「アンカー」親中派が多い米軍と安倍総理への誤解…日本の取るべき道は?
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■10/9放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
ハワイのアメリカ太平洋軍司令部と艦隊司令部を訪ねた青山さん。大勢の米軍当局者と議論した結果分かった衝撃の事実。
前半のキーワードは『パンダとドラゴン』。中国に対する見方について米軍は4つのタイプに分かれるが、主流はパンダ・ハガー、つまり親中派。
後半のキーワードは『長すぎる誤解』。なぜ米軍に親中派が多いのか。中韓の工作活動により安倍総理を「右翼」と信じ込む米国にどう対応すべきか。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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■10/9放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
アメリカの本音は?中国の脅威と日米同盟、米軍司令部を青山直撃
ハワイのアメリカ太平洋軍司令部と艦隊司令部を訪ねた青山さん。大勢の米軍当局者と議論した結果分かった衝撃の事実。
前半のキーワードは『パンダとドラゴン』。中国に対する見方について米軍は4つのタイプに分かれるが、主流はパンダ・ハガー、つまり親中派。
後半のキーワードは『長すぎる誤解』。なぜ米軍に親中派が多いのか。中韓の工作活動により安倍総理を「右翼」と信じ込む米国にどう対応すべきか。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
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岡安譲
「さ、このあとですが、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。青山さん、今日はどんなお話でしょうか」
青山繁晴
「はい。えっと、先週の、水曜日の最後に、ハワイに行くという話を、ちらっと5秒ぐらいできたと思うんですけれども」
岡安譲
「言い残して日本を、発たれましたね、はい」
青山繁晴
「はい(笑)。それでハワイっていうと、あの、日本人にとって、ま、最高の観光地、あるいは○○○○場所の、ひとつなんですけれども、あの、同時にハワイには真珠湾があることで、その、国民の方々もご存知のとおり、昔も今も、日本が真珠湾攻撃を行ったようにですね、えー、良くも悪くも、そういうことを全部含めた上で、戦略上の重要拠点なんですね。で、そこに実はアメリカ軍の司令部がありまして、で、そこは非常に壁が、厚いというか、塀が高い所、機密性が高くて、アメリカ軍は世界中に司令部がありますけれども、その中で一番人を拒む所なんですね」
岡安譲
「なかなか入っていけない所に青山さんは入って行ったんですか」
青山繁晴
「ええ、実はあの、2年ほど前には、その、真珠湾の駐車場まで、行ったのに、つまり、もうちゃんと約束もできてて、その、幹部と、誰と会うのかも、名前言えないんですけれども、決まっていたのに、その駐車場からその門の方に向かおうとしたら携帯電話に、電話がありまして、ま、原文は英語ですけれども、キャンセルされましたっていうね」
岡安譲
「ええー!直前で」
青山繁晴
「で、それがあとで分かったんですけど、僕だけじゃなくて、あの、日本のトップクラスの政治家とか、世界中の人にもそれけっこう起きるんですって。結局、ギリギリまで警戒して警戒して警戒して情報が漏れないように結局キャンセルするってのが多い。で、そこに、まあその、2年前と違って今回は、中に入れまして」
岡安譲
「あ、今回はちゃんと行けたんですね」
青山繁晴
「はい、入りまして、で、入ってみたらですね、そこは、アメリカの個性で、あの、すごいガードしてるとこでも、入っちゃうとですね、途端にもうオープンになって、ま、びっくりするような、その、衝撃的な話も、たくさん聞いたわけです。えー、そのことを、実は、えー、僕自身も甘かったなあと、それから、あえて申しますが、安倍総理も含めてですね、実は、甘いと言わざるを得ないんじゃないかと、いうことも感じました。それを皆さんと一緒に具体的に見ていくんですが、今日の最初のキーワード、実はこれなんです(フリップ出す)」
岡安譲
「『パンダとドラゴン』」
青山繁晴
「はい。えー、別にあの、ウケを狙ってこう書いたわけじゃなくて、さっき言いましたとおり、あのなかなか入れてくれない、えー、司令部の中に入ったら、出た話は、パンダとドラゴンの話だったんです」
岡安譲
「どういうことなんでしょうねぇ」
青山繁晴
「はい、このあと具体的にいつものように、皆さんと一緒に、考えてまいりたいと思います」
岡安譲
「はい。CMをはさんで、青山さんの解説です」
(いったんCM)
岡安譲
「本当にお忙しいスケジュールをぬって、青山さんは、ハワイに拠点を置くアメリカ太平洋軍司令部に行かれました。いったいそこで、どんなお話をされたんでしょうか。キーワードは、『パンダとドラゴン』でした。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、実は僕はハワイが大好きで、えーっ、ていうか、テレビご覧になってる方も私もそうですっていう人は多いと思うんですが」
岡安譲
「ま、多いでしょうね」
青山繁晴
「あの、仕事柄世界中けっこう行ってますけれど、実はハワイが一番好きです。はい。日本以外で言うと、住みたい所ナンバー1。風が甘いんですよね」
岡安譲
「甘い?」
青山繁晴
「はい。甘い風が吹く、世界の例外的な場所だと思うんですけれども。ま、あの、僕は本来はダイバーなんで、かつては、その、潜るためにも行ってましたから、数え切れないぐらいハワイ行ってるんですけど、この頃は、全て仕事で行ってまして、これ、あの、これも僕が撮った写真なんですけど」
青山繁晴
「これ有名なダイヤモンドヘッドで、で、このへんがワイキキビーチで、あの、皆さんもよく行かれたことあると思うんですが、もう、あの、今回も日本人の方たくさんいらしてですね、えー、結婚式やってる方も、びっくりするぐらいたくさんいらしてですね、中国人よりも日本人の方が、未だに多いですよやっぱり。はい。で、あの、このへんはだから、日本人の大好きな観光地なんですが、ただ僕、講演会とか、大学の授業で、もしハワイに行ったら、このワイキキビーチだけじゃなくてですね、そこから車でほんの20分ぐらい行ったら、実はここ(画像左下)に行くんですね。ここの海。これ同じ海に見えますけど、そうじゃなくて、これ、真珠湾です。で、真珠湾、えー、私たちの先輩が70数年前に、ここに、攻撃せざるを得なかったという場所なんですけれども、でも、海の美しさは全く同じなんですけど、あの、こっから、このあたりにですね、山の上に、アメリカ太平洋軍司令部、あとでもう一度申しますが、そしてこの下に艦隊司令部がありまして、そういう所は写真撮れないんです。で、そういう所での議論終わって、えー、ここ真珠湾に面した所で、ま、その、議論について話してるんですが、この人は、日本の防衛省から派遣されてる人なんですね。この人は別に写真出ても、大丈夫です。荻野さんっていう、これ文官の方ですけど。あの、ただ、彼の英語とかを聞いてて、あの、現地に派遣されてる、この、防衛省の人やあるいは自衛官、えー、かつての、10年ぐらい前に僕はよく知ってた人たちと、比べて、もうはるかに、こう英語力も良くなったし、世界全体が見れるようになった。それは大変心強いんですね。というのは、このハワイは、今までの話で分かっていただけると思うんですけど、憧れの観光地っていうだけじゃなくて、未だに、ま、地球のへそみたいな、世界の戦略上の中心地なんですね。で、従って実は、特に中国との絡みで、こういう衝撃的なことが、今から6年、えー、5年6年前にありました。はい、出して下さい」
村西利恵
「キーティング元アメリカ太平洋軍司令官は、2008年3月の、アメリカ上院軍事委員会の公聴会でこのように証言しています。『中国人民解放軍の幹部から、「将来、太平洋を分割して、ハワイより東の海域をアメリカが、ハワイより西の海域を中国がそれぞれ管理し、情報共有するのはどうか? そうすればアメリカは太平洋の西にまで、海軍を配備する労力が省けるはずだ」と、真顔で持ちかけられた』と、いう証言です」
青山繁晴
「はい。これ、えー、上院でいわば確認のために、この、聞かれてですね、えー、そして、そのキーティング司令官が、ありのままにお答えになったっていう、その話なんですが、実際はですね、この前年の初夏に、このキーティングさんが北京を訪れた時に、いきなり中国軍の幹部から、こういうことを言われたわけですね。司令官クラスの相手だと思われます。キーティングさんは名前出してませんけれど。ですから、その実際に会った時からはもう6年半経ってるわけですね。で、6年半前は、これは、一種の冗談かと思う受け止めが、特に日本にはあったんですよ。で、僕自身も電話で最初に聞いた時は、これは、ハワイを真ん中にして、西側が中国が支配するっていう意味です、これね。情報共有とか難しいこと言ってるけど、要は、ハワイから西側は全部、日本列島も含めて中国が支配し、そして東側からアメリカ大陸までは、それアメリカ今までどおりやらせてあげるから、今後中国は空母を持ったり、あるいは核戦力も増強して、そうなっても、ハワイより東には行かないから、西半分は中国に任せろと、いう、実は本気の話だったんですね。えー、その証拠に、今年6月に、習近平国家主席が、オバマ、アメリカ大統領と長時間話した時に、習近平さんが、一番大事なことのひとつとして、これを持ち出したわけです」
村西利恵
「つまり考えは変わってないっていうことですね」
青山繁晴
「変わってない、あるいは具体化してきてる。空母を持ったのは実はそういう戦略もあるんだと。もう一度申しますが、私たちの日本列島を飲み込む形で、ハワイまで、全て中国のコントロールに置くっていう話で、アメリカと取引したいって話なんですよ。で、実はこの2008年や、それからキーティングさん実際に北京に行かれた2007年の時点から、実はアメリカの内部に親中派がいて、それがこれを喋らせたんだって情報もあったんですよ」
岡安譲
「え、喋らせた?」
青山繁晴
「中国海軍が勝手に言ったんじゃなくて、キーティングさんが北京に行く前に、キーティングさんは関わってないけど、キーティングさんの部下の中にも、親中派がいて、事前に米中でこの話を作っておいて、キーティングさんにぶつけたと、情報がありましたから、それで僕は、そのあと、何度も何度も、その、ハワイの司令部に行こうとして、そしてドタキャンまであって、今回ついに行けたわけです。じゃあ司令部っていったい何なのか。はい、出して下さい」
村西利恵
「青山さんが訪れたアメリカ太平洋軍司令部、PACOM(ペイコム)は、太平洋艦隊などで構成される統合軍で、兵員はおよそ33万人、地球表面積のおよそ半分を管轄していて、世界人口の5割以上をカバーしています」
青山繁晴
「うん。これあの、いわば、泣く子も黙るPACOMなんですよね。あの、何て言いますかね、アメリカ軍の中でも、さっき言いましたとおり、一番、こう緊張してて、機密性が高くて、そしてエリアも広いってことになるんですが、そもそもあの、この地図や話をご覧になってですね、まともな神経の、日本国民だけじゃなくて世界中の国民がこれ疑問に思うと思うんですよ。これ、この、なぜ泣く子も黙るPACOMかというとですね、その、管轄が広い、世界人口の5割以上カバーしてると。えっ、誰がカバーしてくれって頼んだんですか」
村西利恵
「確かに(一同笑)」
青山繁晴
「誰が管轄してくれって頼んだんですか。これ、アメリカ以外は、ここのアメリカ以外は全部主権国家であって、その、余計なお世話なんですよ、はっきり言うとですね。しかし現実にたとえばアメリカの中央軍、中央軍って組織あるんですが、僕も学生時代には、何となくアメリカのワシントンあたりにあるのかなと、中央っていうからそう思ってたんですが、それそうじゃなくて、中東地域なんですよね」
岡安譲
「えっ、アメリカ本土じゃないんですか」
青山繁晴
「はい。アメリカ軍の中央軍ってのは、中東がまさしくエリアなんですよ。つまり世界をほんとに自分のものだと思ってる、その証拠なんですけれども。えー、もう一度申しますと、この中央軍、中東に置いてる中央軍よりも、実はアメリカ軍にとって一番大事なのはこの、えー、観光地、ワイキキのあるオアフ島の、真珠湾の、それも真珠湾の山の上にある、太平洋軍司令部、そして、その下には、アメリカ太平洋艦隊司令部もあるわけで、今回、両方行きました。そして、連日、8時間、8時間ぶっつづけ、先方はどんどん変わるんですが、こちらは、もうはっきり言うとトイレ休憩もなし、もう食事の時間も、2日目はありましたけど、初日はもう全然それもなくて、えー、とにかく、行ったらですね、中に入れたら、その2年前のドタキャンと、正反対で入ったら、もうどんどんいろんな人が出てくるんですよ。はい。但し、ここに書いてるロックリア司令官などはいなかった。なぜかというと、分かる人いると思いますが、ちょうどバーターのように、日本で2+2っていう安全保障協議をやってて、えー、その、たとえばヘーゲル国防長官に、この司令官も同行してました」
岡安譲
「ああ、日本に、来てたんですね」
青山繁晴
「そうです」
岡安譲
「ああー」
青山繁晴
「ただ、小野寺防衛大臣からロックリア司令官に、青山っていうその民間人が行ってるので、東京とは違う自由な話を、このPACOMで展開できるように、してくれということを、小野寺さんはまあ率直な人ですから、実際に言ってくれて、で、それもあって非常に話は、いわば深まったと思うんですが、一番、たくさんびっくりしたことあったんですけど、一番、まあ印象に残った話のひとつは、実はこれです」
村西利恵
「アメリカ側によると、中国に対する見方は、『アメリカ太平洋軍司令部は4つのタイプに分かれている』。その4つのタイプというのが、パンダ・ハガー、インベスター、リアリスト、ドラゴン・スレイヤー」
青山繁晴
「ええ、ちょっとね、まず、いま気がついたんですが、これアメリカ太平洋軍司令部はと、言い切ってますけど、そうじゃなくて広く米軍側と思って下さい」
村西利恵
「あ、分かりました」
青山繁晴
「それからもう一点、えー、この僕と、いち民間人の私と、アメリカの当局者の話ってのはあくまで非公式、非公開のものですから、誰に会ったかは絶対申せません。拷問されても言えない、棺桶まで持っていきます。で、その上でですね、あくまでも、その、僕の聞いた話の解釈として申しますが、はっきり言うと、4派に、分かれてしまってるってことですね。そして、一番の主流派は、これすみません、一瞬、米語のままで言いますが、Panda-Huggers、ね、これ最初に、There is Panda-Huggersって聞いた瞬間、え?何それって思ったんですよ」
村西利恵
「確かに(笑)」
青山繁晴
「あの、もう一回聞くと、Panda-Huggersっていうから、これ、ハグ、ね、ハグ、ハグって、ね、あの、ね…」
村西利恵
「挨拶で、しますね(一同ざわ)」
青山繁晴
「要するにもう日本でも最近ハグってよく言いますけど、で、だからそれにerがついてますから、要するに抱きしめる人って意味ですよ」
村西利恵
「パンダを抱きしめている人たち」
青山繁晴
「はい、もう、パンダにこうやって抱きついてるって感じなんですよ」
村西利恵
「中国大好き…」
青山繁晴
「ええ。じゃなくてこれは非常にニュアンスのある言葉でね、要するに、パンダにすがりついてる感じなんですよ。話をしてると。パンダをあてにしてるんですよね。中国をあてにしてる、その派閥、factionって言いますけど、その派閥が一番大きいんだと」
村西利恵
「主流派なんですか」
岡安譲
「え、それが一番大きいんですか」
青山繁晴
「大きい、それでそれだけじゃなくて、もう一回言いますが、アメリカって面白い国でもあるなあって思ったんですが、自分で、I'm just a Panda-Huggerって言った人もいます、大幹部で」
岡安譲
「認めてるんですか」
青山繁晴
「はい。あの、僕の目、まっすぐ見て、そのとおり私は、あの、Panda-Huggerだと。もちろんその前にね、あの、こっちは民間人で自由な立場で、しかもこの出張も全部自費ですから、誰に遠慮することもないから、あなたって、Panda-Huggerと言われてますよと。ほんとですかと聞いたら、あの、怒ると思ったら胸張って、そうです、私はPanda-Huggerですって言ったわけですよ。さてそれでですね、それに一番対抗してるのが、このDragon-Slayers、このSlayってのは、殺すって、あるいは退治する、悪いものを退治するっていう意味ですね。で、そこにこれもer付いてるから、退治する人、龍を退治する人。で、これって、Dragon-Slayerって、あの、ゲームになってますよね。それからアメリカでは映画にもなってますよ。で、従って、これは、中国は悪魔だという立場で、相当極端で、その、evilって言葉あるじゃないですか。あの、ブッシュ大統領がイランとか北朝鮮、あるいはイラクを、axis of evilと、悪の枢軸って言ったでしょ(一同同意)。で、同じことを言うわけですよ。evilってね。これも極端な話で、中国のやることは全部あれだから、悪いから、退治しなきゃいけないって言うから、場合によっては戦争もあり得るのかって聞いたら、もちろんと言われてですね、こんな極端なのは困ったなと思ったら、ま、4つに分かれてるって言わなきゃいけないけど、ちゃんと真ん中もいてですね、しかし真ん中の2つの中で、多い方はこのInvestors。これ、あくまで軍に関係してる人々を投資家って言ってるわけですよ、Investorってね。普通にニューヨークの、実業家じゃないですか。そうじゃなくて軍の中でこういうあだ名付けてるっていうのは、要するに中国をビジネスの相手として考えて、儲かるかどうか、つまりアメリカ軍にとっても儲かるか…」
村西利恵
「利益があるかどうか」
青山繁晴
「…どうかだけを考えてる、ということなんですよね。で、だから本当の中間派っていうのはこの、リアリストであって、是々非々であって、えー、こういう人たちもいるっていうことは、救いなんですが、ただこのパンダ・ハガーの、人がたとえばどう言ったかというと、こうです」
村西利恵
「パンダ・ハガー派曰く、『習近平主席は最高のリーダーだ。中国軍は十分に透明性が高い。むしろ、分からないのは日本の方だ』」
岡安譲
「ええー」
青山繁晴
「これあの、相当口論に、僕と口論になったんですけれども。たとえばこの透明性っていうのは安全保障の世界で、一番大事なキーワードでね、あの、すみません、今日ちょっと英語多いですけど、transparencyって言います。で、中国軍がtransparencyがなくて、日本は、もう全部予算公開してますから、これはもう世界の常識なのに、これ何度聞いてもこう言うわけですよ。中国は十分透明性があるのに、何、何考えてるかよく分からないのは、安倍晋三総理をはじめとする日本の方だと、いう話なんですね。しかも、これ、派って書いたとおり、もちろんお一人の話じゃなくて、しかもその中に非常に、PACOMの中で、重きのある、人も含まれていました。で、従って、僕はそれに対して、たとえばこういうことを申しました。はい、出して下さい」
村西利恵
「青山さんが、『中国の環球時報は、「日本は、東京五輪開催前は武力衝突を避けるため、何が起きても手出しできないだろう」と指摘している。アメリカが中国寄りでは困る』と、指摘しました」
青山繁晴
「はい、これ環球時報ってこの『アンカー』で前にやりましたけれども、これ、地球全体の、云々っていう新聞なんですよね。で、これはだから、中国共産党の機関紙である人民日報の、外交版なんです。で、そこに、東京オリンピックが決まった直後にですね、これからの7年間は、要するに、武力衝突が起きてしまったら東京五輪中止になる恐れがあるから、これから中国が何やっても手出しできないだろうってことを、いわば公然と言ったわけですね。で、これあの、環球時報が言っただけじゃなくて実際に中国共産党や人民解放軍の中にこういう雰囲気があるってことは僕なりのルートで分かりましたから、これはその、こう感情論で言ってんじゃない、現実の問題として、その、大変困る事態なんだと言いましたら、これは実はリアリスト、リアリストのほうからこういう返事がありました。出して下さい」
村西利恵
「『我々の分析にはなかった見方だ。しかし、フィリピンのような小国ではない日本に上陸はしないだろう』」
青山繁晴
「うん。この環球時報の報道もあまり重視してなくて、リアリストは。で、我々の分析には正直なかったと。それ考えなければいけないとは思うけれどもと。しかしたとえば今、中国が実際に手出ししてるのは、南シナ海の問題で、フィリピンのような、ま、小国ってのは彼らの言い方で、日本は大国意識があんまりない、良い意味で、いい意味でない国ですからそういう言い方しないけど、アメリカははっきり小国って言って、海軍力も小さい、日本のように立派な海上自衛隊がいて、えー、軍事力も本当は強いと考えられると。憲法の制約の問題はあっても、そういう所になかなか手出しはしないから上陸はしないだろうと。リアリストって言いながらこういう見方をされるから、いや、そうじゃないでしょう、こうでしょうと申しました。はい、出して下さい」
村西利恵
「『漁民に偽装して上陸してくる可能性がある。それでも日米安保は適用されるのか』」
青山繁晴
「ええ、これもちろん尖閣諸島に上陸してくる恐れってことなんですが。これ、この『アンカー』で言ったと思いますが、実は尖閣諸島に接近してくる、その、中国の船の中に、たとえば漁船と言いながらですね、あの、ネクタイしてる人、はい、それから全く日に焼けてない人物っていうのを、日本の情報当局は何度も確認してて、で、それ明らかに漁民じゃなくて、要するに、中国の情報機関であったり、そういう人間であり、あるいは武装してる可能性もあると。つまり、そういう人たちが上陸してきた時は、中国の海軍が襲ってきたんじゃないから、日米安保条約に第5条っていうのあるんですけども、それが適用できるかどうかは微妙なんで、これは一番大事なところなんですね。で、総理とか防衛大臣がいくらこれアメリカ側に議論しても答えは返るわけない、返るわけはないんで、これを一番聞いたんですが、残念ながら答えはこうなんです」
村西利恵
「アメリカ側の全員から、『答えられない』と言われたと」
岡安譲
「全員が…」
青山繁晴
「はい、これあの、ほんとに、だから20何時間議論したわけですから、ものすごい人数会いましたね。一人じゃない時もあるし。見事に全員が、It' impossible to replyと、ね。答えられないと、いうふうに言うわけです。で、それは、実はどういうことかというと、本音はこうですよね」
村西利恵
「『適用は、極めて難しい』」
青山繁晴
「はい。偽装した漁民だったら、安保条約あると言いながら実際は何もアメリカ軍はできない恐れは、強いですよということなんですが。時間はないけど、でもね、この難しいって言葉、ちょっと見てほしいんですよ。これ今回ね、その、アメリカ軍の側から何人かに言われたことの一つがですね、日本人、特に政治家や、あるいは防衛官僚、自衛官と話してますと、それ難しいって言い方よく出てくると。ね。 It is difficult、英語で、難しいと。で、アメリカやヨーロッパだと、難しいという答えが出たら、難しいけど、そこから頑張るっていう意味だと。特にアメリカでは」
岡安譲
「あ、前向きに捉えていいんですか」
青山繁晴
「いや、ほんとにそうです。たとえば僕自身そうですから。僕はたとえば、いや、『アンカー』続けるの難しいって僕が言ったとすると、それはいろんなことあるけど、それを突き抜けて頑張りますって意味なんですよ。それ世界の常識なんですが。これ最近の日本は特に難しいって言ったら、やらないってことの言葉になってるでしょ?」
村西利恵
「なんか断ることを和らげるような、そんな使い方をしますよね(一同同意)」
青山繁晴
「ええ。で、これはね、日本語はそうだって評論家いらっしゃるけれども、日本語の問題じゃない。日本語はあくまでこれ難しいって言ってるだけで、やらないとは言ってないんですよ。それをごまかすような、言い方で、私たち日本語を使うから、それをたとえばアメリカ側が見たら、これはだから、その、こういう言葉遣いされるから、日本と付き合うのは、まさしく難しくなってしまうんだと。で、言われたのは、中国はこういう言い方は絶対しないと。中国はできるかできないか、我々と同じ文化で話すから、しかも英語で話すから、だから実は、その、利害関係で、中国に抱きついてるだけじゃなくて、日本と話しててもよく分からないって気分は、そこから出てくるんだと。だからさっきの写真も出してもらったんです。若い、防衛官僚や自衛官が、現地でそれを、肌で感じて、分かりやすく物を言おうと努力してるってのは、僕は評価できると思うんですね。さあその上で、じゃあ日本はこういうアメリカ軍の、知られざる現状に対して、どうすべきかっていうことを当然、後半お話ししていくんですが、えー、キーワードはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここで後半に向けてのキーワードは、『長すぎる誤解』。楽観視できない日米関係を今後どう改善していくべきなのか。このあと詳しく話していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「ここまでの青山さんのお話を聞いて、実は私ひとつ、腑に落ちないことがあるんですよね。青山さん、あの、パンダ・ハガー、つまり親中派はなぜアメリカにそんなに、多いんですか」
青山繁晴
「うん。アメリカにっていうか、うーん、今回お話ししてるのは、軍の中にも、しかも太平洋を2分割しようと言ってる中国軍に対して、共感してる、軍当局者がいるっていうショッキングな事実なんですが、それはですね、まずこの2つ(パンダ・ハガーとインベスター)やっぱり合わせて考えた方がいいんですよ。つまり、アメリカは、あの、戦争ばっかりやってる困った国だけども、民主国家ですから、軍だけ孤立して存在してるんじゃなくて、その、経済とかそういうことと、深く結びついて存在してるんですよね。従って中国経済の方が日本経済よりも成長力があって、要するに儲かることにつながるっていうことがまず背景にあるんですよ。で、この話ってさらに突っ込んでいくと、Chinese moneyっていうのは、まともな投資のお金だけじゃなくて、そのロビー活動とか賄賂とかも実は含むんで、そのアメリカ軍に対してそれを、それが行われてないかどうかを、日本の情報機関はもっと調べる必要があると思います。で、僕はいち民間人ですけど、僕なりに調べて、まだ結論までは至ってませんけど、でもたとえば、前にボストン、この番組で言いましたけどボストン行った時に、ハーバード大学で、あの、ショッキングだったのは、要するにハーバード大学も私立大学ですから、アメリカは、日本と違って国立大学ありませんから、私立大学です、ハーバードも、マサチューセッツ工科大学も。で、寄附金で成り立ってるんですよ、学生の納入金だけじゃなくて。従ってハーバードも中国支配がどんどん進んでいて、それを軍といえども研究機関もありますから、その研究機関に対してたとえばチャイナマネーが入った時に、それは不当な外国からのお金だと言い切れないところがあって、その研究機関の端の端に行けばですね。で、そういうことが、そのそういうChinese moneyが明らかに影響してると思うんですよ」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「で、これいい悪いの話をしてるんじゃなくて、日本も、その、正当なお金は、その、出してたとえばそれが、日本の安全保障、太平洋の安全にプラスになることを確認しながら、さっきの防衛省や自衛隊の人のような人をもっと出して、確認しながら、その、日本のきれいなお金も、入れていく必要あると思います。まさしく、あの、リアリストとしてやるべきだと思うんですね。さあその上でですね、今回は太平洋軍司令部、山の上にあるとこに行ってから、そのあと、艦隊司令部に行きまして、ま、ちょっと、救われたのは、艦隊司令部は、ひとつは海上自衛隊と連日付き合ってて、中国人民解放軍海軍と、連日付き合ってるわけじゃないから、日本の正直さをよく見てるから、艦隊司令部は、いや日本が大事だと、言う人は大変多いんですよ。しかしその、艦隊司令部を含めた中からの問題提起、たとえば非常に具体的でひとつはこれでした。はい、出して下さい」
村西利恵
「リアリスト派によると、『海保が尖閣で孤立して動いている。海自ともアメリカ軍とも情報共有していないから、奇妙なことになっている』という指摘です」
青山繁晴
「この奇妙なことっていうのはですね、たとえば尖閣諸島で、中国の船が、日本の海を侵して、どんどん入って来てて、しかし日本は、海上保安庁が警告するぐらいで何もできないでいると。そこまでは報道されてるから皆さん知ってますよね。しかしアメリカはほんとは残念ながら日本国民よりももっとよく知ってる。なぜかというと、あの報道の中には米軍の影はないけれども、本当は潜水艦も含めて、現場で情報を集めてるだけじゃなくて飛行機も飛ばして、衛星で全部見てますから。何が起きてるのか知っててですね」
青山繁晴
「これあの、僕の握り拳を、これたとえば魚釣島としますね。海上保安庁の、海上保安官がほんとに日夜寝ないで苦労をして、ここにいわば円を作って守ってるんですよ。ところが、この、円の外側にいるのが日本の船なんですよ、漁民の方々も含めた。円の内側にいるのが、中国の船なんですよ。島に近い方に中国の船がいるわけです」
岡安譲
「それを衛星で見ている…」
青山繁晴
「連日連夜これが繰り返されてるわけですよ。まことに奇妙なことだと(一同同意)。で、それは、たとえば世界の常識から見たら、海上保安庁は孤立して動いてて、その、海上自衛隊とも、そして、日米安保条約があるから米軍がいるのに、それとも情報共有しないで、動いてるから、憲法とかそういう問題だけじゃなくて、このバラバラで動いてることが問題じゃないかと。で、これは僕は正しい問題提起だと思うんですね。で、そして、たとえばですね、このリアリスト派の中で、あの、個人が分かることは絶対言えませんけれど、その艦隊司令部の中に、アメリカの沿岸警備隊から来てる人もたくさんいるんですよ。普通は戦争の時だけアメリカの沿岸警備隊は海軍の一部になると言われてますけど、そうじゃなくて日常的にそれをやってるんで、これは私たちにとって大事なアドバイスだと思うんですね。で、その上で、今回僕が、PACOMや艦隊司令部に行った大きな目的の一つはですね、えー、この中国の脅威について、議論をする、いち民間人ですから自由に議論をするだけじゃなくて、安倍政権に対する誤解があるとしたらそれを、ま、解くとまでは言えませんけど、民間人として自分の意見を言うために行ったんですね。そしたらですね、えー、実はアメリカ側の反応はこうでした」
村西利恵
「リアリスト派によると、『中国と韓国の工作活動によって、国防総省もNSCも国務省も、安倍政権は過去の歴史を覆そうとする右翼だと見ている』」
青山繁晴
「はい。皆さん、これは、あの、一緒に考えたい、今日の最大の一つはですね、要するに今日、あの、コーナーの初めで言いましたが、僕自身も、それから申し訳ないけど、安倍総理も、それから今回非常に協力してくれた、小野寺防衛大臣も、実は甘いんじゃないかと思うんですよ。もう一回言いますよ、僕自身の反省を込めて。というのは、第2次安倍政権っていうのは日本版NSCをつくるとか、あるいは集団的自衛権の見直しに進んでいくとか、あるいは憲法改正も掲げているとか、つまり、鳩山政権の時代と違って、日米同盟は再強化されてると、いうイメージがあるじゃないですか。しかし現実には、アメリカ側はそのNSCに対する反応も含めてですね、要は安倍さんは右翼だと。そして、僕は民間人だからそれを言いますと。たとえば、あの、小野寺大臣がやっぱり僕の前に、その、PACOMも行ってるんですけど、そういう時にはこんな話は一切しない、そんな失礼なこと言えるわけない。ね。で、あなたを今回受け入れた理由の一つは、その、あなたから本当の日本を聞きたい。それから自分たちも本当のことを言いたい。もうアメリカの中では、右翼だと、いうことが定着してますよと言うわけです」
村西利恵
「定着…」
青山繁晴
「それ当然僕はそれに反論すると、その中で出てきた問題提起はこれでした。出して下さい」
村西利恵
「違うなら、発信を」
青山繁晴
「はい。発信してるじゃないかと思う日本国民いらっしゃるでしょうが、本当の発信は何なのか。それを考えるために、これを見て下さい」
村西利恵
「今月3日、来日していたケリー国務長官とヘーゲル国防長官が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に献花を行いました」
青山繁晴
「はい。これ3日、あの、文字どおり、っていうかまさしくですね、あの、いち民間人ですが私が、ハワイ側に行ってた時に、そのハワイの司令官も含めて、アメリカ側から日本にどっと来て、その、はじめ、あの、非常に異例な形で国務長官と国防長官が一緒に日本に来てくれて、東京で、その、太平洋をはじめとする世界の安全保障について議論をしてたわけですよ。で、その時にですね、このお二人が、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑、これ無名戦士の墓と、いう言い方もしますけれども、そこに、まあ、献花して下さった。で、これを考えたらいいかってのは日本で、未だに議論が割れてるんですね。これたとえば、隣に靖國神社あるわけですけど、靖國神社に行くなっていうメッセージかなと、いう意見もあるけど、いや、まさかそんなことはないだろう、その、やっぱり日米同盟が再強化されつつあるから、いわば、敬意を示して初めて行ってくれたんじゃないかと。ところがこれについて、その、司令部の現地で聞くと、もうはっきりしてて、靖国に行くなという意味ですと」
岡安譲
「えっ、そういうメッセージなんですか」
青山繁晴
「はい。で、彼らによると、靖國神社は、神道っていう宗教の施設で、千鳥ヶ淵は無宗教の施設だからって言うから、それが僕は誤解だと。ね。アメリカはまず、一神教、キリスト教の国ですから、八百万の神っていう神道が分かってない。それは、英語で言ったら宗教になるけれども、そうじゃなくて、たとえば神社の中にお寺があったり、たくさんのことを許容できるものであって、いわば、その、代表として靖國神社があるだけであって、千鳥ヶ淵も、無宗教で運営するためにつくったんじゃなくて、ご家族のもとへ帰れない方々、どんなお考えかも分からないから、つまり、キリスト教の方でも誰でも、その、お参りできるように、そうしてあるんであって。これは実は、僕はアメリカ側に言ったのは、その、そもそも、日本が戦争に負けた時にアメリカ軍は誤解した。つまり宗教によって戦争をやったと、日本を解釈した。硫黄島や沖縄であれほど強かったのは、宗教があったからだと、思い込んだけど、それは違います、日本は閣議決定や、国会の、法案によって、国会の法によって、戦争を遂行したんです。結果は負けましたけれど。従って、その、多神教の日本を、一神教のアメリカが分からないままずーっと誤解してるから靖國問題についてもこういうことが残って、安倍さんが、私たちの総理大臣が右翼だって話になるんですね。ということは、発信が違うんですよ。なぜ発信が違うかというと、日本自体が、実はいま学校で教えてらっしゃる先生方自体が、その本当の、戦争の歴史を、そもそも学んで教師になってないから、アメリカに発信することができないんですよ。そこからやり直さないと、安倍さん個人の問題じゃなくて、私たちの、私たち自身が私たちの歴史をどう考えるかってことを、フェアに見直して、それで初めて、日本や中国や、アメリカとの関係が、韓国ははっきり言うと中国にくっついてるだけだってこと、ずっとアメリカ側は言ってました。だから、慰安婦のことなんかより、その、こだわりすぎるよりも、こういう大元をですね、立て直していって、本当の正常な、同盟関係をつくりたいと思います。はい」
岡安譲
「大変よく分かりました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
米国のたとえば政治家だけじゃなく、米軍にもそんなに親中派が多いとは、ちょっとショックでした。
それにケリーさんらの千鳥ヶ淵献花の意味についても…。
実はこの件について私は10/5付に「残念ながら、靖國には参拝するなというメッセージだろうと現時点では思ってます」と書きました。
青山さんがこの件に触れた時、私は自分の考えが間違いであってほしい、「敬意を払うためで他意はなかったんだよ」って答えであってほしいと期待したんですが、うーん、やはり「靖國には参拝するな」でしたか……(T_T)
安倍さんが「右翼」だという誤解を解く道のりは、大変険しいようですね……。
蛇足ですが、最後の「韓国は中国にくっついてるだけだってこと、ずっとアメリカ側は言ってました」っていう箇所はちょっと笑ってしまいました(^^ゞ
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・三鷹市女子高校生殺害事件 逮捕の21歳男「殺すつもりだった」
・「受賞誇らしい」 国内研究者歓喜 ヒッグス粒子でノーベル賞
・みずほ銀行 暴力団融資問題 新たな行政処分も
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさん(タイトルとURLが変更になりました)が後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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「さ、このあとですが、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。青山さん、今日はどんなお話でしょうか」
青山繁晴
「はい。えっと、先週の、水曜日の最後に、ハワイに行くという話を、ちらっと5秒ぐらいできたと思うんですけれども」
岡安譲
「言い残して日本を、発たれましたね、はい」
青山繁晴
「はい(笑)。それでハワイっていうと、あの、日本人にとって、ま、最高の観光地、あるいは○○○○場所の、ひとつなんですけれども、あの、同時にハワイには真珠湾があることで、その、国民の方々もご存知のとおり、昔も今も、日本が真珠湾攻撃を行ったようにですね、えー、良くも悪くも、そういうことを全部含めた上で、戦略上の重要拠点なんですね。で、そこに実はアメリカ軍の司令部がありまして、で、そこは非常に壁が、厚いというか、塀が高い所、機密性が高くて、アメリカ軍は世界中に司令部がありますけれども、その中で一番人を拒む所なんですね」
岡安譲
「なかなか入っていけない所に青山さんは入って行ったんですか」
青山繁晴
「ええ、実はあの、2年ほど前には、その、真珠湾の駐車場まで、行ったのに、つまり、もうちゃんと約束もできてて、その、幹部と、誰と会うのかも、名前言えないんですけれども、決まっていたのに、その駐車場からその門の方に向かおうとしたら携帯電話に、電話がありまして、ま、原文は英語ですけれども、キャンセルされましたっていうね」
岡安譲
「ええー!直前で」
青山繁晴
「で、それがあとで分かったんですけど、僕だけじゃなくて、あの、日本のトップクラスの政治家とか、世界中の人にもそれけっこう起きるんですって。結局、ギリギリまで警戒して警戒して警戒して情報が漏れないように結局キャンセルするってのが多い。で、そこに、まあその、2年前と違って今回は、中に入れまして」
岡安譲
「あ、今回はちゃんと行けたんですね」
青山繁晴
「はい、入りまして、で、入ってみたらですね、そこは、アメリカの個性で、あの、すごいガードしてるとこでも、入っちゃうとですね、途端にもうオープンになって、ま、びっくりするような、その、衝撃的な話も、たくさん聞いたわけです。えー、そのことを、実は、えー、僕自身も甘かったなあと、それから、あえて申しますが、安倍総理も含めてですね、実は、甘いと言わざるを得ないんじゃないかと、いうことも感じました。それを皆さんと一緒に具体的に見ていくんですが、今日の最初のキーワード、実はこれなんです(フリップ出す)」
岡安譲
「『パンダとドラゴン』」
青山繁晴
「はい。えー、別にあの、ウケを狙ってこう書いたわけじゃなくて、さっき言いましたとおり、あのなかなか入れてくれない、えー、司令部の中に入ったら、出た話は、パンダとドラゴンの話だったんです」
岡安譲
「どういうことなんでしょうねぇ」
青山繁晴
「はい、このあと具体的にいつものように、皆さんと一緒に、考えてまいりたいと思います」
岡安譲
「はい。CMをはさんで、青山さんの解説です」
(いったんCM)
岡安譲
「本当にお忙しいスケジュールをぬって、青山さんは、ハワイに拠点を置くアメリカ太平洋軍司令部に行かれました。いったいそこで、どんなお話をされたんでしょうか。キーワードは、『パンダとドラゴン』でした。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、実は僕はハワイが大好きで、えーっ、ていうか、テレビご覧になってる方も私もそうですっていう人は多いと思うんですが」
岡安譲
「ま、多いでしょうね」
青山繁晴
「あの、仕事柄世界中けっこう行ってますけれど、実はハワイが一番好きです。はい。日本以外で言うと、住みたい所ナンバー1。風が甘いんですよね」
岡安譲
「甘い?」
青山繁晴
「はい。甘い風が吹く、世界の例外的な場所だと思うんですけれども。ま、あの、僕は本来はダイバーなんで、かつては、その、潜るためにも行ってましたから、数え切れないぐらいハワイ行ってるんですけど、この頃は、全て仕事で行ってまして、これ、あの、これも僕が撮った写真なんですけど」
青山繁晴
「これ有名なダイヤモンドヘッドで、で、このへんがワイキキビーチで、あの、皆さんもよく行かれたことあると思うんですが、もう、あの、今回も日本人の方たくさんいらしてですね、えー、結婚式やってる方も、びっくりするぐらいたくさんいらしてですね、中国人よりも日本人の方が、未だに多いですよやっぱり。はい。で、あの、このへんはだから、日本人の大好きな観光地なんですが、ただ僕、講演会とか、大学の授業で、もしハワイに行ったら、このワイキキビーチだけじゃなくてですね、そこから車でほんの20分ぐらい行ったら、実はここ(画像左下)に行くんですね。ここの海。これ同じ海に見えますけど、そうじゃなくて、これ、真珠湾です。で、真珠湾、えー、私たちの先輩が70数年前に、ここに、攻撃せざるを得なかったという場所なんですけれども、でも、海の美しさは全く同じなんですけど、あの、こっから、このあたりにですね、山の上に、アメリカ太平洋軍司令部、あとでもう一度申しますが、そしてこの下に艦隊司令部がありまして、そういう所は写真撮れないんです。で、そういう所での議論終わって、えー、ここ真珠湾に面した所で、ま、その、議論について話してるんですが、この人は、日本の防衛省から派遣されてる人なんですね。この人は別に写真出ても、大丈夫です。荻野さんっていう、これ文官の方ですけど。あの、ただ、彼の英語とかを聞いてて、あの、現地に派遣されてる、この、防衛省の人やあるいは自衛官、えー、かつての、10年ぐらい前に僕はよく知ってた人たちと、比べて、もうはるかに、こう英語力も良くなったし、世界全体が見れるようになった。それは大変心強いんですね。というのは、このハワイは、今までの話で分かっていただけると思うんですけど、憧れの観光地っていうだけじゃなくて、未だに、ま、地球のへそみたいな、世界の戦略上の中心地なんですね。で、従って実は、特に中国との絡みで、こういう衝撃的なことが、今から6年、えー、5年6年前にありました。はい、出して下さい」
村西利恵
「キーティング元アメリカ太平洋軍司令官は、2008年3月の、アメリカ上院軍事委員会の公聴会でこのように証言しています。『中国人民解放軍の幹部から、「将来、太平洋を分割して、ハワイより東の海域をアメリカが、ハワイより西の海域を中国がそれぞれ管理し、情報共有するのはどうか? そうすればアメリカは太平洋の西にまで、海軍を配備する労力が省けるはずだ」と、真顔で持ちかけられた』と、いう証言です」
青山繁晴
「はい。これ、えー、上院でいわば確認のために、この、聞かれてですね、えー、そして、そのキーティング司令官が、ありのままにお答えになったっていう、その話なんですが、実際はですね、この前年の初夏に、このキーティングさんが北京を訪れた時に、いきなり中国軍の幹部から、こういうことを言われたわけですね。司令官クラスの相手だと思われます。キーティングさんは名前出してませんけれど。ですから、その実際に会った時からはもう6年半経ってるわけですね。で、6年半前は、これは、一種の冗談かと思う受け止めが、特に日本にはあったんですよ。で、僕自身も電話で最初に聞いた時は、これは、ハワイを真ん中にして、西側が中国が支配するっていう意味です、これね。情報共有とか難しいこと言ってるけど、要は、ハワイから西側は全部、日本列島も含めて中国が支配し、そして東側からアメリカ大陸までは、それアメリカ今までどおりやらせてあげるから、今後中国は空母を持ったり、あるいは核戦力も増強して、そうなっても、ハワイより東には行かないから、西半分は中国に任せろと、いう、実は本気の話だったんですね。えー、その証拠に、今年6月に、習近平国家主席が、オバマ、アメリカ大統領と長時間話した時に、習近平さんが、一番大事なことのひとつとして、これを持ち出したわけです」
村西利恵
「つまり考えは変わってないっていうことですね」
青山繁晴
「変わってない、あるいは具体化してきてる。空母を持ったのは実はそういう戦略もあるんだと。もう一度申しますが、私たちの日本列島を飲み込む形で、ハワイまで、全て中国のコントロールに置くっていう話で、アメリカと取引したいって話なんですよ。で、実はこの2008年や、それからキーティングさん実際に北京に行かれた2007年の時点から、実はアメリカの内部に親中派がいて、それがこれを喋らせたんだって情報もあったんですよ」
岡安譲
「え、喋らせた?」
青山繁晴
「中国海軍が勝手に言ったんじゃなくて、キーティングさんが北京に行く前に、キーティングさんは関わってないけど、キーティングさんの部下の中にも、親中派がいて、事前に米中でこの話を作っておいて、キーティングさんにぶつけたと、情報がありましたから、それで僕は、そのあと、何度も何度も、その、ハワイの司令部に行こうとして、そしてドタキャンまであって、今回ついに行けたわけです。じゃあ司令部っていったい何なのか。はい、出して下さい」
村西利恵
「青山さんが訪れたアメリカ太平洋軍司令部、PACOM(ペイコム)は、太平洋艦隊などで構成される統合軍で、兵員はおよそ33万人、地球表面積のおよそ半分を管轄していて、世界人口の5割以上をカバーしています」
青山繁晴
「うん。これあの、いわば、泣く子も黙るPACOMなんですよね。あの、何て言いますかね、アメリカ軍の中でも、さっき言いましたとおり、一番、こう緊張してて、機密性が高くて、そしてエリアも広いってことになるんですが、そもそもあの、この地図や話をご覧になってですね、まともな神経の、日本国民だけじゃなくて世界中の国民がこれ疑問に思うと思うんですよ。これ、この、なぜ泣く子も黙るPACOMかというとですね、その、管轄が広い、世界人口の5割以上カバーしてると。えっ、誰がカバーしてくれって頼んだんですか」
村西利恵
「確かに(一同笑)」
青山繁晴
「誰が管轄してくれって頼んだんですか。これ、アメリカ以外は、ここのアメリカ以外は全部主権国家であって、その、余計なお世話なんですよ、はっきり言うとですね。しかし現実にたとえばアメリカの中央軍、中央軍って組織あるんですが、僕も学生時代には、何となくアメリカのワシントンあたりにあるのかなと、中央っていうからそう思ってたんですが、それそうじゃなくて、中東地域なんですよね」
岡安譲
「えっ、アメリカ本土じゃないんですか」
青山繁晴
「はい。アメリカ軍の中央軍ってのは、中東がまさしくエリアなんですよ。つまり世界をほんとに自分のものだと思ってる、その証拠なんですけれども。えー、もう一度申しますと、この中央軍、中東に置いてる中央軍よりも、実はアメリカ軍にとって一番大事なのはこの、えー、観光地、ワイキキのあるオアフ島の、真珠湾の、それも真珠湾の山の上にある、太平洋軍司令部、そして、その下には、アメリカ太平洋艦隊司令部もあるわけで、今回、両方行きました。そして、連日、8時間、8時間ぶっつづけ、先方はどんどん変わるんですが、こちらは、もうはっきり言うとトイレ休憩もなし、もう食事の時間も、2日目はありましたけど、初日はもう全然それもなくて、えー、とにかく、行ったらですね、中に入れたら、その2年前のドタキャンと、正反対で入ったら、もうどんどんいろんな人が出てくるんですよ。はい。但し、ここに書いてるロックリア司令官などはいなかった。なぜかというと、分かる人いると思いますが、ちょうどバーターのように、日本で2+2っていう安全保障協議をやってて、えー、その、たとえばヘーゲル国防長官に、この司令官も同行してました」
岡安譲
「ああ、日本に、来てたんですね」
青山繁晴
「そうです」
岡安譲
「ああー」
青山繁晴
「ただ、小野寺防衛大臣からロックリア司令官に、青山っていうその民間人が行ってるので、東京とは違う自由な話を、このPACOMで展開できるように、してくれということを、小野寺さんはまあ率直な人ですから、実際に言ってくれて、で、それもあって非常に話は、いわば深まったと思うんですが、一番、たくさんびっくりしたことあったんですけど、一番、まあ印象に残った話のひとつは、実はこれです」
村西利恵
「アメリカ側によると、中国に対する見方は、『アメリカ太平洋軍司令部は4つのタイプに分かれている』。その4つのタイプというのが、パンダ・ハガー、インベスター、リアリスト、ドラゴン・スレイヤー」
青山繁晴
「ええ、ちょっとね、まず、いま気がついたんですが、これアメリカ太平洋軍司令部はと、言い切ってますけど、そうじゃなくて広く米軍側と思って下さい」
村西利恵
「あ、分かりました」
青山繁晴
「それからもう一点、えー、この僕と、いち民間人の私と、アメリカの当局者の話ってのはあくまで非公式、非公開のものですから、誰に会ったかは絶対申せません。拷問されても言えない、棺桶まで持っていきます。で、その上でですね、あくまでも、その、僕の聞いた話の解釈として申しますが、はっきり言うと、4派に、分かれてしまってるってことですね。そして、一番の主流派は、これすみません、一瞬、米語のままで言いますが、Panda-Huggers、ね、これ最初に、There is Panda-Huggersって聞いた瞬間、え?何それって思ったんですよ」
村西利恵
「確かに(笑)」
青山繁晴
「あの、もう一回聞くと、Panda-Huggersっていうから、これ、ハグ、ね、ハグ、ハグって、ね、あの、ね…」
村西利恵
「挨拶で、しますね(一同ざわ)」
青山繁晴
「要するにもう日本でも最近ハグってよく言いますけど、で、だからそれにerがついてますから、要するに抱きしめる人って意味ですよ」
村西利恵
「パンダを抱きしめている人たち」
青山繁晴
「はい、もう、パンダにこうやって抱きついてるって感じなんですよ」
村西利恵
「中国大好き…」
青山繁晴
「ええ。じゃなくてこれは非常にニュアンスのある言葉でね、要するに、パンダにすがりついてる感じなんですよ。話をしてると。パンダをあてにしてるんですよね。中国をあてにしてる、その派閥、factionって言いますけど、その派閥が一番大きいんだと」
村西利恵
「主流派なんですか」
岡安譲
「え、それが一番大きいんですか」
青山繁晴
「大きい、それでそれだけじゃなくて、もう一回言いますが、アメリカって面白い国でもあるなあって思ったんですが、自分で、I'm just a Panda-Huggerって言った人もいます、大幹部で」
岡安譲
「認めてるんですか」
青山繁晴
「はい。あの、僕の目、まっすぐ見て、そのとおり私は、あの、Panda-Huggerだと。もちろんその前にね、あの、こっちは民間人で自由な立場で、しかもこの出張も全部自費ですから、誰に遠慮することもないから、あなたって、Panda-Huggerと言われてますよと。ほんとですかと聞いたら、あの、怒ると思ったら胸張って、そうです、私はPanda-Huggerですって言ったわけですよ。さてそれでですね、それに一番対抗してるのが、このDragon-Slayers、このSlayってのは、殺すって、あるいは退治する、悪いものを退治するっていう意味ですね。で、そこにこれもer付いてるから、退治する人、龍を退治する人。で、これって、Dragon-Slayerって、あの、ゲームになってますよね。それからアメリカでは映画にもなってますよ。で、従って、これは、中国は悪魔だという立場で、相当極端で、その、evilって言葉あるじゃないですか。あの、ブッシュ大統領がイランとか北朝鮮、あるいはイラクを、axis of evilと、悪の枢軸って言ったでしょ(一同同意)。で、同じことを言うわけですよ。evilってね。これも極端な話で、中国のやることは全部あれだから、悪いから、退治しなきゃいけないって言うから、場合によっては戦争もあり得るのかって聞いたら、もちろんと言われてですね、こんな極端なのは困ったなと思ったら、ま、4つに分かれてるって言わなきゃいけないけど、ちゃんと真ん中もいてですね、しかし真ん中の2つの中で、多い方はこのInvestors。これ、あくまで軍に関係してる人々を投資家って言ってるわけですよ、Investorってね。普通にニューヨークの、実業家じゃないですか。そうじゃなくて軍の中でこういうあだ名付けてるっていうのは、要するに中国をビジネスの相手として考えて、儲かるかどうか、つまりアメリカ軍にとっても儲かるか…」
村西利恵
「利益があるかどうか」
青山繁晴
「…どうかだけを考えてる、ということなんですよね。で、だから本当の中間派っていうのはこの、リアリストであって、是々非々であって、えー、こういう人たちもいるっていうことは、救いなんですが、ただこのパンダ・ハガーの、人がたとえばどう言ったかというと、こうです」
村西利恵
「パンダ・ハガー派曰く、『習近平主席は最高のリーダーだ。中国軍は十分に透明性が高い。むしろ、分からないのは日本の方だ』」
岡安譲
「ええー」
青山繁晴
「これあの、相当口論に、僕と口論になったんですけれども。たとえばこの透明性っていうのは安全保障の世界で、一番大事なキーワードでね、あの、すみません、今日ちょっと英語多いですけど、transparencyって言います。で、中国軍がtransparencyがなくて、日本は、もう全部予算公開してますから、これはもう世界の常識なのに、これ何度聞いてもこう言うわけですよ。中国は十分透明性があるのに、何、何考えてるかよく分からないのは、安倍晋三総理をはじめとする日本の方だと、いう話なんですね。しかも、これ、派って書いたとおり、もちろんお一人の話じゃなくて、しかもその中に非常に、PACOMの中で、重きのある、人も含まれていました。で、従って、僕はそれに対して、たとえばこういうことを申しました。はい、出して下さい」
村西利恵
「青山さんが、『中国の環球時報は、「日本は、東京五輪開催前は武力衝突を避けるため、何が起きても手出しできないだろう」と指摘している。アメリカが中国寄りでは困る』と、指摘しました」
青山繁晴
「はい、これ環球時報ってこの『アンカー』で前にやりましたけれども、これ、地球全体の、云々っていう新聞なんですよね。で、これはだから、中国共産党の機関紙である人民日報の、外交版なんです。で、そこに、東京オリンピックが決まった直後にですね、これからの7年間は、要するに、武力衝突が起きてしまったら東京五輪中止になる恐れがあるから、これから中国が何やっても手出しできないだろうってことを、いわば公然と言ったわけですね。で、これあの、環球時報が言っただけじゃなくて実際に中国共産党や人民解放軍の中にこういう雰囲気があるってことは僕なりのルートで分かりましたから、これはその、こう感情論で言ってんじゃない、現実の問題として、その、大変困る事態なんだと言いましたら、これは実はリアリスト、リアリストのほうからこういう返事がありました。出して下さい」
村西利恵
「『我々の分析にはなかった見方だ。しかし、フィリピンのような小国ではない日本に上陸はしないだろう』」
青山繁晴
「うん。この環球時報の報道もあまり重視してなくて、リアリストは。で、我々の分析には正直なかったと。それ考えなければいけないとは思うけれどもと。しかしたとえば今、中国が実際に手出ししてるのは、南シナ海の問題で、フィリピンのような、ま、小国ってのは彼らの言い方で、日本は大国意識があんまりない、良い意味で、いい意味でない国ですからそういう言い方しないけど、アメリカははっきり小国って言って、海軍力も小さい、日本のように立派な海上自衛隊がいて、えー、軍事力も本当は強いと考えられると。憲法の制約の問題はあっても、そういう所になかなか手出しはしないから上陸はしないだろうと。リアリストって言いながらこういう見方をされるから、いや、そうじゃないでしょう、こうでしょうと申しました。はい、出して下さい」
村西利恵
「『漁民に偽装して上陸してくる可能性がある。それでも日米安保は適用されるのか』」
青山繁晴
「ええ、これもちろん尖閣諸島に上陸してくる恐れってことなんですが。これ、この『アンカー』で言ったと思いますが、実は尖閣諸島に接近してくる、その、中国の船の中に、たとえば漁船と言いながらですね、あの、ネクタイしてる人、はい、それから全く日に焼けてない人物っていうのを、日本の情報当局は何度も確認してて、で、それ明らかに漁民じゃなくて、要するに、中国の情報機関であったり、そういう人間であり、あるいは武装してる可能性もあると。つまり、そういう人たちが上陸してきた時は、中国の海軍が襲ってきたんじゃないから、日米安保条約に第5条っていうのあるんですけども、それが適用できるかどうかは微妙なんで、これは一番大事なところなんですね。で、総理とか防衛大臣がいくらこれアメリカ側に議論しても答えは返るわけない、返るわけはないんで、これを一番聞いたんですが、残念ながら答えはこうなんです」
村西利恵
「アメリカ側の全員から、『答えられない』と言われたと」
岡安譲
「全員が…」
青山繁晴
「はい、これあの、ほんとに、だから20何時間議論したわけですから、ものすごい人数会いましたね。一人じゃない時もあるし。見事に全員が、It' impossible to replyと、ね。答えられないと、いうふうに言うわけです。で、それは、実はどういうことかというと、本音はこうですよね」
村西利恵
「『適用は、極めて難しい』」
青山繁晴
「はい。偽装した漁民だったら、安保条約あると言いながら実際は何もアメリカ軍はできない恐れは、強いですよということなんですが。時間はないけど、でもね、この難しいって言葉、ちょっと見てほしいんですよ。これ今回ね、その、アメリカ軍の側から何人かに言われたことの一つがですね、日本人、特に政治家や、あるいは防衛官僚、自衛官と話してますと、それ難しいって言い方よく出てくると。ね。 It is difficult、英語で、難しいと。で、アメリカやヨーロッパだと、難しいという答えが出たら、難しいけど、そこから頑張るっていう意味だと。特にアメリカでは」
岡安譲
「あ、前向きに捉えていいんですか」
青山繁晴
「いや、ほんとにそうです。たとえば僕自身そうですから。僕はたとえば、いや、『アンカー』続けるの難しいって僕が言ったとすると、それはいろんなことあるけど、それを突き抜けて頑張りますって意味なんですよ。それ世界の常識なんですが。これ最近の日本は特に難しいって言ったら、やらないってことの言葉になってるでしょ?」
村西利恵
「なんか断ることを和らげるような、そんな使い方をしますよね(一同同意)」
青山繁晴
「ええ。で、これはね、日本語はそうだって評論家いらっしゃるけれども、日本語の問題じゃない。日本語はあくまでこれ難しいって言ってるだけで、やらないとは言ってないんですよ。それをごまかすような、言い方で、私たち日本語を使うから、それをたとえばアメリカ側が見たら、これはだから、その、こういう言葉遣いされるから、日本と付き合うのは、まさしく難しくなってしまうんだと。で、言われたのは、中国はこういう言い方は絶対しないと。中国はできるかできないか、我々と同じ文化で話すから、しかも英語で話すから、だから実は、その、利害関係で、中国に抱きついてるだけじゃなくて、日本と話しててもよく分からないって気分は、そこから出てくるんだと。だからさっきの写真も出してもらったんです。若い、防衛官僚や自衛官が、現地でそれを、肌で感じて、分かりやすく物を言おうと努力してるってのは、僕は評価できると思うんですね。さあその上で、じゃあ日本はこういうアメリカ軍の、知られざる現状に対して、どうすべきかっていうことを当然、後半お話ししていくんですが、えー、キーワードはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここで後半に向けてのキーワードは、『長すぎる誤解』。楽観視できない日米関係を今後どう改善していくべきなのか。このあと詳しく話していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「ここまでの青山さんのお話を聞いて、実は私ひとつ、腑に落ちないことがあるんですよね。青山さん、あの、パンダ・ハガー、つまり親中派はなぜアメリカにそんなに、多いんですか」
青山繁晴
「うん。アメリカにっていうか、うーん、今回お話ししてるのは、軍の中にも、しかも太平洋を2分割しようと言ってる中国軍に対して、共感してる、軍当局者がいるっていうショッキングな事実なんですが、それはですね、まずこの2つ(パンダ・ハガーとインベスター)やっぱり合わせて考えた方がいいんですよ。つまり、アメリカは、あの、戦争ばっかりやってる困った国だけども、民主国家ですから、軍だけ孤立して存在してるんじゃなくて、その、経済とかそういうことと、深く結びついて存在してるんですよね。従って中国経済の方が日本経済よりも成長力があって、要するに儲かることにつながるっていうことがまず背景にあるんですよ。で、この話ってさらに突っ込んでいくと、Chinese moneyっていうのは、まともな投資のお金だけじゃなくて、そのロビー活動とか賄賂とかも実は含むんで、そのアメリカ軍に対してそれを、それが行われてないかどうかを、日本の情報機関はもっと調べる必要があると思います。で、僕はいち民間人ですけど、僕なりに調べて、まだ結論までは至ってませんけど、でもたとえば、前にボストン、この番組で言いましたけどボストン行った時に、ハーバード大学で、あの、ショッキングだったのは、要するにハーバード大学も私立大学ですから、アメリカは、日本と違って国立大学ありませんから、私立大学です、ハーバードも、マサチューセッツ工科大学も。で、寄附金で成り立ってるんですよ、学生の納入金だけじゃなくて。従ってハーバードも中国支配がどんどん進んでいて、それを軍といえども研究機関もありますから、その研究機関に対してたとえばチャイナマネーが入った時に、それは不当な外国からのお金だと言い切れないところがあって、その研究機関の端の端に行けばですね。で、そういうことが、そのそういうChinese moneyが明らかに影響してると思うんですよ」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「で、これいい悪いの話をしてるんじゃなくて、日本も、その、正当なお金は、その、出してたとえばそれが、日本の安全保障、太平洋の安全にプラスになることを確認しながら、さっきの防衛省や自衛隊の人のような人をもっと出して、確認しながら、その、日本のきれいなお金も、入れていく必要あると思います。まさしく、あの、リアリストとしてやるべきだと思うんですね。さあその上でですね、今回は太平洋軍司令部、山の上にあるとこに行ってから、そのあと、艦隊司令部に行きまして、ま、ちょっと、救われたのは、艦隊司令部は、ひとつは海上自衛隊と連日付き合ってて、中国人民解放軍海軍と、連日付き合ってるわけじゃないから、日本の正直さをよく見てるから、艦隊司令部は、いや日本が大事だと、言う人は大変多いんですよ。しかしその、艦隊司令部を含めた中からの問題提起、たとえば非常に具体的でひとつはこれでした。はい、出して下さい」
村西利恵
「リアリスト派によると、『海保が尖閣で孤立して動いている。海自ともアメリカ軍とも情報共有していないから、奇妙なことになっている』という指摘です」
青山繁晴
「この奇妙なことっていうのはですね、たとえば尖閣諸島で、中国の船が、日本の海を侵して、どんどん入って来てて、しかし日本は、海上保安庁が警告するぐらいで何もできないでいると。そこまでは報道されてるから皆さん知ってますよね。しかしアメリカはほんとは残念ながら日本国民よりももっとよく知ってる。なぜかというと、あの報道の中には米軍の影はないけれども、本当は潜水艦も含めて、現場で情報を集めてるだけじゃなくて飛行機も飛ばして、衛星で全部見てますから。何が起きてるのか知っててですね」
青山繁晴
「これあの、僕の握り拳を、これたとえば魚釣島としますね。海上保安庁の、海上保安官がほんとに日夜寝ないで苦労をして、ここにいわば円を作って守ってるんですよ。ところが、この、円の外側にいるのが日本の船なんですよ、漁民の方々も含めた。円の内側にいるのが、中国の船なんですよ。島に近い方に中国の船がいるわけです」
岡安譲
「それを衛星で見ている…」
青山繁晴
「連日連夜これが繰り返されてるわけですよ。まことに奇妙なことだと(一同同意)。で、それは、たとえば世界の常識から見たら、海上保安庁は孤立して動いてて、その、海上自衛隊とも、そして、日米安保条約があるから米軍がいるのに、それとも情報共有しないで、動いてるから、憲法とかそういう問題だけじゃなくて、このバラバラで動いてることが問題じゃないかと。で、これは僕は正しい問題提起だと思うんですね。で、そして、たとえばですね、このリアリスト派の中で、あの、個人が分かることは絶対言えませんけれど、その艦隊司令部の中に、アメリカの沿岸警備隊から来てる人もたくさんいるんですよ。普通は戦争の時だけアメリカの沿岸警備隊は海軍の一部になると言われてますけど、そうじゃなくて日常的にそれをやってるんで、これは私たちにとって大事なアドバイスだと思うんですね。で、その上で、今回僕が、PACOMや艦隊司令部に行った大きな目的の一つはですね、えー、この中国の脅威について、議論をする、いち民間人ですから自由に議論をするだけじゃなくて、安倍政権に対する誤解があるとしたらそれを、ま、解くとまでは言えませんけど、民間人として自分の意見を言うために行ったんですね。そしたらですね、えー、実はアメリカ側の反応はこうでした」
村西利恵
「リアリスト派によると、『中国と韓国の工作活動によって、国防総省もNSCも国務省も、安倍政権は過去の歴史を覆そうとする右翼だと見ている』」
青山繁晴
「はい。皆さん、これは、あの、一緒に考えたい、今日の最大の一つはですね、要するに今日、あの、コーナーの初めで言いましたが、僕自身も、それから申し訳ないけど、安倍総理も、それから今回非常に協力してくれた、小野寺防衛大臣も、実は甘いんじゃないかと思うんですよ。もう一回言いますよ、僕自身の反省を込めて。というのは、第2次安倍政権っていうのは日本版NSCをつくるとか、あるいは集団的自衛権の見直しに進んでいくとか、あるいは憲法改正も掲げているとか、つまり、鳩山政権の時代と違って、日米同盟は再強化されてると、いうイメージがあるじゃないですか。しかし現実には、アメリカ側はそのNSCに対する反応も含めてですね、要は安倍さんは右翼だと。そして、僕は民間人だからそれを言いますと。たとえば、あの、小野寺大臣がやっぱり僕の前に、その、PACOMも行ってるんですけど、そういう時にはこんな話は一切しない、そんな失礼なこと言えるわけない。ね。で、あなたを今回受け入れた理由の一つは、その、あなたから本当の日本を聞きたい。それから自分たちも本当のことを言いたい。もうアメリカの中では、右翼だと、いうことが定着してますよと言うわけです」
村西利恵
「定着…」
青山繁晴
「それ当然僕はそれに反論すると、その中で出てきた問題提起はこれでした。出して下さい」
村西利恵
「違うなら、発信を」
青山繁晴
「はい。発信してるじゃないかと思う日本国民いらっしゃるでしょうが、本当の発信は何なのか。それを考えるために、これを見て下さい」
村西利恵
「今月3日、来日していたケリー国務長官とヘーゲル国防長官が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に献花を行いました」
青山繁晴
「はい。これ3日、あの、文字どおり、っていうかまさしくですね、あの、いち民間人ですが私が、ハワイ側に行ってた時に、そのハワイの司令官も含めて、アメリカ側から日本にどっと来て、その、はじめ、あの、非常に異例な形で国務長官と国防長官が一緒に日本に来てくれて、東京で、その、太平洋をはじめとする世界の安全保障について議論をしてたわけですよ。で、その時にですね、このお二人が、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑、これ無名戦士の墓と、いう言い方もしますけれども、そこに、まあ、献花して下さった。で、これを考えたらいいかってのは日本で、未だに議論が割れてるんですね。これたとえば、隣に靖國神社あるわけですけど、靖國神社に行くなっていうメッセージかなと、いう意見もあるけど、いや、まさかそんなことはないだろう、その、やっぱり日米同盟が再強化されつつあるから、いわば、敬意を示して初めて行ってくれたんじゃないかと。ところがこれについて、その、司令部の現地で聞くと、もうはっきりしてて、靖国に行くなという意味ですと」
岡安譲
「えっ、そういうメッセージなんですか」
青山繁晴
「はい。で、彼らによると、靖國神社は、神道っていう宗教の施設で、千鳥ヶ淵は無宗教の施設だからって言うから、それが僕は誤解だと。ね。アメリカはまず、一神教、キリスト教の国ですから、八百万の神っていう神道が分かってない。それは、英語で言ったら宗教になるけれども、そうじゃなくて、たとえば神社の中にお寺があったり、たくさんのことを許容できるものであって、いわば、その、代表として靖國神社があるだけであって、千鳥ヶ淵も、無宗教で運営するためにつくったんじゃなくて、ご家族のもとへ帰れない方々、どんなお考えかも分からないから、つまり、キリスト教の方でも誰でも、その、お参りできるように、そうしてあるんであって。これは実は、僕はアメリカ側に言ったのは、その、そもそも、日本が戦争に負けた時にアメリカ軍は誤解した。つまり宗教によって戦争をやったと、日本を解釈した。硫黄島や沖縄であれほど強かったのは、宗教があったからだと、思い込んだけど、それは違います、日本は閣議決定や、国会の、法案によって、国会の法によって、戦争を遂行したんです。結果は負けましたけれど。従って、その、多神教の日本を、一神教のアメリカが分からないままずーっと誤解してるから靖國問題についてもこういうことが残って、安倍さんが、私たちの総理大臣が右翼だって話になるんですね。ということは、発信が違うんですよ。なぜ発信が違うかというと、日本自体が、実はいま学校で教えてらっしゃる先生方自体が、その本当の、戦争の歴史を、そもそも学んで教師になってないから、アメリカに発信することができないんですよ。そこからやり直さないと、安倍さん個人の問題じゃなくて、私たちの、私たち自身が私たちの歴史をどう考えるかってことを、フェアに見直して、それで初めて、日本や中国や、アメリカとの関係が、韓国ははっきり言うと中国にくっついてるだけだってこと、ずっとアメリカ側は言ってました。だから、慰安婦のことなんかより、その、こだわりすぎるよりも、こういう大元をですね、立て直していって、本当の正常な、同盟関係をつくりたいと思います。はい」
岡安譲
「大変よく分かりました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
米国のたとえば政治家だけじゃなく、米軍にもそんなに親中派が多いとは、ちょっとショックでした。
それにケリーさんらの千鳥ヶ淵献花の意味についても…。
実はこの件について私は10/5付に「残念ながら、靖國には参拝するなというメッセージだろうと現時点では思ってます」と書きました。
青山さんがこの件に触れた時、私は自分の考えが間違いであってほしい、「敬意を払うためで他意はなかったんだよ」って答えであってほしいと期待したんですが、うーん、やはり「靖國には参拝するな」でしたか……(T_T)
安倍さんが「右翼」だという誤解を解く道のりは、大変険しいようですね……。
蛇足ですが、最後の「韓国は中国にくっついてるだけだってこと、ずっとアメリカ側は言ってました」っていう箇所はちょっと笑ってしまいました(^^ゞ
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・三鷹市女子高校生殺害事件 逮捕の21歳男「殺すつもりだった」
・「受賞誇らしい」 国内研究者歓喜 ヒッグス粒子でノーベル賞
・みずほ銀行 暴力団融資問題 新たな行政処分も
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさん(タイトルとURLが変更になりました)が後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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