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対馬仏像韓国地裁判決で前住職「異次元の世界」「時空を超えた論理」「永遠に分かり合えない」

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170112-01mikoJapaneseRyodo.jpg2月22日は竹島の日。今年は韓国による不法占拠から64年目。
ブログやSNSをされている皆様、「竹島プロジェクト」にご協力を。
参加表明くださった方は記事内にリンクを貼らせていただきます。


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 韓国もいよいよダメですね。
 政治も司法も何もかも滅茶苦茶で、自滅への道をまっしぐら。

 2017年1月26日。
 長崎県対馬市の観音寺の仏像をめぐる、韓国の地方裁判所の判決。
 仏像を日本側に返還せず、所有権を主張する韓国の浮石寺に引き渡すよう、韓国政府に命じました。
 
 
★これまでのおおまかな経緯

2012年10月8日
対馬の海神神社の国指定の重要文化財「銅造如来立像」(統一新羅時代)、観音寺の長崎県指定有形文化財の「銅造観世音菩薩坐像」(高麗時代)、多久頭魂神社の長崎県指定有形文化財の「大蔵経」が韓国人窃盗団に盗まれた。

2013年1月29日
窃盗団が韓国警察に逮捕され、韓国国内で仏像2体が回収された(「大蔵経」の行方は不明)。
ユネスコの文化財不法輸出入等禁止条約に基づき(※)、本来なら直ちに日本に仏像が返還されるべきところ、韓国の忠清南道瑞山市にある浮石寺が「観音寺の銅造観世音菩薩坐像は、元々倭寇に略奪された仏像である」と主張し、返還しないよう求めた。
※1965年の日韓請求権協定でも、韓国から流出した文化財について、請求権は完全かつ最終的に解決されたと明記されている。

2013年2月26日
韓国の大田(テジョン)地裁が、浮石寺の「有体動産占有移転の禁止仮処分申請」を認め、「観音寺側(日本側)が仏像を正当に取得したということを訴訟で確認するまで、日本に仏像を返還してはならない」として事実上の返還拒否を決定。

2013年3月14日
浮石寺の住職や市民団体らが訪日。アポなしで観音寺を訪問したが、観音寺側は門前払い。

2015年7月18日
海神神社の銅造如来立像が日本に返還された(韓国で所有者が名乗り出ていなかったため)。

2016年3月
有体動産占有移転の禁止仮処分の時効が満了。
観音寺が仏像の早期返還を求める要望書を韓国政府に郵送。

2016年4月
浮石寺が仏像を保管している韓国政府を相手取り、引き渡し請求訴訟を起こした。

2016年5月
観音寺の前住職の田中節孝さんが訪韓し、浮石寺などを訪問。寺の関係者と面会するなどして返還を働きかけた。

2017年1月26日
大田地裁が、「所有権は浮石寺にあり、正常ではない過程で観音寺に移された」として、韓国政府に対し、仏像の浮石寺への引き渡しを命じた。韓国政府は即日控訴した。



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[2013年3月21日放送「ワイドスクランブル」より]

 韓国の浮石寺は、当初から言うことやること支離滅裂でした。

 上に書いたように、2013年3月14日には、住職らがアポなしで観音寺を訪れています。

※浮石寺側は記者会見で「来る前に知らせた」と説明しましたが、観音寺側は「何の連絡もない」と述べています。

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 彼らが『お土産』として持参したのは、「20年以上まつってきた」とする別の仏像と、なんと、浮石寺のマスコット人形(約900円)。

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 いきなりやって来て、こんなもんで相殺しようとしたのです。
 まさに「馬鹿にするのもいい加減にしてほしい」です!

 この時、「倭寇が強奪した」という主張の根拠を求められた浮石寺側は、「根拠を示す鑑定書は仏像を失ったときに、思い出すのが悲しいので捨てた」と、何百年も前のことなのに、まるで見てきたような嘘を吐きました(2013年3月15日放送「とくダネ!」)。

 当初からメディアの取材に対応してこられた前住職の田中節孝さんは、今回の判決を受けて、怒りを通り越して呆れ果てた様子でした。

 NHKの取材に、こうコメントしています。

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「ただの窃盗犯でありながら、倭寇時代までさかのぼり正当化するような、隣国でありながら、異次元の世界が隣にある」

 産経新聞の取材には、こんなコメントを。

「時空を超えた論理の判決」
「韓国とは分かり合えないのでしょうね、永遠に」


「時空を超えた論理」!
「異次元の世界」!

 ……至言ですね。

 韓国はもはや「国」の体をなしていない、どころの騒ぎではありません。
 別の次元の存在です。

 細い直線の上を行ったり来たりしているように見えるので、一次元の世界に生きているのかもしれませんね(^_^;

 韓国政府は判決を予想していなかったらしく、判決後、西日本新聞が仏像を管理する韓国文化財庁に取材したところ、担当者はこう答えたそうです。

「倭寇が略奪した具体的な証拠もないのに、浮石寺の所有権を認めたのは驚いた」

 もっとも、一連の公判で韓国政府側は、観音寺や長崎県側の立場にはほとんど触れず、国内世論に配慮してか、一貫して腰が引けていたそうですが…。

 韓国政府は、過去に朝鮮半島から日本に渡った文化財は約7万1千点に上ると推定し、このうち「不法・不正」に持ち出されたものは返還を求める方針だとしています。

 ただ、今回の仏像は、返還を求める対象には含まれていませんでした。


 西日本新聞は、韓国僧侶の慧門(ヘムン)氏のコメントも紹介しています。
 文化財返還運動に取り組む市民団体「文化財チェジャリチャッキ」の代表です。

 その慧門氏が、「文化財返還は韓日の協議で進めるべきで、窃盗で韓国に持ち込むことは正当化できない」と、判決を批判したと、記事は短く伝えています。

 この人の名前は、2014年1月、日本で知られるようになりました。

 観音寺の仏像の即時返還を韓国政府に求める訴えを、ソウル行政裁判所に起こしたからです(後に「原告の資格がない」との理由で棄却)。


 この時、日本の一部では、慧門氏が良心的な韓国人であるかのように言われましたが、実際は、1965年の日韓請求権協定を無視し、文化財返還運動を展開してきた中心的活動家です。

 2011年12月、日本政府(菅直人政権)からの「朝鮮王朝儀軌」の引き渡しにも深く関与しました。

 慧門氏の提訴について、当時、日韓文化財問題の関係者は、「盗んだ韓国が悪いと反省するのではなく、道徳的優位性を示して日本にある朝鮮半島由来の文化財の返還運動を有利にするのが目的だろう」と述べていました(産経新聞 2014.1.22 12:14)。

 2014年8月23日付の東亜日報に掲載された慧門氏のインタビューを見ると、まさにその通りのことを言っています。

「韓国政府が仏像の返還を先延ばしし、無理強いをしている状況が続いている。日本の右翼たちは内心、韓国政府のこうした態度を歓迎している。彼らは韓国が未開で感情的で法治主義も守れないと蔑みたい者たちだ。泥棒が盗んだ物を韓国政府が自分の物だと言い張っていると、韓国を蔑む格好の素材として活用している。略奪文化財返還運動をしている私が前面に出て、対馬の仏像を返そうと言うのだから日本の右翼たちは面をくらっている」

「相手が悪いからといって同じ対応をするのは文明人のとる態度ではない。真実・正義・良心の原則下で私たちから先に模範を示さねばならない。私たちは昔から日本に教える先生の国だった。仏の教えを伝えたのも私たちだ。日本に道徳がなにかを知らせるのも私たちから先にしなくてはならない


 何かすごく日本を下に見ていて腹が立ってきますが、そこは置いといて…

 要するに、正当に(あくまで彼らから見て)日本に文化財の返還を求める活動をしている慧門氏らにとって、今回の判決は、その流れを止めてしまいかねない、都合の悪い判決だということです。

 実際、東亜日報は、「判決により、韓日の文化財交流や日本国内の文化財の(韓国への)返還運動に多くの困難が出るだろう」とする複数の学者の見方を伝えています(産経新聞 2017.1.27 18:57による)。

 判決後、浮石寺の住職がドヤ顔で「不法流出で日本に渡った文化財の返還の出発点になればいい」と話していましたが、慧門氏からすれば「よけいなことしやがって!」と怒り心頭でしょう。

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 慧門氏には悪いですが、仏像の問題がなくても、日本人は(右翼だけでなく全体が)韓国のことを「未開で感情的で法治主義も守れない」と思ってますよ。

 慰安婦問題をめぐり、今まさにそれをまざまざと見せてもらってる最中です。

 ソウルの日本大使館前の慰安婦像を撤去するどころか、釜山の日本総領事館前に新たな慰安婦像を設置してしまうという「日韓合意」破り。

 この時点でもうアウトなのに、日本政府が韓国側に対抗措置を発表した後、恥の上塗りをくり返してる。

 最大野党『共に民主党』は、日韓合意で日本政府が拠出した10億円を返そうと言い出すし。

 次期大統領選に出馬予定の潘基文前国連事務総長も、10億円拠出が慰安婦像撤去の条件なら金を返すべきと言い出すし。

 京畿道の議員団は、竹島に慰安婦像を年内に設置しようと募金を開始するし(但し、その後、民間主導に転換。領土問題提起の口実にされると世論の批判が集まったため)。

 黄教安首相(職務停止中の朴槿恵大統領の代行)は、「像は民間が設置した。政府があれこれ言うのは難しい」と及び腰だし。

 とどめが、竹島を管轄区域とする慶尚北道知事の竹島上陸。

 「韓国は未開で感情的で法治主義も守れない」は、めでたく全日本国民の共通認識となりました(^▽^)


 先ほど、判決に批判的な複数の学者の見方を東亜日報が伝えたと書きましたが、朝鮮日報も専門家のこのような声を伝えています。

★西江大学のカン・ヒジョン教授
具体的な略奪、持ち込み経緯の確証がないまま仏像を『略奪文化財』に認定したことから、国際的な信用をなくしたのはもちろん、今後、日本などとの文化財交流における影響は少なくないだろう」

★匿名希望の国際法専門家(世論の批判を恐れたのか匿名)
「フランスが略奪していったことが明白だった外奎章閣(朝鮮時代に歴代国王に関する文書を保管していた奎章閣の付属図書館)図書とは全く別の問題だ。略奪されたという確証がなく、韓国人が盗んできたことがはっきりしている文化財を「韓国のものだ」と主張するのは国益のためにならない

 ウィーン条約違反(慰安婦像)の次は、ユネスコ条約違反。

 韓国の大田地裁、ほんとに下手を打ちましたね。

 国際的な信頼を失っただけでなく、日本政府が取っている対抗措置、すなわち、

1)駐韓日本大使と在釜山日本総領事の一時帰国
2)日韓通貨交換(スワップ)の取り決め協議の中断
3)日韓ハイレベル経済協議の延期
4)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせ

 日本がこれらを解除しなくてすむ理由を、自ら、また1つ作ってしまいました。

 何より、多くの日本国民の目を覚ましてくれて、ありがとう!(≧▽≦)

 ♪ほんとにほんとにほんとにほんとにご苦労さん!ソレ!♪\(^o^)/
 (歌のチョイスが古い!?(^_^;)


 あと、1月27日の産経抄が他のメディアにはない視点で伝えていたので、ご紹介。

 …数百年前に作られた仏像は、日本の海賊、倭寇(わこう)に略奪された。これが浮石寺の主張である。もちろん、証拠はどこにも存在しない。ただ一ついえるのは、日本に渡らなかったら現代まで伝わらなかった可能性が高い。14世紀後半に成立した李氏朝鮮は儒教を国教としていた。各地で仏像が破壊され、浮石寺も一時廃寺になっている。残念ながら大田地裁は、そんな歴史的背景を一切考慮しなかった。

 李氏朝鮮時代、仏教は徹底的に弾圧され、僧侶は迫害を受けました。

 全国に1万以上もあった寺院は、その多くが破壊され、第4代の世宗の時代(在位1418-1450)までに残ったのは、わずか36寺院でした。

 こうした時代に、交易などで朝鮮半島に渡った日本人が惨状を見かねて、仏像を救出するために日本に持ち帰るということが実際にありました。

 結果、古来から日本と朝鮮半島を結ぶ交易の中継点だった対馬には、そうした仏像が多く残されているそうです。

 19世紀末に朝鮮半島を旅したイギリス人女性のイザベラ・バードは、『朝鮮紀行』に、「朝鮮ではよほど探さなければ仏教の形跡は見つけられない」と記しています。

 1995年にユネスコの世界遺産に登録された仏国寺も、李氏朝鮮時代はこのような有様でした。

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 日本の統治時代に復興が始まり、現在の姿に再建されたのは1970年代だそうです。
※参考:Wikipediaおよび「さてはてメモ帳」様

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 韓国人による日本の文化財盗難事件は、近年相次いで発生しています。

 中には、国の重要文化財に指定されていた経典が、盗まれた後、韓国で国宝に指定されてしまったケースまであります。

 私はあまり汚い言葉は使いたくないですが…
 「泥棒国家!」と罵りたくなります。

 彼らの「盗癖」は今に始まったことではないからです。
 韓国(朝鮮)の歴史を振り返れば、それは分かります。

 そのあたり、以下の拙エントリーをご参照。
 前半は朝鮮の「盗癖」、中盤は対馬の仏像、後半は韓国人による文化財盗難事件。

13/3/23:日本よ、これが韓国だ



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Comments

たしかにムチャクチャな判決でしたね。
しかし、彼らにしてみれば、「正しい判決」だったのでしょう。
一説によれば、韓国の法曹界には、相当、北朝鮮の手が入っているとのこと。
このムチャクチャ判決で日韓の亀裂がさらに深まることは、北朝鮮にとって利益になります。

それにしても、この体たらくでは、韓国は本当に滅亡するかもしれません。
そして、北朝鮮によって統一される可能性が・・・・・・。
kurenai | 2017/01/28 08:40 AM
北欧のバイキングはスカンジナビアの人間だけで構成されていた訳ではなく、ポーランド人も含んでいたそうです。
同様に倭寇と言っても、福建、広東方面や朝鮮半島の人間が大半だったのが実情です。
「倭寇」という言葉を使って日本人を貶めようという浅ましい根性が透けて見えますね。

逆に元寇、刀伊の入寇、新羅の入寇など半島の人間が対馬の人々に残虐行為をした事を知れと言いたいですね。
taigen | 2017/01/28 01:18 PM
仏教の教えがどこかに飛んでいってしまう事態ですね。日本は、「このバチあたりめが!」と誰しも思うことでしょう。
しかしここは韓国と同じ土俵に上がらず、(怒ってばかりで疲れます)ちょっと仏の教えに従い、諦観するべきですね。
「文化財の保護や管理は、大変ですが、どうぞ頑張ってくださいね。」(あなたたちにできるんですか。)
「日本には重要文化財が沢山ありますので、そんなに欲しいのでしたらどうぞお持ちください。ただ、次は窃盗ではなく、口頭か文書で正式にご依頼ください。」(犯罪はやめてください。)
関係者のご苦労を考えると本当に頭が下がります。
大阪市民(主婦) | 2017/01/29 02:25 AM
慰安婦像に続いての対馬への仏像返還…その中で疑問に思う「存在」はいないだろうか?
それは日本の歴史研究をされている学者達(韓国も、と言いたいが全体主義の中では裁判沙汰だろう)だ。この話について専門家レベルの検証の公開が広く認知されているとはいえない。
取り巻きである保守派や政治家、コメンテーターが多角的な見地で読み語るしか見掛けないのではないだろうか?果たして歴史は検証とはいえど、どのような状態だったか誰も所在を明確にはしていない。
安倍総理自身も慰安婦問題についてだが、歴史家達に委ねる答弁を国会で行っていたではなかったか。
当時は日韓合意が果たされず、米国が願った両国の歩み寄りを優先した形だったといえばいいのかもしれない。
また今、日本側の歴史的見解をすれば韓国に言い分を持たせるのでは?と勘繰るのもある。
だがセカンドトラックだけでは難しい最中、果たさないといけない日韓の歴史認識を議論する事を 世界中で見れる機会であるのは明白だと考える。

ネットで公開だけじゃなく、NHKでも中継させれば瞬く間に「何が」証拠になっていないのか解るし、人権を食い物にしてきた方々の追及の一手にはならないだろうか。

感情的な偏見で横行する議論より、民主的に検証を進める公開を果たしてこそ、和解になるのではないか。
黒髪 | 2017/01/29 12:56 PM
仏様が身を挺して朝鮮との縁を切って下さってるんだと思います。おいたわしや・・・
| 2017/01/30 12:25 PM

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