<< 竹島プロジェクト2018(2月22日は平昌オリンピック期間中) | main | 安倍さん平昌行かなくていいです…Tweetまとめ18.01.01〜01.15 >>

海自の黄海監視は対中・対北で非常に有効&憲法改正国民投票は早ければ年内…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

「人気blogRanking」クリックお願いします→人気blogランキングへ
ご面倒でなければ「にほんブログ村」もお願いします→にほんブログ村 政治ブログへ


1801samuraiJ.jpg
2月22日は竹島の日。今年は韓国による不法占拠から65年目。
ブログやSNSをされている皆様、「竹島プロジェクト」にご協力を。
参加表明くださった方は記事内にリンクを貼らせていただきます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■1/15放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

180115-00title.jpg

 本日は珍しく「青スポ」から始まりました。
 それもけっこう時間を取って。
 最後の方の項目は時間が足りなくなって超駆け足に…(予想どおり(^_^;)。
 
※元動画はこちら(1月16日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※書き起こしはあくまで要旨です。完全起こしではありません。



 内容紹介ここから____________________________

(1)稀勢の里が黒星 白鵬・鶴竜は白星スタート
(2)高梨が今季初の2位 W杯ジャンプ女子

(以上省略)


(3)政府 中国潜水艦と確認 尖閣航行後に国旗掲揚

 ニュースはこれ1個だけど考えるべき点はたくさんあって、それは個人ブログにいただいてる皆さんの書き込みからいくつもの視点が窺えるので。
 逆にやっぱり安全保障に対する私たち日本国民の意識が、たとえば安倍総理が再登板する前、2012年からの5年間と比べると全然変わってきた、高まってきたというのは、すごくネガティブなニュースのように見えて、やっぱり国民がこういうことにきちんと関心持っていただけるようになってきたというのは、すごい前進だと僕は思います。

 実は中国の軍事力が、陸海空のうちに、海にとにかく特化して、人も予算もつぎ込んでて、海の中でも潜水艦と空母にのめり込んでるというのがまずあって。
 したがって潜水艦の行動も、これ初めてと言われるが、似たような行動はずっと相次いでるので、飛び上がって、中国が新しいことやったってことではない。

 それからもう一つは、今回接続水域ですよね、領海と排他的経済水域の間にある接続水域ですが、実は領海も含めて、外国の軍艦といえども、一定の条件の下では行動する権利があるから。
 よく僕の所に来る書き込みの中で、領海に来たやつは全部撃沈すべきだとか、接続水域まで来たやつは撃沈すべきだとかいうご意見をよくいただくんですが、それはやっぱり誤解に基づいてて。

 それに似た行動をもし日本がやったとしたら、世界の笑いものになって、日本は中韓北と違ってルールを守る国で世界に鳴り響いてますから、外交上のアドバンテージ、有利な点を自ら失うことになるから、そこはちょっと皆さん改めてネットという便利なものがあるから、領海、接続水域、排他的経済水域それぞれについての外国側の権利については、もう一度よく整理をしていただきたいと。

 以上2点を踏まえたうえで、わざわざ日本側を刺激するためにやってるのは事実。

 で、ニュースの最後の方に、いま日中改善の気運があるのになぜ?みたいなことがあるんですけど、これ本当は話が逆ですよね。
 日本のメディアって必ずこう報じるんですけど、中国みたいな独裁国家で、右手で握手しようとしたら必ず左手で白鵬じゃないけど左手で張るっていうのは、それは役割分担なので。

 だから軍が暴走するって言う評論家も時々いらっしゃるが、違います。
 これは習近平さんの指示に基づいてやってるんですよ。

180115-01EEZ.jpg

 いま(図が)出ましたが、公海上だけ外国の船舶は航行できると思ってる人が案外多いんですけど、それ違いますからね。

 話を戻すと、だから日本が予想外で慌てふためいたって事実はありません。
 南北対話は全く予想どおりでしたけれども、半島情勢が緊迫し、さらにその中で北朝鮮がいろんな罠を仕掛けてくるような国際情勢になると、必ずこうやって出てくるだろうというのは、実は海上自衛隊の上の方も、小野寺防衛大臣も安倍総理も予測してたことであって、不意を突かれて慌てふためいたっていう事案では全くありません。

 そのうえで中国側の狙いというのは、中国に比較的、あくまで比較的にすぎませんが、比較的厳しい安倍政権が、中国と握手しようとしてる時に白鵬のように張っておくと。
 そういう面だけではなくて、現実の問題として、次のニュースと関係あるわけです。


(4)北朝鮮密輸 海自が監視 制裁逃れ阻止に初関与

 僕がこの番組に参加している目的のひとつは、メディアリテラシー、メディアを皆さんに上手く活用していただくこと。
 この記事の最後は、ほとんど「赤旗」ですよね。

 「北朝鮮対応をめぐって日本とアメリカの一体化が進んでいる実態が鮮明になりました」
 悪いことしてるんかい?(笑)
 ええ加減にせえよ、君らっていう(笑)

 だからこれは客観報道じゃなくて、党派色が非常にはっきり出た、日本共産党の…、「赤旗」は日本共産党の機関紙ですから党派色あるのは当たり前で、読んでる人もそれを前提に読むので。
 共同通信のニュースは、朝日新聞はもちろんのこと読売新聞よりもはるかに部数が多い、全国の地方紙に一斉に載るわけですから、本当にこういう○○○○なこと書いてもらっちゃ困るんですよ。

 そうじゃなくて、日米同盟が緊密であるというのは、明らかに北東アジアの安定に寄与してるので、アメリカの言いなりになってるって話じゃ全くないし、これはむしろ自衛隊が発足以来長い時間を経て、ようやく日本の国益のために動けるようになってきたっていう話なんですよ。

 国益の中で一番大事なことのひとつは、拉致被害者の救出なんですよ。
 自国民を救出できないというのは、国家じゃありませんから。

 日本が国家になるためには、安保法制も実はなんちゃって安保法制で、今までこの番組で指摘してきたとおり3条件が盛り込まれている。
 拉致被害者を救出する時に、自衛隊は、北朝鮮にどうしてもらわなきゃいけないか。
 朝鮮人民軍と連携しなきゃいけない、なおかつ一切戦闘行為に巻き込まれちゃいけない、それでどうやって救出するんだと。
 というのが安保法制なんですよ。

 その程度の法律しかできてないけれども、しかしそれでも自国民の救出がいちおう出てきた以上は、北朝鮮と日本の関係において、拉致被害者の救出をどうするかっていうのは、もう一番の国益のひとつなんですよ。
 したがって、北朝鮮の密輸を阻止することを他人任せにするんじゃなくて、自衛隊が朝鮮半島の西側の黄海まで初めて出て行ったことが、非常に重要なんですよ。

 だからこれ、前に言ったとおり共同通信の記事は逆三角じゃなきゃいけない。

180115-02sankaku.jpg

 地方紙にこうやって配信するので、ここ(一番上)に大事なことは全部盛り込まれていて、たとえば地元で大きなニュースがあったら、上半分ぐらいしか使えないでしょ。
 だから上に大事なものがなきゃいけない。
 ここに「黄海」っていうのは絶対ないといけないんですよ。

 それが後の方に出てくること自体も、僕はちょっとミスというよりは意図的なものも感じるんですけど。

 海上自衛隊の行動っていうのはだから今までこういうふう(地図の日本海側=北海道から、東シナ海=尖閣諸島までをペンでなぞる)だった。
 ここ(黄海)は全く行ってないんですよ。
 ゼロです。

180115-03map.jpg

 自衛隊は1954年7月1日にできてるわけですから、もう半世紀どころじゃない。
 その間、一度も行ってないんですよ。

(居島一平:もう一息で中国…)

 そのとおりです。
 これ中国にとっては、え?!え?!え?!という、ありえへんという話なんですよ。

 自衛隊の行動範囲っていうのは、だからこういうふうに(日本列島と沖縄県の海をペンでなぞる)もう完全に限定されてたんですよ。
 それがついにここ(黄海)に入ったんですよ。
 それも世界トップクラスのほんとは海軍力を持ってる海上自衛隊がここに来たっていうのは、そらどえらい事だぎゃという。

 これは北朝鮮にとっても中国にとっても非常に有効なプレッシャー。
 戦争を起こすんじゃなくて、戦争を起こさない抑止力にもなりますし、場合によっては、北朝鮮が追い詰められた場合は、拉致被害者を返すというカードを切らなきゃいけないかなと思わせるきっかけにもなり得る、重要な判断なんですよ。
 これ安倍内閣は踏み切ったわけですよ。
 だからそれは当然、国民の中で議論しなきゃいけない。

 僕は断固支持してて。
 安倍さんと意見の食い違いは年々増えるけれども、これはよくやりましたよ。
 やった以上は続けなきゃいけない。

 しかしこれはチャイナにとっては大変なことなので。
 したがって、もし海上自衛隊が活動範囲を広げるんだったら、こっち(中国)は空母の増強は全然間に合わないし。
 今ある「遼寧」っていう空母は、なんちゃって空母そのもので、あれは海上自衛隊、まさしく潜水艦隊の、間違いなく標的になってしまうから。
 全く通用しません。
 これは断言します。
 「遼寧」は通用しない、わが海上自衛隊、航空自衛隊には。
 
 したがって中国がやることは、潜水艦しかないんです。
 ほんとはそれだけの話なんです。
 米軍の見立ても同じ。
 日米の一体化が進んでるって話じゃなくて、はぁー、自衛隊ってこういうことやるんだっていうふうに、アメリカも見直すっていうところがあるんですよね。

180115-04sensuikan.jpg
[東シナ海公海上で中国国旗を掲げて航行する潜水艦=1月12日午後(防衛省提供)。産経フォトより]

 だからその中国の潜水艦の動きがいいってわけじゃないんですよ?
 でもたとえばね、この中国の潜水艦はわざわざ公海上に出てから、浮上して、五星紅旗を掲げたんですよね。
 あえて言うと、あれを指し示してるものは、舐めた姿勢を見せようとしたわけですよ。
 これ人間がやることは同じだから、軍事とか安全保障と言っても。

 舐めてるとこ見せるというのもあるけど、あえて言うと、憲法も指してる。
 国です、これは国ですよと。
 日本国憲法第9条の最後の1行に、「国の交戦権は、これを認めない」と書いてあるから。

 これを、僕が信頼してる、ある保守派の学者さんでも、これ戦う権利を否定してるんじゃなくて、交戦になった時の、国際上の権利を日本は持ってるとは言えないって話をする人もいるんですよ。
 そんなややこしいことを言っても無駄で、普通に読んだら、相手が国だったら戦うなってことですよ。
 でも私たち日本国民よりも、チャイナや北朝鮮や韓国の方がよっぽど意味を知ってるわけですよ。
 だから「国の交戦権は、これを認めない」というのがあるのに、我々の邪魔をするのか、するなよという意味があるわけですよね。

 それを防衛省が、潜ってる時には、中国の潜水艦って公表しなかったじゃないですか。
 で、これは新聞報道もされてますけど、我が方は能力を見せたくないんですよ。
 これは中国のスクリューの音とか、場合によっては水切り音の識別もできます。
 だからこれは中国の何級で、どういう方向に向かってるかも全部、海上自衛隊の哨戒部隊は全部把握してて、やろうと思ったらほとんど全部撃沈できますから。
 潜水艦も撃沈できます。
 日本の海上自衛隊の実力っていうのは実はそうなんですよ。

 だからバレバレだけどいちおうそれは伏せといて、そしたら浮上したら国旗を掲げたから、こういふうにやりましたってことは積極的に、小野寺防衛大臣の意思もあって、あるいは河野克俊統合幕僚長の意思があり、そして安倍総理の意思があって、全部公表するってことになってるわけですよ。
 だから僕のブログへの書き込みでは、けしからん、何してるんだ、早く撃沈しろって声も大きいけど。

 もうひとつ付け加えると、前から言ってるとおり、中国はとにかく尖閣諸島で紛争を起こしたいんです。
 特に中国海軍と海上自衛隊の激突になると、実は1960年代の終わりまで中国は尖閣は日本領と判断してて、人民日報にもそれが出ていたというような過去の経緯はあれども、今とにかく軍事力が対峙する、一触即発の紛争になったから、云々かんぬん、じゃあ喧嘩両成敗と。

 で、中国は沖縄本島までほしいと言ってて、県知事は日本政府よりも、つまり安倍総理には頭下げないけど、中国に行ったら最敬礼して、そして飛行機を入れてもらって大量の観光客を入れて、沖縄の経済を自立できないように、中国に依存するように、翁長雄志(たけし)知事は実にそれやってるわけですから。

 それを中国が表に出して、じゃあ沖縄本島はしばらく諦める代わりに、尖閣諸島と石垣市、尖閣諸島は石垣市ですから、石垣市からこっちは全部こっち(中国)のものだと。
 両成敗になるってことを中国は待ってるから。
 だから痺れ切らして潜水艦を出したり、そのうち、下手すると、なんちゃって空母までやって来て…。

 残念ながら中国のスパイ活動によって、どうもアメリカ軍の、アメリカ海軍空母の電磁式カタパルトの技術がすでに盗まれたようです。
 だから国産空母、「遼寧」はソ連時代にウクライナが建造したやつを買ってきたから国産ではないが、2隻めではないかもしれないが、少なくとも3隻めは電磁式カタパルトでやろうとしてるわけですよ。
 だから我が方は「いずも」という事実上のヘリ空母に、F35Bという垂直に上り下りできる戦闘機を載せようかという話になってるわけですね。

 これは安全保障上の脅威で言うと、北朝鮮の脅威は短期かもしれない、断言はできませんが。
 アメリカが裏合意したら核保有国になって、大変な長期の脅威になりますが、中国はすでに脅威ですから。
 僕は外務省詰めの記者だった時に、当時確認できたことのひとつが、今は分からないですが、河野洋平外務大臣の頃からペルー事件が起きた頃の中国は、日本の人口30万以上の都市は全部、核ミサイルがターゲットにしてると。
 30万以上だから、非常に多い。東京、大阪だけでなく。


(5)地上配備型イージスを巡航ミサイル迎撃に活用 防衛相

 結論から言うと、まず小野寺防衛大臣はよくおっしゃった、きちんと。

 今回は共同通信の記事はマシ。
 「中国への抑止力を念頭に置いているとみられます」と。
 まともですよね。

 朝日新聞はブワッともちろん大きな取り上げ方してて、けしからーん!と。
 「今後論議を呼ぶとみられます」。
 出たー!
 お前が論議、勝手にしてるだけだろと。
 自分が犯人なのに、これから犯行増えるみたいなこと言うなって(笑)。
 いつもそうじゃないですか。
 慰安婦問題だろうが何だろうが、常に自分がおかしなことを作っていくのに、「論議を呼ぶとみられます」という趣旨で書いてある。

 これは論議は呼んでも全然かまいません。
 というか、こういう防衛装備は、当然、保っていかないと困っちゃうじゃないですか。
 これたとえば北朝鮮が崩壊したら、ああ、もう要りませんと言って、そのへんにポイッと捨てるんですか?
 んなアホな。

 これからイージス・アショアのための要員も養成し、地元の協力も得て、地元の経済にも貢献し、そうやって日本は、他国を侵略することは絶対しないけれども、弾道ミサイルであれ巡航ミサイルであれ備えが非常に足りなかったのが日本で、この頃、北朝鮮の影響で弾道、弾道と言ってると、巡航ミサイルの方が手薄になってしまうから、イージス・アショアは北朝鮮がいま脅威を高めてる弾道ミサイルだけじゃなくて、前からある中国の巡航ミサイルにも使えるようにしますって。
 当たり前じゃないですか。

 しかもこのイージス・アショアで中国を侵略することはできませんから。
 これが北京の攻撃にも使えると言ったら大変ですよ?
 でも、それでも世界では言ってるわけですよ。
 お互いにこうしないと(お互いの国に届くミサイルを持ち合う状態)。
 お互いにこうなるから、じゃあこれやめましょうとなるので。
 一方的だと日本がブラックホールのように危機を吸収してしまうという現実が、いま現にある。
 拉致事件もそのひとつだから。

 さっき言った、日本の30万以上の都市に中国が核ミサイルの照準合わせてるんだったら、本来、日本も核武装し、中国の30万以上の都市には全部照準合わせますよと言うのが、本来は抑止力の考え方なんですよ。
 でも日本はそれがなぜか、戦争に負けたのは日本だけじゃないのに、日本だけがそれできないことになってて。
 ドイツには、多少あるけど、日本ほどあまり言われない。
 日本人だけがなぜそうなるかというと、私が悪かったと頭下げることを教育されてるわけですよね。
 話飛びますが、少子高齢化もGHQの占領政策のひとつだった。

 話を戻すと、これ(核ミサイルによる抑止力)でもいいが、ここまで一足飛びに行くんじゃなくて。
 憲法9条2項も簡単にできない(変えられない)から。
 せめて、北朝鮮の脅威がなくなったらイージス・アショアはもう使い物にならない、じゃなくて、中国という100年200年続いていく脅威に対して、日本はちゃんと備えますというまともな話をしてるわけですよ。

 それを「論議を呼ぶとみられる」っていうのは、僕は適当にこれ言ったんじゃないって分かっていただけるでしょ。
 これがけしからんというのは、よっぽど左に傾いてて、真っ赤っかな海に君はほっぺた当たってるよねぐらいじゃないと…。
 君は中国共産党機関紙の人民日報と友だちなのねと。
 友だちなんですよ、実際。
 長いこと接近し続けてるのが朝日新聞の実態ですから。

 だからこのイージス・アショアは当然、導入を検討した時に、チャイナのことは念頭に置いて、文民も自衛官も検討してるんで、それ検討してなかったら単に愚劣な○○○ってことになりますが、そんなことはありません。
 だからこの共同の記事は、ま、最近にしては珍しくまともなんですよ。


(6)米国防長官 今春訪中へ 対北朝鮮で習氏と会談

 国務長官のティラーソンさんじゃなくて、国防長官、日本で言う防衛大臣のマティスさんが行くというのがもちろんポイント。

180115-05mattis.jpg

 この記事に矛盾することが書いてあるわけですよね。
 平昌オリンピックが終わった、ほんとはパラリンピックも終わったあとに、再び緊迫化するので、平和的解決を願って行くんだという文章と、いや、戦争になった時にアメリカ軍と中国軍を、こう事前に調整しておくと、戦争準備なんだって、両方入ってるわけですけども。
 これもちょっと甘い言い方だが、まあまあ正しい。

 マティス国防長官は海兵隊出身で、僕は年末に太平洋艦隊司令部に行った時も議論になったが、海兵隊が一番慎重。
 日本の軍事評論家が何となく匂わせる、海兵隊は戦争が好きだみたいな…。
 僕の知ってる、特に海兵隊で上に行った人たちで戦争やりたがってる人には、一人も会ったことがない。
 みんな、とても慎重。
 それはたくさん、一番死ぬから。
 自分はたまたま生き残って…、幕末の日本みたいな意識ですよね。
 マティスさんはその中でも歴戦の勇士だからこそ、たくさんの無惨な戦友の死を見てきたから。

 マティスさんは一番慎重だったんですが、これ過去形で、今は必ずしもそうじゃない。
 これ僕の印象で、マティスさんに直接確認したんじゃなく、あくまで司令部の中の受け止めとして、議論してる中で浮かび上がってくるんですけど。
 1日北朝鮮を甘やかしたら、1日分危機が増大すると。
 ミサイル・核開発が進んでしまうと。
 オリンピックといっても同じだという考えは、同じ。

 真相は、何のために行くかというと、まず、3月18日にパラリンピックも終わります。
 その時にロシアの大統領選挙も終わります。
 その時に、直ちに米韓軍事演習を、文在寅大統領が四の五の言おうが、文在寅さんはすでに水面下で言ってる、できれば中止してくれと。
 北朝鮮は、中止しないと選手団を送らないと、また揺さぶりかけてるんですよ。
 送るのはモランボン楽団だけで選手団を出さないとか、あの手この手でいろいろ言ってるわけですよ。
 それで文在寅さんはもうずるするにベタ売りしてて、米韓軍事演習を延期じゃなくて、オリンピック・パラリンピックが終わったあとも中止だと言いたいというのを水面下で言ってきて、アメリカはそれをはね返してるわけです。

 前も言ったとおり、韓国をほとんど相手にしてないので、アメリカは。
 いまや韓国のスポンサーのひとつは中国、ねじれた話ですが。
 中韓が反日でものすごく連携してて、基本的にお金はチャイニーズマネー。
 作戦も立てて、だから中国系の市長だった、急死なさったが、サンフランシスコで、突然チャイナタウンのビルの屋上に、奇妙なでっちあげの慰安婦像が作られたわけですよね。
 だから本丸はチャイナ。日本から見てもアメリカから見ても。

 だからマティス国防長官は実際は習近平国家主席と会って、いわば、一国防長官ですけど、中国のトップに会って、米韓合同軍事演習は韓国の意思と関係なく、韓国を無理やり連れてでも、必ずフルスペックでやりますよと、いうことを言いに行って、まずそれ中国の反応を見る。
 で、中国はおそらくそれ反対するんですよ。
 中国は前から反対してるわけですよ。
 中国に言わせれば、チャイナがまあ言ってるのは、これ喧嘩両成敗だと言ってるわけですよ。
 核開発をどんどんやる北朝鮮も北朝鮮だが、米韓合同軍事演習をエスカレートさせて、北朝鮮を刺激してるのもアメリカのせいだと言ってるわけですよ。

 マティスさんはフルスペックでやると言うけど、習近平さんはおそらくそれは反対だと言って、ぶつかる形になる。
 発表がどうあろうとも。
 こういう外交場面での発表はほとんど信用できない、それはもう記者時代に僕は痛感してるんで。

 さっきのメディアリテラシーのカテゴリーで言うとね、日本の外務省詰めの記者って、たとえば日中、日米首脳会談をやると、外務省が発表したら、それだけで記事書くんですよ。
 当然、中国側がどう発表してるのか、アメリカ側がどう発表してるのか、必ず行かなきゃいけないじゃないですか。
 時効だから言ってもいいと思うけど、自分以外に見たことないです。
 外務省記者クラブの人間を一回も、ね。

 もちろん外交交渉で解決できたら、それに越したことはないというのは、マティス国防長官も、トランプ大統領も、米軍全体を含めて同じですけれども、しかし北朝鮮が核・ミサイルをあきらめない限りは、最後は力による解決を目指さざるを得ないってことも、おそらく言うんです。
 だからそれは少し、たぶん、日本の外務省は記者懇談で匂わしたから、この米中両軍の動きなどが議題になるっていうね、矛盾した話がすぽーんと入ってきてるわけですよね。
 
 したがってこの話は他のことにも関連して…(次のニュースへ)。


(7)南北対話中の軍事行動なし 米韓首脳電話会談

 これ字面どおり受け止めると、じゃあ北朝鮮がずるずる対話してたら、いつまでも米軍は行動することがなくて、その保障を大統領がしたんだから、要するに時間がどんどん稼げるから、だいたい核関連の技術者の一致した意見は、あと半年ぐらいでいちおう完成すると。
 すると半年ぐらい余裕で稼げるんじゃないですかと。
 これどうなってんだとみんな思う。

 まず、南北対話してる間は米軍は行動しませんとトランプ大統領が言ったというのは、韓国が言ってるだけなんですよ。
 アメリカ側は一切これ言ってません。
 但し、否定もしてませんよね。
 それで、直接的にこんな言葉は使ってないと、いうふうに僕は聞いてます。
 それを文在寅大統領が、まあ自分に都合良く受け止めたっていうことで。

 それで僕はそういう話をするアメリカ側に、じゃあ何できちんと否定しないんですかと言ったら、向こうは、あえて言うと、日本語で言うとですよ、「ムフフ」って感じなんですよ。
 どういうことかというと、ちょっとうがった見方と言われるかもしれませんが、現実の話として、去年5月、8月、11月と3回行きましたよね、太平洋軍司令部、真珠湾の。
 ずーっと共通してたのは、やる場合は、完全にサプライズだと。

 北朝鮮はいつ来るかとアメリカを常に警戒している。
 その脇の下をくすぐって、ちょっとぐらい緩めないといけないが、普通の手段では緩まない。
 それをサプライズするって、どんなに大変か。
 しかも一定の軍事的な動きはやっぱり見えるというか、全部見えないままって無理ですよ。
 多少は見えるし、それから大規模な家族の避難とかさせないにしても、一番危ない部分はやっぱり動かしていくんですよね。
 それちらちら見えてるのにサプライズするっていうのは…。

 これ大きく言えば、こちょこちょ(脇の下くすぐり)ですよ。
 南北対話中はアメリカ軍は動かないとトランプ大統領は言った、と、韓国側が言って、アメリカ側は肯定はせず、今夜のデザートは美味しいかなみたいな顔してると、さすがに北朝鮮もちょっとは緩むんじゃないかという、オペレーションがひとつなんですよ。
 それが「ムフフ」という反応。
 それで向こうは守秘義務満載、こっちもそうだけど、だからそれしか言えないわけです。
 それでよく分かるわけですよ。

 ちなみにこの番組の主要な部分はちゃんと訳して、そこの合衆国大使館も中心になってすごくウォッチしてますからね。

 でもその時にひとつ言っとかなきゃいけないのは、だから最後は必ず米軍が解決してくれるっていう話をしてるんじゃなくて、そういう話に行くんじゃなくて、ところが米朝裏合意があり得て、さっき言った、去年5月、8月、11月全てに共通してたもうひとつは、トランプさんがどう判断するかは、今までの大統領と違って、米軍は正直分かりませんと、どんな命令にも服するということしか言えないと。
 それは本音なんですよ。
 アメリカはほんとにシビリアンコントロールだから、最後の決定権は、ボタンを押すのはね。

 したがってトランプさんが決心したら、米朝裏合意になって…。
 北朝鮮ももう完成したと言ってるわけですよ。
 完成してないのに、完成したってことは、米軍が怖くてしょうがないわけ。
 完成したって言うのは、今やめてもいいと。
 アメリカのワシントンを亡きものにするのは、もうやめてもいいと。
 その代わり日本をやれるようなやつは持たしてねという、メッセージですから。

 そこにアメリカがすっと入ってしまうと、日本は取り残されて、新しい脅威になって、その場合は、12月にも太平洋艦隊司令部の方々にも僕は言いましたが、日本は核武装しますと。
 日本が核武装すると、日本は外交上はものすごくやりやすくなります。
 が、同時に、核拡散を必ず招く。
 しかも北朝鮮の技術はすでに売れるものです。
 すると間違いなく核武装すると言ってもいいのは、怒られるかもしれないけどブラジル。
 アジアで言うと可能性あるのはインドネシア、ベトナム、シンガポール、マレーシア、それから韓国はもちろんそうですし、値段によってはフィリピンも。

 そういう核兵器というのは小さな使えるものなので、核戦争が起きます。
 今までみたいに抑止力になった核兵器とガラッと変わる。
 戦争を引き起こす核兵器になる。
 すると早く持とうとする。
 持たない方は撃ち込まれる方だから、必ずなります。
 これもアメリカに言いました。
 艦隊司令部は何言ったか言えませんが、米軍が僕にいま一生懸命言ってるのは、そこだけは信用してくれと。
 俺たちは、裏合意には身体を張って反対すると。
 言ってるけど、最後は大統領の権限。

 だから、戦争になるという話は全くしてませんので、誤解なきよう。


(★)トラ撮り! コーナー

★東京ビッグサイトで独立講演会

180115-06bigsite.jpg

 「拉致被害者を救出するぞ!」
 「奪還」ではなくて「救出」という言葉に統一していきたいのは、現実に可能性が少しずつ生まれてきてるから。
 ゼロに近かった時よりもよくなってるので。
 横田めぐみさんらの受け入れも含めて「救出」。


★スキーブーツ(レクザム)
★トレーナーの中村くん
★アリゲーター・ソーセージ
★ニューオーリンズのレストラン(ジャズメン)
★福岡浩先生(メタンハイドレート)

(以上省略)


(8)おめでとう言えぬ 拉致被害者有本さん誕生日

 これ何でもないように見えて、有本明弘さん、お父さんの言葉ね。
 「日米で協力すれば今年こそは解決できる」と。

 有本明弘さんの話す言葉は、いわば昔の神戸の言葉。
 いまの神戸の若い人でもちょっと聞きづらいぐらいだから、明弘さんは顔は出るけど言葉はなかなか紹介されない。
 でもおっしゃってることは非常に正確な話をいつもされてて。
 神戸で独立講演会やると明弘さんとも話す機会があって、ほとんどの場合来てくださる。

 この意味は、これ明弘さんの考え方だが、要は北朝鮮は戦争を望むはずはないと。
 負けるに決まってるんだから。
 だから必ずアメリカとの話し合いに応じるっていうのが、明弘さんの信念。
 で、その時に、北朝鮮の数少ないカードの中に拉致被害者があるから、必ずチャンスがある、チャンスが出てきたはずだというのが明弘さんのお考え。

 それをここのアメリカ大使館に出かけて言われたり、安倍総理にも直接お話しになったり、そういう活動をされてる。
 横田めぐみさんが有名になってしまったこと自体、不幸なことなんですけれども、拉致被害者家族会の中に有本明弘さんっていう、一番の正確なリアリズムに基づいたお話をされてる方もいらっしゃるってことも、皆さんぜひこの機会にね、単に誕生日が来ましたね、かわいそうですねって話じゃなくて、ともに戦う立場として、是非それを理解していただきたい。


(9)通常国会22日招集を伝達 会期末は6月

 今回の通常国会というのは、国民が決心していただく国会です。
 これ間違いなく自由民主党と安倍総理は、いわば政府と自由民主党は一体になって、憲法改正に、今度は本当に動きます、いよいよ。

 それも、安倍さんもはっきり言って、いろいろ、迷いましたよね。
 たとえば憲法第96条の改正条項は厳しすぎるから、それ下げるのをやろうかとか。
 あるいは、いまも残ってるけど緊急事態条項をやろうとか。
 維新がそう言ってるから教育の無償化をやろうとか。
 はっきり言って、そこはかなり迷走した。
 でも去年5月のビデオメッセージ、唐突だったけれども安倍さんはやっとあそこで9条という本丸に切り込むことから始めようとなった。

 僕は安倍案に反対です。それは変わってません。
 というのは、そもそも憲法に、たとえば財務省を置くって書いてありますか?
 あるいは防衛省を置くとも書いてないでしょ。
 そこに突然、自衛隊だけ置くって書くんですか?

 これは実際の立法論からしてもおかしいんですよ。
 しかも自衛隊ってものを固定してしまうと、国軍になれない。
 でも、例えば平成24年の自由民主党の憲法草案、その時は議員じゃないからそこに責任持てないけど、でもちゃんと国防軍と書いてあるのに。

 で、何が違うかというと、たとえば軍法会議ないですから、自衛隊のままですと。
 すると防衛出動が閣議決定されても、たとえば流れ弾なら流れ弾で、自衛隊がたとえば岡本ちゃん(ディレクター)を殺害したとなると、その結果に対して、たとえば岡本ちゃんの家族に訴えられたら、刑法で裁く。
 裁判官って真っ赤っかな左の人いっぱいいますから、これは人殺しだという判決も…。
 だって高裁レベルで、原発は火山が心配だから止めろっていう、あなたが一体どうしてそういうこと判断できるんですか?って判断も平気で出るわけですから。

 したがって自衛隊は仮の姿なんですよ。
 これは実は、僕の案を、山田宏参院議員や、長尾敬衆院議員や、杉田水脈議員とか、みんなまともに受け取って下さって、こないだもう第一回の勉強会をやった。
 新年会で選挙活動にみんな必死なのに、僕自身も含めると、本人出席は7人、非常に大きなこと。

 そこで改めて、意識の高い国会議員に念のため言ったのは、自衛隊も占領下で生まれたものですと。
 正式発足は1954年7月1日ですから、もう占領は終わってましたが、実は1950年に、朝鮮戦争が勃発した時に、警察予備隊が作られて、そこから始まってること。
 だから日本国憲法と同じように、実は占領下の産物が自衛隊なので、憲法だけ直して自衛隊はそのままっていうのでは、実は全く話がおかしい。
 だから安倍案はおかしいんですよ。

 したがって、安倍さんの真意を汲んで、さはさりながら、青山やその他の方々が言ってることだと公明党が乗ってこないので、実際は国会発議できないじゃないかと。
 だから1項2項もそのままにして、自衛隊の存在だけ認める第3項を付け加える。
 付け加えるとこは僕もやむを得ず、必要な妥協をして、第3項にしましょうと。
 第3項は自衛隊ではなくて、自衛権。
 だからこの9条というものは、自衛権の発動を妨げないと。

※この「青山案」については2017/12/25放送分を。

 それでその中に集団的自衛権が含まれるって、ギャーッとなるんですけど、それは国連憲章にちゃんと個別的自衛権と集団的自衛権、両方書き込んであるので、必ずそうしなきゃいけないけど、そんなことまで憲法に書いて、長々と作る必要はない。

 平成24年の自由民主党の憲法草案も、その前の、西暦で言えば2005年の憲法改正案も、みんな長すぎるんですよ。
 憲法はなるべくシンプルにしていって、その下に安全保障基本法や、社会保障基本法や、あるいは、経済・財政に関する基本法でもいいですけど、念のためそこに財政規律なんて入れちゃダメですけど、そういう基本法をぶら下げて、その下に法律をぶら下げるっていう体系にすべきだという話。

 で、これがもう3月いっぱいで自由民主党案をとりまとめようとしてるから、僕たちの案がどこまで通るかどうか。
 若手議員や一回性議員の声がどこまで届くか分かりませんが、自由民主党は実際に議論は自由にできるとこなので、そういう所でよく本当に…。

 今国会は6月下旬に会期末が来るが、そこを延長するか、遅くとも秋の臨時国会には発議に至ります。
 至る可能性は非常に高いです。
 そうすると国民投票法によれば、早ければ2カ月以内にもう国民投票です。
 遅くとも180日以内ですけど、そんなにやるわけない。
 だって発議した瞬間に、朝日新聞は「改憲の足音」って言って、何か悪魔が来たりて笛を吹くみたいな特集をもうやってるわけですから。
 しかも2カ月あったら十分議論できますから、おそらく、たとえば通常国会の延長でも秋の臨時国会でも、年内に発議されると、早ければ年内にも国民投票。

 これ日本の政治の中でひとつだけの例外ですから。
 あとの法律は全部国会で決めるんですけど、憲法改正だけは最後は国民が決める。
 それが年内、遅くとも来年の早いうち。
 来年の4月30日にはご譲位がありますから、そこから時間を置かなきゃいけないので。
 こういう必ず論議が巻き起こって大騒ぎになるところでご譲位ってことはできませんので。
 してはいけませんから。


(10)安倍政権下の改憲反対54% 共同通信世論調査

 質問の項目を確認する時間がなかったが、安倍総理の下での憲法改正にって、これはもう本当に作った話ですよね。
 勝手に決めてませんよ、何も。
 日本の総理大臣は実は権限が非常に小さいので、一人で決められることほとんどないんですよ。
 でもそういう好き嫌いの話にすり替えようとしてるって、さっそくこれ始まってるわけですから。
 こういうのによく注意なさってほしいと思います。


(11)希望・民進が統一会派へ 大筋合意

 皆さんびっくりしてるでしょ。

(居島一平:何だったんですかね、じゃあね)

 今の解説で十分です。
 民進党が改憲派から護憲派まで入れて、ごちゃごちゃだから希望の党なる絶望の党を作ったんでしょ?
 統一会派っていうのは一体どうなってるんですか。
 それで革マル派から政治献金を受け取っていた枝野さん率いる立憲民主党は、単独で政権を取れる、憲法改正反対で、加わらないようになったのに、それも入れようとしたわけです。
 まだあきらめてない。滅茶苦茶。
 選挙のためだけに分かれて見せましたってことを、自分で言ってるようなもの。


(12)北朝鮮は欧州への脅威 安倍首相がリトアニアで表明

 北朝鮮はヨーロッパ諸国にも手を伸ばしているので、こういう所を今の段階で回るのはなかなか意味があり、人によっては、安倍さんは暇なんですかと僕に聞いてきた人がいて、やっぱりそういう目で見るんだなと思ったんですが、それは全く違いますね。
 非常に大切な歴訪になってると思います。
 ちなみに(安倍総理が訪れたのは)70数カ国ですよね、これでもう。

(居島一平:先ほどの有本恵子さんが拉致されたのもヨーロッパなわけですもんね)

 そうです。そのとおりです。


(13)安倍首相 韓国の謝罪要求拒否 慰安婦合意

 文在寅大統領と韓国が狙ったことはことごとく失敗した。
 狙ったのは、あくまで合意の実質破棄と、再交渉だったんですよ。
 これ、謝罪拒否になってますが、もちろんそうですが、それだけじゃなくて、再交渉も何もかも全部拒否だと。
 敗戦後の日本でそうだったこと、一度もないんですよ。

 日本は韓国と戦争してない。
 日韓併合は戦争の結果じゃなくて、当時の大韓帝国のご要望、お気持ちもあって、伊藤博文公は反対してたのに、条約でもって日韓併合になって、東京帝国大学や京都帝国大学と同じ帝国大学もそこに作り、イギリスのインド支配とは全然違うことだった。
 だから戦争責任は本当はありませんが、韓国のおっしゃることを何でも言うことを聞く。
 だから韓国は今まではそういう日本だから今度も大丈夫と思って、あれは前の政権のやったことだから全部やり直しだって言ったのを(日本は)完全拒否したんですよ。

 それで追い詰められた韓国は、突然2つの奇妙なことを言って、1つは、日本が合意に基づいて渡した10億円を自分で出すと。
 で、日本の10億円を宙に浮かせると。
 もう1つは謝れ、とにかく謝れと。
 それも全部拒否したので、これ文在寅さんは行き場がない。
 なので国内対策上も、とにかく平昌オリンピックを成功させなきゃいけないってことにもっと集中するようになっちゃった。
 それが次のニュース。


(14)平昌五輪へ積極協力で合意 南北会談

 ところがこのあとに、いま平昌じゃなくて平壌が言ってるのは、選手団が出発してないことを忘れてはならぬと。
 つまり韓国はもっと下りろと。
 北朝鮮が核保有国であることを認めて、アメリカも認めるように協力しろと。
 こんな愚劣な交渉は、交渉と言えない。


(15)アフリカ54カ国が謝罪要求 トランプ氏発言で

 トランプさんは否定していますが。
 トイレが屋内にないような、外でしなきゃいけないような、そういう不潔な国だという意味。
 CNNは連日そればかり。
 今の報道は見るに堪えない。
 実際トランプさんの支持率よりCNNの視聴率の方が下がってる。
 アフリカや言われたハイチは怒りますが、それがアメリカの全てかというと、違うと思う。


(16)米がイラン核合意維持 人権・ミサイルで追加制裁
(17)米がNAFTA離脱表明か メキシコは反発

(以上省略)


(18)「文化大革命」項目削除か 中国教科書

 あくまで日本の教科書に中韓が干渉してはいけないのと同様に、これは内政問題だから踏み込んでは言いませんが、しかし数千万人の中国国民が亡くなったことを、なかったことにするというのは恐ろしい話。





 ____________________________内容紹介ここまで


 来週1月22日(月)は通常国会招集のため、青山繁晴さんは番組途中でご退席。
 ケント・ギルバートさんが助っ人で参加されます。
 前半は青山さんとケントさんのコンビ出演となるそうです。
 これはこれで楽しみですね(^▽^)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】
https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★青山繁晴さんの著書
 購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)


※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当ての物がなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし




「人気blogRanking」クリックお願いします→人気blogランキングへ
ご面倒でなければ「にほんブログ村」もお願いします→にほんブログ村 政治ブログへ
ご面倒でなければ「FC BlogRanking」もお願いします→FC2 blogランキングへ
拙ブログのミラー(FC2)にfacebookのボタンがあります。

竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。

megumi080328-1.jpegアニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!

takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。

★この記事へのコメントは現在受け付けておりません。読者様向け掲示板にて宜しくお願い致します。
TV番組内容紹介 | - | trackbacks (0)

Trackbacks