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文大統領の工作に乗っかるトランプ大統領!中国の一部としての朝鮮が対馬海峡まで下りてくる!?…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■5/7放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

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 GW期間中、アメリカに出張していた青山さん。
 トランプ大統領が5月4日、米朝首脳会談の場所が決まった、間もなく発表すると記者団の前で明言しましたが、未だに発表なし。
 いったいトランプさんとその周辺で、何が起きているのでしょう?

※トップ画像は『イギリス外交官によるアヘン戦争の話』にびっくりした後、大笑いする居島一平さん。
 私もこの話にはびっくりしました(^_^;
 
※元動画はこちら(5月8日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。



 内容紹介ここから____________________________

(★)オープニング(着席後)

 先週の日曜日の早朝に出発して、7日間でちょっとブログにもくり返し書いちゃったんですけど、太平洋を越えて、それからアメリカ、北米大陸も全部越えて、行き帰りそれがある中で、わずか7日間で6ヶ所回ると。

 アメリカのテキサス南部から一番遠くのワシントンDC、そしてハワイ・真珠湾に行くんですけど、遠すぎて直行便ないって知ってます?
 だもんでいったんシスコで降りて、シスコは中国系の市長が、スーパーマーケットで買い物中に突然倒れて亡くなるという大事件が起きて、来月市長選挙なんですよ。
 だもんでシスコの様子も見て。
 ハワイでは太平洋軍司令部と太平洋艦隊司令部と行って、土曜日に帰ってきて今日なんですよね。

 全部アメリカ対象なんですが、それは要は、米朝首脳会談が間近に迫ったと思われる、まだ絶対やるとは決まってないんですけども、まあ決まりつつあるわけですよね。
 日本としては言わなきゃいけないことが少なくとも3つ、3つっていうか本質的には2つあるんですよね。

 1つは、北朝鮮に自主的に核兵器を廃棄していただくという話ではダメで、北朝鮮のすでに持ってる日本に向けた核ミサイルを破壊しなきゃいけないんですよ。
 それをここまで行ってる以上は米軍がやってくださいと。

 残念ながら、わが自衛隊、やれる権限があるならやりたいけれども、この不当な不当な憲法のもとで、国会議員には憲法擁護義務がありますが、そのことをおっしゃる野党やいわゆる左翼の方もいらっしゃるけれども、これはもう笑ってしまう話で、その憲法96条に必要な改正しなさいって趣旨のことが書かれてあるから、その意味で現状では全く不当な憲法のおかげで、自衛隊が日本に向けた核を解体することはできないので、その代わりアメリカ軍がやってくださいと。

 もちろん決めるのは合衆国大統領であり、行動するのは米軍だけれども、日米同盟を考えれば、日本も沖縄だけじゃなくて、三沢や横須賀や、あるいは座間、厚木、岩国、佐世保、そして沖縄と、多大な負担をしているんであるから、日米同盟の観点から、アメリカはこの核兵器を北朝鮮に自主的に廃棄していただくというような、胡乱(うろん)の話ではなくて、自ら核兵器を見つけ出し、アメリカ本土のロスアラモスっていう核兵器の研究所に持っていって、これを解体し、それが第一と。

 それから第二は、拉致被害者の救出は日本の責任であって、日本がこれから交渉も通じて実現するんだけれども、必ず日米同盟の裏打ちがないと、つまり自衛隊はこれも不当な憲法のために、自国民救出という、戦争ではない正当な行為もできないでいるので、これを米軍が、すみません、実際に使った言葉で言うと、エンドゥールス(endorse)、日本語にない言葉なんですけど、実行することとかそういうことを背後から保証するっていう意味ですね、それをやってくださいと。

 この2つが主な日本の本来言うべき主張で、それに加えて、板門店で、DMZ、非武装地帯、要するに38度線ですよね、朝鮮半島の、ここで北朝鮮と韓国あるいは国連軍がにらみ合ってる形になってるわけだけども、ここで例の南北首脳会談やって、ま、問題発言、今日冒頭から覚悟してきたんですけど、ま、猿芝居ですよね。
 日本でもあっという間に金正恩委員長が正常な人みたいな、あれだけ虐殺をしておきながら(スタジオ一同同意)。
 数回握手して、境界線またげばそれで正常なんだみたいなね。

(居島一平:微妙なお祝いムードが漂ってましたね)

 そこで米朝首脳会談もやるようにってアメリカに韓国が働いかけていて、それは実はトランプ大統領にノーベル平和賞を取らせるっていう裏提案とセットなんですよ。
 で、そこはさすが韓国で、大統領に直接働きかけるだけじゃなくて、何と議会にお金も投じて働きかけをしていて。
 お金ってまさか賄賂を渡したりしないんですよ、そんなことやられるとアメリカは司法が黙ってないですから。
 そうじゃなくて要するに罪にならないけれども、実際非常に助かる、お金のかかる支援もして。
 だからアメリカの国会議員が連名で、要するにノーベル平和委員会に自らの大統領を推薦すると、いうことまで起きてるわけですよ。

 これはトランプ大統領が、例えば金正恩委員長ぬきにお取りになるんだったら、それはもちろん結構な話だし、日本が本来はよけいなこと言う立場じゃありませんが、しかしこれは本当は何を意味するかというと、それやるとですね、金委員長と一緒にノーベル賞をとるとしたら悪夢ですけど、仮にそうでなくてもですよ、北朝鮮に戦争をしないことでノーベル平和賞をとってしまうと、戦争はしちゃいけないけれども軍事オプションも事実上なくなるんですよ。

 と言ったらアメリカ側で、いや、うちの大統領はそうとは限らないよと言った人がいて(笑)、呆れることは呆れたんだけれども、一般的に言うとですよ、ノーベル平和賞をもらっておきながら、こっちの人(金正恩)は虐殺の疑いがあるから受賞まで至らなくても、この二人が喧嘩しないことでノーベル賞をもらっといて、もらってからゴツンというわけにはいかないでしょ、普通だったら。

 合衆国は大統領の権限強いけれども、戦争について議会の意見が全く反映されないわけでもないんですよ。
 そうするとその後の政局にはもうできなくなりますよね。
 だから板門店でやるって事はそれを実は進めることになるので、本来は日本が干渉すべきじゃないと僕も思うけれども、これはやめてくださいと。

 この3つは、本当は日本国が国として言わなきゃいけないけれども、この憲法を頂点とした敗戦後の日本の間違った在り方によって、これ安倍総理といえども一言も言えないんですよ。
 じゃあ外務省が代わりに言えるかっていうと、そもそも外務省の体質から言っても、とってもこんなこと言えないんですよ。
 じゃあ防衛大臣は言うかというと防衛大臣はそんな権限、基本的にないんですよ。

 僕は民間時代からその役割をね、誰にも頼まれないで勝手にやってきたわけですけど、ほとんど無駄に死ぬだけですけれども、現在は国会議員としてそれを…、代わりにってわけじゃないんですよ、総理に全く頼まれてないし、誰からも指示は受けませんから、しかし自分の自由な意見としているように、自費で全て賄って、行ってきまして、今日の話はそれに全部関連することなんです。

 で、繰り返し繰り返し、この2+1ね、1つは核兵器を米軍が破壊しなきゃいけない、自主的な廃棄なんていう偽物の合意はやめてくださいと。
 それから拉致被害者の救出を日米同盟のために具体的に協力してくださいと、あるいは後押し、さっき言ったendorseして下さいと。
 それからプラス1で板門店での米朝首脳会談を止めてくださいというのをずっと言い続けた1週間で。

 それでこれもちょっとブログに、今日未明だったかな、時間がないのに書いちゃったんですけど、日本に帰ってきたら、もうご存知の現実に、もう呆れかえってしまったんですよね。
 北朝鮮が降りてきたのは、あくまで制裁が効いたからで軍事圧力は関係ないっていう人が、ついこないだまで政治家やってて、今は落選なさってる人だけど。
 個人のことは僕言いたくないので、どうしても個人名出したくないんですけど。
 その方のことを言ってんじゃなくて、これが日本を支配してるわけですよ。

 この坂を上がった国会議事堂もそうなんですよ。
 野党がずっと審議止めてきましたが、自由民主党の中にそういう意見ないんですか。
 大ありですよ。
 だからあえて自由民主党の議員になって、部会で言って、ここでお話をしてて、いろいろ問題視をほんとはされてるわけですけど。
 本当は呼び出されたこともありますけれど、それ議論できますから。


(1)米朝会談の日程・場所決定 近く発表

 まずお気づきになった方、改めて多いと思うんですが、(5月)4日、トランプ大統領はもう決まったとおっしゃったんですよね。
 今日、時差もあって日本が先に行っちゃいますが、もう7日ですよね。
 いやしくも合衆国大統領が、史上初めての北朝鮮の独裁者との会談について、自ら、しかも記者団にろくに話してくれないトランプ大統領が、突如ご自分の方から、ある意味ご自分の方から、もうずっと問題になってる場所どこなんだというのは決まって、間もなく発表するとおっしゃって、その発表ないんですよ。

 まあ、あと5分後にあるかもしれないけど、最近動き激しいからよけいそうなんですが、但しこれは4日(土)の「よるバズ」でも申し上げたんですけれども、ニュースには尻尾がある。
 「よるバズ」ではほとんど何の反応もなかったんですけれど(笑)、「虎ノ門ニュース」ではお分かりいただける方も多いと思うですが。
 尻尾があるっていうのは、面白いっていうことでもあるかもしれないけど、ご自分の頭で考えてくださいね、僕の話もきっかけにすぎませんという意味なんですが。

 要するに4日に、時差があって昼夜逆転ぐらいの大きな時差があるんですけど日本とアメリカは、それでも4日に大統領がおっしゃって未だに発表ができないでいるっていうのは、要するに大統領が希望してる場所を、大半みんなが嫌がってるってことなんですよ。
 今回僕はぐるぐる回った時も、はっきり言った人もいれば、非常に慎重に遠回しに、それは本来は板門店じゃないほうがいいんですよって言った人もいれば、中には怒った人もいるんですよ。
 結構言い合いになったんですけど、これは僕と仲いい人だから言い合いになったんだけど、俺にどうしろって言うんだよと。
 もっと正確にニュアンスを言うと、関西言葉で無理に言うことでもないんだけど、「わしにどないせえゆうねん、お前は」と。

(中略。一平ちゃんのニュース読みが上手い等々)

 この記事の中に、トランプ大統領自身がもうその場所の候補は2箇所になったんだと。
 で、板門店、非武装地帯ですよね、英語だと…。

(中略。板門店や村の話)

 この記事にもそう書いてある通り、トランプ大統領は、実際アメリカ行ってよく分かったんですけど、下に板門店でやりたいってことを何度も下ろしてるわけですよ。

 たとえば、ここは推測です、本人に会えなかったから、っていうか会うの申し込んでないから。
 首席補佐官のケリーさんって人がいます。
 元海兵隊の大将まで勤めた人で、しかも前の大統領首席補佐官をトランプさんがまた、これはわりと前だけどクビにしちゃって、そのあと軍人なら気分が合うからって呼んだのがケリーさん。
 ところがこのケリーさんは、板門店は良くないと。
 色々この後にニュースで出てくるんですが、大統領のおっしゃることに反論して、もう、ご本人は強く否定なさってますが、大統領はバカだと、また例によってね、ティラーソンさんだけじゃなくてまた言ったって話がもうワシントン、政権の内部で普通に話されていて。

 また話を元に戻すと、今日はこうやって行ったり戻りを意図的に何度もやるわけですけど、つまりは文在寅大統領の工作にけっこう乗っかってるわけですよ。
 ノーベル平和賞やっぱりほしいんですよ。
 単純に中間選挙、再選のためとは言い切れない。
 つまり、基本的に選挙ってのは景気で決まるので。
 アメリカは外交・安保が選挙に影響する国です。
 日本はあまり影響しないけど。
 でも基本的には去年の10月の日本の総選挙が安倍総理の圧勝に終わったのは実は景気がいいからで、賃金はなかなか上がらなくても、ここで総理代えたら景気が悪くなるとみんなが…。

 ちょっと話が今日は逸れすぎかもしれないから、もうちょっと中心に戻していくと、トランプさんは、ニュースに尻尾があると言ったのはいっぱい意味があってですね。
 下に下ろしたけど受け入れてくれないから、急に記者団に言ったわけです。

(アメリカのメディアの話。ちょいちょい話がずれるので以降も適当にはしょっていきます<(_ _)>)

 今回の件は、記者団に突然間もなく発表するって言ったのは、1つはトランプさんよっぽど困ってるわけですよ。
 クビにしてもクビにしても、新しい人を雇っても、言うこと聞いてくれない。
 クビになれば民間に行って、たとえばクライスラーのトップになったりするわけだから、官民が自由自在に入れ替わるから、日本と違って保身に走る必要があまりないシステムになってる。
 だからもう決まったんだ、発表するんだと、バーンと言ってしまったわけですよ。
 で、広報担当のホワイトハウスのスタッフも実はそれ、よく知らないままやられちゃったと。
 ところがその後はまだ抵抗してるんですよ。

 もう一回具体的に言うと、選挙は景気で乗り切れても、特に中間選挙は今、景気いいから乗り切れてもね、あるいは再選まで考えると、やっぱりここでノーベル平和賞もらいたいと。
 そしたら「よるバズ」で、アメリカ経験の長い女性の方が、この方は非常にまともな人だと思いますけど、オバマさんがもらったからいらないんじゃないですかという(笑)。
 その人は評論家なのかタレントなのか、だからいいんですよ、言っても。
 政治家は本来そんなこと言っちゃダメですけど、頭で思ったこと言っちゃダメだけど。
 いいんだけど、それは違うんですよ。
 それもオバマさん(トランプさん?)を普通の人と考えるからそうなる。

 オバマさんの政策は覆してるけど、オバマさんがノーベル平和賞もらったんだったら自分はいらないっていうんでもないんですよ。
 これはだって箔付けになるじゃないですか。
 箔がないっていうのがトランプさんの悩みなんだから。
 破綻したビジネスマンにすぎないっていつも言われて、新聞にも堂々とグラフが出てきて、ほとんど嘘だみたいなことまで…(笑)。
 いくらモリカケあっても安倍総理もさすがにそこまでは言われないけれども。
 だからすごい箔付けになるから、やっぱりほしいというのがあって。
 そうすると話の本筋は、米朝首脳会談の目的が、核兵器の廃絶でも、あるいは日本にとっての拉致事件の救出につながることでもなくなっていって。

 朝鮮戦争は1950年に始まって53年に休戦になって、今も休戦なんですよ。
 1953年ですから65年間ずっと休戦のままっていうね。
 はっきり言うと、子供に説明できないような話になってるわけですよ。
 そこにかかってるコストも実は、そこはトランプさんが在韓米軍のことをおっしゃる通りね、膨大なものがあるわけですよ。
 65年間戦わないって、普通は現代史ではもう戦争終わってるって意味でしょ。
 もう終わってるのにこれ続ける意味があるのかと。
 だからある意味そう難しくないんですよ、形式的なことだから。
 朝鮮には終わったんですと。
 朝鮮戦争は終わったけど、新朝鮮戦争すぐかもしれませんみたいな話なんだから。

 でも65年間も終わらせられなかった戦争を終わらせましたって言ったら、ノーベル平和賞には十二分になるじゃないですか。
 それははっきり言うと、当時のオバマ大統領の授賞理由は、何も知らないチェコの素朴な民衆に、プラハで「核なき世界」って言っただけですから。

(居島一平:演説だけって言っちゃ、だけですもんね)

 演説だけなのもひどいけども、あるわけないじゃないですか。
 核少なき世界って言ったら…、核は維持費が大変だから。
 それがいきなりノーベル平和賞でしょ。
 でもオバマさんそのあと8年間それに縛られたんですよ。
 だから軍事行動がほとんど取れなくなったっていう現実は実はあるんですよ。

 それで側近や、僕ごとき全く関係ない外国人まで含めて、シンガポールにしましょうと。
 それでウランバートルとかね、あるいは僕は東京を主張したり、いろいろあったんですけど、シンガポールは残ってるんですよ。
 で、ひとつはこれは、お気づきだと思いますけど、シンガポールやマレーシアがね、金正男さんが殺された場所、クアラルンプールの空港ってことを考えていただいても、シンガポール、マレーシア、あの辺りの東南アジアの情報発信地は、北の手がすごく入ってるんですよ。
 そこは北朝鮮、さすがなんです、ほんとに。
 たとえば中東だったらドバイとかアブダビとかドーハって所に、死の商人と強いパイプを持ってるように、アジアでは圧倒的にシンガポール、マレーシア使ってるんですよ。

 だから本当は裏でものすごく親密だから、北朝鮮としてもかなり安心ができるんですよ。
 ただ問題は電車で行けないと(笑)。
 場合によっては、これ表に出てないアイデアなんですけど、米軍機を出して運ぶかっていうね。
 要するにいわば、仲良くしてますっていうのを見せつけるためにね。
 っていう裏アイデアもあるんですよ。
 これが簡単に実現するとは僕も思ってないですけど。
 だから運ぶ手段は、たとえばシンガポール航空機のチャーターだったら、北朝鮮との深い関係から言って大丈夫じゃないかって話もあって、シンガポールにしようと。
 で、これでまたせめぎ合いが続いてるんですよ。

 それで僕は今日ニュースに入る前に冒頭あえてちょっと長くお話したのは、こういう背景を知っていただきたいからで、本当はですね、本当は日本国は主権国家で、自前の憲法があり、自前の防衛力もあるんですから、余計なお世話ですがと前提を置いたらですね、板門店やめてくださいと。

 朝鮮戦争の当事者は、確かに南北と、南北朝鮮、韓国と北朝鮮そして米中だったけれども、直接影響するのはロシアとわが国日本ですから。
 私たちは発言する権利があるないじゃなくて、発言せねばなりません。
 それは日本国民の幸福と国益とそしてアジアの安定のために、我々言わなきゃいけないと。
 これ言うのが外交なんですよ。

 それでこれを言わない外務省をだらしないって言うのは簡単だけども、いつも申し上げてる通りこの憲法がこのままである限りは、日本国外務省は憲法を度外視した活動って絶対できない、しませんから。
 してる国ありますよ?
 憲法なんかいつでも変えられるから、独裁国家チャイナやロシアにおいても、北朝鮮においてもですね、好きなように変えられるから、人治国家だから。
 日本は法治国家なんで、外務省は要するに後ろに軍事力がないまま外交しなきゃいけないから、言うべきことが言えないんですよ。
 そうすると実は普通の海外主張じゃダメで…。

(中略。SPに焼肉食べさせた話、アメリカが青山さんのことを調べてよく知ってるという話など)

 だから僕は今日言いたいこと、本当は1個だけなの分かります?
 こんなおっさん1人でやっててもダメなんですよ、本来。
 だから憲法を変えましょうってこと。
 憲法を、それも最終的には僕たちも、もうちょっと次の世代にはなると思うけど、自分で憲法を一から書かないといけないですよ。
 もっと簡潔なものを。

 でもその前に9条だけでも変えないと。
 9条を変えたら戦争になるんじゃなくて話は逆で、9条を変えたらやっと外交ができるようになって、おかしな戦争のリスクが減るんですよ。
 そんなこともわからんのかって話なんです。
 だから毎回、特に今回そうなんですけど日本に帰ってくるとどっと疲れが出るんですよ。
 それは強行軍の疲れじゃなくて、なんやこの孤立した社会はと。


(2)トランプ大統領 在韓米軍の縮小検討指示

 これまず基本押さえなきゃいけないのは、ニューヨークタイムズをはじめとしたメディアが言ってるだけです。
 皆さんご存知だと思うんですが、アメリカのメディアはさすがに日本のオールドメディアほどひどくはないけれども、トランプ政権は反メディア政権なので、FOXニュースなど以外は、ニューヨークタイムズもワシントンポストもCNNもABCもCBSも、みんな反トランプですから。

 そういうメディアが、またトランプさんおかしなこと言ってるっていうニュアンスで報道してるだけで、合衆国政府や米軍がこれを公式にいささかでも認めたことはありません。
 ありませんが、客観的に見ると、まったくのフェイクニュースとは言い切れないです。

 つまりトランプさんは、これは当たり前のことだと思うんですけど、ま、こういうのモリカケの話に似てくるんですけども、たとえば総理が構造改革特区じゃダメだから国家戦略特区で上からガーンと行くのをやりましょうと。
 それで壁を突破しましょうって言ったら、たくさんのものが、そういう意味では首相案件になるわけですよね。
 それは全くおかしくないんですけど、トランプさんが例えば在韓米軍は本当に必要なのかっていうのを下に聞くっていうのは、これはむしろ知ったかぶりしないで聞いてくれるだけ、すごくいいわけですよね。

 これは一番ケリーさんが強くその大統領の考えに反対したと言われてるんですけど、根幹はもう北朝鮮の話はないんですよね。
 で、合衆国も、実は本当は日本も、ここは冷静に見てて、北朝鮮はいろんな意味で中国の一部なんですよ。
 一部で、なんて言いますかね、子が親に逆らうようにね、いろいろ逆らってみせるだけで、基本的にはこう、養われてる状況は全く変わらないんですよ。
 そもそもそうじゃないと北朝鮮は食えないんですよ。

 もともとはソ連があって、共産圏の貿易の世界があったから、北朝鮮もかなり食えたんですけど、それがなくなって食えなくなりつつあったのを、中国が改革開放政策で資本主義と妥協して、そっから北朝鮮もいわば食えるようになった。
 しかも北朝鮮がさっき言いました、アブダビとかドーハとかドバイ、中東諸国で死の商人と連携をして、核技術を売ってきたわけですよね。
 だから核開発は商売ですよってずっと僕言ってきましたよね。
 長いのとか短いのとか真ん中のを撃つのは、軍事目的もあるけどいろいろ使い出を中東諸国に見せてる。
 カタログを見せてたんですよね。
 でもこういうのも全部チャイナのendorse、名詞で言うとendorsementがないとできないんですよ、これは。

(中略。死の商人に自慢げに見せられた武器カタログ(全部中国製と北朝鮮製)の話)

 何を言ってるかと言うと、在韓米軍も本当は北朝鮮のためにあるんじゃなくて、朝鮮戦争をもう一回やるかもしれないから、韓国軍のためにいるんじゃなくて、チャイナが下りてこないようにいるわけですよ、本当は。
 あくまでチャイナを見てるわけです。
 
 したがって今回の南北首脳会談だの、あるいはやるかもしれない米朝首脳会談だの、本当は中国とアメリカの関係であるし、その時に日本は結果を待ってるわけにいかないと。
 だからどういう形にしろ、北朝鮮の核保有国の存在を認めるとですね、結果的に認めると、中国の一部としての朝鮮が核保有国として対馬海峡まで下りてくる。

 だから韓国が対馬を自分のものみたいに言ってるとかしてるとか、日本はそれに十分応じきれてないとかいう問題も、実はこういう目で見ると中国のそういう南下政策とぴったり一致してるんであって。
 したがって、この現在の安倍政権が中国に対して、これからニュースやりますけれども、少なくとも今までは厳しい姿勢を取ってきたっていうのは、非常に意義があることなんですよ。

 だから逆にそれは非常に切りくずされようとするから、この坂を上がった国会議事堂、そして坂上がらないでこっちに行くと霞ヶ関の官庁街、そこに膨大な中国の工作が行われてるっていうのは、僕は今これから終わったら戻っていく議員会館も、チャイナの工作がどんどん入ってくるわけですよ。

 だから僕は政治献金1円も受け取らないんですよ。
 もし皆さんだったら善意だから受け取るってことにしたら、皆さんのところにも食い込んできて、結局ふた開けたらチャイナの金だったと、青山は中国共産党からお金を5000円もらってたと。
 5000円で十分、失脚しますよ。

 だから在韓米軍の撤退っていうと話がおかしくなるんだけど、このニュースにあるように縮小ですから。
 要するに、米中関係の在り方によっては、北に特化してるような部分はいらないんじゃないかと。
 
 これも皆さん改めてネットを通じてもう一度自分でも調べ頂きたいんですが、在韓米軍と在日米軍、考えると、なんとなくこう僕ら日本国民の頭だと、在韓米軍はすごく大きくて、朝鮮戦争は休戦中なんだから、もうガンガンな軍隊で、日本はそこそこだろうと思ってるでしょ。
 全然違いますよね。
 本当は在日米軍がアジアの米軍の全くの主力であって、そもそも朝鮮戦争の無残な経験からアメリカ軍はずっと、今、特にそうだけど、前から韓国を信用してない。

 でも硫黄島の戦い、沖縄戦を含めた、あるいは終戦処理の見事な手際、陛下が一言おっしゃっただけで鎮まるってことも含めて、アメリカは日本をすごく尊重し、だけど同時に警戒し、すごくこう評価し、だけど警戒し、という日米関係ですから。
 だから圧倒的な主力は在日米軍であって、なかんずく、ここからすぐに皆さんももし行ける方いらっしゃったですね、このまま新橋から東海道線を使って横須賀に行っていただいた方がいいですよ。
 あそこにいる第七艦隊が世界中の米軍の中心なんですから。
 ハワイ・真珠湾の司令部も結局、第七艦隊が一番大事なんです。
 だから在日米軍の方が圧倒的に信用できるし、それから実力も段違いに強いので。

 したがって、中国との長い長い対峙を考えると、クレディビリティつまり信頼感がすごく高い日本、しかも歴史的にもほとんど動揺しない国でしょ日本は。
 朝鮮半島か中国大陸とかロシアとかもう無茶苦茶にひっくり返るじゃないですか。
 日本はそれほとんどないわけですから。

(中略。アメリカが直接攻撃された9・11同時多発テロと、陰謀論の話など)

 9・11でアメリカも襲われるんだと分かってから、実は基本的に米軍を内側に退こうとしてる。
 トランプさんのはるか、オバマさん以前の問題です。
 これを米軍の世界再編って難しい言葉で学者は言うわけです。
 難しくない。
 今までは外に全部出してたわけ。
 一番強いのに限って外に出してた、第七艦隊みたいに。
 それをこう内側に戻していこうと。

 内側に戻していく時に、空白ができるでしょ。
 たとえば北東アジア、それ韓国に任せるんですか。
 任せるわけがないでしょう。
 じゃあチャイナに任せるの?独裁主義の。
 じゃあどこですか。
 ここしかない、ジパングしかない。

 ここしかないから、トランプ大統領は安倍さんの親友でもあるから、あれだけ信用できる人間が総理やってるんだから、頼りにならない韓国よりも、こう日本に頼って、日本で守ればいいじゃないかと。
 これは日本にとったら防衛線が下がってくることだから、ああそうですね、信用してくれてありがとう、というわけにいかないんですよ。
 ちょっと待てよあんたっていう話をしなきゃいけないと。

 憲法を変えて対等にその話をしなきゃいけないっていうのが、この話(在韓米軍の縮小検討)の大事なところで、こんなこと言うなんてトランプさん馬鹿じゃないかとかいう風に、日本でもうずっとオールドメディアだけじゃなくて「よるバズ」のようなネットメディアでもそれ言ってるから、若い人に変なこと教えないで下さいよ、ほんとに。


(3)刺激すれば対話白紙に 北朝鮮が米国をけん制
(4)圧力維持の日本非難 北朝鮮メディア

(ざっくりまとめ)

【北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞はきのう(6日)の論評で、日本が北朝鮮への圧力維持を掲げながら、米国や韓国を通じ日朝対話を模索していると非難しました。労働新聞はこの中で日本に対し、「悪い癖を捨てない限り、1億年たってもわれわれの神聖な地を踏むことはできない」と主張しました(読み上げた居島一平さん苦笑)】

 労働新聞の原稿を書いてる人って、僕やっぱ会ってみたいな(一同笑)。
 
 これは2つ並んで♪キンコンカンコン♪キンコンカンコン♪
 今週のなんちゃってニュースです。
 これ全くどうでもいい。

 これ場所選定がトランプさんの思う通りに今のところなってないみたいだけど、まあでも板門店とシンガポールに絞られてきたんだったら、米朝会談できるだろうと。
 そしたら値段釣り上げなきゃと。
 特に日本はあの憲法、やっぱり憲法改正はなかなかできませんね、日本なんか全然大丈夫だけれども念を押しとかなきゃ、で、やってるだけだから。

 ま、これをもって日本の国内の動きを僕達はよく見るべきってニュースにすぎない。
 北朝鮮が何を言おうと、ほとんど関係ないです。
 が、その上で安倍総理はどういうことを考えてるかというと…(次のニュースへ)。


(5)北朝鮮核・拉致解決協力 日中首脳が初電話会談

(ざっくりまとめ)

 まず中国の国家主席は、毛沢東さんなんかも含めて、電話してるってイメージあんまりないでしょ?
 実際に電話を頻繁にかけてるかかけてないのかってのは、アメリカと違って、チャイナにも僕はルートありますが、なかなかよく分からないんですけど、どうも電話あまりしないみたいです。
 僕の把握できた限りですよ。

 皇帝陛下が電話なんか軽々になさらない、というのがまずあるんですよ。
 もうひとつは、電話は盗聴される。

 したがって今回の日中首脳会談が物語るひとつは、拉致事件の解決で、アメリカにはずっと協力要請したけどチャイナにあんまりないよねと。
 これは評価はどこまでしていいかどうか僕まだ考え中なんですが、さっき言いました、実は北朝鮮はチャイナの影響力が強くて親子みたいな関係だと。
 だから拉致被害者の、また例によって一部であろうと懸念されるんですが、北朝鮮が解放あるいは帰国を検討してることはほぼ間違いがないんで、このタイミングにその親から言ってもらうと。

 わが国会のリーダーの一人の玉木さんて方が、親に言われたんで国会審議に戻ると、思わず本音をおっしゃって(笑)、だから玉木さんって決して悪い人じゃないと思うんだけど、よく言いますね(笑)。
 最近中学生でも親に言われたんで学校に戻ってきましたって言わないでしょ(笑)。

 それぐらい親子の関係って濃密なもんだから、やっぱりここは拉致被害者の救出が、懸念も含めてね、また一部だけ返そうとしてるんじゃないかってことも含めて、でも、ついに2002年9月17日からか数えると16年ぶりに動きが出るっていうタイミングに、日中関係よくないからと、あるいは尖閣の問題があるからといってチャイナに協力要請しないってわけにいかないなっていうのが、安倍総理の決断なんですよ。
 で、その時にもうちょっと普通に話し合える指導者になってもらいたいから、電話にするということなんです、これは。
 それにチャイナも応じたわけでね。

 で、チャイナとしては今、一帯一路構想っていって、東側に出ようとすると米軍がいるんで、西側にもいるんだけど、西の方がまだ弱いだから。
 ところがヨーロッパっていうのは、指導者が皇帝になっちゃいけないっていう観念はすごく強いわけです。

 僕は一帯一路に反対なので、ヨーロッパの知り合いに、軽々に受け入れるなと。
 ギリシャが中国海軍の軍港にされてしまうぞと。
 ヨーロッパの人たちが反論するのは、我々はチャイナを変えることはできると。
 僕はできないって言ってるわけです。できませんと。
 あんた方と違って我々は4000年間、チャイナと付き合ってきたんだと。

 そう言ったらヨーロッパ人ってやっぱりすごくて、いかに使者が行き来してたかっていう話から、シルクロードの意味もアジア的じゃなくてヨーロッパから見たら、逆なんだという話をするんですが。
 しかもひどい人になると、これ現実にイギリスの外交官で、アヘン戦争を自慢する人もいるわけですよ。

(居島一平:ほぉーー。面白いですね)

 僕はアヘン戦争については、断固チャイナ支持だと。

(居島一平:全然罪の意識とかないんですか?)

 ないない。ないよそんなもん。
 だから日章旗が血で汚れてるって人が日本にけっこういるけど、びっくりするのはイギリスの国旗って、あの美しい国旗が…。

(居島一平:血まみれですね)

 したたってる。アメリカだけじゃなくて。

(居島一平:でも自慢っていうのはすごいですね。さすがに。ちょっと開いた口が…)

 後悔することはないのかと言ったら、香港は手放すべきじゃなかったなと。

(居島一平:(大爆笑))

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 これシリアスなんですよ。
 香港は実際苦しんではいるんですよ、だけどやっぱり手放すべきじゃなかったなと。
 これイギリスだけじゃなくて、他のヨーロッパ諸国も言いますよ。

 だから何て言うのかな、アメリカとか日本とか中国だけで例えば今の北朝鮮の問題だけを考えてもダメで、北朝鮮っていうのはさっき中東の商売の話しましたけど、東欧諸国、ポーランドとかチェコとかスロバキアとかブルガリア…、特にポーランドだけど、たくさん密接な関係持ってるんで。
 だから今、突然、小野寺防衛大臣がエストニアに行って、サイバーで協力する云々やってるでしょ。
 それ大事なんですよね、ほんとはね。

 だから使えるものは使うっていう考え方で、拉致事件をひとつの手がかりにして中国の圧力、アメリカから北朝鮮に下ろす圧力と全く質も量も違う、全然違います。
 質も量もはるかにチャイナの方が大きいので。

 チャイナは拉致事件に協力姿勢をこれ事実上初めて見せつつあるんだけど、当然、その代わりを求めようとしてくるんですよ。
 これが大きなリスクで、だから僕は今、安倍政権が日中関係良くするってことにかなり前のめりなことに、慎重な姿勢をいつも自由民主党の外交部会などで申し上げてるわけです。


(6)習氏が来年国賓来日案 安倍首相は年内訪中調整

 9日に日中韓の首脳会談が東京で開かれます。
 中国の李克強首相がお出でになって、韓国の文在寅大統領も含めて、安倍総理と3人で北朝鮮問題についても話し合うんですけれども、実は李克強首相とどんなに話しても、習近平さんと話さないとほとんど意味がないんです。
 特に李克強首相の立場は弱くなってるので。
 日中首脳会談もやりますが、習近平さん来日の準備になっていく。

 その時に拉致事件を含め日本が中国の圧力を活用するってことは正しいけれども、チャイナは例えば尖閣諸島について武装船がずっと入ってきてるのも、突然意外な提案してくる恐れはあります。
 日本はいかなる提案にも応じることはできません。
 そもそも領土問題は存在してません、尖閣諸島には。
 でもとにかく領土問題にするために硬軟合わせて来るんですよ。

 だから僕のブログによく書き込みいただくのは、中国は依然として尖閣諸島を狙ってる中でなぜ安倍総理は中国に接近するんだと。
 その通りなんですが、必ずチャイナは硬軟両方で来るんで、こちらも硬軟両方で受けて巧みに戦うしかないんです。

 そのためにもう一度言いますが、憲法9条がこのままでいると、実際は外交力ってのはもう予め失われた状態でやってるわけであって、外務省を悪者にしたりしても意味がないんですよ。
 日教組を悪者にしてもほとんど意味がないのと同じようにですね、日本全体のことを私たちは取り込んで行くべきで、そういう意味では何という面白い国に生きてるのかってことですよ。
 2700年近い国を自分の手で新しく作り直すんですからね。
 しかも伝統に則って。


(★)トラ撮り! コーナー

(このコーナー全体ざっくりまとめ)

★近畿大学での特別講義

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 社会人の方が席を埋めてしまって学生が入れないのではと思ったが、学生多かった。


★テキサスの太平洋戦争国立博物館

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 太平洋戦争国立博物館のコンバットゾーンで、戦闘が再現されている。
 ボランティアの人たちが演じて、中高生に見せている。
 本館の展示に間違った物があり、外務省の人が政治家にも頼んで言ってもらったが、何度言っても修正してくれないと。
 去年、僕がカバノ館長に言って、書き換えてくれた。
 リニューアルした時も、僕の考えを入れてくれた。

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 「Japan&China」の展示で、琉球処分について「日本は中国から沖縄を奪った(seize)」と書いてあった。
 僕は1年前に、沖縄が中国の一部だった歴史はありませんから、日本が奪うのは不可能だとカバノ館長に言った。
 そしたら「from China」を削除しただけで、どこからかは知らないが「奪った(seize)」という表現はそのまま。
 これは「併合」という意味ですと、こないだ(3月)館長が議員会館に来られた時に言った。
 そしたら書き換えますと言われて、僕がこのゴールデンウィークに現地に行くまでには間に合わないだろうと思ったら、展示を全部書き換えてくれていた。

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 日本語に訳すと、「琉球の人々は、日本とも中国とも歴史的にずっと貿易をしていた。1879年に日本は琉球を併合して、沖縄県をつくった。結果として、450年にわたった琉球王国の終焉をもたらした」と。
 日本側に偏った内容にしてくれと言ったのではなくて、公平な事実に基づいて書いて下さいってことだから、中国共産党はこのあと必ず反撃してくるだろう。
 が、真珠湾の記念館と違って(2015/3/18「アンカー」を参照)、この博物館は「ベテランズ(退役軍人)」が寄付をたくさんしていて、中国の寄付が入る余地がないので。
 僕1人が動くのは限界があるので、日本も財政的に寄付という形でこうした記念館を支えないと。

※テキサスの博物館の展示変更の経緯は、2017/5/8放送分2018/1/8放送分2018/3/26放送分を参照。

※中略<(_ _)>
 NSCのトップに近い人、日本の国会議員と会わない人だが、いろんなルートの推薦で面会できた。
 国務省で日本部長(韓国系米国人女性)と面会。
 サンフランシスコ市長選は中国系が9分裂(青山さんのブログを参照)。
 真珠湾の太平洋艦隊司令部で、ハリス司令官(次期駐韓大使)や、自衛隊の連絡将校や防衛省のキャリア官僚(ひがしゆりさん)と面会。


★自民津モータースポーツ議連の総会

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 小林可夢偉選手も来てくれた。
 「虎ノ門ニュース月曜日」を見ているという!


(7)拉致解決へ日米連携確認 加藤氏が米高官と会談

 僕が会ったNSCの人は、加藤大臣が会ったポティンガーさんとは違う人。
 僕の申し上げた拉致被害者の救出について、日本は全員救出を確認しなきゃいけないっていう重い課題を逆に今、背負ってると、いうことをちゃんと、NSC全体で共有するとおっしゃってたので。
 加藤大臣や家族の努力に比べると、僕は全く努力してないのと同じですが、多少意義はあったのかもしれないと思ってます。
 もうご家族が、横田めぐみさんでいうと弟さんの世代に残念ながらならざるをえなくて、アメリカに行かれて努力されたってこともニュースでご存知ですよね。
 僕がNSCとどうしても会いたかったのは、そういうことで響き合わせるためでもあったんです。


(8)柳瀬氏招致 週後半にも きょう国会正常化へ協議

 実は本当は連休前に柳瀬さんが国会に出てきて証言されるはずだった。
 いったん野党が合意してたので、僕は「月刊Hanada」に、今号が書店に並ぶ頃にはもう柳瀬さんの証言は終わってるはずだと書いて、中身も書いた。
 違うかもしれないが、その時点で僕が把握したのは、柳瀬総理補佐官(当時)は、総理官邸で、加計学園の事務局長とお会いになった。
 総理は(そのことを)知りません。
 その時に、実際には今治市の課長さんと課長補佐も来てたそうですが、現実に柳瀬さんはそれを知らなかった。
 事務局長が目の前にいて陳情を受けてて、後ろに並んでて下向いてメモを取ってたのが、今治市の課長と課長補佐。
 後ろにいてメモを取ってる人は知らない。
 後ろにいる人全員に、あなた誰ですか?と聞いて、しかもそれを記憶してるってことは100%ないので。

 だから柳瀬さん、最初からそう言えばいいんですよ。
 首相案件というのも国家戦略特区のことだから、逃げも隠れもする必要なくて、最初からやればいい。
 だからそこは明らかに安倍政権はハンドリングがおかしい。
 でも事実はそうで、こんなもん全然、国会止める理由にも何もならないんですよ。
 だから冤罪だとずっと言ってる。
 加計学園問題ってのはないと、僕ずっと言ってる通りです。


(9)総裁選対応 判断は閉会後 岸田氏

(ざっくりまとめ)

 僕がいる参議院は、吉田博美幹事長のもと、これもう吉田幹事長が公の場、議員総会ではっきりおっしゃったので、僕、言いますが、「参議院議員は全員、安倍総理公認のもとで選挙戦ってここに来てて、それを忘れちゃダメだ」と言われたんで、これは参議院は決まりですよ。
 吉田博美幹事長は参議院を指揮するだけじゃなくて、竹下派の、事実上の参議院側の絶対的なリーダー。
 竹下派の動向はこれで事実上決まり。
 岸田さんは安倍総理に、私出ると言ったりしたのに、閉会後にとかまた話が戻ってるのは、その動きが伝わってきてるから。


(10)自衛官派遣 米反発で頓挫 沖縄ヘリ不時着の安全策

 これはアメリカ軍けしからん。
 当然派遣を受け入れるべき。
 アメリカ軍の言い分はもちろん僕は聞いてて。
 まず事故は起こしてない、事故が起きる前にアラームが出て、犠牲を出さずに終わってると。
 海に墜落した云々も、無事に不時着して、その後、波に洗われて壊れた機体を、降りた時に壊れたと報道されてて、それ日本政府は訂正もしないと。
 そういうもとで自衛隊の派遣を受け入れたりすると、アメリカは事故を起こしてないのに起こしたように言われるから、だから受け入れないと、僕には言ってるんですよ。
 じゃあそれを公の場で言って下さいよ。
 これ誰が見ても、米軍が偉そうにして、日本に駐留してるのに、わが自衛隊の協力を受け入れないことにしか見えないから。
 日本の防衛省というより官邸の姿勢が弱すぎる。


(11)米「次の段階」決定へ 貿易で対中圧力強化か
(12)ゆすり防止 トランプ大統領が口止め料認める
(13)中国がレーザー照射とアメリカ抗議 ジブチで
(14)ロシア野党指導者を釈放 拘束者1600人
(15)米ハワイ島 長期化か 数カ月続くと専門家
(16)深海1万メートルにプラごみ汚染 生態系懸念

(以上省略)




 ____________________________内容紹介ここまで


 オープニングの「北朝鮮が降りてきたのは、あくまで制裁が効いたからで軍事圧力は関係ないっていう人が、ついこないだまで政治家やってて、今は落選なさってる人だけど」は、塩村文夏さんだと思われます。

 また、(1)の「『よるバズ』で、アメリカ経験の長い女性の方が、この方は非常にまともな人だと思いますけど、オバマさんがもらったから(トランプさんはノーベル平和賞は)いらないんじゃないですかという」、これはREINAさんだと思われます。

 5月5日の「よるバズ」をご覧になった方は、ピンと来られたと思います。
 ネットに動画がまだあるかもしれませんので、気になる方は探してみて下さい。

 さて今回、後半(トラ撮り以降)は、久々にバタバタでした。
 残り11分間しかなく、特に(11)から(16)までは、正味3分!

 強行軍でお疲れなのはもちろん理解した上で…
 「青山さん、ペース配分〜!」って、画面に向かって久しぶりに髭男爵のギャグを言ってしまったわ(^_^;

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【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】
https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/


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★青山繁晴さんの著書
 購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)


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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし




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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
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