防衛省初の衛星・二島戻っても主権はロシア?・領土問題で天気予報 青山繁晴×ケント・ギルバート「虎ノ門ニュース」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■11/28放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
本日はケント・ギルバートさんとの豪華共演(^▽^)
というか、青山さんに予想外の日程(本会議と、その前に国対)が入ったため、ケントさんが助っ人で「駆け付け出演」。
青山さんのご出演は午前8時55分頃までのおよそ1時間弱でした。
(1)防衛省初の衛星打ち上げへ 南スーダンでも活用
(2)防衛相「網走も射程圏内」北方領土・露軍ミサイル
(3)下村氏「最後のチャンス」12月・日ロ首脳会談
(★)トラ撮り!コーナー
・尖閣諸島などの天気予報(自民党部会)
・国会議事堂へもっと自由に
……以降はケントさんのみご出演……
(4)ウィスコンシン州で再集計決定 米大統領選
(5)キューバ カストロ前議長が死去 90歳
(6)“新”羽田空港全容判明 東京五輪に向け
(7)辺野古工事が一部再開へ 沖縄県容認
(8)捕鯨批判への反論映画 ニューヨークで上映
(9)朴大統領退陣求め最大デモ 韓国
(★)視聴者メールに回答
・アメリカにおけるロビー活動
・「メリークリスマス」と言えなくなったアメリカ
太字強調した項目(青山さん出演部分)、主な発言を要旨でご紹介。
※元動画はこちら(11月28日現在)。翌日ぐらいにURLが変更されるようです。変更後は、日が浅い時期であればDHCシアターの再生リストから、日が経っている場合はYouTubeの検索窓に「11/28 虎ノ門 青山繁晴」などキーワードを入力して探してみて下さい。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
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■11/28放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
本日はケント・ギルバートさんとの豪華共演(^▽^)
というか、青山さんに予想外の日程(本会議と、その前に国対)が入ったため、ケントさんが助っ人で「駆け付け出演」。
青山さんのご出演は午前8時55分頃までのおよそ1時間弱でした。
(1)防衛省初の衛星打ち上げへ 南スーダンでも活用
(2)防衛相「網走も射程圏内」北方領土・露軍ミサイル
(3)下村氏「最後のチャンス」12月・日ロ首脳会談
(★)トラ撮り!コーナー
・尖閣諸島などの天気予報(自民党部会)
・国会議事堂へもっと自由に
……以降はケントさんのみご出演……
(4)ウィスコンシン州で再集計決定 米大統領選
(5)キューバ カストロ前議長が死去 90歳
(6)“新”羽田空港全容判明 東京五輪に向け
(7)辺野古工事が一部再開へ 沖縄県容認
(8)捕鯨批判への反論映画 ニューヨークで上映
(9)朴大統領退陣求め最大デモ 韓国
(★)視聴者メールに回答
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・「メリークリスマス」と言えなくなったアメリカ
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(1)防衛省初の衛星打ち上げへ 南スーダンでも活用
一般的にはあまり報道されてないと思うが、すごく大切なニュース。
多目的と言っているが、国際基準で言うと、偵察衛星。
かつて日本ではアメリカとは対照的に、「宇宙の平和利用」という言葉でもって、要は、日本だけ権利がないのだと。
日本だけが宇宙を安全保障のために活用することができないのだと。
憲法の定めや、一度戦争に負けただけでずっと頭を下げてろということで、この体制は崩れないと思われていた。
しかし北朝鮮がテポドン、当時はボロミサイルだったが、それを打ち上げて、それまでのノドンと違って、日本を飛び越して太平洋に落ちた。
それで世の中変わって、日本も偵察衛星を打ち上げて良し、になった。
内閣、あるいは内閣府に衛星情報センターがあって、あくまで防衛省とは切り離してたが、それが今回、防衛省、自衛隊のための衛星打ち上げられる、に話が変わった。
いくつか重要な意味がある。
日本では何かあると、それまで言ってた話が全部ひっくり返る。
と同時に、はっきりとこう変わりました、憲法とこういうふうに矛盾しますと、内閣もメディアも明示しないので、変わったことが何となくずるずる行くという、私たちの社会の根深い問題。
これはあくまで通信衛星。
偵察はやりません。能力がないです。
通信だけでも非常に大きいんですが、今後、当然ながら防衛省、自衛隊が直接管轄できるところの偵察衛星も打ち上げるべき。
そのためには、こういうふうにずるずると、国民によく問わないままやるんじゃなくて、なぜ宇宙の安全保障の利用が必要かということをちゃんと説明するきっかけにしてほしい。
僕もいま議員だからその責任がある。
今後、部会などでも問題提起していきたい。
もう一度よく考えていただきたいのは、中国が間もなく宇宙ステーションをつくろうとしている。
「宇宙の平和利用」と言うが、たとえばソ連が一番最初に有人宇宙飛行をやって、アメリカは月に行った。
宇宙はこんなに平和に利用されてますとしか僕らは教わらなかった。
が、実は…
たとえば中国がアメリカに弾道ミサイルを撃ったとして、飛んで行く途中に空気の壁があるので、必ずはじかれる。
はじかれつつ中に入っていって、燃え尽きずに地上に落ちて、一瞬で灰にする。
問題ははじかれる時に、石を川面にポンポンポンと投げる時のような現象が起きるので、完璧に計算してても、オートマティックだけだとどこに行くか分からないという問題があって、だから人間が必ずコントロールしなきゃいけないのが現実の弾道ミサイル。
だからソ連もアメリカもどこの国も宇宙の軍事利用、狙った所に核弾頭を撃ち込めるように人間を宇宙に送っていった。
(ケント:そのために宇宙ステーションにいるの?)
そうです。本当の目的は。
「地球は青かった」という素晴らしい言葉を言ったガガーリンさん、人類初の宇宙飛行士も軍人だった。
基本的にはアメリカも、軍人から宇宙飛行士を選んだのは、戦闘機に乗ってたりして空に慣れてるからだと、学校の先生や新聞からも刷り込まれたが、それは違ってて、あくまで軍事利用。
そのついでで、月の眺めとか、そういうのがある。
僕たちは刷り込まれてきたから、たとえば、ずるずるというふうになる。
専門家だけが知ってるんじゃなくて、みんなで情報共有できるようにする。
そのためにも僕は国会があってもこの番組にも参加している。
(ケント:今度中国が宇宙ステーションつくるのもその目的?)
99.9999…%は軍事目的です。
残りの0.0000…1%で「中国は平和を愛している、平和利用をしましょう」と必ず言って、大事なことは日本のメディアはそれをキャリーして、中国は打ち上げて下さるんだみたいな話に。
これは恐るべきことであって、宇宙ステーションは非常にお金がかかるので、アメリカもロシアも実質的にもう引き上げていく。
日本もさんざん協力し、技術の発達には貢献したけれども、実はもう割に合わないので、だんだん退いていく。
というか技術が発達して、宇宙ステーションがなくても、人間の目で監視できるようになってきたということも実はある。
その中で中国がなぜ打ち上げるかというのは、僕らの頭の上に中国の軍事宇宙ステーションがいるという恐ろしい事態が、もう目の前なんですよ。
アメリカが足踏みしてる中で、中国は月への着陸も狙ってて、これも基本的には軍事目的。
月も宇宙もチャイナが支配して、日本が何を言おうと、一刺しで1億2700万人の日本人を殺せるという計画が進行中だということを…、「宇宙ロケットは人類の夢なんだ」と言ったら、こういう現実も見えなくなっちゃう。
怖いと同時に、現実を、アメリカも日本もきちんと知る。
アメリカでも国防総省はよく分かっているが、アメリカでもきちんと説明されていない。
日本は弾道ミサイルを一発も持ってないので、偉そうなこと言って申し訳ないんですけど、じゃあ自衛隊の中でみんなが知ってるかというと、そうとは限らない。
むしろ防衛省の内局の人が知ってたり、あるいは航空自衛隊、海上自衛隊、ミサイルの脅威知ってますから、ま、陸も知ってますけど、全部が共有はできてない。
最後に1個だけ言うと、なぜ日本は弾道ミサイル持っちゃいけないんですか?
いま持ってるミサイルは実質ロケット程度。
ミサイルは巡航ミサイルと弾道ミサイルの2種類がある。
弾道ミサイルは宇宙空間に上がって落ちてくるから、音速の10倍になったりする。
それを全部撃ち落とすのは無理です。
だから抑止力というのは日本が弾道ミサイルを持ってて、もし向こうが撃つんだったら、日本は早く知る能力も高めてるから、こっちから撃ち込みますよとなって初めて、弾道ミサイルという大量殺戮兵器が使われなくて済む。
(ケント:抑止力はそこで生まれるんですね)
その通りです。
だから、一度戦争に負けたら弾道ミサイルは持っちゃいけませんっていう、それどころか「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」「国の交戦権はこれを認めない」という奇怪な憲法を持ってるから、弾道ミサイルも持てないという訳の分からないことになるし、北方領土交渉にも実は影響してる。
(2)防衛相「網走も射程圏内」北方領土・露軍ミサイル
このニュースで僕は一番おかしいと思うのは岸田外務大臣の反応。
12月15日に日ロ首脳会談が山口県長門市で行われる。
もう目の前に迫ってる。
ので、中止させるべきじゃないかという珍しくまともな質問が(衆院安全保障委員会で)出ても、岸田外務大臣は遠慮をして、「日ロ関係をどう安定させるのかしっかり議論を続けたい」と。
何をおっしゃってるんですか。
(ケント:意味不明ですね)
意味不明です。
一方で官房長官は、抗議したってことを記者会見で明らかにしてるんですから。
ふだんあれほど内閣不一致を心配してるのに、これ不一致じゃないですか。
今の僕の発言で(自民党から)呼び出し確実だと思いますが、いいんですよ、議論できるから。
ロシアが、プーチン大統領がいま何をしてるかというと、私たちの北方領土に新たに弾道ミサイルを配備して、稲田朋美防衛大臣がはっきり仰ってるように、日本の北海道を射程範囲に入れてる。
それだけではなくて、何と、遠くの尖閣諸島にまで、武装戦闘ヘリを初めて飛ばして、私たちの航空自衛隊はスクランブルをして、そういう事態がいま起きてるわけですよ。
プーチン大統領を非難するのではない。これが世界の基準。
12月15日に握手しなきゃいけないってことは、その前にパンパンパンとやり合いをする。
相撲で言うと、まわしを取りに行く前にパンパンとお互い(張り手を)やる。
それをやってる最中に、外務大臣がそんなこと仰ってもらっちゃ困るんですよ。
あえて言うと岸田外務大臣の立場が分かるのは、日本は張り手の手段がない。
相手は弾道ミサイルですから。
訳分からない。
日本は戦闘機は持っていいのに、弾道ミサイルはいけないと。
専守防衛だから。
実は専守防衛が通用しないのは織田信長の時代から。
弓矢ならまだゆっくり飛んで来るが、ほんとは弓矢でも撃たれたらもう来ちゃう。
鉄砲の銃弾は、飛んで来てからではもう無理。
撃つところで…(阻止しなければ)。
だから専守防衛は最初からデタラメな話。
自民党議員が「専守防衛はデタラメだ」なんて当然言っちゃいけないので、再び呼び出しが来る…(スタジオ爆笑)。
国会に入って良かったと思うのは、国会議員の実態がよく分かった。
人に見えない努力をしてる人もいます。すごく少ないけど。
でも与野党問わず、全く遊んでる人もいる。
自分では遊んでる気はない。選挙のためにはすごくやってるから。
でも選挙だけなの。
選挙民にウケない話、見えないところでは何にもしない人が、与野党問わずいっぱいいる。
だからいつも言ってる通り、有権者の責任として、国会議員の活動をよくウォッチして下さい。
交渉が本格的になっていくにつれ、ロシアの側から脅しも入ってくる。
じゃあ北方領土交渉が現実にどうなってるか。
これ交渉事なので、この場では全部は言いません。
きのう独立講演会があって、史上初めて朝日新聞の取材も入った。
朝日新聞は僕ごときがなぜ48万票も獲れたのか、それが謎なので、トランプ現象と同じで、メディアが対応できてない。
謎解きがしたいと申し入れがあって、その時に条件付けたのは、完全に永遠にオフレコですと。
毎回1000人に近い(独立講演会の)参加者の方々が、59回まで、1度も破った人が、1人もいない。
ネットにアップした人は1人もいないんですよ。かけらもないんですよ。
何を言ってるかというと、北方領土交渉がどうなってるかは、独立講演会では全部申しました。
それはみんなを信頼できるから。
その朝日記者は僕が政治記者だった頃に知ってた人で、信頼できる人。
でもこの番組は誰でも見られる、ロシア側も見られるので、全部は言えない。
大事なことだけは申したいと思います。
(3)下村氏「最後のチャンス」12月・日ロ首脳会談
※共同通信によると、北方領土問題が焦点となる安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領による12月の会談に関し、自民党の下村博文幹事長代行は27日、(フジテレビの番組で)「最後のチャンスだ」と述べました。下村氏は「ロシアもしたたかなので簡単ではない。山がある」との認識も示しました。その後、下村氏は記者団に「ここで解決できなければ未来永劫、北方領土問題は解決できないという思いを首相も持っていると思う」と語りました。さらに「(北方四島の)帰属問題の解決なくして平和条約締結はあり得ない」と強調しました。
下村さんは何が言いたかったと思う?
(ケント:最後のチャンス?ここで決めちゃうっていうこと?)
決められないです。
決められないことを下村さん百も承知です。
(ケント:あきらめるということ?)
違います。
(居島一平:期待はもうしない方がいいっていう…?)
違うけど、いい線いってる。
下村さんと話はしてないが、まず大事なのは、下村さんは安倍さんの最側近の1人。
交渉事を総理はほとんど仰ってないが、下村さんは感づいてると思う。
12月15日で決まる見通しは、ゼロです。ゼロです。
多少話は深まることはあっても、どういうふうに返還するとかは、ないです。
そのうえでこれおっしゃってるのは、国民に「すみません、覚悟して下さい」と。
あきらめるとかいう話じゃなくて。
たくさんの国民が反発する。
僕は常に(今から言う話に)反対してて、総理にはそれは伝わってる。
下村さんに伝わってるかどうかは分からないけど。
国民の健全な常識、国際社会の常識からしたら、あり得ない。
ありえへんやろということを、今まで安倍さんはどうやって表現してきたかというと、「新しいアプローチ」と言ってきた。
でも中身は全然説明されてこなかった。
これが要するに説明すると世の中がひっくり返る話だから。
こういうのって一番大事なことは、相手の立場に立って、目線を向こうに置いてみる。
すると、いまここはモスクワで、僕たちがロシア人だとすると、小さいからの教育で、北方領土はロシアの若者が血を流してようやく得た正当な領土だと、みんな思い込んでる。
戦争が終わってから不法侵入した、侵略したなんて教育はなくて、僕がモスクワに行くと相手と大喧嘩になるのは、向こうは完全に信じ込んでるから。
1時間2時間で、ああそうなのかと言ってくれる人はいませんよ。
それでもきっかけになって調べてみたら、やっぱりロシアはおかしいかもと言ってくれる人もいるが。
ロシア人のほとんど全員は、北方領土を返すなんてあり得ないと。
無理に奪ったんじゃなくて戦争の結果として当然なことだということなんですよ。
そのロシアの目は誰でも分かるけど、もう一歩踏み込んで考えてもらうと、もしも、たとえば1956年に日ソ共同宣言があって、そこでは何と、平和条約が結ばれたら歯舞・色丹は返しますと書いてある。
みんなにまず理解しておいてほしいのは、もし歯舞・色丹が返ってくるとなっても面積は7%、残りの93%はもう永遠に返ってこないだろうということになる。
これも覚えておいてほしいが、国後島は沖縄本島より大きい。択捉島は東京都より大きい。
しかも日本海側(国後・択捉付近)にメタンハイドレート、取りやすい性質の良いやつがちゃんとある。
歯舞・色丹側にはあまり確認されてない。
だからメドベージェフさんは大統領の時に、ソ連の首脳として初めて足を踏み入れた。
資源の意味からも手放せないということでメッセージを出した。
歯舞・色丹が返ってきたら、ごく健全な常識として、当然もうロシア軍はいなくなる。
自衛隊がそこに行って、北海道に避難を強いられてる島民、元島民と政府もメディアも勝手に呼ぶな、島民が戻られたら、当然守るのは日本国の自衛隊あるいは警察であり消防であり、それを国家主権と呼ぶ。
実は「新しいアプローチ」なるものは、ロシアから見たら、それが(自衛隊などが来ることが)困ると。
なぜなら、そうなったら、当然こに日米安保条約が適用されるから。
でもロシアから見たら、米軍が歯舞・色丹にせり出してくることだけは、絶対に受け入れられない。
だからプーチン大統領は謎に見える言葉を何度も発してる。
日ソ共同宣言は確かにあるけれども、返還された後に主権がどちらにあるかは書いてないと言ってるわけです。
要は、返還後もロシアの主権が残るかもしれないと言っている。
(ケント:それ変だわ)
変です。
国際社会から言ったら、あり得ない。
あり得ないけど、実はそれを言ってるわけです、プーチンさんは。
(ケント:それじゃ返還したということにならない)
そう言ってもいいし、それからプーチンさんがその後に共同経済活動って言ったでしょ。
経済の話だけだと思うでしょ? 違います。
共同経済活動っていうのは、ロシアの主権が変わらない状態で、日本企業の優れた技術力がほしいという意味なんですよ。
交渉事ですから、これに日本がどう対処しようとしてるかというのは、これ以上申しません。
が、僕の推測ですが、下村さんがおっしゃってるのは、こういう現実、「最後のチャンス」というのはこの部分。
アメリカ人のケントさんでもびっくりするような話でも、国民に何とか分かっていただけないでしょうかということを言おうとしてるわけですよ。
もう一回言いますが、僕は反対です。
もう一点言うと、下村さんがどうとか安倍総理がどうとか岸田さんがどうという以前に、日本国憲法が主権を否定してるでしょ?
「国の交戦権はこれを認めない」って書いてある。
ケントさん個人が攻撃してきたら反撃できるが、アメリカ合衆国として攻撃してきたら防戦できないと書いてある。
じゃあ北朝鮮の拉致被害者取り返せるわけがない。
金正日総書記はそれが分かってるから、2002年の小泉訪朝の時に、拉致を誰か犯罪者のせいにせずに「国家機関がやった」と言った。
その状態(現憲法のまま)で領土交渉をやったら、このようなことになるっていうのが、僕らが一番分からなきゃいけない現実で、護憲派とか改憲派とか争ってる場合じゃない。
こんな基礎的なことが分かってないのかという国会議員が一番…。
(★)トラ撮り!コーナー
11月25日の自民党の部会。
右側の席は全部、役所の官僚。
中央に新藤義孝さんと佐藤正久さん。
これは領土問題特命委員会という、部会の一種。
僕は1年生議員だが、知らない間に新藤さんによって役員にされた。
それ関係なく、いま質問してる。
自民党議員も、これはよくお出になってる方。
選挙に関係ある部会だったら満員になる。
日本では外交・安保、領土問題って全く票にならない。
でも逆に言うと、その中でも必ず出席する議員がいる。
だいたい同じメンバー。
女性で顔隠れてるが、猪口邦子さんもこうした部会によく来られる。
僕が質問してる中身は、この日のテーマは、天気予報。
領土に関して天気予報が話題になるっていうのは、分かりますか?
尖閣諸島は日本国石垣市。領土問題すら起きたことがない。
しかし中国は尖閣諸島の天気予報を出している。
国後・択捉、あんなでかいから、北海道内の天気予報と違うことが多い。
が、天気予報を見たことがない。
竹島のも同様。島根県から距離あるが天気予報はない。
これを僕が議員になる前から、新藤さん、佐藤さん、猪口さん、城内さん、まだ名前も知らない人もいるが、お顔はよく見る人たちが、天気予報をやれと言ってきた。
が、官僚の返事は何かというと、「いや、やってます」と。
たとえば北方領土だったら、釧路地方の天気予報ということで、その中に含まれてますと。
竹島だったら、中国地方の天気予報に含まれてると。
尖閣諸島だったら、八重山諸島や石垣市の天気予報に含まれてると。
だからちゃんとやってますと言うわけですよ。
僕はここで質問してるのは、それけしからんと言ってるんじゃなくて、なぜ役所はいつもそういう返事かと。
何回も部会やっても、変わらないのは、内閣の責任だと(僕は)言ってるんですよ。
たとえば気象庁とかそういう所だけに責任追及しても、政府の、安倍総理の大方針として、こういう天気予報をやれと気象庁に下ろしたら、一発でやるに決まってるじゃないですか。
だからこの特命委員会は、頑張っているけれども、ここの部屋で議論してるだけじゃなくて、当然、安倍総理にこれを突き付けなきゃいけないと。
内閣の方針を転換させたら、官僚たちもガラッと変わるんだからと言ったら、新藤さんは、怒ったりしないけれども、何度も内閣に申し入れしてますよと。
でも要は言ってるだけじゃだめで、部会がガス抜きになってはだめで、与党の責任で、内閣の方針を転換させて、ちゃんと北方領土、竹島、尖閣の天気予報をやるべき。
(ケント:総理、内閣の命令がないとできない?)
できないわけではないが、現実は、中国が尖閣の天気予報をわざわざやってて、大国どうしで、もともと領土問題はないが大きな問題になってる時に、気象庁だけが自分たちの判断で、それできると思いますか?
(ケント:やればいいのに)
合衆国の政府でも、ホワイトハウスがそういう(消極)姿勢だったら、出先機関がそこまでやるというのは実は無理ですよ。
ケントさんが仰ってるのも分かるけど、やっぱりこれは基本的に総理大臣はそのためにいるので、総理が決心して下に下ろせば一瞬でやりますよ。
というのは、データはあるんです。
気象庁も、日本は災害が多いこともあって、技術力も加味して、先ほどの衛星も、安全保障だけじゃなくて日本の気象衛星、「ひまわり」もトラブルはあっても世界最大水準だから。
データはすでにあるから、内閣が決心したらすぐできるんですよ。
さっきの弾道ミサイルも含めて、普通にできることを実はやってないということを、ちょっと考えていただきたい。
いまの特命委員会があった日の前日、自由民主党の国対の部屋の写真。
一般の人が入れない。
国会議事堂はもっと国民が手続きなしに、自由に入れるべきです。
ケントさんの前で言うのは僭越だが、アメリカも9.11の前は、並んでるだけで誰でも入れた。
ホワイトハウスも、大統領の執務室はさすがに入れないが、今日はここ、というふうに、全体が見れるようにしている。
日本はその努力が全く足りないでしょ。
官邸はそもそも中に入れないうえに、国会も議員の紹介がいるとか、そんなのおかしい。
並べば当然入れるべきで、アメリカのように外国人入れるかは考えるべきだが。
中が見れないから僕はできるだけ見せようと思ってる。
写真公開もいちいち許可が要るんです。
僕はこの写真も自民党国対の許可を得ました。
この写真はまだ誰も来ていない。
道場のように(出欠の)お札がある。
幹部はいかなる手段を用いても、朝早くに来る。
いいこと悪いこと両方言うべきだと思うから、ちゃんと来てる人もいると。
僕はいつも文句を言ってるから、同期の中で一番乗り。
人が見てないところでやって、そのうえで文句言うことがどうしても必要。
どこの県とは言えませんが、地方議員の政策セミナーに、自由民主党から派遣されて行った。
講演料は受け取らない。
ところが、会場に行って控え室に入ったら、主催者側が商品券を渡そうとされる。
僕のことをよく知ってる地方議員、良心的な人ですが、僕が献金とか1円も受け取れないと分かってて、悩んだ末にたぶん商品券になさった。
それで思ったのは、党の派遣で来てるのに、他の人は現金で受け取ってるんだなと。
その商品券受け取れませんと言ったら、向こうは困って、僕はどうしたかというと、もう講演で舞台に上がらなきゃいけなかったから、清水麻未(まみ)公設第一秘書に任せた。
講演がいつものように延びて、飛行機に間に合わないので脱兎のごとく走って、ボランティアの人の車に乗ろうとした時に、清水秘書が主催者側に「はいっ」と商品券を渡して、向こうが「あっ」と言ってる間に僕らは車に乗って、空港にダーッと行った(スタジオ笑)。
この話を何でしたかというと、いまちょうど政治資金収支報告書が公表されて報道されてますが、またキャバレー代に使ったとかロクでもない話が出てきてて、それはけしからん。
けしからんけど、でもたとえばこうやって断るような話は絶対にメディアに出ない。
僕だけじゃないと信じたいので、そういう努力もありますということ。
きょう怖い話ばかりだったので、最後に京都の紅葉の写真。
出張で行った。
紅葉を愛でる人々が国内外からお見えになってる。
こういう京都を守りたいと思ったので紹介しました。
(青山さんの出演終了。このあと国会へ向かわれました)
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____________________________内容紹介ここまで
青山さんがおられる間、ケントさんは聞き役に徹しておられました。
後半のケントさんの話もとても面白いので、ぜひ動画でご覧下さい!
きょう一平さんが話してて初めて気づいたのですが、先日、沖縄の翁長知事が就任後初めて普天間基地を視察したんだそうですね(あとで調べてみたら11月22日でした)。
就任後2年も経って、初めて!?
びっくりしました。
まさに「基地外の人」と言うべきか…。
もうひとつ、最近のアメリカでは「メリークリスマス」と言えなくなってるという話にも驚きました。
ケントさん曰く…
「アメリカの変なリベラルの仕業。
ユダヤ人が嫌がるから。
イスラム教徒も面白くないから。
誰も傷つかないように『ハッピーホリディ』と言う。
私はそれに反対。
キリスト教徒がクリスマスやって何が悪いのか。
ユダヤの人も(自分たちの祭り)をやればいい。
平等というのは、お互いの違いを認め合うこと。
トランプが『メリー・クリスマスが言える国に戻す』と言っただけで、キリスト教徒みんな寄ってくる。
何で自分たちの何世紀も前からの祭りがダメになるのか」
悪しき平等主義を主張するリベラルって、日本だけじゃなく、どこにでもいるんですね(T_T)
↓参考までに
アメリカでは「メリークリスマス」とは言わない
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★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
★『ぼくらの哲学』12月21日発売。予約受付中。
月刊Hanada連載「澄哲録片片」のまとめ&加筆。
※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当ての物がなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
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