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共同通信が外務省を利用した北の裏工作の先兵に…青山繁晴「虎ノ門ニュース」(付:有本香さんの石破氏批判)

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■8/20放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

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 今日は青山繁晴さんは前半のみの参加。
 後半は助っ人で有本香さんが登場という豪華リレーです。

 青山さん、国会閉じてるのになぜ?と思ったら、海外出張でこの後すぐアルゼンチン行き。
 今回は議連で行かれるそうです。
 往復4日ぐらいかかって、現地にいられるのは1日半という強行日程。

 最後の雑感部分で、有本香さんの発言も一部ご紹介。
 石破さんの批判、鋭い!!(^0^;)
 
※元動画はこちら(8月20日午後8時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※この書き起こしは要旨であり、一字一句この通りではありません。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。



 内容紹介ここから____________________________

(1)拉致交渉で新方針案浮上 政府

【共同通信によりますと、日本と北朝鮮の交渉をめぐり経済協議を進める中で、拉致問題の解決を目指す新たな方針案が、日本政府内で浮上してることがわかりました。複数の政府関係者が明らかにしたもので、圧力を背景に拉致問題が解決しなければ、国交正常化はないと迫る現在の方針から、軌道修正する形となります。北朝鮮が拉致問題は解決済みという立場を崩さない中、経済協力や支援に関する協議を前面に出して、信頼の醸成を図り、拉致問題の進展につなげるシナリオとみられます。ただ政府内に反対論も強い上、新方針で日朝間の交渉が停滞している状況を打開できるかは見通せません。安倍総理大臣と金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談実現を模索する日本政府は、北朝鮮の非核化に向けた米朝協議の推移も見極めながら、総理官邸を中心に対処方針を詰める意向です】

 はい。珍しく、あえて全文読んでいただいたんですけれども。
 このニュース、まず結論から言うと、ふざけろ!これもう冗談抜きで、嘘つくなって。
 僕の古巣ですけど、共同通信、嘘つくな!
 これね、複数の日本政府関係者が明らかしたって書いてあるでしょ。
 これは実は複数の、ただの外務省なんです。
 外務省の誰かもわかってます。

(居島一平:そこまでですか)

 そうです、はい。
 誰がやってるのかもわかってる。
 総理官邸には一人もいない。
 嘘つき記事ですね、これ本当に。

(居島:はあーー)

 で、「政府内に反対論が強い上」って、安倍総理が反対なんですよ。
 なに寝言言ってんですか、これ。

 でね、オンレコですよ、この「虎ノ門ニュース」は。
 その上で、タブーを超えたこと言いますとね、共同通信支局置いてるでしょ、平壌に。
 僕は昔から反対です、これ。
 支局を置いて自由に取材できるんですか?
 金一族の独裁体制の宣伝に使われてるだけなんですよ。
 で、肝心なニュースは何ひとつ取ったことがない。

 例えば今年の3月25日に金正恩委員長が初めて中国行く時に、じゃあ共同はそれ抜けたのか。
 全然。
 今まで米朝首脳会談も含め、大事な局面で何らのニュースも獲得できなくて、ただこういう風に北朝鮮が今、自由民主党と政府に対して、特に外務省を使って裏工作やってる、その先兵じゃないですか、これ。

 朝日新聞より悪質ですよ。
 朝日新聞も書いてるんですよ?でもこれも。
 でも朝日新聞はね、たかだか今、お金払って朝日とってる人は、朝日新聞は否定するけれども、おそらく400万前後ですよ。
 もう半分以下になってるわけですよ。
 共同通信は今でも地方紙のほとんどすべてを、全部傘下に入って、ま、正確に言うと加盟紙、地方紙から見たら逆に社団法人の共同通信を支えてるということなんですけれども、いずれにしろこのニュースはそのまま地方紙に載るわけですよ。

 地方紙の合計っていうのは、読んでらっしゃる日本国民の数っていうのは、読売新聞よりはるかに多いですからね。
 つまり1000数百万部ですよ。
 読売新聞は、まあ、よくてお金払ってる人は800万は割ってると思われますね、700万ぐらい。
 で、これは数字いずれも、朝日も読売も公式な数字じゃないっていうのは僕から明言しときますけれども、しかし僕なりのメディア内部のルートからは、実は正しくはない。
 つまり定価通りでずっと払ってくれてる人ってなるとこれぐらいだと。
 まだね、僕の今言った数字は多分まだ甘いと思うんですけれども。

 もう一回話を元に戻すと、地方紙も苦しいですよ、今、新聞離れですからね。
 特に、40代より、つまり50未満の人は定期購読ほとんどしてないっていうね。
 だから全く明日がないわけですよ。
 人間は1日ずつ歳を取るから、それからずっと繰り上がっていくと、やがて読者はいなくなるっていうね、強烈な時代になってるんですけど、それでも地方紙はよく踏みとどまっていて。

 で、共同通信の記事が、コンピュータの配信で、コンピューターの編集で、地元ネタと合わせて、こういう中央の話はそのまま掲載されるんですよ。
 で、前から申し上げてるとおり逆三角形になってて、下の方から、地元ネタが大きいと、地元の重要ニュースが大きいと、(記事の)下から切られますけど、上の方は全部残るから。

 だから、これ、「新たな方針案が、日本政府内で浮上してることがわかりました。複数の政府関係者が明らかにしたもので」「現在の方針から、軌道修正する」っていうのはそのまま間違いなく入るわけです。
 ほとんど使いますからね、この記事っていうのは。
 拉致事件は、これは健全なことですけど日本国民の重要関心事ですからね。

 それで一つ一つを申しますとね、「複数の日本政府関係者」って言ってるけど、これただの外務省に過ぎないんですよ。
 それから「圧力を背景に拉致問題が解決しなければ、国交正常化はないと迫る現在の方針から、軌道修正する形となります」、これ重大な、問題の記事、あるいは文章であってね。
 まず日本語として、「軌道修正する形となります」、若い人が間違って使う日本語を記事に書くんじゃないよ。
 軌道修正することになると書けばいいのに、形となりますって一体何ですか。
 それで、この記事をそのまま受け取ったらですね、拉致被害者が帰ってこなくても、ね、ここ(スタジオのあるビルは)共同通信会館ですよ?拉致被害者が帰ってこなくても国交正常化すると、いう意味ですよね、これ。
 もう寝言言うな、ですよ。

 で、北朝鮮の最近のこういう動き、非常に激しくて、事実のまま言いますと、日本共産党とか社民党とか、あるいは立憲民主党とか、ま、国民民主党の一部を含めて、野党に、北朝鮮はほとんど攻勢かけてないんですよ。
 前からですよ。
 もうはっきり言うと、ほとんど関心ないわけですよ。
 そんなのかけたって意味ないわけです。
 徹底的に自由民主党にかけていて、で、これは僕も自由民主党の現職議員ですから、間違いなく反発来ますけれども、日朝議連ね、そこに一番かけてるわけですよ。

 で、日朝議連が催した、自由民主党のいわば公の会合に、田中均さんっていう、北朝鮮べったりで、北朝鮮べったりで、何度でも言いましょうか、北朝鮮べったりで、日本国益よりも北朝鮮の立場を大事にしてると言わざるを得ない、元外務審議官、僕の長い議論相手ではありますけども、だから意見は違ってもお付き合いはありますけれども、ずっと自分としては続けてるつもりですけれども、しかし最近の動きってのは、もう目を覆うような動きであって。

 要は、田中均さんがずっと繰り返し言ってることの中心はですね、日本と北朝鮮で、合同調査団を北朝鮮に送るって言ったら北朝鮮は受け入れてくれると。
 自分が頑張ると。
 で、これを受け入れるとですね、懸念されるのは、全員死んでると。

 あの2002年9月17日の小泉訪朝の時の、たとえば横田めぐみさんが生存してらっしゃるのに死んでることにして、後に偽の遺骨を出してきたようなことを、そのまず全部死んでるってことを北朝鮮が言って、それを日本政府の調査団がそこに加わってたら、日本政府もそれ事実上認めることになる上に、生存されてる拉致被害者の方々を殺害して、その骨を返そうとすることもありえる。
 これは実は第一次安倍政権の時から安倍総理、当時僕は民間人ですけど、心配して、もう随分前になりますけれども、僕におっしゃってましたよ。
 で、そういうことは絶対許さないと。

 だから実は安倍総理は、第一次安倍政権で、健康上のことを主な理由にされたけれども、潰瘍性大腸炎は昔から戦ってきた病気であって、それだから安倍総理はむしろ人の痛みがわかる人になって、おぼっちゃんを脱出して、脱おばちゃんを実現して、拉致被害者の痛みもわかる人になったってのが本当のところですから、今も自由民主党内に巣食っている、北朝鮮の工作に迎合する人たちによって、実は第一次安倍政権は打倒されたし。
 しかし安倍総理の責任ですよ?
 僕、直後に総理に直接申し上げましたけど、戦いですから、負けたあなたが悪いんですということを申し上げたけども、事実経過は本当はそうですよ。

 それがまたもう一度、もっと巧妙になって、つまり、もしもたとえば、どなたかは殺害した場合に、殺害時期がばれないように骨を焼くと。
 その温度まで北朝鮮は、もう技術をいわば完成させてるんですよ。
 その上ですね、その上で、調査団をと言ってて。

 僕は産経新聞のインタビューで国際調査団と言いましたが、これは全く違う話で、それを、これはちょっと最近笑ってしまったんですけど、青山さんといえども北朝鮮が接触してるんじゃないかとか。
 それからここに出てくるね、「複数の日本関係者」って外務省ですけども、この外務省が青山さんとこに行ってるんじゃないかってことを心配してる良心的な方がね、これほんとに良心的な方がいらっしゃるということで、これ別に僕はこういうことはもう一切弁明しないので、何も言わなくてもいいんですけど、本当はですね、一切僕には近づかないですよ。
 なぜか。
 「虎ノ門ニュース」のおかげですよ。
 議員会館の部屋に外務省が現れたら全部、暴露しますから。
 「トラ撮り!」でもやりますから。

(居島:(笑))

 だから絶対近づかないですよ。
 で、外務省の中にも実は僕のシンパがいるんですけども、こういう人たちも姿を現さないで、メールも読まれるから、電話も読まれるから、違う手段で、僕に、たとえば今日お話してることも、外務省の内部から情報取って言ってるんですよ。
 外務省、逃げられませんよ?

 で、話を元に戻すとですね。
 僕が言ってる国際調査団の中身は、実は手の内を全部示すことはできないけれども、しかし昨日独立講演会がありまして、独立講演会はオフレコなんで、何を言ったかもちろん話できないんですけども、でもここで言える中身に変えてお話ししますとね。
 6.12米朝首脳会談の後、この数ヶ月で改めてはっきりわかったこと、確認できたことが一つあって北朝鮮は軍事力以外のものには、全く屈しないってことなんですよ。
 なぜか。
 経済制裁はどんなにやっても、中国が、北朝鮮を実は軍事でも経済でも支えているからで、しかし経済の方は…。

 ま、中国の主張してる人口は13億ですけど、国連に届けてるのは。
 でも実際は14億8000万じゃないかって説もあるわけですよ。
 間とっても14億ぐらいですよ。
 で、北朝鮮は自称2300万の人口ですが、本当は1900万ぐらいじゃないかという見方もあるわけですよ。
 間をとって2000万ですよね。
 人口2000万の国を、14億の国が経済支援すると、わかるでしょ?
 しかも14億のこれ独裁国家ですから、税金全部取り立てできますよね。

 だから本当は小指の先ぐらいを支援したら、もうこれで北朝鮮は十分潤うし、しかもはっきり言うと人民飢えてもいいわけですから。
 金一族はしかも弾道ミサイルと核技術を、中東の死の商人を使って今も売ってますから。
 そうすると中国の、チャイナの支援とこの密商売でですね、もう完全に食えるわけですよ。
 だからいくら経済制裁を頑張っても意味がないんですよ。

 ところがですね、中国はこのお金と同時に軍事的な支援も本当は、これ前面じゃないんで、約束してるわけですけど、米軍に全く勝てないんですよ。
 それが6.12で、トランプさんが当面戦争しないという約束を実質してしまったから、北朝鮮の今の立場になって、強い立場になってるわけですけれども、これをもっと簡単に言うと、こういう関係なんですよ。

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 三角関係で、要するに北朝鮮というものをアメリカと中国で取り合ってる状況です。
 で、だからアメリカが北朝鮮を呑み込もうとしたのが6.12に中国は見えるから、今徹底的に支援してるわけですよね。
 で、アメリカが軍事力を使う可能性を一旦捨てたので、いや、今後、実はもうすでに復活しつつあるんですけども、その可能性が。
 で、そういうことで北の様子を見てると、要するに軍事力だけなんですよ。

 で、最終的にはですね、たとえば安倍政権は9月の総裁選で、勝てば、残り3年しかありませんが、これ何でもネガティブな事ってのは逆に見ると、いわばポジティブな事が浮かび上がってくる。
 というのはですね、もう失うもんないんですよ。
 もうその後を続ける必要はないんですから。
 後継者を立てることが必要だけども、安倍総理ご本人はここで総理は一旦終わりですから、一旦っていうか総理は終わりなんで。
 僕は安倍総理は辞めた後に外務大臣なさるべきだと、水面下で、今あえて水面下のことを申し上げましたけれども。
 しかし総理としては終わりなんで。

 失うものがなくなった立場ですとね、たとえば憲法9条に武力行使、それから武力の威嚇、陸海空軍の保持、その他の戦力の保持、国の交戦権、全部否定されてます。
 いつも言ってる通り、私たちの大切な日本国憲法に、1字も日本国民を守る手段がない。
 同時に、自国民を救出しちゃいけないっていうことは一切書いてないんですよ。
 だから9条1項の武力の行使もですね、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄すると書いてあるから。
 拉致事件っていうのは国際紛争ですか?
 ご冗談でしょう?

(居島:違いますよね)

 だから外務省が余計なことすんなってことなんですよ。
 これ外交問題じゃなくて犯罪ですから。

(居島:れっきとした犯罪…)

 れっきとした犯罪なんですよ。
 国家犯罪ですからね。
 だから実は憲法に全く抵触しないんですよ。

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 本当はここが抵触するわけですよ、「その他の戦力は、これを保持しない」って書いてあるから。
 自衛隊は「その他の戦力」に明らかに該当するから。
 でもいちおう、ま、僕はこれ前から否定してるわけですが、政府見解も実は違いますけどね。
 で、ここに微妙な一言あるけども、要はここに抵触するんだけども、今までの有権解釈、有権解釈っていうのは、いわば権限を持って行われた憲法解釈によって、自衛隊は合憲ってことになってるわけですよ。
 だから従って、自衛隊が犯罪を解決して、国際紛争の解決じゃなくて犯罪を解決して、自国民を救出することについては何も禁じられてないから。

 実はですね、これはつまり憲法の解釈として、安倍内閣が自衛隊を北朝鮮に、拉致被害者の救済のために派遣することは可能なんですよ。
 今でも可能です。
 ところが、行けばいいんじゃなくて、今はどこにいらっしゃるかわからないわけですから。
 これ必ず調べなきゃいけないんですよね。

 で、トランプさんがどうであれ、米軍は少なくとも北朝鮮の核兵器を廃棄することを諦めていませんから。
 トランプさんがちょっともう興味を失ってるって説もあってですね、僕は必ずしもそうじゃないと思ってますけど。
 イランの方ばかり向いてるって話もあるけど、でも間違いなく米軍は北朝鮮の核は深刻な脅威だと。
 つまりトランプさんは日本に届く核にあまり興味がなくても、アメリカ軍は在日米軍が生命線ですから。
 この基地従業員のレベルの高さを含めてですね、それから日本全体の態勢として、沖縄だけじゃなくて、青森県の三沢から沖縄に至るまでの、たとえば首都圏だったら横須賀、あるいは座間、そういう所を全部含めて、アメリカ軍にとっては、どういう展開になろうとも、在日米軍は生命線だから、そこに届く核ミサイルを見逃すことは米軍はしないので。

 従ってずっと実は要求してるのは、核兵器のリストを出せって言ってるわけですよ。
 核兵器のリスト。
 で、北朝鮮はそれ渋ってるわけですけども、アメリカ軍は最大70個あると思ってるわけですよ、核弾頭ね。
 で、核施設もあると。
 で、これ中国はかなり把握してるんで、ということはやっぱりリストがあるから、それを出せと。
 出たら、あ、そうですか、こういうリストですねってなるわけないでしょう?
 それ必ず米軍は調べに行くんですよ。
 で、これはウィーンのIAEA、国際原子力機関、も協力はするかもしれないけど、主体はあくまで米軍なんですよ。
 軍事力が動かないと、北は何も受け入れないから。

 そこに私たちの自衛隊が合同して、で、それも僕はその米軍が言ってるのは、to be comprehensiveと言ってるんですよ。
 つまり包括的にやりましょうと。
 アメリカ軍は戦争するためにいるんじゃないでしょと。
 自由と民主主義と人権を守るためにいるんだろうと。
 それに基づくアメリカの国益だから、だから当然、日本の拉致被害者の調査がそこに加わっても、全くおかしくないはずで。

 で、平和安全法制のおかげでもし米軍動くとあれば、日本は戦争はしませんけれどもロジスティクスを支えることはできるようになったから。
 で、現に海上自衛隊はその態勢も、実はもう訓練積んでいるし、それから陸上自衛隊も水陸機動団っていうね、まあ有り体に言うと海兵隊、にほぼ近いものを、もう持つようになって、それは基本的には日本の諸島防衛ですが、中国のたとえば両面作戦ができないように、抑止力を持つことはできるようになってるわけですよね。
 それで、十分に送ることはできなかったり十分に、調査できなくても、とりあえず実際の北の様子はこうで、拉致被害者が幽閉されてるとしたら、監禁されてるとしたらこの辺だっていうことを、自衛隊がある程度かんどり(警察用語の「鑑取り」?)できるだけでも今の状況と全然違うんですよ。

 その上で僕はこれを無理して救出作戦を強行しろって言ってんじゃなくて、こういう風に出てくるとですね、北朝鮮の態度が間違いなく変わると言ってるんですよ。
 お金を渡しても変わらないんですよ。
 そこがもともとイデオロギーの問題じゃなくて、こうやってお金を渡して国交正常化して、支援してあげたら言うこと聞くでしょ、って違います。
 今言った通り、チャイナ丸抱えになってるんですよ、アメリカに取られそうになったから。
 そんなこともわからんのかって、外務省が。
 もう今日アルゼンチン行けませんね(一同笑)。

 いや、もうこれは本当にひどい記事であって。
 こういうね、北朝鮮の提灯を持つような記事を書くっていうのは、それやっぱり平壌の支局も、逆にもうこれで僕は停止をすべきだと思いますよ。

(居島:思うツボですもんね)

 ね。その通り、思うツボなんですよ。

 それで、だから調査団のことを、僕は産経新聞にはここまで詳しく言わずに、インタビューで答えたんですけれども。
 で、じゃあ実際にアメリカ側とどうしてるか云々は絶対言いません、それは。
 相手のあることのあることでもありますし。
 但し、今日のように、アルゼンチンとこれは議連で行くんですけども、日本とアルゼンチンの友好のためで、アルゼンチンは今、通貨不安で…。

(居島:大変なことになってますね)

 世界経済の不安の震源地になって、トルコの通貨不安を、もろ煽りを受けてるのは地球の裏側のアルゼンチンなんですよね。
 だからたとえ1日半でも、もう公務だけやって、ほとんど、街もろくに見られないと思いますけど、僕にとって久しぶりのアルゼンチンなんですけど、でもそういうことも大事だけど、これは議連から行くから、全員で4人ですよね、やっぱ遠すぎるから。
 でも、今言ったその自衛隊を含めた調査隊については、海外出張も実は予定されてますけど、これは独立講演会では少し申し上げるけれども、こういう場では言えないんですよ。

 それで、大事なことはさっき言った通りですね、安倍総理の考えは揺らいでない。
 それから官邸にこの複数の日本政府関係者って人はいない。
 それでこれはあえて外務省に申し上げておきますけども、田中均外務審議官が犯した過ちを、そのまま繰り返すようなことになったら、これ、これまでずっと財務省が体質を指摘されてきたけど、外務省のね、日本の省庁で名称変わってないのは外務省だけなんですよ。
 財務省ですら大蔵省に変わったでしょ。

(居島:思えば、そうですね)

 外務省だけは全く変わってないわけですよ。
 で、それは一つには、皆さん国民の目が外に届かないからです。
 これ国民の意識も変えてほしいんですけど、たとえばアメリカ国民って、海外行った時にその自国の大使館とか領事館とかはね、すごい活用しようとするんですよね。
 でも、行きますか皆さん?海外行った時に。

 たとえば、いきなり大使と会えっていってもなかなか会ってくれなくてもですね、大使がどんな暮らししてるのか、有権者として、全部皆さんのお金ですよ?
 それですごく若い方でもね、メガネ買ったりボールペン買ったり、消費払ってるわけですから、全部それで支えられてるんですよ?
 コックも日本から連れて行き、ですよ。
 はっきり言うと、大使のうち何人かは僕に、青山さん、大使でいる間は、給料を使わないで済んだと。
 それ全部貯金になるわけです。
 年収2000万以上がですよ?
 それ全部みんなのお金ですよ?

 だから当然それは、外務省がこれ悪いって言ってるよりも、この部分はね、有権者がチェックしなきゃいけないんですよ。
 で、チェックって硬い…、利用してください、活用してください。
 それだけで、在外公館の姿勢は正されますから。
 これは、こういう記事が出てくるっていうのは、もう日本のオールドメディアと、自由民主党を中心とした一部の国会議員の、そしてさらに外務省の深刻な問題を物語ってる記事に過ぎなくて。
 で、もしも、何か間違って、日本政府が本当にこういう方向に行き出すと、僕は全身全霊で戦いますからね。
 事実上の戦闘宣言ですから。

 但し、今のところ、つい最近も、ちょっと今日は踏み込みすぎだけども、昨日の独立講演会の熱気がまだ残って踏み込みすぎだけども、最近も安倍総理と、たとえば僕の産経のインタビューの記事をめぐって議論した時にも、安倍総理の強い意思は変わってないっていうこと確認しましたし、それはやっぱり第一次安倍政権で安倍総理は今後も、死ぬまでをおっしゃらないと思います、ご自分からはね。
 しかし実際は第一次安倍政権の時に、自由民主党の中の親北派、親韓派、親中派、この三派で、ほとんど同じ人物ですけど、こういう人たちから足引っ張られたってことは、それは死ぬまでおっしゃらないけども、絶対忘れることはないですよね。
 いわばばその人たちと改めて戦うためにこそ再登板されたんであって。
 だから今、正念場ですよね。


(2)閣僚靖国参拝2年連続ゼロ 終戦の日

【共同通信によりますと、終戦の日を迎えた15日、安倍内閣の閣僚は東京・九段北の靖国神社への参拝を、去年に続き2年連続で見送りました。政権として中国や韓国に配慮し、関係改善の流れを加速させたいという意向が働いたとみられます。8月15日の閣僚による参拝は、第二次安倍政権が発足して以降、2013年から4年続き、去年初めてゼロとなりました。今年は、日本と中国が平和友好条約を調印して40周年という節目にあたります。安倍総理は来月の自民党総裁選挙で連続3回の当選を図った上で、その翌月の10月の中国訪問を目指しています。また北朝鮮による拉致・核・ミサイル問題の解決に向け、韓国との緊密連携も欠かせないことも背景にあるとみられます。一方、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は昨日、集団参拝した議員について、自民党や日本維新の会などの50人だったと発表しました】

 これもあえて全文読んでいただいたんですが、一番最後に出てきた8月15日に超党派の議連で参拝、僕も当然、参拝をいたしました。
 で、僕は一回生議員であることにむしろこだわりたいと思ってるから、一番列の最後。
 代理で秘書を送ってきてる人もいて、僕より先に行ってる秘書の方もいっぱいいらっしゃいましたが、後ろから行くとですね、やっぱり全体よく見えるんですよね。

 それで自由民主党の議員の参拝は減ってない。
 野党がすごく少なくなったですね。
 それで、これ中国からいろいろ手は伸びてると思いますね。
 今、韓国はそんな余裕はないんですけれども。

 で、その上で安倍総理が、これ安倍総理の間違いなく判断です。
 安倍総理が閣僚参拝を全部押さえたっていうのは間違いです。
 僕は反対です。

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 それは、天秤が仮にあるとして、政治的な。
 それでたとえば対中関係が良くなってきて、ちょっと重視しなきゃいけないと。
 今はまあそういう傾向、中国困ってるから。
 それから北朝鮮を考えると韓国とやっぱり連携しなきゃいけない。
 それで靖国参拝が軽くなる。
 これが間違いなんですよ。
 この天秤の存在自体が全く間違いで、もともと中国も韓国も、つまり、こういうのは全部中国がどうするかに韓国が付き従うだけですから。
 別に今の文在寅政権だけじゃなくて、どんな政権でもそうなんですよ。

 だからもう中国に絞って言うとですね、中国は日本の総理が靖国神社に正式参拝なさることを何も問題視してなかったんですよ?
 かつてしたことがなかったんです。
 それを中曽根総理がわざわざ自分の参拝ぶりを強調し、しかも参拝を見送る時に、中国の改革派と言われた胡耀邦さんって人を守るためだみたいなことまでね、いわば事実上広めたから、それは中国共産党としては、中国共産党の権力闘争にも関係する、これは中国共産党の最大関心ですから、党内部の権力闘争っていうのは。
 だから胡耀邦さんを追い落とす勢力は今、ずーっと、それからずーっと主流派なわけですよね。
 胡耀邦さんは西方の民主主義に近づこうとしたから、もう亡くなってますけれども。

 で、その中国共産党は内部の、いわば結束っていうか権力闘争に打ち勝つためにも、靖国は問題にせざるをえなくなったわけですよね。
 それだけのことなんですよ。
 靖国神社のあり方とか、それから日本が先の大戦で、私たちのために戦われた方をどのようにお祀りするかっていうことは、本当はお話の外で、本来は。
 あくまで中国の権力闘争に中曽根さんが、はっきり言うと愚かにも首を突っ込んだから、それに利用されまくられてるだけの話ですから。
 さっき言ったこんな天秤なんてことを安倍内閣が認めちゃダメなんですよ。
 これ話が逆で、今、中国は困り切ってるわけですから。
 こないだの北載河っていう保養地でやった秘密会議で、習近平さんは失脚するって見通しまであったのを、軍の力を背景にして何とか習近平さん、乗り切っただけなんですよ。

 で、習近平さんの最大の間違いは、ま、トランプさんが喧嘩ふっかけんですよね、さっきの三角関係の問題もあってですね、中国に力を与えるとこの連合(中北)が強くなるから、トランプさんとしたらここを切るためにも貿易戦争を仕掛けたわけです。
 で、貿易戦争もトランプさんらしくて、すごくストレートなやり方、常識では全く考えられない。
 とにかくめちゃくちゃな関税をかけるというのだけやったわけですよ。
 複雑な手はほとんど使ってないわけですよね。
 勢いでパンパンパンとこう、はたいたと同じなんですが、それをはたき返したわけです、習近平さんは。
 なぜかと言うと、権力はやや不安になる、つまり個人崇拝をしてもらおうと思ったのが度が過ぎて、おかしくなってきたから、ここでアメリカに負けるわけにいけないって、いわばいい言葉じゃないけど、タイマンはったわけですよ。
 ところが元々この番組で言ってる通り、貿易量が半分しかないんだから、だから物理的にもう限界来ちゃってるわけですよ。

(居島:まんまと乗せられた…)

 人民元が最初は共産党が下げてたわけですよ、輸出しやすいように。
 それがどんどん下がっていって、中国経済全体の信用性がなくなって、一帯一路まで正体がばれたわけですよ。
 要するに高金利でお金返しといて、それで道路や鉄道作らせて、それで諸外国に、アジアや下手するとヨーロッパの国まで中国に対する借金だらけにして支配するという行動まで全部ばれちゃったわけですよ。

 何もかもうまくいってないわけですよ。
 そういう時は逆に参拝しなきゃダメじゃないですか。
 それでもうこの問題は終わりだと。
 政治問題じゃない、外交問題じゃない、違いますよ、あなたの、内部に、中曽根総理が首突っ込んだのはよくなかった、しかし私たちのために命まで捧げられた方を日本国民がこうやって尊敬し、尊崇し、お祀り申し上げるってことは話が違いますねってことを、むしろ、秋に予定されてる日中首脳会談の前提条件にすればいんですよ。

 だから、敗北主義はダメです、敗北主義は。
 何のために再登板したのかわかんなくなります、これは。


(3)9条改憲「緊急性低い」 石破氏

 これ1回生議員ですけど、長い、民間人時代から議論相手でもある、石破茂元幹事長に申し上げたいのは、まだ間に合うから、これもう修正しましょう。
 こんなことを言っちゃダメですよ。
 これは自由民主党の総裁選じゃないですよ。
 自由民主党の総裁選ですから、9条改憲は急がなきゃいけない。
 拉致被害者の救出のためにも急がなきゃいけないってことは、これ自由民主党の土台なんですよ、土台。
 で、しかも勝つ見通しがなくて、自分の政治生命を保ちたいだけで、この自由民主党の土台を元幹事長が、あるいは元防衛大臣が壊すようなことを言っちゃダメですよ。
 まだ総裁選は告示もしてなんですから、今から軌道修正なさるべきだと思います、僕は。


(4)新元号 日本古典も選択肢 政府

 これは事実で、ま、ずっと官邸の中枢にも申し入れてきました。
 もう党内でも申し上げてきましたが、ま、正式にっていうのは、元号選定過程には事実上ないんですけど、最後に官邸の会議にかけるまでは全部水面下で動くんですけども、実際に日本の古典がその出所(でどころ)の対象に入りました。

 で、この記事には古事記と日本書紀が上がってるんですけど、基本的には日本書紀の方です。
 但し、案を出すのは委嘱された学者から出るんで、学者の方によっては…、日本書紀は正史ですね、僕はアメリカ人、イギリス人に説明してるのは、Japanese authorize history。
 すると彼らは一発でわかるんですけど。
 右翼でも何でもないです。
 日本書紀まで右翼だと思ってる人がいますからね。

(居島:(苦笑))

 で、古事記はどちらかと言うと、わかりやすく面白く書かれた読み物の傾向があって、それでも全く問題ないですけれども、政府の、安倍内閣の雰囲気は、やっぱり日本書紀が基本ですよね。
 それで日本書紀、じゃあこれ番組終わった後にね、ネットで検索してもらったらすぐ出てきますから、素晴らしい文字の組み合わせいっぱいありますよ。
 僕も案出したいですけど、現職の国会議員が案出せるわけはないので(笑)。
 で、これは純然たる学者に本来委嘱されますから。
 
 たとえばね、エネルギーなんかかで有識者の意見聞く時に、専門家でない人にあえて聞いたりするのは日本政府の癖なんですよね。
 たとえばコンサルタント会社とか、僕は反対なんですけども。
 でもこの元号については、たとえば小説家とかそういう関連は少なくとも今まではなかったんですよ。
 で、これから最終段階からひょっとしたらたとえば今言った小説家とかね、さすがにタレントまでは行かないと思うけれども、日本語を生業とする人を、もうちょっと幅広げてってことはあるかもしれないです。

 でもおそらくはそこまで行かずに、日本書紀、古事記、日本の古典については当然、正統な学者はたくさんいらっしゃいますから、そういう方々に委嘱してと。
 で、結果がどうなるか、つまりこれ漢籍って言ってですね、中国の古典から選べっていう牢固たる考え方の学者の方がはるかに主流派ですからね。
 いつも言うのは、元号はもともと中国から始まってると。

 これをですね、たとえば亡くなった加藤紘一さんがね、主たる政治家だった時に、僕は短い間ですけど番をしたことがあって。
 で、加藤紘一さんって、外務省の中国課出身なんですよ。
 「青山くん、きみは中国に対する姿勢は厳しすぎるんだよ。青山繁晴ってのも漢字で、中国から来てるじゃないか。だから日本人はやっぱり中国にはひれ伏さなきゃいけないんだという風に、加藤さんがおっしゃって。
 僕はこの辺(頭)がボンボンバーンと、何段ロケットで噴火してですね。

(居島:(笑))

 若い番記者ですけども、「加藤先生、そうおっしゃるなら、じゃあアメリカ人もイギリス人もフランス人もドイツ人も、とにかく西洋の人間はみんな、毎朝ギリシャに向かってひれ伏さなきゃいけないですね」と。

(居島:(笑))

 文化っていうものはもともと川のほとりに、昔は4つしかなくて、そこから伝播していったんで。
 どんな文化だって最初のルーツは自分のとこじゃないんですよ、ほとんど。
 そうじゃなくて、中国から文字は来たけれども、それをカタカナにし、ひらがなにし、ね、で、今はローマ字も含めてね、4種類を持ってるっていうのが、日本語の素晴らしいところで。
 だからお嫌でしたら、あおやましげはるっていうひらがなでもいいわけですよって。

 だからそういう考え方で、中国はもともと先輩なんだっていうその全く、実はただの勘違いにすぎないと、申し上げたんですよ。
 でも元号についてもそういうことを言う学者が未だに多いし、政治家もすぐそういうことを聞くから。

(居島:加藤さん、ひれ伏さなきゃって、おっしゃったんですか?)

 えっとですね、ちょっと今、ほんとのこと言っちゃったんですけど、僕、長年それ言わないようにしてきたんですけどね。
 これ1対1の場でしたから。

(居島:すごい表現ですね)

 亡くなったから、多少、僕もネジが緩んで今申し上げましたけど。
 そうですよ、それは言い合いになったからですよ。
 それは加藤さんにしたら腹立ったでしょ、若い若い記者が、せっかく1対1で会ってやってるのに、もう、加藤さんとして、いわば親心で、そんなに中国に厳しいと、共同通信も北京とか上海で大事な拠点あるんだから、きみは将来困るんじゃないかってこともおっしゃってましたよ。

(居島:含みでね…)

 それは外務省の中国課にいたから、水面下も全部知ってるから。
 それをですね、真正面から…。

(居島:(笑))

 この地声ですね…。
 加藤さん、決して声大きくないから。
 だから決して日本が屈服しろっていう趣旨でおっしゃったんじゃなくて、僕を諭す意味でおっしゃったと思うんですけど、僕はその言葉でカッとしたわけじゃないです。
 ほんとは全然カッとしてませんから。
 この何段式ロケットっていう意味は、つまり感情は常に抑えてますから。
 でも記者たる者は、全国民の知る権利を代表してるから、相手が中曽根総理だろうが、加藤官房長官、加藤幹事長だろうが、森幹事長だろうが関係ないっていうのが僕の姿勢だったから、それを(「虎ノ門ニュース」をやっている共同通信会館ビルの)5階にいた政治部のデスクはね、「青山ちゃん、政治部だけどさ、ド社会部だよね」って言われて、「違います」って言いました。

(居島:(笑))

 いや、違いますと言ったらデスクは納得したんですよ。
 社会部は切って捨てるけど、僕は切って捨てないですから。
 みんな親しくなりましたから。
 中曽根さんとも、実は加藤紘一さんともですね。

(居島:その頃から、「斬ってへんわ」の…(笑))

 今、加藤紘一さんのお嬢様が、立派な議員になってらっしゃいますけどね。
 部会もよくお出でになりますよ。
 努力されてます。


(5)米中首脳 11月貿易協議か

 実は習近平国家主席は10月に、安倍総理お迎えして日中首脳会談をやる方向がだんだん強まってます。
 その翌月の11月に米中やりたい、これは中国側の申し入れです。
 で、日中首脳会談は日本と中国がいわば対等に協議して、今、まだ決まってませんけどね、方向が出たんですが、これは徹底的に中国の方が、お会いしたいと。
 ということはですね、さっき言いました通り、もう勝ち目はないんですよ。
 勝ち目がないんで、ソフトランディング、柔らかい負け方を探るってことになるんですよね。
 これは、いや、そんな簡単に行かないと思いますよ。
 そういう時のトランプさんって、けっこう恐ろしいと思うけどね、僕は。
 大失敗したりして。


(★)トラ撮り! コーナー

★K4-GP
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※先週月曜日に実施。
 軽自動車の耐久500kmレース。富士スピードウェイ。
 自民党モータースポーツ振興議連から参加。

※画像は右から、大岡敏孝衆院議員、青山繁晴参院議員、古屋圭司衆院議員、岐阜県の恵那市長(小坂喬峰氏?)。
 恵那市長も青山議員同様、急きょ呼び出された。


★自民党部会(国防部会・安全保障調査会合同会議)
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※手前の白い制服3人は、右から、海・陸・空。
 高橋憲一さんという人が事務次官になって最初の会合。
 陸上イージスの問題がテーマ。

※8月16日に実施。
 議員も、お盆でみんな選挙区に帰ってるところを、わざわざ出席。
 数は少ないが。

※以下、青山さんが部会で話したこと──
 イージス・アショア=陸上イージスと言って、そういうことも含めて、もっと国民の理解を求めるべき。
 秋田県に配備する予定だが、秋田魁新報が論考の最後に、到底受け入れられないという趣旨のことが。
 朝日や産経よりも、地元の立地県の説明が大事で、北朝鮮の交渉がどうという話でなく、実は防衛全体が弾道ミサイルの時代になっているのに、日本は弾道ミサイルは1基もない。
 中国は認めてないが、日本の人口30万以上の全都市に弾道ミサイルを照準を合わせてる。
 中国以外も弾道ミサイル持ってるのに、日本が備えようがないことを考えると、イージスというのは全く防衛的なものですから。
 専守防衛にも合致してるから、そういう説明をちゃんとするべきである。

(青山さんはここまで。有本香さん登場)




 ____________________________内容紹介ここまで


 加藤紘一氏と漢字の話で思い出したのですが…。
 2005年11月20日「報道2001」でも、加藤氏は似たような発言をしていました。

【確かに安全保障で考えたら、日米があるから日中なんか結べない。が、貿易量は日米より日中の方が大きくなった。また漢字、同じ言葉を使っている。私はアメリカ、中国にも行ったことがあるが、やはり日本人は文化、伝統的にアジアなんですよ。アメリカ人と会う時は、やはり英語が通じるかなと気になるが、中国人とは下手な中国語も最初から通じるはず、と喋っちゃう(笑)

 今読んでも、目が点ですわ(・。・)


 青山さん、有本香さんのことを「和製サッチャー」と呼んでましたね。
 番組前半が終わって、有本香さんに引き継ぐ時、「香ちゃんも櫻井よしこさんも、みんな国会議員になれば…」。
 有本さんは「私はもう体にガタが来てますから、もうそれどころじゃないんですよ。青山さんみたいにお元気じゃないので」。
 有本さんと同世代の私も、ま、有本さんに比べたら全然大したことじゃないと思いますが、かなりガタ来てて…。
 いつも元気な青山さんが羨ましい(T_T)

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 で、番組後半、有本さんがまず取り上げたテーマは「なぜ今!?外国人材受け入れ拡大政策」
 データも紹介しながらの密度の濃い解説です。
 こちらも必見ですので、動画を是非ご覧下さい。

 要点だけざっくりまとめると…
 国民健康保険など社会保障制度に穴がある状態で、外国人受け入れは危険。
 もし法案がこの秋に国会に出たらすぐ通ってしまう。
 政府の「骨太の方針」に入っている上に、自民党にも推進派が大勢いるから。
 私たちがもっと声を挙げることが必要、といった内容でした。


 その後のニュース解説では、石破茂さん批判に注目。
 石破さんと小池百合子さんとの共通点を挙げた上で、6年前の総裁選に言及。
 安倍さんと石破さんのスピーチを比較すると、両方とも1分ちょっとだが、明らかに2人は違っている。
 石破さんは6年前の時点ですでにダメダメだったと。

 1つだけ要素を言うと、スピーチで安倍さんは「私」という主語は1回も使ってない。
 「私たち」「日本は」が主語。
 石破さんは「私」という主語ばかり。
 今回も「石破茂はこういう人間なんですよ、支持して下さい」。
 安倍さんはそういうことを言ってない。
 「日本はこうなります」「自分はこれをやります」「日本にとってこれが必要だからやります」ということを言っている。
 そういうところに2人の政治家としての姿勢がはっきり現れてる。

 石破さんは6年前の1分ちょっとのスピーチで、一度も「日本」という言葉がない。
 そこに石破さんの政治家としての全てが凝縮されている。
 「日本」「わが国」じゃなく、「この国」。
 朝日新聞と親和性が高い。
 6年前からそう。

 詳しいことは、もうすぐ発売の「月刊Hanada」に書かれたそうなので、そちらを。
 「誰よりもきつい石破茂論」だそうです(^_^;



 石破さんって、歴史観でも朝日新聞と親和性が高そうですね。
 というのも、私、未だに覚えてるんですが、10年前、防衛大臣の時に受けた中国共産党の新聞のインタビューで、すごく反日的な発言が。
(以下、ponkoさんの「反日勢力を斬る」を参照しました)

 「間違った戦争をした。だから私は靖国神社に参拝しない」
 「日本には南京大虐殺を否定する人がいる」
 「日本人が大東亜共栄圏の建設を主張したことは、侵略戦争に対する一種の詭弁だ」
 「(中国は日本に対する脅威であるから対中防衛を強化せよという人たちは)何の分析もしないで、中国は日本に対する脅威だと騒いでいる」
 「日本は中国に謝罪するべきだ」

 これは本当に石破さんが言ったのか?ということで、「月刊WiLL」編集部が石破さんに問い合わせたら、事務所から回答が来て、「インタビューを先方が記事にまとめたものですので、事実に即していないと言うほどではありませんが、事実そのままでもありません」。
 「事実に即していない場合、何らかの対処をしたのか」と尋ねると、「どのマスメディアでも発言を加工することはありますので、特別対処というほどのことはしておりません」。

 ponkoさんは、こうした石破さんサイドの対応から、「所詮は単なる『軍事オタク』で国家観も歴史観も持ち合わせていないことが判明した」と評されていますが、本当にその通りだと思います。

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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし





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