今上陛下最後のお誕生日祝宴(在米大使館)に国会議員1人って&安倍政権の「便法」…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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■12/17放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
アメリカから帰国したばかりで、お疲れの青山さん。
青山さんの疲れとは全く比較にならないでしょうが、私もちょっと疲れ気味…。
ということで、今回は「完全起こし」なしで失礼します<(_ _)>
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■12/17放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
アメリカから帰国したばかりで、お疲れの青山さん。
青山さんの疲れとは全く比較にならないでしょうが、私もちょっと疲れ気味…。
ということで、今回は「完全起こし」なしで失礼します<(_ _)>
※元動画はこちら(12月17日午後7時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※「ざっくり起こし」=本筋に関係ない話はカット、とお考え下さい。
内容紹介ここから____________________________
(★)オープニング(着席後)
(ざっくり起こし)
この名刺は、中国の駐米大使、崔天凱氏。
かつて駐日大使でもあった。
なぜ僕がこの名刺を持ってるかというと、天皇誕生日の祝宴が日本の大使館であった。
日本の国会議員で参加者は僕一人。
アメリカはずらっと大物。
チャイナからも集まってる。
僕の場合は国会が終わった翌朝、地球物理学会参加のため早めに行ったが、他の議員さんたち選挙区に帰るのも分かるが、逆に言うと、僕が行ってなかったらゼロ。
平成最後で、駐米大使館も一生懸命やってお客を呼んでる。
今上陛下の御代の最後の誕生日の祝賀会なのに、最大の同盟国アメリカでやる時に、日本の国会議員が一人というのはおかしいんじゃないか。
いま話題のケリー首席補佐官が年内で辞めることになって、その候補に名前が挙がってた人も全員来てるのに。
入管法改正から特に、保守派の振りしてる人も含め、誹謗中傷が多いが、今から言うことも変な反応が来ると思うが、これ僕は自費で行っている。
国際学会出席も、国防総省行ったり、ホワイトハウスの国家安全保障会議行ったり、アメリカの上下両院回ったり、全部自腹。
手を挙げれば公費で行ける立場の人がいっぱいいるわけですよ。
自腹で行けとまでは言わないが、政治献金みんな受け取ってるわけですよね。
全体に仕事のウェートがおかしくないですか。
それもこれも考えると、参議院議員はこんなに人数要らないと思う。
衆議院は逆に増えてもいいぐらい、細かいところからたくさん意見を吸い上げるため。
参議院はもっと少なくして自腹でやる。
僕は外務省に批判的だが、現地の大使館が駆け回って苦労して…、大使館に100人以上いるが、よく仕事をしてる。
杉山大使は就任から100日間、営業マンと同じように、アメリカの議員会館を名刺持って回った。
トップが走れば、周りの人も今まで以上に走る。
今年の天皇誕生日は大物級が来ただけでなく、各国から詰めかけて、人の波。
それであえて言うと、国会議員は一人。
杉山さんの頑張りを知ってるから、僕も一生懸命、会場回ったが、限りがある。
やっぱり国会議員の仕事の割り振りや、自分の仕事をどう考えてるかというの、おかしいと思う。
国民の意識もレベルが低い。
入管法改正めぐっても、僕にどんどん批判いただきたいが、でもはっきり言うとレベルが低い。
反対票入れればいいんですか?
何か世の中よくなるんですか?
全くならない、僕がいい格好できるだけです。
今回、入管法改正で起きた愛国者の側の弱さはみんなで一緒に考えましょう。
「月刊正論」に書いたが、安倍政権が「便法」をやっている。
入管法改正は外国人で間に合わせという便法、水道法改正は外国資本入れましょうという便法、漁業法改正も一部便法、妊婦加算も凍結になったが便法。
便法から本来の志に行くためには、例えば入管法改正で反対票入れて、この法案が見直しになりますか?
強く、したたかに、修正も含めて…、今日もまた法務部会が再開されていく機会を使っていく。
そういうしたたかな強さがなかったから、敗戦も迎えたんじゃないか。
僕は田原総一朗さんとは意見合わないが、僕にこんなことを言った。
「あの人は商売右翼だ」
商売右翼じゃなく、無償の行為として本当に国を思ってる人の弱さが出てきたのを、僕を使って、分かってほしい。
(1)入管法成立評価せず65% 共同通信調査
(ざっくり起こし)
今国会で入管法の審議をするまで、世論調査は実は外国人労働者の受け入れ拡大賛成の方が多かったんですよ。
安倍政権の、便法で乗り切ろうとする、根っこのところは触らないで表面だけで乗り切ろうとする、ひとつの理由は世論調査だった。
消費増税も、入管法改正も賛成が多い。
やろうとしてることで反対の方が多かったのは、消費増税対策のわけのわかんないやつ。
プレミア付き商品券とかポイント制度とか、そういうのは反対が多かったんですよ。
でも消費増税そのものは賛成が多い。
で、外国人労働者受け入れ拡大も、人手不足なんだからしょうがないでしょっていう雰囲気で、賛成の方が多かったんですよ。
それだから便法でいいと。
逆に根幹いじろうとした、例えば特定秘密保護法とか、触ろうとしただけで本当は触れてないけれども。
それから平和安全法制もそうでしょ。
集団的自衛権というのは何か戦争になるような困った話じゃなくて、全くの逆なんですよ。
戦争にならないようにするために、第二次世界大戦の反省を踏まえて国際社会に出てきて、国連憲章にもしっかり書いてあるのが集団的自衛権。
これを例えば戦争ができるって話にすり替える、そんな異様な社会は日本だけ。
リアリストの目から見ると、実は平和安全法制の時は僕は全く自由な立場だったわけですけど、安倍総理にこれ大丈夫ですかと、もう時効だから言ってもいいと思いますが、やろうとする志はいいけど、かえって妙な集団的自衛権になってしまわないかということも含めて、かなり心配したわけですよ。
あの時の安倍政権の雰囲気は、残念ながら僕は国会にいる前ですけれども忘れられなくて、それは決心すごかったですよ。
安倍晋三総理自身、それから総理官邸に今もいらっしゃる、今も全員いる、みんなすごい目をしてた。
このために再登板したんだと。
その時も公明党は実はものすごく反対したんですよ。
それから選挙の心配も、ものすごくあったわけですよ。
もうチャイナは逆に喜んで、どっと工作資金も実は入れてきたんですよ。
リアルタイムではなかなかわかんなかったけど、後でよくわかった。
あ、そういう時にお金が入れてくるんだっていうのが。
工作が入ったのは主に自由民主党。
野党じゃなくて。
自由民主党の中の親中派、親韓派、親北朝鮮派、ほとんど一人三役の人が多い。
その時に、これやらなかったら何のために再登板したかわかんないという決心はすごくて、だから底にある物をつかもうとした。
平和を守るために集団的自衛権っていう概念が人類に表れてるのに、日本はこれは戦争をすることだと言って、話をすり替えていると。
そこに触ろうとしたんですよ。
だから便法じゃなかった。
ところがもう徹底的に(バッシングを)やられるから、実は最終的には便法…、便法はちょっときつすぎる、中途半端になったわけですよ。
これはアメリカとか、国際社会から見たら、逆に日本は集団的自衛権を、なんと国連加盟国なのに、行使しない理由をつけたと。
法律で明文化したと。
つまり日本の存立の一番基盤に関わらない限りはやりませんっていうね、これやると余計できないじゃないですか。
本来の第二次世界大戦終わった後の、戦争を起こさせないための集団的自衛権っていうのは、やっても自分の利益にはあんまりならなかったり、自国民から非難されたり、自分の税金使うなと言われても、世界の平和を守るためには集団的自衛権をちゃんと使って、他の国のためにも頑張りましょうと。
東京大学の学者を筆頭に、愚かな人が、国連の集団的安全保障と安倍政権の言う集団的自衛権は全然違うもので、集団的自衛権は戦争をするものだと。
何を言ってるんですか。
国連憲章の中に書いてあるんですよ、集団的自衛権をやりなさいと、個別的自衛権だけじゃなくて。
それを日本の平和安全法制は、日本の自分のぎりぎりの利益になる時だけやるって言ってんだから、話は逆さまなわけですよ、本当は。
それで残念ながら安倍政権やっぱりけっこう懲りたんですよ。
根本に手を入れようとするとえらい事なると。
だからこれを出さずに去年の5月3日に安倍総理が憲法9条はそのままだと。
1項付け加える、それも自衛隊合憲ですねって言うだけだと。
便法だけにしないと、もうあんな苦しいのは嫌だって話になったわけですよ。
もう一回言いますが、去年12月の自由民主党憲法改正推進部の会合で、ここまで(底まで)伸ばしましょうと。
ただし、無理につかまなくても、リアリストなので、できる範囲のことで言うと、9条はじゃあそのままにしましょうと。
公明党の賛成がないと3分の2の発議できませんから。
9条はそのままにする代わりに、じゃあ「自衛権の発動は、妨げない」というふうにしましょうと。
そうしたら全部ひっくり返る。
提案した時に、安倍総理から、総理官邸の人々から、あるいは自由民主党の大幹部から、みんなの反応は、あの集団的自衛権を思い出させるから、その話は嫌だと、絶対嫌だと。
青山さんはその時、議員じゃなかったから、そんなこと言うんだ、とは言わないが、目に書いてある。
あの時、我々はめちゃくちゃ苦労したんです、あれもう一回やるのは嫌ですと言われるから、民間だから楽してるってことはありませんと。
評論家じゃないので。
実務者っていうのはみんな苦労してるんですと。
集団的自衛権で苦しい議論をしたからこそ、メディアと野党にやられたからこそやりましょうと話をしていったら、当時の細田憲法改正推進本部長自らが決断なさって、「自衛の措置は妨げない」と。
しかも紙が配られて注釈で、自衛の措置=自衛権の発動ですということをおっしゃったわけですよ。
ところが、便法で行った方が世の中楽だというのが染みこんでて、その根元が世論調査。
世論調査は当然、うつろう。
だからもともとうつろうものと判断し、だから政権が倒れてもやむを得ないんですよ。
屍の上を越えていくんだから、何でも。
自分を守りながら前に進むことはできないので。
だから心ある人からは、「青山さんは、すぐ死ぬとか、間もなく死ぬと言うのはやめて下さい」っていうのもいっぱい来るんですが、現実に多分まもなく死ぬだろうし、それからとにかく私の屍を越えていって下さいって意味ですから。
従って、このニュースぱっと見ると、やっぱ世論も6割5分の人がこの外国人受け入れ拡大に反対してるじゃないかってなるけど、違います。
これだけ人手不足ってことが喧伝されて、知らず知らずの間に、ドラマの中にも入ってる。
こういうやり方ずっと前からしてるんですよ?
恋愛ドラマの中でもちゃんと人手が足りないって話が取り込まれている。
それだけ刷り込まれていて、外国人受け入れじゃなくて本当は、40歳以降の男性と、いったん家庭に入って仕事に戻ろうとする女性と、引きこもりで鬱に苦しんできた働きたい意欲がある若者、全部合わせたら1200万人。
今度の入管法改正で受け入れるのは、安倍総理によるとおよそ35万人ですよ。
話が噛み合ってないでしょ。
噛み合ってないところに実は修正の余地があるということを、ずっと僕は申し上げてるわけで。
世論調査っていうのはそのようなものですから、キョロキョロ周りを見ないってことがとても大事でですね。
帰国の途に着いたあたりから、機中でもつながりますから、いろんな世論調査の結果がどんどん携帯に入ってるんですけど、またほとんど似たような話なんですよ。
こないだまで逆に、軽減税率の話以外はみんな賛成だった。
やっぱり水は低きに流れると言うとおりね、便法で行った方が楽だと、残り3年だしって、これ話、逆ですよね。
3年でもう命限られてるんですから。
人間は死すべきものだから働くことができるんですよね、志を持って。
(2)来年度予算101兆円半ば 初の大台
(ざっくり起こし)
ブラックユーモア。
当初予算案の段階で100兆円を超えるのは初めてって、これ自体がややもうお笑い。
というのは、補正、補正やってるでしょ。
当初予算だけ、例えば100兆円以内に抑え込んでても、補正で全部合わせたらどうなるって話、ほとんどしないじゃないですか。
当初予算って、書いてる記者も、このへんスラッと書いちゃう、考えなくなってる。
でもこれはあくまで当初予算で抑えてあって、補正を何回もやると、国民の気付かないところでこんなに膨らんでるって話ですから、そもそも何の意味があるのかっていう上に、記事には、景気対策が総額を押し上げたって書いてるけど、これ今年の中身は、今年ってことは来年4月1日以降の予算の話ですよね。
半年経ったら消費増税でしょ。
何のことはない、この押し上げたっていうのは、まともな景気対策じゃなくて、自分で景気下げるからですよ。
自分で10月に、今の段階だと、総理は柔軟な考えをお持ちだけど、でもすごいプレッシャーが、予定通り来年10月に消費税初めて2桁に上げろと。
それで景気悪くなるから、無理をして下から押し上げようっていうのが、この景気対策なんですよ?
だからひとりマッチポンプじゃないですか。
ほとんどブラックユーモアの予算になりつつあるということなんですよ。
(3)与党税制大綱を決定 住宅ローン減税1千億円超
(ざっくり起こし)
(さっきの項目と)全く同じ話だと誰でも分かりますよね。
さっきの軽減税率が分かりにくいだけじゃなくて、自動車産業は日本経済にとって決定的に大事ですよ。
日本は公共交通機関が発達してますが、地方に行くと庶民の足になってるから大事な減税ではあるけれども、しかし自動車持ってない人には全く関係ないですよね。
住宅ローンもみんなが家作れるわけじゃないですよね。
こんなややこしいことを積み上げていって、さっき当初予算の話で言うと100兆円を越えましたって話の中に、これも計算の仕方によっていろいろ変わるんですけど、純然たる消費増税のための予算だと言えるものだけでも2兆円を越えてるわけですよ。
そうすると、じゃあ何のために消費増税するんですかと(笑)。
よけいなものが入ってない子供の頭で考えたら、この予算作りは、あんた何したいの、どっちやねん、増税なのか減税なのか。
だから自動車や住宅ローン減税ももちろん大事ですが、それ以前に、個人消費全体に網をかけてる消費税の、増税をしないどころか、減税した方がはるかに早いじゃないですか。
(4)自民党・公明党が新防衛大綱を了承
(ざっくり起こし)
この防衛計画の大綱を安倍政権の最後の仕事のうちのひとつとしてね、まあ3年あるからもう1回あるかもしれないけど、でも最後かもしれないこれやっててね、これはやっぱり国会来てよかった。
それも無所属じゃなくて…、無所属で出てくれって声、2年半前ものすごく強かったですから。
今の(入管法改正に)反対票を入れてくれって声よりも強かったね。
僕もすごく惹かれましたよ。
わざわざ自由民主党に行くことないじゃないですか。
でもこれは防衛計画大綱を今、自由民主党の中でやっててね、自由民主党の国会議員でよかったなあと、これは本当につくづく、この臨時国会でずっとやってたわけですよ、朝8時から。
ものすごくやっぱり影響するんですよ。
訪米して国防総省、ホワイトハウスの国家安全保障会議に行った時にも、防衛計画大綱の見直し、あなたエンゲージしてるよねと、インテリジェンスが全部調べてて、あの日の何月何日の何時何分頃、部会でこう言ったよねってメモ見ながら言うわけですよ。
ものすごく関心あるんです。
すごく出た話が、「いずも」なんです。
その「いずも」をどうするこうするの話になったから、別にパンチ食らわせるわけじゃないけど、中国が今持っているトンデモ空母、ジャンプ台になっている。
[中国の空母「遼寧」。画像出典:BUSINESS INSIDER JAPAN]
燃料がいっぱいだと飛べない。
レーダーに察知されるからツルツルで(高度を上げないで)行く。
ミサイルをぶら下げなきゃいけない。
重さも重大な問題になるから、武器もほとんど着けない、燃料もちょっとしか入れてない艦載機が飛んで行くっていうのは、ええかっこしてるだけ。
アメリカの空母は真っ平らで、カタパルト、一番新しい型だと、前は蒸気でやってたんですが電磁式で、中国が3隻目の空母でこれ着けるらしいんですよ。
それで僕が「いずも」の話になった時に、これ中国に盗まれてるじゃないかと。
一番大事な技術、アメリカは盗まれてるじゃないかと。
だから「いずも」によこせって言ったわけですよ(笑)。
何でかと言うと、今これ日本もないので。
垂直に上がったり下がったりする。
この方法だとあっという間に燃料なくなるので、当然これ(新しい型のカタパルト)がほしいと。
アメリカ側の答えは言えないんですが、一言で言うと、あなたは守秘義務があるので当然信用するけれども、でも帰国したらすぐに、虎ノ門ニュースとは言わないが、これに出るでしょうと。
知ってるんですよ、だってこれ観てるんだから。
そこアメリカ大使館(番組のスタジオがあるビルの近く)、情報の塊ですよ。
[地図で調べて驚きました。本当に近いんですね!]
それで、「あなた(青山)は言わないのは分かってるけれども、でもこの部屋の中であっても私は言ったら逮捕される」と。
これあとで確認したんです、実は。
アメリカの司法省に、大使館も知らないけど、そのルートで確認したら、あ、逮捕されますと。
僕はどうなるのと聞いたら、拘束されますと。
拘束されて騒ぎになった方が、これどうするかって話になって丁度いいと言ったら、そこはアメリカ人だから別におかしいと思わずに、「そうだよね。日本にとってはこれ大事だよね」と。
だっていつまでやるんですか、この(垂直離陸の)話を。
こんなの、あるというだけで緊急時以外は使えないんですよ?
こういう話を自由民主党の国防部会で、あるいは合同会議でガンガンにやるわけですよ。
それから自衛官の給料上げて下さいと。
公務員の給料は横並びですが、そこに手当を付ける。
今、簡単に言うと警察官の方が高いんですよ。
僕は、警察官も自衛官も消防官も、人の為に命をかけてる人は、全く平等に上げて下さいと。
そういう増税だったらみんな場合によっては分かってくれるって話をしてるわけですよ。
国の借金が大きいから借金返済に充てると前は言ってたのに、急に教育の無償化だとか、安倍総理が話を変えるからみんな信用できないわけですよ。
手当を上げて下さいって話の時に、僕は、警察庁からもやっぱり人が来てるから、警察が既得権益になってるんですよと。
国軍失ったところに警察が勢力を伸ばして、それが既得権益になってる上に、やっぱり警察って旧内務省なんで、陸軍・海軍と違ってものすごくしたたかで賢いから、今の僕ら、愛国者側にこの人たちがほしいわけですよ(笑)。
戦争に負けて、警察は真っ先に、軍と同じように悪うございましたと言ったわけですよ。
だから内務省解体で、ところが旧内務省は官房副長官になれるわけです。
厚生労働省とか警察庁とか。
防衛省は総理秘書官にはなれても、官房副長官はおよそなれない。
だからこういう会議でも、官房副長官を防衛省から送り込まなきゃ駄目だと。
それから警察の既得権益というのは…、警察に大臣いるんですか?
警察だけいないんですよ。
山本有三さんは国家公安委員長。
これ内務大臣じゃない。
警察の上には国家公安委員会があって、そこで会議してるらしいけど、会議の中身は国民全然わからない。
だから警察担当大臣とは言いつつも、本当は国家公安委員長にすぎないわけですよ。
警察だけ上がいないわけです。
だから手当なんかもやっぱり伸びしろが大きい。
警察官の方がいきなり初任給がいいわけです、実際は。
手当のつかない警察官ってまずあり得ないでしょ。
深夜勤務もあれば、危険手当もどんな方でも普通は生じるから。
だからやっぱり自衛官よりは警察官に就職するわけですよ。
この部分を防衛計画大綱の中に盛り込もうと。
最初防衛省が出してきたのは、待遇改善とかしか書いてなくて、それも大事だけど、まず給与、年収なんですよ、手当も入れた年収。
僕の印象で言うと、自由民主党の部会で言うことがどんどん盛り込まれるんですよ。
それが最終的にどこまで残るかは別にして、でも「いずも」をとりあえず、共同通信の記事には「事実上の空母化」って書いてあるけど、そうです。
垂直しか行けないとか、最初はアメリカ海兵隊のF35Bしか載せないとか、日米協力だけだとかいろいろ言ってるけど、それは間違いなく、人民解放軍はひっくり返ってますよ。
日本の海軍の伝統、帝国海軍の時代は違うと言っても、たかが80年弱前ですよ?
いろいろな経緯は省略して言うと、真珠湾のアメリカ太平洋艦隊をことごとく沈めたんですよ?
アメリカ海軍は未だに、真珠湾の展示で認めてるとおり、合衆国の太平洋艦隊に正面から向かっていったのは日本の連合艦隊しかなかったわけです。
しかも帝国海軍は実は解体されてないから。
今回訪米した時に駐在武官っているでしょ、防衛駐在官ってけったいなこと言ってるけど、要は駐在武官、海の人はもちろんわかってるけど、陸と空の人は、僕からこれ聞いてびっくりした人もいたわけですよ。
帝国海軍は解体されてないんです。
解体されてない証拠の書類まで、海自に、金庫の中に保管されてます。
つまり朝鮮戦争で掃海艇…。
(居島一平:機雷の除去ですよね)
はい。
帝国海軍から続く組織として出してるんで。
帝国陸軍は完璧に徹底的に解体されたけど、海軍は解体されてないんですよ。
それもチャイナは知ってます、賢いですから。
朝鮮半島もおそらく。
中国は僕、直接話してるから、間違いなく解放軍はこれ知ってるんで、その中で色んなステップとはいえ、「いずも」が空母になっていくというのは、これは戦争起こさせないんです。
抑止力なんです。
(以下、ギャラリーの18歳の男性に対して、「異業種の人よ出でよ」の話)
(★)お知らせ
※「青山繁晴のまいにち哲学」2018/11/9発売されました!
※「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」絶賛発売中!
※第85回 独立講演会
2019年1月19日(土) 受付13:00〜 開演14:30〜19:00(予定)
「国際会議場」会議棟7階
募集期間 12月12日(水)正午〜26日(水)正午
詳細は、独立総合研究所HPまたは青山繁晴さんのブログを
(★)トラ撮り! コーナー
(項目は番組動画の説明に準拠)
★青山千春博士 in AGU100 FALL MEETENG
(省略。来週詳しくやるそうです)
★在米日本大使館
世界の日本大使館は天皇陛下のご存在をまずドーンと出してる。
だから僕は冒頭に、平成の御代の最後の天皇誕生日に日本の国会議員が1人しかいないのはおかしいってことも言ったわけです。
陛下に政治的なご意思は全くありませんが、日本にとっては最高の、実質的な超然たる外交官でもいらっしゃるわけです。
だから大使館にまず菊の御紋がバーンと出てる。
★ディック・チェイニー氏
AGUに参加した後、その夜に在米日本大使館で天皇誕生日の祝宴が開かれて参加した。
この人は元副大統領のチェイニーさん。
★Major General,JGSDF 足立吉樹 将補<少将>
大使公邸の中。
左端は足立将補の奥様。
国際社会では「少将」だが、陸自では「将補」と呼ぶ。
名刺には「Major General,JGSDF」。
相手にわからないから、少将を名乗ってる。
国際社会では、大将(☆☆☆)、中将(☆☆)、少将(☆)。
それぞれカウンターパートナーがいるが、日本は☆☆がいないから、カウンターパートナーがいない。
JGSDFも米軍以外はわからない。
大佐を「一等陸佐」と呼ぶのも、そもそも日本語として間違ってる。
大将、中将、少将はキャリアや年齢のことを言ってるので、First、second、thirdじゃない。
僕が若い頃に「一等陸佐」の話をペンタゴンでした時、びっくりして「なんでそんな妙な言い方するんですか」と言うから、「おめーが僕らの憲法作ったからだよ」と言ったら、しばらくポカンとした後、すぐに「変えねーのはおめーだよ」と(笑)。
僕は実に四半世紀やってるわけです、この会話を。
僕は決心して、岩屋防衛大臣にこの話をしようと。
アポはもう取りましたから。
なぜかというと、岩屋さんは自由民主党の国防を知ってる人の中では、比較的リベラルなので。
例えば稲田さんのようにすごく保守派だと思われてる人だと、それ逆にできないから。
この話は足立さんが言ったんじゃなく、防衛駐在官、これも妙な言葉で本当は駐在武官、が少なくとも6人いらっしゃって、その人たちと話をしながら、僕は、そうか、稲田防衛大臣の時に呼称変えようと提案したのは間違ってたなと。
むしろ岩屋さんに言うべきだと。
【追記 12/18 13:00】青山繁晴さんの公式ブログより転載
「虎撮りのコーナーの足立将補(防衛駐在官)の写真について、別の防衛駐在官の写真を間違えてアップしました。放送した写真は、足立将補の駐米日本大使館における部下に当たる防衛駐在官です。深くお詫びいたします。次回12月24日の放送にて、訂正し、あらためてお詫びします。青山繁晴 拝」
★元アメリカ陸軍将校 元民主党議員 峯田良雄氏
アメリカでは超有名なノーマン・ミネタ氏。
日系アメリカ人として、アジア系のアメリカ人として初めて大臣になった人。
ブッシュ(子ブッシュ)政権では運輸長官、日本で言うと国交大臣。
9.11同時多発テロが起きて、合衆国を飛んでる飛行機を全部着陸させる決断を一瞬でした。
新たに来る飛行機は全部止めた。
どうしても来る飛行機はカナダに着陸しろと。
ミネタさんは子供時代に収容所に入れられた。
アメリカ政府は責任取れと、ガンガンにずっとやってきた。
だからものすごく信頼されてる人で、僕はその人が今上陛下のお誕生日のレセプションに来られて、ものすごく感激した。
★日本大使公邸の佇まい
★ホワイトハウス
★上院議員秘書室
★下院議員 Andy Biggs氏
★フレンチ・ヒル議員
★議会の中のカフェ
★「正論」原稿執筆中
★夜の議事堂
(以上省略)
★鮨 Ogawa
日本大使館でやった天皇誕生日のレセプションに、出張で来ていらした。
夜にお店に行った。
豊洲からネタを仕入れている。
築地から豊洲まで近いが、仕入れ先が豊洲に変わっただけで、ネタが届くのが8時間早くなったと。
それから値段もすごく下がりましたと。
自分の店だけでなく、他の店でもそうですと。
小池知事はあの時よけいなことしてないで、早くやってたら、日本の水産物の輸出にとってもどれだけ利益になったか。
★ホワイトハウス 国家安全保障会議
★北朝鮮に関しての会議
★国防総省
★メタンハイドレート(AGUで発表した資料)
(以上省略)
(5)政府 きょう以降工事加速 辺野古沿岸部
(ざっくり起こし)
安全保障上の理由で国家間で約束したことを地元のご意思で変えていたら、国家間の約束ができない。
僕はもともと辺野古移設反対でした。
山原(やんばる)北部訓練場を中心に考えるべきだと。
いずれにしても、国家間で約束した以上、守らないといけない。
(6)韓国海軍 竹島防衛訓練 日本「中止強く要求」
(ざっくり起こし)
中止を強く要求とか言ってるだけじゃダメ。
国際法の世界で言うと、ほとんど戦争行為。
もともと日本の領土だった所を、日本が敗戦で主権を失っている時を狙って、勝手に李承晩ラインを引いて、韓国側に入れた。
そこに防衛と称して軍事力を展開するというのは、国際法の世界ではほとんど戦争行為。
共同通信の記事に「元徴用工訴訟などで冷え込んだ日韓関係」と書いてあるが、徴用工じゃない。
こうやってさりげなく、日本が不当なことをやったから韓国もこうなるんだっていう話にすり替えられてる。
(7)5G 設備で中国製品排除 総務省
(ざっくり起こし)
5Gになる時に、中国製品をなるべく排除しましょうと言ってる段階。
トランプさんはこれ全部排除だと言ってる。
だから中国の関連会社(Huawei)の副社長を逮捕したりしてる、カナダで。
間もなくアメリカに引き渡す、という時に日本は、中国もアメリカも両睨みのことをやってるけれども、安全保障に関わることは両睨みはダメ。
なるべく排除じゃなくて、もっときちんとはっきりした措置をやるべき。
(8)米大統領「金利上げるな」 FRBへ反対
(9)米大統領・首席補佐官代行にマルバニー氏
(10)中国が米車関税停止 来年1月から3カ月間
(11)メイ英首相信任で続投決定
(12)高梨3位 2戦連続表彰台 W杯ジャンプ
(以上省略)
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____________________________内容紹介ここまで
「間もなく死ぬ」っていう青山さんの言い方、私もやめてほしいなあと、実は前から思ってました(T_T)
でも毎週のように言われるんですよね。
『ざっくり起こし』では、そこの発言はたいがいカットしてきました。
真意は分かるけども、「間もなく死ぬ」って言葉自体が、聞くといつも嫌な気分になるんです。
青山さんの生き死にとは無関係で、個人的なことです。
ここ数年、おじさんやおばさんなど親戚が毎年のように亡くなっていってるので。
私のおじ・おばとなると、みんな70代〜80代だから、当たり前と言えば当たり前ですが、でもやっぱり「間もなく死ぬ」って言い方はズキッと来ます。
せめて「いずれ死ぬ」とか、もうちょっとソフトな表現にしていただけたらありがたいのですが…(^_^;
あと、峯田良雄さんに関しては、全く違う話題で拙ブログで以前取り上げたことがあります。
日米開戦に関連した話題です。
未読の方、お時間があればどうぞ。
■2014/12/8:ハル・ノートは「恥ずべき最後通牒」だ! ルーズベルトを批判した米共和党議員
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★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
★2018/11/9発行『青山繁晴のまいにち哲学』
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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内容紹介ここから____________________________
(★)オープニング(着席後)
(ざっくり起こし)
この名刺は、中国の駐米大使、崔天凱氏。
かつて駐日大使でもあった。
なぜ僕がこの名刺を持ってるかというと、天皇誕生日の祝宴が日本の大使館であった。
日本の国会議員で参加者は僕一人。
アメリカはずらっと大物。
チャイナからも集まってる。
僕の場合は国会が終わった翌朝、地球物理学会参加のため早めに行ったが、他の議員さんたち選挙区に帰るのも分かるが、逆に言うと、僕が行ってなかったらゼロ。
平成最後で、駐米大使館も一生懸命やってお客を呼んでる。
今上陛下の御代の最後の誕生日の祝賀会なのに、最大の同盟国アメリカでやる時に、日本の国会議員が一人というのはおかしいんじゃないか。
いま話題のケリー首席補佐官が年内で辞めることになって、その候補に名前が挙がってた人も全員来てるのに。
入管法改正から特に、保守派の振りしてる人も含め、誹謗中傷が多いが、今から言うことも変な反応が来ると思うが、これ僕は自費で行っている。
国際学会出席も、国防総省行ったり、ホワイトハウスの国家安全保障会議行ったり、アメリカの上下両院回ったり、全部自腹。
手を挙げれば公費で行ける立場の人がいっぱいいるわけですよ。
自腹で行けとまでは言わないが、政治献金みんな受け取ってるわけですよね。
全体に仕事のウェートがおかしくないですか。
それもこれも考えると、参議院議員はこんなに人数要らないと思う。
衆議院は逆に増えてもいいぐらい、細かいところからたくさん意見を吸い上げるため。
参議院はもっと少なくして自腹でやる。
僕は外務省に批判的だが、現地の大使館が駆け回って苦労して…、大使館に100人以上いるが、よく仕事をしてる。
杉山大使は就任から100日間、営業マンと同じように、アメリカの議員会館を名刺持って回った。
トップが走れば、周りの人も今まで以上に走る。
今年の天皇誕生日は大物級が来ただけでなく、各国から詰めかけて、人の波。
それであえて言うと、国会議員は一人。
杉山さんの頑張りを知ってるから、僕も一生懸命、会場回ったが、限りがある。
やっぱり国会議員の仕事の割り振りや、自分の仕事をどう考えてるかというの、おかしいと思う。
国民の意識もレベルが低い。
入管法改正めぐっても、僕にどんどん批判いただきたいが、でもはっきり言うとレベルが低い。
反対票入れればいいんですか?
何か世の中よくなるんですか?
全くならない、僕がいい格好できるだけです。
今回、入管法改正で起きた愛国者の側の弱さはみんなで一緒に考えましょう。
「月刊正論」に書いたが、安倍政権が「便法」をやっている。
入管法改正は外国人で間に合わせという便法、水道法改正は外国資本入れましょうという便法、漁業法改正も一部便法、妊婦加算も凍結になったが便法。
便法から本来の志に行くためには、例えば入管法改正で反対票入れて、この法案が見直しになりますか?
強く、したたかに、修正も含めて…、今日もまた法務部会が再開されていく機会を使っていく。
そういうしたたかな強さがなかったから、敗戦も迎えたんじゃないか。
僕は田原総一朗さんとは意見合わないが、僕にこんなことを言った。
「あの人は商売右翼だ」
商売右翼じゃなく、無償の行為として本当に国を思ってる人の弱さが出てきたのを、僕を使って、分かってほしい。
(1)入管法成立評価せず65% 共同通信調査
(ざっくり起こし)
今国会で入管法の審議をするまで、世論調査は実は外国人労働者の受け入れ拡大賛成の方が多かったんですよ。
安倍政権の、便法で乗り切ろうとする、根っこのところは触らないで表面だけで乗り切ろうとする、ひとつの理由は世論調査だった。
消費増税も、入管法改正も賛成が多い。
やろうとしてることで反対の方が多かったのは、消費増税対策のわけのわかんないやつ。
プレミア付き商品券とかポイント制度とか、そういうのは反対が多かったんですよ。
でも消費増税そのものは賛成が多い。
で、外国人労働者受け入れ拡大も、人手不足なんだからしょうがないでしょっていう雰囲気で、賛成の方が多かったんですよ。
それだから便法でいいと。
逆に根幹いじろうとした、例えば特定秘密保護法とか、触ろうとしただけで本当は触れてないけれども。
それから平和安全法制もそうでしょ。
集団的自衛権というのは何か戦争になるような困った話じゃなくて、全くの逆なんですよ。
戦争にならないようにするために、第二次世界大戦の反省を踏まえて国際社会に出てきて、国連憲章にもしっかり書いてあるのが集団的自衛権。
これを例えば戦争ができるって話にすり替える、そんな異様な社会は日本だけ。
リアリストの目から見ると、実は平和安全法制の時は僕は全く自由な立場だったわけですけど、安倍総理にこれ大丈夫ですかと、もう時効だから言ってもいいと思いますが、やろうとする志はいいけど、かえって妙な集団的自衛権になってしまわないかということも含めて、かなり心配したわけですよ。
あの時の安倍政権の雰囲気は、残念ながら僕は国会にいる前ですけれども忘れられなくて、それは決心すごかったですよ。
安倍晋三総理自身、それから総理官邸に今もいらっしゃる、今も全員いる、みんなすごい目をしてた。
このために再登板したんだと。
その時も公明党は実はものすごく反対したんですよ。
それから選挙の心配も、ものすごくあったわけですよ。
もうチャイナは逆に喜んで、どっと工作資金も実は入れてきたんですよ。
リアルタイムではなかなかわかんなかったけど、後でよくわかった。
あ、そういう時にお金が入れてくるんだっていうのが。
工作が入ったのは主に自由民主党。
野党じゃなくて。
自由民主党の中の親中派、親韓派、親北朝鮮派、ほとんど一人三役の人が多い。
その時に、これやらなかったら何のために再登板したかわかんないという決心はすごくて、だから底にある物をつかもうとした。
平和を守るために集団的自衛権っていう概念が人類に表れてるのに、日本はこれは戦争をすることだと言って、話をすり替えていると。
そこに触ろうとしたんですよ。
だから便法じゃなかった。
ところがもう徹底的に(バッシングを)やられるから、実は最終的には便法…、便法はちょっときつすぎる、中途半端になったわけですよ。
これはアメリカとか、国際社会から見たら、逆に日本は集団的自衛権を、なんと国連加盟国なのに、行使しない理由をつけたと。
法律で明文化したと。
つまり日本の存立の一番基盤に関わらない限りはやりませんっていうね、これやると余計できないじゃないですか。
本来の第二次世界大戦終わった後の、戦争を起こさせないための集団的自衛権っていうのは、やっても自分の利益にはあんまりならなかったり、自国民から非難されたり、自分の税金使うなと言われても、世界の平和を守るためには集団的自衛権をちゃんと使って、他の国のためにも頑張りましょうと。
東京大学の学者を筆頭に、愚かな人が、国連の集団的安全保障と安倍政権の言う集団的自衛権は全然違うもので、集団的自衛権は戦争をするものだと。
何を言ってるんですか。
国連憲章の中に書いてあるんですよ、集団的自衛権をやりなさいと、個別的自衛権だけじゃなくて。
それを日本の平和安全法制は、日本の自分のぎりぎりの利益になる時だけやるって言ってんだから、話は逆さまなわけですよ、本当は。
それで残念ながら安倍政権やっぱりけっこう懲りたんですよ。
根本に手を入れようとするとえらい事なると。
だからこれを出さずに去年の5月3日に安倍総理が憲法9条はそのままだと。
1項付け加える、それも自衛隊合憲ですねって言うだけだと。
便法だけにしないと、もうあんな苦しいのは嫌だって話になったわけですよ。
もう一回言いますが、去年12月の自由民主党憲法改正推進部の会合で、ここまで(底まで)伸ばしましょうと。
ただし、無理につかまなくても、リアリストなので、できる範囲のことで言うと、9条はじゃあそのままにしましょうと。
公明党の賛成がないと3分の2の発議できませんから。
9条はそのままにする代わりに、じゃあ「自衛権の発動は、妨げない」というふうにしましょうと。
そうしたら全部ひっくり返る。
提案した時に、安倍総理から、総理官邸の人々から、あるいは自由民主党の大幹部から、みんなの反応は、あの集団的自衛権を思い出させるから、その話は嫌だと、絶対嫌だと。
青山さんはその時、議員じゃなかったから、そんなこと言うんだ、とは言わないが、目に書いてある。
あの時、我々はめちゃくちゃ苦労したんです、あれもう一回やるのは嫌ですと言われるから、民間だから楽してるってことはありませんと。
評論家じゃないので。
実務者っていうのはみんな苦労してるんですと。
集団的自衛権で苦しい議論をしたからこそ、メディアと野党にやられたからこそやりましょうと話をしていったら、当時の細田憲法改正推進本部長自らが決断なさって、「自衛の措置は妨げない」と。
しかも紙が配られて注釈で、自衛の措置=自衛権の発動ですということをおっしゃったわけですよ。
ところが、便法で行った方が世の中楽だというのが染みこんでて、その根元が世論調査。
世論調査は当然、うつろう。
だからもともとうつろうものと判断し、だから政権が倒れてもやむを得ないんですよ。
屍の上を越えていくんだから、何でも。
自分を守りながら前に進むことはできないので。
だから心ある人からは、「青山さんは、すぐ死ぬとか、間もなく死ぬと言うのはやめて下さい」っていうのもいっぱい来るんですが、現実に多分まもなく死ぬだろうし、それからとにかく私の屍を越えていって下さいって意味ですから。
従って、このニュースぱっと見ると、やっぱ世論も6割5分の人がこの外国人受け入れ拡大に反対してるじゃないかってなるけど、違います。
これだけ人手不足ってことが喧伝されて、知らず知らずの間に、ドラマの中にも入ってる。
こういうやり方ずっと前からしてるんですよ?
恋愛ドラマの中でもちゃんと人手が足りないって話が取り込まれている。
それだけ刷り込まれていて、外国人受け入れじゃなくて本当は、40歳以降の男性と、いったん家庭に入って仕事に戻ろうとする女性と、引きこもりで鬱に苦しんできた働きたい意欲がある若者、全部合わせたら1200万人。
今度の入管法改正で受け入れるのは、安倍総理によるとおよそ35万人ですよ。
話が噛み合ってないでしょ。
噛み合ってないところに実は修正の余地があるということを、ずっと僕は申し上げてるわけで。
世論調査っていうのはそのようなものですから、キョロキョロ周りを見ないってことがとても大事でですね。
帰国の途に着いたあたりから、機中でもつながりますから、いろんな世論調査の結果がどんどん携帯に入ってるんですけど、またほとんど似たような話なんですよ。
こないだまで逆に、軽減税率の話以外はみんな賛成だった。
やっぱり水は低きに流れると言うとおりね、便法で行った方が楽だと、残り3年だしって、これ話、逆ですよね。
3年でもう命限られてるんですから。
人間は死すべきものだから働くことができるんですよね、志を持って。
(2)来年度予算101兆円半ば 初の大台
(ざっくり起こし)
ブラックユーモア。
当初予算案の段階で100兆円を超えるのは初めてって、これ自体がややもうお笑い。
というのは、補正、補正やってるでしょ。
当初予算だけ、例えば100兆円以内に抑え込んでても、補正で全部合わせたらどうなるって話、ほとんどしないじゃないですか。
当初予算って、書いてる記者も、このへんスラッと書いちゃう、考えなくなってる。
でもこれはあくまで当初予算で抑えてあって、補正を何回もやると、国民の気付かないところでこんなに膨らんでるって話ですから、そもそも何の意味があるのかっていう上に、記事には、景気対策が総額を押し上げたって書いてるけど、これ今年の中身は、今年ってことは来年4月1日以降の予算の話ですよね。
半年経ったら消費増税でしょ。
何のことはない、この押し上げたっていうのは、まともな景気対策じゃなくて、自分で景気下げるからですよ。
自分で10月に、今の段階だと、総理は柔軟な考えをお持ちだけど、でもすごいプレッシャーが、予定通り来年10月に消費税初めて2桁に上げろと。
それで景気悪くなるから、無理をして下から押し上げようっていうのが、この景気対策なんですよ?
だからひとりマッチポンプじゃないですか。
ほとんどブラックユーモアの予算になりつつあるということなんですよ。
(3)与党税制大綱を決定 住宅ローン減税1千億円超
(ざっくり起こし)
(さっきの項目と)全く同じ話だと誰でも分かりますよね。
さっきの軽減税率が分かりにくいだけじゃなくて、自動車産業は日本経済にとって決定的に大事ですよ。
日本は公共交通機関が発達してますが、地方に行くと庶民の足になってるから大事な減税ではあるけれども、しかし自動車持ってない人には全く関係ないですよね。
住宅ローンもみんなが家作れるわけじゃないですよね。
こんなややこしいことを積み上げていって、さっき当初予算の話で言うと100兆円を越えましたって話の中に、これも計算の仕方によっていろいろ変わるんですけど、純然たる消費増税のための予算だと言えるものだけでも2兆円を越えてるわけですよ。
そうすると、じゃあ何のために消費増税するんですかと(笑)。
よけいなものが入ってない子供の頭で考えたら、この予算作りは、あんた何したいの、どっちやねん、増税なのか減税なのか。
だから自動車や住宅ローン減税ももちろん大事ですが、それ以前に、個人消費全体に網をかけてる消費税の、増税をしないどころか、減税した方がはるかに早いじゃないですか。
(4)自民党・公明党が新防衛大綱を了承
(ざっくり起こし)
この防衛計画の大綱を安倍政権の最後の仕事のうちのひとつとしてね、まあ3年あるからもう1回あるかもしれないけど、でも最後かもしれないこれやっててね、これはやっぱり国会来てよかった。
それも無所属じゃなくて…、無所属で出てくれって声、2年半前ものすごく強かったですから。
今の(入管法改正に)反対票を入れてくれって声よりも強かったね。
僕もすごく惹かれましたよ。
わざわざ自由民主党に行くことないじゃないですか。
でもこれは防衛計画大綱を今、自由民主党の中でやっててね、自由民主党の国会議員でよかったなあと、これは本当につくづく、この臨時国会でずっとやってたわけですよ、朝8時から。
ものすごくやっぱり影響するんですよ。
訪米して国防総省、ホワイトハウスの国家安全保障会議に行った時にも、防衛計画大綱の見直し、あなたエンゲージしてるよねと、インテリジェンスが全部調べてて、あの日の何月何日の何時何分頃、部会でこう言ったよねってメモ見ながら言うわけですよ。
ものすごく関心あるんです。
すごく出た話が、「いずも」なんです。
その「いずも」をどうするこうするの話になったから、別にパンチ食らわせるわけじゃないけど、中国が今持っているトンデモ空母、ジャンプ台になっている。
[中国の空母「遼寧」。画像出典:BUSINESS INSIDER JAPAN]
燃料がいっぱいだと飛べない。
レーダーに察知されるからツルツルで(高度を上げないで)行く。
ミサイルをぶら下げなきゃいけない。
重さも重大な問題になるから、武器もほとんど着けない、燃料もちょっとしか入れてない艦載機が飛んで行くっていうのは、ええかっこしてるだけ。
アメリカの空母は真っ平らで、カタパルト、一番新しい型だと、前は蒸気でやってたんですが電磁式で、中国が3隻目の空母でこれ着けるらしいんですよ。
それで僕が「いずも」の話になった時に、これ中国に盗まれてるじゃないかと。
一番大事な技術、アメリカは盗まれてるじゃないかと。
だから「いずも」によこせって言ったわけですよ(笑)。
何でかと言うと、今これ日本もないので。
垂直に上がったり下がったりする。
この方法だとあっという間に燃料なくなるので、当然これ(新しい型のカタパルト)がほしいと。
アメリカ側の答えは言えないんですが、一言で言うと、あなたは守秘義務があるので当然信用するけれども、でも帰国したらすぐに、虎ノ門ニュースとは言わないが、これに出るでしょうと。
知ってるんですよ、だってこれ観てるんだから。
そこアメリカ大使館(番組のスタジオがあるビルの近く)、情報の塊ですよ。
[地図で調べて驚きました。本当に近いんですね!]
それで、「あなた(青山)は言わないのは分かってるけれども、でもこの部屋の中であっても私は言ったら逮捕される」と。
これあとで確認したんです、実は。
アメリカの司法省に、大使館も知らないけど、そのルートで確認したら、あ、逮捕されますと。
僕はどうなるのと聞いたら、拘束されますと。
拘束されて騒ぎになった方が、これどうするかって話になって丁度いいと言ったら、そこはアメリカ人だから別におかしいと思わずに、「そうだよね。日本にとってはこれ大事だよね」と。
だっていつまでやるんですか、この(垂直離陸の)話を。
こんなの、あるというだけで緊急時以外は使えないんですよ?
こういう話を自由民主党の国防部会で、あるいは合同会議でガンガンにやるわけですよ。
それから自衛官の給料上げて下さいと。
公務員の給料は横並びですが、そこに手当を付ける。
今、簡単に言うと警察官の方が高いんですよ。
僕は、警察官も自衛官も消防官も、人の為に命をかけてる人は、全く平等に上げて下さいと。
そういう増税だったらみんな場合によっては分かってくれるって話をしてるわけですよ。
国の借金が大きいから借金返済に充てると前は言ってたのに、急に教育の無償化だとか、安倍総理が話を変えるからみんな信用できないわけですよ。
手当を上げて下さいって話の時に、僕は、警察庁からもやっぱり人が来てるから、警察が既得権益になってるんですよと。
国軍失ったところに警察が勢力を伸ばして、それが既得権益になってる上に、やっぱり警察って旧内務省なんで、陸軍・海軍と違ってものすごくしたたかで賢いから、今の僕ら、愛国者側にこの人たちがほしいわけですよ(笑)。
戦争に負けて、警察は真っ先に、軍と同じように悪うございましたと言ったわけですよ。
だから内務省解体で、ところが旧内務省は官房副長官になれるわけです。
厚生労働省とか警察庁とか。
防衛省は総理秘書官にはなれても、官房副長官はおよそなれない。
だからこういう会議でも、官房副長官を防衛省から送り込まなきゃ駄目だと。
それから警察の既得権益というのは…、警察に大臣いるんですか?
警察だけいないんですよ。
山本有三さんは国家公安委員長。
これ内務大臣じゃない。
警察の上には国家公安委員会があって、そこで会議してるらしいけど、会議の中身は国民全然わからない。
だから警察担当大臣とは言いつつも、本当は国家公安委員長にすぎないわけですよ。
警察だけ上がいないわけです。
だから手当なんかもやっぱり伸びしろが大きい。
警察官の方がいきなり初任給がいいわけです、実際は。
手当のつかない警察官ってまずあり得ないでしょ。
深夜勤務もあれば、危険手当もどんな方でも普通は生じるから。
だからやっぱり自衛官よりは警察官に就職するわけですよ。
この部分を防衛計画大綱の中に盛り込もうと。
最初防衛省が出してきたのは、待遇改善とかしか書いてなくて、それも大事だけど、まず給与、年収なんですよ、手当も入れた年収。
僕の印象で言うと、自由民主党の部会で言うことがどんどん盛り込まれるんですよ。
それが最終的にどこまで残るかは別にして、でも「いずも」をとりあえず、共同通信の記事には「事実上の空母化」って書いてあるけど、そうです。
垂直しか行けないとか、最初はアメリカ海兵隊のF35Bしか載せないとか、日米協力だけだとかいろいろ言ってるけど、それは間違いなく、人民解放軍はひっくり返ってますよ。
日本の海軍の伝統、帝国海軍の時代は違うと言っても、たかが80年弱前ですよ?
いろいろな経緯は省略して言うと、真珠湾のアメリカ太平洋艦隊をことごとく沈めたんですよ?
アメリカ海軍は未だに、真珠湾の展示で認めてるとおり、合衆国の太平洋艦隊に正面から向かっていったのは日本の連合艦隊しかなかったわけです。
しかも帝国海軍は実は解体されてないから。
今回訪米した時に駐在武官っているでしょ、防衛駐在官ってけったいなこと言ってるけど、要は駐在武官、海の人はもちろんわかってるけど、陸と空の人は、僕からこれ聞いてびっくりした人もいたわけですよ。
帝国海軍は解体されてないんです。
解体されてない証拠の書類まで、海自に、金庫の中に保管されてます。
つまり朝鮮戦争で掃海艇…。
(居島一平:機雷の除去ですよね)
はい。
帝国海軍から続く組織として出してるんで。
帝国陸軍は完璧に徹底的に解体されたけど、海軍は解体されてないんですよ。
それもチャイナは知ってます、賢いですから。
朝鮮半島もおそらく。
中国は僕、直接話してるから、間違いなく解放軍はこれ知ってるんで、その中で色んなステップとはいえ、「いずも」が空母になっていくというのは、これは戦争起こさせないんです。
抑止力なんです。
(以下、ギャラリーの18歳の男性に対して、「異業種の人よ出でよ」の話)
(★)お知らせ
※「青山繁晴のまいにち哲学」2018/11/9発売されました!
※「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」絶賛発売中!
※第85回 独立講演会
2019年1月19日(土) 受付13:00〜 開演14:30〜19:00(予定)
「国際会議場」会議棟7階
募集期間 12月12日(水)正午〜26日(水)正午
詳細は、独立総合研究所HPまたは青山繁晴さんのブログを
(★)トラ撮り! コーナー
(項目は番組動画の説明に準拠)
★青山千春博士 in AGU100 FALL MEETENG
(省略。来週詳しくやるそうです)
★在米日本大使館
世界の日本大使館は天皇陛下のご存在をまずドーンと出してる。
だから僕は冒頭に、平成の御代の最後の天皇誕生日に日本の国会議員が1人しかいないのはおかしいってことも言ったわけです。
陛下に政治的なご意思は全くありませんが、日本にとっては最高の、実質的な超然たる外交官でもいらっしゃるわけです。
だから大使館にまず菊の御紋がバーンと出てる。
★ディック・チェイニー氏
AGUに参加した後、その夜に在米日本大使館で天皇誕生日の祝宴が開かれて参加した。
この人は元副大統領のチェイニーさん。
★Major General,JGSDF 足立吉樹 将補<少将>
大使公邸の中。
左端は足立将補の奥様。
国際社会では「少将」だが、陸自では「将補」と呼ぶ。
名刺には「Major General,JGSDF」。
相手にわからないから、少将を名乗ってる。
国際社会では、大将(☆☆☆)、中将(☆☆)、少将(☆)。
それぞれカウンターパートナーがいるが、日本は☆☆がいないから、カウンターパートナーがいない。
JGSDFも米軍以外はわからない。
大佐を「一等陸佐」と呼ぶのも、そもそも日本語として間違ってる。
大将、中将、少将はキャリアや年齢のことを言ってるので、First、second、thirdじゃない。
僕が若い頃に「一等陸佐」の話をペンタゴンでした時、びっくりして「なんでそんな妙な言い方するんですか」と言うから、「おめーが僕らの憲法作ったからだよ」と言ったら、しばらくポカンとした後、すぐに「変えねーのはおめーだよ」と(笑)。
僕は実に四半世紀やってるわけです、この会話を。
僕は決心して、岩屋防衛大臣にこの話をしようと。
アポはもう取りましたから。
なぜかというと、岩屋さんは自由民主党の国防を知ってる人の中では、比較的リベラルなので。
例えば稲田さんのようにすごく保守派だと思われてる人だと、それ逆にできないから。
この話は足立さんが言ったんじゃなく、防衛駐在官、これも妙な言葉で本当は駐在武官、が少なくとも6人いらっしゃって、その人たちと話をしながら、僕は、そうか、稲田防衛大臣の時に呼称変えようと提案したのは間違ってたなと。
むしろ岩屋さんに言うべきだと。
【追記 12/18 13:00】青山繁晴さんの公式ブログより転載
「虎撮りのコーナーの足立将補(防衛駐在官)の写真について、別の防衛駐在官の写真を間違えてアップしました。放送した写真は、足立将補の駐米日本大使館における部下に当たる防衛駐在官です。深くお詫びいたします。次回12月24日の放送にて、訂正し、あらためてお詫びします。青山繁晴 拝」
★元アメリカ陸軍将校 元民主党議員 峯田良雄氏
アメリカでは超有名なノーマン・ミネタ氏。
日系アメリカ人として、アジア系のアメリカ人として初めて大臣になった人。
ブッシュ(子ブッシュ)政権では運輸長官、日本で言うと国交大臣。
9.11同時多発テロが起きて、合衆国を飛んでる飛行機を全部着陸させる決断を一瞬でした。
新たに来る飛行機は全部止めた。
どうしても来る飛行機はカナダに着陸しろと。
ミネタさんは子供時代に収容所に入れられた。
アメリカ政府は責任取れと、ガンガンにずっとやってきた。
だからものすごく信頼されてる人で、僕はその人が今上陛下のお誕生日のレセプションに来られて、ものすごく感激した。
★日本大使公邸の佇まい
★ホワイトハウス
★上院議員秘書室
★下院議員 Andy Biggs氏
★フレンチ・ヒル議員
★議会の中のカフェ
★「正論」原稿執筆中
★夜の議事堂
(以上省略)
★鮨 Ogawa
日本大使館でやった天皇誕生日のレセプションに、出張で来ていらした。
夜にお店に行った。
豊洲からネタを仕入れている。
築地から豊洲まで近いが、仕入れ先が豊洲に変わっただけで、ネタが届くのが8時間早くなったと。
それから値段もすごく下がりましたと。
自分の店だけでなく、他の店でもそうですと。
小池知事はあの時よけいなことしてないで、早くやってたら、日本の水産物の輸出にとってもどれだけ利益になったか。
★ホワイトハウス 国家安全保障会議
★北朝鮮に関しての会議
★国防総省
★メタンハイドレート(AGUで発表した資料)
(以上省略)
(5)政府 きょう以降工事加速 辺野古沿岸部
(ざっくり起こし)
安全保障上の理由で国家間で約束したことを地元のご意思で変えていたら、国家間の約束ができない。
僕はもともと辺野古移設反対でした。
山原(やんばる)北部訓練場を中心に考えるべきだと。
いずれにしても、国家間で約束した以上、守らないといけない。
(6)韓国海軍 竹島防衛訓練 日本「中止強く要求」
(ざっくり起こし)
中止を強く要求とか言ってるだけじゃダメ。
国際法の世界で言うと、ほとんど戦争行為。
もともと日本の領土だった所を、日本が敗戦で主権を失っている時を狙って、勝手に李承晩ラインを引いて、韓国側に入れた。
そこに防衛と称して軍事力を展開するというのは、国際法の世界ではほとんど戦争行為。
共同通信の記事に「元徴用工訴訟などで冷え込んだ日韓関係」と書いてあるが、徴用工じゃない。
こうやってさりげなく、日本が不当なことをやったから韓国もこうなるんだっていう話にすり替えられてる。
(7)5G 設備で中国製品排除 総務省
(ざっくり起こし)
5Gになる時に、中国製品をなるべく排除しましょうと言ってる段階。
トランプさんはこれ全部排除だと言ってる。
だから中国の関連会社(Huawei)の副社長を逮捕したりしてる、カナダで。
間もなくアメリカに引き渡す、という時に日本は、中国もアメリカも両睨みのことをやってるけれども、安全保障に関わることは両睨みはダメ。
なるべく排除じゃなくて、もっときちんとはっきりした措置をやるべき。
(8)米大統領「金利上げるな」 FRBへ反対
(9)米大統領・首席補佐官代行にマルバニー氏
(10)中国が米車関税停止 来年1月から3カ月間
(11)メイ英首相信任で続投決定
(12)高梨3位 2戦連続表彰台 W杯ジャンプ
(以上省略)
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____________________________内容紹介ここまで
「間もなく死ぬ」っていう青山さんの言い方、私もやめてほしいなあと、実は前から思ってました(T_T)
でも毎週のように言われるんですよね。
『ざっくり起こし』では、そこの発言はたいがいカットしてきました。
真意は分かるけども、「間もなく死ぬ」って言葉自体が、聞くといつも嫌な気分になるんです。
青山さんの生き死にとは無関係で、個人的なことです。
ここ数年、おじさんやおばさんなど親戚が毎年のように亡くなっていってるので。
私のおじ・おばとなると、みんな70代〜80代だから、当たり前と言えば当たり前ですが、でもやっぱり「間もなく死ぬ」って言い方はズキッと来ます。
せめて「いずれ死ぬ」とか、もうちょっとソフトな表現にしていただけたらありがたいのですが…(^_^;
あと、峯田良雄さんに関しては、全く違う話題で拙ブログで以前取り上げたことがあります。
日米開戦に関連した話題です。
未読の方、お時間があればどうぞ。
■2014/12/8:ハル・ノートは「恥ずべき最後通牒」だ! ルーズベルトを批判した米共和党議員
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
★2018/11/9発行『青山繁晴のまいにち哲学』
まいにち出合える日めくりカレンダー!
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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