「アンカー」日中韓をハワイ米軍はこう見ている&米陸軍博物館の公正な記述(付:日米韓首脳会談と北ミサイル)
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■3/26放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
前半のキーワードは『真っすぐ聞けば、真っすぐ答える』。
青山さんがハワイの米軍司令部と議論。米軍(政府じゃなく軍)が韓国、中国、そして日本についてどう考えているか。尖閣防衛のために日本がやるべきだとして提案したこととは。色んな意味で目から鱗が落ちました。
後半のキーワードは『脱・思い込み』。
ハワイにあるアメリカ陸軍博物館で、日本はどう扱われているか。これまた目から鱗。
最後に、青山さんが日本とアジアを正しく理解してほしいとして米軍側に話した2つの事柄とは。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
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■3/26放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
日韓関係、新たな展開を見せるか、中韓の“反日タッグ"米の本音は?青山解説
前半のキーワードは『真っすぐ聞けば、真っすぐ答える』。
青山さんがハワイの米軍司令部と議論。米軍(政府じゃなく軍)が韓国、中国、そして日本についてどう考えているか。尖閣防衛のために日本がやるべきだとして提案したこととは。色んな意味で目から鱗が落ちました。
後半のキーワードは『脱・思い込み』。
ハワイにあるアメリカ陸軍博物館で、日本はどう扱われているか。これまた目から鱗。
最後に、青山さんが日本とアジアを正しく理解してほしいとして米軍側に話した2つの事柄とは。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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※日米韓首脳会談、北朝鮮ミサイル発射のニュース解説(末尾に青山さんの発言要旨掲載)のあと
岡安譲
「さてこのあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”なんですが、今日は、どんなお話を…」
青山繁晴
「ええ、あの、実は、あの、今日まだちょっと時差の影響受けてるんですけれども」
岡安譲
「時差、はい」
青山繁晴
「ええ。えっとあの、僕、時差ボケあんまりないんですけれども、行った所がハワイで、マイナス19時間、要するに極端に時間ずれてるんで。で、えー、ちょっと本調子じゃないんですけれども、なぜハワイに行ったかというと、この『アンカー』で何度もお話ししましたけどハワイは、素晴らしい観光地、であるんですが、本当の顔は、あるいは本当のもうひとつの顔は、アメリカ軍の、世界を支配するための、最大の拠点なんです。だからこそ、いわばかつて日本海軍が、真珠湾攻撃を行った場所でもあるわけですけれども。えー、去年の10月にそのハワイ、で、アメリカ軍の司令部を訪ねまして、この『アンカー』でもやりました(2013年10月9日放送分を参照)。あれから5ヶ月しか経ってないのにもう一回行ったというのはですね、つまり、第2次安倍政権が、いつまでも日本は敗戦国のままいていいのか、アジアと世界にもっと役割を果たしたいと、いう本来の目的が、あったのは、あるいはあるのは事実です。ちっとも実現できてませんが。こういうことを通じて浮かび上がってきたのは、実は、中国が最大の壁じゃない、ましてや韓国が最大の壁じゃない、韓国は小さな国ですから。本当に、立ちはだかる壁は、アメリカじゃないかっていうことが、専門家のはしくれとしての僕にも分かってきましたから、短期間しか間経ってませんけれどももう一度、アメリカ軍の司令部を訪ねて、民間人ですからできない、民間人に…、いや、ごめんなさい、民間人にしかできない自由な議論がありますから、それをやってきました。キーワードはこれです(フリップ出す)」
岡安譲
「『真っすぐ聞けば、真っすぐ答える』」
青山繁晴
「はい。アメリカは、戦争ばっかりしてる困った国ですけれども、大変良いところがあって、正直でいることが大事だっていうのを、日本国民とアメリカ国民が実は、一番基本的な価値として共有できる。だから、真っすぐ本音で、ま、民間人らしく、利害関係なく、聞けば、真っすぐ答えが返ってきました。その答えから、まさしく未来志向の、日米韓関係や日中関係も含めて、もちろん日米関係を含めて、どういうふうに私たちが考えたらいいのか、それを皆さんと一緒に、今日も、あくまで具体的に考えたいと思います」
岡安譲
「はい。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
岡安譲
「忙しい中、青山さんは先週末にハワイに行かれて、アメリカ軍の幹部と議論をしてきたと、いうことなんです。まあ青山さんのことですから、本音をぶつけたと思います。どんな議論になったのか。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、皆さん、ハワイ、ハワイ、ね、皆さんご存知の。ハワイに仕事だけで行く、ことほど悲しいものはないと」
一同
「(笑)(口々に)そうでしょうね…確かに…観光地ですからね」
青山繁晴
「ま、ハワイにもシーズンがあって、いま本当に一番風が爽やかな時期なんですが、まあ、去年の10月に行った時は、飛行機に乗る直前に突然裸になって、サーフィン、初めてやってみましたが、もう今回はそれもできず」
村西利恵
「時間がなくて」
青山繁晴
「はい。で、例えばこの写真で言いますとね、これアメリカ、太平洋空軍の、司令部の建物なんですけど、これ真珠湾攻撃の跡が、こうたくさん残ってるんですね。で、これ日本批判で残してるんじゃなくて、ま、実際に説明が書いてありますけど、アメリカの反省のために、残していると。えー、日本の攻撃は素晴らしかったと。信じがたいでしょ? でもアメリカでは実際に軍がそう書いてるんですよ。日本軍の攻撃が素晴らしかった。だからアメリカは反省して、そのあと盛り返したと、というようなことが、書いてある場所なんですが、ま、あの、これ(写真の右から2番目)、例えばアメリカ空軍の、重要な役割の士官です。で、この左右は、自衛官です。つまり、自衛官から、連絡将校、Liaison officerって言いまして、えー、重要な役割なんですが、陸海空の自衛隊から連絡将校が行ってる。ま、そういう人たちとの議論なんですが、えー、どこに行ったかをもう一度具体的に見て下さい。出して下さい」
村西利恵
「青山さんが訪れたアメリカ太平洋軍司令部・PACOM(ペイコム)は、太平洋艦隊などで構成される統合軍で、兵員およそ33万人。地球表面積のおよそ半分を管轄、世界人口の5割以上をカバーしていると言われています」
青山繁晴
「はい。あの、アメリカは、正直言うと余計なお世話だけど、世界中に軍隊を展開してて、ま、世界を支配する、ないしはコントロールすることを現実にやってるんですけど、その中心のひとつがこ、やっぱこの、地政学、この、距離、何て言いますかね、地理上の位置からしても、ハワイはその中心なんですね。で、そこに、太平洋軍の、これ統合司令部です。えー、つまり、その下には海軍であったり空軍であったり陸軍、海兵隊っているわけですけれど、それを全部統合して、えー、一気にコントロールしてる、大事な場所で、これPACOMって普通言ってます。で、非常に壁が厚い、あるいは敷居が高くて、部外者はほとんど寄せ付けないです。僕も長年、入りたいと、やってきましたが、一番ひどかったのは、OKが出て、日本から自費で太平洋渡って、ま、西太平洋渡って、着いて、空港から、真珠湾、これ真珠湾に面してるんで、真珠湾の下まで行って、駐車場でタクシーを降りて、横断歩道を歩き出したら携帯が鳴って、理由は言えない、許可が出なくなったって言われて」
岡安譲
「ドタキャン?」
青山繁晴
「ドタキャンで、そのあとやむを得ずまた日本に戻るしかなかったってことがあったんですけれども、えー、去年の10月に受け入れてくれたあとに、わずか5ヶ月で、もう一度受け入れたっていうことはですね、やっぱり、ものを言う日本になり始めてる。その、自由な民間人だから、その、何をやがて日本はしたいのかってことを聞きたいっていうことが、あったと、具体的に、間に入ってくれた外務省、防衛省、自衛隊から、そういうことは聞きました。で、さらに具体的に言うとこうです」
村西利恵
「今回はPACOMだけでなく、太平洋艦隊司令部、そして、太平洋空軍司令部も訪れられた」
青山繁晴
「はい。さっき言いました通り、この統合司令部の下には陸軍、海兵隊もいるんですけどまずは、大事なのは艦隊司令部、海軍ですね。それから空軍司令部、えー、去年の10月には空軍司令部は行けなかったですけど、今回それも増えました。さあ、その上で、事前にすり合わせた議論の中身、あるいは、目的は、こうでした」
村西利恵
「主に3つです。日・米・韓をどうする? 日本とアジアを正しく理解する。新しい有事、中国の尖閣上陸に備える」
青山繁晴
「はい。で、まず最初の日・米・韓をどうするですけど、まさしく今日の未明に、さっき言いました奇妙な、日米韓首脳会談が行われたばっかりなんですね。で、この、アメリカ軍の本音、つまり、アメリカ政府っていうよりも、最前線にいるアメリカ軍の本音として、今のこの朴槿恵大統領のもとの韓国をどう見てるか。えー、それを真っすぐ聞きましたら、真っすぐ、ちょっと僕もびっくりするような答えが返りました。はい、出して下さい」
村西利恵
「『朴大統領は、過去ばかりにこだわって、未来のことを話していない。“国外に敵をつくろうとしている”ようにしか見えない』」
岡安譲
「へえー」
青山繁晴
「はい、これ非常に厳しい言葉です。で、その上でですね、えー、僕は言ったのは、統合司令部のPACOMと、それから海軍司令部のPACFLT(パックフリート)というところと、空軍司令部のPACAF(パッカフ)、3箇所あるんですが、そのどこの人が、あるいは誰が言ったかっていうのは、言うことができません。で、これは禁じられたわけじゃない。アメリカ側からそんな条件は付いてません。えー、だけども、僕の良識として、あるいは自ずから背負う義務として、全部まとめて、米軍当局者てな言い方をします。で、しかし、このような率直な言葉が出たってことは、たぶんこの放送、韓国側もご覧になってると思いますから、よく考えていただきたいんですね。で、それは、つまり、この未来のことっていうのも、これ適当にアメリカ軍言ってんじゃなくて、『アンカー』でやりましたけれど、アメリカの現実認識として、北朝鮮は非常に危機的な状況、つまり体制が持たないんじゃないかと(一同同意)。あの、今回、稚拙なノドンの発射でも分かりますけれども、今までとずいぶん違うと。そうすると、現在とこれからの朝鮮半島どうするかを考えなきゃいけないのに、なぜか、過去のことばっかり言うと。で、これは同時に何を言ってるかというと、しかし、軍は別物だと。政府、つまり政権はどんどん変わるけど、軍人ってのは普通、30年40年勤めたりしますとね、そういうことも合わせて言うと、米軍と韓国軍の間には問題ない、だから、日本もそのように考えてほしいって言葉がこのあとにあったんで」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「これ実は違う人からあったんですけど、その場には何人も何人も、詰めかけるように来てくれましたから、そういう話になった時に僕が、これ踏み込んで、これは小野寺防衛大臣や安倍総理が言えるはずのないこと、ですから、あえて民間人として、これを申しました。出して下さい」
村西利恵
「『韓国海軍の仮想敵国は、すでに日本だ』」
青山繁晴
「はい、これ誤解しないで下さいよ? その、安倍総理がおっしゃったり、えー、もちろん相手側も言ったわけじゃないんですね。明かしたわけじゃない。で、ただ、これ、ただっていうかまず、あの、僕の言葉です(一同同意)。これもちろん原文は英語で言いましたが、韓国海軍の現実の仮想敵国は、北朝鮮じゃなくて、あるいは北朝鮮よりも、rather than North Korea、よりも、すでに、日本になってしまってると。で、もちろんこれは僕が何か適当に言ったんじゃなくて、えー、例えば、韓国軍の内部、あるいは陸海空自衛隊、あるいは米軍の現場を歩いてきて、あるいは、ちょっと距離があるヨーロッパの軍隊も歩いてきて、実はこれ共通認識になってるわけです」
一同
「うーん」
青山繁晴
「ところが米軍はですね、ギョッとしたわけです。ギョッとしたんで、これ、ちょっと厳しかったんですけれども、日本側、つまり日本の政府側から、同席してる方々がいらっしゃいますね。で、その方々に話を振りました。今の僕の話は単なる推測だと思いますか、最前線で見ていかがですかってことを申しましたら、よくぞ勇気を持って言ってくれたと思うんですが、こうおっしゃった。出して下さい」
村西利恵
「日本側の同行者の発言です。『例えば、日本がイージス艦を整備していくと、韓国もする。日本が仮想敵国だとしか思えない』」
青山繁晴
「はい。えー、これは、日本の海上自衛隊がイージス艦とか潜水艦とか、アジアの平和のために、あるいは日本のフェアな防衛のために整備していくと、韓国が必ずレベルを合わせてくると。北朝鮮海軍ってのは本当はあってなきようなもの、と言っても、あの天安(チョナン)号を撃沈した、北朝鮮は否定してますけれども、やり方によってはそういうことできるけれども、しかし今の韓国海軍の、大きな大きな、力にしていこうとする方向が、北朝鮮に向いてるとは、思えない、日本が仮想敵国だとしか思えない。これ実はもう、常識になりつつあるんですが、このことをはっきり言いました。で、それによっていわば、フェアに、その場の空気が変わって、アメリカも本音のことを言わなきゃいけないっていう雰囲気が、さらにありました。その結果、米軍側からどういう言葉が新たに出たかというと、これです」
村西利恵
「アメリカ軍当局者は、『朴大統領の言動に、正直困っている。安倍総理が河野談話を受け入れてくれて、ほっとしている』」
岡安譲
「へぇー、米軍もかぁ…」
青山繁晴
「はい。つまり、朴槿恵大統領が、例えば河野談話や村山談話を継承すると、安倍さんが言ってくれたら、話す余地はあるみたいなことを言ってるというアメリカの解釈なんですね。ま、これアメリカも無理に解釈してるとは言えませんね。今まで少なくとも朴槿恵さんは、そういう話をされてきました。そして僕の方から、河野談話っていうのは、実は、事実に基づかないところがあって、で、それはすでに日本の国会で証言がされて、検証を始めると、安倍政権が言ったのに、実はアメリカの要望もあってですね、圧力というよりは要望があって、その、事実じゃないことも含まれてる談話なのに、検証はするのに、見直さないってことを言ってしまって、日本国民には、強い不満もあると、言いましたら、まあアメリカの軍側は、その話聞いてびっくりしたわけですよ。え、日本に不満があるのと。ね。これアメリカ人らしいと思うんですが、もうそんなくだらない話にこだわってるんじゃなくて」
岡安譲
「くだらない…」
青山繁晴
「その、まあ、子供じみ…、childishって言葉は使わなかったけど、要するに稚拙な外交をやってる、大統領が韓国がたまたま現れてしまって、その人の要求に、その、実害がなければ、合わせてあげればいいじゃないですかと。それで、その、日米韓の連携がちゃんとつくれて、北朝鮮や中国に対峙できればそれでいいじゃないかと。そういう感覚なんですよね。で、それは日本人の考え方と違いますけれども、同盟国のアメリカが、そういう受け止めしてるっていうことは、客観的な事実として考えていただきたいんです」
岡安譲
「なるほど、そうですね」
村西利恵
「そうですね、知ることは大事ですね」
青山繁晴
「さあその上でですね、さっき3つのテーマをお示ししましたけれど、今日(3月26日)の未明に日米韓首脳会談があったからまず韓国のこと言いましたが、実は議論の大半はですね、ま、韓国のことは時間短かった、ほとんどが中国について、お話をしました。で、その中国について、僕はこういう話をまず問題提起としていたしました。出して下さい」
村西利恵
「青山さんの発言です。『中国は3ステップで尖閣を侵略しようとしている。第1段階で、偽装漁民などを上陸させて、第2段階で、上陸した中国人を中国公船がサポート、第3段階で、中国が“実効支配”したと声明を出すと。この“新しい有事”に、アメリカ軍は、日米安保条約では動けないのではないか?』」
青山繁晴
「はい。これ、実はこの3ステップというのはですね、これも僕が勝手に考えたんではもちろんなくて、日本のインテリジェンス、情報機関が、中国人民解放軍の、もとで作られた書類を、実は入手しました。で、その書類の中に、尖閣諸島に対してこういうことをやるっていうことが、明記されてる」
村西利恵
「もうこれ具体的な計画ですよね」
青山繁晴
「そうです。原文、原文中国語で、実際明記されてて、えー、1番目は、これはまあ前から疑われてることではあるんですけど、1番目は例えば、秋、今年秋になっていったとしてですね、秋になっていきますけど、その時に台風なんか起きた時に、漁民が、これ、あの、やむを得ず避難したと」
村西利恵
「海が荒れて」
青山繁晴
「ええ、例えばですよ? それとは限りませんが、例えばそういう、漁民に見せかけながら、実は、内実は工作員だったり、あるいは特殊部隊を含めた軍人だったり、要するに偽装漁民、などが、尖閣諸島に、やむを得ず上陸したって形をつくる。で、その時、例えば日本の警察とか海上保安庁動くことは動くけれども、その、動きと言っても、強硬な手段には、日本はなかなか出ないので、その上陸した中国人を、中国の公船、公船ってのはまあ政府の船って意味ですが、その中に海軍の艦船もおそらく入って、それをサポートして、えー、要するにこういう事実をつくり上げた上で、第3段階として、今度は政府の、中国政府から、中国はこのように、尖閣諸島を“実効支配”してるという、声明、のようなものが出されてしまうと。で、これは、ほんとに深刻な事態ですけれども、こういう時に、今の日米安保条約では、米軍も動けないでしょうと。ね。で、これはもちろん日本がどうするかって問題だけれども、いずれにしろ、アメリカは、この今回の話し合いでも何度も繰り返して言ったんですよ。日米安保条約の適用範囲内だと、尖閣諸島は。だからそんなに青山さんが心配しなくても日本が心配しなくても、米軍は動ける動けるって話を、偉い人ほど、おっしゃるから、いや、こういう場合にはできないんじゃないですかと、いう話をして、その上で、アメリカに日本の現実をもっと知ってもらうために、これを申しました」
村西利恵
「青山さんの発言です。『去年1月、中国軍の軍艦が尖閣周辺で、海上自衛隊の艦船に、FCレーダーを照射したが、自衛隊は反撃できなかった。(岡安「ありましたねぇ」)実は、日本は正当防衛すらできない法体制だ』と」
青山繁晴
「うん、はい。いま岡安キャスターが、ここまで(前半)のところで、ありますしたねと、おっしゃって下さった。それその通りで、みんなまだよく覚えてらっしゃると思いますが、去年の1月にですね、中国海軍の船が、海上自衛隊の船に、護衛艦にですね、FCレーダー、FCレーダーってこれ、簡単です、ファイヤーコントロールですね。つまり一般的に特に誰が、何がいるかっていうのを見てるレーダーじゃなくて、その、例えば、岡安キャスターを撃とうとして、その、その、ファイヤー、つまり火器をコントロールする、つまり狙いを定めるためのレーダー」
岡安譲
「攻撃するためのレーダーですよね」
青山繁晴
「そうです。で、これは普通で言うと、人間と人間だったら、例えば僕が銃を持って、こう、岡安キャスターにこうやって向けるだけじゃなくて、もう引き金に指がかかって動いてるって状況ですから、これは、国際法上、明らかに正当防衛に該当するんです。そして、実はこの今回ハワイ行く前に、海上自衛隊のある基地を訪れまして(2014年3月12日放送分を参照)、そこの飛行機などに乗っただけではなくて、そこの幹部たちと、話し合いを持ちました。その時におっしゃったのは、自衛隊側がおっしゃったのは、実は、日本国内でもよく理解されてないと。憲法の定めによって、なかなか普通の防衛ってできないけど、でも、刑法で定めたような、正当防衛のケースだったら日本でもやれると、なってますが、本当はできませんと。だからこういう正当防衛の範囲でも、できません。従って先ほどの3ステップのようなことがあった時に、自衛隊は、実際は遠巻きに見てるだけで、何もできませんと、いうことを、自衛隊の幹部の人が、ま、覚悟を込めてそう言ったわけです。これを、アメリカ軍はよく理解してるんですかと聞きましたら、返事はこうでした」
村西利恵
「この中国軍の挑発について、アメリカ軍当局者は、『実は我々も、中国の艦船から砲身を向けられたことが2度ある。しかし、我々は何もしなかった。自衛隊の対応を評価している』」
青山繁晴
「はい。えー、実はこの件アメリカ軍が徹底的に調べ上げたってことも今回新たによく分かりました。で、その上で、実はその、レーダーだけじゃなくて、実際にその、艦の上の砲が、ま、あの、平たく言えば大砲がですね、こうやってアメリカ軍の艦船に、こう向いて、射撃の構えをしたことが、複数回あったと。しかしアメリカ、これも正当防衛の範囲に入りますけど、アメリカ軍も何もしなかった。それは、何もできなかったんではないと。それは、実は、中国の軍部が、挑発してて、必ずしも中国共産党や共産党政府の意思と、一致してないと、自分たちの、分析で考えているから、ここは挑発に乗らないのが大切だから、自衛隊の対応は、むしろ評価する。で、憲法とか法体系どうするかっていうのは、それは日本が考える問題。そこにはアメリカが踏み込まないけれど、ひとつじゃあ、自由な民間人のあなただから、提案をしたいと、日本政府に伝えてくれませんかと言われたのは、例えば、これなんです」
村西利恵
「アメリカ軍当局者によると、『尖閣にウェブカメラを常設して、世界に生中継してほしい。中国への抑止力になる』」
青山繁晴
「はい。さっきの偽装漁民の問題なんかも含めてですね、その、ずーっと、その、カメラを、国営化したんだからって彼らは言ってました、国有化したらそこで止まるんじゃなくて、軍隊を送れっていう無理な話をしてるんじゃないと、アメリカ側も、アメリカ軍の側も。そうじゃなくて、例えば、国有地なんだから、カメラを置いて、そこを、いつも、24時間、ウェブ上で、インターネット上で、生中継してくれと。で、それをやったら、中国への抑止力になって、中国がどういう手段で出てきた時にも、日米安保条約の適用も、容易になると」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「例えばそういう工夫をしてほしいという、まあ、注文があって、で、僕はこれは、理解できると。但し、その、アメリカはもっともっと、はっきりと、えー、同盟国を守る意思を示すべきだとか色んな意見言いましたが、言ってる最中に、もう1個、アメリカ軍が、ところで青山さん、その、全てを包括して、もっともっと重大な問題で、日本にやってほしいことがあると言いました。それは、これなんです」
村西利恵
「『ホニャララに対する、日本の対応が遅すぎる』」
青山繁晴
「はい、すみません、えー、ここは、後半お話ししたいんですけれども、対応が遅すぎるって言われて、僕も、うっと。それは確かに遅いから、だからアメリカには、むしろ逆にこうしてほしいと、こうすべきだとアメリカはっていう、話になりました。それを後半お話ししますが、キーワードは、これです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『脱・思い込み』。日本の対応が遅れているのは、一体どの問題に対して何でしょうか。このあと、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「えー、コマーシャル中に皆さんもですね、あの四角の中に何が入るんだろうとお考えになったと思います。一体何が遅すぎるのか。青山さん」
青山繁晴
「うん。えー、これは、あー、中国を中心にした、非常に新しい脅威が、アメリカにとっても日本にとっても、大問題なんですよってことなんですね。それは何かというと、これです」
村西利恵
「『サイバーアタックに対する日本の対応が遅すぎる』」
青山繁晴
「はい。で、実は、このPACOM、アメリカ太平洋軍統合司令部も、艦隊司令部も空軍司令部も、今回、向こうから出てきた、多数の人間の中に、何でこんなにたくさん出てくるのかと思ったら、このサイバー部隊の、責任者がどっと初めて出てきたんですよ」
岡安譲
「へえー」
青山繁晴
「もうこれが、とにかく、中国人民解放軍の、見えざる侵略として、一番の問題だと」
岡安譲
「重要視してるんですね」
青山繁晴
「はい。で、実はこれ、僕は、僕も全部は言えないんですけど、日本にとってもですね、日本の陸海空自衛隊、ほとんど全部、コンピューターコントロールです。特に、イージス艦のような、ハイテク装備はそうだし、それから日本の場合は例えば、新幹線考えていただくと、えー、通常では考えられない頻度で、えー、rapid train、ものすごい高速の列車が走っていて、人間の手じゃなくてコンピューターがコントロールしてるから、そこに攻撃を仕掛けられると、今のマレーシア航空機どころじゃない、ものすごい被害が、民間に及ぶことが考えられる」
岡安譲
「ぞっとしますね」
青山繁晴
「それも、民間のJRにお任せするんじゃなくて、これは、ま、世界の常識ですが、軍が守らなきゃいけない。それなのに、その自衛隊の対応が、遅れている、これを、急いでくれと、言われたんで僕の方から言いましたのは、じゃあアメリカ軍は、今まで、日本に、例えば防衛装備売る時に、戦闘機なら戦闘機売る時に、ブラックボックスって言って、そのコンピューティングシステムに一番大事なところを、同盟国と言いながら、教えませんでしたねと。Open your blackboxと僕は言った。あなたの、黒い箱を開けろと。ね。それで初めて、同盟国だと。ね。その認識があって初めて、日米へのサイバーアタックの対応ができると、言いましたら、まあ、ま、まとめでもないんですけど、米軍の反応はこうでした」
村西利恵
「『アメリカと日本の同盟は滅びない。日本は現在のワシントンD.C.の政策に、とらわれすぎないでほしい』」
青山繁晴
「これも実はよく踏み込んで言ったと思うんですが、アメリカ軍の当局者ですから言葉を丸めて言ってるけど、首都ワシントンD.C.の政策って何かというと、ホワイトハウスであり、オバマ大統領であり、それから国務省、つまり日本でいうと外務省の政策であり、国防総省の中の、つまり、中国にかなり侵蝕されてる部分、そういう部分にとらわれないでほしいと。で、僕はPACOMの中にも、パンダハガー、『アンカー』でやりましたね(2013年10月9日放送分を参照)、Panda-Huggers、パンダにしがみついてる」
村西利恵
「中国が大好きという…」
青山繁晴
「そういう存在もあるよねと、言ったら、とにかく、その、同盟が、最前線で生きてることを忘れないでほしいと。ちなみに今回ですね、一番、てか、前回行った時に自ら、I'm just a Panda-Huggerって言った人がいたんですが、その彼は最初海外出張でいないって言われて、ああ会えないと思ったら途中で、いややっぱり会いたいと言ってると。あれ?海外行ったんじゃないのかと言ってたら、またやっぱり海外に行きました、って言ってですね、結局会ってくれなかったです。つまり、その、アメリカ軍の中でも、その、中国に寄り添っていくのか、日本との同盟大事にするのか、やっぱりその、揺れがいま起きてるんであって、それはいま日本にとって大事なタイミングだと思います。その上でですね、アメリカと日本の同盟滅びない、こんなきれい事言ってと思うかもしれないけど、違うんです。それはいわば、血で贖(あがな)った同盟って意識が、日本にはなくても、アメリカにはあるんです。それが、皆さんにも分かる場所があります。実は僕は、僕も、ですね、皆さんも同じ教育を受けました。真珠湾攻撃はアメリカから見たら、卑怯なので、例えばハワイ行った時に、真珠湾に近づいたりすると、あるいは記念館見たりするといじめられることもあるかもしれない、行くなって言うんじゃないけども、覚悟して行けって言われました。ところが実際に真珠湾の記念館行ってみると、アメリカは日本を褒めちぎっていて、卑怯だなんて一言も言ってない」
岡安譲
「え?屈辱じゃないですか」
青山繁晴
「はい。違うんです。それで、それが、真珠湾に行くのがちょっと、20分ぐらい時間かかるけど、もっと簡単に行ける場所があります。今回それをご紹介します。はい、出して下さい」
村西利恵
「それが、アメリカ陸軍博物館」
青山繁晴
「はい。これ、いま地図が出てますが、これハワイですけど、オアフ島ですね、空港があって、誰でもここに降りますが、ま、ダイヤモンドヘッドこっちありますが、アラモアナのショッピングセンター、みんな知ってるでしょ? で、この辺にみんなが泊まるホテル」
村西利恵
「ワイキキ」
青山繁晴
「この、まあいわば真ん中にある、陸軍博物館ですね。で、これ無料です。で、そこに入って驚くのはですね、例えば、証拠物から先にお見せすると(笑)」
岡安譲
「証拠物(笑)」
青山繁晴
「そこに、無料では入れるけど、ショップがあります。ね。お土産ショップ。そこで、例えばこういう物を売ってるんですよ。これちょっと見て下さい。ね。時間はないけど。これTシャツなんですが、皆さんこれ見ていただくと、ここに、U.S…、U.S ARMY MUSEUM OF HAWAIIって書いてます。これ、アメリカ陸軍の、公式な、いわば、戦争記念館ですが、ここに富士山を背景にした、私たちの零戦が、尊敬を込めて描かれているんですよ」
一同
「ええー…(驚き)」
青山繁晴
「で、これを、これ日本人向けに売ってるんじゃないんですよ? これ、ここはアメリカの小学生がたくさん勉強に訪れる所で、この小学生たちが、これを買っていってるんですよ」
村西利恵
「つまり、本当に零戦がすごかったっていうことを…」
青山繁晴
「そうです。はい、ここに零戦も含めた、これ展示してあるんですが、全部べた褒めで、例えばこういう展示が、あります。NAVAL AIR POWER。ね。海軍における航空戦力。The aircraft carrier strike force was revolutionary in naval warfare. Japan recognized its potential early, built a powerful fleet of carriers, …えー、まあ、全部読む時間はないですけどザーッと訳すとですね、その、日本海軍の、この、航空機による攻撃戦力っていうのは、まことに革命的なものであったと。日本は極めて初期に、この、艦隊の中で、こういう、航空戦力の大切さを、知っていたと。そして1941年までに、もっとも、advanced、もっとも進化した戦闘機をすでにつくっていて、イギリス海軍の例などを見て勉強をして、そして日本は、their superior planes、ね、along with the skill and tactical training、つまり、優れた技術によって、すごい飛行機をつくって、見事なトレーニングをやって、そして、could succeed at Pearl Harbor、真珠湾攻撃を成功させたと」
岡安譲
「褒めちぎりですね」
青山繁晴
「褒めちぎってるわけですね。で、実はこれ、アメリカはこの上で反省をして、その戦争を逆転させて勝ったってことを言ってるわけです。つまり、フェアに、その戦争の歴史を見ようとしてて、だから最後に僕はこういう提案を最後にしました。もう時間はないですがパッと出して下さい」
村西利恵
「日本とアジアを正しく理解する。日本にはオリジナルな民主主義がある。朝鮮半島の本質はなにか」
青山繁晴
「すみません、この写真間違ってます。僕がお願いしたのは、京都の皇居の、いや、京都の御所の写真を出してくれって言ったんです。これはいまの皇居です。ね。本来のお住まいは京都の御所ですね。そこにはこういうお堀ありますか?」
岡安譲
「ないです」
青山繁晴
「こういう砦ありますか? ありませんね?(一同同意)つまり日本の天皇陛下の本来のお住まいは、襲われる心配がない。なぜかというと、民が一番大事ってことを、古代から実行してきたからです。戦争に負けてアメリカに民主主義を教わったんじゃなくて、日本には日本のオリジナルの民主主義がある。戦争に勝ってアメリカが民主主義を持ってきたって考えをまず、間違いだってことを理解して下さい。それからもう一点、アメリカは建国以来まだ200数十年しか経ってない国、それだけじゃアジアの本質は分からない。数千年に渡って朝鮮半島は本当は中国に寄り添ってきたんだと。日本よりも太平洋を超えたアメリカよりも、中国が大事だから、朴槿恵さんの悪口だけ言ってもだめ。個人の問題にするんじゃなくて、長い歴史の中で、朝鮮半島が中国に戻ろうとしてる。そういう基本的な理解をちゃんとつくってくれた上での、ブラックボックスを開けて、日米同盟をつくって下さいと、いうことを申しました。ま、あくまでも、アメリカ軍と私たち日本国民に対するささやかな問題提起のつもりですから、えー、もう一度みんなで、僕も含めて、勉強し直したいと思います」
岡安譲
「はい。分かりました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
米陸軍博物館の話は驚きでした。
歴史を捏造する隣国たちとは違って、こういう面はアメリカはやはりフェアなんだなぁと。
零戦のTシャツほしい!(≧▽≦)
米軍側が提案した「尖閣諸島のウェブカメラ設置」は、良いアイデアだと思います。すぐにでもやってほしい!
サイバーについては、自衛隊のサイバー防衛隊が今日(3月26日)発足しましたね。
式は報道陣に公開されましたが、防衛省は「隊員の顔が報道されると悪用の恐れがある」として、隊長以外の隊員は背後からしか撮影させなかったそうです(共同通信 2014年3月26日 16時11分)。
「悪用」したい人たちは海外のみならず日本にもわんさかいますから、当然の措置ですね。
今回のハワイ訪問については青山さんの公式ブログでも紹介されていますので、興味のある方はご訪問下さい。
★お知らせ:WiLL2014年5月号 3月26日発売。
総力大特集【河野談話へ怒りの鉄槌!】
グラビアは追悼・小野田寛郎さん(´Д⊂グスン
目次はこちら。
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・ 日米韓首脳会談 北朝鮮核問題など対処のため緊密な連携で一致 安倍首相と朴大統領、就任後初めて顔合わせ
・北朝鮮ミサイル発射 日米韓首脳会談に反発か
・中国で一時不明の神戸大・王柯教授、拘束され取り調べ受ける
・「STAP細胞」論文 共同著者に渡った細胞は実験と別のマウス由来
1つめの、日米韓首脳会談について青山さんの解説要旨。
「こんな奇妙な首脳会談は見たことがない。まず会談になってない。顔を見せてるだけ。安倍総理が何を話しても朴槿恵大統領はよそ見してるような、非常に失礼な。相手の首脳が話してる時に横向いてる首脳なんて見聞きしたことがない。仲介したはずのオバマ大統領も見て見ぬ振り。会談の全貌とは違うかもしれないが、間に座ってるだけで積極的な対話を促してないように見える」
「安倍総理がよけいにニコニコすることない。相手が失礼な態度を取ってる時に、朝鮮語をわざわざ使ったことも含めて、僕は反対ですね。相手が失礼な態度をしていちいち怒ることはないが、相手は子供じみてるからそれに乗っかることはないが、媚びるように見えるのもいけない。淡々とやるしかない」
「安倍さんが前に総理やった時に色んな首脳と会談したが、こんな失礼な首脳は見たことない。その時に臨機応変、即応しなきゃいけないが、韓国が歴史問題なるもので嘘を並べてることについて、くれぐれも媚びるような姿勢に見えない姿勢は必要」
「残念ながら安倍総理が、会談後に、未来志向の日韓関係の一歩になるように願うという趣旨のことをおっしゃったが、ならないと思う。むしろ逆では」
「というのは、首脳会談ではいわゆる歴史問題を取り上げないことにしたから、間もなく行われる局長級ではいわゆる慰安婦問題に絞った協議をやることになってる。要するに韓国が出した条件を日本が呑んだということ。その時に例えば、従軍慰安婦なるものは存在しないと、日本が事実に基づいて言えるなら別だが、河野談話見直さないと安倍総理がおっしゃってしまった中で、外務省の役人が違うこと言えるわけがない」
「従って未来志向に向かうんじゃなく、朴槿恵大統領がやってることは世界中が呆れてるから韓国の国益も損ねると思うが、韓国のためにもこれはよくないですよというのが少しでも伝わるようにすべき」
「日本のメディアにも問題。『日韓の懸案となっている歴史問題』と、普通にみんな言うが、日韓の懸案か? 朴槿恵大統領が突然言いがかりのような話を始めてのであって、例えば日韓の懸案というのはウォンが世界から信用されてなくて、韓国経済が下降していて、日本のメガバンクの融資が止まったら経済が立ちゆかなくなり、アジアの経済に影響及ぼす、というようなことが懸案であって、韓国側が子供じみた外交で出してくることを、そのまま鵜呑みにして『日韓の懸案』と言うこと自体おかしい」
「今回のハーグでひとつ得た物があるとしたら、中国も突然見え見えの外交になった。日米韓首脳会談の前に慌てて韓国と首脳会談やって、日本の総理大臣を暗殺したテロリストの記念館をつくるのは、もともと中国は消極的だったのに突然話が変わって、習近平さんの方から『私が決めたんだ!』と。要するに日米韓が仲良くしたら困るということを、したたかなはずの中国が子供じみた外交にぶち込んできてるってことがみんなによく分かった。そういうことからくみ取っていくしかない」
2つめの、北朝鮮ミサイル発射について青山さんの解説要旨。
「子供じみてるを超えてて子供そのもの。北朝鮮のしたたかだった外交はどこに行ったのか。『日米韓が話し合うなんて嫌だ、僕ミサイル撃ってやるもん』と。しかもお金がないから2発撃っただけ。そして遠慮がちに射程の3分の1程度」
「かつて日本海に大量に撃ち込まれた時と全く意味が違う。今回は技術的な新展開はなく、喜ぶのはオバマさん。日韓に無理を強いて日米韓首脳会談をやって、世界は本当は厳しい目で見てるが、一番反応してくれたのは北朝鮮。だから北朝鮮の脅威に対抗しなきゃいけないから、日米韓首脳会談開いたんだと、オバマさんは正しいと、金正恩がなけなしのお金をはたいて花火を打ち上げてくれた」
「だから日本で例えばNHKがトップニュースでやってたが、そんなに意味ない。但し、日本政府の中で官邸や防衛省や自衛隊が鋭く反応するのは大事なこと。だからと言って国民がこれは大変なことだと思う必要はない」
「拉致問題への影響は出ない。だから政府間協議の予定は変わりませんと官房長官もおっしゃった。つまり北朝鮮はお金がほしいから、北朝鮮側も拉致問題の進展を必要としていることは変わらない」
上記発言も含め、拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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岡安譲
「さてこのあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”なんですが、今日は、どんなお話を…」
青山繁晴
「ええ、あの、実は、あの、今日まだちょっと時差の影響受けてるんですけれども」
岡安譲
「時差、はい」
青山繁晴
「ええ。えっとあの、僕、時差ボケあんまりないんですけれども、行った所がハワイで、マイナス19時間、要するに極端に時間ずれてるんで。で、えー、ちょっと本調子じゃないんですけれども、なぜハワイに行ったかというと、この『アンカー』で何度もお話ししましたけどハワイは、素晴らしい観光地、であるんですが、本当の顔は、あるいは本当のもうひとつの顔は、アメリカ軍の、世界を支配するための、最大の拠点なんです。だからこそ、いわばかつて日本海軍が、真珠湾攻撃を行った場所でもあるわけですけれども。えー、去年の10月にそのハワイ、で、アメリカ軍の司令部を訪ねまして、この『アンカー』でもやりました(2013年10月9日放送分を参照)。あれから5ヶ月しか経ってないのにもう一回行ったというのはですね、つまり、第2次安倍政権が、いつまでも日本は敗戦国のままいていいのか、アジアと世界にもっと役割を果たしたいと、いう本来の目的が、あったのは、あるいはあるのは事実です。ちっとも実現できてませんが。こういうことを通じて浮かび上がってきたのは、実は、中国が最大の壁じゃない、ましてや韓国が最大の壁じゃない、韓国は小さな国ですから。本当に、立ちはだかる壁は、アメリカじゃないかっていうことが、専門家のはしくれとしての僕にも分かってきましたから、短期間しか間経ってませんけれどももう一度、アメリカ軍の司令部を訪ねて、民間人ですからできない、民間人に…、いや、ごめんなさい、民間人にしかできない自由な議論がありますから、それをやってきました。キーワードはこれです(フリップ出す)」
岡安譲
「『真っすぐ聞けば、真っすぐ答える』」
青山繁晴
「はい。アメリカは、戦争ばっかりしてる困った国ですけれども、大変良いところがあって、正直でいることが大事だっていうのを、日本国民とアメリカ国民が実は、一番基本的な価値として共有できる。だから、真っすぐ本音で、ま、民間人らしく、利害関係なく、聞けば、真っすぐ答えが返ってきました。その答えから、まさしく未来志向の、日米韓関係や日中関係も含めて、もちろん日米関係を含めて、どういうふうに私たちが考えたらいいのか、それを皆さんと一緒に、今日も、あくまで具体的に考えたいと思います」
岡安譲
「はい。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
岡安譲
「忙しい中、青山さんは先週末にハワイに行かれて、アメリカ軍の幹部と議論をしてきたと、いうことなんです。まあ青山さんのことですから、本音をぶつけたと思います。どんな議論になったのか。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、皆さん、ハワイ、ハワイ、ね、皆さんご存知の。ハワイに仕事だけで行く、ことほど悲しいものはないと」
一同
「(笑)(口々に)そうでしょうね…確かに…観光地ですからね」
青山繁晴
「ま、ハワイにもシーズンがあって、いま本当に一番風が爽やかな時期なんですが、まあ、去年の10月に行った時は、飛行機に乗る直前に突然裸になって、サーフィン、初めてやってみましたが、もう今回はそれもできず」
村西利恵
「時間がなくて」
青山繁晴
「はい。で、例えばこの写真で言いますとね、これアメリカ、太平洋空軍の、司令部の建物なんですけど、これ真珠湾攻撃の跡が、こうたくさん残ってるんですね。で、これ日本批判で残してるんじゃなくて、ま、実際に説明が書いてありますけど、アメリカの反省のために、残していると。えー、日本の攻撃は素晴らしかったと。信じがたいでしょ? でもアメリカでは実際に軍がそう書いてるんですよ。日本軍の攻撃が素晴らしかった。だからアメリカは反省して、そのあと盛り返したと、というようなことが、書いてある場所なんですが、ま、あの、これ(写真の右から2番目)、例えばアメリカ空軍の、重要な役割の士官です。で、この左右は、自衛官です。つまり、自衛官から、連絡将校、Liaison officerって言いまして、えー、重要な役割なんですが、陸海空の自衛隊から連絡将校が行ってる。ま、そういう人たちとの議論なんですが、えー、どこに行ったかをもう一度具体的に見て下さい。出して下さい」
村西利恵
「青山さんが訪れたアメリカ太平洋軍司令部・PACOM(ペイコム)は、太平洋艦隊などで構成される統合軍で、兵員およそ33万人。地球表面積のおよそ半分を管轄、世界人口の5割以上をカバーしていると言われています」
青山繁晴
「はい。あの、アメリカは、正直言うと余計なお世話だけど、世界中に軍隊を展開してて、ま、世界を支配する、ないしはコントロールすることを現実にやってるんですけど、その中心のひとつがこ、やっぱこの、地政学、この、距離、何て言いますかね、地理上の位置からしても、ハワイはその中心なんですね。で、そこに、太平洋軍の、これ統合司令部です。えー、つまり、その下には海軍であったり空軍であったり陸軍、海兵隊っているわけですけれど、それを全部統合して、えー、一気にコントロールしてる、大事な場所で、これPACOMって普通言ってます。で、非常に壁が厚い、あるいは敷居が高くて、部外者はほとんど寄せ付けないです。僕も長年、入りたいと、やってきましたが、一番ひどかったのは、OKが出て、日本から自費で太平洋渡って、ま、西太平洋渡って、着いて、空港から、真珠湾、これ真珠湾に面してるんで、真珠湾の下まで行って、駐車場でタクシーを降りて、横断歩道を歩き出したら携帯が鳴って、理由は言えない、許可が出なくなったって言われて」
岡安譲
「ドタキャン?」
青山繁晴
「ドタキャンで、そのあとやむを得ずまた日本に戻るしかなかったってことがあったんですけれども、えー、去年の10月に受け入れてくれたあとに、わずか5ヶ月で、もう一度受け入れたっていうことはですね、やっぱり、ものを言う日本になり始めてる。その、自由な民間人だから、その、何をやがて日本はしたいのかってことを聞きたいっていうことが、あったと、具体的に、間に入ってくれた外務省、防衛省、自衛隊から、そういうことは聞きました。で、さらに具体的に言うとこうです」
村西利恵
「今回はPACOMだけでなく、太平洋艦隊司令部、そして、太平洋空軍司令部も訪れられた」
青山繁晴
「はい。さっき言いました通り、この統合司令部の下には陸軍、海兵隊もいるんですけどまずは、大事なのは艦隊司令部、海軍ですね。それから空軍司令部、えー、去年の10月には空軍司令部は行けなかったですけど、今回それも増えました。さあ、その上で、事前にすり合わせた議論の中身、あるいは、目的は、こうでした」
村西利恵
「主に3つです。日・米・韓をどうする? 日本とアジアを正しく理解する。新しい有事、中国の尖閣上陸に備える」
青山繁晴
「はい。で、まず最初の日・米・韓をどうするですけど、まさしく今日の未明に、さっき言いました奇妙な、日米韓首脳会談が行われたばっかりなんですね。で、この、アメリカ軍の本音、つまり、アメリカ政府っていうよりも、最前線にいるアメリカ軍の本音として、今のこの朴槿恵大統領のもとの韓国をどう見てるか。えー、それを真っすぐ聞きましたら、真っすぐ、ちょっと僕もびっくりするような答えが返りました。はい、出して下さい」
村西利恵
「『朴大統領は、過去ばかりにこだわって、未来のことを話していない。“国外に敵をつくろうとしている”ようにしか見えない』」
岡安譲
「へえー」
青山繁晴
「はい、これ非常に厳しい言葉です。で、その上でですね、えー、僕は言ったのは、統合司令部のPACOMと、それから海軍司令部のPACFLT(パックフリート)というところと、空軍司令部のPACAF(パッカフ)、3箇所あるんですが、そのどこの人が、あるいは誰が言ったかっていうのは、言うことができません。で、これは禁じられたわけじゃない。アメリカ側からそんな条件は付いてません。えー、だけども、僕の良識として、あるいは自ずから背負う義務として、全部まとめて、米軍当局者てな言い方をします。で、しかし、このような率直な言葉が出たってことは、たぶんこの放送、韓国側もご覧になってると思いますから、よく考えていただきたいんですね。で、それは、つまり、この未来のことっていうのも、これ適当にアメリカ軍言ってんじゃなくて、『アンカー』でやりましたけれど、アメリカの現実認識として、北朝鮮は非常に危機的な状況、つまり体制が持たないんじゃないかと(一同同意)。あの、今回、稚拙なノドンの発射でも分かりますけれども、今までとずいぶん違うと。そうすると、現在とこれからの朝鮮半島どうするかを考えなきゃいけないのに、なぜか、過去のことばっかり言うと。で、これは同時に何を言ってるかというと、しかし、軍は別物だと。政府、つまり政権はどんどん変わるけど、軍人ってのは普通、30年40年勤めたりしますとね、そういうことも合わせて言うと、米軍と韓国軍の間には問題ない、だから、日本もそのように考えてほしいって言葉がこのあとにあったんで」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「これ実は違う人からあったんですけど、その場には何人も何人も、詰めかけるように来てくれましたから、そういう話になった時に僕が、これ踏み込んで、これは小野寺防衛大臣や安倍総理が言えるはずのないこと、ですから、あえて民間人として、これを申しました。出して下さい」
村西利恵
「『韓国海軍の仮想敵国は、すでに日本だ』」
青山繁晴
「はい、これ誤解しないで下さいよ? その、安倍総理がおっしゃったり、えー、もちろん相手側も言ったわけじゃないんですね。明かしたわけじゃない。で、ただ、これ、ただっていうかまず、あの、僕の言葉です(一同同意)。これもちろん原文は英語で言いましたが、韓国海軍の現実の仮想敵国は、北朝鮮じゃなくて、あるいは北朝鮮よりも、rather than North Korea、よりも、すでに、日本になってしまってると。で、もちろんこれは僕が何か適当に言ったんじゃなくて、えー、例えば、韓国軍の内部、あるいは陸海空自衛隊、あるいは米軍の現場を歩いてきて、あるいは、ちょっと距離があるヨーロッパの軍隊も歩いてきて、実はこれ共通認識になってるわけです」
一同
「うーん」
青山繁晴
「ところが米軍はですね、ギョッとしたわけです。ギョッとしたんで、これ、ちょっと厳しかったんですけれども、日本側、つまり日本の政府側から、同席してる方々がいらっしゃいますね。で、その方々に話を振りました。今の僕の話は単なる推測だと思いますか、最前線で見ていかがですかってことを申しましたら、よくぞ勇気を持って言ってくれたと思うんですが、こうおっしゃった。出して下さい」
村西利恵
「日本側の同行者の発言です。『例えば、日本がイージス艦を整備していくと、韓国もする。日本が仮想敵国だとしか思えない』」
青山繁晴
「はい。えー、これは、日本の海上自衛隊がイージス艦とか潜水艦とか、アジアの平和のために、あるいは日本のフェアな防衛のために整備していくと、韓国が必ずレベルを合わせてくると。北朝鮮海軍ってのは本当はあってなきようなもの、と言っても、あの天安(チョナン)号を撃沈した、北朝鮮は否定してますけれども、やり方によってはそういうことできるけれども、しかし今の韓国海軍の、大きな大きな、力にしていこうとする方向が、北朝鮮に向いてるとは、思えない、日本が仮想敵国だとしか思えない。これ実はもう、常識になりつつあるんですが、このことをはっきり言いました。で、それによっていわば、フェアに、その場の空気が変わって、アメリカも本音のことを言わなきゃいけないっていう雰囲気が、さらにありました。その結果、米軍側からどういう言葉が新たに出たかというと、これです」
村西利恵
「アメリカ軍当局者は、『朴大統領の言動に、正直困っている。安倍総理が河野談話を受け入れてくれて、ほっとしている』」
岡安譲
「へぇー、米軍もかぁ…」
青山繁晴
「はい。つまり、朴槿恵大統領が、例えば河野談話や村山談話を継承すると、安倍さんが言ってくれたら、話す余地はあるみたいなことを言ってるというアメリカの解釈なんですね。ま、これアメリカも無理に解釈してるとは言えませんね。今まで少なくとも朴槿恵さんは、そういう話をされてきました。そして僕の方から、河野談話っていうのは、実は、事実に基づかないところがあって、で、それはすでに日本の国会で証言がされて、検証を始めると、安倍政権が言ったのに、実はアメリカの要望もあってですね、圧力というよりは要望があって、その、事実じゃないことも含まれてる談話なのに、検証はするのに、見直さないってことを言ってしまって、日本国民には、強い不満もあると、言いましたら、まあアメリカの軍側は、その話聞いてびっくりしたわけですよ。え、日本に不満があるのと。ね。これアメリカ人らしいと思うんですが、もうそんなくだらない話にこだわってるんじゃなくて」
岡安譲
「くだらない…」
青山繁晴
「その、まあ、子供じみ…、childishって言葉は使わなかったけど、要するに稚拙な外交をやってる、大統領が韓国がたまたま現れてしまって、その人の要求に、その、実害がなければ、合わせてあげればいいじゃないですかと。それで、その、日米韓の連携がちゃんとつくれて、北朝鮮や中国に対峙できればそれでいいじゃないかと。そういう感覚なんですよね。で、それは日本人の考え方と違いますけれども、同盟国のアメリカが、そういう受け止めしてるっていうことは、客観的な事実として考えていただきたいんです」
岡安譲
「なるほど、そうですね」
村西利恵
「そうですね、知ることは大事ですね」
青山繁晴
「さあその上でですね、さっき3つのテーマをお示ししましたけれど、今日(3月26日)の未明に日米韓首脳会談があったからまず韓国のこと言いましたが、実は議論の大半はですね、ま、韓国のことは時間短かった、ほとんどが中国について、お話をしました。で、その中国について、僕はこういう話をまず問題提起としていたしました。出して下さい」
村西利恵
「青山さんの発言です。『中国は3ステップで尖閣を侵略しようとしている。第1段階で、偽装漁民などを上陸させて、第2段階で、上陸した中国人を中国公船がサポート、第3段階で、中国が“実効支配”したと声明を出すと。この“新しい有事”に、アメリカ軍は、日米安保条約では動けないのではないか?』」
青山繁晴
「はい。これ、実はこの3ステップというのはですね、これも僕が勝手に考えたんではもちろんなくて、日本のインテリジェンス、情報機関が、中国人民解放軍の、もとで作られた書類を、実は入手しました。で、その書類の中に、尖閣諸島に対してこういうことをやるっていうことが、明記されてる」
村西利恵
「もうこれ具体的な計画ですよね」
青山繁晴
「そうです。原文、原文中国語で、実際明記されてて、えー、1番目は、これはまあ前から疑われてることではあるんですけど、1番目は例えば、秋、今年秋になっていったとしてですね、秋になっていきますけど、その時に台風なんか起きた時に、漁民が、これ、あの、やむを得ず避難したと」
村西利恵
「海が荒れて」
青山繁晴
「ええ、例えばですよ? それとは限りませんが、例えばそういう、漁民に見せかけながら、実は、内実は工作員だったり、あるいは特殊部隊を含めた軍人だったり、要するに偽装漁民、などが、尖閣諸島に、やむを得ず上陸したって形をつくる。で、その時、例えば日本の警察とか海上保安庁動くことは動くけれども、その、動きと言っても、強硬な手段には、日本はなかなか出ないので、その上陸した中国人を、中国の公船、公船ってのはまあ政府の船って意味ですが、その中に海軍の艦船もおそらく入って、それをサポートして、えー、要するにこういう事実をつくり上げた上で、第3段階として、今度は政府の、中国政府から、中国はこのように、尖閣諸島を“実効支配”してるという、声明、のようなものが出されてしまうと。で、これは、ほんとに深刻な事態ですけれども、こういう時に、今の日米安保条約では、米軍も動けないでしょうと。ね。で、これはもちろん日本がどうするかって問題だけれども、いずれにしろ、アメリカは、この今回の話し合いでも何度も繰り返して言ったんですよ。日米安保条約の適用範囲内だと、尖閣諸島は。だからそんなに青山さんが心配しなくても日本が心配しなくても、米軍は動ける動けるって話を、偉い人ほど、おっしゃるから、いや、こういう場合にはできないんじゃないですかと、いう話をして、その上で、アメリカに日本の現実をもっと知ってもらうために、これを申しました」
村西利恵
「青山さんの発言です。『去年1月、中国軍の軍艦が尖閣周辺で、海上自衛隊の艦船に、FCレーダーを照射したが、自衛隊は反撃できなかった。(岡安「ありましたねぇ」)実は、日本は正当防衛すらできない法体制だ』と」
青山繁晴
「うん、はい。いま岡安キャスターが、ここまで(前半)のところで、ありますしたねと、おっしゃって下さった。それその通りで、みんなまだよく覚えてらっしゃると思いますが、去年の1月にですね、中国海軍の船が、海上自衛隊の船に、護衛艦にですね、FCレーダー、FCレーダーってこれ、簡単です、ファイヤーコントロールですね。つまり一般的に特に誰が、何がいるかっていうのを見てるレーダーじゃなくて、その、例えば、岡安キャスターを撃とうとして、その、その、ファイヤー、つまり火器をコントロールする、つまり狙いを定めるためのレーダー」
岡安譲
「攻撃するためのレーダーですよね」
青山繁晴
「そうです。で、これは普通で言うと、人間と人間だったら、例えば僕が銃を持って、こう、岡安キャスターにこうやって向けるだけじゃなくて、もう引き金に指がかかって動いてるって状況ですから、これは、国際法上、明らかに正当防衛に該当するんです。そして、実はこの今回ハワイ行く前に、海上自衛隊のある基地を訪れまして(2014年3月12日放送分を参照)、そこの飛行機などに乗っただけではなくて、そこの幹部たちと、話し合いを持ちました。その時におっしゃったのは、自衛隊側がおっしゃったのは、実は、日本国内でもよく理解されてないと。憲法の定めによって、なかなか普通の防衛ってできないけど、でも、刑法で定めたような、正当防衛のケースだったら日本でもやれると、なってますが、本当はできませんと。だからこういう正当防衛の範囲でも、できません。従って先ほどの3ステップのようなことがあった時に、自衛隊は、実際は遠巻きに見てるだけで、何もできませんと、いうことを、自衛隊の幹部の人が、ま、覚悟を込めてそう言ったわけです。これを、アメリカ軍はよく理解してるんですかと聞きましたら、返事はこうでした」
村西利恵
「この中国軍の挑発について、アメリカ軍当局者は、『実は我々も、中国の艦船から砲身を向けられたことが2度ある。しかし、我々は何もしなかった。自衛隊の対応を評価している』」
青山繁晴
「はい。えー、実はこの件アメリカ軍が徹底的に調べ上げたってことも今回新たによく分かりました。で、その上で、実はその、レーダーだけじゃなくて、実際にその、艦の上の砲が、ま、あの、平たく言えば大砲がですね、こうやってアメリカ軍の艦船に、こう向いて、射撃の構えをしたことが、複数回あったと。しかしアメリカ、これも正当防衛の範囲に入りますけど、アメリカ軍も何もしなかった。それは、何もできなかったんではないと。それは、実は、中国の軍部が、挑発してて、必ずしも中国共産党や共産党政府の意思と、一致してないと、自分たちの、分析で考えているから、ここは挑発に乗らないのが大切だから、自衛隊の対応は、むしろ評価する。で、憲法とか法体系どうするかっていうのは、それは日本が考える問題。そこにはアメリカが踏み込まないけれど、ひとつじゃあ、自由な民間人のあなただから、提案をしたいと、日本政府に伝えてくれませんかと言われたのは、例えば、これなんです」
村西利恵
「アメリカ軍当局者によると、『尖閣にウェブカメラを常設して、世界に生中継してほしい。中国への抑止力になる』」
青山繁晴
「はい。さっきの偽装漁民の問題なんかも含めてですね、その、ずーっと、その、カメラを、国営化したんだからって彼らは言ってました、国有化したらそこで止まるんじゃなくて、軍隊を送れっていう無理な話をしてるんじゃないと、アメリカ側も、アメリカ軍の側も。そうじゃなくて、例えば、国有地なんだから、カメラを置いて、そこを、いつも、24時間、ウェブ上で、インターネット上で、生中継してくれと。で、それをやったら、中国への抑止力になって、中国がどういう手段で出てきた時にも、日米安保条約の適用も、容易になると」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「例えばそういう工夫をしてほしいという、まあ、注文があって、で、僕はこれは、理解できると。但し、その、アメリカはもっともっと、はっきりと、えー、同盟国を守る意思を示すべきだとか色んな意見言いましたが、言ってる最中に、もう1個、アメリカ軍が、ところで青山さん、その、全てを包括して、もっともっと重大な問題で、日本にやってほしいことがあると言いました。それは、これなんです」
村西利恵
「『ホニャララに対する、日本の対応が遅すぎる』」
青山繁晴
「はい、すみません、えー、ここは、後半お話ししたいんですけれども、対応が遅すぎるって言われて、僕も、うっと。それは確かに遅いから、だからアメリカには、むしろ逆にこうしてほしいと、こうすべきだとアメリカはっていう、話になりました。それを後半お話ししますが、キーワードは、これです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『脱・思い込み』。日本の対応が遅れているのは、一体どの問題に対して何でしょうか。このあと、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
岡安譲
「えー、コマーシャル中に皆さんもですね、あの四角の中に何が入るんだろうとお考えになったと思います。一体何が遅すぎるのか。青山さん」
青山繁晴
「うん。えー、これは、あー、中国を中心にした、非常に新しい脅威が、アメリカにとっても日本にとっても、大問題なんですよってことなんですね。それは何かというと、これです」
村西利恵
「『サイバーアタックに対する日本の対応が遅すぎる』」
青山繁晴
「はい。で、実は、このPACOM、アメリカ太平洋軍統合司令部も、艦隊司令部も空軍司令部も、今回、向こうから出てきた、多数の人間の中に、何でこんなにたくさん出てくるのかと思ったら、このサイバー部隊の、責任者がどっと初めて出てきたんですよ」
岡安譲
「へえー」
青山繁晴
「もうこれが、とにかく、中国人民解放軍の、見えざる侵略として、一番の問題だと」
岡安譲
「重要視してるんですね」
青山繁晴
「はい。で、実はこれ、僕は、僕も全部は言えないんですけど、日本にとってもですね、日本の陸海空自衛隊、ほとんど全部、コンピューターコントロールです。特に、イージス艦のような、ハイテク装備はそうだし、それから日本の場合は例えば、新幹線考えていただくと、えー、通常では考えられない頻度で、えー、rapid train、ものすごい高速の列車が走っていて、人間の手じゃなくてコンピューターがコントロールしてるから、そこに攻撃を仕掛けられると、今のマレーシア航空機どころじゃない、ものすごい被害が、民間に及ぶことが考えられる」
岡安譲
「ぞっとしますね」
青山繁晴
「それも、民間のJRにお任せするんじゃなくて、これは、ま、世界の常識ですが、軍が守らなきゃいけない。それなのに、その自衛隊の対応が、遅れている、これを、急いでくれと、言われたんで僕の方から言いましたのは、じゃあアメリカ軍は、今まで、日本に、例えば防衛装備売る時に、戦闘機なら戦闘機売る時に、ブラックボックスって言って、そのコンピューティングシステムに一番大事なところを、同盟国と言いながら、教えませんでしたねと。Open your blackboxと僕は言った。あなたの、黒い箱を開けろと。ね。それで初めて、同盟国だと。ね。その認識があって初めて、日米へのサイバーアタックの対応ができると、言いましたら、まあ、ま、まとめでもないんですけど、米軍の反応はこうでした」
村西利恵
「『アメリカと日本の同盟は滅びない。日本は現在のワシントンD.C.の政策に、とらわれすぎないでほしい』」
青山繁晴
「これも実はよく踏み込んで言ったと思うんですが、アメリカ軍の当局者ですから言葉を丸めて言ってるけど、首都ワシントンD.C.の政策って何かというと、ホワイトハウスであり、オバマ大統領であり、それから国務省、つまり日本でいうと外務省の政策であり、国防総省の中の、つまり、中国にかなり侵蝕されてる部分、そういう部分にとらわれないでほしいと。で、僕はPACOMの中にも、パンダハガー、『アンカー』でやりましたね(2013年10月9日放送分を参照)、Panda-Huggers、パンダにしがみついてる」
村西利恵
「中国が大好きという…」
青山繁晴
「そういう存在もあるよねと、言ったら、とにかく、その、同盟が、最前線で生きてることを忘れないでほしいと。ちなみに今回ですね、一番、てか、前回行った時に自ら、I'm just a Panda-Huggerって言った人がいたんですが、その彼は最初海外出張でいないって言われて、ああ会えないと思ったら途中で、いややっぱり会いたいと言ってると。あれ?海外行ったんじゃないのかと言ってたら、またやっぱり海外に行きました、って言ってですね、結局会ってくれなかったです。つまり、その、アメリカ軍の中でも、その、中国に寄り添っていくのか、日本との同盟大事にするのか、やっぱりその、揺れがいま起きてるんであって、それはいま日本にとって大事なタイミングだと思います。その上でですね、アメリカと日本の同盟滅びない、こんなきれい事言ってと思うかもしれないけど、違うんです。それはいわば、血で贖(あがな)った同盟って意識が、日本にはなくても、アメリカにはあるんです。それが、皆さんにも分かる場所があります。実は僕は、僕も、ですね、皆さんも同じ教育を受けました。真珠湾攻撃はアメリカから見たら、卑怯なので、例えばハワイ行った時に、真珠湾に近づいたりすると、あるいは記念館見たりするといじめられることもあるかもしれない、行くなって言うんじゃないけども、覚悟して行けって言われました。ところが実際に真珠湾の記念館行ってみると、アメリカは日本を褒めちぎっていて、卑怯だなんて一言も言ってない」
岡安譲
「え?屈辱じゃないですか」
青山繁晴
「はい。違うんです。それで、それが、真珠湾に行くのがちょっと、20分ぐらい時間かかるけど、もっと簡単に行ける場所があります。今回それをご紹介します。はい、出して下さい」
村西利恵
「それが、アメリカ陸軍博物館」
青山繁晴
「はい。これ、いま地図が出てますが、これハワイですけど、オアフ島ですね、空港があって、誰でもここに降りますが、ま、ダイヤモンドヘッドこっちありますが、アラモアナのショッピングセンター、みんな知ってるでしょ? で、この辺にみんなが泊まるホテル」
村西利恵
「ワイキキ」
青山繁晴
「この、まあいわば真ん中にある、陸軍博物館ですね。で、これ無料です。で、そこに入って驚くのはですね、例えば、証拠物から先にお見せすると(笑)」
岡安譲
「証拠物(笑)」
青山繁晴
「そこに、無料では入れるけど、ショップがあります。ね。お土産ショップ。そこで、例えばこういう物を売ってるんですよ。これちょっと見て下さい。ね。時間はないけど。これTシャツなんですが、皆さんこれ見ていただくと、ここに、U.S…、U.S ARMY MUSEUM OF HAWAIIって書いてます。これ、アメリカ陸軍の、公式な、いわば、戦争記念館ですが、ここに富士山を背景にした、私たちの零戦が、尊敬を込めて描かれているんですよ」
一同
「ええー…(驚き)」
青山繁晴
「で、これを、これ日本人向けに売ってるんじゃないんですよ? これ、ここはアメリカの小学生がたくさん勉強に訪れる所で、この小学生たちが、これを買っていってるんですよ」
村西利恵
「つまり、本当に零戦がすごかったっていうことを…」
青山繁晴
「そうです。はい、ここに零戦も含めた、これ展示してあるんですが、全部べた褒めで、例えばこういう展示が、あります。NAVAL AIR POWER。ね。海軍における航空戦力。The aircraft carrier strike force was revolutionary in naval warfare. Japan recognized its potential early, built a powerful fleet of carriers, …えー、まあ、全部読む時間はないですけどザーッと訳すとですね、その、日本海軍の、この、航空機による攻撃戦力っていうのは、まことに革命的なものであったと。日本は極めて初期に、この、艦隊の中で、こういう、航空戦力の大切さを、知っていたと。そして1941年までに、もっとも、advanced、もっとも進化した戦闘機をすでにつくっていて、イギリス海軍の例などを見て勉強をして、そして日本は、their superior planes、ね、along with the skill and tactical training、つまり、優れた技術によって、すごい飛行機をつくって、見事なトレーニングをやって、そして、could succeed at Pearl Harbor、真珠湾攻撃を成功させたと」
岡安譲
「褒めちぎりですね」
青山繁晴
「褒めちぎってるわけですね。で、実はこれ、アメリカはこの上で反省をして、その戦争を逆転させて勝ったってことを言ってるわけです。つまり、フェアに、その戦争の歴史を見ようとしてて、だから最後に僕はこういう提案を最後にしました。もう時間はないですがパッと出して下さい」
村西利恵
「日本とアジアを正しく理解する。日本にはオリジナルな民主主義がある。朝鮮半島の本質はなにか」
青山繁晴
「すみません、この写真間違ってます。僕がお願いしたのは、京都の皇居の、いや、京都の御所の写真を出してくれって言ったんです。これはいまの皇居です。ね。本来のお住まいは京都の御所ですね。そこにはこういうお堀ありますか?」
岡安譲
「ないです」
青山繁晴
「こういう砦ありますか? ありませんね?(一同同意)つまり日本の天皇陛下の本来のお住まいは、襲われる心配がない。なぜかというと、民が一番大事ってことを、古代から実行してきたからです。戦争に負けてアメリカに民主主義を教わったんじゃなくて、日本には日本のオリジナルの民主主義がある。戦争に勝ってアメリカが民主主義を持ってきたって考えをまず、間違いだってことを理解して下さい。それからもう一点、アメリカは建国以来まだ200数十年しか経ってない国、それだけじゃアジアの本質は分からない。数千年に渡って朝鮮半島は本当は中国に寄り添ってきたんだと。日本よりも太平洋を超えたアメリカよりも、中国が大事だから、朴槿恵さんの悪口だけ言ってもだめ。個人の問題にするんじゃなくて、長い歴史の中で、朝鮮半島が中国に戻ろうとしてる。そういう基本的な理解をちゃんとつくってくれた上での、ブラックボックスを開けて、日米同盟をつくって下さいと、いうことを申しました。ま、あくまでも、アメリカ軍と私たち日本国民に対するささやかな問題提起のつもりですから、えー、もう一度みんなで、僕も含めて、勉強し直したいと思います」
岡安譲
「はい。分かりました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
米陸軍博物館の話は驚きでした。
歴史を捏造する隣国たちとは違って、こういう面はアメリカはやはりフェアなんだなぁと。
零戦のTシャツほしい!(≧▽≦)
米軍側が提案した「尖閣諸島のウェブカメラ設置」は、良いアイデアだと思います。すぐにでもやってほしい!
サイバーについては、自衛隊のサイバー防衛隊が今日(3月26日)発足しましたね。
式は報道陣に公開されましたが、防衛省は「隊員の顔が報道されると悪用の恐れがある」として、隊長以外の隊員は背後からしか撮影させなかったそうです(共同通信 2014年3月26日 16時11分)。
「悪用」したい人たちは海外のみならず日本にもわんさかいますから、当然の措置ですね。
今回のハワイ訪問については青山さんの公式ブログでも紹介されていますので、興味のある方はご訪問下さい。
★お知らせ:WiLL2014年5月号 3月26日発売。
総力大特集【河野談話へ怒りの鉄槌!】
グラビアは追悼・小野田寛郎さん(´Д⊂グスン
目次はこちら。
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この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・ 日米韓首脳会談 北朝鮮核問題など対処のため緊密な連携で一致 安倍首相と朴大統領、就任後初めて顔合わせ
・北朝鮮ミサイル発射 日米韓首脳会談に反発か
・中国で一時不明の神戸大・王柯教授、拘束され取り調べ受ける
・「STAP細胞」論文 共同著者に渡った細胞は実験と別のマウス由来
1つめの、日米韓首脳会談について青山さんの解説要旨。
「こんな奇妙な首脳会談は見たことがない。まず会談になってない。顔を見せてるだけ。安倍総理が何を話しても朴槿恵大統領はよそ見してるような、非常に失礼な。相手の首脳が話してる時に横向いてる首脳なんて見聞きしたことがない。仲介したはずのオバマ大統領も見て見ぬ振り。会談の全貌とは違うかもしれないが、間に座ってるだけで積極的な対話を促してないように見える」
「安倍総理がよけいにニコニコすることない。相手が失礼な態度を取ってる時に、朝鮮語をわざわざ使ったことも含めて、僕は反対ですね。相手が失礼な態度をしていちいち怒ることはないが、相手は子供じみてるからそれに乗っかることはないが、媚びるように見えるのもいけない。淡々とやるしかない」
「安倍さんが前に総理やった時に色んな首脳と会談したが、こんな失礼な首脳は見たことない。その時に臨機応変、即応しなきゃいけないが、韓国が歴史問題なるもので嘘を並べてることについて、くれぐれも媚びるような姿勢に見えない姿勢は必要」
「残念ながら安倍総理が、会談後に、未来志向の日韓関係の一歩になるように願うという趣旨のことをおっしゃったが、ならないと思う。むしろ逆では」
「というのは、首脳会談ではいわゆる歴史問題を取り上げないことにしたから、間もなく行われる局長級ではいわゆる慰安婦問題に絞った協議をやることになってる。要するに韓国が出した条件を日本が呑んだということ。その時に例えば、従軍慰安婦なるものは存在しないと、日本が事実に基づいて言えるなら別だが、河野談話見直さないと安倍総理がおっしゃってしまった中で、外務省の役人が違うこと言えるわけがない」
「従って未来志向に向かうんじゃなく、朴槿恵大統領がやってることは世界中が呆れてるから韓国の国益も損ねると思うが、韓国のためにもこれはよくないですよというのが少しでも伝わるようにすべき」
「日本のメディアにも問題。『日韓の懸案となっている歴史問題』と、普通にみんな言うが、日韓の懸案か? 朴槿恵大統領が突然言いがかりのような話を始めてのであって、例えば日韓の懸案というのはウォンが世界から信用されてなくて、韓国経済が下降していて、日本のメガバンクの融資が止まったら経済が立ちゆかなくなり、アジアの経済に影響及ぼす、というようなことが懸案であって、韓国側が子供じみた外交で出してくることを、そのまま鵜呑みにして『日韓の懸案』と言うこと自体おかしい」
「今回のハーグでひとつ得た物があるとしたら、中国も突然見え見えの外交になった。日米韓首脳会談の前に慌てて韓国と首脳会談やって、日本の総理大臣を暗殺したテロリストの記念館をつくるのは、もともと中国は消極的だったのに突然話が変わって、習近平さんの方から『私が決めたんだ!』と。要するに日米韓が仲良くしたら困るということを、したたかなはずの中国が子供じみた外交にぶち込んできてるってことがみんなによく分かった。そういうことからくみ取っていくしかない」
2つめの、北朝鮮ミサイル発射について青山さんの解説要旨。
「子供じみてるを超えてて子供そのもの。北朝鮮のしたたかだった外交はどこに行ったのか。『日米韓が話し合うなんて嫌だ、僕ミサイル撃ってやるもん』と。しかもお金がないから2発撃っただけ。そして遠慮がちに射程の3分の1程度」
「かつて日本海に大量に撃ち込まれた時と全く意味が違う。今回は技術的な新展開はなく、喜ぶのはオバマさん。日韓に無理を強いて日米韓首脳会談をやって、世界は本当は厳しい目で見てるが、一番反応してくれたのは北朝鮮。だから北朝鮮の脅威に対抗しなきゃいけないから、日米韓首脳会談開いたんだと、オバマさんは正しいと、金正恩がなけなしのお金をはたいて花火を打ち上げてくれた」
「だから日本で例えばNHKがトップニュースでやってたが、そんなに意味ない。但し、日本政府の中で官邸や防衛省や自衛隊が鋭く反応するのは大事なこと。だからと言って国民がこれは大変なことだと思う必要はない」
「拉致問題への影響は出ない。だから政府間協議の予定は変わりませんと官房長官もおっしゃった。つまり北朝鮮はお金がほしいから、北朝鮮側も拉致問題の進展を必要としていることは変わらない」
上記発言も含め、拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
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