「アンカー」河野談話検証報告書から見える慰安婦問題の真実 『見直さない』の真意は? 抜け落ちた『慰安婦は身売り』 独立記念館は捏造だらけ
★「人気blogRanking」クリックお願いします→
★ご面倒でなければ「にほんブログ村」もお願いします→
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■6/25放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
今週は神回!!(いつもすごいけど今週は特に!)
河野談話の見直しはしないと言う安倍政権。では何のために検証をしたのか?
検証報告書を読み解くポイントは?
談話に「強制連行」とは書かれてないのに、なぜ事実が曲げられて独り歩きしてしまったのか?
ほかに、慰安婦の「身売り」の多くは親が関与していたこと、韓国の独立記念館の展示は捏造だらけであることなど、鋭いツッコミ連発です。
前半のキーワードは『朴政権を封じ込め』。
後半のキーワードも同じく『朴政権を封じ込め』。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。
内容紹介ここから____________________________
★ご面倒でなければ「にほんブログ村」もお願いします→
【国連宛て クマラスワミ報告に抗議の署名】に御協力を!
http://goo.gl/sPhFNc
慰安婦は性奴隷ではありません。クマラスワミ報告書は間違いが多く、あまりにナイーブ(愚直)です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■6/25放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
検証後も見直さない、河野談話…安倍政権の歴史認識を青山ズバリ
今週は神回!!(いつもすごいけど今週は特に!)
河野談話の見直しはしないと言う安倍政権。では何のために検証をしたのか?
検証報告書を読み解くポイントは?
談話に「強制連行」とは書かれてないのに、なぜ事実が曲げられて独り歩きしてしまったのか?
ほかに、慰安婦の「身売り」の多くは親が関与していたこと、韓国の独立記念館の展示は捏造だらけであることなど、鋭いツッコミ連発です。
前半のキーワードは『朴政権を封じ込め』。
後半のキーワードも同じく『朴政権を封じ込め』。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。
内容紹介ここから____________________________
岡安譲
「さて、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。青山さん、今日はどういうお話でしょうか」
青山繁晴
「はい。あの、このコーナーではギモズバって言いましてですね、疑問にズバリ答えるってことも時々やってるんですが、今日はそのギモズバと、その、今起きたばっかりのニュースを、こうドッキングさせる形でやりたいんです。というのは、一番多く今、いただいてるご質問、この番組に対しても、それから僕個人に対しても、独立総合研究所に対しても、一番多くいただいてる質問っていうのは、実は、先週の金曜日のことなんですね。金曜日、えー、6月20日に、いわゆる河野談話、に対する検証ってのを第2次安倍政権やってましたけれども、その報告書が、正式に発表されました。僕はその時、日本海に面した、米子にいたんですけども、あの日、韓国がそれに対する嫌がらせをやるように」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「射撃訓練っていうのをやって、まあそれは、米子に、米子で教育者の集まりで僕お話ししてたんですが、教育者が、その今、日本海でそういうことが起きてるってこと、ピンと来なかったっていうね」
岡安譲
「はあ…そうですか」
青山繁晴
「まあショッキングな事実もあって、でも、それといわば裏腹に、その、いただくメールは、この河野談話の検証っていうのは、一体何だったのかと、いうことが一番多く寄せられてるんで、今日は、そのご質問にお答えする形で、最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」
岡安譲
「『朴政権を封じ込め』」
青山繁晴
「はい。あの、河野談話を検証しながら、見直しはしないと」
岡安譲
「そうなんですよ、そう言ってました」
青山繁晴
「安倍総理自らもおっしゃってて。じゃあ何のためにってみんな思うのに、韓国はなぜかすごく怒ってると。一体何がどうなってるのか。実は日本と、それからアメリカが、この検証作業を通じて、本当にやろうとしてる、あるいは、試みてることは、朴槿恵さんのこれ以上の動きを封じ込めるってことなんですね。だから韓国は、まあ、大変激怒もしてると、いうことがあります。で、これをですね、今日は、いつものたとえば、インテリジェンスに基づくだけではなくて、誰でも読める生の資料、皆さんがこの番組終わったら直ちに見ることのできる資料に基づいて、お話を、具体的に、いたしたいと思います」
岡安譲
「はい。えー、コマーシャルのあと、青山さんにたっぷりと解説していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「ま、先週の金曜日に、いわゆる河野談話の検証、えー、報告書というのが出まして、それを見直さないということを政府が発表したんですね、河野談話を。えー、その報告書も含めて、青山さんに今日は解説していただこうと思います。では、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。今日はいつもにも増して、時間がはたして足りるのかっていう心配があるので、もうどんどん行きたいんですけれども。今、岡安キャスターがおっしゃったように、これ報告書が発表されたのはもう金曜日のことですね。えー、だからこの数日間の間、ずいぶん、こう報道がありましたね。韓国でも日本でももちろんありました。ところが、いくら報道されても解けない、国民の素朴な疑問っていうか、むしろ、根本的な疑問、があると思います。はい、それ整理してみますとこうですね」
村西利恵
「メディア報道では解けない国民の疑問。河野談話を見直さないのに、じゃあなぜ、検証したんでしょうか」
青山繁晴
「はい。これあの、普通の国民・庶民の常識ですとね、僕も含めて、見直すっていうことは、あ、ごめんなさい、逆ですね、検証するってことは、検証して何かおかしな点や間違いがあったら、そのもとの、河野談話ってやつも、見直すのが当たり前で(一同同意)」
村西利恵
「当然そう思いますよね」
青山繁晴
「検証する前から見直さないって言ってるんだったら、検証する意味ないじゃんと思うわけですよね。で、なおかつ、その、韓国の立場からしたら、検証するとは言ってるけれども、その前に、検証結果が出る前に、河野談話は見直さないって言ってて、韓国は今までずっと河野談話、大事だと。っていうか、その、そうやって言うから、実は河野談話は日本の考えよりも韓国の考えに沿ってるんだなってことが、ばれちゃうような話ですが、いずれにしても韓国側は、河野談話に基づいて今後も日本批判をやりたいと、あるいは日本と交渉したいってことですから、見直さないと言ってる、ならばいいじゃないかと思うんですけど、現実、報告書が、金曜日に発表されたらこうなりました」
村西利恵
「なぜか、韓国の政府とメディアは激怒している。なぜなんでしょう」
青山繁晴
「はい。で、この2つの疑問が解けないと、これは一体、何が行われたかっていうのが、公平に分からないので、今日はそれを考えたいんですけども、さっき言いましたとおりですね、いつものようにこのへん(プロジェクター画像の左下あたりに)にインテリジェンスの、こうシルエットが出て、そのインテリジェンスの人も、この『アンカー』を実はリアルタイムで、皆さん見てるんで、間違いがあればすぐに苦情が来るはずです。苦情は来てませんが。そのいつものそういうのと違ってですね、皆さん、と今日一緒に考えたいのは、実はこれは実物なんですよ。これ、日本の総理官邸の、ホームページに、アップされてる、その河野談話の検証結果の報告書、そのものです」
青山繁晴
「で、これ全部で21ページあるんですけどね。21ページあるからたくさんのように見えるけれども、新聞で言うとですね、ちょうど2ページ分です。ま、広告は入れないとして。新聞2ページっていうのは、ま、1日ではちょっとしんどいかもしれないけど、少なくとも1週間あったら、新聞2ページっていうのは、誰でも読めますよね(一同同意)。で、これ思うんですが、これ読みますとね、これ明らかに、その普通の国民に読んでもらおうと思って、まあお役人、お役人が結局とりまとめてるけども、普段のやつよりずっと、マシな日本語…」
村西利恵
「分かりやすかったですよね」
青山繁晴
「…になってますから」
岡安譲
「私も拝見しましたが、すごく分かりやすく書かれてました」
青山繁晴
「はい。だからぜひ全文読んでほしいんですね。で、僕の今日の話は、いつもも実は結論を皆様に押し付けるんじゃなくて、僕からの問題提起に過ぎません。私の話を信じて下さいって言うんじゃなくて、僕の話、意見の違う人であればあるほど、僕の話をきっかけに自らの頭で考えていただきたいんですが、今日はさらに、この(河野談話検証報告書)全文を読んでいただくための、いわばガイドラインだと、思っていただきたいんですね」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「じゃあこれを皆さんと今、時間はなくても一緒に読んでいくんですが、まずこれ出して下さい」
村西利恵
「この検証報告書、タイトルは、『慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯 〜河野談話作成からアジア女性基金まで〜』というものです」
青山繁晴
「これタイトルなんです。えー、ここ(先ほどの手持ちの文書示して)にもありますし、ここにもありますけど、これタイトルなんですが、この報告書のタイトルをまともに読むと、そこであれっと思いません? つまり、普通、河野談話の検証っていうことは、慰安婦の関しての、当時の河野官房長官の談話、で、それが20年ずっと、日本も韓国も縛ってきたわけですからね。書いてあることが本当なのかどうかを検証すると思うじゃないですか、誰でも。でも、タイトル見ると、慰安婦問題、には違いないんだけど、それを巡る、日韓の間の、やりとりの、いきさつを検証すると。始まりは、河野談話がなぜ作られたか。そしてその結果、日韓が合意して、基金を作って、元慰安婦の方に、補償しましょうってことになりましたね、実質的な補償を。その、経緯を検証してると、いうタイトルになってるわけですよ。で、本当は注意深く見ると、このタイトルでだからのけぞるわけですが、これ表紙めくっていただきますとね、これ本文に入る前のいわば、あの、『はじめに』みたいなとこなんですが、そこに、ここに何が書いてあるかというと、はい、大きくして出して下さい」
村西利恵
「『検討チームにおいては、慰安婦問題の歴史的事実そのものを把握するための調査・検討は行っていない』と」
一同
「ん?」
青山繁晴
「あれっ?(つんのめる所作)という、ふうにですね、あの、いちおう僕は専門家の、こういうことの専門家のはしくれですけど、専門家でもやっぱりね、ここまではっきり言われると、一瞬あれっ?と思うわけですよ(一同同意)。でも実はこれが、この、検証、報告書というよりは、検証そのものの、根っこなんですよ。事実関係じゃなくて、日本と韓国が本当は今まで表に出てなかったけれども、韓国が何を要望し、日本がそれに対しどう妥協して、河野談話になり、基金になったかっていういきさつだけを、解明しようとしててですね。慰安婦っていわれる問題の本当の客観的な事実、日本にも偏ってないし、韓国にも偏ってない本当の事実は何なのかってことはやらないと言ってるんで、本当は、別な側面で言うと、何を言ってるかというと、これです」
村西利恵
「つまり今回の検証では、慰安婦問題の事実そのものの調査については、可能性を残したということになる」
青山繁晴
「はい。これは、第2次安倍政権かどうかは別にして、場合によっては次の内閣、あるいは次の次の内閣、あるいは将来の内閣では、つまり日韓関係をもっと、感情的でなくて、正常にお互い話し合えるような環境になって、お互いに資料付き合わせたりできるようになったら、事実はどうなってるかっていう調査は、実は可能性、あるいは含みは、残してるわけですね。したがって僕にいただいた多くのメールの中で、この検証で、むしろ河野談話を、確定してしまったんじゃないか、その証拠に、河野洋平元官房長官は、講演で満足げに、どこも付け加えることないし、削るところもない、正しいんだと。ね。そうやって確定しちゃうじゃないかと、いう質問もいただきましたが、普通に考えればそう見えますけど本当は、事実関係の解明は、別なことだと、書いてあるわけですね」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「(文書をめくって)そして、ここから実際のその検討が始まってるんですが、えー、もちろん時間の関係上、ごく一部しか紹介できませんが、ポイントはですね、ずっと日韓が激しくやりとりしてるのは、一番はここです。はい、出して下さい」
村西利恵
「いわゆる旧日本軍が無理やり、慰安所へ連れて行ったのかどうか、強制性の有無の部分で、報告書には、日韓双方の主張がこのように書かれています。『韓国側は、仮に日本側発表の中で、「一部に強制性があった」というような限定的表現が使われれば、大騒ぎとなるであろうと述べた』と。しかし『日本側は「強制性」に関し、これまでの国内における調査結果もあり、歴史的事実を曲げた結論を出すことはできないと応答した』と」
青山繁晴
「はい。これあの、まずね、さっき、マシな日本語で書いてあるとは言いましたが、やっぱりもうちょっとちゃんと、具体的に書いてほしいんですが、強制性っていうのは何を言ってるかというと、日本軍の兵隊、えー、兵士や士官が、その、韓国・朝鮮の女性を、暴力で屈服させたり、直接脅したりして無理に連れて行ったと、いう事実があったかどうか。日本側は、それはなかったと。そうじゃなくて、あくまで民間の業者が、それは民間の業者が連れてく時にだましたり、それから半ば脅したりすることは、あった恐れはあるけれども、日本軍の兵士が、朝鮮の女性を、朝鮮・韓国の女性を、直接暴行などで連れて行ったことはありませんと、何度も言ってるんですがそれは韓国は、どういうことかというと、もし日本が、やがて、その、発表する時に、一部にだけ強制性があったといっただけ、つまりごく一部の女性、一部の女性が、そうやって日本兵に連れて行かれたとしただけで、大騒ぎになってしまう。そうじゃなくて全部が、その日本軍に無理に連れて行かれたと、いうことにしてくれってことを、何度も何度もこれ、読んで下さいね、僕のガイドラインが正しいかどうか、僕が公平に言ってるかどうか、それこそ検証して下さい。で、ここに、もう何度も何度もそのやりとりが繰り返されて、韓国側の事実認識じゃなくて、韓国(政府)も、強硬な、団体などの意見に困っているので、世論を恐れて、こういうふうにして下さいって頼んだってことが書いてあるわけです。で、その結果、最終的にどうなったかというと、えー、この人の言葉が紹介、そのまま生で紹介されてるんです。この人っていうのは、一緒に出して下さい」
村西利恵
「当時の石原官房副長官は、『慰安婦全体について「強制性」があったとは、絶対に言えない』と述べたと、書かれています」
青山繁晴
「はい。この、石原信雄さんっていうのは官房副長官っていうのは、官房長官の下に副長官がいらっしゃるんですが、政治家の場合と、官僚の場合があって、その官僚の方のトップですね。だからいわば地味な存在です。普段ならなかなか知名度ありませんが、この人が今年2月に、国会に出てこられて、水面下で韓国にいろいろ言われて談話作ったと、いうことなどを初めて暴露したので、今、有名ですね(一同同意)。で、この報告書の中にもこの石原さんが実名で出てきて、現職の時に、慰安婦全部を、日本兵が連れて行ったなんてことは絶対に言えないと。絶対にという、言葉まで、そのままここに明記されてるわけです」
岡安譲
「(手元の文書見ながら)6ページ目に明記されてますね」
青山繁晴
「全部カギ括弧ですね。これ全部、僕たちが適当に書いたんじゃなくて、引用なんですよ。この報告書のですね」
村西利恵
「はい、ご覧いただけます…」
青山繁晴
「では、そうやってぶつかり合った韓国との間で、日本が妥協していって、どういう言葉になったかというと、これは皆さん、ご存知の方多いと思います、この番組見てらっしゃる方は。軍の、関与、関与、関わりましたと、軍が関わりましたという言葉で、結局決着してるんですね。ところがその軍の関与という中身は、具体的にどうだったかが、この報告書できっちり書かれていて、はい、出して下さい」
村西利恵
「但し軍の関与というのは、『慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の衛生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等』に、軍の関与があったと」
青山繁晴
「はい。これあの、やたら漢字が多くて、今、僕はもうちょっと噛み砕きますが、一言で言うと、軍が関わったと言いながら、軍人が、日本軍の軍人が、朝鮮・韓国の女性を、無理に連れて行ったってのは一切書いてないんですよ(一同同意)。そうじゃなくて、どちらかと言うと話は逆で、これ当たる者っていうのは民間業者って意味ですね、民間業者が、慰安所を設置したり、あるいは慰安婦の方々を募集する時に、取り締まる、つまり、軍が、強制的に連れて行ったんじゃなくて、民間の業者が無茶しないように、むしろ取り締まったと書いてあって、それからその民間業者が、慰安所を作ったり、建て増ししたりする時に、それがちゃんとまともな建築なのかということ、ね、で、無理のない、たとえば給与も払ってるかってことを監督したと書いてあって、さらには、慰安婦の方々の衛生管理は直接軍が関わって、健康であるようにしたと、書いてあるわけですよね。えー、これは、つまり何を言ってるかというと、もう一度言いますと、はい、出して下さい」
村西利恵
「旧日本軍による強制連行は認めていないということです」
青山繁晴
「はい。で、皆さんこれは、意外かもしれませんが、こういうことで日韓が、妥協が成立してます。えー、これはこの報告書にきちんと書かれています。あとで見て下さいね。妥協が成立したので、その水面下の妥協を踏まえて、河野談話が作られたんです。あれ?それだったら、今、韓国政府は、朴槿恵政権は、日本兵が無理に連れて行ったんだと、いうことをずっと朴槿恵大統領がヨーロッパに行ってまで話して、だからあの、実在しなかった少女の像までアメリカなどで造られてるわけですよね。すると、おかしい、食い違うじゃありませんかってことになりますよね。これを解くカギもこの報告書の中に、含まれていて、何があったかというとこうです」
村西利恵
「談話を発表した河野官房長官、当時、ですが、1993年8月4日、談話を発表した日の記者会見で、“強制連行の事実があったという認識なのか”と問われると、談話では強制連行は認めていないのに、『そういう事実があったと。結構です』と話してしまったんです」
青山繁晴
「皆さん、これ、愕然としません?」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「これ自民党内閣ですよ? 宮沢内閣。保守と言われたはずの内閣で、談話に、自分の談話にないことを、記者から、じゃあ強制連行はどうなってんだと、つっこまれたら、そういう事実があったと。ね。それで結構ですと言っちゃって、これが独り歩きしてるんですよ。で、たとえば、たとえばじゃなくてね、もう一回この、河野官房長官談話そのもの、これ原本です。えー、外務省のホームページに行けばどなたでも、こうやってプリントアウトできます、見れます。そこにどう書いてあるかというとですね、一番厳しいところでこうです」
青山繁晴
「えー、民間業者が、慰安婦の募集に当たったけれども、甘言、つまり騙すような甘い言葉、それから強圧、つまり無理強いするようなこと、そういうことによって、本人たちの意思に反して集められた事例が、数多くあり、えー、さらに、官憲などが、官憲、これ字、読めます? えー、官僚の官に憲法の憲ですね、官憲などが直接これに加担したこともあったと、あったことが明らかになったと書いてある。皆さん、これぜひ、辞典で見て下さい。官憲というのを引いて下さいね。ネットで、大きな辞典も引けますね、ネットでも。官憲というのは基本的に、警察官のことなんです」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「そして日韓併合時代における朝鮮半島の警察官は、ほとんど、朝鮮民族です。ね。つまりこれは、朝鮮人の警察官の人たちが、民間業者のそういう汚いやり方に、加担した例もあったと書かれていて、日本軍の兵士が、それをやったってのは、一切書かれてないんですよ。実は河野談話そのものに、こういうことが含まれていること自体、実はこの検証がなかったら、おそらく、なかなかみんなに分からなかったんじゃないかと思うんですね。で、報告書によればですよ、あくまでこの報告書によれば、日韓はそれで妥協が成立した。妥協が成立したので作られたのが、さっきタイトルで見ていただいた基金ってやつですね(一同同意)。つまり日本兵が、無理に連れて行ったことがないので、日本国民の政府のお金、税金を使うことできないから日本の民間から基金を募集して、それを元慰安婦の方に、お贈りすると。1人頭500万円ってのをお贈りする事業が、韓国も同意して始まったと。ところが実際に始まったら何が起きたかっていうのを、報告書の後半に、はっきり書いてありまして、それはこうです」
村西利恵
「『そのお金を受け取ろうとした元慰安婦7名や、新たに「基金」事業に申請しようとする元慰安婦に対する、ハラスメントが始まった』」
青山繁晴
「はい。これ、ハラスメントっていうのも、僕らが適当にまとめて言ってるんじゃなくて、この報告書の中に実際に書いてあります。ね。あとで確認して下さいね。えー、つまり、この7人の方は500万円を受け取った方々。で、さらに、じゃあその、私たちも申請しようかと、お金を受け取れるように申請しようかとしたら、ハラスメントがあったと。で、さらに、もっと激しいことが書いてあります。はい、出して下さい」
村西利恵
「韓国国内では『カネを受け取ることは自ら「慰安婦」であったことを認める行為であるとして、非難』された。『関係者が家にまで来て、「日本の汚いカネ」を受け取らないよう迫った』」
青山繁晴
「はい。これ関係者っていうのはさすがに韓国政府の人ではなくて、その団体(註:韓国挺身隊問題対策協議会(挺隊協))ですね。ま、韓国政府の関与はあるかもしれませんが、その団体の人がこうやって来たと。要するにこういうハラスメントが徹底的に行われたと。で、そういう事実を、この報告書で明らかにした上でですね、最後にどういうふうに書いてあるかというと、こうです」
村西利恵
「一方の日本側は、『これら1人あたり500万円を受け取ったすべての元慰安婦に対し、当時の総理の署名入りの「お詫びの手紙」をお渡しした』。元慰安婦たちは声をあげて泣き、韓国国内の状況とは裏腹に、評価を得た」
青山繁晴
「はい。これはお金に合わせて、橋本龍太郎総理であったり、小渕さんであったり、小泉さんであったり、そういう総理の署名が入ったお詫びの手紙を、お金と一緒にお渡ししたところ、この元慰安婦の方々、受け取った方々は、声をあげて泣きながら感謝され、日本国民への敬意も語られ、そして、こう書いてあります。韓国国内の状況とは裏腹に、評価を得た、マル。そして報告書は、『以上』、と締めくくってあるわけです。ね。これがいわば、強烈な、これ締めくくりになってるわけです。これ見て下さいね(文書の最後のページ見せる)」
岡安譲
「締めくくりですね、これね」
青山繁晴
「評価を得た、『以上』、と。ちょっと、はい、こうなってます、『以上』、ここで終わりです。ね。で、ということはですね、この報告書は、実は河野談話、見直さないけど検証するっていう奇妙なことを行ったっていうのは、実は意図があるわけですね。えー、その意図は何かというと、はい、出して下さい」
村西利恵
「この検証報告書は朴政権の封じ込めにつながる。その理由、1つ目は、盧泰愚大統領や金泳三大統領、いずれも、日韓のやりとりを了解し、評価したことが分かる」
青山繁晴
「はい。つまり、ひとつは、朴槿恵大統領は、なぜ蒸し返すようにするのかということを言ってるわけですね(一同同意)。で、しかも本当はこの前段があってですね、これは報告書には、明記されてませんが、ほんとは1965年、昭和40年の時に日韓基本条約ってのが結ばれてて、その時に、日韓の間で、請求権に関する協定、も結ばれていてですね。その、韓国と日本は戦争したこと実はありませんから、普通の賠償ではなくてこういうふうに補償をして、それでおしまいにします、あとはありませんってことがいったん決まってるのに、1991年になってから、元慰安婦の方が裁判を起こしたりしたので、また揉め事になりました。その、2回目の揉め事を、こう書いてあるわけです。2回目もこれでもう決着してるのに、なぜ、何の根拠で、蒸し返すんですかと、いうこと、を、強調するから、こうですね」
村西利恵
「はい、開けておきましょう。つまり、これは決着済みであると、いうことですね」
青山繁晴
「決着済みであると。それから、もうひとつ。はい、出して下さい」
村西利恵
「さらに、金泳三大統領は、『補償金はいらない』と明言している」
青山繁晴
「はい。えー、これは、韓国からしたら、この2代の大統領の時にさっきの日韓のやりとりが行われたんですけど、そのあとの金泳三大統領におかれては、日本政府からの補償金はいらないと、明言されたっていうのが、実はこの報告書に明記されてて、そして韓国は激怒してるわりに、韓国側の記録は公表しないと言ってますね。外交交渉は公開しないからと言ってますが、いや、そうではなくてたとえば金泳三大統領が実際にこれ言ったっていうのは、実は韓国側の記録にもあるからだと、推察されますね。つまり、今、朴槿恵大統領は、補償金を出せと、おっしゃってるんですね。ヨーロッパでも、補償金出さないからけしからん、日本は酷い奴だと、セックススレイブ、性奴隷、これ実は全くの嘘ですけども、それなのに、性奴隷を作ったのにカネを出さないってことをおっしゃってますが、全部、性奴隷じゃないってことも決着済み、補償金は日本に求めない、だから基金を作ったってことも、実は決着済み。ね。これを、何でやるのかっていうことで、最初のキーワード、思い出していただくと(最初のキーワードを再度出す)」
青山繁晴
「朴槿恵さんの政権を、この問題について、これ以上、の動きがないように、封じ込めるって意図があるから、今の韓国の政府側は、手足縛られるのは大変だから、ものすごく激怒して、ま、エキサイトもしてて、しかも、実はこれは、日本の考えだけじゃなくて、アメリカ合作ですね。日米による封じ込め。はい」
村西利恵
「後半は、その、さらに朴政権の動きを封じるために、日本は何をするべきなのか、詳しく話していただきます」
青山繁晴
「封じ込める、じゃなくて、これで日韓が正常化するのかっていうことを、後半考えたいと思います」
村西利恵
「はい」
(いったんCM)
岡安譲
「河野談話の検証報告書は朴政権への牽制になっていると、いうことがよく分かりました。では今後、安倍政権はどうするべきなのか。青山さん、よろしくお願いします」
青山繁晴
「今、安倍さんと朴さんのお顔がこうやって出てるんですが、今年3月を思い出して下さい。3月、ここにもう1個お顔ありましたよね。はい、そのことに関連して、はい、出して下さい」
青山繁晴
「はい。これ、いいですか? あの、僕から申しますが、これ、河野談話を、検証はするけど見直さないっていうのは一体誰の意向なのか、安倍さんの意向なんですか、もともと。違いますね? 2012年9月の自民党総裁選で、安倍さんは、はっきり、河野談話の代わりに新しい談話を出すってことを公約なさいましたよ(一同同意)。つまり見直しするってことを、公約したのに、今回検証したけど見直さないって話が変わったのは、この人の、言うことを、実は組み入れてるからですね。はい、顔出して下さい」
青山繁晴
「はい。オバマ大統領が、ごめんなさいね(一人で進めたことを村西さんに謝罪)、今年3月に、無理にでも、日米韓の、3首脳会談ってのを3月にやりましたよね(一同同意)。で、それで思い出していただきたいのは、これそもそも安倍外交のやり方か。あるいは、したたかな菅官房長官のやり方か。けっこうしたたかであるでしょ。つまりこの報告書って、見直さないと言いながら、ね、検証したけど見直さないって言いながら、朴槿恵政権の今後の動きを封じる、ものがちゃんと含まれてるから、けっこうしたたかとも言えるけれども、基本的にはオバマ外交の考え方が刷り込まれてるんですよ。オバマさんは、かつて、えー、CHANGEと、いう言葉、ね、言いましたよね。そのCHANGEじゃなくて、CHANGEは、医療制度改革とか国内のことではちょこっとあったけれども、外交で言うと全部、現状維持なんですよ。オバマ外交の正体っていうのは」
岡安譲
「いやー、ほんとそうですね」
青山繁晴
「シリア、今のイラク、現状維持さえやってれば何となく少し良くなるんじゃないかと。ね。Yes, We Can. じゃなくて、ね、Yes, We Can 現状維持というね(一同笑&ざわ)。それは世界を困らせてるんですが、これ(河野談話)、このまんまでしょう?」
村西利恵
「そうですね、うん」
青山繁晴
「検証するけど現状維持だよ、そしたら、まあ韓国も何となくアメリカの言うこと聞かなきゃいけないから、思い直してくれるんじゃないかって話であって、こんなオバマ外交に依存して、私たち日本や韓国を含めたアジアの運命を決めるわけには、いきません。その上でですね、この第2次安倍政権で、は、ひょっとしたら無理かもしれないけど、私たち共通の、韓国の国民も含めた共通の課題として、実はさっきの日韓のやりとりで、すっぽり抜けてるものがありますね。抜けてるものが何かと言うと、たとえば具体的な例で言うと、これです」
村西利恵
「今回の検証で抜け落ちていることは、聞き取り調査を行った元慰安婦の韓国人16人のうちの1人が、東京地裁への訴状で、『14歳で親に売られ、17歳で再び親に売られた』としていること」(この元慰安婦は金学順氏)
青山繁晴
「はい。えー、河野談話作るために、元慰安婦の韓国女性16人から聞き取り調査をしました。そのうちの、最も有名なお一人、この方は残念ながらもう、亡くなってしまいましたけれど、この方が日本の東京地裁に裁判を起こした時に、自ら、作られた訴状の中に、日本軍に連れて行かれたとは書いてなくて、14歳で私は親に売られて、それで、慰安婦に、そして、17歳で再び親に売られた。これ記者会見では、この時(14歳)の親は、実の母親、この時(17歳)の親は、母親が再婚した、お父さん。ね。いわば…」
村西利恵
「養父、ですね」
青山繁晴
「継父って言いますか、養父って言いますか、親だったということを、おっしゃってるわけですよ。これがすっぽり抜けてますね。これがすっぽり抜けてると、何が分からないかというと、これ実は日本でもあったことですよ。つまり、日本の併合が原因じゃなくて、貧困が原因なんです、当時の。日本でも、これはかつて身売りと呼ばれた言葉で、現在の言葉に置き換えると、人身売買です。その、親にもいろんな方いらっしゃったと思いますが、実際は親が子を、少女を、慰安婦にするということが行われた。ね。10代や20代前半の若い女性が自分で慰安婦のところにどんどん走って行きますか? ね。全部が、あの、どうだとは言えないけれども、多くが、親が関与してると、ね、いうこと、親の言うことだから子供聞かなきゃいけなかった。こういう事実に踏み込まないと、結局本当のことは誰にも分からなくなってしまうんですよ。自ら訴状でおっしゃったようなことをなぜ、日本・韓国両政府は、逃げるんですか。そしてさらに、最後、異例ですが、これを最後に見て下さい。もう時間ないですが、はい」
村西利恵
「青山さんのブログへの書き込みです。『私は青山さんが大好きです。水曜アンカーも毎回見ています。(中略)でも、やはりおかしいと思うことが1つあります。日本は戦時中、本当にアジア各国に対し、酷いことをしてきました。青山さんは、そのことを分かっていません。中韓が日本に色々言ってきますが、これは仕方ないことだと思います。青山さん、欧米にばかり行かないで、韓国に行き、独立記念館という所に行ってみて下さい。そしたら、戦時中の日本の罪を分かるでしょう(後略)』と」
青山繁晴
「はい、これ非常に長い書き込みで、申し訳ないけど、この方には申し訳ないけどもちょっと省略しました。この中略のところは、まあ『アンカー』面白い、『アンカー』に対する評価とか、その、僕に対する評価って、あの、すごく書いていただいてます。で、それはもう、この(最初の)1行で分かると思いましたから、カットしました。で、後半は、こう、後半もいろいろ書いてあるんですけど、残念ながらカットしました。ね。しかし問題はですね、まず、申し訳ないですが、僕は欧米ばかりに行かないで、韓国に行けって書いてあるんですが、私、韓国に行ってないと思いますか? そして『アンカー』で僕の海外出張を全部ご報告する必要がありますか? 水曜日に休んだ時に限っては、どこに行ってたかってことをなるべく、相手先が認めれば、ここでお話ししてますけれど、中国・韓国、数え切れないぐらい行ってます」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「たとえば韓国のキム・テヨンっていう国防大臣なさった陸軍の将軍は、僕の長年の、20年以上、何度も何度も繰り返し議論してきた、実は、議論相手であり、友だちです。そのキム・テヨン将軍と一緒とは言いませんが、たとえば軍人と、韓国の軍人と一緒に行った場所が独立記念館であり、ここに何度も行ってます。この独立記念館は、実は諸悪の根源のひとつです。はい、出して下さい」
青山繁晴
「これ、建物の絵しか、今、出してませんが、実はこの中に、これ実はですね、えー、東京ドーム300個分だったかな、ものすごい敷地に、7つのでっかい建物が建ってて、そのうちの1つは、日本兵がやった、蛮行ってものを全部、えー、蛮行って野蛮な行いってのを集めた、ことになってるんですが、蝋人形で、このテレビでは絶対言えない、性的なことを含めた、酷い拷問の、シーンが、日本兵がやったとして蝋人形で再現されてるんですよ。一番最初に行った時は、僕も、もうショックで、吐き気どころじゃなかったですよ。しかし、これ丁寧に調べますと、全部、ほとんど全部捏造なんです。そして何と、その拷問の中身というのは、日本と併合する前の、李氏朝鮮の時代に、朝鮮半島で行われていたものです。その記録がちゃんとあります。それがまるで、日本兵がやったかのように再現されてて、そこに韓国の、小中生がほとんど全部来なきゃいけないんです。学校の先生に連れられて。そういう人たちが、刷り込まれて日本をどう見ますか。それだけじゃなくて、先ほどの書き込みが、日本の方なのか、在日の方なのか僕には分かりません。それは調べてない、今後も調べませんから分かりませんが、はっきりしてるのは、僕が行った時にも、その、地元韓国の小中学生の間に、僕がいただけじゃなくて、日本の女子高生もたくさんいましたよ。日本の先生に連れられて、ここに行ってそれを見せられたら、先ほどの書き込みのようになりますよ。まるでそれが事実かのように思ってしまう。これは韓国政府にも、ほんとにお願いしたいんですが、ここができて30年以上経ちます。朴槿恵大統領もおそらく行ったことがあるから、あれを見て、あれが本当だと思えば、日本人を世の中から抹殺したくなりますよ。それが、ほとんど全部、実は李氏朝鮮で行われてたことで、日韓併合の時に日本はそれを見てびっくりして、拷問禁止令を出して、拷問をした警察官は、懲役3年、に処すこともあるということをやったんですよ。その事実を踏まえて、もう一度独立記念館を、日本と韓国とできれば、一緒に考え直しませんか。そういうこと、事実に踏み込んでいかないと、本当の和解は僕はないと思います。はい。それを問題提起として聞いていただきました」
岡安譲
「はい。えー、以上青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
(番組終了直前に)
岡安譲
「青山さんからコーナーの補足をひとつ」
青山繁晴
「さっきの独立記念館に関連して有名な話があってですね。もしもその拷問ってやつが日本がやったなら、日本が撤退したあと北朝鮮、今、拷問やってるわけはない。それどんどんやってるんですから、本当は、文化が違うっていうことなんですよね。はい」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんGJ!
限られた時間の中で、よくぞここまで言ってくださいました。
関西テレビも天晴れ!
(吉田清治の捏造本、朝日新聞の捏造報道、高木健一や福島瑞穂など人権弁護士の被害者“発掘”、そこまで言ってくれればもっと良かったけど、さすがに欲張りすぎですね(^_^;)
青山さんは慰安婦問題も以前から取り組まれています。
あまり知られていないか、あるいはお忘れの方も多いかもしれませんが、2007年にワシントンポストに掲載された「THE FACTS」という意見広告にも、賛同人として名前を連ねておられます。
(画像クリックで拡大。赤い矢印の箇所)
ただ、青山さんが言われたような、日韓関係が「感情的でなくて、正常にお互い話し合えるような環境」になる時が来るかどうか、私は非常に懐疑的です。何せ相手は、理屈の通らない『反日教』の国ですから。
同様に、「事実に踏み込んでいかないと、本当の和解はない」というのも難しいと思っています。
韓国にとって事実を認めるということは、今までさんざん悪く言ってきた日本統治時代を評価しなければならなくなることと同義だからです。
(青山さんもそれは十分ご承知の上で、でも「希望」の話もしなければいけないと思って、言われたのかなという気もしますが)
河野談話の見直し(あるいは新しい談話で上書き)については、私は、長期戦で戦略的に取り組まなければいけないと思っています。
慰安婦問題に対する現在の国際社会のスタンスを見た時、戦略を誤ってしまったら、逆にヤブヘビになる可能性があります。
このことは2つ前のエントリーで詳述しました。
もはやこの問題は、残念ながら「正しいか正しくないか」の領域を超えてしまっているのです。
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
●サッカーW杯 日本、コロンビアに大敗 グループステージ敗退
●中国政府、各地の「テロ事件」とされる映像を異例の公開
●日朝局長級協議、7月1日と2日に北京で行われる方向で最終調整
拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
【今週も告知】
青山さんの引き続きの番組ご出演を願う皆様、時々でけっこうですので、関西テレビにご意見をお寄せ下さい。
http://www.ktv.jp/goiken/
関テレ側にご意見するのとは別に、ギモズバ!用のメールアドレスに、ニュースの疑問(青山さんにコーナーで解説してほしいニュースなど)を送ることも、大きな力になると思います。
zubari@ktv.jp
※「ぼやきくっくり」「お気楽くっくり」はAmazonアソシエイト(アフィリエイト)に参加しています。拙ブログで実際に紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になる仕組みだそうです。「寄付」的にご協力いただければ幸いです<(_ _)>
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
ツイート
@boyakuriさんをフォロー
★人気blogRanking、クリックお願いします→
★ご面倒でなければにほんブログ村もお願いします→
★ご面倒でなければFC BlogRankingもお願いします→
★拙ブログのミラー(FC2)にfacebookのボタンがあります。
※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
http://ameblo.jp/hosyuyamato/
竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
★この記事へのコメントは現在受け付けておりません。読者様向け掲示板にて宜しくお願い致します。
「さて、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。青山さん、今日はどういうお話でしょうか」
青山繁晴
「はい。あの、このコーナーではギモズバって言いましてですね、疑問にズバリ答えるってことも時々やってるんですが、今日はそのギモズバと、その、今起きたばっかりのニュースを、こうドッキングさせる形でやりたいんです。というのは、一番多く今、いただいてるご質問、この番組に対しても、それから僕個人に対しても、独立総合研究所に対しても、一番多くいただいてる質問っていうのは、実は、先週の金曜日のことなんですね。金曜日、えー、6月20日に、いわゆる河野談話、に対する検証ってのを第2次安倍政権やってましたけれども、その報告書が、正式に発表されました。僕はその時、日本海に面した、米子にいたんですけども、あの日、韓国がそれに対する嫌がらせをやるように」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「射撃訓練っていうのをやって、まあそれは、米子に、米子で教育者の集まりで僕お話ししてたんですが、教育者が、その今、日本海でそういうことが起きてるってこと、ピンと来なかったっていうね」
岡安譲
「はあ…そうですか」
青山繁晴
「まあショッキングな事実もあって、でも、それといわば裏腹に、その、いただくメールは、この河野談話の検証っていうのは、一体何だったのかと、いうことが一番多く寄せられてるんで、今日は、そのご質問にお答えする形で、最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」
岡安譲
「『朴政権を封じ込め』」
青山繁晴
「はい。あの、河野談話を検証しながら、見直しはしないと」
岡安譲
「そうなんですよ、そう言ってました」
青山繁晴
「安倍総理自らもおっしゃってて。じゃあ何のためにってみんな思うのに、韓国はなぜかすごく怒ってると。一体何がどうなってるのか。実は日本と、それからアメリカが、この検証作業を通じて、本当にやろうとしてる、あるいは、試みてることは、朴槿恵さんのこれ以上の動きを封じ込めるってことなんですね。だから韓国は、まあ、大変激怒もしてると、いうことがあります。で、これをですね、今日は、いつものたとえば、インテリジェンスに基づくだけではなくて、誰でも読める生の資料、皆さんがこの番組終わったら直ちに見ることのできる資料に基づいて、お話を、具体的に、いたしたいと思います」
岡安譲
「はい。えー、コマーシャルのあと、青山さんにたっぷりと解説していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「ま、先週の金曜日に、いわゆる河野談話の検証、えー、報告書というのが出まして、それを見直さないということを政府が発表したんですね、河野談話を。えー、その報告書も含めて、青山さんに今日は解説していただこうと思います。では、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。今日はいつもにも増して、時間がはたして足りるのかっていう心配があるので、もうどんどん行きたいんですけれども。今、岡安キャスターがおっしゃったように、これ報告書が発表されたのはもう金曜日のことですね。えー、だからこの数日間の間、ずいぶん、こう報道がありましたね。韓国でも日本でももちろんありました。ところが、いくら報道されても解けない、国民の素朴な疑問っていうか、むしろ、根本的な疑問、があると思います。はい、それ整理してみますとこうですね」
村西利恵
「メディア報道では解けない国民の疑問。河野談話を見直さないのに、じゃあなぜ、検証したんでしょうか」
青山繁晴
「はい。これあの、普通の国民・庶民の常識ですとね、僕も含めて、見直すっていうことは、あ、ごめんなさい、逆ですね、検証するってことは、検証して何かおかしな点や間違いがあったら、そのもとの、河野談話ってやつも、見直すのが当たり前で(一同同意)」
村西利恵
「当然そう思いますよね」
青山繁晴
「検証する前から見直さないって言ってるんだったら、検証する意味ないじゃんと思うわけですよね。で、なおかつ、その、韓国の立場からしたら、検証するとは言ってるけれども、その前に、検証結果が出る前に、河野談話は見直さないって言ってて、韓国は今までずっと河野談話、大事だと。っていうか、その、そうやって言うから、実は河野談話は日本の考えよりも韓国の考えに沿ってるんだなってことが、ばれちゃうような話ですが、いずれにしても韓国側は、河野談話に基づいて今後も日本批判をやりたいと、あるいは日本と交渉したいってことですから、見直さないと言ってる、ならばいいじゃないかと思うんですけど、現実、報告書が、金曜日に発表されたらこうなりました」
村西利恵
「なぜか、韓国の政府とメディアは激怒している。なぜなんでしょう」
青山繁晴
「はい。で、この2つの疑問が解けないと、これは一体、何が行われたかっていうのが、公平に分からないので、今日はそれを考えたいんですけども、さっき言いましたとおりですね、いつものようにこのへん(プロジェクター画像の左下あたりに)にインテリジェンスの、こうシルエットが出て、そのインテリジェンスの人も、この『アンカー』を実はリアルタイムで、皆さん見てるんで、間違いがあればすぐに苦情が来るはずです。苦情は来てませんが。そのいつものそういうのと違ってですね、皆さん、と今日一緒に考えたいのは、実はこれは実物なんですよ。これ、日本の総理官邸の、ホームページに、アップされてる、その河野談話の検証結果の報告書、そのものです」
青山繁晴
「で、これ全部で21ページあるんですけどね。21ページあるからたくさんのように見えるけれども、新聞で言うとですね、ちょうど2ページ分です。ま、広告は入れないとして。新聞2ページっていうのは、ま、1日ではちょっとしんどいかもしれないけど、少なくとも1週間あったら、新聞2ページっていうのは、誰でも読めますよね(一同同意)。で、これ思うんですが、これ読みますとね、これ明らかに、その普通の国民に読んでもらおうと思って、まあお役人、お役人が結局とりまとめてるけども、普段のやつよりずっと、マシな日本語…」
村西利恵
「分かりやすかったですよね」
青山繁晴
「…になってますから」
岡安譲
「私も拝見しましたが、すごく分かりやすく書かれてました」
青山繁晴
「はい。だからぜひ全文読んでほしいんですね。で、僕の今日の話は、いつもも実は結論を皆様に押し付けるんじゃなくて、僕からの問題提起に過ぎません。私の話を信じて下さいって言うんじゃなくて、僕の話、意見の違う人であればあるほど、僕の話をきっかけに自らの頭で考えていただきたいんですが、今日はさらに、この(河野談話検証報告書)全文を読んでいただくための、いわばガイドラインだと、思っていただきたいんですね」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「じゃあこれを皆さんと今、時間はなくても一緒に読んでいくんですが、まずこれ出して下さい」
村西利恵
「この検証報告書、タイトルは、『慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯 〜河野談話作成からアジア女性基金まで〜』というものです」
青山繁晴
「これタイトルなんです。えー、ここ(先ほどの手持ちの文書示して)にもありますし、ここにもありますけど、これタイトルなんですが、この報告書のタイトルをまともに読むと、そこであれっと思いません? つまり、普通、河野談話の検証っていうことは、慰安婦の関しての、当時の河野官房長官の談話、で、それが20年ずっと、日本も韓国も縛ってきたわけですからね。書いてあることが本当なのかどうかを検証すると思うじゃないですか、誰でも。でも、タイトル見ると、慰安婦問題、には違いないんだけど、それを巡る、日韓の間の、やりとりの、いきさつを検証すると。始まりは、河野談話がなぜ作られたか。そしてその結果、日韓が合意して、基金を作って、元慰安婦の方に、補償しましょうってことになりましたね、実質的な補償を。その、経緯を検証してると、いうタイトルになってるわけですよ。で、本当は注意深く見ると、このタイトルでだからのけぞるわけですが、これ表紙めくっていただきますとね、これ本文に入る前のいわば、あの、『はじめに』みたいなとこなんですが、そこに、ここに何が書いてあるかというと、はい、大きくして出して下さい」
村西利恵
「『検討チームにおいては、慰安婦問題の歴史的事実そのものを把握するための調査・検討は行っていない』と」
一同
「ん?」
青山繁晴
「あれっ?(つんのめる所作)という、ふうにですね、あの、いちおう僕は専門家の、こういうことの専門家のはしくれですけど、専門家でもやっぱりね、ここまではっきり言われると、一瞬あれっ?と思うわけですよ(一同同意)。でも実はこれが、この、検証、報告書というよりは、検証そのものの、根っこなんですよ。事実関係じゃなくて、日本と韓国が本当は今まで表に出てなかったけれども、韓国が何を要望し、日本がそれに対しどう妥協して、河野談話になり、基金になったかっていういきさつだけを、解明しようとしててですね。慰安婦っていわれる問題の本当の客観的な事実、日本にも偏ってないし、韓国にも偏ってない本当の事実は何なのかってことはやらないと言ってるんで、本当は、別な側面で言うと、何を言ってるかというと、これです」
村西利恵
「つまり今回の検証では、慰安婦問題の事実そのものの調査については、可能性を残したということになる」
青山繁晴
「はい。これは、第2次安倍政権かどうかは別にして、場合によっては次の内閣、あるいは次の次の内閣、あるいは将来の内閣では、つまり日韓関係をもっと、感情的でなくて、正常にお互い話し合えるような環境になって、お互いに資料付き合わせたりできるようになったら、事実はどうなってるかっていう調査は、実は可能性、あるいは含みは、残してるわけですね。したがって僕にいただいた多くのメールの中で、この検証で、むしろ河野談話を、確定してしまったんじゃないか、その証拠に、河野洋平元官房長官は、講演で満足げに、どこも付け加えることないし、削るところもない、正しいんだと。ね。そうやって確定しちゃうじゃないかと、いう質問もいただきましたが、普通に考えればそう見えますけど本当は、事実関係の解明は、別なことだと、書いてあるわけですね」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「(文書をめくって)そして、ここから実際のその検討が始まってるんですが、えー、もちろん時間の関係上、ごく一部しか紹介できませんが、ポイントはですね、ずっと日韓が激しくやりとりしてるのは、一番はここです。はい、出して下さい」
村西利恵
「いわゆる旧日本軍が無理やり、慰安所へ連れて行ったのかどうか、強制性の有無の部分で、報告書には、日韓双方の主張がこのように書かれています。『韓国側は、仮に日本側発表の中で、「一部に強制性があった」というような限定的表現が使われれば、大騒ぎとなるであろうと述べた』と。しかし『日本側は「強制性」に関し、これまでの国内における調査結果もあり、歴史的事実を曲げた結論を出すことはできないと応答した』と」
青山繁晴
「はい。これあの、まずね、さっき、マシな日本語で書いてあるとは言いましたが、やっぱりもうちょっとちゃんと、具体的に書いてほしいんですが、強制性っていうのは何を言ってるかというと、日本軍の兵隊、えー、兵士や士官が、その、韓国・朝鮮の女性を、暴力で屈服させたり、直接脅したりして無理に連れて行ったと、いう事実があったかどうか。日本側は、それはなかったと。そうじゃなくて、あくまで民間の業者が、それは民間の業者が連れてく時にだましたり、それから半ば脅したりすることは、あった恐れはあるけれども、日本軍の兵士が、朝鮮の女性を、朝鮮・韓国の女性を、直接暴行などで連れて行ったことはありませんと、何度も言ってるんですがそれは韓国は、どういうことかというと、もし日本が、やがて、その、発表する時に、一部にだけ強制性があったといっただけ、つまりごく一部の女性、一部の女性が、そうやって日本兵に連れて行かれたとしただけで、大騒ぎになってしまう。そうじゃなくて全部が、その日本軍に無理に連れて行かれたと、いうことにしてくれってことを、何度も何度もこれ、読んで下さいね、僕のガイドラインが正しいかどうか、僕が公平に言ってるかどうか、それこそ検証して下さい。で、ここに、もう何度も何度もそのやりとりが繰り返されて、韓国側の事実認識じゃなくて、韓国(政府)も、強硬な、団体などの意見に困っているので、世論を恐れて、こういうふうにして下さいって頼んだってことが書いてあるわけです。で、その結果、最終的にどうなったかというと、えー、この人の言葉が紹介、そのまま生で紹介されてるんです。この人っていうのは、一緒に出して下さい」
村西利恵
「当時の石原官房副長官は、『慰安婦全体について「強制性」があったとは、絶対に言えない』と述べたと、書かれています」
青山繁晴
「はい。この、石原信雄さんっていうのは官房副長官っていうのは、官房長官の下に副長官がいらっしゃるんですが、政治家の場合と、官僚の場合があって、その官僚の方のトップですね。だからいわば地味な存在です。普段ならなかなか知名度ありませんが、この人が今年2月に、国会に出てこられて、水面下で韓国にいろいろ言われて談話作ったと、いうことなどを初めて暴露したので、今、有名ですね(一同同意)。で、この報告書の中にもこの石原さんが実名で出てきて、現職の時に、慰安婦全部を、日本兵が連れて行ったなんてことは絶対に言えないと。絶対にという、言葉まで、そのままここに明記されてるわけです」
岡安譲
「(手元の文書見ながら)6ページ目に明記されてますね」
青山繁晴
「全部カギ括弧ですね。これ全部、僕たちが適当に書いたんじゃなくて、引用なんですよ。この報告書のですね」
村西利恵
「はい、ご覧いただけます…」
青山繁晴
「では、そうやってぶつかり合った韓国との間で、日本が妥協していって、どういう言葉になったかというと、これは皆さん、ご存知の方多いと思います、この番組見てらっしゃる方は。軍の、関与、関与、関わりましたと、軍が関わりましたという言葉で、結局決着してるんですね。ところがその軍の関与という中身は、具体的にどうだったかが、この報告書できっちり書かれていて、はい、出して下さい」
村西利恵
「但し軍の関与というのは、『慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の衛生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等』に、軍の関与があったと」
青山繁晴
「はい。これあの、やたら漢字が多くて、今、僕はもうちょっと噛み砕きますが、一言で言うと、軍が関わったと言いながら、軍人が、日本軍の軍人が、朝鮮・韓国の女性を、無理に連れて行ったってのは一切書いてないんですよ(一同同意)。そうじゃなくて、どちらかと言うと話は逆で、これ当たる者っていうのは民間業者って意味ですね、民間業者が、慰安所を設置したり、あるいは慰安婦の方々を募集する時に、取り締まる、つまり、軍が、強制的に連れて行ったんじゃなくて、民間の業者が無茶しないように、むしろ取り締まったと書いてあって、それからその民間業者が、慰安所を作ったり、建て増ししたりする時に、それがちゃんとまともな建築なのかということ、ね、で、無理のない、たとえば給与も払ってるかってことを監督したと書いてあって、さらには、慰安婦の方々の衛生管理は直接軍が関わって、健康であるようにしたと、書いてあるわけですよね。えー、これは、つまり何を言ってるかというと、もう一度言いますと、はい、出して下さい」
村西利恵
「旧日本軍による強制連行は認めていないということです」
青山繁晴
「はい。で、皆さんこれは、意外かもしれませんが、こういうことで日韓が、妥協が成立してます。えー、これはこの報告書にきちんと書かれています。あとで見て下さいね。妥協が成立したので、その水面下の妥協を踏まえて、河野談話が作られたんです。あれ?それだったら、今、韓国政府は、朴槿恵政権は、日本兵が無理に連れて行ったんだと、いうことをずっと朴槿恵大統領がヨーロッパに行ってまで話して、だからあの、実在しなかった少女の像までアメリカなどで造られてるわけですよね。すると、おかしい、食い違うじゃありませんかってことになりますよね。これを解くカギもこの報告書の中に、含まれていて、何があったかというとこうです」
村西利恵
「談話を発表した河野官房長官、当時、ですが、1993年8月4日、談話を発表した日の記者会見で、“強制連行の事実があったという認識なのか”と問われると、談話では強制連行は認めていないのに、『そういう事実があったと。結構です』と話してしまったんです」
青山繁晴
「皆さん、これ、愕然としません?」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「これ自民党内閣ですよ? 宮沢内閣。保守と言われたはずの内閣で、談話に、自分の談話にないことを、記者から、じゃあ強制連行はどうなってんだと、つっこまれたら、そういう事実があったと。ね。それで結構ですと言っちゃって、これが独り歩きしてるんですよ。で、たとえば、たとえばじゃなくてね、もう一回この、河野官房長官談話そのもの、これ原本です。えー、外務省のホームページに行けばどなたでも、こうやってプリントアウトできます、見れます。そこにどう書いてあるかというとですね、一番厳しいところでこうです」
青山繁晴
「えー、民間業者が、慰安婦の募集に当たったけれども、甘言、つまり騙すような甘い言葉、それから強圧、つまり無理強いするようなこと、そういうことによって、本人たちの意思に反して集められた事例が、数多くあり、えー、さらに、官憲などが、官憲、これ字、読めます? えー、官僚の官に憲法の憲ですね、官憲などが直接これに加担したこともあったと、あったことが明らかになったと書いてある。皆さん、これぜひ、辞典で見て下さい。官憲というのを引いて下さいね。ネットで、大きな辞典も引けますね、ネットでも。官憲というのは基本的に、警察官のことなんです」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「そして日韓併合時代における朝鮮半島の警察官は、ほとんど、朝鮮民族です。ね。つまりこれは、朝鮮人の警察官の人たちが、民間業者のそういう汚いやり方に、加担した例もあったと書かれていて、日本軍の兵士が、それをやったってのは、一切書かれてないんですよ。実は河野談話そのものに、こういうことが含まれていること自体、実はこの検証がなかったら、おそらく、なかなかみんなに分からなかったんじゃないかと思うんですね。で、報告書によればですよ、あくまでこの報告書によれば、日韓はそれで妥協が成立した。妥協が成立したので作られたのが、さっきタイトルで見ていただいた基金ってやつですね(一同同意)。つまり日本兵が、無理に連れて行ったことがないので、日本国民の政府のお金、税金を使うことできないから日本の民間から基金を募集して、それを元慰安婦の方に、お贈りすると。1人頭500万円ってのをお贈りする事業が、韓国も同意して始まったと。ところが実際に始まったら何が起きたかっていうのを、報告書の後半に、はっきり書いてありまして、それはこうです」
村西利恵
「『そのお金を受け取ろうとした元慰安婦7名や、新たに「基金」事業に申請しようとする元慰安婦に対する、ハラスメントが始まった』」
青山繁晴
「はい。これ、ハラスメントっていうのも、僕らが適当にまとめて言ってるんじゃなくて、この報告書の中に実際に書いてあります。ね。あとで確認して下さいね。えー、つまり、この7人の方は500万円を受け取った方々。で、さらに、じゃあその、私たちも申請しようかと、お金を受け取れるように申請しようかとしたら、ハラスメントがあったと。で、さらに、もっと激しいことが書いてあります。はい、出して下さい」
村西利恵
「韓国国内では『カネを受け取ることは自ら「慰安婦」であったことを認める行為であるとして、非難』された。『関係者が家にまで来て、「日本の汚いカネ」を受け取らないよう迫った』」
青山繁晴
「はい。これ関係者っていうのはさすがに韓国政府の人ではなくて、その団体(註:韓国挺身隊問題対策協議会(挺隊協))ですね。ま、韓国政府の関与はあるかもしれませんが、その団体の人がこうやって来たと。要するにこういうハラスメントが徹底的に行われたと。で、そういう事実を、この報告書で明らかにした上でですね、最後にどういうふうに書いてあるかというと、こうです」
村西利恵
「一方の日本側は、『これら1人あたり500万円を受け取ったすべての元慰安婦に対し、当時の総理の署名入りの「お詫びの手紙」をお渡しした』。元慰安婦たちは声をあげて泣き、韓国国内の状況とは裏腹に、評価を得た」
青山繁晴
「はい。これはお金に合わせて、橋本龍太郎総理であったり、小渕さんであったり、小泉さんであったり、そういう総理の署名が入ったお詫びの手紙を、お金と一緒にお渡ししたところ、この元慰安婦の方々、受け取った方々は、声をあげて泣きながら感謝され、日本国民への敬意も語られ、そして、こう書いてあります。韓国国内の状況とは裏腹に、評価を得た、マル。そして報告書は、『以上』、と締めくくってあるわけです。ね。これがいわば、強烈な、これ締めくくりになってるわけです。これ見て下さいね(文書の最後のページ見せる)」
岡安譲
「締めくくりですね、これね」
青山繁晴
「評価を得た、『以上』、と。ちょっと、はい、こうなってます、『以上』、ここで終わりです。ね。で、ということはですね、この報告書は、実は河野談話、見直さないけど検証するっていう奇妙なことを行ったっていうのは、実は意図があるわけですね。えー、その意図は何かというと、はい、出して下さい」
村西利恵
「この検証報告書は朴政権の封じ込めにつながる。その理由、1つ目は、盧泰愚大統領や金泳三大統領、いずれも、日韓のやりとりを了解し、評価したことが分かる」
青山繁晴
「はい。つまり、ひとつは、朴槿恵大統領は、なぜ蒸し返すようにするのかということを言ってるわけですね(一同同意)。で、しかも本当はこの前段があってですね、これは報告書には、明記されてませんが、ほんとは1965年、昭和40年の時に日韓基本条約ってのが結ばれてて、その時に、日韓の間で、請求権に関する協定、も結ばれていてですね。その、韓国と日本は戦争したこと実はありませんから、普通の賠償ではなくてこういうふうに補償をして、それでおしまいにします、あとはありませんってことがいったん決まってるのに、1991年になってから、元慰安婦の方が裁判を起こしたりしたので、また揉め事になりました。その、2回目の揉め事を、こう書いてあるわけです。2回目もこれでもう決着してるのに、なぜ、何の根拠で、蒸し返すんですかと、いうこと、を、強調するから、こうですね」
村西利恵
「はい、開けておきましょう。つまり、これは決着済みであると、いうことですね」
青山繁晴
「決着済みであると。それから、もうひとつ。はい、出して下さい」
村西利恵
「さらに、金泳三大統領は、『補償金はいらない』と明言している」
青山繁晴
「はい。えー、これは、韓国からしたら、この2代の大統領の時にさっきの日韓のやりとりが行われたんですけど、そのあとの金泳三大統領におかれては、日本政府からの補償金はいらないと、明言されたっていうのが、実はこの報告書に明記されてて、そして韓国は激怒してるわりに、韓国側の記録は公表しないと言ってますね。外交交渉は公開しないからと言ってますが、いや、そうではなくてたとえば金泳三大統領が実際にこれ言ったっていうのは、実は韓国側の記録にもあるからだと、推察されますね。つまり、今、朴槿恵大統領は、補償金を出せと、おっしゃってるんですね。ヨーロッパでも、補償金出さないからけしからん、日本は酷い奴だと、セックススレイブ、性奴隷、これ実は全くの嘘ですけども、それなのに、性奴隷を作ったのにカネを出さないってことをおっしゃってますが、全部、性奴隷じゃないってことも決着済み、補償金は日本に求めない、だから基金を作ったってことも、実は決着済み。ね。これを、何でやるのかっていうことで、最初のキーワード、思い出していただくと(最初のキーワードを再度出す)」
青山繁晴
「朴槿恵さんの政権を、この問題について、これ以上、の動きがないように、封じ込めるって意図があるから、今の韓国の政府側は、手足縛られるのは大変だから、ものすごく激怒して、ま、エキサイトもしてて、しかも、実はこれは、日本の考えだけじゃなくて、アメリカ合作ですね。日米による封じ込め。はい」
村西利恵
「後半は、その、さらに朴政権の動きを封じるために、日本は何をするべきなのか、詳しく話していただきます」
青山繁晴
「封じ込める、じゃなくて、これで日韓が正常化するのかっていうことを、後半考えたいと思います」
村西利恵
「はい」
(いったんCM)
岡安譲
「河野談話の検証報告書は朴政権への牽制になっていると、いうことがよく分かりました。では今後、安倍政権はどうするべきなのか。青山さん、よろしくお願いします」
青山繁晴
「今、安倍さんと朴さんのお顔がこうやって出てるんですが、今年3月を思い出して下さい。3月、ここにもう1個お顔ありましたよね。はい、そのことに関連して、はい、出して下さい」
青山繁晴
「はい。これ、いいですか? あの、僕から申しますが、これ、河野談話を、検証はするけど見直さないっていうのは一体誰の意向なのか、安倍さんの意向なんですか、もともと。違いますね? 2012年9月の自民党総裁選で、安倍さんは、はっきり、河野談話の代わりに新しい談話を出すってことを公約なさいましたよ(一同同意)。つまり見直しするってことを、公約したのに、今回検証したけど見直さないって話が変わったのは、この人の、言うことを、実は組み入れてるからですね。はい、顔出して下さい」
青山繁晴
「はい。オバマ大統領が、ごめんなさいね(一人で進めたことを村西さんに謝罪)、今年3月に、無理にでも、日米韓の、3首脳会談ってのを3月にやりましたよね(一同同意)。で、それで思い出していただきたいのは、これそもそも安倍外交のやり方か。あるいは、したたかな菅官房長官のやり方か。けっこうしたたかであるでしょ。つまりこの報告書って、見直さないと言いながら、ね、検証したけど見直さないって言いながら、朴槿恵政権の今後の動きを封じる、ものがちゃんと含まれてるから、けっこうしたたかとも言えるけれども、基本的にはオバマ外交の考え方が刷り込まれてるんですよ。オバマさんは、かつて、えー、CHANGEと、いう言葉、ね、言いましたよね。そのCHANGEじゃなくて、CHANGEは、医療制度改革とか国内のことではちょこっとあったけれども、外交で言うと全部、現状維持なんですよ。オバマ外交の正体っていうのは」
岡安譲
「いやー、ほんとそうですね」
青山繁晴
「シリア、今のイラク、現状維持さえやってれば何となく少し良くなるんじゃないかと。ね。Yes, We Can. じゃなくて、ね、Yes, We Can 現状維持というね(一同笑&ざわ)。それは世界を困らせてるんですが、これ(河野談話)、このまんまでしょう?」
村西利恵
「そうですね、うん」
青山繁晴
「検証するけど現状維持だよ、そしたら、まあ韓国も何となくアメリカの言うこと聞かなきゃいけないから、思い直してくれるんじゃないかって話であって、こんなオバマ外交に依存して、私たち日本や韓国を含めたアジアの運命を決めるわけには、いきません。その上でですね、この第2次安倍政権で、は、ひょっとしたら無理かもしれないけど、私たち共通の、韓国の国民も含めた共通の課題として、実はさっきの日韓のやりとりで、すっぽり抜けてるものがありますね。抜けてるものが何かと言うと、たとえば具体的な例で言うと、これです」
村西利恵
「今回の検証で抜け落ちていることは、聞き取り調査を行った元慰安婦の韓国人16人のうちの1人が、東京地裁への訴状で、『14歳で親に売られ、17歳で再び親に売られた』としていること」(この元慰安婦は金学順氏)
青山繁晴
「はい。えー、河野談話作るために、元慰安婦の韓国女性16人から聞き取り調査をしました。そのうちの、最も有名なお一人、この方は残念ながらもう、亡くなってしまいましたけれど、この方が日本の東京地裁に裁判を起こした時に、自ら、作られた訴状の中に、日本軍に連れて行かれたとは書いてなくて、14歳で私は親に売られて、それで、慰安婦に、そして、17歳で再び親に売られた。これ記者会見では、この時(14歳)の親は、実の母親、この時(17歳)の親は、母親が再婚した、お父さん。ね。いわば…」
村西利恵
「養父、ですね」
青山繁晴
「継父って言いますか、養父って言いますか、親だったということを、おっしゃってるわけですよ。これがすっぽり抜けてますね。これがすっぽり抜けてると、何が分からないかというと、これ実は日本でもあったことですよ。つまり、日本の併合が原因じゃなくて、貧困が原因なんです、当時の。日本でも、これはかつて身売りと呼ばれた言葉で、現在の言葉に置き換えると、人身売買です。その、親にもいろんな方いらっしゃったと思いますが、実際は親が子を、少女を、慰安婦にするということが行われた。ね。10代や20代前半の若い女性が自分で慰安婦のところにどんどん走って行きますか? ね。全部が、あの、どうだとは言えないけれども、多くが、親が関与してると、ね、いうこと、親の言うことだから子供聞かなきゃいけなかった。こういう事実に踏み込まないと、結局本当のことは誰にも分からなくなってしまうんですよ。自ら訴状でおっしゃったようなことをなぜ、日本・韓国両政府は、逃げるんですか。そしてさらに、最後、異例ですが、これを最後に見て下さい。もう時間ないですが、はい」
村西利恵
「青山さんのブログへの書き込みです。『私は青山さんが大好きです。水曜アンカーも毎回見ています。(中略)でも、やはりおかしいと思うことが1つあります。日本は戦時中、本当にアジア各国に対し、酷いことをしてきました。青山さんは、そのことを分かっていません。中韓が日本に色々言ってきますが、これは仕方ないことだと思います。青山さん、欧米にばかり行かないで、韓国に行き、独立記念館という所に行ってみて下さい。そしたら、戦時中の日本の罪を分かるでしょう(後略)』と」
青山繁晴
「はい、これ非常に長い書き込みで、申し訳ないけど、この方には申し訳ないけどもちょっと省略しました。この中略のところは、まあ『アンカー』面白い、『アンカー』に対する評価とか、その、僕に対する評価って、あの、すごく書いていただいてます。で、それはもう、この(最初の)1行で分かると思いましたから、カットしました。で、後半は、こう、後半もいろいろ書いてあるんですけど、残念ながらカットしました。ね。しかし問題はですね、まず、申し訳ないですが、僕は欧米ばかりに行かないで、韓国に行けって書いてあるんですが、私、韓国に行ってないと思いますか? そして『アンカー』で僕の海外出張を全部ご報告する必要がありますか? 水曜日に休んだ時に限っては、どこに行ってたかってことをなるべく、相手先が認めれば、ここでお話ししてますけれど、中国・韓国、数え切れないぐらい行ってます」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「たとえば韓国のキム・テヨンっていう国防大臣なさった陸軍の将軍は、僕の長年の、20年以上、何度も何度も繰り返し議論してきた、実は、議論相手であり、友だちです。そのキム・テヨン将軍と一緒とは言いませんが、たとえば軍人と、韓国の軍人と一緒に行った場所が独立記念館であり、ここに何度も行ってます。この独立記念館は、実は諸悪の根源のひとつです。はい、出して下さい」
青山繁晴
「これ、建物の絵しか、今、出してませんが、実はこの中に、これ実はですね、えー、東京ドーム300個分だったかな、ものすごい敷地に、7つのでっかい建物が建ってて、そのうちの1つは、日本兵がやった、蛮行ってものを全部、えー、蛮行って野蛮な行いってのを集めた、ことになってるんですが、蝋人形で、このテレビでは絶対言えない、性的なことを含めた、酷い拷問の、シーンが、日本兵がやったとして蝋人形で再現されてるんですよ。一番最初に行った時は、僕も、もうショックで、吐き気どころじゃなかったですよ。しかし、これ丁寧に調べますと、全部、ほとんど全部捏造なんです。そして何と、その拷問の中身というのは、日本と併合する前の、李氏朝鮮の時代に、朝鮮半島で行われていたものです。その記録がちゃんとあります。それがまるで、日本兵がやったかのように再現されてて、そこに韓国の、小中生がほとんど全部来なきゃいけないんです。学校の先生に連れられて。そういう人たちが、刷り込まれて日本をどう見ますか。それだけじゃなくて、先ほどの書き込みが、日本の方なのか、在日の方なのか僕には分かりません。それは調べてない、今後も調べませんから分かりませんが、はっきりしてるのは、僕が行った時にも、その、地元韓国の小中学生の間に、僕がいただけじゃなくて、日本の女子高生もたくさんいましたよ。日本の先生に連れられて、ここに行ってそれを見せられたら、先ほどの書き込みのようになりますよ。まるでそれが事実かのように思ってしまう。これは韓国政府にも、ほんとにお願いしたいんですが、ここができて30年以上経ちます。朴槿恵大統領もおそらく行ったことがあるから、あれを見て、あれが本当だと思えば、日本人を世の中から抹殺したくなりますよ。それが、ほとんど全部、実は李氏朝鮮で行われてたことで、日韓併合の時に日本はそれを見てびっくりして、拷問禁止令を出して、拷問をした警察官は、懲役3年、に処すこともあるということをやったんですよ。その事実を踏まえて、もう一度独立記念館を、日本と韓国とできれば、一緒に考え直しませんか。そういうこと、事実に踏み込んでいかないと、本当の和解は僕はないと思います。はい。それを問題提起として聞いていただきました」
岡安譲
「はい。えー、以上青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
(番組終了直前に)
岡安譲
「青山さんからコーナーの補足をひとつ」
青山繁晴
「さっきの独立記念館に関連して有名な話があってですね。もしもその拷問ってやつが日本がやったなら、日本が撤退したあと北朝鮮、今、拷問やってるわけはない。それどんどんやってるんですから、本当は、文化が違うっていうことなんですよね。はい」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんGJ!
限られた時間の中で、よくぞここまで言ってくださいました。
関西テレビも天晴れ!
(吉田清治の捏造本、朝日新聞の捏造報道、高木健一や福島瑞穂など人権弁護士の被害者“発掘”、そこまで言ってくれればもっと良かったけど、さすがに欲張りすぎですね(^_^;)
青山さんは慰安婦問題も以前から取り組まれています。
あまり知られていないか、あるいはお忘れの方も多いかもしれませんが、2007年にワシントンポストに掲載された「THE FACTS」という意見広告にも、賛同人として名前を連ねておられます。
(画像クリックで拡大。赤い矢印の箇所)
ただ、青山さんが言われたような、日韓関係が「感情的でなくて、正常にお互い話し合えるような環境」になる時が来るかどうか、私は非常に懐疑的です。何せ相手は、理屈の通らない『反日教』の国ですから。
同様に、「事実に踏み込んでいかないと、本当の和解はない」というのも難しいと思っています。
韓国にとって事実を認めるということは、今までさんざん悪く言ってきた日本統治時代を評価しなければならなくなることと同義だからです。
(青山さんもそれは十分ご承知の上で、でも「希望」の話もしなければいけないと思って、言われたのかなという気もしますが)
河野談話の見直し(あるいは新しい談話で上書き)については、私は、長期戦で戦略的に取り組まなければいけないと思っています。
慰安婦問題に対する現在の国際社会のスタンスを見た時、戦略を誤ってしまったら、逆にヤブヘビになる可能性があります。
このことは2つ前のエントリーで詳述しました。
もはやこの問題は、残念ながら「正しいか正しくないか」の領域を超えてしまっているのです。
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
●サッカーW杯 日本、コロンビアに大敗 グループステージ敗退
●中国政府、各地の「テロ事件」とされる映像を異例の公開
●日朝局長級協議、7月1日と2日に北京で行われる方向で最終調整
拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
【今週も告知】
青山さんの引き続きの番組ご出演を願う皆様、時々でけっこうですので、関西テレビにご意見をお寄せ下さい。
http://www.ktv.jp/goiken/
関テレ側にご意見するのとは別に、ギモズバ!用のメールアドレスに、ニュースの疑問(青山さんにコーナーで解説してほしいニュースなど)を送ることも、大きな力になると思います。
zubari@ktv.jp
※「ぼやきくっくり」「お気楽くっくり」はAmazonアソシエイト(アフィリエイト)に参加しています。拙ブログで実際に紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になる仕組みだそうです。「寄付」的にご協力いただければ幸いです<(_ _)>
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
ツイート
@boyakuriさんをフォロー
★人気blogRanking、クリックお願いします→
★ご面倒でなければにほんブログ村もお願いします→
★ご面倒でなければFC BlogRankingもお願いします→
★拙ブログのミラー(FC2)にfacebookのボタンがあります。
※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
http://ameblo.jp/hosyuyamato/
竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
★この記事へのコメントは現在受け付けておりません。読者様向け掲示板にて宜しくお願い致します。
TV番組内容紹介 | - | trackbacks (1)