「アンカー」韓国『アベノミクスごと安倍政権つぶし』の対抗策&自民党の親韓派が情報漏洩!
※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■5/1放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
前半のキーワードは『狙いは、外交でもなく安全保障でもなく』。韓国はアベノミクスごと安倍政権をつぶすことを狙っています。
後半のキーワードは『まずは、この手を打て』。韓国や中国のたくらみに対抗するために、安倍政権が打つべき手とは。
そして今回の「靖国騒動」最大の問題は、何と自民党内の親韓派から韓国側に情報が漏れてしまったこと!
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに行きたいと思います。今日はどのような話題でしょうか」
青山繁晴
「はい。あの、ね、今日も重大なニュースばっかりなんですけれども、今、連休の真っ只中、ですよね。で、この連休が明けたら、その日本の政治、政局どうなるかっていうと、もう7月21日に予定されてるところの、まだ確定じゃありませんが、でも7月に必ず行われる、参院選挙に向けて、ダーッと走っていくことになるんですね。で、この間の山口補選の結果を見ても、ま、おそらく、今の与党側が勝つんであろうと、見通しになってますよね。ところがですね、その、仮に、その、今の与党側が、参議院選挙で勝ったら、逆に、与党の中から、それも公明党じゃなくて、自由民主党の中から、まるでデジャブ、前見た記憶、5年6年前の、その安倍政権が崩れていった時、あの時安倍さんの体調問題もちろんありましたけど、自民党の中から足引っ張られたのも事実で、似たようなことが、実は、今、起きようと…」
山本浩之
「へえー」
青山繁晴
「してるんですね。で、それがしかも、今回、さらに問題なのは、外国、具体的に言うと韓国と、結びついている。で、これどうしてそうなるかというと、第一次安倍政権の時は、安倍政権自身が参議院選挙で、負けたんですよね。大負けしましたよね」
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■5/1放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
GW外遊、安倍首相が直面する壁、中国・韓国の狙いは?青山繁晴がズバリ解説
前半のキーワードは『狙いは、外交でもなく安全保障でもなく』。韓国はアベノミクスごと安倍政権をつぶすことを狙っています。
後半のキーワードは『まずは、この手を打て』。韓国や中国のたくらみに対抗するために、安倍政権が打つべき手とは。
そして今回の「靖国騒動」最大の問題は、何と自民党内の親韓派から韓国側に情報が漏れてしまったこと!
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに行きたいと思います。今日はどのような話題でしょうか」
青山繁晴
「はい。あの、ね、今日も重大なニュースばっかりなんですけれども、今、連休の真っ只中、ですよね。で、この連休が明けたら、その日本の政治、政局どうなるかっていうと、もう7月21日に予定されてるところの、まだ確定じゃありませんが、でも7月に必ず行われる、参院選挙に向けて、ダーッと走っていくことになるんですね。で、この間の山口補選の結果を見ても、ま、おそらく、今の与党側が勝つんであろうと、見通しになってますよね。ところがですね、その、仮に、その、今の与党側が、参議院選挙で勝ったら、逆に、与党の中から、それも公明党じゃなくて、自由民主党の中から、まるでデジャブ、前見た記憶、5年6年前の、その安倍政権が崩れていった時、あの時安倍さんの体調問題もちろんありましたけど、自民党の中から足引っ張られたのも事実で、似たようなことが、実は、今、起きようと…」
山本浩之
「へえー」
青山繁晴
「してるんですね。で、それがしかも、今回、さらに問題なのは、外国、具体的に言うと韓国と、結びついている。で、これどうしてそうなるかというと、第一次安倍政権の時は、安倍政権自身が参議院選挙で、負けたんですよね。大負けしましたよね」
山本浩之
「ええ、そうでしたね」
青山繁晴
「だから自民党の中で、世の中変えたくない人たちが足引っ張りやすかった」
山本浩之
「それは分かるんですよ」
青山繁晴
「はい、今度は勝ったあとに引っ張らなきゃいけないから、外国と結びつきつつある、もうゆゆしき事態が進行してるので」
村西利恵
「外国と…」
青山繁晴
「今日、いつもの通り、事実に基づいて、皆さんと一緒に考えたいと思います。キーワードはこれです(フリップ出す)」
山本浩之
「『狙いは、外交でもなく安全保障でもなく』」
青山繁晴
「はい。つまり今の話聞いてると、まあ、例えば靖国神社参拝の問題をこれから考えるんですが、やっぱり外交とか安全保障問題、特に外交問題じゃないかとみんな受け取ると思うんですが、違うんです。えー、例えば、韓国の狙いは、外交とか安全保障じゃないんです。そのことも含めて考えたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「ま、今の状況を見る限り、安倍自民党が参議院選で勝つだろうというふうには、ま、見られてはいますけど、実際に勝って、どうして、党内から足を引っ張らなきゃならないのか。そこには、日韓関係、そして韓国のたくらみもあるということなんですね。さっそくお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。えー、皆さん、ここにも、こう『たくらみ』っていう言葉を、あえて入れたんですけどね。本当は、たくらみって言葉は、使いたくないんですよ。もちろん真っ当な日本語ですよ? でも、現代の日本語で使われる時ってだいたい誇張が多いので、あの、僕は物書きのはしくれなんで、普段は、基本的に使わない言葉なんです。ところが先週も、たくらみって言葉を使わざるを得なかった。それは特に中国の、動きについてお話ししたんですが、今週は韓国で、ある意味、こう中国よりももっと小回りがきいて、したたかな、いわばよーく準備されたプラン、が、実行されたってことなんですね。で、それを、あくまで事実に即して、皆さんと一緒に考えたいんですが、まず、普通の報道で表れてることは、どうなってるか。ちょっと声枯れてて、今日あの、講演のしすぎで、えー、僕、講演してる間にマイクを離しちゃって地声で話そうとするから、声が枯れちゃうんですが(笑)、すみません、お聞き苦しいですけれど、普通の報道だとどうなってるか、まず見て下さい」
村西利恵
「日本の大半の報道ぶりは、靖国神社の春季例大祭に、閣僚3人、国会議員168人が参拝したために、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外務大臣は訪日を中止した、というものです」
青山繁晴
「はい。これ先週も指摘しましたが、要は、これ韓国じゃなくて、日本の多くの報道によると、第二次安倍政権で、きっつい参拝の仕方したから、韓国が怒って、外務大臣の訪日も中止になったと、いう話にされてますけれども、事実は、実は全然違う。はい、まずこれ出して下さい」
村西利恵
「総理側近によると、安倍政権は、『歴代内閣を通じて、慣例になっている範囲内の靖国参拝』に徹することを、秘密裏に決めていた」
青山繁晴
「はい。これ実は、靖国参拝どうしますかっていうのは、この安倍政権にとって重大テーマとして、内部で協議重ねてるんです。それひとつには、靖国神社も普通の神社と同じように、春と秋に必ずお祭りの季節が来るんで、靖国の場合は4月と10月ですが、避けて通れないので、まず4月の、春季例大祭っていうんですが春のお祭り、が来る前に、どうしましょうかっていうことをですね、この安倍総理、それから菅官房長官、それから複数いらっしゃる官房副長官、総理補佐官、内閣参与、その中でも一番安倍さんに近い方々が集まって、プラス情報当局も集まって、今までの、歴代内閣、これあの、民主党も含めてですね、その時の靖国参拝の仕方、以下にしようと」
村西利恵
「以下」
青山繁晴
「ええ。むしろそれ、同じというよりは、それよりも柔らかくしようと。柔らかくしたら、韓国も中国も何も言ってこないだろうという見通しを、これは外務省の担当幹部が、そういう席で言って、じゃあそれで行こうになったわけですよ。で、この内閣の方針に、最も忠実に従った方が、この方なんですね」
村西利恵
「麻生副総理が、靖国神社の春季例大祭に参拝しました」
青山繁晴
「はい。これあの、麻生副総理、いつものように、ま、かっこいいスタイルで、こう、あの、祈りを捧げてらっしゃいますが、これ実はですね、あの、これ今、スチール写真っていって動かない写真ですけど、この麻生さんは、参拝してる時の一部始終が動画で、世界中に繰り返し流されましたよね(一同同意)。それ何でそうなったかというとですね、あの、靖国神社に行かれてる方にはちょっと釈迦に説法ですけれども、ちょっとこの地図見ていただけますか。これ靖国神社のホームページから、お借りしたものですけどね」
青山繁晴
「まずこの辺(図よりもっと右下の方)にあの、でっかいコンクリートの鳥居がありますよね。で、そっから、仮に入っていって、二の鳥居、三の鳥居にと、その、くぐっていくと、まず、あの、僕たちが普通に行って、ぶつかるお宮がこの拝殿っていうとこなんですね。普通ここに参拝するわけですよ、みんな。で、これは、靴を脱いだりしないで、普通にあの、ここに、自然にこう、あの、祈りを捧げるんですけど、ま、簡単に言うと、閣僚であったり、それから特に、あの、僕ら一般庶民でも、特に事前にお話ししとくと、この本殿、つまり拝殿の後ろのこの本殿に上がることができて、それが正式参拝なんですね。で、これ靴脱いで上がります。閣僚の場合はこの到着殿から入って、靴を脱いでこの本殿、に上がって、お参りする。どうしてかというと、その後ろにですね、本殿からこれ見えるんですけども、難しい字ですが、霊璽簿(れいじぼ)奉安殿、霊璽簿っていうのは、あの白梅の少女たちや、あるいは硫黄島の英霊の方々も含めて、その、祖国のために、命まで捧げて下さった方々の、名前が書いてあるわけです。これ一番大事なことなんですけど、そこを、いや、それを奉ってある所が、見えるのが本殿ですから、ここは当然靴を脱いで上がるわけです。ここテレビカメラ、原則として入れないんですよ。で、従ってですね、この、本来は、麻生さんは靖国神社にその、毎年、総理在任時以外は、その、2回も3回も、必ず自分のご意志で行かれてる方ですから、本殿に上がられるんですよ。あるいは上がりたいんですよ。ところが、なるべく簡素に、しようという内閣の方針で、副総理だから余計にそれを忠実に守って、この、拝殿にしたわけです。拝殿にしたために、テレビカメラ自由自在に映りますから」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「ずーっとこれが世界に宣伝されるわけですよ」
村西利恵
「裏目に出てしまった」
青山繁晴
「はい。同じ参拝でも、例えばこの方、はい、ちょっと出してくれますか」
青山繁晴
「国家公安委員長、そして拉致問題担当大臣の古屋さんは、この、一人の閣僚ですから、その、普通通りに到着殿から、靴を脱いで本殿に上がったので、つまりこれ歩いてるところしか、写ってないわけですよ(一同同意)。で、外国の人から見たらこれは、普通の絵にしか見えないけど、事情よく分かんない外国の人から見たら、麻生さんは外務大臣も総理大臣もやってるのに、やっぱりこういう、ちょっと理解し難い行動なのか、のように、こう見えてしまうわけですよね。そして、韓国は、この麻生さんに狙いをズバリ絞ってた形跡があります。それはどうしてかというと、まずこうです」
村西利恵
「2月25日に行われた、朴大統領の就任式に、安倍総理は出席しようとしていた」
青山繁晴
「これは安倍さんなりに考え抜いて、韓国側に実際に打診したんです。えー、というのはですね、安倍外交の中心は、中国に対してどうするか。さっきの(ストレートニュースの)ロシアもそうですけど(こちらのまとめ参照)。だから韓国といろいろ、竹島問題も含めてですね、あまりにも、考えの違うところはあっても、韓国とは仲良くしようと思った。しかも、竹島に大統領として行ってしまった李明博さんと違って新しい、しかも女性の朴槿恵大統領が登場するから、で、もともと、朴槿恵さんのお父さんは、本当は日本のことを尊敬してたとも言われてますからね、だからその就任式に安倍さん本人が行って、日韓関係を強くしようと思ったら、それを申し入れしたら韓国の返事は何とこうだったんですよね」
村西利恵
「韓国が、『首脳には招待状を出さない』と返答してきたため、麻生副総理を派遣することになった」
青山繁晴
「ええ。まず、まずこの韓国の返答、僕も最初、外務省の知り合いから聞いた時にですね、報道される直前に聞いた時に、意味分かんなかったんですよ。え、各国の首脳には招待状出さないって。今はよく分かるんです。まさか、安倍来るなと言えないでしょ。安倍来るなと言えないから、とにかく今回は、各国のトップには招待状出さない、それ原則なんですと言われて、え、じゃあウチは例外にしてくれと日本側はさすがに言えないから、安倍さんをはじめ、日本側はじゃあナンバー2の麻生さんを、その、派遣しようってことになったわけですよね。で、何も疑わずに、安倍さんも麻生さんも何も疑わずに、麻生さんが訪韓されて、そして大統領就任式に出たんですけれども、その際の朴槿恵大統領との会談が、実はこれもまたよく仕組まれてた会談だったんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「その就任式の会談で朴大統領は麻生副総理に対し、『歴史問題が肝心だ。直視せねばならない』と話しました。麻生さんはそれに対してアメリカの南北戦争を例に挙げて、『同じ国、民族でも歴史認識は一致しない。異なる国の間では、なおさらそうだ』と答えました」
青山繁晴
「ええ、これはですね、えー、また、外務省を批判しなきゃいけないんですけど、残念ながら日本の外務省が、用意した想定問答には全然なかったんですよ」
村西利恵
「朴さんがいきなりぶつけてきた」
青山繁晴
「はい。こんな、ここまで、これ何回も何回もおっしゃったんですね。歴史問題が肝心なんだと。そこを直視しないと、今後の展望開けないと。で、麻生さんはとまどったけれども、あの、何とか麻生さんとして乗り切ろうとしてですね、これ麻生さんらしいんですけど、アメリカの南北戦争を例に挙げたっていうのはですね、アメリカの南北戦争皆さんご存知だと思いますけれど、未だに確かにアメリカでは、その、南部の人たちは、あれは、その、要するに北が、要するの北部の、ほんとは東部の、エリートが侵略してきたって言うし、その北部、つまり今のワシントンやニューヨークでは、奴隷解放戦争だったって言うし、あの、考え方違うわけですよね。つまり同じアメリカ、同じアメリカ人の中でも歴史的な見方ってのは違ってるんだから、一致しないんだから、異なる国の間では、なおさらそうなんで、無理に一致させない方がいいんじゃないですかって言ったわけですよ」
山本浩之
「うんうん…」
青山繁晴
「これ、麻生さんの性格もよーく諜報活動で、韓国は見抜いてると言わざるを得ない」
山本浩之
「ふーん」
青山繁晴
「これがですね、韓国では、大ニュースにされたんですよ。ね。日本では、あまり報道されなかったから、えー、皆さんあんまり知らないまま、知ってる人でも、それほど関心持たずに終わったのかもしれませんが、その結果、何が起きたかというとこうなんですね」
村西利恵
「先月22日、韓国は、外相の訪日中止を通告してきました。その理由として、麻生副総理の靖国参拝を指摘」
青山繁晴
「これ公にして、指摘したわけじゃないんですけれども、実は非公式には、もう、麻生さんの靖国参拝が大問題だと言ったわけですよ、韓国側が。それ、日本はびっくりしたんですね。というのは、この韓国の尹炳世さんっていう外務大臣、行きたいと言ってきたのは韓国側なんですよ。というのは本来ソウルで日中韓の、協議を、首脳級の協議も含めてやることになってたのが、中国がそれ嫌がったのでつぶれた。つぶれた代わりに、じゃあ日本と韓国はやりましょうって言って、向こうから申し入れしてきたのを、今までと参拝の仕方が変わったわけじゃない、むしろ穏やかにやってるのに、それを理由に、頼んできた側が中止にするなんて想像してなかった、はっきり言うと脇が甘かったわけです、読みが甘かったから、びっくりして、そして麻生さん自身も記者会見で、私は年に2、3回いつも参拝してるのに、で、ほんとは、しかも今回、本殿の参拝、ごめんなさい、拝殿の参拝だけにとどめてるのに、なぜそれが外交問題になるのか分かんないと。政治家ですけど、麻生さんてすごい人間的な人だから、政治家だけどごまかして言ったんじゃなくて、ほんとに戸惑いの顔もそのままに、この記者会見で言ったわけですよ。それは、韓国としてはもう願ってもないシチュエーションであって、状況であって、韓国はさらに、日本人の、ソウル駐在の特派員らに、こういう非公式なブリーフィングをやったんです。はい、出して下さい」
村西利恵
「韓国外務省は日本人特派員への背景ブリーフィングでこう話したということです。『麻生副総理の参拝が特にいけない。朴大統領と会談して、さらに反論までした』「麻生副総理の参拝を認めた安倍政権はやはり、大戦後の秩序を覆そうとする右翼政権だ』」
青山繁晴
「はい、えー、これあの、今日のストレートニュースでも、プーチン・安倍会談について各社の報道が同じになっちゃうのは、ブリーフがあるからだと申しましたけどね(こちらのまとめ参照[上で紹介済])。もう常にそうやって、その記者団に対してそういうブリーフが行われるんですから、もっと日本側も学習すべきで、こういう話が出てくるってことはもともと韓国の計画があるっていう事実を、そっから取材し直さなきゃいけないのに、やっぱり時間に追われるせいもあって、それは全く間違ってますけど、僕、通信社にいたので、よけい、よく分かるんですよ、とにかく早く出せっていうね、上におもねて、どう報道したかというと、日本ではこれ、日本の報道ぶりにそっくりでしょ?」
村西利恵
「ま、そのまま流したということですよね」
青山繁晴
「ええ、もうほとんどそのまま流したわけです。要するに、その、麻生さんが参拝したのは特にいけなくて、しかもその前に朴槿恵大統領と会談した人が参拝するのは困るじゃないかって話になってんだけど、それってしっかり仕組まれてそうなってるわけですよね。そして、えー、これ、ここまで韓国がやらなきゃいけない理由、これ普通に見たら、外交とか安全保障とか、ま、いわゆる歴史問題も含めて、そういう話かと、思う人当然多いと思うんですが、これは実はアメリカとかイギリス、つまり横から見てる情報当局にとっても話は全然違うんです。世界が見てる韓国の狙いってのはここに尽きるんです。はい、出して下さい」
村西利恵
「韓国の狙いは、外交でもなく、安全保障でもなく、『アベノミクス』ごと、安倍政権をつぶしたい」
青山繁晴
「はい。アベノミクス、まだ初期段階ですよね。初期段階だけど何が起きたかというと皆さんご承知の通り、異常な円高が収まって、円安になりましたね。で、円安というと円がどんどん売られてるイメージだけど、そうじゃなくて、今言った通り、異常な円高が修正されて、世界の為替が少しまともなレートに戻ったわけです。韓国のウォンは、実は韓国自身が売って売って売って、ウォンを安くして韓国製の自動車とか電化製品をどんどん売りやすくしてたのが、このアベノミクスの影響で、ウォンが一時期すごく高くなったんですね(一同同意)。で、一時期すごく高くなって、韓国経済は非常に追い込まれました。特にこの2月ぐらいそれ顕著だったですよ。そのあと自然に、またウォン安に少し戻りましたが、またそれで不安を、違う新しい不安になるわけですよ、もう韓国経済信用されてない。ということは、外交・安全保障に見せかけてあるけれども、本心は、アベノミクスごと安倍政権がつぶれてもらって、今までのような日本の政権に戻したいっていうのが、実は韓国の、やむにやまれぬ話なんですよ。だからこれ、たくらみって言葉がきついから、僕が韓国批判を一方的にしてると思う人もいらっしゃると思いますが、違います。こんなのは国際社会では当り前なんですよ」
山本浩之
「はあー、なるほど」
青山繁晴
「むしろ脇が甘い日本の方が、安倍総理も含めて、問題であって、そして一番いけないのはもう、最近このコーナーで定番になっちゃったけど、こういう事実を報じないメディアが最大の問題で、国民が、事実を知れないわけですよね。で、その上でですね、でも、その事実を指摘するだけでは、やっぱり、何て言いますかね、話が半分っていうのか、批判だけで終わるっていうのはおかしいと思いますから、後半、じゃあどうしますかっていうことですけれども、後半へのキーワードは、これです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『まずは、この手を打て』。韓国などのたくらみに、安倍政権はどんな手を打つべきなのか。このあと、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「韓国の狙いは、外交でも安全保障でもないと。経済問題だと。さあ、安倍政権に打つ手はあるんでしょうか」
青山繁晴
「はい。あの、安倍さんの周りにですね、はっきり言うと、古い言葉ですけど君側の奸(くんそくのかん)と言うべき人たちもいます」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「つまり安倍さんにぶら下がって自分の権力を肥やそうとする人。やや、元外務官僚が多い。で、そういう人たちが安倍さんに、その朴槿恵大統領の就任式に行け行けと、これはもう絶対行くべきですと。それ、あの、アドバイスするのはいいんですが、その裏の事実をつかんで言って下さいと、ご当人たちにも申したんですけれど。まあそうやっていろんな、ものが入ってくるのを整理しなきゃいけないのが、その総理大臣たる安倍さんの責務でもありますが。その中で、その安倍さんが最も信頼してる一人、そして僕から見ても、この人は常にフェアだと思える人がいて、それはこのコーナーで、よく話に出てくる、情報当局者なんですよね。ま、はっきり言うと、日本はいくつも情報機関ありますよ? どれかっていうことは拷問されても絶対言いませんが、その責任者の一人です。で、その人におととい会いまして、えー、その方は僕がこう『アンカー』で話すのはもう承知の上です。おととい会いまして、今、前半で申したような韓国の、ま、たくらみってきつい言葉ですけれど、こういう計画がありましたねって言ったら、ひとつひとつ、僕はひとつひとつ説明して、全部認めました、彼は」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「全部その通りですと。裏も取ってありますと。ね。で、その上で、この人自身が、今何をしようとしてるかというと、つまり僕その人にも、あなたもだらしないって言ったんですよ。なぜじゃあその、元外務官僚なのに抵抗して、その、例えば大統領就任式の時に麻生さんじゃなくてってことを言わなかったんですかってことを、言いましたら、ま、とにかく、次が大事だと、その方は言って、こうしようとしてるんです」
村西利恵
「情報当局者によると、『韓国と中国のロビー活動が活発化している。アメリカの誤解を解くために訪米する』」
青山繁晴
「はい。つまりですね、これは例えば靖国参拝の件で日韓だけやってても、実は韓国にとってはあんまり効果がない。つまり、安倍政権を例えばアメリカがずっと支えてたら、つまりアベノミクス、支持してるじゃないですか。で、相当円安になりましたが、アメリカはこの範囲だったら、つまり110円とかならない限りは支持してるでしょ。だから、焦点はやっぱり、現実として、いい悪いじゃなくてアメリカなんです。だから、そのバックグラウンドに韓国と中国が、中心になって、オバマ大統領、その人の周りも含めてですね、徹底的なロビイストが、活動する、囁く。つまり、さっき村西さんからね、実は、こう聞かれたんですよ、僕。あの、この後半に入る直前にね。そのオバマ大統領にとって、その、例えば韓国や中国に乗っかるのにどういうメリットがあるんですかと。ね。しかし、もちろん、メリット、デメリット、彼は考えてるけど、一番は、セックススレイブって言葉なんですよ。いわゆる従軍慰安婦、これ実在しない、慰安婦はいましたけど従軍慰安婦はいないっていうのが僕の意見ですけれども、それをセックススレイブって言葉に置き換えてロビー活動してるから、オバマさんが、安倍さんを見る目がもう、色がついてるわけですよ。この人はセックススレイブを、ごまかそうとしてる人じゃないかって疑念がある。それが、これ、もちろん情報の人間ですからよく分かってるから、韓国や中国に行くんじゃなくて、アメリカに行って誤解を解くために、もう出発されましたけど、えー、自分の人脈を徹底的に活用すると、言われたんで、それは結構だけど、そんなもんじゃ全然足りないと。あなたが情報機関の責任者であるなら、その情報機関も含めて、これをすぐやるべきだと、ひとつはこれを言いました」
村西利恵
「日本もロビー活動を即刻開始すべき」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「はい。これ、この『アンカー』で何度もロビー活動の現実の話をしましたが、これもですね、これは夕べ、村西さんに聞かれたんですよ、僕は。つまりこの番組(“ニュースDEズバリ”コーナー)って、今日話すために、前夜にこうもう、丁々発止の議論をやるんですが」
村西利恵
「打ち合わせを」
青山繁晴
「打ち合わせじゃなくて、怒鳴り合いの議論ですけれども(村西笑)、その議論の時に村西さんに、聞かれたのが、そのロビイストって、例えば中国・韓国のロビイストって中国人・韓国人なんですかと、聞かれたんですが、もちろんそれもいますよ? でもほとんどが例えばアメリカでロビー活動するんだったらアメリカ人です。例えば、これ個別撃破なんですロビー活動って。例えばミシシッピー州選出の議員だったら、ミシシッピーではどんな産業がほしくて、この人は何を頼りに当選してるのかってことをロビイストが、地元事情もよく知ってて、そして米語で、そのネイティブな米語でやるからロビー活動なんですよ。これは何を意味してるかというと、即刻できるってことなんですよ。育てる必要ないんですよ」
村西利恵
「お金を払えば」
青山繁晴
「お金でこうやって、もうはっきり言うと、札束でひっぱたけば、こっちの味方になるわけですよ。そしてそれを、官邸が責任持って、もちろんコントロールしなきゃいけないから、その内閣の中にちゃんとした情報機関を、今の内調のような、ただただその、情報がこう来てるだけじゃなくて、ちゃんとコントロールできるような情報機関を新たに作って、そしてロビー活動開始しない限り、いつまでもこれやられっぱなしになりますよってことがひとつ。2点目はこれです」
村西利恵
「たくらみに対抗するための提案2つめですが、頂上作戦。『オバマ大統領と再会談』」
青山繁晴
「はい。これは、ロビイストの活動を超えて、もう頂上同士、の、理解を深めるしかない。そして、再会談っていうのは、まさか安倍さんにもう一回ワシントン行けっていうんじゃないです。日本はアメリカの属国じゃないので。まさしく4月28日に再確認した通り、あの政府記念式典で再確認した通り、日本はとっくに、60年以上前から独立してるんですから。ワシントンに行くんじゃなくて、こうしましょうってことです」
村西利恵
「ハワイで、TPPをきっかけに安全保障と経済を話し合う」
青山繁晴
「ええ、ほんとはね、これハワイ、アメリカの領土ですから、第三国にしたいんですよ。でもそれは現実味ないから、これは僕は現実の提案なんで」
村西利恵
「真ん中ですからね」
青山繁晴
「真ん中であると同時に、なぜハワイかというとですよ、ひとつは、TPP、これ僕は反対ですけど、もう現実に交渉に入りつつあるわけですからね、7月か、いや、7月以降には、その、交渉が本格化するとも思われますから、当然、オバマさんとしてはこれ○○になるわけですよ。それから、太平洋は西半分、中国が支配したいってことを、人民解放軍の将軍が、失言してしまったりしてるわけですから、ハワイだったら、実は、開催の可能性はあると思います。ロビー活動を即刻やりながら、これを模索するってことは僕は必要だと思います。そして、情報当局者は、安倍さんに意見具申してみるってことは、おっしゃいました。しかし、それに、増してですね、実は最後に、一番重大な問題を、言わなきゃいけないです。というのは、今日冒頭に申しましたね。安倍政権はこっそり協議をして、靖国参拝を、穏やかにしようってことを決めた。この決めたって事実が、実は情報として漏れていた。それは、どういうことかというと、これです」
村西利恵
「情報当局者によると、『自民党の親韓派議員から、情報が漏れている』」
青山繁晴
「はい。えー、これは、フェアに申しますが僕の方から、つまり、その、安倍政権で靖国神社の参拝の仕方決めたのを、例えば副総理だったらなるべく拝殿にしましょうねってことも含めて、それはその場で決めたんじゃないけれど、麻生さんの周りはそうなってるってことも含めて、情報を、つまり外国に漏らしてる、韓国も外国ですから、自民党議員がいるんじゃないですかってことを、あえてぶつけましたら、何とこの情報当局者は、名前も言いました。複数の」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「はい。この人とこの人とこの人が、実はそういう動き、としか考えられない、証拠がありますと。日本ではこれは罪になりません。スパイ防止法ありませんから。しかしこれは重大なことで、野党の問題じゃなくて、与党自由民主党の中に、親韓派、親中派、そして親北朝鮮までいらっしゃって、それは安倍さんの体調問題だけじゃなくて、第一次安倍政権崩壊した、大きな理由になったわけです。つまり、敗戦後の日本が今までのままでいろっていうのが、中国や韓国の、あるいは北朝鮮の利益になってて、そこにアメリカも乗っかりやすいから、それを変えようとした第一次安倍政権はつぶれされた。つぶれた安倍さんが悪いんですよ? しかし、この動きっていうのは、これは重大なことであって、そして安倍さんは、脇を締めて、そして、その、こうじゃない与党の議員の方々、この番組もし、ご覧になってる方、実はいらっしゃいますけど、ご覧になってる方も脇を締めて、参議院選挙で勝ったからと言って、油断をしないで、その先にこそ、本物の改革を実現して下さい」
山本浩之
「ありがとうございました。いったんコマーシャルです」
____________________________内容紹介ここまで
たとえ麻生さんが参拝せず、あまり重要閣僚でない方の参拝のみだったとしても、韓国のことですから何らかの形で因縁付けてきてたんじゃないかと個人的には思います。
ただ麻生さん以外の方の参拝のみだったら、確かに韓国も外務大臣の訪日を中止したりとか、そこまではしなかったかもしれませんね。
それより何より今日の話で恐ろしいのは、何と「スパイ」が安倍さんの自民党に堂々といるということ。それも複数。
「戦後レジームからの脱却」をやろうしている安倍さんの前にはそれほどまでに巨大な壁が立ちはだかっている、言い換えればそれほどまでに「戦後レジーム利権」の恩恵を受けている人たちがいる、ということなんでしょう(T_T)
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・富士山「世界遺産」へ イコモスが勧告
・日ロ首脳会談でプーチン大統領「面積2等分」過去の事例に言及
・オスプレイを沖縄に追加配備へ
・安倍総理がサウジ訪問 「安全保障対話」促進
このうち、上記の起こしの中でもリンク貼りましたが、日ロ首脳会談でプーチン大統領が「面積2等分」に言及したというニュースについて、青山さんの解説要旨をツイッターに投稿したものを、以下にまとめてあります。
http://togetter.com/li/496115
また、余力なくてここでは紹介は省きますが、他に、沖縄の問題全般についても青山さんから重大な話がありました(民主党政権時代のやりとり)。
以上、拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
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「ええ、そうでしたね」
青山繁晴
「だから自民党の中で、世の中変えたくない人たちが足引っ張りやすかった」
山本浩之
「それは分かるんですよ」
青山繁晴
「はい、今度は勝ったあとに引っ張らなきゃいけないから、外国と結びつきつつある、もうゆゆしき事態が進行してるので」
村西利恵
「外国と…」
青山繁晴
「今日、いつもの通り、事実に基づいて、皆さんと一緒に考えたいと思います。キーワードはこれです(フリップ出す)」
山本浩之
「『狙いは、外交でもなく安全保障でもなく』」
青山繁晴
「はい。つまり今の話聞いてると、まあ、例えば靖国神社参拝の問題をこれから考えるんですが、やっぱり外交とか安全保障問題、特に外交問題じゃないかとみんな受け取ると思うんですが、違うんです。えー、例えば、韓国の狙いは、外交とか安全保障じゃないんです。そのことも含めて考えたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「ま、今の状況を見る限り、安倍自民党が参議院選で勝つだろうというふうには、ま、見られてはいますけど、実際に勝って、どうして、党内から足を引っ張らなきゃならないのか。そこには、日韓関係、そして韓国のたくらみもあるということなんですね。さっそくお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。えー、皆さん、ここにも、こう『たくらみ』っていう言葉を、あえて入れたんですけどね。本当は、たくらみって言葉は、使いたくないんですよ。もちろん真っ当な日本語ですよ? でも、現代の日本語で使われる時ってだいたい誇張が多いので、あの、僕は物書きのはしくれなんで、普段は、基本的に使わない言葉なんです。ところが先週も、たくらみって言葉を使わざるを得なかった。それは特に中国の、動きについてお話ししたんですが、今週は韓国で、ある意味、こう中国よりももっと小回りがきいて、したたかな、いわばよーく準備されたプラン、が、実行されたってことなんですね。で、それを、あくまで事実に即して、皆さんと一緒に考えたいんですが、まず、普通の報道で表れてることは、どうなってるか。ちょっと声枯れてて、今日あの、講演のしすぎで、えー、僕、講演してる間にマイクを離しちゃって地声で話そうとするから、声が枯れちゃうんですが(笑)、すみません、お聞き苦しいですけれど、普通の報道だとどうなってるか、まず見て下さい」
村西利恵
「日本の大半の報道ぶりは、靖国神社の春季例大祭に、閣僚3人、国会議員168人が参拝したために、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外務大臣は訪日を中止した、というものです」
青山繁晴
「はい。これ先週も指摘しましたが、要は、これ韓国じゃなくて、日本の多くの報道によると、第二次安倍政権で、きっつい参拝の仕方したから、韓国が怒って、外務大臣の訪日も中止になったと、いう話にされてますけれども、事実は、実は全然違う。はい、まずこれ出して下さい」
村西利恵
「総理側近によると、安倍政権は、『歴代内閣を通じて、慣例になっている範囲内の靖国参拝』に徹することを、秘密裏に決めていた」
青山繁晴
「はい。これ実は、靖国参拝どうしますかっていうのは、この安倍政権にとって重大テーマとして、内部で協議重ねてるんです。それひとつには、靖国神社も普通の神社と同じように、春と秋に必ずお祭りの季節が来るんで、靖国の場合は4月と10月ですが、避けて通れないので、まず4月の、春季例大祭っていうんですが春のお祭り、が来る前に、どうしましょうかっていうことをですね、この安倍総理、それから菅官房長官、それから複数いらっしゃる官房副長官、総理補佐官、内閣参与、その中でも一番安倍さんに近い方々が集まって、プラス情報当局も集まって、今までの、歴代内閣、これあの、民主党も含めてですね、その時の靖国参拝の仕方、以下にしようと」
村西利恵
「以下」
青山繁晴
「ええ。むしろそれ、同じというよりは、それよりも柔らかくしようと。柔らかくしたら、韓国も中国も何も言ってこないだろうという見通しを、これは外務省の担当幹部が、そういう席で言って、じゃあそれで行こうになったわけですよ。で、この内閣の方針に、最も忠実に従った方が、この方なんですね」
村西利恵
「麻生副総理が、靖国神社の春季例大祭に参拝しました」
青山繁晴
「はい。これあの、麻生副総理、いつものように、ま、かっこいいスタイルで、こう、あの、祈りを捧げてらっしゃいますが、これ実はですね、あの、これ今、スチール写真っていって動かない写真ですけど、この麻生さんは、参拝してる時の一部始終が動画で、世界中に繰り返し流されましたよね(一同同意)。それ何でそうなったかというとですね、あの、靖国神社に行かれてる方にはちょっと釈迦に説法ですけれども、ちょっとこの地図見ていただけますか。これ靖国神社のホームページから、お借りしたものですけどね」
青山繁晴
「まずこの辺(図よりもっと右下の方)にあの、でっかいコンクリートの鳥居がありますよね。で、そっから、仮に入っていって、二の鳥居、三の鳥居にと、その、くぐっていくと、まず、あの、僕たちが普通に行って、ぶつかるお宮がこの拝殿っていうとこなんですね。普通ここに参拝するわけですよ、みんな。で、これは、靴を脱いだりしないで、普通にあの、ここに、自然にこう、あの、祈りを捧げるんですけど、ま、簡単に言うと、閣僚であったり、それから特に、あの、僕ら一般庶民でも、特に事前にお話ししとくと、この本殿、つまり拝殿の後ろのこの本殿に上がることができて、それが正式参拝なんですね。で、これ靴脱いで上がります。閣僚の場合はこの到着殿から入って、靴を脱いでこの本殿、に上がって、お参りする。どうしてかというと、その後ろにですね、本殿からこれ見えるんですけども、難しい字ですが、霊璽簿(れいじぼ)奉安殿、霊璽簿っていうのは、あの白梅の少女たちや、あるいは硫黄島の英霊の方々も含めて、その、祖国のために、命まで捧げて下さった方々の、名前が書いてあるわけです。これ一番大事なことなんですけど、そこを、いや、それを奉ってある所が、見えるのが本殿ですから、ここは当然靴を脱いで上がるわけです。ここテレビカメラ、原則として入れないんですよ。で、従ってですね、この、本来は、麻生さんは靖国神社にその、毎年、総理在任時以外は、その、2回も3回も、必ず自分のご意志で行かれてる方ですから、本殿に上がられるんですよ。あるいは上がりたいんですよ。ところが、なるべく簡素に、しようという内閣の方針で、副総理だから余計にそれを忠実に守って、この、拝殿にしたわけです。拝殿にしたために、テレビカメラ自由自在に映りますから」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「ずーっとこれが世界に宣伝されるわけですよ」
村西利恵
「裏目に出てしまった」
青山繁晴
「はい。同じ参拝でも、例えばこの方、はい、ちょっと出してくれますか」
青山繁晴
「国家公安委員長、そして拉致問題担当大臣の古屋さんは、この、一人の閣僚ですから、その、普通通りに到着殿から、靴を脱いで本殿に上がったので、つまりこれ歩いてるところしか、写ってないわけですよ(一同同意)。で、外国の人から見たらこれは、普通の絵にしか見えないけど、事情よく分かんない外国の人から見たら、麻生さんは外務大臣も総理大臣もやってるのに、やっぱりこういう、ちょっと理解し難い行動なのか、のように、こう見えてしまうわけですよね。そして、韓国は、この麻生さんに狙いをズバリ絞ってた形跡があります。それはどうしてかというと、まずこうです」
村西利恵
「2月25日に行われた、朴大統領の就任式に、安倍総理は出席しようとしていた」
青山繁晴
「これは安倍さんなりに考え抜いて、韓国側に実際に打診したんです。えー、というのはですね、安倍外交の中心は、中国に対してどうするか。さっきの(ストレートニュースの)ロシアもそうですけど(こちらのまとめ参照)。だから韓国といろいろ、竹島問題も含めてですね、あまりにも、考えの違うところはあっても、韓国とは仲良くしようと思った。しかも、竹島に大統領として行ってしまった李明博さんと違って新しい、しかも女性の朴槿恵大統領が登場するから、で、もともと、朴槿恵さんのお父さんは、本当は日本のことを尊敬してたとも言われてますからね、だからその就任式に安倍さん本人が行って、日韓関係を強くしようと思ったら、それを申し入れしたら韓国の返事は何とこうだったんですよね」
村西利恵
「韓国が、『首脳には招待状を出さない』と返答してきたため、麻生副総理を派遣することになった」
青山繁晴
「ええ。まず、まずこの韓国の返答、僕も最初、外務省の知り合いから聞いた時にですね、報道される直前に聞いた時に、意味分かんなかったんですよ。え、各国の首脳には招待状出さないって。今はよく分かるんです。まさか、安倍来るなと言えないでしょ。安倍来るなと言えないから、とにかく今回は、各国のトップには招待状出さない、それ原則なんですと言われて、え、じゃあウチは例外にしてくれと日本側はさすがに言えないから、安倍さんをはじめ、日本側はじゃあナンバー2の麻生さんを、その、派遣しようってことになったわけですよね。で、何も疑わずに、安倍さんも麻生さんも何も疑わずに、麻生さんが訪韓されて、そして大統領就任式に出たんですけれども、その際の朴槿恵大統領との会談が、実はこれもまたよく仕組まれてた会談だったんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「その就任式の会談で朴大統領は麻生副総理に対し、『歴史問題が肝心だ。直視せねばならない』と話しました。麻生さんはそれに対してアメリカの南北戦争を例に挙げて、『同じ国、民族でも歴史認識は一致しない。異なる国の間では、なおさらそうだ』と答えました」
青山繁晴
「ええ、これはですね、えー、また、外務省を批判しなきゃいけないんですけど、残念ながら日本の外務省が、用意した想定問答には全然なかったんですよ」
村西利恵
「朴さんがいきなりぶつけてきた」
青山繁晴
「はい。こんな、ここまで、これ何回も何回もおっしゃったんですね。歴史問題が肝心なんだと。そこを直視しないと、今後の展望開けないと。で、麻生さんはとまどったけれども、あの、何とか麻生さんとして乗り切ろうとしてですね、これ麻生さんらしいんですけど、アメリカの南北戦争を例に挙げたっていうのはですね、アメリカの南北戦争皆さんご存知だと思いますけれど、未だに確かにアメリカでは、その、南部の人たちは、あれは、その、要するに北が、要するの北部の、ほんとは東部の、エリートが侵略してきたって言うし、その北部、つまり今のワシントンやニューヨークでは、奴隷解放戦争だったって言うし、あの、考え方違うわけですよね。つまり同じアメリカ、同じアメリカ人の中でも歴史的な見方ってのは違ってるんだから、一致しないんだから、異なる国の間では、なおさらそうなんで、無理に一致させない方がいいんじゃないですかって言ったわけですよ」
山本浩之
「うんうん…」
青山繁晴
「これ、麻生さんの性格もよーく諜報活動で、韓国は見抜いてると言わざるを得ない」
山本浩之
「ふーん」
青山繁晴
「これがですね、韓国では、大ニュースにされたんですよ。ね。日本では、あまり報道されなかったから、えー、皆さんあんまり知らないまま、知ってる人でも、それほど関心持たずに終わったのかもしれませんが、その結果、何が起きたかというとこうなんですね」
村西利恵
「先月22日、韓国は、外相の訪日中止を通告してきました。その理由として、麻生副総理の靖国参拝を指摘」
青山繁晴
「これ公にして、指摘したわけじゃないんですけれども、実は非公式には、もう、麻生さんの靖国参拝が大問題だと言ったわけですよ、韓国側が。それ、日本はびっくりしたんですね。というのは、この韓国の尹炳世さんっていう外務大臣、行きたいと言ってきたのは韓国側なんですよ。というのは本来ソウルで日中韓の、協議を、首脳級の協議も含めてやることになってたのが、中国がそれ嫌がったのでつぶれた。つぶれた代わりに、じゃあ日本と韓国はやりましょうって言って、向こうから申し入れしてきたのを、今までと参拝の仕方が変わったわけじゃない、むしろ穏やかにやってるのに、それを理由に、頼んできた側が中止にするなんて想像してなかった、はっきり言うと脇が甘かったわけです、読みが甘かったから、びっくりして、そして麻生さん自身も記者会見で、私は年に2、3回いつも参拝してるのに、で、ほんとは、しかも今回、本殿の参拝、ごめんなさい、拝殿の参拝だけにとどめてるのに、なぜそれが外交問題になるのか分かんないと。政治家ですけど、麻生さんてすごい人間的な人だから、政治家だけどごまかして言ったんじゃなくて、ほんとに戸惑いの顔もそのままに、この記者会見で言ったわけですよ。それは、韓国としてはもう願ってもないシチュエーションであって、状況であって、韓国はさらに、日本人の、ソウル駐在の特派員らに、こういう非公式なブリーフィングをやったんです。はい、出して下さい」
村西利恵
「韓国外務省は日本人特派員への背景ブリーフィングでこう話したということです。『麻生副総理の参拝が特にいけない。朴大統領と会談して、さらに反論までした』「麻生副総理の参拝を認めた安倍政権はやはり、大戦後の秩序を覆そうとする右翼政権だ』」
青山繁晴
「はい、えー、これあの、今日のストレートニュースでも、プーチン・安倍会談について各社の報道が同じになっちゃうのは、ブリーフがあるからだと申しましたけどね(こちらのまとめ参照[上で紹介済])。もう常にそうやって、その記者団に対してそういうブリーフが行われるんですから、もっと日本側も学習すべきで、こういう話が出てくるってことはもともと韓国の計画があるっていう事実を、そっから取材し直さなきゃいけないのに、やっぱり時間に追われるせいもあって、それは全く間違ってますけど、僕、通信社にいたので、よけい、よく分かるんですよ、とにかく早く出せっていうね、上におもねて、どう報道したかというと、日本ではこれ、日本の報道ぶりにそっくりでしょ?」
村西利恵
「ま、そのまま流したということですよね」
青山繁晴
「ええ、もうほとんどそのまま流したわけです。要するに、その、麻生さんが参拝したのは特にいけなくて、しかもその前に朴槿恵大統領と会談した人が参拝するのは困るじゃないかって話になってんだけど、それってしっかり仕組まれてそうなってるわけですよね。そして、えー、これ、ここまで韓国がやらなきゃいけない理由、これ普通に見たら、外交とか安全保障とか、ま、いわゆる歴史問題も含めて、そういう話かと、思う人当然多いと思うんですが、これは実はアメリカとかイギリス、つまり横から見てる情報当局にとっても話は全然違うんです。世界が見てる韓国の狙いってのはここに尽きるんです。はい、出して下さい」
村西利恵
「韓国の狙いは、外交でもなく、安全保障でもなく、『アベノミクス』ごと、安倍政権をつぶしたい」
青山繁晴
「はい。アベノミクス、まだ初期段階ですよね。初期段階だけど何が起きたかというと皆さんご承知の通り、異常な円高が収まって、円安になりましたね。で、円安というと円がどんどん売られてるイメージだけど、そうじゃなくて、今言った通り、異常な円高が修正されて、世界の為替が少しまともなレートに戻ったわけです。韓国のウォンは、実は韓国自身が売って売って売って、ウォンを安くして韓国製の自動車とか電化製品をどんどん売りやすくしてたのが、このアベノミクスの影響で、ウォンが一時期すごく高くなったんですね(一同同意)。で、一時期すごく高くなって、韓国経済は非常に追い込まれました。特にこの2月ぐらいそれ顕著だったですよ。そのあと自然に、またウォン安に少し戻りましたが、またそれで不安を、違う新しい不安になるわけですよ、もう韓国経済信用されてない。ということは、外交・安全保障に見せかけてあるけれども、本心は、アベノミクスごと安倍政権がつぶれてもらって、今までのような日本の政権に戻したいっていうのが、実は韓国の、やむにやまれぬ話なんですよ。だからこれ、たくらみって言葉がきついから、僕が韓国批判を一方的にしてると思う人もいらっしゃると思いますが、違います。こんなのは国際社会では当り前なんですよ」
山本浩之
「はあー、なるほど」
青山繁晴
「むしろ脇が甘い日本の方が、安倍総理も含めて、問題であって、そして一番いけないのはもう、最近このコーナーで定番になっちゃったけど、こういう事実を報じないメディアが最大の問題で、国民が、事実を知れないわけですよね。で、その上でですね、でも、その事実を指摘するだけでは、やっぱり、何て言いますかね、話が半分っていうのか、批判だけで終わるっていうのはおかしいと思いますから、後半、じゃあどうしますかっていうことですけれども、後半へのキーワードは、これです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『まずは、この手を打て』。韓国などのたくらみに、安倍政権はどんな手を打つべきなのか。このあと、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「韓国の狙いは、外交でも安全保障でもないと。経済問題だと。さあ、安倍政権に打つ手はあるんでしょうか」
青山繁晴
「はい。あの、安倍さんの周りにですね、はっきり言うと、古い言葉ですけど君側の奸(くんそくのかん)と言うべき人たちもいます」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「つまり安倍さんにぶら下がって自分の権力を肥やそうとする人。やや、元外務官僚が多い。で、そういう人たちが安倍さんに、その朴槿恵大統領の就任式に行け行けと、これはもう絶対行くべきですと。それ、あの、アドバイスするのはいいんですが、その裏の事実をつかんで言って下さいと、ご当人たちにも申したんですけれど。まあそうやっていろんな、ものが入ってくるのを整理しなきゃいけないのが、その総理大臣たる安倍さんの責務でもありますが。その中で、その安倍さんが最も信頼してる一人、そして僕から見ても、この人は常にフェアだと思える人がいて、それはこのコーナーで、よく話に出てくる、情報当局者なんですよね。ま、はっきり言うと、日本はいくつも情報機関ありますよ? どれかっていうことは拷問されても絶対言いませんが、その責任者の一人です。で、その人におととい会いまして、えー、その方は僕がこう『アンカー』で話すのはもう承知の上です。おととい会いまして、今、前半で申したような韓国の、ま、たくらみってきつい言葉ですけれど、こういう計画がありましたねって言ったら、ひとつひとつ、僕はひとつひとつ説明して、全部認めました、彼は」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「全部その通りですと。裏も取ってありますと。ね。で、その上で、この人自身が、今何をしようとしてるかというと、つまり僕その人にも、あなたもだらしないって言ったんですよ。なぜじゃあその、元外務官僚なのに抵抗して、その、例えば大統領就任式の時に麻生さんじゃなくてってことを言わなかったんですかってことを、言いましたら、ま、とにかく、次が大事だと、その方は言って、こうしようとしてるんです」
村西利恵
「情報当局者によると、『韓国と中国のロビー活動が活発化している。アメリカの誤解を解くために訪米する』」
青山繁晴
「はい。つまりですね、これは例えば靖国参拝の件で日韓だけやってても、実は韓国にとってはあんまり効果がない。つまり、安倍政権を例えばアメリカがずっと支えてたら、つまりアベノミクス、支持してるじゃないですか。で、相当円安になりましたが、アメリカはこの範囲だったら、つまり110円とかならない限りは支持してるでしょ。だから、焦点はやっぱり、現実として、いい悪いじゃなくてアメリカなんです。だから、そのバックグラウンドに韓国と中国が、中心になって、オバマ大統領、その人の周りも含めてですね、徹底的なロビイストが、活動する、囁く。つまり、さっき村西さんからね、実は、こう聞かれたんですよ、僕。あの、この後半に入る直前にね。そのオバマ大統領にとって、その、例えば韓国や中国に乗っかるのにどういうメリットがあるんですかと。ね。しかし、もちろん、メリット、デメリット、彼は考えてるけど、一番は、セックススレイブって言葉なんですよ。いわゆる従軍慰安婦、これ実在しない、慰安婦はいましたけど従軍慰安婦はいないっていうのが僕の意見ですけれども、それをセックススレイブって言葉に置き換えてロビー活動してるから、オバマさんが、安倍さんを見る目がもう、色がついてるわけですよ。この人はセックススレイブを、ごまかそうとしてる人じゃないかって疑念がある。それが、これ、もちろん情報の人間ですからよく分かってるから、韓国や中国に行くんじゃなくて、アメリカに行って誤解を解くために、もう出発されましたけど、えー、自分の人脈を徹底的に活用すると、言われたんで、それは結構だけど、そんなもんじゃ全然足りないと。あなたが情報機関の責任者であるなら、その情報機関も含めて、これをすぐやるべきだと、ひとつはこれを言いました」
村西利恵
「日本もロビー活動を即刻開始すべき」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「はい。これ、この『アンカー』で何度もロビー活動の現実の話をしましたが、これもですね、これは夕べ、村西さんに聞かれたんですよ、僕は。つまりこの番組(“ニュースDEズバリ”コーナー)って、今日話すために、前夜にこうもう、丁々発止の議論をやるんですが」
村西利恵
「打ち合わせを」
青山繁晴
「打ち合わせじゃなくて、怒鳴り合いの議論ですけれども(村西笑)、その議論の時に村西さんに、聞かれたのが、そのロビイストって、例えば中国・韓国のロビイストって中国人・韓国人なんですかと、聞かれたんですが、もちろんそれもいますよ? でもほとんどが例えばアメリカでロビー活動するんだったらアメリカ人です。例えば、これ個別撃破なんですロビー活動って。例えばミシシッピー州選出の議員だったら、ミシシッピーではどんな産業がほしくて、この人は何を頼りに当選してるのかってことをロビイストが、地元事情もよく知ってて、そして米語で、そのネイティブな米語でやるからロビー活動なんですよ。これは何を意味してるかというと、即刻できるってことなんですよ。育てる必要ないんですよ」
村西利恵
「お金を払えば」
青山繁晴
「お金でこうやって、もうはっきり言うと、札束でひっぱたけば、こっちの味方になるわけですよ。そしてそれを、官邸が責任持って、もちろんコントロールしなきゃいけないから、その内閣の中にちゃんとした情報機関を、今の内調のような、ただただその、情報がこう来てるだけじゃなくて、ちゃんとコントロールできるような情報機関を新たに作って、そしてロビー活動開始しない限り、いつまでもこれやられっぱなしになりますよってことがひとつ。2点目はこれです」
村西利恵
「たくらみに対抗するための提案2つめですが、頂上作戦。『オバマ大統領と再会談』」
青山繁晴
「はい。これは、ロビイストの活動を超えて、もう頂上同士、の、理解を深めるしかない。そして、再会談っていうのは、まさか安倍さんにもう一回ワシントン行けっていうんじゃないです。日本はアメリカの属国じゃないので。まさしく4月28日に再確認した通り、あの政府記念式典で再確認した通り、日本はとっくに、60年以上前から独立してるんですから。ワシントンに行くんじゃなくて、こうしましょうってことです」
村西利恵
「ハワイで、TPPをきっかけに安全保障と経済を話し合う」
青山繁晴
「ええ、ほんとはね、これハワイ、アメリカの領土ですから、第三国にしたいんですよ。でもそれは現実味ないから、これは僕は現実の提案なんで」
村西利恵
「真ん中ですからね」
青山繁晴
「真ん中であると同時に、なぜハワイかというとですよ、ひとつは、TPP、これ僕は反対ですけど、もう現実に交渉に入りつつあるわけですからね、7月か、いや、7月以降には、その、交渉が本格化するとも思われますから、当然、オバマさんとしてはこれ○○になるわけですよ。それから、太平洋は西半分、中国が支配したいってことを、人民解放軍の将軍が、失言してしまったりしてるわけですから、ハワイだったら、実は、開催の可能性はあると思います。ロビー活動を即刻やりながら、これを模索するってことは僕は必要だと思います。そして、情報当局者は、安倍さんに意見具申してみるってことは、おっしゃいました。しかし、それに、増してですね、実は最後に、一番重大な問題を、言わなきゃいけないです。というのは、今日冒頭に申しましたね。安倍政権はこっそり協議をして、靖国参拝を、穏やかにしようってことを決めた。この決めたって事実が、実は情報として漏れていた。それは、どういうことかというと、これです」
村西利恵
「情報当局者によると、『自民党の親韓派議員から、情報が漏れている』」
青山繁晴
「はい。えー、これは、フェアに申しますが僕の方から、つまり、その、安倍政権で靖国神社の参拝の仕方決めたのを、例えば副総理だったらなるべく拝殿にしましょうねってことも含めて、それはその場で決めたんじゃないけれど、麻生さんの周りはそうなってるってことも含めて、情報を、つまり外国に漏らしてる、韓国も外国ですから、自民党議員がいるんじゃないですかってことを、あえてぶつけましたら、何とこの情報当局者は、名前も言いました。複数の」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「はい。この人とこの人とこの人が、実はそういう動き、としか考えられない、証拠がありますと。日本ではこれは罪になりません。スパイ防止法ありませんから。しかしこれは重大なことで、野党の問題じゃなくて、与党自由民主党の中に、親韓派、親中派、そして親北朝鮮までいらっしゃって、それは安倍さんの体調問題だけじゃなくて、第一次安倍政権崩壊した、大きな理由になったわけです。つまり、敗戦後の日本が今までのままでいろっていうのが、中国や韓国の、あるいは北朝鮮の利益になってて、そこにアメリカも乗っかりやすいから、それを変えようとした第一次安倍政権はつぶれされた。つぶれた安倍さんが悪いんですよ? しかし、この動きっていうのは、これは重大なことであって、そして安倍さんは、脇を締めて、そして、その、こうじゃない与党の議員の方々、この番組もし、ご覧になってる方、実はいらっしゃいますけど、ご覧になってる方も脇を締めて、参議院選挙で勝ったからと言って、油断をしないで、その先にこそ、本物の改革を実現して下さい」
山本浩之
「ありがとうございました。いったんコマーシャルです」
____________________________内容紹介ここまで
たとえ麻生さんが参拝せず、あまり重要閣僚でない方の参拝のみだったとしても、韓国のことですから何らかの形で因縁付けてきてたんじゃないかと個人的には思います。
ただ麻生さん以外の方の参拝のみだったら、確かに韓国も外務大臣の訪日を中止したりとか、そこまではしなかったかもしれませんね。
それより何より今日の話で恐ろしいのは、何と「スパイ」が安倍さんの自民党に堂々といるということ。それも複数。
「戦後レジームからの脱却」をやろうしている安倍さんの前にはそれほどまでに巨大な壁が立ちはだかっている、言い換えればそれほどまでに「戦後レジーム利権」の恩恵を受けている人たちがいる、ということなんでしょう(T_T)
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・富士山「世界遺産」へ イコモスが勧告
・日ロ首脳会談でプーチン大統領「面積2等分」過去の事例に言及
・オスプレイを沖縄に追加配備へ
・安倍総理がサウジ訪問 「安全保障対話」促進
このうち、上記の起こしの中でもリンク貼りましたが、日ロ首脳会談でプーチン大統領が「面積2等分」に言及したというニュースについて、青山さんの解説要旨をツイッターに投稿したものを、以下にまとめてあります。
http://togetter.com/li/496115
また、余力なくてここでは紹介は省きますが、他に、沖縄の問題全般についても青山さんから重大な話がありました(民主党政権時代のやりとり)。
以上、拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
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