安倍総理が消費税10%凍結を検討!?中国経済崩壊で世界があてにする日本! 青山繁晴「インサイト・コラム」
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■9/16放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
青山繁晴の“インサイト・コラム”
[↑この絵についてはあまり深く考えないで下さい(^^ゞ]
国会は週末にかけて安保法案が大詰めで与野党の攻防が激しくなっていますが、今日の青山さんの解説はその先の、アベノミクスの今後と消費増税について。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。
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国会は週末にかけて安保法案が大詰めで与野党の攻防が激しくなっていますが、今日の青山さんの解説はその先の、アベノミクスの今後と消費増税について。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
櫻井浩二
「今朝のテーマは何でしょうか」
青山繁晴
「ええ。えー、これは、アベノミクスの今後ですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、すみません、今日、まことに珍しく、ちょっと風邪を引いちゃいまして」
櫻井浩二
「あ、そうですね、ちょっと声がかすれてますが」
青山繁晴
「ええ、声が、あの、変なことは、あの、許して下さい」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、実は、安倍総理の側に、7月の段階で、いち民間人としてささやかに、ご意見申し上げていたのは、安全保障への取り組みがいったん終わると、もうそのあとは経済、経済、また経済、に集中すべきだと、いうふうに申してきました」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、これは、いち安倍内閣の人気取りをするんではなくて、経済の強さがあって初めて、安全保障や外交もしっかりやれるんです」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、特に中国経済が崩壊していく中にあっては、世界が日本を、あてにする、あてにせざるを得ませんから、実は中国も含めて、日本をあてにせざるを得ないから」
櫻井浩二
「ほう」
青山繁晴
「中国の崩壊にも耐える日本経済をどうやってつくるかっていうのが、もう内閣の最大の課題になります」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、いままでずっと、総理の側に申してきたのは、アベノミクスは本当は、円安誘導には成功したけれども、成長の実現はまだ、達成できてないと」
櫻井浩二
「うん、そうですね」
青山繁晴
「で、具体的な産業分野を指摘、いや、指定するべきだと申してきました。それをやると、必ず、この安保法制とはまた別の、強い内閣批判が起きるんですね。つまり、指定されない分野が出ますから」
櫻井浩二
「はぁ〜、はいはい」
青山繁晴
「だけどそこをあえてやる。で、3つありまして、1つは、輸出産業としての新しい農業です」
櫻井浩二
「はぁはぁ、はい」
青山繁晴
「で、農業はまた、TPP交渉などでお荷物にされてますけれど、決してお荷物ではなくて、世界でこれだけ環境がおかしくなる中で、一定以上の生産量を確保し、あるいは、アメリカの穀物メジャーのような、異常な遺伝子操作とか、あるいは中国のような、あまりにもひどい農薬漬けとか、そういうことをせずに、高い品質の農産物つくってるのは日本農業ですから」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それを、たとえば中小企業の小さな資本と、一緒になって、輸出農業にできる、そういう体制を組むべきだと」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「それから2つめは実は自動車産業で、自動車は実は全自動運転が、始まることによって、非常に大きな変化を起こすことになります。いままで車に、乗らなかった、乗れなかった人が、自動車を、個人で、あるいはプライバシーを守りながら移動できる手段になります」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、日本は、この全自動運転の分野で、もう間違いなく世界のトップランナーなんですけれども、もしも全自動運転の普及が始まると、機械は必ずエラーを起こしますし、最悪の場合はインターネットの遠隔操作もあり得ます。で、そういうことを防ぐために、道路の側で補正しないといけないんですね」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「ということはまともな公共投資が、日本中の、九州はもちろん日本中の道路に広がることになりますから、これは極めて大きな成長分野なんです」
櫻井浩二
「うーん、はい」
青山繁晴
「で、その際に、ホンダとかトヨタとか、日産とかそれぞれの、三菱とかそれぞれの大きなメーカーが、つばぜり合いするだけではなくて、企業の枠を越えて、そこに、自己改革しながら、経済産業省も入って、新しいコンソーシアムをつくって、企業の、いち企業の利益を乗り越えて、えー、人類の新しい移動手段としての全自動運転に取り組む、それぐらいのことをやると、大きな輸出分野になります、いやいや、成長分野になります」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「それから最後は、もう、普段ずっと申してることですけど、日本は自前資源がありますから、メタンハイドレート、だけではなくて、その話もしたと思うんですけど、メタンハイドレートだけではなくて、熱水鉱床であったり、日本が自前でまかなえる、資源を活用して、初めて、資源産業を興す、それも、メタンハイドレートは日本海側が使いやすいタイプと考えられてますから、田中角栄さんもできなかった、日本海側の勃興を初めて興すことになります」
[2014年1月29日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、こういう具体的な、産業分野を指定して取り組むべきだということと、実は、それをやるにしても、その背後に、えー、最大の焦点が、実は隠されてますね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それはもうリスナーお気づきの方、多いと思うんですが、これは消費増税です」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、2017年4月、には、安倍総理は、景気の動向と関係なく10%にすると約束してしまいましたが、これを自ら打ち破らないと、いけません」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「えー、これも僕の勝手な意見ですけれども、また延期するのかという再延期を表明するんじゃなくて、凍結にするべきだと」
櫻井浩二
「凍結、はい」
青山繁晴
「はい。すなわち、日本は、消費税を、2桁にするのは無理だと、いうことを打ち出すべきです。なぜかというと、軽減税率が実質、導入できないからです」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「その軽減税率を導入できないために、財務省が妙な還付案を出しまして、えー、いま、ぐちゃぐちゃになってしまってるのは皆さんご存知のとおりですね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「これは、ひとり財務省だけを責めることはできないのは、たとえばヨーロッパ諸国を僕も出張で歩きますと、軽減税率が大幅に導入されてるんですが」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「そういう国々は、消費税が20%以上なんですね」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「あるいは25%を超えてます」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「これたった10%で、軽減税率を導入すると、2%消費税を上げても、ま、計算の仕方もいろいろありますけど、だいたい4兆円ぐらいしか増収にならない」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「しかし、軽減税率を入れると、下手するとその半分ぐらいが失われてしまうっていう計算もありますから、意味がないんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、じゃあ日本で、20%以上の消費税が導入できるかというと、5%から8%にしただけでこれだけ大打撃を受ける社会の体質ではとても無理です」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、さらに、2桁って言いますけどこれ簡単に言うと1割ですよね、10%っていうのは」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「で、たとえばいま、僕はこれ電話機で、皆さんにお話ししてますけれども、まあたとえばこの電話機が9784円だとすると、金額に意味はないですけどちょっとややこしい数字だとしますよね。で、これ8%が消費税っていうと賢い日本人でもちょっと計算に時間かかりますけど」
櫻井浩二
「ええ、そうですね」
青山繁晴
「1割って言われると、ああ、978.4円ってすぐ分かっちゃうんですけど」
櫻井浩二
「ああー、はいはい」
青山繁晴
「で、ということは、買う物が自動車とか大きくなればなるほど、この、パンと1割で、ああ消費税こんなに取られるとなると、どうしても個人消費の頭を押さえるんですね」
櫻井浩二
「はぁ〜、なるほど」
青山繁晴
「で、資本主義経済っていうのは公共投資がいくらあっても、要は、個人消費が盛り返すかどうかだけなんです、デフレ脱却というのは」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「したがって、日本の経済社会においては、消費税は実は8%が限界であって、現在の」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「むしろ政策変更があるとしたら、5%に戻すことはあっても、10%に増やすことはあり得ないと」
櫻井浩二
「ほぅ〜、はい」
青山繁晴
「いうことをですね、実は数カ月、数カ月どころじゃないんですけど、ずっと、まあ、勝手な進言を続けてきまして」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、僕の受け止め、だけですけれども、ありのままに申しますと、安倍総理におかれては、実際に凍結することを、検討されてます」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「で、水面下ですでに、財務省と、まあ、いままでもバトルしてきましたけれども、こないだの延期の時も。それとは比べものにならないぐらいの激しいバトルを、くり広げていて」
櫻井浩二
「ほう」
青山繁晴
「実は安倍さんは、安倍総理は、外務省とも、考えの違いを持っていて、それを貫くタイプの政権ですから、ま、僕も政治記者の時にいろんな政権、総理を見ましたけれども、外務省と財務省、外と内で、強烈な敵を内側、内部に抱えて、何とか維持してる政権っていうのは、まことに例外的なんですね」
櫻井浩二
「うーーん」
青山繁晴
「で、そうするともしも、消費増税の凍結を頭に置くんであれば、まだもちろん決まってませんけど頭に置くならば、この10月、来月の頭に予定されてる内閣改造と、党人事が、運命を分けることになり」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「それで、いわば、消費増税の凍結をできるような、強力なシフトを組むことができれば、日本経済が、この中国経済の崩壊っていう現象の中で、世界に貢献できる、甦りを見せることは、不可能ではないと思ってるんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「したがって、これって私たちの生活、あるいは、企業経営、特に中小企業の経営を直撃しますから、総理にお任せじゃなくて、内閣にお任せじゃなくて、僕たちが、もう、いま本当に消費増税どうするかをまず一緒に考えるべき時期だと思います」
櫻井浩二
「はい。分かりました。ありがとうございました」
青山繁晴
「ありがとうございました」
櫻井浩二
「お大事になさって下さい、青山さん」
青山繁晴
「ああ、ありがとうございます。大丈夫です」
櫻井浩二
「はい、ありがとうございました」
青山繁晴
「はい」
櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」
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____________________________内容紹介ここまで
8%が10%になると本当にシャレにならんことになると思います。
私なんか特にハクション大魔王並みに数字に弱いので、10%に上がって税額が計算がしやすくなると、ますます買い控えしてしまうのは確実です(T_T)
さて、安保法案は大詰めで与野党の攻防が激しくなってますね。
NHKは午後6時台からぶっ通しで、国会関連のニュースを中継も交えて伝え続けています。
しばらく目が離せそうにありません。
↓支持者向けのパフォーマンスにしか見えない(T_T)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
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「はい」
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「あ、そうですね、ちょっと声がかすれてますが」
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「ええ、声が、あの、変なことは、あの、許して下さい」
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「はい」
青山繁晴
「で、実は、安倍総理の側に、7月の段階で、いち民間人としてささやかに、ご意見申し上げていたのは、安全保障への取り組みがいったん終わると、もうそのあとは経済、経済、また経済、に集中すべきだと、いうふうに申してきました」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、これは、いち安倍内閣の人気取りをするんではなくて、経済の強さがあって初めて、安全保障や外交もしっかりやれるんです」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、特に中国経済が崩壊していく中にあっては、世界が日本を、あてにする、あてにせざるを得ませんから、実は中国も含めて、日本をあてにせざるを得ないから」
櫻井浩二
「ほう」
青山繁晴
「中国の崩壊にも耐える日本経済をどうやってつくるかっていうのが、もう内閣の最大の課題になります」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、いままでずっと、総理の側に申してきたのは、アベノミクスは本当は、円安誘導には成功したけれども、成長の実現はまだ、達成できてないと」
櫻井浩二
「うん、そうですね」
青山繁晴
「で、具体的な産業分野を指摘、いや、指定するべきだと申してきました。それをやると、必ず、この安保法制とはまた別の、強い内閣批判が起きるんですね。つまり、指定されない分野が出ますから」
櫻井浩二
「はぁ〜、はいはい」
青山繁晴
「だけどそこをあえてやる。で、3つありまして、1つは、輸出産業としての新しい農業です」
櫻井浩二
「はぁはぁ、はい」
青山繁晴
「で、農業はまた、TPP交渉などでお荷物にされてますけれど、決してお荷物ではなくて、世界でこれだけ環境がおかしくなる中で、一定以上の生産量を確保し、あるいは、アメリカの穀物メジャーのような、異常な遺伝子操作とか、あるいは中国のような、あまりにもひどい農薬漬けとか、そういうことをせずに、高い品質の農産物つくってるのは日本農業ですから」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それを、たとえば中小企業の小さな資本と、一緒になって、輸出農業にできる、そういう体制を組むべきだと」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「それから2つめは実は自動車産業で、自動車は実は全自動運転が、始まることによって、非常に大きな変化を起こすことになります。いままで車に、乗らなかった、乗れなかった人が、自動車を、個人で、あるいはプライバシーを守りながら移動できる手段になります」
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「はい」
青山繁晴
「で、日本は、この全自動運転の分野で、もう間違いなく世界のトップランナーなんですけれども、もしも全自動運転の普及が始まると、機械は必ずエラーを起こしますし、最悪の場合はインターネットの遠隔操作もあり得ます。で、そういうことを防ぐために、道路の側で補正しないといけないんですね」
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「ええ、ええ」
青山繁晴
「ということはまともな公共投資が、日本中の、九州はもちろん日本中の道路に広がることになりますから、これは極めて大きな成長分野なんです」
櫻井浩二
「うーん、はい」
青山繁晴
「で、その際に、ホンダとかトヨタとか、日産とかそれぞれの、三菱とかそれぞれの大きなメーカーが、つばぜり合いするだけではなくて、企業の枠を越えて、そこに、自己改革しながら、経済産業省も入って、新しいコンソーシアムをつくって、企業の、いち企業の利益を乗り越えて、えー、人類の新しい移動手段としての全自動運転に取り組む、それぐらいのことをやると、大きな輸出分野になります、いやいや、成長分野になります」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「それから最後は、もう、普段ずっと申してることですけど、日本は自前資源がありますから、メタンハイドレート、だけではなくて、その話もしたと思うんですけど、メタンハイドレートだけではなくて、熱水鉱床であったり、日本が自前でまかなえる、資源を活用して、初めて、資源産業を興す、それも、メタンハイドレートは日本海側が使いやすいタイプと考えられてますから、田中角栄さんもできなかった、日本海側の勃興を初めて興すことになります」
[2014年1月29日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、こういう具体的な、産業分野を指定して取り組むべきだということと、実は、それをやるにしても、その背後に、えー、最大の焦点が、実は隠されてますね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それはもうリスナーお気づきの方、多いと思うんですが、これは消費増税です」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、2017年4月、には、安倍総理は、景気の動向と関係なく10%にすると約束してしまいましたが、これを自ら打ち破らないと、いけません」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「えー、これも僕の勝手な意見ですけれども、また延期するのかという再延期を表明するんじゃなくて、凍結にするべきだと」
櫻井浩二
「凍結、はい」
青山繁晴
「はい。すなわち、日本は、消費税を、2桁にするのは無理だと、いうことを打ち出すべきです。なぜかというと、軽減税率が実質、導入できないからです」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「その軽減税率を導入できないために、財務省が妙な還付案を出しまして、えー、いま、ぐちゃぐちゃになってしまってるのは皆さんご存知のとおりですね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「これは、ひとり財務省だけを責めることはできないのは、たとえばヨーロッパ諸国を僕も出張で歩きますと、軽減税率が大幅に導入されてるんですが」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「そういう国々は、消費税が20%以上なんですね」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「あるいは25%を超えてます」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「これたった10%で、軽減税率を導入すると、2%消費税を上げても、ま、計算の仕方もいろいろありますけど、だいたい4兆円ぐらいしか増収にならない」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「しかし、軽減税率を入れると、下手するとその半分ぐらいが失われてしまうっていう計算もありますから、意味がないんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、じゃあ日本で、20%以上の消費税が導入できるかというと、5%から8%にしただけでこれだけ大打撃を受ける社会の体質ではとても無理です」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、さらに、2桁って言いますけどこれ簡単に言うと1割ですよね、10%っていうのは」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「で、たとえばいま、僕はこれ電話機で、皆さんにお話ししてますけれども、まあたとえばこの電話機が9784円だとすると、金額に意味はないですけどちょっとややこしい数字だとしますよね。で、これ8%が消費税っていうと賢い日本人でもちょっと計算に時間かかりますけど」
櫻井浩二
「ええ、そうですね」
青山繁晴
「1割って言われると、ああ、978.4円ってすぐ分かっちゃうんですけど」
櫻井浩二
「ああー、はいはい」
青山繁晴
「で、ということは、買う物が自動車とか大きくなればなるほど、この、パンと1割で、ああ消費税こんなに取られるとなると、どうしても個人消費の頭を押さえるんですね」
櫻井浩二
「はぁ〜、なるほど」
青山繁晴
「で、資本主義経済っていうのは公共投資がいくらあっても、要は、個人消費が盛り返すかどうかだけなんです、デフレ脱却というのは」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「したがって、日本の経済社会においては、消費税は実は8%が限界であって、現在の」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「むしろ政策変更があるとしたら、5%に戻すことはあっても、10%に増やすことはあり得ないと」
櫻井浩二
「ほぅ〜、はい」
青山繁晴
「いうことをですね、実は数カ月、数カ月どころじゃないんですけど、ずっと、まあ、勝手な進言を続けてきまして」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、僕の受け止め、だけですけれども、ありのままに申しますと、安倍総理におかれては、実際に凍結することを、検討されてます」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「で、水面下ですでに、財務省と、まあ、いままでもバトルしてきましたけれども、こないだの延期の時も。それとは比べものにならないぐらいの激しいバトルを、くり広げていて」
櫻井浩二
「ほう」
青山繁晴
「実は安倍さんは、安倍総理は、外務省とも、考えの違いを持っていて、それを貫くタイプの政権ですから、ま、僕も政治記者の時にいろんな政権、総理を見ましたけれども、外務省と財務省、外と内で、強烈な敵を内側、内部に抱えて、何とか維持してる政権っていうのは、まことに例外的なんですね」
櫻井浩二
「うーーん」
青山繁晴
「で、そうするともしも、消費増税の凍結を頭に置くんであれば、まだもちろん決まってませんけど頭に置くならば、この10月、来月の頭に予定されてる内閣改造と、党人事が、運命を分けることになり」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「それで、いわば、消費増税の凍結をできるような、強力なシフトを組むことができれば、日本経済が、この中国経済の崩壊っていう現象の中で、世界に貢献できる、甦りを見せることは、不可能ではないと思ってるんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「したがって、これって私たちの生活、あるいは、企業経営、特に中小企業の経営を直撃しますから、総理にお任せじゃなくて、内閣にお任せじゃなくて、僕たちが、もう、いま本当に消費増税どうするかをまず一緒に考えるべき時期だと思います」
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「はい。分かりました。ありがとうございました」
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「ありがとうございました」
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青山繁晴
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— くっくり (@boyakuri) 2015, 9月 16
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