「アンカー」守屋前事務次官の証人喚問を分析
今日も最後に細切れぼやきがあります。
まずは毎週恒例、「アンカー」青山さんコーナーの起こしを。
■10/31放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
10月29日に行われた守屋前防衛事務次官の証人喚問。
青山さんがそのVTRを分析し、守屋氏の心理と戦略に迫ります。
そして守屋氏が指摘した「接待を受けた元防衛庁長官」とは――。
青山さんは足の治療によりVTR出演でした。
9月に骨折されたものの、これまで休まずに毎週スタジオに来られてた青山さんですから、今日はのっぴきならない状況だったんでしょう。早く快復されますように。
スタジオにはピンチヒッターで精神科医の和田秀樹さんが来られてました。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった映像(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
まずは毎週恒例、「アンカー」青山さんコーナーの起こしを。
■10/31放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
接待漬け防衛の闇…政治家の関与で独自情報も青山がズバリ
10月29日に行われた守屋前防衛事務次官の証人喚問。
青山さんがそのVTRを分析し、守屋氏の心理と戦略に迫ります。
そして守屋氏が指摘した「接待を受けた元防衛庁長官」とは――。
青山さんは足の治療によりVTR出演でした。
9月に骨折されたものの、これまで休まずに毎週スタジオに来られてた青山さんですから、今日はのっぴきならない状況だったんでしょう。早く快復されますように。
スタジオにはピンチヒッターで精神科医の和田秀樹さんが来られてました。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった映像(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之(キャスター)
「さ、今週は青山さんお休みなんですけれども、“ニュースDEズバリ”のコーナーはお休みではございません。今日はあの守屋前防衛事務次官の発言について、裏側を解説していただきます」
…………………………VTR開始…………………………
守屋前防衛事務次官の証人喚問。
青山が心理と戦略に迫る。
青山繁晴
「どうしてもその、話し合いができないと困るなあという表情ですね」
青山繁晴
「プレッシャーを東京地検特捜部にかけてますよね」
守屋前事務次官の素顔を知る男、青山繁晴が分析する守屋氏の戦略とは。
そして政治家への疑惑の追及、新情報を青山が語った。
青山繁晴
「巨額の賄賂を受け取った疑い……」
…………………………VTR終了…………………………
(いったんCM)
山本浩之
「さ、それでは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、青山さんは先ほども申しましたように、骨折した足の治療のために、今日はどうしてもスタジオに来ることができないということだったんですよね。じゃあどうしようかなと言ってると、いや、それでもやっぱりぜひ今週も喋っておきたいことがあると。で、VTR収録をしております。で、あの、守屋氏の証人喚問の裏側を今回は解説されたわけですけれども、かなりこれまた大胆な発言をされていて、そしてひとしきり喋って、青山さんは帰っていったそうです」(一同爆笑)
室井佑月
「早く知りたい。ずっと私も、生で見てたけど、週刊誌で言ってることばかりでおもしろくなかった。青山さんに聞きたかった」
山本浩之
「青山さんはもう取材を通じて、あの守屋氏とは10年以上、ま、面識があるということですので、えー、その青山さんが一昨日の証人喚問を分析し、さらに政治家の関与について驚くべき最新の捜査情報を語ってくれています。ご覧下さい」
…………………………VTR開始…………………………
かつて防衛官僚のトップとして絶大な権力をふるった守屋武昌前防衛事務次官。
その証人喚問が一昨日、衆議院・テロ防止特別委員会で行われた。
青山は詳細な分析を行うため、改めてVTRを検証。
証人喚問に臨んだ守屋氏の心理に迫った。
【守屋前事務次官の心理】
青山繁晴
「情けないことを国会で言わなきゃいけないんだなあと、自分がかつて国会答弁に立った所でね。自分を恥じる表情っていうのはある程度感じられますよね」
共同通信の政治部の記者だった12年前から、常に守屋前事務次官を見てきた青山。
本音が表れていたと指摘したのはこの場面だ。
事務次官の職務権限に関わる証言で、補佐人からの助言を禁じられる守屋氏――。
青山繁晴
「これ、あの、今のところにね、守屋さんの本音がよく出てて、その、CX(次期輸送機)の選定がそこで話し合われたと、職務権限の話になったらもう明らかに動揺して、後ろの補佐人にすがろうとして、それを委員長に見抜かれて止められたというところですね」
青山繁晴
「この部分については、補佐人、元特捜検事と話し合うことになってたから、どうしてもその、話し合いができないと困るなあという表情ですね」
青山繁晴
「どんなことがあっても本当のことを言わずに、嘘をついてでも、とにかく単なる友だちだということにしようという、非常に強い意図が感じられる」
青山繁晴
「悩んで迷ったあげくに意を決して言ったように、こう、一見見えますよね。でも残念ながら、ま、演技してるとは思いたくないんだけども、違うと思います。これはもう最初から、接待については政治家も加わってた、その中には元防衛庁長官もいるということも言おうと、予め決めておいて言ったと思います」
そこには守屋氏が用意した戦略が隠されているという――。
果たしてその戦略とは?
青山繁晴
「守屋さんはもう接待については認める。で、自分から中身も明らかにする。で、接待だけで賄賂を受け取ったという罪に問うんだったら、政治家だって同じことをしてますよと。私をもし逮捕するんだったら、この防衛庁長官たちも逮捕しなきゃいけないんですよねぇと。それは大変でしょうというね、プレッシャーを東京地検特捜部にかけてますね」
青山繁晴
「これが誰かということ。その、守屋さんが幹部になってから5人、防衛庁長官の経験者がいてですね。で、その中に久間元防衛庁長官がいて、今、急に入院されたから、何となく世間の関心はそっちに向いてるように見えますけど、僕は守屋さんがここで言おうとした人は、おそらく違うと思う」
守屋前事務次官の在任中、防衛庁長官または防衛大臣に就いたのは、ご覧の5人。
(石破茂、大野功統、額賀福志郎、久間章夫、小池百合子)
誰が接待を受けていたと守屋氏は言いたかったのか。
青山の見解は――。
青山繁晴
「うん、あのね、5人のね、元防衛庁長官がみんな記者団にたくさん取材されてね、4人までは『全くそれはない』と言ってて、1人だけ『記憶にない』と。『全く記憶にない』と言った人がいるんですよ。それでこの人だけが僕の知る限り、守屋さんと仲の良かった唯一の防衛庁長官。守屋さんは実は、特に事務次官になってから、その、来る大臣、来る大臣とみんな喧嘩してたんですよ。久間さんともすっごく仲悪かった。石破さんともすっごく悪かった」
青山繁晴
「ただ大切なことは、東京地検特捜部が久々の大型事件としてやろうとしてるのは、まさか接待の問題だけじゃなくて、航空自衛隊の次期輸送機をどうやって選定したのか。そこに政治家、官僚、いずれも賄賂が働いてんじゃないかと。そこなんですよね」
実は青山は旧知の間柄の捜査当局の幹部から、新たな情報を入手したという。
【政治家への捜査】
青山繁晴
「いけるかも知れない政治家の名前が2人出てると。これ、いけるかも知れないっていうのは、つまり内偵を進めてるうちに、ひょっとしたら立件できるかもしれないっていう証拠が少しずつ出てきたと。そういう意味ですね」
青山繁晴
「まさか実名を今、僕がここで言うわけにいかないのは、それは捜査側がそう見てるだけであって、本当に彼らが犯罪を犯したかはどうかわかりませんから、そこはフェアに言わなきゃいけないけども、2人いて、1人はいわゆる防衛族の1人の現職の議員。それからもう1人ははるかに大物で、つまり派閥領袖クラスの大物で、僕も正直、あまりに意外な名前で驚きました」
青山繁晴
「週刊誌その他でずっと言われてきた名前とは、2人とも全然違う」
青山繁晴
「航空自衛隊の輸送機っていう日本の防衛を左右するテーマについて、巨額の賄賂を受け取った疑いということをですね」
青山繁晴
「ま、今までロッキード、グラマン疑惑とか、いろんな深刻な航空機に関する疑獄事件ありましたが、それの再来と。もしその2人が本当にやがて強制捜査を受けたら、これはもう福田政権を根幹から揺るがす、両方とも自民党ですから、大疑獄事件にはなりますね」
…………………………VTR終了…………………………
室井佑月
「ここで終わっちゃうの?名前知りたい。週刊誌だと『N』じゃない?ね。でも載ってないって、騒がれてない大物って言ったよね。誰?」
山本浩之
「一人は防衛族の政治家だと、現職国会議員だと。もう一人は派閥領袖クラスの大物だということ、までは言いましたね、青山さんは」
室井佑月
「でも、何かあたし、あれ見てて思っちゃったんだけど、何だっけ、倫理規定違反?それだけにして、贈収賄で逮捕されたりとかって、どう考えてもクロなんだけど、ないかなって思って、逮捕されるんだよね、たぶん」
山本浩之
「それ、守屋さんっていうことですか?」
室井佑月
「守屋さんが。で、そこから、守屋さんが逮捕されないと、そっちの政治家まで行かないもんね」
山本浩之
「その守屋さんの方のキーワードで言うと、『記憶にない』と答えた防衛庁長官経験者と言ってましたけど、もう忘れちゃいましたよ、誰が『記憶にない』と言ったか」
室井佑月
「誰??」
山本浩之
「これはまあ、青山さんの今持ってる情報というのをお出しいただいて、この事件といいますか問題について語ってもらったわけですけれども、今回その、先日も証人喚問、行われましたけれども、どういうふうにご覧になってましたですか?」
和田秀樹
「ほんとに青山さんおっしゃってる通りで、これ、わざと悩みながら政治家が絡んでるってことを言ってるんだけども、これ、言うつもりだったと思うんですね。つまり、俺を捕まえたら他も大変だよということを匂わせることで、自分の身を守ろうとしているというのは、おそらく正しいだろうと思います。でもそれはね、僕は今もうそういうのって、昔は通用したやり方だけど、今は逆に通用しないんじゃないかと思うんですね」
山本浩之
「どういうことでしょうか」
和田秀樹
「ということは、まず一つはたぶん福田政権も含めて、政治家の方はそういう噂があるなり何なりっていうような人を、むしろ自民党が守ることによって票を減らすぐらいだったら、むしろもう簡単に差し出してしまう時代が来ているんじゃないかと思います」
山本浩之
「なるほどねー」
和田秀樹
「逆にそういう人が、大物がいなくなった方が邪魔者が減るわけですから、やっぱりもう政治家の方も最近はもう、だから、派閥の大物に遠慮するとかっていう時代ではなくなってきている。それからもう一つは、やっぱりもう検察の側がある程度そういう情報をリークしているということで、もう結局マスメディアを動かしてでも、それを捕まえようという意欲があるんじゃないかと思うんですね。で、もともとその検察っていうのも、大きな疑獄に関してもう、結局、仮に政治家なり何なりに嫌われたり、上に嫌われたとしても、ここでもう大物を一人つかまえたというような実績を残すと。もう検察官というのは、辞めた時に弁護士になれる人たちですから」
山本浩之
「実績を作れるという(笑)」
和田秀樹
「そうですね。現実にだから今ついてる人(補佐人の山田宰弁護士)だって、ヤメケン(検事出身の弁護士)の人だったですよね」
山本浩之
「後ろにいた人がそうですね」
和田秀樹
「結局もういくらでも仕事が来るわけで、逆に言えば、ここで名を挙げておきたいと思ってる検察官なんて、うなるほどいるわけです。だから捜査情報まで流れちゃうわけでしょう?だからそういう意味では僕はこれが逆にね、むしろこういう形で俺を捕まえると大物もやられるよと言ったら、国民はみんな大物もやってくれと思うように、逆ドライブが働くと思うんですね」
室井佑月
「検察がんばれと思ってる」
山本浩之
「それでもう連日言ってるんですけれども、これはその、たった1人や2人がたまたま魔が差して接待を受けたとかそういうことじゃなくて、あの、ほんとに公平でない契約でもって納入してるという防衛庁の実態ですよね。これをやっぱり改めないと、もう利権というのはなくならないですから」
室井佑月
「すごい思った。だから権力って、守屋さん長かったでしょ。長く続くとやっぱよくないんだよ。だからたとえばアメリカみたいに、民主党と共和党と変わったら、官僚から全部変わるじゃん。ああいうふうにするとか、考えなきゃいけないかもね」
山本浩之
「そうですね。ま、あの、どこまで発展するのか、それはまだ全然わかりませんけれども、徹底的に追及の手を緩めずにやっていただきたいと思います。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんの言う「1人だけ『記憶にない』と言ってた」のって、額賀さんですよね?
で、室井さんの言う「週刊誌だと『N』」の「N」って、これも額賀さん?
でも、青山さんは「週刊誌その他でずっと言われてきた名前とは全然違う」って言ってますよね。
……わからんようになってきた(^_^;
航空自衛隊といえば、F2戦闘機が離陸に失敗し炎上するという事故が発生しましたが(時事通信10/31)、これってどうなんですか?
恥ずかしながら、私、軍事とか全然わからないんですよ(T^T)
基地じゃなく普通の空港(名古屋空港)で、というのにも驚いたし、乗員が自衛官じゃなくて三菱重工業の社員っていうのにもちょっと驚いたんですが。
ま、とにかく乗員2人が無事で何よりでした。
・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・
■【湯浅博の世界読解】中国は海自の穴を埋めるか(産経10/31)
まさかここで中国が出てくるとは……!?
■韓国大使、高村外相に「遺憾の意」表明・金大中事件で(日経10/30)
またしても「政治決着」。しかもめちゃ早っ!
29日放送「ムーブ!」で重村智計さんが、「韓国はまだ正式な書類を日本に渡してない。まず公式な書類を求めて、それを調べた上で、主権侵害だ、謝罪すべきだと向こうに言って、それからその犯人を引き渡すなり、捜査をさせてくれということをはっきり言わないといけません」って指摘したばかりなのに……(T^T)(10/30付拙エントリー参照)
■金大中氏の批判に反論=町村官房長官(時事10/31)
何てGJなツッコミ!……が、それも今となっては空しい(T^T)
■鈴木美潮のdonna>志のルーツ「金大中氏拉致事件」(読売10/26)
何だかすごく痛い人を見つけてしまいました。
この人、前にも妙なこと書いてませんでしたっけ?
でも、小渕さん(当時外相)っていい人ですね。そこだけ良かった。
■「私はアイヌの血引く蛮族」・民主国対委員長、発言を撤回(日経10/31)
民主だからかほとんどスルーされてますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※映像ご提供
国風(“元祖たか”さんのサイト)
いつもお世話になっています。UPありがとうございます。
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
いっぱいになってきたので、別ページに一覧を作りました。
こちらからどうぞ。
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
サーバー不調につき、トラックバックを送信してすぐに反映されない場合、こちらで受信できていない可能性大ですので、もう一度送信なさって下さい。それでも反映されない場合は、コメント欄にURLを書き込んでトラックバックの代用として下さい。あるいはミラーブログの方にトラックバックを送信なさって下さい。お手数をおかけしますが宜しくお願いします。なお、営利目的、アダルト、エントリー内容と無関係なトラックバックは削除させていただきます。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、こちらのガイドラインに一度目を通されてから宜しくお願いします。
「さ、今週は青山さんお休みなんですけれども、“ニュースDEズバリ”のコーナーはお休みではございません。今日はあの守屋前防衛事務次官の発言について、裏側を解説していただきます」
…………………………VTR開始…………………………
守屋前防衛事務次官の証人喚問。
青山が心理と戦略に迫る。
青山繁晴
「どうしてもその、話し合いができないと困るなあという表情ですね」
青山繁晴
「プレッシャーを東京地検特捜部にかけてますよね」
守屋前事務次官の素顔を知る男、青山繁晴が分析する守屋氏の戦略とは。
そして政治家への疑惑の追及、新情報を青山が語った。
青山繁晴
「巨額の賄賂を受け取った疑い……」
…………………………VTR終了…………………………
(いったんCM)
山本浩之
「さ、それでは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、青山さんは先ほども申しましたように、骨折した足の治療のために、今日はどうしてもスタジオに来ることができないということだったんですよね。じゃあどうしようかなと言ってると、いや、それでもやっぱりぜひ今週も喋っておきたいことがあると。で、VTR収録をしております。で、あの、守屋氏の証人喚問の裏側を今回は解説されたわけですけれども、かなりこれまた大胆な発言をされていて、そしてひとしきり喋って、青山さんは帰っていったそうです」(一同爆笑)
室井佑月
「早く知りたい。ずっと私も、生で見てたけど、週刊誌で言ってることばかりでおもしろくなかった。青山さんに聞きたかった」
山本浩之
「青山さんはもう取材を通じて、あの守屋氏とは10年以上、ま、面識があるということですので、えー、その青山さんが一昨日の証人喚問を分析し、さらに政治家の関与について驚くべき最新の捜査情報を語ってくれています。ご覧下さい」
…………………………VTR開始…………………………
かつて防衛官僚のトップとして絶大な権力をふるった守屋武昌前防衛事務次官。
その証人喚問が一昨日、衆議院・テロ防止特別委員会で行われた。
青山は詳細な分析を行うため、改めてVTRを検証。
証人喚問に臨んだ守屋氏の心理に迫った。
【守屋前事務次官の心理】
守屋前事務次官
「(ゴルフ接待について)あなたも奥さん連れて来なさいよということで、女房と同伴で始まったというのがきっかけでございます。で、回数につきましては、そのところから考えれば、200回を超えていると思っております」
守屋前事務次官
「あの、週末、まあ、何とかこうストレスを解消したいという思いがございまして……」
青山繁晴
「情けないことを国会で言わなきゃいけないんだなあと、自分がかつて国会答弁に立った所でね。自分を恥じる表情っていうのはある程度感じられますよね」
共同通信の政治部の記者だった12年前から、常に守屋前事務次官を見てきた青山。
本音が表れていたと指摘したのはこの場面だ。
民主党 川内博史議員
「GE社は山田洋行が代理店であるということを、当時知っていらっしゃいましたか?」
(補佐人 山田宰弁護士(元東京地検検事)と相談する守屋氏)
委員長
「守屋証人」
守屋前事務次官
「あの……」
委員長
「ちょっと委員長から注意を申し上げます。委員長の許可なしに補佐人が助言することは許されておりません」
事務次官の職務権限に関わる証言で、補佐人からの助言を禁じられる守屋氏――。
青山繁晴
「これ、あの、今のところにね、守屋さんの本音がよく出てて、その、CX(次期輸送機)の選定がそこで話し合われたと、職務権限の話になったらもう明らかに動揺して、後ろの補佐人にすがろうとして、それを委員長に見抜かれて止められたというところですね」
青山繁晴
「この部分については、補佐人、元特捜検事と話し合うことになってたから、どうしてもその、話し合いができないと困るなあという表情ですね」
青山繁晴
「どんなことがあっても本当のことを言わずに、嘘をついてでも、とにかく単なる友だちだということにしようという、非常に強い意図が感じられる」
民主党 川内博史議員
「守屋さんと宮崎さん(山田洋行元専務)との宴席に、他の政治家が同席をされたことがありますか?」
守屋前事務次官
「………。あったと思います」
共産党 赤嶺政賢議員
「大臣経験者はおられたわけですね?」
守屋前事務次官
「はい、おられました」
共産党 赤嶺政賢議員
「委員長」
委員長
「赤嶺政賢くん」
共産党 赤嶺政賢議員
「それは防衛大臣経験者、あるいは防衛庁長官経験者ですか?」
守屋前事務次官
「………(座ったまましばらく考えている。やがて挙手)」
委員長
「守屋証人」
守屋前事務次官
「あのー、防衛庁長官経験者もおられたと思います」
青山繁晴
「悩んで迷ったあげくに意を決して言ったように、こう、一見見えますよね。でも残念ながら、ま、演技してるとは思いたくないんだけども、違うと思います。これはもう最初から、接待については政治家も加わってた、その中には元防衛庁長官もいるということも言おうと、予め決めておいて言ったと思います」
そこには守屋氏が用意した戦略が隠されているという――。
果たしてその戦略とは?
青山繁晴
「守屋さんはもう接待については認める。で、自分から中身も明らかにする。で、接待だけで賄賂を受け取ったという罪に問うんだったら、政治家だって同じことをしてますよと。私をもし逮捕するんだったら、この防衛庁長官たちも逮捕しなきゃいけないんですよねぇと。それは大変でしょうというね、プレッシャーを東京地検特捜部にかけてますね」
青山繁晴
「これが誰かということ。その、守屋さんが幹部になってから5人、防衛庁長官の経験者がいてですね。で、その中に久間元防衛庁長官がいて、今、急に入院されたから、何となく世間の関心はそっちに向いてるように見えますけど、僕は守屋さんがここで言おうとした人は、おそらく違うと思う」
守屋前事務次官の在任中、防衛庁長官または防衛大臣に就いたのは、ご覧の5人。
(石破茂、大野功統、額賀福志郎、久間章夫、小池百合子)
誰が接待を受けていたと守屋氏は言いたかったのか。
青山の見解は――。
青山繁晴
「うん、あのね、5人のね、元防衛庁長官がみんな記者団にたくさん取材されてね、4人までは『全くそれはない』と言ってて、1人だけ『記憶にない』と。『全く記憶にない』と言った人がいるんですよ。それでこの人だけが僕の知る限り、守屋さんと仲の良かった唯一の防衛庁長官。守屋さんは実は、特に事務次官になってから、その、来る大臣、来る大臣とみんな喧嘩してたんですよ。久間さんともすっごく仲悪かった。石破さんともすっごく悪かった」
青山繁晴
「ただ大切なことは、東京地検特捜部が久々の大型事件としてやろうとしてるのは、まさか接待の問題だけじゃなくて、航空自衛隊の次期輸送機をどうやって選定したのか。そこに政治家、官僚、いずれも賄賂が働いてんじゃないかと。そこなんですよね」
実は青山は旧知の間柄の捜査当局の幹部から、新たな情報を入手したという。
【政治家への捜査】
青山繁晴
「いけるかも知れない政治家の名前が2人出てると。これ、いけるかも知れないっていうのは、つまり内偵を進めてるうちに、ひょっとしたら立件できるかもしれないっていう証拠が少しずつ出てきたと。そういう意味ですね」
青山繁晴
「まさか実名を今、僕がここで言うわけにいかないのは、それは捜査側がそう見てるだけであって、本当に彼らが犯罪を犯したかはどうかわかりませんから、そこはフェアに言わなきゃいけないけども、2人いて、1人はいわゆる防衛族の1人の現職の議員。それからもう1人ははるかに大物で、つまり派閥領袖クラスの大物で、僕も正直、あまりに意外な名前で驚きました」
青山繁晴
「週刊誌その他でずっと言われてきた名前とは、2人とも全然違う」
青山繁晴
「航空自衛隊の輸送機っていう日本の防衛を左右するテーマについて、巨額の賄賂を受け取った疑いということをですね」
青山繁晴
「ま、今までロッキード、グラマン疑惑とか、いろんな深刻な航空機に関する疑獄事件ありましたが、それの再来と。もしその2人が本当にやがて強制捜査を受けたら、これはもう福田政権を根幹から揺るがす、両方とも自民党ですから、大疑獄事件にはなりますね」
…………………………VTR終了…………………………
室井佑月
「ここで終わっちゃうの?名前知りたい。週刊誌だと『N』じゃない?ね。でも載ってないって、騒がれてない大物って言ったよね。誰?」
山本浩之
「一人は防衛族の政治家だと、現職国会議員だと。もう一人は派閥領袖クラスの大物だということ、までは言いましたね、青山さんは」
室井佑月
「でも、何かあたし、あれ見てて思っちゃったんだけど、何だっけ、倫理規定違反?それだけにして、贈収賄で逮捕されたりとかって、どう考えてもクロなんだけど、ないかなって思って、逮捕されるんだよね、たぶん」
山本浩之
「それ、守屋さんっていうことですか?」
室井佑月
「守屋さんが。で、そこから、守屋さんが逮捕されないと、そっちの政治家まで行かないもんね」
山本浩之
「その守屋さんの方のキーワードで言うと、『記憶にない』と答えた防衛庁長官経験者と言ってましたけど、もう忘れちゃいましたよ、誰が『記憶にない』と言ったか」
室井佑月
「誰??」
山本浩之
「これはまあ、青山さんの今持ってる情報というのをお出しいただいて、この事件といいますか問題について語ってもらったわけですけれども、今回その、先日も証人喚問、行われましたけれども、どういうふうにご覧になってましたですか?」
和田秀樹
「ほんとに青山さんおっしゃってる通りで、これ、わざと悩みながら政治家が絡んでるってことを言ってるんだけども、これ、言うつもりだったと思うんですね。つまり、俺を捕まえたら他も大変だよということを匂わせることで、自分の身を守ろうとしているというのは、おそらく正しいだろうと思います。でもそれはね、僕は今もうそういうのって、昔は通用したやり方だけど、今は逆に通用しないんじゃないかと思うんですね」
山本浩之
「どういうことでしょうか」
和田秀樹
「ということは、まず一つはたぶん福田政権も含めて、政治家の方はそういう噂があるなり何なりっていうような人を、むしろ自民党が守ることによって票を減らすぐらいだったら、むしろもう簡単に差し出してしまう時代が来ているんじゃないかと思います」
山本浩之
「なるほどねー」
和田秀樹
「逆にそういう人が、大物がいなくなった方が邪魔者が減るわけですから、やっぱりもう政治家の方も最近はもう、だから、派閥の大物に遠慮するとかっていう時代ではなくなってきている。それからもう一つは、やっぱりもう検察の側がある程度そういう情報をリークしているということで、もう結局マスメディアを動かしてでも、それを捕まえようという意欲があるんじゃないかと思うんですね。で、もともとその検察っていうのも、大きな疑獄に関してもう、結局、仮に政治家なり何なりに嫌われたり、上に嫌われたとしても、ここでもう大物を一人つかまえたというような実績を残すと。もう検察官というのは、辞めた時に弁護士になれる人たちですから」
山本浩之
「実績を作れるという(笑)」
和田秀樹
「そうですね。現実にだから今ついてる人(補佐人の山田宰弁護士)だって、ヤメケン(検事出身の弁護士)の人だったですよね」
山本浩之
「後ろにいた人がそうですね」
和田秀樹
「結局もういくらでも仕事が来るわけで、逆に言えば、ここで名を挙げておきたいと思ってる検察官なんて、うなるほどいるわけです。だから捜査情報まで流れちゃうわけでしょう?だからそういう意味では僕はこれが逆にね、むしろこういう形で俺を捕まえると大物もやられるよと言ったら、国民はみんな大物もやってくれと思うように、逆ドライブが働くと思うんですね」
室井佑月
「検察がんばれと思ってる」
山本浩之
「それでもう連日言ってるんですけれども、これはその、たった1人や2人がたまたま魔が差して接待を受けたとかそういうことじゃなくて、あの、ほんとに公平でない契約でもって納入してるという防衛庁の実態ですよね。これをやっぱり改めないと、もう利権というのはなくならないですから」
室井佑月
「すごい思った。だから権力って、守屋さん長かったでしょ。長く続くとやっぱよくないんだよ。だからたとえばアメリカみたいに、民主党と共和党と変わったら、官僚から全部変わるじゃん。ああいうふうにするとか、考えなきゃいけないかもね」
山本浩之
「そうですね。ま、あの、どこまで発展するのか、それはまだ全然わかりませんけれども、徹底的に追及の手を緩めずにやっていただきたいと思います。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんの言う「1人だけ『記憶にない』と言ってた」のって、額賀さんですよね?
で、室井さんの言う「週刊誌だと『N』」の「N」って、これも額賀さん?
でも、青山さんは「週刊誌その他でずっと言われてきた名前とは全然違う」って言ってますよね。
……わからんようになってきた(^_^;
航空自衛隊といえば、F2戦闘機が離陸に失敗し炎上するという事故が発生しましたが(時事通信10/31)、これってどうなんですか?
恥ずかしながら、私、軍事とか全然わからないんですよ(T^T)
基地じゃなく普通の空港(名古屋空港)で、というのにも驚いたし、乗員が自衛官じゃなくて三菱重工業の社員っていうのにもちょっと驚いたんですが。
ま、とにかく乗員2人が無事で何よりでした。
・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・
■【湯浅博の世界読解】中国は海自の穴を埋めるか(産経10/31)
防衛戦略を描くはずの防衛省といえども、生身の高級官僚がやることはみみっちい。だが、国会がこの前防衛事務次官のゴルフ接待をたたいているスキに、周辺には着々と駒を進めている国がある。海の向こうから漏れてくる情報は、中国の深謀遠慮である。
「中国海軍が急遽(きゅうきょ)、夜間給油訓練を敢行し、それに成功したと聞く」(海上自衛隊OB)
「日本に代わり中国が給油艦をインド洋に派遣すれば、軍事政権のミャンマーとスーダンの港を堂々と使える」(米海軍関係者)
11月1日に日本のテロ対策特別措置法が期限切れになると、海上自衛隊の補給艦が撤収しなければならない。その穴を中国艦が埋める可能性が現実味を帯びてきたというのだ。
(以下略)
まさかここで中国が出てくるとは……!?
■韓国大使、高村外相に「遺憾の意」表明・金大中事件で(日経10/30)
外相は「陳謝し再発防止を確約したと受け止め、対外的に発表するが、いいか」と確認を求め、柳大使は「異存はない」と了承した。福田康夫首相は同日夜、記者団に「(韓国側が)外相に陳謝したわけだから、この問題はこれ以上追及することを考えなくてもいい」と強調した。
またしても「政治決着」。しかもめちゃ早っ!
29日放送「ムーブ!」で重村智計さんが、「韓国はまだ正式な書類を日本に渡してない。まず公式な書類を求めて、それを調べた上で、主権侵害だ、謝罪すべきだと向こうに言って、それからその犯人を引き渡すなり、捜査をさせてくれということをはっきり言わないといけません」って指摘したばかりなのに……(T^T)(10/30付拙エントリー参照)
■金大中氏の批判に反論=町村官房長官(時事10/31)
町村信孝官房長官は31日午前の記者会見で、韓国の金大中前大統領が自身が拉致された「金大中事件」をめぐる当時の日本政府の対応を「保護義務を放棄した」と批判していることについて、「本当にそう思っているのであれば、なぜ(金氏が)大統領の時に日本政府に言わなかったのか、逆に不思議に思う」と反論した。
何てGJなツッコミ!……が、それも今となっては空しい(T^T)
■鈴木美潮のdonna>志のルーツ「金大中氏拉致事件」(読売10/26)
何だかすごく痛い人を見つけてしまいました。
この人、前にも妙なこと書いてませんでしたっけ?
でも、小渕さん(当時外相)っていい人ですね。そこだけ良かった。
■「私はアイヌの血引く蛮族」・民主国対委員長、発言を撤回(日経10/31)
民主だからかほとんどスルーされてますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※映像ご提供
国風(“元祖たか”さんのサイト)
いつもお世話になっています。UPありがとうございます。
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
いっぱいになってきたので、別ページに一覧を作りました。
こちらからどうぞ。
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
サーバー不調につき、トラックバックを送信してすぐに反映されない場合、こちらで受信できていない可能性大ですので、もう一度送信なさって下さい。それでも反映されない場合は、コメント欄にURLを書き込んでトラックバックの代用として下さい。あるいはミラーブログの方にトラックバックを送信なさって下さい。お手数をおかけしますが宜しくお願いします。なお、営利目的、アダルト、エントリー内容と無関係なトラックバックは削除させていただきます。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、こちらのガイドラインに一度目を通されてから宜しくお願いします。
Comments
>青山さんの言う「1人だけ『記憶にない』と言ってた」のって、額賀さんですよね?
>で、室井さんの言う「週刊誌だと『N』」の「N」って、これも額賀さん?
>でも、青山さんは「週刊誌その他でずっと言われてきた名前とは全然違う」って言ってますよね。
わたし自身、よく理解できていないんですが…。青山さんが言う所の?『記憶にない』と言った人(=宴席の同席者)と、?「週刊誌その他で言われてきた」人(=次期輸送機選定に関与した人間)とが同一人とは限りませんよね。?と?が別人だと考えれば、齟齬をきたしてる訳でもないかと。
失礼ながら、総裁選出馬を断念された(させられた)額賀氏って、「派閥領袖クラスの大物」?という気も。それに「意外な名前」でもないし。
申し訳ありません。文字化けしてしまいました。「?」はそれぞれ1と2の数字です。
本件については、読売新聞の方が詳しかったので、ご参考に。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071031it01.htm
三菱重工HPより
http://www.mhi-ir.jp/frmpage/071031_f2.html
IRAN(定期点検修理)は、生まれ故郷(メーカー工場)に帰って、基地の設備では出来ない修理・交換の実施に加え、所定のアップデートを施したりするそうです。
私はN中氏かと思いました。
「記憶にない」はたしかに額賀しか言ってません。久間は「事実はない」、石破と中谷は「全くない」、大野は不明だが小池は除外でよいでしょう。
週刊新潮で言われてるのは、久間、山拓、額賀。他誌は知らないが少なくとも見出しにはなってない模様。
>失礼ながら、総裁選出馬を断念された(させられた)額賀氏って、「派閥領袖クラスの大物」?という気も。
自分は派閥領袖ってのは山拓かと思ってました。しかしこれも新潮で名前出たから没?
>>「ただ大切なことは、東京地検特捜部が久々の大型事件としてやろうとしてるのは、まさか接待の問題だけじゃなくて、航空自衛隊の次期輸送機をどうやって選定したのか。そこに政治家、官僚、いずれも賄賂が働いてんじゃないかと。そこなんですよね」
>青山さんが言う所の?『記憶にない』と言った人(=宴席の同席者)と、?「週刊誌その他で言われてきた」人(=次期輸送機選定に関与した人間)とが同一人とは限りませんよね。
自分は番組は見ていないがこれは素直に読めば接待が選定につながった、つまりは同一人だという話の流れだと思います。
室井氏じゃないが青山氏もそこまで言うなら最後まで云ってくれと思いましたw
カツカツさんのresにもあります通り、IRAN後のメーカー(三菱重工業=MHI)側テスト飛行時の事故ですので、パイロットはMHIの社員となります。MHIの名古屋航空機製作所(名航)は名古屋空港に隣接してますので、名航で作られたり整備されたりした飛行機は名古屋空港を使って離着陸します。ついでに言えば名古屋空港は航空自衛隊小牧基地でもあります。
いうなれば車検の時に自分のクルマをディーラーに預けておいて、ディーラーの人が試験走行をしてたら事故りました、みたいなもんですか。
>>まさかここで中国が出てくるとは……!?
海自が持っている補給艦と同レベルのことができるフネを持っている国は限られてますので(もちろん中国は入っていません)、中国海軍がただ一度だけ夜間給油訓練を行って上手くいったからといって、すぐに中国海軍があの海域に進出して海自の穴を埋める、なんてことは非現実的でせう。
KWATさま、
事故を起こした三菱重工業の社員は元自衛官で戦闘機のパイロットだと報道がありました。(by フジ系)
その後、事故直前の映像が流れましたが
本当にちょっと浮いて失速でしたね・・・
軍事評論家のいさく氏によれば、
運転ミスではなく、コンピュータ系統の不具合と申されておりましたが、
事故機のパイロット(三菱重工社員)は運転ミスと証言したそうですね。
本当のところはどうなのでしょう???
テロ対策特別措置法が期限切れとなった昨日、最後の補給を行った自衛隊補給艦へのパキスタンからのメッセージです。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/1101c.html
>自分は派閥領袖ってのは山拓かと思ってました。
わたしも「派閥領袖クラスの大物」って、山拓かと思いました。根拠があってのことではなく、単なる希望的観測なんですが。「山拓かもしれない」というより、「山拓であって欲しい」という心境です。
それはさておき、本題。アンカーと、ラジオ番組(青山さん毎週出演のローカル番組)の解説を聞いた限り、今回の件は2つの案件に整理して考えるべきだと思います。
A守屋氏個人の醜聞……その一つに防衛庁長官経験者も同席した接待
B次期輸送機(CX)選定における贈収賄事件……政治家の内偵捜査対象は、派閥領袖クラスの大物と防衛族の現職議員(この人は青山さんも直接面識のない中堅議員らしい)。ついでに言うと、このうち1人は自分が内偵されていることに勘づいているらしいです。
>自分は番組は見ていないがこれは素直に読めば接待が選定につながった、つまりは同一人だという話の流れだと思います。
ご指摘いただいた該当部分を読むと、確かに同一人だという話の流れにも解釈できるんですが。論旨全体を考慮すると、やっぱりAの防衛庁長官経験者と、Bの派閥領袖クラスの大物は別人ではないかと。(もちろん、本当に別人かどうかではなく“青山さんの見解では”という意味です。念のため)
というのは、守屋次官時代の防衛庁長官・防衛大臣5人のなかに「派閥領袖クラスの大物」は明らかにいないと思われます(N中・山拓クラスって、いないですよね)。それに、Aは1人(防衛庁長官経験者)ですが、Bの捜査対象は2人(大物と中堅議員)と言ってますし。ちなみに、この2人は最後まで捜査リストに残っている人物らしいです(捜査対象はもっとたくさん居て、青山さんも色んな人の名前を聞いたとのこと)。
つまり、必ずしも「接待が選定につながった」と言っている訳ではないかと。
例えば、N賀(仮名)元防衛庁長官が接待をうけただけでなく、CX選定の際、巨額の賄賂を受け取って便宜をはかったと仮定すると……。守屋氏は証人喚問でかなり危ない橋を渡っていることになります。なぜならAで政治家をほのめかすことは、B贈収賄事件の捜査に直結することになるからです。これは(あくまで青山さんの解説ですが)守屋氏の意図(=Aは認め、Bは否定)と齟齬をきたすことになります。
なので、東京地検は守屋氏が明らかにした「接待の問題」で終わるつもりはない。それ以上の疑獄事件=CX選定をめぐる政治家・官僚の贈収賄事件にまで発展するかも、というのが青山さんの見解だと思います(ただし、青山さんも「ひょっとしたら立件できるかも」という保留つきですし、現段階では起訴までいくかどうか微妙らしいです)。
以上のように考えると、同一人ではないという話の流れが自然ではないかと思われます。
長文、大変失礼しました。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
F2戦闘機の件でご教示下さった皆さん、ありがとうございます。参考になりました。
でも民間空港と基地を兼用してるってちょっと不安ですね。他にもそういう所はあるのでしょうか。
独立自尊さん:
いつもフォローありがとうございます。
>守屋次官時代の防衛庁長官・防衛大臣5人のなかに「派閥領袖クラスの大物」は明らかにいないと思われます(N中・山拓クラスって、いないですよね)。
青山さんの意図するところ、私はわかりませんが(VTR出演で細切れ編集されちゃってるのも原因(T^T)?)、ただ、額賀さんは「派閥領袖」とは言えないでしょうが、「派閥領袖クラス」ではあると思います。これは人によって見解が分かれるのかもしれませんが。
結局誰なんでしょうね。気になる!(T^T)。ま、そのうち「アンカー」で青山さんから続報があるかもしれませんし、楽しみに待つことにします(^_^;
F−2の機影や設計思想は好きですが、純国産にならなかったのは残念です。アメリカの思惑で、エンジンをGE社から買う羽目になりました。しかも、アメリカは、技術協力という名目で日本の手足を縛った挙句に、そのために仕方がないので日本がF−22を購入しようとしたら、売らないとのたまう! いい加減、政治家や官僚は日本の国防を真剣に考えて、アメリカのいいなりならないようにしてもらいたい。
しかしながら、現場でがんばっている方々は優秀ですね。大惨事にならなかったのは、パイッロットの方のおかげでしょう。事故の原因は、エンジンに問題があったか、制御系のトラブルだと思っています。三菱自工のパジェロもそうでしたが、電気系統やらコンピューター系統で時折やらかしてくれますからね。
今回の事故で、パイロットの方の優秀さから、日本の国防に安心感を持てました。問題なのは、パイロットの方に政府がどのような対応をするかです。名目上、三菱重工の社員という理由で、国からの補償は何もないなどということのないようにお願いしたいものです。
>ただ、額賀さんは「派閥領袖」とは言えないでしょうが、「派閥領袖クラス」ではあると思います。
それは私も気になりました(確かに「派閥領袖クラス」には相当するかもしれません、額賀さんに失礼でしたね)。ただ実際に「派閥領袖」かどうかはともかく、「派閥領袖」って言っちゃうと、もう数える程の人(自民党は9派でしたっけ?)に限定されてしまいますから、そういう配慮もあったのかなぁ、と思いました。
それに、アンカーでは言ってませんが、ラジオでは「派閥領袖クラス」のことを「“超”が付く大物」と表現していたので、額賀さんってそれ程かなぁ?というのが私にはあったんですよね。(この辺からも、山拓が思い浮かんだのですが)
>結局誰なんでしょうね。気になる!(T^T)。
くっくりさん、皆さん同様、私も気になります。なので、検察には頑張ってもらわないと。(エ○拓逮捕、対北宥和外交の頓挫、という妄想が…。もちろん誰かは分かりませんけど)
あとエントリー違いですが、面白かったのでリンク貼ります。とにかく白紙化して良かった。和歌山GJ
「グリーンピア南紀の再生白紙化と江沢民石碑のイメージ画」
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/370991/
>他にもそういう所はあるのでしょうか。
記入漏れがあるかもしれませんが、ご参考に。
?民間用の空港(空港整備法により定められるもの)であるが、自衛隊も利用している空港
北海道:新千歳空港(千歳飛行場と地続き)
東 北:秋田空港(空自秋田分屯基地併設)、山形空港(陸自第6飛行隊利用)
中 部:新潟空港(空自新潟分屯基地併設)
近 畿:八尾空港(陸自八尾駐屯地併設。伊丹の基地祭で飛んでるヘリのお宅)
九 州:福岡空港(春日基地板付地区併設)、熊本空港(陸自高遊原分屯地が隣接)
沖 縄:那覇空港(陸海空&米軍基地併設)
?共用飛行場(自衛隊の設置する飛行場で民間の空港の機能も果たすもの)
北海道:札幌飛行場、千歳飛行場、旭川飛行場
東 北:三沢飛行場(青森)
関 東:百里飛行場(茨城、官民共用化工事中)
中 部:小松飛行場(石川)、名古屋飛行場(愛知)
中 国:美保飛行場(鳥取)
四 国:徳島飛行場(徳島空港)
?今後、共用化がする可能性のある空港・飛行場
関 東:横田飛行場(通称:横田基地。在日米空軍基地。石原都知事の公約)
中 国:岩国飛行場(山口、滑走路の沖合移設後に共用再開を検討)
沖 縄:下地空港(台湾有事に備えて共用化が求められるが、伊志嶺亮宮古島市長が、軍事利用を排した「国際物流拠点」構想を唱え、現時点で具体策はまとまらず)
今回は自衛隊との共用に着目しましたが、調べてみますと、海保、警察、消防も同じ敷地内に陣取っていることが多々ありました。
>「山拓かもしれない」というより、「山拓であって欲しい」<との自尊さんの言、同感でした(笑)。
今、大ニュースがあり、福田首相民主(小沢代表)に連立を打診とか!
これはどうなりまでしょうか!
個人的には反対です。右あれ左であれ、保守であれリベラルであれ、政党どうしが切磋琢磨ししのぎを削って争い日本国のための政策を国民に提示してことが、議会制民主義の基本と考えるからです。
大連立は、談合以外の何ものでもないからです。
同感というお言葉を頂いたことも恐縮ですが。長文レスを読んで頂いたことに感謝です。
以前、ある制服幹部が「山拓は防衛政策のドンではなく、防衛予算のドンだ」と言っていた、というお話を産経の阿比留瑠比記者がコメントされていたので、そういう情報と自分の願望が掛け合わさったという感じです。
ちなみに、「小沢氏は回答を留保したが、民主党は拒否する方針を決めた」ということらしいです。
「民主、連立政権提案を拒否(産経新聞)」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000946-san-pol
でも、本当のところはどうなんでしょうね。一方で、「小沢氏は回答を留保した。今後、連立協議が加速する公算が大きい」という報道もありますし。
「小沢氏、恒久法検討なら新テロ法案に協力(MSN産経ニュース)」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071102/plc0711022100018-n1.htm
いまや何でもアリの状況で、正直わたしにはよく分からないです。