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「アンカー」汚染水の解決策『処理して海に出す』を言えない安倍政権…世界の原発はトリチウムを大量に放出…総理の本心は?

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■9/18放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

原発の汚染水問題で安倍政権は…青山解説

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 前半のキーワードは『真っ正直に』。
 汚染水問題に対する世間一般の誤解を解く今日の解説。原発に疎い私にも分かりやすかったです。
 この問題は単純なのに複雑に伝えられている。解決法もすでに決まっていて、「処理して(放射性物質を除去して)海に出す」。問題は世論の反発を恐れて安倍政権も東電もそれを言わないし、やらないこと。
 トリチウムも問題なし。世界の原発は今日もトリチウムを大量に海に出している。汚染水を理由に日本の8県の水産物輸入禁止措置を取った韓国もです。

 後半のキーワードは『総理の本心』。
 福島から「水」を出すだけでもいけないと、朝日新聞などが言っているのはミスリード。
 そして肝心の安倍総理は汚染水問題でこれからどうすべきと考えているのか。青山さんが直接聞きました。


 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之
「さ、それではこのあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいりたいと思いますが、今日はどのようなお話でしょう」

青山繁晴
「えっと、このコーナーもやがて400回めが近づいてくるんですけれども、ま、改めて申しますと、このコーナーの、ま、ささやかな、ささやかですけれども使命があるとしたら、それは、本当はどうなの?と、いうことを明らかにすることだと思うんですね。で、中でも、こうすごくたくさん報道されてるのに、こう、そのわりに、本当はどうなのかが分からないってことを、その、核心部分を、緻密な情報収集と、裏付けによって、そして真っ直ぐ真ん中から、どっちかに偏らないでお話しするのが、ささやかな使命じゃないかと思うんですが、そのことで言うとやっぱり今、一番、有権者、視聴者の方が分からないのは、やっぱり福島第一原発の、汚染水のことだと思いますね。えー、今日はそのことをお話ししたいんですが、実は安倍総理とも、議論をいたしました。えー、どういうふうに議論したのか、いつどこで、どういうふうにってことは一切申せませんけれども、いずれにしろ、IOCの総会で、ああいう演説をなさったわけですから、安倍総理とも議論をいたして、その上で、今日皆さんと一緒に考えたいんですが、最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『真っ正直に』」

青山繁晴
「はい。真っ正直にやるべきをやってないから、実は本当のところが分からない、ふうになっていて、実はそのことは、汚染水の問題、あるいは福島第一原発の事故の問題だけではなくて、敗戦後の日本の社会のあり方、つまり、ど真ん中から真っ正直にやることをなるべく避けてるうちに、身動き取れなくなるってことが起きてる。えー、それを、皆さんと一緒に具体的に考えてまいりたいと思います」

山本浩之
「分かりました。それでは、コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
山本浩之
「今日の“ニュースDEズバリ”は、汚染水問題です。本当のことが伝わっていないと。で、本当のことって、何だろうかと。で、なぜそれを伝えないんだろうか。今日はこのあたり、じっくりと解説していただきたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、ヤマヒロさんが、なぜ伝えないんだろうとおっしゃいましたが、改めて、今日のいわばメインテーマのひとつは、言わねばならない本当のことがありますと。で、本当のことについては、これからじっくり、皆さんと一緒に見ていきますが、誰が言わなきゃいけないのかっていうと、えー、これ当然まず事故の当事者は東京電力です。しかし、東電は今もその、重大な責任ありますが、特に東京オリンピック招致のあと、の現在は、誰よりも安倍総理、をはじめとする、第2次安倍政権の閣僚たち、が、言わねばならないということですね。それを踏まえますと、今、たった今、非常に重要な動きが、あります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「汚染水問題の動きですが、安倍総理があす福島第一原発の汚染水を視察します。それから、現在、IAEA(国際原子力機関)の総会が開かれていますが、そこで、山本一太科学技術担当大臣が、説明を行いました」

青山繁晴
「はい。明日19日に、安倍総理が福島第一原発に行かれて、これ一般的な視察じゃなくてですね、まさしく、その、汚染水の現状を総理自ら把握して、それから作業員の方々を励ますと、いうことはもちろんなんですけれども、さあこれからどうするってことを総理自身も当事者として、現場を踏まえて考えるっていう意味ですよね。つまり、その、IOCの総会でも、コントロールされていると、それから、今現在は、水や、食べ物についても心配がないと、そして政府がやっていくってことを約束しただけで、具体的にどうするのかってまだ、言ってないわけですよね。で、従ってこれ非常に重要な視察になるんですが、そのちょうど直前にですね、ウィーンで、オーストリアのウィーンで、国際原子力機関、IAEAの総会が開かれましたから、これ本当は、第2次安倍政権が、真実を述べる、とても大事な機会だったんです。ところが、これは、失敗に終わりました。失敗というか、本当のことを言わないままに、いや、次に言わねばならない本当のことを明かさないで、今まで言ってきたことだけ、繰り返したに終わったんです。どういうことかというと、山本一太さんという閣僚が、この、IAEAの総会で、IOCの総会で、安倍さんが、スポーツの分野の人に言ったのと、同じことをですね、IAEA、国際原子力機関の、専門家を含めた方々に、全く同じ話をしたと。水とか食料に心配ないと。そうじゃなくて当然、IAEAですから、もうIOCの総会じゃないんで、これからどうするのかを聞きたいのに、そこを全然言わないから、ずいぶんIAEAの総会は、日本に対して荒れた、総会になってしまいました。で、そもそも、山本一太さんを起用したことが間違いであるっていうことも、もう一度申しますが、安倍総理にも直接、僕のささやかな意見を伝えました」

村西利恵
「間違い」

青山繁晴
「ええ、間違いです。なぜかというと、山本一太さんは、まあたとえば沖縄とか北方の担当っていう、こと、あるいは領土問題の担当、ご存知だと思いますが、同時に、科学技術政策の担当を確かになさってますが、実は汚染水の問題というのは、これから科学技術を進化させて、新しい技術でやる問題じゃなくて、実はどうしなければいけないのか、どうすれば解決するのかは、技術的には、実は話はついてるんです。とっくに決まってることなのに、それを、言わない。それがまさしく言ってない本当のことなんであって、従って山本一太さんにその責任を被せるんじゃなくて、これは当然、茂木さんが、経産大臣であり、原子力事故の担当、正式な事故の担当じゃなくて賠償の担当ですけれども、しかし、石原環境大臣なんかも全部含めて考えても、実はこれ、総理とも意見は一致しました。茂木さんが本来の担当であると。だから、総理ご自身にも、申し上げたんですけれども、これは、山本さんを起用したこと自体が逃げであって、つまり技術的なことのように見せかけようとしたんじゃないか。そうじゃなくて、やるべきことは決まってないのに(決まってるのに?)、それを言ってないしやってないことが、民主党政権も第2次安倍政権も同罪であって、そのことをはっきり、IAEAの総会で認めて、これからどうするってことを、実は言わねばならなかったのにそれをしなかった。従って、じゃあこれから、IAEAの総会はもうしばらく開かれないけれども、国内と世界に向けて発信していかなきゃいけないんですね。じゃあその発信について、現状をもう一度申しますと、これです」

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村西利恵
「この汚染水問題について、安倍政権も東電も、一番肝心なことを言っていない

青山繁晴
「はい。さて、この一番肝心なことってのは一体何なのかというと、もうこれ、最初のうちにはっきり申し上げたいと思います。それは、これです」

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村西利恵
「それは、いずれ『水』を海に出すということ」

青山繁晴
「はい(一同ざわ)。これは、この文字をご覧になったら、視聴者の方の胸の中に当然、えー、真っ黒い不安が起き上がったと思います」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「えー、つまりあれだけ貯まりに貯まった汚染水を、えっ、これから海に出すと言うのかと。ね。そう思われるでしょうが、よく見て下さい。ここに、水と書いてありまして、今、貯め込んでる、汚染水ではなくて、これは、処理をした水になるんです。処理水って言葉も、実際にあります。そして実はですね、このコーナーだけじゃなくて、この水曜『アンカー』で何度も原子力規制委員会のあり方を、非常にきつく、厳しく批判してきましたが、このことについては、実は田中委員長はまともなことをおっしゃったんです。汚染水を、処理して、つまり、放射性物質を除去して、海に出さねばなりませんってことを、これはいわば、真っ正直に言ったんですよ

山本浩之
「汚染水をそのまま出すのではなくて、汚染水を処理したものを出すっていうふうに言ってた…」

青山繁晴
「もちろん。そのまま出すってことは絶対ありません。絶対してはいけないです。ですから、原子力規制委員長の田中さんも、その、処理した上で出すってことを言ったんですが、全然反応がなかったんですよ。それどうしてかというと、それは今までの原子力規制委員会のあり方が、たとえば活断層の問題だけに、偏って集中したり、要するに、立地県も国民の側からもよくやってることが分からない、不信感がありましたから、突如それを言われても、よく分からなかったわけです。えー、そういう日本の今の雰囲気があるから、たとえばアメリカからですね、えー、僕もある程度存じ上げてるアメリカの核規制委員会、NRCの元専門家などが日本に来て、問題が複雑になってるって言って、それ報道されたんですが、複雑になってるって言われても何のことか分からないけど、要は、アメリカはスリーマイル島の事故を経験してて、その時の、たとえば汚染水の処理についても、要するに、水をきれいにして海に出して、それで終わってるわけです。それしか方法はないのに、日本ではそれ言えなくなってるねと。だから複雑化してると、本当は言ったわけですね

山本浩之
「それ田中委員長が、言ってるのに、それよく分からないっていうのありましたけど、誰がよく分かってないんですか」

青山繁晴
「え、たとえばその発言を聞いた、日本のメディアも海外のメディアも、突然それだけ言われたから」

山本浩之
「でも、政府・官邸をはじめとする、専門家たちも、それは分かってるわけですよね」

青山繁晴
「分かってるわけです。分かってるけれども。だから田中委員長は、ま、だからその意味ではやっとまともな仕事をしたわけです。言うべきを言ったわけです。だって海に出すって言ったらみんな、えっ、海に出すのかっていう反発がまず来るじゃないですか」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その反発を真っ正面から受けながら、いや、その、世界がこうやって今までも処理してきたんですと。事故が起きてない原発でも、実は、その処理水は出てるんですと」

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「この瞬間も、世界中から出てます。これ、今から、具体的に説明しますが。それをですね、物言えば唇寒しで、政府も言わない、政府っていうのは安倍総理以下も、閣僚も言わない。そして東電も言わない。それだけじゃなくて、東京大学をはじめとする学者たちも言わない。海に出すなんて言ったら、お前は海に出すっていうのかと言われることがただ怖くて、世界の常識でやってることをやらないっていうのが今の現状なんですよ

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「で、あの、これ、えー、申しておきたいのはですね、今日お話しする話は難しい話は実はないんです。事態は実はすごくシンプル、単純で、何か複雑に見せかけられてるだけです。えー、その、事態がどれだけ単純かっていうことをですね、っていうか、はっきりしてるかっていうことをですね、見て下さい。はい、出して下さい」

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村西利恵
「この汚染水について確認ですが、毎日400トン、増加しています

青山繁晴
「はい。これあの、皆さんもう、心配の素ですよね。その、400トンって、あの、パッと頭に浮かばないぐらいのものすごい数の汚染水がどんどん増えてて、そしてタンク今これ、あの、1000基、ざっと1000基つくってるわけですけど、もう850基ぐらい使っちゃっててですね、しかもその、残りは150基しかない、から間もなくいっぱいになっちゃうよというだけじゃなくて、このタンクはっきり言うと、東京電力が安物を使ったタンクもあるから、そっから漏れ出たって問題なんですよね。だからこれ、実は原子力技術の問題じゃなくて、その、汚染水を何もしないで、どんどんタンクに貯めてるだけだ、ということと、そのタンク手抜きで、コストと管理の手を抜いて、安物だから漏れてきたってことに過ぎないんですよね。でも、その上でですね、じゃあ何で増えてるのかっていう原因なんですが、これが実は、もう、全くはっきりしてるんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
毎日、400トンの地下水が混ざるのが、増えている原因である」

青山繁晴
「はい。これ数字見て下さい。数字って言ったって、あまりにも、単純な話ですよね」

村西利恵
「ほんとですね」

青山繁晴
「要するに、日本は、地下水が潤沢な土地柄です。えー、たとえば、アラブで井戸を掘っても、水がなかなか出てこないからみんな苦しんで、苦しい闘いを続けてきました。日本では井戸を掘ったらきれいな水が出てくる。それが日本を支えてきました。でも、今、福島第一原発の現場では、この地下水が湧き出てきて、それが、その、汚染水と混ざることによって、その分だけが増えてるんですよ

村西利恵
「うん」

青山繁晴
「で、これは何度も言いましたが、亡くなった吉田昌郎所長が、生前、懸念されてたことのひとつですね。で、これはですね、もう一度この、すごくあえて簡単に、あの、図を作りましたから見てほしいんですが、この、原子炉が冷やせなくなって、その、メルトダウンが起きましたね。で、2011年の3月から4月にかけてですね、何がほんとはあったかというと、たとえばアメリカのさっき言いました核規制委員会、NRC、の専門官たちがどっと日本にやって来て、彼ら大変困ったんです。ひとつは英語が通じないと。で、僕にも非公式に、ま、相談っていう高級なもんじゃなくて、その、話があってですね、何で英語通じないんだと。で、僕は何で通じると思うんですかと言ったら、いや、ウィーンの会議とかアメリカの会議では、たとえば、当時の原子力安全・保安院は普通に英語を言ってたっていうから、いや、思い出して下さい、それ、紙読んでたでしょ?と。そう言えばずっと紙読んでたよねって。つまり緊急時に、この、あの、直接話ができたら特に電話で、話するのがほとんどできなくて、NRCも困ってしまって、その時にどうしたかというとですね、実は警察庁の中に、今も公開されてないけれども、対策本部を、警察庁のビルの一番上につくってですね、そして、もともと言葉に強い人が多いから、警察庁は外事情報部を中心に、その人たちが実は、にわか勉強、猛勉強をして、原子力を勉強して、NRCとも渡り合ったっていうか、その、連携したっていうのが本当の姿だったんです」

山本浩之
「へえー」

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青山繁晴
「その時にですね、3月の、3月11日から始まりましたけど、3月の末から4月初めにかけて、確立されていったのが、この、ここに書いてある、循環注水冷却システムってやつなんです。これ、難しい字が書いてあるけど、要は、その、当時から汚染水が増えたら困るってこと分かってたから、要するに、水をぐるぐる回してですね、そのぐるぐる、外付けの水にして、それをぐるぐる回して冷やしましょうと。で、ぐるぐる回した時に一番深刻なセシウムとか、あるいは機材がダメになる塩分を取ると。これサリー(SARRY)と呼ばれる、日本製の、今、機械を使ってますけどね」

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村西利恵
「はい」

青山繁晴
「当時は外国の、最初は使ったりしましたけど。要するに、ぐるぐる回すと。これがミソだったわけですよ。冷えると同時に、汚染水が増えないと。原子炉を通ってくる水ですから当然汚染されますけれども、増えないってことが肝要だった。だから、地下水が、これ山側なんですけど実は、山側から入って来て、この、この容器の所にも来るから、地下水をほっといたら、当然増えていくっていうのは、分かっていたのに、その時点ですでにですね、その、ここに入ってくる前の地下水を、くみ上げて海に出すってことを、その、実は、たくさんの専門家がこれ内部で提言したのに、いや、今この福島第一原発から水を出すなんて言ったら、大騒ぎになるから、そんなことできませんって言って、タンクに貯めていったのが実態なんですよ

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「だから高級な複雑な難しい事態が起きてるんじゃなくて、ただただ、その地下水は、その汚れる前に出せば、増えないですみますってことを、説明もしないで、何か言ったら、唇寒しになるのをみんなが恐れて、縮こまってたってことが本当ですから、やらなきゃならないことは極めてはっきりしてて、まず1つめは、これです」

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村西利恵
混ざる前に、地下水をくみ上げて海へ出す

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「はい。当たり前のことなんですよ」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「で、今もう、今は2年半経っちゃって、全部混ざってるかっていうとそんなことはなくて、山側から湧き出る地下水がどんどんどんどん入ってくるだけですから、その手前で、あの、壁をつくるとかまた言ってるでしょ? 壁つくったって、地下水を海に出さなければ、いずれ壁だって越えられちゃうわけですよ」

山本浩之
「まあ溢れてきますよね、それ当然」

青山繁晴
「むしろね、小学生とか、中学生とか、その、心がまだ、何ていうか保身に走ってない子供なら分かる話なんですよね。だから必ず、えー、大規模な井戸を含めて掘って、くみ上げて海に出さなきゃいけない。ここでまず水が出るってことがここに出てくるんですよね。さあそれで、2つめです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「解決策の2つめは、放射性物質を取る

青山繁晴
「はい。で、この放射性物質を取る、これはさっき言いましたね。その、やってくる地下水以外にすでにこうやってぐるぐるぐるぐる回してるわけですから、それは、溶けちゃってる核燃料の所を回ってくるわけですから、当然、核物質を取り込みますね、核物質っていうのは、放射性物質と同じですが、これを取らなきゃいけない。そんなもの取れるのかと、思われるかもしれませんが、実はこの技術はすでに確立されてます。もともとは外国の技術でしたが、もう日本製で、しかも、数百億円もかけて、福島第一原発に設置されてます。はい、そのシステムは何かというと、はい、出して下さい」

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村西利恵
「それが、ALPS(アルプス)、多核種除去設備、というものです」

青山繁晴
「はい。えー、これも、あの、非常に難しい言葉に見えるでしょうが、Advanced Liquid Processing Systemですから、要するにAdvanced、あの、進化した、システムで、えー、液体を、浄化する、って言ってるだけです。日本語にしたら、核種、核種っていうのは、その、原子炉の中では100種類を超える、核生成物がありますから、その、その大半のものを、ここに書いてるとおり62種類のものを、きれいに除去できますと。で、しかも、処理能力は非常に高くてですね、1日、最大、うまく動かせると750トン、1日で750トンを、きれいにできますから。ということは…」

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山本浩之
「これですか?(映像映る)」

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青山繁晴
「はい。今この、ALPS自体は映ってるんですけれども、順調に行けば、あと1年半の間に、さっきの、要するに850を超えてるタンクの水は全部、放射性物質を除去できることになるわけですね

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一同
「うーん」

青山繁晴
「但し、今まで何でできなかったのかというと、これもやっぱり東電の、維持管理に問題がありました。従って3月から試運転してるのに、小さなトラブルが相次いで、ずっと本格稼働ができないできた。でも、ちょうどこの9月から、本格稼働がやっとできる。試運転から半年かけて、ようやくできる状況になってるわけです。で、従って地下水じゃない、本物の汚染水の方は、これをやるに決まってるわけですよ。で、しかし実は1つ大きな、えー、テーマがもう1個ありまして、全部は除去できない、っていうか、1つだけ残るんですよ。現状で言うと。その1つは何かというと、これです」

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村西利恵
「それがトリチウム(三重水素)だけは除去できない

青山繁晴
「はい。で、このトリチウムは、えー、放射線を出しますけれど、それだとこう大変だということになるかもしれませんが、今これ、このスタジオにも、降り注いでいて、で、トリチウムというのは、たとえば、出す放射線の種類も含めて、人体だけじゃなくて、たとえば海で言うと魚介類などにも、ほとんど蓄積しませんし、害がほとんどなくて、自然界にあるままです。で、ほとんど水の状態で存在してますから、皆さんこの番組ご覧になりながらたとえばお水飲んでらっしゃいますか? それ、あの、水道水だったら、間違いなくトリチウムは含まれています

一同
「ああー」

青山繁晴
「で、世界中にトリチウムはすでにあるものですから、従って、えー、何が、今、現在世界で起きてるかというと、あるいは行われているかというと、これです」

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村西利恵
「伝えられない“世界の常識”。それは、トリチウムは、通常運転している世界の原発や核施設から、今も、放出されている

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青山繁晴
「はい、この瞬間も。じゃあどれぐらい出てるのかっていうのを、ま、世界中の中からちょっと例を引いてみましょう。はい、まず出して下さい」

村西利恵
フランスの、ラ・アーグ再処理施設では、2012年の1年間で、1京1600兆ベクレル、排出しています。それからカナダのブルース発電所でも、2012年の1年間で、1280兆ベクレル、排出されました

青山繁晴
「はい。これ再処理施設っていうのは核燃料の再処理をしてて、で、カナダはこれ普通の原発ですね。普通って言っても、ま、重水炉って言って日本にないタイプですですけど。これちょっと見て下さい」

山本浩之
「すごい値なんで(笑)ちょっとびっくりしてる…(一同笑&ざわ)」

青山繁晴
「桁がすごすぎて(一同ざわ)、何やら分かんということになると思いますけど」

村西利恵
「すごい数ということですよね」

青山繁晴
「だから、その、えー、たとえばですね、この、ラ・アーグで言うと、2010年ですと、9950兆でした。9950兆。で、もう去年だと、それを超えて、1京を超えちゃってるわけですよね。で、これは再処理施設ですけれども、普通の原発でも、1000兆を超えるベクレルが出てるわけですね。で、ちなみにですね、そのラ・アーグっていうのは、どういう場所にあるかというとちょっとこれを映していただけますか」

村西利恵
「地図ですね」

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青山繁晴
「この地図映していただくと、これ皆さんお馴染みのフランスですけど、えー、ここが狭いドーバー海峡ですね。これ、全体がイギリス海峡で、ドーバー海峡、ロンドンすぐ近く。えー、ここから、1京を超える、えー、トリチウムが、たった1年間の間にどんどん出されてて、イギリスから文句があったって話は、少なくとも僕は1回も聞いたことがない。イギリスに、数え切れないほど行ってますけど、ラ・アーグが問題になったことはない。というのはイギリス自身の、再処理施設であったり原発から、同じようにトリチウムが海にどんどん出てますから。はい。問題にされるわけはないんです。水道水に含まれてるようなものですから。で、もちろん日本、日本でも世界でも基準値はありますけれど、その基準値を守れば、良いだけの話であって、じゃあ福島第一原発の現状はどうかというと、こうです」

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村西利恵
福島第一原発から事故後2年3カ月の間に、海に流出した量は、20兆から40兆ベクレルと試算されると、先月2日、東京電力が発表しました」

青山繁晴
「はい。このニュース、8月の最初に出たニュースで、関心をお持ちの方は今も多いと思います。皆さんびっくりしたと思うんですよ。つまり、事故が始まってから、だいたい今までの間にですね、ま、直後の数字がないんですが、その、直後の数字なんかを乗っけると、とにかく数十兆行ってると。普通に考えると、その、これあの、間を取ると、ま、30兆ベクレルの、よく知らないトリチウムってものが、もうすでに出てるんだから、これは大変だと思うのが当たり前ですよ」

山本浩之
「思いました」

青山繁晴
「だって日本はこれだけ、50を超える原発がありながら学校でほとんどこういう基礎的なことを教えてませんね」

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「教えてないのは現代の歴史だけじゃなくてエネルギーについてもほとんど教えてないから。ところが今、見ていただくと、これもう一回言いますが(福島第一原発は)最大で40兆ベクレルですよ? こっち(ラ・アーグ)、1京1600兆ベクレル、しかもこっち1年間。こっち(福島)は2年以上です

山本浩之
「桁が3つも違う…」

青山繁晴
「はい、桁が違いすぎてほんとは話にも何にもならないわけですよ。従って、やるべきことは、あまりにもはっきりしてて、それは、これです」

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村西利恵
トリチウム以外を全て除去した処理水は、希釈して、海へ

青山繁晴
「はい。さっき言いましたとおりALPSっていうシステムで除去できますから。えー、そしてその上でですね、トリチウムだけになったからもう調べなくていいっていうんじゃなくて、さっき言ったとおり基準があってですね、日本の基準ですと、1リットルあたり6万ベクレル、という、その、ベクレルっていうのはそのものが持ってる放射線量のことです。シーベルトってのは人体の、影響のことを言ってます。ね。念のために言いますと。従って、ちゃんとやるべきことはこう、決まってるわけですよ」

山本浩之
「そういうことか…」

青山繁晴
「ええ、やるべきことが決まってるんだから、それを正直に言うべきでしょ? 従って、僕は、つい最近、安倍総理に直接、ご提言申し上げたのはたとえばこういうことです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「安倍内閣に青山さんが提言した内容は、『所管の茂木大臣が、『処理水は海に出すことになる』と、明言すべき』

青山繁晴
「はい。これ、なぜ所管の大臣が、それもですね、たとえば山本一太さんに無理に被せるんじゃなくて、科学技術政策の話じゃなくて、原子力の事故の処理の、担当大臣である人がですよ、明言に加えて、詳しく説明しなきゃいけないですね、先ほど、僕がずっと言った海外のデータとも比較して。だってトリチウムっていうものを、みんな知らないで、普通に、学校出て生活してるわけですから、当然説明聞かないと分かんないじゃないですか」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「それで、こういうことをですね、あの、僕はずっと今まで言ってきましたが、すると、いや、漁民の方々が反対しててって話ばっかり来るんですよ。これ、先ほどもですね、このスタジオに入る前に、政府高官(CM明け後に説明あるがこれは官僚)と、電話で、ま、議論をしたんですけど、またあの、漁民の方の理解が先で、青山さん『アンカー』でいろいろ言ってもらうと、また漁民の方が怒ったりして困るから、やめてくれとは言わないけれども、ね、それに近いことをおっしゃるから、あなたの言ってることは逆さまだって言ったんですよ

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
漁業者のせいにしないでもらいたいんですよ。漁業者は、レジャーで釣りしてるんじゃないから。ね。釣りされる方、僕、大好きですけど、漁業者にとっては、売れるかどうかだけですから、一番大事なのは。生活の糧なんで。まず国民に真実を教えて、国民が、ああトリチウムってのは普段から出てて、水道水にも入ってるから、問題ないと、ね、問題があるいはすごく小さいってことを分かったら、漁業者がそのあとわざわざ文句言うんですか? それってほんとにね、国民も漁業者も、僕は、愚弄してると思いますよ。まるで漁業者が補償がほしいかのような話にも聞こえなくもないし。国民は、今この番組で何分かかりましたか? 大して時間かかってませんよ。番組としては長いけれども。ちゃんと大臣が、それ解説すればいいじゃないですか」

村西利恵
「それを説明するのが政治家の責任ですよね」

青山繁晴
「そうです。だから第2次安倍内閣は、この汚染水の処理が遅れてるだけじゃなくて、オリンピックであそこまで安倍総理自身が言っておきながら、なぜIAEAの総会で、山本一太大臣が、お茶を濁すんですか。ね。まず国民の理解があったら、漁業者の方が、それ以上の反対になるわけがないですよ」

山本浩之
「うん」

青山繁晴
「で、従って、まずは、総理が本当は視察に行かれる前に、この茂木大臣がきちんと説明をされるべきだと」

山本浩之
「いや、すごく分かりやすいですよね」

青山繁晴
「ええ、当たり前のことを、言ってるだけです」

山本浩之
「安全だっていうことを言ってる、言うことにつながるわけだし、だからコントロール下に置いてるわけですから、何の矛盾もないわけですよね」

青山繁晴
「あの、逆に言うとですね、現在のように、その、海に出さなきゃいけないってことを説明しないからタンクに無理に入れてるから、そして東電は破綻状態だから、タンクからボロボロ出てきて、そうすると処理してない水が、海に出て行くってことが、今、起きてますよね

山本浩之
「よっぽど危険じゃないですか」

青山繁晴
「まだその量は小さいから、健康被害にはもちろん至らない、安倍さんがIOC総会で言った数字はその通りですけれども、これが続いていくと、重大な事態になりますから、早く処理をして、これは海に出さなきゃいけないんですね。そして、えー、じゃあ後半は、より、その、安倍総理のリーダーシップに踏み込んでお話ししたいと思います。キーワードは、これです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『総理の本心』。安倍総理は本当のことを国民に言うのか、言わないのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、汚染水について、非常に分かりやすい解説をしていただきましたが、じゃあ、安倍総理は、これについて、どのようにお考えなのか。引き続きお願いします」

青山繁晴
「はい。あの、安倍総理の、まさしく本心をお話しする前に、えー、念のため2つのことを、申し上げておきたいと思います。1つは、先ほど前半の最後で、この番組始まる直前まで、政府の高官と話をして、えー、いろいろ困った発言しないでねみたいな話もあったと、いうことを言いましたけど、これ官僚です。まさか安倍総理だったり、あるいは茂木大臣とか、閣僚だったりすることは、事実としてありません。それからもう1つですね、その、青山の話はいろいろ聞いても、やっぱり海に出すのは嫌だと、いう方いらっしゃると思うんですね。で、それは、そういう誤解があるのも当然で、日本の一流新聞に、専門家の談話として、たとえばIOC総会で安倍総理が出した数値っていうのは、たまたま海で薄められただけだからと、ね。専門家と書いてあって、誰がってこと全然書いてないからちょっと怪しいけれども、そんなことまで書いてあるんですが、これ全く話が真逆であって、その、海や、空気、その、水や大気の希釈能力、薄める力がなかったら、私たちは1台の車を走らせることもできません

山本浩之
「はあ、はあ…」

青山繁晴
「1台の車が出す排気ガスだけで、十分人間は死にます。それを大気が希釈してくれる、薄めてくれるから、私たちは文明文化を使うことができて、そして大気のその薄める能力、希釈能力よりも、海の方が高いです。従って僕らは原発を全部止めてる現在であっても、生活排水を出してるし、工場から排水も出てるし、それが海に入って、中国のように極端な量を出されると、当然、海の希釈能力を上回るから、大変な事態、たとえばクラゲの異常発生なんかが起きるんであって、基準値以下に抑えて出せば、海がどんどん薄めてくれるから、通常の文明文化がそれでやっと維持できるわけです」

山本浩之
「だから基準値ってあるわけですね」

青山繁晴
「そうです。だから海に出すだけでいけないと、福島から何も出すなってことを、たとえば朝日新聞によく書いてあるけども、それは、ミスリードするものなんですね

山本浩之
「うん、なるほど」

青山繁晴
「さあ、その上でですね、大事なのは、この安倍さん、リーダーシップを持つ安倍さんがどうお考えかということですが、もう一度申します。安倍さんとどこでどのようにお話ししたかは、一切申せません。ただ、安倍さんがお話になった、趣旨、要旨については、はっきり申したいと思います。えー、安倍さんが、私におっしゃったのは、たとえばこういうことです」

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村西利恵
『処理水を海に出すのは、基本方針として以前から持ってはいる』

山本浩之
「はあ、はあ、はあ…」

青山繁晴
「はい。えー、つまり、本当は非常に、苦しそうでもありました。えー、そしてあとで、これ安倍さんは何もおっしゃらなかったけど、あとで確認をしましたら、官僚側に確認すると、実は経済産業省とか、あるいは原子力規制庁とか、それから文部科学省の、旧科技庁系とか、ね、特に経産省から、すでに安倍さんにもうレクチャーしてるんですよ。IOC総会に行く前に。従って、やがては水を、水っていうのは処理水です、あくまで、これ、いわゆる汚染水じゃなくてですね。海に出さなきゃいけないのは、もう、実は分かっているんですと。しかし、はい、出して下さい」

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村西利恵
『ただ、それを言うのは大きなことで、国民も現時点では理解していない』

青山繁晴
「はい。えー、これが、正直な安倍さんの本心なんですが、僕は、もう、自分自身も励まして言ったのはですね、これは話が逆ですと」

一同
「うん」

青山繁晴
「まず、その、私たち日本国民が主人公であって、この主権者に、その、どういう障害や誤解が最初にあろうとも、まず、もう一回言いますが、担当閣僚を中心にして、徹底的に説明をして、疑問点も全部受けて、そしてその上で、本来は、たとえばIOCの総会もあるべきであったし、今回の視察もあるべきであったし、今後の進む道は、それで実は決まるということなんです。残念ながら、取り組みが遅れたために、順番を今まで間違えましたね。しかし、皆さんに一番お伝えしたいのは、これを、いわば、真っ正直に認められました、安倍さんは。僕も、もと政治記者ですから、いろんな歴代の総理大臣と付き合いましたけど、こんなふうに言われた方は今まで、正直僕の、乏しい経験ですけれども、なかったです。それぐらい、たとえば国際舞台に出て、IOC総会の厳しい雰囲気も感じられて、こっからは真っ正直にやらなきゃいけないっていう、感覚は持ってらっしゃると思いますから、まず私たちが、今日お話ししたような、共通の理解を持って、総理をはじめ内閣に、要求していただくということが一番、大事だと思います。その上で、たとえば、どういうことが、この、余波として起きてるか。1個だけ、最後時間ないですけど見て下さい」

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村西利恵
「下村文科大臣は、『韓国が、8県の水産物輸入禁止を撤回しなければ、WTO(世界貿易機関)に提訴するべき』だとしています」

青山繁晴
「はい、ご承知のとおり韓国は、IOCの総会の直前に、海がない県まで含めてですね、群馬などの県を含めて、あるいは韓国に水産物を出してない県まで含めて、水が汚くて、きっと水産物汚れてるから、もう輸入禁止だと。これ国際ルールに反します。そして下村さんは、担当大臣じゃないけれども提訴すべきってことをはっきりおっしゃってます。どうしてかというと、下村さんは実は、安倍総理の盟友で、いわば、アドバイザーでもありますから、アドバイザーって言い方よくないかもしれないけど、意見を自由に言える立場ですから。そして、韓国は、おそらくこれ、ほんとに提訴しようとしたらですね、撤回すると思いますよ。なぜかというと、韓国は、さっき、あの、ちょっと言わなかったけど、出していただいてたカナダの(ブルース発電所の)、重水炉と同じタイプを使ってて、(韓国は)トリチウムを、日本の100万倍、海に出したりしてるわけです。だから、ほんとは韓国は、さっき言ったような話は全部承知してるわけですから。だから日本が堂々と真っ正直にやったら、韓国のこの妙な、嫌がらせのような行動も終わり、韓国にとっての不利益もそれで終わるわけですから。もう一回申しますが、敗戦後の日本の社会は、その、正直に言うことを避けて、なるべく、その、こう丸く丸く収まるように、もう戦争に負けちゃったんだし丸く丸く収まるようにでこうやってきたのが今、汚染水として象徴で表れてると思いますから、汚染水をむしろ逆手に取って、今までの私たちを見直すきっかけに、していただければと思います」

山本浩之
「よく分かりました。ありがとうございました。いったんコマーシャルです」

 ____________________________内容紹介ここまで


 青山さん、怒ってましたね〜(^_^;
 でも私も聞いてて怒りがわいてきましたよ。ほんと、何で安倍政権ははっきり言わないんだろう?
 茂木さんでも安倍さんでもとにかく記者会見して、今日の青山さんのように丁寧に分かりやすく説明すれば、国民もきっと理解できるのに。
 村西さんの言うように、それを説明するのが政治家の責任だと思いますし。
 もしかして、朝日などの反日メディアがまたぞろ歪曲報道するのを恐れてるんでしょうか? それとも他に原発行政の闇があったりするんでしょうか?

○首相官邸にメールで要請
 http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html



 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

・「徳州会」公選法違反の疑い 職員らに手当など総額数千万円分
・朝鮮総連中央本部 東京地裁が競売資料を公告し、10月に入札へ

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさん(タイトルとURLが変更になりました)が後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし





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 http://ameblo.jp/hosyuyamato/

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