙台に来てたんでしょ」
重村智計
「そうです」
大谷昭宏
「3回ぐらいは日本来てると」
重村智計
「そう、彼女は3回ぐらい来て、日本に来てお見合いもしたと、こう言ってる」
藤井誠二
「で、総連の関係者に何人か会ってるっていう情報もありましたけど、それ会ってるんですか」
重村智計
「実際にまあ、総連自身も実際には北朝鮮の工作機関の下部にしたんですよ。だから大谷さんとかね、有名なジャーナリストのとこ行って、次の首相は誰になりますかとか、この人になったらどういう政策になりますかとか、みんな訊いてる。だから、あのね、新聞記者で前にね(笑)、それにのせられて、あの、政府からもらった資料を一生懸命ファックスしてた奴もいるんです」
一同
「えーー!!(苦笑)」
重村智計
「名前は言えないけど(笑)」
堀江政生
「さらに、人だけじゃなくてハッカーも最近は出てきていて」
関根友実
「そうなんです。北朝鮮の専門ハッカーなんですが、約600人いると言われています。80年代から情報戦に備えて、すでに専門大学も設立して養成してる、育成してるということです」
重村智計
「これ、あの(笑)、アメリカの国防総省のあの、あれに」
堀江政生
「サイトに」
重村智計
「サイトに、ええ、アクセスするのに一番多いのは北朝鮮だと言われている(笑)」
一同
「わーー」
関根友実
「でもここまで念入りにね、養成されてたら、ものすごい技術でしょうからね」
大谷昭宏
「もちろん先生、あれでしょ。韓国も当然、北朝鮮の中に相当送り込んでる」
重村智計
「相当もう送り込んでるはずですよね。あの、ほとんど金渡してこう、いろんなことやりますからね」
堀江政生
「先生はこういう女スパイに会われたりなんかしたことは」
重村智計
「いやー、来てほしいんですけどね(一同笑)」
藤井誠二
「一番接触した方がいい人ですよね、重村先生」
重村智計
「待ってるんですがね(笑)。……来なくて」
関根友実
「身持ちが堅くていらっしゃるから」
堀江政生
「……ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
最後は笑いで終わっちゃいましたが、そんな場合なんだろうか?(T^T)
「日本もスパイ防止法を作れ」って流れになってほしかったけど、コメンテーターが大谷昭宏さん、藤井誠二さんではねぇ。勝谷誠彦さんがいる月曜か火曜にやってほしかったです。
北の女スパイ、確かに実際の中身を聞いてみたら「なーんだ」なんですが、ただ、韓国の場合、今まで左翼政権が太陽政策をとっていたため摘発を控えていただけで、法律はひととおり整備されてるんですよね。
一方わが日本はと言うと、「あいつはスパイだ」と分かっていても、それを取り締まる法律がまだ整備されていない状態でしょ。
つーか、朝鮮総連が未だに大きな顔して日本に居座ってるっていうのが、全てを物語ってますよね。
重村さんは「(北朝鮮が韓国で作ったスパイ網は)左翼政権10年間の間にできた組織だから、李明博政権5年のうちに全部解消するのは、まず不可能」と言われてますね。
ということは、日本が総連及びその傘下のスパイ網をぶっつぶすには、これから本気で取り組んだとしても、あと何十年かかるんでしょう?気が遠くなりますわ(T^T)
そもそも日本人は、スパイというものに対する意識がまず希薄ですからね。
重村さんの話に出てきた、政府からもらった資料を(総連に)一生懸命ファックスしてた新聞記者なんて、もうそのへんにゴロゴロ転がってそうで怖い。
一般国民は難しいとしても、せめて政治家、官僚、マスコミ人は気を付けてほしいですよね。
……って、書きながらつくづく思う。何て平和ボケなんだ、日本は!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
北朝鮮と言えば、福田首相辞意表明により拉致調査委員会の設置延期を通告してきた、というニュースがありましたね(産経9/5)。
辞任を口実にしたんじゃないですか?再調査なんて言っても、どうせ最初からまともにやる気はないんだから。
平壌放送なんて5日の論説で、「ねつ造劇にすぎない拉致被害者問題なるものを巡って騒動を起こしている日本の下心は、前世紀に我が人民に働いた犯罪行為を覆い隠し、犯罪の清算を免れることにある」って主張してるそうですよ(日経9/5 19:01)。
こんな国が調査委員会だの何だの立ち上げたところで、何が信用できますか?「やってますよ」ってふりして、また引き延ばしてくるだけでしょ。そもそも「犯人」が再調査をやること自体、理屈に合わないんだし。
そう考えたら、こうなってかえって良かったんじゃないか?と私なんかは思います。日本も制裁解除しなくてすみますしね。
核問題については、6カ国協議の日米韓の首席代表が5日に北京で会談したそうですが(日経9/5 21:01)、一方で、これはたぶんアメリカへの挑発でしょう、北朝鮮はテポドンミサイルの発射準備ともとれる行動をしているとのこと(FNN9/5)。
アメリカがテロ支援国家指定を解除するまで、こんなふうにちまちま「脅し」をかけてくるつもりなんでしょうか?
北朝鮮を増長させている一番の責任はもちろんアメリカにあるのでしょう。でも、日本にもあると思います。
たとえば今回、拉致調査委員会の設置延期を伝えられて、高村外相は折り返し向こうに抗議なり何なりしたの?してないでしょ?記者会見で記者に「それで?」と訊かれて、「残念です」と言って終わりでしょ?そんなの小学生でも言えますやん。
もうほんとに北朝鮮が「ハァ?!」なことをするたび、北朝鮮に対してはもちろん、対応が甘い日本政府にも怒りが沸いてきますわ。
とにかく新しい総理大臣が誕生したら、今度こそ拉致問題はじめ対北政策をきっちりやってほしいです。
もちろん対中政策もです。5日に閣議了承された平成20年版防衛白書によれば、中国のH6中距離爆撃機数機が昨年9月、日中中間線付近まで進出する飛行を行っていたとのことです(産経9/5 10:45)。
特アとしっかり対峙していくためには、やはり麻生さんが一番適任だと思うんですけどね。少なくとも今、名前が挙がってる中では。
※実録 男の勲章 灼熱の国連安保理
麻生さんvs北朝鮮で思い出したので紹介しときます。
当時有名になったフラッシュです。
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「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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韓国に潜入し、色仕掛けで軍事機密を入手していたということなんですが……。
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供述から浮かび上がる不可解な点。
北朝鮮側は「女スパイは韓国のねつ造だ」と反論。
韓国はこれを機にスパイ大摘発か?
1人の女スパイ逮捕劇が半島を揺るがしています。
果たしてその真相は――。
…………………………VTR終了…………………………
堀江政生
「えー、重村先生、これあの実はですね、若一(光司)さんのコーナー(金曜)で1回やってるんですけども、こういうことがあったと。でもそれがまだ未だに半島を揺るがしているようなことになってると。このあたりを解説していただきます。よろしくお願いいたします。えー、韓国でも大きく報じられているようですね」
重村智計
「そうですね。ま、この10年間、いわゆる左翼政権の間ですね、ほとんど摘発しなかったんです。だからスパイ天国になってるんです」
堀江政生
「えー、では見ていきましょう」
関根友実
「はい。脱北者を装い韓国でスパイ活動をしていたとされたのが、元正花(ウォン・ジョンファ)被告、34才です。逮捕されて、今月10日初公判を迎えます。韓国の警察と国軍機務司令部というところがありまして、そこが合同捜査本部を組みまして、先月27日、捜査結果を発表しました。ただ、この捜査結果の中には彼女の供述内容しか書かれておらず、不可解な点が散見されることが分かりました」
重村智計
「これ問題はですね、実は警察がね、北のスパイを摘発するっていうのはほとんど今までなかったんです。いわゆる国家情報院っていう、まあKCIA、そこが基本的なとこだったんですが、警察がせざるを得ないほど、その組織が弱体化しているということ」
関根友実
「KCIAが」
堀江政生
「なるほど」
重村智計
「かつてのKCIAが」
堀江政生
「で、この供述なんですが」
関根友実
「あくまでも彼女の供述によりますと、ウォン被告はですね、北朝鮮のスパイ一家に生まれたんだそうです」
重村智計
「お父さんはね、スパイとして韓国に入った時に射殺されちゃって、彼女が生まれた直後にもう死んじゃったんです」
関根友実
「いわば継父になるんですね」
重村智計
「そうですね」
関根友実
「継父は実は人民武力省少佐などの経歴を持つ大物工作員だったということで、かなりエリート一家」
重村智計
「ま、スパイでですね」
関根友実
「になったということですよね。で、彼女もですね、89年になりまして、15才で特殊部隊に入り『南派工作訓練』を受けました。しかし練習中にケガをして、この部隊を除隊します。それからですね、亜鉛5トンを彼女は盗んで、6年間逃亡生活を送ります。この亜鉛を盗むということなんですが、北朝鮮では非常に重い罪にあたります。たとえば、1kgの亜鉛を盗むだけで銃殺刑になるというぐらい非常に重い罪になるにもかかわらず、彼女は5トンも盗んだのに……(一同笑)」
堀江政生
「1キロで銃殺が5トンも盗んだ(笑)」
関根友実
「はい。その大胆さ・臨機応変さ・度胸が買われて、98年に国家安全保衛部の工作員にスカウトされてしまったと」
堀江政生
「というふうに本人が言ってる。その国家安全保衛部っていうのは何かって言うと、ま、北朝鮮の最大の秘密警察であって、金正日総書記が直接の指揮をして、北朝鮮へのスパイ、そして脱北者などを摘発する、そういう職務にあるということですね」
重村智計
「そうですね。これはあの、まあ度胸が買われたとか言われてるんですがね、実際にはその亜鉛を中国に持っていって密売するわけですね。ま、金儲け。で、その金を使ってね、あるいは男女関係結んで、その、何とかもとの職に復帰できないかとか、もっと捕まんないように安全にしてくれないかと」
関根友実
「色仕掛けと賄賂で」
重村智計
「やった結果だろうと。そのやり方からすると」
関根友実
「ああー」
堀江政生
「ま、基本的にはこんな重罪を犯して許されたりですね、スカウトまでされるようなことがあるかっていうと、重村さんは『あり得ない。どこかにウソの供述があるに違いない』と。ウソの供述って、いったいどこにウソがあるのかと」
重村智計
「まあたぶんほとんどウソなんです(一同ざわざわ)」
堀江政生
「お父さんのへんからウソですか」
重村智計
「だいたいね、10%ぐらいの真実に、で、90%ぐらいのウソを混ぜて、みんな話を作るわけです」
大谷昭宏
「これ重村先生、国家安全保衛部っていうのは、例の拉致なんかを仕掛けるところですか」
重村智計
「そうですね。拉致の、今は拉致被害者の管理をしてるところですね」
関根友実
「へえー。まるで映画みたいな、シナリオなんですけど」
重村智計
「だいたい、あの、要員10万人ぐらいって言われてる」
一同
「10万人……へえー(口々に)」
重村智計
「これよりもっとあの、強い秘密警察が、保衛司令部というのがある。これはまあ(要員は)少ないんですが、非常に権限が強い。これが一番大きな人数としては国家保衛部、秘密警察ですね」
堀江政生
「ま、とりあえず彼女の言ってることを鵜呑みにするわけにはいかないと。北朝鮮側も反論をしています」
関根友実
「『「女スパイはねつ造」北が反論』と読売新聞に出ています。どういうことかと言いますと、朝鮮中央通信は『事件は資料を捏造した完全な謀略劇だ』と書かれてあります。えー、ウォン被告は法の裁きを逃れるために南に逃げた醜い人間だとしています。北朝鮮出身者ではあるが、スパイではないとしています」
堀江政生
「これ重村先生、北朝鮮出身者だと認めたのは大変画期的なことです……」
重村智計
「認めたのは、これ初めてですね」
堀江政生
「ああ、そうなんですか」
重村智計
「これ『捏造』っていうのはいつもの言い分で、これはまあウソですね。この辺はまぁ『悪いことして逃げた』と、この辺は当たらずとも遠からず」
堀江政生
「ああ、なるほど」
重村智計
「まあ確かにその亜鉛も盗んだんですがね、もう1つ、何か北朝鮮のデパートで何か高級な物を盗んで捕まって、しばし刑務所にいたという話もある」
堀江政生
「単なる泥棒じゃないですか、これ(一同笑)」
関根友実
「盗みグセがある?」
堀江政生
「え?スパイじゃないの?」
重村智計
「その通り、その通り(笑)(一同ざわざわ)」
堀江政生
「スパイじゃないんですか?」
重村智計
「えー、そのあとは、まあ韓国に来てからいろいろあったんですね」
堀江政生
「いろいろあった」
藤井誠二
「教育を受けたんですか?それは」
重村智計
「そうそう。いわゆる北の秘密警察の手先をやるように……」
藤井誠二
「デパートで物は盗めても、情報は盗めるんですかね(一同笑)」
堀江政生
「だんだん疑り深くなってますね、我々もね。供述もどこまでほんとだか分かんないんですが、実は韓国に潜入し、7年経っています。そしてようやく逮捕ということになったんですが、そのウラには何があったのか。重村先生はですね、『韓国はスパイと気づいていたが、踏み込めなかったんだ』と。で、なぜ今になって?という疑問についてはですね、『政権が交代して、やっと逮捕に踏み切れるようになった』。韓国は気づいていたんですか」
重村智計
「あの、やっぱりどうもおかしいとはみんな思ってた」
堀江政生
「おかしいと思ってた」
重村智計
「どうもその、南北対話もしたい、首脳会談もしたいという政権の下では、まあそういうのは、捕まえるのはやめとけと」
大谷昭宏
「ところが、あの、ソウルからの映像見ると、郊外の所で鍵を4つもかけて、部屋に入って怯えまくってたって言うじゃないですか。ということは、本人もかなりヤバイなと……」
重村智計
「本人は相当ヤバイ。自分も指令通りに仕事が行かないんでね」
堀江政生
「あ、そうそうそう」
重村智計
「で、自分も殺されるんじゃないか、相当ヤバイんじゃないか、つまりどうも本人は中国に逃げたんだけど、中国でいつ捕まるかもしれない。で、中国の朝鮮族になりすまして、韓国人の男性と上手くいって、それで中国の朝鮮族だと称して韓国に来て、しかし韓国に来たあとで実は脱北者だと今度は申し入れて、で、まあいろいろ今度待遇してもらうんでね。で、今度はまた中国との間を行ったり来たり商売してるうちに、また北朝鮮のその秘密機関と連絡がとれたり、まああの、いわゆる義理の親父さんがそういう機関の人ですから、その義理の親父さんがまた、あの脱北してですね、偽装脱北で韓国に来て、それでこう一緒になって」
関根友実
「はあーー、スパイとして」
堀江堀江
「韓国ではけっこうおもしろい仕事をしてたようですね」
関根友実
「そうなんです。明らかに怪しい行動もあったということなんですけども、ウォン被告はですね、韓国の軍事施設にて50回以上も講演をしていました。その講演の中で、北朝鮮の核は自衛のためだと、北朝鮮をかばうような発言を何回も織り交ぜていました。その他にもアリラン祭であったり、軍事パレードであったり、マスゲームであったりが入った、北朝鮮を賞賛するようなCDを講演の中で流したりしていました。さらに、韓国の軍の将校ばかり多数と交際をしていたことから、さすがに韓国政府もおかしいなとは思っていたようなんですね。そこで韓国の警察と国軍機務司令部は、2005年の5月頃からウォン被告をマークしていたんだそうです。しかし捜査当局によれば、太陽政策で10年間ストップしていたということなんですね。しかしやっと今回政権が代わって、摘発に結びついたということですね」
堀江政生
「気づいてたのに……」
重村智計
「こんなのはね、北朝鮮の核は自衛のためって、韓国の政府の人も、学者もみんな言ってたんで、どうってことないんです。目新しい発言じゃない。で、北朝鮮からもらってきた、北朝鮮からもらったそのCDを流して、講演をしてたわけです。北朝鮮の立場はこういう立場だということで。ま、当時としては別にそう、それほど疑われなかった」
堀江政生
「あの、軍の将校はけっこうな情報を彼女に流してたんですかね」
重村智計
「えー、あの大した情報ではないです(一同笑)」
関根友実
「大したことはしてないんですか」
重村智計
「それでまた韓国の情報機関からこの情報とってこいとか、その、北朝鮮のこの軍の建物のこの設計図を持ってこいとかですね、言われて、北朝鮮のその、いわゆるそういう機関の人たちと接触して、またニセの設計図をもらってきて渡したり」
堀江政生
「何だぁー」
重村智計
「そういう二重スパイみたいな(笑)」
堀江政生
「でも、その、大したことしてないわりには、本人は大したことしてるつもりで怯えていた」
重村智計
「そうそう」
堀江政生
「で、じゃあ何でその大したことしてなかったのに、逮捕したんですか」
重村智計
「ああ、結局ね、スパイをやってたことは事実なんで。だけども、どうもその、何を持ってったかってのはあんまりはっきりまだ発表してないんですがね、その、たとえば韓国軍の将校の名簿とか、そういうのを、ま、持ってったと。名簿なんかすぐ取れるわな、そんなの、って……(一同笑)」
関根友実
「国家を揺るがすような秘密とか機密とか、全然……」
重村智計
「(笑)」
堀江政生
「だとすると、やっぱりこう、見せしめ的ですか。けっこう綺麗な人を……」
重村智計
「まあそうですね。ですからあの、ようやく韓国政府がですね、今まではもう触らない、そういうのは、もう南北対話のために、としたから、もうやっぱり手を付けなきゃいけないなということで、ようやく手を付け始めたということの事件なんですね」
堀江政生
「その結果ですね、韓国国内の脱北社会であったり、ありは軍にまでけっこうな影響が出ているらしいんです」
関根友実
「はい。実は脱北者なんですけれども、韓国への脱北者は今、1万3000人以上いると言われているんですが、この脱北者そのものに、あなたは北からのスパイじゃないの?みたいな疑いの目を持たれ始めていると。さらに北からの脱北者、新たな受け入れが、偏見などがありまして、難しくなるのではないかと思われています」
重村智計
「そうですね。あの、前もですね、これ韓国に親戚のいない人は受け入れてもらえなかった」
堀江政生
「ああ、そうでしたね」
関根友実
「厳しい条件だったんですよね」
重村智計
「それがまあいろいろマスコミで批判されて、まあ親戚がなくても脱北者をかなり入れるようになったんですがね、その中にまあ混じって来たと、そういうことですね」
堀江政生
「またそれが厳しくなる」
重村智計
「ええ、厳しくなる」
堀江政生
「もう1個、軍の方です」
関根友実
「また、軍なんですけど、韓国軍当局、現役将校のうち約50人がスパイ容疑者として……」
堀江政生
「50人がこの人(ウォン被告)と関係してたと……」
重村智計
「まあ関係してる、この人と関係した人もいるし、他の仕事をしてる人、他の関係者とやってる人もいますね」
堀江政生
「ああ、なるほど」
関根友実
「これスパイ容疑者として発表されたらえらいことなんですが、北朝鮮が工作員を通じて接近する可能性がある人として、容疑者としたんですね。で、たとえば昔、『利敵団体』に加入していた人などをあげてきたということなんです。とにかく韓国としては徹底的に内偵捜査をすると意気込んでいます」
重村智計
「ええ、まあもう10年間の間にですね、北朝鮮はいろんなスパイ網を作ってありますからね。そう簡単には見つからないでしょうね(笑)」
堀江政生
「えー。でも大摘発するって意気込んではるんでしょ?」
重村智計
「ええ、意気込んでするけど、あの、まあ少なくともその左翼政権10年間の間にできた組織ですから、李明博政権5年のうちに全部解消するのは、まず不可能ですよね」
関根友実
「ただ、政権としては強い……」
重村智計
「政権としては、いちおうそれを摘発していくという」
関根友実
「政権浮揚につなげたいと」
藤井誠二
「スパイを使って北朝鮮が一番知りたいことって何なんですか。たとえばその、今回のスパイのですね、期間中にファンジャンヨブの居場所とかですね、要するに金日成さんの側近で主体思想の基盤を作ったと言われる人物が、今どこにいるのかとか、あるいはどういうことをしているのかっていうような、そういう動向をたとえば探れとかですね、そういうことはやってなかったんですか」
重村智計
「ま、動向を探れと言われたんで、ま、場所を見つけて暗殺指令だとか、それから電話番号を調べて本人に電話して脅すとかですね、そういうことはしょっちゅうやってるんですよ」
一同
「ああー」
重村智計
「で、特に軍に浸透しようと、軍の名簿がほしいって何かというと、北朝鮮はまあ前はですね、民衆蜂起して革命起こして統一しようとしてたけど、かなりやっぱり不可能だと」
一同
「ああー」
重村智計
「で、もう1つの手は、軍にですね、北朝鮮に同調する軍人を作ってクーデターを起こして、それで統一しようというふうに変わってきたわけです(笑)」
一同
「ああー」
堀江政生
「逆にその北朝鮮側なんですけど、どれぐらいの規模のですね、スパイっていうのがいるのか、なんですね」
重村智計
「あのー、韓国側で行ってるのは、過去10年の間にもう1万人ぐらい韓国の中に入ってる」
堀江政生
「1万人」
重村智計
「ええ。それでまあ関係者がもう10万人から20万人」
堀江政生
「えらいいますね」
重村智計
「いるというふうに、ま、推定してるんです」
関根友実
「実はこんな証言があります。北朝鮮民主化委員会のチャ・ソンジュ事務局長なんですが、『北朝鮮住民の3人に1人を保衛部のスパイとして育てている』」
重村智計
「ま、育てているというかね、いわゆる密告社会ですから」
関根友実
「ああー、何かあったら教えろと……」
重村智計
「そうそうそう。という組織にしてるってことですね」
堀江政生
「さらに日本、韓国にもいる可能性がある」
関根友実
「そうなんですよ。関係者に及びぶと、まあ10万人ぐらいいると……」
重村智計
「まあ、そうですね。韓国にいるのは間違いなくて、日本にもいるのも間違いないんですね」
堀江政生
「どんなことをしてるのか」
重村智計
「まああの、日本ではいわゆる日本の政界の情報とか、あるいはその、自衛隊の情報とか、アメリカ軍の情報とかっていうのをとって送ると」
関根友実
「それ、組織の中に入り込んでる可能性もあるんですか」
重村智計
「もちろん、もちろん」
堀江政生
「えーー」
重村智計
「だいたい本物のスパイ、日本に来てるスパイ、300人ぐらいだと言われてますね」
関根友実
「えーー」
堀江政生
「さらにこれ、人だけでもないんですね……(次へ進もうとするが)」
大谷昭宏
「(割り込む)この人もあれ、仙台に来てたんでしょ」
重村智計
「そうです」
大谷昭宏
「3回ぐらいは日本来てると」
重村智計
「そう、彼女は3回ぐらい来て、日本に来てお見合いもしたと、こう言ってる」
藤井誠二
「で、総連の関係者に何人か会ってるっていう情報もありましたけど、それ会ってるんですか」
重村智計
「実際にまあ、総連自身も実際には北朝鮮の工作機関の下部にしたんですよ。だから大谷さんとかね、有名なジャーナリストのとこ行って、次の首相は誰になりますかとか、この人になったらどういう政策になりますかとか、みんな訊いてる。だから、あのね、新聞記者で前にね(笑)、それにのせられて、あの、政府からもらった資料を一生懸命ファックスしてた奴もいるんです」
一同
「えーー!!(苦笑)」
重村智計
「名前は言えないけど(笑)」
堀江政生
「さらに、人だけじゃなくてハッカーも最近は出てきていて」
関根友実
「そうなんです。北朝鮮の専門ハッカーなんですが、約600人いると言われています。80年代から情報戦に備えて、すでに専門大学も設立して養成してる、育成してるということです」
重村智計
「これ、あの(笑)、アメリカの国防総省のあの、あれに」
堀江政生
「サイトに」
重村智計
「サイトに、ええ、アクセスするのに一番多いのは北朝鮮だと言われている(笑)」
一同
「わーー」
関根友実
「でもここまで念入りにね、養成されてたら、ものすごい技術でしょうからね」
大谷昭宏
「もちろん先生、あれでしょ。韓国も当然、北朝鮮の中に相当送り込んでる」
重村智計
「相当もう送り込んでるはずですよね。あの、ほとんど金渡してこう、いろんなことやりますからね」
堀江政生
「先生はこういう女スパイに会われたりなんかしたことは」
重村智計
「いやー、来てほしいんですけどね(一同笑)」
藤井誠二
「一番接触した方がいい人ですよね、重村先生」
重村智計
「待ってるんですがね(笑)。……来なくて」
関根友実
「身持ちが堅くていらっしゃるから」
堀江政生
「……ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
最後は笑いで終わっちゃいましたが、そんな場合なんだろうか?(T^T)
「日本もスパイ防止法を作れ」って流れになってほしかったけど、コメンテーターが大谷昭宏さん、藤井誠二さんではねぇ。勝谷誠彦さんがいる月曜か火曜にやってほしかったです。
北の女スパイ、確かに実際の中身を聞いてみたら「なーんだ」なんですが、ただ、韓国の場合、今まで左翼政権が太陽政策をとっていたため摘発を控えていただけで、法律はひととおり整備されてるんですよね。
一方わが日本はと言うと、「あいつはスパイだ」と分かっていても、それを取り締まる法律がまだ整備されていない状態でしょ。
つーか、朝鮮総連が未だに大きな顔して日本に居座ってるっていうのが、全てを物語ってますよね。
重村さんは「(北朝鮮が韓国で作ったスパイ網は)左翼政権10年間の間にできた組織だから、李明博政権5年のうちに全部解消するのは、まず不可能」と言われてますね。
ということは、日本が総連及びその傘下のスパイ網をぶっつぶすには、これから本気で取り組んだとしても、あと何十年かかるんでしょう?気が遠くなりますわ(T^T)
そもそも日本人は、スパイというものに対する意識がまず希薄ですからね。
重村さんの話に出てきた、政府からもらった資料を(総連に)一生懸命ファックスしてた新聞記者なんて、もうそのへんにゴロゴロ転がってそうで怖い。
一般国民は難しいとしても、せめて政治家、官僚、マスコミ人は気を付けてほしいですよね。
……って、書きながらつくづく思う。何て平和ボケなんだ、日本は!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
北朝鮮と言えば、福田首相辞意表明により拉致調査委員会の設置延期を通告してきた、というニュースがありましたね(産経9/5)。
辞任を口実にしたんじゃないですか?再調査なんて言っても、どうせ最初からまともにやる気はないんだから。
平壌放送なんて5日の論説で、「ねつ造劇にすぎない拉致被害者問題なるものを巡って騒動を起こしている日本の下心は、前世紀に我が人民に働いた犯罪行為を覆い隠し、犯罪の清算を免れることにある」って主張してるそうですよ(日経9/5 19:01)。
こんな国が調査委員会だの何だの立ち上げたところで、何が信用できますか?「やってますよ」ってふりして、また引き延ばしてくるだけでしょ。そもそも「犯人」が再調査をやること自体、理屈に合わないんだし。
そう考えたら、こうなってかえって良かったんじゃないか?と私なんかは思います。日本も制裁解除しなくてすみますしね。
核問題については、6カ国協議の日米韓の首席代表が5日に北京で会談したそうですが(日経9/5 21:01)、一方で、これはたぶんアメリカへの挑発でしょう、北朝鮮はテポドンミサイルの発射準備ともとれる行動をしているとのこと(FNN9/5)。
アメリカがテロ支援国家指定を解除するまで、こんなふうにちまちま「脅し」をかけてくるつもりなんでしょうか?
北朝鮮を増長させている一番の責任はもちろんアメリカにあるのでしょう。でも、日本にもあると思います。
たとえば今回、拉致調査委員会の設置延期を伝えられて、高村外相は折り返し向こうに抗議なり何なりしたの?してないでしょ?記者会見で記者に「それで?」と訊かれて、「残念です」と言って終わりでしょ?そんなの小学生でも言えますやん。
もうほんとに北朝鮮が「ハァ?!」なことをするたび、北朝鮮に対してはもちろん、対応が甘い日本政府にも怒りが沸いてきますわ。
とにかく新しい総理大臣が誕生したら、今度こそ拉致問題はじめ対北政策をきっちりやってほしいです。
もちろん対中政策もです。5日に閣議了承された平成20年版防衛白書によれば、中国のH6中距離爆撃機数機が昨年9月、日中中間線付近まで進出する飛行を行っていたとのことです(産経9/5 10:45)。
特アとしっかり対峙していくためには、やはり麻生さんが一番適任だと思うんですけどね。少なくとも今、名前が挙がってる中では。
※実録 男の勲章 灼熱の国連安保理
麻生さんvs北朝鮮で思い出したので紹介しときます。
当時有名になったフラッシュです。
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Comments
選挙でもそうですが、やはり庶民としては目先の、日常の中で直接触れる範囲でしか考えられないのでしょう。
ネットに馴染んでいるヒトとテレビしか見ないヒトとの情報格差も大きいでしょうし。
スパイなぞ送り込まなくても韓国の情報は取り放題という例。
・・・日本も発覚してない(或いは公表してない)だけだったりして?とも思ってますが。
日本は、戦後教育の所為で「間違った性善説」を植えつけられちゃったから未だに他国へのスパイ派遣も自国に潜入したスパイ殲滅にも忌避する馬鹿が体制を乗っ取っているのが現状と昔どこぞの雑誌で読んだ記憶があります。
北朝鮮は昨年7月に、寧辺にある5000キロワットの実験用黒鉛減速炉(原子炉)や再処理施設など3カ所の核施設の稼働を停止し、IAEAが施設を封印した。封印を解除しているとされる核施設や作業の詳細は明らかになっていない。FOXが伝えた米政府高官の話によると「北朝鮮は封印を解いたうえでパイプやバルブを取り付けている」という。
米国がテロ支援国家指定の解除を先送りしたことに反発し、北朝鮮は8月中旬に無能力化の作業を中断した。その後、今月初めに「関連機器を移動」(米国務省)したことが判明。原状回復に向けた動きをみせていた。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080906AT2M0601Q06092008.html
http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=7630
と、まぁ。こう言うことで9日には打ち上げ花火をするようですからこれで元の黙阿弥です。
北朝鮮諜報員は300人だそうですが、中国は
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H10/1005/100535hashimoto.html
こういうこともしていますからね?
「あんたどこの国の国会議員?」
というのが大勢いますからねぇ
そういうのが総裁選の争点にならないもんですかねぇ?
例えば市民団体を隠れ蓑にしている中核派・核マル派などのサヨク。例えば帰化を口実に日本の友人のふりをしている在日朝鮮人
ttp://blog.livedoor.jp/kikanihonjin
ttp://nnaahona.cocolog-nifty.com/
ttp://blog.goo.ne.jp/yellow-korean/
などなど、キリがありません。
もっとも、こいつらはスパイ気取りの単なる“犬”です。日本の悪口を言っていればご主人様に褒められるとヨダレを垂らしながら尻尾を振って期待している駄犬でしかありません。
本件の‘女スパイ’の足元にも及びませんw
敗戦以前はスパイを厳しく取り締まっていたようですが、国家中枢でのスパイ活動による不可解な意思決定や工作が重大な敗戦を招いたように聞きます。これら売国スパイ達は戦後、連合軍協力者として極めて優遇されたに違いありません。(中にはWW?最大の功労者も)この辺と戦後GHQ体制の構築が大きく係わり合っていたに違いないと考えるこの頃です。
売国スパイが国家中枢に巣くっている組織で自らの首を絞める様なスパイ禁止法を制定するはずもないのではないかと最近は考える様になっています。
戦後体制の中に含まれる重大な問題でしょう。戦後体制の打破がスパイ禁止法の制定に繋がるのでしょう。
ヘナチョコ夢想です。
http://www.j-cast.com/m/2008/08/12025041.html
週刊現代読んだ時は、「あの重村さんがこんな大胆発言を?!」とビックリしました。
建国60周年の記念行事に姿を現すかどうかが取り沙汰されてますが、姿を現してもダミーなんてことがあるのか?