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「青山繁晴のインサイドSHOCK」安倍新政権の外交政策の焦点は?竹島の日政府主催式典の見送り方針についても
【追記 12/27 13:50】この日の記事について追記があります。→青山繁晴さんからメールを頂きました(竹島の日政府主催式典について)
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今日は通常であれば、関西テレビ「アンカー」の青山繁晴さんコーナーの日なんですが、実は「アンカー」の今年の放送は月曜で終了しています。
従って、拙ブログ恒例のコーナー起こしも今日はありません。
但し、同じ水曜の朝に放送されているRKB「スタミナラジオ」の、青山さんの持ちコーナー【青山繁晴のインサイドSHOCK】は通常運転でした。
この時点ではまだ組閣前だったので、安倍政権の外交政策の焦点についてお話がありました。
以下、要点をざっくりまとめました。
今回は完全起こしではありません。
完全版は「スタミナラジオ」のサイトから音声を聴いていただくか、あるいはYouTubeなどにもUPされているようのでそちらを。
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今日は通常であれば、関西テレビ「アンカー」の青山繁晴さんコーナーの日なんですが、実は「アンカー」の今年の放送は月曜で終了しています。
従って、拙ブログ恒例のコーナー起こしも今日はありません。
但し、同じ水曜の朝に放送されているRKB「スタミナラジオ」の、青山さんの持ちコーナー【青山繁晴のインサイドSHOCK】は通常運転でした。
この時点ではまだ組閣前だったので、安倍政権の外交政策の焦点についてお話がありました。
以下、要点をざっくりまとめました。
今回は完全起こしではありません。
完全版は「スタミナラジオ」のサイトから音声を聴いていただくか、あるいはYouTubeなどにもUPされているようのでそちらを。
【25日朝に安倍政権の中枢の人に1対1で会って話をした。
その時に出た外交の話をしたい。
安倍さんは1月にも訪米するが、オバマ大統領と会談するが何がメインテーマになるか。
TPPになることは避けられない。
安倍政権の中枢にいる人も、それ以外ないぐらいの焦点になってしまうと言われた。
総選挙中は、自民党はTPPをどうするか必ずしもはっきりしていなかった。
あるいは、はっきりした態度を避けた。
19日の関西テレビ「アンカー」に出演した安倍さんは、TPPについて、「聖域なき関税撤廃を条件にする限り交渉に参加できない」とおっしゃった。
安倍政権の中枢にいる人もそれを繰り返したので、いやちょっと待って下さい、それだと希望ある外交にならないと。
それだと、依然としてアメリカが案を示して日本がイエス・ノーを言うだけの話に終わってしまってる。
環太平洋の経済圏の話であれば、中国でもなくアメリカでもなく、本来日本がリーダーシップを取るべき。
オバマさんに会う時に、日本がTPPの対案を示すべき。
東アジアサミットで東アジアの国々がほとんど参加している。
日本が大きなリーダーの一角を占めているから、それをコアにした日本提唱の新しい自由貿易圏とTPPをぶつけ合って、その中で妥協点見つけていくのが本来の交渉の仕方ではないかと、僭越ではあるが申した。
そしたら、6年前の第一次安倍政権とちょっと違うと思ったのは、背広からメモを取り出してそれを熱心に記録されて、安倍さんにもこの話をちゃんとすると。
民間あるいは国民の意見をかつての政権よりもちゃんと取り入れようという姿勢、志を感じた。
もう一点、竹島の日政府主催式典の公約について、今のところまだ報道が先行しているだけだが、来年(くっくり注:今年と青山さんはおっしゃいましたが来年ですよね)は少なくともしないと伝えられている。
安倍政権中枢の方に申したのは、来年やるべきだと。
但し、その3日後に韓国の大統領就任式があるが、韓国に遠慮したのではなくて、安倍外交は中国をどうするかがメインターゲットだから、日米韓が連携すべきは連携しないと、中国に対峙していけないから、本当はむしろアメリカへの配慮もあって来年は見送るのではないかと申したら、実はその通りだと。
そしてその人がおっしゃったのは、今の中国ははっきり言って万事めちゃくちゃであると。
しかし韓国とは、竹島と慰安婦という個別の問題があるだけで、そこは仕分けたいと。
中国に対峙するために安倍政権としては、日米韓で連携すべきはする、ということでやっていきたいんだと。
こういうことを考えると、やはりひとつの物事を仕上げるためには、中曽根政権5年間、小泉政権5年半、それぞれの政権の成したことに批判もあるだろうが、少なくともひとつの政権が何かをやろうとしたら5年かかるのが日本であって、しっかり冷静に有権者は自分の意見を踏まえながら安倍政権に向かい合いたい】
つまり、竹島の日政府主催式典の見送り方針は、韓国に遠慮したというよりもむしろアメリカへの配慮であると。なぜなら、日米韓の連携がないと、むちゃくちゃな中国に対峙していけないからだと。
拙記事12/12付:竹島の日政府式典見送り?で保守が動揺…優先順位を現実的に考えてみたにいただいたコメントの中にも、同じようなお考えの方が複数おられたと思います(私は日米は対中の前に、まず対北を考えてるんじゃないかという考えでしたが)。
となると、この日の記事で私が紹介した「腰抜け外務省」さんの、
「最近の尖閣問題へのアメリカの日本への肩入れは、若干度を越えたものを感じる」
「バーターとして米国としては、対中、対北フォーメーションとして、日米韓の協力関係の緊密化を狙っているのでは?」
「韓国にも同様の圧力が掛かっているのでは?」
という見立ても、現実味を増してきたように思えます。
ちなみに、竹島の日政府主催式典について私の考えは、この日書いたように、「今の国内情勢、また日本を取り巻く国際情勢を客観的に見れば、来年すぐにこれを実現できなくても致し方ない」です。
私は青山さんとは核保有などいろいろな点で考え方が違いますが、ここでもちょっと考え方が違うな〜という感じです。
さて、先ほど、衆参両院の本会議にて首相指名選挙が行われました。
参議院は決選投票にもつれ込んだので少し時間がかかりましたが、今さっき安倍さんが選出されました。
これで安倍さんが第96代内閣総理大臣に決定しました。
このあと新しい閣僚名簿が発表され、皇居で認証式が行われ、第二次安倍内閣が発足するという流れです。
新内閣については、また今夜にでも新たに記事を書きたいと思っています。
★普段は青山繁晴さんの番組起こし記事についてはコメント欄は開放していないのですが、今日はある意味、12/12付:竹島の日政府式典見送り?で保守が動揺…優先順位を現実的に考えてみたの続きにもなっているので、特別に開放することにしました。
【追記 12/27 13:50】この日の記事について追記があります。→青山繁晴さんからメールを頂きました(竹島の日政府主催式典について)
【追記 12/27 13:50】青山さんへの直接的なご意見やご要望はここには書き込まずに、青山さんに直接よろしくお願いします(下のリンクの青山さんのブログからどうぞ)。なお、私は青山さんに皆さんのご意見をお伝えする立場にはありません。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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Comments
中国が怖い、というのは同意です。チベット、ウィグルの問題もありますし、北も嫌なんですが、メインはここだろうと。
そして、別の自民党幹部も語る。
「自民党は政権公約に、大看板の経済政策とともに、『憲法改正』や『自衛隊の国防軍化』『尖閣諸島への公務員常駐』『竹島の日(2月22日)に政府主催の式典開催』などの保守的政策を並べた。安倍氏も当初はアピールしていたが、選挙戦途中から、連立を組む公明党への配慮もあり、矛先を収めた。麻生氏は『来年夏の参院選までの辛抱だ。それまでは景気回復、デフレ対策一本だ』と言っており、その方向で進めるつもりだ」
ご承知と思うが、「竹島の日」と「尖閣」をめぐっては、石破氏ら自民党幹部は慎重姿勢を示唆し、それを一部マスコミが「公約違反だ」と騒いでいる。だが、霞が関のあるキャリア官僚は驚くべき事実を明かす。
「竹島の問題は、韓国初の女性大統領、朴槿恵(パク・クネ、60)氏の出方を見るために、わざと手の内を隠した。自民党側は政府式典を『やらない』とは言っていない。また、尖閣諸島の問題でも、安倍自民党はすべて戦略的に動いている。デタラメばかりだった民主党政権とは月とスッポンだ」
面白い。命がけの安倍連立政権がどこまでやれるか。いずれにしても、じっくり拝見させていただこう。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍。昨年11月、月刊「文藝春秋」で「尾崎豊の遺書・全文公開」を発表し、大きな話題となった。
そう、将にこれです、必要なのは。
金属疲労を起こしていた自民党派閥政治最終期とその後の民主党政権でずたずたになった日本の現状を忘れすぎていると思います、保守原理主義の方達は。
ひょっとすると、安倍さんさえ今回が初めての政権担当だったら、気負いすぎてそちらに流れていた可能性もあると思っています。
とにかくいまは環境整備です。特に経済景気について。
所詮拝金主義のマスコミや経団連は金さえ廻り始めれば尻尾を振って媚びてきます(小泉政権で実証済み)。
小池百合子さんが、自民党復活への「臥薪嘗胆ヘア」を断髪しましたが、
これからは少なくとも参議院選まで又は来年一年間は国を愛する国民一人一人がじっと耐え忍び地力を付けるときだと思います。
悪意を持った人間に踊らされないよう
領有権は実効支配をしている側が有利に主張できますから、野田政権が次期政権に丸投げした単独提訴を行ったとしても日本側の主張が認められるとは限りませんから、青山さんは裁判で有利に戦うためにも領土問題では妥協しない姿勢を明確にするべきだとお考えなのではないでしょうか?
保守(原理主義):開催しろ。
保守(原理主義以外):先送りでいいよ。
左翼・マスコミ:開催しろ(公約違反だ)。
という状況ですが、ここで一転安倍総理がやおら口を開き、「いや、式典やりますよ。てか、やらないなんて言ってないし。」ってことになったら、
保守(原理主義):歓喜
保守(原理主義以外):賛同
左翼・マスコミ:ぐぬぬ。
ってなことになって面白いんですが。
私自身は「参院選までは波風立てず我慢」というアイデアが好きではありませんが(敵に行動パターンを読まれやすいから)、もしその発想に則るとすれば、式典開催見送りはあたら支持層を減らすことになりかえって不利ではないかと思います。こちらから波風を立てなくても、向こうから立ててくる機会だってありますし(2.25とか3.1とか)、その時に惰弱な対応では支持層が離れかねないでしょう。
どんな形であれ、政府が関わる格好で式典を挙行したほうが良いと思うんですが、私も「保守原理主義」だったのかな(笑)
しかし日本は圧倒的に内需国家で、外需は多く見積もっても14%くらいしかありません。内需と外需どちらに力を入れるべきか明白なのですが、青山さんはこの経済に関してのみ不思議と頑なに思えます。
政治に関してはきちんと裏を取り正確な情報を提供してくださる素晴らしい御仁なのですが、こと経済に関しては専門でもないのに自説を述べられています。
今の安倍内閣の経済路線は明確に内需拡大政策なので、青山さんが自説と異なる行動をする安倍さんを叩き始めるのではないかと危惧しています。
投稿を1件、非承認とさせていただきました。
青山さんへの直接的なご意見やご要望はここには書き込まずに、青山さんに直接よろしくお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/shiaoyama_july/
青山さんのブログは現在コメントは非公開状態ですが、受付はされており、青山さんもご覧になっています(読者さんのコメントに回答する記事を度々書かれています)。
なお、私は青山さんに皆さんのご意見をお伝えする立場にはありませんので、あしからず。
それと、本文中にも追記しましたが、この日の記事について青山さんからメールを頂きました。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1311.html
青山さんの真意を読者皆さんにお伝えするため、公開させていただきました。
以降、この日の青山さんの発言(私の起こし)について書き込まれる方は、お手数ですが新しい記事(青山さんのメール)の内容を一旦ご覧になってから書き込んでいただければ幸いです。
青山さんへの直接的なご意見やご要望以外は、皆さんからいただいたコメントは原則承認いたします。
ただ、承認した中には、当りは柔らかそうに書いてあっても本当はでたらめな中傷コメントという場合も存在するかもしれません。
私にはそこの区別はなかなか付きませんが、多くの賢明な読者様にはそこの区別はしていただけると信じています。