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中朝が本気の対立で日本に危機!? 備えを急げ! 青山繁晴「インサイト・コラム」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■3/23放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
青山繁晴の“インサイト・コラム”
北朝鮮が最近ミサイルを撃ちまくり、何だか破れかぶれになっているようにも見えます。
日本ではもう慣れっこになってしまったようにメディアの扱いも小さくなっていますが、実は水面下で恐ろしい事態が進行中…。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。
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■3/23放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
青山繁晴の“インサイト・コラム”
北朝鮮が最近ミサイルを撃ちまくり、何だか破れかぶれになっているようにも見えます。
日本ではもう慣れっこになってしまったようにメディアの扱いも小さくなっていますが、実は水面下で恐ろしい事態が進行中…。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」
壽老麻衣(じゅろう・まい。RKBアナウンサー)
「おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
櫻井浩二
「今朝は北朝鮮の話ですね」
青山繁晴
「はい。えー、皆さんご承知の通り、北朝鮮が、もうやたら、ロケットだミサイルだと、撃ちまくってる印象ですよね」
櫻井浩二
「ほんとですね」
青山繁晴
「で、同時に、ヨーロッパでは、パリに続いて、穏やかな都市というイメージの、ブリュッセルで、ものすごいテロがありまして」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「いったい世界はどうなってるのかと、不安に思われてるリスナーの方々は多いと思います」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、実はこれ、つながっています」
櫻井浩二
「つながっている?…」
壽老麻衣
「ん…?」
青山繁晴
「はい。というのはですね、アメリカがイラク戦争起こしまして、テロリストをむしろ一番抑え込んでいた、フセイン大統領を死刑にしてしまいました」
一同
「うーん、はい」
青山繁晴
「そのためにテロリストが好きなように、暴れることができるようになりまして、自称『イスラム国』も実は、イラクの元の将軍たちが関わっていると、されています。で、しかもその後、オバマ大統領が、アメリカ軍を出さずに、イランに、テロリストとの戦争を頼みました」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「えー、そのためにイランと核合意ってものをしまして、イランがいわば上手に核開発を続ける、ことは認めても、経済制裁をもうしませんと、イランにお願い事をしてるんだからってことになりまして」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「したがって北朝鮮は、イランからの、新しい注文が期待できるようになったんですね」
櫻井浩二
「ほぅほぅほぅ…」
青山繁晴
「えー、経済制裁がなくなったイランは、もうすでに、キャッシュの、ドルを、何兆円分も手にしてますし」
櫻井浩二
「ふ〜ん」
青山繁晴
「イランはずっと実は水面下で北朝鮮と、共同の核開発やってきたわけです。あるいはミサイルの開発もやってきました。イラン政府は公式に否定してることは、言わなきゃいけませんけれども」
櫻井浩二
「はい」
壽老麻衣
「うーん」
青山繁晴
「そうすると、北朝鮮がロケットやミサイルをやたら撃っているのは、実は一番の理由は、ビジネスなんですよね」
櫻井浩二
「ビジネス、ほぅ」
青山繁晴
「はい。で、これに触れる日本のメディアがまあ、全くないっていうのもほんとに、事実上、報道してないなと思うんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、あの、ブリュッセルのテロの話もいずれしなきゃいけないですけど、今日は、ま、北朝鮮にまず絞ってお話しますと、あの、朝鮮半島で、アメリカと韓国が合同演習をやっててですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、中でも韓国軍が、一番強調してやってるのは、上陸作戦で、えー、北朝鮮の海岸に上陸して云々っていう作戦をやってます。これ、独裁者は大変嫌がるんですね」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「というのは独裁者って常に、暗殺、殺害のリスクに怯えます。さっきのフセイン大統領も実はそうでした。だから今の金正恩第1書記のお父さんの、金正日総書記ですね、亡くなった金正日総書記も、この、アメリカ軍が、韓国を連れて上がってくるんじゃないかってことを一番心配してたわけです」
一同
「ふーん」
青山繁晴
「で、したがって、そんな演習やるんだったらやり返してやると、いうことでロケットやミサイルを、日本海にやたら撃ち込むと、いう面ももちろんあるんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「あるんですけれども、しかし、ま、それにかこつけて、ビジネスを展開してるとも言えるんですね」
一同
「はい」
青山繁晴
「というのは、先ほど言いました通り、お金を手にしたイランが、北朝鮮に新しいオーダーを出すと、いうことが、まあ、すでに行われつつあると、みるべきですね」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「それだけじゃなくてですね、イランがこうなると、ま、中東の地図、日本人はやや苦手なんですけどちょっと思い出していただくと、ペルシャ湾って何となく分かりますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、ペルシャ湾は、まあ、あの、中東地域から、油などを日本に運んでくる、大事な、ま、港があるわけですけど、これあの、僕は何度も泳いでるんですけど、泳いで対岸が見えるわけじゃないけれども、ま、狭いんですよ」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「ちなみに、あの、水は、意外にすごい綺麗なんですけれども」
一同
「ほぅ〜」
青山繁晴
「このペルシャ湾を、狭いペルシャ湾を挟んだ、イランの対岸は、サウジアラビアなんですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、サウジアラビアは今まで、こう、アメリカを頼んで、安全保障をやってきたわけです」
一同
「はい」
青山繁晴
「サウジアラビアの国内に大きな米軍基地があったりしたんですけれども、これ、イランとはもともと宗教上、仲はものすごい悪いんですよね」
一同
「ああ〜」
青山繁晴
「サウジアラビアはスンニ派のいわば拠点で、えー、その、イランはシーア派の拠点なんですよね。ところが、アメリカがイランと結びついちゃったもんだから、サウジアラビアは信用できなくなって、自力で戦争を始めたんです」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「だからアラビア半島の南のイエメンに、どんどん戦争仕掛けたりしてるんですけど、それ、イランがもし、核武装していったらですね、サウジはどうするんですか? アメリカはもう信用できない、しかしアメリカが核兵器を売ってくれるわけじゃない、他の国もまさか売ってくれない。頼むとしたら、無法者の北朝鮮に頼むしかないんですよね」
一同
「はぁ〜!うーーん…」
青山繁晴
「だから、狭いペルシャ湾を挟んで、確実に撃ち込めるロケットもほしいようになるから」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「北朝鮮はなんと、イランだけじゃなくて、イランの敵のサウジアラビアに向けてもこれ、ビジネスやってるわけですよ」
櫻井浩二
「へぇ〜〜」
青山繁晴
「それが世界の現実で、で、これに一番、本気で今、怒ってるのはどこだと思います? 櫻井さん、いかがですか」
櫻井浩二
「えぇっ?」
青山繁晴
「初めて今、本気で怒ってる大きな国があってですね、はい、これは中国なんですね」
櫻井浩二
「ああ〜、はいはいはい…」
青山繁晴
「で、中国は今まで、まあ、北朝鮮を実際にはまあ上手に使ってですね、えー、パイプラインでこっそり原油を渡したり…、いや、油を渡したりしてたんですけれども、これ、北朝鮮が自分でお金稼ぎ出したら、中国の裏援助が要らなくなって」
壽老麻衣
「うーん」
青山繁晴
「言うこと聞かなくなりますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、現に今、金正恩第1書記は言うこと聞かなくて、張成沢さんっていう自分のおじさん、中国とのパイプ役だった人を惨殺してしまいましたね」
櫻井浩二
「はい、しましたね」
青山繁晴
「しかもこの、ミサイルやロケットは、日本海に向けて撃ち込んでるけど、180度方向を変えれば、中国の主要都市に全部届くんですよね」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「北京や上海に撃ち込まれるってこともありえるわけです」
櫻井浩二
「はぁ、はぁ、はぁ」
青山繁晴
「ミサイルですからいくら中国が大きな国でも防ぐことできないんですよね、これ完全には防げない。もちろん日本もそうなんですけれども。そうすると、ま、中国としては、北朝鮮を本気に敵扱いし出して、突然今まで北朝鮮の船が入ってた港、中国の港をですね、どんどん、その、締め出し始めてるんですよね」
[朝日新聞 2016年3月22日09時12分]
櫻井浩二
「へぇ〜」
青山繁晴
「だから今までの世界で決して起きなかった中国と北朝鮮の本気の対立ってのが起きてるんで」
一同
「ほぉ〜」
青山繁晴
「今後その、僕らが考えなきゃいけないことはですね、こんなことがあるのかと思われるかもしれませんが、北朝鮮としては、これあの、日本とアメリカが敵で、中国は敵だと、ま、挟み打ちで、これ身動き取れなくなりますから、ま、ロシアを今、引き込もうとしてるんですけども、ロシアは実は様子見ですよね」
一同
「うん」
青山繁晴
「そうするともしも北朝鮮が思い切ったことやるんだったら、日本を攻撃して、いわばその、中国怒ってるけども、とりあえず、その、日本を敵に回して、共通の敵を作って、中国と北朝鮮がとりあえず手を結べるようにすると。分かります?この話。これあの、敵の敵は味方っていう、もう、国際社会の鉄則なんですよね」
[謎米新聞(memehknews)2015年01月05日 15時15分]
櫻井浩二
「はぁはぁはぁ…」
青山繁晴
「だから、まさか、まさかの話と、僕も思いたいですよ?」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「専門家のはしくれですけれども、僕も思いたいけれども、実は日本の防衛当局や、あるいはアメリカの、こないだも話しましたと思うんですが、ハワイの太平洋軍司令部なども含めて、水面下ではですね、こういう事態を実は懸念し始めてるんですよね」
櫻井浩二
「へぇ〜」
青山繁晴
「で、こういう時に、日本が、はたして備えができているのか」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「ノドンっていうミサイル、聞かれたことあると思いますね。で、今回も北朝鮮また撃ってるんですが」
櫻井浩二
「ええ、ですね」
青山繁晴
「これあの、日本に届くんですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「福岡もちろん届きます、余裕で。で、これを北朝鮮は200発、実戦配備ってのをしてます。それもトラックとかに乗せてる、トラックじゃない、トレーラー載せてますから、あちこち動くんで、アメリカの衛星も捉えきれないんですよね」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「日本の衛星も捉えきれないです。で、この200発あるうち、ま、不良品もあると思われるんですが、少なくとも100発は同時に撃てると思わなきゃいけないんですよ」
櫻井浩二
「はい」
壽老麻衣
「ふ〜〜ん」
青山繁晴
「100発同時に空から降ってくるとですね、しかも弾道ミサイルっていうのは、一番早いやつだと、音速、音が聞こえるスピードの10倍になったりしますから、皆さんご存知の日本の自衛隊のイージス艦とか、あるいは今、配備してる、PAC3ってやつですね、それがいくら頑張っても全ては撃ち落とせないんですよ」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「つまり何発かは必ず落ちてくると思わなきゃいけなくて。じゃあ、櫻井さんをはじめ皆さん、福岡にシェルターありますか?」
櫻井浩二
「うーん、ないですね」
青山繁晴
「撃ち落とせないならば、落ちてきた時に市民を守る施設が必要ですよね」
櫻井浩二
「はい」
壽老麻衣
「うーん」
青山繁晴
「これ実は僕はですね、もう、平成16年に、今から12年も前に、国民保護法って施行された時からずっと、公式に政府に申し入れてるんですが、福岡をはじめ人口の多い町には地下商店街がありますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、この、わざわざミサイルを、人のいない田んぼに撃ったりしませんから、で、命中精度も上がってるんで、人口の多い福岡のような、脅すわけじゃありませんけどそういう所に撃つんですよ」
櫻井浩二
「あぁ」
[大阪の天王寺付近の地下街「あべちか」]
青山繁晴
「この、地下商店街に一工夫すれば、実は新たにお金、たくさんかけて掘らなくてもシェルターになるのに」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「それすらやってないんですよ」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、もう、あの、もう1週間以内に安保法制が施行されるんですけども、安保法制は戦争法どころか、このままだったら安保法制が施行されても、シェルターも何もない日本のままなんですよね」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「そのことを、今の世界の動きを見ながら、僕たちが考えて、政治を動かすしかありません」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「それを皆さん、今後も一緒に考えたいと思います」
櫻井浩二
「はい、青山さん、ありがとうございました」
壽老麻衣
「ありがとうございました」
櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」
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____________________________内容紹介ここまで
中東の混乱は北朝鮮の利益、というわけですね。
それも、もとを正せばアメリカが原因ということで…(-.-#)
いま世界はテロ(新たな戦争)で大変なことになってますが、オバマ大統領がしっかりしてれば、少しは何とかなったのでしょうか…。
オバマ大統領といえば、最近トランプ氏をたびたび名指しで批判してますが、「あんたがしっかりせぇへんから、こんな変な人が出てきたんちゃうの?」と突っ込みたくなったりして…。
2008年の大統領選(オバマさんが大統領に初当選した選挙)でマケインさんが選ばれてたらなぁ、と、未だに思ってしまう私…(T_T)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」
壽老麻衣(じゅろう・まい。RKBアナウンサー)
「おはようございます」
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「おはようございます」
櫻井浩二
「今朝は北朝鮮の話ですね」
青山繁晴
「はい。えー、皆さんご承知の通り、北朝鮮が、もうやたら、ロケットだミサイルだと、撃ちまくってる印象ですよね」
櫻井浩二
「ほんとですね」
青山繁晴
「で、同時に、ヨーロッパでは、パリに続いて、穏やかな都市というイメージの、ブリュッセルで、ものすごいテロがありまして」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「いったい世界はどうなってるのかと、不安に思われてるリスナーの方々は多いと思います」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、実はこれ、つながっています」
櫻井浩二
「つながっている?…」
壽老麻衣
「ん…?」
青山繁晴
「はい。というのはですね、アメリカがイラク戦争起こしまして、テロリストをむしろ一番抑え込んでいた、フセイン大統領を死刑にしてしまいました」
一同
「うーん、はい」
青山繁晴
「そのためにテロリストが好きなように、暴れることができるようになりまして、自称『イスラム国』も実は、イラクの元の将軍たちが関わっていると、されています。で、しかもその後、オバマ大統領が、アメリカ軍を出さずに、イランに、テロリストとの戦争を頼みました」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「えー、そのためにイランと核合意ってものをしまして、イランがいわば上手に核開発を続ける、ことは認めても、経済制裁をもうしませんと、イランにお願い事をしてるんだからってことになりまして」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「したがって北朝鮮は、イランからの、新しい注文が期待できるようになったんですね」
櫻井浩二
「ほぅほぅほぅ…」
青山繁晴
「えー、経済制裁がなくなったイランは、もうすでに、キャッシュの、ドルを、何兆円分も手にしてますし」
櫻井浩二
「ふ〜ん」
青山繁晴
「イランはずっと実は水面下で北朝鮮と、共同の核開発やってきたわけです。あるいはミサイルの開発もやってきました。イラン政府は公式に否定してることは、言わなきゃいけませんけれども」
櫻井浩二
「はい」
壽老麻衣
「うーん」
青山繁晴
「そうすると、北朝鮮がロケットやミサイルをやたら撃っているのは、実は一番の理由は、ビジネスなんですよね」
櫻井浩二
「ビジネス、ほぅ」
青山繁晴
「はい。で、これに触れる日本のメディアがまあ、全くないっていうのもほんとに、事実上、報道してないなと思うんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、あの、ブリュッセルのテロの話もいずれしなきゃいけないですけど、今日は、ま、北朝鮮にまず絞ってお話しますと、あの、朝鮮半島で、アメリカと韓国が合同演習をやっててですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、中でも韓国軍が、一番強調してやってるのは、上陸作戦で、えー、北朝鮮の海岸に上陸して云々っていう作戦をやってます。これ、独裁者は大変嫌がるんですね」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「というのは独裁者って常に、暗殺、殺害のリスクに怯えます。さっきのフセイン大統領も実はそうでした。だから今の金正恩第1書記のお父さんの、金正日総書記ですね、亡くなった金正日総書記も、この、アメリカ軍が、韓国を連れて上がってくるんじゃないかってことを一番心配してたわけです」
一同
「ふーん」
青山繁晴
「で、したがって、そんな演習やるんだったらやり返してやると、いうことでロケットやミサイルを、日本海にやたら撃ち込むと、いう面ももちろんあるんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「あるんですけれども、しかし、ま、それにかこつけて、ビジネスを展開してるとも言えるんですね」
一同
「はい」
青山繁晴
「というのは、先ほど言いました通り、お金を手にしたイランが、北朝鮮に新しいオーダーを出すと、いうことが、まあ、すでに行われつつあると、みるべきですね」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「それだけじゃなくてですね、イランがこうなると、ま、中東の地図、日本人はやや苦手なんですけどちょっと思い出していただくと、ペルシャ湾って何となく分かりますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、ペルシャ湾は、まあ、あの、中東地域から、油などを日本に運んでくる、大事な、ま、港があるわけですけど、これあの、僕は何度も泳いでるんですけど、泳いで対岸が見えるわけじゃないけれども、ま、狭いんですよ」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「ちなみに、あの、水は、意外にすごい綺麗なんですけれども」
一同
「ほぅ〜」
青山繁晴
「このペルシャ湾を、狭いペルシャ湾を挟んだ、イランの対岸は、サウジアラビアなんですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、サウジアラビアは今まで、こう、アメリカを頼んで、安全保障をやってきたわけです」
一同
「はい」
青山繁晴
「サウジアラビアの国内に大きな米軍基地があったりしたんですけれども、これ、イランとはもともと宗教上、仲はものすごい悪いんですよね」
一同
「ああ〜」
青山繁晴
「サウジアラビアはスンニ派のいわば拠点で、えー、その、イランはシーア派の拠点なんですよね。ところが、アメリカがイランと結びついちゃったもんだから、サウジアラビアは信用できなくなって、自力で戦争を始めたんです」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「だからアラビア半島の南のイエメンに、どんどん戦争仕掛けたりしてるんですけど、それ、イランがもし、核武装していったらですね、サウジはどうするんですか? アメリカはもう信用できない、しかしアメリカが核兵器を売ってくれるわけじゃない、他の国もまさか売ってくれない。頼むとしたら、無法者の北朝鮮に頼むしかないんですよね」
一同
「はぁ〜!うーーん…」
青山繁晴
「だから、狭いペルシャ湾を挟んで、確実に撃ち込めるロケットもほしいようになるから」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「北朝鮮はなんと、イランだけじゃなくて、イランの敵のサウジアラビアに向けてもこれ、ビジネスやってるわけですよ」
櫻井浩二
「へぇ〜〜」
青山繁晴
「それが世界の現実で、で、これに一番、本気で今、怒ってるのはどこだと思います? 櫻井さん、いかがですか」
櫻井浩二
「えぇっ?」
青山繁晴
「初めて今、本気で怒ってる大きな国があってですね、はい、これは中国なんですね」
櫻井浩二
「ああ〜、はいはいはい…」
青山繁晴
「で、中国は今まで、まあ、北朝鮮を実際にはまあ上手に使ってですね、えー、パイプラインでこっそり原油を渡したり…、いや、油を渡したりしてたんですけれども、これ、北朝鮮が自分でお金稼ぎ出したら、中国の裏援助が要らなくなって」
壽老麻衣
「うーん」
青山繁晴
「言うこと聞かなくなりますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、現に今、金正恩第1書記は言うこと聞かなくて、張成沢さんっていう自分のおじさん、中国とのパイプ役だった人を惨殺してしまいましたね」
櫻井浩二
「はい、しましたね」
青山繁晴
「しかもこの、ミサイルやロケットは、日本海に向けて撃ち込んでるけど、180度方向を変えれば、中国の主要都市に全部届くんですよね」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「北京や上海に撃ち込まれるってこともありえるわけです」
櫻井浩二
「はぁ、はぁ、はぁ」
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「ミサイルですからいくら中国が大きな国でも防ぐことできないんですよね、これ完全には防げない。もちろん日本もそうなんですけれども。そうすると、ま、中国としては、北朝鮮を本気に敵扱いし出して、突然今まで北朝鮮の船が入ってた港、中国の港をですね、どんどん、その、締め出し始めてるんですよね」
[朝日新聞 2016年3月22日09時12分]
櫻井浩二
「へぇ〜」
青山繁晴
「だから今までの世界で決して起きなかった中国と北朝鮮の本気の対立ってのが起きてるんで」
一同
「ほぉ〜」
青山繁晴
「今後その、僕らが考えなきゃいけないことはですね、こんなことがあるのかと思われるかもしれませんが、北朝鮮としては、これあの、日本とアメリカが敵で、中国は敵だと、ま、挟み打ちで、これ身動き取れなくなりますから、ま、ロシアを今、引き込もうとしてるんですけども、ロシアは実は様子見ですよね」
一同
「うん」
青山繁晴
「そうするともしも北朝鮮が思い切ったことやるんだったら、日本を攻撃して、いわばその、中国怒ってるけども、とりあえず、その、日本を敵に回して、共通の敵を作って、中国と北朝鮮がとりあえず手を結べるようにすると。分かります?この話。これあの、敵の敵は味方っていう、もう、国際社会の鉄則なんですよね」
[謎米新聞(memehknews)2015年01月05日 15時15分]
櫻井浩二
「はぁはぁはぁ…」
青山繁晴
「だから、まさか、まさかの話と、僕も思いたいですよ?」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「専門家のはしくれですけれども、僕も思いたいけれども、実は日本の防衛当局や、あるいはアメリカの、こないだも話しましたと思うんですが、ハワイの太平洋軍司令部なども含めて、水面下ではですね、こういう事態を実は懸念し始めてるんですよね」
櫻井浩二
「へぇ〜」
青山繁晴
「で、こういう時に、日本が、はたして備えができているのか」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「ノドンっていうミサイル、聞かれたことあると思いますね。で、今回も北朝鮮また撃ってるんですが」
櫻井浩二
「ええ、ですね」
青山繁晴
「これあの、日本に届くんですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「福岡もちろん届きます、余裕で。で、これを北朝鮮は200発、実戦配備ってのをしてます。それもトラックとかに乗せてる、トラックじゃない、トレーラー載せてますから、あちこち動くんで、アメリカの衛星も捉えきれないんですよね」
一同
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青山繁晴
「日本の衛星も捉えきれないです。で、この200発あるうち、ま、不良品もあると思われるんですが、少なくとも100発は同時に撃てると思わなきゃいけないんですよ」
櫻井浩二
「はい」
壽老麻衣
「ふ〜〜ん」
青山繁晴
「100発同時に空から降ってくるとですね、しかも弾道ミサイルっていうのは、一番早いやつだと、音速、音が聞こえるスピードの10倍になったりしますから、皆さんご存知の日本の自衛隊のイージス艦とか、あるいは今、配備してる、PAC3ってやつですね、それがいくら頑張っても全ては撃ち落とせないんですよ」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「つまり何発かは必ず落ちてくると思わなきゃいけなくて。じゃあ、櫻井さんをはじめ皆さん、福岡にシェルターありますか?」
櫻井浩二
「うーん、ないですね」
青山繁晴
「撃ち落とせないならば、落ちてきた時に市民を守る施設が必要ですよね」
櫻井浩二
「はい」
壽老麻衣
「うーん」
青山繁晴
「これ実は僕はですね、もう、平成16年に、今から12年も前に、国民保護法って施行された時からずっと、公式に政府に申し入れてるんですが、福岡をはじめ人口の多い町には地下商店街がありますよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、この、わざわざミサイルを、人のいない田んぼに撃ったりしませんから、で、命中精度も上がってるんで、人口の多い福岡のような、脅すわけじゃありませんけどそういう所に撃つんですよ」
櫻井浩二
「あぁ」
[大阪の天王寺付近の地下街「あべちか」]
青山繁晴
「この、地下商店街に一工夫すれば、実は新たにお金、たくさんかけて掘らなくてもシェルターになるのに」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「それすらやってないんですよ」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、もう、あの、もう1週間以内に安保法制が施行されるんですけども、安保法制は戦争法どころか、このままだったら安保法制が施行されても、シェルターも何もない日本のままなんですよね」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「そのことを、今の世界の動きを見ながら、僕たちが考えて、政治を動かすしかありません」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「それを皆さん、今後も一緒に考えたいと思います」
櫻井浩二
「はい、青山さん、ありがとうございました」
壽老麻衣
「ありがとうございました」
櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」
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____________________________内容紹介ここまで
中東の混乱は北朝鮮の利益、というわけですね。
それも、もとを正せばアメリカが原因ということで…(-.-#)
いま世界はテロ(新たな戦争)で大変なことになってますが、オバマ大統領がしっかりしてれば、少しは何とかなったのでしょうか…。
オバマ大統領といえば、最近トランプ氏をたびたび名指しで批判してますが、「あんたがしっかりせぇへんから、こんな変な人が出てきたんちゃうの?」と突っ込みたくなったりして…。
2008年の大統領選(オバマさんが大統領に初当選した選挙)でマケインさんが選ばれてたらなぁ、と、未だに思ってしまう私…(T_T)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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