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『イスラム国』を利する日本人を憂う

222takesima-6L.jpg2月22日は竹島の日。今年は韓国による不法占拠から62年目。
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 「イスラム国」が湯川遥菜さんを殺害し(残念ながらほぼ間違いないようです)、その写真を後藤健二さんに持たせている音声付きの静止画像。

 本当に痛ましいことで、ニュースを見るたびに胸が詰まります。

 今回の一連の事件、情報は多くないはずなのに、日本のメディアでは「情報」があふれていて、国民全員が振り回されている印象です。

 テロリストたちがほくそ笑んでいる姿が目に浮かびます。
 
 あふれる「情報」。

 たとえば後藤さんの画像に添付されているメッセージは本人の声なのか?で、見解が分かれているようです。

 昨日(25日)の「Mr.サンデー」で音声分析の専門機関は「別人の声だ」と言っていました。
 でも一夜明けて別の番組では、別の機関が「後藤さんの声だ」と言っていました。

 (菅官房長官は26日午前の会見で「(音声が本人であることを)否定することはできない。可能性が高い」と話しています)

 そもそも今回の画像は、「イスラム国」が今までネットに公開してきた物とは手法が違っているということで、その点でも様々な分析があるようです。

 が、あえて言えば、これらは枝葉の問題でしょう。

 「イスラム国」の真の目的は何なのか?
 という大枠でも専門家の間で見解が分かれているようですから。

 「イスラム国」は当初の身代金要求を取り下げて、ヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を後藤さん解放の引き換えに求めていますが、これが本当の目的なのかどうかも分からない。

 また要求が変わるかもしれないという話もあります。

 米国主導の有志連合に参加しているヨルダンを巻き込んで、日本とヨルダンとの関係に楔を打つ目的があるのではないか?という見解も根強いようです。

 身代金だのリシャウィだのよりも、最初から宣伝効果が狙いではないかという話もありますね。

 「他のイスラム過激派より俺たちの方がすごいことやってるんだよ!だからみんな参加してくれ!」という、リクルートが目的ではないかという。

 ある意味、北朝鮮以上に常識が通じない集団ですから、相当の専門家であっても彼らの真の目的は見抜けないのではないかと思います。


 ヨルダンでは昨年12月に、軍のパイロットが「イスラム国」の人質となっています。

 その12月の段階で、「イスラム国」がヨルダン政府に対し、パイロットと引き換えにリシャウィ死刑囚の釈放を要求したが、ヨルダン政府は拒否したという報道があるそうです。

 もしこれが本当であれば、ヨルダン政府としては、自国民を助けることを一旦拒否したのに、今回、外国人(後藤さん)と引き換えに釈放するという選択肢はあり得ませんよね。

 いくら親日国であってもヨルダンの世論が許さないでしょう。

 実際、26日の「ミヤネ屋」でヨルダンの現地記者が伝えたところによれば、ヨルダン国民の圧倒的多数の声は、「日本人人質解放のためにリシャウィ死刑囚を釈放してもいいが、まずはヨルダン人の人質を解放してほしい」だそうです。

 私がヨルダン人だったら、やはり同じことを思うでしょう。

 しかも、後藤さんは湯川さんの救出のためとはいえ自ら望んで「イスラム国」の支配地域に入っていった(とみられる)人であり、一方、こちら(ヨルダン)は国の命令を受けた戦闘の中で捕らえられてしまった人なんですから。


150126-02AbeAb.jpg

 私は今回のことが起こるまで、ヨルダンについて全くと言っていいほど知りませんでした(今もあまり知らないけど)。

 中東は親日国が多いですが、とりわけヨルダンはそうらしい。

 アブドラ国王は特に親日家で、これまで11回も日本に来ています。
 うち2回は私的な訪日だったそうです。

 今月18日、安倍総理はヨルダンの首都アンマンでアブドラ国王と会談しています。

 この時、安倍総理は、「イスラム国」の影響で難民がヨルダンにたくさん流入していることを踏まえて、約120億円の経済支援を行う方針を表明しました。

 過去にも日本はヨルダンに多くの支援をしてきており、直近の3年間のODAの額で言うと、2012年度は約8億円、13年度は約39億円、14年度は約24億円だそうです(外務省HPによる)。

 実はヨルダンは過去にも服役囚を釈放して、イスラム原理主義テロ組織に捕らわれた人たちを救出してきた実績があります。

 が、現在は「イスラム国」に対し、有志連合の一員として空爆を行っています。

 「イスラム国」の要求をのむ形でリシャウィ死刑囚を釈放してしまうと、有志連合の足並みが乱れる恐れがあります。

 それでなくても、これまでヨルダンは「イスラム国」には厳しい姿勢を取ってきたわけで、それを緩めると、政策が足元から揺らぎかねない事情もあります。

 要求をのむことで、テロがさらにエスカレートする危険性があることは言うまでもありません。

 日本とヨルダンは、政府だけでなく、国民同士の感情も今後つらい状態になっていくかもしれません。

 どうか関係が悪化しないことを祈ります。


 公共政策調査会の板橋功第一研究室長、最近よくテレビで見かける人ですが、26日の「ひるおび」でこんな話をしていました。

【今回、日本の問題にヨルダンを巻き込んでしまった。水面下での交渉がおそらく続く。見守るしかない。『こういう方法もあるんじゃないか』とあれこれ提示することによって、公になることによって、それが消えていく。妥結しなくなる。あれこれ詮索することで、いろんな手段を縛ってしまう。水面下の交渉というのはそういうもの。交渉の推移を見守るしかない。】

 要するに、日本のメディアは過剰に煽ったり騒ぎ立てたりするな、ということでしょう。

 別の意味で、日本ではメディアや一部の人が変な方向に煽ってますが…。


 正確な発言は、こちらに動画と書き起こしがあるのでご確認下さい。

 念のため説明しておくと、
 「I am not Abe」というのは、仏パリの風刺週刊誌テロ事件後に掲げられたスローガンの「I am Charlie」(仏語では「Je suis Charlie(ジュ・スイ・シャルリー)」)をもじったものです。

 23日の「報ステ」放送後、触発された人たちがさっそく「I am not Abe」という文言をSNSで拡散したり、「I am not Abe」と書いたプラカード用画像をUPしていました。

 が、実は早い段階で、イスラムに詳しい人がこのような指摘をしていました。

【「Abe」はイスラム圏では「Abraham」(男性の名前)の略です。
 だから「I am not Abe」と言われても、イスラムの方々には意味が通じません。】


 残念ながらこの指摘はあまり相手にされていないようで、その後も「I am not Abe」は拡散され続けてます。

 っていうか、古賀氏本人が拡散してるし。



 今、「I am not Abe」なんかを世界に拡散してどうするの。
 喜ぶのはテロリストだけなのに。
 (あ、中韓も喜ぶか?)

 後藤健二さんに無事で帰ってほしいという願いが込められた「I am Kenji」の方が、まだしも現実的でしょう。
 
150126-03IamKenji.jpg


 このように、今回の一連の事件により、安倍政権をよく思っていない日本のメディア、政治家、文化人などの本音が炙り出されています。

 ここぞとばかりに安倍批判。

 「安倍が中東支援するとか言うからこうなった」「集団的自衛権行使容認やめろ」とかはまだ序の口で、元官僚の柳沢協二氏の「安倍の首(辞任)と引き換えにしろ」に至っては、開いた口がふさがりません。

 あと、「安倍政権は身代金を払え」とか「中東支援をやめろ」とか、署名運動までしていた人たちもいましたね。

 「イスラム国」は先に書いたように要求を変えてきたわけで、彼らは立つ瀬がなくなりました。

 今はどういう運動をしているのでしょうか。
 やはり「I am not Abe」でしょうか。


 安倍政権打倒のためならテロ擁護、テロ助長も厭わない。
 「平和主義者」が聞いて呆れます。

 翌26日午前、池内議員は自らのツイッターに「今の時期に昨日のようなツイートは不適切だと考え削除しました。お詫びいたします」と投稿しました。
 志位委員長に叱られたからでしょう(産経 2015.1.26 10:31)。

 あと、たとえば小沢一郎氏が25日のNHK「日曜討論」で、安倍批判をする中で、非軍事的な人道支援と軍事的な後方支援を混同した発言をしていました(産経 2015.1.25 21:27)。

 私もこの番組を見ていました。
 最初は「ついにボケたんかしら」と思ったけど、おそらくわざとでしょう。
 他にも似たようなこと言っている政治家いますし。

 日本は民主主義の国ですから、色々な意見があってよいと思います。

 でも、今、「安倍批判>テロ批判」になっている方々はどう考えてもおかしい。

 主義主張とか以前に、人としてどうなんだろうと思う。

 安倍批判をするなとは言いませんが、少なくとも「安倍批判<テロ批判」であるべきでしょう。

 日ごろ安倍批判の多いこの人も、非常事態だからこそ、こういう認識をテレビを通じて発信したのだと思う。


 あと、宮家邦彦さんの論説(産経新聞「正論」2月26日付)も読んでいただきたいです。

【残念ながら、日本国内では当初から国論が割れた。一部識者は安倍晋三首相の中東訪問と演説内容に問題あり、などと声高に批判した。しかし、冷静に考えてほしい。「イスラム国」は国家ではなく、宗教を隠れみのにした「ならず者」集団に過ぎない。
 彼らは昨年来、世界の主要国に対する数々の犯罪を計画・実行してきた。日本人人質奪取もその一環に過ぎない。
 であれば、日本の首相が誰であろうと、またどこで何を語ろうと、今回の事件はいずれ実行されたということである。
 この関連で筆者が驚愕(きょうがく)したのは事件翌日のある有力紙の見出しだ。「敵視された日本の中東支援」「『イスラム国』身代金で解放の例も」というヘッドラインに筆者は強い違和感を覚える。
 「イスラム国」とは自ら以外を「すべて敵視する」特異な政治軍事的宗教活動だ。それにもかかわらず、見出しで日本の支援だけが敵視されたかの如(ごと)く示唆したり、身代金による人質解放の可能性を暗示することは、意図的ではないにせよ、一種の利敵行為と言わざるを得ない。



 26日、通常国会がスタートしました。

 「イスラム国」をはじめとするテロ対策についても議論がなされていくことでしょう。

 日本国民はこれまで「日本はテロの脅威とは基本的に無縁」と思い込んできましたが(というより思い込みたかっただけ)、今回の一連の事件で、それは幻想だとはっきり分かったはずです。

 政治的思惑ではなく、後藤さんの救出を最優先に考えて、ここは日本国民が一致団結しなければ。

 そして世界中の志を同じくする人々と、連帯していかなければ。


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Comments

>念のため説明しておくと、
>「I am not Abe」というのは、仏パリの風刺週刊誌テロ事件後に掲げられたスローガンの「I am Charlie」(仏語では「Je suis Charlie(ジュ・スイ・シャルリー)」)をもじったものです。

ちょっと話題がそれますけど、NHKでは「Je suis Charlie」を「シャルリーの気分だ」と翻訳して報道してました。
あんな初心者でも違うとわかるのを、天下のNHKがわざと間違えて報道したことに、オレは目が点になりました。

NHKなんて、こんなもんです。
sqz | 2015/01/26 07:28 PM
なんかテレビ見てて思ったんですが、

イスラム国≠アラブ諸国の代表

であることを忘れている人が多すぎる
p | 2015/01/26 10:57 PM
イスラム国とパイプがない、みたいなことで批判されてるけど、
「友達の友達がアルカイダ」
でも批判された気がする
p | 2015/01/27 12:08 AM
「I AM KENJI」には二通りありそうです。
一つは単純にISILに拘束されている後藤健二さんを救いたいという口。
これは欧米などで多いのでしょう。
それともう一つが「I AM KENJI」を表看板として、「後藤さんを解放させろ」→ 「だから安倍首相は2億ドル拠出やめろ」とか「テロには屈しないと言うな」という言葉が生きる方向に誘導して、結局最後は安倍内閣へのダメージを与えようという深謀というものですね。

そしてその後者が日本にたくさんいるサヨクという人種です。

そうなると前者は後者に利用されているという形になってしまいます。

ヨルダンが自分の国の空軍兵士を助けたいというのは当たり前だし、けっきょく後藤さんはまな板の鯉なんですが、非常に日本国に迷惑をかけています。
でも、日本人が自由を奪われ脅されていることには非常に不愉快さを感じますし、腹が煮えくり返ります。
自己責任、自己責任とばかり言っているひとたち、腹がたたないのでしょうかね?
AG | 2015/01/27 12:58 AM
安倍政権打倒のためならテロ擁護、テロ助長も厭わない。
 「平和主義者」が聞いて呆れます。

全くその通りだと思います。人命よりも安倍叩きの左翼人権屋の人達、民主党はじめ野党の偽善にほとほと呆れます。

志位委員長は池内氏の言動を批判し、ツイッターの発言を削除させたようですが、左翼野党が人が殺されているのにこれは安倍叩きの好機だとウキウキしているのにゾッとします。

古賀はそういう男です。飯島秘書官が散々経産省時代の言動を事細かに指摘して批判していました。今回の事を待つまでもなく、以前からどうしようもない男なのです。国民が一人でもこの男の正体に気付いてくれると良いです。

まあ唯一の良い点は菅原出さんや前シリア大使の方など、まともな専門家がメディアに出てきて発言する機会が出来たという所でしょうか。それでもBS−TBSでは司会がうんざりするほど傲慢で辟易しましたが。

いやな話ばかりでごめんなさい。後藤さんが早く解放されると良いですね。(これは瀬戸さんのブログで拝見した事ですが、湯川さんは川島芳子さんに深く共感していたとか。何か自分を投影していたのかもしれません。ご冥福をお祈りします。)
おれんじ | 2015/01/27 02:05 AM
日本国憲法を執拗に愛する人達が(無論、嫌味です)随分と騒いでいますが・・・人質を助ける為に法外な身代金要求を受け入れろ!第三国に捕らえられている死刑囚を釈放するように働きかけろ!こういう主張は、ご都合主義を通り越して支離滅裂。この人達は日本国憲法を絶対に護れと声高にいいながら、テロリストには無条件で屈し、法をも無視しろという訳だ。これを矛盾といわずして何といいましょうか・・・
ついでに、ヨルダンといえば五味宏基氏ですよね。あれ以来の迷惑をかけるべきではない筈。マスコミも五味宏基氏の事を触れればいいのに、どういう訳か何処もスルーしてますよね・・・。
sgm | 2015/01/27 02:26 AM
人質事件が「自衛隊海外派遣恒久化」「集団的自衛権の行使」「憲法改正」「積極的平和主義」「日米同盟の強化と深化」などを連動させていきますね。


『安倍イスラエル訪問とISIS人質事件』http://tanakanews.com/150123ISIS.htm
健 | 2015/01/27 02:44 AM
「I am not Abe」の件は、本当に驚きました。
報道ステーションは見ていないので最初はラジオで知ったのですが、
「さすがにそんなことに同調する人はいないだろう」と思ったのですが、いたのですね。

彼らは自分たちが何をやっているか本当に理解しているのでしょうか?
テロリストの行為を正当化し、その行為を根拠に政権を批判しているのです。
本当に信じられません。
今回の件で悪いのはテロリストであることは小学生でも分かることだと思うのですが・・・

彼らは、表では平和主義者のフリをしますが、その正体は時には暴力すらも肯定する集団なのでしょう。
下手な小細工などせず
「I am not Abe」ではなく
「I am ISIS」というプラカードでもかかげれば良いのです。
実際にそれに近い主張をしているのだから。
saki | 2015/01/27 06:36 AM
マスゴミをはじめとするサヨクは、自分たちの発言・行動がテロリストへの積極的な加担・協力に相当することを理解しているのでしょうか?
例の民族のように、『最悪なタイミングで 最悪な選択を行う』ようにしか見えません。
h | 2015/01/27 09:34 AM
日本のネット民が作った「クソコラグランプリ」がフランスやイギリスのメディアで高い評価を受けていますね。それはメディアを利用して相手に恐怖を与え支配しようするイスラム国の思惑に対して、その画像を加工し相手の風貌や行動を徹底的に馬鹿にしてメディア上で笑いものにするというやり方がテロリストの思惑を台無しにして無力化しているからとのこと。

まあ「クソコラグランプリ」が本当にそのような高尚な考えからかどうかは別にして、考えつく限りの可能性をべらべらと電波にのせて拡散し、危機感をあおり裏交渉をさせまいとする今の日本のマスゴミに比べれば、ネット民のクソコラの方が千倍も役に立っていることは間違いありません。

志位書記長などは現実問題としてとらえ政権批判は抑えて良識的な意見を述べておられますが、反日左翼連中は安倍首相を批判することでテロリストの思惑に同調し結果的に日本人を危機に陥れる行動を取っているわけで、このような連中の存在は日本国にとって百害あって一利なしです。この際、あぶり出して徹底的に排除すべきでしょう。
so's | 2015/01/27 11:14 AM
昨年の総選挙で共産党が躍進し、次世代の党が壊滅的敗北を喫した日本の現況において、人気コメンテーターの古賀茂明氏に感化・触発され、日本国内のかなり多くの人々が、"I Am Kenji, but I am not Abe"という意思表示をしているように思えてなりませんな。そのうち"We Are The World, We Are The Friend of ISIS" とでも言い出すのではないかと心配です。

文化人や知識人にはこういう考え方の人が多いのでしょうか。
http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2015-01-24-1

上記の記事のアクセス数が、古賀発言を賞賛する人々が多いことを物語っているようです。世の中はどんどんおかしな方向に進んでいますね。リベラル派の方々は「安倍の嘘や狂気が暴かれ、社会がまともさを取り戻している」といった解釈なんでしょうけれど。
プリテンダー | 2015/01/27 12:14 PM
「IamKENJI」、参加されてる方に伺いたいのですが
普通(?)の金銭目的な誘拐なら、情にほだされて人質を解放することもありえなくはないでしょうが
相手がテロ組織では、人質としての価値を上げるだけで逆効果にしかなりはしませんか。

自分の解放と引き換えに組織に資金が入り、あるいは死刑囚が野に放たれ
何千人もの命を奪うことになったら
ご自身の危険も顧みず、友人を助けに行く高い志を持った後藤氏だからこそ
たいへん悲しむのではないかと思うのですが
「救済のためにいったん要求を呑んで欲しい」的な声ばかり
大きく聞こえてくるのが気になります
バーバラ | 2015/01/27 12:17 PM
再びお邪魔します。
人質事件が起こる度に「世の中では『自己責任』を主張する人々がいるが、自分の親族や友人が人質にされても同じことを言えるのだろうか」、「人命が第一。『自己責任』に固執する人々には人間としての優しさや情が感じられない。無責任だ」、「誰もが自己責任を主張する様に危うい空気が読み取れる」といった意見をよく見聞きします。さらには「本人の意思に反して北朝鮮に拉致された人々と自発的に渡航禁止地域へ向かった者とは立場が違うとはいえ、人命の価値は同じ。また、北朝鮮から被害者が帰還すれば経済支援を政府は約束しており、これは身代金と同じと解釈されよう。この矛盾を屁理屈なしに説明できようか」といった趣旨の意見も散見されました。本当に難しい問題ですね。
プリテンダー | 2015/01/27 07:53 PM
東京のTV番組で室井佑月が毎度のごとく政府を批判してましたが、
めちゃくちゃ嬉しそうというか、楽しそうでニコニコ笑いながら話していて
他のコメンテーター達が引いてました。
今回の事でだいぶ変な人があぶりだされているので忘れちゃダメですね。
東京都民 | 2015/01/28 10:16 AM
横から失礼します。
日本国民の間から「自己責任」と言う意見が出てるのに対して文化人()が「日本人は冷酷」みたいな事を言いたいようですね。これはすごく不思議です。「自己責任だから放って置け」と言う論調では無いし、そういうコメントもあまり無いように思うのですが・・・スキー場でコース外を滑走して結果事故にあったら「自己責任」と言われるでしょう。でも助けに行きますよね?それは救助に行く手段があってスキルがある人が居るからです。今回の人質事件はその手段もスキルもありません。だからこそ「危ない所に行くなって言ったでしょう!」という怒りだと思うんですよね。日本人は順法意識の高い人が多いですし、政府や専門家の言う事に従順です。工事現場近くでも誘導に従います。「なぜ危険なのか」と聞く人もいるでしょうが、理由を聞いたら納得する。「自己責任」の声が多い理由では無いでしょうか。
かつて日本は「人1人の命は地球より重い」と言ってテロリストに金をくれてやりました。全く現実的ではないお花畑の理想論だと思います。本当に選ばなければならなくなったら人1人は取らない。囚人2人と医者1人を比較したら医者を選ぶでしょう。
(動物も含めて)命は平等、と言う意見に反発を覚える私は冷たいんですかね。武器を買って爆弾を抱かせて多くの人の命を奪うテロリストに「その機会を与えてやれ」と言ってるも同然のマスコミや一部国会議員、文化人()には違和感しかありません。
yuriyuri | 2015/01/28 10:17 AM
はじめまして。
後藤さんの解放を願い、祈っている者です。
I am not Abe は、通常ならイスラム圏の人々に意味は通じなくなるかもしれませんが、今の状況では「イスラム国」には意味がわかるのではないでしょうか。

安倍首相は事件が公開されてから「人命第一」と言っていますが、フランスで起こったテロの犠牲者に対する追悼式典に本人は参加していなかったと知り、がっかりしました。
また、安倍首相は昨年のうちに日本人が人質になっていることを知りながら、財界人を引き連れ、イスラム圏の人々には敵国と言っていいイスラエルを訪れました。そのうえ、わざわざ「イスラム国と闘う周辺国のため」に2億ドル支援すると高らかに宣言したのです。これがイスラム国を挑発し、憎んでいる欧米との駆け引きに日本を利用する口実を与えたのだと思います。
日本の財界人はイスラエルとの貿易を望んでいますから、首相は人命より経済を、そしてテロとの戦いを望んだのだと言うしかありません。

人質交渉には、トルコが大きな力となるはずだとイスラムを研究する学者たちが言っています。普通の市民の私もそう思う。(トルコは親日であり、またシリア人の行き来も多く、イスラム国への空爆の拠点となることを一貫して拒否している国だからです。)それをヨルダンに頼んでしまった。
イスラム国の有力者とコネがあり、早い段階で尽力しようとしていた日本人のイスラム学者やジャーナリストの行動もさえぎってしまった。水面下でこうした有力な方法を使っていたら…と悔しいです。

意識しているのかいないのか、結果としてテロとの戦いを宣言した安倍さんを、日本人の私は支持しません。イスラム国が欧米を憎むのは理由があります。対して日本はイスラム圏の人々と戦争をしたことがなく、中東の多くは親日国家と聞きます。平和を構築するために日本が行える方法があると、これまでたくさんの識者が言ってきました。それを聞く耳を持ってほしい。
だからI am not Abe なのです。

ぼやきくっきり様、私の意見を掲載してくださってありがとうございました。
ゆずぽん | 2015/01/28 11:05 AM
>安倍首相は事件が公開されてから「人命第一」と言っていますが、フランスで起こったテロの犠牲者に対する追悼式典に本人は参加していなかったと知り、がっかりしました。

テロは、よくないですよね。
悪いことですよね。
テロなんか、なくなってほしいですよね。
だから安倍首相には、テロと対決する意志を示すためにも、デモに参加したほうがよかったですよね。
なのに、

>結果としてテロとの戦いを宣言した安倍さんを、日本人の私は支持しません。

あれー?
どうしたんですか?
テロが世界を支配したほうがいいんですか?

>イスラム国が欧米を憎むのは理由があります。対して日本はイスラム圏の人々と戦争をしたことがなく、中東の多くは親日国家と聞きます。

あれー?
どうしたんですか?
フランスでおきたテロと日本は関係ないのに、そのテロに抗議するデモに安倍首相が参加しなかったのにはガッガリしたと。

えーっと、これ、いわゆる「ダブルスタンダード」でしょ?(爆笑
sqz | 2015/01/28 12:15 PM
こんにちは。
日本が十字軍とかなんとかとかはよく犯罪者がこうさせたのは社会のせいだとかと一緒で単なる自己正当化のための口実ですね。
安倍首相が悪いという人はその口実にお墨付きを与えているわけです。
イスラエルでイスラム国を刺激したからといってますが、結果論です、これがいけない事なら報復する恐れのある反社会的勢力への非難や犠牲者への支援は一切してはいけないことになります、このことはイスラム国の思うつぼです。
また、イスラム国とイスラム圏の国々を混同している人がいますがイスラム国は国家ではなく武装集団です、イスラエルと敵対しているのはイスラム圏の国々です。
安倍首相も中東の国を非難しているわけではなくテロリストを非難しているのです、人道支援もイスラム圏の国々に対してであり、平和を構築するためです。
単にイスラム国の名前で判断する軽薄な人が多すぎます。
kazu | 2015/01/28 01:01 PM
ゆずぽんさんの主張はこの間から朝日新聞やテレビ朝日やTBSがくり返し主張しているこ事と酷似していますね。「なんでフランスのテロの追悼デモに参加しなかったのか」と言っておきながら「2億ドル支援してテロとの戦いを宣言したのは間違いだ」と言う矛盾を呈している点まで同じです。「きれいな核と汚い核」じゃないですけど「きれいなテロと汚いテロ」があるかの如く。日本は大国であり国際社会の平和や安定に積極的に貢献する義務があります。北朝鮮には拉致被害者が捕らわれています。日本の歴代政権は温度差はありましたが人権蹂躙をしている北朝鮮に国際社会とともに対決してきました。ゆずぽんさんは「拉致被害者の命が危ないのに北朝鮮と対決するのはおかしい」と言いますか。言わないとつじつまが合いません。根本的に「イスラム国」とイスラム圏をごっちゃにしている時点で間違いです。イスラム圏の人々は「イスラム国」をイスラム教にのっとった組織とはまったく認めておらず、混同される事を迷惑しているのですよ?テレビからかじった情報だけで意見を書いたらこうなりますという典型です。このような書き込みはいつもだったらバカバカしくて無視したと思いますが、ゆずぽんさんは冷やかしや嫌がらせなどではなく真面目に書かれていると思われたので、ひと言申し上げたくなりました。失礼致しました。
choco | 2015/01/28 01:36 PM
ゆずぽんさん
申し訳ないのですが、同じ日本人としてあなたのコメントを読んでいて、非常に悲しい気持ちになりました。

まず、イスラム国は国ではありません。勝手に国を名のっているテロリスト集団です。
にもかかわらず、なぜ中東の他の国の話がでてくるのでしょうか?
また、中東の多くが親日国家であることが、なぜテロとの戦いに反対することに繋がるのでしょうか?
イスラム国を中東の国々が支持しているとでも言うのでしょうか?

>イスラム国が欧米を憎むのは理由があります

一番信じられないのがこの部分です。
あなたは憎むべき理由さえあれば、テロリズムが許されるとでも思っているのですか?
彼らがやっているのは政治ではなくテロですよ?
彼らはいつも、もっともらしいことを口実にテロ行為を行います。
その口実を真に受けてどうするのですか。
そもそも今回2人が人質になったのは、安倍首相が支援を表明するずっと前です。
安倍首相の発言が直接的に影響したわけではない事は明らかです。

>平和を構築するために日本が行える方法があると

その方法の1つが今回支援を表明した難民支援です。
この支援は中東と関係が良い日本だからこそできる支援です。

最後になりますが、
私がなぜここまでゆずぽんさんの意見に強く反対するか分かりますか?
それは、「I am not Abe」という主張は、イスラム国が最も理想としている結果だからです。
彼らは200億円や仲間の解放を本気で目指しているわけではありません。
(少なくても私はそう思っています。もし本気でそれを目的とするならyoutubeなどに公開せず水面下で進めます)

彼らの本当の目的は恐怖によって日本や欧米の民主主義国家を揺るがすことにあると私は考えます。
そんな彼らにとって「I am not Abe」というのは、200億円や仲間の解放よりはるかに価値があることなんです。

正直言うと、心情的には
「テロリストになんか、可能な限り関わるべきではない」という主張は理解できます。
しかし、今のタイミングで「I am not Abe」は事態を悪化させるだけで、良いことは何もないと思います。
テロリストがテロ活動によって利益を生じるような言動は慎むべきです。
saki | 2015/01/28 03:37 PM
>古賀茂明が報ステで、憶測と思い込みで延々と持論展開してて呆れた。「安倍さんは本当は空爆もしたい、武器供与もしたい」

「日本人は I am not Abeというプラカードを掲げるべき」。イスラム諸国全般を安倍さんが敵に回したかのような物言いも。一国
平和主義者の内向き議論の典型。

>元官僚の柳沢協二氏の「安倍の首(辞任)と引き換えにしろ」に至っては、開いた口がふさがりません

《朝日新聞を叩き潰す掲示》ーーー27.1.27.
「反安倍思想を育てたも。」

>>このたびの件で、一部の識者メディアが軽薄にも、安倍総理の外交やイスラエルでの演説をやり玉に挙げ、何をはしゃいでいるのか?
安倍たたきに利用している。

>>特に、《元官僚》、の古賀某・・・古賀という名前にまともなやつはいないのか?、安倍総理のせいではなく、 安倍総理のせ
いにしたい、それが古賀の願望であろう。・・・愛国主義者

反・日本国家=反・安倍、感情の持ち主は、古賀とかいう人間の他にゴマンといます。

戦後、強烈な極左・日教組教育を受けた、段階の世代とよく言われます。
日教組が悪いのは今更言うまでもありませんが、子供のとき受けた日教組の上の、大学で受けた、非常に歪な偏った思想空間の影響も強いと考えます。
そんな空気の中で学んだ連中が各省庁の官僚の中に大勢いるのは間違いありません。

[今日の産経、「正論」、において、竹内洋・京都大学名誉教授が、
「敗戦後から70年代あたりまで、その頃の論壇は左派の独壇場
で、《左派にあらずんばインテリにあらず》、で著作家や読者、(インテリ)、の世界は左派が席巻していた]」
と書かれています。

「言志、2号」・・・小堀桂一郎

「侮日知識人集団の利権構造ーーーその増殖構造はなほ続いている」、より。

[占領軍利権の解体を]
ここで、「朝日だけではない」、との命題に関はる考察に移ってみよう。
直ちに記憶に浮かんでくるのが、昭和21年1月における岩波書店の雑誌、『世界』、の創刊である。創刊当時の、『世界』、で
言へば、その第4号に寄稿された津田左右吉の、「建国の事情と万世一系の思想」、の内容に編集長の吉野源三郎が困惑し、何とも
見苦しい弁解の辞を添えへてともかくもこのこの論文を掲載した事件がよく知られているが、(※)実はその同じ号に寄せられた匿名筆者の、「文明の審判・戦争犯罪人裁判」、が占領軍の事前検閲にかかり、「検閲指針」、中の東京裁判批判に該当するといふことで掲載を禁止される、そんな一面も有してはいた。但しそんな気骨を見せたのも此れが最初で最後であり、この処分事例に懲りた吉野源三郎はその後二度と検閲方針への違反を犯すことはなく、只管占領行政迎合に終始する編集方針を貫くことになる。

岩波書店を一口にまとめて占領利得者扱ひにする謂れは無いが、雑誌、『世界』、についてばかりは、占領政策への迎合によって戦後の思想界に決して短くはない一時期、見事な権威主義的な地位を築いた、一個の長大な醜聞といふべき存在である。

そのことはこの雑誌を踏み台として、丸山真男の如き典型的な欧米崇拝の進歩的知識人が戦後の精神界に覇を唱へたこと、
その同じ系列に大内兵衛、横田喜三郎、宮沢俊義、家永三郎、やがて加藤周一等々の、その名を見るのも悍(おぞ)ましい反日・侮日的知識人集団が居並ぶのを見ても思ひ半ばに過ぎる。そして此等の左翼的リベラルが占領政策の遺産として継承し、更に堅固なのとして築造して来た、学界という知識産業に於ける利権の構造は、朝日新聞とNHKが大衆社会に扶植してきたそれと好一対といふべき人工的造成地盤である。

朝日新聞は国民大衆の眼に判然それと判る形で国民の名誉と国益を毀傷したのであるから、穏和日本の大衆がさすがにあらはな怒りをこの機関に打突けたのも尤もである。
然し雑誌、『世界』、に巣くった侮日知識人集団の造成した利権は大衆の眼にそれと映る様な姿を見せるものできはないから、その既得権益は報道界より遥かに不透明な幕で覆はれていてなかなかに堅固である。実に、「朝日新聞だけではない」、占領期間の約7年の間に培養され造成されされたこの敗戦利得者集団の権威主義的利権構造は、70年後の今日でもなほ依然として政界にも学界にも執念深く自己増殖を続けつつある。

安倍総理の片腕とも言える、私の敬愛する、稲田朋美・代議士が中心となって作った、『内閣人事局』、に大いに期待しています。

※、これに関する参考図書ーーー岡本幸治・著、「骨抜きにされた日本人」
八・・・《岩波出版物の、「左」、展開》
町工場の親方 | 2015/01/28 10:03 PM
1/28 巡回 パトロールの文言がいつもと違った。いつもは車上荒らしに注意~なんだけどそれプラスさらわれそうになったら~だった。 ガクブル
今まで聞いたことないよ。これからは気をつけなくちゃね
| 2015/01/29 06:40 AM
ぼやきくっきりさま

思いがけずお返事をいただきまして、ありがとうございます。
確かに私は中東に行ったこともなく、中東の歴史についても確かな知識があるとは言えないのですが、けして「イスラム国」とイスラム社会を混同しているのではないのです。また、日本の非軍事的人道支援や国際社会との強調を非難しているのでもないのです。でも、私の文章が足りなくてそのような誤解を与えてしまったのかもしれず、大変申し訳ありませんでした。
私はイスラエルとの関係を強調するあの安倍さんのメッセージの出し方が、反米感情が根強いイスラム社会の人々に不信感を与えるものではないかと思ったのです。そのうえ人質をとられている状況にあるのに、相手の「イスラム国」を挑発するようなものだと思ったのです。
実際、パレスチナ難民の方のお話を聞いた知人が「イスラエルがパレスチナにしていることは、考えられないほどひどい…。それが日本ではあまり報道されていない。」と悲しんでいました。
まだ誤解や反論があるかもしれませんが、あまり長く紙面をいただくわけにはいきませんので、これで失礼いたします。
お読みくださいましてほんとうにありがとうございました。
ゆずぽん | 2015/01/29 10:38 AM
> ゆずぽん殿、

初めまして、コンニチハ。

貴殿のコメントに多くのレスポンスが寄せられ、色々とお考えになった事と思います。

貴殿がテロを肯定したり支援したりするするお気持ちを持っていない事は、今までのコメントから容易に推測できます。
また、後藤さんの解放を願い、イスラム圏の人々との良好な関係を願っているものと推測されます。

しかしながら、物事を良く知らずに良く考えないままに御自身の意見を形成されている様に見受けます。

それは、国民の一人として日本の将来を誤らせる元になるものとお気づき下さい。例えば、

> そのうえ、わざわざ「イスラム国と闘う周辺国のため」に2億ドル支援すると高らかに宣言したのです。

ですが、援助の対象は何でしょうか? 単に周辺諸国の政府にお金を渡すと言ったのでしょうか?

> イスラム国の有力者とコネがあり...日本人のイスラム学者やジャーナリストの行動もさえぎって...
> 水面下でこうした有力な方法を使っていたら…と悔しいです。

昨年に拉致・誘拐事件が起きた後の日本政府の交渉内容を御存じの上での発言ですか?
また、自称のイスラム国との交渉役に交渉を頼むのが適切なのでしょうか?

...一般的には(仏国や独国の事例他)秘密交渉となって政府が交渉した容は表に出てきません。

更に言えば、

> そのうえ人質をとられている状況にあるのに、相手の「イスラム国」を挑発するようなものだと思ったのです。

に至っては、何故、物事を常識的に考えられないのかと。

「挑発」って言うのは何でしょうか? 日本政府が大人しくしていたら無条件で人質を返してくれる?

邦人が拉致・誘拐された時点で、日本に何らかの解放条件が突き付けられる事は明らかでしょう(他国の事例から)...その目的をお考え下さい。

更に言えば、人質を取られる度に外交政策を変えろという事なのでしょうか?

古くは「ダッカ事件」で日本が批判された例、最近では、漁船体当たり事件で中国に人質を取られて直ぐに外交政策を変えたミンス政府の事例、その轍を踏めという事なのですか。

この様に、良く知らず良く考えない国民がマスゴミに乗せられて「暴支膺懲」を叫んだ結果が先の大戦、と恥ずるべきではないでしょうか。
muff | 2015/01/30 09:29 AM

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