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「アンカー」高村氏靖国発言の真相・滋賀県知事選敗北に安倍政権の驕り・徴兵制デマを完全論破
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■7/16放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
滋賀県知事選で与党敗北の原因は?
集団的自衛権行使容認と絡めて、ネット・一部の新聞・一部の日教組教師がばらまいている悪質な「徴兵制デマ」とは?
自民党高村副総裁が中国要人にしたという「安倍総理は靖国行かない」発言、青山さんがご本人から聞いた真相とは?
前半のキーワードは『安倍総理の深刻な心境』。
後半のキーワードは『日中の秘密交渉』。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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■7/16放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
発足以来最も深刻な危機に直面、安倍政権に崩壊の恐れ、その真相を青山ズバリ
滋賀県知事選で与党敗北の原因は?
集団的自衛権行使容認と絡めて、ネット・一部の新聞・一部の日教組教師がばらまいている悪質な「徴兵制デマ」とは?
自民党高村副総裁が中国要人にしたという「安倍総理は靖国行かない」発言、青山さんがご本人から聞いた真相とは?
前半のキーワードは『安倍総理の深刻な心境』。
後半のキーワードは『日中の秘密交渉』。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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岡安譲
「さて、今日は水曜日です。このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”ですが、青山さん、今日はどんなお話でしょうか」
青山繁晴
「はい。えー、こないだの週末に、滋賀で知事選挙行われまして、えー、当初、自公の候補が、自公系の候補が、優勢とされてましたが、まあ逆転で、野党側が勝利したわけですね。で、これについて、その、いわば、政権の中央は、まああくまで地方選挙ですから、その、さっきの(大阪都構想めぐる維新VS野党のニュースの)重く受け止めるじゃないけれども、謙虚には考えるけれども、国政を直接左右しないっていうことをですね、いろいろ言ってるけど縮めて言えばそう言ってるわけですね。これ違います」
岡安譲
「本音は違いますか」
青山繁晴
「うん、本音、であると同時に、事実として、国政に直接響く、まあ例外的な、これは地方選挙なんですね。で、それは実際その、どういう真相があって、そうなのかってことを、今週考えるんですけども、最初のキーワードは、これなんです(フリップ出す)」
岡安譲
「『安倍総理の深刻な心境』」
青山繁晴
「はい。すなわち今回の、滋賀県知事選挙の敗北っていうのが、その、単に地方選挙だけじゃなくて、ひょっとしたら安倍政権、第2次安倍政権も、初期の目的を達しないまま、たとえば憲法改正にまで至らないまま、崩れていくんじゃないかってことを」
岡安譲
「そこまで」
青山繁晴
「えー、総理ご自身が強く認識してるということを今日お話ししたいんです。あの、普通のマスメディアですとね、集団的自衛権の容認もやり、それからその前の特定秘密保護法もやり、要は安倍さんは高揚して高揚してるんだと、いう報道がなされてますけど、実際は、安倍総理が一番、その政権の、傾きというものを、あるいは崩壊の兆しってものを深刻に受け止めてると。それを私たち主権者は、どういうふうに、真っ直ぐ真ん中から考えなきゃいけないのかっていうことを、今日は一緒に考えたいと思います」
岡安譲
「はい。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
岡安譲
「まあ一部からは、滋賀ショックなどという言葉も聞こえてきます。滋賀県知事選挙で与党候補が負けたことは果たして、安倍総理にどんな影響、安倍政権にどんな影響を与えるのか。青山さん、よろしくお願いします」
堀田篤
「お願いします」
青山繁晴
「はい。今年の秋が、狂瀾怒濤の秋になりそうだっていう話、あるいは、なるかもしれないってのはこの『アンカー』でやったんですけど(一同同意)、それがこの7月半ばの、1つの地方選挙によって、狂瀾怒濤の秋が、もう大誤算に、大崩れになっていくリスクも出てきたっていうことを、今日、真っ正面から考えないといけないんですけど。最初は、しかしその滋賀県知事選挙の分析、今日水曜日ですから、まあ3・4日経ったんですけど、またこんな話して申し訳ないですが、一般的なテレビ・ラジオ・新聞の分析は違いますと、いうことから話さざるを得ないです。はい、出して下さい」
村西利恵
「今月13日に行われた滋賀県知事選挙、与党系候補の本当の敗因は、『原発』よりも『安倍政権と自民党の驕り』」
青山繁晴
「うん。まず、原発の問題なんですが、現職知事だった嘉田さんがですね、えー、若狭湾から、原発が集中立地してる、これは本当に世界的にも稀なぐらい、集中立地してるんですけども、その若狭湾から、琵琶湖まで、30kmぐらいしかないから、これ滋賀県にとっても、重大な問題だということを問題提起されてた。で、それは事実なんですよね。ところがですね、その、選挙終わってから、その、反原発、脱原発、あるいは嘉田さんの言ってた、卒原発、変な日本語ですけど、勝手に日本語を変えないでもらいたいんですが(一同苦笑)、いずれにしても原発をもうやめましょうっていう方が勝ったんだ、争点は原発だったっていうのがですね、えー、脱原発を掲げてる朝日新聞をはじめ、もう、NHK、中立を言うはずのNHKも含めて、もうそっちにワーッと流れてるんですよね。そして、たとえば有識者でも、滋賀県に入らないで、つまり滋賀県の有権者のご意見を本当に聞かないで、これは原発が否定されたんだと。これあの、連想ゲームみたいになってて、この小鑓(こやり)さんっていうその与党系の候補が、経産省出身だと(一同同意)。経済産業省って原発推進してきたんだから、それで原発にNOが出たんだっていうね、要するに頭の中での話がこう、けっこうまかり通ってるんですけど、それ実際に、滋賀県民の方々、僕なりに選挙前と、それから選挙のあとと、できる限りたくさんの方にご意見をお聞きしましたが、皆さん賢明な判断をされてて、つまり、原発に賛成反対いろいろご意見あるんですよ? 僕の聞いた中で。むしろ反対の方がもちろん多いですね、今の社会の空気としても」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「ところがですね、やっぱり原発の問題は立地県で考えること、若狭湾の問題は福井県が第一に考えることだし、国策で決めることであって、それから福島原子力災害は無残な災害になりましたけれど、たとえば福島県内の湖が、ダメになったか。そういう例は全くない。それから福島の目の前の海、原発が面してる海も、大変心配は多くて、風評被害も起きましたけれど、漁業再開の方向に向かってるわけですね(一同同意)。で、従って、その、若狭湾で、福島原子力災害レベルの、大変な災害が起きても、琵琶湖が死滅するっていう話は、決めつけすぎじゃないかっていうことを、もう1回言います、原発に賛成反対の方、両方の中から、そういう冷静な判断が出てて、実際にたとえば、民間のマスメディア、つまり共同通信、がやった調査でも、原発を第1に考えて投票しましたっていう人は、1割ぐらいしかいらっしゃらないんですね。で、しかもですね、これあの、選挙に勝っちゃうとよけい本音がメディアに出てこなくなりましたが、嘉田さん、本当はどうして出てこなかったんですか。ね。本当は嘉田さんは現職知事でいらっしゃった時に、国政選挙に関与して、卒原発ってこと掲げて、惨敗しましたよね(一同同意)。で、そのダメージもあって選挙に出れなかったと。本人お認めにならないでしょうけど、客観的にいえば、それ間違いなく影響してるわけですよ。それなのに、この今回の、滋賀県の選挙で、原発がメインのテーマだったと決めつけるっていうのは、もともとそういうことを期待してた報道としか言いようがないですね。本当の敗因は、原発よりも、原発もありますよ? で、私は原発で投票したって方が、たとえば共同通信の調査でもさっき言いましたとおり、1割はいらっしゃるわけですから。原発が争点でなかったと決めつけるのは、それも間違いですけどね、それよりも大きかったのは、小鑓さんっていう、ほとんど知名度のない人が、なぜ立候補したのか。選んだのは、安倍政権であり、最終責任は安倍総理ご自身です。ね。この場合は、重要な選挙でしたから。で、どうして選んだかというと、この小鑓さんっていうお役人は、経済産業省でアベノミクスを作った、案を出した1人なんですよ。で、安倍さんとしてはだから、それを推したんですが、選挙はまず知名度がないと。三日月さんは、4回代議士をやってますから、名前を知ってる人は、特に滋賀はそんなに人口多くないし」
岡安譲
「……(発言被ってて聞き取れず)そうですね」
青山繁晴
「ものすごく多いですよね。だから知名度で、最初から大きなハンデを背負ってるのに、アベノミクスを立案した人間だから、この、滋賀県民喜んでくれるだろう、アベノミクスで滋賀県の経済も潤うだろうって、これ、驕りでなくて何ですか。アベノミクスって、この大阪のような大きな経済力を持ってる所でもなかなか浸透しないで、中小企業は苦しみ抜いてる。じゃあ滋賀県にどんな具体的メリットを、アベノミクスがもたらしてくれたのか。本当は異常な円高が是正されてますから、それだけでも、プラスにはなってるんですけど、問題は、中小企業を本当に救える、その、アベノミクスなのか。今のアベノミクスは、竹中平蔵さんの意見が表に出てて、規制緩和、規制緩和、アメリカは喜ぶけど滋賀県民の誰が喜ぶのかと、いう話も含めてですね、アベノミクス自体を本当は争点にして、堂々と戦わなきゃいけないのに、やっぱりお役人という個性もあってですね、このアベノミクスについても、原発についても、そして集団的自衛権についても、本当の意見っていうか、この方が知事になった時どう考えるのかって話がとても弱かったですよね(一同同意)」
青山繁晴
「で、それでもその候補で勝てると思ってた。最初にやった世論調査では強かったからっていうことで、実はそのあとの選挙戦でも、最後まで、総理は入ることがなかったわけですよね。で、総理が入るどうのこうのの検討された時にはもう、本当は、内閣は非公開の世論調査をやってて、で、マスコミの世論調査ってのは本当は誘導質問が、少なくない。本当は多いですよね。で、内閣の世論調査の方が、実は誘導質問が少ないんですよ。それは自分の主義主張に合わせるんじゃなくて、本当の実態知りたいからですね。で、その内閣の非公開の世論調査で、もう逆転されてしまって、野党候補の方が強いとなったら、もう、僕はそれでも安倍さん行くべきだと。何でかというと、この候補の人が、たとえば集団的自衛権についても原発についてもはっきり言ってないから、安倍さん、自分が行ってはっきり言えばいいじゃないですかということを、僕なりに、まあ僭越にも、進言しましたけれど、いや、もし安倍さんが行って負けたら、それこそ地方選挙だけども安倍さんの責任になっちゃうからそれはできないということになって、それで負けたわけですよ」
岡安譲
「だから石破さんと菅さんしか来なかったわけですね」
青山繁晴
「そうです。あるいは、女性重視ってことで、女性の政治家が来られたけれども。それで覆るってことはほんとにこれは驕りとしか言いようがない。甘い。何でかというと、知事がどう考えるかが問題なんですから。で、その上でですね、えー、実は一番響いたのは、この安倍さんと自民党の驕り、安倍政権と自民党の驕りってことに加えて、集団的自衛権の問題だと思います。で、集団的自衛権の問題が、その、真っ向真ん中から議論されることは、残念ながら与党候補がはっきり言わないから、それが本当の争点にならなかった。ならなかったために、どういうことが起きたかというと、たとえばこういうことです」
村西利恵
「視聴者の方からいただいた疑問です。読み上げます。『“集団的自衛権の行使”が今月1日に閣議決定されましたが、いま高校生に自衛官募集の案内が届いていて、「赤紙が来た」と騒ぎになっているようです。「今後、日本が徴兵制になる」などという話も聞きます。真実を教えて下さい』」
青山繁晴
「うん。これあの、あえてこう、たくさん来た質問を、公平にまとめてみたらこの文章になったんですね。で、僕は元の質問にももう一回当たってみましたけれども、公平にまとめてあると思います。まあポイント2つあるわけですね、前後にね。で、これ、まずですね、7月1日ですね、7月1日から、この高校生に、自衛官になりませんかって案内が来て、その、たとえば、これね、ネット上だけじゃないんですよ。たとえば沖縄の新聞であったり、政党の機関紙とかに、とかじゃなくてそういう新聞にも出てるんですけれども、その、集団的自衛権になったんで、徴兵制になって戦争に行かなきゃいけないから、もう自衛隊がすぐに自分たちを集めに来たっていうね、赤紙って言葉を、本当はそういう人に教わるまで高校生たぶん知らなかったと思うけど、これ、戦前の日本での、ま、徴兵のための、この知らせを赤紙って言ってたわけですね(一同同意)。で、これ、まあひどい話で、もう最初からこれ、こっち出したいんですが、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「これは、悪質なデマゴーグ」
青山繁晴
「ええ。これ悪質っていうのは、客観的に見て悪質と言わざるを得ないっていう意味です。僕の個人的考えじゃなくて。なぜかというとですね、7月1日から、高校生に対して、自衛官になりませんかっていう勧誘を始めたっていうのは、35年から40年前ぐらいなんですよ」
岡安譲
「あ、じゃあ今に始まったもんじゃないんですね」
村西利恵
「毎年行われていると」
青山繁晴
「今に始まったことじゃないどころか、だから、堀田キャスターなんか生まれてないですよ、まだ」
堀田篤
「生まれてないですね、ええ」
青山繁晴
「生まれる前からずーっとやってるわけですよ。それどうしてかというと、高校生の就職っていうのは、大学生より、さらにルールがはっきりしてて、その、いつ、その、募集を開始して、そしてたとえば、その、高校生も、大学生みたいにどこでも好き勝手に、100社でも応募できるんじゃなくて、もう高校が間に入ったりして、こう絞って行く、つまり、高校生はまだ、17、18ですから。大学生はでも22歳以上になって成人してるけど、未成年の高校生にいたずらな不安を与えないために、ルールがすごく厳格なんですよ。で、その就職先の中に、高卒の方々の就職先の中に、滋賀県でも間違いなく、それは、全国もちろんそうですけど、自衛隊はその中に入ってます。ね。募集した人の一部しか自衛官にならなくても。これはですね、自衛隊っていうのは、その、定年になるまでずっと勤めるタイプと、任期制っていいましてね、限られた時間、2年とか3年だけいて、その、知識や技術を身につけて、そのあとの就職、自衛隊が紹介しますから、その就職に生かすってタイプと、2つあるわけですよ。で、後者の方も含めて、従って、他の企業と同じように7月になったら、これ、ルールで解禁されてるから、防衛庁、今は防衛省、自衛隊も普通に他の企業と同じようにルールどおり出してて、それが、35年から40年間ずっと続いてたわけですよ。で、今回はたまたま閣議決定の日とこうぶつかっただけであって」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「直接何の関係もないのに、赤紙が来たんだという騒ぎを、巻き起こしてるわけです。これはTwitter(ツイッター)とか、Facebook(フェイスブック)とか、あるいはLINE(ライン)で、わざとそれを流し、そしてさらにインターネットだけだと信憑性疑われるからっていうので、新聞にも書かせてってことやってるわけですね。そして、これはあくまで、えー、推測ですよ? しかし長年こういう情報に関わってきた僕からすると、そのTwitterやFacebookに出てる文章ってのはおなじみの文体なんですよ。それは北朝鮮と中国を中心にした、工作活動の文体と、そっくりなやつがあります」
村西利恵
「はあー」
岡安譲
「ということは…」
青山繁晴
「それは残念ながら証拠はないですけれど、非常に似てるんですよね。で、まあそれは今、言ったのは、あの、あくまで推測ですけれども、デマだってことははっきり言えます。それから、次に、徴兵制になるんじゃないかって心配されてる方は、今この時間帯に、このテレビ見てる方で、その、お孫さんやお子さんいらっしゃる方とても多いと思うんですけど、これがまたデマゴーグなんですよ。これはですね、1975年、今からだから39年も前に、アメリカは建国以来初めて戦争に負けました。それベトナム戦争に負けたんです。ベトナム戦争に負けて、アメリカはどうしたかというと、それまでの徴兵制をやめて、志願制に変えたんですよ。ね。で、どうしてかというとですね、これ、是非あの、ベトナムに観光などに行った時に、実際見てほしいんですが、当時の北ベトナム軍と、それから南ベトナム、民族解放戦線が堀った、トンネル、穴っていうのが、その、普通に公開されてます。そこへ行けば分かりますけれども、要するに、体がすごくスレンダーか、あるいは技術を持った人でないとそのトンネルに入れない。で、アメリカは徴兵制で集められた兵士でしたから、その、すごく太ってる人もいるし、そんな穴の中に入ったこともない人がいるから、その穴には入れないでうろうろしてる間に、爆撃しても爆撃しても、枯れ葉剤まいても、トンネルの中は生きてますから、それでアメリカは負けたんですよ。従って、今後の戦争、当時はまだ、ITがほとんどないんですよ? ハイテク、まだ、ない前からですね、その時から、その、プロの兵士でないと、今後の戦争は戦えないってこと悟って、志願制にしたんですよ。で、そのあと、ご承知のとおりITになりハイテクになって、兵器はどんどんハイテク化してますから、日本はその中で、技術立国でしかも人口が減っていくんですから、徴兵制で、2年や3年しかいない人をですね、いま自衛隊は上に幹部がいるからその2年3年も成り立つんで、全部が徴兵制で、主たる兵力が徴兵制になってしまったら、ハイテク兵器なんか使いこなすこと無理ですから」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「これは集団的自衛権っていうものどころか、憲法が仮に改正されて、この先どっかの政権で改正されて、自衛隊が国軍、空軍・海軍・陸軍になっても、徴兵制はありません。で、従って、その歴史を無視したことを、その、おっしゃってて、そうしたらまた、大学や高校で、これははっきりいうと日教組の先生が中心ですけれども、高校はね、えー、たとえば、その、自衛官が集まらなくなったら、事実上、その、良い条件を出して、高校生を集めようとしてくると。これは姿を変えた徴兵制だって言ってるけど、それ姿変えてないじゃないですか(一同笑)。それは徴兵制じゃなくて、自衛官になる、理由が、その、国を守るためが本来ですけれども、でもたとえば他の理由があっても、それは志願制の世界の国々で当たり前のことですから、これ徴兵制でも何でもないわけですよ(一同同意)。徴兵制でないものを徴兵制ってすり替えるっていう、このデマゴーグが流されたのは、卑劣なことですが、しかしそれに負けるような候補を出した、安倍さんや自民党の驕りが、だからさっき言いましたとおり、実は最大の敗因なんです。で、その上でですね、実はこの滋賀県知事選挙が、週末行われるその10日ぐらい前に、安倍さんが最も信頼してる1人の側近に会いました。その時にどういう話があったかというとこれです」
村西利恵
「総理側近によると、『滋賀県知事選挙は逆転負けになるが、さらに心配なことがある』」
青山繁晴
「で、つまり10日ぐらい前にさっき言いましたとおり、もう逆転負けになると」
一同
「(口々に)もう分かってたんですね」
青山繁晴
「で、その時に総理、に、行く行かないの話をしたんですが、側近はそのあと検討しましたけど、やっぱり行かないと。ね。しかし、単なる地方選挙にとどまらないのは、次があるんだと。次、何かというと、これです」
村西利恵
「心配事というのが、11月16日に予定されている沖縄県知事選挙」
青山繁晴
「はい。現職の仲井真さんは、去年の12月に、えー、普天間の沖縄、普天間のアメリカ海兵隊を、辺野古に移すために、辺野古の埋め立ての許可を、ついに知事は出しました(一同同意)。そのあと、アメリカ、いや、沖縄は大荒れになって、仲井真さんは、ま、健康の不安もあって、もう出ないと言われてましたが、これ『アンカー』で少し言いましたが、今日、全部を初めて言いますが、まあ簡単に言いますが、仲井真さんと1対1で会った時に、僕は仲井真さんは、次の知事選挙、11月、つまり2014年11月出るべきだと。ここで辞めるのは無責任でしょうと(一同同意)。僕は実は個人的には辺野古の移設反対なんですけど、でも国と国の約束でやって、で、それに従って知事がハンコ押した以上は、後は野となれ山となれじゃなくて、ハンコ押した本人が、3選に出てこの責任を全うすべきだと」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「沖縄、今まで、2期しか知事やってないんですよ。3選目に出た知事いないんですが、ね、これはやっぱり長期で取り組むべき問題であるし、その健康問題も、たとえば4年間全部務めることができなくても、仮に、仮にできなくてもですね、普天間問題に決着つけることは仲井真さんすべきだと、言いまして、えー、そして、僕の説得は全然影響してないと思いますけど仲井真さんは最近、僕の見方ですと決意固められて、えー、沖縄県内の首長(くびちょう)さんたちに、話をされてるわけですよ。公式には表明してないけど。ところがですね、世論調査をやってみると、さっきの非公開の、むしろ公平な内閣の世論調査やってみたら、負けなんですよ。今のまま行くと大敗だと」
岡安譲
「大敗」
青山繁晴
「なぜかというと、この那覇市長の翁長(おなが)さんっていう人が、これも公式には表明されてないけど意欲を示されてて、何とこの人は、自由民主党の沖縄県連のトップまでやった人です。つまりバリバリの保守のはずが、普天間の移設だけは、反対だとおっしゃってるわけです。ね。そうすると、その保守で普天間反対って、だけ言ってるから、当然、こうワーッと、ポピュリズムもあってこっちに集まるじゃないですか。で、そういう状況になってて、これがこのまま行ったらどうなるかというと、こういう結果を生みます」
村西利恵
「この11月の知事選の結果、『普天間移設の阻止』を掲げる新しい知事が誕生すると、アメリカの不信感が再び噴出することになる」
青山繁晴
「はい。これ普通で言うと、アメリカの信頼が揺らぐって書くはずですよね。オバマさんこないだ日本に来た時に、Including Senkaku Islands、尖閣もちゃんと、日米安保に含まれますよねって言ってくれたから、普通だったら、せっかく作った信頼が、揺らぐってことになるんですが、本当はオバマさん含めたアメリカは、今のホワイトハウスはこの安倍さんを、修正主義者、歴史を変えようとしてるんじゃないかと、いう疑いの目は、実は全然消えてないから、この、要するに2つの理由で、安倍さんと今、仲良くしてるだけですよね」
村西利恵
「2つの理由?」
青山繁晴
「2つの理由。普天間を、もう何十年もかかったけど、やっと移設できそうだと。ね。で、もう1つは中国の、中国とアメリカの関係を考えると、日米同盟をはっきりさせないと、中国が、ま、つけ上がってしまうから、経済関係強くしたいんだったらよけいに、立場を強くしなきゃいけないから日本と手を組む。ところがその、話2つのその、最初の方が崩れてしまうと、これは、安倍さんが危機感を持つ、つまり深刻な危機意識を持つってのはいわば当然のことなんですよ。で、その上でですね、えー、さっきの沖縄知事選挙、11月16日ですが、その11月、を中心に、他にもたくさんの重大なことがあります。例えば、北京でAPECが開かれるとか、あるいはプーチンさんがその11月に日本に来る予定だとか、たくさんありますね。その中で後半、皆さんと一緒に見たい、見たい中心点は、これです」
村西利恵
「ここで後半に向けてのズバリキーワードは、『日中の秘密交渉』。この気になるキーワードの意味を、このあとじっくり解説していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「安倍総理にとってこれから始まる大誤算の秋とは。青山さん、続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。じゃあ秋に何が起きるのか。出して下さい」
村西利恵
「この秋にもと言われている、いずれも大きな動きです」
青山繁晴
「うん。まず、秋っていうか8月の末から9月の頭にかけて、北朝鮮の側から、いま調べてる、拉致被害者をはじめとする日本人の方々について、最初の調査結果の報告ってのがあります。で、これは、もちろん安倍政権に追い風になるはずですけれども、しかし、ここはむしろ日本の世論がしっかりしてて、その、何人か返しただけで解決するような姿勢がちょっとでも安倍政権に見えたら、それはむしろ政権には全くの逆風になりますね」
村西利恵
「国民納得しませんよね」
青山繁晴
「それからプーチン大統領の来日っていうのは、まあ一部メディアが、もう来ないようになったって、まるで期待してるように、もう国益じゃなくて、とにかくその安倍政権を潰したいっていうのが先に来てると思うんですけど、その、今のところ来日の見通しの方がもちろん強いですけど、ウクライナの側から砲撃して、ロシアの人が亡くなったりしてる。つまりウクライナの情勢が、依然として不安定なんで、ひょっとしたら物理的に来れないかもしれない。仮に来たとしても、北方領土で、逆に妙な提案をして、そこに妥協的だったりすると、拉致事件と同じように、世論許しませんから」
岡安譲
「ほんとですね」
青山繁晴
「そういう意味で、驕った、甘い姿勢でいると、大誤算になるっていう意味です。で、今日は時間が、実はもうないんで、ポイントは、日中首脳会談にしたいんですけど、この日中首脳会談ってのはこの『アンカー』で何度も申しましたとおり、11月に、中国が初めて開くAPEC(※番組最後に訂正あり)、アジア太平洋経済協力会議っていうのを、がありまして、そこに日本が出席しないわけにいかないから、本当は中国の側から、日本の総理必ず来てほしい、来たら、まさか首脳会談、やらずに会議だけってわけにいきませんよねって話が水面下であるんですが、これに関連して、すごくショッキングなニュースが流れましたよね。はい、出して下さい」
村西利恵
「自民党の高村副総裁が5月に訪中した際、中国共産党No.3の張徳江氏に対して、『安倍総理はもう靖国神社には行かないと思う』と話したと、報じられました」
青山繁晴
「はい。これ、高村さん、あの、どっちかというと、あの、地味な人でしたからね。まあものすごく冷静な人で、頭の良い人なんですが、地味だから皆さんあんまり知らなかったかもしれないけれども、集団的自衛権の時に、もう前面に出て」
岡安譲
「そうでしたね」
青山繁晴
「えー、やられたんで、もう今はよく知られてると思うんですよ。そして日中友好議連の会長なんですね。で、えー、この方は僕に今まで何を話してこられたかというと、僕は、あなた親中派じゃないかと、何度も何度も言いましたから、1対1で会ってる時に。その時に、いや、日本には親中派、親台湾派がいて、自分は日本派だと、いうことをおっしゃってたわけですね。で、いちおうその立場で、その5月に訪中されたんですが、今になってですね、高村さん自身が、その、新聞の対談で(毎日新聞7月13日付)、この張徳江っていう中国の首脳陣の1人に、安倍さんはもう、靖国神社に行かないっていうことを、いわば勝手に、言っちゃったと、いうことが報じられたんで、夕べですね、えー、高村さんに電話をしまして、これ留守電だったんですけれども、今、その日中が、ギリギリの交渉をやってる時に、こうやっておっしゃるっていうのはおかしいんじゃないかと、今までの高村さんの生き方と違いますね、冷静に客観的にやるのがあなたじゃないんですか、っていうことを留守電に入れましたら、えー、今朝かかってくると思ったら夕べの夜中に、もうかけてこられてですね。高村さんあんまり、あの、電話したりする人じゃないんですが、かけてこられて、何をおっしゃったかというと、まず、こうやって言ったっていうのは本当ですと。ね。自分の言ったことを新聞がねじ曲げたんじゃないと。ね。じゃあ真意は何なんですかと、言いましたら、これですと。はい、出して下さい」
村西利恵
「高村副総裁が中国側に伝えた本当の内容は、『日中関係が今後よくなっていき、それが確かなら、安倍総理は、在任中には靖国神社に行かないと思う』と話したんだという」
岡安譲
「うーーん」
青山繁晴
「高村さんは、要するに中国側に、この張徳江全人代常務委員長に対して、こう言ったと。第1次安倍政権を思い出してくれ。ね。あの時、小泉政権で悪化した日中関係、小泉政権から悪化した日中関係を、安倍さん自身が、戦略的互恵関係っていうのに、お互い得をする関係に変えましょうと言って、で、その結果、第1次安倍政権で、一度も靖国神社に、安倍さん本来の志と違って、参拝しなかったと。で、それを思い出してもらい、そして、そのあとの、安倍さん野党に下って、そして、えー、政権交代の時に自民党総裁選挙があってですね、安倍さんは第1次安倍政権で靖国神社に参拝しなかったのは、非常に悔いることであると」
岡安譲
「痛恨の極みと言ってました」
青山繁晴
「はい、痛恨の極みっていうものすごい言葉を使われたわけです。で、それだから、それだから実は、安倍さんの本音は、もっとこっちだったと。出して下さい」
村西利恵
「本当の内容の続きです。『安倍総理が靖国参拝を我慢しても、中国側がエスカレートした。だから安倍総理は去年の年末に、戦争指導者のためではなく、亡くなった人たち全員のために参拝したんだ』と。
青山繁晴
「はい。先ほど言いましたとおり、安倍さんとしては、第1次安倍政権と同じように、この、日中が戦略的互恵関係に戻れるためだったらと思ってずーっと我慢してたのに、中国側は反日をエスカレートさせるばっかりで、従って高村さんは安倍さんと靖国問題で話し合ったことはないと、夕べおっしゃってました。で、それはそのとおりだと思います。直接、靖国問題を2人で話したことはないと思います。しかし、副総裁として横から見てたら、我慢しても我慢しても中国側はむしろつけ上がってエスカレートするばっかりだと。だから我慢しても意味がないんで、去年の年末に、自分の志どおり、参拝したと。で、参拝したことについて、そもそも中国側は誤解してると。戦争指導者のためではなくて、この言葉は実際に使ったそうです。なぜかというと高村さんはA級戦犯って言葉、反対なんですよ。僕、高村さんと意見の違い多いですけど、ここは一致してます。戦犯はとっくにもう名誉回復してて、実はいらっしゃらないですから」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「だから、高村さんも中国側に、戦争指導者、えー、元総理の東條さん、そういう方々のために行ったんじゃなくて、亡くなった方全員のために、祖国のために亡くなった人、分け隔てなく、全員のために参拝したってことを、中国側は分からないのかと。だから、ここから何が見えるかというと、実は日中の水面下の交渉で何をやってるかが逆にこれで分かると」
岡安譲
「そうですね」
青山繁晴
「どういうことかというと、中国側は、本当は明らかに、これで明らかになったのは水面下で、秘密交渉で2つのことを要求してる。1つ、安倍さんは、靖国神社に、総理でいる間は二度と参拝しないってことを約束してくれ。それから尖閣諸島は、棚上げかそれに近い形になるように、それ言ってくれと、いうことを交渉してると。しかし安倍さんは、こないだ、無条件、条件付けないんだったら、北京に行って日中首脳会談やりたいとおっしゃった。そして、最近は国会の場でも、日中首脳会談はかなり難しくなったってこと言われた。つまり、中国側がずーっと、その2つの、あるいは場合によっては特に靖国神社の方、これは高村さんによると、靖国神社の参拝っていうのは、中国の、権力闘争の道具になってしまう」
一同
「ほう〜…」
青山繁晴
「靖国に参拝された国家主席っていうのは実は立場が危うくなる。それが中国の現実だと。そして僕は昨日の夕べの電話で、高村さんに、日中に詳しい高村さんに言ったのは、習近平さんは権力が安定してないから、よけいに靖国は困るという意味ですねって言ったら、高村さんも、実はそれはそのとおりなんだと。だから高村さんの考え方としては、その中国に対して、条件にするなと。何も言うなと。その代わり、安倍さんは言わなくても、副総裁の自分として、安倍さんは、何も言わないけれど、実際に靖国に行かないっていう交渉を、やってくれということを言ってるわけです。で、それに対して安倍さんは必ずしもそうじゃなくて、そういうふうになること自体を歓迎しないってことだと思います。これは、私たち国民がどう判断するかによって、これは大きく変わります。僕は、日中であれ日韓であれ、何も焦って、首脳会談やる必要ないと思います。そうじゃなくて、その、さっき高村さんも言ったという、全ての亡くなった方のために参拝してるってことをはっきり分からせることが、必要だと思いますから、僕は安倍総理は、粛々と参拝されるべきだと思います。しかし水面下の交渉でこうなってることを踏まえて、皆さん一人一人、ご自分の意見をどうぞ、お考えになって下さい」
岡安譲
「はい。分かりました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
(いったんCM)
(他のニュース報道のあと番組終了直前に)
岡安譲
「青山さんから1つ、訂正があります」
青山繁晴
「はい。先ほど、コーナーで、中国で初めてのAPECと申しましたけども、正しくは、習近平政権になって経済が下り坂になっての初めてのAPECです。お詫びして訂正します(頭下げる)」
岡安譲
「失礼しました(村西キャスターとともに頭下げる)」
岡安譲
「それでは、いったん東京のスタジオからニュースをお伝えします。青山さん、今日はありがとうございました」
青山繁晴・村西利恵
「ありがとうございました」
(番組終了)
____________________________内容紹介ここまで
高村さんが中国要人にしたという「安倍総理は靖国行かない」発言、私もずっと気になってました。
高村さんは世間一般には親中派と言われてますが、青山さんが紹介した「私は日本派」という発言に象徴されるように、たとえば河野洋平とか加藤紘一みたいな“売国親中派”とは一線を画した人だと私はこれまで思ってきました。
(というか、“売国親中派”だったら、中国が嫌がる集団的自衛権行使容認に率先して取り組んだりしませんよね)
だから今日の青山さんの解説は、胸にストンと落ちた気がします。
もちろん、だからって高村さんの言う方向(首脳会談と靖国参拝をバーターにする方向)に進んでは絶対ダメで、青山さんの言うように首脳会談なんて別に急がなくて良いし、靖国参拝は今後も続けるべきだと思います。
あと、「徴兵制デマ」について、ここでは自衛官募集の案内にまつわるデマが取り上げられましたが、先々週(7/3)のニッポン放送『ザ・ボイス』では、「集団的自衛権ができたら子供は最低2年、自衛隊の訓練をしないといけなくなる」というデマが主に取り上げられました(解説の中身はほぼ同じ)。
未読の方、宜しかったらどうぞ。
■悪質な徴兵制デマにご注意!「ザ・ボイス」より
↓おまけのツイート
さて、冒頭にもリンク貼りましたが、青山繁晴さんの新刊「死ぬ理由、生きる理由 -英霊の渇く島に問う-」が8月12日に発売されます!
初版の部数がどのぐらいなのか分からないので何とも言えませんが、前作「ぼくらの祖国」は発売とほぼ同時に在庫切れになりました。
現時点で早くもノンフィクション部門1位になってますので、すでに相当数の予約が入っているものと推測されます。
発売日に確実に入手されたい方は、早めに予約なさるようお勧めします。
★青山さんの既刊はこちらから。
※「ぼやきくっくり」「お気楽くっくり」はAmazonアソシエイト(アフィリエイト)に参加しています。拙ブログで実際に紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になる仕組みだそうです(拙ブログで紹介している商品の中にお目当ての物がなくても、どれか一つを適当にクリックしてまずAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただいて購入されれば、当方の報酬になるとのこと)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです<(_ _)>
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
●原子力規制委、鹿児島・川内原発再稼働に向けた審査書案を了承
●“大阪都構想” 維新VS野党の泥仕合
●中国・上海での銀行強盗の一部始終公開 男、追い詰められ逮捕
拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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「さて、今日は水曜日です。このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”ですが、青山さん、今日はどんなお話でしょうか」
青山繁晴
「はい。えー、こないだの週末に、滋賀で知事選挙行われまして、えー、当初、自公の候補が、自公系の候補が、優勢とされてましたが、まあ逆転で、野党側が勝利したわけですね。で、これについて、その、いわば、政権の中央は、まああくまで地方選挙ですから、その、さっきの(大阪都構想めぐる維新VS野党のニュースの)重く受け止めるじゃないけれども、謙虚には考えるけれども、国政を直接左右しないっていうことをですね、いろいろ言ってるけど縮めて言えばそう言ってるわけですね。これ違います」
岡安譲
「本音は違いますか」
青山繁晴
「うん、本音、であると同時に、事実として、国政に直接響く、まあ例外的な、これは地方選挙なんですね。で、それは実際その、どういう真相があって、そうなのかってことを、今週考えるんですけども、最初のキーワードは、これなんです(フリップ出す)」
岡安譲
「『安倍総理の深刻な心境』」
青山繁晴
「はい。すなわち今回の、滋賀県知事選挙の敗北っていうのが、その、単に地方選挙だけじゃなくて、ひょっとしたら安倍政権、第2次安倍政権も、初期の目的を達しないまま、たとえば憲法改正にまで至らないまま、崩れていくんじゃないかってことを」
岡安譲
「そこまで」
青山繁晴
「えー、総理ご自身が強く認識してるということを今日お話ししたいんです。あの、普通のマスメディアですとね、集団的自衛権の容認もやり、それからその前の特定秘密保護法もやり、要は安倍さんは高揚して高揚してるんだと、いう報道がなされてますけど、実際は、安倍総理が一番、その政権の、傾きというものを、あるいは崩壊の兆しってものを深刻に受け止めてると。それを私たち主権者は、どういうふうに、真っ直ぐ真ん中から考えなきゃいけないのかっていうことを、今日は一緒に考えたいと思います」
岡安譲
「はい。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
岡安譲
「まあ一部からは、滋賀ショックなどという言葉も聞こえてきます。滋賀県知事選挙で与党候補が負けたことは果たして、安倍総理にどんな影響、安倍政権にどんな影響を与えるのか。青山さん、よろしくお願いします」
堀田篤
「お願いします」
青山繁晴
「はい。今年の秋が、狂瀾怒濤の秋になりそうだっていう話、あるいは、なるかもしれないってのはこの『アンカー』でやったんですけど(一同同意)、それがこの7月半ばの、1つの地方選挙によって、狂瀾怒濤の秋が、もう大誤算に、大崩れになっていくリスクも出てきたっていうことを、今日、真っ正面から考えないといけないんですけど。最初は、しかしその滋賀県知事選挙の分析、今日水曜日ですから、まあ3・4日経ったんですけど、またこんな話して申し訳ないですが、一般的なテレビ・ラジオ・新聞の分析は違いますと、いうことから話さざるを得ないです。はい、出して下さい」
村西利恵
「今月13日に行われた滋賀県知事選挙、与党系候補の本当の敗因は、『原発』よりも『安倍政権と自民党の驕り』」
青山繁晴
「うん。まず、原発の問題なんですが、現職知事だった嘉田さんがですね、えー、若狭湾から、原発が集中立地してる、これは本当に世界的にも稀なぐらい、集中立地してるんですけども、その若狭湾から、琵琶湖まで、30kmぐらいしかないから、これ滋賀県にとっても、重大な問題だということを問題提起されてた。で、それは事実なんですよね。ところがですね、その、選挙終わってから、その、反原発、脱原発、あるいは嘉田さんの言ってた、卒原発、変な日本語ですけど、勝手に日本語を変えないでもらいたいんですが(一同苦笑)、いずれにしても原発をもうやめましょうっていう方が勝ったんだ、争点は原発だったっていうのがですね、えー、脱原発を掲げてる朝日新聞をはじめ、もう、NHK、中立を言うはずのNHKも含めて、もうそっちにワーッと流れてるんですよね。そして、たとえば有識者でも、滋賀県に入らないで、つまり滋賀県の有権者のご意見を本当に聞かないで、これは原発が否定されたんだと。これあの、連想ゲームみたいになってて、この小鑓(こやり)さんっていうその与党系の候補が、経産省出身だと(一同同意)。経済産業省って原発推進してきたんだから、それで原発にNOが出たんだっていうね、要するに頭の中での話がこう、けっこうまかり通ってるんですけど、それ実際に、滋賀県民の方々、僕なりに選挙前と、それから選挙のあとと、できる限りたくさんの方にご意見をお聞きしましたが、皆さん賢明な判断をされてて、つまり、原発に賛成反対いろいろご意見あるんですよ? 僕の聞いた中で。むしろ反対の方がもちろん多いですね、今の社会の空気としても」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「ところがですね、やっぱり原発の問題は立地県で考えること、若狭湾の問題は福井県が第一に考えることだし、国策で決めることであって、それから福島原子力災害は無残な災害になりましたけれど、たとえば福島県内の湖が、ダメになったか。そういう例は全くない。それから福島の目の前の海、原発が面してる海も、大変心配は多くて、風評被害も起きましたけれど、漁業再開の方向に向かってるわけですね(一同同意)。で、従って、その、若狭湾で、福島原子力災害レベルの、大変な災害が起きても、琵琶湖が死滅するっていう話は、決めつけすぎじゃないかっていうことを、もう1回言います、原発に賛成反対の方、両方の中から、そういう冷静な判断が出てて、実際にたとえば、民間のマスメディア、つまり共同通信、がやった調査でも、原発を第1に考えて投票しましたっていう人は、1割ぐらいしかいらっしゃらないんですね。で、しかもですね、これあの、選挙に勝っちゃうとよけい本音がメディアに出てこなくなりましたが、嘉田さん、本当はどうして出てこなかったんですか。ね。本当は嘉田さんは現職知事でいらっしゃった時に、国政選挙に関与して、卒原発ってこと掲げて、惨敗しましたよね(一同同意)。で、そのダメージもあって選挙に出れなかったと。本人お認めにならないでしょうけど、客観的にいえば、それ間違いなく影響してるわけですよ。それなのに、この今回の、滋賀県の選挙で、原発がメインのテーマだったと決めつけるっていうのは、もともとそういうことを期待してた報道としか言いようがないですね。本当の敗因は、原発よりも、原発もありますよ? で、私は原発で投票したって方が、たとえば共同通信の調査でもさっき言いましたとおり、1割はいらっしゃるわけですから。原発が争点でなかったと決めつけるのは、それも間違いですけどね、それよりも大きかったのは、小鑓さんっていう、ほとんど知名度のない人が、なぜ立候補したのか。選んだのは、安倍政権であり、最終責任は安倍総理ご自身です。ね。この場合は、重要な選挙でしたから。で、どうして選んだかというと、この小鑓さんっていうお役人は、経済産業省でアベノミクスを作った、案を出した1人なんですよ。で、安倍さんとしてはだから、それを推したんですが、選挙はまず知名度がないと。三日月さんは、4回代議士をやってますから、名前を知ってる人は、特に滋賀はそんなに人口多くないし」
岡安譲
「……(発言被ってて聞き取れず)そうですね」
青山繁晴
「ものすごく多いですよね。だから知名度で、最初から大きなハンデを背負ってるのに、アベノミクスを立案した人間だから、この、滋賀県民喜んでくれるだろう、アベノミクスで滋賀県の経済も潤うだろうって、これ、驕りでなくて何ですか。アベノミクスって、この大阪のような大きな経済力を持ってる所でもなかなか浸透しないで、中小企業は苦しみ抜いてる。じゃあ滋賀県にどんな具体的メリットを、アベノミクスがもたらしてくれたのか。本当は異常な円高が是正されてますから、それだけでも、プラスにはなってるんですけど、問題は、中小企業を本当に救える、その、アベノミクスなのか。今のアベノミクスは、竹中平蔵さんの意見が表に出てて、規制緩和、規制緩和、アメリカは喜ぶけど滋賀県民の誰が喜ぶのかと、いう話も含めてですね、アベノミクス自体を本当は争点にして、堂々と戦わなきゃいけないのに、やっぱりお役人という個性もあってですね、このアベノミクスについても、原発についても、そして集団的自衛権についても、本当の意見っていうか、この方が知事になった時どう考えるのかって話がとても弱かったですよね(一同同意)」
青山繁晴
「で、それでもその候補で勝てると思ってた。最初にやった世論調査では強かったからっていうことで、実はそのあとの選挙戦でも、最後まで、総理は入ることがなかったわけですよね。で、総理が入るどうのこうのの検討された時にはもう、本当は、内閣は非公開の世論調査をやってて、で、マスコミの世論調査ってのは本当は誘導質問が、少なくない。本当は多いですよね。で、内閣の世論調査の方が、実は誘導質問が少ないんですよ。それは自分の主義主張に合わせるんじゃなくて、本当の実態知りたいからですね。で、その内閣の非公開の世論調査で、もう逆転されてしまって、野党候補の方が強いとなったら、もう、僕はそれでも安倍さん行くべきだと。何でかというと、この候補の人が、たとえば集団的自衛権についても原発についてもはっきり言ってないから、安倍さん、自分が行ってはっきり言えばいいじゃないですかということを、僕なりに、まあ僭越にも、進言しましたけれど、いや、もし安倍さんが行って負けたら、それこそ地方選挙だけども安倍さんの責任になっちゃうからそれはできないということになって、それで負けたわけですよ」
岡安譲
「だから石破さんと菅さんしか来なかったわけですね」
青山繁晴
「そうです。あるいは、女性重視ってことで、女性の政治家が来られたけれども。それで覆るってことはほんとにこれは驕りとしか言いようがない。甘い。何でかというと、知事がどう考えるかが問題なんですから。で、その上でですね、えー、実は一番響いたのは、この安倍さんと自民党の驕り、安倍政権と自民党の驕りってことに加えて、集団的自衛権の問題だと思います。で、集団的自衛権の問題が、その、真っ向真ん中から議論されることは、残念ながら与党候補がはっきり言わないから、それが本当の争点にならなかった。ならなかったために、どういうことが起きたかというと、たとえばこういうことです」
村西利恵
「視聴者の方からいただいた疑問です。読み上げます。『“集団的自衛権の行使”が今月1日に閣議決定されましたが、いま高校生に自衛官募集の案内が届いていて、「赤紙が来た」と騒ぎになっているようです。「今後、日本が徴兵制になる」などという話も聞きます。真実を教えて下さい』」
青山繁晴
「うん。これあの、あえてこう、たくさん来た質問を、公平にまとめてみたらこの文章になったんですね。で、僕は元の質問にももう一回当たってみましたけれども、公平にまとめてあると思います。まあポイント2つあるわけですね、前後にね。で、これ、まずですね、7月1日ですね、7月1日から、この高校生に、自衛官になりませんかって案内が来て、その、たとえば、これね、ネット上だけじゃないんですよ。たとえば沖縄の新聞であったり、政党の機関紙とかに、とかじゃなくてそういう新聞にも出てるんですけれども、その、集団的自衛権になったんで、徴兵制になって戦争に行かなきゃいけないから、もう自衛隊がすぐに自分たちを集めに来たっていうね、赤紙って言葉を、本当はそういう人に教わるまで高校生たぶん知らなかったと思うけど、これ、戦前の日本での、ま、徴兵のための、この知らせを赤紙って言ってたわけですね(一同同意)。で、これ、まあひどい話で、もう最初からこれ、こっち出したいんですが、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「これは、悪質なデマゴーグ」
青山繁晴
「ええ。これ悪質っていうのは、客観的に見て悪質と言わざるを得ないっていう意味です。僕の個人的考えじゃなくて。なぜかというとですね、7月1日から、高校生に対して、自衛官になりませんかっていう勧誘を始めたっていうのは、35年から40年前ぐらいなんですよ」
岡安譲
「あ、じゃあ今に始まったもんじゃないんですね」
村西利恵
「毎年行われていると」
青山繁晴
「今に始まったことじゃないどころか、だから、堀田キャスターなんか生まれてないですよ、まだ」
堀田篤
「生まれてないですね、ええ」
青山繁晴
「生まれる前からずーっとやってるわけですよ。それどうしてかというと、高校生の就職っていうのは、大学生より、さらにルールがはっきりしてて、その、いつ、その、募集を開始して、そしてたとえば、その、高校生も、大学生みたいにどこでも好き勝手に、100社でも応募できるんじゃなくて、もう高校が間に入ったりして、こう絞って行く、つまり、高校生はまだ、17、18ですから。大学生はでも22歳以上になって成人してるけど、未成年の高校生にいたずらな不安を与えないために、ルールがすごく厳格なんですよ。で、その就職先の中に、高卒の方々の就職先の中に、滋賀県でも間違いなく、それは、全国もちろんそうですけど、自衛隊はその中に入ってます。ね。募集した人の一部しか自衛官にならなくても。これはですね、自衛隊っていうのは、その、定年になるまでずっと勤めるタイプと、任期制っていいましてね、限られた時間、2年とか3年だけいて、その、知識や技術を身につけて、そのあとの就職、自衛隊が紹介しますから、その就職に生かすってタイプと、2つあるわけですよ。で、後者の方も含めて、従って、他の企業と同じように7月になったら、これ、ルールで解禁されてるから、防衛庁、今は防衛省、自衛隊も普通に他の企業と同じようにルールどおり出してて、それが、35年から40年間ずっと続いてたわけですよ。で、今回はたまたま閣議決定の日とこうぶつかっただけであって」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「直接何の関係もないのに、赤紙が来たんだという騒ぎを、巻き起こしてるわけです。これはTwitter(ツイッター)とか、Facebook(フェイスブック)とか、あるいはLINE(ライン)で、わざとそれを流し、そしてさらにインターネットだけだと信憑性疑われるからっていうので、新聞にも書かせてってことやってるわけですね。そして、これはあくまで、えー、推測ですよ? しかし長年こういう情報に関わってきた僕からすると、そのTwitterやFacebookに出てる文章ってのはおなじみの文体なんですよ。それは北朝鮮と中国を中心にした、工作活動の文体と、そっくりなやつがあります」
村西利恵
「はあー」
岡安譲
「ということは…」
青山繁晴
「それは残念ながら証拠はないですけれど、非常に似てるんですよね。で、まあそれは今、言ったのは、あの、あくまで推測ですけれども、デマだってことははっきり言えます。それから、次に、徴兵制になるんじゃないかって心配されてる方は、今この時間帯に、このテレビ見てる方で、その、お孫さんやお子さんいらっしゃる方とても多いと思うんですけど、これがまたデマゴーグなんですよ。これはですね、1975年、今からだから39年も前に、アメリカは建国以来初めて戦争に負けました。それベトナム戦争に負けたんです。ベトナム戦争に負けて、アメリカはどうしたかというと、それまでの徴兵制をやめて、志願制に変えたんですよ。ね。で、どうしてかというとですね、これ、是非あの、ベトナムに観光などに行った時に、実際見てほしいんですが、当時の北ベトナム軍と、それから南ベトナム、民族解放戦線が堀った、トンネル、穴っていうのが、その、普通に公開されてます。そこへ行けば分かりますけれども、要するに、体がすごくスレンダーか、あるいは技術を持った人でないとそのトンネルに入れない。で、アメリカは徴兵制で集められた兵士でしたから、その、すごく太ってる人もいるし、そんな穴の中に入ったこともない人がいるから、その穴には入れないでうろうろしてる間に、爆撃しても爆撃しても、枯れ葉剤まいても、トンネルの中は生きてますから、それでアメリカは負けたんですよ。従って、今後の戦争、当時はまだ、ITがほとんどないんですよ? ハイテク、まだ、ない前からですね、その時から、その、プロの兵士でないと、今後の戦争は戦えないってこと悟って、志願制にしたんですよ。で、そのあと、ご承知のとおりITになりハイテクになって、兵器はどんどんハイテク化してますから、日本はその中で、技術立国でしかも人口が減っていくんですから、徴兵制で、2年や3年しかいない人をですね、いま自衛隊は上に幹部がいるからその2年3年も成り立つんで、全部が徴兵制で、主たる兵力が徴兵制になってしまったら、ハイテク兵器なんか使いこなすこと無理ですから」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「これは集団的自衛権っていうものどころか、憲法が仮に改正されて、この先どっかの政権で改正されて、自衛隊が国軍、空軍・海軍・陸軍になっても、徴兵制はありません。で、従って、その歴史を無視したことを、その、おっしゃってて、そうしたらまた、大学や高校で、これははっきりいうと日教組の先生が中心ですけれども、高校はね、えー、たとえば、その、自衛官が集まらなくなったら、事実上、その、良い条件を出して、高校生を集めようとしてくると。これは姿を変えた徴兵制だって言ってるけど、それ姿変えてないじゃないですか(一同笑)。それは徴兵制じゃなくて、自衛官になる、理由が、その、国を守るためが本来ですけれども、でもたとえば他の理由があっても、それは志願制の世界の国々で当たり前のことですから、これ徴兵制でも何でもないわけですよ(一同同意)。徴兵制でないものを徴兵制ってすり替えるっていう、このデマゴーグが流されたのは、卑劣なことですが、しかしそれに負けるような候補を出した、安倍さんや自民党の驕りが、だからさっき言いましたとおり、実は最大の敗因なんです。で、その上でですね、実はこの滋賀県知事選挙が、週末行われるその10日ぐらい前に、安倍さんが最も信頼してる1人の側近に会いました。その時にどういう話があったかというとこれです」
村西利恵
「総理側近によると、『滋賀県知事選挙は逆転負けになるが、さらに心配なことがある』」
青山繁晴
「で、つまり10日ぐらい前にさっき言いましたとおり、もう逆転負けになると」
一同
「(口々に)もう分かってたんですね」
青山繁晴
「で、その時に総理、に、行く行かないの話をしたんですが、側近はそのあと検討しましたけど、やっぱり行かないと。ね。しかし、単なる地方選挙にとどまらないのは、次があるんだと。次、何かというと、これです」
村西利恵
「心配事というのが、11月16日に予定されている沖縄県知事選挙」
青山繁晴
「はい。現職の仲井真さんは、去年の12月に、えー、普天間の沖縄、普天間のアメリカ海兵隊を、辺野古に移すために、辺野古の埋め立ての許可を、ついに知事は出しました(一同同意)。そのあと、アメリカ、いや、沖縄は大荒れになって、仲井真さんは、ま、健康の不安もあって、もう出ないと言われてましたが、これ『アンカー』で少し言いましたが、今日、全部を初めて言いますが、まあ簡単に言いますが、仲井真さんと1対1で会った時に、僕は仲井真さんは、次の知事選挙、11月、つまり2014年11月出るべきだと。ここで辞めるのは無責任でしょうと(一同同意)。僕は実は個人的には辺野古の移設反対なんですけど、でも国と国の約束でやって、で、それに従って知事がハンコ押した以上は、後は野となれ山となれじゃなくて、ハンコ押した本人が、3選に出てこの責任を全うすべきだと」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「沖縄、今まで、2期しか知事やってないんですよ。3選目に出た知事いないんですが、ね、これはやっぱり長期で取り組むべき問題であるし、その健康問題も、たとえば4年間全部務めることができなくても、仮に、仮にできなくてもですね、普天間問題に決着つけることは仲井真さんすべきだと、言いまして、えー、そして、僕の説得は全然影響してないと思いますけど仲井真さんは最近、僕の見方ですと決意固められて、えー、沖縄県内の首長(くびちょう)さんたちに、話をされてるわけですよ。公式には表明してないけど。ところがですね、世論調査をやってみると、さっきの非公開の、むしろ公平な内閣の世論調査やってみたら、負けなんですよ。今のまま行くと大敗だと」
岡安譲
「大敗」
青山繁晴
「なぜかというと、この那覇市長の翁長(おなが)さんっていう人が、これも公式には表明されてないけど意欲を示されてて、何とこの人は、自由民主党の沖縄県連のトップまでやった人です。つまりバリバリの保守のはずが、普天間の移設だけは、反対だとおっしゃってるわけです。ね。そうすると、その保守で普天間反対って、だけ言ってるから、当然、こうワーッと、ポピュリズムもあってこっちに集まるじゃないですか。で、そういう状況になってて、これがこのまま行ったらどうなるかというと、こういう結果を生みます」
村西利恵
「この11月の知事選の結果、『普天間移設の阻止』を掲げる新しい知事が誕生すると、アメリカの不信感が再び噴出することになる」
青山繁晴
「はい。これ普通で言うと、アメリカの信頼が揺らぐって書くはずですよね。オバマさんこないだ日本に来た時に、Including Senkaku Islands、尖閣もちゃんと、日米安保に含まれますよねって言ってくれたから、普通だったら、せっかく作った信頼が、揺らぐってことになるんですが、本当はオバマさん含めたアメリカは、今のホワイトハウスはこの安倍さんを、修正主義者、歴史を変えようとしてるんじゃないかと、いう疑いの目は、実は全然消えてないから、この、要するに2つの理由で、安倍さんと今、仲良くしてるだけですよね」
村西利恵
「2つの理由?」
青山繁晴
「2つの理由。普天間を、もう何十年もかかったけど、やっと移設できそうだと。ね。で、もう1つは中国の、中国とアメリカの関係を考えると、日米同盟をはっきりさせないと、中国が、ま、つけ上がってしまうから、経済関係強くしたいんだったらよけいに、立場を強くしなきゃいけないから日本と手を組む。ところがその、話2つのその、最初の方が崩れてしまうと、これは、安倍さんが危機感を持つ、つまり深刻な危機意識を持つってのはいわば当然のことなんですよ。で、その上でですね、えー、さっきの沖縄知事選挙、11月16日ですが、その11月、を中心に、他にもたくさんの重大なことがあります。例えば、北京でAPECが開かれるとか、あるいはプーチンさんがその11月に日本に来る予定だとか、たくさんありますね。その中で後半、皆さんと一緒に見たい、見たい中心点は、これです」
村西利恵
「ここで後半に向けてのズバリキーワードは、『日中の秘密交渉』。この気になるキーワードの意味を、このあとじっくり解説していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「安倍総理にとってこれから始まる大誤算の秋とは。青山さん、続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。じゃあ秋に何が起きるのか。出して下さい」
村西利恵
「この秋にもと言われている、いずれも大きな動きです」
青山繁晴
「うん。まず、秋っていうか8月の末から9月の頭にかけて、北朝鮮の側から、いま調べてる、拉致被害者をはじめとする日本人の方々について、最初の調査結果の報告ってのがあります。で、これは、もちろん安倍政権に追い風になるはずですけれども、しかし、ここはむしろ日本の世論がしっかりしてて、その、何人か返しただけで解決するような姿勢がちょっとでも安倍政権に見えたら、それはむしろ政権には全くの逆風になりますね」
村西利恵
「国民納得しませんよね」
青山繁晴
「それからプーチン大統領の来日っていうのは、まあ一部メディアが、もう来ないようになったって、まるで期待してるように、もう国益じゃなくて、とにかくその安倍政権を潰したいっていうのが先に来てると思うんですけど、その、今のところ来日の見通しの方がもちろん強いですけど、ウクライナの側から砲撃して、ロシアの人が亡くなったりしてる。つまりウクライナの情勢が、依然として不安定なんで、ひょっとしたら物理的に来れないかもしれない。仮に来たとしても、北方領土で、逆に妙な提案をして、そこに妥協的だったりすると、拉致事件と同じように、世論許しませんから」
岡安譲
「ほんとですね」
青山繁晴
「そういう意味で、驕った、甘い姿勢でいると、大誤算になるっていう意味です。で、今日は時間が、実はもうないんで、ポイントは、日中首脳会談にしたいんですけど、この日中首脳会談ってのはこの『アンカー』で何度も申しましたとおり、11月に、中国が初めて開くAPEC(※番組最後に訂正あり)、アジア太平洋経済協力会議っていうのを、がありまして、そこに日本が出席しないわけにいかないから、本当は中国の側から、日本の総理必ず来てほしい、来たら、まさか首脳会談、やらずに会議だけってわけにいきませんよねって話が水面下であるんですが、これに関連して、すごくショッキングなニュースが流れましたよね。はい、出して下さい」
村西利恵
「自民党の高村副総裁が5月に訪中した際、中国共産党No.3の張徳江氏に対して、『安倍総理はもう靖国神社には行かないと思う』と話したと、報じられました」
青山繁晴
「はい。これ、高村さん、あの、どっちかというと、あの、地味な人でしたからね。まあものすごく冷静な人で、頭の良い人なんですが、地味だから皆さんあんまり知らなかったかもしれないけれども、集団的自衛権の時に、もう前面に出て」
岡安譲
「そうでしたね」
青山繁晴
「えー、やられたんで、もう今はよく知られてると思うんですよ。そして日中友好議連の会長なんですね。で、えー、この方は僕に今まで何を話してこられたかというと、僕は、あなた親中派じゃないかと、何度も何度も言いましたから、1対1で会ってる時に。その時に、いや、日本には親中派、親台湾派がいて、自分は日本派だと、いうことをおっしゃってたわけですね。で、いちおうその立場で、その5月に訪中されたんですが、今になってですね、高村さん自身が、その、新聞の対談で(毎日新聞7月13日付)、この張徳江っていう中国の首脳陣の1人に、安倍さんはもう、靖国神社に行かないっていうことを、いわば勝手に、言っちゃったと、いうことが報じられたんで、夕べですね、えー、高村さんに電話をしまして、これ留守電だったんですけれども、今、その日中が、ギリギリの交渉をやってる時に、こうやっておっしゃるっていうのはおかしいんじゃないかと、今までの高村さんの生き方と違いますね、冷静に客観的にやるのがあなたじゃないんですか、っていうことを留守電に入れましたら、えー、今朝かかってくると思ったら夕べの夜中に、もうかけてこられてですね。高村さんあんまり、あの、電話したりする人じゃないんですが、かけてこられて、何をおっしゃったかというと、まず、こうやって言ったっていうのは本当ですと。ね。自分の言ったことを新聞がねじ曲げたんじゃないと。ね。じゃあ真意は何なんですかと、言いましたら、これですと。はい、出して下さい」
村西利恵
「高村副総裁が中国側に伝えた本当の内容は、『日中関係が今後よくなっていき、それが確かなら、安倍総理は、在任中には靖国神社に行かないと思う』と話したんだという」
岡安譲
「うーーん」
青山繁晴
「高村さんは、要するに中国側に、この張徳江全人代常務委員長に対して、こう言ったと。第1次安倍政権を思い出してくれ。ね。あの時、小泉政権で悪化した日中関係、小泉政権から悪化した日中関係を、安倍さん自身が、戦略的互恵関係っていうのに、お互い得をする関係に変えましょうと言って、で、その結果、第1次安倍政権で、一度も靖国神社に、安倍さん本来の志と違って、参拝しなかったと。で、それを思い出してもらい、そして、そのあとの、安倍さん野党に下って、そして、えー、政権交代の時に自民党総裁選挙があってですね、安倍さんは第1次安倍政権で靖国神社に参拝しなかったのは、非常に悔いることであると」
岡安譲
「痛恨の極みと言ってました」
青山繁晴
「はい、痛恨の極みっていうものすごい言葉を使われたわけです。で、それだから、それだから実は、安倍さんの本音は、もっとこっちだったと。出して下さい」
村西利恵
「本当の内容の続きです。『安倍総理が靖国参拝を我慢しても、中国側がエスカレートした。だから安倍総理は去年の年末に、戦争指導者のためではなく、亡くなった人たち全員のために参拝したんだ』と。
青山繁晴
「はい。先ほど言いましたとおり、安倍さんとしては、第1次安倍政権と同じように、この、日中が戦略的互恵関係に戻れるためだったらと思ってずーっと我慢してたのに、中国側は反日をエスカレートさせるばっかりで、従って高村さんは安倍さんと靖国問題で話し合ったことはないと、夕べおっしゃってました。で、それはそのとおりだと思います。直接、靖国問題を2人で話したことはないと思います。しかし、副総裁として横から見てたら、我慢しても我慢しても中国側はむしろつけ上がってエスカレートするばっかりだと。だから我慢しても意味がないんで、去年の年末に、自分の志どおり、参拝したと。で、参拝したことについて、そもそも中国側は誤解してると。戦争指導者のためではなくて、この言葉は実際に使ったそうです。なぜかというと高村さんはA級戦犯って言葉、反対なんですよ。僕、高村さんと意見の違い多いですけど、ここは一致してます。戦犯はとっくにもう名誉回復してて、実はいらっしゃらないですから」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「だから、高村さんも中国側に、戦争指導者、えー、元総理の東條さん、そういう方々のために行ったんじゃなくて、亡くなった方全員のために、祖国のために亡くなった人、分け隔てなく、全員のために参拝したってことを、中国側は分からないのかと。だから、ここから何が見えるかというと、実は日中の水面下の交渉で何をやってるかが逆にこれで分かると」
岡安譲
「そうですね」
青山繁晴
「どういうことかというと、中国側は、本当は明らかに、これで明らかになったのは水面下で、秘密交渉で2つのことを要求してる。1つ、安倍さんは、靖国神社に、総理でいる間は二度と参拝しないってことを約束してくれ。それから尖閣諸島は、棚上げかそれに近い形になるように、それ言ってくれと、いうことを交渉してると。しかし安倍さんは、こないだ、無条件、条件付けないんだったら、北京に行って日中首脳会談やりたいとおっしゃった。そして、最近は国会の場でも、日中首脳会談はかなり難しくなったってこと言われた。つまり、中国側がずーっと、その2つの、あるいは場合によっては特に靖国神社の方、これは高村さんによると、靖国神社の参拝っていうのは、中国の、権力闘争の道具になってしまう」
一同
「ほう〜…」
青山繁晴
「靖国に参拝された国家主席っていうのは実は立場が危うくなる。それが中国の現実だと。そして僕は昨日の夕べの電話で、高村さんに、日中に詳しい高村さんに言ったのは、習近平さんは権力が安定してないから、よけいに靖国は困るという意味ですねって言ったら、高村さんも、実はそれはそのとおりなんだと。だから高村さんの考え方としては、その中国に対して、条件にするなと。何も言うなと。その代わり、安倍さんは言わなくても、副総裁の自分として、安倍さんは、何も言わないけれど、実際に靖国に行かないっていう交渉を、やってくれということを言ってるわけです。で、それに対して安倍さんは必ずしもそうじゃなくて、そういうふうになること自体を歓迎しないってことだと思います。これは、私たち国民がどう判断するかによって、これは大きく変わります。僕は、日中であれ日韓であれ、何も焦って、首脳会談やる必要ないと思います。そうじゃなくて、その、さっき高村さんも言ったという、全ての亡くなった方のために参拝してるってことをはっきり分からせることが、必要だと思いますから、僕は安倍総理は、粛々と参拝されるべきだと思います。しかし水面下の交渉でこうなってることを踏まえて、皆さん一人一人、ご自分の意見をどうぞ、お考えになって下さい」
岡安譲
「はい。分かりました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
(いったんCM)
(他のニュース報道のあと番組終了直前に)
岡安譲
「青山さんから1つ、訂正があります」
青山繁晴
「はい。先ほど、コーナーで、中国で初めてのAPECと申しましたけども、正しくは、習近平政権になって経済が下り坂になっての初めてのAPECです。お詫びして訂正します(頭下げる)」
岡安譲
「失礼しました(村西キャスターとともに頭下げる)」
岡安譲
「それでは、いったん東京のスタジオからニュースをお伝えします。青山さん、今日はありがとうございました」
青山繁晴・村西利恵
「ありがとうございました」
(番組終了)
____________________________内容紹介ここまで
高村さんが中国要人にしたという「安倍総理は靖国行かない」発言、私もずっと気になってました。
高村さんは世間一般には親中派と言われてますが、青山さんが紹介した「私は日本派」という発言に象徴されるように、たとえば河野洋平とか加藤紘一みたいな“売国親中派”とは一線を画した人だと私はこれまで思ってきました。
(というか、“売国親中派”だったら、中国が嫌がる集団的自衛権行使容認に率先して取り組んだりしませんよね)
だから今日の青山さんの解説は、胸にストンと落ちた気がします。
もちろん、だからって高村さんの言う方向(首脳会談と靖国参拝をバーターにする方向)に進んでは絶対ダメで、青山さんの言うように首脳会談なんて別に急がなくて良いし、靖国参拝は今後も続けるべきだと思います。
あと、「徴兵制デマ」について、ここでは自衛官募集の案内にまつわるデマが取り上げられましたが、先々週(7/3)のニッポン放送『ザ・ボイス』では、「集団的自衛権ができたら子供は最低2年、自衛隊の訓練をしないといけなくなる」というデマが主に取り上げられました(解説の中身はほぼ同じ)。
未読の方、宜しかったらどうぞ。
■悪質な徴兵制デマにご注意!「ザ・ボイス」より
↓おまけのツイート
さすがNEW23。集団的自衛権の国会論議で社民党が言った「徴兵制になるのでは」を最初に持ってきた。しかも論破した安倍さんの答弁「集団的自衛権行使と徴兵制は全く関係ない。米国は集団的自衛権行使してるが徴兵制ではない。逆にスイスは行使しないが徴兵制」はカット(NHKはちゃんと伝えた)
— くっくり (@boyakuri) 2014, 7月 15
さて、冒頭にもリンク貼りましたが、青山繁晴さんの新刊「死ぬ理由、生きる理由 -英霊の渇く島に問う-」が8月12日に発売されます!
初版の部数がどのぐらいなのか分からないので何とも言えませんが、前作「ぼくらの祖国」は発売とほぼ同時に在庫切れになりました。
現時点で早くもノンフィクション部門1位になってますので、すでに相当数の予約が入っているものと推測されます。
発売日に確実に入手されたい方は、早めに予約なさるようお勧めします。
★青山さんの既刊はこちらから。
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この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
●原子力規制委、鹿児島・川内原発再稼働に向けた審査書案を了承
●“大阪都構想” 維新VS野党の泥仕合
●中国・上海での銀行強盗の一部始終公開 男、追い詰められ逮捕
拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
http://ameblo.jp/hosyuyamato/
竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
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