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金正恩国際社会デビューに中国の圧迫・空自と豪軍初訓練・防衛費グラフのマジックに要注意…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■9/3放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

180903-01title.jpg

 国連総会にて金正恩委員長の突然の国際社会デビューを検討していた北朝鮮。
 そのプランはうまくいっていない。
 米朝がうまくいかないからじゃなくて中国の圧迫で出てこれないと言った方が正確だと、青山さん。
 今週も気になるニュースが盛りだくさんです!
 
※元動画はこちら(9月4日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※この書き起こしは要旨であり、一字一句この通りではありません。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。



 内容紹介ここから____________________________

(1)日米首脳 25日にも会談へ 北朝鮮で連携

 実はこの秋は、自由民主党の総裁選挙が、今月の20日に投開票がありますよね。
 で、そこからまあ一気に外交の方に行くんですね。
 国連総会が月内にあるんで。
 まず日米は間違いなくやります。

 で、まあ国連総会に北朝鮮の金正恩委員長がいわば突然の国際社会デビューを図るんじゃないかっていう見方、見方というよりもですね、僕のルートでそれなりに今日までに確認してきたのは、北朝鮮内部で検討が行われたのは間違いないと。
 で、まあロシアでも国際会議があるんで、そのどっちかあるいは両方かと、いうことを一気にやろうとしてたんです。
 それは、北朝鮮の計算によると、6月12日にトランプさんと急に仲良くなったということを世界に見せて。

 で、北朝鮮の世界観っていうのは、世界はアメリカのものだと。
 そこに中国も日本もぶら下がってるっていう本当は世界観なので。
 アメリカとさえ仲良くなれば、で、しかもアメリカ大統領の権限は、日本の総理などに比べてはるかに強いから、大統領制の特徴でもありますよね。
 従ってそこから一気に金正恩委員長のイメージ転換を図ると。
 例えば国内でも今までよりもっと、こう人々に触れる機会を増やしたり、それから一部には怒ったり笑ったりを、逆に積極的に見せるという見方もあるぐらいです。

 僕はちょっとそこは違うんですけどね。
 むしろやっぱり本当に苛立って、例えば工場がうまくいってないって叱ったりね、みんなの前で、いうことだろうと思うんですが、いずれにしろ、北朝鮮の普通の国民の前に、前よりは出る機会が増えて、国内だけじゃなくて、というより国内よりは、国内で恐れてるのは人民よりも軍だけですから、金一族は。
 国民は軽視されてるから、だから軍さえ押さえつけておけばですね、あるいは味方にしとけばオッケーだと。

 むしろ外貨がなくて、物が買えないんですよね。
 北朝鮮って農業も工業も極めて破綻に近い状態にありますから、外国から物を買わないと何もできないので。
 北朝鮮の外貨ってもちろん誰も見向きもしないですからね。
 韓国のウォンですらほとんど信任が失われているに近い、ちょっと言い方きついかな、円に比べると全く信任が低いわけですから。
 北朝鮮の通貨なんて世界から相手にされないので、ドルを持つしかないんですよ。
 人民元を一時期頼りにしてたけど、人民元もものすごく信任が落ちてるんで、値打ちが下がってるから。

 従って、ドルを得るためには国際社会で、金正恩委員長っていうのは結構付き合える人だと、信頼されるまではさすがに行かないと北朝鮮も見切ってるようですけれども、付き合える人だと。
 で、北朝鮮と付き合うとなると、まず人件費がものすごく安い。
 それから北朝鮮、今まで自国の若い労働者を、自国民のために働いていただくんじゃなくて、海外に出して、出稼ぎ労働者として、しかもものすごいピンハネをしてきたんですけれども、それは同時にですね、実はやっぱりしたたかだなと思うのは、北朝鮮の若い労働力っていうものがどれほど質が良くて、つまり手先が器用で、それから性格にブレがないって、これって僕らから見たら自由な個性が発揮できないってことになるんですけど。
 ま、同じような扱いですむと、ひとかたまりで扱えると。
 そういう労働力の使い出の良さを海外にアピールしてきた面もすごくあるんで。

 じゃあ金正恩委員長が一応話ができる人だったら、北朝鮮の労働力とか、それからまだ手がついてないと見られる地下資源とか、そういうものを、ウランをはじめとした地下資源をうまく使おうという国は、間違いなく増えると読んで、従って6.12シンガポール会談を、とにかくトランプさんを喜ばせて、非核化をやるかのようなポーズを取って喜ばせて、その後この9月の国連総会も含めて華々しく、今年最大の注目の人になって、タイムという雑誌がありますが、そこの毎年の顔を自分でやろうと。

(居島一平:オブ・ザ・イヤーみたいな…)

 はい、そうです。
 その計画を間違いなく持ってますよね。

 それで、これ6.12の後、米朝がもう少しこう前進しててね、非核化の話が。
 非核化しないんだけど、非核化はしません、北朝鮮は。
 でも少し進んでるようなことを見せて国連総会の場で、英語ではさすがに話せないけれども、いちおう海外留学経験もあり、国際社会にほんとは出たことあるから、まあ朝鮮語でそのまま喋っていいから演説をやると、かつてキューバのカストロさんもそういう試みをしましたけれども、もっとインパクトあるんでしょ。
 そういうプランを持ってたんですが、うまくいってないわけですよ。
 というのはトランプさんっていうのは、6.12で約束したら後はもう何でも言う通りにやってくれると思ったら、思ったっていうのは良い意味じゃなくて、トランプさんは気に入らない人どんどん首にするし。

 で、これね、こないだ第三国っていうか日米じゃない国の人から僕に聞かれたんですけど、あれの本当の背景はって聞かれたんで、直接アメリカに聞いた方がいいと答えつつですね、あれは辞めさせたんじゃなくて、大半の人が辞めていったんですよ。
 トランプさんが首切ったというよりは、自発的に。
 だからどんどん首切っちゃって困った人だというのとはまたちょっと違う…、困った人ではあるんですよ?トランプさん評価してますけど、困った人であるのは間違いないですよ。
 人種差別の問題も含めてね、はっきり申しますが。

 で、トランプさんの権力のあり方をさすがに北朝鮮、ちょっと読み誤ってた気配があって。
 そのトランプさんがOKだと言ったら何でも進んでいって、結果的にアメリカを通じて、直接アメリカを通じてドルが入ってくる、つまりアメリカが北朝鮮の内部、他の国よりも、他の国はむしろきっかけ、雰囲気作りにすぎなくて、一番狙ってたのはアメリカが直接、北朝鮮と仲良くなって、北朝鮮の労働力も活かしてくれて、ドルが直接入ってくるということを実は願ってた。
 ま、これはかなり大胆な、さすがの発想なんですが、これにひっくり返ったのが中国なんですよね。

 それでこの番組ではあまり言ってこなかったんですが、独立講演会で前2回ぐらいからずっと指摘してたのは、日本ではほとんど語られてないんですけれども、産経新聞がちらっと書いて、僕、産経えらいなと思ったんですが、中国はね、信じがたい軍事演習を4月にやったんですよ。
 それ金正恩委員長の地下施設の爆撃。
 当然、殺害を含めて。

 それから、これはちょっと僕らにもショックだったんですが、演習ぶりを見てると、アメリカよりも、やっぱりチャイナの方が北朝鮮の核施設の在処、秘密施設まで含めて知ってるなというのが、わかる軍事演習をやったんですよ。
 ものすごい大規模に。
 だからこれはシンガポールの2ヶ月近く前なんですけど、その時点からチャイナは北朝鮮の意図を、アメリカと手を結ぶって意図を察知してて、もし北朝鮮がアメリカに侵されたら人民解放軍が南下するどころじゃなくて、アメリカと逆に手を結ぶんだったら、こっちから先にお前を叩き潰すぞと。

 これは陸続きの中国、そして朝鮮半島の長い歴史、中国に屈服せざるを得なかった長い歴史があって、それで日韓併合をねじ曲げて見ると。
 で、中国に支配されるのは仕方ないけれども、中国と一緒になって日本をバカにしていたいというね、ま、人間の卑しい気持ちが国家にも現れることがあって。
 韓国にとっては非常に不本意な物言いであることは間違いないですけれども、現実に非常に苦しい歴史を、僕が申し上げてるのは、朝鮮の人々が苦しい歴史を味わってきたっていうことです。

 で、朝鮮半島の今の金一族も含めて首脳陣が、中国とのいわば対等な関係を築くことはさすがに無理っていうか、上からのしかかる…、日本はまだやっぱり対馬海峡があるので、あるいは東シナ海、日本海もあってくれてるわけですけどね、全くなくて直接上から降りかかってくるわけですから。
 ベトナム含むインドシナ半島と、朝鮮半島は日本人が、僕も想像できないような苦しみを味わってきたわけですよね。
 で、その長い歴史があってアメリカは太平洋の向こうの、で、しかもこっちは日本も含めて何千年の歴史ですから。
 アメリカまだ240年しか経ってない。

 従って中国が、少なくてもこれは1949年10月1日に中華人民共和国が建国されて以来初めて、北朝鮮を攻撃すると。
 ま、中国できた時にはまだ北朝鮮はできてないんですけども。
 だから現在の中華人民共和国も今の朝鮮民主主義人民共和国も、両方とも建国されて以来初めて、攻撃を受けるっていう演習を目の前で見せられたわけですよね。
 それが実はシンガポールのは上辺には出てないけど、ずっと底流を流れていて。
 北朝鮮としては、アメリカと手を結んでドルを誘導してっていう絵が描けなくなったんですよね。

 それでどうも国連総会も難しくなりつつあって、国連っていうのは僕らは学校で教わるのは、清らかで美しい組織みたいに教わってるから、安保理の五大国があったら、中国もメンバーだし、アメリカもメンバーだし、一種対等に見えてるかもしれないけれども、それだったら例えば中立国のスイスに、国際連盟と同じように本部を置くはずが、ニューヨークにあるわけですから。
 そのへん中国は冷徹に見るから、国連っていうのはアメリカが世界を支配するための道具だと。
 で、そこに中国は食い込んでいるけれども、日本よりはるかに食い込んでいられるけれども、しかしアメリカ支配の道具だっていう見方をしてますから、その国連本部に金正恩委員長が今の段階で行くのが、実は難しくなってるわけです。

 だから本当はですね、米朝がうまくいかないから国連総会に金正恩委員長が出てこれないんじゃなくて、中国の圧迫で出てこれないと言った方が実は正確です。
 で、最後まで僕は模索するとは思ってるんですけどね。
 模索する機会はないわけじゃない。
 つまり習近平さんがまもなく、北朝鮮の記念日に合わせて訪朝するっていう説もあって。

 これを機会に、つまり習近平さんがもしやってきてくれれば、つまり中国は北朝鮮を明らかに格下に見てるけれども…、日本は実は格下には見てないんですよね。
 だから日韓併合もですね、本当は東京帝国大学と同じ大学を朝鮮半島に作り、一生懸命、民政の安定に努めたわけですから。
 でもチャイナが朝鮮半島を対等に見たっていう歴史は、全く窺い知ることができない。
 いかなる、まあ僕は見た資料は限られてるって言っても、まあないわけですよ。
 その立場で習近平さんがわざわざ平壌に来てくれて、北朝鮮の記念式典に参加して、金正恩委員長と首脳会談を二人きりでやってくれれば、ひょっとしたら国連総会の出席の目が開けるかもしれないんですよね。

 今そういう状態なんですよ、国連総会をめぐって。
 だからその国連総会で日米首脳会談が安定的にやれるていうのは、そういうカオスですね、一種の、やっぱり、こないだご説明した三角関係(米中による北朝鮮の引っ張り合い)が大きなカオス、混乱を生んでるわけですよね。
 それはそうですよ、安定した夫婦じゃなくて、三角関係だと不安定だから、落ち着く方向に向かうためのエネルギーいるでしょ?
 そこにビシッと日米が安定してるっていうのは、これとても大事なことなんですよね。

 トランプさんが真珠湾攻撃がどうちゃらと言ったとか、そうやってもう明らかに中国の工作の匂いがするような、世論工作も行われていて、もちろん自由民主党の総裁選なんかも睨んでですね、少しでも安倍総理の票を減らそうとする工作が、明らかに外国からも行われているんで。
 但しそれが自由民主党に影響力あるとは僕は言ってませんよ。
 しかし工作が続いてるのは間違いないです。
 安倍おろしっていうのはずっと、海外からも手が動いてますからね。

 で、実際はトランプさんと安倍さんの関係っていうのは、かなり言いたい事をお互いに言える間です。
 従って、この25日かどうかはまだよく決まってないんですけども、いちおう25日が仮決めになっていて、そこで北朝鮮の問題について、拉致事件も主要な議題のひとつとして、相当突っ込んだ話がされることは、それはもう間違いないですね。
 但し、ほとんど表に出さないかもしれないです。
 トランプさんが取り決めと関係なくツイッターでどんどん言っちゃうんですけども、ツイッターでおっしゃることが首脳会談の本当のメインテーマというふうにあんまり思わない方がいいと、あえて事前に申し上げておきます。

 最後にこのニュースでもう一回強調しておきますが、僕も含めて自由民主党も、日本政府も、それから日本国民も、日本の長い歴史も、朝鮮半島を対等な関係として考えてますから。
 相当厳しい表現はいたしましたけども、そこはくれぐれも誤解なきよう。
 中国が見下すような歴史でずっと来たっていうことについて、本当は、日本と朝鮮半島は連携できる。
 つまり中国は回りは全部野蛮な…。

(居島:華夷秩序ですもんね)

 はい。
 それと全く秩序を模索してきたのは、日本は古代から聖徳太子の時代からそうですからね。
 そこ、くれぐれも誤解なきように、最後に申し上げております。


(2)日中が首相公式訪問で合意 10月23日軸

 安倍総理ご自身が中国との関係改善に積極的なんですが、僕は自由民主党の部会でも発言しておりますけれども、必ずしも行け行けで、どんどん関係改善すればいいと、それが最優先だとは思っておりません。
 そもそも日本外交は特に敗戦後、外交っていうのはとにかく仲良くすることだと、仲良くすればいいんだという間違った考えが、まかり通っているんですよね。

 これは敗戦国の外交をやらざるを得なかった外務省の姿勢もありますし、それからいつも申してる通り、外交っていうのは、話し合って話し合って、うまくいかなかったらもっと話しましょう、ではなくて、話し合って話し合ってうまくいかなかったら、実力の勝負になりますから、そうならないように話し合いで決着つけましょうねというのが、全ての基本になってるわけです。
 これ良い悪いを言ってもしょうがないので、現実に国際社会の外交は、日本以外は全てそうなんですよ。
 でも日本はこれを、まあ自ら憲法によって封じ込めてて、これはアメリカが原案作った憲法なのは事実ですけれども、それは憲法96条にこうやって改正してくださいってあるんですから、それを使わない私たち日本の問題なんですよね。

 従って、その敗戦後73年間、僕らがずっと学校の教育でもオールドメディアでも、簡単に言うと虎ノ門ニュース以外ではほぼ全部、外交っていうのはとにかく仲良くすることなんですよ。
 だからこうやって日中が友好モードになると自由民主党の現職の議員が、この関係改善に必ずしも賛成じゃないって言ってるのは、十分問題発言に当たる。
 でも僕はリアルに言ってるだけであって、この日中の関係の改善っていうのは、たとえば日中の間で一番深刻な問題の一つは、当然尖閣諸島ですが、これちっとも良くなってないわけですよ。
 で、今日あえてそこ(ホワイトボード)には出しませんけれども、尖閣諸島に中国船4日連続ってニュースもあるわけですよね。
 これ、この中に今日、項目多いんで入れませんでしたが。

 従って尖閣諸島について何か今までのような、何て言いますかね、言ってるだけっていう約束は少しあったんですけど、そんなんじゃなくて、実際に中国の武装船が入ったりもしませんとか、あって改善されるんじゃなくて、それ全然ないまま、ただ首脳間が仲良くしようとしてて、しかも日中首脳会談でこの尖閣について、ひょっとしたら何かその、うまく丸め込もうみたいな話が出るかもしれないけれども、実質的に中国は、この尖閣諸島は自国の領土だという全く嘘の、虚偽の間違った主張を、不法な主張を取り下げる気配はゼロなわけですから。
 ゼロです、残念ながら。
 少し行動を慎んだりすることはあっても、実はその点がゼロなのに、ただニコニコ握手すればいいっていうのが外交だっていうのは、話が間違ってるわけですよ。

 で、虎ノ門ニュース月曜日の朝イチからわざわざ見てくださる方々は、皆さん(ギャラリー)は特別ですけどね、この雨の中もおいで下さってるんですから、そういう人々ならもうすぐ分かっていただけると思うんです。
 僕は一本目、なぜあれだけ詳しく話したかというと、中国の真意はわかりますよね。

 いま中国はアメリカと戦争状態ですよ、実際は。
 二つあって、一つは貿易戦争でどっちが勝つかですよね。
 で、二つと言ったけど本当はここに通貨も含まれてるわけです。
 言わなかったのは、ドルが勝つか人民元が勝つかって、そんなの人民元が勝ちようがないんですよ。
 だから無茶苦茶苦しい状況になってるわけですよね、チャイナは。

 で、もう一つが北朝鮮の取り合いですよね。
 これは僕は中国共産党の一員だったらですね、これ二つともどれだけショックか。
 今までは、オバマ政権まで、ついこないだまでですね、アメリカは売る物が減ってるんですよ。
 例えばアメ車を買う人って世界で減ってるわけですよ。
 アメリカ国内でも減ってるわけです。
 で、外で売れる物っていうのは例えば穀物であったり肉であったりね。
 もう果たして本当に先進工業国と言えるのかと。
 もし売るとしたら単価の非常に高い宇宙関連とかね、あるいはもちろん軍事とかね。
 
 それやこれやで、アメリカは中国を必要としてくれてると。
 なんせ、まだまだ物がほしい国は中国とインドしかないわけですから。
 だから中国とインド比べると、やっぱ中国がはるかに先行してて。
 中国は実人口14億を超えてると思われますけどね。
 国連に届け出た人口だけで13億あって、で、中国の経済統計あてにならないから推測するしかないんだけど、物が欲しい人がまだ10億人規模でいると。

 しかも前にも言ったと思うんですけど、中国語でアメリカのことをこう書くわけですよね。
 「美国」と書くわけですよね。
 で、解放軍の将軍などに聞いたら、やっぱりこういう字を選ぶっていうのは、偶然じゃなくて理由があるんですかって聞いたら、もちろんそうですと。
 だからアメリカに対する憧れは、もちろん我々解放軍の軍人でも大きいですと、はっきり言ってくれた人もいるんですよね。

 従って中国は、アメリカが世界で売れなくなった、僕はガラクタって言ったりしてこれも問題発言ですけれども、ちょっとメーカー名やめますけど、前言ったかな?アメリカの主要車メーカーのセールスマン、優秀な日本人のセールスマンがやってきて、青山さん車好きだから、このオープンカーだけは是非乗ってほしいと言われて、試乗しようと座った瞬間に、バックシートがバタンと倒れて、呼べど叫べというか、その優秀なセールスマンって機械もわかるから一生懸命やって、僕も協力したけど結局、背もたれは起きず、そのまま法律の範囲内で走るしかなかったと。
 本当はもう法律ギリギリですよね。
 まあそういう状態なんで、日本、ドイツのものづくり比べるとやっぱ見劣りがすると。

 で、アメリカはずっとだから中国を頼りにしてくれると、中国人がアメリカの物買うんだからと思っていたら、いきなりその貿易でドカンという戦争をトランプさんが仕掛けて。
 これさっきトランプさんを評価すると言ったのは、ここであって、こんなのトランプ大統領にしかできませんよ。
 まともに考えたらできるわけないんだから。
 でも子供のように、こうバーンとこう飛躍できる頭で考えたら、貿易量が実はアメリカは2倍以上なんだから。
 お互いに関税をまあかけてくるだろうと、習近平さんはかけてくる、それでトランプさんはやめてやめてって言って、で、こういうのやるんだったらって、やめた人もいるわけですよ、経済の主要メンバーに、トランプ政権の中に。
 ところがトランプさんが考えてたのは、習近平さんが同じ関税をかけてきても途中で必ず止まるじゃないかと。
 つもりアメリカはこれだけあって、中国はこれだけ(半分)しかないんだから、ここで勝ちだと。
 そのとおり、勝ちなんですよ。

 そうするとですね、さっき話、途中になったのを元に戻すと、普段よりも北朝鮮をとられる、普段から怖いんですよ?さっき言った朝鮮半島や日本を野蛮って言って中国がバカにするかのような姿勢を長年とってきたのは逆に怖いからであって、特に日本が怖いからであって、だから憲法九条を変えさせないように一生懸命工作もしてるわけですよね。
 それが、安心してた喉元が、これ前から申し上げてるんですけど、僕のこの汚い顔で申し訳ないんだけど、これ(顔)が中国大陸とすると、朝鮮半島は間違いなくこの喉で、喉仏までのこの柔らかい部分が、これが北朝鮮ですから。
 喉仏から下は韓国で、それ親米勢力で、で、日本というもっと大きな経済力があって、この下、全部アメリカなわけでしょ、要は、チャイナから考えたら。
 すると、ここ(北朝鮮)がいきなり取られるっては、許し難いわけですよ。

 そうするとですね、アメリカと向かい合い、特に北朝鮮が取られないように、やったことない北朝鮮の独裁者を暗殺するかもしれんぞという、軍事演習までやらざるを得ない時にですね、日本と喧嘩できるわけがないじゃないですか。
 これだけのことなんですよ、実は。
 だから、皆さんが僕も含めて大量の税金を入れてる東京大学はじめとして、学者の方々が色々を難しく言ってるけども、それ難しく言わないとそれがビジネスにならないからであって。

 普段、例えば恋人を取り合ったりね、取り合わざるを得なかったり、それから男同士の友情、正直僕は経験ないけど、三角関係もなくはないでしょう。
 ありますよ、人間関係ってやっぱり、会社の中の人間関係も、部長が実力者だったら、部長の下に課長が3人いたらやっぱり部長を取り合うみたいな場面もあり得るじゃないですか。
 そういうことと国際社会ってのは全然変わんないんで。
 人間のやることが急に国際関係になったら変わるって事は、むしろその方が不思議なんで。
 どこでスイッチ切り替えるんだって、スイッチなんてありませんから人間は。
 やること同じなんですよ。

 だから従って、実は何か日中の間で実質的に良くなったんじゃなくて、中国のご都合で日本にニコニコしてるんであって。
 ここで妙な合意っていうのは絶対やってもらいたくないんですよ。
 だから自由民主党の部会でいつも釘を刺すようにしてるんですけれどもね。


(3)空自とオーストラリア軍 国内初訓練

【共同通信によりますと、北海道や青森県の周辺空域で来月、航空自衛隊とオーストラリア空軍が共同訓練を実施することになりました。これは航空自衛隊が8月31日に発表したもので、オーストラリア空軍とは海外で訓練を実施したことはありますが、国内の航空自衛隊の基地や周辺空域で行うのは初めてです。今回の共同訓練は、日本周辺の空域で活動を活発化させている中国軍を牽制する狙いがあるとみられます。航空自衛隊によりますと、オーストラリア空軍は北海道にある航空自衛隊の千歳基地に来月10日から28日まで展開し、FA18戦闘攻撃機や空中給油機などが参加して、航空自衛隊のF15戦闘機などと訓練を実施します。小野寺防衛大臣は今日の記者会見で、特別な戦略的パートナーであるオーストラリアとの協力を一層強化していくと強調しました】

 はい、あえてフルテキスト、全文読んでいただきました。
 というのは、これ非常に大きな意味があって我田引水でなく客観的に申して、これが安倍政権なんですよ。
 安倍政権の良き点なんですよね。
 日中の関係改善、中身は実は乏しいのに、首脳間でニコニコするという戦術、戦略、僕は全部賛成ではありませんけれども、その一方で安倍政権は、中国が一番嫌がることもやるんですよ。

 中国は陸海空軍と海兵隊、実はいますけれども陸軍は異常に肥大してきた歴史があって、で、一生懸命いま海軍力を高めようとしてるんですが、空軍が一番不安なんですよ、人民解放軍にとってですね。
 で、私たちの航空自衛隊っていうのは憲法上の制約が非常に大きいです。
 まあどこでもすぐ飛べるから余計に、外へ出て行くなというね、制限がかかってて、訓練区域も日本の海で限られてやってるっていうのが実態です。
 それはF2とF15に実際に乗って、訓練に参加した時によくわかりました、現場で。

 そうやって制限を航空自衛隊に特に中国を望む現実があるっていうのは、この航空自衛隊がもっと広範囲に活動して、そして周辺諸国で空軍力がある国と連携されると、人民解放軍としては非常に痛いところを突かれるんですよ。
 で、オーストラリアもですね、ま、どっちか言うと陸兵と、陸軍というのは陸兵と海軍のイメージなんですよね。
 正直、僕自身もオーストラリア国防省と随分いろんな連携してきました、民間人の時代からですね。
 むしろ国会議員になって海外行けないよりも、民間人の最後の出張もオーストラリアの国防省との協議でオーストラリア行ってましたからね。

 それで、その時の僕の印象も、オーストラリアって自分で戦争するより、同盟国の戦争に協力する軍隊なので、だから陸兵を出すわけですよ。
 陸兵を送っていく。
 で、やっぱり大きな意味では海洋国家。
 と言ってもオーストラリアはものすごくでかい大陸ですけれども、でも海に囲まれてることは囲まれてるんで、単一の国が。
 だから海軍力を整備してきた。
 空軍ってイメージ薄いんですよ。

 ところが、この記事には、FA18っていうね、戦闘攻撃機の話だけ出てますけど、さっき言いましたとおり陸兵運ぶってことはですね、もちろん船で運ぶことも多いんですけども、緊急性要する時には、オーストラリア空軍の空輸力で運んでるわけですよね。
 だから知られざる空軍力があって、そこに隠れた実力者の、わが航空自衛隊が協力されるとですね、これ地域の空の安全保障については影響が非常に大きいんですよ。

 で、小野寺防衛大臣が記者会見でわざわざね、オーストラリアを特別な戦略的パートナーとおっしゃったわけですよね。
 で、特別な戦略的パートナーって何げなくおっしゃってるように見えるけども、小野寺防衛大臣の特徴の一つは、安倍総理との連携が非常にうまくいってるんで、連携が密なので、この戦略的パートナーっていうのを大切なとかですね、重要なって言い方をせずに、特別なって言ったんですよ。
 同じことじゃないかと思うかもしれませんが、それは大違いで、特別なっていうのは、ターゲットがあるよねって意味であって、そのターゲットはチャイナなんですよ。
 間違いなくチャイナなの。

 で、これは僕は前から言ってるとおり、外交っていうのは右手で握手するんだったら左手でバーンとね、あるいは寸止め、ここまでやっといて、それで握手しつつ、握手できなかったらバーンとやるのが外交なんですよ。
 つまり手を引かされなくなったら、これ(軍事力)が出ますよと。
 これやってるわけ。
 これは僕はすごく評価します。
 日本外交で初めてのケースだと思うんですよね。

 もう一点、オーストラリアって実は政情不安で、こないだも首相が替わりました。
 これはずっと、チャイナの影なんです。
 親中派なのか、中国に厳しく向かい合うのか。
 で、これ根っこは経済でね、オーストラリアに行かれた方はご存知だと思いますが、もともと国産車があったんですよ。
 僕はオーストラリアにずいぶん行ってるわけですけど、民間人最後ですから2年前に行った時に、2年ちょっと前に行った時にですね、駐車場に一度だけオーストラリアの国産車見つけてですね。
 いや、久しぶりに見たなと、これどうしたんですかと。
 いや、もう潰れちゃいましたと。
 潰れたあと懐かしんで乗る人もほとんどいなくて、オーストラリアの軍人が私も久しぶりに見ましたよって。
 ちょっとこれ言っていいかな、今日問題発言多いな、格好悪いですねって言ったんですよ。
 個人の感想、名前言ってないから。

(中略。オーストラリア車など外国車の話が続く)

 何を言ってるかというと、オーストラリアって経済がやっぱり非常に困ってて、結局ロシアと同じで資源頼みになるでしょ。
 その資源の価格が不安定っていうよりはずっと下押ししてるんですよね。
 中国やインドがどんどん食ってくれるはずが、中国の経済が本当に伸び悩んでることもを正直かなり影響して資源安が続いているんで。
 従ってオーストラリアは経済に苦しむから、中国との関係強化に走るか、いや、経済だけで見ないで安全保障や特に価値観、オーストラリアはまんま民主主義の国ですからね。
 もともとはイギリスの囚人から始まった国で、逆にそれだからこそオーストラリア独特の本物の民主主義を育んできたんで。
 中国の独裁主義と一緒に組むわけにいかないと。

 2つの拮抗というよりは本当は…、2年半前に僕はなぜ行ったかと言うと、日本の潜水艦をオーストラリア海軍は導入すべきだって考えで行って、その時に目の当たりにしましたから、チャイニーズマネーでオーストラリアの政治家や主要な人々がどんどん飲み込まれていくのをですね。
 それが賄賂とかそんなわかりやすい話だったら、オーストラリアも司法当局ちゃんとあるんだから対処できるけれども、例えば援助とか、ディスガイズって言いますけど変装してる、オーストラリアの国内資本のように見せて、日本でもそれ進行してますけどね、そういうところから入ってくるカネって防ぎようがないわけですよ。

 で、中国はどんなに経済が悪くなっても今のところはお金がある。
 なぜかと言うと、前も申したとおり、独裁国家で14億数千万いるかもしれない国民から必ず税金取り立てられるわけですからね。
 消費税を60%にしようと思ったら明日からできるんですよ。
 いや、今日からできるわけですよ。

 だからそういうことで、中国に対して非常に難しい立場にあるオーストラリアに、安全保障っていうオーストラリアのここだけは譲れないってところに手を伸ばしてるっていうのは、これは単なる国内初訓練って話じゃないんですよね。


(4)潜水艦に女性自衛官起用へ

(省略)


(5)防衛費5兆2986億円 過去最大

(ざっくりまとめ)

 この過去最大っていうのが、ちょっとでも増えたら過去最大なんですよね(声が裏返ってる。一同笑)。
 今まで全然足りなかった防衛費と比べてどうですかってことを考えるのが普通じゃないんですか。

 僕は防衛利権と全く無縁ですからはっきり申しますが、日本の防衛費は少なすぎるんですよ。
 議員になってすぐに防衛省の偉い人たちと議論した時、防衛費は10兆円必要ですと言ったら、ギャーッとなって、笑ったり、えーやめて下さいよ、無茶なこと言わないで下さいよって言うから、そんな志でどうするんですかって。

 5兆2986億で過去最大って言ったってですね、例えば年間賃金で195万円が195万100円になったから過去最大じゃないか、と言われてるのに加えて、その195万円のうち、例えば180万円がローン払い、あと残ってるの年間15万円と100円だけ。
 そのローン払い以外の15万円も大体もう使い途が決まってて、自分の自由にできるのは実は100円かと思ったら10円しかなかったみたいな防衛費なんですよ。

 これ防衛官僚にごまかしの表現やめて下さいと僕は民間時代から言ってるのは、後年度負担って言ってんですよ。
 これ何かと言ったらローンですよ。
 要するに例えばイージス艦も何もかも、特にアメリカに払うカネが大きすぎるから、1回の防衛予算でやるとそれこそ10兆円になっちゃうから、後ろにずらしていくんで。
 ということは5兆3000億近くあっても、ツケ払いでこれだけ来てて、本当の割合では一番大きな人件費がまず来てて。
 志願制だから来てくれないと困るから人件費がまず高くて、ローン払いがあって、あと残ってるので何やるかと言うと、中国は例えばキラー衛星とか宇宙兵器をいっぱい飛ばして、陸上でどんなに訓練してても、ジェット戦闘機が空飛んでても、はるか上で中国の最先端の宇宙兵器が全部日本列島を飲み込んでる状況ですから。

 宇宙兵器ってどんだけカネかかるんですか。
 しかも中国の軍事費ってのは研究開発費入れてないんですよ。
 なぜかというと、陸上とか海上とかで日本、ましてやアメリカにかなわないから、離れた宇宙からやってしまおうと。
 アメリカは宇宙にも出てきてる、防衛予算80兆円。
 日本は憲法九条の制約があって、あるいは日本国民を思い込まされがあって、中国の工作が十分働いてるから、韓国や北朝鮮の工作も働いてるから、防衛費がちょっと増えても過去最大って必ずオールドメディアが宣伝してくれるから、宇宙なんかに出てこれるわけがないと。
 だから宇宙で安心してやってるわけですよ。
 日本は中国の宇宙兵器に対して裸同然、プラス、サイバー兵器。

 それ考えると、冷静に計算して10兆だし、しかも10兆にしてやっとGDP比では世界水準にほぼイコールになっていくんですよ。
 何も特別なことは言ってないんですよ。
 そういうことは全くかけらも報道せずに、過去最大、過去最大と。
 安倍政権になって毎年防衛費伸びてますけど、縦軸・横軸の取り方によって、こんなカーブ(すごく増えてるように見える)にできるわけでしょ。
 本当はこう(微増)なわけですよ。

180903-02graf.jpg

 それを数字の取り方によって、いかようにもできる。
 このグラフのマジック、数字のマジックとよく言われるけど、グラフのマジックの方が効果大きいんですよ。
 グラフで見たら一発でわかると、みな思いがちで、しかも数学があまり好きでなかった人はグラフが一番嫌いでしょ。
 その逆をついてグラフで示したらみんな信じるんですよ。
 だからこれからも、この記事は必ずグラフ付きで出てくるんですけど、騙されちゃだめですよ。

 僕たちの税金を何に使うのか。
 国民守れなかったら拉致被害者取り返せなかったら国じゃないですから。
 この話はこの後にある社会保障費の話に行くんですよね。
 これは後半やりましょう。


(★)お知らせ

※DHCの海洋深層水
 公式サイト:https://top.dhc.co.jp/shop/health/deepsea800/

※第82回独立講演会
 10月14日(日)開演14:30〜
 神戸芸術センター 芸術劇場
 募集期間は9月7日(金)正午〜
 詳細は独立総合研究所ホームページ・青山さんのブログを

※「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」絶賛発売中!



(★)トラ撮り! コーナー

(この項すべて超ざっくり)

★次期国産戦闘機の完成エンジン

180903-11engine.jpg

 本邦初公開。
 F-3次期戦闘機のエンジン。
 IHI(旧社名:石川島播磨重工業)で撮影。
 四重五重に許可を得た。
 現場でさらに許可を出した人に撮影してもらった。
 写ってる部分だけは公開OKと。
 燃焼実験も見たが、それは公開NG。


★経済産業部会

180903-12keisanBukai.jpg

180903-13paper.jpg

 8月13日の「トラ撮り!」で、経産部会で自前資源の開発が全く盛り込まれてなかったという話をした。
 その後、経済産業省の役人と議論をした結果…、

180903-14morikomareta.jpg

 2.強靱なエネルギー供給構造の構築」
 (1)国内外における資源開発、国内エネルギー供給網の強靱化
  ・メタンハイドレート等国産資源開発の推進
 と盛り込まれた。

 民間の時代にいくら言っても、微動だにしなかった。
 官僚は会ってはくれるが、聞くだけで絶対変わらなかった。
 こういう成果がある。
 だから僕が「異業種の人、出でよ」と言ってるのはこのこと。
 世耕大臣に面会して、確約を取った。
 書くだけじゃなくて、ちゃんと必要なことやりますと。

 しかし僕がこの日、部会で言ったのは…
 現実に、大学の研究室などに回ってくるお金は300〜500万。
 海洋調査ができないどころか、大学の既存の実験室の水槽も動かせない。
 机上で、論文を読んだり書いたりでお金は終わり。
 実験水槽がそこにあっても使えない。
 城内実経産部会長が「青山さんの指摘は極めて重要なので取り組んで下さい」と言ってくれた。


★国防部会・安全保障調査会合同会議

180903-15kokuboubukai.jpg

 さっきの経産部会と比べると、議員の人数とても少ない(画像右上のひとかたまりのみ)。
 配付資料を見ると、戦闘機などが載っているが、どこにも純国産のF-3次期戦闘機の開発の話がない。
 何でここに盛り込んでないのかと。
 またアメリカからF-35買うのに1000億円近く払うわけだが、自前の開発のF-3は221億円ですというはっきりした返事があった。
 4分の1程度で済む。
 こういうのをちゃんと書いて、国会に出して下さいと。
 そしたら入れますと。
 これも民間人時代にはあり得なかったこと。

 アメリカはアジアから引いていく。
 日本の防衛に適した、同盟に適した戦闘機をつくるんだと主張するためには、こうした資料から盛り込まないとダメ。
 と話したら、入れますという返事があった。
 返事をされる時に、副大臣からもそういう発言があった。
 

※この後は、「わかやま塾」「新潟・長岡での憲法改正講演会」「山本五十六元帥の生家(復元)」など。
 山本五十六元帥の生家の画像は、居島さんが見事言い当てた。さすが〜。


(6)社会保障給付費116兆円 過去最高を更新

(ざっくりまとめ)

 安倍政権が急がなきゃいけないのは、拉致被害者救出、憲法改正と並んで、この社会保障の改革。
 これをやらないと防衛費も出ない。
 総裁の任期あと3年延長できたら、安倍総理は必ずやる。
 来年10月に消費税10%に引き上げることになってるが、それまでにやらないといけない。

 先週の話に付け加えると…、
 まだ増税10%決めたわけじゃないと安倍総理は決めたわけじゃないという話をして、その証拠のひとつとして、軽減税率が何も決まってないと。
 だから出版業界から新たなリクエストが出たりして揉めてると。
 そう言ったら、たった2人だけですが、個人事業主の方から、もう国税庁から軽減税率はこうやりますというのが、とっくに来てますと。
 もちろんそれは存じてます。
 でもこれは財務省、国税庁も財務省の一部なので、もう消費増税は間違いないですと、だから軽減税率はこうですということを、むしろ浸透させるために早めに送ってるんですよ。

 税制を変える時は、1年ぐらい前から知らせていく。
 あまり早く知らせると、事業主は税制に合わせてお金かけてシステム替えてしまう。
 間違いないというギリギリの、準備が間に合う1年ぐらい前に言っていくのだが、2019年10月ってまだ1年切ってないのに、事業主に知らせていってるのは、既成事実化するためだろう。
 個人事業主はあくまで反対なら反対と声を最後まで掲げ続けるべき。
 軽減税率の制度は2015年の与党決定がそのままになってる。
 日にちが経ってるから、見直しの余地ある。
 安倍総理が「上げざるをえないかな」に傾いてるのは事実だが、まだ最終決定ではない。
 まだ諦めないで下さい。


(7)慰安婦問題 国連委が日本政府に勧告

(ざっくりまとめ)

 中国の浸透。
 国連拠出金も日本を上回ったし、それ以外の裏金も含めて、徹底的に活動してる。
 中国やそれに追随する韓国の出先機関みたいになってるのは事実。
 しかし同時に日本政府も「2015年の日韓合意で解決した」と、そんなこと言ったって、彼らは屁とも思わない。
 そうじゃなくて、慰安婦について韓国や中国の言っていることはウソであると、事実と違っている、性奴隷は存在しないということをちゃんと主張しなければいけない。
 「もう解決してる」では話にならない。
 日本政府、安倍政権といえどもちゃんと対応できてない。


(8)イラン原油輸入停止へ ガソリン値上がり拍車も
(9)パレスチナ支援拠出中止 米政権

(省略)


(10)EUが夏時間制の廃止提案へ

(ざっくりまとめ)

 東京オリンピックを8月にやる、IOCが手を挙げる条件にしてしまってた。
 日本のテレビ局は全く批判せず、だからサマータイムも安倍政権がかなり検討。
 僕もいろいろ考えましたが、ヨーロッパが廃止してるからというわけでもないけど、どう考えてもあと2年で朝起きる時間や働く時間帯を変えるというのは、オリンピックの意味を歪めますよ。
 だからここで初めて表明しますが、サマータイムは反対です。


(11)大リーグ エンゼルス大谷きょう投手復帰
(12)アジア大会閉幕 日本 史上2位「金」75個
(13)南スーダン派遣の陸自 被弾9カ所

(以上省略)





 ____________________________内容紹介ここまで


 「中国が見下すような歴史でずっと来たっていうことについて、本当は、日本と朝鮮半島は連携できる」と青山さんはおっしゃるけど、私は無理や思うわ〜(T_T)
 というか、青山さんも本当は分かってらっしゃるのでしょう。
 その前に「中国に支配されるのは仕方ないけれども、中国と一緒になって日本をバカにしていたいというね、ま、人間の卑しい気持ちが国家にも現れることがあって」ともおっしゃってたから。
 中国が朝鮮を見下すのと同じように、朝鮮も歴史上ずっと日本を見下してきて(自分は「兄」で日本は「弟」である)、その日本に併合されたという「恨」は、朴槿恵前大統領の言葉じゃないけど、それこそ1000年経っても消えないでしょう。

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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし





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