「アンカー」竹島問題&どうなる内閣改造
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■7/16放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
当日のテレビ欄は上のようになってましたが、実際は竹島問題と内閣改造の二本立てです。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
(夏休みに入った福田首相。でも宿題がいっぱいあるねってニュースの後)
山本浩之
「今日のこの後の“ニュースDEズバリ”は、この下の2つですよね。竹島問題それから内閣改造と書いておりますけれども、これについてお話をいただけるというふうに聞いておりますけれども」
青山繁晴
「あの、ま、竹島の問題、今VTRでも韓国の激しい抗議ってやってましたけどね、それと内閣改造問題も絡んでしまうってことなんですが、実はその竹島問題については、一番大きなポイントが抜けてますよと。それはこれです」
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■7/16放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
再燃か?日韓の大きな火種に…“竹島”問題の裏側を青山ズバリ
当日のテレビ欄は上のようになってましたが、実際は竹島問題と内閣改造の二本立てです。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
(夏休みに入った福田首相。でも宿題がいっぱいあるねってニュースの後)
山本浩之
「今日のこの後の“ニュースDEズバリ”は、この下の2つですよね。竹島問題それから内閣改造と書いておりますけれども、これについてお話をいただけるというふうに聞いておりますけれども」
青山繁晴
「あの、ま、竹島の問題、今VTRでも韓国の激しい抗議ってやってましたけどね、それと内閣改造問題も絡んでしまうってことなんですが、実はその竹島問題については、一番大きなポイントが抜けてますよと。それはこれです」
山本浩之
「『誰のための教育か』」
青山繁晴
「はい。今日は大分の件でもね(大分県教委汚職で不正合格の教員採用取り消しへ。冒頭のニュースコーナーで伝えられました)、教育が話題になってますけど、実はこの竹島の件は、韓国がどうのこうのじゃなくて、私たちの教育に関する話、そしてこれがやがて福田政権の命運を左右していくと思います。今日はそのあたりをお話ししたいと思います」
山本浩之
「はい。コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
韓国の日本非難が鳴りやまない。
今日もソウルの日本大使館では、デモ隊が生卵やトマトを投げつける猛抗議が続いている。
【きのう(7/15)】
「独島強奪を企てる日本は謝罪せよ!」
「謝罪せよ!謝罪せよ!謝罪せよ!……」
日本と韓国がともに領有権を主張している竹島について、日本政府は初めて中学校の学習指導要領の解説書に明記することを発表した。
【おととい(7/14)】
町村信孝 官房長官
「日韓関係への配慮と言いましょうか。できるだけギクシャクしないようにしたいものだという、日本政府の意図の表れだとご理解をいただければと思っています」
解説書では「我が国と韓国との間に竹島をめぐり相違があることにも触れ」と記述。
外交的な配慮から「固有の領土」という言葉を竹島には使わず、「北方領土と同様」とすることで間接的に日本の領土であることを表現した形となった。
これに対し、韓国側は与野党を問わず一斉に反発。
韓国の権駐日大使は抗議のため外務省を訪れ、出迎えた藪中次官の握手をスルー。
「日本は大事なものを失う」と述べ、韓国へ一時帰国した。
【きのう(7/15)】
福田康夫 首相
「ま、冷静に判断していかなければいけない問題だと思います」
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さ、今、ご覧いただいたようにこの竹島問題、室井さん、この問題になると韓国側はすごいですね。今回もまた例によって」
室井佑月
「でも教科書って本当のことを書くべきでしょ。その、国の考えとか関係なく、本当のことを書くべきだと思うからさ、何が悪いのかって思っちゃう。すごい配慮した言い方だったね、しかもね。日本の物だって言わないでね」
山本浩之
「なるほどね。ただ、韓国側は猛反発しております。さ、さっそくそれではキーワードは『誰のための教育か』。えー、青山さん、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。あの、さっきのVTRでね、韓国の大使が韓国帰っちゃいましたけど、帰る間際に『日本はこれで大事な物を失うんだ』と言いましたよね。で、彼は何を言おうとしたかというとね、要するに日本は今、拉致問題を解決したいと。で、6カ国協議もありますねと。で、その時に韓国の協力が必要でしょう?と。それが1つと、それからこの、今(パネルに)映ってる李明博大統領というのは、前の盧武鉉大統領に比べると、反日から親日へと言われてると。その李明博、親日派の大統領を追い込んでいいのか?と。この2つのことを言ってるつもりなんですよ。で、韓国の大使はそれだけ言えば日本は分かると思ったのは、日本の側にそれを受け入れるような、認めるような報道も、それから政府与党の中の発言も水面下ではあるんですね。で、たとえば報道でよく言われてるのは、これ要するにタイミングが悪いんじゃないかと。室井さんが言った通り、竹島の問題、はっきり言わなきゃいけないのは分かるけども、何も今言わなくてもいいんじゃないか?と。さっきのように拉致問題での韓国の協力とか、それから韓国の政権交代を考えたら、タイミングが悪すぎるっていう説が日本にあるから、すでにそういう報道は何度もありました。東京のテレビを中心にそういう報道が何度もあり、それから政府与党の中でもそういう発言があるんだけども、それがそもそも大きな間違いなんです。で、その間違いだっていう証拠をね、ちょっと皆さんといっしょに見ていきたいんですが、まずちょっとね、この人に出てもらいます。はい」
村西利恵
「はい。渡海文科相ですが、『「竹島」という言葉は入れようと考えている』。10日の夜、あるパーティーにて」
青山繁晴
「はい。これあの、7月10日、先週の木曜日の夜なんですけど、あるパーティーって書いてありますけど、はっきり言うと自民党の山崎派のパーティーです。で、そこに渡海さん、山崎派なんでやって来て、僕は山崎拓さんと今、正面衝突してるし、隅の方に隠れてたんですよ。ま、渡海さん、同じ兵庫県でよく知ってることもあって、『ちょっと青山さん、こっちこっち』っていうふうに僕を呼んで、で、僕、渡海さんのところに行きましたらね、『これから竹島のことを決めなきゃいけないんだ』と。『中学校の学習指導要領の解説書に、竹島をどうするのか、それ決めなきゃいけないんだけど、あなたどう思いますか?』と聞かれたんで、僕は当然、さっきの室井さんが言ったのと同じでね、『明々白々に日本の領土なんだから、それは竹島問題、きっちり入れなきゃいけない』と言ったら、渡海さんは、要は『竹島という名前だけはどうしても入れたい』と。ね。『それだけはもう絶対譲ることはない』と言ったんです。で、それ、渡海さんの信念というよりはね、これは実は日本は法治国家だから、法に基づいて言っただけなんですよ。というのは、皆さんご存知のように、安倍内閣の時に教育基本法が戦後初めて改正されて、で、その中に、たくさん議論は呼んだけれども、『国と郷土を愛する心を養う』という言葉が入ったんですね。で、たとえば僕なんかは『愛国心』って言葉入れるべきだと思ってるから、それ反対でしたけれど、で、渡海さんは逆に、もうそういう言葉もあんまり入れない方がいいぐらいで、安倍さんとむしろ対立する立場だったんですが、そういう議論の違いはあってもですね、とにかく改正されて、それ定まった以上は、今回はその竹島っていう領土についてやらなきゃいけない。ね。それも、しかし今の話だけだったらですね、じゃあそのタイミングの話はどうなのかってことになるでしょう?しかし、これは実はタイミング云々とは全然関係ないんです。はい、ちょっとこれ出してくれますか」
村西利恵
「そもそもこの『学習指導要領の解説書とは?』ということなんですが、約10年に1度改訂される『指導要領』に合わせて文科省が内容の詳細を補足するもので、今回のものは2010年度から適用されて、教科書を編集する時の参考になるということです」
青山繁晴
「はい。当たり前のことを書いてるようなんですが、ちょっと皆さんもう1回ね、分かりやすく理解していただきたいんですけど、要は中学生に対してどんな教科書を用意して、どういう教え方をしますかっていうのがこの学習指導要領ですね。で、これは本来は、たとえばこの科目、何時間教えて、単位はいくつ与えますっていうのを、大まかなことを決める。で、具体的なことは、このここにある解説書ですね、解説書で具体的なことを示していくんですね。で、これさっき言いました通り、法に基づいて、つまり教育基本法に基づいてやっていくことなんですが、大事なことはですね、これ10年に1回しか改訂しないんですよ。考えたら当たり前でしょ?教育方針をころころ変えられたらですね、子供も親も先生もたまったもんじゃないわけですよ。ということは現在の、今年の改訂っていうのはね、10年振りで、1998年から99年にかけて、あの有名な『ゆとり教育』ってやつを10年前に打ち出して、10年間いろいろあったけど、やっぱりこれダメだなっていうことになって、10年振りにそれを変えた。それが3月に出た学習指導要領なわけです。だから韓国の大統領が交代したとか、拉致問題で韓国に協力得なきゃけない、そんなタイミングは全然関係なくてですね、これは10年に1回しかできない。もう1回言いますが、もっと短かったりしたらみんな大混乱ですから、今回やらなかったら、何と2018年から19年にかけて、やっと竹島の話しますってことになるから。しかもその10年の間に、当然韓国の実効支配ってもっと強まっていくわけだから。こんなもの他のタイミングでできるはずがないわけですよ。で、それ、どうしてそういうね、タイミングの話が出るかというと、実はこの国においては、さっき言いましたが、東京のテレビを中心としたメディアとか、それから政府与党の中の名前の有名な政治家たちも含めてですが、教育と外交がごちゃごちゃになってるわけですよ。で、どこの国でもですね、自分の教育、自分の子供たちに何を教えるかっていうのは、それはもちろん内政だし、もちろん主権だし、全部自分たちで決めるんで、その時に外国に意見を聞く国なんて存在しないんですよ」
山本浩之
「当然ですね」
青山繁晴
「国連加盟国192カ国あるけど、そんなのはその、日本だけでね。だからそこを福田政権が分かってるかどうかなんですが、ま、その、もう1つ言っとくとですね、この実際に改訂された学習指導要領、それからそれに解説書が付け加わって、これが実際に教育を変えていくのは4年後なんですね。つまり2012年の中学生が使う教科書から変わっていくんですけど、これ実はですね、今現在の中学校の教科書はどうなってるかと言うとですね、この竹島に関係ある教科っていうのは2つです。公民と地理ですね。で、公民、地理合わせて今14種類の教科書あるんですけど、その中でとにかく竹島に触れてるっていうのは、たった4種類しかない。10の教科書は全然、竹島の『た』の字もないわけです。そうするとね、よくテレビでね、これ大阪のテレビでもね、韓国ではあんなに竹島、ま、韓国に言わせると独島になりますけどね、韓国はあんなに興味あるのに、日本では若い人が竹島の存在も知らないんだと。ね。若い人はけしからん、みたいに言うけど、ちょっと待って下さい。それ…」
山本浩之
「教えられてないし、だって(笑)」
村西利恵
「知りようがない」
青山繁晴
「ええ。義務教育までにですね、竹島っていう言葉が1回も出てこないのに、どうして子供たち、知ってるんですか?と。我が日本国民や若い人がバカなんじゃなくて、それは今まで入れてこなかったことが悪いんですよ。ということはですね、福田政権はこのことを国民に対して、いや、韓国とどうとか、そういう外交とごちゃごちゃにするんじゃなくて、あくまでこれは教育の話ですと、福田総理も、それから政府のスポークスマンである町村官房長官も言うべきだったですね。みんなここまで分かっていただけたと思うんですが、客観的事実として町村さんはどう言ったか?こうおっしゃったわけです」
村西利恵
「はい。14日の会見でこのように話しています。『日韓関係の配慮とでも言いましょうか。できるだけギクシャクしないようにしたいという日本政府の意図の表れ…』」
山本浩之
「これ、びっくりしたねー」
青山繁晴
「これね、これはね、ほんとにショッキングな致命的な発言でね。これ何か丸めて言ったつもりかもしれないけど、この町村官房長官って福田政権の公式スポークスマン、しかも次期総理も狙ってる人がですよ、ほんとは福田さんより先にやりたかったぐらいの人がですよ、この教科書について日韓関係に配慮したんです、ギクシャクしないそういう意図を持ってたんです、日本国の教育は外国の意見を聞かなきゃいけないんです、現に聞きました、ってことを言ってしまった。これは本当に致命的な、福田外交のいわば大失敗ですよね。で、その上でですね、でもいちおう念のためね、竹島っていうのはほんとはどういうことなのかなっていうのを、公平にちょっと整理しときましょう。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「はい。地図でご覧下さい」
青山繁晴
「はい。地図と年表で見てほしいんですけども、これもちろん大まかな話ですけどね。まず、江戸時代の初期の頃ですけど、17世紀中にすでに日本は竹島を自国の領土として領有権を確立してました。つまりここを拠点に、当時のここ、幕藩体制ですけどね、江戸時代ですから。その漁業を含めて竹島を自分の領土にしてました。で、改めて1905年にこれを閣議決定で、つまり近代日本になって、明治維新の後にですね、島根県に編入したのが1905年なんですね。で、その後、40年後に日本の敗戦があるんですが、この途中にですね、竹島に直接関係ないから字では書かなかったけど、1910年に日本が韓国を併合してしまったと。日韓併合がありますね。で、それについて韓国は『だから1905年に竹島を島根県に入れたのが、韓国を呑み込む、韓国を併合する始まりだ』と。『だから竹島は韓国の物だ』と言ってるわけです。それ、めちゃくちゃな話で、これは歴史的な書物から、ちゃんと江戸時代の初期からもう竹島は日本の物ですから。ね。韓国を併合したのは事実ですよ。間違いない事実ですが、(竹島は)日本の物ですから。韓国の物を併合するという話と全然違うわけです。違うからですね、日本が敗戦した後に、ここ(1952年4月)に日本の独立が回復した。7年後に日本は独立回復しましたね。1952年の4月にサンフランシスコ講和条約が発効、効き目を現して、日本は元通り独立国に戻りました。このサンフランシスコ講和条約の中に何が書いてあるかというと、これは、日本は独立を回復するにあたって、この韓国本体と、それからたとえばこのへんに鬱陵島ってありますけど、鬱陵島とか、それから済州島とか、そういう物を韓国に返還しますと書いてあるんです。で、竹島は入ってません、条約の中に。何でかというと、竹島は国際社会が認める通り、もともと日本の物だから。韓国に返すって話じゃないわけですよ。それを韓国自身がよく分かってたから、実は当時の李承晩というもともと反日で有名だった大統領が、この(日本独立回復後の)3カ月前に、突然、李承晩ラインというのを勝手に引いたんですよ。どう引いたかというと、竹島を韓国側に入れちゃったわけですよ。ね。日本が独立を回復しない、まだ物を言えない時代にこれをやってしまった」
村西利恵
「今のうちだと……」
青山繁晴
「怒ったのはアメリカだったわけですよ。ね。これサンフランシスコですから、アメリカが中心になってやった、『これは国際ルールに従ってやってることなのに、韓国はむちゃくちゃしてる』と言ったから、実はその後、日韓基本条約が結ばれた後に、李承晩ラインというのはですね、これ実際もうなくなってるわけですよ。だからこれ全部、僕も別に日本の視点で言ったんじゃなくて、今アメリカも含めて言いましたが、国際社会の普通の視点で言ってるんで、これが外交問題であるはずはないんです。室井さんが言った通り、こういう客観的な事実を私たちの国民、私たちの若い世代に教えるだけのことなんですよ。で、それが福田外交の大きな失敗と言いましたけれどね、皆さん振り返っていただくと、福田外交って失敗続きですよね。で、その福田外交、これも含めて失敗続きであるために、今日のもう1つのキーワードはこれになると」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『そして内閣改造も失敗へ』。なぜ内閣改造まで失敗するのか。これはCMの後、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、失敗続きの福田内閣、青山さんの2つめのキーワードは『内閣改造も失敗』というキーワードでした。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、後半、まずもう1人の現職閣僚にちょっとあえて登場してもらいましょう。ちょっと出して下さい」
村西利恵
「はい。甘利経産相。『青山さん、私はもうすぐ経済産業大臣じゃなくなりますよ』?!」
青山繁晴
「はい。これ、さっきのパーティーと同じ山崎派のパーティーです。10日木曜日の夜。甘利さんも山崎派ですよね。それで僕は、これは僕の方から甘利さんの方に寄って行きました。というのは、甘利さんに会うためにほんとはこのパーティーに行ってたんです。山崎拓さんとぶつかってますが、甘利さんとは連携したいことがあったので、寄って行った。それ何かというと、『日本のメタンハイドレートをきちんと開発して、日本を資源大国にしましょう』と。『あなたともっときっちりした話をしたい』と申し入れたんですね。すると甘利さんは、『分かりました。その話はぜひ私も聞きたい。但し青山さん、私は間もなく経済産業大臣じゃなくなっちゃいますよ』と」
村西利恵
「どういうことですか?(一同ざわざわ)」
青山繁晴
「だもんで、いや、これは当然ね、つまり甘利さんが言おうとしたのは、福田さんから耳打ちされたと。で、おそらくその言葉はですね、これ甘利さんが直接言ったんじゃありませんが、その後、補足取材をしたら、甘利さんに対して、福田さんが『あなたは今までよくやってくれましたね、点点点(…)』ということを言ったと」
村西利恵
「肩たたきってことですか」
青山繁晴
「肩たたきです。いい表現ですね。その通りで、しかもね、僕がその時に大変実は驚いたんです。というのは、これ先週木曜日の段階ですね。で、こないだの土日ぐらいからね、もう内閣改造、当たり前みたいになったですけども、実は先週の木曜日、わずかな日数の違いですけど、このあたりはまだ内閣改造をやらないんじゃないかと、やれないんじゃないかという話の方が強かった。というのは具体的に、福田さんは小泉さんとよく密会を最近してるんですけど、小泉さんは『内閣改造なんかやってロクなことはないんじゃないか。その後、総選挙までやりたくなくてもやることになっちゃいますよ』というようなアドバイスをしてるんで、その小泉さんのアドバイスを聞いて、福田さんがたとえば森喜朗さんにね、森さんは子分にポスト与えたいじゃないですか。そんなの嫌だっていう意味のことを伝えてたから、この段階では僕はこれを聞いた時にびっくりしたんですよ。『え、甘利さん、福田さんは内閣改造をやりたくないんじゃないんですか?』と聞いたら、甘利さんは、いや、そうじゃなくて、さっきちらっと言いました、その耳打ちの話を、ま、それとなくしたわけです。で、そのキーポイントはね、この日付なんですよ。7月10日木曜日の夜ってどういうタイミングかというと、7月9日水曜日に、『アンカー』の日ですけど、このコーナーの日ですけども、サミットが終わって、その日の夜11時半頃に北海道から政府専用機で福田さんは羽田空港に帰って、で、9日の深夜っていうか、10日の未明、午前0時過ぎぐらいに首相公邸に入って行ったんですよ。で、すなわちそのサミットが終わって東京に帰ってきた、その翌日にいきなり甘利さんにそれを言ってるんですね。で、どうしてそういうタイミングかというと、実は複数の外務省の方々がこう言ってます。はい」
村西利恵
「『福田総理は、サミットは大成功したと思い込んでいる』」
山本浩之
「ええーー(一同笑いとざわめき)。それは『大』はつかないですよ、少なくともね」
青山繁晴
「だからまさしくサミットの翌日、福田さんはすごい高揚してて、まず甘利さんのような主要閣僚に自ら耳打ちをして、私は改造に踏みきるんだと意図を出して、さらにこの後、こういうこともやった。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「『閣僚と副大臣全員に、7月下旬以降の外遊を控えるように指示していた』」
青山繁晴
「これ実は正確に確認できたのは、僕も今朝なんですけれども、甘利さんとか主要閣僚に耳打ちした後に、今度は全閣僚と全副大臣に対して7月下旬以降外遊するなと。もう相手国と約束が出てても、それは全部キャンセルしろと。ということは、もう誰が考えても、7月28日から30日にかけておそらく改造するだろうということに、もう福田さんはいったん踏み切ってしまったわけです。そしたらですね、この指示が出たと思われるあたりの直後に一斉に各社の世論調査が出て、福田さんに厳しい所も優しい所も全部合わせて、いや、サミット効果は全然なくて、支持率は高まってない。新聞は遠慮して支持率は微増って書きましたけど、もともと大変な低い支持率なんだから、それが増えないってことは、サミットをやっても結局だめじゃないかっていう話になったわけですね。で、しかもこれ大事なことはですね、この、国民から見たら、支持率をあげない本当の理由はサミットだけじゃなくてですね、たとえばさっきの竹島でも、これから韓国はどんどんどんどん実効支配を進めていく。日本はやがて国際司法裁判所でこれを解決しなきゃいけない。そのためには、韓国が今度は軍事施設だけじゃなくて生産施設とか観光施設とかたくさん作る、その時にどんどん抗議しなきゃいけないけど、福田さんでそれができますか?という疑問を持ってるわけですよ。そしてさっきの李承晩ラインでいうと、実は日本の漁民は40数人の方々が韓国軍に殺されてて、今も島根県の漁民は原油が高くなくても沿岸漁業ができない状態に追い込まれてる。そんな現実を国民は案外知ってるから、ね、国民賢いから、福田さんでそんなこと乗り切れるのかと思うから、実は福田さんに対して支持率をあげなかった。それを自民党の最高幹部あたりも今はもう、福田さんはこれ、ほんとは改造できないんじゃないの?という話になってるわけですね。で、できないんじゃないの?と言ったって、もうこんな指示まで出してしまったんだから、福田さんプライドも高いので引っ込みつかない。引っ込みつかないからどうするかというと、今、自民党の幹部の方々が予想してるのは、これはひょっとしたら1人とか2人だけ替えて…」
山本浩之
「あ、小幅で」
青山繁晴
「だから超小幅というか、これで改造と言えんのかなというのを考えてるんじゃないか」
山本浩之
「それ具体的に、じゃあどのへんを替えようっていう…」
青山繁晴
「うん、そこなんですが、あんまり仲がよろしくない渡辺喜美行革担当大臣は、むしろ留任させるんじゃないかと思います。それから舛添さんのようにね、厚生労働大臣の舛添さんのようにすごい人気のある人、こういう人は置く。たとえば渡辺さんは外しちゃうと、もう行革やらない、天下り規制やらないになっちゃうから、そういう人は置くんじゃないか。すると当たり障りのないところで外すだけじゃないかと言われていて、これじゃあもたないから、今日の最後の話なんですけど、小泉さんからの新しいアドバイスとして、小泉政権時代にあの若い安倍さんを自民党幹事長にしたために、20%ぐらい支持率が戻ったんですよね。それをもし福田さんがやれるんなら、これはもうズバリ外務大臣しかない。『外務大臣に麻生太郎さんを入れて、中国や北朝鮮に厳しい、しかも次期総理に最有力の麻生さんを外務大臣に取り込むぐらいの勇気があったらやれるけどな、点点点(…)』というアドバイスが、小泉さんから福田さんに送られたようです」
山本浩之
「じゃあ町村さんなんか、官房長官はそのままですか?」
青山繁晴
「いや、福田さんは当然替えたいと思いますけど、そのへんは僕にもよく分かんないです。一般には替えるんじゃないかと言われてますけど」
山本浩之
「ま、いずれにしても夏休みですから、なにがしかの内閣改造があるのはもう間違いないというところ、ありますけど、それが今のお話ですと、超小幅な内閣改造しかできないんじゃないかとう」
青山繁晴
「ええ。だから改造も失敗に終わるんじゃないか。もともと福田さんが得意分野という外交で失敗してるのが、その根っこだと」
山本浩之
「室井さん、お話伺っていかがでしょう?」
室井佑月
「あたしも内閣改造したらおしまいな気がする。だって、福田さんの下で大臣でいられるのって、そんな長くないと思ってると思うんだよね。それでみんな…」
山本浩之
「ああ、言われた本人が」
青山繁晴
「ああ、新しい大臣がね」
室井佑月
「うん。大臣ポストっていうのに就けなかった人が、今度もういよいよ福田さんおろしを始めるでしょう?だからもう終わりになっちゃうと思う」
青山繁晴
「その通り、その通り。小幅にしちゃったら、漏れた人の方が多くなるから、当然不満の方が絶対的に大きくなるわけですよ。だから全体に福田政権の命運は、実はこの竹島問題で終わりが始まったなという印象ですね」
山本浩之
「はい。ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんGJ!(≧∇≦)
欲を言えば、韓国がごく最近まで、つまり1952年に李承晩ラインを引く直前まで、竹島を自分の領土だと主張したことがなかったことも説明してくれたら嬉しかったんですが。
その上で、「ラスク書簡」に触れてくれたらなお良かった。
・1951年8月10日 国務次官補(ラスク)から韓国大使への回答
「ラスク書簡」の全文はWikisourceにあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
起こしではカットしてしまいましたが、実は青山さんのコーナーに入る前に、室井佑月さんのGJ発言がありました。
「福田首相 夏休みの宿題」ってフリップが出た時です。
山本浩之キャスターが室井さんに「いっぱいあって選ぶの難しいと思いますが、室井さん、(福田総理はこの中で)まず何をすべきだと思いますか」と尋ねたんですね。
そしたら室井さんはこう答えました。
「まずはアレじゃないの?自分が総理でいたら、日本にとって得であるか損であるかって、じっくり考えた方がいいんじゃないの?だって一番上の漁業危機、ガソリンの値段が上がってること、サミットで何も話さなかったし、後期高齢者医療制度とか年金とかは引継でしょうがないと思ってると思う(=自分には関係ないと思ってる)。道路財源一般財源化は支持率低いから、もう流れに負けてるって感じ。竹島問題はみんな揉めてるし、内閣改造は今さらやってもしょうがないと思う。だから、まず自分は何がしたいのかを考えた方がいいと思う。だから、自分が総理でいるべきかいないべきかっていうのを考えるべきなんじゃないの?」
青山さんは「横で聞いていて、これ完璧なコメントですよ」とベタ褒めでした。私も同感です。室井さん、最近わりとGJコメントが増えてきたような気がしますが、青山さんの影響なんでしょうか?(^_^;
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー
・08/7/15付:竹島は明記されたけど
新学習指導要領の解説書に竹島が明記された件のまとめです。
・07/1/7付:【過去】竹島問題TV起こし
「ラスク書簡」が紹介された06/4/22放送「ワイスク」や、青山繁晴さんが朴一を撃破した06/5/15放送「TVタックル」も収録。
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
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アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
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韓国の日本非難が鳴りやまない。
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日本と韓国がともに領有権を主張している竹島について、日本政府は初めて中学校の学習指導要領の解説書に明記することを発表した。
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外交的な配慮から「固有の領土」という言葉を竹島には使わず、「北方領土と同様」とすることで間接的に日本の領土であることを表現した形となった。
これに対し、韓国側は与野党を問わず一斉に反発。
韓国の権駐日大使は抗議のため外務省を訪れ、出迎えた藪中次官の握手をスルー。
「日本は大事なものを失う」と述べ、韓国へ一時帰国した。
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「ま、冷静に判断していかなければいけない問題だと思います」
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さ、今、ご覧いただいたようにこの竹島問題、室井さん、この問題になると韓国側はすごいですね。今回もまた例によって」
室井佑月
「でも教科書って本当のことを書くべきでしょ。その、国の考えとか関係なく、本当のことを書くべきだと思うからさ、何が悪いのかって思っちゃう。すごい配慮した言い方だったね、しかもね。日本の物だって言わないでね」
山本浩之
「なるほどね。ただ、韓国側は猛反発しております。さ、さっそくそれではキーワードは『誰のための教育か』。えー、青山さん、よろしくお願いします」
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「はい。あの、さっきのVTRでね、韓国の大使が韓国帰っちゃいましたけど、帰る間際に『日本はこれで大事な物を失うんだ』と言いましたよね。で、彼は何を言おうとしたかというとね、要するに日本は今、拉致問題を解決したいと。で、6カ国協議もありますねと。で、その時に韓国の協力が必要でしょう?と。それが1つと、それからこの、今(パネルに)映ってる李明博大統領というのは、前の盧武鉉大統領に比べると、反日から親日へと言われてると。その李明博、親日派の大統領を追い込んでいいのか?と。この2つのことを言ってるつもりなんですよ。で、韓国の大使はそれだけ言えば日本は分かると思ったのは、日本の側にそれを受け入れるような、認めるような報道も、それから政府与党の中の発言も水面下ではあるんですね。で、たとえば報道でよく言われてるのは、これ要するにタイミングが悪いんじゃないかと。室井さんが言った通り、竹島の問題、はっきり言わなきゃいけないのは分かるけども、何も今言わなくてもいいんじゃないか?と。さっきのように拉致問題での韓国の協力とか、それから韓国の政権交代を考えたら、タイミングが悪すぎるっていう説が日本にあるから、すでにそういう報道は何度もありました。東京のテレビを中心にそういう報道が何度もあり、それから政府与党の中でもそういう発言があるんだけども、それがそもそも大きな間違いなんです。で、その間違いだっていう証拠をね、ちょっと皆さんといっしょに見ていきたいんですが、まずちょっとね、この人に出てもらいます。はい」
村西利恵
「はい。渡海文科相ですが、『「竹島」という言葉は入れようと考えている』。10日の夜、あるパーティーにて」
青山繁晴
「はい。これあの、7月10日、先週の木曜日の夜なんですけど、あるパーティーって書いてありますけど、はっきり言うと自民党の山崎派のパーティーです。で、そこに渡海さん、山崎派なんでやって来て、僕は山崎拓さんと今、正面衝突してるし、隅の方に隠れてたんですよ。ま、渡海さん、同じ兵庫県でよく知ってることもあって、『ちょっと青山さん、こっちこっち』っていうふうに僕を呼んで、で、僕、渡海さんのところに行きましたらね、『これから竹島のことを決めなきゃいけないんだ』と。『中学校の学習指導要領の解説書に、竹島をどうするのか、それ決めなきゃいけないんだけど、あなたどう思いますか?』と聞かれたんで、僕は当然、さっきの室井さんが言ったのと同じでね、『明々白々に日本の領土なんだから、それは竹島問題、きっちり入れなきゃいけない』と言ったら、渡海さんは、要は『竹島という名前だけはどうしても入れたい』と。ね。『それだけはもう絶対譲ることはない』と言ったんです。で、それ、渡海さんの信念というよりはね、これは実は日本は法治国家だから、法に基づいて言っただけなんですよ。というのは、皆さんご存知のように、安倍内閣の時に教育基本法が戦後初めて改正されて、で、その中に、たくさん議論は呼んだけれども、『国と郷土を愛する心を養う』という言葉が入ったんですね。で、たとえば僕なんかは『愛国心』って言葉入れるべきだと思ってるから、それ反対でしたけれど、で、渡海さんは逆に、もうそういう言葉もあんまり入れない方がいいぐらいで、安倍さんとむしろ対立する立場だったんですが、そういう議論の違いはあってもですね、とにかく改正されて、それ定まった以上は、今回はその竹島っていう領土についてやらなきゃいけない。ね。それも、しかし今の話だけだったらですね、じゃあそのタイミングの話はどうなのかってことになるでしょう?しかし、これは実はタイミング云々とは全然関係ないんです。はい、ちょっとこれ出してくれますか」
村西利恵
「そもそもこの『学習指導要領の解説書とは?』ということなんですが、約10年に1度改訂される『指導要領』に合わせて文科省が内容の詳細を補足するもので、今回のものは2010年度から適用されて、教科書を編集する時の参考になるということです」
青山繁晴
「はい。当たり前のことを書いてるようなんですが、ちょっと皆さんもう1回ね、分かりやすく理解していただきたいんですけど、要は中学生に対してどんな教科書を用意して、どういう教え方をしますかっていうのがこの学習指導要領ですね。で、これは本来は、たとえばこの科目、何時間教えて、単位はいくつ与えますっていうのを、大まかなことを決める。で、具体的なことは、このここにある解説書ですね、解説書で具体的なことを示していくんですね。で、これさっき言いました通り、法に基づいて、つまり教育基本法に基づいてやっていくことなんですが、大事なことはですね、これ10年に1回しか改訂しないんですよ。考えたら当たり前でしょ?教育方針をころころ変えられたらですね、子供も親も先生もたまったもんじゃないわけですよ。ということは現在の、今年の改訂っていうのはね、10年振りで、1998年から99年にかけて、あの有名な『ゆとり教育』ってやつを10年前に打ち出して、10年間いろいろあったけど、やっぱりこれダメだなっていうことになって、10年振りにそれを変えた。それが3月に出た学習指導要領なわけです。だから韓国の大統領が交代したとか、拉致問題で韓国に協力得なきゃけない、そんなタイミングは全然関係なくてですね、これは10年に1回しかできない。もう1回言いますが、もっと短かったりしたらみんな大混乱ですから、今回やらなかったら、何と2018年から19年にかけて、やっと竹島の話しますってことになるから。しかもその10年の間に、当然韓国の実効支配ってもっと強まっていくわけだから。こんなもの他のタイミングでできるはずがないわけですよ。で、それ、どうしてそういうね、タイミングの話が出るかというと、実はこの国においては、さっき言いましたが、東京のテレビを中心としたメディアとか、それから政府与党の中の名前の有名な政治家たちも含めてですが、教育と外交がごちゃごちゃになってるわけですよ。で、どこの国でもですね、自分の教育、自分の子供たちに何を教えるかっていうのは、それはもちろん内政だし、もちろん主権だし、全部自分たちで決めるんで、その時に外国に意見を聞く国なんて存在しないんですよ」
山本浩之
「当然ですね」
青山繁晴
「国連加盟国192カ国あるけど、そんなのはその、日本だけでね。だからそこを福田政権が分かってるかどうかなんですが、ま、その、もう1つ言っとくとですね、この実際に改訂された学習指導要領、それからそれに解説書が付け加わって、これが実際に教育を変えていくのは4年後なんですね。つまり2012年の中学生が使う教科書から変わっていくんですけど、これ実はですね、今現在の中学校の教科書はどうなってるかと言うとですね、この竹島に関係ある教科っていうのは2つです。公民と地理ですね。で、公民、地理合わせて今14種類の教科書あるんですけど、その中でとにかく竹島に触れてるっていうのは、たった4種類しかない。10の教科書は全然、竹島の『た』の字もないわけです。そうするとね、よくテレビでね、これ大阪のテレビでもね、韓国ではあんなに竹島、ま、韓国に言わせると独島になりますけどね、韓国はあんなに興味あるのに、日本では若い人が竹島の存在も知らないんだと。ね。若い人はけしからん、みたいに言うけど、ちょっと待って下さい。それ…」
山本浩之
「教えられてないし、だって(笑)」
村西利恵
「知りようがない」
青山繁晴
「ええ。義務教育までにですね、竹島っていう言葉が1回も出てこないのに、どうして子供たち、知ってるんですか?と。我が日本国民や若い人がバカなんじゃなくて、それは今まで入れてこなかったことが悪いんですよ。ということはですね、福田政権はこのことを国民に対して、いや、韓国とどうとか、そういう外交とごちゃごちゃにするんじゃなくて、あくまでこれは教育の話ですと、福田総理も、それから政府のスポークスマンである町村官房長官も言うべきだったですね。みんなここまで分かっていただけたと思うんですが、客観的事実として町村さんはどう言ったか?こうおっしゃったわけです」
村西利恵
「はい。14日の会見でこのように話しています。『日韓関係の配慮とでも言いましょうか。できるだけギクシャクしないようにしたいという日本政府の意図の表れ…』」
山本浩之
「これ、びっくりしたねー」
青山繁晴
「これね、これはね、ほんとにショッキングな致命的な発言でね。これ何か丸めて言ったつもりかもしれないけど、この町村官房長官って福田政権の公式スポークスマン、しかも次期総理も狙ってる人がですよ、ほんとは福田さんより先にやりたかったぐらいの人がですよ、この教科書について日韓関係に配慮したんです、ギクシャクしないそういう意図を持ってたんです、日本国の教育は外国の意見を聞かなきゃいけないんです、現に聞きました、ってことを言ってしまった。これは本当に致命的な、福田外交のいわば大失敗ですよね。で、その上でですね、でもいちおう念のためね、竹島っていうのはほんとはどういうことなのかなっていうのを、公平にちょっと整理しときましょう。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「はい。地図でご覧下さい」
青山繁晴
「はい。地図と年表で見てほしいんですけども、これもちろん大まかな話ですけどね。まず、江戸時代の初期の頃ですけど、17世紀中にすでに日本は竹島を自国の領土として領有権を確立してました。つまりここを拠点に、当時のここ、幕藩体制ですけどね、江戸時代ですから。その漁業を含めて竹島を自分の領土にしてました。で、改めて1905年にこれを閣議決定で、つまり近代日本になって、明治維新の後にですね、島根県に編入したのが1905年なんですね。で、その後、40年後に日本の敗戦があるんですが、この途中にですね、竹島に直接関係ないから字では書かなかったけど、1910年に日本が韓国を併合してしまったと。日韓併合がありますね。で、それについて韓国は『だから1905年に竹島を島根県に入れたのが、韓国を呑み込む、韓国を併合する始まりだ』と。『だから竹島は韓国の物だ』と言ってるわけです。それ、めちゃくちゃな話で、これは歴史的な書物から、ちゃんと江戸時代の初期からもう竹島は日本の物ですから。ね。韓国を併合したのは事実ですよ。間違いない事実ですが、(竹島は)日本の物ですから。韓国の物を併合するという話と全然違うわけです。違うからですね、日本が敗戦した後に、ここ(1952年4月)に日本の独立が回復した。7年後に日本は独立回復しましたね。1952年の4月にサンフランシスコ講和条約が発効、効き目を現して、日本は元通り独立国に戻りました。このサンフランシスコ講和条約の中に何が書いてあるかというと、これは、日本は独立を回復するにあたって、この韓国本体と、それからたとえばこのへんに鬱陵島ってありますけど、鬱陵島とか、それから済州島とか、そういう物を韓国に返還しますと書いてあるんです。で、竹島は入ってません、条約の中に。何でかというと、竹島は国際社会が認める通り、もともと日本の物だから。韓国に返すって話じゃないわけですよ。それを韓国自身がよく分かってたから、実は当時の李承晩というもともと反日で有名だった大統領が、この(日本独立回復後の)3カ月前に、突然、李承晩ラインというのを勝手に引いたんですよ。どう引いたかというと、竹島を韓国側に入れちゃったわけですよ。ね。日本が独立を回復しない、まだ物を言えない時代にこれをやってしまった」
村西利恵
「今のうちだと……」
青山繁晴
「怒ったのはアメリカだったわけですよ。ね。これサンフランシスコですから、アメリカが中心になってやった、『これは国際ルールに従ってやってることなのに、韓国はむちゃくちゃしてる』と言ったから、実はその後、日韓基本条約が結ばれた後に、李承晩ラインというのはですね、これ実際もうなくなってるわけですよ。だからこれ全部、僕も別に日本の視点で言ったんじゃなくて、今アメリカも含めて言いましたが、国際社会の普通の視点で言ってるんで、これが外交問題であるはずはないんです。室井さんが言った通り、こういう客観的な事実を私たちの国民、私たちの若い世代に教えるだけのことなんですよ。で、それが福田外交の大きな失敗と言いましたけれどね、皆さん振り返っていただくと、福田外交って失敗続きですよね。で、その福田外交、これも含めて失敗続きであるために、今日のもう1つのキーワードはこれになると」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『そして内閣改造も失敗へ』。なぜ内閣改造まで失敗するのか。これはCMの後、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、失敗続きの福田内閣、青山さんの2つめのキーワードは『内閣改造も失敗』というキーワードでした。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、後半、まずもう1人の現職閣僚にちょっとあえて登場してもらいましょう。ちょっと出して下さい」
村西利恵
「はい。甘利経産相。『青山さん、私はもうすぐ経済産業大臣じゃなくなりますよ』?!」
青山繁晴
「はい。これ、さっきのパーティーと同じ山崎派のパーティーです。10日木曜日の夜。甘利さんも山崎派ですよね。それで僕は、これは僕の方から甘利さんの方に寄って行きました。というのは、甘利さんに会うためにほんとはこのパーティーに行ってたんです。山崎拓さんとぶつかってますが、甘利さんとは連携したいことがあったので、寄って行った。それ何かというと、『日本のメタンハイドレートをきちんと開発して、日本を資源大国にしましょう』と。『あなたともっときっちりした話をしたい』と申し入れたんですね。すると甘利さんは、『分かりました。その話はぜひ私も聞きたい。但し青山さん、私は間もなく経済産業大臣じゃなくなっちゃいますよ』と」
村西利恵
「どういうことですか?(一同ざわざわ)」
青山繁晴
「だもんで、いや、これは当然ね、つまり甘利さんが言おうとしたのは、福田さんから耳打ちされたと。で、おそらくその言葉はですね、これ甘利さんが直接言ったんじゃありませんが、その後、補足取材をしたら、甘利さんに対して、福田さんが『あなたは今までよくやってくれましたね、点点点(…)』ということを言ったと」
村西利恵
「肩たたきってことですか」
青山繁晴
「肩たたきです。いい表現ですね。その通りで、しかもね、僕がその時に大変実は驚いたんです。というのは、これ先週木曜日の段階ですね。で、こないだの土日ぐらいからね、もう内閣改造、当たり前みたいになったですけども、実は先週の木曜日、わずかな日数の違いですけど、このあたりはまだ内閣改造をやらないんじゃないかと、やれないんじゃないかという話の方が強かった。というのは具体的に、福田さんは小泉さんとよく密会を最近してるんですけど、小泉さんは『内閣改造なんかやってロクなことはないんじゃないか。その後、総選挙までやりたくなくてもやることになっちゃいますよ』というようなアドバイスをしてるんで、その小泉さんのアドバイスを聞いて、福田さんがたとえば森喜朗さんにね、森さんは子分にポスト与えたいじゃないですか。そんなの嫌だっていう意味のことを伝えてたから、この段階では僕はこれを聞いた時にびっくりしたんですよ。『え、甘利さん、福田さんは内閣改造をやりたくないんじゃないんですか?』と聞いたら、甘利さんは、いや、そうじゃなくて、さっきちらっと言いました、その耳打ちの話を、ま、それとなくしたわけです。で、そのキーポイントはね、この日付なんですよ。7月10日木曜日の夜ってどういうタイミングかというと、7月9日水曜日に、『アンカー』の日ですけど、このコーナーの日ですけども、サミットが終わって、その日の夜11時半頃に北海道から政府専用機で福田さんは羽田空港に帰って、で、9日の深夜っていうか、10日の未明、午前0時過ぎぐらいに首相公邸に入って行ったんですよ。で、すなわちそのサミットが終わって東京に帰ってきた、その翌日にいきなり甘利さんにそれを言ってるんですね。で、どうしてそういうタイミングかというと、実は複数の外務省の方々がこう言ってます。はい」
村西利恵
「『福田総理は、サミットは大成功したと思い込んでいる』」
山本浩之
「ええーー(一同笑いとざわめき)。それは『大』はつかないですよ、少なくともね」
青山繁晴
「だからまさしくサミットの翌日、福田さんはすごい高揚してて、まず甘利さんのような主要閣僚に自ら耳打ちをして、私は改造に踏みきるんだと意図を出して、さらにこの後、こういうこともやった。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「『閣僚と副大臣全員に、7月下旬以降の外遊を控えるように指示していた』」
青山繁晴
「これ実は正確に確認できたのは、僕も今朝なんですけれども、甘利さんとか主要閣僚に耳打ちした後に、今度は全閣僚と全副大臣に対して7月下旬以降外遊するなと。もう相手国と約束が出てても、それは全部キャンセルしろと。ということは、もう誰が考えても、7月28日から30日にかけておそらく改造するだろうということに、もう福田さんはいったん踏み切ってしまったわけです。そしたらですね、この指示が出たと思われるあたりの直後に一斉に各社の世論調査が出て、福田さんに厳しい所も優しい所も全部合わせて、いや、サミット効果は全然なくて、支持率は高まってない。新聞は遠慮して支持率は微増って書きましたけど、もともと大変な低い支持率なんだから、それが増えないってことは、サミットをやっても結局だめじゃないかっていう話になったわけですね。で、しかもこれ大事なことはですね、この、国民から見たら、支持率をあげない本当の理由はサミットだけじゃなくてですね、たとえばさっきの竹島でも、これから韓国はどんどんどんどん実効支配を進めていく。日本はやがて国際司法裁判所でこれを解決しなきゃいけない。そのためには、韓国が今度は軍事施設だけじゃなくて生産施設とか観光施設とかたくさん作る、その時にどんどん抗議しなきゃいけないけど、福田さんでそれができますか?という疑問を持ってるわけですよ。そしてさっきの李承晩ラインでいうと、実は日本の漁民は40数人の方々が韓国軍に殺されてて、今も島根県の漁民は原油が高くなくても沿岸漁業ができない状態に追い込まれてる。そんな現実を国民は案外知ってるから、ね、国民賢いから、福田さんでそんなこと乗り切れるのかと思うから、実は福田さんに対して支持率をあげなかった。それを自民党の最高幹部あたりも今はもう、福田さんはこれ、ほんとは改造できないんじゃないの?という話になってるわけですね。で、できないんじゃないの?と言ったって、もうこんな指示まで出してしまったんだから、福田さんプライドも高いので引っ込みつかない。引っ込みつかないからどうするかというと、今、自民党の幹部の方々が予想してるのは、これはひょっとしたら1人とか2人だけ替えて…」
山本浩之
「あ、小幅で」
青山繁晴
「だから超小幅というか、これで改造と言えんのかなというのを考えてるんじゃないか」
山本浩之
「それ具体的に、じゃあどのへんを替えようっていう…」
青山繁晴
「うん、そこなんですが、あんまり仲がよろしくない渡辺喜美行革担当大臣は、むしろ留任させるんじゃないかと思います。それから舛添さんのようにね、厚生労働大臣の舛添さんのようにすごい人気のある人、こういう人は置く。たとえば渡辺さんは外しちゃうと、もう行革やらない、天下り規制やらないになっちゃうから、そういう人は置くんじゃないか。すると当たり障りのないところで外すだけじゃないかと言われていて、これじゃあもたないから、今日の最後の話なんですけど、小泉さんからの新しいアドバイスとして、小泉政権時代にあの若い安倍さんを自民党幹事長にしたために、20%ぐらい支持率が戻ったんですよね。それをもし福田さんがやれるんなら、これはもうズバリ外務大臣しかない。『外務大臣に麻生太郎さんを入れて、中国や北朝鮮に厳しい、しかも次期総理に最有力の麻生さんを外務大臣に取り込むぐらいの勇気があったらやれるけどな、点点点(…)』というアドバイスが、小泉さんから福田さんに送られたようです」
山本浩之
「じゃあ町村さんなんか、官房長官はそのままですか?」
青山繁晴
「いや、福田さんは当然替えたいと思いますけど、そのへんは僕にもよく分かんないです。一般には替えるんじゃないかと言われてますけど」
山本浩之
「ま、いずれにしても夏休みですから、なにがしかの内閣改造があるのはもう間違いないというところ、ありますけど、それが今のお話ですと、超小幅な内閣改造しかできないんじゃないかとう」
青山繁晴
「ええ。だから改造も失敗に終わるんじゃないか。もともと福田さんが得意分野という外交で失敗してるのが、その根っこだと」
山本浩之
「室井さん、お話伺っていかがでしょう?」
室井佑月
「あたしも内閣改造したらおしまいな気がする。だって、福田さんの下で大臣でいられるのって、そんな長くないと思ってると思うんだよね。それでみんな…」
山本浩之
「ああ、言われた本人が」
青山繁晴
「ああ、新しい大臣がね」
室井佑月
「うん。大臣ポストっていうのに就けなかった人が、今度もういよいよ福田さんおろしを始めるでしょう?だからもう終わりになっちゃうと思う」
青山繁晴
「その通り、その通り。小幅にしちゃったら、漏れた人の方が多くなるから、当然不満の方が絶対的に大きくなるわけですよ。だから全体に福田政権の命運は、実はこの竹島問題で終わりが始まったなという印象ですね」
山本浩之
「はい。ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんGJ!(≧∇≦)
欲を言えば、韓国がごく最近まで、つまり1952年に李承晩ラインを引く直前まで、竹島を自分の領土だと主張したことがなかったことも説明してくれたら嬉しかったんですが。
その上で、「ラスク書簡」に触れてくれたらなお良かった。
・1951年8月10日 国務次官補(ラスク)から韓国大使への回答
ドク島、又は竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人島である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことが決してなく、1905年頃から日本の島根県隠岐支庁の管轄下にあります。この島は、かつて朝鮮によって領土主張がなされたとは思われません。
「ラスク書簡」の全文はWikisourceにあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
起こしではカットしてしまいましたが、実は青山さんのコーナーに入る前に、室井佑月さんのGJ発言がありました。
「福田首相 夏休みの宿題」ってフリップが出た時です。
山本浩之キャスターが室井さんに「いっぱいあって選ぶの難しいと思いますが、室井さん、(福田総理はこの中で)まず何をすべきだと思いますか」と尋ねたんですね。
そしたら室井さんはこう答えました。
「まずはアレじゃないの?自分が総理でいたら、日本にとって得であるか損であるかって、じっくり考えた方がいいんじゃないの?だって一番上の漁業危機、ガソリンの値段が上がってること、サミットで何も話さなかったし、後期高齢者医療制度とか年金とかは引継でしょうがないと思ってると思う(=自分には関係ないと思ってる)。道路財源一般財源化は支持率低いから、もう流れに負けてるって感じ。竹島問題はみんな揉めてるし、内閣改造は今さらやってもしょうがないと思う。だから、まず自分は何がしたいのかを考えた方がいいと思う。だから、自分が総理でいるべきかいないべきかっていうのを考えるべきなんじゃないの?」
青山さんは「横で聞いていて、これ完璧なコメントですよ」とベタ褒めでした。私も同感です。室井さん、最近わりとGJコメントが増えてきたような気がしますが、青山さんの影響なんでしょうか?(^_^;
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー
・08/7/15付:竹島は明記されたけど
新学習指導要領の解説書に竹島が明記された件のまとめです。
・07/1/7付:【過去】竹島問題TV起こし
「ラスク書簡」が紹介された06/4/22放送「ワイスク」や、青山繁晴さんが朴一を撃破した06/5/15放送「TVタックル」も収録。
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
青山さんに直接コメントが送れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
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Comments
おいおい、歴史は違うのか。
サミットは特に荒れたこともなく終了したけど、これはホスト国としての成功(と言うか当然のこと)であって、総理の手柄じゃない。
ガラスのコップをチンチンやってたのを、大成功と考えられる気が知れない。
夏休みを取るのにも「わたしはここにはいてはいけないと命ぜられてますから」なんて言って、自主性がないから軽く扱われるのに気が付かないのか。
こんなチンパンジー内閣でもやっぱり大臣にはなりたいのだろうか。なってもすぐに終わるかもしれないし、汚点や罰ゲームになるような気がする。
韓国内ではデモが激しく行われているようですね。あっちの新聞の話題は「独島 独島…」ばかり。日本ではちらっと報道するだけと温度差を感じます。日本のマスコミは例によって激しすぎるデモの火病っぷりを日本人に植えつけたくないのでしょうか?「矢場とん」パクリの和解とかニュースでやってましたけど、低姿勢で謝罪する韓国人と水に流す日本人の暖かい交流のような作りに吐き気がしました。挙句に日本もやってきたことだから大目に見て、これから一緒に発展していこうみたいな括りっておかしいやろ?って思わずテレビに突っ込みをいれましたよ。火病韓国人が韓国人のすべてではない、過ちを認め真摯に謝罪する韓国人も居るんだよとでも言いたげで。一生懸命イメージ操作をしても片っ方は犯罪者ですから。
日本の報道ではお目にかかれませんでしたが、韓国の新聞には国旗と一緒に福田氏もしっかり焼かれていました。何故だか微笑ましく感じてしまいました。「相手の嫌がることはしない外交」で人気があると思っていたのに、福田君ざんねん。。。の巻きです。
youtube「わたしの竹島ですが、何か?」、説明文からの引用
現在、竹島(島根県隠岐郡隠岐の島町)は韓国に不法占拠されています。これまで(社)日本青年会議所中国地区島根ブロックや各種団体・自治体が、様々な学術的啓発の運動を行ったにも関わらず、県民の意識も高まっているとは言えず、国民も政府もこの問題に積極的あるとは言えません。なぜ竹島問題に対して国内世論も高まりを見せず、政府も動きがないのでしょうか? 当動画は、両国の学術交流や民間交流の不足にその原因があるのではなく、日本国民の国家主権意識欠如、共同体への帰属心欠如が真の問題であることを訴えます。「わたしの竹島ですが、何か?」と自然に言える国民の集まりこそ、明るい豊かな社会なのです。
【2008年度(社)日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会】
http://www08.jaycee.or.jp/2008/chugoku/shimane/modules/pico2/index.php?content_id=3
大阪府の橋本知事の”公用車ジム通い問題”のくっくりさんの見解をお聞かせください。
私自身はどうでも良いじゃないかと思っているのですが他府県在住の者だからかもしれません。
橋本知事の弁明も弁護士的で、一部の支持者層にも反発受けるはずです。
「死傷者」40数名というのが
伝言ゲームであやふやになっているのでしょう。
ちゃんとした認識をもたないと
韓国人と同じになっちゃいます。
なるほど、青山さんのおっしゃる通り、このままの流れでいくと内閣改造も実のないもので終わるのでしょうか?
我々国民の気持ちは置き去りのままですね。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
大阪府民としてお答えしておくべきか?と思いましたんで、取り急ぎレスを。
星と月さん:
>橋本知事の弁明も弁護士的で、一部の支持者層にも反発受けるはずです。
私はそういうふうには感じませんでしたし、少なくとも私の周りのどちらかというと橋下支持の人たちも特に反発はしていません。
一般職員は土日休みですが、知事はほとんど休みなしです。都知事は週に2日ぐらいしか登庁してないと聞きますが、橋下知事は毎日登庁してるし。しかも夜遅いし、まともに食事する暇もなく夜中にカップ麺ばっかり食べてたら、そりゃ誰でも太りますって(T^T)。健康管理も仕事のうちだと思います。
で、忙しい中、時間を捻出してジムに行ったと。一般職員と違って9時〜5時で働いてるわけじゃないので、仕事に支障を来さない程度で、ちょっと抜けてジムに行くぐらいは別にかまわないと思います。
あとは公用車の件ですね。今、大阪で一番命を狙われている人ですから、警備上の問題で仕方ないというのは理解できます。が、これを理由に府職員が反発したり、府政に支障が出てしまうのはまずいから、タクシー使って自費で行くか、あるいはジムはあきらめて知事室でできる運動をやるとか。けっこうスペース広いらしいので、ちょっとしたマシンなら入れられるのでは?(それでも反発する人は反発するんでしょうけど)
まあ結論としては、大阪で話題になるなら分かるけど、そんな全国のマスコミが総出で叩くほどのことじゃないのでは?と。ま、知事には「大事な時なので、しょーもないことで足下をすくわれないように気をつけて下さいね」と言いたいです。
それよりも、厚生労働省じゃないけど、勤務時間帯に私用でネットしてる府職員の方が問題だと思います。我が「ぼやきくっくり」にもちょくちょく来られてますよ。平日の10時とか3時とかに。職務上「ぼやきくっくり」を見る必要があるとは思えないので私用だと思います。
青山さんは解ってますよ。
昨日はそこまでつっこむ時間がなかったんでしょう。
>http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid216.html
>青山繁晴
>「いずれにしても、永遠にさかのぼっていけなくても、ある程度はさかのぼらないといけないから、すなわち国際司法裁判所とかね、あるいは国連海洋法裁判所に持っていくのが当たり前じゃないですか。そこで仮に日本に不利な結論が出ても、我々日本国民はそれを受け入れる用意があるわけですから。なぜそこに持っていかないんですか」
>朴一
>「だから私は、国際裁判に持っていっても、韓国は勝つ可能性は高いと思います」
あと、矢場とんの件なんですが、一杯食わされた気がしてなりません。商標もなんで抹消でなしに譲渡なんでしょうか?なんで偽者に協力しなくてはいけないのでしょうか?よくわからないですが不思議でなりません。
室井さん、考えてみれば青山ファンにとっては何とも羨ましい席だなぁ。
ファースチネームで呼ばれたり、話の流れで肩をたたかれたり、漫才とかコントできそうなポジションですもんね。
影響受けないとしたらよっぽどのマイコンを受けてるとかしかないでしょう。
山浩さんも他の曜日では青山さんの見解を引き合いに出すことを先週の木曜日に知りました。
多分 橋本改革に反対する 府庁のこざかしい役人が、マスコミにリークしたのでしょう。まったくもって けしからんやつらです。
マスコミもこんな些細な問題は無視して、もっと本質的なところの
報道、議論をして欲しい。
頭に来たついでに言っておきますが、前に府民との連帯云云と 朝礼で知事に食ってかかった女性がいましたが、私は一度も役人と連帯感を持ったことは、ありません。(特に自治労)勝手に同士扱いするなと言いたい。(怒)
他府県在住の者にとっても、橋本改革手法は注目の的です。すでに日本は、東京圏と非東京圏という2大地域になっています(大阪もすでに大きな一地方都市)。従って非東京圏にとって参考になるのは大阪橋本手法以外あり得ません。豊かな財源を持つ東京圏とは根本的に行政が違うのです。(ちなみに東国原知事の行政は、情熱は尊敬できますが、財政的には困難が続きます。)更に言いますと、地方行政の改革手法にはもうひとつの別の方法が研究されています。橋本氏とそのブレーンが実際そこに着手するのかどうかを含め、前代未聞の橋本改革の行く末は、大阪府民との支持の変化も含め全国多数の関係者が見守っているのです。
本文の感想でなくて申し訳ないのですが、特段の興味がない人にも読んでいただけるように、書き起こしの内容が長い場合は適度に改行や改段していただけると、もっと読みやすくなると思います。
竹島問題に対する温度差がありすぎる。政府もマスコミもどこか及び腰だし。
外国から見れば、日本は別に、竹島いらないんじゃないのと思われるんじゃないかと心配になる。
今週のぶったまにも青山さん出演されるそうなので、くっくりさんが指摘されてた事も説明あるんじゃないでしょうか?
パッと行ってパッと帰ってくりゃいいんで。
文句言うならガス代払えばいいんですよね。
戦前の日本も、交渉に交渉を重ねて、国民はイライラしていたと聞きましたが、今の弱腰外交に不満を持っていたのと同じような気持ちなのではないでしょうか?ただ、自国民が拉致されて30年以上も経つのに、自分で救出出来ないのがもどかしくて仕方ないですが…。
橋下知事の公用車使用の件は、何か安部首相の時と同じような匂いがします。橋下を知事から引きずりおろしたい連中がわめいているようなだけのように見えますけれど、安部さんは健康上の理由があったとは言え、結果辞任に追い込まれましたから、少し心配なところもあります。マスゴミはここぞとばかり騒いでいますし。
まあただで乗るとも思えませんけど。
竹島ですか? もうバッチリ授業で触れてますよ。
「日本のものに決まってます」ってね。李承晩のやりくちや、わけのわからないデモも紹介しているし、国際司法裁判所に出されていないこととか、ぜ〜んぶ授業でやってます。まぁ、公民の「時事問題」ですけどね。
現場で頑張ろうと思います。
厚生労働省の役人のネット使用に関するニュースは、朝日と毎日系列が熱心に報道していました。読売についてはよく分かりませんが、産経系列は、ほとんど報道していません。この辺に、報道姿勢の違いが現れていて非常におもしろかったです。
ネットの利用状況を調べた結果を見ると、仕事による利用とは思えない、あるいは、判別の付き難いネットへのアクセス数は、1,000万件のアクセス数の内、12万件(明らかに仕事とは無関係と断定できるものは7万数千件)とのことです。つまり、全体の1%程度です。もちろん、全体の1%でも仕事中にネットゲームで遊ぶなどとは言語道断です。
しかし、その数字では、厚生労働省の役人は普通に仕事でネットを利用しているということになると思うんですけどね・・・。もし、厚生労働省が、情報操作をしていて、実は、明らかに仕事とは関係ないネット利用数が、300万・500万・900万あったとなれば問題ですが、そうでなければ、あれほど執拗に繰り返して報道する意義があるのか甚だ疑問に思います。朝日も毎日も、よほど暇だったのか、ニュースのネタに困っていたのか、厚生労働省が大嫌いなのか知りませんが、捏造ではないにせよ、相変らずの偏向報道っぷりには呆れてしまいました。
いっそ、都道府県の役所でも、ネットの利用状況の情報を公開してみると面白いかもしれません。結果、私達が、納得できるような状況なのか、そうではないのか、また、それに対する各社の報道姿勢がいったいどの様なものなのか、大変、興味が湧いてきます。
自分は産経新聞を購読していますが、厚労省の役人のネット使用に関するニュースは産経も大きく報道していましたよ。バンドの告知問題では1面で掲示板の画像入りで、書き込んだ本人のインタビュウまで載ってました。
因みに詳細は伏せますが兄がファンブログをやっているので試しにアクセスログを調べてもらったところ、各省庁だけでなく独立行政法人や全国の自治体からも頻繁にアクセスがあり驚きました。みんなやってんのに厚労省だけやり玉にあげるのはおかしいと思いました。
おひさしぶりです。いつも、当ブログをリンクに加えていただいて、本当に感謝しています。
数日前からVANKが大量動員をかけてキチガイみたいな韓国人の子ども達が暴れていて、ほとほと困っています。
今回、”固有の領土”表現を見送ったのは、韓国に配慮したと言う以上の様々な配慮があったようです。一つは一寸ややこしいので割愛しますが、もう一つは、国内のリベラル勢力への配慮だったのではないかと思っています。単なる私見ですが。どんな表現にしようと相手に配慮しようとどうせ内容を読まずに殆どの韓国人は発狂すると思います。むしろその”配慮”で国内のある特定勢力の攻撃に対し、言い訳が出来たのではないかな?あとは、韓国内の数少ない、けれど声を挙げ始めていた新保守勢力の人々に対する配慮。ほんの少しですが、過去の反日一辺倒の民族主義的歴史教育に危機感を抱く勢力が、新政権発足前後に勢いを盛り返していたので、その活動に期待するむきも多少あったんです。
日本人さん
全日本海員組合 のホームページによると、
http://www.jsu.or.jp/heiwa/yuuji.htm
http://megalodon.jp/?url=http://www.jsu.or.jp/heiwa/yuuji.htm&date=20070220123516
「日韓漁業協議会によると、同ライン宣言前後から拿捕された漁船の数は328隻、抑留された船員が3929人、死傷者が44人に達し、損害額は当時の金額で90億円を超えた。 」
となっています。李相晩ラインが引かれた1952年1月19日前後から1965年の日韓漁業協定締結までの数字です。実際、抑留が三年を越える状況で劣悪な状況だったので、一体何人が何が原因で(直接の銃撃や事故・拿捕抑留後の怪我や病気)亡くなったのかよく把握出来ないみたいです。だから、死傷者44名となっているのでしょう。
以下が、私が上記ホームページから抽出してまとめた韓国関係の主だった事件です。厳密には全てが竹島周辺で殺されたという訳ではないので、それを竹島関係で発言する事を問題視する日本側の識者もいますが、李相晩ライン自体国際法にてらして違法な領土・領海の侵略、略奪行為であったわけで、その過程で行われたいつも犠牲者カードを振り回す韓国が実はこの件に関してはれっきとした加害者である事実を日本側が付き付ける事は、とても重要なことだと思っています。実際、韓国人、特に若者は全く知らないので、驚きます。
1949年(★→死者の出た事件)
★ 1月23日 漁船第12万栄丸が韓国船から銃撃うけ、船員1人死亡。
★ 2月1日第6・第8ゆたか丸でも1人。
★ 5月 4日 大繁丸でも1人、それぞれ死亡。
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1952年 1月19日李ライン制定
★ 2月11日 漁船第3石宝丸が韓国船に銃撃され、船員1人死亡。
1953年
★ 2月4日 漁船第1大邦丸、第2大邦丸が韓国軍の銃撃をうけ、
瀬戸重四郎(一説には重次郎)漁労長が死亡。
9月 3日 韓国海軍が「李ライン侵犯船は撃沈する」と発表。
1955年
★ 2月14日 漁船第6あけぼの丸が生月島沖で韓国軍艦に追突され沈没・船員21人が死亡。
11月17日 韓国統合参謀本部が、「李ライン侵犯船は撃沈」と発表、組合は翌18日に
「韓国の発表は不当」と中央執行委員会声明を発表。
1958年
5月18日 「李ライン侵犯」で韓国に抑留されていた日本の漁船船員が全員釈放された。
しかし、この後もだ捕が発生した。
1964年
1月29日 漁船第22佐代丸が韓国沿岸で韓周警備艇に拿捕された。
ふーちんさん
うちの娘も中学生です。本当に、現役教師の方々の意識を高めることがこの問題の解決につながって行くと思います。貴方のような教員の方が増えてくれる事を期待したいです。ちなみに、朝鮮日報では”中学校の公民教科書3種類は、東京書籍・大阪書籍・扶桑社が出版したものだった。文部科学省によれば、この3種類の中学校公民教科書の採択率はそれぞれ 60.9%、13.6%、0.2%で、これをすべて合わせると74.4%となる。要するに、日本の中学生の4人に3人は、こうした教科書を使っているというわけだ。”と言っていました。つまり、すでに7割の日本の中学生は竹島の事を学んでいるはずなんですよね。こうした事実をもっと韓国側に発信していっていれば、彼等もこんなに反発することは無かったんじゃないかと思いました。
まあ、今回VANK Kidsの人種差別罵倒の嵐をかいくぐりながら思ったのは、彼等も殆ど自国の歴史を知らない、と言うことでした。本当に教育って重要ですね。ああはなりたくない。と言うのが今回の韓国での騒動を眺めての心からの感想でした。
> 欲を言えば、韓国がごく最近まで、つまり1952年に李承晩ラインを引く直前まで、竹島を自分の領土だと主張したことがなかったことも説明してくれたら嬉しかったんですが。
> その上で、「ラスク書簡」に触れてくれたらなお良かった。
今日の「ぶったま」ではラスク書簡についてお話がありました!!
くめさんの「今週のぶったまにも青山さん出演されるそうなので、くっくりさんが指摘されてた事も説明あるんじゃないでしょうか?」という予言どおりになりましたね。
他に覚えていることを書くと、「今日は時間に余裕があるので、余談いいですか?・・・”竹島のここをもっと言って欲しかったのに””青山さんはホントは知らないんでしょう”というメールが来たりするんですが、限られた時間で全部は言えません。但し根っこの部分は伝えているつもりです」
名前は出さなかったけど、安龍福の話も、大枠でこのように話されました。
「江戸時代に韓国の漁民が日本の殿様と会って、竹島の交渉をしたと韓国の教科書に書かれてあるが、漁民が日本の殿様に会えるわけがない。ヨーロッパ人も含めて学者が調べていったら、その漁民は禁じられた漁をやってしまったので、韓国に戻った時に言い訳をしないといけないので、でっち上げたというのが事実らしい。でも韓国人は教科書でそれをホントだと習ってるから、信じてしまってる。だから福田さんはこういうことを全部出して、この話はおかしいでしょと言うこと。第三者を入れてやってもいい」
知事は、この日、府庁から「家に帰る」として公用車にのりました。しかし、降りた場所は氏の弁護士事務所です。このあとジムも行ったんでしょう。そして府庁への帰りは「タクシー」だったのです。
家に帰るつもりだったかどうかはともかくとして、公用車の利用としては許容範囲内と思います。知事は脅迫を受けていますが、それは知事の責任ではなくて、大阪府がだらしなく金を使ってきたせいで、後始末をしているがゆえに受けた脅迫です。大阪府としては、知事の安全をできる限り保つ義務があると思います。
勤務時間中に公用車を飛ばしてジムへ行って、帰ってきたような報道のされかたをしますが、かなり偏った報道のしかたです。
ご指摘、ありがとうございます。自治体では処罰しているというニュースも出ていましたが、扱いに差を感じています。