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漫画のような中国の動きの理由は?安倍総理は騙されてる?日本は外される?トランプさんは演技してる?…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■11/20放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

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 今週も北朝鮮問題がメインテーマです。
 トランプさんの「演技」(あくまで可能性)の話には正直ちょっと驚きました。
 
※元動画はこちら(11月20日午後8時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。



 内容紹介ここから____________________________

(1)北朝鮮外交トップと中国特使が会談

 このニュースを最初に取り上げたのは、皆さん気になってることがあると思うんですね。
 昨日、東京での独立講演会でもこの話を冒頭に長くしたんですが、独立講演会はオフレコなので、そこでの話と中身は違うんですが…。

 たくさんご質問も、ブログへの書き込みでもいただいて、僕けっこう感心してるんですが、皆さんちゃんとニュースの勘所を頭に入れてらして、はっきり言うと、地上波のテレビのコメンテーターよりもずっと…。
 日本では、視聴者とテレビの解説者が逆なんですね。
 視聴者の方が理解されてて、解説者は無理解な人が多い。

 質問で非常に多いのが、トランプ大統領がアジア歴訪に出かける時に、歴訪の終わりまでには北朝鮮のテロ国家の再指定をするという見通しであることを僕も申しましたし…。
 というのは、アメリカ政府の、ホワイトハウスの関係者も含めて、もう明言してたんです。
 というか、断言してたわけです。
 再指定しますと。
 それもいつかそのうちにじゃなく、一番遅くてもアジア歴訪の締めくくりで表明しますと、いうことを言ってたのに、トランプ大統領ご自身が無視してるんですよね。

 それは一体何を意味するのか。
 普通で考えたら、何度も申したように米朝で裏交渉をしてます、その裏交渉に何らかの進展があったので、テロ国家の再指定という肝心なことを見送っていると。
 これ誰でも推測しますよね。
 その場合に、米朝が直接交渉もやってるけれども、トランプさんは常に、その間に中国入ってくれと言ってるわけですね。

 そうすると、アジア歴訪でまず日本では安倍さんと蜜月ぶりを大変アピールして、その時には自由で開かれたインド太平洋は大事だとも言ってた。
 安倍外交のいわば真似をして、トランプさんはそうおっしゃってたわけですよね。
 ところが、そのあと、はっきり言って韓国訪問はほとんど意味がないので。
 アメリカは韓国をほとんど信用してませんし、文在寅大統領はもう北朝鮮と緊密なので、申し訳ないけどいわば儀礼的に寄っただけですね。

 で、そのあと中国に入ってから、例の28兆円のアメリカの物を買ってくれるって話も含めて、トランプさんはもう目尻を下げたような状態になって。
 その自由で開かれたインド太平洋っていうのは、太平洋とインドで中国を挟み打ちにするってことですから、それも実質的にほとんど言わなくなっちゃったわけですよね。
 その煽りで、他のニュースで改めてやりますが、ASEANが南シナ海の問題ではっきり物を言えなくなったりしたわけですよね。
 明らかに中国に丸め込まれたっていう雰囲気があって、それでトランプさんがアジア歴訪終わって、テロ国家の指定をせずに、それと全く時期を合わせて、中国の特使、宋濤という対外連絡部長が…。

 これは中国共産党の外交責任者なんですね。
 中国は基本的には北朝鮮と同じで、共産党あるいは労働党という独裁政党が(国の)上にいる。
 宋濤という対外連絡部長は、王毅という外務大臣よりも実権が上だったりするわけです。
 話が逆さになってる、これが中国の正体ですからね。
 人民解放軍も、最近は形式的には国家の軍隊に見せかけてるけど、本当は党の軍隊ですから。
 だからこれ日本に置き換えたら、陸海空軍を自由民主党が持ってて、核ミサイルも持ってて、自由民主党の外交部会長が河野太郎外務大臣よりはるかに上だっていうね、異常な国なわけですよ。

 ということはひとつは、時期がちょうど、米朝が何かやってるんじゃないかっていう時期に合ってる上に、これ普通、秘かに行くはずなんですよ。
 密使って言って。
 それをわざわざ国営通信社の新華社、全く国の宣伝機関、報道機関でない、その新華社が、特使が行くぞ行くぞと言ってるわけです。

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 したがって、(自由民主党で)外交部会ってものが開かれまして。
 阿達さんの仕切りで。
 外務省からいろいろ詳しく説明が、大量に資料を配付されて。
 たとえば日中関係の発言でこうだったとか、わざわざ赤字にしてあったりね。

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 はっきり言うと役人に依存する議員が多いからってこともあるんですが、まあでも、ちゃんと評価すれば丁寧な説明があるわけです。
 ところがその説明が、良かった良かったって話なわけですよ。
 特にトランプさん歴訪は、日米関係が緊密であることを世界にアピールしたので良かったということを、基本的にずっとあるので、僕の方から質問をいたしまして。
 だからここに書いてあるのは、外務省の話を聞きながら自分の質問を整理して書いてあるんですけどね。

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 というのは、(1)は、中国の対外連絡部長を北へ送ったと。
 (2)はトランプさんがテロ国家指定を今のところしてないと。

 ついでに(3)はトランプさんがアジア歴訪終わったあとに、今までアメリカが肩代わりしてたお金を今度は日本が出すんだと、そういう発言してますよね。
 だから日米関係緊密っていうのは要は、日本国民のお金を引き出すためか?と。
 そういう括りをトランプさん自身がしてるわけですよね。

 (4)空母3は箔付けって書いてあるのは、要するに3空母打撃群が実質、北の目の前に集結したが、トランプさんのアジア歴訪終わるとあっという間に散っていったわけですよね。
 ということは開戦の準備というよりは、トランプさんのアジア歴訪の箔付け、つまり軍事力を後ろに見せて、トランプ外交が上手く行くようにしただけであって、開戦する意思はないかのようにも見えるわけですよね。

 そういうことを普通に見ると、外交部会で僕は外務省側に聞いたのは、甘くないですか?と。
 僕がそう見てるって意味じゃなく、普通に考えれば、国民の常識で考えれば、安倍さんはいいように騙されてて、あたかも戦争始めるかのような強気でいながら、本当は北朝鮮・中国と、日本を抜きにして通じていて、それが現れてるかのように見える人が当然多いと。
 それに対して外務省の本音を聞きたいと。
 本音を聞きたいというのは、たとえばこの番組でも言わないということです。
 だから言葉の通りには申しませんが、ざっくり言えば、ちゃんと水面下の情報も把握するように努めていると。
 実は当たり前なんですけど(笑)、努めていると。
 その上で日本が外されてるなんてことはありませんと。

 というのは、中国自身が、北朝鮮と必ずしも上手く行ってるわけじゃないというニュアンスの話があったんです。
 そこは実は正しいんです。
 但し僕は外務省が認識甘いってことは、その場でも改めてさらに厳しく申しましたし、今も同じ考えです。
 甘いけれど、しかしこの外交部会が開かれたあとに、さらに奇妙な、漫画チックなことがあってですね。
 突然、中国の環球時報という、中国共産党の外交の機関紙が、「この特使はマジシャンじゃない」と(笑)。
 現実世界って、物事が緊迫してくるとなぜか漫画的になるんですよ。
 人間もそうですよね。追い詰められると急に笑い出したり。

 長年チャイナを見てきましたが、自分で宣伝しておきながら、その特使が行ってる最中に、マジシャンじゃない、そんなのできるとは限らないと言うっていうのは、初めてですよね。
 これ何を意味してるかというと、米中で金正恩委員長を殺害したあとに、中国は実権をアメリカからいただくという話し合いが、できているか、あるいはできつつあるか、少なくともその話をしてることは間違いがなくて、それを北朝鮮が把握してるからですよね。
 だから特使が何を持ってきても、少なくとも金正恩委員長その人は、そんなもの信用するわけにいかないじゃないですか。
 だから謎解きで言うと、開戦の危機が遠のいてるんじゃなくて…。

 今朝も、3時半頃に起きて、この番組の準備をするわけですけどね。
 アメリカと電話をして、生の情報を集めたりするわけですが、その途中に来たブログの書き込みの中に、「米国務省が対話路線で北朝鮮との問題を解決しようとする動きになったと。お前が独善的に言ってる、戦争があるかもしれないというのはこれで回避された」と。
 誰が書き込んだのか、改めて公的機関が調べるまでもなく、もうバレバレなわけですよ。
 分かりやすいんですよ。

(居島一平:そんな時間にも書き込んでくるんですね)

 それもあるし、それから雇われてやってる人もいるし、それから一人が何役もやってるんですけど、それも全部分かるわけですよ。
 きれいに全部分かります、居住地ももちろん。
 北朝鮮がどれほど開戦を怖がってるかっていうのは、特にこの10日間ぐらいで本当に様々に伝わってきてる。
 ティラーソン国務長官がいわばトランプさんと別なアメリカ政府の顔を見せて、事実上無条件で60日間、北朝鮮が核実験もミサイルも撃たず静かにしてくれたら、対話できるよという。
 もうそれ過ぎちゃったけど、ずっとやらないでいる。

 さっきの3空母の展開も本当はトランプ大統領のアジア歴訪の箔付けの意味が大きいのに、北朝鮮は実は情報国家で、その意味では日本は後れを取ってるが、つまり空母の下の原子力潜水艦の動きとか、それから…(次の項目へ)。


(2)空自が核搭載可能な米B52と訓練 8月

 日曜日の朝日新聞朝刊一面に出たんですよね。
 実は金曜日に僕の会員制レポートでこれを入れたんです。
 もちろん発表されてなくて、B-1Bとか、北朝鮮の上空にはっきり言うと簡単に行けるけども、核は積めない戦略爆撃機の行動とか、わが自衛隊との共同訓練は公表されてるけれども、B52っていうね、要するに核兵器をたくさん積める、これが実は自衛隊とも訓練してて、開戦に備えた動きをしてる。

 つまりアメリカ軍が、最前線に展開したのは、目に見えるのは空母であっても、本当は水面下の、これも核を積める原子力潜水艦、これは北朝鮮の目の前に行ったという意味じゃないです、行かなくてもいい、但し動きがあります、現在進行形で。
 それから核を積まないけど、非常に攻撃能力の高い潜水艦も含めて、潜水艦隊の動きは非常に激しいです。
 それから目に見える空母でしょ、それからF-35Aっていう、要するにこれも敵地の奥深くまで入れるのが特徴の戦闘爆撃機を前線にざーっと出し、そしていわば究極の仕上げとして、この超空の要塞って言われる、核兵器を大量に投下できるような要塞が、空から動いてくるという話ですけど、これは北朝鮮はガーンというショック。

 北朝鮮は今まで日本は憲法の縛りで何もできないと、完全に舐めてかかっていて、だから拉致被害者もどんどん出てしまったんですけど、取り返しにも来ないし。
 それが、自衛隊は戦争しないから北朝鮮にやって来るわけじゃないけど、実はB52とかの運用をしやすくするために、自衛隊が動いたこと自体が、北朝鮮にとっては大打撃で。

 しかも北朝鮮は、多額のお金と人間も使って、日本のマスメディアや大学や、だからテレビのコメンテーターや、国会や行政機関にも、中国ほどの質量ではないにしても、工作をやってきたのに、何と国会は、北朝鮮・中国の工作も背景にあると思われますが、「もりそば・かけそば(森友・加計)」を依然としてやっててですね、この件はほとんど論議になってないわけです。
 っていうか、全然なってないっていうか。
 で、僕はこの動き自体は諸手を挙げて賛成ですけど、しかし国会で議論されないのは実は基本的に奇妙な話なんですね。

 で、金曜日に会員だけに向けてレポート出して、日曜日の朝日新聞に出たんですよ。
 で、その途中、聞いてました。
 レポートがとか言われてないけど、メディアに出ますよと。
 これ自衛隊じゃないですよ、日本じゃない。
 どことは言いませんが。

 それで、このB52まで動かすというのは、逆にアメリカにとってみると、もう筒いっぱいの準備なんですよ。
 これいつまでも続けられないんですね。
 で、これいったん、やっぱりやめました、戻しましょうになると、これまた構築にたくさんのお金と、時間もある程度かかるので。
 したがって、今、非常に危機的な状況であることは、北朝鮮の工作員の方々も含めた期待とは違って、変わってないんですよ。

 外交部会の時に、これ木曜日の時点で、実は、ちょっと話しすぎかもしれないけど、それを把握した上で外務省に問いかけたんです。
 というのは外務省の反応で、そういうことが分かってるかどうかを知りたかったんです。
 分かってない。分かってません。

 だから、たとえばテロ国家を指定しないとか、28兆円の商売で大喜びしてるとか、確かにそういう面はあるんだけれども、僕ちょっと今、心配してるのを、アメリカ政府の中で、トランプさんって大丈夫かって声が政府の内部からもあることは事実です。
 でも、トランプさんは基本的に、最後の努力をしてると見るべきです。
 同時に、僕自身もトランプさんと会ったことないし、あくまでもトランプさんの周りにいる人たちの話だけ。
 会ったのは、基本的にずいぶん話し込んだのは安倍総理だけですからね。
 したがって、っていうかね、もっと本音を言うと、トランプさん自身も自分が何をするか全部分かってるわけじゃないと思う。
 人間は本来そういうもんですけど、トランプさんはその部分が強い。

 したがって、最終的にどう判断するか分からないけれども、今の状況を一言で言うと、こういう特使が行くという動きで、戦争がなくなったっていう話じゃなくて、実はその危機が、この米軍が準備をしてしまったのをなしにするのはけっこう大変だっていうことも含めて、危機がギリギリまで来てるから、漫画に見えるほどの、いわば最後の努力を、トランプ大統領も習近平国家主席もしてて。
 で、北朝鮮に明らかに迷いが見られる。
 特使は受け入れて、金正恩委員長が会うような会わないようなことを中国に言ってて。
 最初の見通しだと昨日会うはずだった。

 で、金正恩委員長も会ったことによって自分の、いわば命が助かることにつながるのか、それから金正恩委員長の今、最大の問題点は、朝鮮人民軍の実力が自分で分からないってことです。
 というのは、実はアメリカと戦争したら必ず負けるからやめて下さいってことを言う人が、もともと少ない上に、ちょっとでもそれ匂わしたら殺されますから。
 だから何も言わない人間しかいないから、簡単に言うとさっぱり分からないわけです。
 したがって…(次の項目へ)。


(3)北朝鮮 新型潜水艦の建造進展か 米大分析サイト

 アメリカの大学って国防総省と協力してるから、信用できないってわけじゃありませんけれども、でもあくまで大学がいわば政府のような行政責任を持たずに言ってるので、割り引いて聞くべきなんですが、要は、これ背伸びなんですよね。

 北朝鮮の潜水艦技術は、もともと低いです。
 それが背伸びして、SLBM、潜水艦発射型核ミサイルを撃てるようなものを作るってことになってるんだけども。
 背伸びっていうのは要は、軍がワシントンに撃ち込める核ミサイルを完成しきれないので、それで金正恩委員長に殺されては困るから、今この潜水艦をアメリカ大陸の目の前に持っていって、そこから核を撃ち込むこともやってますからっていうね、そういう面が実は強いんですよ。

 それと同時に、これ全然矛盾する話じゃなくて、核そのものについては、少なくとも1960年代からずっと北朝鮮なりに努力して、しかもものすごくしたたかに、たとえばクリントン大統領を騙して、平和利用の原発にしますからと、日本から大量のお金を引き出したり、核開発をやめてみせて、お金と時間を稼ぐってことを繰り返して、ようやく完成レベルに行ってるわけですよね。

 日本に打ち込むノドンは、核爆弾は事実上完成しています。
 だから全く日本とアメリカは本来立場は違うんですよね。
 でも、アメリカのワシントンに撃ち込むやつを完成しきれないで、そこで北朝鮮はだから時間を稼いでるんですけど、でもアメリカ軍の一番大事な分析は、たとえば、1年待ったらお終いだと。

 ということはもう一回言いますと、話は複雑ではなくて、北朝鮮が核を捨てないので、核を持ってる北朝鮮を潰すのか、北朝鮮の核を一定限度認めて妥協するのか、どっちかしかない。
 両方とも日本にとっては良い話ではないどころか、最悪が2つ並んでるのと同じです。
 そういう意味で、自由民主党の現職議員としてはもちろん問題発言ですけど、きつい言い方で、安倍総理も含めて騙されてるんじゃないかと。
 で、それは騙されてるからお前らけしからんと言ってるんじゃなくて、そういう視点を持ってますかということを聞いたら、事実上持ってないわけです。

 これは他でもない日本の危機です。
 アジアの危機とか北朝鮮の危機とかとは別に、日本の危機なんです。


(4)「北朝鮮へ圧力」要求連発 ASEANにトランプ氏

 これものすごく大事なニュース。
 要はこれ、トランプさんはさっき言った通り、ご自分でもご自分が最後は分からなくなるところが僕はあると思いますけれども、しかし少なくとも現在は、冷静な判断をしてるってことです。
 というのは、北朝鮮1本です。

 28兆円の物を買ってくれるから喜んでるというが、僕が聞く前からアメリカ政府の中から入ってきた話では、28兆円の契約の中に、単なるメモ書きとか口だけとか、それから過去の契約がたくさん含まれてて、個別の企業のもあるから全部は計算できないが、多くて半分だと。
 よくて半分だと。
 だからそういうことで喜ぶトランプ大統領は大丈夫なのか、ってことが逆流してきたので僕はちょっとびっくりしたんですが。
 言ってること分かるんですよ。
 ひょっとして、ビジネスマンだけども破綻も何度もしてるし、ビジネスマンとしての弱点がまた出てるんじゃないかと。
 つまりワーッと喜び、バッと落胆すると。
 そういう傾向は確かにあるんですよ。

 但しここは推測です。
 独立講演会では申さなかったんですけど。
 昨日、日本時間の夜7時過ぎに独立講演会が終わったあと、交わした議論の中で出てきたのが、これアメリカ政府の中から見ても、自国の大統領が演技してたんじゃないかと。
 喜んでるふり。
 このニュースに出てくる、ASEAN首脳に南シナ海の問題は一言も言わなかったと。
 今はもう中国のやってることを、北朝鮮の問題のために、全部ウェルカムで行くんだと。

 故宮に案内されたら、まるで朝貢に行った王様みたいに扱われると、仮に分かってても、分かってないかもしれないけど、アメリカはアジアの歴史に疎いから、でも分かってても、ああ素晴らしいと言ってみせると。
 嘘がいっぱい入ってても28兆円と言ったら、ああ素晴らしいと言ってみせると。
 それからASEANの首脳のとこ行ったら、特にベトナムは南シナ海を言ってほしいのに、もうあえて言わないようにすると。
 これ全部計算尽くで、うちの大統領は演技してるんじゃないかと。
 それで僕が答えるのも変な話なんだけど、あり得るねと言ったわけですよ。

 で、このニュースで、要するにトランプさんがアメリカで持ってる情報の中で、重視してるのが、実は北朝鮮を裏で支えてきたのは中国とロシアだけじゃなくて、多くがASEAN諸国なんだと。
 先週話しましたが、金正男さんを殺害しろと金正恩委員長から下りてきた時に、一番やりやすい所でやりますよねと。
 それがマレーシアで、ということはマレーシアと北朝鮮の関係はずぶずぶなんですよねと。
 マレーシアだけじゃなくてASEAN諸国はそうなんですよねと。
 実はベトナムのような国も含めて、北朝鮮とは関係が深い。

 それをトランプさんは、お前らけしからんって話をしてるわけです。
 君たちが本当は北朝鮮をのし上がらせた犯人の一人じゃないかと。
 だからたとえば労働者の受け入れとか裏貿易をやめろという要求をして。
 北朝鮮を叩きつぶすためなら、もう中国の力も最大限使うので、南シナ海の問題は棚上げだということを言ってるわけです。

 だからトランプさんの全部が演技かどうかは、僕もあり得ると答えただけでそうだとは言えなかったが、全体の状況からすると、トランプさんは中国の力をとにかく引き出して、戦争なしに、北朝鮮に核を捨てさせることはできないか、あるいは最低限の核保有だけにすることはできないか模索してて。
 で、今言った前者の核を捨てさせることはできません、中国は。
 できるとしたら、最低限の核を持つことを裏で認めるっていうことだけだから、日本はそれを見抜かなきゃいけない。


(5)核攻撃が違法なら従わず アメリカ軍高官

 北朝鮮と戦争になる時の事実上の指揮官は、太平洋軍司令官のハリスさん。
 ハイテン戦略軍司令官は、特に太平洋を越えるような核ミサイルを撃つ時には、具体的な指揮権を持ってる。
 ケーラーさんという元司令官が、大統領から違法な命令が来たら、軍人はそれに従うんじゃなくて、違法だと判断したら大統領に問い返しをして、というのが義務だと言ってるわけですよね。

 本来は元や前の司令官が言うことはあまり参考にならないが、この場合は非常に当てになる話で、つまり終始一貫…。
 これは「レッド・オクトーバーを追え!」という映画で(正しくは「クリムゾン・タイド」。CM明けにお詫びと訂正あり)、艦長が核ミサイルを発射しようとしたら、副長が反抗したら、最終的には艦長を逮捕するわけです。
 これがアメリカ軍のほんとなんですよ。
 残念ながら日本がアメリカにだけは負けた、その理由のひとつはこれ。
 違法か合法かということも含めて、上に、正当に反論できる。
 大統領がおかしいと思ったら違う意見を具申できるのが、昔も今も変わらない米軍の強み。

 第二次世界大戦では最後に広島・長崎に核爆弾を落としましたが、途中までは核も持ってなかった。
 したがって大戦終結したあと、米軍はガラッと変わって核を持つ軍隊になったわけですよね。
 ある意味では全面戦争に慎重になったわけですよね。
 だから第三次世界大戦は、ネットの世界ではサイバー戦争は起きてるけども、実弾を使った第三次世界大戦は起きてないわけですよね。
 したがって、第二次大戦当時のこのアメリカの意見具申をできる体質は、むしろ強化されている、というニュース。
 だからルールを言っただけ、でもある。

 但し、ここから匂ってくるのは、今、僕が言った、夕べ夜7時過ぎに独立講演会が終わって、そのあとアメリカ側と夜更けから夜明けにかけて、さっき逆流と言いましたが、こっちがトランプさんについて聞くのが当たり前じゃないですか。
 これは前はあったが、ピタッと止まってたんです。
 それがアジア歴訪の終わりから、急にまた出てきた。
 それとやっぱり関係ある匂いがしますね。
 ハイテン司令官に直接聞かないと最終的には分からないけれども。

 トランプさん怖いねって言う人もいるかもしれませんが、基本的なシステムが動いてるってことだから。
 大統領にはたくさんの個性があるから、こういう下から意見具申できるシステムにもなってる。


(6)早紀江さん「今チャンス」拉致解決求め集会

 先日、トランプさんが拉致被害者ご本人の曽我ひとみさんと初めて会っていただき、横田めぐみさんのお母さんをはじめとするご家族、それから特定失踪者のご家族にも会っていただいた。

 そのあと、自由民主党の拉致問題対策本部が開かれて、僕は本来言いにくかったことを言いました。
(先週の話とほぼ同じ内容につき省略。拉致問題の解決をトランプさん頼みにしてはいけない。彼は被害者を帰国させたら対話のチャンスと北朝鮮側にボールを投げてしまった。2002年の小泉訪朝の再来になる危険性。等々。先週の「トラ撮り!」コーナー参照)

 ……米中で裏合意になった時に日本がどうするかをシミュレーションしなければいけない、日本が解決することを忘れてはいけないということを申して、横田早紀江さんは僕の話をじっと我慢強く聞いて下さいました。

 その後、早紀江さんとお話ししてないので、僕の話などは全く参考になってないと思います。
 但し、早紀江さんがおっしゃっている、トランプさんが取り上げてくれて今がチャンスというのは、その通りです。
 ずっとこの番組で申してますが、おそらく最初で最後のチャンスです。
 最後って言い切っちゃいけないですが、少なくとも最初のチャンスであることは間違いないです。
 今のチャンスを絶対取らなきゃいけない。

 その時に、早紀江さんは実は重大な発言されてて、「アメリカの強い意思がある間に、時を置かず」、つまりすぐに安倍総理は訪朝してくれと。
 訪朝して、中国の特使に仮に金正恩さんが会わなくても、安倍総理が行ったら会ってくれるかもしれないから、そこで、このニュースには出てないけど本当は対話してほしいってこともおっしゃってるわけです。

 さあそれで、僕は一人の国会議員として、その責任で発言しますが、僕は今の安倍総理の訪朝は反対です。
 もともと僕は安倍総理の訪朝は慎重論です。
 だから、僕は(昨夏)当選して直接すぐに安倍総理に申し上げたのは、私を正式な特使として送って下さいと。
(参考:1/9付:北朝鮮に総理の親書を持って行かせろと交渉中・少女像設置で対抗措置など…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

 北朝鮮に厳しいことを言ってきて北朝鮮に睨まれてる人間を、つまり北朝鮮が言うことを聞いてくれると思う人間ではなくて、北朝鮮が敵だと思って、さまざまな工作も行われている僕が行くことに意味があって、但しその時に誰も付けないで下さいと。
 総理の親書を持って行きますが、しかし誰も付けないで行かせて下さいということを何回も申し上げて。
 安倍さんは断るんじゃなくて、考えるってことだったんです。

 その後、北朝鮮との間で戦争の危機が生じてから、僕はそれを申し上げてません。
 つまり、今はそれをやっちゃいけません。
 安倍さんの訪朝は申し訳ないですけど、論外です。
 僕が行くのも、いけません、今は。違います、今は。
 これはちゃんと時期を見るべきであって。

 早紀江さんの提案は提案として、一人の国会議員としてとても大事に思います。
 が、安倍総理が今、訪朝して何が起きるかというと、拉致被害者の全員の帰国ではなくて、まんまといわば日米離反に利用される恐れが極めて強いので、仮に北朝鮮から一種の誘いがあっても、僕も含めて、これは今、乗っちゃだめです。
 これはあくまで僕の個人の考えで、安倍総理と何もお話はしてません。
 だから安倍総理の考えっていうことではありませんが、あくまで国会議員としての責任を持って今、申しました。
 今、日本側から行く時期ではないです。

 その上でチャンスを生かすというのはその通りですが、これも僕は自分の責任で申しますが、そのチャンスというのは、金一族の排除のチャンスと、拉致被害者の奪還という、そのセットで考えるべきです。
 金一族の排除というのは戦争して殺してしまえって話に直結してることはありません。
 それは、たとえばお父さんの時代から亡命を検討してるんですから。
 そういうことも含めてあり得るので。
 何を言ってるかというと、金正恩委員長をはじめとして金一族を温存する形で日本は絶対に動いてはだめです。
 そこの原則は変えちゃだめです。

 不肖僕のような取るに足らない議員であれ、強い外交で知られた安倍総理も含めて、今、北朝鮮に行けば、それは金正恩委員長をカウンターパートとしていわば認めることになりますから。
 もはやその時期は過ぎたんですよ。
 僕の安倍総理への要請も含めて、それは実は時期を過ぎました。
 今はもう、これはむしろ、ある意味前進したとみるべきであって、金一族との共存はできないと。
 その腹を決めることが大事です。
 それがチャンスを生かすことにもつながる。
 もう一回言いますが、それは戦争しろと言ってることじゃないです。


(★)トラ撮り! コーナー

★零式戦闘機の里帰りプロジェクト

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 長尾敬衆院議員から送っていただいた写真。
 去年の熊本地震の慰問として行われたもの。


★パイロットの柳田一昭さん

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 実際に動ける状態で日本で保存をして、みんなに見てもらって、機会を見つけて空を飛んで、日本の技術や志の継承を図るという趣旨。
 だが、実は資金がなくてプロジェクトを支えるのが困難な状態。


★富士山と零式戦闘機

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 僕は直接関わってないので、長尾代議士の議員会館の事務所に問い合わせてもらえれば、詳しいこと分かると思う。
 みんなで支え合っていくことができるようにしたい。
 

★日本の尊厳と国益を守る勉強会

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 山田宏議員らと女性宮家創設を阻む会を立ち上げたが、女性宮家の問題も含めて、問題を根っこにもっときちんと据えましょうということで、「日本の尊厳と国益を守る勉強会」として再スタート。
 長崎純心大学准教授の石井望(いしゐのぞむ)さんに講演をお願いした。
 石井さんは尖閣諸島の文献の研究もされている方。
 ※台湾「尖閣領有」否定の資料発見 「釣魚台」は別の島、台湾政府発行の地理書に 長崎純心大准教授が発表
 

★石井准教授の記者会見

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 来なかったのはNHK、フジテレビ以外の民放。
 共同通信、朝日新聞も来た。
 報道するのは産経だけかと思ったら、共同もフジテレビも報道した。
 

★繁子ちゃん散歩風景

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 信号待ちしてる(≧▽≦)


★独立講演会(11/19)

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 「拉致被害者を取り戻すぞー」


(この後、DHCテレビの山田新社長兼プロデューサーの許可を得て、昨日の独立講演会で答えきれなかった10代の参加者5名ほどの質問に回答。省略)


(7)南シナ海「懸念」消える ASEAN首脳会議声明

 さっきのトランプさんの動きの結果として、当然のこととまでは言わないが、ASEANの首脳会議の声明からは、南シナ海に対するはっきりした懸念というものは消えてしまったと。
 但し、そのニュースの意味はさっき申した通り。


(8)北朝鮮漁船から3遺体発見 能登沖

 単なる事故にも見える人が多いだろうし、今までにもこういうこと少しはあったよねという受け止めあると思うんですが。
 やっぱり北朝鮮は、兵士が板門店から逃げようとして(亡命しようとして)撃たれて、身体の中から寄生虫がたくさん発見されたり、やっぱり崩壊の兆しと感じられるものが、ちょこちょこ出てくる。
 これもそのうちのひとつと見るべきで、とにかく食べる物がないので、遠くまで無理をして、非力なぼろぼろの漁船で遠くまで出ていくからこそ事故にもなると、いうことの表れでもある。


(9)尖閣諸島周辺に中国船 4日連続

 いつものニュースに見えて、実は朝鮮半島で戦争になった時に、中国軍はどう動くかというのを模索してる動き。
 今日番組で用意していただいたニュース一覧にはないが、中国軍の爆撃機が沖縄に現れて盛んに活動してるんですね。
 それと実は事実上連携してます。
 さっきの北朝鮮の漁船もそうですが、今までと同じに見えて、実は意味合いがいずれも違ってきてるんですね。
 半島有事に、特に中国はありありと備えようとしているという動きの一環ですね。


(10)自民改憲案提示へ議論促進 安倍首相

 党内議論や公明党との調整とあるんですが、公明党との調整は正直、僕は関与することないと思いますが、党内議論の調整について、個人名は控えますが、自由民主党の大幹部が突然僕に、憲法お願いしますと言われて。
 さらにもっと話し合いたいという申し出もあったようです。

 何を意味するかというと、自由民主党の憲法改正推進本部で僕は、安倍総理の改憲案に反対ですということを明言してて。
 で、意外にもですね、賛成ですという人が多いんですよ。
 反対ですと言った僕の意見に、僕が出た時に同意されたのはお一人だった。
 それでよろしくお願いしますというのは、反対論をやめてくれという意味ではないです。
 今までもそういうことなかったし、これからもありませんし、あったら全部ここで申し上げますが。
 で、その時に僕は返事しませんでした。

 但し僕の考えはもう決まっていて、これはまず本当は、僕の一番の考え方は、憲法全体を実は変えなきゃいけない。
 大日本帝国憲法、明治憲法があくまで無効論とかそんな話じゃなくて、ちゃんと改憲手続きを経て、全部入れ替わったわけですね、日本国憲法。
 だからその先例があるから、今回もそれできますから、憲法96条を使って改憲するんですが、但し1条ごとにやってたら、極端なこと言うと103条あるので103回国民投票やるのかと。
 103回は極論にしても、何十回も国民投票やるわけにいかないでしょ。

 だから、こう全体をやる時は作らなきゃいけないんですけど、でも安倍総理の言ってる真意も分からなくはないんですよ。
 つまり、青山さんの言ってる根本論でやってると、間に合わないと。
 本当はこれも間に合わないかもしれないぐらいですから。

 だからとりあえず公明党と意見一致しないと、国会からの発議は難しいから、維新とかそういう改憲勢力はあるけど、正直どこまで詰めた話し合いできえるか分からないから、ちゃんと話し合いができる公明党とは合わせたいから、今の憲法は何も変わらないんですということにして、プラス、自衛隊は合憲とだけは付け加える、事実上の加憲案というのが安倍さんの、改憲案じゃなくて加憲案ですよね。

 但し、その間に合わなくなるという真意は、実は僕はよく理解できるので、僕は今度、これはもう始める前にあえて国民の前に宣言しますけど、今度、憲法改正推進本部があったらですね、その加憲のところに、つまり自衛隊が合憲というところにですね、この限りにおいては憲法9条第2項の、陸海空軍だけじゃなくてその他の戦力もこれを保持しないと書いてある部分も、それから国の交戦権はこれを認めないって部分も、これは除外すると。
 自衛隊の活動についてはこれを除外すると、いう趣旨を盛り込むんであれば、これを僕は認めます。

 それはこの大幹部に今、何も申し上げてませんけれど、あえて国民にそれをお話しいたします。
 但し、それを公明党が呑む可能性は非常に難しいと思いますよ。
 でも、僕はひとりの議員としてはここまでしか譲れません。


(11)比例連続復活は重複認めず 自民党

(省略)


(12)ジブチの自衛隊拠点拡大 訓練に使用

 あくまで訓練の充実が目的ですが、アフリカでチャイナの身勝手な活動がずっと拡大するばかりなので。
 で、ジブチで自衛隊が拠点拡大したから直ちにチャイナの動きが止まるわけではないが、但し、違う価値観、つまり日本がやってるのはあくまでアフリカのためです。
 で、中国は中国のためです。
 その違いがあるってことは、よりアフリカの人々と国々の選択のためにあるべきなので、これはより強化すべきだと思います。


(13)河野外相 ロヒンギャ難民視察

 河野太郎外務大臣は衆目の一致するところ、期待以上の活躍をされてて、ロヒンギャについても知らんぷりしてるんじゃなくて、日本が関与する姿勢自体は正しいと思います。
 実はミャンマー政府の中から、ロヒンギャの人々をもとの村に戻すという意思表示ももうなされているので、日本が必要な支援をするのは大事です。
 但しその時に、僕のところにも意見が寄せられてるんですが、ロヒンギャは全部正しくてミャンマーは全部悪かったんだという話は、実は現地の人から意見来たんですが、ロヒンギャの側にも武装勢力があって、お互いに殺し合ったという公平な事実も、日本はきちんと踏まえるべきだと思います。


(14)17年ぶりGDP 7期連続増 内閣府発表
(15)ジンバブエ軍司令官がムガベ大統領と面会へ

(以上省略)


(16)メディアの独立確保求める 国連の対日審査

 ふざけんな。何を言ってるんですか。
 日本のメディアは独立してますよ。
 萎縮がどうたらってことを言ってるが、日本のオールドメディアは本当は前から権力に対しては弱い。

 「もりそば・かけそば」で倒閣運動をずっとやってるが、それは憲法改正に反対とか、安倍さんが偉そうにしてると言ったら国民は何となくそれに乗っかってくれると思ってるだけであって、常に、世論であろうが権力であろうが、強い者に従っていこうとするオールドメディアの広い意味でも萎縮というのは前からなんですよ。
 それがわざわざ特定秘密保護法とか挙げて国連が言ってることは、実は背景に、中国の国連工作と、中国のお金を使った韓国の反日活動などが極めて深く影響してるのであって。

 これは前から僕が言ってる、旧世界はもうお終いですと。
 日本語では国連と言ってるが、国連というのは本当は存在してなくて、United Nations=連合国ですから。
 連合国の戦後支配はもう終わってるということ。
 こういう内政干渉まで含めて、もうこういう世界秩序を変えないといけないということ。


(17)パラダイス文書データをネット公開 日本関係は千件超

 タックスヘイブンを使って、お金儲けをどんどんやっておきながら税金を払ってないのは、全く許せません。
 でもそれと同時に、パラダイス文書って、この名前、何ですか?
 これオールドメディアが勝手に付けたんですよね。
 自分の頭の中がパラダイスだろ(スタジオ爆笑)。

 しかもNHKと朝日新聞のはしゃぎぶり、すごいでしょ。
 あえて言うと、朝日新聞はまだ実際に新聞を買ってる人のためのメディアだが、NHKは勝手に(受信料を)皆さんから取ってる。
 それで、パラダイス文書っていうのはすごい追及なんだと。
 国際調査報道ジャーナリスト連合って、何をかっこつけて言ってるんですか。
 19年記者やってて実態よく分かりますが、要はウィキリークスから始まった、ウェブに依存して、それに乗っかってやってる。
 もちろん膨大な分析の努力はご苦労さまですよ。
 それはしかし人からもらった資料を読み解いてるだけであって、本当の調査報道とは実は違うものです。

 で、そこに勝手にタックスヘイブン、しかも実はたぶん言葉の解釈の違いがそこの中に含まれてると僕は思いますよ。
 ヘブンじゃないんで。
 その連想なのかどうか分からないけど、勝手にパラダイス文書と言ってるわけですよね。
 こんな言葉を自分で作って流通させるっていうのは、これ一言で言うと明らかにやりすぎ。
 自分の頭の中のパラダイスを人に押し付けるのはやめて下さい。


(18)大学の就職内定率75.2% 96年以降最高

(省略)


(19)今日から代表質問 野党は加計問題で政権追及

 解説は一言でいいですよね。
 いつまでやってんのか、パラダイス。


(20)横綱白鵬が全勝ターン 大相撲九州場所

(省略)





 ____________________________内容紹介ここまで


 私は正直、金正恩委員長よりトランプ大統領の方が、何を考えてるのか分かりません。
 今日の青山さんのお話を聞いていて、ますます混乱してきました(^_^;

 アジア歴訪で見せたさまざまな言動は、果たして演技なのか、それともやっぱり素なのか。
 ただ、基本的にはやはりアメリカファーストの人なので、「同盟国の日本に良きに計らってくれるはず」てな変な期待は持たないようにしています。

 それにしても今、ニュースもワイドショーも日馬富士の「事件」一色で、北朝鮮関連の話題が極端に減ってるのが気になります(T_T)
 みんな心構えも何もできてないところに、ある日突然、有事が起きて、一億総パニックってことにならなきゃいいんですが。
 少なくとも、国会でいつまでもモリカケやってる場合じゃないのは確かです!

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※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし




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