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「アンカーSP」(2)日本の防衛最前線!自衛隊の空中給油機と潜水艦取材

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■12/25放送 関西テレビ「アンカー」スペシャル “激動のニッポンはどうなる?”
 (2)日本の防衛最前線!自衛隊の空中給油機と潜水艦取材

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 書き起こしの2本目。
 通常の“ニュースDEズバリ”コーナーです。
 キーワードは「最前線の『戦わざる戦い』」。

 青山さんが取材された自衛隊の空中給油機と潜水艦、その貴重な映像や画像が紹介されました。
 1本目に続いて世耕弘成さんや宮崎哲弥さんもそのままスタジオにおられます。

 (1)世耕官房副長官×青山繁晴×宮崎哲弥の外交・安保・秘密保護法討論の書き起こしは1つ前のエントリーをご覧下さい。
 
 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。



 内容紹介ここから____________________________
 
岡安譲
「で、あの、ほんとにこの外交・安保の話はもう、話が尽きないんですが、実はこのあとですね、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでも、今日は、緊迫する東アジア情勢をめぐっての、ま、安保も含めた、お話というふうに伺ってますけれど…」



青山繁晴
「はい。あの、その通りであって、今、岡安ちゃんから、緊迫してるというお話も出たんですけど、実際、中国は軍事力を膨張させててですね、東シナ海にも、南シナ海にも。で、それに向かい合ってるのは、ま、尖閣諸島で見てると海上保安庁ばかりが僕らの目に入りますが、本当は、海上自衛隊も航空自衛隊も対処してて、中国が、無茶なことをして戦争になったりしないように、戦争を起こさないように動いてるわけですね。で、従ってたとえば僕の仕事は前から、その、最前線の自衛隊行って一緒に演習をすることもあったんです。で、陸上自衛隊で戦車に乗って演習にも参加してきましたが、正直言うと最近は、えー、空と海に、特に行っててですね、で、今回は、特に、任務中の、作戦遂行中の潜水艦、あの、普段なかなか乗ることはできないんですけど、そこに乗って、中国に対してどういう抑止力を働かせているんだというのを、見てきました」

岡安譲
「ちょっと待って下さいね。潜水艦に実際に乗られたんですか?」

青山繁晴
「そうです。潜水艦に乗ったのはもちろん初めてじゃないんですけども、あの、オペレーションって英語で逃げて言ってますが、これ作戦ですよね。で、作戦って戦争することじゃないんです。戦争を起こさないために動くことも作戦なんで、それはあの、現代の忍者って言われる潜水艦っていうのはなかなか民間人乗れないんですけれども、ま、長年の交渉と最近の情勢の緊迫化があって、これあの、世耕さんは知らない、事実ですよ、僕が乗ったっていうのはですね」

岡安譲
「はい(一同笑)」

青山繁晴
「で、あの、今からする話ってのは特定秘密保護法が施行されると、秘密にされるのか。いや、違います。これちゃんと、自衛隊と摺り合わせた上で、国民が知るべき情報を皆さんにお伝えしたいと思うんですけど、今日の、キーワードはこれです(フリップ出す)」



岡安譲
「『最前線の「戦わざる戦い」』」

青山繁晴
「戦争を起こさないために、いかに、戦っているか、私たちの自衛官、自衛隊がと、いうことを、許可を得た写真や動画をもとにして、このあと、お話ししたいと思います。またぶっつけ本番ですが(笑)、お話ししたいと思います」

岡安譲
「はい。貴重映像を交えて、コマーシャルのあと、青山さんの解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「今日の“ニュースDEズバリ”は、青山さんが見た、日本の防衛の最前線です。では青山さん、解説お願いします」



青山繁晴
「はい。えー、自衛隊の任務っていうのは非常に、ま、幅広いわけですけれども、今日はその中でも一番最先端で、一番日本が優位に立ってるところ、を、お話ししたいと思うんですが。えー、ひとつは、これF-15っていう戦闘機に、空中給油機が、高度7000メートルで、油を入れてるところ…」



村西利恵
「つながってますね、ここで」

青山繁晴
「給油してるところなんですね。で、それに乗り込んで実際に、この給油の、様子を見るだけじゃなくて、ま、あの、一緒に加えてもらいました。で、そのあと潜水艦なんですけれども、あの、たとえば特定秘密保護法を審議してた時に、オスプレイを飛んでるのを、スマホで撮った国民が、それをネットにアップしたら逮捕されるんだっていうね、報道が実際にあったんですけれども、じゃあその、今からお話しする話が特定秘密保護法が施行されたら、僕もこのスタッフも逮捕されるのかというと、とんでもない、そんなことはありません(一同同意)。で、いわば、それを理解していただく先駆けとしても、この最先端の一番深い部分を、皆さんと一緒に見ようと思います。えー、まずは、この空中給油機の方から行きたいと思います。はい。VTRを出して下さい」

 …………………………VTR開始…………………………





村西利恵
「航空自衛隊が2010年から本格運用している、空中給油・輸送機、KC-767。ボーイング社の旅客機、ボーイング767を改造したもので、その最大の特徴は…」



村西利恵
「世界で初めて採用された、遠隔視認装置を使った、空中給油システムです」

(青山(VTR):「すごいね、こんなの見たことないなぁ」)

青山繁晴
「これ、つまり米空軍で僕、見たことないんですよ」



村西利恵
「内部には座席が並び、輸送機としては最大200人の定員、または、およそ30トンの荷物を輸送する能力があります」



村西利恵
「日本海上空、高度およそ7000メートルを飛行するKC-767に近づいてきたのは、F-15戦闘機。時速およそ750キロを保ったまま、空中給油を行います」

青山繁晴
「この近づき方がまたすごいんですよ。ピタッと合わせてくるんですよね」



村西利恵
「特殊なヘッドギアを装着したオペレーターは、5台のカメラによる遠隔視認装置を駆使して…」



村西利恵
「F-15の給油口まで、パイプを伸ばしていくのです」

青山繁晴
「はい。これ、あの、何気なく近づいてくるように見えますけれども、この時速800キロ以上のスピードで、7000メートルのものすごい風が吹いてるところで、こんなお互いピタッと合わせる技術自体がすごくてですね」








岡安譲
「おおー」

村西利恵
「ねえ、風など吹いてないかのようですね(一同驚き)」

青山繁晴
「はい。見事に一瞬で、給油口にノズルを入れたんですね」

村西利恵
「これが給油を受ける側からの映像です」







青山繁晴
「これあの、どうしてこんなに正確にやれるのか、お互いのパイロットの技量もさることながら、この、入れてるシステム自体が実は、本家本元のアメリカ空軍では、やってないことをやってるんです。それ今、お見せしますが」



村西利恵
「青山さんもオペレーターの横でヘッドギアを装着し、給油作業を間近に体験されました」

青山繁晴
「これあの、ゲームセンターでかぶるようなヘッドギアに見えますよね。で、あのヘッドギアの中、で、実は、この、全てが映ってるわけですよ。で、ですね、えー…」



(青山(VTR):「(見えましたか?)もう、よーく。もうドキドキしました。…近づいてくるあの画像がいいんだけど、このカメラじゃ撮れないよね」)

青山繁晴
「あの、ドキドキっていうのは、その、ヘッドギアの中で、F-15が近づいてくるんですね。はい」

 …………………………VTR終了…………………………



青山繁晴
「で、実は、あの、こういう、ノズルを伸ばして行く時にですね、その、アメリカ空軍がやってる空中給油ってどうやるかっていうと、本当にこうやって腹ばいになってですね、腹ばいになって、その、だから後ろ開(あ)くんです。これ、あの、この飛行機ほんとは後ろ開くんですけど」

村西利恵
「人が腹ばいになって…」

青山繁晴
「はい、飛行機の種類も違うんですけれどもアメリカ空軍はこうやって腹ばいになって、ほんとにslightly left、もうちょっと左とか言って、その、やっていくわけですよ。で、それだから、まあ実はいろいろ失敗も起きるわけですけれども、日本の場合は、こういうふうに、自衛官がこのヘッドギアで、この目のところ、この目のところに映ってくるから、それで間違いなく操作ができて、ここにちょうど、一部写ってますけれどね…」



青山繁晴
「要するに、ここにやって来ますよね。そうするとこの、このラインに、青いところに合わせれば大丈夫なんで、技術的には、実は非常にシンプルにできると」

岡安譲
「でも基本的には手動ですよね? 手で、やるんですよね、基本的には、動かすのは」

青山繁晴
「えっとね、あの、最後の段階は手動ってわけじゃありません。もうガチッと入ってくれますが。それで、この空中給油機の存在がなぜ重要かというとですね、えー、こういう戦闘機ってのはものすごく燃費が悪いです、基本的に言うとですね、普通の飛行機に比べると。で、ということは空中給油がなかったら、その、日本のたとえば防空識別圏の中を飛んでる時もまあ、一瞬で飛んでなきゃいけないってことになります。で、中国の脅威などがこうやって具体的に向こうから、手を出して、大きくなってきた時には、それで衝突にならないように、常にベストの状態で、この戦闘機が、日本の領海の上を飛べることが大事です。それから、場合によっては、燃料が少なくて済みますよね。つまり空から、給油してもらえるから。そうすると、飛行機の外に着けるミサイルとかを増やすことができますから、それ見ただけで、中国空軍の戦闘機は行動ができなくなる。行動ができなくなるってのは、不当な行動ができなくなるっていう意味です。従って、戦争を抑止するために、起こさないために実は空中給油機は、極めて役に立ってるってことなんですね。はい。次は現代の忍者の、潜水艦の方に行きたいと思います」

村西利恵
「はい。海上自衛隊の潜水艦です」



青山繁晴
「はい。これあの、たとえばプラモデルとか一般的な映像ですとここに艦番号っていって、あの、番号が出てるんですが、それ実際は船を造る時には出しますけれども、そのあとは実際にこうやって任務に就くと全部取ります。えー、お互い、すれ違ってもどの艦か分からないっていうことなんですけれども、これ実は、僕が乗った艦そのものではないけれども、同型です。で、艦名は、これあの、別に、海上幕僚監部に、言ってくれるなと言われたわけじゃなくて、僕の判断として艦名は申しません。申しませんがちょっとこれ見ていただくとですね、そもそもこれ、82メートルぐらいあって、えー、鯨の一番でかいので25メートルぐらいですから、鯨がこれぐらいに入っちゃうわけですよね。で、巨大な、ものすごい巨大なものですが非常に動きは、俊敏で、つまり、あの、鯨よりはるかに巨大な、シャチのような、オルカのような感じなんですね。で、ちなみに、ここのあたり(前方)は全部ソナーで…」



青山繁晴
「そしてここ(上に突き出た部分)セールって言うんですけども、ここに、今、艦長含め、士官がいますけれども、ここから(下部から?青山さんが指した箇所がテレビ画面に映ってない)乗って行って、この下の部屋に入って、ここからはしごで上がっていくんですけれども、それがビルの3〜4階分あって」

岡安譲
「そんな高いんですね」

青山繁晴
「ええ、それがもうこういう(垂直に上る)はしごでですね、で、しかも途中にこういう、これ潜舵っていうんですが、こういう羽根みたいなもんですね、水の中でこうやって、こう倒して、潜ったり上がったりするものですね。こういう構造物があるんで、途中、鉄板がここに(顔のあたりに)せり出してるわけです。で、そこをものすごいスピードで上っていくわけですけど。ちなみに僕はこの、艦に乗艦した時に、海上自衛官たちは僕は慣れてるって勝手に思い込んで、ほったらかしだったんで(一同笑&ざわ)、もうビルの3〜4階を上がりながらですね、これあの、途中で力尽きたらどうしようかと(笑)、思ったんですけども、ここ(一番上)に上がると、実は眺めがすごいんですが、えー、これあとでお見せしますけど、後ろについてんのはこれ、舵です。ね」



青山繁晴
「この舵ひとつで方向を決めていくと。そして、実は魚雷とか、あるいはミサイルはこの部分(後方)に入ってます。そして、船を動かしたり、戦闘を指揮したりするのはだいたいこのあたり(中央)のスペースでやってるわけです。えー、じゃあ実際に、乗り込むところを出して下さい」



村西利恵
「撮っていただいた写真ですね」



青山繁晴
「はい。これ実は、今回、九州の、ある海から、乗り込んで行ったんですが、えー、まずこれ、まだ夜が全然明けてない、真っ暗な時点で、こういう小さなボートに乗って、沖合にひっそりと、目立たないように停泊してる、潜水艦に近づいていきます」

村西利恵
「ああ、なるほど」

青山繁晴
「そしてこの、いわばボートから、潜水艦の、こういう部分(2つ上の画像で青山さんが示してる場所)に飛び移るんです。ま、そういうところからもう一般の、見学はけっこう難しいかなと思うんですが、飛び移ると、これ艦長です」



青山繁晴
「で、こうやって敬礼で迎えられて、そしてさっき言った通り、いったん、下に入ってから、はしごで上がっていきますと、これ、この端が(青山さんが指した箇所がテレビ画面に映ってないが、おそらく艦の一番前の先端)、ここですよね」



村西利恵
「ああー、高さが分かりますね」

青山繁晴
「はい。だからシャチの頭を上から見てるような、ビルの4階ぐらいから見てる感じなんですが、これ皆さんご存知の、旭日旗です。ちょうどそこに日本の夜明けが重なって、ま、これ艦長でいらっしゃいますが、えー、艦長も、無言です。これ任務中ですから。もう作戦に入ってるんで。あの、無言ですけれども、表情がやっぱりとても豊かに感じられました。その、ずっと守り通してきたものってのが感じられるんですね」

岡安譲
「うーん(頷く)」



青山繁晴
「で、さあ、実はこのあと、潜行します。ここを全部閉じて、水の中に入っていきました。水の中に入って行って、たとえば、えー、僕も新たに認識したのは、合戦準備とか、戦闘準備って文字が掲げられていて、合戦ってさるかに合戦の合戦ですよね。で、その合戦ってのは、この潜水艦が出航することを言ってんです」

一同
「ああー…(ざわ)」

青山繁晴
「で、さらに戦闘っていうのは、ほんとに戦闘であって、今回、実はこれ、任務中、作戦中ですから、襲撃っていうものを、行いました。えー、そしてあくまで海上自衛隊の船を仮想敵にして、えー、そして判断をして、襲撃、すなわち攻撃を行いました。その場面です。出して下さい」

村西利恵
「その時の内部の様子、ですね」



青山繁晴
「はい。だからだいたいこのあたりの部屋の中なんですが(画像で示してるあたり)、えー、これ防衛秘をちゃんと避けてあります」



青山繁晴
「これ潜望鏡です。現代の潜望鏡はこんなに大きい。そして、こっちが前です。ね。あ、ごめんなさい、こっち(画像向かって右斜め手前)が前です。で、この潜望鏡からこっち側(画像の右端奥)、これ暗くなってる部分が、戦闘指揮をする所。で、こっち(人が大勢いる場所)が船を動かす所。で、この(人が大勢いる場所の)突き当たりにいるのが、若い海上自衛官で…」



青山繁晴
「これがさっきの、舵なんです。この舵を動かすことによって、この潜水艦の動き全体を決めます。とても若い海上自衛官に任されていて…」



青山繁晴
「そして、こっち側が、これ、映ってるんですが、ここの機材は、実は写ってる写真で海上自衛隊がOKって言った写真もあるんですけどそれ公開しません。僕の判断で公開しません。人だけ写ってますから大丈夫ですが。極めて高度なシステムがあって、実はこの腕組みをしてる艦長が、今、これらの艦を、潜水艦や、あるいは軍艦を、敵と判断し、今から魚雷を発射する、ハープーン、ミサイルも発射するってことを宣言するんですが、これは何が重要かというと、実は潜水艦は連絡ができないんです。連絡を取ったら、居場所がばれてしまうので、自分の判断でやらなきゃいけないんです。えー、そしてこれはもちろん、防衛出動が閣議決定されているという前提ですけれども、それが閣議決定されて、ちゃんと日本が守ることができるようになっていれば、艦長が自ら、僕の目の前で、いろんなデータを集めた上で判断をして、そして今、実は潜水、いや、魚雷を発射して、当たるまでの一瞬の間の、これ、感じなんです。そして今まで海上自衛隊の船にずいぶん乗ってきましたが、正直言うと、アメリカ海軍やイギリス海軍の船に乗った時と比べて、微妙に緩いんです

村西利恵
「緩い? どういうことですか」

青山繁晴
ま、一度も戦ったことないってこと影響してると思いますが、しっかりモラルが高い、技術も高い、世界最高レベルですが、微妙に緩いところがあったんですが、この潜水艦の中は全然違う

岡安譲
「へえー」

青山繁晴
全く、その、諸国の海軍の緊張度より上の、もうしっかり張り詰めた空気があって、それはどうしてかというと、実はこういう事実があるからです」



村西利恵
海上自衛隊の潜水艦の行動は、『抑止力』。潜水艦の士官によると、『中国を押し返している実感はあります』

青山繁晴
「はい。えー、実はこれ今、浮上してますけれど、水の中でですね、その、海上自衛隊の、今言った、襲撃訓練も含めた、潜水艦の行動そのものが、その中国の原子力潜水艦や、あるいはその空母も含めた、そういう海軍力がどんどん不当にこちらに尖閣諸島にも出て来るところを、その、いたずらな衝突が起きないように、両手で押し返してる実感がありますってことをですね、士官が、その、あの狭い艦の中で、僕に言ってくれたんですが、それはまさしく、それが実感されることなんですね。で、しかし、それで全部良いかというとですね、実は現代の潜水艦はこの中にちゃんと食堂もあります。そして僕はその場で判断して艦長にお話をして、これ任務が終わって、さっきの港近くに戻ってくる時の時間を利用してですね、潜水艦の乗組員ってのは交替で動きますから、その、今、任務に就いてない、下士官や、あるいは若い水兵さんを、食堂に集めてもらって、1時間講演いたしました」

岡安譲
「青山さんが講演したんですか(笑)(一同ざわ)」

村西利恵
「潜水艦の中で」



青山繁晴
「はい。で、その時に申したのは、自衛隊、これで良しと、恐縮ながら思わないでいただきたい。えー、たとえば憲法には、9条の最後に、国の交戦権はこれを認めないと書いてある。ね。その範囲内での自衛隊であって、皆さんは自衛官であると同時に、ひとりの主権者、国民でもありますから、その、現場からの証言をちゃんと今後国会でも伝えていただき、あるいは居酒屋でも、学校の同窓会でも伝えていただいて、世界の主権国家と同じように、相手が国であっても、拉致した被害者を取り返しに行ける、相手が国であっても尖閣諸島を侵しに来たら、それを阻むことができると、そういう存在になって下さいと言いましたら、手が上がって、今の意見に反対ですと。自衛隊は自衛隊のままでいいんですという意見が出て、むしろそれを僕は大歓迎しました。そこでその食堂の中で、若い人たちと議論になってですね、そういうことが、本当は国民に知られるべきだと思ってます。今日は世耕官房副長官もいらっしゃいますが、新年になれば、安倍政権も、その、憲法の、問い直しに向けて、着実なステップを踏んでほしいと、いうことをこの潜水艦の中でも、現代の忍者の中で、みんなが狭い艦の中で、ほんとは油の細かな粒子がずっと飛んでてですね、それが肺に入るから、実は潜水艦乗りはリタイアすると、すぐに亡くなってしまう人が大変多いんです。実は艦の中でそれを聞くと、艦長から、一水兵に至るまで、それ全部分かった上で、一番目が良くて、一番精神的に安定してて、一番優秀な人たちが潜水艦に乗ってる。任務が終わったら、ひょっとしたら、余生を楽しむ暇もないってことを分かりつつ、その任務を果たしていて、戦争が起きないようにしてるっていうこと、それを私たち主権者はよく知るべきだと思うんです。それでさっき、キーワード(外交・安保討論の最初に出したキーワード)も『ほんものの「知る権利」』と申しました」

岡安譲
「分かりました。ありがとうございました。“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 今回、文字起こしの限界を感じました(T_T)
 特に空中給油のところはすごさがほとんど分からないし、あと、指で画像を示されたり等々ジェスチャーもすごく多かったので…。
 機会があればぜひ動画をご覧になって下さい。
 空中給油のところは本当にすごくて、私も岡安さんみたいに思わず「おおー」って言いましたよ(^^ゞ

 今年の「アンカー」書き起こしはこれにて終了です。
 次の水曜日は元日なので、次回の書き起こしは1月8日放送分になろうかと思います。
 「ぼやきくっくり」自体は年内にあと2〜3本UPさせていただく予定です。 


【お知らせ】「WiLL」2014年2月号発売中。
青山繁晴さん執筆「秘密保護法、反対派の詐術」掲載!
秘密保護法案衆院通過後に政府高官に問題点を提起した際のやりとり等も公開。必見です。




 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので(今回スペシャルなのでちょっと分かりませんが)、そちらをご覧下さい。

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

【お知らせ】「正論」2014年2月号は12月25日発売。
大特集は「中華帝国主義の野望を砕け 2014国防再建元年」。
NHK「JAPANデビュー」訴訟にまつわる特集も。

※「ぼやきくっくり」「お気楽くっくり」はAmazonアソシエイト(アフィリエイト)に参加しました。拙ブログで実際に紹介している商品をクリックしてアマゾンを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になる仕組みだそうです。まだ始めたばかりで今後どうなるか分かりませんが、押しつけがましくならない程度にやらせていただくつもりです。これを生業とする気は全くなく、少しでも家計の足しになればという思いです。何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。





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※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
 http://ameblo.jp/hosyuyamato/

竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。

megumi080328.jpegアニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!

takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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