自公3分の2獲得! アンカー総選挙SPまとめ 青山繁晴×森田実×宮崎哲弥
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関西テレビの選挙特番、青山繁晴さんは番組最初からMCとツーショットで立って開票を見ながら生解説。“ズバリ”選挙番も。http://t.co/fUuDC24thG 私は仕事が年末進行で今日は平日と同じ。忙しくなるの18時以降。PCの前にはいるので可能な限り情報発信する…予定。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
幸か不幸か今日は新規の仕事が来ませんでした。
可能な限りツイッターで発信しましたので、まずそれをご紹介。
主に「アンカー」総選挙スペシャルの実況ですが、それ以外の物も含まれます。
NHK、自公で3分の2に届く勢い。ひとまずホッとしました。が、次世代の党はやはりかなり厳しいようですね(T_T)。私と夫は小選挙区は自民、比例は次世代に入れました。示し合わせたわけじゃないですが(^^ゞ
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
石原慎太郎氏、落選確実。若い人に譲りたいからと比例の名簿で下にしてあったから想定内なんですが、やっぱり何か寂しいです…。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
共同通信によると、次世代の藤井孝男総務会長、中田宏国対委員長、田母神俊雄元航空幕僚長、山田宏幹事長、桜内文城政調会長らも落選確実。ショック…(T_T) https://t.co/4xwDhOaA3Y
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
関西テレビ「アンカー」選挙SP始まった。青山繁晴さんの第一声というかフリップは「これで安倍さん何すんの?」。関西弁で「これで安倍さん何すんのん?」とわざわざ言い直してた(≧▽≦)
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
うちの選挙区(大阪2区)は自民党の左藤章氏が当確。実は森田実氏(現在アンカーSP出演中)が推薦人の一人として名前連ねてました。世襲議員なのでたぶんお父さんの代からの付き合いなんだろうと思います。本人は保守でもサヨクでもない印象。この議席、次世代の誰かにあげたいわ〜(T_T)
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
大阪14区、注目ですね。三宅さんも長尾さんも当選してほしい。 http://t.co/WLvefuELwh @toshiaki080808 長尾さんみたいに自民党が次の選挙で救ってくれればいいんですけどねえ。その選択ができるか・・
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
「アンカー」は岡安・村西両キャスターの隣りに青山繁晴さんが立って3人MC体制。ゲスト席に森田実氏、宮崎哲弥氏、中江有里氏。有本香さんがいなくて残念。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
歴史問題や外交安保について、安倍政権には野党からの良い意味での外圧が必要。次世代(旧維新の保守)はそれを担ってくれてきた。次世代の後退は本当に痛い。先日ブログでも少し書いたように、次世代の存在なしには朝日の慰安婦訂正はなかったと思う。http://t.co/wjlN8aLaj5
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
宮崎哲弥「投票率低いの問題だが風が吹かないからといって悪い選挙とは限らない。その時の風によって熱狂が起きる選挙はむしろ宜しくない。今回は唐突で解散の意味が浸透しなかった。民主が非常に候補者絞り込んでしまった。小選挙区で得られる得票得られなかった。政権選択選挙の体を成してなかった」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
宮崎哲弥「日本の野党、リベラル政党の経済政策はこういう形でいいのかと深く問いかけられてる。アベノミクスに真正面から挑んでいくのはどうだったか。むしろその後に再配分をしっかりやるとかいう政策を、増税にしても消費税中心でいいのかを問いかけるべきだった。与党の有利な方向に誘い込まれた」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
森田実「不平はあれど安倍以外の選択肢なしの選挙だった。日本にとって深刻。小選挙区にして政権交代できるようにしたのに、小選挙区一党制になった。この後与野党とも検討しないと日本の政治制度は歪む」宮崎哲弥「2014年体制という新しい体制。小選挙区にも関わらず与党が3分の2。異常な体制」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「維新は退潮だが序盤の『壊滅的かも』状態に比べると戻した。橋下氏松井氏出ないことで盛り上がり失ったが終盤で自民圧勝が伝えられたこともあり、有権者が受け皿探した。国政全体で見ても民主の力落ちるから維新の発言力ある程度残された。第三極は瓦解。模索していくことになる」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
宮崎哲弥「アナウンス効果よりも橋下氏松井氏が選挙区に足繁く出向いた結果。全体見ると第三極がほぼ一掃されるのではないかと見たが、維新だけが踏みとどまった。維新がどう存在感を示すか。維新のテーマ、大阪のローカルパーティを脱却するのかだったが、これはまだできてない」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
宮崎哲弥「維新は個人商店から専門店になっていけば」青山繁晴「野党が政策緩めて合体するんじゃなくて、宮崎さん言うように維新は専門家集団に特化して言うべき時に物を言うという兆し」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「投票率低い。メディアが大義なき解散とやったのけしからんが、自民はそれに打ち勝つ事をやったか。集団的自衛権の言葉すらない。はっきり争点打ち出すことさぼったのでは」高市早苗「争点を決めるのは有権者。問いたかったのは消費税先送り、その間に成長作っていく事の時間頂けるかどうか」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
高市早苗「それに加えて地方の自立を思い描いているので、その対策打たせてもらえるかどうか私は訴えた」青山「質問に答えてほしい。集団的自衛権など安保を争点にしなかったか」高市「閣議決定した路線に沿ってやっていく過程の中で議論出てくる。閣議決定だいぶ前なので関心呼ばなかった」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山「有権者の関心薄れてると思わない。薄れてるのであればよけい喚起すべき。だからメディアのネガキャンに負けて低投票率」高市「今日付で私の談話出してる。投票行ってほしかった。遊説の肌感覚では多くの方の関心は経済」宮崎「アベノミクス失敗とは思わないが4月増税失敗だった。反省は」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
高市「消費増税はもう少し時間を空けて1回で上げるべきだったと野党時代はそう申していた。自公になってこう決めた。安倍総理が判断した。夏に確かに冷え込んだが様々な指標見ると景気大きくは後退してない」宮崎「大きく後退してる。2期連続GDPマイナスあり得ない。どう反省されたか」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
高市「反省いたしておりません。国民の皆様にも受益と負担のバランス考えていただきたい。経済対策これからも続けていく。その中で3年後の引き上げに向けて環境整える。一時的に後退した指標も出てるが力強い成長も一部で起きている。4月増税間違いだったとは思っていません」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
森田実「投票所の細かなミス報道されてる。責任者として引き締め必要。日本の信用は選挙がほとんど完璧に行われる、世界で珍しい国。それが今回少し綻び」高市「上京して全国の状況を精査してしっかりした引き締め図る」(高市総務大臣終了)青山「高市さん慎重。内閣改造で再任予想されてるから」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
速報、民主の海江田代表が敗北確実キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
維新の松井幹事長「(風吹かなかった)有権者の期待値に足りていなかった」青山「終盤で幾分盛り返した?」松井「徐々に盛り上がったが前回の議席から見ると及ばなかった」青山「野党再編は?」松井「民主党次第。官公労と一線引く人たちとは一緒にやれるが支援受ける人たちとはやれない」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山「彼らが民主を出る可能性薄い。どうする?」松井「その人たちに覚悟しましょうと訴えていく。今回の選挙で良く分かったと思う。単なる選挙区調整は有権者に見破られる」青山「大阪都構想は?」松井「市民団体の請求受けて住民投票のための住民投票を準備してる。スタートする」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
岡安「大阪都構想、維新と公明歩み寄れるか」青山「難しい。市民団体の直接請求受けて住民投票を府会市会の承認なしにやれるための条例作ることを松井さん明言した」宮崎「もうひとつは来年の統一地方選。今日の結果をこれに活かしていくかが維新のカギ」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
公明の北側氏と中継。大阪都構想はじめ大阪での公明と維新の今後の関係など。その後宮崎哲弥氏が国政について「消費税の軽減税率、恒久財源必要になるがどうするのか」北側「制度設計の時から低所得者層対策やると決めてた。軽減税率か税額控除をやると。現にいま簡易な給付措置をやってる。財源ある」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
アンカーで速報、投票率52.3%、戦後最低とのこと。たった今から反安倍メディアによる「安倍政権に正統性はあるのか」というネガティブキャンペーンがスタートするでしょう。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
沖縄1区で共産が議席、知事も異例の応援 反辺野古移設でタッグ 自民全4選挙区で敗退 http://t.co/0XpoxgdDik 沖縄県知事選の時のように支那の国営放送が速報出してたりして。(但し選挙区敗退なので比例復活あると思う)
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
疑惑閣僚、元閣僚が軒並み当選。青山繁晴「安倍さん悩み始めてると思う。西川さんは再任させるのでは。望月さんとかそのあたり、すでに総理は考え出してると思う。24日に組閣予定で時間がない。落選してたら話が早いが選挙区で当選となれば…。明らかに人事に影響する結果がいま出てる」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
アンカー企画【日本の景気UP安倍総理のすべきこと】青山繁晴「資源、新農業、新自動車」森田実「雇用を大切に」宮崎哲弥「10兆円規模の緊急経済対策」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
森田実「海外で日本分析してる人がみな今度の選挙は安倍さん勝つに決まってると。なぜなら日本国民の大多数が景気回復を望んでる。安倍さんはそれ真正面から打ち出して景気回復やると熱心に言ってる。野党はそれよりもっと熱心に景気対策やると主張すべきところを逆に小さなところで足引っ張ってる」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
森田「だから安倍さん勝つと海外の人は最初から見てた。同時に海外は日本に経済引っ張っていってほしい。日本は大きな課題を背負ってる。景気回復のエネルギーは若者が仕事に就いて所帯を持てるんだと、盛り上げて日本の景気を良くして行く、経済をもう一段階上げるというのが、安倍さんの歴史的役割」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
宮崎哲弥「金融緩和や財政出動はむしろリベラルな政党が求めるもの。それで景気回復して成長させて再配分をやる。そこを主張しなければいけなかったのに、そうなっていない」青山繁晴「民主党の最大の支持母体の連合も、若い人の雇用条件に全然立ち入らず既得権益まま労使交渉やってるだけ」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「野党の選挙協力がうまく行かなかったんじゃなくて、協力がなかった。候補一本化というが、もともと候補立てる能力失ってる。それを有権者見抜いてた」宮崎哲弥「民主党の事務局が責任問われる。選挙費用あまり出さなかった。守り志向体質。投票率などを低迷させた」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「民主党は事務局が未だに統合できてない。旧民社党の人や自民党近かった人、旧社会党の人、仲良くなってない。そういうのが厳しい選挙戦になると出てきてしまう」宮崎哲弥「政党交付金かなり受けてるからお金持ってる。できる限り放出する形でこの選挙に臨むべきだった」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
【与野党今後政界をどう再編するか】青山繁晴「新党には行かない」森田実「この2回の選挙で野党がやってきたのは自分の議席取りたいと。選挙協力やるふりだけした。こんな事やってて国民から信頼されるはずない」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「細野さんは典型的八方美人」宮崎哲弥「私も彼には厳しい」青山繁晴「自分の為にやってるのが見える。あちこち味方作ろうとしてるわりに接着剤になれない。新党作るにしても細野にやってもらおうかと思う人はいない」宮崎哲弥「民主党内に一定の仲間はいるが」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
岡安譲「森田さんの細野さん評はどうですか?」森田実「これから改心して…(一同爆笑)いい政治家になってほしいが…」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「安倍総理が憲法改正本気でやるとしたら前原さんは過去の安倍さんとの経緯を捨てて乗るかも。新党じゃなく国政の課題を解決するための新チーム。課題別なら安倍・前原・橋下あるかもしれない。橋下は政治の世界の新しい変数。過去の永田町になかったタイプ。変数のメッキは今回はげなかった」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
宮崎哲弥「しかし維新のもう一人の代表の江田氏は民主党とやっていきたい方向性」青山繁晴「その通り。だいたい橋下氏と江田氏が合うわけがない。だから今回の選挙そこにも無理があった」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
沖縄の自民が選挙区全敗。青山「全国で沖縄だけ全く違う傾向なのは、まるで沖縄県が孤立してるかのような印象を与えることは非常に不幸。でも原因作ったの自民党。知事選で自民党県連幹事長だった翁長氏が、自民党政権時代に約束した物を覆して、知事選に打って出て、しかも非常に汚い動きがあって…」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
青山繁晴「若い那覇市議から告発のメールもたくさん頂いた。汚れた状況。全国とあまりに違う選挙結果を本土に住んでる僕らが誤解しないのが大事。敗戦後の日本は被害者・沖縄、加害者・本土と分けてきた。そういうのを克服する沖縄になってほしい。沖縄と中央の関係を考えるいいきっかけにすべき」
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
<衆院選>海江田氏が落選 民主代表辞任へ http://t.co/xWLqWCwuqF 比例代表でも復活できず。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
最後に、今後の政治日程、安倍政権の展望、選挙制度をどうすべきか等、総論的なやりとりで「アンカー総選挙SP」終了(午前0時)。森田実氏が意外とまともというか、大人しかったというか。夫は「年も年なので眠たかったんんちゃうの?」…(^_^;
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
自公で「3分の2」317議席を獲得 | 日テレNEWS24 http://t.co/45OP2cHPPD
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
アンカーSP最後に各コメンテーターも言ってたが、今回は安倍政権の経済政策、景気対策に期待して有権者が自公に票を入れたので、もしこれが失敗すれば次の選挙で手痛いしっぺ返しを食らいます。外交安保・拉致も気になるけど、やはりまずは経済・景気にしっかり取り組むべきですね。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
議席確定。
自民290 民主73 維新41 公明35 次世代2 共産21 生活2 社民2 改革0 無・他9。
衆院勢力は、与党325 野党・他150。
与党は3分の2である317を超えた。
以上NHKより。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 12月 14
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■青山繁晴さんの「選挙DEズバリ!」
今回は完全起こしではなく要旨です。
以下は全て青山繁晴さんの発言です。
画像はテレビ画面をデジカメ撮影。粗くてすみません。
キーワードは番組冒頭に出した、番組全体のキーワードと同じ。
「これで安倍さん何すんの?」
但し、関西弁で「これで安倍さん何すんのん?」(笑)
最大野党の民主党が全体の議席はやや戻したとしても、国政の責任はなかなか果たしにくい。
普通のメディアの報道ぶりでは自公で300超えるかどうか、あるいは自民単独で300超えるかどうか、だったが、本当は自公317、衆議院で3分の2を超えるかどうかが、少なくとも僕が理解してる限り、安倍さんの中で最大の争点だった。
実際に、安倍さんは何をこれからやろうとしているか。
次の国政選挙は1年半後。参院選。
その1年半で安倍さんがやろうとすることが日本の命運を決する。
選挙結果まだ確定してないが、そこは慎重に考えつつ、やらなきゃいけない、あるいはすぐできることは何か。
当たり前だが大事なポイントがいくつかあって、もし安倍総理が、増税延期決断しただけで衆院解散やってなかったら、延期するための増税法の改正法が無事にできたとは限らなかった。
『アンカー』で2度ほどやったが、財務省が徹底的に、自民党の選挙基盤の弱い若手議員を回って、ある1年生議員が僕に語ったのは、うちの小選挙区で、小学校の体育館を改築してほしいって要望があることまで知ってて、予算つけてあげますよとは絶対言わないが、わざわざ体育館の話をすると。
そういうことまで徹底的にやってた。
もし安倍さんが再増税延期するとなったら、いざとなったら、法改正案自体が国会に上程できないようにすることも含めて、僕の知る限り、財務省は今の次官だけじゃなくて、元次官でミスター財務省といわれた勝栄二郎という大物まで戦陣の中にいたという状況だった。
この総選挙で勝ったことにより、法改正は間違いなく行われる。
これとも関連する、予算は。
どうしてかというと、2015年の秋に10%になる予定だったのが、そうでない予算を組んで、そして師走解散でメディアが取り上げ方のひとつは、予算が年度内に成立できないんじゃないかと。
はっきり言うとそんなことはないが、これ(予算の年度内成立)を確実にやらなきゃいけないし、実はできることでもある。
ところが、さっき申した300議席超えが本当の焦点ではない。
このフリップ、あくまで自民党単独でまず見ていただきたいが、
安倍総理が勝敗ラインと言った238、それをはるかに超えて、絶対安定多数、これは衆議院の全ての委員会で委員長を独占し、委員も過半数取るのが266、ところがそれよりも50高いところに3分の2という分岐点。
普通は物事決める時は全部過半数だが、ある一点だけ3分の2、317議席を超えないと物事決められないことがある。
安倍さんはそれを念頭に置いてる。
それはこれ。
拉致問題は本当は317と直接関わらない。
これはあとで話す。
が、この憲法改正は、96条の定めによって、憲法変えたいという国会議員が総議員の3分の2超えないと、国民に問いかけることもできない。
第1次安倍政権時代にすでに国民投票法を成立させたが、国民投票に持ち込む前に3分の2を改憲派が握らなきゃいけない。
今回の総選挙の結果はあくまで自公で語られてる。
ところが自公は蜜月、公明の選挙協力に救われた小選挙区の自民党議員がたくさんいたが、本当は根深いところにこういう違い、問題がある。
改憲じゃなく加憲だと、山口代表はじめ公明はずっと言ってる。
環境権や人権条項を加える、改憲じゃないかと普通の人は思うと思うが、実は全く違う。
何も直さない。
安倍さんの憲法改正の意欲ははっきりしてて、特に憲法前文と9条で国民議論を起こしたいのが本心。
しかし公明はそういうの一切変えないで、加憲。
すると安倍さんの掲げる改憲とは大きく違ってる。
今年の夏から食い違い大きく出ていた。
集団的自衛権の行使容認を7月1日に閣議決定したから、結局安倍さんの思う通りになったと見えるかもしれないが、公明が厳しい制約かける。
制約かけるの僕は賛成。
かけとかないとアメリカが世界中で起こす勝手な戦争に日本が巻き込まれるという、本当のリスクが生じるからかけなきゃいけないが、かけ方が安倍さんから見たらがんじがらめ。
日本国民の命そのものが明白に危険にさらされてる状態じゃないと集団的自衛権を行使できないということも含めて、3つの縛りをかけたから、このままだと憲法改正自体がしんどくなる。
一見改憲してるように見えて、大事なところは何も直せてないということになりかねないから、安倍さんが次に目指すのはこれ。
改憲勢力と書いたところが大事なポイント。
今回の衆議院でも317(3分の2)超えるのは極めて難しい情勢。
制度の違う参議院だと、よけいに一党で3分の2超えるのは物理的にほとんどできない。
ということは、1年半の間に、加憲じゃなくて、つまり今の自公協力じゃなくて、本当に憲法を変える可能性のある人たちに、1年半かけて声をかけていくと思われる。
維新の橋下さん、松井さん、次世代の平沼さん。
同じ党になるという意味ではない。そういう再編じゃない。
憲法改正って1点について協力できるように1年半でやっていきたい。
あと、今すごく仲が悪い前原さんもターゲットの1人。
かつて蜜月だった安倍さんと前原さんの関係、僕の理解する限り、非常に厳しくなってる。
お互いに対立がはっきりしてる。
ただ憲法改正という大きなテーマについて、違いを乗り越えようとするということはあり得る。
もし国会で発議したら私たち国民投票に直接関わることだから、1年半、もう一度根っこから勉強し直す大事な時間になる。
では拉致事件にはどういう影響あるか?
日朝交渉が暗礁に乗り上げた大きな理由は、北朝鮮の内部がぐらぐらになってる。
親中派のパイプだった張成沢を惨殺し、中国との仲が非常に悪くなって、まだ安定してない。
だから安倍さんと交渉を進めにくかった。
が、北朝鮮は明らかに総選挙の様子を見てた。
その総選挙の結果が出て、たった今どういう状況になってるか。
北朝鮮は中国との関係悪化してるが、総選挙の最中に非常に重大なニュースがあって、12月17日の金正日3周忌の記念セレモニーに今のところ中国政府に招待状が出てない。
中国の側は招待状来なかったら絶対行かない。
直前に結局出すかもしれないが、嫌がらせしてるのは間違いない。
中国の裏パイプの援助で北朝鮮は生きてきたから、それが細るからプーチン大統領のところに援助を求めているが、プーチンさんはサウジアラビアが仕掛けた今の原油安で、経済で、それどころでない。
北朝鮮に援助する余裕がない。
そうなると北朝鮮の目が向くのが衆院選で圧勝した安倍政権であり、いわば私たちの財布でもある。
その時に安倍さんが安売りをして、何人か拉致被害者をまずは帰してもらうという口実をつけて、お金を払うことになったら、拉致誘拐ってテロビジネスにお金を払うことになる。
人は得意分野で失敗するから、北朝鮮がすり寄ってきた時に安倍さんが妙な妥協をしないように、厳しい目で私たちが見ることが今こそ必要。
以上、やっつけ仕事で失礼しました<(_ _)>
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
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Comments
そもそも、こんな選挙を行う原因、そして一旦回復しかかった景気を潰したのが、オノレらが叫んだ消費税アップにあったことを全く反省しない姿!
自民党は圧勝しましたが、幹事長が本来〆なければならない驕り高ぶった姿を国民に晒してしまいました。
次の参議院での選挙の際、余程自民党は心して掛らないと歴史的惨敗を再度目にする恐れがあります
。