「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(1)
■11/12放送「ムーブ!」
ここのところ国内の政治がバタバタしちゃってたせいか、韓国の大統領選挙のことをすっかり忘れてました。来月19日ですよ。あと1か月強ですよ。
というわけで今日の「ムーブ!」、重村智計さんコーナーは盧武鉉政権の総括です。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧……と言いたいんですが、重村さんの喋りが聞きとれなかったり、複数の人が喋ってる場面も多いので、そのあたりは多少あやふやです。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった映像から、キャプチャさせていただきました(いつもありがとうございます)。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
盧武鉉政権の失われた5年間
ここのところ国内の政治がバタバタしちゃってたせいか、韓国の大統領選挙のことをすっかり忘れてました。来月19日ですよ。あと1か月強ですよ。
というわけで今日の「ムーブ!」、重村智計さんコーナーは盧武鉉政権の総括です。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧……と言いたいんですが、重村さんの喋りが聞きとれなかったり、複数の人が喋ってる場面も多いので、そのあたりは多少あやふやです。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった映像から、キャプチャさせていただきました(いつもありがとうございます)。
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堀江政生
「今日の『KOREAナウ』は“盧武鉉政権、失われた5年”というタイトルをつけました。えー、任期残りわずかでございますけども、盧武鉉大統領の何がだめだったのか、重村先生の総括です。よろしくお願いします」
関根友実
「よろしくお願いいたします」
堀江政生
「えーと、ただ、ここ数年、韓国でこんな小話が流行ってるそうです」
関根友実
「はい。『韓国人の中で、最大のバカ者とは、誰か』」
堀江政生
「『大統領選挙で、盧武鉉大統領に投票して』、そのあげくに『失業した人』。これが一番バカ者だっていうんですね」
関根友実
「『韓国社会で、最大の背信者は誰か』」
堀江政生
「『盧武鉉大統領に投票して、アメリカに移住した』裏切り者だと。なかなかよくできた小話ですね」
重村智計
「(笑)これはあの、ま、投票した人は、多くの人はまあ貧乏人ですからね。職を失っちゃったというケースがまあたくさん」
関根友実
「裏切られたと」
重村智計
「ええ。それからあの、盧武鉉大統領に投票してですね、もっと世の中よくなるんじゃないかと思ったら、まあ、教育なんかひどくなった。で、子供連れてアメリカに行ったり、小学生から連れて行っちゃう、こういうまあ、通称“脱北者”に対して“脱南者”と、こういう言葉もあるんです」
関根友実
「ほんとに流行してるんですか」
重村智計
「流行してる」
堀江政生
「これ勝谷さん、皮肉としてはいかがですか」
勝谷誠彦
「よくできた皮肉ですけど、非常に自虐的な皮肉ですよね。うーん」
堀江政生
「結局、それぐらい5年間でえらいことになってしまったと」
重村智計
「期待に反したと、こういう……」
堀江政生
「じゃあこの5年間、盧武鉉大統領は何をしたんでしょうか。『負の遺産』ということで行きますと、経済の停滞がまず1つめ、挙げられます」
関根友実
「はい。三橋貴明さんが書いた“本当はヤバイ!韓国経済”という本によりますと、2007年5月現在、韓国は悪循環にはまり込み、経済的な危機に直面しているというんです。経済収支黒字、貿易などで稼いだ金額は、2004年度には約3兆4000億円ありました。しかしながら去年は、7300億円に激減しているんです。政府・家計・企業、トリプル赤字に現在、韓国では陥ってるということです」
堀江政生
「はい。そして97年の通貨危機が再来する危険もある……」
重村智計
「これまあ、あの、ものすごい今、ウォン高なんです。ずっとここ1〜2年ですね、ウォン高になってなかなか輸出が伸びない。それからサムソンとかLGとか韓国の大企業の収益がドーンと、海外含めて、ま、落ちてましてね。それでまあこういう貿易赤字になる。それから国内もですね、たとえば韓国銀行っていう、まあ、日本銀行と同じ韓国銀行が赤字という(笑)。普通は考えられない事態に陥ってる。中央銀行が(笑)」
関根友実
「へえー、中央銀行がですか」
堀江政生
「で、その通貨危機なんですが、本当に来るんでしょうか。重村先生はこれについては、『韓国政府も相当気をつけているから、再び通貨危機が起こることはないのではないか。ただ、盧武鉉大統領や首脳部がまったく気がついていないか関心がないという意味では、確かに“ヤバイ”』」
重村智計
「どうもね、盧武鉉大統領、ほとんど金融状況が悪いっていうこと、あんまり知らない。いろいろ発言見てると」
関根友実
「えっ、側近が伝えないんですか」
重村智計
「どうも伝えてない。いろんな権力闘争とか次の大統領選挙で手一杯で、どうもそこまでもう手が回らない。だからそうですね。上があんまり関心がないから、下はもうそれをまあ、つじつま合わせるのに懸命でいろんなことやってるという状況ではあるんですね」
堀江政生
「そういう意味ではちょっとまずいぞと。さ、2つめの遺産です。『負の遺産』、その2は格差が拡大している」
関根友実
「まずは賃金格差です。韓国の上場企業上位100社の平均月収は約50万円と。かなりもらってるんだなと思うんですけども、その一方で、こんな言葉が流行しています。『88万ウォン世代』。ベストセラーとなった本のタイトルなんですが、韓国の労働者の3分の1は契約社員で、20代の契約社員の平均月収が88万ウォン、日本円で約10万円だというんですね」
重村智計
「そうですね。ま、あの、20代で大卒でいわゆる一流会社に入れば、日本の大卒よりもちょっと多いかもしれないという給与をもらえるんですね。ですから格差はものすごい」
関根友実
「格差ですよねー」
堀江政生
「これ、でも、山本さん、これ日本でも言えることですよね」
山本穣司
「よく似てますね。ワーキングプアですね、まさに。これ、あの、金大中政権で97年の金融経済危機を、ま、金大中大統領自身、その、経済大統領と自任をして経済改革、これを強力に押し進めたわけですよね。それが……」
重村智計
「いちおうまあ、V字回復したということになってんですが、内実は実は大変だったんです。つまりあの、韓国経済というのは財閥企業が支えてる。今度は金大中政権、盧武鉉政権で、企業はどっちかというと悪だというふうに考える人たちが政権の中枢にあると。財閥をどんどんいじめる。で、まあいわゆるITとか新しい産業、興そうとしたんですがね、うまく行かなかった。そこにまあいろんな問題が起きたんですね」
堀江政生
「そしてこの格差ということでいくと、こういう問題も起きていまして……。『韓国 止まらぬ自殺』。詳しく見ていきましょう」
関根友実
「はい。こちらは韓国の経済成長率と自殺者数の増減なんですけれども、実は経済成長率が下がれば自殺率がポンと上がる。そして近年、経済成長率が下がり続けていますと、自殺者数が増え続けていると。こういう関連があるんです。またインターネットを通じ、自殺情報の入手や道連れを募っていたり、20代から30代の死因のトップが、去年は自殺でした」
堀江政生
「これ、勝谷さん、日本もこういう状況ですね」
勝谷誠彦
「そうですね。だけど人口を比べてみると、日本とあまり変わらないぐらいのですね、人数ですよね。だけどあの、重村先生。韓国ってあれだけキリスト教が普及してるのに、キリスト教って非常に自殺に対しては否定的ですよね」
重村智計
「もともと、我々いた頃はですね、韓国人は自殺は非常に少ないと言われてた。日本人に比べると、日本人の方がやっぱり自殺が多いと。それからやっぱり韓国の社会が変わってきてるのと、経済がどうしてもやっぱりあの、1回職を失うとですね、なかなかこう新しく職につくのが大変だし、それから若い人たちがなかなか就職できない、生活できないっていう状況にあるんですね」
関根友実
「再チャレンジができない」
重村智計
「ええ」
堀江政生
「この、格差の中で、こういった格差もまたあります」
関根友実
「はい。地域格差です。盧武鉉政権下の新規雇用のうち、93%が首都圏に集中している状況にあるんです。ですから地方では深刻な少子高齢化が加速しているということなんです」
堀江政生
「すごい数字ですね」
関根友実
「はい。女性が一生のうちに産む子供の数を表した合計特殊出生率なんですが、2005年、韓国は1.08でした。日本は1.26と、日本も低いんですが、それを下回る数字が出ているんですね。また、高齢者です。65歳以上の割合が、去年は9.5%、20年後には20%に急増すると見られています。そして農村は嫁不足でして、国際結婚は去年4万件を記録、2000年の3倍に増加しています」
堀江政生
「これも何か、こう明るい数字がちっとも見えてきませんね」
重村智計
「そうですね。やはりあの、日本と同じような状況がどんどんどんどん加速して、非常に短期間のうちに来るもんですからショックが大きいんですね。特に農村の人口不足で、今、あの、ベトナムとかフィリピンからいわゆるお嫁さんを連れて来るというのが、非常に広がっているんですけどね」
堀江政生
「『負の遺産』の3つめというのがこれです。教育システムも崩壊している」
関根友実
「韓国には平準化教育が施されているんです。これは受験地獄のあまりの悲惨さに、高校の入学試験をなくして抽選で割り当てるという教育なんです。つまり、富裕層だけではなく貧困層もいい大学に行けるというんですが、優秀な人は下のレベルに合わせなきゃいけないということに……」
重村智計
「ですからまあ、高校受験なんかするとね、金持ちの家はみんな塾に通って成績がよくなって、金のないところはそういうことができないから結局いいとこに入れない。これはだめだ、直せ、ということなんです。大学も同じようにですね、もうソウル大学なんかなくしちゃえと盧武鉉さんが言ったんです。つまりソウル大に入るのはみんな金持ちだと」
関根友実
「はあ、じゃあ平たく、平たくということで、この政策が生んだものと言えば、当然ですがこんな結果です。深刻な学力低下です。特に英語での低下は深刻で、韓国はTOEFLという英語力の検査試験があるんですが、その得点によって就職や昇進が決まるというんですね。4年制大学の就職率が5割に低下したということで、日本は現在96%の人が就職できるんですが、5割の人しか4年制大学を出ても就職できないという現実があるんですね」
関根友実
「そこでこんな現象が起きました。“脱南者”の急増です。小・中学生が母親といっしょに『留学』をするそうなんです。韓国を出るんだそうなんですね。そして父親は韓国に残って母親と子供たちに仕送りをするということなんです。これが非常に増えていまして、2005年度は“脱南者”が約7万人だったということなんですね。その前の年は4万人ですから1万人(?)増えました。内訳なんですけども、20代の人が2万9000人。そして10代が2万4000人。10代未満もいます。1万7000人が韓国を出ているということで、多くの人がアメリカに向かい、永住権を取得するということなんです。ちなみに盧武鉉さんの息子さんと娘婿も現在留学中ということなんです。“脱南者”への送金は年間1兆円以上にも上ると」
堀江政生
「自分たちも自らもう、やっぱりこれ、韓国だめだって言ってるようなもんですね」
重村智計
「まあそうですね。ですから韓国の教育に期待できないというので、若い親御さんがですね、アメリカにですね、語学研修に行くと。ビザを取って。で、子供もいっしょに連れてく。そこでまたこう、延長してですね。どんどんいい生活をしてる。で、お父さんは韓国で仕事して仕送りを。ま、韓国では、ま、これ、通称“雁の父親”と言って、渡り鳥みたいに」
一同
「ああー」
関根友実
「えさを運んで……」
重村智計
「休みになるとこう、行ったり来たりするというんですがね。で、景気が悪くなると、収入が入らなくなるとですね、結局お父さんが自殺するとか、あるいは一人でもう生活するのに疲れて、孤独死という現象がたくさん起こってるんですね」
堀江政生
「これ、勝谷さん、永住権まで取得してるということになると、帰ってこない可能性も十分あるわけですよね」
勝谷誠彦
「そうですね。これ、あの、経常外収支になるのかな、1兆円ね、さっき、貿易収支が黒字がたかだか何千億ですから、それ赤字ですよね。経常収支合わせると。しかもそれ、教育費というか仕送りでそうなっちゃうんだから、ま、大変な数字ですよ、これは。だって国家崩壊ですよね。これ、重村先生、日本の30年前ですね、やはり非常に美濃部さんとか、都知事とか、左翼政権がね、左翼が強かった時代、全く同じですよね。東京の学校の学校群制度とか何かでですね、教育が全部崩壊した。日本から少し学べと言いたいですよね」
重村智計
「結局学ぶよりも、盧武鉉さんも左翼ですからね。だからまあ革命をしようとしたと。我々、あの、支配層を入れ替えようと。貧乏人を支配層にして金持ちを被支配層にするためにいろんな政策をしてみたんだけど、うまく行かなかったという」
堀江政生
「で、これほどまで言われてる盧武鉉大統領なんですが、朝鮮日報です。『盧武鉉大統領はレームダック状態に屈するような人ではない。むしろ逆境にこそ生きがいを感じるタイプの政治家だ。仮に退任が、数日後に迫っていても突拍子もないことを行いかねない。盧武鉉大統領が今後何かとんでもないことをしでかすのではないかという不安は高まる一方だ』」
関根友実
「皮肉たっぷり……」
重村智計
「まあ、こういう性格なんです。いわゆる、戦ってきた人ですからね。やっぱり貧しい家から、高卒から司法試験に受かって弁護士になって、非常にまあ貧しい家から……」
関根友実
「ハングリーなんですね」
堀江政生
「だから信念はあるわけですね」
重村智計
「ええ。ですからそういう、やっぱり戦っていくという信念は非常に強いんですがね。それをまあ、自分の境遇から考えて社会を変えようとしたんだけども、まあ時間が足りなかったか、うまく行かなかったか、やっぱりよくなかったということになるんでしょうけど」
堀江政生
「山本さん、自分の成功体験を、まあ全員に押しつけてもうまく行きませんからね」
山本穣司
「もともと、そのね、『パーボ大統領』というか、あの、愚直という意味でのバカ正直な『パーボ大統領』と言われたのがね、このままでは本当にただの『パーボ』になっちゃうんじゃないかって気がするんですけど。あの、教育で言うとね、実は韓国ではわりとその、矯正の改革が進んでて、刑務所だとか少年院ですね。実は少年院からは、ソウルにある少年院からは、高麗大学とかソウル大学にも行くぐらい、けっこう教育をきちんとやってるというんですけど、まあでもやっぱり相対的に下がってる中でそういう現象が起きてるんですね」
重村智計
「そういうまあ、できるだけ弱者を何とか引き上げようというところは見られたんですね」
山本穣司
「するとあれですか。やっぱり地域間格差なんかが広がってっていうのは、ある意味、大統領の政治改革の一端として、これまで、ともすれば国家のまとまりを欠くと言われた、その、韓国社会の中に根強くある、その、地域主義ですとか門閥主義、こういうものは崩れつつある、解消しつつあるんですか」
重村智計
「いや、解消しようとして一生懸命に努力したんですがね、やっぱりなかなかそこは大変なんで、歴史的にいろんなあれがあるんで、そこは、ま、解消までは行ってないんですね。で、結局、その行政のですね、まあ韓国○○(聞きとれず)にはみんな、行政の素人がみんな集まってると。だから大統領府に集めたのもですね、行政経験のない人がほとんど全部集まってる。それでやって、たとえば不動産が上がるというんで、今度は不動産の転売の税金を高くする、そうしたらもっと不動産が上がったと。こういうような結果が出ちゃうんですね」
堀江政生
「なるほど。選挙にこの人を担ぎ上げて、勝つまではうまいこと行くんだけども、統治能力がもう一つだったと」
重村智計
「というのは、結局、韓国人があとで気づいた。だけどまあ、でも、これ、人の国の話ですからね。韓国の人が選んだんで、我々はそれ以上何も言えないってとこ、あるんですよね」
関根友実
「確かに」
勝谷誠彦
「突拍子もないことをするかもしれないってね、書いてありましたけどね、うちもね、日本も与野党のトップが突拍子もないことやりましたからね、人のことあまり言えないけど。ただ、怖いのは、手を組む相手が核を持った独裁者の可能性があると。そこで突拍子もないことをされると、世界が影響を受けますよね」
重村智計
「そうですね」
堀江政生
「重村先生のコーナーでした。ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
山本穣司氏が言ってる「パーボ」というのは韓国語です。日本語に直すと「バカ」という意味だそうです(^_^;
しかし5年って長いですよね。日本の首相はころころ変わったりして、それもどうかと思いますが、盧武鉉みたいにおバカな人が長きに渡って、国のトップに君臨し続けるというのもどうかなと。
もちろん国民にとっても恐怖ですが、他国も大なり小なり影響を受けるわけで。特に隣国である私たちから見たら、笑ってすませられないことも多いわけであって。
また直接選挙というのも、いいかなと思うこともあったりしますが、日本人もかなりムード(≒マスコミの煽り)に弱いですからね。やはり日本は当分、今のシステムで行くのがベターなんだろうなと思います。
それはそうと――。
Wikipediaの「盧武鉉」の項に「発言集」が載ってたんですけど、改めて「何じゃこいつは」って呆れてしまいました。
一部をご紹介。
全て太字強調したくなりましたが、自重しました。
もうお腹いっぱい!(~O~)
【追記11/17】外交編のテキスト起こしUPしました。
■11/16放送「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(2)
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「今日の『KOREAナウ』は“盧武鉉政権、失われた5年”というタイトルをつけました。えー、任期残りわずかでございますけども、盧武鉉大統領の何がだめだったのか、重村先生の総括です。よろしくお願いします」
関根友実
「よろしくお願いいたします」
堀江政生
「えーと、ただ、ここ数年、韓国でこんな小話が流行ってるそうです」
関根友実
「はい。『韓国人の中で、最大のバカ者とは、誰か』」
堀江政生
「『大統領選挙で、盧武鉉大統領に投票して』、そのあげくに『失業した人』。これが一番バカ者だっていうんですね」
関根友実
「『韓国社会で、最大の背信者は誰か』」
堀江政生
「『盧武鉉大統領に投票して、アメリカに移住した』裏切り者だと。なかなかよくできた小話ですね」
重村智計
「(笑)これはあの、ま、投票した人は、多くの人はまあ貧乏人ですからね。職を失っちゃったというケースがまあたくさん」
関根友実
「裏切られたと」
重村智計
「ええ。それからあの、盧武鉉大統領に投票してですね、もっと世の中よくなるんじゃないかと思ったら、まあ、教育なんかひどくなった。で、子供連れてアメリカに行ったり、小学生から連れて行っちゃう、こういうまあ、通称“脱北者”に対して“脱南者”と、こういう言葉もあるんです」
関根友実
「ほんとに流行してるんですか」
重村智計
「流行してる」
堀江政生
「これ勝谷さん、皮肉としてはいかがですか」
勝谷誠彦
「よくできた皮肉ですけど、非常に自虐的な皮肉ですよね。うーん」
堀江政生
「結局、それぐらい5年間でえらいことになってしまったと」
重村智計
「期待に反したと、こういう……」
堀江政生
「じゃあこの5年間、盧武鉉大統領は何をしたんでしょうか。『負の遺産』ということで行きますと、経済の停滞がまず1つめ、挙げられます」
関根友実
「はい。三橋貴明さんが書いた“本当はヤバイ!韓国経済”という本によりますと、2007年5月現在、韓国は悪循環にはまり込み、経済的な危機に直面しているというんです。経済収支黒字、貿易などで稼いだ金額は、2004年度には約3兆4000億円ありました。しかしながら去年は、7300億円に激減しているんです。政府・家計・企業、トリプル赤字に現在、韓国では陥ってるということです」
堀江政生
「はい。そして97年の通貨危機が再来する危険もある……」
重村智計
「これまあ、あの、ものすごい今、ウォン高なんです。ずっとここ1〜2年ですね、ウォン高になってなかなか輸出が伸びない。それからサムソンとかLGとか韓国の大企業の収益がドーンと、海外含めて、ま、落ちてましてね。それでまあこういう貿易赤字になる。それから国内もですね、たとえば韓国銀行っていう、まあ、日本銀行と同じ韓国銀行が赤字という(笑)。普通は考えられない事態に陥ってる。中央銀行が(笑)」
関根友実
「へえー、中央銀行がですか」
堀江政生
「で、その通貨危機なんですが、本当に来るんでしょうか。重村先生はこれについては、『韓国政府も相当気をつけているから、再び通貨危機が起こることはないのではないか。ただ、盧武鉉大統領や首脳部がまったく気がついていないか関心がないという意味では、確かに“ヤバイ”』」
重村智計
「どうもね、盧武鉉大統領、ほとんど金融状況が悪いっていうこと、あんまり知らない。いろいろ発言見てると」
関根友実
「えっ、側近が伝えないんですか」
重村智計
「どうも伝えてない。いろんな権力闘争とか次の大統領選挙で手一杯で、どうもそこまでもう手が回らない。だからそうですね。上があんまり関心がないから、下はもうそれをまあ、つじつま合わせるのに懸命でいろんなことやってるという状況ではあるんですね」
堀江政生
「そういう意味ではちょっとまずいぞと。さ、2つめの遺産です。『負の遺産』、その2は格差が拡大している」
関根友実
「まずは賃金格差です。韓国の上場企業上位100社の平均月収は約50万円と。かなりもらってるんだなと思うんですけども、その一方で、こんな言葉が流行しています。『88万ウォン世代』。ベストセラーとなった本のタイトルなんですが、韓国の労働者の3分の1は契約社員で、20代の契約社員の平均月収が88万ウォン、日本円で約10万円だというんですね」
重村智計
「そうですね。ま、あの、20代で大卒でいわゆる一流会社に入れば、日本の大卒よりもちょっと多いかもしれないという給与をもらえるんですね。ですから格差はものすごい」
関根友実
「格差ですよねー」
堀江政生
「これ、でも、山本さん、これ日本でも言えることですよね」
山本穣司
「よく似てますね。ワーキングプアですね、まさに。これ、あの、金大中政権で97年の金融経済危機を、ま、金大中大統領自身、その、経済大統領と自任をして経済改革、これを強力に押し進めたわけですよね。それが……」
重村智計
「いちおうまあ、V字回復したということになってんですが、内実は実は大変だったんです。つまりあの、韓国経済というのは財閥企業が支えてる。今度は金大中政権、盧武鉉政権で、企業はどっちかというと悪だというふうに考える人たちが政権の中枢にあると。財閥をどんどんいじめる。で、まあいわゆるITとか新しい産業、興そうとしたんですがね、うまく行かなかった。そこにまあいろんな問題が起きたんですね」
堀江政生
「そしてこの格差ということでいくと、こういう問題も起きていまして……。『韓国 止まらぬ自殺』。詳しく見ていきましょう」
関根友実
「はい。こちらは韓国の経済成長率と自殺者数の増減なんですけれども、実は経済成長率が下がれば自殺率がポンと上がる。そして近年、経済成長率が下がり続けていますと、自殺者数が増え続けていると。こういう関連があるんです。またインターネットを通じ、自殺情報の入手や道連れを募っていたり、20代から30代の死因のトップが、去年は自殺でした」
堀江政生
「これ、勝谷さん、日本もこういう状況ですね」
勝谷誠彦
「そうですね。だけど人口を比べてみると、日本とあまり変わらないぐらいのですね、人数ですよね。だけどあの、重村先生。韓国ってあれだけキリスト教が普及してるのに、キリスト教って非常に自殺に対しては否定的ですよね」
重村智計
「もともと、我々いた頃はですね、韓国人は自殺は非常に少ないと言われてた。日本人に比べると、日本人の方がやっぱり自殺が多いと。それからやっぱり韓国の社会が変わってきてるのと、経済がどうしてもやっぱりあの、1回職を失うとですね、なかなかこう新しく職につくのが大変だし、それから若い人たちがなかなか就職できない、生活できないっていう状況にあるんですね」
関根友実
「再チャレンジができない」
重村智計
「ええ」
堀江政生
「この、格差の中で、こういった格差もまたあります」
関根友実
「はい。地域格差です。盧武鉉政権下の新規雇用のうち、93%が首都圏に集中している状況にあるんです。ですから地方では深刻な少子高齢化が加速しているということなんです」
堀江政生
「すごい数字ですね」
関根友実
「はい。女性が一生のうちに産む子供の数を表した合計特殊出生率なんですが、2005年、韓国は1.08でした。日本は1.26と、日本も低いんですが、それを下回る数字が出ているんですね。また、高齢者です。65歳以上の割合が、去年は9.5%、20年後には20%に急増すると見られています。そして農村は嫁不足でして、国際結婚は去年4万件を記録、2000年の3倍に増加しています」
堀江政生
「これも何か、こう明るい数字がちっとも見えてきませんね」
重村智計
「そうですね。やはりあの、日本と同じような状況がどんどんどんどん加速して、非常に短期間のうちに来るもんですからショックが大きいんですね。特に農村の人口不足で、今、あの、ベトナムとかフィリピンからいわゆるお嫁さんを連れて来るというのが、非常に広がっているんですけどね」
堀江政生
「『負の遺産』の3つめというのがこれです。教育システムも崩壊している」
関根友実
「韓国には平準化教育が施されているんです。これは受験地獄のあまりの悲惨さに、高校の入学試験をなくして抽選で割り当てるという教育なんです。つまり、富裕層だけではなく貧困層もいい大学に行けるというんですが、優秀な人は下のレベルに合わせなきゃいけないということに……」
重村智計
「ですからまあ、高校受験なんかするとね、金持ちの家はみんな塾に通って成績がよくなって、金のないところはそういうことができないから結局いいとこに入れない。これはだめだ、直せ、ということなんです。大学も同じようにですね、もうソウル大学なんかなくしちゃえと盧武鉉さんが言ったんです。つまりソウル大に入るのはみんな金持ちだと」
関根友実
「はあ、じゃあ平たく、平たくということで、この政策が生んだものと言えば、当然ですがこんな結果です。深刻な学力低下です。特に英語での低下は深刻で、韓国はTOEFLという英語力の検査試験があるんですが、その得点によって就職や昇進が決まるというんですね。4年制大学の就職率が5割に低下したということで、日本は現在96%の人が就職できるんですが、5割の人しか4年制大学を出ても就職できないという現実があるんですね」
関根友実
「そこでこんな現象が起きました。“脱南者”の急増です。小・中学生が母親といっしょに『留学』をするそうなんです。韓国を出るんだそうなんですね。そして父親は韓国に残って母親と子供たちに仕送りをするということなんです。これが非常に増えていまして、2005年度は“脱南者”が約7万人だったということなんですね。その前の年は4万人ですから1万人(?)増えました。内訳なんですけども、20代の人が2万9000人。そして10代が2万4000人。10代未満もいます。1万7000人が韓国を出ているということで、多くの人がアメリカに向かい、永住権を取得するということなんです。ちなみに盧武鉉さんの息子さんと娘婿も現在留学中ということなんです。“脱南者”への送金は年間1兆円以上にも上ると」
堀江政生
「自分たちも自らもう、やっぱりこれ、韓国だめだって言ってるようなもんですね」
重村智計
「まあそうですね。ですから韓国の教育に期待できないというので、若い親御さんがですね、アメリカにですね、語学研修に行くと。ビザを取って。で、子供もいっしょに連れてく。そこでまたこう、延長してですね。どんどんいい生活をしてる。で、お父さんは韓国で仕事して仕送りを。ま、韓国では、ま、これ、通称“雁の父親”と言って、渡り鳥みたいに」
一同
「ああー」
関根友実
「えさを運んで……」
重村智計
「休みになるとこう、行ったり来たりするというんですがね。で、景気が悪くなると、収入が入らなくなるとですね、結局お父さんが自殺するとか、あるいは一人でもう生活するのに疲れて、孤独死という現象がたくさん起こってるんですね」
堀江政生
「これ、勝谷さん、永住権まで取得してるということになると、帰ってこない可能性も十分あるわけですよね」
勝谷誠彦
「そうですね。これ、あの、経常外収支になるのかな、1兆円ね、さっき、貿易収支が黒字がたかだか何千億ですから、それ赤字ですよね。経常収支合わせると。しかもそれ、教育費というか仕送りでそうなっちゃうんだから、ま、大変な数字ですよ、これは。だって国家崩壊ですよね。これ、重村先生、日本の30年前ですね、やはり非常に美濃部さんとか、都知事とか、左翼政権がね、左翼が強かった時代、全く同じですよね。東京の学校の学校群制度とか何かでですね、教育が全部崩壊した。日本から少し学べと言いたいですよね」
重村智計
「結局学ぶよりも、盧武鉉さんも左翼ですからね。だからまあ革命をしようとしたと。我々、あの、支配層を入れ替えようと。貧乏人を支配層にして金持ちを被支配層にするためにいろんな政策をしてみたんだけど、うまく行かなかったという」
堀江政生
「で、これほどまで言われてる盧武鉉大統領なんですが、朝鮮日報です。『盧武鉉大統領はレームダック状態に屈するような人ではない。むしろ逆境にこそ生きがいを感じるタイプの政治家だ。仮に退任が、数日後に迫っていても突拍子もないことを行いかねない。盧武鉉大統領が今後何かとんでもないことをしでかすのではないかという不安は高まる一方だ』」
関根友実
「皮肉たっぷり……」
重村智計
「まあ、こういう性格なんです。いわゆる、戦ってきた人ですからね。やっぱり貧しい家から、高卒から司法試験に受かって弁護士になって、非常にまあ貧しい家から……」
関根友実
「ハングリーなんですね」
堀江政生
「だから信念はあるわけですね」
重村智計
「ええ。ですからそういう、やっぱり戦っていくという信念は非常に強いんですがね。それをまあ、自分の境遇から考えて社会を変えようとしたんだけども、まあ時間が足りなかったか、うまく行かなかったか、やっぱりよくなかったということになるんでしょうけど」
堀江政生
「山本さん、自分の成功体験を、まあ全員に押しつけてもうまく行きませんからね」
山本穣司
「もともと、そのね、『パーボ大統領』というか、あの、愚直という意味でのバカ正直な『パーボ大統領』と言われたのがね、このままでは本当にただの『パーボ』になっちゃうんじゃないかって気がするんですけど。あの、教育で言うとね、実は韓国ではわりとその、矯正の改革が進んでて、刑務所だとか少年院ですね。実は少年院からは、ソウルにある少年院からは、高麗大学とかソウル大学にも行くぐらい、けっこう教育をきちんとやってるというんですけど、まあでもやっぱり相対的に下がってる中でそういう現象が起きてるんですね」
重村智計
「そういうまあ、できるだけ弱者を何とか引き上げようというところは見られたんですね」
山本穣司
「するとあれですか。やっぱり地域間格差なんかが広がってっていうのは、ある意味、大統領の政治改革の一端として、これまで、ともすれば国家のまとまりを欠くと言われた、その、韓国社会の中に根強くある、その、地域主義ですとか門閥主義、こういうものは崩れつつある、解消しつつあるんですか」
重村智計
「いや、解消しようとして一生懸命に努力したんですがね、やっぱりなかなかそこは大変なんで、歴史的にいろんなあれがあるんで、そこは、ま、解消までは行ってないんですね。で、結局、その行政のですね、まあ韓国○○(聞きとれず)にはみんな、行政の素人がみんな集まってると。だから大統領府に集めたのもですね、行政経験のない人がほとんど全部集まってる。それでやって、たとえば不動産が上がるというんで、今度は不動産の転売の税金を高くする、そうしたらもっと不動産が上がったと。こういうような結果が出ちゃうんですね」
堀江政生
「なるほど。選挙にこの人を担ぎ上げて、勝つまではうまいこと行くんだけども、統治能力がもう一つだったと」
重村智計
「というのは、結局、韓国人があとで気づいた。だけどまあ、でも、これ、人の国の話ですからね。韓国の人が選んだんで、我々はそれ以上何も言えないってとこ、あるんですよね」
関根友実
「確かに」
勝谷誠彦
「突拍子もないことをするかもしれないってね、書いてありましたけどね、うちもね、日本も与野党のトップが突拍子もないことやりましたからね、人のことあまり言えないけど。ただ、怖いのは、手を組む相手が核を持った独裁者の可能性があると。そこで突拍子もないことをされると、世界が影響を受けますよね」
重村智計
「そうですね」
堀江政生
「重村先生のコーナーでした。ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
山本穣司氏が言ってる「パーボ」というのは韓国語です。日本語に直すと「バカ」という意味だそうです(^_^;
しかし5年って長いですよね。日本の首相はころころ変わったりして、それもどうかと思いますが、盧武鉉みたいにおバカな人が長きに渡って、国のトップに君臨し続けるというのもどうかなと。
もちろん国民にとっても恐怖ですが、他国も大なり小なり影響を受けるわけで。特に隣国である私たちから見たら、笑ってすませられないことも多いわけであって。
また直接選挙というのも、いいかなと思うこともあったりしますが、日本人もかなりムード(≒マスコミの煽り)に弱いですからね。やはり日本は当分、今のシステムで行くのがベターなんだろうなと思います。
それはそうと――。
Wikipediaの「盧武鉉」の項に「発言集」が載ってたんですけど、改めて「何じゃこいつは」って呆れてしまいました。
一部をご紹介。
「日本は人類の道理に従い行動し国際社会の信頼を確保すべき」
「韓国人は失敗したことがない」
「日本は中国のマネをして天皇をつくった」
「韓国の経済人たちは無から有を創造した」
「優越感と劣等感が混在している日本の行動が、北東アジア秩序に不安要因になっている」
「北朝鮮が核を開発するのは、先制攻撃用ではなく防御用」
「(北朝鮮の)ミサイル発射は米国に譲歩を要求する政治的行為」
「(北朝鮮への態度について)米国は友邦なので厳しく責めることは出来ないが、日本とは対決しなければならない」
「米国が韓国を北東アジアの平和を担うポストにつけてくれれば助けとなるだろう」
「(北朝鮮による核実験に対して)こんな小さな問題」
「北朝鮮が攻撃を受けてもいないのに、核兵器を先制使用すると考えるのは精神病患者だけ」
「韓国は歴史的に他国に害を及ぼしたことない」
「失敗はしたが政策は遂行した大統領として記憶してもらえないか」
「北朝鮮に厳しく対処していないと言うが、この程度の支援は必ずしなければならないもの。それは未来に対する投資だ」
「(歴史問題について)日本が前向きに解決すると信じて争点化しないようにしてきたが、期待は外れた」
「世宗大王時代の15世紀前半、世界で約50の科学発明があった。韓国が22、中国が3、日本が1〜2だった。国力がどの時代よりも強く、北東アジアの平和が維持できた」
「親日派の反民族行為の真相を明らかにして歴史の正義を正し、先に旅立った人々の恨みをはらすことにも最善を尽くす」
「わたしは国民が望むことを公約し、約束を守っている。歴代のどの政権、世界のどの政府と比較しても堂々と示せる成果がある」
「われわれは北朝鮮が合理的に見えないときも、忍耐をもち北朝鮮を尊重することで少しずつ互いの信頼を築きつつある」
全て太字強調したくなりましたが、自重しました。
もうお腹いっぱい!(~O~)
【追記11/17】外交編のテキスト起こしUPしました。
■11/16放送「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(2)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
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Comments
バーボ大統領の発言語録中の「日本」と「韓国」を入れ替えれば
まだ理解できるものになるのでは
ないかと思います。
久々にコメントを!!!
2007年11月7日付読売新聞夕刊13面に「帰納法」と「演繹法」というコラムがあります。ぜひ読まれた方がいいと思います。なかなか面白いコラムですよ。
ほんとですね。「おまえが言うな」ってのも多数ありますしね。
上から5つめなんか「優越感と劣等感が混在している韓国の行動が、北東アジア秩序に不安要因になっている」の方がぴったりでしょ(^_^;
2007/11/13 10:14 AMさん、コラムご紹介ありがとうございます。
でもうちは読売はとってないので見られません(^_^;
それにしても、中央銀行(韓国銀行)が赤字になることって、あるんですね。
中央銀行が赤字というのは東洋の奇跡、経済の鬼籍ですか。ネット上で言われていた「ワロス曲線」というやつで、MSB、短期外債で応戦して借金だけが残ったという事でしょう。
確か韓国の国家予算200兆ウォンに対し、1年以内に償却するMSBが95兆ウォンだったような。恐らく、チャリンコ操業で乗り切るのでしょうが。
そういえば、韓国は円キャリーで資金調達をしていたのでしょうか。だとしたら…、今頃、戦々恐々でしょうね。
鵜飼経済にサンドイッチ経済で借金苦と信用に値しない韓国。成仏が近いのであれば・破綻するなら、日本としても何らかの手を講じないといけないでしょう。まあ、隣国経済の破綻は日本に悪影響を与えますから。
ただ、十年前のデフォルトでは、韓国は日本の悪口は二度と言わないという担保で支援して、「今」があります。外資系の方は、今度は国有資産を所望するのかもしれませんが、日本としても確たる・形ある誠意を掴みたいですね。
一応、CMIで2兆円、後はIMFやら別途支援という事になるのでしょうが、一方で、脱南者対策が必要になると思います。
隣が経済大国なので、困窮者にとっては宝の山です。災害では、住民と避難民の軋轢が生じます。脱南者が押し寄せれば、日本で韓国感覚で悪事に手を染めまくると思います。
一応、難民キャンプを韓国にこしらえて、随時収容するのが良いと思います。例えば、日本で100人の脱南者がいれば、120人送り返すというのが理想的です。
まあ、韓国が成仏しても、世界経済には全く影響はないですが、それ以前に、アジア通貨危機が囁かれています。韓国、インドネシア、マレーシア、タイと自力では相場をコントロールするのが難しい面々です。1つ崩れれば、連鎖する可能性があります。
また、サブプライムローンに揺れる世界経済の中で、これ以上傷口を広げない為に、もしくは防波堤の為にも、CMIの規定からも、これらを支援しなければなりません。東アジアに於ける日本の影響力を示す事に利用出来ます。
プリテンダーさん:
>このぶんでは石丸や上杉が正式にレギュラーとなり、浅野健一や吉田康彦や斎藤貴男らが新たに迎えられるのではないか
石丸さんや上杉さんはジャーナリストとして忙しそうだしレギュラーはどうかなと思うんですが、準レギュラーでどんどん変な人が送り込まれてくる事態は十分予想されますね(T^T)
独立自尊さん:
日本も一時期、「徒競走で全員横並びで手を繋いでゴール」みたいなのが奨励(?)されてましたが、今はもうそういうのはダメだって風潮ですよね。韓国大統領は次が誰になっても盧武鉉よりはマシだろうと思いますが、盧武鉉時代のツケを清算するのに苦労するかも。となるとやはりそのはけ口は日本に……?(T^T)
カイワレさん:
私は経済のことはさっぱりなので(国内経済ですらさっぱり(^^ゞ)、昨日の重村先生の解説を見て、そこまで韓国経済はひどくなってたのかと驚きました。支持率も低迷するわけですね。
>韓国は日本の悪口は二度と言わないという担保で支援して、「今」があります。
金大中も大統領だった時、「歴史問題はこれで決着。もう言わない」みたいに言っておいて、結局また蒸し返しましたよね。ほんと信用の置けない国ですなあ(T^T)
させてあげるのがいいのではないでしょうか。
日本の債権者にも損害が出ますが、彼の国の法則が働いたということであきらめてもらいましょう。今流行の自己責任です。
支那の属国になって存在する方が、自分の足で立ってるよりも彼らにとって心の平安が得られやすいでしょう。
先日発表されたサムスンの日本家電市場からの撤退もその流れの端緒かもしれませんね。
韓国の経済構造の問題としてよく聞くのが、自主開発能力が低いために重要部品を先進国から輸入しないといけない点だそうですが、ただでさえ収益が良いとはいえない経済構造に加え、ウォン高が影響して米国市場では日本製品と同等の価格になってしまい、「なんで二流品を高値で買わなきゃいかんの?」と消費者の購買意欲が低下しているとかで・・・個人的には、サムソンと液晶パネルの合弁企業を立ち上げたソニーにかの国の法則が働かないか心配です(PS3の不振の形で既にでているのでしょうか?)
テキスト起こし助かりました。
関東はムーブが受信できないので、たまにyoutubeにupされた映像が見られる程度で困っていました。
うれしいです。
内容は、ネット上ではほとんど肯定的事実なのですが、テレビで紹介されたことは大きいとおもいます。
(ムーブはもともとそういう傾向の番組ですが)
最近エンコリの韓国人も元気がないので、薄々感づいているとおもわれますが、情報統制がいまだに行われている国ですから、おおっぴらに言えないのでしょう。
久しぶりに吹いて笑えました♪
くっくり様有難うございます。
最近政治系には頭抱えて怒り浸透な事が多くて・・。
Ve さん最高!
お隣がバーボなのは、大統領に限ったことでは無い気もしますが、あまりにもの度の超えたバーボの発言には、ついつい笑えてしまい久々の緩和剤になりました。
まあ、言いたい放題、勝手に恥さらして国際社会から見放されない限り、朝鮮系民族はきっと気がつかないのでしょう。やれやれ・・って感じです。
しかし、何かあっても日本にはもう頼らないでね。散々映画やらで日章旗焼いて大喜びしてる連中のあまりの低レベル民族に日本国民は呆れ返ってお腹一杯。
これ以上入る余地ありまへん。