「アンカー」福田ピンチで新首相候補は4人
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■8/27放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
自民党内ではすでに総裁選候補として4人の名前があがってるそうです。早すぎる?「いや、むしろメディアの政治報道の方が遅れてる」と青山さん。
候補のうち1人が誰かはすぐに分かりますが、さて、あとの3人は?
いつもの村西利恵アナは夏休みのようです。かわりに杉本なつみアナが進行役をされてました。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
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■8/27放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
この秋に福田政権に迫る危機…命運を握るのは誰か?青山ズバリ
自民党内ではすでに総裁選候補として4人の名前があがってるそうです。早すぎる?「いや、むしろメディアの政治報道の方が遅れてる」と青山さん。
候補のうち1人が誰かはすぐに分かりますが、さて、あとの3人は?
いつもの村西利恵アナは夏休みのようです。かわりに杉本なつみアナが進行役をされてました。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
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山本浩之
「さて、このあとは水曜日です、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今日はどんなお話を?」
青山繁晴
「はい。あの、今、国際的な話が出たんですけれども(グルジア紛争、ロシアが南オセチアの独立承認で米・欧と全面対決のニュース)、国内を見てみれば、福田政権がずっと内閣改造後も低迷してるっていうのは、皆さんどなたでもご存知ですね。ところがその自由民主党の中の派閥の領袖から、それから若手の人たちまで丹念に話を聞いていくと、夕べまでの段階で実はこういうことが分かりました(フリップ出す)」
山本浩之
「『新首相に4人の名』って…。ちょっと早すぎませんか?(笑)」
青山繁晴
「あの、これ報道番組なんで根拠のないことは申せないんです。これが必ずしも早すぎない、むしろメディアの政治報道の方が残念ながら遅れてるということを、具体的にこの後、4人が誰なのかってことも含めてお話ししたいと思います」
山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
自民、公明の間で激しい綱引きがくり広げられていた臨時国会の日程がようやく決着。
来月12日に召集され、会期を11月20日までの70日間とすることで合意した。
自民党 麻生太郎幹事長
「70日あれば、基本的には今出された法案というものが、あげるのに適切な期間だなと」
インド洋での給油継続法案を成立させるためには、国会を8月下旬に召集し、80日の会期が必要としていた自民党。
結局、9月下旬の召集、60日間の会期を主張する公明党との間をとった形の、70日間で決着したのだ。
福田康夫首相
「(Q:70日間の会期について)(与党の)執行部どうしがですね、よく話し合って決めたことですから。(Q:会期延長は?)そういうことは今申し上げることではないと思います」
招集日となった9月12日といえば、インド洋給油継続に職を賭すとまで語った安倍前総理が突然職を投げ出し、辞任を表明した因縁の日。
今回も給油継続が課題であるだけに、嵐の予感。
そんな矢先、太田農水大臣の政治団体が秘書の自宅を事務所として届け出て、2300万円もの経費を計上していたことが発覚。
さらに今日、2000年からの3年間にも2500万円近い計上があったことが新たに分かった。
そこで今日は、秋の臨時国会で迎える福田政権最大のヤマ場を青山がズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「はい。ではこのあと解説に入ってもらいますけど、室井さん、ま、福田総理大臣としたら、太田大臣の問題また出てきてしまったし、臨時国会の、いつ集めるのか、いつまでやるのかっていうこともなかなか決められなかったし、もうほんとに、ま、お先真っ暗とまでは言いませんけれども、大変な状況なんですね、今」
室井佑月
「そうですよね。でも臨時国会の日にちっていうの、もう中間をとるとかっていうのって、一番だめなんじゃないかなって思って…(一同笑)」
山本浩之
「間をとったってやつですか。ねえ。そんな中で先ほど青山さんが出したキーワードが、新首相、新しい首相に4人の名前がということなんですよね。さあ、それでは解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。まずやっぱり太田さんの、太田農水大臣の問題を触れなきゃいけないですね。で、要は太田さんがまともな領収書を出せるかどうか、だけです。で、ちゃんと正規に、正当に使われているお金だったら、ま、やむをえないってことになるわけですよね。だけれども、いちおう太田さんの今までの説明では、通信費とかガソリン代とか言っててですね、え、そんなもんで何千万もなるのかと」
杉本なつみ
「そうですね、2000万以上も2年間で、はい」
青山繁晴
「実はもう自民党の中では、もうこれ太田さん、悪いけど切らなきゃだめだと。さっさと総理、切ってくれという圧力がかかってるんですが、例によって福田さんがグズグズして、切れないままいて、福田政権がだめになるんじゃないかってことを、自民党の中では言ってます。すでに、ね。ま、あの今後どういう領収書を出してくるかを見ての話ですけれども。で、この福田さんがグズグズしてるってことをですね、自民党の中のたくさんの政治家が言ってるんですけど、半ば公然と言ってますけど、その1つがね、さっきヤマヒロさんあるいは室井さんが話に出た、その臨時国会の会期の問題ですね。だけどこれはフェアに言うと、福田さんはこの件で言うと、愚図と言われる筋合いはないと思います、僕は。というのは、福田さん、非常に早い段階からですね、8月下旬から開きますと言ってましたね。臨時国会って普通、当然9月の声を聞いてからなんですよ。8月中はみんな議員は地元回りたいから。それなのに福田さんはあえて8月下旬から始めたいと。で、80日間、会期、最低でもほしい。どうしてか。さっき安倍さんが政権を賭けてしまった、そのインド洋の給油継続やりたいからだとはっきり言ってたわけですよ。だからこのことについて愚図と言われるっていうのは、僕はアンフェアだと思います」
青山繁晴
「しかし何が問題だったかというとですね、それに対してまあ公明党が真っ向から反対したので、福田さんはその公明党を説得してもらいたいと思って、麻生さんを幹事長に据えた。だから8月1日の内閣改造と党役員人事は、ほんとはそれだけが理由だったんですね。それだけが目的だった。でもそこですでに1個の読み間違いがあって、麻生さんはいわば自立した政治家で、自分の判断大事にする人だから、いや、もうこれは公明党の言うこと聞かなきゃだめなんだと。やがて総選挙やるんだから、公明党の協力なかったら、創価学会票がなかったら、はっきり言うと、自民党は大物から若手までみんな討ち死にだと。だから当然、公明党の言うこと聞かなきゃいけないと思ってるんですから、福田さんの言うような説得の仕方は当然しません。だもんで、福田さんの、内閣総理大臣が8月下旬から臨時国会やるんだ、80日間やるんだと言ってんのは、それが通らなかったということが大変異常な事態で、その異常な事態だから、室井さんの言ったことで関係あるんだけど、福田さんはそこでむしろ重大な決意をすべきだったんですよ。ところがまさしく室井さんが指摘した通り、ちょうど真ん中をとってしまったと」
杉本なつみ
「そうですね。会期はこちらになりました。9月12日に臨時国会が召集されまして、11月20日までの会期は70日間ということになりました」
青山繁晴
「これ、ほんとに真ん中とっててね。あきれるくらいちょうど真ん中で(一同笑)、福田さんは8月下旬って言ってて公明党は9月末って言ってたから、9月12日だと。で、福田さん80日って言って公明党は60日って言ってたから、70日だと。ね。で、福田さんの気持ちとしては、この臨時国会というのはですね、法の定めによって2回まで延長できる。つまり2回も延長できるから、この70日の間に何とか話し合いをして、麻生さんにも期待した話し合いをして、会期延長して、テロ特措法の延長もできるんじゃないかってことを期待してるわけですよ。ところがですね、これまずその9月の24・25に福田総理が国連総会に出席することになってる。それからさらに景気対策を考えると、もう臨時国会始まったらすぐにですね、まず景気対策の大型補正予算をやろうとなってる。ということは、テロ特措法の審議っていうのは、どう考えても10月以降になるわけですよ。ね。そうなるともうその時点で実はそもそも難しいなということになってくるんですが、なってくるっていうことは、すなわち福田さんが何となく期待してるようなこの間(会期内)に話し合いがつくんじゃなくて、福田さんの持ってるオプションというのは実は2つしかないです。で、まずそのうちの1つ。はい、出して下さい」
杉本なつみ
「ケースその1。完全屈服(一同笑)」
青山繁晴
「はい。これは誰に屈服するかというと、すなわち連立与党の公明党に屈服するということであって。これ(伏せてある文字)出して下さい」
杉本なつみ
「はい。つまりは給油活動の継続をあきらめて、年末年始に総選挙を行うと」
青山繁晴
「はい。公明党は臨時国会早く終わって、もう年末年始に総選挙やっちゃいましょうと言ってるわけです。これを全部そのまま受け入れる、こういうオプションがあるように見える。見えるけれども、実はこれできないんですよ。どうしてかというと、実は知られざる事実があって、これなんです。はい、出して下さい」
杉本なつみ
「実は洞爺湖サミット直前の日米首脳会談で、インド洋給油活動継続を『確約』してしまったからと」
青山繁晴
「はい。これあの、洞爺湖サミットの直前にやった日米首脳会談、これ皆さん覚えてらっしゃるのは、北朝鮮に対するテロ国家の指定解除について、福田さんが文句を言わなかったと。それはひどい話だと外務省の中の批判的な人が言ってるっていうのは、この番組で言いましたね。実はもう1個あった。その時に国会の見通しが立ってないのに、福田さんはブッシュ大統領のプレッシャーに負けて、それ約束してしまったと」
一同
「えー」
青山繁晴
「だからもしさっき言った完全屈服路線でいうと、日米首脳会談でちゃんと約束したことを守らないって事になるから、それやっぱりできないわけですよ。福田さんなりの信念もあるわけですから。そうすると次のオプションはこれになるわけです」
杉本なつみ
「はい。ケースその2。正面突破(一同笑)」
青山繁晴
「すなわち…(伏せてある文字)出して下さい。皆さんお分かりになると思いますが」
杉本なつみ
「会期延長も再議決もできず、解散総選挙。そして自民惨敗と」
青山繁晴
「はい。まず公明党が会期延長を呑むはずがないですけど、もし呑んでくれて、そのテロ特措法を審議にちゃんとかけていってもですね、再議決、つまり民主党はもちろん反対だから、再議決するためには公明党の衆議院の議席がないと、だいたい3分の2に届かないですから、これもできないと」
杉本なつみ
「はい」
青山繁晴
「ということは、これ八方ふさがりになるってことは、普通こういう時は内閣総理大臣は、日本の国で衆議院の解散権持ってるのは内閣総理大臣ただ1人ですから、じゃあ解散総選挙をやりますとなるのが普通で、今までもそういうことありましたね。ところがそれをやると、要するに公明党と喧嘩したまま総選挙をやるってことになるから、さっき言った通り必ず自民党は負けるってことになるから、これ実は解散権持ってるのは総理だといっても、自分だけ言っててもできないんですよ。これたとえばね、皆さんご記憶に、海部政権ってあったと思うんですね。で、海部さんがいわゆる政治改革に関連して重大な決意があると言った時にね、つまり解散するぞと言った時に、当時自民党の幹事長だった小沢一郎さんが『お前なんかに解散なんかやらせるか』と言って反対したので、海部さんは支持率が何と50何パーセントもあった。今考えたら夢のような支持率なのに、実は辞職になってしまったということなんで、この場合も自民党の大半が反対する解散総選挙を福田さんができるわけないから、これは福田さんの辞任につながっていき、福田さんのとり得るオプションはここまでなんだけど、自民党はその福田さんが辞めることによって、実は3つめのオプションができるという話なんです。はい、出して下さい」
杉本なつみ
「はい。政権の投げだし、そして自民党総裁選へと」
青山繁晴
「はい。これあの要は自民党が新しい首相、新しい総裁、そして総理を選んで、その新しい総理のもとで、公明党との連立をもう一度組み直して強化して、解散総選挙になった時に学会票が今までよりもっと協力してくれるというふうにして、総選挙やりたいってことなんですね」
一同
「はあー」
青山繁晴
「そしてさっき言いました、今日最初に言いました、この新首相に4人の名ということになるんですが、皆さんここが肝心なところで、この4人の名前というのはですね、こういう人が出るかもしれないという話だけだったら、報道番組ですし、こういうことは言いません。そうじゃなくてですね、さっき僕申しましたが、まず自民党の派閥、派閥の領袖の、派閥の会長たちね、それからその幹部、それからその下で手足となって動く若手の議員たちに、さっき言いました通り一人ずつ会って、あるいは電話して話していくとですね、この4人というのはいずれもね、まず派閥の領袖の人、この中にいますが、それはその人は自分の派閥の幹部にすでに話をしてんです。『俺は出る』と」
一同
「うーん」
青山繁晴
「それから派閥の領袖じゃない人は、派閥のボスに『私出ます』ということを言い、さらに若手の中にはですね、その自分と年代が近い諸君たち、派閥を超えて声をかけてて、『俺は出るから』と」
一同
「うーん」
青山繁晴
「で、夕べ最後に会った人はね、夕べ、つまり昨日の昼間に俺は頼まれたばかりだと。『俺は次、もう間もなくある総裁選に出るから宜しく頼む』ってことを言われた、ということなんですね」
一同
「へえーー」
青山繁晴
「はい、それでその4人なんですが」
杉本なつみ
「シルエットが出てきましたが…」
青山繁晴
「まず1人目。1人目はこれは誰でも分かるはず。とプレッシャーをかけて…(全員挙手&ざわざわ)」
山本浩之
「麻生さん!」
室井佑月
「私から!」
山本浩之
「(室井に)もう麻生さんって言ってるやん」
室井佑月
「ずるーい!」
岡安譲
「ふつうメインキャスターがやることじゃないですよ、今のは(一同笑い)」
室井佑月
「そうだよ、卑怯だよ(笑)」
岡安譲
「譲りなさいよ、ちょっとは」
青山繁晴
「いや、あの、報道番組なので…(一同笑)」
杉本なつみ
「クイズじゃないのでね(笑)」
青山繁晴
「ここは麻生さんですね。これすなわちさっき言いました派閥の領袖であって、麻生派っていう派閥の幹部たちに実は内々にこういうこと言ってる。麻生さん自身はそれ認めてませんよ。幹事長ですからね。そんなことできませんから。しかし麻生派の中で僕と長年の付き合いがある人がいて、いや、言われてるということを実は言ってるわけです。じゃあ3人は誰なのか。しかもそのうちの1人は麻生さんに勝つ可能性がわずかながらある人です。それは…」
杉本なつみ
「はい。それはお知らせの後です」
山本浩之
「(ジングルが鳴り始める)あ、その間に考えよう(笑)」
室井佑月
「ひどいよー、司会者なのに……(笑)」
(いったんCM)
山本浩之
「先ほどは大人げない振る舞いをしまして、大変申し訳ありませんでした(一同笑)。さ、4人のその名乗りをあげた人たち、1人はその麻生さんていう名前が出ました。続き、宜しくお願いします」
青山繁晴
「で、残り3人の人も、本気で実は内々で手をあげてるんですが、まずこれ、いわゆる大物と言っていい人です。これ誰でしょう?」
一同
「大物?」
青山繁晴
「で、麻生さん、福田体制の一員ですが、この人も福田体制の一員です。ヒント言うと閣僚です。現職閣僚。誰でしょう?(一同考え込む)」
山本浩之
「現職閣僚で大物…」
青山繁晴
「いわゆる大物。僕はあんまり大物と思ってないんですけど(一同笑)、いちおう新聞的には大物と言われてた(答を知ってる杉本アナ苦笑)」
山本浩之
「今までも総裁選とかって出たことありますか?じゃあ」
青山繁晴
「総裁選挙に正式に出たことありますね」
山本浩之
「閣僚だったら、谷垣さん」
青山繁晴
「ああ、正しい。はい、谷垣さんです」
室井佑月
「大物じゃないじゃん、別に(一同笑&ざわざわ)」
青山繁晴
「僕は大物と思ってないけど、でもね」
杉本なつみ
「ま、個人差があるかもしれませんが」
山本浩之
「(焦って)でもそこで谷垣さんって言ったんじゃないですからね!(一同笑)」
青山繁晴
「じゃあもう1人、もう1人、このシルエット(左側)」
村西利恵
「はい、ご本人のシルエットですね(一同考え込む)」
青山繁晴
「この人は一時期、実はすごく有力なんじゃないかと言われて」
室井佑月
「あ、わかった。小池、小池百合子さん」
青山繁晴
「ああ、正しい」
杉本なつみ
「その通りです。小池百合子さんですね」
青山繁晴
「そしてですね、この2人(谷垣・小池)については今から判断するのは早いけど、勝算は、つまり麻生さんに勝てる見通しは、麻生さんが当然本命ですからね、勝算は本当は少ないと思います。しかしこの4人目については、意外に麻生さんに肉薄するか、ひょっとしたらひょっとするかもしれないと。誰でしょう?はい」
一同
「えー」
青山繁晴
「ヒントはね、このヒントも難しいかもしれませんが、安倍前総理に『おまえ裏切ったな』と言われた人」
岡安譲
「はい、塩崎さん」
青山繁晴
「塩崎さんは裏切ったと言われてない」
室井佑月
「裏切った?与謝野さん?違う?」
一同
「(口々に)おまえって言うぐらいだから…、下でしょう…」
青山繁晴
「はい。えー、僕と記者仲間でした」
山本浩之
「石原伸晃さん!」
一同
「ああー」
青山繁晴
「石原伸晃さんで、さっき言いました、昨日の昼間にある若手議員がこの石原さんに、『俺出るから、総裁選は意外に近いから俺出るから、あんた派閥が違うけど頼むよ』ってことを現に言われたと、夕べ、その本人に聞きました」
一同
「へえー」
青山繁晴
「そしてこの石原さんが裏切り云々って話はですね、つまり石原さんって小泉政権、安倍政権を通じて改革派で売り出した、若手改革派で売り出した。ところが安倍政権の凋落とともに山崎派に移ったでしょう?それで北朝鮮の拉致問題を含めて、山崎拓さんと安倍さんっていうのは当然仲悪いです。仲悪いっていうか正面衝突してます。今もしてますね。その山崎派に行ったので、安倍さんは思わず『裏切りだ』と言ったので、僕は実は安倍さんサイドに聞きました。よく聞いたらですね、安倍さん側はそれ調べていて、いや、どうも石原伸晃さんと山崎拓さんの密約があるらしいと。つまり石原さんがやがて総理候補、石原さんはわりと実は孤独なところがあって、友だちが少なかったんで、ま、記者時代はもっと少なかった。今はだいぶ大人になられて友だちは増えたようですが(一同笑)、でも総理総裁目指すには足りなかったから、山崎派の人数をもらう、つまり山崎派がやがて石原派になるという密約、山崎さんにとっては派閥のイメージを急にアップさせるメリットがあるから、そのお互いの密約でどうも行ったらしいと」
一同
「はあー」
青山繁晴
「だけど、ま、次の次狙いだと思われてたのが、その石原さんに支援を頼まれた若手議員、これ実は1人じゃなくて複数なんですが、その彼らが言ってたのは、今回は麻生さんに負けてもいいと。ある程度迫れるだけでも、とにかく若手の中で手をあげてくことが大事だということなんですが、しかしその言われた若手議員の方はですね、案外これ芽があるんじゃないかと。というのは、たとえば杉本さんにとってもですね、麻生さんはいいけど、やっぱり68才ですよね。そしてそういう福田さんは今70超えてますよね。そういう方たちがまた同じようにやるんじゃなくて、ここらで若い人どうだというのは当然空気としてあるから、総選挙に勝つためには、案外ドーンとこういう若い人を持ってくるんじゃないかという話もあるわけです」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、但しですね、その石原さんも、実は僕も伸晃さんは若い若いと思ってたけど、もう51なんですよ。ね。さっきのロシアのメドベージェフ大統領はまだ42才」
一同
「えー」
青山繁晴
「そしてクリントンさんは大統領になったのは46才の時。イギリスのブレア首相も43才でなった。だから51の伸晃さんはと言ったら」
村西利恵
「若すぎるということはないということですね」
青山繁晴
「もう手をあげなきゃいけないっていうことになるわけですね。そして自民党からしたらですね、実は福田さんに何とか早く辞めてもらって、総裁選自体を急ぎたい理由があります。はい、これです」
村西利恵
「はい。民主党『代表選見送り』とあります」
青山繁晴
「はい。これ当然誰が考えてもですね、小沢さんが3選するのはいいけども、当然、代表選挙を華々しくやって、メディアの注目も集めてやればいいのに、なぜ見送ったのかなあと。9月8日に代表選告示だけど、その場で決まっちゃうわけですね。それから延々日を置いてから新体制発足って、これやっぱり妙でしょう?そしてここに鳩山さんの顔があるのは、たまたまあるんじゃなくて、僕まあ政治記者時代から長い長い付き合いなんですが、鳩山、僕は由紀夫ちゃん、由紀夫ちゃんと呼ぶんですけど、これ、由紀夫ちゃんは本音をポロポロ言う人でね。そこがまあ憎めないとこなんですけど、つい最近の発言でね、『この小沢さんの顔が怖くて、小沢さんに刃向かったら、つまり代表選に出たら、あとでどんな仕返しされるか分からないと(一同笑)皆さん思ってて、見送りだと思ってるでしょ?でも違うんですよ』と言ったんですが、その最後の『違うんですよ』はもう誰も聞いてない(一同爆笑)」
杉本なつみ
「怖いんですか…(笑)」
青山繁晴
「それやっぱり小沢さんが怖くてできなかったのかと。そうすると自民党がたとえばこの9月下旬にね、9月8日はさすがにもう間に合わないと思うけど、9月下旬頃に総裁選ぶつけてですよ、さっき言ったその小池百合子さんは出るわ、それから現職閣僚の谷垣さんも出る、麻生さんももちろん出る、そして石原伸晃も出るっていうのをバーンとぶつけていったら、イメージがどんどん変わって、自民党のフレッシュなイメージが出て、それで解散総選挙をやって」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「しかも公明党の要求とも合うから、これでいいんじゃないかという目算なわけです」
一同
「へえー」
青山繁晴
「だから今日の話は決して、そのまあ、盛り上がりましたけど、おちゃらけの話じゃなくて、いわばこの自民党のその最後の賭け、断崖絶壁の賭けであると同時に、公明党という党にぎゅっと握られてしまった自民党の退廃、ほんとは退廃してるんだということを物語ってる重大な話で。最後にもう1つ皆さんにお話ししなきゃいけないのは、福田さんが何かの奇跡で、公明党、創価学会を何とか説得してですよ、もう万一の奇跡で福田さんが生き残っても、それからさっき言った4人のうち誰かが新しい総理になっても、実はこの秋には重大なことに立ち向かわなきゃいけない。それはこれですね」
村西利恵
「拉致の再調査が控えています」
青山繁晴
「はい。これが重大って1つの証拠がもう出ましたね。今日のほんとはもう1つ大きなニュースっていうのは、この北朝鮮が、あのタワー(冷却塔)まで爆破した寧辺の核施設の無力化をいわば中断しますと。もう中断したと。ね。アメリカが言うこと聞かない、テロ国家の指定解除をちょっと延ばしただけで、もうそれ中断したと言ってる。ということは、政府が心配してるのは、拉致の再調査も始まらないんじゃないか。未だに例によって全然連絡はないということになってるわけですよ。但しこれは僕は違う芽もあると思います。つまり北朝鮮はしたたかですから、アメリカとの交渉、うまくいった交渉がこうなった(手で×印を作る)、なりかかったら今度は日本を動かして、それを使ってアメリカを動かそうということもありえるから、必ずしも再調査が絶対できないっていうわけじゃないけれども、いずれにしてもこの『アンカー』で何度も申しましたが、この再調査っていうのは、実は北朝鮮がまた勝手に帰国者を選別するという重大なことにつながりかねないから、新しい首相であれ、福田さんであれ、それにもう正面から立ち向かわなきゃいけない。そしてこのことに関してですね、実は昨日、拉致問題担当大臣の中山恭子さんにお会いをして、この『アンカー』のために単独インタビューに行ってきました。ちょっとその絵を流していただけますか(VTR出る)」
青山繁晴
「昨日撮ったばかりの、これ大臣室に入っていくとこなんですけど、中山さんは拉致問題について非常に強硬な姿勢をとっておられて、比較的いわばその北と対話路線の福田政権の中ではなかなか厳しい立場だと思うんですが、あえて単独インタビューを受けていただいて、ずいぶんと本音の話をしていただきました。これは今週やる時間はないので、来週にこのインタビューをお届けしたいと思ってます。はい」
山本浩之
「はい。分かりました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」
____________________________内容紹介ここまで
福田さんは国益を損ねてばかりですから、とにかく一刻も早く誰かと交替してほしいです。
麻生さんがベターですが、青山さんの話では公明党と仲が良さそうだし……(つーか、現状では仲良くせざるをえないってこと?)。
かと言って石原伸晃さんは困る。売国ヤマタクと組むような人は絶対だめ!(-.-#)
ほんと自民党ももうここいらで、公明党と何とか切れないもんですかね。切るためにはたとえ惨敗すると分かっていても解散総選挙をやって、ほんで政界ガラガラポンしかないんでしょうか?
そのためなら一度民主党に政権が渡っても……、いやいや、やっぱり怖いですね民主党は。
もう自民党だけでなく国民も八方ふさがりって感じ!(T^T)
それはともかく、来週は中山恭子さんのインタビューが放映されるとのこと。今から非常に楽しみです♪
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
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■「お気楽くっくり」更新済
今回の五輪で私が一番感動したシーン。
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「『新首相に4人の名』って…。ちょっと早すぎませんか?(笑)」
青山繁晴
「あの、これ報道番組なんで根拠のないことは申せないんです。これが必ずしも早すぎない、むしろメディアの政治報道の方が残念ながら遅れてるということを、具体的にこの後、4人が誰なのかってことも含めてお話ししたいと思います」
山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
自民、公明の間で激しい綱引きがくり広げられていた臨時国会の日程がようやく決着。
来月12日に召集され、会期を11月20日までの70日間とすることで合意した。
自民党 麻生太郎幹事長
「70日あれば、基本的には今出された法案というものが、あげるのに適切な期間だなと」
インド洋での給油継続法案を成立させるためには、国会を8月下旬に召集し、80日の会期が必要としていた自民党。
結局、9月下旬の召集、60日間の会期を主張する公明党との間をとった形の、70日間で決着したのだ。
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そんな矢先、太田農水大臣の政治団体が秘書の自宅を事務所として届け出て、2300万円もの経費を計上していたことが発覚。
さらに今日、2000年からの3年間にも2500万円近い計上があったことが新たに分かった。
そこで今日は、秋の臨時国会で迎える福田政権最大のヤマ場を青山がズバリ解説します。
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山本浩之
「はい。ではこのあと解説に入ってもらいますけど、室井さん、ま、福田総理大臣としたら、太田大臣の問題また出てきてしまったし、臨時国会の、いつ集めるのか、いつまでやるのかっていうこともなかなか決められなかったし、もうほんとに、ま、お先真っ暗とまでは言いませんけれども、大変な状況なんですね、今」
室井佑月
「そうですよね。でも臨時国会の日にちっていうの、もう中間をとるとかっていうのって、一番だめなんじゃないかなって思って…(一同笑)」
山本浩之
「間をとったってやつですか。ねえ。そんな中で先ほど青山さんが出したキーワードが、新首相、新しい首相に4人の名前がということなんですよね。さあ、それでは解説をお願いしたいと思います」
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「はい。まずやっぱり太田さんの、太田農水大臣の問題を触れなきゃいけないですね。で、要は太田さんがまともな領収書を出せるかどうか、だけです。で、ちゃんと正規に、正当に使われているお金だったら、ま、やむをえないってことになるわけですよね。だけれども、いちおう太田さんの今までの説明では、通信費とかガソリン代とか言っててですね、え、そんなもんで何千万もなるのかと」
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「そうですね、2000万以上も2年間で、はい」
青山繁晴
「実はもう自民党の中では、もうこれ太田さん、悪いけど切らなきゃだめだと。さっさと総理、切ってくれという圧力がかかってるんですが、例によって福田さんがグズグズして、切れないままいて、福田政権がだめになるんじゃないかってことを、自民党の中では言ってます。すでに、ね。ま、あの今後どういう領収書を出してくるかを見ての話ですけれども。で、この福田さんがグズグズしてるってことをですね、自民党の中のたくさんの政治家が言ってるんですけど、半ば公然と言ってますけど、その1つがね、さっきヤマヒロさんあるいは室井さんが話に出た、その臨時国会の会期の問題ですね。だけどこれはフェアに言うと、福田さんはこの件で言うと、愚図と言われる筋合いはないと思います、僕は。というのは、福田さん、非常に早い段階からですね、8月下旬から開きますと言ってましたね。臨時国会って普通、当然9月の声を聞いてからなんですよ。8月中はみんな議員は地元回りたいから。それなのに福田さんはあえて8月下旬から始めたいと。で、80日間、会期、最低でもほしい。どうしてか。さっき安倍さんが政権を賭けてしまった、そのインド洋の給油継続やりたいからだとはっきり言ってたわけですよ。だからこのことについて愚図と言われるっていうのは、僕はアンフェアだと思います」
青山繁晴
「しかし何が問題だったかというとですね、それに対してまあ公明党が真っ向から反対したので、福田さんはその公明党を説得してもらいたいと思って、麻生さんを幹事長に据えた。だから8月1日の内閣改造と党役員人事は、ほんとはそれだけが理由だったんですね。それだけが目的だった。でもそこですでに1個の読み間違いがあって、麻生さんはいわば自立した政治家で、自分の判断大事にする人だから、いや、もうこれは公明党の言うこと聞かなきゃだめなんだと。やがて総選挙やるんだから、公明党の協力なかったら、創価学会票がなかったら、はっきり言うと、自民党は大物から若手までみんな討ち死にだと。だから当然、公明党の言うこと聞かなきゃいけないと思ってるんですから、福田さんの言うような説得の仕方は当然しません。だもんで、福田さんの、内閣総理大臣が8月下旬から臨時国会やるんだ、80日間やるんだと言ってんのは、それが通らなかったということが大変異常な事態で、その異常な事態だから、室井さんの言ったことで関係あるんだけど、福田さんはそこでむしろ重大な決意をすべきだったんですよ。ところがまさしく室井さんが指摘した通り、ちょうど真ん中をとってしまったと」
杉本なつみ
「そうですね。会期はこちらになりました。9月12日に臨時国会が召集されまして、11月20日までの会期は70日間ということになりました」
青山繁晴
「これ、ほんとに真ん中とっててね。あきれるくらいちょうど真ん中で(一同笑)、福田さんは8月下旬って言ってて公明党は9月末って言ってたから、9月12日だと。で、福田さん80日って言って公明党は60日って言ってたから、70日だと。ね。で、福田さんの気持ちとしては、この臨時国会というのはですね、法の定めによって2回まで延長できる。つまり2回も延長できるから、この70日の間に何とか話し合いをして、麻生さんにも期待した話し合いをして、会期延長して、テロ特措法の延長もできるんじゃないかってことを期待してるわけですよ。ところがですね、これまずその9月の24・25に福田総理が国連総会に出席することになってる。それからさらに景気対策を考えると、もう臨時国会始まったらすぐにですね、まず景気対策の大型補正予算をやろうとなってる。ということは、テロ特措法の審議っていうのは、どう考えても10月以降になるわけですよ。ね。そうなるともうその時点で実はそもそも難しいなということになってくるんですが、なってくるっていうことは、すなわち福田さんが何となく期待してるようなこの間(会期内)に話し合いがつくんじゃなくて、福田さんの持ってるオプションというのは実は2つしかないです。で、まずそのうちの1つ。はい、出して下さい」
杉本なつみ
「ケースその1。完全屈服(一同笑)」
青山繁晴
「はい。これは誰に屈服するかというと、すなわち連立与党の公明党に屈服するということであって。これ(伏せてある文字)出して下さい」
杉本なつみ
「はい。つまりは給油活動の継続をあきらめて、年末年始に総選挙を行うと」
青山繁晴
「はい。公明党は臨時国会早く終わって、もう年末年始に総選挙やっちゃいましょうと言ってるわけです。これを全部そのまま受け入れる、こういうオプションがあるように見える。見えるけれども、実はこれできないんですよ。どうしてかというと、実は知られざる事実があって、これなんです。はい、出して下さい」
杉本なつみ
「実は洞爺湖サミット直前の日米首脳会談で、インド洋給油活動継続を『確約』してしまったからと」
青山繁晴
「はい。これあの、洞爺湖サミットの直前にやった日米首脳会談、これ皆さん覚えてらっしゃるのは、北朝鮮に対するテロ国家の指定解除について、福田さんが文句を言わなかったと。それはひどい話だと外務省の中の批判的な人が言ってるっていうのは、この番組で言いましたね。実はもう1個あった。その時に国会の見通しが立ってないのに、福田さんはブッシュ大統領のプレッシャーに負けて、それ約束してしまったと」
一同
「えー」
青山繁晴
「だからもしさっき言った完全屈服路線でいうと、日米首脳会談でちゃんと約束したことを守らないって事になるから、それやっぱりできないわけですよ。福田さんなりの信念もあるわけですから。そうすると次のオプションはこれになるわけです」
杉本なつみ
「はい。ケースその2。正面突破(一同笑)」
青山繁晴
「すなわち…(伏せてある文字)出して下さい。皆さんお分かりになると思いますが」
杉本なつみ
「会期延長も再議決もできず、解散総選挙。そして自民惨敗と」
青山繁晴
「はい。まず公明党が会期延長を呑むはずがないですけど、もし呑んでくれて、そのテロ特措法を審議にちゃんとかけていってもですね、再議決、つまり民主党はもちろん反対だから、再議決するためには公明党の衆議院の議席がないと、だいたい3分の2に届かないですから、これもできないと」
杉本なつみ
「はい」
青山繁晴
「ということは、これ八方ふさがりになるってことは、普通こういう時は内閣総理大臣は、日本の国で衆議院の解散権持ってるのは内閣総理大臣ただ1人ですから、じゃあ解散総選挙をやりますとなるのが普通で、今までもそういうことありましたね。ところがそれをやると、要するに公明党と喧嘩したまま総選挙をやるってことになるから、さっき言った通り必ず自民党は負けるってことになるから、これ実は解散権持ってるのは総理だといっても、自分だけ言っててもできないんですよ。これたとえばね、皆さんご記憶に、海部政権ってあったと思うんですね。で、海部さんがいわゆる政治改革に関連して重大な決意があると言った時にね、つまり解散するぞと言った時に、当時自民党の幹事長だった小沢一郎さんが『お前なんかに解散なんかやらせるか』と言って反対したので、海部さんは支持率が何と50何パーセントもあった。今考えたら夢のような支持率なのに、実は辞職になってしまったということなんで、この場合も自民党の大半が反対する解散総選挙を福田さんができるわけないから、これは福田さんの辞任につながっていき、福田さんのとり得るオプションはここまでなんだけど、自民党はその福田さんが辞めることによって、実は3つめのオプションができるという話なんです。はい、出して下さい」
杉本なつみ
「はい。政権の投げだし、そして自民党総裁選へと」
青山繁晴
「はい。これあの要は自民党が新しい首相、新しい総裁、そして総理を選んで、その新しい総理のもとで、公明党との連立をもう一度組み直して強化して、解散総選挙になった時に学会票が今までよりもっと協力してくれるというふうにして、総選挙やりたいってことなんですね」
一同
「はあー」
青山繁晴
「そしてさっき言いました、今日最初に言いました、この新首相に4人の名ということになるんですが、皆さんここが肝心なところで、この4人の名前というのはですね、こういう人が出るかもしれないという話だけだったら、報道番組ですし、こういうことは言いません。そうじゃなくてですね、さっき僕申しましたが、まず自民党の派閥、派閥の領袖の、派閥の会長たちね、それからその幹部、それからその下で手足となって動く若手の議員たちに、さっき言いました通り一人ずつ会って、あるいは電話して話していくとですね、この4人というのはいずれもね、まず派閥の領袖の人、この中にいますが、それはその人は自分の派閥の幹部にすでに話をしてんです。『俺は出る』と」
一同
「うーん」
青山繁晴
「それから派閥の領袖じゃない人は、派閥のボスに『私出ます』ということを言い、さらに若手の中にはですね、その自分と年代が近い諸君たち、派閥を超えて声をかけてて、『俺は出るから』と」
一同
「うーん」
青山繁晴
「で、夕べ最後に会った人はね、夕べ、つまり昨日の昼間に俺は頼まれたばかりだと。『俺は次、もう間もなくある総裁選に出るから宜しく頼む』ってことを言われた、ということなんですね」
一同
「へえーー」
青山繁晴
「はい、それでその4人なんですが」
杉本なつみ
「シルエットが出てきましたが…」
青山繁晴
「まず1人目。1人目はこれは誰でも分かるはず。とプレッシャーをかけて…(全員挙手&ざわざわ)」
山本浩之
「麻生さん!」
室井佑月
「私から!」
山本浩之
「(室井に)もう麻生さんって言ってるやん」
室井佑月
「ずるーい!」
岡安譲
「ふつうメインキャスターがやることじゃないですよ、今のは(一同笑い)」
室井佑月
「そうだよ、卑怯だよ(笑)」
岡安譲
「譲りなさいよ、ちょっとは」
青山繁晴
「いや、あの、報道番組なので…(一同笑)」
杉本なつみ
「クイズじゃないのでね(笑)」
青山繁晴
「ここは麻生さんですね。これすなわちさっき言いました派閥の領袖であって、麻生派っていう派閥の幹部たちに実は内々にこういうこと言ってる。麻生さん自身はそれ認めてませんよ。幹事長ですからね。そんなことできませんから。しかし麻生派の中で僕と長年の付き合いがある人がいて、いや、言われてるということを実は言ってるわけです。じゃあ3人は誰なのか。しかもそのうちの1人は麻生さんに勝つ可能性がわずかながらある人です。それは…」
杉本なつみ
「はい。それはお知らせの後です」
山本浩之
「(ジングルが鳴り始める)あ、その間に考えよう(笑)」
室井佑月
「ひどいよー、司会者なのに……(笑)」
(いったんCM)
山本浩之
「先ほどは大人げない振る舞いをしまして、大変申し訳ありませんでした(一同笑)。さ、4人のその名乗りをあげた人たち、1人はその麻生さんていう名前が出ました。続き、宜しくお願いします」
青山繁晴
「で、残り3人の人も、本気で実は内々で手をあげてるんですが、まずこれ、いわゆる大物と言っていい人です。これ誰でしょう?」
一同
「大物?」
青山繁晴
「で、麻生さん、福田体制の一員ですが、この人も福田体制の一員です。ヒント言うと閣僚です。現職閣僚。誰でしょう?(一同考え込む)」
山本浩之
「現職閣僚で大物…」
青山繁晴
「いわゆる大物。僕はあんまり大物と思ってないんですけど(一同笑)、いちおう新聞的には大物と言われてた(答を知ってる杉本アナ苦笑)」
山本浩之
「今までも総裁選とかって出たことありますか?じゃあ」
青山繁晴
「総裁選挙に正式に出たことありますね」
山本浩之
「閣僚だったら、谷垣さん」
青山繁晴
「ああ、正しい。はい、谷垣さんです」
室井佑月
「大物じゃないじゃん、別に(一同笑&ざわざわ)」
青山繁晴
「僕は大物と思ってないけど、でもね」
杉本なつみ
「ま、個人差があるかもしれませんが」
山本浩之
「(焦って)でもそこで谷垣さんって言ったんじゃないですからね!(一同笑)」
青山繁晴
「じゃあもう1人、もう1人、このシルエット(左側)」
村西利恵
「はい、ご本人のシルエットですね(一同考え込む)」
青山繁晴
「この人は一時期、実はすごく有力なんじゃないかと言われて」
室井佑月
「あ、わかった。小池、小池百合子さん」
青山繁晴
「ああ、正しい」
杉本なつみ
「その通りです。小池百合子さんですね」
青山繁晴
「そしてですね、この2人(谷垣・小池)については今から判断するのは早いけど、勝算は、つまり麻生さんに勝てる見通しは、麻生さんが当然本命ですからね、勝算は本当は少ないと思います。しかしこの4人目については、意外に麻生さんに肉薄するか、ひょっとしたらひょっとするかもしれないと。誰でしょう?はい」
一同
「えー」
青山繁晴
「ヒントはね、このヒントも難しいかもしれませんが、安倍前総理に『おまえ裏切ったな』と言われた人」
岡安譲
「はい、塩崎さん」
青山繁晴
「塩崎さんは裏切ったと言われてない」
室井佑月
「裏切った?与謝野さん?違う?」
一同
「(口々に)おまえって言うぐらいだから…、下でしょう…」
青山繁晴
「はい。えー、僕と記者仲間でした」
山本浩之
「石原伸晃さん!」
一同
「ああー」
青山繁晴
「石原伸晃さんで、さっき言いました、昨日の昼間にある若手議員がこの石原さんに、『俺出るから、総裁選は意外に近いから俺出るから、あんた派閥が違うけど頼むよ』ってことを現に言われたと、夕べ、その本人に聞きました」
一同
「へえー」
青山繁晴
「そしてこの石原さんが裏切り云々って話はですね、つまり石原さんって小泉政権、安倍政権を通じて改革派で売り出した、若手改革派で売り出した。ところが安倍政権の凋落とともに山崎派に移ったでしょう?それで北朝鮮の拉致問題を含めて、山崎拓さんと安倍さんっていうのは当然仲悪いです。仲悪いっていうか正面衝突してます。今もしてますね。その山崎派に行ったので、安倍さんは思わず『裏切りだ』と言ったので、僕は実は安倍さんサイドに聞きました。よく聞いたらですね、安倍さん側はそれ調べていて、いや、どうも石原伸晃さんと山崎拓さんの密約があるらしいと。つまり石原さんがやがて総理候補、石原さんはわりと実は孤独なところがあって、友だちが少なかったんで、ま、記者時代はもっと少なかった。今はだいぶ大人になられて友だちは増えたようですが(一同笑)、でも総理総裁目指すには足りなかったから、山崎派の人数をもらう、つまり山崎派がやがて石原派になるという密約、山崎さんにとっては派閥のイメージを急にアップさせるメリットがあるから、そのお互いの密約でどうも行ったらしいと」
一同
「はあー」
青山繁晴
「だけど、ま、次の次狙いだと思われてたのが、その石原さんに支援を頼まれた若手議員、これ実は1人じゃなくて複数なんですが、その彼らが言ってたのは、今回は麻生さんに負けてもいいと。ある程度迫れるだけでも、とにかく若手の中で手をあげてくことが大事だということなんですが、しかしその言われた若手議員の方はですね、案外これ芽があるんじゃないかと。というのは、たとえば杉本さんにとってもですね、麻生さんはいいけど、やっぱり68才ですよね。そしてそういう福田さんは今70超えてますよね。そういう方たちがまた同じようにやるんじゃなくて、ここらで若い人どうだというのは当然空気としてあるから、総選挙に勝つためには、案外ドーンとこういう若い人を持ってくるんじゃないかという話もあるわけです」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、但しですね、その石原さんも、実は僕も伸晃さんは若い若いと思ってたけど、もう51なんですよ。ね。さっきのロシアのメドベージェフ大統領はまだ42才」
一同
「えー」
青山繁晴
「そしてクリントンさんは大統領になったのは46才の時。イギリスのブレア首相も43才でなった。だから51の伸晃さんはと言ったら」
村西利恵
「若すぎるということはないということですね」
青山繁晴
「もう手をあげなきゃいけないっていうことになるわけですね。そして自民党からしたらですね、実は福田さんに何とか早く辞めてもらって、総裁選自体を急ぎたい理由があります。はい、これです」
村西利恵
「はい。民主党『代表選見送り』とあります」
青山繁晴
「はい。これ当然誰が考えてもですね、小沢さんが3選するのはいいけども、当然、代表選挙を華々しくやって、メディアの注目も集めてやればいいのに、なぜ見送ったのかなあと。9月8日に代表選告示だけど、その場で決まっちゃうわけですね。それから延々日を置いてから新体制発足って、これやっぱり妙でしょう?そしてここに鳩山さんの顔があるのは、たまたまあるんじゃなくて、僕まあ政治記者時代から長い長い付き合いなんですが、鳩山、僕は由紀夫ちゃん、由紀夫ちゃんと呼ぶんですけど、これ、由紀夫ちゃんは本音をポロポロ言う人でね。そこがまあ憎めないとこなんですけど、つい最近の発言でね、『この小沢さんの顔が怖くて、小沢さんに刃向かったら、つまり代表選に出たら、あとでどんな仕返しされるか分からないと(一同笑)皆さん思ってて、見送りだと思ってるでしょ?でも違うんですよ』と言ったんですが、その最後の『違うんですよ』はもう誰も聞いてない(一同爆笑)」
杉本なつみ
「怖いんですか…(笑)」
青山繁晴
「それやっぱり小沢さんが怖くてできなかったのかと。そうすると自民党がたとえばこの9月下旬にね、9月8日はさすがにもう間に合わないと思うけど、9月下旬頃に総裁選ぶつけてですよ、さっき言ったその小池百合子さんは出るわ、それから現職閣僚の谷垣さんも出る、麻生さんももちろん出る、そして石原伸晃も出るっていうのをバーンとぶつけていったら、イメージがどんどん変わって、自民党のフレッシュなイメージが出て、それで解散総選挙をやって」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「しかも公明党の要求とも合うから、これでいいんじゃないかという目算なわけです」
一同
「へえー」
青山繁晴
「だから今日の話は決して、そのまあ、盛り上がりましたけど、おちゃらけの話じゃなくて、いわばこの自民党のその最後の賭け、断崖絶壁の賭けであると同時に、公明党という党にぎゅっと握られてしまった自民党の退廃、ほんとは退廃してるんだということを物語ってる重大な話で。最後にもう1つ皆さんにお話ししなきゃいけないのは、福田さんが何かの奇跡で、公明党、創価学会を何とか説得してですよ、もう万一の奇跡で福田さんが生き残っても、それからさっき言った4人のうち誰かが新しい総理になっても、実はこの秋には重大なことに立ち向かわなきゃいけない。それはこれですね」
村西利恵
「拉致の再調査が控えています」
青山繁晴
「はい。これが重大って1つの証拠がもう出ましたね。今日のほんとはもう1つ大きなニュースっていうのは、この北朝鮮が、あのタワー(冷却塔)まで爆破した寧辺の核施設の無力化をいわば中断しますと。もう中断したと。ね。アメリカが言うこと聞かない、テロ国家の指定解除をちょっと延ばしただけで、もうそれ中断したと言ってる。ということは、政府が心配してるのは、拉致の再調査も始まらないんじゃないか。未だに例によって全然連絡はないということになってるわけですよ。但しこれは僕は違う芽もあると思います。つまり北朝鮮はしたたかですから、アメリカとの交渉、うまくいった交渉がこうなった(手で×印を作る)、なりかかったら今度は日本を動かして、それを使ってアメリカを動かそうということもありえるから、必ずしも再調査が絶対できないっていうわけじゃないけれども、いずれにしてもこの『アンカー』で何度も申しましたが、この再調査っていうのは、実は北朝鮮がまた勝手に帰国者を選別するという重大なことにつながりかねないから、新しい首相であれ、福田さんであれ、それにもう正面から立ち向かわなきゃいけない。そしてこのことに関してですね、実は昨日、拉致問題担当大臣の中山恭子さんにお会いをして、この『アンカー』のために単独インタビューに行ってきました。ちょっとその絵を流していただけますか(VTR出る)」
青山繁晴
「昨日撮ったばかりの、これ大臣室に入っていくとこなんですけど、中山さんは拉致問題について非常に強硬な姿勢をとっておられて、比較的いわばその北と対話路線の福田政権の中ではなかなか厳しい立場だと思うんですが、あえて単独インタビューを受けていただいて、ずいぶんと本音の話をしていただきました。これは今週やる時間はないので、来週にこのインタビューをお届けしたいと思ってます。はい」
山本浩之
「はい。分かりました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」
____________________________内容紹介ここまで
福田さんは国益を損ねてばかりですから、とにかく一刻も早く誰かと交替してほしいです。
麻生さんがベターですが、青山さんの話では公明党と仲が良さそうだし……(つーか、現状では仲良くせざるをえないってこと?)。
かと言って石原伸晃さんは困る。売国ヤマタクと組むような人は絶対だめ!(-.-#)
ほんと自民党ももうここいらで、公明党と何とか切れないもんですかね。切るためにはたとえ惨敗すると分かっていても解散総選挙をやって、ほんで政界ガラガラポンしかないんでしょうか?
そのためなら一度民主党に政権が渡っても……、いやいや、やっぱり怖いですね民主党は。
もう自民党だけでなく国民も八方ふさがりって感じ!(T^T)
それはともかく、来週は中山恭子さんのインタビューが放映されるとのこと。今から非常に楽しみです♪
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
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Comments
「完全屈服」の画面、最高ですね。私もオンエアを見て大笑いしました。
くっくりさんのご意見、ごもっともです。
ガラガラポン、熱望しています。
どうやら禅譲はなさそうだから、
麻生さんには早く自民党を見切って欲しい。
石原家も凋落しましたね。なんでもいいから、総理になれればいいってものではないでしょうに。
ヤマタクって、平沢勝栄さんも味方にとりこんだし、いったいどういう魅力があるんでしょうね。
ヤッター!
と思っていたけど、このまま福田康夫と外務省コンビだったら、『日本だけには協力します。再調査もあなた方と協力(形だけ!)しながらします。』って囁かれたらコロっていきそうだから、本当は危機的状況なのかも。
中山恭子さんに踏ん張ってもらわねば。
>>ヤマタクって、平沢勝栄さんも味方にとりこんだし、いったいどういう魅力があるんでしょうね。
ひょっとしたら、北朝鮮の女衒なのかも (笑
民主党が、政権を担えない党であるとはっきりわかっているからこそ政権交替できないんじゃありませんか。
与党のやることには「なんでも反対」の民主党。
自治労とズブズブの民主党。
日本を売るかも知れない政策しか出さない民主党。
こんな党にどうしたら政治を任せられますか。
お若い方は知らないかも知れませんが、あの社会党、眉毛親父の悪夢はもう見たくないんですよ。
あの方のおかげで、どれだけ国民が迷惑をこうむったかお分かりですか?
今の民主党は「やらせてみなきゃわからない」じゃなくて、「やらせてみなくても結果はわかる」からこそ、消極的自民の支持が多いのです。
もっとも自民だって、山拓とか加藤紘一とか河野洋平とか、なんで保守政党にいるのかわかんない人もたくさんいますけどね。
ほんとに、はやいとこ政界ガラガラポンをお願いしたいですよ。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
自由党さん:
あなたと同意見で、私ももちろん政権交代可能な国が理想です。だけど理想と現実は違いますよね。今の民主党は3流政党で役不足、いや役不足どころか、今以上の災厄を日本にもたらすのではないでしょうか。ゆきたんさんも述べておられるような理由が大きいですね。今の党の幹部を見ても、中国に媚びたりお花畑だったり、頼りない人ばかりです。この状況で政権を渡すのは、国民として私は本能的な恐怖を感じます。
現在の日本という国家の主権、日本という国の政治を行なう主権は国民にありますよね?
ですから選挙というものがあり なかなか思い通りに行かなかったとしても政治家は国民が選ぶ国民の代表となってますよね?
民主党は国民ではない人に選挙権、つまり主権を与えることを支持してきましたが「主権の移譲」などと言う言葉まで出していることをご存知でしょうか?
現在の主権保持者である日本国民から『誰か』へと国家運営の権利を引き渡すということを謳ってしまう政党なんですよ。
民主党のスタンスは憲法改正反対、でも『誰か』の利益になるなら憲法で国民に保障された主権、
憲法を改正する権利は奪ってOKという政党です。
そんな政党に任せてしまうことが先進国の一流の政治なら そんな先進国は早晩消え去ることでしょう。
村山内閣は自民党も連立に参加、それどころか自民党が作ったようなものですけどね。それをマキャベリズムと言えなくもないわけですが。もちろん村山内閣が日本憲政史上最悪の内閣だったのは事実ですが
そうですね。野党に転落した自民党が、何がなんでも政権与党に返り咲きたくて仕方なく社会党と組まざるを得なかった。その結果があの最悪な内閣です。
あのとき、国民は一度自民党にお灸をすえてみようと思った方が多かったように見受けられますが、あの悪夢を経験して、もう懲り懲りと感じたからこそ、結局、現在、公明との連立とはいえ政権与党でいられるのではないでしょうか。
今度、民主党に政権が渡ってしまったら、また与党に返り咲くためになりふりかまわず、あのときの二の舞が起こらないとは限りません。
なんだかんだ言っても、山拓や加藤紘一は主流から外れています。一部のマスコミがもてはやすだけです。
でも、こんな議員が再び政権の中枢に戻してはいけない。だからこそ、やはり消極的自民で行くしか方法はないのではないでしょうか。
政界ガラガラポンがいつになるかわかりませんが、今日、民主党の数人が新党結成のため離党するようです。
彼等のコメントに「今の民主党は政局優先で国民のためになっていない」と言っています。
民主党にも、今のやり方に納得していない気骨のある方がいるんだなとびっくりしましたが、知名度はイマイチですが、この方たちがガラガラポンへ向けての起爆剤にならないかと、ものすごーく小さな期待をしています。
民主と公明が組んだら、、、そこに社民まで付いたら、、、(ゾッ)
>公明も、自民と付いてるうちはまだマシかもしれませんよ。
民主と公明が組んだら、、、そこに社民まで付いたら、、、(ゾッ)
いや本当に。民主と引っ付いて人権法案や永住外国人地方参政権が
付与される世の中になったら・・・想像するだけでぞっとします。
民主も前原さんや長島さんが全面ならいいんですが。山拓と加藤と交換出来んかね。
やっぱガラガラポンですな。
PS.ここには中国シンパは来てないですね(笑)
そう言えば石原伸晃は日朝国交正常化推進議連にも入ってますね。あそこは山崎派の巣窟みいな所ですが、そういう約束があったのならありえる話しですねぇ。
最も政治家の約束なんて信じる方が馬鹿ですけど
http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=7607
明日の午後になるらしいですが
渡辺秀央(74)(参院比例)、大江康弘(54)(同)、姫井由美子(49)(参院岡山選挙区)無所属の荒井広幸(50)(参院比例)、松下新平(42)(参院宮崎選挙区)が民主党を離党して結成した「改革クラブ」の旗揚げがあります。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080828-OYT1T00497.htm
こう公明よりの政策ばっか与野党からでるとね...面白くなるといいのですが...
実際、公明党は自民がこけたら即座に民主党に憑く事を民主党と協議の上決定しているらしいので、今度の選挙は要注意と言えましょう。
自民・平沼氏の自民離脱並びに新党立ち上げは未だかと期待してもいます。
「アンカーは」見る機会が無いので、くっくり様の番組紹介はいつも参考になります。
>kさん
民主党自体は憲法改正に反対ではありません。
国民投票法案に反対したのは、安倍総理が政局優先で憲法改正を選挙争点化し、法案採決を強行したからです。
民主党に政権を取らせたら危険だとお考えの方もいらっしゃるようですが、国民世論を無視した自公政治に苦しめられて社会的に抹殺されていく人間が大勢いるという現実があります。
政界再編は自民党利権政治の延命措置にしか過ぎないと考えています。
民主の政策を100%肯定する訳ではありませんが、社会保障、ムダ遣い撲滅、国民生活の事を考えたら、アメリカやイギリスのように一度政権を替えないとこの国は危ないと思います。
民主党は憲法改正に反対ではないのに、安倍政権に対抗するために反対したということは、要するに「与党のやることには「なんでも反対」の民主党」ですよね。だから駄目なんだと思います。役人の腐敗を防ぎ無駄を無くすためには自分も政権交代は必要と考えますが、残念ながら現在の民主党に託す気にはとてもなれません。
ちょいとエントリーとは外れますが、
いやぁ、新聞紙面で読んで、記事をちょいと検索したところ
asahi.com
「社長に元キャスター高島氏 NHK子会社の日本国際放送」
という記事
以下一部抜粋
記者会見した高島氏は「(政府の)プロパガンダ(宣伝)をやるための放送とは考えていない。国内のいろんな意見を伝えることはとても重要」との方針を示した。
大笑い!!! 本当に言ったのか、(某紙の記者の質問に対する返答か?)詳細は定かではありませんが、不気味なモノが感じられますね。
ある特定視点の持ち主ならば至極当然。 発言自体は至極まっとうで、御用放送局になって日本政府のプロパガンダをする必要性はもちろんありませんが、他政府のプロパガンダをする必要性ももちろんありません。 とすると…。 アレやコレや「閉会式」はプロパガンダ(宣伝)では無い!と断言されるのですね。
出来の悪いジョークにしか聞こえないのは私だけでしょうか。
もし、村山政権でなかったら、神戸の被害者は少なかったかもしれません、また河野洋平が外務大臣でなかったら河野談話もそして化学兵器処理の問題もなかったはずです。
今の民主党に政権担当能力があるとは思えません、また悪夢の再来の可能性がある手形はやはり切れないと思います。
自民党が政権落ちすることになったのは小沢氏が離党したからです。自民党が過半数を取れなかったのは事実ですが、議席は小沢氏の集団離党分しか減っていません。自民党へのお灸というよりは既存政党への失望という形でその証拠に社会党は大幅に議席を減らしています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC40%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99
それになりふり構わず社会党から首相を出してまで政権を取りに行った自民党こそ責められるべきで、擁護するべきとは思えません。自民党もその責を負うべきだと思います。
山崎や加藤が中枢を外れても福田、高村、二階、谷垣など結局変わらない気もします
>Panmeさん
土井たか子が「山が動いた」といった選挙では社会党は参議院選挙で政権落ちとはあまり関係がありません。そのあとの衆議院総選挙では議席を減らしたものの過半数は楽に確保しています。マスコミの世論操作とそれにのせられてしまう国民にも問題はありますが。
それと河野洋平が「河野談話」を出したのは宮沢政権でのことで当時は官房長官でした。宮沢政権は最後とはいえ自民党の単独政権です。また村山政権でのこととはいえ河野洋平は当時自民党の総裁でした。これも自民党にも責任があると思います。
民主党を支持することはありませんがそれ以上に自民党はもう駄目なのではないかという考えはいや増すばかりです
安倍内閣の姿勢に不信感を抱いたというのが実情ではないでしょうか。もっと慎重に時間をかけてやれば国民投票法案は自・民は合意していたと思います。
日銀総裁人事で最終的には承認したように、何でも反対民主党とは考えておりませんが、考え方が違うのなら尚更の事、政府与党の政策に問題があればそれを批判し、反対するのが野党の役割だと考えます。
自民も駄目、民主も駄目といって政界再編を唱える人も多いですが、政界再編は自民党政権の延命措置にしか過ぎないと思います。
政権担当能力がないと思うのなら、一度やらせてみてそれで判断すべきだと思います。そして駄目だったら次の選挙でまた替えるという政権交代、切磋琢磨を繰り返して日本に真の議会制民主政治が根付く事を信じてます。
自民党長期独裁政権とかいわれるのか?
それは真の革新政党がないからですよ。
自民党が戦後行ってきた政策も世界的には左よりでしたから、
社会主義的な弊害が出てきて改革するには必然的に自由主義的な政策が必要だったんですが、
残念ながら革新と自称する政党は共産党とか社会党ですから実質保守。
だから今までの政策継続を望みなんでも反対と相成った。
小泉政権が2005年総選挙で大勝したのも、野党より真の革新に近かったから。
今現在も日本には左よりな野党しか存在しない。
政権交代などいまだ絵空事。
今までの歴史を見ると自分には公明より自民は更に悪党にみえます。
こちらに漂う民主公明批判は当たり前、だが自民批判は許さん見たいな空気が何か恐いです。
ここはこんな感じでしたっけ?たった少し前、日本でやった聖火リレーの醜態を忘れたんでしょうか。
悪いのは全部福田総理など個人であって自民は関係無いんでしょうか?
今現在も山たくや福田総理の売国批判の書き込み。
自民より民主のがマシなどの批判は何があろうと許さんという書き込み。
理屈が通ってるように見えません。
それととんでもない数の2ちゃんねる内の民主への誹謗中傷をどう見ますか?
2ちゃんねる内は工作活動の場と化し、とっくの昔に見れたもんじゃありません。
愛国をうったえればどんな卑劣な言葉も
相手に投げかけてもいいような雰囲気が出来てしまってます。
要は中国共産党のサイバー部隊とやってる事が同じではありませんか?
苦渋の選択なんだと思いますよ、マスコミは例の椿発言の反省も忘れ前の参議院選から民主党に政権をとらそうと思っているこのまま行けばおそらく民主党による連立政権も可能でしょう。
ただここに書き込みをしている人たちの多くは「外国人参政権」「人権擁護法案」という2本の法案には絶対反対の人が多いと思います。
また自民党の中にもこの2本の法案を成立させようとする輩がいることは確かですがいままで抗議して何とか成立には至っていません。
民主党の連立政権になったときにこの2本の法案が通される可能性が非常に高くなることは確実です、この2本の法案はいかに国民に害を及ぼすか多くの人は知りません、もちろん民主党に政権をとらせて新しい空気を入れようとする人にも知らない人が沢山いることが問題なんだと思います。
自民党にお灸をすえてこの2本の法案を成立されてしまっては困る、少なくとも自民党は今までこの法案が提出されても廃案にしてきた実績があるので苦渋の選択で自民党政権に何とか立ち直ってもらいたいと思いながら総理官邸に抗議メールを送り続けている人たちがここには沢山いることを忘れないで下さい。
ここにそんなこと思って書いてる人いますかね。単に「-100の民主党より-50の自民党のほうがまだマシだ」って思ってるだけだと思いますけど。
話は違いますが、先の郵政選挙で落選した民主党候補の宣伝カーが、名前を連呼しながら会社の近所を走り回ってるんですが、ハッキリ言って喧しいです。そういうことは選挙になったらやってくれ。
民主の方がマシとコメントした方全員難癖つけられてるのみるとなんとも。
地方分権を考えるとこれ以上自民は応援できません。
宮沢政権→細川政権
羽田政権→村山政権
は政権交代じゃないんですか?
>自民党長期独裁政権とかいわれるのか?
自民党が単独政権までだったのは
1955年-1983年・1986年-1993年・1998年だけ。
あとは連立政権です。
社会主義的な弊害が出てきて改革するには必然的に自由主義的な政策が必要だった
この「改革」が裏目に出て、ドツボに嵌ったのが、現状では?
改革が必要なのは分かるが、「とにかく変えればいい」ってもんじゃないだろ。