「アンカー」北ミサイル発射へ 世界が驚いた日本の“迎撃宣言”
■3/18放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
青山さん、麻生さんの「迎撃宣言」を評価。
今や日本よりもアメリカの方が弱腰外交!?
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに参りたいと思います。今日はどういうお話を?」
青山繁晴
「はい。今の不景気の話も含めてね(コーナー前に春闘のニュースが伝えられた)、あまりにも事が多いんですけれども、しかし実は今、今日は3月18日ですけど、日本は実はカウントダウンに直面してて、これ何のことか分かる人、視聴者で多いと思いますけどね、お隣の国、北朝鮮が、日本人を誘拐したままの国なんですけれども、4月4日から8日にかけて、日本の方向に向けてミサイル撃ちますと、こういうふうに予告してくるのも初めてなんですけれども、そのカウントダウンがだんだん近付く中で、実は日本の側にもこれがありますと(フリップ出す)」
山本浩之
「『戦後初の驚き』」
青山繁晴
「はい。これあの、僕にとっても、ま、外交安保の専門家のはしくれとしての僕にとっても驚きの話で、世界にとっても驚きの話なのに、日本ではあまり驚かれてないと。で、やがて来る結果は大きいでしょう、というお話を今日はしたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
<<<2006年7月>>>
弾道ミサイル・テポドン2号を含めた6発のミサイルを発射した北朝鮮。
迫る危機北朝鮮ミサイル発射へオバマ対“北”政策で失敗か?青山がズバリ
青山さん、麻生さんの「迎撃宣言」を評価。
今や日本よりもアメリカの方が弱腰外交!?
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに参りたいと思います。今日はどういうお話を?」
青山繁晴
「はい。今の不景気の話も含めてね(コーナー前に春闘のニュースが伝えられた)、あまりにも事が多いんですけれども、しかし実は今、今日は3月18日ですけど、日本は実はカウントダウンに直面してて、これ何のことか分かる人、視聴者で多いと思いますけどね、お隣の国、北朝鮮が、日本人を誘拐したままの国なんですけれども、4月4日から8日にかけて、日本の方向に向けてミサイル撃ちますと、こういうふうに予告してくるのも初めてなんですけれども、そのカウントダウンがだんだん近付く中で、実は日本の側にもこれがありますと(フリップ出す)」
山本浩之
「『戦後初の驚き』」
青山繁晴
「はい。これあの、僕にとっても、ま、外交安保の専門家のはしくれとしての僕にとっても驚きの話で、世界にとっても驚きの話なのに、日本ではあまり驚かれてないと。で、やがて来る結果は大きいでしょう、というお話を今日はしたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
<<<2006年7月>>>
弾道ミサイル・テポドン2号を含めた6発のミサイルを発射した北朝鮮。
いずれも日本海に着水し失敗に終わったと見られたが、北朝鮮に対してミサイル計画の停止など国連決議が採択された。
<<<そして今年>>>
再び北のミサイル問題が世界を揺るがしている。
【朝鮮中央テレビ 今月9日】
「我々の平和的衛星に対する迎撃はすなわち戦争を意味する」
打ち上げるのはあくまで人工衛星と主張し、強気の態度を崩していない。
北朝鮮によると、発射は来月4日から8日の間で、ロケットの1段目は日本海に、2段目が太平洋沖に落下すると推測されている。
これに対しアメリカは——
【今月11日】
クリントン国務長官
「ミサイルが発射された場合、北朝鮮に対する行動には様々な選択肢がある」
北朝鮮に牽制の構えを見せている。
国連決議に違反すると国際社会の非難がある中、ミサイル発射となるのか。
今、北朝鮮が考える本当の狙いを青山がズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「北朝鮮は人工衛星と言い張ってるんですが、室井さん、国際機関にこのミサイルをですね、打ち上げると通告してるわけですけれども、怖いですよね」
室井佑月
「うん、でもたぶんあれだね。きっと金正日が相当身体悪いんじゃない?だから外国とか国内とかに対して虚勢を張ってなきゃいられないっていうことなんでしょう?」
山本浩之
「なるほどねー」
室井佑月
「ただ、ミサイル安全なのかなって思っちゃうけど…」
山本浩之
「ああ、それも含めて、なぜ、じゃ、北朝鮮は今ミサイルを撃とうとしているのか、その真意について、さっそく青山さんに解説お願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。今、室井さんから虚勢って言葉が出たっていうのはね、のっけから非常にいい着想だと思います。で、さっきVTRの中でね、2006年7月に撃ったうちの、距離が短いノドン6発はむしろ改良に成功して、その距離の長いいわゆるテポドン型って呼ばれてるやつは失敗だったんじゃないかと、一般的には言われてるわけですね。で、但しあのVTRでみんな失敗だったっていうように、こうアナウンスがつい流れちゃうっていうのは何となく分かる。というのは、たとえばこの絵(パネル示して)テポドン1号ですけど、これを撃たれたのは1998年8月の終わりですけどね、そのあたりから一生懸命撃ってるけれども、しかし撃ったからといって何なの?と。で、これも先週、室井さんが、もう慣れっこになっちゃって、ほっときゃいいんじゃないかと思っちゃうっていう話が出ましたけども、その通りの印象は実は世界にあるわけですよね。何もこれで戦争が始まるわけじゃない、というのがあるんだけれども、実は世界がびっくりしてるというのは、北朝鮮がミサイル撃つことにびっくりしてるんじゃなくて、日本の姿勢ががらりと変わったっていうことにびっくりしてて、こういうことです」
村西利恵
「戦後初めて迎撃を宣言したこと。人工衛星での迎撃は可能ですか?という質問に対して、麻生総理は『日本に直接被害が及ぶ可能性があれば、自衛隊法上は対応できる』と、今月2日の会見で述べています」
青山繁晴
「はい。これは麻生総理が、この件についてはっきり物を言った最初なんですね。で、最初は比較的これ、やわらかに言ってるわけです。つまり北朝鮮が人工衛星だと主張してても、それが弾道ミサイルであれ、人工衛星みたいなものが上に載っかっていようが、とにかく日本にもし落っこちて、そこでわずかとはいえ被害が出るような可能性があるんだったら、自衛隊法上は対応できる。これ何を言ってるかというと、自衛隊法に82条の2項っていうのありまして、そこには弾道ミサイルは破壊措置を取ることができる。つまり弾道ミサイルが日本に向けて撃たれたら、それを破壊できるというのが自衛隊法82条にあるんで、それを言ってるんで、つまりはその迎撃ってことなんですが、実はこの言葉のあとから麻生さんも、浜田防衛大臣も、そして中曽根外務大臣、あの大人しい中曽根さんも含めてですね、はっきり迎撃というニュアンスを出して、これ日本国内の報道では、何かシーンと静まって、『迎撃するような話をしてるね』みたいな報道なんですが、世界的に言うともちろんDeclaration、宣言したと、迎撃を」
村西利恵
「はあ」
青山繁晴
「で、迎撃って言ったのはもちろん初めてですから、世界はほんとにびっくりしてて、僕のところにも電話やメールがいっぱい来るのに、国内からの問い合わせはほとんどないというのがね、その、ちょっと不思議なとこなんですね…(パネルそばの物が落ちる)。あ、ごめんなさい、これは別にどっかから嫌がらせが来たわけではありません(一同笑)。それで、このことに国内では反応が薄かったけども、外国の当事者はもろに反応したわけです。で、その一つが当然これですね」
村西利恵
「その対抗措置として、ということなのか、北朝鮮は人工衛星を打ち上げるということを国際機関に事前に通告しました」
青山繁晴
「はい。あの、これ(笑)、ある意味良いことのように見えるかもしれませんが、その、良いことなんていう単純な話じゃないと思われるのは、一つにはこの日付に注目してほしいんですけどね。3月12日です。で、さっきの麻生さんの最初の発言が3月2日でしたから、その10日間の間に、ま、これは北朝鮮という国なので、残念ながら推測にすぎないんですけれども、中国情報、アメリカ情報も加味して、それからもちろん日本の外事情報部、一生懸命北朝鮮を調べてますから、その全部の情報を総合すると、北朝鮮は10日間の間にけっこうてんやわんやで、対応を協議して、あの大人しいはずの日本、何もできないはずの日本がこんなに強気に言ってくるんだったら、これなりの対応をしなきゃいけないと。一つはさっきVTRにあったね、あの恐ろしい表情でですよ、『これは戦争だ!』というようなことをね」
山本浩之
「言ってましたね」
村西利恵
「いつもの女性じゃなくてね」
青山繁晴
「うん。同時のその日本がほんとに撃ってくるなら、国際社会から自分たち非難されないようにしなきゃいけない。だから一つはもうこの、通信衛星なんだということを大変に強調すると。ね。こんな明るい名前も付けてですよ。で、その下のロケット、ほんとはミサイルの胴体ですけど、『銀河2号』なんて名前も付けてですね、そのように見せた上で初めて、たとえば国際海事機関ってとこがありまして、これ撃つと海上ですけど、破片その他が、あるいは弾頭が落ちてきたりする、ミサイルの胴体が落ちたりするんで、漁民の方や、それから他の船が被害を受ける恐れがあるから、ほんとは通告しなきゃいけない。今まで一回も通告したことないのに、初めて通告してきたと。だから実はこの話っていうのは、麻生さんの迎撃宣言とバラバラな話じゃなくて、これつながってる話なんですね」
一同
「はあ、はあ」
青山繁晴
「で、つながってるのは実はこの北朝鮮だけじゃない。実はこういう国の新たな動きにもつながりました。はい、出して下さい」
村西利恵
「麻生総理の訪中延期を、中国が日本に申し入れてきた」
青山繁晴
「はい。これもですね、なぜか日本では報道ぶりがほんとにちょっとなんですが、これも国際社会ではおおーって感じで受け止められていて、どうしてかというと、温家宝首相の方から、日本の総理、麻生さん、中国へ来て下さいと招待があってですよ、それを受けてこの3月の訪中が決まったので、これは本来は、招待されてる側が何か事情があってっていうならまだしもね、招待した側が勝手に断ってくるっていうのはね、これは国際儀礼に反するわけです」
山本浩之
「うんー」
青山繁晴
「で、この背景の一つは、一部新聞に出てますね。尖閣諸島の問題でさっきの北朝鮮がもし弾道ミサイルのようなものを撃ったら、それが人工衛星が載っかっていようが迎撃しますよと言ったその直後ぐらいに、また官房長官の会見などで尖閣諸島について、これはあくまで日本の領土だから日米安保条約で守りますね、ってことをオバマ政権に確認しましたよってことを、はっきり言って中国はそれに対して反発してるってこともあるんですが、それに加えて、実はその迎撃宣言っていったい何なのか、つまりその麻生総理のように、はっきり言うと政権基盤の極めて弱い政権が言うというのは、どういう意図があるのか。人気取りだけなのか、それともその、いわば失言みたいなものなのか、それとも国民の間にある程度の理解があって言ってるのか。今後どうなるのか様子を見たいと。逆に言うと様子を見ざるを得ない」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「これは注目すべき話であって、様子を見るために、国際儀礼に反しても、とにかくずるっと後ろにずらしたっていうのが、ほんとのところなんですね」
一同
「うーん」
青山繁晴
「それで僕はその、基本的にはね、ある程度、この迎撃宣言っていうのは評価します。というのは、北朝鮮は戦争って言ってるけど、こんなの戦争になるわけはなくて、基本的には。やっぱり外交なんですよ。ミサイルを使った外交だから。で、北朝鮮のミサイルっていうのは、基本的に脅しだから、外交としてこの強い言葉を言って、こうやって反応を引き出したっていうのは、それ自体は評価できるんですけれども、しかし迎撃宣言はかっこいいねですむ話じゃなくて、実は重大なことがいろいろあります」
村西利恵
「本当にできるのか、ということなんですが、まあ、どうなるという場合で、これ高い高度で発射した場合と、低い高度で発射した場合、2パターン考えられると」
青山繁晴
「はい。これあくまで日本は受動的ですよ。迎え撃つんですから、北朝鮮がアクション起こしたのに対応するわけですね。で、北朝鮮はすでに人工衛星の発射だと言ってて、実は98年のテポドン1号の時も上にサッカーボールみたいなのが乗っかってたんですよ。で、サッカーボールみたいなもので、今、映ってますけどね、中身はなかったと思われるんですよ」
青山繁晴
「というのは本当に通信衛星だったら、地上でそれを受け取るインフラがなきゃいけないけど、北朝鮮、ないから。しかし今度も人工衛星と言ってる以上は、いちおうこれ高い高度でおそらく撃ってくるだろうと」
青山繁晴
「で、実は日本はですね、海上自衛隊のたとえばイージス艦の『ちょうかい』っていうのは、日本海にも出動させることが実質的に決まってますが、そこからSM-3というミサイルを撃って、これを撃ち落とすんですが、実はSM-3というのはかつて成功した距離で言うとですね、このように打ち上げるんですけども、160キロの高さの物は撃ち落とすことに成功しました。そうするとですよ、逆に言うと、今までの日本の実験や演習から言うと、200キロ以上の高い所飛んでいくとですよ、要するに撃っても届かないってことになるわけです」
山本浩之
「そうなりますよね」
青山繁晴
「従って北朝鮮というのはね、おそらく良い高度で撃ってくるだろうと。するとこれ、こうなる」
村西利恵
「対応は、迎撃不能」
青山繁晴
「はい。迎撃不能ってつまり撃っても届かないから、もともと撃たないで終わっちゃうんじゃないかと。で、その場合は日本はどうしたらいいかというと、いや、撃ちましたと。で、日本の上をこうして(飛び越して)行ったけれども、やっぱり問題だからっていうで、国連安保理に議題として出そうとする。しかしその時にさっきの中国と、それからロシアがこの安保理からまた制裁するのを反対するから、実はこの安保理に言うのはいいけれども、安保理は結局動いてくれなくて、日本としてはコブシ振り上げた以上はこれ、迎撃できませんでしたじゃすまないから、何かしなきゃいけない。その時には安保理が使えないとなると、日本が独自の制裁をするしかない」
一同
「うーん」
青山繁晴
「そうしたらですよ、ちょっと時間はないんだけど、この話はやっぱりしとかなきゃいけないのは、日本の外務省が今、心配してるのは、こうなった時に北朝鮮は突然、皆さん思い出して下さい、去年の夏、福田内閣の時には北朝鮮が拉致問題で、ミサイルじゃなくて拉致問題で、再調査してくれたら日本は制裁を緩和すると。チャーター機OK、人材交流もOK。ここで突然ですよ、こういう段階で突然、北朝鮮が再調査やっぱりやりますと言ったら、日本は右手では制裁を緩和し、左手では制裁をするってことになっちゃうから、非常に麻生政権としては難しいことになりますねと。はい、それから北朝鮮が高い高度で結局撃てなくて、低い高度で撃った場合はどうなるかというと、こうです」
村西利恵
「迎撃、失敗するか成功するかと。この確率は…」
青山繁晴
「うん、当たり前の話のように見えるんですけれど、これ失敗が先に書いてあるのは、残念ながら事実でね。これもともと5年ぐらい前には、こんなことできるはずがないって話だったんですよ。どうしてかというと、僕が強盗で、で、ヤマヒロさんが被害者だとして、強盗の僕が銃を取り出して撃ちましたと。弾がこうやって飛んでいきますと。ね。すると岡安さん(若手男性キャスター)が警官でね、あ、強盗が弾撃ったと思うから、そこから岡安さんが銃を抜いて弾を撃ってですよ、このヤマヒロさんの頭に突き刺さる前に弾どうしが当たって…」
山本浩之
「弾に弾が当たると」
青山繁晴
「弾に弾が当たって落ちる、こんなことができるはずがないっていうのが、かつての軍事常識だった」
村西利恵
「すごい技術が要りますよね」
青山繁晴
「ええ。それが日本の高い技術も加わってですよ、アメリカだけだったらおそらく無理だったと思いますけど、日米の共同で実はある程度成功するようになったんです。しかし日本の『こんごう』というイージス艦が撃った時には成功したけど、『ちょうかい』では失敗したっていうことがあって、実際、海上自衛隊に今日も聞いてみたら、海上自衛隊、もうはっきり言っちゃいましたけど(笑)、海上自衛隊内部に、非公式に、あくまで非公式に佐官クラスの人に聞いてみたら、『はっきり言うと、失敗か成功か分かりません』と。『まあしかし7割ぐらいの成功は見込めるでしょう』と。しかしもし失敗したらですよ、日本は初めて迎撃宣言をして、それ失敗したら、これはもう政権にも大打撃になるということで」
一同
「うーん」
青山繁晴
「大きなリスクを持ってるわけですよね。まあ逆に言うと、麻生政権はそのリスクの中で、よくまあ踏みこんで言ったなと。それから防衛大臣、外務大臣、今のところ乱れないでよく行ってるなということ言えるんですが、もう一つ実は大きな心配事があって、これなんです」
村西利恵
「『北朝鮮は見切っている。アメリカはアテにならない』」
青山繁晴
「はい。つまりさっき言ったミサイル防衛自体も、アメリカと協力してやってきたことのはずなんですが、今回4月4日から8日にかけてのミサイル発射については、実はアメリカが日本といっしょに頑張ってくれるんじゃなくて、むしろ北朝鮮がこのオバマ政権はだめだということを見切って、撃とうとしてる。すなわち今日のキーワードで言うと(足元のフリップを取る)、…今日もちょっと垂直降下で申し訳ないですが(青山さんは腰を骨折中)」
村西利恵
「ズバリキーワードはこちら。『何もできないオバマ政権』。北朝鮮が見切ったアメリカの弱味について、CMのあと詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「二つ目のキーワードは『何もできないオバマ政権』と。アメリカのそのオバマ政権の足下を見て、ミサイルを発射しようとしてるっていうんです。その理由からまずは伺いたいと思います」
青山繁晴
「はい。今日はね、全体に世界の関心事、世界の報道ぶりと、日本国内の最近の報道ぶり、関心事がちょっとずれてる、ずれが大きくなってるなっていう話を何回もしたんですけど、その一つがこのオバマ政権への評価で、もう政権発足してそろそろ2カ月になるんですけど、ひゅーっていうぐらい評価が落ちてるわけですね」
山本浩之
「支持率も60%台に落ちてますよね」
青山繁晴
「ええ、15%程度落ちてますが、世界のたとえば経済の前線とか、安全保障の前線とか、もっと評価が悪くなってます。で、その第一の具体的なことはこれなんですね」
村西利恵
「財務省・主要ポスト15のうち14ポストが、何と空席のまま」
山本浩之
「えっ!」
青山繁晴
「はい。『オバマ大統領の失政』と書いたんですけど、まさしく僕、オバマさんの責任だと思うんですけどね。アメリカの財務省っていうのは、この金融危機はアメリカがいわば真犯人なんですから、張本人だから、まずアメリカの財務省がしっかりやってくれなきゃいけないのに、アメリカの財務省の体制っていうのは、本来こう財務長官、日本でいうと財務大臣ですが、それがいたら、その下に主要ポスト15、たとえば財務副長官とかですね、それから主要次長とか、そういう人たちがいて、この15については全部、上院の承認が要るという大事なポストなんですよ。ところがそのポストのうち埋まってるのは1つだけでね、それも、実はそれはブッシュ政権からの留任組」
山本浩之
「ええー?」
青山繁晴
「で、どうして留任したかというと、その人の担当は、テロリストとかテロ国家による不正金融の防止なんですよ」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「だからそのブッシュ政権の流れで留任してて、要は同時不況や金融危機とは全然関係ないポストだけ埋まってて、あとは全部カラなんですよ、まだ」
一同
「えー」
山本浩之
「だめじゃないですか、それは」
青山繁晴
「どうしてかというとね、これ実はその、いろんな候補を出すんだけども、みんな身元調査が厳しすぎて。つまりその家族関係とか、恋人がいないかどうかは、ちょっとそれは分かりませんが、特に税金関係を厳しく調べすぎて、アメリカ人てのはそういうのをすごい嫌がりますから、別に財務省なんかに入れてもらわなくてもいい、そんなプライバシーを嗅ぎ回るのはやめてくれっていうね、その指名拒否が相次いでて、それは実はオバマさん自身が閣僚人事の時に、たとえばガイトナーさんにも税金の問題があった。そういう時にさんざん叩かれたからすごく慎重になって、こう自分の保身になってですよ、思い切ってどんどんやれないから、実は財務省が身動き取れなくなってて…」
村西利恵
「機能してない…」
青山繁晴
「機能してないから、その通りで機能してないので、実はアメリカは今、外交どころじゃないわけですよ。で、どころでない外交でどうなってるかというと、次、これなんですね」
村西利恵
「2010年の上海万博まで金一族体制を維持することに協力」
青山繁晴
「これ漢字が多くてね、ちょっと難しめに見えるかもしれませんが、難しい話じゃないです。皆さん、ヒラリーさん覚えてますよね、こないだ日本に来ました。その時にヒラリーさんを礼賛するような報道ぶりもけっこうあったと思います。確かに見た感じかっこよかったですが、実際は日本で情報収集して、そのあとインドネシア、韓国で情報をして、最後は中国に行って、中国とほんとは話をしたんですね。その中国に行った時の様子が日本で全然報道されてない。洩れ聞こえてこないんですが、世界ではたくさん話が流れてて、まずヒラリーさんは人権派のはずが、中国に入ったらいきなり『人権をあんまり言うのはやめましょう』と。『これからはそれよりも米中の協力関係の方が大事だ』と言って、みんなひっくり返ったわけですよ。で、アメリカが国内から当然怒りの声が上がったら、ヒラリーさんは帰り際に突然、教会に行って、『宗教の自由は大事だ』と言ったと。そんなことでごまかせるのかっていうのから始まって、実はヒラリーさんは中国側にいろんなだめ押しをされたと。その時に、中国は来年上海万博を開きますと。そこに『アメリカは不景気で出店しないなんて話もあるけど、ご冗談でしょう?』と。『アメリカはちゃんと協力してくれますよね?』、その上で、『2010年の上海万博が無事終わるまでは、北朝鮮が荒れるのは困るから、アメリカはちゃんと金一族の体制を、2010年の万博終わるまではもたせるように協力してくれ』っていうことを暗に要求されて、ヒラリーさんは実質的にそれを呑んだ」
村西利恵
「呑んだんですか」
青山繁晴
「呑んだらしいと。記者会見とかで言ってないから、そうとは言えないけど、いちおう呑んだらしいという話になってて、これ全部合わせると、要するにアメリカはもう景気対策、金融危機への対応ができてなくて、外交どころじゃない上に、もう外交は中国とかその辺のいわば言いなりになりつつある。何もできないオバマ政権、弱腰外交のオバマ政権となってるから、北朝鮮はこうだろうと。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「『オバマ政権の弱腰外交が北朝鮮に伝わり、足元をみられてチャンスと受け止められた』と」
青山繁晴
「はい、この外務省幹部、これはシルエット通り、(複数でなく)一人です。例によって毛はないんですが」
山本浩之
「だからそれはいいって(一同笑)。真面目な話してるのに(笑)」
青山繁晴
「それで僕は、これは携帯電話どうしで話したんですけど、ま、弱腰外交って話がよく出るから、『よくあなた言えるね、そういう話をね(笑)。日本こそ弱腰外交でずーっと来たんだけど』という話をしたら非常に不愉快そうでしたが(一同笑)、『いずれにしろ青山さんと僕の今の共通の考えは、オバマ政権は今のところ何もできない弱腰外交になってて、それが北朝鮮に中国共産党の王家瑞さんて人から正確に伝わってて、だから北朝鮮としては今こそアメリカの足元を見て、しかもそのアメリカと中国との間にうまくはさまってですね、ここでミサイルを1発かましてやろうと思ったと。そしたらアメリカの属国にすぎないと思ってた日本から、迎撃っていう話が出たんで、びっくりだという見方』なんですよね。で、そうするとですよ、さっきの前半の話で北朝鮮ってやっぱりしたたかだなと思った視聴者は多いと思います。僕もそう思います。そうすると一人勝ちに見えるけど、いや、そうではなくて、ほんとはこうですよね」
村西利恵
「北朝鮮も困っていることがあるということなんです。それは、金一族体制が崩壊の危機。さらには日韓の協力が今、強化されているということ」
青山繁晴
「一番大きいのはこっち(上)でね、去年の8月、北京オリンピックの真っ最中に金正日さんが倒れて、そのあと北朝鮮の体制というのはほんとに大きく揺らいだと見られます。だから韓国から風船爆弾が飛んでいったりすると、それものすごい神経質になったりしたわけで、で、この金正日さんが今度、国防委員長ってものに再選されるんですけど、本来ならそれは単にセレモニーにすぎないのに、ほんとに身体はよくなったんですと、これからも金正日さんがいる北朝鮮であり続けることをアピールするためには、いわば花火を打ち上げるしかない。それがこのミサイルなんですよ」
一同
「うん…」
青山繁晴
「これもっとまともな国だったらですよ、体制強化のためには国民生活を安定させて、餓死者が二度と出ないようにするのが本来なのに、なけなしのお金をつぎ込んで、そのミサイルを打ち上げるってところが、実はもうそういう体制はもたないなということを世界に知らしめることになっていってるわけです。もちろんこのミサイルをたとえばイランに売ろうとしてて、外貨を稼ぐ手段だけど、それ稼いだとしても国民に行かずに一族に独裁者の一族に行ってしまうであろうというところが、実はそういう体制自体がもう難しいってことになってる。ミサイルはその象徴なんですね。それからもう一つは、こないだ金賢姫元死刑囚が田口さんたちに会ったことで分かるように、10年間なかった日韓協力ができるようになって、実はこれも困ってるから、韓国の頭の上を飛び越すので、あのミサイルっていうのは、その日韓の協力体制に対する牽制でもあるわけです。そうするとですよ、今日の話をあえて全部一つにまとめると、要はこの、たとえば北朝鮮の体制が変わろうとしてるような歴史の境目ですから、ものすごい神経戦になってるってことなんですよ」
一同
「うん」
青山繁晴
「で、神経戦ですから、僕はもう一度言いますが、迎撃宣言というのは十分意味があると思います。その時に、今のお話で分かっていただけたと思うんですけど、アメリカ頼みというのはもうできません」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「オバマさんは黒人大統領として、素晴らしい歴史的な変革だけれども、しかしそのCHANGEというのは、日本にとっては自立しなきゃいけないCHANGEだっていうことも改めてもう一度考えるべき。それからもう一つ言うと、神経戦ってことは、先週、室井さんが指摘した、ミサイルであわてないということも、とても大事な姿勢になると僕は思います」
山本浩之
「室井さん…」
室井佑月
「だから、あわてないっていうのは大事だと思ってたんだけど、迎撃宣言ってなるとちょっと違ってきちゃうよね。それは全部100%やってきたミサイル撃ち返せたら、かっこいいと思うけど、成功する可能性が7割なわけでしょう」
青山繁晴
「7割前後」
室井佑月
「それで射程距離に入ってなかったからほっとくっていうのも、宣言したのにほっとくっていうのも、弱腰にとられるだろうし、失敗した時にまたすごく足元見られるって危険もあるでしょう?だから宣言はどうなんだろうって思っちゃう」
青山繁晴
「あのね、だからそこは当然、国民の中で意見が分かれるのは当然だと思います。で、僕はさっき言いました通り、外交っていうのはある程度、言葉は悪くても、脅かし合いってとこもあるから、今までのような、さっきの弱腰外交っていう日本外交だけじゃなくて、きちんと物言える外交になるってことは大事だと思うんですよ。その上でね、室井さんの今の意見も実は僕、言ってほしかったんです。というのはね、これ4月4日までに当然もっと国民に議論があるべきですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「メディアももっと取り上げてね、それが何かシーンとしたままでしょう?それ、あの、低支持率の政権だから何言ってもシーンとしてるって、それはおかしいでしょ?私たちの民主主義が作った政権なんですから、こういう重大な動きがあったら、国民の中でね、僕と室井さんの意見が最後に違ってるようにですよ、もっと正面から戦いがあって、国会でももっと当然議論されるべきですよ」
山本浩之
「それだけ驚きをもって受け止められるべき問題ですからね」
青山繁晴
「そうです。世界が驚いてるのに、日本は驚いてないっていうのはおかしいなと思うんですよね」
山本浩之
「はい。ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
私もこの問題はもっと「騒ぐ」べきだと思うんですが、マスコミは静かですね。
やっぱり平和ボケなのか?それとも他にニュースが多すぎるから?
世界が驚いてるのに、日本は驚いてないって件ですが、たとえば先日、韓国の新聞はこんな社説を書いてました。
■【社説】北ミサイルは日本軍事大国化のきっかけ与えるのみ(中央日報3/14)
“韓国様”も心配してるのに、何で日本の反日サヨクは騒がないんでしょ?(^_^;
それにしても、外務省幹部の口から「アメリカは弱腰外交」って出たら、そりゃ誰でも「お前が言うか」って突っ込みたくなりますよね(-.-#)
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後に、今日気になったニュースを1コだけ。
■WBC:日本、またも「屈辱」…だが前回同様に頂点目指す(毎日3/18)
またしても、3年前と同じ「屈辱」を味わうことになった。
九回、岩村が三振してゲームセットとなると、一塁側のベンチ、ブルペンから韓国の選手たちがマウンドに集まり、小さな太極旗(韓国国旗)を立て、勝利を祝った。前回大会2次リーグで日本を破り、4強進出を決めた時の再現だ。
(中略)
「正直、いい気持ちがしない」。マウンドに太極旗を立てた韓国の行為に、岩村は嫌悪感を露わにした。しかし、こうも言う。「前回、それをやってくれたおかげで(チームが盛り上がり)優勝できたのだから」。まだ、頂点を目指す戦いは終わっていない。
優勝したわけでもないのに、韓国またかよ!と(T^T)
前回大会では掛布さんがマジで怒ってました。
「韓国はやってはいけないことをやった」「まだ大会は終わっていないのに。あれで野球の神様が怒った」って。
3年も前のことだし、もう忘れちゃったよって人は、以下の拙エントリー(キャッシュ)で復習を!(^^ゞ
・06/3/21付:WBC、日本初代王者に輝く
・06/3/22付:だからあなた方は尊敬されない〜日本優勝に水を差す韓国
あの旗を見たことで、また日本の選手諸君が奮起してくれればいいんですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Comments
この話は一体どうなってるんだろうか。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090306/plc0903060120000-n1.htm
>中国に入ったらいきなり
>『人権をあんまり言うのはやめましょう』と。
”Chinese delighted after Hillary Clinton avoids human rights criticism"
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/4787144/Chinese-delighted-after-Hillary-Clinton-avoids-human-rights-criticism.html
このニュースのことでしょうか。
「ヒラリーが人権問題の批判を避けたので中国は喜んだ」みたいなかんじ?
http://www25.atwiki.jp/tauesai/pages/84.html
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
はるさん:
拙サイトはリンクフリーですのでもちろんOKですよ。
ただ、ご紹介のページを拝見したんですが、拙サイトがどちらで紹介されてるのか分かりませんでした(ちょっと気になる…(^^ゞ)。
3/2の産経では「麻生総理が迎撃示唆」と報道しています。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090302/plc0903021951012-n1.htm
総理は迎撃を示唆していますが、
ミサイル自体の迎撃は政治的技術的に不可能でしょう。
北朝鮮は国際機関に人工衛星であると連絡しており発射基地もわかっています。
ブースター落下予測地点2箇所を発表したことから弾道予測が出来ています。
今後ミサイルも撮影されるでしょう。北朝鮮は一応外交的配慮を行っています。
日本が出来る事は、ミサイルから分離したブースターが日本本土に
落ちてくると確認できれば、PAC3で迎撃するくらいです。
(防衛範囲は全国に6箇所あるPAC3の近辺だけですが)
産経報道の総理談話の「日本に直接被害が及ぶ可能性があるということなら、
自衛隊法上で対応できる」とは上記の事だと思います。
>迎撃宣言というのは十分意味があると思います。
>その時に、今のお話で分かっていただけたと思うんですけど、
>アメリカ頼みというのはもうできません
迎撃はアメリカ頼みです。
ミサイル防衛システムの探知・軌道計算はアメリカに依存しています。
稼動にはアメリカの協力が必要です。
>青山氏の「麻生総理が迎撃宣言」は言い過ぎではないでしょうか。
>3/2の産経では「麻生総理が迎撃示唆」と報道しています。
要は世界がどう受け止めているかということではないでしょうか。
国内はそういう受け止め方だが他国は違うよということが、青山氏の言いたかったことだと思います。
>>アメリカ頼みというのはもうできません
>迎撃はアメリカ頼みです。
これも全体を読めば日本の外交全般について言っているのがわかります。
オバマ政権が弱腰外交なのを指摘した上での「日本にとっては自立しなきゃいけないCHANGEだっていうことも改めてもう一度考えるべき」という主張だと思います。
>要は世界がどう受け止めているかということではないでしょうか。
総理はブラフとして迎撃を示唆したという意味でしょうか。
口先だけで何を言っても、
世界は日本はミサイル迎撃をしない・出来ないと思うでしょう。
第一に、日本は自力では迎撃できません。
ブラフとしての威力を持たせるためには、米国の最新のイージス艦が
日本に展開して、THAADミサイルの緊急配備を米国にさせることが出来たら、
本気でミサイル迎撃するのかと世界は思うかもしれませんが。
つまりアメリカが迎撃する気がないなら日本のブラフも成り立ちません。
それどころか日本は国内のPAC3をミサイル通過予測地域に移動もさせていません。
ミサイル防衛についてはウィキペディアに詳しくのっています。
>これも全体を読めば日本の外交全般について言っているのがわかります。
>オバマ政権が弱腰外交なのを指摘した上での
>「日本にとっては自立しなきゃいけないCHANGEだっていうことも改めてもう一度考えるべき」
外交全般について言ってるとは受け取れませんでした。
日本の自立とはどういうことを指すのですか?
それと青山氏は、よく外交を弱腰や強気や脅しあいと形容しますが、
外交は世論によらず長期的視野を持ってするものであって
そういう感情論はなじまないと思います。
誤解しないでいただきたいのですが、自分が書いたのは青山氏はこう言っているのではないかという読解の問題であり軍事論議ではありません。
総理がブラフとして示唆とかそういうことは別に青山氏は言っていないと思います。
繰り返しになりますが、総理が言ったことを世界がどう受け止めているかということに注目しているのだと思います。
たとえ日本が今すぐ独自の防衛はできなくとも、戦後初めて迎撃を宣言(別に示唆でもいいです)したことが世界に衝撃を与えたという解説は筋が通っていると自分は感じました。
「核論議をするだけでも抑止力になる」ということがよく言われますが、麻生さんが狙って言ったのかどうかは別としてそれに似ているかもしれません。
>で、迎撃って言ったのはもちろん初めてですから、世界はほんとにびっくりしてて、棒のところにも電話やメールがいっぱい来るのに、国内からの問い合わせはほとんどないというのがね、その、ちょっと不思議なとこなんですね
このように現状をありのままに説明しただけだと思います。
それから青山氏がなぜ感情論と言われるのかが自分にはわかりません。
拉致の再調査とミサイル、制裁緩和と制裁強化の難しい関係に触れているところは非常に冷静だと思いました。
ミサイルを撃たれれば感情論や世論の動向など差し挟む余地もなく、それ相応の対処をするのは主権国家として当然ではないでしょうか。
>世界はほんとにびっくりしてて、棒のところにも電話やメールがいっぱい来るのに、
バスクさんのおかげで誤字に気づきました。ありがとうございました(ってお礼を言うのも変…?(^_^;)。本文を修正しておきました。
>ミサイル防衛についてはウィキペディアに詳しくのっています。
>ミサイル防衛についてはウィキペディアに詳しくのっています。
>ミサイル防衛についてはウィキペディアに詳しくのっています。
プチンさんもじき来日ですし、日露関係の進展がどう転ぶかで日米関係も大きく動きそうですよね。印度は露西亜と仲良しだし、日印は急接近してるし。アメリカ頼みの国防が色んな面で足引っ張ってるので、現政権で何とか前進の糸口をつかんで欲しいな。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090306/plc0903061055006-n1.htm
北朝鮮。
麻生総理は、米国や韓国など関係国の対北政策をリードしたいのと、北朝鮮のビジネスは手広くやっておりますから、国際的な対北包囲網を再構築する狙いでしょうか?
WBC。
大人の力を発揮してもメリットがないので、野球の世界の事は野球で。
個人的には、旗よりも実況そっちのけだったアナがハタ迷惑でした。親韓・嫌韓に関係なく煩い!実況席で全盛期の清原のフルスイングが見られなかったのが残念です。それに、日本という漢字が読めないのですか?
日韓戦は、初回のヘマが致命的でした。
岩田は同情を禁じえませんが、マー君は神の子でした。打撃陣は線香花火打線でしょうかね。チャンスで併殺は…。
キューバ戦は、青木はやれば出来る子。イチローが漸く調整を終えたようで?
岩隈・杉内は概ね安定しており、5回表で勝利を確信しました。
もうちょっと、打撃で活躍してくれれば良いのですが。
今日も日韓戦のようで。頑張ってください。
●TBS 〜 小沢代表への参考人聴取、見送りへ(09.3.19)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4087592.html
TBS・後追い報道がないのが気になりますが。
●産経新聞 〜 西松建設側「空港工事に期待」 小沢・二階氏献金、花巻で65億円受注(09.3.9)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090309/crm0903090231001-n1.htm
で、こっちもどうなったのやら。
すいません、こちらでした。
日本勝利!選手諸君が奮起しました!
一市民なのに勇気あるなあ。
野球見ないんでWBCの話もあんまりわからないんですが、韓国とばっかり対戦してるんですね。国旗を挿すなんて本当に理解できないの。
来週フィギュアの世選があるんですが、韓国が突然メディアを通じて「日本選手はキムヨナ選手の練習を組織的に妨害している」なんて当人のコメ付きで報道したもんだから、各国で記事になってそれは大きな騒ぎになってる。
この直前練習は、審判もコーラーも観客も皆見てるし、妨害なんて危険行為わざわざやる筈は無いのに、よくあるニアミスをそんな悪意を持って報道するなんて、知らない人からしたら「日本選手は卑怯」とも取られかねないし、本当に悲しいです。
彼らは何で競技とは関係ないところで色々仕掛けてくるんだろう。ヨナちゃんはいい選手だけど、がっかりしたのでした…
>ミサイル防衛についてはウィキペディアに詳しくのっています。
防衛省の「弾道ミサイル防衛システムの整備等について」
http://www.mod.go.jp/j/library/bmd/index.html
(上ページのイメージ図は平成20年防衛白書にも使われています)
ではアメリカからの情報伝達の仕組みが載っておらず、
日本独自で出来るように誤解される恐れがありますし、
ウィキペディアのミサイル防衛の項目の方が総合的で詳しいので紹介しました。
バスクさん
青山氏の解説の受け止め方が違うように、
青山氏と私では総理発言の受け止め方が違います。
北朝鮮のミサイル発射を事前に止めることが、
周辺国の首脳と国民の共通の願いであり目標ですよね。
わたしは、今回の迎撃示唆あるいは宣言は、
北朝鮮に自重を促すことに繋がらないと思っています。
総理の発言は、今のところ軍事面で現実的な可能性を伴っていないからです。
>戦後初めて迎撃を宣言
今のような精度のシステムができたのは最近のことです。
今までなかったので宣言のしようがなかったんだと思います。
分からない人ですね、あなたは、ホントに。
「>戦後初めて迎撃を宣言
今のような精度のシステムができたのは最近のことです。
今までなかったので宣言のしようがなかったんだと思います。」
…とかおっしゃってるけど、青山さんの言っているのは、外国から軍事的な脅しをかけられて、それに日本として反撃をかまえをみせる姿勢が、戦後初めてであり、それを評価するという放送だったじゃないですか。
バスクさんが、丁寧に、何度もあなたに、そういった趣旨を話しているのに、あなたの頭の中はご自分のプライドか見栄か知らないけど、そればかりに、みえなくもない。
「青山氏と私では総理発言の受け止め方が違います。」
…そうですか。じゃ、それでいいじゃないですか。
それで物足りないのなら、あなたも実名を出して、テレビや書籍で、反論なさいよ。あなたは何様でいらっしゃるのでしょうか。あなたさまと、青山さんの見解が違ったからと言って、それは多くの人にとって何物でもありません。
ウィキを根拠にしたことも、なにやら一生懸命に弁解しているけど、見苦しい。
そういうのって、ご自分のブログか何かでなさればどうでしょう。
くっくりさんの尊い努力の結晶のこの場には、あなたは、ちょっと
どうでしょうか。
こちらはくっくりさんが文字おこしされた内容を議論する場であり、
別の思考なり視点に触れたりすることがあるのは当然ではないでしょうか。
今回は青山氏の解説と違う意見だったので、
どうして違う意見に至ったのかという理由も示しています。
>くっくりさんの尊い努力の結晶のこの場には、あなたは、ちょっと
>どうでしょうか。
私の過去のコメントを見ていただければ理解いただけると思いますが、
こちらを有意義な議論の場にしたいと、大した内容ではありませんが
コメントを送っています。
まだ、こんなことを真剣で考えている方がいらっしゃるんですね…。
今の日本に現実に住んでいるなら、自公に期待など何もできないのは自明の理では?
一応私は軍事オタク歴30年以上です。
Wikiを読みましたが、日本のイージス艦は早期警戒衛星経由のデーターリンクに常時接続されており、かつ早期警戒衛星は常時北朝鮮を監視しており、特段米国の協力が無くともSM-3を使ったブーストフェイズ、ミッドコースフェイズでの弾道弾の迎撃は可能なはずですが。(米国がデーターリンクを止めれば別ですが)
また米国のイージス艦も日本海に展開しているでしょうから、そこからのデーターリンクも可能です。
さらに、早期警戒衛星のデーターリンク情報が無くともSPY1レーダーだけでも弾道弾の捕捉、弾道計算、迎撃は精度は落ちるでしょうが同じく理論上可能なはずです。(対弾道弾防衛のシステムを搭載しているイージス艦ならば)
なぜマリコさんは日本独力では迎撃できないとの結論に至ったのでしょうか?その軍事技術論的な見地からの根拠をご教示頂けますでしょうか。
>今の日本に現実に住んでいるなら、自公に期待など何もできないのは自明の理では?
ではどちらに期待されるので?(公明党の拝み屋には期待しませんが)
まさかミンスですか?????
コメントを送っています。
確かに。
>Wikiを読みましたが、日本のイージス艦は早期警戒衛星経由のデーターリンクに
>常時接続されており、かつ早期警戒衛星は常時北朝鮮を監視しており、
>特段米国の協力が無くともSM-3を使ったブーストフェイズ、
>ミッドコースフェイズでの弾道弾の迎撃は可能なはずですが。
>(米国がデーターリンクを止めれば別ですが)
早期警戒衛星は三沢の米軍基地経由ですよね。
常時接続は日米共同運用センターを通じた間接リンクであって、
米国は当然自国の衛星の直接リンクです。
常に米国の協力があっての運用だと思います。
早期警戒衛星の情報がすべて直接日本に届けられていないはずです。
軍事機密が含まれるので、日本向けにフィルタリングしていると思います。
ちょっと調べてもわからなかったのですが、
「こんごう」や「ちょうかい」が行ったミサイル実験は
ブーストフェイズにおける迎撃実験だったでしょうか?
日本のイージス艦は、ノドンとテポドン1がターゲットなので、
ミッドコース迎撃を基本としていますよね。
テポドン2にはミッドコース迎撃は射程が足らないので出来ないですよね。
仮に、かなり北朝鮮の発射基地までイージス艦を近づけて
ブーストフェイズでの弾道弾迎撃をしようとしても、、
現実的には艦を北の基地に近づけることは、軍事衝突の危険性があり、
実際に行うのは難しいと思います。
>また米国のイージス艦も日本海に展開しているでしょうから、
>そこからのデーターリンクも可能です。
確かにそこからのデータリンクは最速ですが、
日本に渡した情報で日本が迎撃したら、米国も迎撃の当事国になりますし、
そこまでするなら、米国が自艦で迎撃するんじゃないでしょうか。
システムもミサイルも向こうは最新ですし、確実性が高いですので。
>SPY1レーダーだけでも弾道弾の捕捉、弾道計算、迎撃は精度は落ちるでしょうが
>同じく理論上可能なはずです。
>(対弾道弾防衛のシステムを搭載しているイージス艦ならば)
確かに理論上はSPY1レーダーは独力で可能かもしれません。
実地実験は行われていますか?
理論上は可能でもイージス艦より確実性の低いものを使用するでしょうか。
>なぜマリコさんは日本独力では迎撃できないとの結論に至ったのでしょうか?
実戦データがないからです。
テポドン2は日本を飛び越えてアメリカに向かうミサイルであって、
想定していないミサイルだからです。
日本の自衛隊が対応しているのはノドンとテポドン1であり、
これらなら米国の協力は必要ですが迎撃可能だと思います。
日本が独力できる迎撃は、PAC3と、イージス艦の単艦迎撃だけだと思います。
(これらもアメリカ製ですから厳密には独力ではありませんが)
誤 >実地実験は行われていますか?
誤 >理論上は可能でもイージス艦より確実性の低いものを使用するでしょうか。
正 テポドン2に模した実地実験は行われていますか?
正 理論上は可能でもイージス艦単艦による確実性の低いものを使用するでしょうか
色々読ませて頂きましたがつまりは、「迎撃反対」「あくまで外交努力による解決を」という事ですか?
ちなみに今回の迎撃はあくまで日本の領土・領海に落下する危険性が生じた場合です。
大気圏外を飛翔して太平洋へいった場合は集団的自衛権の行使に当たるので迎撃は行わないようです。
実際迎撃に成功するか否かは別として迎撃する時はすると思います。
反対派なんかが効果が薄いなどと言って反対していますが、そもそもピストルの弾にピストルの弾を当てるに等しいミサイル迎撃に100%の成功率なんて事はあり得ないと思います。
戦闘機ですら100%撃ち落とせる訳ではないんですから。
今回あくまでネット上でしか見ていませんが、戦後初めて自衛隊がミサイル迎撃という実戦に直面するかもしれないという状況下において、ミサイル防衛などに反対するプロ市民団体やサヨクの動きがあまり見られず、不思議だなと思う所です。
状況が状況がだけに今回の事は都合の悪い話だからさすがに声を上げられないのか知りませんが。
>早期警戒衛星は三沢の米軍基地経由ですよね。
上記のソースはございますでしょうか?イージス艦の写真をご覧になると分かると思いますが、多くのドームを搭載しています。これらは衛星通信の為のものであり、わざわざ衛星からのデーターを地上基地経由で受信する理由が分かりかねます。またそのようにシステムをいくつも介して通信する場合、通信に遅延が発生します。(通信の世界では常識)
ブーストフェーズでの迎撃はミッドコースより容易であり、また、日本海の中部付近からも可能です。(SM-3の射程は2,3百キロ)
衛星からのデーターは全てを渡しているとは思いませんが、迎撃に基本的な情報は転送されているはずでしょう。米国も報道によれば迎撃に積極的であり、データーを渡さない理由は考えられません。
迎撃は日米共同(例えば1発づつ迎撃ミサイルを発射する)も可能であり、特段、日本が迎撃できないという理由にはならないと思います。
SM-3を使ってのハワイ沖での迎撃実験は全てSPY1による捕捉、弾道計算、射撃指揮において行われており、全く問題はありません。ご存知と思いますがSPY1はイージス艦の基本構成システムの一部です。
テポドンであろうとノドンであろうと、速度はマッハ20前後、弾着地点が日本の太平洋沖であれば、基本的に迎撃条件は同じです。SM-3は高度200Km前後まで迎撃可能ですから。
PAC3は基本的に着弾寸前の迎撃であり、今回は出番は無いはずです。
日本はなぜ迎撃できないのでしょうか?根拠がいまいち明白でないように思えますが・・・・・
私は迎撃反対ではないです。
>ちなみに今回の迎撃はあくまで日本の領土・領海に落下する危険性が生じた場合です。
その前提でずっとコメントをしていました。
総理の迎撃発言を能動的迎撃(ミサイルを日本海(領海外)で迎撃)か受動的迎撃
(本土に落下するミサイルの残骸かブースターを迎撃)に分けて考えています。
総理の迎撃発言は後者であり日本が出来る事も後者(PAC3による迎撃)だと思います。
能動的迎撃はテポドン2に対しては技術的にも政治的にも不可能でしょう。
腰抜け外務省さん
早期警戒衛星から直接データを受信しているのは三沢基地のJTAGSですよね。
イージス艦は早期警戒衛星からの生データを処理できませんので、
JTAGSで処理された情報が通信衛星経由でアメリカのイージス艦に送られています。
非常時にアメリカの艦の横にいれば、
日本のイージス艦はそのアメリカイージス艦経由で情報が得られます。
JTAGで検索していただければわかると思います。
>ブーストフェーズでの迎撃はミッドコースより容易であり、
>また、日本海の中部付近からも可能です。(SM-3の射程は2,3百キロ)
ブースト段階での実験を聞いたことがないんですが。
確かに容易と言えますが、発射基地に出来る限り近づけばの話であって、
日本海中部付近からでは無理じゃないですか。
>SM-3を使ってのハワイ沖での迎撃実験は全てSPY1による捕捉、
>弾道計算、射撃指揮において行われており、全く問題はありません。
>ご存知と思いますがSPY1はイージス艦の基本構成システムの一部です。
これはノドンの実験ですよね。今回は高度も速度も違うテポドン2ですよね。
>テポドンであろうとノドンであろうと、速度はマッハ20前後、
>弾着地点が日本の太平洋沖であれば、基本的に迎撃条件は同じです。
ノドンはマッハ10で、今回のテポドン2はマッハ20ですね。
>PAC3は基本的に着弾寸前の迎撃であり、
>今回は出番は無いはずです。
今回のはPAC3を使ってミサイル破片やブースターを迎撃する事だと思っています。
SM3による迎撃を総理は考えていないと思います。
迎撃に失敗して、テポドン2の軌道が変って日本本土のPAC3の無い場所
に落ちるリスクはありませんか?
総理は最悪そういうことまで考慮しているでしょう。
こんな不確実性が高すぎる事に政治的リスクを掛けられないです。
SM-3block1での性能は100%にはかなり届かないと思われますが、改良によって遠からず1発で足りるようになるでしょう。
●米軍衛星情報解析施設(JTAGS or M3P ?)
米軍が07年夏以降、三沢基地(青森県三沢市)に早期警戒衛星DSPなどがキャッチした信号を受信し、弾道ミサイル発射情報に解析する装置である移動式の地上受信施設[統合戦術地上ステーション(JTAGS)または後継型のM3Pか]を設置するとの報道あり。施設配置に伴い米陸軍の隊員数十人が常駐する計画とも。また、一部報道は既に06年6月に三沢基地への配備が始まり、07年にも運用可能となると伝えている。
この文面を文字どうりに読めば、PAC3用のデーター処理システムであり、イージス艦との処理システムとは異なると思われますが。
イージスシステムは独立して対弾道弾防衛を可能ならしめるシステムを搭載しているはずですが。
もしそうであったとしても、40km前後の距離に海自と米軍のイージス艦が居れば良いだけであって、本質的な問題にはなりません。
領海は12海里であり、例えば50km前後の距離に居たとしても何ら国際法上の問題にはなりません。
SM-3の実験は秒速7Kmの飛翔体を目標としており、何ら問題は無いはずです。
SM-3の迎撃によりコースが変われば再迎撃するだけのことで、北朝鮮の実験を妨害するという、初期の目的を達成することは可能と存じますが。
改めてお聞きしますが、なぜ日本は迎撃が出来ないのでしょう?その点にまずお答え下さい。
>この文面を文字どうりに読めば、PAC3用のデーター処理システムであり、
どこを読めばそうなるのでしょうか。
PAC3は航空自衛隊のバッジシステムの下部にあります。
バッジは米軍からの情報を受け取り、バッジからの情報をPAC3は受け取りますよね。
>イージス艦との処理システムとは異なると思われますが。
DSP衛星からの情報は生データであり、単なる発射情報ですから、
それを元にJTAGが解析と発射方向弾道予測着弾予測をして米国イージス艦に送信されます。
JTAGSとイージス艦については、下のブログに詳しいです。
ttp://biglizards.net/strawberryblog/archives/2008/02/post_648.html
個人の方のブログですがこちらからグローバルセキュリティのページに行けます。
>SM-3の実験は秒速7Kmの飛翔体を目標としており、何ら問題は無いはずです。
秒速7km(マッハ20)はテポドン2ですよね。
SM3はノドン級(マッハ10)の実験しかしたことが無いですよね。
テポドン2級の実験は去年アメリカがGBIを使って迎撃成功した事例しか
確認できませんでしたが、他にテポドン2級の迎撃実験の事例は知っていますか?
>SM-3の迎撃によりコースが変われば再迎撃するだけのことで、
コースが変れば迎撃は困難になりますよね。弾道の再計算とか要りますし。
一回目に打ち損じて軌道が変らなくても、テポドン2はマッハ20です。
一度失敗したら、SM3はマッハ5なので他艦からでも追いつかないです。
SM3が迎撃高度に達する時にはテポドン2は通りすぎています。
>改めてお聞きしますが、なぜ日本は迎撃が出来ないのでしょう?
今回のテポドン2を前提にもうすでに何回も説明しています。
また、PAC3による迎撃は否定していません。
今回、SM3による迎撃は政治的にも技術的にも困難だからです。
理論上不可能ではないから迎撃すべきだというのは、ある意味、賭博ですよね。
そんなことを麻生総理が政治決断すると思いますか?
子供が自衛隊の航空ショーに行って来たら殺人者の味方だといってその担任の期間中苛められたとか。
我々は日本に住んでいる日本人です。
日本国の領土を不法に犯される危険性がある場合は迎え撃つのはむしろ自然です。
まずは何故信頼性の無いミサイルを日本に向けて撃つのか。
それは日本が不法行為を秘奥義「遺憾の意」の発動でスルーしていたからです。
ちょうど日本スケート連盟がキム某選手の言い掛かりに当初はスルーしようとしていたのと一緒です。
そんなに実験が必要なら日本のように南海で行えばいいのです。
それか同盟国の海とか。
自分の部下をクリントン夫妻に頼りきりで全然自分では探せない大統領にはあまり期待をするのは危険です。
日本有数の不動産所有者(某O氏)にも期待しない方が良いでしょう。
キチンと日本を守る方に政治をおこなって頂きたい。そう思う。
ご紹介頂いたHPによると、JTAGSはあくまで戦域ミサイル(TBM)防衛のもので、弾道弾防衛(BMD)とは別物のようですが?
また、ハワイ沖で行われている迎撃実験では別段、衛星からの情報なしでやっているようです。(発射時刻くらいは伝えられるケースもあるようですが。)
また衛星からは以下の情報が伝えられるようですが、イージス艦にもこれらの情報はダイレクトに衛星通信で伝えられるもので、特段JTAGSがSM-3による防衛に必須のものとは思えません。
-戦域弾道ミサイル(TBM)の赤外線データ。
-複数のセンサーからのダウンリンクによる立体(3-D)ステレオ 情報処理。
-リアルタイム通報。
-臨機応変な複数ネットワーク能力
-戦域内の音声データ。
SM-3は高度247Kmをマッハ30で飛行中の物体を撃破していますので、マッハ20の飛翔体の迎撃は問題が無いと思いますが。
さらに再迎撃の問題ですが、そもそも論として、弾道が変わっているということは迎撃に成功しているわけであり、議論の対象にならないのではないでしょうか?
SM-3による迎撃の政治的、技術的困難性とは具体的に何でしょうか?私は十分に可能であると思いますが。また迎撃することによる我国のデメリットとは何でしょうか?
腰抜け外務省さん
あなたのコメントを読んで、ひょっとして私の知識が間違っているかも
しれないと、本やウェブで再度確認した上でコメントしています。
>ご紹介頂いたHPによると、JTAGSはあくまで戦域ミサイル
>(TBM)防衛のもので、弾道弾防衛(BMD)とは別物のようですが?
別物ではないです。別物なら何のために三沢にあるのですか?
テポドン1・2やノドン以外の何を監視するのですか?
>イージス艦にもこれらの情報はダイレクトに衛星通信で伝えられるもので、
DSP衛星からイージス艦にダイレクトに情報が伝わるというソースはありますか?
わたしは情報伝達のソースとしてグローバルセキュリティを出します。
http://www.globalsecurity.org/space/systems/jtags.htm
図の下方にイージス艦が描かれています。
>SM-3は高度247Kmをマッハ30で飛行中の物体を撃破していますので
意図的に重要な語句を省いていませんか?
どうして、アメリカが有毒物質を積んだ自国の軍事衛星を大気圏内に
突入させないために撃破したミッションとはっきり言わないんですか?
これだけ見たら、弾道ミサイルを撃墜したように誤解しませんか?
当たり前ですけども、自国の衛星ですから軌道も速度も構造も完全に把握して、
それに合わせたソフトウェアを事前にアップデートさせて実行した
衛星撃墜ミッションを今回のテポドン2に当てはめるのは無理がありすぎませんか?
テポドン2級の撃破に唯一成功したGBI実験のソースです。
http://www.mda.mil/mdalink/pdf/08news0090.pdf
米国ミサイル防衛庁のページです。ちなみにミッドコースフェーズでの迎撃です。
なんども聞いていますように、SM3によるテポドン2級ミサイル迎撃実験を
おこなった事がありますか?私はソースを見つれられませんでした。
あなたは決定的な勘違いをされていますね。
日本は迎撃すると確かに言いましたが、誰もミサイルの本体や弾頭を迎撃するとは
言っていませんよ。よってテポドンミサイルの最高到達地点が高いからSM3は届か
ないので迎撃は困難という議論は意味がありません。
日本が迎撃するとしているのは発射された後に切り離される第一段ロケットです。
さらには第二段ロケットも制御不能になった場合は日本の領土内に着弾する可能性も
あります。
北朝鮮のロケットは失敗した場合の自爆装置すらないということなので、この時点で
既に衛星打ち上げロケットの資格はありません。
基本的に軍事というのは情報戦でもあるわけで、実際に命中するかどうかなんて事は
重要ではありません。
アメリカが迎撃実験に成功したと発表しましたが、あの映像だって本物の映像だと
いう証拠はどこにもありません。でもあの映像でもって相手方に警告を与えることは
可能なわけです。
極端な話。テポドン迎撃に成功したという映像をでっち上げたっていいわけですよ。
どうせ直接誰もミサイルの衝突の瞬間なんて見られないんですからw
>>今回のはPAC3を使ってミサイル破片やブースターを迎撃する事だと思っています。
>>SM3による迎撃を総理は考えていないと思います。
あのーっ、PAC3の射程距離って約20kmほどしかないんですが。
SM3による迎撃は第一段ロケットが日本の領海、もしくは日本の領土に達すると判断
された場合発射されると思いますよ。
青山さんが指摘していましたが、日本が迎撃するという意思表示をしたことで北朝鮮
や中国も日本を嫌がる態度を取り始めましたよね。これも情報戦の内ですよ。
TMDとBMDの違いをご理解してらっしゃいますでしょうか?三沢にあるのは一義的には対北朝鮮というのもあるでしょうが、このシステムの最大の特徴はその機動性です。即ちC141以上の輸送機であればどこへでも輸送できる。即ち空軍基地のそばが最も適地であるということです。
JTAGSのその本来の機能は機動運用をして、TMDを必要としている戦域にその能力を展開することです。
The system disseminates warning, alerting, and cueing information on Tactical Ballistic Missiles (TBM), and other tactical events of interest throughout the theater using existing communications networks.
上記にあるように対象はあくまで戦術ミサイルです。(ソースを再読されることをお勧めします)
DSPとイージス艦のデーターリンクについては下記をご参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BA%A4%E6%88%A6%E8%83%BD%E5%8A%9B
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF_16
SM-3を発射する時点で飛翔体の弾道計算は終了しているはずです。最終的にはSPY1レーダーのリソースと、イルミネーターとSM-3との間の誘導精度の問題であり、事前にコースが分かっているかどうかの問題ではないと思います。(マッハ30の物体を迎撃することは事前にコースが分かっていても困難には変わりはありません。)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071218/amr0712181014003-n1.htm
また、上記の記事にあるとおり、海自は中距離弾道弾の迎撃に成功しています。中距離弾道弾は射程3000〜5000Kmであり、大気圏を脱出する能力がありますので、第1宇宙速度、秒速7.9kmを出す必要があります。その迎撃が可能であるということは、マッハ20前後の飛翔体の迎撃は十分に可能でしょう。
技術的にはSM-3による迎撃が十分に可能であるということを論証できたと思いますが。
政治的困難とは具体的に何でしょうか?また迎撃のデメリットは何でしょうか?
>http://sankei.jp.msn.com/world/america/071218/amr0712181014003-n1.htm
>また、上記の記事にあるとおり、海自は中距離弾道弾の迎撃に成功しています。
>中距離弾道弾は射程3000〜5000Kmであり、大気圏を脱出する能力がありますので、
>第1宇宙速度、秒速7.9kmを出す必要があります。その迎撃が可能であるということは、
>マッハ20前後の飛翔体の迎撃は十分に可能でしょう。
産経新聞はこの記事を配信する時にあえて
準中距離弾道弾と中距離弾道弾を区別して使っていたんですか?
もうこの議論はやめます。あなたには理由が分かりますよね。
改善によってその内に100%に近いものになるでしょう。
北朝鮮のミサイルですが、フォンブラウン博士の設計したV2と同じバイスコントロールの化石的ミサイルです。騒がない方がいいのではと思います。
大変楽しい知的議論が出来ました。また別の話題で議論をさせて下さい。
よい週末をお送り下さい。
くっくりさん、コメ欄で騒ぎを起こしたことをお許し下さい。
太極旗、またやりましたね〜!
分かっていてもやっぱり不愉快です。まだ優勝してないんだぞ!そもそも旗をマウンドに突き刺すなよ。神聖な場所を汚すでしょ。
これで日本も奮起してくれると良いのですが、明日はアメリカと対戦。前回のような誤審は絶対にないようにしてもらいたいですね。
韓国はベネズエラにも大勝してしまいましたから勢いに乗ってます。また日韓戦かも?何だか憂鬱。
逮捕されたときはあっせん利得や贈収賄みたいに騒がれてましたけど、今の報道では聞かれなくなりましたがどういうことなんでしょうかね??
さんざん贈収賄やあっせん利得だと騒いでた青山はどう責任取るのかね
妄想ばかりでしゃべるのはやめてほしいね。自民の犬でしょ
あなたは馬鹿じゃないの?
青山さんは、自民党の議員に対しても、たとえば尾身だとはっきり分かるようにまで踏み込んで、沖縄利権をはじめ贈収賄やあっせん利得で摘発すべきだと、はっきり、やり直しのきかない生放送で発言していたじゃないですか。
そのどこが、自民の犬ですか。
あなたの妄想こそ、どうにかしたらどうですか。
くっくりさんの努力による起こしを利用して、妙な宣伝工作をやるのをやめなさい。
同じことを言われていました。関西人はこの情報を一週間に一回聞くことができるのか、と思うと同時に、急に関西へ帰省したくなりました。私事です(笑)
民主党支持者の中でも小沢マンセーな人は不思議な事にサヨクが多いようです。
連中、小沢を援護するあまり、前原副代表まで自民党の回し者呼ばわりして激しく攻撃してますから
まるで極左の内ゲバを彷彿させますよw。
ちなみに青山氏と共演してる室井は共産党支持のサヨクなのは有名ですが、どうやら小沢の回し者でもあるようです。
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http://archive.mag2.com/0000033978/20080205144556000.html
◆第52回『政経フォーラム』のご案内◆
小沢一郎事務所では、年に4 回『 小沢一郎政経フォーラム 』を開催しています。
小沢一郎代議士本人が懇親会で挨拶させていただくほか、人気の高い講師の方をお招きすることもあって
毎回たいへんな盛況をいただいております。
「 第52回小沢一郎政経フォーラム 」
【 日時 】 平成20年4月9日(水) 開場 午前10時30分
第一部<勉強会> 午前11時より正午まで
第二部<懇親会> 正午より
【 場所 】 ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区赤坂1-12-33)
【 講師 】 作家 室井 佑月 先生
【 演題 】 『仕事の楽しさ』
【 会費 】 20,000円
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室井は25日でアンカー降番になったようですね。
やはり視聴者からの抗議がおおかったんでしょうか?
最終25日のニュースでズバリ!も青山さんがいないのをいいことに
共産党支持サヨクの地を剥き出しにしたコメントで見てて非常に不快。
山本アナも見かねて反論してましたね。