拉致問題で安倍政権危機。核問題で日本危機。根幹先送りと米国任せのツケが回ってきた…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■7/16放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
久々に全項目、省略なしで起こしました。
14時間ぐらいかかった(T_T)
「ざっくりまとめ」が多いとはいえ、たぶんこういうことは今後もうないと思います。
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■7/16放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
久々に全項目、省略なしで起こしました。
14時間ぐらいかかった(T_T)
「ざっくりまとめ」が多いとはいえ、たぶんこういうことは今後もうないと思います。
※元動画はこちら(7月17日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※この書き起こしは要旨であり、一字一句この通りではありません。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
(1)西日本豪雨 死者217人 避難者5200人
(ざっくりまとめ)
この1週間でますます間違いないと思うようになったのは、例えば国土交通省。
有力な官庁で、日本の経済は公共工事で支えられてきて、かなりのお金がここに入ってる。
国会議員になってる人もとても多いんですよね。
僕は利害関係ないので国交省出身の大先輩であっても追及します。
役所の人とも、今こういう時だから無理のない範囲で接触してる。
例えば議員に、例えば倉敷の真備について、川の氾濫が繰り返されたってこともあって、僕は担当外であっても関係なく追及しますよね。
すると例えば「あなた一回生でしょ、担当外でしょ、我々に任せて下さい」と言うんだったらまだいい。
ところがショックを受けたのは、「ああ、真備のあのあたりは私は担当課長だったんだよ。ちゃんとああしろこうしろと言ったんだよ」と。
全く自分は悪くないという話。
例えば東京大学法学部を出てキャリアで担当課長になると、短いと1年、平均1年半、長くても2年ちょっとの任期。
あっという間に替わる。
癒着をさせないという基本もあるが、専門家とはおよそ言えない状況。
河川の治水対策の抜本対策が1年半でできるわけない。
後ろに言い渡していくだけになる。
真備の人も十分な情報得られないまま、課長が替わり、どんどん先送りされている状況。
日本は世界で治水対策をちゃんとやってきた国だが、対策が追いつかない。
見たことないような雨が日本列島を覆って、今までは決してあり得なかった雨が降って、でもそうなり出してから少なくとも10年以上経ってるのに、そういう官僚機構。
国会議員も国会質問の時に「お悔やみ申し上げます」と判で押したように、これ言っとかないと後で言われるからという保身の匂い。
国会議員がいま被災地に入ったらボランティアと違って迷惑になるから行けないにしても、じゃあ東京で国土交通省と国会との緊張関係で新たな対策が実際出てくるはず。
でも今この事態になっても目の前のことをやってるだけで、やっぱり治水が間違ってたという根本的な動きっていう風には少なくとも見えない。
オールドメディアは安倍政権をずっと追及してるようでいて、根本的には癒着してる。
例えばダムの放流の問題って今回よく分かったでしょ。
ダム放流しないと決壊、決壊ってことは要は頭の上から津波が来るってこと。
ダムで治水するはずが、そこに津波の元を貯め込むわけだから、放流しないで一気にダムが例えば割れたりすると、未曾有の津波が内陸で起きる。
敗戦後の復興から始まった治水対策っていうのが根っこからひっくり返るどころか、犠牲者を生んでると。
そう考えると、国交省出身の良識的な議員でも「私は課長をやっててね」って、僕の感覚から言うとね、自慢してるように聞こえるんですよ。
俺が課長でしっかりやったんだと。
で、そこまでは言わないけど、あとのことは知らんと。
豪雨で200人を超える方が犠牲になったという話だけではなく、日本の根幹、そういう課長のシステムでいいのか。
本人がどう思っても、どんどん組織的に1年半ぐらいで替えられていく。
かつて民主党政権の時に無駄なダムを造るなと。
そういう話よりももっと根幹として、実は大きな物を造ったために機動性、柔軟性に欠けてしまう。
ダムがあるとそこにとりあえず水が溜まるわけだから。
こういうのも根幹から、それこそ犠牲がここまで出たことを、いわば犠牲者への弔いとしても、この1年ぐらいで全部転換しなきゃいけないということ。
新潟と個人的にご縁がある。
表層型メタンハイドレートが一番確認されてる。
この前の新潟県知事選で何度も申したが、新潟は地震がくり返されたが、その間を埋めるようにずっと豪雨災害。
新潟市に人口集中していて、ちょっと離れた所は前から高齢者が多くなってる。
避難指示が聞こえないんですよ。
指示を出す側は身の危険を冒して一生懸命やっているが、雨の中、高齢者には聞こえない。
すぐできることとして、まず聞こえる避難指示にしましょうと僕はずっと言ってきたが、全く改善されてない。
今回も大雨の中で避難指示が聞こえなくて、その状況で家を出て避難しようという決断は、高齢者には無理。
家にそのままいて、想像したこともない水が来て、そのまま亡くなっている。
根幹も含めて、すぐできることもやってない。
特に自由民主党の責任を深刻に考えている。
その国交省出身議員は「ちょうど僕は真備で担当課長だったんだよ。危ないと言ってたんだよね」と、こちらが怒りの目を向けて、口でもはっきり言ってるのに、全然その人の中に入らない。
鉄面皮というか、間違ったプライド。
熱中症が全国で1500人も出てる中で、どれだけボランティアが行って下さってるか。
日本の救い。
日本は民の方が遙かに人間らしい気持ちもお持ちだし、動きもはるかに速い。
議員の世襲をいい加減やめないと。
官僚も模範解答に合うような人だけ東大に入って、国家公務員試験も同じような感じ。
同じような考え方の人だけが最前線のキャリアの課長になってるっていう仕組みも、ここでやめないと。
それ変えるのは国会しかない。
(2)安倍首相参加の飲み会「軽率」 公明幹事長
僕は議員の一人ですから、あったことをそのまま申し上げますね。
まず僕はもちろんこれに参加してません。
そんなことは言うまでもないんですけれども。
赤坂自民亭ってやつはですね、例えば僕は1回生ですが、1回生みんなに聞いてみたらですね、問題になる前にすでに聞いてみたら、そもそも一回も参加したことはないっていう人の方が多くて、あんまり知られてないですけど。
これね、どれぐらいのペースでやってるのか僕もちょっと記憶ないんですけど、1カ月に1ぺんもやってないと思うなぁ。
2〜3ヶ月、ちょっとこれは不確かですけど。
議員会館の机の上にですね、たくさんの会合の紙が回ってくるんですよ。
議員連盟ってあるでしょ。
例えば僕は日韓とか日中の友好議連っていうのは、意思をもってお断りしてますが、例えば、他のちっちゃな国との議員連盟、僕も参加してるでしょ。
そうするとそういう会合とかですね、不朽焼き鳥会議だけじゃなくて、もっと公式のものいっぱい回ってくるんですよ。
するとたまに赤坂自民亭って来るんですね。
僕は政治記者だった時は高輪とかね、そういうとこにも議員宿舎ってあるわけですよ。
(中略。東京に自宅があるのに議員宿舎に部屋がある人がいっぱいいたが、最近はなくなっている)
今は赤坂に議員宿舎が統合されたから、そこにたくさん議員がいらっしゃるわけですよ。
誤解なきように言っておくと、東京にご自宅、下手すると豪邸があるのに、そこに部屋がある人っては、僕の知る限りもういないですね。
だからみんな地方出身の人がそこに集まってるんですが、そこは当然、自由民主党だけのはずがないですよね。
たくさんの党がいらっしゃいますが、会議室を借りてですねで、そこに地元のおかきとか地元のお酒とか持ち寄って、いわゆる飲み会を、だから外に飲みに行くんじゃなくて、会議室でやってるわけですよ。
その趣旨は、こういう1回生議員っていうのは、普通は閣僚とか、すみません僕は政治記者だったし、専門分野でいろんな閣僚と付き合ってますから、僕はよく知ってますけど普通は、閣僚なんか顔見たことないでしょ。
でも閣僚になっても普通に、大臣になっても参議院宿舎に住んでる人多いから、そこに行けばですね、年に何回かは1回生議員でも誰でもね、閣僚と直接話ができたりするという。
僕はこの趣旨はとてもいいと思いますよ?
まずお金かかりませんしね。
それでなんかあまり参加する人がいないんだけど、で、僕は議員宿舎住んでないけども、一回だけ行ったんですよ。
だいぶ前ですけどね、一回だけ行ってみたらですね、正直言って面白かったですよ。
ステテコとは言わないけども、要は非常にラフな格好で、議員宿舎の自分の部屋から廊下伝って会議室来るだけだから、全くフランクだし、それでみんなでたくさん持ち寄ったやつで、ワイワイ、けっこう厳しい言い合いもしてるし、それこそ政策論争もどんどんやってるし。
(居島一平:それこそお酒が入ると口もね、かなり滑らかに…)
まあそれはあるでしょうね、やっぱりそれも狙いの一つだと思うけども。
あなたの態度は不遜だっていうことから、いやあなたは本当はすごいいい奴だねと、ここでよく分かったよみたいな話がいっぱい出てて。
僕は初参加でしたからいっぱい質問されたりしたわけですね。
但し僕は結局その一回しか行ってなくて。
で、今回、この問題になった件ね、5日だったと思いますが。案内が来たでしょ。
いっぱい来るから、それをチェックするだけでも時間かかるんですけど、その中にね、安倍総理がおいでになるって、ドーンと太く書いてあって、赤坂自民亭って。
これどう見ても総裁選対策ですよね。
安倍総理は地方を回ると同時に、ま、ここまでやってらっしゃるんだなと思ったんですよ。
思ったけども、ちょっと自分の事を言うようで申し訳ないですけど、やっぱり僕はひっかかりましたね。
で、その後で、閣僚も含めて言い訳なさってる通り、その時はここまでの激甚災害になるとは誰も思ってなかった。
それはそうですけれども、さっき言った通り、お金はかからない意義ある飲み会と言っても、飲み会は飲み会なんだから。
これあえて日本っていう一つの会社と考えると、やっぱり超役員会なわけじゃないですか。
会社のどこかの支店、それも1箇所じゃなくて、大雨で社員総がかりでやってるって時に、本社で飲み会やります?
だからさっき言った通りやっぱり、僕はずっと民間で生きてきましたから、ちょっとこれ感覚おかしいんじゃないのかと。
で、ちょっと実は問い合わせもしたんですけれども、いや、ちゃんとその指揮命令系統は生きてて、ちゃんとやってるからという話は当時からあったわけですよ。
僕自身はですね、この前に一つ会合があって、それが時間かかると思ったのに、早く終わって、ちょうど赤坂自民亭に行ける時間になったんです。
で、僕が思ったのは、こういうのね、悪魔のささやきって言うんですよ。
まるでね、ここに参加した方が総理とじかに話できてね、それも、ま、僕はたまに、はっきり言うと怒って電話したりしますよ。
日韓合意、それは古い話だけど、最近のことでも、なんで李克強首相を北海道に入れるんですかってことも含めて。
だから会う機会も、丸めて言いますけどゼロではない。
でもみんなの中で、多くの議員の中で、そして要するに安倍総理には反感持ってる議員もいるわけですから。
総裁選で安倍さんに入れない人の前で、どんな話をするのかと、いうのは興味じゃなくて、知る必要があるかなと、ある意味、素の姿が出るから、行くべきかと思ったですけど、でもやっぱりこれは典型的な悪魔のささやきだと正直思ったんですよ。
これ皆さんの別に参考になるような話はないけど、でも人生こういうことがあるんですよ。
ちょうど行けるようになったっていうのは危ない。
天はいたずら好きでもあるんで。
それで問い合わせをして、疑問をいちおう僕なりに提示した上で、僕は行かなかったわけですけれども。
指揮命令系統が乱れたわけではない。
それは野党がおっしゃってるような、あるいはオールドメディアが言ってるような実態とは違ってて、指揮命令系統に影響はしてませんよ。
影響はしてないけど、人間は全て心で動いてるんであって、その面については、これはもう僕も含めて慚愧に堪えないことであります。
で、同時に、しかし、ま、このスマホにも入ってるんですけど、追及してる野党が、しっかり政治資金集めパーティーやってて…。
(居島:立憲民主党がね…)
そこに主たる幹部はみんな行ってて、で、そこはみんなで水飲んだんじゃないんですよ?
お酒飲んでるんですよ?
で、それが、こっちの話だけするっていうのは、よくブーメランって言いますけど、ブーメランって言葉も僕は普段使わないようにしてるんですけど、それやっぱり、人の振りを言う前に自分の振りを見なきゃいけなくて、水害も同じなんですよね。
誰かを、特に政治権力ある側にこう罪をなすりつけて、自分達は良い子にするっていうのは、それは天の怒りを招くと思うんですよね。
まあ今回の災害はこの件も含めて、ほんと辛いことばっかりですよね。
(次の項目に行きかけるが)ちょっともう一点言っておくと、さっきの赤坂自民亭の件はですね、2日ほど前に官邸の中枢の人と、これはじかにお会いしまして、早朝に、おかしいですと。
あなたも含めて官邸としても止めなきゃいけないのに。
考えが間違ってますと。
で、その人は普段僕の言うことにほとんどイエスということ言わない人ですけど、その人は言ってないんですけれども、確かに、確かにおかしかったって言われたから、要は緩んでますと。
もりかけで追及され、秋に総裁選を控えてて安倍総理が絶対に勝つと言えない状況で、それから当然、朝鮮半島情勢がまた動いてるんで、もう簡単なことじゃないですよ、戦争のリスクはまた少し出てきてんですけど、そういうことで、みんな緊張感持ってやってるように見えて、実はここに本音が出てますよねと。
仲間内だとこうなるということだと申しましたら、それはすごく謙虚に聞いてはくれました。
まああれですよね、1回生議員がこんな会合やめちまえということも、実際にはできなかった。
要するに、違う意見を言うだけですけどね。
でもこれは、悔いても余りあることだと思んですよね。
僕のブログには、あのことだけを騒ぐのはおかしいって書き込みたくさん頂いてて、それはその通りなんですが、しかしやっぱり自分の足元からきちんとやることが大事ですから、はい。
(3)安倍首相 8月に立候補表明へ 自民総裁選
(ざっくりまとめ)
【共同通信によりますと、今年9月に行われる自民党総裁選挙で、連続3回目の当選を目指す安倍総理大臣は、来月、立候補を正式表明する方針を固めました。複数の関係者が明らかにしたものです。当初は今月22日の通常国会の会期末に合わせた出馬宣言を想定していましたが、西日本豪雨の災害対応に当面集中すべきだと判断しました。他に、立候補する構えの石破元幹事長や、対応を検討している岸田政務調査会長の表明時期もずれ込む見通しです】
このニュースははっきり申し上げて、事実関係が違います。
これ事実が違うっていうか、取材が全然足りないと思うのは、まず石破さんはもう立候補表明しましたよ?
これは本の出版という形で。
で、また別途されるんでしょうが。
これはその別途しますという形式的なことにとらわれるんじゃなくて、政策中心の、「政策至上主義」っていうその本は、アベノミクスがもう間違えたと言ってるに等しいわけですから。
これは立候補表明でなくて何なんですか?
それから岸田さんも出馬表明するつもりだったのが、豪雨災害でずれてるって書き方、これ違うんですよ。
1回生議員ごときがまた正面から言って申し訳ないけど、未だにご自分で決められないんですよ、出るべきか出ざるべきか。
これはさっきとは別の政権の中枢から、こないだ、岸田さん出るのか出ないのかはっきりしてほしいって言われたから、僕に聞かないでくださいと(一同笑)。
僕は前に外務省に何か文句があって申し入れ行ったときに、他にベテラン議員が一緒に来てたからわざわざ岸田さんが出てきてくれたが、その時に二言三言交わしたぐらいで、知りません。
岸田さんを支えてる派閥の人は、リベラルを自称する方々ですが、まずその人たちが決めきれてないんだもん。
やらざるべきだ(岸田さん出るべきでない)って言ってる人はですね、要は岸田さんが出て勝つ見通しがないと。
それだけなら話は一見普通に見えるけど、本当は、これ、2ヶ月後、9月に総裁選あるでしょう?
ところがその後、10ヶ月後に参議院選挙あるんですよ。
このまま行くと、自由民主党が負ける見通しは、日に日に高まってるんですよ。
野党が野合すればの話ですけど。
要は、今立つべきじゃないと岸田さんの裾を引っぱる人は、今はむしろ安倍さんに恩を売って、次はお前だということを示しといてもらったら、来年夏の参院選で安倍さんは負けて退陣だから、無事になれるんだから今はやめとけっていう話なんですよ(笑)。
これはちょっとひどいなと僕は思ってるのは、参院選で負けると、1回生議員で負けると、要するに任期6年間確保されてる人たちが生まれるから、また衆議院で決めたことと参議院で決めることが食い違ってしまって、物事を決められないっていうのが、下手すると24年かかる。
今までそれぐらいかかってる。
早くて12年。
朝鮮半島情勢はアジアの在り方を間違いなく変えていこうとしてるから、12年から24年の間、物事が決められない政治に逆戻りすると、誰が総理とかどこが与党という問題を乗り越えてしまって、日本の政治が、それこそクーデターでも起きて一院制にならない限りは、何も決められないってことになる恐れがあるわけですよ。
そういうことと総裁選を勝手に絡めてもらうっていうのは、ほとんど国を売る行為だと。
さっきの豪雨災害の続きみたいな感じもしないでもないが、これはあまりにも志が低すぎるわけですよ。
「俺は課長だった」という発想とあまり変わらない。
官僚と国会議員がこうでは、もう将来がないから、だから「異業種の人よ出でよ」と言ってるんで、国会を目指してほしいっていうのが僕の本音なんですよね。
出ろと岸田さんに言ってる人たちも、勝算があるわけじゃないんですよ。
例えば小泉進次郎さんが、お父さんの影響もおそらくあるんでしょう、安倍批判を強めてるから、そこと乗っかったら、で、石破さんと組んで、やれば云々っていうね。
これ党内の野合じゃないですか?
岸田さんが人柄がいいのは間違いない。
だから豪雨災害の犠牲者を悼み、今ボランティアの方々も含めて非常に苦労されてるって時に、そんなの言いたくないっていうのも本当だと思いますが、基本は、本人が決断なさってないんですよ。
それから安倍総理については、当初は22日の通常国会の会期末に合わせて出馬宣言って、書いてあるんですが、これ元々話としておかしいでしょ。
だって国会は本来はもう終わってるはずなんですよ。
今、延長国会になって方針変わったんで、当初って言うなら、一番最初はですね、7月の17日か18日、だから明日か明後日に出馬表明するつもりだったんですよ。
これは、普通の戦術でいうと、ずるずる延ばして、で、石破さんはたぶん耐えきれないで、その通りになったけど、早くに出馬表明するから、浮き上がったようにして、満を持して後の方でやろうという意見もあったわけですけど、それやりすぎで、そういう党利党略がそもそも間違ってるのに、派利派略みたいな。
そんなこと言わずに、国会終わったら普通に表明すべきだと言ってて、僕の意見は全然影響してませんが、明日かあさってだったんですよ。
このケースは内閣総理大臣は今、行政のトップなんでこの災害の中で出馬表明なんかできるわけない、やっちゃいけませんよ。
それから災害に対する自分の責任も全部総括した上で、当然、3選に参戦されようとするなら、今までの治水対策できなかったこと、こうやりますってなきゃいけないですよね。
まだ練れてないですよね、今、対処療法、目の前のことで一生懸命だから。
だから相手の様子見ながらじゃなくて、少なくとも、今までの自然災害対策ができてないってところを政策でちゃんとカバーして、これならやれるってことを作ってからでないと、立候補表明、僕おかしいと思います、現職の総理としてはですね。
(4)安倍首相の広島視察取りやめ 右脚に痛み
(ざっくりまとめ)
このニュースが一般に流れたら、あっという間に僕のところに、地位ある方も含めて、これは大変じゃないのか、右足の付け根に癌ができてるんじゃないかと、いうのをたくさん頂いたんです。
宰相の病気っていうのは実際隠されること多いんですが、これは少なくとも、僕の持てる情報源で確認したのは、間違いなく、大したことありません。
股関節が痛くなるっていうのは、座りっぱなしとか、歩きづめになることであって。
(5)金正恩氏 調査結果「再説明」指示 拉致問題
これはちょっと暗いニュースです。
まず情報の信憑性ですけども、この情報が間違ってるって意味じゃなくて、金正恩委員長がそういう指示を下に下ろしたというのはほぼ間違いがないんですよ。
ところがですね、一方で、水面下では、金正恩委員長の直の意思というふうには直接伝わってないんだけども、北朝鮮が、ちょっと名前言えませんが、個別の拉致被害者の名前まで上げて、この人なら返すとまでは言ってないけれども、明らかにそのようにしようとしてるっていう気配のある拉致被害者の名前まで、水面下で出してきてるんですよ。
これは北朝鮮がやったっていう再調査と、これは、こういうのも表裏、二重構造になってて、表では繋がってないんですよ。
表では、金正恩委員長のお父さんの金正日総書記時代に、日本側に説明した、つまり日本に一時帰国されてた5人以外はみんな死んだか、あるいはそもそも北朝鮮入ってないと。
日本海で何か犯罪行為に及んだかもしれないのに、そんなの無視して、入ってないから知らないと、いうことと変わんないというのが再調査の結果だとなってるわけです。
ところがですね、これが本当はややこしくないんですよ?
ややこしくないけどややこしく見せていて、二重構造になってて。
日本の言う暴力とか、あるいは騙されて連れて行かれた人とは別に、自分の意思で入ってきた人が、かなりいるんだと。
で、名前は言えませんが、政府認定の17人の拉致被害者っていらっしゃるでしょ。
これも足りないんですよ。
本当は特定失踪者の中に、特定失踪者870人の全員ではないけれども、一部には本当拉致されてるけど日本が証拠をつかめなく、つまり一件でも間違うと北朝鮮はそれをテコに、拉致事件は全部嘘だと言って。
もうこれははっきり実名言うと、社民党とか、そういうところが朝鮮総連とも連携して、拉致被害っていうのはでっちあげだと、いうことを言いかねないので、慎重にならざるを得ないですよね。
で、僕が言ってる、自分の意思で来たので、拉致被害者でないって言ってる人は17人の中にいらっしゃるわけですよ。
これ日本政府はもう一度きちんと調べたんです、本当は。
水面下でごく最近、安倍内閣のもとで。
やっぱり間違いなく拉致されてるわけです。
ご自分の意思じゃないです。
ところがですね、日本が救出作戦もできないために、これ僕ら全員の責任ですよね、自分の意見はさておき、特に国会議員になっちゃった僕は責任重いですけど、憲法9条そのままですから、救出作戦に行けない。
つまりほっといたって誰も来ない。
安心して北朝鮮が好きなようにやれるっていうのが40年50年続いたでしょう?
20歳の人が拉致されて、40年は普通に経ってますから、還暦ですよね。
その間の人生っていうのは北朝鮮に囚われての人生だけど、でも人生なんですよね。
だから普通で言うと、おそらくは結婚もされ、それから北朝鮮に命じられた仕事もなさって、その分の給与もわずかであってもおそらく受け取り、それからいわば同僚もできるでしょ。
北朝鮮にでっち上げられた人生だけど、それ人生できあがってしまってるわけですよ。
例えば20歳の青年が40年経って、めぐみちゃんは13歳が今53歳ですよね。
20歳の青年が還暦になって、突然、日本と北朝鮮の政府の都合で帰れってことになって、そこにいる家族とか、あるいは仕事の積み上げとか、仕事も例えば他の国の人をまた拉致してこいとかいう不法なことだけに限らずに、いちおう見かけは貿易の仕事をだったりする人も実は拉致被害者にかなりいらっしゃるんですよね。
そういうのを全部捨てて、一人だけ日本に帰って、しかも日本にいらっしゃった時の状況から、ご家族親戚も40年経ってるんですよ?
するとお父さんお母さんが無事でない方もいらっしゃるし、親戚の数もすごく減ってる人もいるし、それから故郷の姿が全然変わってしまってる人も実はいっぱいいるわけですよ。
特に大都市から拉致された人もいらっしゃるんですが、当時から人口の少ない所の人がやっぱり狙われてるから、日本海岸の、その方が多いから。
過疎になって、町村合併もあって、もう自分の村もないし、住んでる人もものすごく少なくなってるっていうのは、現にあるわけですよ。
そういう人を北朝鮮が巧みに選んで、この人は北朝鮮で人生を送りたい、公平平等な社会主義、でたらめだけども、日本みたいな無惨な資本主義じゃなくて、社会主義のもとでちゃんと歩みたいから、やってきたんだと。
だから拉致被害者とは認めない、これを日本政府、呑めと。
これ呑んだらですね、政府認定の、増やせと言われつつ、僕にも、あるいは西岡さんとか荒木さんとか民間で頑張った人からも、拉致被害者の認定増やすべきだと言われてるのを、証拠がないのは、慎重に慎重にってやってるのを、いきなりその根幹からですね、実はこれ拉致事件じゃなかったと日本が認めたら、これおしまいでしょう?
だからそこでゴリゴリになってて、こういう水面下のゴリゴリの上の方で、再調査の結果をもう一回日本に説明すればいいんだと言ってるっていう、こういう仕掛けなんですよ。
だから身動き取れないように取れないようにやってるんですが、但し、僕はこれを暗いニュースだと言いましたけど、もっと大きなことで言うと、拉致事件を無視はできなくなってるんですよ。
これは米中首脳会談が6月12日にあって、今日で1ヶ月と4日ですよね。
もう皆さんの目にもはっきりしてきたと思うのは、別に意外な、複雑なことが起きたんじゃなくて、(トランプ大統領が)アメリカファーストと言ってるのは、アメリカ第一主義じゃなくて、アメリカが世界の面倒を見てきたこの70数年は終わりですと、元のアメリカに戻りますと、自分のことしか考えませんと。
だから拉致事件を、トランプ大統領も、ポンペイオ国務長官も、北朝鮮と話し合った時に出してくれたっていうのは、アメリカが協力するって意味じゃなくて、アメリカにできることは全部やったので、後は日本でやれと。
で、北朝鮮は必ずカネを要求するけど、アメリカはびた一文出さないと。
日本は拉致被害者取り返したかったらカネ出せと。
そのカネを北朝鮮はすでに賠償金って言ってるわけですよ。
その賠償金ってことを認めたらですよ、みんなが払ってる税金を全く意味の違う、僕のブログに怒りの書き込みいっぱいあって、賠償金払うのは北朝鮮の方だと、日本国民の生活を破壊した、その賠償金を出せっていうのは当然じゃないかと。
全く当然なんですよ。
しかし現実にはなんと、朝鮮半島を併合してた時代の賠償金を出せって、めちゃくちゃ言ってるわけですよ。
要するに戦争してませんから日本は。
朝鮮半島と戦争してませんからね。
だからそれを認めてしまうと、日本のその歴史に取り返しのつかないことになるわけですよ。
でも同時に、全然お金を出さずに、北朝鮮が現実に動くわけはない。
憲法9条変わってないんだから、それだったら救出部隊を出すってこともできないんですよ。
だからどっち向いても八方塞がりが、今の安倍政権なんですよ。
それが緩んでるっていうのはけしからんと、この災害の件も合わせて言ったんですよ。
まるで突破口が開けたように思ってるけど、逆でしょうと。
ずっとアメリカにお任せして棚上げしてきて、国会がうまくいかないのも野党がモリカケだと言ってる間に、こうなって、実は自由民主党と安倍晋三政権の最大の危機じゃないですかと。
だからこの話は実は本当はそういうことなんですよ。
そこを北朝鮮はすごく足元を見ててですね。
しかも日本の野党一部と、ほとんどのオールドメディアと、北朝鮮が連携をして、この拉致被害者含めた日本国民を苦しめているっていうのが現状で。
しかしこれは相手が悪いんですって言ってるんじゃなくて、さっきの赤坂自民亭も同じで、僕を含めた自由民主党と安倍政権の側に、これはもう話にならない緩みと…。
だから今国会で、懸案処理をしたいと、働き方改革、IR法案を含めてね、やりたいというのは一定の理解はしますが、本当はしゃにむに憲法9条を改正して、日本のことは日本でやるという国にしてから、じゃあカジノどうするんだとか、それから今までの過労死が出る働き方でいいのかっていうことをやるべきであって。
これいつも言う通り、僕自身も含めて、根幹を先送り、棚上げ、だから「俺は課長だったんだ」っていうのを自信持って言えるわけでしょ。
根幹から、血を流して治しましょうっていう習慣がなくて、それで戦争に負けたんですよ。
これほど志の高い日本軍を持ちながら負けたっていうのはそれであって。
だから別に僕は暗い話だけしてるんじゃなくて、73年間、侵略戦争だったじゃないかってね。
じゃあアメリカだったら侵略戦争じゃないんですか。
アメリカも中国の権益や、あるいはフィリピンを支配したり、侵略してるわけですから。
そういう時代なんですよ。
帝国主義の時代ってそうですから。
で、アジアはもう全部植民地にされてて。
それと戦おうとしたのは日本であって。
別に複雑な話は何にも必要ないんですよ。
でもそこに立ち返って、戦前戦後を貫いて、私たちは根幹をずっと棚上げにしてる習慣がありますねと。
受験勉強の出題もそうですねと。
1+1=2と必ず覚えろと。
この間も東大の授業で改めて言ったんですが、1+1=2とは限らない世界なんですよ。
平行線は交わらないって教わったでしょう?小学校の算数から。
ところがですね、じゃあどうして僕らはこうやって立ってるんですか。
重力があるからですよ。
重力があるってことは、本当に引っ張ってるわけですよ。
引力とも言いますけど。
お互い引っぱるわけですよ。
ってことは、この空間は実は必ず歪むんですよ。
だからここに線を出すとですね、たまたまぎりぎり間に合わないかもしれないけど、ずっと続いていくと、引っ張り合って空間歪んでるから交わる。
だから平行線は交わるわけ。
それを交わらないってことに仮定して、美しい世界に置き換えたのが数学なんですよ。
ところが三角関数の公式覚えろとか、こういう余計なことは考えずに、先生から与えられることを正しいと思って数学解きゃいいんだと。
そうするとですね、もともと数字が好きな人以外はなかなか、数学ってやっぱり好きにならないんですよ。
何のためにやってるのかよく分からないから。
でもこの政治の世界で起きてることなんか実はむしろ僕がずっと言ってる通り、単純なことで、国際政治も難しいんじゃなくて、当たり前のことやってるだけですよ。
アメリカが力を失ってきたら、他人のこと面倒見ませんと言ってるだけじゃないですか。
だってアメリカはかつて何でも、アメリカ製だったら全て最高の製品だったでしょ。
今アメリカで最高の製品、ごく一部でしょ。
だから世界の面倒見れなくなったんで何も複雑なことはないんですよ。
ところが、自然界で起きることは本当はものすごく複雑なんですよ。
例えばこのギューッと引っぱってるってのはどうしてなんですかとか、宇宙はどうしてできたんですかって、とても人間の知恵では測りきれない。
じゃあ宇宙に果てがあるのかないのか、果てがあるんだったら果ての向こうはどうなってんのか、果てがないんだったらどういうカラクリだって、これ円だったら、球だったらこうだからって、これ説明できてるだけで、自然界の方がはるかに複雑なんですよ。
だから話を元に戻すと、こういう教育をしていって、根幹を考える習慣を身につけてる人が、例えば東大なら東大、早慶なら早慶に行くと、物事を根幹から考えるって習慣つくけど、それは全部考えないことにしてるわけです。
これは戦前からそうです、戦前は少しマシだけど。
つまり旧制高校で哲学教えてたから。
話が逸れたようで逸れてなくてですね、物事がなかなか、治水対策も含めて進まない根幹はここにあるっていうことを考えてほしいし、家庭教育で言うと、子供たちと親がこういう話をしてると、食いついてこない子供ってあんまりいないと思います。
(6)戦没米兵遺骨返還へ協議 米朝が板門店で
これも先ほどの拉致被害者の再調査をもう一回日本に説明すりゃいいんだというニュースと共通項があって、悪いニュースなんですよね。
どういうふうい悪いかというと、いまや、6.12から1ヶ月しか経ってないんですが、アメリカがいかになめられてるか。
日本はなぜなめられたかというと、憲法9条によって軍事オプションがないからですよね。
で、合衆国憲法に9条はなくて逆にドカンとやるぞって規定はちゃんとあるわけですけど、それをトランプさんが自分で、少なくとも当面はやりませんと言ったら、北朝鮮は本当に分かりやすい話で、アメリカを見事になめきってですね。
念のため中国の人民解放軍を味方につけた上で、これニュースはさらっと書いてあるけど、これ非核化と関係ないでしょ?
これ5300人いるんですよ、朝鮮半島の時に行方不明なったアメリカの若者は。
長年ずっとこれやってきたんですよ、遺骨を少しずつ返して、莫大なお金を一体につきいくらというふうに払ってくるというのを、アメリカはずっとやってきたんです。
それを進めるんじゃなくて、要するにご遺骨を収容する箱を、アメリカが用意しても、北朝鮮がまず受け取りに来ない。
一体どうなってんだ、話し合いしようということになって、合衆国は本土からですよ、太平洋も越えて、たくさん待ってたわけですよ、朝鮮半島入って。
待ってたけど、約束の時間になっても誰も来ないんですよ(笑)。
で、何の連絡もないんですよ。
待ちぼうけで、で、待ちぼうけ食らったまま、ぞろぞろ帰ったんですよ?アメリカは。
(軍事オプションを)やらないってなっただけで、これだけなめられるのが国際社会の現実ということが、このニュースなんですよ。
だからこれが、「北朝鮮の代表団が欠席したため延期されました」って、こういうニュース書くなっつーの、これ。
なんか普通のことみたいに言ってるけど、超大国のアメリカが、最貧国の小国で、亡命脱北相次ぐ破綻国家に、戦争やらないって言っただけで、約束の時に誰も出てこないんですよ。
それも非核化どころか、非核化とはるか遠い、関係のない、ご遺骨の返還というだけで、こうなってるわけです。
で、これはバッドニュースと言ったのは、これにアメリカ政府、振り回されてるわけです。
バッドニュース、いくつか意味があって、このまま行くと、要するに、北朝鮮から見たら親分のアメリカ、子分の日本に見えてるわけです、残念ながらね、僕らの志と反して。
親分がこうだから、ましてや米軍の中に組み込まれてる存在、日本の例えば海上自衛隊は世界最優秀の海軍力のひとつだけど、ほんとはアメリカ第七艦隊の中に組み込まれてるから、第七艦隊が動かない以上は、海上自衛隊の実力なんか発揮できるわけがないと思って、もうもっとなめてかかってるから、それがもう全体に覆ってるわけですよ。
これがですね、これが、世の中は北朝鮮にとってもそんな甘いもんやおまへんでというのですね、先日ね、やっぱり異常な早朝ね、人目が絶対ない早朝に、僕は21年目になるですね、信頼できる人物に会ったんですよ。
もちろんどんな人か言えませんが、もちろん日本の中枢の一人です。
この人はですね、僕と21年間、意見合わないんですよ。
というのは僕は、アメリカ軍の攻撃はあり得ると。
それから拉致被害者の救出もできると。
(その人は)両方ともいつも全否定で、アメリカは北朝鮮攻撃したりしない、拉致被害者は誰も帰ってこないと。
それ21年間、ずっと言い合い続けてきたんですよ。
この人がですね、ほんの数日前に、戦争かなと。
アメリカは北朝鮮攻撃するんじゃないかと。
それはこれが原因なんですよ。
なめきってると。
しかもトランプさんは前に平壌行ってもいい、再会談やってもいいと言ったけど、こんな状態で行くわけにいかないから、もう首脳会談カードがないんですよ。
だから金正恩委員長の大変なミスが起きてて。
そもそもこれはようやく、その相手も認めたんですが、去年の10月末にアメリカ軍が北朝鮮を全面攻撃する準備を整えて、その第一撃がサイバー攻撃で、評論家が言ってるようなトマホークをすぐ撃ち込むとかいう話じゃないというのを、彼はずっと知ってるのに、彼はようやくこないだ認めて、その通りですと。
で、その態勢を解いてないのも確認した上で、サイバーアタックってことはもう一度、情報更新しないといけないですよ、相手が、分かりやすく言えば暗号を全部変えてきてるから。
それをやりつつあると。
それで僕はびっくりして、その場で数えてですね、あなたとこういう水面下でこう情報交換っていうか言い合いするようになって21年目ですと。
一度も、戦争起きるかもしれないって言ったことがないと。
そんなことはやるはずがない、やりませんと言ってきたのが、今日初めて変わりましたねって言ったら、ご自分でも、そうですと。
で、顔色変わってるんですよ。
で、そうだから、戦争になるとは限りませんよ?
そもそも去年の10月末までに、アメリカ軍が準備を整えたことを、正確に把握してたのは、我が国の海上自衛隊と、あえて言うと。
陸上自衛隊まで情報が全部行ってたとは、ちょっと言い過ぎですけど言えないけど、海上自衛隊は完璧に把握してた。
それと北朝鮮だけだった。
ということは、また戦争リスクが実は水面下で蠢き始めたというのを、北朝鮮はたぶん把握するだろうから、その一瞬の変化が、いわば日本にとっては最初で最後の機会じゃないかなと僕は思うんですよ。
だからその時に、はっきり言うと、総裁選とか、内部でガタガタやってる場合ではなくて、新しい総理がブリーフ受けてやりましょうっていうことは、これ別に安倍総理を支持して言ってんじゃなくて、客観的にそんなことは愚の骨頂です。
これずっと安倍総理が自分でやってきたことですから、たくさん批判を受けながら、あれだけ拉致被害者を取り返すと公約しながらできてないっていう批判を、矢のように浴びながら、でも実際はずっと総理自身が動いてきたことだから、その一瞬の機会を捕まえられるかどうかっていう、ギリギリの、この豪雨災害の最中から、政治ももう国会が終盤で、政治はそのように見えるけれども、実際はギリギリの瞬間が訪れて、そして一瞬で去っていくというタイミングなんですよね。
(★)お知らせ
※DHCの海洋深層水
公式サイト:https://top.dhc.co.jp/shop/health/deepsea800/
※第10回 8.6平和ミーティング(広島市)
※第80回独立講演会 in 神戸 8/19(日)
申し込みは7月27日(金)正午まで
詳細は独立総合研究所ホームページ・青山さんのブログを
※2018「海の日」記念行事
東京海洋大学で青山千春博士が。
(7月16日、放送日当日だったのですでに終了)
※7/9発刊「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」
(★)トラ撮り! コーナー
(超ざっくりまとめ)
★2年前の参院選街頭演説風景
2016年7月10日が投票日。
みんなの目の輝きがすごかった。
(青山さんが二期目に言及されたので、ここだけ完全起こし)
これ、ある政党はですね、どうも青山この辺に来そうだになると、演説の予定があってもなくてもそこに車を出して、しかも人が多いですから、それ張り付けて、寄れないようにしたわけです。
いや、ずっとやられましたよ。
妨害したのは週刊文春だけじゃないんですよ。ね。
それで、近づいていくでしょ。
するともうそこ、場所取られちゃってですね、できないから、こう動くじゃないですか。
動くと、この集まってくださってる方々が、民族大移動なんですよ(一同笑)、ドーッと。ね。
でも、追っかけてくださるっていうので、僕はもう本当に涙出ましたよ。
で、妨害はもう最初から予想してたし。
もしも、もう一回やるとしたらですよ、僕は本来ここで(2年前の街頭演説で)一期しかやらないと、いうことを言ったわけですけれども。
で、国会出てみたら、言いましたよね?
例えば、外務省の中にも僕のファンの人がいて、青山さん、いいんですけど、6年間、言うこと聞くふりしてろと。
で、一期しかやんないって、武士に二言はないとか言っちゃって、おそらく、ね、一期しかやらないからその間我慢すればいいんだと。
で、聞き流しとけと。
それこそ前川さんが言ったように面従腹背で行けと、いうことをみんな言ってますよと。ね。
そういう指示が降りてきましたって言うから、ね、改めて考えますと、言ってるんですが、もしも、もしも、もう一度こういう演説やろうとすると、妨害はもっと激しくなる。
で、特に後半からはですね、その場所を取らせないだけじゃなくて、もうこういう人々の中に人間を送り込んで、ヤジるわけですよ。
安倍総理の演説ができないのと同じですよ。
間違いなく激しくなるんです。
新潟県の知事選挙の応援の時ですら、新潟市内で最後やった時には、ちゃんと組織から派遣された人がいて、「もりかけどうしたんだー!もりかけはー!」。
新潟知事選挙ですよ?
それはもう恥じることなくやってるんですよ。
で、こういうのはほっときゃいいんですけど、新潟知事選挙の時は、「こんな妨害に負けない!」って言ったんですよ。
だから、それが、例えば4年後、もしもう一度あるとしたら、まだ僕は決めてませんが、あるとしたら、激しくなって、みんなに迷惑かかると思いますけど、まあ、僕に入れる入れない関係なく、こういう選挙妨害ってのは、たとえば僕が他の政党の選挙活動を妨害すると思いますか?
人間としてやっちゃいけないですよ、制度以前の問題ですよ。ね。
恥ずべきこと、恥ずべきことは、赤坂自民亭も含めてやっちゃダメですよ。
そんなの当たり前じゃないですか。
でもそれは、ちょっと話しておきたかったんです。
★参議院予算委員会
昨年のもりかけの質疑。
僕という国会議員は未だにいないことになっている。
国会担当記者が僕の質問になるとペンを音を立てて置いて、腕組み。
それが上司に分かるようにしている。
メモして、ここがおかしいとか批判するなら正当な行為だが、メモすら取らない。
(7)トランプ氏「NATO離脱せず」 各国に負担増要求
(ざっくりまとめ)
トランプ大統領が登場する1年半前までいろんな大統領がいたが、アメリカ大統領がわざわざ「NATO離脱しない」って言ったっていうのは…(一同笑)。
世界が逆さまに、もうなったんですよ。
難しい話じゃなくて、NATOは日米安保条約と同じで中心はアメリカで、実質、アメリカが指揮命令系統をコントロールしないと機能しない。
だから離脱するも何もなくて、アメリカが脱けてしまったらNATOはあり得ない。
アメリカ建国から242年しか経ってない。
アメリカが世界の面倒を見るようになったのは、1941年に日本が真珠湾攻撃してから。
トランプさんはシンプルに元のアメリカに戻ると。
相手がNATOだろうが何だろうが。
第二次大戦の勝者はアメリカだけで、世界の仕組みは戦後全部アメリカが決めてきた、国連も含めて。
これをトランプさんは全部やめると。
最終的には国連の解体。
これは日本にとっては目の覚める話。
もう敗戦国でないんですよ。
このものすごいチャンスはものすごい危機と表裏一体。
憲法9条が何で許されるかというと、全部アメリカにお任せしたから。
そのアメリカがなくなったら、じゃあどうやって守るんですか。
人の世は、最大の好機と最大の危機がぴったり一致して出てくるので、これが自由民主党と安倍内閣の肩に降りかかってる、あるいは野党も含めて国会に降りかかってる。
これどんどん起きていく。
今、わざわざ離脱しませんと言わなきゃいけないってことはね。
もともとあり得ないことをわざわざ、そうですよ、ありませんと言ってるってことは、やがてそうなる。
但しトランプ政権はあと2年半しかない。
再選されるかどうかで、世界を分ける。
中間選挙がアメリカのローカルな話でなくなってしまった。
(8)金正恩氏書簡を公表 トランプ氏評価
(ざっくりまとめ)
6月12日の米朝首脳会談での合意は抽象的で、後は実務協議やると言ってたのが全然始まらない。
遺骨問題という今までやってた問題すら、北朝鮮は約束の日時に出てこない。
そういう状態の中でしびれを切らして、ポンペイオ国務長官が訪朝したが、金正恩委員長に会えない。
全然メディアに出てこないが、実際は話にならない協議だった。
全く噛み合うところがなく、北朝鮮は冒頭ずっと北朝鮮の主張を言ってるだけで、非核化の非の字もない。
ポンペイオさんが二言三言反論しただけなのに、北朝鮮を離れた瞬間、外交部が強盗みたいなことを言ってきたと。
そういう状態で、手ぶらで帰れないポンペイオさんが渡されたのが、金正恩委員長の親書。
親書なのに、ツイッターで公開するというのは無茶苦茶だが、公開して害がないというのは、何にも書いてないから。
書いてあるのは、英訳だと、6.12を「意義深い旅の始まりだ」と。
米朝が仲良くなったはずなのに、旅の始まりだ、これからだと言ってて。
じゃあ米朝で合意したことが何なのかが全然分からないでしょ。
その通り、親書の中には、トランプさんが公開したものによれば、非核化なんてことは全くない。
するとトランプさんの意図が、オールドメディアはアメリカも含めて、こんなに仲がいいんだってことをしきりにアピールしようとしてるんだと、今、交渉うまくいってないけど、うまくいってんだとアピールしようとしてると見えて、いや、これは、トランプさんがすでに準備を始めてると。
トランプさんは親書をあえて公開して、要するにもともと北朝鮮の姿勢はこうであると。
で、アメリカは手を差し伸べて、実務交渉もやろうとしたけども、こんな非礼な扱いになってて、強盗呼ばわりもすると。
すると選択肢はだんだんなくなってくるってことを、むしろトランプさんとしては実は示唆してるという方が正しいですね。
(9)トランプ氏 核軍縮に意欲 米ロ首脳で協議へ
(ざっくりまとめ)
プーチンさんと話し合うのは、非核化ではなく核軍縮。
米英仏中露、5つの国だけは核兵器持って良しになってる。
ところが米朝首脳会談やその後の流れを見ると、まるでここに北朝鮮が入ったようになってる。
非核化の話が核軍縮にすり替わっている。
これは大変。
アメリカの議会、僕の知ってる人も含めて、日本が核武装せざるを得ないと。
アメリカの中からそういう声が出てて、だから日本の持ってるプルトニウムを減らせとか、今まで言ってこなかったことを突然言ってくるようになってきてる。
日本が核武装せざるを得ない場合は、小型戦術核。
コストが安くて作りやすい、何よりもショッキングなのは、使いやすい。
核兵器を作る直前まで行った国、スイス。
平和なイメージだが、国民皆兵。
核兵器の開発もずっとやってきて、潜在能力持ってる。
スウェーデンも核武装の準備をした。
アジアでは台湾、韓国、ミャンマー。
南米ではブラジル、アルゼンチン。
世界で核の潜在能力持ってる国はいっぱい。
フィリピンやトルコなど政権が強くなってるところは誘惑に駆られる。
なぜなら最貧国の北朝鮮が核を持っただけでアメリカと対話の場ができた。
引き出すものが多いとなれば、間違いなく核は拡散していく。
だから北朝鮮との交渉が「核軍縮」になったら、小さい核をみんな持てばいいと。
僕は日本の核武装に反対してきたが、日本だけそれ知らないというわけにはいかない。
憲法9条を変えられない国が、いきなり核武装を考えなきゃいけないっていう、今までさぼってたツケがどっと来てる。
(10)制裁関税「経済に悪影響」 FRB議長
(ざっくりまとめ)
米中でチキンレースでやってて、最終的にはWTOの破壊状態。
普通こういうこと起きたら、やられたチャイナはWTOに提訴して、WTOに判断してもらって、アメリカそういうことやめなさいとなるのが普通。
ところがチャイナは、WTOにせっかく参加させてもらったのに、提訴する気配もない。
今のところ提訴なんかしないで、直接アメリカの製品に関税かける。
だからWTOなんかもう機能してない。
国連がなくなりましたとか壊れましたとか、分かりやすく言ってくれるならまだいいけども、分からないまま壊れてるわけです。
第二次世界大戦後の仕組みが、外見は分からないけど中身は腐って壊れてる。
WTOはなんで生まれたかというと、そもそも第2次世界大戦の発端は、本当は1929年の世界恐慌。
お互い自分のとこだけでやるんだとなったから、やがて実力戦争になった。
米朝の戦争のリスクを今日は話したが、米中も分からないですよ。
全面戦争ではないかもしれないけれども、武力衝突はあり得る。
あっという間に拡大してどんな犠牲が出るか分からない、ギリギリの状況。
(11)「米国が貿易戦争招いた」 中国商務省
(ざっくりまとめ)
珍しくチャイナの言ってることが本当(一同笑)。
もちろんアメリカにはアメリカの言い分があって、特にここはアメリカの言い分が正しいと思うのは、中国の貿易戦争っていうのは盗むから。
スパイを使ってアメリカの技術をどんどん盗んでると。
そういう貿易戦争は許せるかと。
それならそこに絞ればいいんですが、とにかく中国から来るもの全部になってしまってるから、公平に見ると、チャイナに深刻な犯罪的行為の問題があるのは事実だが、何もかも全部ひっくるめてやると、それは、貿易戦争って言ってるのは本当はもう経済戦争って言った方が良くて、経済全体の戦争になっていって、本当の戦争につながりかねないという意味では、中国はどうしてこれ珍しく本当のこと言ったかというと、戦争になったら困るから。
戦争になったら実態がばれちゃう。
米軍ととてもじゃないけど立ち向かえるような軍事力はありません。
ばれると東南アジア、日本に対する抑えが効かなくなるからそれだけはやめてよと。
それアメリカわかってるから、一部であれ武力衝突になる可能性はあります。
発火点は台湾海峡の可能性がある。
だからこないだ台湾海峡をアメリカの艦船が久しぶりに、脅したって新聞に書いてあったけどそれだけじゃなくて、様子見たんです。
中国海軍と空軍はほんとはどういうふうに出てくるか。
データずいぶん集まりました。
(12)栃ノ心含め3横綱1大関不在 大相撲
(スポーツの話は普段は省略しますが、青山さんの話を誤解した視聴者がいたらしいので、起こしときます)
言われなくてもこれは深刻なんですよ。
だけども僕は本当に心から感心してるのは、まず栃ノ心の体つき見ると、同じ鍛錬をしても西洋人だと、ああいう筋肉の付き方がするってのが分かるでしょ。
でもそれもみんな全く公平な心で、あのバントヒットで出るイチローをアメリカ人がけなしたりせずに本当に偉大な選手として扱ってくれるのと同じように、やっぱり日米はすごいなあと、両国は。
ちゃんとフェアに応援してくれて、しかもその栃ノ心も、怪我をしてしまった後も、昨日も満員御礼でしたよ。
そうでしょう。ね。
日本人力士の活躍も、今、8連勝してますから、すごいですけど、このフェアな応援の精神っていうのは、僕は、もし僕が日本人でなくても、やっぱり日本人を好きになると思うな。
栃ノ心がどれぐらい、自分が怪我になって、もう満員御礼ってことに感謝してるかと。ね。
あの人柄からしたら、そうだと思うんですよ。
日本の誇るべき、二千数百年間、天皇陛下とともに培ってきた、私心をお捨てになる陛下とともに培ってきたものを、ようやくアジアと世界のために活かす時が来たっていうのが、今の好機と危機ですから。
国会にも、異業種の人よ出でよ。
サイクルマンのまま、お待ちしてます(ギャラリーに谷垣禎一元自民党総裁ばりのサイクリング姿の男性がいた)。
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____________________________内容紹介ここまで
青山さん、2年前に立候補した時からずっと、一期だけしかやらないと言われてきましたが、今回「トラ撮り」で、二期目の出馬への可能性に言及されましたね(前にもそれとなく言われてようにも思いますが、うろ覚え)。
もちろんまだ4年も先の話だし、決まったわけでも何でもないですが、あれだけ「一期だけしかやらない」「もうやめたい」「人生壊れた」等々、言われてきたわけですから(もちろんそれと同じぐらい、「国会議員になって良かった」「民間時代には見えなかった問題がいっぱい見えるようになった」「議員になったら民間時代は鼻にもかけなかった官僚が動いた」といった話もされてきてますが)、当然ながら反発も予想されます。
っていうか、早くもアンチの方々からは、「公約破りだ」「二期目を阻止しよう」といった声が出ているようです。
繰り返しになりますが、いずれにしてもまだだいぶ先の話で、青山さんご自身も「決めてない」と言われてますし、今から大騒ぎする話でもないと私は思いますが、もし仮に二期目も出ると決めた場合は、その時にその理由をちゃんと説明していただく必要はありますよね。
青山さんの議員活動をちゃんと見てこられた方なら、たぶん納得されるんじゃないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
★2018/7/9発行『ぼくらの死生観―英霊の渇く島に問う』。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
(1)西日本豪雨 死者217人 避難者5200人
(ざっくりまとめ)
この1週間でますます間違いないと思うようになったのは、例えば国土交通省。
有力な官庁で、日本の経済は公共工事で支えられてきて、かなりのお金がここに入ってる。
国会議員になってる人もとても多いんですよね。
僕は利害関係ないので国交省出身の大先輩であっても追及します。
役所の人とも、今こういう時だから無理のない範囲で接触してる。
例えば議員に、例えば倉敷の真備について、川の氾濫が繰り返されたってこともあって、僕は担当外であっても関係なく追及しますよね。
すると例えば「あなた一回生でしょ、担当外でしょ、我々に任せて下さい」と言うんだったらまだいい。
ところがショックを受けたのは、「ああ、真備のあのあたりは私は担当課長だったんだよ。ちゃんとああしろこうしろと言ったんだよ」と。
全く自分は悪くないという話。
例えば東京大学法学部を出てキャリアで担当課長になると、短いと1年、平均1年半、長くても2年ちょっとの任期。
あっという間に替わる。
癒着をさせないという基本もあるが、専門家とはおよそ言えない状況。
河川の治水対策の抜本対策が1年半でできるわけない。
後ろに言い渡していくだけになる。
真備の人も十分な情報得られないまま、課長が替わり、どんどん先送りされている状況。
日本は世界で治水対策をちゃんとやってきた国だが、対策が追いつかない。
見たことないような雨が日本列島を覆って、今までは決してあり得なかった雨が降って、でもそうなり出してから少なくとも10年以上経ってるのに、そういう官僚機構。
国会議員も国会質問の時に「お悔やみ申し上げます」と判で押したように、これ言っとかないと後で言われるからという保身の匂い。
国会議員がいま被災地に入ったらボランティアと違って迷惑になるから行けないにしても、じゃあ東京で国土交通省と国会との緊張関係で新たな対策が実際出てくるはず。
でも今この事態になっても目の前のことをやってるだけで、やっぱり治水が間違ってたという根本的な動きっていう風には少なくとも見えない。
オールドメディアは安倍政権をずっと追及してるようでいて、根本的には癒着してる。
例えばダムの放流の問題って今回よく分かったでしょ。
ダム放流しないと決壊、決壊ってことは要は頭の上から津波が来るってこと。
ダムで治水するはずが、そこに津波の元を貯め込むわけだから、放流しないで一気にダムが例えば割れたりすると、未曾有の津波が内陸で起きる。
敗戦後の復興から始まった治水対策っていうのが根っこからひっくり返るどころか、犠牲者を生んでると。
そう考えると、国交省出身の良識的な議員でも「私は課長をやっててね」って、僕の感覚から言うとね、自慢してるように聞こえるんですよ。
俺が課長でしっかりやったんだと。
で、そこまでは言わないけど、あとのことは知らんと。
豪雨で200人を超える方が犠牲になったという話だけではなく、日本の根幹、そういう課長のシステムでいいのか。
本人がどう思っても、どんどん組織的に1年半ぐらいで替えられていく。
かつて民主党政権の時に無駄なダムを造るなと。
そういう話よりももっと根幹として、実は大きな物を造ったために機動性、柔軟性に欠けてしまう。
ダムがあるとそこにとりあえず水が溜まるわけだから。
こういうのも根幹から、それこそ犠牲がここまで出たことを、いわば犠牲者への弔いとしても、この1年ぐらいで全部転換しなきゃいけないということ。
新潟と個人的にご縁がある。
表層型メタンハイドレートが一番確認されてる。
この前の新潟県知事選で何度も申したが、新潟は地震がくり返されたが、その間を埋めるようにずっと豪雨災害。
新潟市に人口集中していて、ちょっと離れた所は前から高齢者が多くなってる。
避難指示が聞こえないんですよ。
指示を出す側は身の危険を冒して一生懸命やっているが、雨の中、高齢者には聞こえない。
すぐできることとして、まず聞こえる避難指示にしましょうと僕はずっと言ってきたが、全く改善されてない。
今回も大雨の中で避難指示が聞こえなくて、その状況で家を出て避難しようという決断は、高齢者には無理。
家にそのままいて、想像したこともない水が来て、そのまま亡くなっている。
根幹も含めて、すぐできることもやってない。
特に自由民主党の責任を深刻に考えている。
その国交省出身議員は「ちょうど僕は真備で担当課長だったんだよ。危ないと言ってたんだよね」と、こちらが怒りの目を向けて、口でもはっきり言ってるのに、全然その人の中に入らない。
鉄面皮というか、間違ったプライド。
熱中症が全国で1500人も出てる中で、どれだけボランティアが行って下さってるか。
日本の救い。
日本は民の方が遙かに人間らしい気持ちもお持ちだし、動きもはるかに速い。
議員の世襲をいい加減やめないと。
官僚も模範解答に合うような人だけ東大に入って、国家公務員試験も同じような感じ。
同じような考え方の人だけが最前線のキャリアの課長になってるっていう仕組みも、ここでやめないと。
それ変えるのは国会しかない。
(2)安倍首相参加の飲み会「軽率」 公明幹事長
僕は議員の一人ですから、あったことをそのまま申し上げますね。
まず僕はもちろんこれに参加してません。
そんなことは言うまでもないんですけれども。
赤坂自民亭ってやつはですね、例えば僕は1回生ですが、1回生みんなに聞いてみたらですね、問題になる前にすでに聞いてみたら、そもそも一回も参加したことはないっていう人の方が多くて、あんまり知られてないですけど。
これね、どれぐらいのペースでやってるのか僕もちょっと記憶ないんですけど、1カ月に1ぺんもやってないと思うなぁ。
2〜3ヶ月、ちょっとこれは不確かですけど。
議員会館の机の上にですね、たくさんの会合の紙が回ってくるんですよ。
議員連盟ってあるでしょ。
例えば僕は日韓とか日中の友好議連っていうのは、意思をもってお断りしてますが、例えば、他のちっちゃな国との議員連盟、僕も参加してるでしょ。
そうするとそういう会合とかですね、不朽焼き鳥会議だけじゃなくて、もっと公式のものいっぱい回ってくるんですよ。
するとたまに赤坂自民亭って来るんですね。
僕は政治記者だった時は高輪とかね、そういうとこにも議員宿舎ってあるわけですよ。
(中略。東京に自宅があるのに議員宿舎に部屋がある人がいっぱいいたが、最近はなくなっている)
今は赤坂に議員宿舎が統合されたから、そこにたくさん議員がいらっしゃるわけですよ。
誤解なきように言っておくと、東京にご自宅、下手すると豪邸があるのに、そこに部屋がある人っては、僕の知る限りもういないですね。
だからみんな地方出身の人がそこに集まってるんですが、そこは当然、自由民主党だけのはずがないですよね。
たくさんの党がいらっしゃいますが、会議室を借りてですねで、そこに地元のおかきとか地元のお酒とか持ち寄って、いわゆる飲み会を、だから外に飲みに行くんじゃなくて、会議室でやってるわけですよ。
その趣旨は、こういう1回生議員っていうのは、普通は閣僚とか、すみません僕は政治記者だったし、専門分野でいろんな閣僚と付き合ってますから、僕はよく知ってますけど普通は、閣僚なんか顔見たことないでしょ。
でも閣僚になっても普通に、大臣になっても参議院宿舎に住んでる人多いから、そこに行けばですね、年に何回かは1回生議員でも誰でもね、閣僚と直接話ができたりするという。
僕はこの趣旨はとてもいいと思いますよ?
まずお金かかりませんしね。
それでなんかあまり参加する人がいないんだけど、で、僕は議員宿舎住んでないけども、一回だけ行ったんですよ。
だいぶ前ですけどね、一回だけ行ってみたらですね、正直言って面白かったですよ。
ステテコとは言わないけども、要は非常にラフな格好で、議員宿舎の自分の部屋から廊下伝って会議室来るだけだから、全くフランクだし、それでみんなでたくさん持ち寄ったやつで、ワイワイ、けっこう厳しい言い合いもしてるし、それこそ政策論争もどんどんやってるし。
(居島一平:それこそお酒が入ると口もね、かなり滑らかに…)
まあそれはあるでしょうね、やっぱりそれも狙いの一つだと思うけども。
あなたの態度は不遜だっていうことから、いやあなたは本当はすごいいい奴だねと、ここでよく分かったよみたいな話がいっぱい出てて。
僕は初参加でしたからいっぱい質問されたりしたわけですね。
但し僕は結局その一回しか行ってなくて。
で、今回、この問題になった件ね、5日だったと思いますが。案内が来たでしょ。
いっぱい来るから、それをチェックするだけでも時間かかるんですけど、その中にね、安倍総理がおいでになるって、ドーンと太く書いてあって、赤坂自民亭って。
これどう見ても総裁選対策ですよね。
安倍総理は地方を回ると同時に、ま、ここまでやってらっしゃるんだなと思ったんですよ。
思ったけども、ちょっと自分の事を言うようで申し訳ないですけど、やっぱり僕はひっかかりましたね。
で、その後で、閣僚も含めて言い訳なさってる通り、その時はここまでの激甚災害になるとは誰も思ってなかった。
それはそうですけれども、さっき言った通り、お金はかからない意義ある飲み会と言っても、飲み会は飲み会なんだから。
これあえて日本っていう一つの会社と考えると、やっぱり超役員会なわけじゃないですか。
会社のどこかの支店、それも1箇所じゃなくて、大雨で社員総がかりでやってるって時に、本社で飲み会やります?
だからさっき言った通りやっぱり、僕はずっと民間で生きてきましたから、ちょっとこれ感覚おかしいんじゃないのかと。
で、ちょっと実は問い合わせもしたんですけれども、いや、ちゃんとその指揮命令系統は生きてて、ちゃんとやってるからという話は当時からあったわけですよ。
僕自身はですね、この前に一つ会合があって、それが時間かかると思ったのに、早く終わって、ちょうど赤坂自民亭に行ける時間になったんです。
で、僕が思ったのは、こういうのね、悪魔のささやきって言うんですよ。
まるでね、ここに参加した方が総理とじかに話できてね、それも、ま、僕はたまに、はっきり言うと怒って電話したりしますよ。
日韓合意、それは古い話だけど、最近のことでも、なんで李克強首相を北海道に入れるんですかってことも含めて。
だから会う機会も、丸めて言いますけどゼロではない。
でもみんなの中で、多くの議員の中で、そして要するに安倍総理には反感持ってる議員もいるわけですから。
総裁選で安倍さんに入れない人の前で、どんな話をするのかと、いうのは興味じゃなくて、知る必要があるかなと、ある意味、素の姿が出るから、行くべきかと思ったですけど、でもやっぱりこれは典型的な悪魔のささやきだと正直思ったんですよ。
これ皆さんの別に参考になるような話はないけど、でも人生こういうことがあるんですよ。
ちょうど行けるようになったっていうのは危ない。
天はいたずら好きでもあるんで。
それで問い合わせをして、疑問をいちおう僕なりに提示した上で、僕は行かなかったわけですけれども。
指揮命令系統が乱れたわけではない。
それは野党がおっしゃってるような、あるいはオールドメディアが言ってるような実態とは違ってて、指揮命令系統に影響はしてませんよ。
影響はしてないけど、人間は全て心で動いてるんであって、その面については、これはもう僕も含めて慚愧に堪えないことであります。
で、同時に、しかし、ま、このスマホにも入ってるんですけど、追及してる野党が、しっかり政治資金集めパーティーやってて…。
(居島:立憲民主党がね…)
そこに主たる幹部はみんな行ってて、で、そこはみんなで水飲んだんじゃないんですよ?
お酒飲んでるんですよ?
で、それが、こっちの話だけするっていうのは、よくブーメランって言いますけど、ブーメランって言葉も僕は普段使わないようにしてるんですけど、それやっぱり、人の振りを言う前に自分の振りを見なきゃいけなくて、水害も同じなんですよね。
誰かを、特に政治権力ある側にこう罪をなすりつけて、自分達は良い子にするっていうのは、それは天の怒りを招くと思うんですよね。
まあ今回の災害はこの件も含めて、ほんと辛いことばっかりですよね。
(次の項目に行きかけるが)ちょっともう一点言っておくと、さっきの赤坂自民亭の件はですね、2日ほど前に官邸の中枢の人と、これはじかにお会いしまして、早朝に、おかしいですと。
あなたも含めて官邸としても止めなきゃいけないのに。
考えが間違ってますと。
で、その人は普段僕の言うことにほとんどイエスということ言わない人ですけど、その人は言ってないんですけれども、確かに、確かにおかしかったって言われたから、要は緩んでますと。
もりかけで追及され、秋に総裁選を控えてて安倍総理が絶対に勝つと言えない状況で、それから当然、朝鮮半島情勢がまた動いてるんで、もう簡単なことじゃないですよ、戦争のリスクはまた少し出てきてんですけど、そういうことで、みんな緊張感持ってやってるように見えて、実はここに本音が出てますよねと。
仲間内だとこうなるということだと申しましたら、それはすごく謙虚に聞いてはくれました。
まああれですよね、1回生議員がこんな会合やめちまえということも、実際にはできなかった。
要するに、違う意見を言うだけですけどね。
でもこれは、悔いても余りあることだと思んですよね。
僕のブログには、あのことだけを騒ぐのはおかしいって書き込みたくさん頂いてて、それはその通りなんですが、しかしやっぱり自分の足元からきちんとやることが大事ですから、はい。
(3)安倍首相 8月に立候補表明へ 自民総裁選
(ざっくりまとめ)
【共同通信によりますと、今年9月に行われる自民党総裁選挙で、連続3回目の当選を目指す安倍総理大臣は、来月、立候補を正式表明する方針を固めました。複数の関係者が明らかにしたものです。当初は今月22日の通常国会の会期末に合わせた出馬宣言を想定していましたが、西日本豪雨の災害対応に当面集中すべきだと判断しました。他に、立候補する構えの石破元幹事長や、対応を検討している岸田政務調査会長の表明時期もずれ込む見通しです】
このニュースははっきり申し上げて、事実関係が違います。
これ事実が違うっていうか、取材が全然足りないと思うのは、まず石破さんはもう立候補表明しましたよ?
これは本の出版という形で。
で、また別途されるんでしょうが。
これはその別途しますという形式的なことにとらわれるんじゃなくて、政策中心の、「政策至上主義」っていうその本は、アベノミクスがもう間違えたと言ってるに等しいわけですから。
これは立候補表明でなくて何なんですか?
それから岸田さんも出馬表明するつもりだったのが、豪雨災害でずれてるって書き方、これ違うんですよ。
1回生議員ごときがまた正面から言って申し訳ないけど、未だにご自分で決められないんですよ、出るべきか出ざるべきか。
これはさっきとは別の政権の中枢から、こないだ、岸田さん出るのか出ないのかはっきりしてほしいって言われたから、僕に聞かないでくださいと(一同笑)。
僕は前に外務省に何か文句があって申し入れ行ったときに、他にベテラン議員が一緒に来てたからわざわざ岸田さんが出てきてくれたが、その時に二言三言交わしたぐらいで、知りません。
岸田さんを支えてる派閥の人は、リベラルを自称する方々ですが、まずその人たちが決めきれてないんだもん。
やらざるべきだ(岸田さん出るべきでない)って言ってる人はですね、要は岸田さんが出て勝つ見通しがないと。
それだけなら話は一見普通に見えるけど、本当は、これ、2ヶ月後、9月に総裁選あるでしょう?
ところがその後、10ヶ月後に参議院選挙あるんですよ。
このまま行くと、自由民主党が負ける見通しは、日に日に高まってるんですよ。
野党が野合すればの話ですけど。
要は、今立つべきじゃないと岸田さんの裾を引っぱる人は、今はむしろ安倍さんに恩を売って、次はお前だということを示しといてもらったら、来年夏の参院選で安倍さんは負けて退陣だから、無事になれるんだから今はやめとけっていう話なんですよ(笑)。
これはちょっとひどいなと僕は思ってるのは、参院選で負けると、1回生議員で負けると、要するに任期6年間確保されてる人たちが生まれるから、また衆議院で決めたことと参議院で決めることが食い違ってしまって、物事を決められないっていうのが、下手すると24年かかる。
今までそれぐらいかかってる。
早くて12年。
朝鮮半島情勢はアジアの在り方を間違いなく変えていこうとしてるから、12年から24年の間、物事が決められない政治に逆戻りすると、誰が総理とかどこが与党という問題を乗り越えてしまって、日本の政治が、それこそクーデターでも起きて一院制にならない限りは、何も決められないってことになる恐れがあるわけですよ。
そういうことと総裁選を勝手に絡めてもらうっていうのは、ほとんど国を売る行為だと。
さっきの豪雨災害の続きみたいな感じもしないでもないが、これはあまりにも志が低すぎるわけですよ。
「俺は課長だった」という発想とあまり変わらない。
官僚と国会議員がこうでは、もう将来がないから、だから「異業種の人よ出でよ」と言ってるんで、国会を目指してほしいっていうのが僕の本音なんですよね。
出ろと岸田さんに言ってる人たちも、勝算があるわけじゃないんですよ。
例えば小泉進次郎さんが、お父さんの影響もおそらくあるんでしょう、安倍批判を強めてるから、そこと乗っかったら、で、石破さんと組んで、やれば云々っていうね。
これ党内の野合じゃないですか?
岸田さんが人柄がいいのは間違いない。
だから豪雨災害の犠牲者を悼み、今ボランティアの方々も含めて非常に苦労されてるって時に、そんなの言いたくないっていうのも本当だと思いますが、基本は、本人が決断なさってないんですよ。
それから安倍総理については、当初は22日の通常国会の会期末に合わせて出馬宣言って、書いてあるんですが、これ元々話としておかしいでしょ。
だって国会は本来はもう終わってるはずなんですよ。
今、延長国会になって方針変わったんで、当初って言うなら、一番最初はですね、7月の17日か18日、だから明日か明後日に出馬表明するつもりだったんですよ。
これは、普通の戦術でいうと、ずるずる延ばして、で、石破さんはたぶん耐えきれないで、その通りになったけど、早くに出馬表明するから、浮き上がったようにして、満を持して後の方でやろうという意見もあったわけですけど、それやりすぎで、そういう党利党略がそもそも間違ってるのに、派利派略みたいな。
そんなこと言わずに、国会終わったら普通に表明すべきだと言ってて、僕の意見は全然影響してませんが、明日かあさってだったんですよ。
このケースは内閣総理大臣は今、行政のトップなんでこの災害の中で出馬表明なんかできるわけない、やっちゃいけませんよ。
それから災害に対する自分の責任も全部総括した上で、当然、3選に参戦されようとするなら、今までの治水対策できなかったこと、こうやりますってなきゃいけないですよね。
まだ練れてないですよね、今、対処療法、目の前のことで一生懸命だから。
だから相手の様子見ながらじゃなくて、少なくとも、今までの自然災害対策ができてないってところを政策でちゃんとカバーして、これならやれるってことを作ってからでないと、立候補表明、僕おかしいと思います、現職の総理としてはですね。
(4)安倍首相の広島視察取りやめ 右脚に痛み
(ざっくりまとめ)
このニュースが一般に流れたら、あっという間に僕のところに、地位ある方も含めて、これは大変じゃないのか、右足の付け根に癌ができてるんじゃないかと、いうのをたくさん頂いたんです。
宰相の病気っていうのは実際隠されること多いんですが、これは少なくとも、僕の持てる情報源で確認したのは、間違いなく、大したことありません。
股関節が痛くなるっていうのは、座りっぱなしとか、歩きづめになることであって。
(5)金正恩氏 調査結果「再説明」指示 拉致問題
これはちょっと暗いニュースです。
まず情報の信憑性ですけども、この情報が間違ってるって意味じゃなくて、金正恩委員長がそういう指示を下に下ろしたというのはほぼ間違いがないんですよ。
ところがですね、一方で、水面下では、金正恩委員長の直の意思というふうには直接伝わってないんだけども、北朝鮮が、ちょっと名前言えませんが、個別の拉致被害者の名前まで上げて、この人なら返すとまでは言ってないけれども、明らかにそのようにしようとしてるっていう気配のある拉致被害者の名前まで、水面下で出してきてるんですよ。
これは北朝鮮がやったっていう再調査と、これは、こういうのも表裏、二重構造になってて、表では繋がってないんですよ。
表では、金正恩委員長のお父さんの金正日総書記時代に、日本側に説明した、つまり日本に一時帰国されてた5人以外はみんな死んだか、あるいはそもそも北朝鮮入ってないと。
日本海で何か犯罪行為に及んだかもしれないのに、そんなの無視して、入ってないから知らないと、いうことと変わんないというのが再調査の結果だとなってるわけです。
ところがですね、これが本当はややこしくないんですよ?
ややこしくないけどややこしく見せていて、二重構造になってて。
日本の言う暴力とか、あるいは騙されて連れて行かれた人とは別に、自分の意思で入ってきた人が、かなりいるんだと。
で、名前は言えませんが、政府認定の17人の拉致被害者っていらっしゃるでしょ。
これも足りないんですよ。
本当は特定失踪者の中に、特定失踪者870人の全員ではないけれども、一部には本当拉致されてるけど日本が証拠をつかめなく、つまり一件でも間違うと北朝鮮はそれをテコに、拉致事件は全部嘘だと言って。
もうこれははっきり実名言うと、社民党とか、そういうところが朝鮮総連とも連携して、拉致被害っていうのはでっちあげだと、いうことを言いかねないので、慎重にならざるを得ないですよね。
で、僕が言ってる、自分の意思で来たので、拉致被害者でないって言ってる人は17人の中にいらっしゃるわけですよ。
これ日本政府はもう一度きちんと調べたんです、本当は。
水面下でごく最近、安倍内閣のもとで。
やっぱり間違いなく拉致されてるわけです。
ご自分の意思じゃないです。
ところがですね、日本が救出作戦もできないために、これ僕ら全員の責任ですよね、自分の意見はさておき、特に国会議員になっちゃった僕は責任重いですけど、憲法9条そのままですから、救出作戦に行けない。
つまりほっといたって誰も来ない。
安心して北朝鮮が好きなようにやれるっていうのが40年50年続いたでしょう?
20歳の人が拉致されて、40年は普通に経ってますから、還暦ですよね。
その間の人生っていうのは北朝鮮に囚われての人生だけど、でも人生なんですよね。
だから普通で言うと、おそらくは結婚もされ、それから北朝鮮に命じられた仕事もなさって、その分の給与もわずかであってもおそらく受け取り、それからいわば同僚もできるでしょ。
北朝鮮にでっち上げられた人生だけど、それ人生できあがってしまってるわけですよ。
例えば20歳の青年が40年経って、めぐみちゃんは13歳が今53歳ですよね。
20歳の青年が還暦になって、突然、日本と北朝鮮の政府の都合で帰れってことになって、そこにいる家族とか、あるいは仕事の積み上げとか、仕事も例えば他の国の人をまた拉致してこいとかいう不法なことだけに限らずに、いちおう見かけは貿易の仕事をだったりする人も実は拉致被害者にかなりいらっしゃるんですよね。
そういうのを全部捨てて、一人だけ日本に帰って、しかも日本にいらっしゃった時の状況から、ご家族親戚も40年経ってるんですよ?
するとお父さんお母さんが無事でない方もいらっしゃるし、親戚の数もすごく減ってる人もいるし、それから故郷の姿が全然変わってしまってる人も実はいっぱいいるわけですよ。
特に大都市から拉致された人もいらっしゃるんですが、当時から人口の少ない所の人がやっぱり狙われてるから、日本海岸の、その方が多いから。
過疎になって、町村合併もあって、もう自分の村もないし、住んでる人もものすごく少なくなってるっていうのは、現にあるわけですよ。
そういう人を北朝鮮が巧みに選んで、この人は北朝鮮で人生を送りたい、公平平等な社会主義、でたらめだけども、日本みたいな無惨な資本主義じゃなくて、社会主義のもとでちゃんと歩みたいから、やってきたんだと。
だから拉致被害者とは認めない、これを日本政府、呑めと。
これ呑んだらですね、政府認定の、増やせと言われつつ、僕にも、あるいは西岡さんとか荒木さんとか民間で頑張った人からも、拉致被害者の認定増やすべきだと言われてるのを、証拠がないのは、慎重に慎重にってやってるのを、いきなりその根幹からですね、実はこれ拉致事件じゃなかったと日本が認めたら、これおしまいでしょう?
だからそこでゴリゴリになってて、こういう水面下のゴリゴリの上の方で、再調査の結果をもう一回日本に説明すればいいんだと言ってるっていう、こういう仕掛けなんですよ。
だから身動き取れないように取れないようにやってるんですが、但し、僕はこれを暗いニュースだと言いましたけど、もっと大きなことで言うと、拉致事件を無視はできなくなってるんですよ。
これは米中首脳会談が6月12日にあって、今日で1ヶ月と4日ですよね。
もう皆さんの目にもはっきりしてきたと思うのは、別に意外な、複雑なことが起きたんじゃなくて、(トランプ大統領が)アメリカファーストと言ってるのは、アメリカ第一主義じゃなくて、アメリカが世界の面倒を見てきたこの70数年は終わりですと、元のアメリカに戻りますと、自分のことしか考えませんと。
だから拉致事件を、トランプ大統領も、ポンペイオ国務長官も、北朝鮮と話し合った時に出してくれたっていうのは、アメリカが協力するって意味じゃなくて、アメリカにできることは全部やったので、後は日本でやれと。
で、北朝鮮は必ずカネを要求するけど、アメリカはびた一文出さないと。
日本は拉致被害者取り返したかったらカネ出せと。
そのカネを北朝鮮はすでに賠償金って言ってるわけですよ。
その賠償金ってことを認めたらですよ、みんなが払ってる税金を全く意味の違う、僕のブログに怒りの書き込みいっぱいあって、賠償金払うのは北朝鮮の方だと、日本国民の生活を破壊した、その賠償金を出せっていうのは当然じゃないかと。
全く当然なんですよ。
しかし現実にはなんと、朝鮮半島を併合してた時代の賠償金を出せって、めちゃくちゃ言ってるわけですよ。
要するに戦争してませんから日本は。
朝鮮半島と戦争してませんからね。
だからそれを認めてしまうと、日本のその歴史に取り返しのつかないことになるわけですよ。
でも同時に、全然お金を出さずに、北朝鮮が現実に動くわけはない。
憲法9条変わってないんだから、それだったら救出部隊を出すってこともできないんですよ。
だからどっち向いても八方塞がりが、今の安倍政権なんですよ。
それが緩んでるっていうのはけしからんと、この災害の件も合わせて言ったんですよ。
まるで突破口が開けたように思ってるけど、逆でしょうと。
ずっとアメリカにお任せして棚上げしてきて、国会がうまくいかないのも野党がモリカケだと言ってる間に、こうなって、実は自由民主党と安倍晋三政権の最大の危機じゃないですかと。
だからこの話は実は本当はそういうことなんですよ。
そこを北朝鮮はすごく足元を見ててですね。
しかも日本の野党一部と、ほとんどのオールドメディアと、北朝鮮が連携をして、この拉致被害者含めた日本国民を苦しめているっていうのが現状で。
しかしこれは相手が悪いんですって言ってるんじゃなくて、さっきの赤坂自民亭も同じで、僕を含めた自由民主党と安倍政権の側に、これはもう話にならない緩みと…。
だから今国会で、懸案処理をしたいと、働き方改革、IR法案を含めてね、やりたいというのは一定の理解はしますが、本当はしゃにむに憲法9条を改正して、日本のことは日本でやるという国にしてから、じゃあカジノどうするんだとか、それから今までの過労死が出る働き方でいいのかっていうことをやるべきであって。
これいつも言う通り、僕自身も含めて、根幹を先送り、棚上げ、だから「俺は課長だったんだ」っていうのを自信持って言えるわけでしょ。
根幹から、血を流して治しましょうっていう習慣がなくて、それで戦争に負けたんですよ。
これほど志の高い日本軍を持ちながら負けたっていうのはそれであって。
だから別に僕は暗い話だけしてるんじゃなくて、73年間、侵略戦争だったじゃないかってね。
じゃあアメリカだったら侵略戦争じゃないんですか。
アメリカも中国の権益や、あるいはフィリピンを支配したり、侵略してるわけですから。
そういう時代なんですよ。
帝国主義の時代ってそうですから。
で、アジアはもう全部植民地にされてて。
それと戦おうとしたのは日本であって。
別に複雑な話は何にも必要ないんですよ。
でもそこに立ち返って、戦前戦後を貫いて、私たちは根幹をずっと棚上げにしてる習慣がありますねと。
受験勉強の出題もそうですねと。
1+1=2と必ず覚えろと。
この間も東大の授業で改めて言ったんですが、1+1=2とは限らない世界なんですよ。
平行線は交わらないって教わったでしょう?小学校の算数から。
ところがですね、じゃあどうして僕らはこうやって立ってるんですか。
重力があるからですよ。
重力があるってことは、本当に引っ張ってるわけですよ。
引力とも言いますけど。
お互い引っぱるわけですよ。
ってことは、この空間は実は必ず歪むんですよ。
だからここに線を出すとですね、たまたまぎりぎり間に合わないかもしれないけど、ずっと続いていくと、引っ張り合って空間歪んでるから交わる。
だから平行線は交わるわけ。
それを交わらないってことに仮定して、美しい世界に置き換えたのが数学なんですよ。
ところが三角関数の公式覚えろとか、こういう余計なことは考えずに、先生から与えられることを正しいと思って数学解きゃいいんだと。
そうするとですね、もともと数字が好きな人以外はなかなか、数学ってやっぱり好きにならないんですよ。
何のためにやってるのかよく分からないから。
でもこの政治の世界で起きてることなんか実はむしろ僕がずっと言ってる通り、単純なことで、国際政治も難しいんじゃなくて、当たり前のことやってるだけですよ。
アメリカが力を失ってきたら、他人のこと面倒見ませんと言ってるだけじゃないですか。
だってアメリカはかつて何でも、アメリカ製だったら全て最高の製品だったでしょ。
今アメリカで最高の製品、ごく一部でしょ。
だから世界の面倒見れなくなったんで何も複雑なことはないんですよ。
ところが、自然界で起きることは本当はものすごく複雑なんですよ。
例えばこのギューッと引っぱってるってのはどうしてなんですかとか、宇宙はどうしてできたんですかって、とても人間の知恵では測りきれない。
じゃあ宇宙に果てがあるのかないのか、果てがあるんだったら果ての向こうはどうなってんのか、果てがないんだったらどういうカラクリだって、これ円だったら、球だったらこうだからって、これ説明できてるだけで、自然界の方がはるかに複雑なんですよ。
だから話を元に戻すと、こういう教育をしていって、根幹を考える習慣を身につけてる人が、例えば東大なら東大、早慶なら早慶に行くと、物事を根幹から考えるって習慣つくけど、それは全部考えないことにしてるわけです。
これは戦前からそうです、戦前は少しマシだけど。
つまり旧制高校で哲学教えてたから。
話が逸れたようで逸れてなくてですね、物事がなかなか、治水対策も含めて進まない根幹はここにあるっていうことを考えてほしいし、家庭教育で言うと、子供たちと親がこういう話をしてると、食いついてこない子供ってあんまりいないと思います。
(6)戦没米兵遺骨返還へ協議 米朝が板門店で
これも先ほどの拉致被害者の再調査をもう一回日本に説明すりゃいいんだというニュースと共通項があって、悪いニュースなんですよね。
どういうふうい悪いかというと、いまや、6.12から1ヶ月しか経ってないんですが、アメリカがいかになめられてるか。
日本はなぜなめられたかというと、憲法9条によって軍事オプションがないからですよね。
で、合衆国憲法に9条はなくて逆にドカンとやるぞって規定はちゃんとあるわけですけど、それをトランプさんが自分で、少なくとも当面はやりませんと言ったら、北朝鮮は本当に分かりやすい話で、アメリカを見事になめきってですね。
念のため中国の人民解放軍を味方につけた上で、これニュースはさらっと書いてあるけど、これ非核化と関係ないでしょ?
これ5300人いるんですよ、朝鮮半島の時に行方不明なったアメリカの若者は。
長年ずっとこれやってきたんですよ、遺骨を少しずつ返して、莫大なお金を一体につきいくらというふうに払ってくるというのを、アメリカはずっとやってきたんです。
それを進めるんじゃなくて、要するにご遺骨を収容する箱を、アメリカが用意しても、北朝鮮がまず受け取りに来ない。
一体どうなってんだ、話し合いしようということになって、合衆国は本土からですよ、太平洋も越えて、たくさん待ってたわけですよ、朝鮮半島入って。
待ってたけど、約束の時間になっても誰も来ないんですよ(笑)。
で、何の連絡もないんですよ。
待ちぼうけで、で、待ちぼうけ食らったまま、ぞろぞろ帰ったんですよ?アメリカは。
(軍事オプションを)やらないってなっただけで、これだけなめられるのが国際社会の現実ということが、このニュースなんですよ。
だからこれが、「北朝鮮の代表団が欠席したため延期されました」って、こういうニュース書くなっつーの、これ。
なんか普通のことみたいに言ってるけど、超大国のアメリカが、最貧国の小国で、亡命脱北相次ぐ破綻国家に、戦争やらないって言っただけで、約束の時に誰も出てこないんですよ。
それも非核化どころか、非核化とはるか遠い、関係のない、ご遺骨の返還というだけで、こうなってるわけです。
で、これはバッドニュースと言ったのは、これにアメリカ政府、振り回されてるわけです。
バッドニュース、いくつか意味があって、このまま行くと、要するに、北朝鮮から見たら親分のアメリカ、子分の日本に見えてるわけです、残念ながらね、僕らの志と反して。
親分がこうだから、ましてや米軍の中に組み込まれてる存在、日本の例えば海上自衛隊は世界最優秀の海軍力のひとつだけど、ほんとはアメリカ第七艦隊の中に組み込まれてるから、第七艦隊が動かない以上は、海上自衛隊の実力なんか発揮できるわけがないと思って、もうもっとなめてかかってるから、それがもう全体に覆ってるわけですよ。
これがですね、これが、世の中は北朝鮮にとってもそんな甘いもんやおまへんでというのですね、先日ね、やっぱり異常な早朝ね、人目が絶対ない早朝に、僕は21年目になるですね、信頼できる人物に会ったんですよ。
もちろんどんな人か言えませんが、もちろん日本の中枢の一人です。
この人はですね、僕と21年間、意見合わないんですよ。
というのは僕は、アメリカ軍の攻撃はあり得ると。
それから拉致被害者の救出もできると。
(その人は)両方ともいつも全否定で、アメリカは北朝鮮攻撃したりしない、拉致被害者は誰も帰ってこないと。
それ21年間、ずっと言い合い続けてきたんですよ。
この人がですね、ほんの数日前に、戦争かなと。
アメリカは北朝鮮攻撃するんじゃないかと。
それはこれが原因なんですよ。
なめきってると。
しかもトランプさんは前に平壌行ってもいい、再会談やってもいいと言ったけど、こんな状態で行くわけにいかないから、もう首脳会談カードがないんですよ。
だから金正恩委員長の大変なミスが起きてて。
そもそもこれはようやく、その相手も認めたんですが、去年の10月末にアメリカ軍が北朝鮮を全面攻撃する準備を整えて、その第一撃がサイバー攻撃で、評論家が言ってるようなトマホークをすぐ撃ち込むとかいう話じゃないというのを、彼はずっと知ってるのに、彼はようやくこないだ認めて、その通りですと。
で、その態勢を解いてないのも確認した上で、サイバーアタックってことはもう一度、情報更新しないといけないですよ、相手が、分かりやすく言えば暗号を全部変えてきてるから。
それをやりつつあると。
それで僕はびっくりして、その場で数えてですね、あなたとこういう水面下でこう情報交換っていうか言い合いするようになって21年目ですと。
一度も、戦争起きるかもしれないって言ったことがないと。
そんなことはやるはずがない、やりませんと言ってきたのが、今日初めて変わりましたねって言ったら、ご自分でも、そうですと。
で、顔色変わってるんですよ。
で、そうだから、戦争になるとは限りませんよ?
そもそも去年の10月末までに、アメリカ軍が準備を整えたことを、正確に把握してたのは、我が国の海上自衛隊と、あえて言うと。
陸上自衛隊まで情報が全部行ってたとは、ちょっと言い過ぎですけど言えないけど、海上自衛隊は完璧に把握してた。
それと北朝鮮だけだった。
ということは、また戦争リスクが実は水面下で蠢き始めたというのを、北朝鮮はたぶん把握するだろうから、その一瞬の変化が、いわば日本にとっては最初で最後の機会じゃないかなと僕は思うんですよ。
だからその時に、はっきり言うと、総裁選とか、内部でガタガタやってる場合ではなくて、新しい総理がブリーフ受けてやりましょうっていうことは、これ別に安倍総理を支持して言ってんじゃなくて、客観的にそんなことは愚の骨頂です。
これずっと安倍総理が自分でやってきたことですから、たくさん批判を受けながら、あれだけ拉致被害者を取り返すと公約しながらできてないっていう批判を、矢のように浴びながら、でも実際はずっと総理自身が動いてきたことだから、その一瞬の機会を捕まえられるかどうかっていう、ギリギリの、この豪雨災害の最中から、政治ももう国会が終盤で、政治はそのように見えるけれども、実際はギリギリの瞬間が訪れて、そして一瞬で去っていくというタイミングなんですよね。
(★)お知らせ
※DHCの海洋深層水
公式サイト:https://top.dhc.co.jp/shop/health/deepsea800/
※第10回 8.6平和ミーティング(広島市)
※第80回独立講演会 in 神戸 8/19(日)
申し込みは7月27日(金)正午まで
詳細は独立総合研究所ホームページ・青山さんのブログを
※2018「海の日」記念行事
東京海洋大学で青山千春博士が。
(7月16日、放送日当日だったのですでに終了)
※7/9発刊「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」
(★)トラ撮り! コーナー
(超ざっくりまとめ)
★2年前の参院選街頭演説風景
2016年7月10日が投票日。
みんなの目の輝きがすごかった。
(青山さんが二期目に言及されたので、ここだけ完全起こし)
これ、ある政党はですね、どうも青山この辺に来そうだになると、演説の予定があってもなくてもそこに車を出して、しかも人が多いですから、それ張り付けて、寄れないようにしたわけです。
いや、ずっとやられましたよ。
妨害したのは週刊文春だけじゃないんですよ。ね。
それで、近づいていくでしょ。
するともうそこ、場所取られちゃってですね、できないから、こう動くじゃないですか。
動くと、この集まってくださってる方々が、民族大移動なんですよ(一同笑)、ドーッと。ね。
でも、追っかけてくださるっていうので、僕はもう本当に涙出ましたよ。
で、妨害はもう最初から予想してたし。
もしも、もう一回やるとしたらですよ、僕は本来ここで(2年前の街頭演説で)一期しかやらないと、いうことを言ったわけですけれども。
で、国会出てみたら、言いましたよね?
例えば、外務省の中にも僕のファンの人がいて、青山さん、いいんですけど、6年間、言うこと聞くふりしてろと。
で、一期しかやんないって、武士に二言はないとか言っちゃって、おそらく、ね、一期しかやらないからその間我慢すればいいんだと。
で、聞き流しとけと。
それこそ前川さんが言ったように面従腹背で行けと、いうことをみんな言ってますよと。ね。
そういう指示が降りてきましたって言うから、ね、改めて考えますと、言ってるんですが、もしも、もしも、もう一度こういう演説やろうとすると、妨害はもっと激しくなる。
で、特に後半からはですね、その場所を取らせないだけじゃなくて、もうこういう人々の中に人間を送り込んで、ヤジるわけですよ。
安倍総理の演説ができないのと同じですよ。
間違いなく激しくなるんです。
新潟県の知事選挙の応援の時ですら、新潟市内で最後やった時には、ちゃんと組織から派遣された人がいて、「もりかけどうしたんだー!もりかけはー!」。
新潟知事選挙ですよ?
それはもう恥じることなくやってるんですよ。
で、こういうのはほっときゃいいんですけど、新潟知事選挙の時は、「こんな妨害に負けない!」って言ったんですよ。
だから、それが、例えば4年後、もしもう一度あるとしたら、まだ僕は決めてませんが、あるとしたら、激しくなって、みんなに迷惑かかると思いますけど、まあ、僕に入れる入れない関係なく、こういう選挙妨害ってのは、たとえば僕が他の政党の選挙活動を妨害すると思いますか?
人間としてやっちゃいけないですよ、制度以前の問題ですよ。ね。
恥ずべきこと、恥ずべきことは、赤坂自民亭も含めてやっちゃダメですよ。
そんなの当たり前じゃないですか。
でもそれは、ちょっと話しておきたかったんです。
★参議院予算委員会
昨年のもりかけの質疑。
僕という国会議員は未だにいないことになっている。
国会担当記者が僕の質問になるとペンを音を立てて置いて、腕組み。
それが上司に分かるようにしている。
メモして、ここがおかしいとか批判するなら正当な行為だが、メモすら取らない。
(7)トランプ氏「NATO離脱せず」 各国に負担増要求
(ざっくりまとめ)
トランプ大統領が登場する1年半前までいろんな大統領がいたが、アメリカ大統領がわざわざ「NATO離脱しない」って言ったっていうのは…(一同笑)。
世界が逆さまに、もうなったんですよ。
難しい話じゃなくて、NATOは日米安保条約と同じで中心はアメリカで、実質、アメリカが指揮命令系統をコントロールしないと機能しない。
だから離脱するも何もなくて、アメリカが脱けてしまったらNATOはあり得ない。
アメリカ建国から242年しか経ってない。
アメリカが世界の面倒を見るようになったのは、1941年に日本が真珠湾攻撃してから。
トランプさんはシンプルに元のアメリカに戻ると。
相手がNATOだろうが何だろうが。
第二次大戦の勝者はアメリカだけで、世界の仕組みは戦後全部アメリカが決めてきた、国連も含めて。
これをトランプさんは全部やめると。
最終的には国連の解体。
これは日本にとっては目の覚める話。
もう敗戦国でないんですよ。
このものすごいチャンスはものすごい危機と表裏一体。
憲法9条が何で許されるかというと、全部アメリカにお任せしたから。
そのアメリカがなくなったら、じゃあどうやって守るんですか。
人の世は、最大の好機と最大の危機がぴったり一致して出てくるので、これが自由民主党と安倍内閣の肩に降りかかってる、あるいは野党も含めて国会に降りかかってる。
これどんどん起きていく。
今、わざわざ離脱しませんと言わなきゃいけないってことはね。
もともとあり得ないことをわざわざ、そうですよ、ありませんと言ってるってことは、やがてそうなる。
但しトランプ政権はあと2年半しかない。
再選されるかどうかで、世界を分ける。
中間選挙がアメリカのローカルな話でなくなってしまった。
(8)金正恩氏書簡を公表 トランプ氏評価
(ざっくりまとめ)
6月12日の米朝首脳会談での合意は抽象的で、後は実務協議やると言ってたのが全然始まらない。
遺骨問題という今までやってた問題すら、北朝鮮は約束の日時に出てこない。
そういう状態の中でしびれを切らして、ポンペイオ国務長官が訪朝したが、金正恩委員長に会えない。
全然メディアに出てこないが、実際は話にならない協議だった。
全く噛み合うところがなく、北朝鮮は冒頭ずっと北朝鮮の主張を言ってるだけで、非核化の非の字もない。
ポンペイオさんが二言三言反論しただけなのに、北朝鮮を離れた瞬間、外交部が強盗みたいなことを言ってきたと。
そういう状態で、手ぶらで帰れないポンペイオさんが渡されたのが、金正恩委員長の親書。
親書なのに、ツイッターで公開するというのは無茶苦茶だが、公開して害がないというのは、何にも書いてないから。
書いてあるのは、英訳だと、6.12を「意義深い旅の始まりだ」と。
米朝が仲良くなったはずなのに、旅の始まりだ、これからだと言ってて。
じゃあ米朝で合意したことが何なのかが全然分からないでしょ。
その通り、親書の中には、トランプさんが公開したものによれば、非核化なんてことは全くない。
するとトランプさんの意図が、オールドメディアはアメリカも含めて、こんなに仲がいいんだってことをしきりにアピールしようとしてるんだと、今、交渉うまくいってないけど、うまくいってんだとアピールしようとしてると見えて、いや、これは、トランプさんがすでに準備を始めてると。
トランプさんは親書をあえて公開して、要するにもともと北朝鮮の姿勢はこうであると。
で、アメリカは手を差し伸べて、実務交渉もやろうとしたけども、こんな非礼な扱いになってて、強盗呼ばわりもすると。
すると選択肢はだんだんなくなってくるってことを、むしろトランプさんとしては実は示唆してるという方が正しいですね。
(9)トランプ氏 核軍縮に意欲 米ロ首脳で協議へ
(ざっくりまとめ)
プーチンさんと話し合うのは、非核化ではなく核軍縮。
米英仏中露、5つの国だけは核兵器持って良しになってる。
ところが米朝首脳会談やその後の流れを見ると、まるでここに北朝鮮が入ったようになってる。
非核化の話が核軍縮にすり替わっている。
これは大変。
アメリカの議会、僕の知ってる人も含めて、日本が核武装せざるを得ないと。
アメリカの中からそういう声が出てて、だから日本の持ってるプルトニウムを減らせとか、今まで言ってこなかったことを突然言ってくるようになってきてる。
日本が核武装せざるを得ない場合は、小型戦術核。
コストが安くて作りやすい、何よりもショッキングなのは、使いやすい。
核兵器を作る直前まで行った国、スイス。
平和なイメージだが、国民皆兵。
核兵器の開発もずっとやってきて、潜在能力持ってる。
スウェーデンも核武装の準備をした。
アジアでは台湾、韓国、ミャンマー。
南米ではブラジル、アルゼンチン。
世界で核の潜在能力持ってる国はいっぱい。
フィリピンやトルコなど政権が強くなってるところは誘惑に駆られる。
なぜなら最貧国の北朝鮮が核を持っただけでアメリカと対話の場ができた。
引き出すものが多いとなれば、間違いなく核は拡散していく。
だから北朝鮮との交渉が「核軍縮」になったら、小さい核をみんな持てばいいと。
僕は日本の核武装に反対してきたが、日本だけそれ知らないというわけにはいかない。
憲法9条を変えられない国が、いきなり核武装を考えなきゃいけないっていう、今までさぼってたツケがどっと来てる。
(10)制裁関税「経済に悪影響」 FRB議長
(ざっくりまとめ)
米中でチキンレースでやってて、最終的にはWTOの破壊状態。
普通こういうこと起きたら、やられたチャイナはWTOに提訴して、WTOに判断してもらって、アメリカそういうことやめなさいとなるのが普通。
ところがチャイナは、WTOにせっかく参加させてもらったのに、提訴する気配もない。
今のところ提訴なんかしないで、直接アメリカの製品に関税かける。
だからWTOなんかもう機能してない。
国連がなくなりましたとか壊れましたとか、分かりやすく言ってくれるならまだいいけども、分からないまま壊れてるわけです。
第二次世界大戦後の仕組みが、外見は分からないけど中身は腐って壊れてる。
WTOはなんで生まれたかというと、そもそも第2次世界大戦の発端は、本当は1929年の世界恐慌。
お互い自分のとこだけでやるんだとなったから、やがて実力戦争になった。
米朝の戦争のリスクを今日は話したが、米中も分からないですよ。
全面戦争ではないかもしれないけれども、武力衝突はあり得る。
あっという間に拡大してどんな犠牲が出るか分からない、ギリギリの状況。
(11)「米国が貿易戦争招いた」 中国商務省
(ざっくりまとめ)
珍しくチャイナの言ってることが本当(一同笑)。
もちろんアメリカにはアメリカの言い分があって、特にここはアメリカの言い分が正しいと思うのは、中国の貿易戦争っていうのは盗むから。
スパイを使ってアメリカの技術をどんどん盗んでると。
そういう貿易戦争は許せるかと。
それならそこに絞ればいいんですが、とにかく中国から来るもの全部になってしまってるから、公平に見ると、チャイナに深刻な犯罪的行為の問題があるのは事実だが、何もかも全部ひっくるめてやると、それは、貿易戦争って言ってるのは本当はもう経済戦争って言った方が良くて、経済全体の戦争になっていって、本当の戦争につながりかねないという意味では、中国はどうしてこれ珍しく本当のこと言ったかというと、戦争になったら困るから。
戦争になったら実態がばれちゃう。
米軍ととてもじゃないけど立ち向かえるような軍事力はありません。
ばれると東南アジア、日本に対する抑えが効かなくなるからそれだけはやめてよと。
それアメリカわかってるから、一部であれ武力衝突になる可能性はあります。
発火点は台湾海峡の可能性がある。
だからこないだ台湾海峡をアメリカの艦船が久しぶりに、脅したって新聞に書いてあったけどそれだけじゃなくて、様子見たんです。
中国海軍と空軍はほんとはどういうふうに出てくるか。
データずいぶん集まりました。
(12)栃ノ心含め3横綱1大関不在 大相撲
(スポーツの話は普段は省略しますが、青山さんの話を誤解した視聴者がいたらしいので、起こしときます)
言われなくてもこれは深刻なんですよ。
だけども僕は本当に心から感心してるのは、まず栃ノ心の体つき見ると、同じ鍛錬をしても西洋人だと、ああいう筋肉の付き方がするってのが分かるでしょ。
でもそれもみんな全く公平な心で、あのバントヒットで出るイチローをアメリカ人がけなしたりせずに本当に偉大な選手として扱ってくれるのと同じように、やっぱり日米はすごいなあと、両国は。
ちゃんとフェアに応援してくれて、しかもその栃ノ心も、怪我をしてしまった後も、昨日も満員御礼でしたよ。
そうでしょう。ね。
日本人力士の活躍も、今、8連勝してますから、すごいですけど、このフェアな応援の精神っていうのは、僕は、もし僕が日本人でなくても、やっぱり日本人を好きになると思うな。
栃ノ心がどれぐらい、自分が怪我になって、もう満員御礼ってことに感謝してるかと。ね。
あの人柄からしたら、そうだと思うんですよ。
日本の誇るべき、二千数百年間、天皇陛下とともに培ってきた、私心をお捨てになる陛下とともに培ってきたものを、ようやくアジアと世界のために活かす時が来たっていうのが、今の好機と危機ですから。
国会にも、異業種の人よ出でよ。
サイクルマンのまま、お待ちしてます(ギャラリーに谷垣禎一元自民党総裁ばりのサイクリング姿の男性がいた)。
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____________________________内容紹介ここまで
青山さん、2年前に立候補した時からずっと、一期だけしかやらないと言われてきましたが、今回「トラ撮り」で、二期目の出馬への可能性に言及されましたね(前にもそれとなく言われてようにも思いますが、うろ覚え)。
もちろんまだ4年も先の話だし、決まったわけでも何でもないですが、あれだけ「一期だけしかやらない」「もうやめたい」「人生壊れた」等々、言われてきたわけですから(もちろんそれと同じぐらい、「国会議員になって良かった」「民間時代には見えなかった問題がいっぱい見えるようになった」「議員になったら民間時代は鼻にもかけなかった官僚が動いた」といった話もされてきてますが)、当然ながら反発も予想されます。
っていうか、早くもアンチの方々からは、「公約破りだ」「二期目を阻止しよう」といった声が出ているようです。
繰り返しになりますが、いずれにしてもまだだいぶ先の話で、青山さんご自身も「決めてない」と言われてますし、今から大騒ぎする話でもないと私は思いますが、もし仮に二期目も出ると決めた場合は、その時にその理由をちゃんと説明していただく必要はありますよね。
青山さんの議員活動をちゃんと見てこられた方なら、たぶん納得されるんじゃないでしょうか。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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