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北の舐めた態度は戦争を招きかねない!今後3カ月が全てを決める…青山繁晴「インサイト」
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これを投稿する少し前に、「米朝首脳会談 6月12日開催せず トランプ大統領が書簡」という報道が流れましたが、私は実はさほど驚きませんでした。
拙ブログの読者皆様もそうじゃないですか?
トランプ大統領自身がつい数日前に「一定の条件が満たされなければ中止、もしくは延期の可能性にも備えている」と語ってたし、青山さんも「虎ノ門ニュース」で前からずっと「首脳会談はまだ絶対やるという保証はない」と話してましたしね。
ところが、その青山さん、5月28日(月)の「虎ノ門ニュース」だけでなく、5月26日(土)の「よるバズ」も不参加。
米朝首脳会談が流れた件について、一刻も早く解説を聞きたいのに…(T_T)
とガッカリしていたところ、これがありました!(^▽^)
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5月28日(月)虎ノ門ニュース、青山さんは参加できなくなりました。参院予算委(愛媛県新文書が中心)が開かれる方向になったため。実は本当は10時から拉致特別委が開かれる予定だったのに、それも没に。酷いなあ。https://t.co/RAaz5HiDtn
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2018年5月24日
拙ブログの書き起こしも当然お休み。別の企画を考えます。
これを投稿する少し前に、「米朝首脳会談 6月12日開催せず トランプ大統領が書簡」という報道が流れましたが、私は実はさほど驚きませんでした。
拙ブログの読者皆様もそうじゃないですか?
トランプ大統領自身がつい数日前に「一定の条件が満たされなければ中止、もしくは延期の可能性にも備えている」と語ってたし、青山さんも「虎ノ門ニュース」で前からずっと「首脳会談はまだ絶対やるという保証はない」と話してましたしね。
ところが、その青山さん、5月28日(月)の「虎ノ門ニュース」だけでなく、5月26日(土)の「よるバズ」も不参加。
米朝首脳会談が流れた件について、一刻も早く解説を聞きたいのに…(T_T)
とガッカリしていたところ、これがありました!(^▽^)
■5/25放送 RKB(福岡)「櫻井浩二 インサイト」
青山さんが2年前の7月に参議院議員になるまでレギュラーで出演されていた番組です。
以降、出演はなかったのですが、たまたま5月21日(月)〜25日(金)までの1週間、「北朝鮮はなぜ態度を変えたのか」というテーマで参加。
ただ、これ、生放送ではなく収録放送。
ってことは、米朝首脳会談がなくなったと前夜に報道が出て、じゃあ25日(金)の放送はどうなるのかなと思っていたら、報道後に収録された(もしくは放送中に電話でつないだ)内容が流された模様です!
この際、文字に起こしておくことにしました。
※音声は番組公式サイトの下の方、スペシャル・インサイト(午前7:40〜)から聴くことができます。
※サイトから削除された場合、YouTubeに有志の方が1週間分UPして下さってるので、そちらをどうぞ。
※間投詞(「あの」「えー」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「6月12日に予定されていました、アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長によります、史上初の米中首脳会談の開催。昨日、アメリカのホワイトハウスが中止を発表いたしました。なぜここに来て中止となってしまったのか。今週は北朝鮮問題を青山繁晴さんに聞いていますので、その理由を青山さんなりに分析してもらいましょう」
高橋早紀(RKBアナウンサー)
「インサイトの元レギュラーコメンテーターで、自民党参議院議員の青山繁晴さんです」
櫻井浩二
「青山さん、おはようございます」
高橋早紀
「おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
櫻井浩二
「この今回の米朝首脳会談の中止、アメリカのホワイトハウスが発表しましたが、これを青山さんはどのように捉えてますか」
青山繁晴
「うーん、まあ、あの、想像っていうか想定の範囲内ではありますね」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「あの、何でも予兆っていうものが、世の中にありますけれども、この間の韓国の文在寅大統領がアメリカに行って、トランプ大統領と会談したニュースご存知だと思うんですね」
一同
「はい」
青山繁晴
「で、その時の様子が一般に、特に日本で放送されてるのと全く違ってて、要は文在寅大統領はすごくすごく叱られたんですよ、トランプ大統領に」
櫻井浩二
「あ、そうなんですか」
高橋早紀
「へえー」
青山繁晴
「つまり、文在寅大統領がアメリカに言ってきた北朝鮮の態度と全然違うじゃないかと。むしろ、誤った情報をアメリカに流して、方向を、違う方向に持って行こうとしたんじゃないかってことまでですね、あの、叱って。で、このままではもう会談開けないってことを、文在寅大統領には、トランプ大統領が直接言ってましたので」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、例えばその、これは、ま、水面下の情報ですけれども、表の舞台でもですね、その、両大統領が会談始まる前に、冒頭の頭撮り、日本でもやりますけど、記者団が囲みますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、その時に横に文在寅大統領がいるのに、トランプさんはもうほとんど無視したような、あの、態度で、その、記者団の質問に40分も答えたんですよ。その間、文大統領はずっとほったらかしだったんですね」
櫻井浩二
「えー、はい」
青山繁晴
「で、それでまず、正直僕は異変を感じて、その後の会談の様子を、えー、ま、色んなルートで聞きましたところ、まあ、あの、トランプ大統領はけっこう、怒ってはいるけれども理路整然としてて、要はその北朝鮮の根本的な姿勢が全然変わってないと。核兵器を捨てるつもりがないと」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、例えば、昨日の…、これさっきあの、ホワイトハウスがっておっしゃってましたが、そうじゃなくてトランプ大統領自らの決断ですね」
櫻井浩二
「ああー、はいはい」
青山繁晴
「例えばそのホワイトハウスの中の僕の知り合いの人は、思ったより決断早かったっていう風に、あの、話してましたし、その後にですね」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「だから中止するにしても、もう1週間は様子見るんじゃないかっていう、政権内部にもあった判断を、トランプ大統領自ら覆して、早期の判断をしたと。ただ、その、これは、延期とは言ってないんですけども、あの、完全にやめましたってことではまだなくて、まだ延期の段階なんですよね」
櫻井浩二
「ああー、そうなんですか」
青山繁晴
「但し、これは両面あってですね、もしも米朝首脳会談がうまくいかない、うまくいかないってのは会談してダメだった場合、あるいは事前にキャンセルせざるを得なかった場合は、軍事行動の可能性があって。それあの、前から準備はしてますけれども、もう一度○○○○の準備に、3カ月かかるんですね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「したがって、昨日の大統領の、大統領から金正恩委員長に宛てた書簡(書簡全文(和訳))の最後の方にですね、あなたの態度が変わるのを待っているという、ま、手を差し伸べる表現があったんですけれども、3カ月の軍事行動の準備期間が要るっていう裏事情もあるんですよ」
櫻井浩二
「ふんふんふん…」
青山繁晴
「でも同時に、最近のこの1か月のアメリカの中の動きで、トランプ大統領自身は、戦争望んでないっていうのは、よーく日本側、特に安倍総理に伝わってきたんで」
一同
「はい」
青山繁晴
「だからその、軍事オプションの準備をするっていうことだと、できるだけ最後まで、その、戦争は避けたいと。金正恩委員長がもし本当に、完全で不可逆的で検証可能な、あの、CVIDっていう…」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「略称で国会でも言ってますけどね。安倍総理もおっしゃってますが。これやるんだったら、戦争やらなくてもすむと、いう、両面を言ってますね」
櫻井浩二
「ああー、そうですか。あの、今ですね、速報が入ってきまして、北朝鮮側の今回のその、トランプ大統領の米朝首脳会談の中止を通告したことに対して、北朝鮮の金桂寛(キム・ケグァン)第1外務次官ですけれども、遺憾の意を表明して、我々はいつでも向かい合って問題を解決する用意がある、という談話を発表したということです(談話全文(和訳))。ですからこれ、青山さんあれなんでしょうね、北朝鮮もそうですし、アメリカとしても、その米朝首脳会談、本音ではやっぱりやりたいっていうのは、あるんですか?」
青山繁晴
「あるんですが、これはあの、まず今までのような双方の揺さぶり、あの、合戦とは全くレベルが違います」
櫻井浩二
「ほう。どういうところが違うんですか?」
青山繁晴
「いや、今度ばっかりは北朝鮮が本気で核を捨てることにならない限りは、本当に、えー、軍事行動の可能性があります」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「で、あの、今おっしゃった金桂寛さんが何言おうとそんなこと関係ないんですよ。北朝鮮はそういうアメリカを舐めたような態度やってると、本当に取り返しのつかないことになりますね」
櫻井浩二
「はぁー、そうですか」
青山繁晴
「金桂寛さんっていうのはブッシュ政権の時に、あの、アメリカのクリストファー・ヒルっていう、ま、大失敗を犯して妥協した、当時の外交官とやり合ってた人ですよね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、あの、一緒に中華料理食ったりしてたわけですよ。で、そういう、ま、旧世代の外交官を引っ張り出して、あの、あえて、きついこと言わせてるだけで。合衆国は大統領本人が言ってるわけですからね。書簡も出して、記者会見もやってるわけで」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「それが金桂寛さんみたいな本当はもうただの小物を出してくるんじゃ…」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「北朝鮮はこういう態度は本当にこれ、あの、戦争を招きかねないですよ」
櫻井浩二
「はあー、そうなんですか」
青山繁晴
「ええ」
櫻井浩二
「何かあの、軍事行動に出るっていうことも、あえて匂わせるような発言も今回トランプさんは」
青山繁晴
「してます、はい」
櫻井浩二
「書簡の中でしてますけど、それは、その、会談での交渉での主導権を握りたいとか、そういうことじゃなくて」
青山繁晴
「違います」
櫻井浩二
「実際にもそれはもうイメージができてる、そこに向けての動きができてるってことなんですね、じゃあ」
青山繁晴
「ええ。今、イメージとおっしゃったんですけれども、実際は作戦がもうできてますので」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「ただ、櫻井さんが今、イメージとおっしゃったのは、ある意味的確な表現であってですね。つまり、犠牲者、特に、米軍と、それから日本や韓国に犠牲者をなるべく少なくすると、いう全体の想定も十分煮詰まっているんです。これはあの、こないだの連休の時にですね、ハワイ真珠湾のアメリカ太平洋軍司令部と、太平洋艦隊司令部に行った時に、僕はありありとそれ感じましたので」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「だから、北朝鮮は今までと同じような、こう、うまく揺さぶってやろうっていう神経だと本当に危ないですね」
櫻井浩二
「ああー。そうなると、今後じゃあ、この米朝首脳会談、ま、今回はこれ一旦中止ってことになりましたけど、今後どういうことが予想されますか?青山さん」
青山繁晴
「あの、今申し上げた通り、今後の3カ月が、もう全てを決めますね。この3カ月の間に、つまり攻撃の最終的な準備が整ってしまうそのXデーまでに、北朝鮮が本気で核を見せる決心をして、その証拠をアメリカに示さないと、未曾有の事態になりますね」
櫻井浩二
「はあー。もうそこまで来てますか。はい、青山さん、ありがとう…(締めにかかったが)」
青山繁晴
「でもね、最後に言うと北朝鮮は核を捨てる気がないんですよ」
櫻井浩二
「ってことは、その軍事行動に出る可能性は高いってことなんですか、じゃあ今の現時点では」
青山繁晴
「えっとね、あの、やるやらない、どっちの数字が大きいかってことは、あの、今、今朝の段階では言えませんが、高いというよりは、例えば一昨日よりは急に高くなったってことは、高まったってことは言えますね」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「それが、4割なのか5割なのかはまだ言えませんけれども」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「まあ5割に近づいてるという風に見るべきじゃ…、但しまだ、平和解決の可能性が半分以上あるわけですから、日本は黙って見てないで、北朝鮮に、あの、外交ルートを使ってですね、あの、アメリカの気持ちを知ってるのは、一番知ってるのは日本ですから本当は。イギリスよりもドイツよりも、ましてや韓国よりも、日本なんで。これ本気だぞっていうのを教えてあげないといけないですね」
櫻井浩二
「なるほど。ありがとうございました、青山さん」
青山繁晴
「はい、ありがとうございました」
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____________________________内容紹介ここまで
トランプさんは、米朝首脳会談で拉致問題も取り上げると言ってましたから、それが中止になり、拉致被害者ご家族や関係者の方々、さぞガッカリされてるだろうなと心配したのですが、実際のところは…
まず、会談中止の報道が流れてほどなく、救う会は、会長の西岡力さんが「トランプ大統領の米朝首脳会談中止決断を支持する、――拉致被害者救出のためにこの道しかない」と題した声明を出しています。
拉致被害者ご家族からも、もちろん落胆の声が上がった一方で、トランプさんの決断を評価する声も少なくないようです(いずれも毎日新聞。2018年5月25日 11時43分及び2018年5月25日 20時30分)。
★飯塚繁雄さん
「北朝鮮は(交渉を)自国の有利な方向に持っていこうとする。これまでも約束は何度もほごにされており、大統領は状況を察知したのでは。会談中止は適正な判断だと思う」
★有本嘉代子さん
「トランプ大統領の判断ならば尊重する。北朝鮮は信用できず、中止も仕方がない。米国にとって良い条件が整った状況で開催してもらった方が期待できる」
★増元照明さん
「北朝鮮と交渉する上で一番正しい道を歩んでいる。最終的には北朝鮮が折れざるを得ない状況に持っていくことが大切。不可逆的な核廃棄と拉致問題の解決に結びつけるには通らなければいけない道だ」
で、書き起こしてる時に飛び込んできた最新ニュースがこれです。
■米朝首脳会談、6月12日開催あり得る トランプ大統領(AFP 2018年5月25日 23:12)
いや、さすがにもう6月12日は無理では…。
米朝どちらかが大幅に譲歩すれば別として。
てか、これもトランプ流「ディール(取引)」の一環なんでしょうか?
あ〜振り回される〜(T_T)
でも一番振り回されてるのは金正恩とその一派ですよね…(^_^;
★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当ての物がなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
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________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
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青山さんが2年前の7月に参議院議員になるまでレギュラーで出演されていた番組です。
以降、出演はなかったのですが、たまたま5月21日(月)〜25日(金)までの1週間、「北朝鮮はなぜ態度を変えたのか」というテーマで参加。
ただ、これ、生放送ではなく収録放送。
ってことは、米朝首脳会談がなくなったと前夜に報道が出て、じゃあ25日(金)の放送はどうなるのかなと思っていたら、報道後に収録された(もしくは放送中に電話でつないだ)内容が流された模様です!
この際、文字に起こしておくことにしました。
※音声は番組公式サイトの下の方、スペシャル・インサイト(午前7:40〜)から聴くことができます。
※サイトから削除された場合、YouTubeに有志の方が1週間分UPして下さってるので、そちらをどうぞ。
※間投詞(「あの」「えー」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「6月12日に予定されていました、アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長によります、史上初の米中首脳会談の開催。昨日、アメリカのホワイトハウスが中止を発表いたしました。なぜここに来て中止となってしまったのか。今週は北朝鮮問題を青山繁晴さんに聞いていますので、その理由を青山さんなりに分析してもらいましょう」
高橋早紀(RKBアナウンサー)
「インサイトの元レギュラーコメンテーターで、自民党参議院議員の青山繁晴さんです」
櫻井浩二
「青山さん、おはようございます」
高橋早紀
「おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
櫻井浩二
「この今回の米朝首脳会談の中止、アメリカのホワイトハウスが発表しましたが、これを青山さんはどのように捉えてますか」
青山繁晴
「うーん、まあ、あの、想像っていうか想定の範囲内ではありますね」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「あの、何でも予兆っていうものが、世の中にありますけれども、この間の韓国の文在寅大統領がアメリカに行って、トランプ大統領と会談したニュースご存知だと思うんですね」
一同
「はい」
青山繁晴
「で、その時の様子が一般に、特に日本で放送されてるのと全く違ってて、要は文在寅大統領はすごくすごく叱られたんですよ、トランプ大統領に」
櫻井浩二
「あ、そうなんですか」
高橋早紀
「へえー」
青山繁晴
「つまり、文在寅大統領がアメリカに言ってきた北朝鮮の態度と全然違うじゃないかと。むしろ、誤った情報をアメリカに流して、方向を、違う方向に持って行こうとしたんじゃないかってことまでですね、あの、叱って。で、このままではもう会談開けないってことを、文在寅大統領には、トランプ大統領が直接言ってましたので」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、例えばその、これは、ま、水面下の情報ですけれども、表の舞台でもですね、その、両大統領が会談始まる前に、冒頭の頭撮り、日本でもやりますけど、記者団が囲みますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、その時に横に文在寅大統領がいるのに、トランプさんはもうほとんど無視したような、あの、態度で、その、記者団の質問に40分も答えたんですよ。その間、文大統領はずっとほったらかしだったんですね」
櫻井浩二
「えー、はい」
青山繁晴
「で、それでまず、正直僕は異変を感じて、その後の会談の様子を、えー、ま、色んなルートで聞きましたところ、まあ、あの、トランプ大統領はけっこう、怒ってはいるけれども理路整然としてて、要はその北朝鮮の根本的な姿勢が全然変わってないと。核兵器を捨てるつもりがないと」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、例えば、昨日の…、これさっきあの、ホワイトハウスがっておっしゃってましたが、そうじゃなくてトランプ大統領自らの決断ですね」
櫻井浩二
「ああー、はいはい」
青山繁晴
「例えばそのホワイトハウスの中の僕の知り合いの人は、思ったより決断早かったっていう風に、あの、話してましたし、その後にですね」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「だから中止するにしても、もう1週間は様子見るんじゃないかっていう、政権内部にもあった判断を、トランプ大統領自ら覆して、早期の判断をしたと。ただ、その、これは、延期とは言ってないんですけども、あの、完全にやめましたってことではまだなくて、まだ延期の段階なんですよね」
櫻井浩二
「ああー、そうなんですか」
青山繁晴
「但し、これは両面あってですね、もしも米朝首脳会談がうまくいかない、うまくいかないってのは会談してダメだった場合、あるいは事前にキャンセルせざるを得なかった場合は、軍事行動の可能性があって。それあの、前から準備はしてますけれども、もう一度○○○○の準備に、3カ月かかるんですね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「したがって、昨日の大統領の、大統領から金正恩委員長に宛てた書簡(書簡全文(和訳))の最後の方にですね、あなたの態度が変わるのを待っているという、ま、手を差し伸べる表現があったんですけれども、3カ月の軍事行動の準備期間が要るっていう裏事情もあるんですよ」
櫻井浩二
「ふんふんふん…」
青山繁晴
「でも同時に、最近のこの1か月のアメリカの中の動きで、トランプ大統領自身は、戦争望んでないっていうのは、よーく日本側、特に安倍総理に伝わってきたんで」
一同
「はい」
青山繁晴
「だからその、軍事オプションの準備をするっていうことだと、できるだけ最後まで、その、戦争は避けたいと。金正恩委員長がもし本当に、完全で不可逆的で検証可能な、あの、CVIDっていう…」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「略称で国会でも言ってますけどね。安倍総理もおっしゃってますが。これやるんだったら、戦争やらなくてもすむと、いう、両面を言ってますね」
櫻井浩二
「ああー、そうですか。あの、今ですね、速報が入ってきまして、北朝鮮側の今回のその、トランプ大統領の米朝首脳会談の中止を通告したことに対して、北朝鮮の金桂寛(キム・ケグァン)第1外務次官ですけれども、遺憾の意を表明して、我々はいつでも向かい合って問題を解決する用意がある、という談話を発表したということです(談話全文(和訳))。ですからこれ、青山さんあれなんでしょうね、北朝鮮もそうですし、アメリカとしても、その米朝首脳会談、本音ではやっぱりやりたいっていうのは、あるんですか?」
青山繁晴
「あるんですが、これはあの、まず今までのような双方の揺さぶり、あの、合戦とは全くレベルが違います」
櫻井浩二
「ほう。どういうところが違うんですか?」
青山繁晴
「いや、今度ばっかりは北朝鮮が本気で核を捨てることにならない限りは、本当に、えー、軍事行動の可能性があります」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「で、あの、今おっしゃった金桂寛さんが何言おうとそんなこと関係ないんですよ。北朝鮮はそういうアメリカを舐めたような態度やってると、本当に取り返しのつかないことになりますね」
櫻井浩二
「はぁー、そうですか」
青山繁晴
「金桂寛さんっていうのはブッシュ政権の時に、あの、アメリカのクリストファー・ヒルっていう、ま、大失敗を犯して妥協した、当時の外交官とやり合ってた人ですよね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、あの、一緒に中華料理食ったりしてたわけですよ。で、そういう、ま、旧世代の外交官を引っ張り出して、あの、あえて、きついこと言わせてるだけで。合衆国は大統領本人が言ってるわけですからね。書簡も出して、記者会見もやってるわけで」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「それが金桂寛さんみたいな本当はもうただの小物を出してくるんじゃ…」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「北朝鮮はこういう態度は本当にこれ、あの、戦争を招きかねないですよ」
櫻井浩二
「はあー、そうなんですか」
青山繁晴
「ええ」
櫻井浩二
「何かあの、軍事行動に出るっていうことも、あえて匂わせるような発言も今回トランプさんは」
青山繁晴
「してます、はい」
櫻井浩二
「書簡の中でしてますけど、それは、その、会談での交渉での主導権を握りたいとか、そういうことじゃなくて」
青山繁晴
「違います」
櫻井浩二
「実際にもそれはもうイメージができてる、そこに向けての動きができてるってことなんですね、じゃあ」
青山繁晴
「ええ。今、イメージとおっしゃったんですけれども、実際は作戦がもうできてますので」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「ただ、櫻井さんが今、イメージとおっしゃったのは、ある意味的確な表現であってですね。つまり、犠牲者、特に、米軍と、それから日本や韓国に犠牲者をなるべく少なくすると、いう全体の想定も十分煮詰まっているんです。これはあの、こないだの連休の時にですね、ハワイ真珠湾のアメリカ太平洋軍司令部と、太平洋艦隊司令部に行った時に、僕はありありとそれ感じましたので」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「だから、北朝鮮は今までと同じような、こう、うまく揺さぶってやろうっていう神経だと本当に危ないですね」
櫻井浩二
「ああー。そうなると、今後じゃあ、この米朝首脳会談、ま、今回はこれ一旦中止ってことになりましたけど、今後どういうことが予想されますか?青山さん」
青山繁晴
「あの、今申し上げた通り、今後の3カ月が、もう全てを決めますね。この3カ月の間に、つまり攻撃の最終的な準備が整ってしまうそのXデーまでに、北朝鮮が本気で核を見せる決心をして、その証拠をアメリカに示さないと、未曾有の事態になりますね」
櫻井浩二
「はあー。もうそこまで来てますか。はい、青山さん、ありがとう…(締めにかかったが)」
青山繁晴
「でもね、最後に言うと北朝鮮は核を捨てる気がないんですよ」
櫻井浩二
「ってことは、その軍事行動に出る可能性は高いってことなんですか、じゃあ今の現時点では」
青山繁晴
「えっとね、あの、やるやらない、どっちの数字が大きいかってことは、あの、今、今朝の段階では言えませんが、高いというよりは、例えば一昨日よりは急に高くなったってことは、高まったってことは言えますね」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「それが、4割なのか5割なのかはまだ言えませんけれども」
櫻井浩二
「はあー」
青山繁晴
「まあ5割に近づいてるという風に見るべきじゃ…、但しまだ、平和解決の可能性が半分以上あるわけですから、日本は黙って見てないで、北朝鮮に、あの、外交ルートを使ってですね、あの、アメリカの気持ちを知ってるのは、一番知ってるのは日本ですから本当は。イギリスよりもドイツよりも、ましてや韓国よりも、日本なんで。これ本気だぞっていうのを教えてあげないといけないですね」
櫻井浩二
「なるほど。ありがとうございました、青山さん」
青山繁晴
「はい、ありがとうございました」
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____________________________内容紹介ここまで
トランプさんは、米朝首脳会談で拉致問題も取り上げると言ってましたから、それが中止になり、拉致被害者ご家族や関係者の方々、さぞガッカリされてるだろうなと心配したのですが、実際のところは…
まず、会談中止の報道が流れてほどなく、救う会は、会長の西岡力さんが「トランプ大統領の米朝首脳会談中止決断を支持する、――拉致被害者救出のためにこの道しかない」と題した声明を出しています。
拉致被害者ご家族からも、もちろん落胆の声が上がった一方で、トランプさんの決断を評価する声も少なくないようです(いずれも毎日新聞。2018年5月25日 11時43分及び2018年5月25日 20時30分)。
★飯塚繁雄さん
「北朝鮮は(交渉を)自国の有利な方向に持っていこうとする。これまでも約束は何度もほごにされており、大統領は状況を察知したのでは。会談中止は適正な判断だと思う」
★有本嘉代子さん
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★増元照明さん
「北朝鮮と交渉する上で一番正しい道を歩んでいる。最終的には北朝鮮が折れざるを得ない状況に持っていくことが大切。不可逆的な核廃棄と拉致問題の解決に結びつけるには通らなければいけない道だ」
で、書き起こしてる時に飛び込んできた最新ニュースがこれです。
■米朝首脳会談、6月12日開催あり得る トランプ大統領(AFP 2018年5月25日 23:12)
いや、さすがにもう6月12日は無理では…。
米朝どちらかが大幅に譲歩すれば別として。
てか、これもトランプ流「ディール(取引)」の一環なんでしょうか?
あ〜振り回される〜(T_T)
でも一番振り回されてるのは金正恩とその一派ですよね…(^_^;
★青山繁晴さんの著書
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(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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青山繁晴さんの発言起こしの記事は原則としてコメント欄は閉じているのですが、今回は開放させていただきます。仲良く使って下さいね♪
Comments
とは言え、藤井厳喜さんは来週は出演される予定が無かったので、これはこれで非常に参考になるお話が伺えるのではと思います。石平さんと共演ですから、米朝会談中止の報を受けてアメリカ側の内幕や中国の思惑・対応についてお二方が解説されるのではないでしょうか。次回の青山さんは来月4日の予定ですね。少し空きますが、その間も状況はバタバタ動くでしょう。金正恩や習近平はもとより、終始一貫トランプ大統領に憮然とした表情(報じられている画像を見る限りスゴい顔でしたね)で対応された文在寅がこのまま黙って大人しくしているとも思えませんし。青山さんが虎ノ門ニュースに戻られたとき一体どんな状況になっているか、これは全く予断を許さないと思います。
文在寅氏と金正恩氏が板門店で再会談
http://www.sankei.com/world/news/180526/wor1805260049-n1.html
コメント欄は波ダッシュを入力すると文字参照コードに置き換えられちゃうんですね。読みにくくなってすみません。
今日5月28日の虎ノ門は青山さんの代打の石平さん・藤井さんでしたね、青山さんのお話聞けないのは残念ですが石平さん藤井さんのお話もとても勉強になりました。
米朝関係の情勢も国内情勢も(国内は野党が勝手に騒いでるだけの話が多いですが)目まぐるしい日々ですね…
打ち間違えて「ぐみ」で投稿しちゃいました。お恥ずかしい。
楽しみにしています。
アンカーが終わり青山さんが参議院になられ出演番組が減っていく一方ですが、虎ノ門ニュースだけでなくチャンネル桜の「青山繁晴が答えて、答えて、答える!」でも色々な話を聞かせてくれますよ。
文字起こせって訳ではありませぬ。参考までに。
出演される方々のスケジュール調整もドタバタになりそうです。何しろ「飯田浩司のOK!Cozy up!」は6月11日の週、5日間のうち4日が虎ノ門陣(有本さん命名)コメンテーターという予定。月曜から順に須田慎一郎さん、有本香さん、藤井厳喜さん、青山繁晴さん。虎ノ門と兼ねていないのは金曜日の宮家邦彦さんだけです。もし会談実現となってもオールドメディアは、横並びでピントのずれた駄弁を「報道」と称して垂れ流すでしょう。となると虎ノ門ニュースの再生数やCozy up!のポッドキャストダウンロード数がスゴい事になりそうな予感がします。