日米首脳会談の一番の成果は麻生副総理&ペンス副大統領の新たな経済の枠組み・ユネスコ改革に熱心でない外務省…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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2月22日は竹島の日。今年は韓国による不法占拠から64年目。
ブログやSNSをされている皆様、「竹島プロジェクト」にご協力を。
参加表明くださった方は記事内にリンクを貼らせていただきます。
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■2/13放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
(1)高梨「金」・羽生「銀」米会社が平昌メダル予測
(2)復帰のトヨタが初優勝 世界ラリー選手権
(3)国の借金1066兆円 昨年末 1人840万円
(4)改憲に気勢と危機感 都内で集会 建国記念の日
(5)「一つの中国」原則確認 米中首脳が初電話会談
(6)米入国禁止 新たな大統領令検討
(7)NY株が連日最高値更新 日米首脳会談受け
(★)視聴者からのメール
(★)トラ撮り!コーナー
・やっと公開の許可が下りた昨年11月の東京大学のフィールドワーク=護衛艦「ゆうぎり」=の写真(参照:16/11/21放送分)
・自民党の外交部会で欧州の大使からショッキングな報告&中韓の反日プロパガンダに対抗するためのユネスコ改革に熱心でない外務省
(8)日米首脳 共同声明 同盟・経済関係の強化確認
(9)北朝鮮ミサイル ムスダン改良型の可能性と韓国
(10)会見わずか2分足らず「日米連携」を演出
(11)ドルは強弱どっちがいい?トランプ氏質問
太字強調した項目から、青山繁晴さんの主な発言を要旨でご紹介。
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■2/13放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
(1)高梨「金」・羽生「銀」米会社が平昌メダル予測
(2)復帰のトヨタが初優勝 世界ラリー選手権
(3)国の借金1066兆円 昨年末 1人840万円
(4)改憲に気勢と危機感 都内で集会 建国記念の日
(5)「一つの中国」原則確認 米中首脳が初電話会談
(6)米入国禁止 新たな大統領令検討
(7)NY株が連日最高値更新 日米首脳会談受け
(★)視聴者からのメール
(★)トラ撮り!コーナー
・やっと公開の許可が下りた昨年11月の東京大学のフィールドワーク=護衛艦「ゆうぎり」=の写真(参照:16/11/21放送分)
・自民党の外交部会で欧州の大使からショッキングな報告&中韓の反日プロパガンダに対抗するためのユネスコ改革に熱心でない外務省
(8)日米首脳 共同声明 同盟・経済関係の強化確認
(9)北朝鮮ミサイル ムスダン改良型の可能性と韓国
(10)会見わずか2分足らず「日米連携」を演出
(11)ドルは強弱どっちがいい?トランプ氏質問
太字強調した項目から、青山繁晴さんの主な発言を要旨でご紹介。
※元動画はこちら(2月13日午後現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。変更後は、日が浅い時期であればDHCシアターの再生リストから、日が経っている場合はYouTubeの検索窓に「2/13 虎ノ門 青山繁晴」などキーワードを入力して探してみて下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
(5)「一つの中国」原則確認 米中首脳が初電話会談
まず事実関係を言うと、政府専用機で安倍総理と昭恵夫人がワシントンの空港に着いたあたりに、トランプさんは電話していた。
偶然じゃない。つまり安倍さんが到着する時を狙ったかのように…。
これは推測で言ってるんじゃなくて、インテリジェンス含めて情報を総合すると、これは狙ってやった。
それから、習近平さんに電話しますよと日本側に事前に言わなかった。
安倍総理もたぶんご存知なかったと思う。これは確認してないから推測。
一方で、台湾の蔡英文総統には事前に連絡していた。
日本外しと言ってもおかしくないことが、実は首脳会談の直前にあった。
で、まず僕が申し上げるのは、こういう事実を踏まえて、さっそく例によって、こういうふうにやられてるじゃないかと言う人たちがいる。
それだけじゃなくて、やっぱりトランプさんは何するか分からない、予測不能だと。
違います。これは想定の範囲内。
日米首脳会談にとってはいい兆しだった。
会談でアメリカ側が実質大幅に譲歩します、ということがあるから、中国とバランスを取る。
トランプさんは、中国といっしょくたにして日本も為替操作してると言っていたが、それは間違いだが、それを突っ張らないで、なんと共同声明の文書の中に「三本の矢」は素晴らしい、今後も続けて下さいということが書いてある。
だから180度転換したのと同じ。
でも大事なことは、これも含めて全部、トランプさんほど予想しやすい人はいない。
まず自分の味方になってくれる、ほめてくれる人は全部好き。
「ドラえもん」で言えばジャイアン。
トランプさんは天才的破壊者。
そのひとつの論拠が、「ひとつの中国」を簡単に壊した。
台湾は現実に国として機能してるが、「ひとつの中国」はオバマ大統領も安倍総理も変えられなかった、それをツイッターひとつで…。
それをまたころっと、今度は習近平さんに直接電話して、「ひとつの中国」の原則はいい、という意味のことを言った。
これを勉強不足の評論家や外務省官僚は予測不能と言うが、予測不能じゃない。
まず、安倍さんはトランプさんを評価してる。
出入国に関する大統領令は内政問題だから関知しないと言ってるが、これはおべんちゃらじゃなく客観的な話。
日本は基本的に難民を受け入れてない。
難民を受け入れてるヨーロッパがトランプさんに反論するのと、日本は当然立場が違う。
大統領令おかしいとか言うと、日本も難民受け入れの方向につながってしまうから、そんなこと言えるわけがない。
でもトランプさんにとっては、自分の今一番つらい部分を、けなさない。
トランプさんはジャイアンと同じ。
日本は、のび太?スネ夫?
日本はドラえもんになる。あるいは、なれる。技術力、高い民度。
アメリカのジャイアンの対して、日本はドラえもんになる、その少なくとも入り口に立ったので、僕は今回の会談を評価する。
会談の事前のすり合わせで、日本は大統領令をけしからんと言わない、お互いいい関係になれるように云々で、トランプさんは非常に喜んだ。
安倍さんに対して非常にいい姿勢を示そうと思ったら、中国と電話会談やるだろうというのは完全に想定内。
電話会談やるんだったら「ひとつの中国」に触れないはずががない。
そうででないと中国は電話会談に応じないから。
中国にとっては死活問題だから。
但しもう一点裏があるのは、中国はアメリカに対して、これ言われる通りにしますというのを差し出してます。
それは間違いなく、南シナ海じゃなくて、貿易の件です。
僕もこれ全部はつかんでないので、また詳しい話は後々にしますが、でも一番基本を分かっておいてほしいのは、アメリカ車を買いたい日本人はほとんどいないでしょ。
それを買ってくれる人たちが世界に間違いなく10億人いる。全部中国の人々。
独裁の中国共産党だが、富裕税をかけると外国に逃げられるから、いわば一種のクーポンみたいなもので、アメリカ車を買えというのが現実に進行しつつある。
トランプさんにとっては、とにかく今の技術力不足のアメ車を買ってくれる10億人がどれだけ貴重かということ。
それが背景にあるから、こういうこと(トランプ・習近平の電話会談)は想定内なので、トランプさんは予測不能の人じゃない。
オバマさんの方がよっぽど予測不能だった。
トランプさんは予測可能で、日本にとっては大きなチャンス、責任が巡ってきた。
敗戦後の世界がこれだけ壊れていく中で、日本が作り直さなきゃいけない。
その時に初めて戦争が終わる。
(★)トラ撮り!コーナー
自民党部会。
2月8日(水)の外交部会=外交・経済連携本部合同会議。
欧州駐在大使がほぼそろい踏みし、各国情勢を報告。
フランスの国民戦線のルペン党首をどう思うか、フランス大使の木寺さんに質問した。
現実に来年の春から初夏にかけ、フランスの大統領になる可能性が十二分にある。
木寺さんと僕の意見が一致して驚いたのだが、ルペンさんがどれほど賢いか、逞しいか。
はっきり言うと、お父さん、本物の極右だが、そのお父さんをダシにした。
それを徹底的に娘のルペンさんがやっつけて、極右というレッテルを剥がし、国民のかなり広い支持を受けるようになった。
ルペンさんが大統領になったら、えらいことが起きる。
移民・難民否定だけでなく、根っこにあるのはEUの否定。
イギリス、フランスまで出て行くと、実質的に残ってるのはドイツだけ。
EUの理念はおしまい。
だから米大統領が誰になるのかと同じぐらい、大事。
ドイツについては、ここにショッキングなことが。
ドイツ情勢なのに、「中国については、海洋安全保障・人権等に加えて、経済分野での懸念が増大(特に中国企業による独企業の買収の急増)」と。
新聞が書きましたという話ではなく、責任ある大使が与党に正式に報告。
ドイツの中国化が進んでいるという重大な話。
一番ショックだったのは、「ユネスコにおける2017年の主要課題」。
女性の方が大使で、頑張ってると信じたいが、主要課題が、世界遺産、新たに登録頑張りましょうと。
どこを見ても、肝心の、ユネスコ改革がない。
世界遺産の登録を利用して、中韓が主として、記憶遺産の制度を特に使って、日本軍に強制連行されて殺されたとか、嘘を…。
登録された軍艦島も「地獄島」と言って、映画を…。
よくここまで嘘を並べられるなという土台になってるのがユネスコで、一部の日本人がそれにすごく協力してきてる。
考え方は自由だが、そういうことが水面下で行われて、嘘によって日本を貶めることにユネスコが使われてる、それが主要課題でなくて何なんですか。
だから僕も当然質問したし、他の議員からも質問が出た。
そしたら答えは、ほとんどなかった。頑張ってますと。根回しやってますと。
もともとユネスコの目的が何だったかを、周知を進めるようにやってますと。
はっきり言って、頼りない答え。
外交官本来の役割を放棄してるに等しい。
資料は大使が書いたそのままを出すのでなく、事前に外務省の本省がチェックしてる。
大使個人の問題ではなく、外務省全体の姿勢がこれだということ。
(8)日米首脳 共同声明 同盟・経済関係の強化確認
僕が一番申したいのは、さっき申したように、まず想定内で大半が動いた。
トランプさんの良き点を強調すると、必ず当りが良くなる。
個人的な信頼関係だけじゃなくて、今までやってきた日本の政策、金融緩和であったり、自動車の関税を日本が全く取ってなくて、アメリカに工場展開してアメリカ人の雇用を増やしてきた、全体を事実上受け入れた。
それだけじゃなくて、僕も関係者も驚いたのは、今まで絶対に文章に書こうとしなかったことを、文書に入れ込んだ。
日米共同声明の全文を見ると、尖閣諸島について、「両首脳は、日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されることを確認した」。
今まで口では言ってきたが、こういう声明、英文も含めて、文章に明記したことはない。
核の抑止力についても、これほどまでに文章に明記した。
トランプさんが言うこと変わっても、この声明は残る。
声明の全文、各紙に載っている。
読みにくいだろうが、今回はぜひ読んでほしい。
というのは、何を文章化したか。
今までは中国の存在を気にしたり、機微な問題があるといって文章化しなかったことを、ほとんど全部、特に安全保障について盛り込んだ。
経済については、要するに麻生副総理兼財務大臣とペンス副大統領が新しい枠組みを決めた。
これを先送りと言う人もいるが、先送りなんてもんじゃない。
なぜかというと、まず、こういう枠組みを作る場に副大統領が出てくるってことは初めて。
普通は担当閣僚や、そういう分野の大統領補佐官が出てくる。
副大統領はこういう実務的なことは実はほとんどやらない。
日本も予想できなくて、ペンスと書いた新聞は一紙もない。あり得ないはずだった。
副大統領を出してくる意味は、簡単に言うと、日米関係を上に持ち上げてる。
もうひとつは、地位が高すぎて細かい話ができない。大ざっぱな話に必ずなる。
これは日本にとっては願ったりかなったり。
これは実は尖閣より大きいと僕は言ってる。
尖閣は日本が守る。
日米安保条約は誤解されてて、第5条にアメリカは日本を守る義務があると書いてあると言うが、違う、書いてあるのは、日本は日本が守る。
日本がそれをやる時に協力するというのが日米安保条約。
いわば当たり前のことを確認したのであって。
しかし経済の枠組みをペンス副大統領が麻生さんと一緒にやるというのは、全く初めてのこと。
これは非常に大きいし、しかもTPPと違って、ペンス副大統領がトップだと、話は丸くなる。
そこにいろんな物を同時に入れ込むことができるから、日本が今までやってきた、血を流してやってきたことを、全部その中に入れられるから。
個別に切り離されて、自動車は自動車だけでやられると、圧倒的に困った立場になるし、民間企業もうろたえることになる。
それがペンス副大統領のもとでやるんだったら、今回の日米首脳会談で一番大きなニュース。
先送りなんていうニュースじゃない。本当によく達成した。
しかし、それはトランプ政権が内外で孤立していること、特にメディアと全面戦争になっている。
CNNは偏ってるを通り越して、反トランプ報道一色。
そんな中で、日本という違う価値観を持った国が支えてることの意味が、ここに現れてる。
でもこの先、麻生副総理は、ご自分が考えてきたよりもっと大きな役割を担うことになった。
(9)北朝鮮ミサイル ムスダン改良型の可能性と韓国
ムスダンかノドンかは、はっきり言ってどうでもいい。
問題は、北朝鮮はICBMを撃つぞ撃つぞと言ってて、それを撃つ気配がなく、とりあえず高く上げて落としたのは日本海。
今まではカタログ販売だったが、今回は違う。
今まではショービジネスで、イランや、イランと険悪なサウジアラビアとやってきた。武器商人の典型。
わざわざ性能を切り詰める形で日本海に落としたのは、日米を脅してるんじゃなく、自分も仲間に入れてということ。
土曜日のみのもんたさんの番組(「よるバズ!」。後で動画リンク紹介します)で片鱗だけ言ったが、先週の後半、複数の日本政府の公式な人たちと別々の場所で会った時に、言ってたのは、米軍が、新しい対北朝鮮作戦を具体的に準備していると。
中身は言えませんが、僕は目玉が飛び出そうな感じになった。
トランプさんは選挙中は、金正恩さんと会うと言っていたが、それどころじゃない。
実行するかどうかは分からないが、もしやるとしたら意外と早いと、複数の関係者が全部一致してる。
合衆国の側の中にも、そう遠くないと言ってる人がいる。
このことは北朝鮮側も気がついてる。
日本はスパイ防止法がなくて、一番いい情報が取れるのは日本国内。
基地の外で反対活動してる方もいるが、基地の中でも北朝鮮は活動してる。
気がついてるからよけいに、このミサイルは、仲間に入れてよ、私たちを孤立させると何が起きるかわかりませんよと。
(10)会見わずか2分足らず「日米連携」を演出
演出と書いてあるが、これは実は安倍さんの訪米の中でも、安全保障について一番大事な場面だった。
つまりニコニコして晩ご飯食べてる時に、日米双方ともにメモを入れて、北朝鮮がミサイル発射したと分かったら、すぐにその場で、トランプ大統領と安倍さんが相談して、共同記者会見を、ご飯を打ち切ってやろうと合意して、やった。
演出なんて話じゃなく、非常に意味が大きい。
本物の連携だってことを世界に見せたのと同じで、大事な場面だった。
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____________________________内容紹介ここまで
今回の首脳会談について、私はあまりテレビの報道や情報番組は見てないんですが、その見た数少ない中で一番ウケたのは、2月12日「Mr.サンデー」の木村太郎さんです。
前週、つまり首脳会談が行われる前、木村さんは「このタイミングでトランプ大統領とは会わない方がいい!」と力説してました。
その時のことを宮根さんに突っ込まれた木村さん、「(私が)間違ってました」と、あっさり…。
こんなふうに、間違いを間違いと潔く認められるジャーナリストとか評論家って、あまりいないんじゃないかと思いますわ。
あと、元TBSの山口敬之さんの露出が最近すごく多いですね〜。
さすがにTBSからは声が掛からなかったようですが…。
総理に近いジャーナリストなので(著書「総理」でおなじみ。阿比留瑠比さんとの対談も参照)、コアな情報がいろいろ聴けて、面白いです。
2月11日朝には関西ローカルに登場!
2月11日夜にはネットテレビの「みのもんたのよるバズ!」で青山繁晴さんと共演!
分かりやすいし、語り口はソフトだし、すっかりファンになりました(^^ゞ
<<お知らせ>>
青山さんのブログによれば、2月15日(水)の13:07から、参議院の資源エネルギー調査会で質問に立たれるそうです。
参議院のインターネット審議中継から当日見ることができると思います。
私は仕事の加減などもあって、ちゃんとした書き起こしはできないと思いますので、皆さん、中継をお見逃しなく!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
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(5)「一つの中国」原則確認 米中首脳が初電話会談
まず事実関係を言うと、政府専用機で安倍総理と昭恵夫人がワシントンの空港に着いたあたりに、トランプさんは電話していた。
偶然じゃない。つまり安倍さんが到着する時を狙ったかのように…。
これは推測で言ってるんじゃなくて、インテリジェンス含めて情報を総合すると、これは狙ってやった。
それから、習近平さんに電話しますよと日本側に事前に言わなかった。
安倍総理もたぶんご存知なかったと思う。これは確認してないから推測。
一方で、台湾の蔡英文総統には事前に連絡していた。
日本外しと言ってもおかしくないことが、実は首脳会談の直前にあった。
で、まず僕が申し上げるのは、こういう事実を踏まえて、さっそく例によって、こういうふうにやられてるじゃないかと言う人たちがいる。
それだけじゃなくて、やっぱりトランプさんは何するか分からない、予測不能だと。
違います。これは想定の範囲内。
日米首脳会談にとってはいい兆しだった。
会談でアメリカ側が実質大幅に譲歩します、ということがあるから、中国とバランスを取る。
トランプさんは、中国といっしょくたにして日本も為替操作してると言っていたが、それは間違いだが、それを突っ張らないで、なんと共同声明の文書の中に「三本の矢」は素晴らしい、今後も続けて下さいということが書いてある。
だから180度転換したのと同じ。
でも大事なことは、これも含めて全部、トランプさんほど予想しやすい人はいない。
まず自分の味方になってくれる、ほめてくれる人は全部好き。
「ドラえもん」で言えばジャイアン。
トランプさんは天才的破壊者。
そのひとつの論拠が、「ひとつの中国」を簡単に壊した。
台湾は現実に国として機能してるが、「ひとつの中国」はオバマ大統領も安倍総理も変えられなかった、それをツイッターひとつで…。
それをまたころっと、今度は習近平さんに直接電話して、「ひとつの中国」の原則はいい、という意味のことを言った。
これを勉強不足の評論家や外務省官僚は予測不能と言うが、予測不能じゃない。
まず、安倍さんはトランプさんを評価してる。
出入国に関する大統領令は内政問題だから関知しないと言ってるが、これはおべんちゃらじゃなく客観的な話。
日本は基本的に難民を受け入れてない。
難民を受け入れてるヨーロッパがトランプさんに反論するのと、日本は当然立場が違う。
大統領令おかしいとか言うと、日本も難民受け入れの方向につながってしまうから、そんなこと言えるわけがない。
でもトランプさんにとっては、自分の今一番つらい部分を、けなさない。
トランプさんはジャイアンと同じ。
日本は、のび太?スネ夫?
日本はドラえもんになる。あるいは、なれる。技術力、高い民度。
アメリカのジャイアンの対して、日本はドラえもんになる、その少なくとも入り口に立ったので、僕は今回の会談を評価する。
会談の事前のすり合わせで、日本は大統領令をけしからんと言わない、お互いいい関係になれるように云々で、トランプさんは非常に喜んだ。
安倍さんに対して非常にいい姿勢を示そうと思ったら、中国と電話会談やるだろうというのは完全に想定内。
電話会談やるんだったら「ひとつの中国」に触れないはずががない。
そうででないと中国は電話会談に応じないから。
中国にとっては死活問題だから。
但しもう一点裏があるのは、中国はアメリカに対して、これ言われる通りにしますというのを差し出してます。
それは間違いなく、南シナ海じゃなくて、貿易の件です。
僕もこれ全部はつかんでないので、また詳しい話は後々にしますが、でも一番基本を分かっておいてほしいのは、アメリカ車を買いたい日本人はほとんどいないでしょ。
それを買ってくれる人たちが世界に間違いなく10億人いる。全部中国の人々。
独裁の中国共産党だが、富裕税をかけると外国に逃げられるから、いわば一種のクーポンみたいなもので、アメリカ車を買えというのが現実に進行しつつある。
トランプさんにとっては、とにかく今の技術力不足のアメ車を買ってくれる10億人がどれだけ貴重かということ。
それが背景にあるから、こういうこと(トランプ・習近平の電話会談)は想定内なので、トランプさんは予測不能の人じゃない。
オバマさんの方がよっぽど予測不能だった。
トランプさんは予測可能で、日本にとっては大きなチャンス、責任が巡ってきた。
敗戦後の世界がこれだけ壊れていく中で、日本が作り直さなきゃいけない。
その時に初めて戦争が終わる。
(★)トラ撮り!コーナー
自民党部会。
2月8日(水)の外交部会=外交・経済連携本部合同会議。
欧州駐在大使がほぼそろい踏みし、各国情勢を報告。
フランスの国民戦線のルペン党首をどう思うか、フランス大使の木寺さんに質問した。
現実に来年の春から初夏にかけ、フランスの大統領になる可能性が十二分にある。
木寺さんと僕の意見が一致して驚いたのだが、ルペンさんがどれほど賢いか、逞しいか。
はっきり言うと、お父さん、本物の極右だが、そのお父さんをダシにした。
それを徹底的に娘のルペンさんがやっつけて、極右というレッテルを剥がし、国民のかなり広い支持を受けるようになった。
ルペンさんが大統領になったら、えらいことが起きる。
移民・難民否定だけでなく、根っこにあるのはEUの否定。
イギリス、フランスまで出て行くと、実質的に残ってるのはドイツだけ。
EUの理念はおしまい。
だから米大統領が誰になるのかと同じぐらい、大事。
ドイツについては、ここにショッキングなことが。
ドイツ情勢なのに、「中国については、海洋安全保障・人権等に加えて、経済分野での懸念が増大(特に中国企業による独企業の買収の急増)」と。
新聞が書きましたという話ではなく、責任ある大使が与党に正式に報告。
ドイツの中国化が進んでいるという重大な話。
一番ショックだったのは、「ユネスコにおける2017年の主要課題」。
女性の方が大使で、頑張ってると信じたいが、主要課題が、世界遺産、新たに登録頑張りましょうと。
どこを見ても、肝心の、ユネスコ改革がない。
世界遺産の登録を利用して、中韓が主として、記憶遺産の制度を特に使って、日本軍に強制連行されて殺されたとか、嘘を…。
登録された軍艦島も「地獄島」と言って、映画を…。
よくここまで嘘を並べられるなという土台になってるのがユネスコで、一部の日本人がそれにすごく協力してきてる。
考え方は自由だが、そういうことが水面下で行われて、嘘によって日本を貶めることにユネスコが使われてる、それが主要課題でなくて何なんですか。
だから僕も当然質問したし、他の議員からも質問が出た。
そしたら答えは、ほとんどなかった。頑張ってますと。根回しやってますと。
もともとユネスコの目的が何だったかを、周知を進めるようにやってますと。
はっきり言って、頼りない答え。
外交官本来の役割を放棄してるに等しい。
資料は大使が書いたそのままを出すのでなく、事前に外務省の本省がチェックしてる。
大使個人の問題ではなく、外務省全体の姿勢がこれだということ。
(8)日米首脳 共同声明 同盟・経済関係の強化確認
僕が一番申したいのは、さっき申したように、まず想定内で大半が動いた。
トランプさんの良き点を強調すると、必ず当りが良くなる。
個人的な信頼関係だけじゃなくて、今までやってきた日本の政策、金融緩和であったり、自動車の関税を日本が全く取ってなくて、アメリカに工場展開してアメリカ人の雇用を増やしてきた、全体を事実上受け入れた。
それだけじゃなくて、僕も関係者も驚いたのは、今まで絶対に文章に書こうとしなかったことを、文書に入れ込んだ。
日米共同声明の全文を見ると、尖閣諸島について、「両首脳は、日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されることを確認した」。
今まで口では言ってきたが、こういう声明、英文も含めて、文章に明記したことはない。
核の抑止力についても、これほどまでに文章に明記した。
トランプさんが言うこと変わっても、この声明は残る。
声明の全文、各紙に載っている。
読みにくいだろうが、今回はぜひ読んでほしい。
というのは、何を文章化したか。
今までは中国の存在を気にしたり、機微な問題があるといって文章化しなかったことを、ほとんど全部、特に安全保障について盛り込んだ。
経済については、要するに麻生副総理兼財務大臣とペンス副大統領が新しい枠組みを決めた。
これを先送りと言う人もいるが、先送りなんてもんじゃない。
なぜかというと、まず、こういう枠組みを作る場に副大統領が出てくるってことは初めて。
普通は担当閣僚や、そういう分野の大統領補佐官が出てくる。
副大統領はこういう実務的なことは実はほとんどやらない。
日本も予想できなくて、ペンスと書いた新聞は一紙もない。あり得ないはずだった。
副大統領を出してくる意味は、簡単に言うと、日米関係を上に持ち上げてる。
もうひとつは、地位が高すぎて細かい話ができない。大ざっぱな話に必ずなる。
これは日本にとっては願ったりかなったり。
これは実は尖閣より大きいと僕は言ってる。
尖閣は日本が守る。
日米安保条約は誤解されてて、第5条にアメリカは日本を守る義務があると書いてあると言うが、違う、書いてあるのは、日本は日本が守る。
日本がそれをやる時に協力するというのが日米安保条約。
いわば当たり前のことを確認したのであって。
しかし経済の枠組みをペンス副大統領が麻生さんと一緒にやるというのは、全く初めてのこと。
これは非常に大きいし、しかもTPPと違って、ペンス副大統領がトップだと、話は丸くなる。
そこにいろんな物を同時に入れ込むことができるから、日本が今までやってきた、血を流してやってきたことを、全部その中に入れられるから。
個別に切り離されて、自動車は自動車だけでやられると、圧倒的に困った立場になるし、民間企業もうろたえることになる。
それがペンス副大統領のもとでやるんだったら、今回の日米首脳会談で一番大きなニュース。
先送りなんていうニュースじゃない。本当によく達成した。
しかし、それはトランプ政権が内外で孤立していること、特にメディアと全面戦争になっている。
CNNは偏ってるを通り越して、反トランプ報道一色。
そんな中で、日本という違う価値観を持った国が支えてることの意味が、ここに現れてる。
でもこの先、麻生副総理は、ご自分が考えてきたよりもっと大きな役割を担うことになった。
(9)北朝鮮ミサイル ムスダン改良型の可能性と韓国
ムスダンかノドンかは、はっきり言ってどうでもいい。
問題は、北朝鮮はICBMを撃つぞ撃つぞと言ってて、それを撃つ気配がなく、とりあえず高く上げて落としたのは日本海。
今まではカタログ販売だったが、今回は違う。
今まではショービジネスで、イランや、イランと険悪なサウジアラビアとやってきた。武器商人の典型。
わざわざ性能を切り詰める形で日本海に落としたのは、日米を脅してるんじゃなく、自分も仲間に入れてということ。
土曜日のみのもんたさんの番組(「よるバズ!」。後で動画リンク紹介します)で片鱗だけ言ったが、先週の後半、複数の日本政府の公式な人たちと別々の場所で会った時に、言ってたのは、米軍が、新しい対北朝鮮作戦を具体的に準備していると。
中身は言えませんが、僕は目玉が飛び出そうな感じになった。
トランプさんは選挙中は、金正恩さんと会うと言っていたが、それどころじゃない。
実行するかどうかは分からないが、もしやるとしたら意外と早いと、複数の関係者が全部一致してる。
合衆国の側の中にも、そう遠くないと言ってる人がいる。
このことは北朝鮮側も気がついてる。
日本はスパイ防止法がなくて、一番いい情報が取れるのは日本国内。
基地の外で反対活動してる方もいるが、基地の中でも北朝鮮は活動してる。
気がついてるからよけいに、このミサイルは、仲間に入れてよ、私たちを孤立させると何が起きるかわかりませんよと。
(10)会見わずか2分足らず「日米連携」を演出
演出と書いてあるが、これは実は安倍さんの訪米の中でも、安全保障について一番大事な場面だった。
つまりニコニコして晩ご飯食べてる時に、日米双方ともにメモを入れて、北朝鮮がミサイル発射したと分かったら、すぐにその場で、トランプ大統領と安倍さんが相談して、共同記者会見を、ご飯を打ち切ってやろうと合意して、やった。
演出なんて話じゃなく、非常に意味が大きい。
本物の連携だってことを世界に見せたのと同じで、大事な場面だった。
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____________________________内容紹介ここまで
今回の首脳会談について、私はあまりテレビの報道や情報番組は見てないんですが、その見た数少ない中で一番ウケたのは、2月12日「Mr.サンデー」の木村太郎さんです。
前週、つまり首脳会談が行われる前、木村さんは「このタイミングでトランプ大統領とは会わない方がいい!」と力説してました。
その時のことを宮根さんに突っ込まれた木村さん、「(私が)間違ってました」と、あっさり…。
こんなふうに、間違いを間違いと潔く認められるジャーナリストとか評論家って、あまりいないんじゃないかと思いますわ。
あと、元TBSの山口敬之さんの露出が最近すごく多いですね〜。
さすがにTBSからは声が掛からなかったようですが…。
総理に近いジャーナリストなので(著書「総理」でおなじみ。阿比留瑠比さんとの対談も参照)、コアな情報がいろいろ聴けて、面白いです。
2月11日朝には関西ローカルに登場!
正義のミカタ 2月11日 https://t.co/f3mTIS45g5 山口敬之さんの日米首脳会談の解説は必見。彼が記者会見ですごく驚いたのは、トランプ大統領の「日本の国民に感謝したいと思っています。米国軍を受け入れていただき感謝します」。これを一面に載せない新聞はバカだと。
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2017年2月11日
2月11日夜にはネットテレビの「みのもんたのよるバズ!」で青山繁晴さんと共演!
分かりやすいし、語り口はソフトだし、すっかりファンになりました(^^ゞ
<<お知らせ>>
青山さんのブログによれば、2月15日(水)の13:07から、参議院の資源エネルギー調査会で質問に立たれるそうです。
参議院のインターネット審議中継から当日見ることができると思います。
私は仕事の加減などもあって、ちゃんとした書き起こしはできないと思いますので、皆さん、中継をお見逃しなく!
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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