米中貿易戦で中国ベタ降り&北朝鮮に関心ないトランプ大統領…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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■12/3放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
G20ではさまざまな首脳会談が開かれましたが、特に世界の注目を集めたのが貿易戦争の最中行われた米中首脳会談。
日本のオールドメディアの報道を見ていると、米中貿易戦争はいったん落ち着いたという雰囲気ですが、「中国は下手をすると、3カ月以内に政変ってことも、もうゼロとは言えない」と青山さん。
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■12/3放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
G20ではさまざまな首脳会談が開かれましたが、特に世界の注目を集めたのが貿易戦争の最中行われた米中首脳会談。
日本のオールドメディアの報道を見ていると、米中貿易戦争はいったん落ち着いたという雰囲気ですが、「中国は下手をすると、3カ月以内に政変ってことも、もうゼロとは言えない」と青山さん。
※元動画はこちら(12月3日午後8時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※この書き起こしは要旨であり、一字一句この通りではありません。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※「ざっくり起こし」=本筋に関係ない話はカット、「超ざっくり起こし」=要点のみ紹介、とお考え下さい。
内容紹介ここから____________________________
(★)オープニング
(省略。亡くなったブッシュ元大統領(パパブッシュ)と宮沢喜一元首相の話)
(1)米中 追加関税拡大を一時見送り
(ざっくり起こし)
アメリカの歴代政権は中国を追い詰めることができなかった。
中国が明らかに国際法や国際社会のルールも無視して勝手なことをしていることを、野放しにしてきた側面があった。
それをトランプ大統領が初めて戦いを仕掛けて、米中貿易戦争と呼ばれる事態になってるんだけど、そうなって初めてトランプ大統領と習近平国家主席がサシで会談したっていうのが今回の肝(次のニュース項目へ続く)。
(2)米中対話で摩擦解消要請 日中首脳会談
(ざっくり起こし)
日中首脳会談は要は、米中貿易戦争を話し合いでなんとか解決してもらわないと、日本や世界がみんな困るということを言ったわけです。
これがこないだの安倍さんの訪中の根っこにもなってるわけですよね。
安倍総理がトランプさんの側に立って中国を追い詰めると、結局日本経済や世界経済も悪くなるという認識で。
実は水面下では安倍総理からトランプさんにそういう趣旨のことも伝えてるわけですよね。
僕とちょっと考え方違うんだけれども、いずれにしても日本経済に影響することは間違いがないんで。
これどういう風に解釈したらいんだろうと思ってる方、虎ノ門ニュースをご覧になってる方は意識が高いので、よけいに、これ要はトランプさんは結局口だけで、いざ大問題になってくるとこんな風に、いま一平ちゃんがいみじくも「手打ち」って言ったけど、やっぱりこういうのって第一印象は手打ちかなって思うじゃないですか。
表面に出てるだけで一時見送りってことは、水面下ではもっと手打ちと言わざるを得ないような、このへんにしとくかみたいな話になってんじゃないかと。
でも朝のNHKニュースから何からね、新聞取ってる方は新聞によって書き方が違う、新聞取ってない方もネットで見るとバラバラだと。
本当は何なんだということ知りたい方が多いと思って(このニュースを)取り上げたんですが、一言で言うと、全く手打ちじゃないです。
全く違います。
このニュースの最初の方にね、中国の王受文商務次官、はっきり言って大した大物でもない、要は現場責任者の一人がですね、この習近平さんとトランプ大統領が会談した後にわざわざ会見開いてね、これはアメリカが、中国からやってくるアメリカへの輸入品に、最大25%っていうものすごい関税をかけたと。
で、中国はそれに対抗して、アメリカが中国に輸出する時に関税をまた同じようにかけたと。
で、こういうのも、全部なくなるんだと言ったわけですよ。
これ全く事実に反するんです。
少なくともアメリカ側はこれを一言も言ってないわけです。
これ公平に見てどういうことかと言うとですね。
ものすごく分かりやすく言うと、今までお互いに、米中それぞれ関税をかけた。
もともとの関税プラスね。
それでアメリカは中国に対して、もっと乗っけるって言ってるわけですよ。
今回トランプ大統領と習近平さんの話で決めたっていうのは、この部分だけ(○で囲った分だけ=来年1月に予定していた25%への税率引き上げ)を、3カ月待ってやるって言っただけなんですよ。
僕はアメリカ側の、僕と信頼関係ある人に電話で直接確認したんですが、これだけだよねって言ったら、That's all.、全部だと。
中国はもともとの関税もなくすみたいな話をしてるって言ったら、知ってるよと。嘘だよと。
ただアメリカ側がそう言ったからといって、すぐ信じちゃダメで。
というのは外交交渉っていうのは、そもそも、それぞれ都合のいい発表がするんですよ、毎回。
今回も中国側は、国内向けに言ってるに過ぎないという言い方もできなくはない。
ただ、今回僕は中国側の話も聞くことができた。
アメリカみたいにスパッと言ってくれないが、でも全体として言うと、やっぱりこれだけ(○で囲った分だけ)なんですよ。
しかももっとすごいのは、ほとんど脅迫なんですよ。
3カ月の間にトランプ大統領を満足させられないと…、たった3カ月ですよ?、これ(○で囲った分)を予定通りやるし、もちろんこれ(下の部分)は頑として動かなくて、この上にこれ乗っかるって話をしてるんだから、簡単に言うと、中国のベタ降りっていうか、ま、完敗ですよね。
それどころかこれ首脳会談やってもらうためにね、なんせトランプ大統領はプーチン大統領と今回首脳会談をやることになってたのに、ロシアがウクライナの船捕まえたって言っただけで、これバーンと蹴ったんだから。
そんな大統領、今までいないですよ。
99パーセントの当事者は乱暴だって言うんだけど、ま、喧嘩上手なんですよ。
このために中国はまず何をしたかというと、とにかく首脳会談やってもらわないといけないから、相手はトランプ大統領だから、商務次官とかでは全然話にならないし、外務大臣も、李克強首相でもダメだから、習近平さんと会ってもらわなきゃいけないでしょ。
ところが普通の大統領だったら下から詰めていけば必ず会うわけですけど、トランプさんは嫌だって言ったら絶対会わないので。
いったん決まった米ロ首脳会談を吹っ飛ばす人だから。
だから怖いもんで中国はどうしたかというと、とにかくアメリカの農産物を買いますよと。
はっきり言うと、品質も味も安全性もへったくれもなくて、とにかく買いますと(一同笑)。
今日の夜明けぐらいから、虎ノ門ニュースで言っていいかどうか、この言葉、と思ったんだけど、普通考えるとね、これ一種の土下座外交に見えてくるんだよね。
但しこれは言いすぎなんで、そうですと僕は言うわけじゃないけど、やっぱり頭の中に、これ実質的に土下座なんじゃないのかなと。
だって中国政府は共産党の独裁だろうが何だろうが、国民に対してやっぱり責任があるわけですよ。
アメリカにやられるからと言って、農産物をとにかく買いますと。
不見転(みずてん。後先を考えずに事を行うこと)で買うってやつですよ。
それ困るのは国民ですからね。
もう1個あって、買うって言ってるけど、アメリカから輸入する物にも、実はこの対抗措置のこの関税(これまでの関税)かけてるわけですよ。
例えば今朝のNHKニュースなどは、その関税はどうするんでしょうねみたいなこと言ってるんだけど、そんなもの乗っけたままってわけにいかないじゃないですか。
だからその分も外すわけでしょ、実質的には。
表でどう言おうと。
ということは、もうここ(これまでの関税)降りてるわけ。
分かりますよね。
だから土下座って言葉はあまりにも不穏当だけど、要するにベタ降り、完敗なんですよ、これは。
じゃあ日本は米中仲良くしてくれないと日本も困りますって話で済むのかってことはやっぱりあって。
例えば保守の論客の中にも、こないだの安倍総理の訪中は絶対良かったんだって言う人がいて、そういう人の声の方が大きくなってるわけですよ。
今回のニュースの本当の肝を見るとですね、やっぱり同盟国のアメリカと、同盟国だからじゃなくて、日本の国益とアジアの利益に最終的にはなるんで、つまり不公正な貿易で繁栄する中国経済にいつまでも依存していては、日本が今まで大事にしてきたルールを守る貿易もやがてできなくなりますってことが最大の、日本の国益に関わる問題であり、アジアと世界経済の、一番根っこの問題なんですから。
だからトランプさんに乗っかって、やれ行けそれ行けってことではもちろん全くないけれども、おかしいことはおかしいことを、糺した上で、摩擦を解消して下さいって言わなきゃいけないんですよ。
それがやっぱり僕は足りないと思う。
今回の日中首脳会談も、こないだの訪中も。
依然として安倍総理の動きが非常にいいのは事実なんですよ。
でもその部分がやっぱり、残り3年を切って、安全策になってるんで、今までのような押し込みが水面下でもやっぱり足りない。
で、トランプさんは逆に、あと2年なわけですよね、任期が。
大統領再選に向けて、もっと出てくるわけ。
この差がだんだん広がっていくと、日米の基本的な、つまり中国にどう向かい合うのかっていうのが、いまや外交だけじゃなくて経済も政治も、それから本当は社会、文化に至るまでね、根幹なんですよ。
なぜかというと、中国は日本の教育に干渉してるわけだから。
アメリカ合衆国は日本を占領してた7年の間に、はっきり言うとむちゃくちゃな政策をやったわけですよ。
日本側に嘘も植え付けていったわけですよ。
日本は全部悪かったとか、勝ったアメリカは全部正しかった、原爆投下は戦争を終わらせるためで、戦争犯罪にならないとか。
まあ全部間違いですよ、客観的に言ってね。
(居島一平:ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムですね)
はい、そうです。
でも、その問題と、今現在、日本の教育に干渉してね、例えば今言ったとおり、日本は全部悪かったんだっていうね、日本だけが悪かったんだっていう、客観的に見て全く間違い、これは右とかじゃなくて、だいたいそんな戦争あり得ませんから。
アニメの世界でもあり得ないから。
そういうことをアメリカが今やれって言ってる事実はゼロなわけです。
ありません、実際に。
むしろ逆ですよね。
はるか彼方の朝鮮戦争の時代からもうアメリカは、考えを変えて、朝鮮戦争の途上で日本の独立も回復してるわけだから、はっきり言うと日本陸海空軍を持てということもアメリカが言って、日本はむしろ、いや、こないだまで陸海空軍はめちゃくちゃ悪いって言ってたのを急に変えられませんと言って、吉田茂総理っていうね、外務省、やっぱり体質だけど、そういう人がちょっと待ってと言ったりしてたわけでしょ。
何を言ってるかというと、アメリカが今、日本は悪かったと教えろと言ってるわけじゃなくて、それをやってるのは中国なわけですよ。
そういう中国の、これも不公正な貿易とよく似たやり方で、明らかに内政干渉で、まして靖国神社に日本の総理が行く行かないについて、海外からどうのこうの言えるはずがないわけですよ。
したがって中国にどう向かい合うかっていうのは、経済だけじゃなくて政治も、もちろん社会、文化に至るまで子供たちをどう育てるか、明日の日本をどうやって作るかまで全部影響してるんだから、ここはですね、本当はここに(2つのニュースに)1本この共通した軸があって、これは不公正は許さないと。
ルール破りは許さないと。
それを東シナ海、南シナ海で軍事力を展開し、独裁を根拠にして国民からどんどん税金を取れるから、そのチャイナマネーで世界を壟断(ろうだん)することはあってはならないっていうのを立てるのが、本来の安倍外交なんです。
そのために再登板したわけだから。
だからこの2つのニュースの根幹はそこにあるんですよ。
それでオールドメディアの報道をちゃんとをウォッチする人が迷うっていうのは、どうしてかと言うと、日本の敗戦後のオールドメディアは実に73年の長きに至って、今言ったようなこの通すべき筋、軸を全部外してきたんですよ。
見て見ないふりをしてきたから、ぐらぐらになってるから、これをどう捉えるかって視点がね。
中国に行ってる特派員から見たら、中国はやったやったと、アメリカは手詰まりに近いんだみたいなことを言い、ワシントンの特派員は、またそこで混乱するわけですよ。
トランプ大統領は乱暴者と言われてて、もうアメリカではCNNをはじめ朝から晩までトランプ大統領はひどい、弾劾弾劾とずっと言ってるわけですよ。
あっち行ったりこっち行ったりで何言ってるか分かんなくなるから、それを受け取る国民、主権者の側はそれは何だか分かんなくなるんですよ。
でもこれはですね、要は、仲良くしましょうっていうのは外交じゃないってことなんですよ。
最終的には仲良くしますよ。
仲良くしなかったら戦争になって人が死ぬわけですから。
だから戦争を回避する手段は、仲良くすることが第一の手段じゃないってことなんですよ。
戦争を回避するためには、2つの世界大戦で人類が学んだのは、むしろちゃんと、いざとなったら戦わざるを得ないっていう力を持って抑止力にすること、それからこれは違いますっていうのをはっきりさせること。
それをなあなあにしてると、むしろ逆に戦争になるというのを学んで。
いわば第二次世界大戦、日本側の呼び名で言うと大東亜戦争で、一番被害を受けた国です、日本は。
原爆投下ひとつを見ても分かるわけですよね。
もちろん日本だけがもちろん被害を受けたんじゃなくて、世界で結局、犠牲者数え切れないほどいるわけですから。
しかし人道や人権について言うと、一番被害を受けたのが実は日本なんですよ、本当は。
それを韓国をはじめ日本と戦ってない国が一番被害を受けたと言ってる、その嘘を中国が裏で支えてきたっていうのが、これも右や左じゃなくて客観的な状況なんですよ。
でもこういうことも全部根っこはむしろ経済に繋がっていくから、この中国の不公正な経済拡張主義を認めないって言うトランプさんの汲むべき点を、必ず汲まなきゃいけないということなんです。
したがってですね、この後、3カ月間の間に、このベタ降りまでしてる中国がどうするかが、世界の命運を変えていくわけですけど、ここでまた参考になるのがですね、さっきのニュースに出てきた中国側の商務次官の話ですよね。
これ実際に記者会見やってる様子を僕も映像で見まして、まあはっきり言うと、作り笑顔そのもの。
要は、あのお顔を見てると、どんなに苦しいか、国内が。
中国はまず統計が全くあてにならないんですよね。
それどうしてかっていうと、中央集権に見えて、広くて北京で支配できるわけがないから、どうしてるかというと、モザイクにこうやって割って、地区の書記がいるっていうね、モザイク独裁体制なんですよ。
経済統計も全部ここ(各地区)から北京へ上げてくるわけですよ。
で、ここ(各地区)に小さな独裁者がいるわけですよ、地区の共産党書記っていうね。
独裁者の運命として、大きかろうが小さかろうが引きずり下ろされたら、下手すると首はねられたり家族も殺されたりっていうのは、世界の歴史で何も変わってないので、それは北朝鮮の金一族にも言えるわけですよね。
すると今の中国っていうのは、飯を食わして文句を封じるって政策ですから、平たく言えば経済を上げるしかないから、当然、ここ経済悪かったらそこの書記は失脚して、家族ごとひどい目に合うわけですよ。
したがって当然、実際の経済に上乗せした統計を北京に上げるわけです。
これがものすごい数、寄ってくるわけですよ。
そうすると、北京で、この部分が嘘の上乗せ部分だってもう分かんないわけ。
これをはっきり言ったのが、なんと李克強首相なんですよ。
首相になる前のエコノミストとして知られた李克強さんが、それも西側のインタビューに答えて、自分は統計は信用してないと。
信用できるのは実際にこの各地区でどれくらい電気を使ったか、これも産業の電気ね。
それからどれぐらい鉄道で、物を移動させたか。
この2つだと言ったわけですよ。
それ李克強さんの株が西側ですごく上がって、それが気に入らないから習近平さんに徹底的にやられてきた。
そうすると、中央の北京ですら、中国経済が本当はどうなってるかよく分かんないわけですよ。
だから経済成長率は、まあ話半分って言いたいところだけど、これは西側のエコノミストはだいたい3分の1に、人によっては4分の1に見てるわけです。
だから成長率が8%って言ったら、まあ2%あるかないかだと。
人によっては、いや、もうとっくにマイナス成長だと言う人も現にいます、欧米に。
日本にもたぶんいらっしゃる。
日本のエコノミストって、上念さんとか高橋洋一さん以外は、なかなかそういうこと言わないので(笑)。
でも実際はそういう状況にある中で、頼みの綱はやっぱり依然として輸出なわけですよ。
それをアメリカにがーんとやられると、もう中は本当に疲弊しきってるから、商務次官は、もともとの、追加された関税もなくなるんですよってことを言わざるを得ない。
これはしかし喧嘩上手のトランプ大統領にとったら、それこそ究極のビッグデータでね、こんなおいしい話はないんですよ。
そうか、こんなに弱ってだなあと。
だからこのガチガチの(関税の)二階建てスタイルで押していくしかないなと。
それも3カ月っていうことは、逆にお尻切られたわけだから。
中国は下手をすると、3カ月以内に政変ってことも、もうゼロとは言えないですよ。
だからそういうニュースなんですよ。
このニュースで米ロ首脳会談がどうなるのかとか、結局吹っ飛んだみたいになってて、だから今日はまずこの話を、オールドメディアの報じてることと違うので、お話をしようということなんですよね。
(3)米朝再会談は1月か2月 トランプ氏
(ざっくり起こし)
皆さん愕然としません?
いつも言ってる通り、メディアリテラシー、僕はもうちょっと平たく、ニュースには尻尾があると。
今日今までお話ししたニュースとこのニュースの尻尾、どこがどう絡みますか。
さっき僕はある言葉を連呼してたじゃないですか。
3カ月、3カ月と。
パチッと90日で決めてるでしょ、あのでかい中国相手に。
北朝鮮相手は、1月か2月に…、どんだけアバウトなの?
そこが肝なんですよ。
トランプ政権は今、チャイナの脅威にこういうふうに(集中しているジェスチャー)出ていて、北朝鮮はとりあえずアメリカに撃つ核はあきらめたんだから、中国が守ろうが守らまいが、それ関係なく、北朝鮮の意思として、アメリカとは核の競争しませんよと言ったので、もう完全に先送りになってるわけですよ。
これもオールドメディアは僕はやっぱり困ったこと言うなと思うんですが、ポンペイオ国務長官はじめ、ボルトンさんも含め、1月にちゃんとやるんですよとなってる。
したがって依然として北朝鮮問題はアメリカに頼んでいいんだっていう風に言ってるけど、トランプさん自身が、いや、1月か2月か…(笑)。
これって全然ケースが違うっちゅや違うんだけど、例えば岡本ちゃん(ディレクター)が岡子という女性だとして、僕は酷い奴で一平子ちゃんと二股かけて、両方にプロポーズしてると。
本当は喧嘩だけど。
岡子ちゃんには、90日以内に返事してよと。
一平子ちゃんには、まあ1月か2月か…(スタジオ笑)。
そういうことなんですよ。
だからこれはゆるゆるだってことなんですよ。
もうはっきり言うと、関心がないんですよ。
しかも帰りの飛行機、専用機の中で記者団に聞かれたら答えるっていうのはね、自分から言うつもりも特にないわけですよ。
だから1月か2月…、もう12月なんだからもうすぐやりますってことを言ってんじゃなくて、まあ年明けてから、やれる時にやれればいいんじゃないの、と言ってるわけです。
これはだから日本にとっては、超弩級の大問題なんですよ。
で、逆説的に見るっていうのは僕はあまり推薦しないんだけど、必ず裏側っていうか違うサイドから見ることも大事で、さっき言った中国の商務次官の話っていうのは、例によって中国が都合のいい嘘をついてるというようにも見えるだろうけども、逆に言うとどれだけ国内の不安に苦しんでるかと、中国政府自身が、ってことだとお話ししましたよね。
だからこの話も、北朝鮮との話し合いはトランプさんは、6月12日にシンガポールで(会談)やる時、あるいはその前に持ってた緊張感をとっくに失ってて、ゆるゆるになってるってことは逆に日本には、もうぐいぐい喉輪みたいに北朝鮮問題が深刻になってるってことなんですよ。
というのはアメリカのチェックも緩んでるんで、日本に向けた(チェックが)。
で、しかも韓国は実質、文在寅大統領が北朝鮮に屈服した状態だから。
これ前から言ってますけれども、これも色々苦情来るんですけれども、文在寅大統領は学生運動の時代から北朝鮮の資金提供を受けてた疑いがあるっていうのは、世界のインテリジェンスの、日本も含めて常識ですからね。
したがって北朝鮮としてはですね、ものすごく的が絞りやすくなってるわけですよ。
まずアメリカはトランプさんが長くても6年後にはいなくなるわけだから、その後の大統領がどうなるかでまた変わるけれども、少なくとも当面は、ある意味ではアメリカを気にしなくてもよくなってるわけなんです。
なんと恐るべき話で。
そして韓国はもっと気にしなくてもいいわけです。
そしてチャイナも、トランプ大統領が北朝鮮と手を結び始めると、チャイナは急に北朝鮮に優しくなったわけですよね。
北朝鮮は、チャイナもアメリカも韓国も気にしなくていい。
気になるのは、まだ安倍政権が存続してる日本だけ。
ということは防衛上、あるいは安全保障、危機管理上の超弩級の大問題が、音を立てないまま、しかも残念ながらトランプ大統領によって作られてんですよ、同盟国によって。
これはトランプさんは明らかに日本の国益を損じてるわけですよ、こういうのが。
1月、2月で、やる時にやれれば、っていうのは困るわけなんですよ。
困るで済まないから、前から言ってます通り、僕は長年の信念の、日本は核武装すべきでないっていうのも再検討せざるを得なくて、少なくとも国会でその議論は通常国会以降、やるべきだと考えてるわけです。
というのはアメリカの核の傘っていうものに守られて、僕のように日本は核武装すべきじゃないっていう人間にとっても、そこは矛盾なわけですよ、はっきり。
僕も矛盾を抱えてきたわけですよ。
僕はこれ認めませんが、要するに核兵器はもう全部やめればいいんだと。
これ認めないっていうのは、筋が悪いとか考え違うって言ってんじゃなくて、現実に、この今までの核をやめたら、テロリストや、あるいは北朝鮮に持ってるボロな核の値打ちが上がるだけだから、よけい人間を窮地に追い込むんで。
イデオロギーとか姿勢とかの話じゃないんですよ。
でもそっちの方がまだ矛盾はないわけですよ、とにかく核兵器は全部悪いんだと言う方が。
僕は核兵器が全部悪いって言い方をしてんじゃなくて、日本の生き方として、核兵器は基本的に兵士を殺害するんじゃなくて、広島・長崎が証明してる通り、戦わない人を殺害するので、日本は取るべきじゃないって言ってきたんですが、これはアメリカの核の傘に守ってもらうっていう前提に、僕も入ってたわけです。
これはある種の偽善ですが、その偽善をもう、偽善のかぶり物を脱いでいかなきゃいけない時代に入ってて。
そうするとですね、こちら(次のニュース項目)に繋がるんですよね。
(4)自民改憲案提示見送り 日程確保できず
【共同通信によりますと、自民党は、憲法9条への自衛隊の明記など党の憲法改正案の4項目について、今国会での提示を見送る方針を固めました。複数の関係者が明らかにしたものです。衆議院憲法審査会は11月28日、幹事懇談会で今国会で初めてとなる審査会を11月29日に開くことを決めました。しかし11月29日の審査会は幹事の選任に留まり、自民党は来月10日の会期末までに改正案提示の日程を確保することは困難と判断しました】
まずこのニュースも表を触ってるだけなので、今日皆さんに問題提起してる違う視点、本当は逆の視点、逆説って意味じゃなくてね、遊びじゃないんで、そういう意味じゃないけど、裏から見るっていうことをね、今日はそこに絞って問題提起してるつもりなんですけど。
そこからまず言うとですね、これは改憲案の提示が、自由民主党が改憲案を国会に示すことが益々ダメになったって話じゃないんですよ。
違いますよ。
これ何でかと言うとですね、だいたいこの臨時国会は、それ僕は自由民主党との内部でも言ってますが、短すぎるんですよ。
で、本当に憲法改正を提示するつもりで、そして僕が反対してる入管法改正をやるつもりで、それだったらもっと早く、早く開いてれば、この秋の臨時国会で必ず年末年始っていうね、というか年末でこう止まる、年末年始に国会は事実上開けないっていうこと以外に、予算案を作らないといけないんで、当然、延長してもここ止まらなきゃいけないんですよ、12月半ばぐらいでね。
でもそういう制約があるからこそ、しっかり憲法改正とかをこの臨時国会でやるんだったら、それ開会を当然早くするはずじゃないですか。
そうでしょ。
だから、夏の終わりからやっててもいいわけですよ。
それをやらないで遅らせて遅らせて、こんなに(短く)なってるわけですから。
だから本当はですね、この臨時国会でやろうとしたのに、掲示できなかったっていう、事実を作るのが大事なんですよ。
ここで踏み台を作っておけば、翌年の通常国会、どんなに短くても1月から6月までは必ずあるわけですから、それ法によって決められてるから、そこに乗っけられる下地ができるってことなんで。
これは実は話が逆なんですよ。
で、いろいろありましたよ?
新しいトップになった下村さんが、(野党は)怠けてるみたいなもんだって発言をなさったんで、野党ははっきり言うと、そこに飛びついたわけですよ、問題発言だと。ね。
でも本当はそれ飛びつくのはおかしくて、下村さんの発言が良かったと言ってるわけじゃなくて、前から言ってますけれども、安倍総理はそれこそ下村・自由民主党憲法改正推進本部長、それから、憲法を変えるためにも国会議員になった僕を含めて、僕らの方が護憲派なんですよ。
憲法96条に、こうやったら修正できますってことを書いてるってことは、当然この憲法は、自ら、やがて変わらねばならないと。
なぜかというと、昭和20年、西暦で言うと1945年の日本の敗戦を踏まえて作られたものだから、その状況がいつまでも続くはずがない。
その通りじゃないですか。
敗戦からわずか7年で、日本は占領から解放されてるわけですから。
だが当然ここにですね、「この憲法の改正は」とあって、国会が発議しましょうと。
あるいは発議できると。
そして、国会だけじゃなくてその後は、一番大事なんで国民の投票によって決めますと、いうことが書かれてるってことはですね、で、しかもこれは手続きだけど、天皇陛下がその後に公布なさるということまで書き込んであってですね。
だから、細かいことは決まってないから、第一次安倍政権は立派な仕事をして、国民投票法をとりあえず決めたわけですよね。
で、さらにそれを、もっと国民が投票しやすいものにしましょうって今、改正をやろうとして、それも事実上野党の非協力もあって、ま、自由民主党に責任がないわけじゃないけども、止まってるわけですけども。
これはしかし憲法の書きぶりとしては、いわばこれで十分なんですよ。
何が十分かというと、この憲法は変えるべきものであると。
これは皆さんね、これを一切使わないのが護憲派って言うなら、この96条の条文が変わらなきゃいけないですよ。ね。
この憲法は、未来永劫、一字一句変えてはならず、国会がどのような議論をしようとも、国民の動揺考えると絶対変えてはいけないと。
したがって天皇陛下は国民の名において、これを永遠に一字一句守るんだと、書いてなきゃいけないでしょ?
書いてありますか?
だからこれを無視することを護憲って言うのは、話が無茶苦茶なんですよ。
だから僕らこそ護憲派なんですよ。
憲法が本来期待してるものを、ちゃんと時代を見てね、国会議員がその時代の変化、国際情勢の変化、まさしくめちゃくちゃに変化してるわけじゃないですか。
そうでしょう?
それを踏まえてちゃんと発議しなさいと。ね。
発議は場合によってはできるっていうんじゃなくて、本当はそれによってしなさいと。
そしたら国民はちゃんと自らの頭でお考えくださって、自分の意見を国民投票で表してくださいと。
そしてそれが決まれば陛下は粛々と、それを公布なさいますということが書かれてるわけで。
したがって臨時国会も通常国会もへったくれもなくて、毎国会ごとにですね、憲法9条はもちろんのことね、9条だけじゃなくて、例えば、最低限の生活を保障するって言ってるところが、例えば格差や貧民層の出現と噛み合ってどうなのかってことも含めて、もうほとんど全部の条文を毎国会中ずーっと審査してるっていうのが本当の姿でしょ。
だって本当に時々刻々変わるんだもの。
日本の中身も、世界もね。
野党がいわばそれを逆手にとって、っていうか例えばね、下村さんの発言も真意はそこですよね。
で、それも怠けてるって言い方はけしからんっていうのは、それははっきり言えば謝れば済むことでしょう?
でもそれをテコにして、もうとにかく、日程確保できずっていう表現になってんだけど、日程確保できずっていうのは自由民主党の責任ですよ、僕さっきから言ってる通り。
会期が短すぎるんですよね。
でも、それ以前に、謝罪したら済むことをいつまでも引っぱってる面もあるから日程がなくなったんですよね。
でもこういう話も基本的には、いわば(「米朝再会談は1月か2月 トランプ氏」のニュース項目を示しながら)この前の話なんですよ。
アメリカの核の傘があってね、それで北朝鮮をちゃんとアメリカが封じ込めてくれてね、で、北朝鮮はその後ろの中国っていう厄介なスポンサーもあり、それから台湾挟んでても、朝鮮半島で韓国軍と一緒に向かい合ってる、朝鮮戦争まだ終わってないんだから、休戦状態ですから、アメリカって巨大な敵もありっていうね、北朝鮮が四面楚歌の時代のこの憲法改正のゆっくりした話と、実は北朝鮮はもう日本さえ狙えばいいって状況になってる時に、103条もある長い憲法で、国民をどうやって例えば北朝鮮の脅威から守るかっていうのは、9条、1箇所しかなくて。
前から言ってる通り、9条には、どうやって守るかじゃなくて、全部否定してあって。
そうでしょ。
武力を行使することも、武力で威嚇することも、陸海空軍を持つことも、それどころかその他の戦力も、だから前から言ってる通り、こういう尖った物(ペン)も持っちゃいけないんだ、僕らは。
本当は護憲派であってもこうやって突けば、実際、脇を固めて目を突けば、鍛錬してれば2回で、相手の戦闘能力を奪うことが…、戦闘能力どころか行動できなくなるわけでしょ。
だからそれはその他の戦力ですよ。
それも全部ダメだと。
そして致命的に、相手が国だったら、何をされても戦うなと。
国の交戦権はこれを認めないとなってて、ではどうするかがないんですよ。
ないですよね。
で、さすがに本当はないと思ったんだろうと思うんですが、前文って要らないものがくっついてて、要るわけないですよ本当は。
でも要らないものくっついてて、そこに、諸国民の公正と信義にお願いすると。
で、諸国民は誰かも書いてない。
だから前から言ってますが、僕は今は地上波のテレビ、基本的にお断りしてますが、参加した頃は、諸国民って誰ですかと、聞いて相手が答えられないと、そこカット。
これそうですよ?
「テレビタックル」はなぜ生放送でやらないか。
たまにやったけどね。
ほとんど収録でしょ。
それはもうカットこそ「テレビタックル」だったから。
今も(番組は)あるけど。
だからですよ。
それはその番組の編集権の問題ですが。
要は、諸国民は誰ですかってのは、東京大学の憲法学の先生も早稲田大学の先生も、長谷川さんって今、時代の寵児になった先生も答えられないわけですよ。
これはもう全体としてその理念を言ってるんだっていう趣旨をおっしゃるわけですが。
それで諸国民守るんですか。
今日は(ギャラリーに)お子さんいらっしゃるけど、この子供達をそれで守るの?
例えばルワンダとかウガンダとかミャンマーとか、みんな自分で苦しんでるところがなぜか日本国を守って下さる、こういうのやっぱり関西言葉で言いたいんです、そんなアホなことがあるかいなと。
だからそれは本当はアメリカが守って下さると。
アメリカが公正で信義なんだってことにしましょうっていうのを、そう書けないから諸国民とごまかしただけでしょうと、いうことですが、そのアメリカがまさしくこうやって(「米朝再会談は1月か2月」の項目を示して)、僕はトランプさんの今の政策をかなり支持してるけども、この件では、北朝鮮の核ミサイルって件では、日本を見捨てたに等しくなってるわけですよ、現に。
で、日本は見捨てられて困るじゃなくて、自分で守らなきゃいけないと、この部分は、ということでしょう?
アメリカ万能主義みたいな日本国憲法なんだから、本当は。
そうでしょ。
日本は全部悪くて日本は何もできなくて、アメリカは万能なんだって書いてあるのが日本国憲法なんですよ。
アメリカ万能憲法なんです、実は。
で、それをアメリカ自身も知ってるから、もう変えたらどうですかって、実は長年言ってるわけでしょ。
でもそこはさすがと言えばさすがで、もう中国と違って占領終わってるんだから、それ以上、内政干渉はしない。
だから、まあ対等な関係とは言えないけれども、同盟国でいるわけですよね。
で、それやこれや全部考えると、今までの憲法論議とは、与野党の区別なく全然変わらなきゃいけないので、最終的に今日僕は、野党が出てこないのは、例えば審議に実際出てこないんですけど、出てこないのはけしからんと言ってるんじゃなくて、自由民主党の提示の仕方がやっぱり変わらなきゃいけないと。
今までと同じように、いや、憲法審査会を開くんだけれども、で、開きましょうと野党に呼びかけるんだけども野党が出てこないん、で、で終わる話じゃなくて、生きるか死ぬかの問題なんですから。
今まで安全保障は生きるか死ぬかの問題じゃなかったんですよ。
だから票にもならなかったわけ。
農業どうするかとか、そういうのは生きるか死ぬかにつながるから、平和な日本でも。
平和に見える、拉致被害者のこと考えれば平和じゃないんだけども、まあ一見平和に見える日本では、やっぱり食べ物とか、今の水道法改正みたいに水のこととか、命に関わるって見えるけど、安全保障はそう見えなかった。
何のことはない、それはアメリカにお任せしてきただけ。
で、アメリカがはっきり、トランプさんは本音を言う人だから、もうあえて言いますが、本音を言ってくれる人だから、やっとこれでわかったわけじゃないですか。
だからいつも言ってる通り、自由民主党も野党も、一致できる点を探す。
それは拉致被害者を全員取り返すことと、それから二度とこういう子供達や働き手が奪われる、北朝鮮ごとき破綻国家に奪われることがないようにする。
それが一致できないはずはないでしょうと。
もし一致できないんだったら、北朝鮮や中国から裏金をもらったり、工作員の活動に協力したりしてますよね、ということですよ。
それがないんだったら、絶対一致できるはずですよね。
これは野党のことを言ってるよりも、むしろ自由民主党の内部に向けて言ってるんですよ。
(5)スルガ銀行117人処分 主導の役員を懲戒解雇
(省略)
(★)お知らせ
※政府主催国際シンポジウム
「拉致問題を含む北朝鮮人権状況改善に向けた北朝鮮の具体的な行動を引き出すための国際連携のあり方」
12月15日(土) 14:00〜16:45(開場13:00)
イイノホール(東京都千代田区)
無料(ただし事前申込が必要(先着順))
詳細は、政府 拉致問題対策本部HPを。
※「青山繁晴のまいにち哲学」2018/11/9発売されました!
※「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」絶賛発売中!
※第85回 独立講演会
2019年1月19日(土) 受付13:00〜 開演14:30〜19:00(予定)
「国際会議場」会議棟7階
募集期間 12月12日(水)正午〜26日(水)正午
詳細は、独立総合研究所HPまたは青山繁晴さんのブログを
(★)トラ撮り! コーナー
(このコーナー全て超ざっくり)
★自由民主党奈良市支部 総会
2017年の総選挙で馬淵澄夫さんに僅差で勝利した小林茂樹さんの選挙区(奈良1区)。
そこの総会で講演。
講演では、特定失踪者の弓場比登美(ゆばひとみ)さんの話も。
画像は警察発表のもの。
奈良県橿原市で、年配女性から自宅に電話があった後、外出して行方不明に。
当時14歳、中学2年生。
こちら(pdfファイル)参照。
来年夏の参院選で改選期を迎える堀井巌参議院議員も登壇した。
★国防部会・安全保障調査会合同会議
海上保安官など制服組も出席。
新たな防衛計画の大綱が議題。
会議(部会)で出された防衛省の資料「領域横断作戦(Cross-Domain Operation)」。
(6)入管法案で会期末攻防へ 臨時国会
(超ざっくり起こし)
明日(4日)、僕の属してる経済産業委員会が開かれます。
入管法の改正案は2つあって、外国の国民の方々を労働者として急に増やすというのが一点。
その中から永住を認めるのが一点。
安倍総理は移民じゃないとおっしゃってるが、移民であるという解釈もある。
僕も、政府は移民の定義はしてないが、いわゆる制度の移民とは違う、というのは変わらない。
しかし本人が自分が移民と思ってもおかしくない。
法務委員会でやってるが、僕は法務委員会に属してない。
参議院議員に当選後、外交防衛委員会に党によって入れられてたが、経済産業委員会に変えてもらった。
メタンハイドレートの話は経済産業委員会でしかできないから。
メタハイの実態を知ってるのは僕だけですから。
(明日は)メタハイの話も必ず聞かなきゃいけない、できれば原子力が歪んで受け取られてる話も。
20分しかないから、入管法のこと聞くのはいったんやめようと思ったが、経済産業省の分野でも受け入れを予定してる分野が数は少ないけどあるので、そこに踏み込んで質問します。
僕がずっとこの臨時国会で目指してきたのは、野党と考え方が違います。
これ修正すると。
だから修正して成立です。
なぜか。
今、技能実習制度を悪用して低賃金で使ってる日本企業もたくさんあるから、失踪者が7000数百人にも出て、そのうち2000人以上が未だに行方知れずなのは、技能実習生だけのせいにしちゃダメです。
この制度を温存しちゃダメです。
だから入管法改正を、中身を変えていって、この技能実習生の悪用ってところを防ぐ制度にしていけば、希望の光が見えてくるから。
もっと具体的に言うと、これ特定機能1号と2号って言ってて、2号が永住。
だから法律に2号と書いてあるけども、法律で書いてあることは全部やらなきゃいけないってわけじゃないんですよ。
ここにすでにもう2年後の見直しという修正が入りましたから、2年間の間、その2号を動かさなきゃいいんですよ。
そして2年後の見直しの時に、特定2号はやっぱり要りませんでしたねとなれば、1号だけ残って、1号は単純労働者の受け入れとなってるけど、これは実は実態としてある程度技能をつけてる人なので、全くそれこそ不見転(みずてん。後先を考えずに事を行うこと)でやって来るって話とは実は違う。
そこは誤解があるんですね。
そういうことを、答弁時間も合わせて20分しかないからサーカスみたいになりますが、明日それをやるつもり。
(7)外相トップで平和条約交渉 日ロ首脳
(超ざっくり起こし)
簡単に言うと、安倍さんとプーチンさんではこれ以上進まない。
外務大臣に下ろしましょうと。
河野外務大臣は実利主義者。
問題は河野さんの国家観が本物なのかということ。
(8)日仏首脳会談 マクロン氏 連合継続重視
(超ざっくり起こし)
安倍総理は本領発揮された。
フランスは燃料税値上げで反マクロン、シャンゼリゼで大デモが起きた。
マクロンさんは提携強化で、ゴーンさんいなくなった後の、日産・三菱含めた三社トップはルノーから、フランスからと。
安倍さんは、いや、司法手続きやるんだ、ゴーンさんを追及するんだと言っただけ。
普通はなかなか言えない。
(9)日米印首脳 初会談 協力深化で一致
G20に合わせて日米印が3人でやるとこを見せつけて、中国に対してちゃんと立派な良き意味の包囲ができてますよってことを、初めて見せた。
(10)高梨 開幕戦3位 W杯ジャンプ女子個人
(省略)
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____________________________内容紹介ここまで
番組内でもお話があった通り、12月4日(火)、青山さんが経済産業委員会で質問に立たれます。
予定時間は10:20〜10:40。
皆様お見逃しなく!
(拙ブログも何らかの形で1本立てる予定ではいますが、保証の限りではありません)
※参議院 インターネット審議中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
今週も貼り付けておきます。
入管法改正法案(外国人労働者受け入れ拡大法案)が少しでもマシな内容に修正されるよう、皆様、引き続き、関係各所にお声を届けて下さい。
○首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
○自由民主党
https://www.jimin.jp/voice/
○公明党
https://www.komei.or.jp/etc/contact/
○日本維新の会
https://o-ishin.jp/contact/
○参議院 法務委員会 委員名簿(平成30年11月25日現在)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0065.htm
○地元の議員さん(特に来年改選の参議院議員さん)にもお声がけを!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
★2018/11/9発行『青山繁晴のまいにち哲学』
まいにち出合える日めくりカレンダー!
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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※「ざっくり起こし」=本筋に関係ない話はカット、「超ざっくり起こし」=要点のみ紹介、とお考え下さい。
内容紹介ここから____________________________
(★)オープニング
(省略。亡くなったブッシュ元大統領(パパブッシュ)と宮沢喜一元首相の話)
(1)米中 追加関税拡大を一時見送り
(ざっくり起こし)
アメリカの歴代政権は中国を追い詰めることができなかった。
中国が明らかに国際法や国際社会のルールも無視して勝手なことをしていることを、野放しにしてきた側面があった。
それをトランプ大統領が初めて戦いを仕掛けて、米中貿易戦争と呼ばれる事態になってるんだけど、そうなって初めてトランプ大統領と習近平国家主席がサシで会談したっていうのが今回の肝(次のニュース項目へ続く)。
(2)米中対話で摩擦解消要請 日中首脳会談
(ざっくり起こし)
日中首脳会談は要は、米中貿易戦争を話し合いでなんとか解決してもらわないと、日本や世界がみんな困るということを言ったわけです。
これがこないだの安倍さんの訪中の根っこにもなってるわけですよね。
安倍総理がトランプさんの側に立って中国を追い詰めると、結局日本経済や世界経済も悪くなるという認識で。
実は水面下では安倍総理からトランプさんにそういう趣旨のことも伝えてるわけですよね。
僕とちょっと考え方違うんだけれども、いずれにしても日本経済に影響することは間違いがないんで。
これどういう風に解釈したらいんだろうと思ってる方、虎ノ門ニュースをご覧になってる方は意識が高いので、よけいに、これ要はトランプさんは結局口だけで、いざ大問題になってくるとこんな風に、いま一平ちゃんがいみじくも「手打ち」って言ったけど、やっぱりこういうのって第一印象は手打ちかなって思うじゃないですか。
表面に出てるだけで一時見送りってことは、水面下ではもっと手打ちと言わざるを得ないような、このへんにしとくかみたいな話になってんじゃないかと。
でも朝のNHKニュースから何からね、新聞取ってる方は新聞によって書き方が違う、新聞取ってない方もネットで見るとバラバラだと。
本当は何なんだということ知りたい方が多いと思って(このニュースを)取り上げたんですが、一言で言うと、全く手打ちじゃないです。
全く違います。
このニュースの最初の方にね、中国の王受文商務次官、はっきり言って大した大物でもない、要は現場責任者の一人がですね、この習近平さんとトランプ大統領が会談した後にわざわざ会見開いてね、これはアメリカが、中国からやってくるアメリカへの輸入品に、最大25%っていうものすごい関税をかけたと。
で、中国はそれに対抗して、アメリカが中国に輸出する時に関税をまた同じようにかけたと。
で、こういうのも、全部なくなるんだと言ったわけですよ。
これ全く事実に反するんです。
少なくともアメリカ側はこれを一言も言ってないわけです。
これ公平に見てどういうことかと言うとですね。
ものすごく分かりやすく言うと、今までお互いに、米中それぞれ関税をかけた。
もともとの関税プラスね。
それでアメリカは中国に対して、もっと乗っけるって言ってるわけですよ。
今回トランプ大統領と習近平さんの話で決めたっていうのは、この部分だけ(○で囲った分だけ=来年1月に予定していた25%への税率引き上げ)を、3カ月待ってやるって言っただけなんですよ。
僕はアメリカ側の、僕と信頼関係ある人に電話で直接確認したんですが、これだけだよねって言ったら、That's all.、全部だと。
中国はもともとの関税もなくすみたいな話をしてるって言ったら、知ってるよと。嘘だよと。
ただアメリカ側がそう言ったからといって、すぐ信じちゃダメで。
というのは外交交渉っていうのは、そもそも、それぞれ都合のいい発表がするんですよ、毎回。
今回も中国側は、国内向けに言ってるに過ぎないという言い方もできなくはない。
ただ、今回僕は中国側の話も聞くことができた。
アメリカみたいにスパッと言ってくれないが、でも全体として言うと、やっぱりこれだけ(○で囲った分だけ)なんですよ。
しかももっとすごいのは、ほとんど脅迫なんですよ。
3カ月の間にトランプ大統領を満足させられないと…、たった3カ月ですよ?、これ(○で囲った分)を予定通りやるし、もちろんこれ(下の部分)は頑として動かなくて、この上にこれ乗っかるって話をしてるんだから、簡単に言うと、中国のベタ降りっていうか、ま、完敗ですよね。
それどころかこれ首脳会談やってもらうためにね、なんせトランプ大統領はプーチン大統領と今回首脳会談をやることになってたのに、ロシアがウクライナの船捕まえたって言っただけで、これバーンと蹴ったんだから。
そんな大統領、今までいないですよ。
99パーセントの当事者は乱暴だって言うんだけど、ま、喧嘩上手なんですよ。
このために中国はまず何をしたかというと、とにかく首脳会談やってもらわないといけないから、相手はトランプ大統領だから、商務次官とかでは全然話にならないし、外務大臣も、李克強首相でもダメだから、習近平さんと会ってもらわなきゃいけないでしょ。
ところが普通の大統領だったら下から詰めていけば必ず会うわけですけど、トランプさんは嫌だって言ったら絶対会わないので。
いったん決まった米ロ首脳会談を吹っ飛ばす人だから。
だから怖いもんで中国はどうしたかというと、とにかくアメリカの農産物を買いますよと。
はっきり言うと、品質も味も安全性もへったくれもなくて、とにかく買いますと(一同笑)。
今日の夜明けぐらいから、虎ノ門ニュースで言っていいかどうか、この言葉、と思ったんだけど、普通考えるとね、これ一種の土下座外交に見えてくるんだよね。
但しこれは言いすぎなんで、そうですと僕は言うわけじゃないけど、やっぱり頭の中に、これ実質的に土下座なんじゃないのかなと。
だって中国政府は共産党の独裁だろうが何だろうが、国民に対してやっぱり責任があるわけですよ。
アメリカにやられるからと言って、農産物をとにかく買いますと。
不見転(みずてん。後先を考えずに事を行うこと)で買うってやつですよ。
それ困るのは国民ですからね。
もう1個あって、買うって言ってるけど、アメリカから輸入する物にも、実はこの対抗措置のこの関税(これまでの関税)かけてるわけですよ。
例えば今朝のNHKニュースなどは、その関税はどうするんでしょうねみたいなこと言ってるんだけど、そんなもの乗っけたままってわけにいかないじゃないですか。
だからその分も外すわけでしょ、実質的には。
表でどう言おうと。
ということは、もうここ(これまでの関税)降りてるわけ。
分かりますよね。
だから土下座って言葉はあまりにも不穏当だけど、要するにベタ降り、完敗なんですよ、これは。
じゃあ日本は米中仲良くしてくれないと日本も困りますって話で済むのかってことはやっぱりあって。
例えば保守の論客の中にも、こないだの安倍総理の訪中は絶対良かったんだって言う人がいて、そういう人の声の方が大きくなってるわけですよ。
今回のニュースの本当の肝を見るとですね、やっぱり同盟国のアメリカと、同盟国だからじゃなくて、日本の国益とアジアの利益に最終的にはなるんで、つまり不公正な貿易で繁栄する中国経済にいつまでも依存していては、日本が今まで大事にしてきたルールを守る貿易もやがてできなくなりますってことが最大の、日本の国益に関わる問題であり、アジアと世界経済の、一番根っこの問題なんですから。
だからトランプさんに乗っかって、やれ行けそれ行けってことではもちろん全くないけれども、おかしいことはおかしいことを、糺した上で、摩擦を解消して下さいって言わなきゃいけないんですよ。
それがやっぱり僕は足りないと思う。
今回の日中首脳会談も、こないだの訪中も。
依然として安倍総理の動きが非常にいいのは事実なんですよ。
でもその部分がやっぱり、残り3年を切って、安全策になってるんで、今までのような押し込みが水面下でもやっぱり足りない。
で、トランプさんは逆に、あと2年なわけですよね、任期が。
大統領再選に向けて、もっと出てくるわけ。
この差がだんだん広がっていくと、日米の基本的な、つまり中国にどう向かい合うのかっていうのが、いまや外交だけじゃなくて経済も政治も、それから本当は社会、文化に至るまでね、根幹なんですよ。
なぜかというと、中国は日本の教育に干渉してるわけだから。
アメリカ合衆国は日本を占領してた7年の間に、はっきり言うとむちゃくちゃな政策をやったわけですよ。
日本側に嘘も植え付けていったわけですよ。
日本は全部悪かったとか、勝ったアメリカは全部正しかった、原爆投下は戦争を終わらせるためで、戦争犯罪にならないとか。
まあ全部間違いですよ、客観的に言ってね。
(居島一平:ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムですね)
はい、そうです。
でも、その問題と、今現在、日本の教育に干渉してね、例えば今言ったとおり、日本は全部悪かったんだっていうね、日本だけが悪かったんだっていう、客観的に見て全く間違い、これは右とかじゃなくて、だいたいそんな戦争あり得ませんから。
アニメの世界でもあり得ないから。
そういうことをアメリカが今やれって言ってる事実はゼロなわけです。
ありません、実際に。
むしろ逆ですよね。
はるか彼方の朝鮮戦争の時代からもうアメリカは、考えを変えて、朝鮮戦争の途上で日本の独立も回復してるわけだから、はっきり言うと日本陸海空軍を持てということもアメリカが言って、日本はむしろ、いや、こないだまで陸海空軍はめちゃくちゃ悪いって言ってたのを急に変えられませんと言って、吉田茂総理っていうね、外務省、やっぱり体質だけど、そういう人がちょっと待ってと言ったりしてたわけでしょ。
何を言ってるかというと、アメリカが今、日本は悪かったと教えろと言ってるわけじゃなくて、それをやってるのは中国なわけですよ。
そういう中国の、これも不公正な貿易とよく似たやり方で、明らかに内政干渉で、まして靖国神社に日本の総理が行く行かないについて、海外からどうのこうの言えるはずがないわけですよ。
したがって中国にどう向かい合うかっていうのは、経済だけじゃなくて政治も、もちろん社会、文化に至るまで子供たちをどう育てるか、明日の日本をどうやって作るかまで全部影響してるんだから、ここはですね、本当はここに(2つのニュースに)1本この共通した軸があって、これは不公正は許さないと。
ルール破りは許さないと。
それを東シナ海、南シナ海で軍事力を展開し、独裁を根拠にして国民からどんどん税金を取れるから、そのチャイナマネーで世界を壟断(ろうだん)することはあってはならないっていうのを立てるのが、本来の安倍外交なんです。
そのために再登板したわけだから。
だからこの2つのニュースの根幹はそこにあるんですよ。
それでオールドメディアの報道をちゃんとをウォッチする人が迷うっていうのは、どうしてかと言うと、日本の敗戦後のオールドメディアは実に73年の長きに至って、今言ったようなこの通すべき筋、軸を全部外してきたんですよ。
見て見ないふりをしてきたから、ぐらぐらになってるから、これをどう捉えるかって視点がね。
中国に行ってる特派員から見たら、中国はやったやったと、アメリカは手詰まりに近いんだみたいなことを言い、ワシントンの特派員は、またそこで混乱するわけですよ。
トランプ大統領は乱暴者と言われてて、もうアメリカではCNNをはじめ朝から晩までトランプ大統領はひどい、弾劾弾劾とずっと言ってるわけですよ。
あっち行ったりこっち行ったりで何言ってるか分かんなくなるから、それを受け取る国民、主権者の側はそれは何だか分かんなくなるんですよ。
でもこれはですね、要は、仲良くしましょうっていうのは外交じゃないってことなんですよ。
最終的には仲良くしますよ。
仲良くしなかったら戦争になって人が死ぬわけですから。
だから戦争を回避する手段は、仲良くすることが第一の手段じゃないってことなんですよ。
戦争を回避するためには、2つの世界大戦で人類が学んだのは、むしろちゃんと、いざとなったら戦わざるを得ないっていう力を持って抑止力にすること、それからこれは違いますっていうのをはっきりさせること。
それをなあなあにしてると、むしろ逆に戦争になるというのを学んで。
いわば第二次世界大戦、日本側の呼び名で言うと大東亜戦争で、一番被害を受けた国です、日本は。
原爆投下ひとつを見ても分かるわけですよね。
もちろん日本だけがもちろん被害を受けたんじゃなくて、世界で結局、犠牲者数え切れないほどいるわけですから。
しかし人道や人権について言うと、一番被害を受けたのが実は日本なんですよ、本当は。
それを韓国をはじめ日本と戦ってない国が一番被害を受けたと言ってる、その嘘を中国が裏で支えてきたっていうのが、これも右や左じゃなくて客観的な状況なんですよ。
でもこういうことも全部根っこはむしろ経済に繋がっていくから、この中国の不公正な経済拡張主義を認めないって言うトランプさんの汲むべき点を、必ず汲まなきゃいけないということなんです。
したがってですね、この後、3カ月間の間に、このベタ降りまでしてる中国がどうするかが、世界の命運を変えていくわけですけど、ここでまた参考になるのがですね、さっきのニュースに出てきた中国側の商務次官の話ですよね。
これ実際に記者会見やってる様子を僕も映像で見まして、まあはっきり言うと、作り笑顔そのもの。
要は、あのお顔を見てると、どんなに苦しいか、国内が。
中国はまず統計が全くあてにならないんですよね。
それどうしてかっていうと、中央集権に見えて、広くて北京で支配できるわけがないから、どうしてるかというと、モザイクにこうやって割って、地区の書記がいるっていうね、モザイク独裁体制なんですよ。
経済統計も全部ここ(各地区)から北京へ上げてくるわけですよ。
で、ここ(各地区)に小さな独裁者がいるわけですよ、地区の共産党書記っていうね。
独裁者の運命として、大きかろうが小さかろうが引きずり下ろされたら、下手すると首はねられたり家族も殺されたりっていうのは、世界の歴史で何も変わってないので、それは北朝鮮の金一族にも言えるわけですよね。
すると今の中国っていうのは、飯を食わして文句を封じるって政策ですから、平たく言えば経済を上げるしかないから、当然、ここ経済悪かったらそこの書記は失脚して、家族ごとひどい目に合うわけですよ。
したがって当然、実際の経済に上乗せした統計を北京に上げるわけです。
これがものすごい数、寄ってくるわけですよ。
そうすると、北京で、この部分が嘘の上乗せ部分だってもう分かんないわけ。
これをはっきり言ったのが、なんと李克強首相なんですよ。
首相になる前のエコノミストとして知られた李克強さんが、それも西側のインタビューに答えて、自分は統計は信用してないと。
信用できるのは実際にこの各地区でどれくらい電気を使ったか、これも産業の電気ね。
それからどれぐらい鉄道で、物を移動させたか。
この2つだと言ったわけですよ。
それ李克強さんの株が西側ですごく上がって、それが気に入らないから習近平さんに徹底的にやられてきた。
そうすると、中央の北京ですら、中国経済が本当はどうなってるかよく分かんないわけですよ。
だから経済成長率は、まあ話半分って言いたいところだけど、これは西側のエコノミストはだいたい3分の1に、人によっては4分の1に見てるわけです。
だから成長率が8%って言ったら、まあ2%あるかないかだと。
人によっては、いや、もうとっくにマイナス成長だと言う人も現にいます、欧米に。
日本にもたぶんいらっしゃる。
日本のエコノミストって、上念さんとか高橋洋一さん以外は、なかなかそういうこと言わないので(笑)。
でも実際はそういう状況にある中で、頼みの綱はやっぱり依然として輸出なわけですよ。
それをアメリカにがーんとやられると、もう中は本当に疲弊しきってるから、商務次官は、もともとの、追加された関税もなくなるんですよってことを言わざるを得ない。
これはしかし喧嘩上手のトランプ大統領にとったら、それこそ究極のビッグデータでね、こんなおいしい話はないんですよ。
そうか、こんなに弱ってだなあと。
だからこのガチガチの(関税の)二階建てスタイルで押していくしかないなと。
それも3カ月っていうことは、逆にお尻切られたわけだから。
中国は下手をすると、3カ月以内に政変ってことも、もうゼロとは言えないですよ。
だからそういうニュースなんですよ。
このニュースで米ロ首脳会談がどうなるのかとか、結局吹っ飛んだみたいになってて、だから今日はまずこの話を、オールドメディアの報じてることと違うので、お話をしようということなんですよね。
(3)米朝再会談は1月か2月 トランプ氏
(ざっくり起こし)
皆さん愕然としません?
いつも言ってる通り、メディアリテラシー、僕はもうちょっと平たく、ニュースには尻尾があると。
今日今までお話ししたニュースとこのニュースの尻尾、どこがどう絡みますか。
さっき僕はある言葉を連呼してたじゃないですか。
3カ月、3カ月と。
パチッと90日で決めてるでしょ、あのでかい中国相手に。
北朝鮮相手は、1月か2月に…、どんだけアバウトなの?
そこが肝なんですよ。
トランプ政権は今、チャイナの脅威にこういうふうに(集中しているジェスチャー)出ていて、北朝鮮はとりあえずアメリカに撃つ核はあきらめたんだから、中国が守ろうが守らまいが、それ関係なく、北朝鮮の意思として、アメリカとは核の競争しませんよと言ったので、もう完全に先送りになってるわけですよ。
これもオールドメディアは僕はやっぱり困ったこと言うなと思うんですが、ポンペイオ国務長官はじめ、ボルトンさんも含め、1月にちゃんとやるんですよとなってる。
したがって依然として北朝鮮問題はアメリカに頼んでいいんだっていう風に言ってるけど、トランプさん自身が、いや、1月か2月か…(笑)。
これって全然ケースが違うっちゅや違うんだけど、例えば岡本ちゃん(ディレクター)が岡子という女性だとして、僕は酷い奴で一平子ちゃんと二股かけて、両方にプロポーズしてると。
本当は喧嘩だけど。
岡子ちゃんには、90日以内に返事してよと。
一平子ちゃんには、まあ1月か2月か…(スタジオ笑)。
そういうことなんですよ。
だからこれはゆるゆるだってことなんですよ。
もうはっきり言うと、関心がないんですよ。
しかも帰りの飛行機、専用機の中で記者団に聞かれたら答えるっていうのはね、自分から言うつもりも特にないわけですよ。
だから1月か2月…、もう12月なんだからもうすぐやりますってことを言ってんじゃなくて、まあ年明けてから、やれる時にやれればいいんじゃないの、と言ってるわけです。
これはだから日本にとっては、超弩級の大問題なんですよ。
で、逆説的に見るっていうのは僕はあまり推薦しないんだけど、必ず裏側っていうか違うサイドから見ることも大事で、さっき言った中国の商務次官の話っていうのは、例によって中国が都合のいい嘘をついてるというようにも見えるだろうけども、逆に言うとどれだけ国内の不安に苦しんでるかと、中国政府自身が、ってことだとお話ししましたよね。
だからこの話も、北朝鮮との話し合いはトランプさんは、6月12日にシンガポールで(会談)やる時、あるいはその前に持ってた緊張感をとっくに失ってて、ゆるゆるになってるってことは逆に日本には、もうぐいぐい喉輪みたいに北朝鮮問題が深刻になってるってことなんですよ。
というのはアメリカのチェックも緩んでるんで、日本に向けた(チェックが)。
で、しかも韓国は実質、文在寅大統領が北朝鮮に屈服した状態だから。
これ前から言ってますけれども、これも色々苦情来るんですけれども、文在寅大統領は学生運動の時代から北朝鮮の資金提供を受けてた疑いがあるっていうのは、世界のインテリジェンスの、日本も含めて常識ですからね。
したがって北朝鮮としてはですね、ものすごく的が絞りやすくなってるわけですよ。
まずアメリカはトランプさんが長くても6年後にはいなくなるわけだから、その後の大統領がどうなるかでまた変わるけれども、少なくとも当面は、ある意味ではアメリカを気にしなくてもよくなってるわけなんです。
なんと恐るべき話で。
そして韓国はもっと気にしなくてもいいわけです。
そしてチャイナも、トランプ大統領が北朝鮮と手を結び始めると、チャイナは急に北朝鮮に優しくなったわけですよね。
北朝鮮は、チャイナもアメリカも韓国も気にしなくていい。
気になるのは、まだ安倍政権が存続してる日本だけ。
ということは防衛上、あるいは安全保障、危機管理上の超弩級の大問題が、音を立てないまま、しかも残念ながらトランプ大統領によって作られてんですよ、同盟国によって。
これはトランプさんは明らかに日本の国益を損じてるわけですよ、こういうのが。
1月、2月で、やる時にやれれば、っていうのは困るわけなんですよ。
困るで済まないから、前から言ってます通り、僕は長年の信念の、日本は核武装すべきでないっていうのも再検討せざるを得なくて、少なくとも国会でその議論は通常国会以降、やるべきだと考えてるわけです。
というのはアメリカの核の傘っていうものに守られて、僕のように日本は核武装すべきじゃないっていう人間にとっても、そこは矛盾なわけですよ、はっきり。
僕も矛盾を抱えてきたわけですよ。
僕はこれ認めませんが、要するに核兵器はもう全部やめればいいんだと。
これ認めないっていうのは、筋が悪いとか考え違うって言ってんじゃなくて、現実に、この今までの核をやめたら、テロリストや、あるいは北朝鮮に持ってるボロな核の値打ちが上がるだけだから、よけい人間を窮地に追い込むんで。
イデオロギーとか姿勢とかの話じゃないんですよ。
でもそっちの方がまだ矛盾はないわけですよ、とにかく核兵器は全部悪いんだと言う方が。
僕は核兵器が全部悪いって言い方をしてんじゃなくて、日本の生き方として、核兵器は基本的に兵士を殺害するんじゃなくて、広島・長崎が証明してる通り、戦わない人を殺害するので、日本は取るべきじゃないって言ってきたんですが、これはアメリカの核の傘に守ってもらうっていう前提に、僕も入ってたわけです。
これはある種の偽善ですが、その偽善をもう、偽善のかぶり物を脱いでいかなきゃいけない時代に入ってて。
そうするとですね、こちら(次のニュース項目)に繋がるんですよね。
(4)自民改憲案提示見送り 日程確保できず
【共同通信によりますと、自民党は、憲法9条への自衛隊の明記など党の憲法改正案の4項目について、今国会での提示を見送る方針を固めました。複数の関係者が明らかにしたものです。衆議院憲法審査会は11月28日、幹事懇談会で今国会で初めてとなる審査会を11月29日に開くことを決めました。しかし11月29日の審査会は幹事の選任に留まり、自民党は来月10日の会期末までに改正案提示の日程を確保することは困難と判断しました】
まずこのニュースも表を触ってるだけなので、今日皆さんに問題提起してる違う視点、本当は逆の視点、逆説って意味じゃなくてね、遊びじゃないんで、そういう意味じゃないけど、裏から見るっていうことをね、今日はそこに絞って問題提起してるつもりなんですけど。
そこからまず言うとですね、これは改憲案の提示が、自由民主党が改憲案を国会に示すことが益々ダメになったって話じゃないんですよ。
違いますよ。
これ何でかと言うとですね、だいたいこの臨時国会は、それ僕は自由民主党との内部でも言ってますが、短すぎるんですよ。
で、本当に憲法改正を提示するつもりで、そして僕が反対してる入管法改正をやるつもりで、それだったらもっと早く、早く開いてれば、この秋の臨時国会で必ず年末年始っていうね、というか年末でこう止まる、年末年始に国会は事実上開けないっていうこと以外に、予算案を作らないといけないんで、当然、延長してもここ止まらなきゃいけないんですよ、12月半ばぐらいでね。
でもそういう制約があるからこそ、しっかり憲法改正とかをこの臨時国会でやるんだったら、それ開会を当然早くするはずじゃないですか。
そうでしょ。
だから、夏の終わりからやっててもいいわけですよ。
それをやらないで遅らせて遅らせて、こんなに(短く)なってるわけですから。
だから本当はですね、この臨時国会でやろうとしたのに、掲示できなかったっていう、事実を作るのが大事なんですよ。
ここで踏み台を作っておけば、翌年の通常国会、どんなに短くても1月から6月までは必ずあるわけですから、それ法によって決められてるから、そこに乗っけられる下地ができるってことなんで。
これは実は話が逆なんですよ。
で、いろいろありましたよ?
新しいトップになった下村さんが、(野党は)怠けてるみたいなもんだって発言をなさったんで、野党ははっきり言うと、そこに飛びついたわけですよ、問題発言だと。ね。
でも本当はそれ飛びつくのはおかしくて、下村さんの発言が良かったと言ってるわけじゃなくて、前から言ってますけれども、安倍総理はそれこそ下村・自由民主党憲法改正推進本部長、それから、憲法を変えるためにも国会議員になった僕を含めて、僕らの方が護憲派なんですよ。
憲法96条に、こうやったら修正できますってことを書いてるってことは、当然この憲法は、自ら、やがて変わらねばならないと。
なぜかというと、昭和20年、西暦で言うと1945年の日本の敗戦を踏まえて作られたものだから、その状況がいつまでも続くはずがない。
その通りじゃないですか。
敗戦からわずか7年で、日本は占領から解放されてるわけですから。
だが当然ここにですね、「この憲法の改正は」とあって、国会が発議しましょうと。
あるいは発議できると。
そして、国会だけじゃなくてその後は、一番大事なんで国民の投票によって決めますと、いうことが書かれてるってことはですね、で、しかもこれは手続きだけど、天皇陛下がその後に公布なさるということまで書き込んであってですね。
だから、細かいことは決まってないから、第一次安倍政権は立派な仕事をして、国民投票法をとりあえず決めたわけですよね。
で、さらにそれを、もっと国民が投票しやすいものにしましょうって今、改正をやろうとして、それも事実上野党の非協力もあって、ま、自由民主党に責任がないわけじゃないけども、止まってるわけですけども。
これはしかし憲法の書きぶりとしては、いわばこれで十分なんですよ。
何が十分かというと、この憲法は変えるべきものであると。
これは皆さんね、これを一切使わないのが護憲派って言うなら、この96条の条文が変わらなきゃいけないですよ。ね。
この憲法は、未来永劫、一字一句変えてはならず、国会がどのような議論をしようとも、国民の動揺考えると絶対変えてはいけないと。
したがって天皇陛下は国民の名において、これを永遠に一字一句守るんだと、書いてなきゃいけないでしょ?
書いてありますか?
だからこれを無視することを護憲って言うのは、話が無茶苦茶なんですよ。
だから僕らこそ護憲派なんですよ。
憲法が本来期待してるものを、ちゃんと時代を見てね、国会議員がその時代の変化、国際情勢の変化、まさしくめちゃくちゃに変化してるわけじゃないですか。
そうでしょう?
それを踏まえてちゃんと発議しなさいと。ね。
発議は場合によってはできるっていうんじゃなくて、本当はそれによってしなさいと。
そしたら国民はちゃんと自らの頭でお考えくださって、自分の意見を国民投票で表してくださいと。
そしてそれが決まれば陛下は粛々と、それを公布なさいますということが書かれてるわけで。
したがって臨時国会も通常国会もへったくれもなくて、毎国会ごとにですね、憲法9条はもちろんのことね、9条だけじゃなくて、例えば、最低限の生活を保障するって言ってるところが、例えば格差や貧民層の出現と噛み合ってどうなのかってことも含めて、もうほとんど全部の条文を毎国会中ずーっと審査してるっていうのが本当の姿でしょ。
だって本当に時々刻々変わるんだもの。
日本の中身も、世界もね。
野党がいわばそれを逆手にとって、っていうか例えばね、下村さんの発言も真意はそこですよね。
で、それも怠けてるって言い方はけしからんっていうのは、それははっきり言えば謝れば済むことでしょう?
でもそれをテコにして、もうとにかく、日程確保できずっていう表現になってんだけど、日程確保できずっていうのは自由民主党の責任ですよ、僕さっきから言ってる通り。
会期が短すぎるんですよね。
でも、それ以前に、謝罪したら済むことをいつまでも引っぱってる面もあるから日程がなくなったんですよね。
でもこういう話も基本的には、いわば(「米朝再会談は1月か2月 トランプ氏」のニュース項目を示しながら)この前の話なんですよ。
アメリカの核の傘があってね、それで北朝鮮をちゃんとアメリカが封じ込めてくれてね、で、北朝鮮はその後ろの中国っていう厄介なスポンサーもあり、それから台湾挟んでても、朝鮮半島で韓国軍と一緒に向かい合ってる、朝鮮戦争まだ終わってないんだから、休戦状態ですから、アメリカって巨大な敵もありっていうね、北朝鮮が四面楚歌の時代のこの憲法改正のゆっくりした話と、実は北朝鮮はもう日本さえ狙えばいいって状況になってる時に、103条もある長い憲法で、国民をどうやって例えば北朝鮮の脅威から守るかっていうのは、9条、1箇所しかなくて。
前から言ってる通り、9条には、どうやって守るかじゃなくて、全部否定してあって。
そうでしょ。
武力を行使することも、武力で威嚇することも、陸海空軍を持つことも、それどころかその他の戦力も、だから前から言ってる通り、こういう尖った物(ペン)も持っちゃいけないんだ、僕らは。
本当は護憲派であってもこうやって突けば、実際、脇を固めて目を突けば、鍛錬してれば2回で、相手の戦闘能力を奪うことが…、戦闘能力どころか行動できなくなるわけでしょ。
だからそれはその他の戦力ですよ。
それも全部ダメだと。
そして致命的に、相手が国だったら、何をされても戦うなと。
国の交戦権はこれを認めないとなってて、ではどうするかがないんですよ。
ないですよね。
で、さすがに本当はないと思ったんだろうと思うんですが、前文って要らないものがくっついてて、要るわけないですよ本当は。
でも要らないものくっついてて、そこに、諸国民の公正と信義にお願いすると。
で、諸国民は誰かも書いてない。
だから前から言ってますが、僕は今は地上波のテレビ、基本的にお断りしてますが、参加した頃は、諸国民って誰ですかと、聞いて相手が答えられないと、そこカット。
これそうですよ?
「テレビタックル」はなぜ生放送でやらないか。
たまにやったけどね。
ほとんど収録でしょ。
それはもうカットこそ「テレビタックル」だったから。
今も(番組は)あるけど。
だからですよ。
それはその番組の編集権の問題ですが。
要は、諸国民は誰ですかってのは、東京大学の憲法学の先生も早稲田大学の先生も、長谷川さんって今、時代の寵児になった先生も答えられないわけですよ。
これはもう全体としてその理念を言ってるんだっていう趣旨をおっしゃるわけですが。
それで諸国民守るんですか。
今日は(ギャラリーに)お子さんいらっしゃるけど、この子供達をそれで守るの?
例えばルワンダとかウガンダとかミャンマーとか、みんな自分で苦しんでるところがなぜか日本国を守って下さる、こういうのやっぱり関西言葉で言いたいんです、そんなアホなことがあるかいなと。
だからそれは本当はアメリカが守って下さると。
アメリカが公正で信義なんだってことにしましょうっていうのを、そう書けないから諸国民とごまかしただけでしょうと、いうことですが、そのアメリカがまさしくこうやって(「米朝再会談は1月か2月」の項目を示して)、僕はトランプさんの今の政策をかなり支持してるけども、この件では、北朝鮮の核ミサイルって件では、日本を見捨てたに等しくなってるわけですよ、現に。
で、日本は見捨てられて困るじゃなくて、自分で守らなきゃいけないと、この部分は、ということでしょう?
アメリカ万能主義みたいな日本国憲法なんだから、本当は。
そうでしょ。
日本は全部悪くて日本は何もできなくて、アメリカは万能なんだって書いてあるのが日本国憲法なんですよ。
アメリカ万能憲法なんです、実は。
で、それをアメリカ自身も知ってるから、もう変えたらどうですかって、実は長年言ってるわけでしょ。
でもそこはさすがと言えばさすがで、もう中国と違って占領終わってるんだから、それ以上、内政干渉はしない。
だから、まあ対等な関係とは言えないけれども、同盟国でいるわけですよね。
で、それやこれや全部考えると、今までの憲法論議とは、与野党の区別なく全然変わらなきゃいけないので、最終的に今日僕は、野党が出てこないのは、例えば審議に実際出てこないんですけど、出てこないのはけしからんと言ってるんじゃなくて、自由民主党の提示の仕方がやっぱり変わらなきゃいけないと。
今までと同じように、いや、憲法審査会を開くんだけれども、で、開きましょうと野党に呼びかけるんだけども野党が出てこないん、で、で終わる話じゃなくて、生きるか死ぬかの問題なんですから。
今まで安全保障は生きるか死ぬかの問題じゃなかったんですよ。
だから票にもならなかったわけ。
農業どうするかとか、そういうのは生きるか死ぬかにつながるから、平和な日本でも。
平和に見える、拉致被害者のこと考えれば平和じゃないんだけども、まあ一見平和に見える日本では、やっぱり食べ物とか、今の水道法改正みたいに水のこととか、命に関わるって見えるけど、安全保障はそう見えなかった。
何のことはない、それはアメリカにお任せしてきただけ。
で、アメリカがはっきり、トランプさんは本音を言う人だから、もうあえて言いますが、本音を言ってくれる人だから、やっとこれでわかったわけじゃないですか。
だからいつも言ってる通り、自由民主党も野党も、一致できる点を探す。
それは拉致被害者を全員取り返すことと、それから二度とこういう子供達や働き手が奪われる、北朝鮮ごとき破綻国家に奪われることがないようにする。
それが一致できないはずはないでしょうと。
もし一致できないんだったら、北朝鮮や中国から裏金をもらったり、工作員の活動に協力したりしてますよね、ということですよ。
それがないんだったら、絶対一致できるはずですよね。
これは野党のことを言ってるよりも、むしろ自由民主党の内部に向けて言ってるんですよ。
(5)スルガ銀行117人処分 主導の役員を懲戒解雇
(省略)
(★)お知らせ
※政府主催国際シンポジウム
「拉致問題を含む北朝鮮人権状況改善に向けた北朝鮮の具体的な行動を引き出すための国際連携のあり方」
12月15日(土) 14:00〜16:45(開場13:00)
イイノホール(東京都千代田区)
無料(ただし事前申込が必要(先着順))
詳細は、政府 拉致問題対策本部HPを。
※「青山繁晴のまいにち哲学」2018/11/9発売されました!
※「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」絶賛発売中!
※第85回 独立講演会
2019年1月19日(土) 受付13:00〜 開演14:30〜19:00(予定)
「国際会議場」会議棟7階
募集期間 12月12日(水)正午〜26日(水)正午
詳細は、独立総合研究所HPまたは青山繁晴さんのブログを
(★)トラ撮り! コーナー
(このコーナー全て超ざっくり)
★自由民主党奈良市支部 総会
2017年の総選挙で馬淵澄夫さんに僅差で勝利した小林茂樹さんの選挙区(奈良1区)。
そこの総会で講演。
講演では、特定失踪者の弓場比登美(ゆばひとみ)さんの話も。
画像は警察発表のもの。
奈良県橿原市で、年配女性から自宅に電話があった後、外出して行方不明に。
当時14歳、中学2年生。
こちら(pdfファイル)参照。
来年夏の参院選で改選期を迎える堀井巌参議院議員も登壇した。
★国防部会・安全保障調査会合同会議
海上保安官など制服組も出席。
新たな防衛計画の大綱が議題。
会議(部会)で出された防衛省の資料「領域横断作戦(Cross-Domain Operation)」。
(6)入管法案で会期末攻防へ 臨時国会
(超ざっくり起こし)
明日(4日)、僕の属してる経済産業委員会が開かれます。
入管法の改正案は2つあって、外国の国民の方々を労働者として急に増やすというのが一点。
その中から永住を認めるのが一点。
安倍総理は移民じゃないとおっしゃってるが、移民であるという解釈もある。
僕も、政府は移民の定義はしてないが、いわゆる制度の移民とは違う、というのは変わらない。
しかし本人が自分が移民と思ってもおかしくない。
法務委員会でやってるが、僕は法務委員会に属してない。
参議院議員に当選後、外交防衛委員会に党によって入れられてたが、経済産業委員会に変えてもらった。
メタンハイドレートの話は経済産業委員会でしかできないから。
メタハイの実態を知ってるのは僕だけですから。
(明日は)メタハイの話も必ず聞かなきゃいけない、できれば原子力が歪んで受け取られてる話も。
20分しかないから、入管法のこと聞くのはいったんやめようと思ったが、経済産業省の分野でも受け入れを予定してる分野が数は少ないけどあるので、そこに踏み込んで質問します。
僕がずっとこの臨時国会で目指してきたのは、野党と考え方が違います。
これ修正すると。
だから修正して成立です。
なぜか。
今、技能実習制度を悪用して低賃金で使ってる日本企業もたくさんあるから、失踪者が7000数百人にも出て、そのうち2000人以上が未だに行方知れずなのは、技能実習生だけのせいにしちゃダメです。
この制度を温存しちゃダメです。
だから入管法改正を、中身を変えていって、この技能実習生の悪用ってところを防ぐ制度にしていけば、希望の光が見えてくるから。
もっと具体的に言うと、これ特定機能1号と2号って言ってて、2号が永住。
だから法律に2号と書いてあるけども、法律で書いてあることは全部やらなきゃいけないってわけじゃないんですよ。
ここにすでにもう2年後の見直しという修正が入りましたから、2年間の間、その2号を動かさなきゃいいんですよ。
そして2年後の見直しの時に、特定2号はやっぱり要りませんでしたねとなれば、1号だけ残って、1号は単純労働者の受け入れとなってるけど、これは実は実態としてある程度技能をつけてる人なので、全くそれこそ不見転(みずてん。後先を考えずに事を行うこと)でやって来るって話とは実は違う。
そこは誤解があるんですね。
そういうことを、答弁時間も合わせて20分しかないからサーカスみたいになりますが、明日それをやるつもり。
(7)外相トップで平和条約交渉 日ロ首脳
(超ざっくり起こし)
簡単に言うと、安倍さんとプーチンさんではこれ以上進まない。
外務大臣に下ろしましょうと。
河野外務大臣は実利主義者。
問題は河野さんの国家観が本物なのかということ。
(8)日仏首脳会談 マクロン氏 連合継続重視
(超ざっくり起こし)
安倍総理は本領発揮された。
フランスは燃料税値上げで反マクロン、シャンゼリゼで大デモが起きた。
マクロンさんは提携強化で、ゴーンさんいなくなった後の、日産・三菱含めた三社トップはルノーから、フランスからと。
安倍さんは、いや、司法手続きやるんだ、ゴーンさんを追及するんだと言っただけ。
普通はなかなか言えない。
(9)日米印首脳 初会談 協力深化で一致
G20に合わせて日米印が3人でやるとこを見せつけて、中国に対してちゃんと立派な良き意味の包囲ができてますよってことを、初めて見せた。
(10)高梨 開幕戦3位 W杯ジャンプ女子個人
(省略)
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____________________________内容紹介ここまで
番組内でもお話があった通り、12月4日(火)、青山さんが経済産業委員会で質問に立たれます。
予定時間は10:20〜10:40。
皆様お見逃しなく!
(拙ブログも何らかの形で1本立てる予定ではいますが、保証の限りではありません)
※参議院 インターネット審議中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
今週も貼り付けておきます。
入管法改正法案(外国人労働者受け入れ拡大法案)が少しでもマシな内容に修正されるよう、皆様、引き続き、関係各所にお声を届けて下さい。
○首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
○自由民主党
https://www.jimin.jp/voice/
○公明党
https://www.komei.or.jp/etc/contact/
○日本維新の会
https://o-ishin.jp/contact/
○参議院 法務委員会 委員名簿(平成30年11月25日現在)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0065.htm
○地元の議員さん(特に来年改選の参議院議員さん)にもお声がけを!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★青山繁晴さんの著書
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(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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