「アンカー」小沢秘書逮捕会見で検察に圧力?&拉致発言
■3/4放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
……と、テレビ欄にはありましたが予定変更。
今日の青山さんコーナーは丸ごと小沢代表秘書逮捕の件です。
で、いつもの青山さん&室井さんコンビに加えて、松原聡さんもコメンテーターとして登場。実は青山さんは数日前に骨折されて、今日はもともとスタジオには来られない予定だったそうです。だもんで、松原さんがピンチヒッターとして予め呼ばれてたと思われ。
まずはコーナー前の小沢代表秘書逮捕のニュースについてのコメンテーターの見解をざざっとご紹介。その後、青山さんコーナーの完全起こしを。
2ちゃんねるで祭りになった小沢さんの「拉致発言」(産経3/2付参照)についても取り上げられましたのでご注目。
完全起こしの部分は、例によって細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
・民主・小沢代表、公設第1秘書逮捕を受け会見 「不公正な国家権力の行使」と検察批判(FNN3/4 13:23)
小沢代表の会見のニュースを伝えた後、まず、室井佑月さんが“陰謀論”を展開。
室井さんの疑問は「なぜ今?」「どうして小沢代表だけ?」「ずっと野党だった小沢代表が国土交通省が発注する100億ものダムに関して権限があるの?」の3つ。
次に、松原聡さんの見解は概ねこのようなもの。
「政権交代かと言ってる最中に、一方の野党の民主党の小沢さんの第一公設秘書、これは国家公務員ですから、それが逮捕されるということは大変なダメージ。それを2100万円の容疑で、しかもちょっと前の容疑で時効ぎりぎりでやることには、違和感をみんな持つだろうが、2100万円というのは氷山の一角。西松建設トータルで見ると、ここ7〜8年で10億円とか10数億円がウラで流れてるだろう。それを検察は見過ごせない、巨悪を暴くぞという正義感がギリギリで発揮された」
秘書逮捕小沢代表はどうなる?民主党に“激震”走る▽“北”とオバマ政権拉致問題への影響は?真相を青山がズバリ!
……と、テレビ欄にはありましたが予定変更。
今日の青山さんコーナーは丸ごと小沢代表秘書逮捕の件です。
で、いつもの青山さん&室井さんコンビに加えて、松原聡さんもコメンテーターとして登場。実は青山さんは数日前に骨折されて、今日はもともとスタジオには来られない予定だったそうです。だもんで、松原さんがピンチヒッターとして予め呼ばれてたと思われ。
まずはコーナー前の小沢代表秘書逮捕のニュースについてのコメンテーターの見解をざざっとご紹介。その後、青山さんコーナーの完全起こしを。
2ちゃんねるで祭りになった小沢さんの「拉致発言」(産経3/2付参照)についても取り上げられましたのでご注目。
完全起こしの部分は、例によって細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
・民主・小沢代表、公設第1秘書逮捕を受け会見 「不公正な国家権力の行使」と検察批判(FNN3/4 13:23)
小沢代表の会見のニュースを伝えた後、まず、室井佑月さんが“陰謀論”を展開。
室井さんの疑問は「なぜ今?」「どうして小沢代表だけ?」「ずっと野党だった小沢代表が国土交通省が発注する100億ものダムに関して権限があるの?」の3つ。
次に、松原聡さんの見解は概ねこのようなもの。
「政権交代かと言ってる最中に、一方の野党の民主党の小沢さんの第一公設秘書、これは国家公務員ですから、それが逮捕されるということは大変なダメージ。それを2100万円の容疑で、しかもちょっと前の容疑で時効ぎりぎりでやることには、違和感をみんな持つだろうが、2100万円というのは氷山の一角。西松建設トータルで見ると、ここ7〜8年で10億円とか10数億円がウラで流れてるだろう。それを検察は見過ごせない、巨悪を暴くぞという正義感がギリギリで発揮された」
次に、青山繁晴さん。
「僕の個人的な考えもあるが、それは後のコーナーでも言うが、とりあえずは先ほど検察内部の声を聞いた。検察の首脳陣もいろいろいる。政治家と近い人、接触しない人。野心がある人、ない人。僕が長年信頼している、個人的野心とかを持ってない、政治家とも接触しない現役の首脳陣の1人に、電話で聞いた」
その検察首脳陣の1人が青山さんに話したことは以下のとおり。
●この時期にこの人物(小沢)をやるにあたって、検察は存亡をかけた捜査になるという覚悟の上で踏み切った。
●実はこの政治資金規正法違反は入口であって、その事件だけで小沢一郎という次期総理かもしれない人物をやるとなると、やはりそれは事件として足りないとなるし、国民から疑念持たれたりすることも十分にある。
●だからほんとは政治資金規正法違反だけじゃなくて、それを使って、つまり政治資金規正法の縛りをくぐり抜けて、ゼネコンから不正な献金を受けて、その後、その献金に見合った見返りを小沢側がやっている。
●公共工事に関してその不正が行われたと、そこまで事件が行く確信を得たから、小沢の秘書を逮捕した。
ここで山本キャスターが「立件されると贈収賄事件になる」とツッコミ。
青山さん、「それがあるから逮捕したと」。
引き続き、その検察首脳陣の1人が青山さんに話したこと。
●小沢から直接事情を聞くのはもう決めている。強制捜査まで行くかどうかは分からないが、本人から事情聴くのは決めている。
●つまり小沢に触れずに秘書だけ逮捕という事件に留まるのであれば、検察が存亡の危機までかけてこの時期に踏み切ることはなかった。
●踏み切った背景の1つとしては、実は西松建設の前社長を逮捕したら、その自供の中に、西松建設のたとえば総務部長と大久保秘書が、いつどこでどのように会って、その席で西松建設側と大久保との間でどういうお金のリクエストが小沢事務所からあったか、西松建設側がどう答えたか、その供述が徹底的に揃っているので、大久保に対しては任意の事情聴取から入る必要はなくて、いきなり逮捕となった。
●もしもこれで小沢が会見で言ったように起訴できなかったり、起訴できても裁判で無罪になったら、「この時期にこの事件をやったっていうのは、やっぱり検察は権力に擦り寄って選挙で与党を有利にするためにやったんじゃないか」と、そういうありもしないことについて疑念を持たれることになるから、これはどうしても勝たなきゃいけない。
●無理に勝とうとしているというよりは、もうその勝てる保証ができあがった。捜査の着手は最近だけども、水面下の捜査っていうのは非常に長かった。
ここで松原さんが「贈収賄」の件についてツッコミ。
「もしこの先、この件がダイレクトに小沢さんの贈収賄になるとしたら、請託があったのかどうか。それから一番決定的なところは、他の贈収賄事件の面も難しくなっちゃっていて、職務権限があったかどうか。小沢さんは一野党の党首だから。噂では東北にはものすごい力があるといっても間接的な力だから。だからこの件を小沢さんに対してダイレクトに贈収賄に持っていけるか?」
これに対して青山さん。
「松原さんは正確なことをおっしゃっていて、さっき電話した検察首脳は贈収賄事件という言葉は使ってない。今、ヤマヒロさんから言われて、たとえば立件するケースの1つとしてあり得るから、僕は今うなづいたのであって、検察首脳はこの言葉は使ってない。いずれにしろ不正な形で公共工事が行われていると、そのことに踏みこみたいという話だった」
それを受けて松原さん。
「そういう意味では、おそらく小沢さん以外の人が、もし与党の政治家に流れて、実際、職務権限を持っている人に、オモテの献金じゃなくて海外から持ってきた裏金を含めて流れていれば、これは贈収賄になる可能性もある。そういう意味では、この事件はこれから先どう広がっていくか分からない」
↓↓↓↓↓ここから完全起こし↓↓↓↓↓
山本浩之
「このあとの青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでも、これに関連したお話を今日はしていただけるということですよね」
青山繁晴
「はい。今日はいつものキーワードはあえて作らなかったんですよ。というのは、こういう時こそ、僕たちの個人的な考えももちろん大切ですけども、当事者に聞くことが大事なんで、今回、その民主党の現職の議員たちはどう考えてるのかということと、それから今、少しやりましたけれども、検察の内部でどんな議論が行われているのか、その当事者の話を徹底的に今週はお話ししたいと思います」
山本浩之
「ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「実は今、初めてこれを言いますけれども、青山さん、実はですね、骨折されておりまして、本来だったら今日はスタジオにはご出演いただかない予定だったんですけれども、昨日の小沢代表の秘書が逮捕されたことを受けて、先ほどおっしゃってましたが、民主党議員それから検察サイド、さまざまな所を取材をされました。いろんな情報を持ってこられました。そこでその無理な身体をおして今日はご出演いただいております。ちょっと喋るのもおそらく苦痛だと思うんですけれども」
青山繁晴
「いえ」
山本浩之
「できる範囲でよろしくお願いいたします」
青山繁晴
「あの、すみません。私事ながら、腰の骨を5本折っておりまして、ちょとまだ事故性ショックがあってですね。事故からまだ5日目なんで、ちょっと顔も腫れてるし体温も下がってる状態なんで、ちょっとお聞き苦しいとこあるかもしれませんが、無事に心臓こうやって動いてますから(一同笑)。そういうわけで、さっき申しました当事者の話から入っていきたいんですが、いきいなりその当事者の顔、ちょっと出していただきますか」
村西利恵
「青山さんが取材された面々、こんなにいらっしゃるんですか」
青山繁晴
「それで、実はこの中で、『え?俺、今日はあんたと電話してないよ』って人もいるんですよ」
村西利恵
「どういうことですか?」
青山繁晴
「たとえばこの人(河村たかし議員を指して)なんかね。これはあえて言うとですね、非常に踏みこんだ話を電話でされてたんで、この中のある方、ある方、ある方がですね、まあ紛らすために、僕といちおう交流のある方々をここに並べたんで、このうちのどれかってことはやっぱり申せません」
村西利恵
「あ、なるほど」
青山繁晴
「但し、この中の何人かの方がおっしゃったことを総合して申しますが、まず情緒的なことじゃなくて、実際にですね、昨日、小沢さんの秘書が逮捕される前から、その前から実は民主党の中で小沢さんをめぐって大きな騒動になってたという事実が実はあります。それは何かというと実は小沢さんのこの発言についてなんです」
村西利恵
「はい。2月の上旬、民主党議員と支持者の会合で、小沢代表は『拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき「何人かください」って言うしかないだろ』と発言したと。これ、一昨日(3/2付)の産経新聞が報じました」
青山繁晴
「はい。これあのフェアに言わなきゃいけないんですけど、今のところ産経新聞しか実質的に報じておりません。それで、しかしですね、昨日(3月3日)の民主党の正式な会合、正副幹事長会議という会合なんですが、これまあ自民党にもありますけれども、非公開ですけれども、公式の場で、さっき顔出た中のある方がこの発言を取り上げて、『もしもこの発言が事実であればそれは大変なことだ』と。で、『その誘拐した側の北朝鮮に日本がカネ、カネってつまり私たちの税金でしょうが、それいっぱい持っていって、つまり犯人にお金渡すこと自体も問題だけれども』、これ僕が言ってるんじゃないですよ、その会議でその議員が言ったことで、さらに『「何人かくださいと言うしかない」って発言がもし事実であったならば、まず今まで日本国民がみんな全員の帰国を願ってきたことに反するし、それからまるでモノのように何人かくださいっていうふうに言うっていうのは、どういうことなんでしょうか』と」
青山繁晴
「で、その議員は小沢さんと距離はありますけれど、但しフェアな人ではあるから、だからけしからんと言ったわけじゃなくて、『これは当然2つのことが必要じゃないでしょうか』と問題提起をしたそうです。1つは、『この発言が仮に事実だとしても、前後にきっと小沢代表の言葉があって、違う文脈かもしれないと。だから少なくとも小沢代表その人が、前後の発言はこうで、自分の真意はこうなんだっていうことを国民に伝わるように説明すべきでしょう』と。それともう1つ、『民主党として、自分自身も含めた民主党として、拉致問題の解決は具体的にどうやるのか』と。で、『小沢代表の問題提起というのは、今までの政府のやり方じゃうまくいかないだろうってことなんだから、民主党としてはどんな具体的な解決策を持ってるかということを、この際、国民の疑念を解くために明らかにすべきだ』ということを言って、その正副幹事長会議では、『どっちかというと、その方向でまとまったように理解した』と。ところが蓋を開けてみたら、突然こういうことになったと」
村西利恵
「はい。この報道に対して民主党が出した抗議文がこちらです。『記事は「事実無根の報道」。産経新聞社に対して訂正と謝罪を求める』」
(抗議文全文はこちら)
青山繁晴
「はい。それでさっき、その正副幹事長会議で発言した議員は、自らその産経新聞に対して問い合わせをしたと。そうするとテープの存在その他も示唆されたこともあって、いきなりこういうことで出て、産経新聞と民主党の小さな争いにするよりも、国民が疑念を持った以上はもっとまともな対応があるんじゃないかというふうに思ってたら、その日のいわば後に出てきたのがその秘書の逮捕ということだったと。それでもう1つ大事なことを言いますと、この若手幹部は、ま、中堅議員というか若手幹部というか、この人はこの際、自分たちのようなもともと自民党にいなかった人間、小沢さんも実は幹事長の鳩山由紀夫さんも自民党にいた人たちですから、自民党にいなかった、つまり民主党からスタートした政治家で民主党をもう1度やり直すべきじゃないかと。これってつまりは小沢さんを中心とした現執行部に対するいわば造反というのか、そういうことですよね。どういう言葉がいいのか、ま、クーデターって言っちゃいけないのかもしれないけど、造反につながることですね。で、これに関連してですよ、別の、民主党の中で小沢さんを別にすると総理候補の1人と考えられてる人は、実は昨日の午後6時28分に、鳩山由紀夫幹事長の携帯電話に電話をしたと。で、その鳩山さんに言った言葉っていうのは、この小沢さんの秘書の逮捕について、『これが政府の陰謀だとか国策捜査だとか、そういうことばかり強調するのは、自分は民主党の幹部として申し上げるけど、やめていただきたい』と。というのは、たとえば『陰謀だ』と言ってる山岡国対委員長、その人が西松建設から政治献金受けてることは、政治資金収支報告書にもう出てる事実であるし」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「それは、『むしろ民主党の外からいろんな国民の声が出るのはいいけれども、民主党としてそう決めつけるっていうのはおかしいんじゃないか』ということまで出たと…、出たんじゃなくて、その鳩山幹事長に…」
山本浩之
「言ったわけですよね、電話で」
青山繁晴
「ええ、そのように申したということなんですね。で、これは客観的事実として考えると、その小沢さんの会見は、その前に役員会があって、ピタリと小沢さんが留任っていうことで定まったかのように今のメディアでは報道されてるけれども、しかし民主党の中で、自由民主党のいわば利権構造と関係なく育ってきた人の中には、やっぱりその、今回の事件の真相はまだもちろん分かりません、裁判終わってみないと、小沢さんの秘書が本当に容疑者だったかどうかも分からないけれども、しかしかつての古い自民党の利権体質と結びついてるところが、小沢さんをはじめ今の民主党をリードしてる方々にあるんじゃないかということを考えると、生まれ変わりたいと思っている動きがあるというのを、僕は客観的に今はお話ししたいと思うんですね。で、じゃあ小沢さんはそれに対してどうなのかということを、やっぱりやるべきだと思うんですけれども(村西さんが青山さんにフリップ手渡す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『小沢代表のステルス攻撃』」
青山繁晴
「はい。ステルスというのはもう皆さんお分かりだと思いますけど、もとは軍事用語で、レーダーに映らないように、その秘かに行われる攻撃っていうか、それを行えることを言うわけですけども、それが何なのかを…」
村西利恵
「はい、CMのあと詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「青山さんが出したキーワードは『小沢のステルス攻撃』と。英語で辞書を引くと、隠密とか、こっそりと、と。どうやってこっそりと攻撃を考えているというのでしょうか。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。小沢さんの攻撃って、要は反撃ってことですよね。で、小沢さんの反撃って、その一般視聴者の方も当然、小沢さんの記者会見をご覧になってて、そのことなのかなあと思われたと思うんですよ。それで、このコーナーで何度も言ってることですけど、実は僕のような情報を仕事にしてる人間でも、そもそも最初のきっかけってだいたい公開情報から始まって、8割方9割方、公開情報が大事なんですよね。そうすると、そういう記者会見にも隠された部分があって、出てるのに隠された部分があって、だからさっきステルスって言ったんですね」
山本浩之
「出てるのに隠れてる?」
青山繁晴
「はい。出てるのに隠れてる。飛行機飛んでるのにステルス性能あるからレーダーに映らない。で、それが昨日の会見についてはこうだったっていうことを、その調べる側の当事者の側がこう言ってます」
村西利恵
「『きょうの小沢さんの会見からすでに圧力が始まっている』。特捜出身の検察首脳陣」
青山繁晴
「はい。首脳陣の1人です。これね、首脳陣の1人。で、これはさっきコーナーの前に申した、僕が良心派と信じてる首脳陣の1人がこのようにおっしゃったんですが、そのプレッシャー、圧力が始まってる。これ圧力っていうのはどこにかかるかというと、検察にかかる。それ何を言ってるかというと、小沢さんは会見の中で、質問に答える形ではありましたけれども、『起訴されることはない』と。自分の秘書は逮捕されたけども、起訴まではいかなんだということをおっしゃって。で、普通に聞くとそれはまあ希望的観測だったり、それは大事な秘書なんだから、逮捕されても起訴はされませんよというのは当たり前に聞こえるけれども」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「しかし実は逮捕した検察の側からすると、実は不起訴にするように検察に圧力をかけてやるという言葉に聞こえたということなんですね」
村西利恵
「はあー」
青山繁晴
「で、これが、それだけだったら、僕はこのコーナーで出すことはしません。その、それこそ小沢さんの反論を今、聞けてないわけですから。ところが僕にはガーンと頭に来る、その、大きな記憶があってですね。実はこの人の記憶なんです」
村西利恵
「それが故・梶山静六元官房長官」
青山繁晴
「はい。もう亡くなってしまいましたけれども、総裁選挙にも出た人ですね。で、小沢さんとは同じ旧田中派の出身で、竹下派でも一緒だったわけですけれども、実は小沢さんに対してかなり批判的なところがありました。で、ここに元官房長官と書いてますが、その通りなんですが、法務大臣をやった時代があって、その時私は共同通信の記者として、法務・検察の担当でした。で、その時、梶山法務大臣、現職の法務大臣が、『青山さん、向島…』、ってところがあるんですね、向島って大阪で言ったらどこって言えばいいんですかね?北新地みたいな感じですか?ミナミみたいな感じですか?」
山本浩之
「そうですかね」
青山繁晴
「要は飲屋街ですね。『そこに行って、小沢一郎とそれから検察の関係者が何をしてるかっていうのは、一度調べた方がいい』っておっしゃったんですよ」
村西利恵
「へえー」
青山繁晴
「現職の法務大臣で、しかも同じ田中派の人が言ったから、僕はびっくりしまして。で、僕は政治部ですから本来そういう取材はあんまりしないんですけど、ま、それなりに向島に行っていろいろ調べたら、実は当時の法務省のある課長、それも一番エリートと言われる課長の1人が、小沢さん1人じゃないんですけど、小沢さんのグループに接待を受けて、その代金を払ってないということが分かりまして。で、その課長の部屋に僕は訪ねて行きまして、他の人に出ていただいて、1対1でその課長と話したのは、『あなた何月何日の何時頃にこの向島のこの料亭で、こういう料理を小沢さんと一緒に食べて、お金を払わずに帰ったでしょう?』と。そして『これはどうして小沢さんが、たとえばあなたに近付いてくるか、あなたなら分かるはずです。というのはロッキード事件で、田中角栄元総理が検察の特捜部に逮捕されて、それ以降、旧田中派というのはとにかく検察をほっとかない。検察に圧力をかけたり検察に食い込んだり、とにかく検察をコントロールする。そして梶山さん自身がおっしゃったのは、自分が法務大臣になってるのも、実はその伝統に則って、その竹下派、旧田中派からとにかく法務大臣をとって、検察を抑えるんだということをやってるんだと。で、法務大臣すらそうおっしゃってるわけだから、小沢さんがあなたを接待するというのは検察対策の一環だから、本当は極めておかしなことだ』と。で、『僕は武士の情けで書きませんけれども、あなた生涯そういうことはもうやらないで下さい』とお願いしたんですよ。ところがその課長はその後、検察一課の中でぐんぐん出世していって、実はもう頂点に近い所まで行かれました。で、もうリタイヤはされましたけれども、そのバックにずっと小沢さんの影響力があったっていうことがあるんです」
青山繁晴
「従って、その小沢一郎さんていう人は、会見だけ聞いてると急に検察と対決するように見えるけれども、ずっと若い頃からですね、今の話って、だから17〜8年経ってるわけですから、その時代からずっと検察対策をしてきたので、検察の中に人脈もあるから、すなわち不起訴になるんだと言ったら、その検察の側としては、そうやって小沢さんが攻めてくるんだと、ステルス攻撃をかけてくるんだと、少なくとも検察の側は受け取ったということなんですね。で、但しこれはフェアにこれも言わなきゃいけませんけれども、その人だけじゃなくて、これは検察のOBに僕は先ほども電話してみましたら、そのOBは『その青山さんとその課長の話は別として』、ね、否定はしないんです、『別として、小沢さんの影響力はだいぶ落ちてきたから、圧力なんていうことはない』と。『そうじゃなくて今回は起訴できるから心配ない』とOBの人は言ってますけど、現役の人はそういう心配をしてるわけですね。で、もう1つ、これもフェアにするために必ず触れなきゃいけないのはですね、さっきたとえば松原さんや室井さんの話にもあったと思いますけれども、今回その西松建設から不正と思われる献金を受け取っているのは、その小沢さんの事務所だけじゃなくて、こういう人たちもいるわけですよね」
村西利恵
「今ここには3人の顔を出していますけれども、多くの国会議員が今回問題になっている2つの政治団体から献金を受けたり、パーティ券を購入してもらったりしていることが、政治資金収支報告書などによって明らかになっています」
青山繁晴
「そうです。で、僕が確認してる限りでは、議員は元議員含めて16人、あと知事と市長を合わせて5人、計21人の人たちが受け取っていてですよ、普段の事件だったらこういう人が他にもいるらしいっていうのは、噂だからこれ全部シルエットになるわけですよ。ところが今回は政治資金収支報告書にはっきり書いてあるわけですから」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「だからこの人たちについてもですね、つまり自民党側の元総理や元財務大臣という重要なポジションの方々についても、検察は当然関心を持っていて、で、検察っていうのは実はたとえば首相官邸から検察に電話をして『この捜査やれ』とか『やるな』、『やるな』はまだできるんですよ、職務権限が、法務大臣持ってるから。『やれ』というのは本当はほとんどできません。それは取材した僕の実感ですけれども。検察が何を気にしてるかというと、実は一般の方々の世論を気にしてるわけです。だからさっき室井さんの話にあったと思いますけれども、山岡さん含めて民主党の側だけじゃなくて、自民党の側もちゃんと捜査しなきゃいけない。もちろん立件できなかったら、できないってケースもあり得るけれども、いちおう今の検察の目指してるものの中には、双方について全部を明らかにする、それは松原さんのおっしゃった公共工事の在り方全体を洗うということにも実はつながってることなんですね」
青山繁晴
「それで今日の僕のコーナーはこれで終わらなきゃいけないんですけど、最後に1つ申すとですね、今回の事件を受けてみんなが一番っていうか、僕に来るメールの中で一番多いのは、『結局、自分たちは選択肢を失ってしまう』と。『今年は必ず総選挙あるのに、自民党も民主党もどちらもそうかもしれないとなったら、いったい誰に投票したらいいんですか』ということが来ます。で、この答えははっきりしててですよ、今回の総選挙が終わったら、むしろ政治家の側が政界再編やろうとしてるけど、そうじゃなくて、いいチャンスで、有権者の側から政界再編をやる。ね。今までの旧利権構造と違う政治の在り方を作る。だからさっき民主党の若手も紹介したんで。幸い今、小選挙区ですから、その小選挙区に立ってる立候補者が自民党であれ民主党であれ、そういうことよりも、その人が本当に清潔なのか、その人が私利私欲じゃなくて国民のために動いてるのか、そこを見て投票していただければ、選挙が終わった後に有権者の側による再編というのが、僕は起きるきっかけになるんじゃないかなと思ってます。それが申したくて今日まいりました」
山本浩之
「ありがとうございます。松原さんいかがですか。何か一言感想を」
松原聡
「うん、やはりここのウラにね、歴史的なことを含めて相当いろんなことがありますから、やはりこの件だけ、2100万円だけ見ないで、これから先、起訴されるのかどうか、あと捜査が他の政治家に行くのかどうかとか、ちょっと長い目で見なきゃ行けないですね」
山本浩之
「こういうことを室井さん、きちっとやってもらわないと、先ほど抱いていた不安とか疑念っていうのは、そのまま残ってしまいますよね」
室井佑月
「今の青山さんの話ってすごい分かりやすかったんだけど、あたしと1個違うところがあるとすると、検察の在り方を信用しているか信用していないかということだと思って。で、あたしは防衛疑惑の時も、守屋さんまでで結局政治家まで行かなかったでしょ。ある大物の与党の…」
山本浩之
「さんざん言われてましたけどね」
室井佑月
「政治家の名前が挙がってたのに行かなかったし、あとホリエモンも自民党とつるんでる時は逮捕されなかったんだよね」
青山繁晴
「あのね、ちょうどいいことを聞いていただいたんですけど、僕もそこを言わなきゃいけないのに正直忘れてたんですけどね。あのね、その、検察のことを僕は褒めて言ってるんじゃなくてですよ、日本の司法っていうのは独立してるんです、現に。検察だけじゃなくて裁判もですね。そして世界を回ればこれよく分かることで、世界の、国連加盟192カ国の中で、司法の独立という点では、日本の民主主義が一番信用できるんですよ。検察の個別はね、たとえばその守屋事件についても結局供述を得られなかったから、その、特に守屋さんの次に逮捕した人から供述を得られなかったから、政治家の名前挙げながら行かなかったけれども、少なくとも官邸から電話かかって捜査始めるような司法の独立は、あの、そんなことしない司法の独立はあって、室井さんが言ったことに関係するけれども、たとえば民主党の上が、『こんなもんは官邸がやってるようなことだ』って言うのは、まさしくですね、共産党独裁の中国とか、あるいは個人が独裁してる北朝鮮と同じような国に日本を貶めて言うことだから、それは違うんですよ。この国は僕らが作ってきたんですよ。民主主義を。司法の独立も。だからそれはね、個別の捜査で実らなかったものももちろんあるけれども、司法の独立そのものが失われてる中国とか北朝鮮と同じ国っていうように民主党の幹部が言うっていうのは、次期政権の、政権取るかもしれない幹部が言うっていうのは、この国を貶めないでいただきたいと、それを僕は申したかったんです」
山本浩之
「分かりました。以上“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さん、骨折されてるというのに、最後の室井さんへの反論はめちゃくちゃ熱くなってはりました。
最近、喉を痛められたり骨折されたりと大変なことが多いみたいですが、どうかお身体ご自愛下さい<(_ _)>
で、当の小沢さんはと言うと、秘書逮捕から一夜明けた4日午前の会見で秘書の潔白を主張、「不公正な国家権力の行使だ」とまで言ったようですね。
その勢いとは裏腹に、外堀からどんどん埋められていってるように見えるのは私だけでしょうか。
・小沢氏側が西松建設に献金請求書…「企業献金」認識か(読売3/4 14:57)
・西松前社長「献金はダム受注目的」 影響力を期待(朝日3/4 15:04)
・民主党・小沢代表の地元支部に家宅捜索(日テレ3/4 16:34)
・野党共闘にも影落とす、共産は小沢氏の国会招致も検討(読売3/4 22:38)
・小沢代表の聴取検討 違法性認識を確認へ(共同3/5 0:28)
秘書が逮捕された翌日にもうこんなに色々出てくるって、いったい……。あまりに早い展開に民主党の方々もついていけないのでは?
だからなのかどうなのか、民主党内ではいったん収束していたように見えた小沢さんへの疑念が、またしても広がってきているようです。
・小沢代表への疑念、民主党内で広がる…執行部は沈静化図る(読売3/2 22:29)
それにしても「不当な国家権力の行使」だの「政権が仕組んだ陰謀」だの、逮捕当日から民主党幹部が言ってること、何かどこかで聞いた言葉だなぁと思ったら、オウム真理教や朝鮮総連の決め台詞にそっくり!(^_^;
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
・・・・・・・・・・・お知らせ・・・・・・・・・・・
1コ前のエントリーにいただいたコメントより。
時間なくて丸々コピペですみません<(_ _)>
<パブリックコメントを法務省へ> マイミク、Lさんの日記より一部転載
ただいま法務省では、日本国内在住の外国人に対する法改正に際し、 パブリックコメントという形で、国民の声を広く募集しています。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=300130030&OBJCD=&GROUP=
法務省の担当者に話を聞いたところ、 この案件の、出入国管理や移民に関係しなくとも、 外国人に対する法律について、これは改正が必要、と 思うところがある方は、何でもどんどん意見を挙げてOKだそうです。
例
・不法滞在者の外国人には、高い罰金≒税金?を課す制度 →不法滞在をして稼いだお金を、みすみす本人に渡すのは問題かと。
・特別永住外国人(在日)の通名廃止を希望します。
(中略)
問題は、締切日が来週の月曜日?の3月9日ということで、 時間がありません。ご賛同いただける方はできるだけ広めて、 国民に認められた、まっとうな意見方法で、 日本を正しい方向にするために、国民の声を届けましょう。 感情的に外国人批判をするのではなく、公的な意見募集ですので論理的な意見を投稿しましょう。
qwerty | 2009/03/04 05:57 PM
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Comments
で、自民党と連立を組めば日本の未来は捨てたもんじゃないでしょう。
これが国民の民意だったりしてね・・・
造反・クーデターという言葉が適切かは不明だが、
「民主党の現執行部体制総退陣と新体制構築構想」という側面があるのは否めないでしょう。
情報を公開することで裏での動きを押さえようと言うことなのだろうか。
NEWS ZEROとJAPANは献金請求書に触れてたけど。わざわざ鳩ポッポを呼んだ23は請求書には一切触れていなかった。
そして、鳩ポッポのターン終了直後に入って来た新たなニュース。
「西松建設が工事受注のために小沢代表に献金を行っていたことが明らかになった」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4076174.html
笑った笑った。
>カネをいっぱい持っていき「何人かください」って言うしかないだろ
最近の状況を見ると、そうすればキックバックでも貰えることになってるんじゃないかとまで思えてくる。
「何人かください」報道に対して小沢が大きなことを言っているようだが、こんな話があるらしい。
848 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2009/03/02(月) 14:56 ID:uEoUoO3O0
産経電話してきた。
Q 今朝の朝刊は確実なものか?
A 一面TOPに載せるぐらいなので自信はあります。
Q 他のテレビでは全く報道しないがそのことについてどう思う?
A うちもよそが報道して、うちがしないこともあるので仕方がない
Q ネタ元はどこなのか?
A その件はお答えできませんが確実なものです。
Q 民主党から問い合わせはあったか?
A 今のところはない
Q 最後に確認ですが確実に裏はとってあるか?
A 一面TOPに変なことは乗せられないのでちゃんととってあります。
以上
「小沢一郎氏と秘書と、ダム工事のただならぬ関係」を追及してきた吉岡元議員、旅先で急死
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009030201000584.html
西松建設の元専務が死亡
https://kumanichi.com/news/kyodo/obituary/200901/20090121002.shtml
西松建設事件で参考人聴取の長野県知事元秘書、電柱にロープをかけて首つり自殺
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090226k0000m040157000c.html
小沢の腹心、藤井裕久の事務所火災で全焼
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200903040332.html
献金「毎年2500万円」取り決め…小沢氏側と西松
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090305-OYT1T00081.htm?from=top
小沢氏秘書、積極関与? 西松側と献金配分で毎年相談
http://www.asahi.com/national/update/0304/TKY200903040291.html
自民党頼りねー、民主党信用できねー!
他の方がおっしゃっているように、民主党は解党した後、旧社会党のような分子を排除して真の意味での野党として再スタートして欲しいものです。が、実際はそれが出来るかどうか。民主党にいる保守系議員はどう思っているのでしょう。
関係ないんですけど、れおんさんのブログで大爆笑したものがありますのでコピペさせて頂きます。
元ネタこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/xx_leon_xx77/58627201.html
ドンドンドン!
邦夫 「誰だ?」
由紀夫「あんちゃんだよ。お前のあんちゃんだよ」
邦夫 「ほんとに俺のあんちゃんか?」
由紀夫「ほんとにあんちゃんだよ」
邦夫 「それじゃあ、俺の質問に答えてみろ。
政治資金規正法違反について小沢代表はどのように責任を果たすべきか?」
由紀夫「政権交代」
邦夫 「やっぱり、あんちゃんだ!」
【 日時 】 平成20年4月9日(水) 開場 午前10時30分
第一部<勉強会> 午前11時より正午まで
第二部<懇親会> 正午より
【 場所 】 ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区赤坂1-12-33)
【 講師 】 作家 室井 佑月 先生
【 演題 】 『仕事の楽しさ』
【 会費 】 20,000円
※このフォーラムは「政治資金規正法第八条の二」に規定された政治資金パーティーです(会費 20,000円)。
ttp://archive.mag2.com/0000033978/20080402170603000.html
室井さんも勝谷さんみたいにお金もらっちゃったんでしょうね
その理由は、こういう言い方はあれですが、支持率が10パーセント台の麻生政権にそんな政治力があるとは思えないからです。一か八かで特捜を動かそうにも、いつ倒れるかわからない内閣に法務官僚・特捜検事がついてくるとは思えません。司法の独立や倫理云々よりそちらから考えると納得できるでしょう。かといって自民党の最有力者、森喜朗や青木幹雄、小泉純一郎あたりが出血覚悟で特捜を動かしたというのも無理があると思います。小泉元首相は引退するわけですし、森元首相は西松建設から献金を受け取っているのですから。自民党が政権維持のためなら何でもするといってもそんな度胸があるとはとても思えません。特捜が自民党側にも切り込まない限り不公正の謗りの免れませんから。
ただ、ロッキード事件とダグラス・グラマン事件という例があります。似たような事件なのにロッキード事件では違法捜査の司法取引までして政治家を起訴したというのに、ダグラス・グラマン事件では政治家起訴まで行きませんでした。東京地検特捜部の判断には少しばかり恣意的なものがあるのではと疑いたくなりますが。
また1953年の刑事局長通達「重大事件でない限り米兵の一時裁判権を放棄する」とした密約がいまだ存在している以上、法務省・検察庁が青山さんがおっしゃられるように政権から司法は「独立」しているかもしれませんが、192カ国のなかで一番信用できるわけでないことは確かのようです。
「治外法権」を「密約」で確約する司法が信用できるなんてありえませんから。
これには疑問です。最高裁の国民審査は国レベルであるのは日本だけだけど、事実上機能していないし。陪審制もなく、検察審査会や検察官適格審査会も殆ど機能しないし(最近ようやく裁判員制度や検察審査会も実権が与えられたが)
まあ、民主主義国の中では、一番じゃなくとも上位だとは思います。
>職務権限が、法務大臣持ってるから。『やれ』というのは本当はほとんどできません。
昔、中村正三郎法務大臣が事実上の自分がオーナーだった会社と競合する会社への捜査を命じたけど、
検察幹部が指揮権発動になると指摘して取りやめになった例があったな…
政治家が検察に捜査促進介入をするのが難しい事例としてあげられるでしょうね・・・
小沢効果なのか最近政治関係のプログの更新が早いです。
検察ついてですがどうも抗議の電話やメールが入っているようです。
時間がある方はこちらにメールを送ってはどうでしょうか?
検察庁
http://www.kensatsu.go.jp/
ご意見・ご質問受付フォーム
https://www.kensatsu.go.jp/kensatsumail/feedback.php?id=006
それから検索のグーグルですが「急上昇ワード」で小沢が出ないのがとても不思議です。
定額給付金は出ているのに。
これに関しては発覚時に岸や松野とかの政治家に関しては収賄が公訴時効が成立していたから、立件できなかっただけでしょ。
海渡八郎は外為法違反・議院証言法違反(偽証)で起訴されてますが、贈賄では起訴されてません。
松野のように「政治家松野頼三を育てるための政治献金」と時効が過ぎた金の受領を肯定する答弁したら、偽証で訴追できないんだよね・・・。
検察が一部事実をリークして報道を過熱しようとしたのはライブドア事件でも見られましたから。
いつもありがたく拝見させていただいてます。
今回の件で、検察にお叱りのメールが200件寄せられているそうです。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009030502000166.html
というか、こんなもん選挙の後に出されてたまるか、とは思わないんでしょうか?
検察を応援・激励したい方は、ご意見をどうかお願いいたします。
東京地方検察庁
https://www.kensatsu.go.jp/kensatsumail/feedback.php?id=006
最高検察庁
https://www.kensatsu.go.jp/kensatsumail/feedback.php?id=001
そう言って塀の中へ引き摺り込まれた方もいれば、「不当逮捕だ」と言ってベラベラと供述された緑豆もいらっしゃいました。
司法への挑戦という民主党が斜め上に突き進み過ぎて、鳩山(弟)さん以上に意味不明です。秘書が3人も逮捕されているのにも関わらず、会期中(不逮捕特権)なので高をくくったのでしょうか。
さっさと損切りをすれば良かったのに、ケンチャナヨ精神甚だしいです。西松建設前社長はもう落ちたようですし、日に日に分が悪くなるのでは。
愚にもつかない陰謀論を振り撒いて事を凌ごうとする様を見るに、組織としてまともな意思決定が下せない脳死状態です。自浄作用も働かないのでしょうか。
外を見れば、支持者・信者達が下らない陰謀談義に真摯に付き合っております。彼等に恥をかかせていいものなのでしょうか。民主党愛に溢れるTBSですら「西松建設が工事受注のために小沢代表に献金を行っていたことが明らかになった」と報じておりますし、もう宜しいのでは?
民主党にとって、小沢さんが大事なのか、(民主党の)未来が大事なのか、どちらでしょうかね。半年以内にやってくる衆院選挙を、小沢さん抜きで出来るか既に勘案するなり、動いていて然るべきでしょう。自民党に捜査が入っても堂々と批判するのが難しくなりますし、まさか自民党へ話題が移るのを期待しているのでは?
やはり、今後の党内力学の推移が気になるところですが、国家・国民の繁栄と安寧を切に願う矜持があるのであれば、これしきの事ぐらいクリアにして欲しいものです。
一方、自民党への飛び火も懸念されているようですが。
面子を見ると何ともはや…。自民党寄りの方々から不思議と逮捕を歓迎する声が聞こえなくもありません。ひょっとしたら人によっては政治ブログ史上初、右・左・保守(ついでにマスコミ)が共に逮捕の喜びを分かち合う、大団円へのフラグが見えなくもありません(汗)
まあ麻生さんにとっては迷惑至極でしょうね。
政治資金規正法違反での逮捕は
小沢秘書の逮捕は1人、後は西松建設関係者2人。
まあ、たった1人でも事実上の側近(最側近じゃないかもしれんが)が逮捕されたのだから、
政界の衝撃は大きいでしょうねえ・・・
「小沢秘書の逮捕は1人、後は西松建設関係者2人。」
その通りでした。御指摘ありがとうございました。
一つの意見だと思って聞いております。
これまでの報道を見ていても
検察側の情報が多数を占めているようで
実際どうなっているかよくわかりません。
日本は推定無罪の原則があるのだから
小沢氏側を有罪と決めつけて報道するのはいかがかと??
それが世界一の司法の独立をもつ日本の原則でしょう。
前原前代表が同様の発言をテレビでしてましたね。
そして何故か山拓は鳩山兄と同様の趣旨の発言。
お前いつからミンスに転籍したのと突っ込みいれたいです。
後、司法の独立性に関してアメリカの実情
http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20090301/p3
州判事は選挙で選ばれるが、かえってカネが掛かり、その費用はなんと「企業献金」!でまかなう事も・・・
とにかくこれはヲチですな。
くっくりさん、いつもありがとう。
その前に政党の党首が臭い金もらうのはどうなのよ?それがなきゃ指揮権もへったくれもないでしょ。
問題のすり替えですな。
全然関係ないですけど
「2030年までに月面に人を 政府が構想初提案」
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090306/scn0903061736001-n1.htm
来ました!待ってましたよ宇宙開発!このまま欧米と中露印にもってかれちゃうかと気が気ではなかったです。
私もディロンさんの紹介してくれたリンクの御蔭で地検に応援メッセージを出す事が出来ました。
で、事もあろうに小沢一味は証拠隠滅に動き出した模様。参考記事へのリンクを二つほど↓
http://ameblo.jp/lancer1/entry-10219057191.html
http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-369.html
一日も早い小沢一味の逮捕が望まれますね。
まだまだ特に外国人の問題が多いですが(参政権など)売国法のようなふざけたものを考えず、純粋に日本の国益だけを考えられる政治家が今後増えていけばいいなと思います。
また、そういう政治家を国民が自覚と責任をもって選ぶ、本当の民主主義が実現すればいいなあ・・・まだずっとずっと先に話になるかもしれませんが
西松建設との関係は、と聞かれて
「過去10年を調べたが、関係は全くない。」
西松建設が企業献金の隠れみのとして設立したと指摘される二つの政治団体による資金提供
加藤紘一元幹事長、千四百万円
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-01-26/2009012615_01_0.html
田中角栄氏が政治生命を絶たれたのは、中国との関係をアメリカを通さずに回復したこともありますが、何よりも大きいのはウラン燃料をアメリカが牛耳るカルテル組織を通さずに自前で調達しようと画策したことである、というのを以前に何かで読んだことがあります。
まぁ、アメリカに逆らうと政治生命もしくは本当に命を絶たれるかのどちらということが、政治家連中の暗黙の了解みたいですね。