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軽減税率めぐる自公対立は見せかけ?消費税凍結へ!?衆参ダブル選へ!? 青山繁晴「インサイト・コラム」

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■12/2放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
 青山繁晴の“インサイト・コラム”

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 総理の本音は、消費増税凍結。
 もちろんそれは重大な公約違反になる。
 だからこそ来年夏、国民の信を問うため衆参ダブル選挙へ!?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。



 内容紹介ここから____________________________
 
櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」

青山繁晴
「おはようございます」

櫻井浩二
「今朝は消費税についての話ですね」

青山繁晴
「はい。その前に、今朝、実は富士スピードウェイっていう所にいまして」

櫻井浩二
「あ、そうなんですか?」

青山繁晴
「あの、レーシングカーの走る、ワーンって音がちょっと聞こえるかもしれないんです。これちょっとご容赦下さい」

櫻井浩二
「あ、今は全然あれですね?」

青山繁晴
「はい。で、今、櫻井さんおっしゃったとおり、今日は消費税の話、取り上げたいんですけれども、この頃、消費税をめぐってはもう、日にち毎日、軽減税率の話ばっかりですよね」

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櫻井浩二
「はい、そうですね」

青山繁晴
「えー、皆さんご承知のとおり、2017年4月から、消費税をいよいよ、2桁の10%にしたいと。で、それでは、所得が高くない方々に大変負担になるから、食料品を、食料品については、税率下げましょうと」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、そこまではいいんだけども、あんまりたくさん広げるとですね、肝心の税収が減っちゃうから」

櫻井浩二
「そうですね」

青山繁晴
「自民党は生鮮食品だけにしてくれ。あるいは実はそこに、裏で働きかけもあって、新聞、その他も入りそうなんですが。で、食料についていうと公明党は、いや、それじゃあみんなが困るから、パンなどの加工食品も加えてくれということで、ずっと、自民党と公明党がいかに揉めてるかって話ばっかり報道されてるわけです」

櫻井浩二
「はい、出てますね、はい」

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青山繁晴
「で、僕のところにも、リスナー、読者、から、たくさん問い合わせが、来てるんですけれども、これって、要は、2017年4月に、やっぱり10%にしてしまうって話が全く前提になってる、それちょっとおかしいんじゃないかっていう、意見もいただくんですけれども」

櫻井浩二
「はぁ〜、はぁはぁはぁ…」

青山繁晴
これ実はですね、前提になってないんですよ

本庄麻里子
「へぇ〜?」

青山繁晴
「違うんですね」

櫻井浩二
「え、そうなんですか」

青山繁晴
「前提になってません。あの、今、お二人が驚かれるのは当然で、安倍総理が、今度ばっかしは景気がどうであれ10%にしますと、あの、言いましたから」

櫻井浩二
「言いましたよね。はい。だからそれが前提に…」

青山繁晴
「重大な、はい、重大な公約違反になるんですけれども、総理の本音は、消費増税凍結です

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本庄麻里子
「へぇーーー!?(笑)」

櫻井浩二
「そうなんですか?」

青山繁晴
「これは、あの、まあもちろん、個人の立場ですけど、責任を持って僕は断言します

櫻井浩二
「あ、そうですか」

青山繁晴
「で、安倍総理だけじゃなくて、総理官邸の主だった人は、基本的に、消費増税凍結です

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、あの、僕自身も、今回は、再延期ではなくてですね、再延期だとマーケットに揚げ足取られますから。安倍政権は、要するに財政規律に関心がないと、いうように揚げ足取られて、国債の思惑にもつながり、ま、なかなかつながらないけれども、可能性として考えなきゃいけないから、また延期って話じゃなくてですね、これもうずばり凍結、というのは、5から8に消費税率上げまして、その、経済学者、エコノミストの理論は理論として、いろいろ難しい話は、それとして、現実に日本の消費者は、もの買わなくなったんですよね」

櫻井浩二
「うーん、ですね」

青山繁晴
「で、資本主義は結局は個人消費が命なんで、この5から8に上げて、これだけ打撃を受けて、この時は上げざるを得なかったと僕は考えてます。違う意見もあるでしょうが」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「でも10%にするとですね、いつも申し上げてることがありまして、たとえば、あの、今、櫻井さんの目の前にマイクがありますけど、その、マイクいくらかちょっと僕は分かんないですけど、たとえばそれが900、いやいや、9780円とか、細かい値段で、ね、9786円とか。で、その時に8%と言われたら賢い日本人でもちょっと考えるけど」

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櫻井浩二
「そうですね(笑)」

青山繁晴
1割になった瞬間に、あ、978円ってすぐ分かるわけですね

櫻井浩二
「ああ、はぁはぁ…」

本庄麻里子
「うーん」

青山繁晴
「これ必ず、今までの税率の上げとは違う、マイナス効果を生むわけですね」

櫻井浩二
「ははぁ〜、なるほど」

青山繁晴
「で、実際デフレから脱却できてませんし、この、総理の公約破りは責任取らなきゃいけないけども、総理の責任問題と経済は全然次元が違いますから、凍結すべきだってことを、安倍総理ご自身にも、官邸の中枢の方々にも、いち民間人、民間人ながら、ずっと申してきました」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「それで、たとえば、すみません、違うラジオ番組、に、総理お出になった時に、海外要因によっては考えるっていうことをはっきりおっしゃったんです、すでに」

本庄麻里子
「うーん」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「で、海外要因ってのはたとえばリーマン・ショックみたいなことだけじゃなくて、中国経済の崩壊現象も入ります

櫻井浩二
「ああ〜、なるほど」

青山繁晴
「で、中国経済っていうのは、リーマンの時と違って、金融の話だけじゃなくてですね。日本ではほとんど報道されません。なぜかというと、報道すると、僕の古巣の共同通信も、支局閉鎖とか言われかねないですから

櫻井浩二
「ははぁ〜」

青山繁晴
「報道の自由ありませんからね、中国は本当は。したがって報道されないけど、どんどん工場が閉鎖になってるんですよ

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、こういうのを実体経済って言いますけど、実体経済がこうやってダメになっていくと、もしも、奇跡のように回復するにしても、何年も何年もかかりますから」

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櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「したがって総理のおっしゃった海外要因っていうのは、もう、2017年4月までに、この、海外要因の高いリスクってのは、なくなるわけがないんですよ

櫻井浩二
「うーん、うん…」

青山繁晴
「で、そうすると冷静に考えるとむしろ、凍結が本筋であって、したがって話を戻すとですね、要するに軽減税率の話がまとまらないから、10%にはできませんね、だから増税は凍結せざるを得ませんねと、いう話に持っていきたいっていうのが、実は安倍政権の、主流派の考えなんですよ

櫻井浩二
「なるほど」

本庄麻里子
「ふ〜ん」

青山繁晴
「ええ。但し、半身の、半身の構えで、様子見もあってですね」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「その、自公の連立が、煽りで、壊れるようなことはしないと

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「だからまあ、総理官邸から、たとえば今、景気が少し良くなってきてて、税収増えてるんだから、それを財源にして公明党の言うことを聞けばいいじゃないかっていうようなですね、要するに、メディア向けの、サービスの発言も出たりしてるわけですけれども、本音は、軽減税率を導入できないんだったら、10%に上げたりすると、低所得の方が特に困りますよね、そんなことはやめましょうって話に持って行きたいっていうのが本音なんですよね

櫻井浩二
「え、じゃあ今行われてる自民と公明党の話し合いってのは何なんですか、じゃあ。軽減税率に関しての」

青山繁晴
「これははっきり言って政治につきものの、見せかけ、パフォーマンスですね

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櫻井浩二
「え〜っ、そうなんですか(笑)」

青山繁晴
「うん、それで、もう時間がなくなってきましたけど、もうひとつ、やっぱり僕ら有権者が考えておかなきゃいけないのは、その、選挙なんですよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、今年、いや、すみません、来年夏、7月に参議院選挙が必ずあります」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、その時に、衆参ダブルやるんじゃないかってことを、前から言われてたんですけど、これも僕の責任であえて申しますけれども、安倍総理はほんとに考えてなかったですよ。ダブル選挙やるつもりなかった

櫻井浩二
「ほぅ」

青山繁晴
「ところがですね、急激に今、変わってきたんです

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「えー、少し考え始めてるんですね

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櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、昨日、夕べ、かつて自民党の総裁選挙にも打って出た、若手の、ま、著名な議員にこれ聞いたら、本当は衆議院解散なんてやるべきじゃないけれども、しかし青山さん、ほんとに、分からなくなってきましたねって言われたんですよね」

櫻井浩二
「うん、うん、はい」

青山繁晴
「で、これはそのとおりであって、どういうことかというとですね、もしも消費増税凍結するんだったら、先ほどから、話に出ましたとおり、公約破りですよね」

櫻井浩二
「うーん、はい」

青山繁晴
「それも重大な公約破りですね

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
ということは国民に意見聞かなきゃいけませんね。だから衆議院解散だと、いう名目は立つんですよ

櫻井浩二
「はぁ〜……」

本庄麻里子
「ふーーん」

櫻井浩二
「なるほど(笑)」

青山繁晴
「で、そうやって解散されると、民主党は、困り切りますよね。というのは、じゃあその増税やめるから、凍結するから解散するって言われて選挙になって、じゃあ民主党は増税しろって言うんですか?」

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櫻井浩二
「あぁ」

青山繁晴
「増税しろって言うと、ま、大打撃ですよね、選挙戦は」

櫻井浩二
「そうですねぇ」

青山繁晴
「じゃあ逆に、安倍さんの公約破りは正しい、凍結すべきだと言うんですか…?(笑)」

櫻井浩二
「あ…(笑)、そうだそうだ、そうですね(笑)。はいはい」

青山繁晴
「どっちとも言えなくなっちゃうでしょう?」

櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「しかも、来年の7月まで行くとですね、その、来年の3月から安保法制が施行されますけど、施行されたからといって、たとえば急に戦争になったり、そんなことが起きるわけがないんで、安保法制のダメージっていうのは相当、実は軽くなるわけですよね、来年夏になると」

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「じゃあここで一気に、解散総選挙をかまして、ダブル選挙をやって、改憲勢力を、衆参で3分の2確保するかっていう考えが、芽吹き始めてる。で、そこに、橋下徹さんっていう改憲派が、大阪のダブル選挙で大勝ちしましたから、それも実は原動力になって、今、政治の節目はですね、消費増税凍結と、ダブル選もあるかもしれないって方向に、こうダーッと潮が水面下で動き始めてる。表面上まだ波があんまり立ってないけど。表面上の波は、さっき櫻井さんがお聞きになったとおり、実は、見せかけの波であると」

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櫻井浩二
「(笑)」

青山繁晴
「いうのが、今の政治です」

櫻井浩二
「いや、しかし全部つながりますね、それはね〜」

青山繁晴
「そうですね、はい」

櫻井浩二
「青山さん、最後にお聞きしますけど、何で今、レース場にいらっしゃるんですか、今日は」

青山繁晴
「えーっと、実は土曜日に、公式戦に僕は出なきゃいけないことになってて」

櫻井浩二
「えっ、そうなんですか?」

青山繁晴
「はい。下手くそなレーシングドライバーでもあってですね。ほんとに下手なんですけど」

櫻井浩二
「いやいやいや…」

青山繁晴
「練習全然できてないんで、にわか練習を、今やらなきゃいけないんです」

櫻井浩二
「あっ、もうそこに向けて準備をしてるわけですか」

本庄麻里子
「ふ〜〜ん」

青山繁晴
「ええ。これ電話切ったらすぐにあの、マシーンに乗ります」

本庄麻里子
「へぇ〜〜」

櫻井浩二
「来週、じゃあぜひその結果をお聞かせ下さい」

青山繁晴
「ええ。無事に生きてれば」

一同
「(笑&ざわ)」

櫻井浩二
「楽しみにしてます。ありがとうございました」

青山繁晴
「はい、ありがとうございました」

櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」




 ____________________________内容紹介ここまで


 来年夏の衆参ダブル選挙、今のところはあまり現実味のない話にも見えますが、軽減税率をめぐる動きも含めて、今後の政局によってはどうなるか分かりませんよね。

 野党がゴタゴタしてて選挙の準備ができないうちにやってしまうというのは、自民党にとっては良い作戦ではあるのでしょうが、次世代の党とかがまた煽りを食らってしまう気がするので、そこはちょっと……(-_- )



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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー
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