「アンカー」日本は世界の孤児!ドーハ国際会議&野田首相が小沢氏に会う目的
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■5/23放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
84カ国が参加した中東ドーハの国際戦略会議で、日本は世界の孤児だと感じた青山さん。その理由とは?
後半は、日本国内の政治の動きについて。野田首相が小沢元代表と会談する本当の目的とは?
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
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内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、このあとは“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいります。今日はどのような話題を」
青山繁晴
「はい。あの、先週の水曜日のこの『アンカー』の最後で、あの、これから中東カタールのドーハに行ってきて、(今週の『アンカー』に)出られないかもしれないと言って、大慌てで、いやいや、間に合うように帰ってくるんですと」
山本浩之
「そういう誤解を招くようなことは、もう、放送終了直前に言うのはやめて下さいね(笑)」
青山繁晴
「すみません(笑)、ええ、まさしくそのとおりで、あの、男の約束で、あの、ちゃんと帰ってきたんですが(笑)」
山本浩之
「(笑)」
青山繁晴
「ちょっと余計なことを1個言っちゃって、あの、6500kmって言った気がするんですが、いや、あの、片道8100kmか8200kmぐらいあるんですね。従ってまあ1万7000km弱、往復で、あの、使って、とりあえず皆さん帰ってきました(笑)」
山本浩之
「何事にも正確を期す青山さんの訂正でございました(笑)。さあ今日の中身ですけど」
青山繁晴
「ええ。それで、その、中東カタールで開かれた国際会議に出まして、それで、ま、土曜日に出発して、この『アンカー』に間に合うように昨日帰ってきましたから、ま、あの、実は会議全部出ることもできなくて、あの、本当に、ま、強行軍なのは普段だからいいんですが、短い、海外になったんですけれども非常に、実は僕にとっては、ショッキングな会議でありました。えー、ただですね、その帰りの飛行機の中で、あの、カタール航空って、カタールの、あの、国の航空会社なんですけど、そこで働いてる日本人の、フライトアテンダーの方、昔の言葉で言えば、スチュワーデスさんが近づいてこられて、『アンカー』見てますと」
山本浩之
「ああ、そうですか」
青山繁晴
「で、『アンカー』見て、あの、自分が、こういう多国籍企業、海外で働くようになって、自分の中で思ってたこと、例えば日本の敗戦後の歴史とか、国歌とか国旗について、日本で教わったのと、海外で見る話と、全然違うと。これどうやって頭、整理していいか分かんないと思ってたら、『アンカー』を見てだんだん分かるようになりましたと言われて、ま、すごく勇気づけられたわけですね。あの、『アンカー』に向かって帰る機中でしたしね。で、この話ってその国旗とか国歌とか日本の歴史って言うと、すぐ右とか左って話になるけれども、それ実はそうじゃなくてですね、この日本だけ、1945年に戦争に負けた時にとどまってるけど、世界はもうどんどんどんどん先に行ってて、当たり前ですけど2012年の世界になってる。国際会議で目撃するのは、その、2012年に行った世界と、そして1945年にとどまってる日本とのこの食い違いなんですよね」
山本浩之
「ああー、なるほど」
青山繁晴
「で、その食い違いについて今回特に一番僕は、胸に刻まれたのは、キーワードとしては、これなんです(フリップ出す)」
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■5/23放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
ドーハに世界の要人が大集結〜青山が目撃した世界の危機の真相をズバリ!
84カ国が参加した中東ドーハの国際戦略会議で、日本は世界の孤児だと感じた青山さん。その理由とは?
後半は、日本国内の政治の動きについて。野田首相が小沢元代表と会談する本当の目的とは?
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
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山本浩之
「さ、このあとは“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいります。今日はどのような話題を」
青山繁晴
「はい。あの、先週の水曜日のこの『アンカー』の最後で、あの、これから中東カタールのドーハに行ってきて、(今週の『アンカー』に)出られないかもしれないと言って、大慌てで、いやいや、間に合うように帰ってくるんですと」
山本浩之
「そういう誤解を招くようなことは、もう、放送終了直前に言うのはやめて下さいね(笑)」
青山繁晴
「すみません(笑)、ええ、まさしくそのとおりで、あの、男の約束で、あの、ちゃんと帰ってきたんですが(笑)」
山本浩之
「(笑)」
青山繁晴
「ちょっと余計なことを1個言っちゃって、あの、6500kmって言った気がするんですが、いや、あの、片道8100kmか8200kmぐらいあるんですね。従ってまあ1万7000km弱、往復で、あの、使って、とりあえず皆さん帰ってきました(笑)」
山本浩之
「何事にも正確を期す青山さんの訂正でございました(笑)。さあ今日の中身ですけど」
青山繁晴
「ええ。それで、その、中東カタールで開かれた国際会議に出まして、それで、ま、土曜日に出発して、この『アンカー』に間に合うように昨日帰ってきましたから、ま、あの、実は会議全部出ることもできなくて、あの、本当に、ま、強行軍なのは普段だからいいんですが、短い、海外になったんですけれども非常に、実は僕にとっては、ショッキングな会議でありました。えー、ただですね、その帰りの飛行機の中で、あの、カタール航空って、カタールの、あの、国の航空会社なんですけど、そこで働いてる日本人の、フライトアテンダーの方、昔の言葉で言えば、スチュワーデスさんが近づいてこられて、『アンカー』見てますと」
山本浩之
「ああ、そうですか」
青山繁晴
「で、『アンカー』見て、あの、自分が、こういう多国籍企業、海外で働くようになって、自分の中で思ってたこと、例えば日本の敗戦後の歴史とか、国歌とか国旗について、日本で教わったのと、海外で見る話と、全然違うと。これどうやって頭、整理していいか分かんないと思ってたら、『アンカー』を見てだんだん分かるようになりましたと言われて、ま、すごく勇気づけられたわけですね。あの、『アンカー』に向かって帰る機中でしたしね。で、この話ってその国旗とか国歌とか日本の歴史って言うと、すぐ右とか左って話になるけれども、それ実はそうじゃなくてですね、この日本だけ、1945年に戦争に負けた時にとどまってるけど、世界はもうどんどんどんどん先に行ってて、当たり前ですけど2012年の世界になってる。国際会議で目撃するのは、その、2012年に行った世界と、そして1945年にとどまってる日本とのこの食い違いなんですよね」
山本浩之
「ああー、なるほど」
青山繁晴
「で、その食い違いについて今回特に一番僕は、胸に刻まれたのは、キーワードとしては、これなんです(フリップ出す)」
山本浩之
「『津波』」
青山繁晴
「うん。これあの、去年の3月に恐ろしい津波が襲ってきて、たくさんの私たちの同胞を失ったばかりなので、この言葉を本当に使うのかっていうのは、実はこの、生放送の直前まで、迷っていたんですけども、やっぱりあえて使いました。というのはね、あの、海の向こうで、実は地震が起きたことは分かってると。そっから、その、波が、津波が来るってのも分かってると。でも、あの、結局は、波が衰えて来ないかもしれない、あるいは来てもこの程度の高さだろ、過去の経験からしたらこの程度の津波だろうと思ってて、ものすごくたくさんの同胞を失い、原子力災害も引き起こしてしまった。それと同じことが、つまり中東カタール、8100km、8200km向こうの、そこで、地震で起きてることが僕よく分かりました。その津波は今、日本経済と、日本国民を襲おうとしてるのに、私たちは、十分それが分かってないと、いうことが一番恐ろしいことじゃないかと思うんです。これを今日も現場から、皆さんと一緒に考えたいと思います」
山本浩之
「はい。それではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、青山さんがドーハの会議に出て、感じられたこと。さっそくお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。あの、これ、会議の名前、ちょっといきなり英語で申し訳ないですけど、Doha Forum&Enriching the Middle East's Economic Future Conferenceって言うんですけど、これは、2000年から始まっててもう12回目なんですけど、その、84カ国から、招待された代表団だけで660人来るっていうですね、ま、あの、非常に重要な会議になってるんです」
青山繁晴
「これ例えば、あの、これ僕が撮った汚い写真ですけど、あの、ここにいるのはスーダンの前の市長ですね。で、スーダン今、あの、国際紛争の原因にもなってるけど、そういう人が、ま、当事者が集まって、その、発言するって重要な特徴があって、例えばイスラエルとイランが戦争しそうになってますけども、イスラエルもイランも両方出てくる」
青山繁晴
「それからあの、(VTRに)今映ってんのはこれ、分科会なんですけど、ま、ワークショップって言いますけど、あの、僕が今そこに参加してますけれども、こういう所でもうほんとにあの、実務的な、あの、すり合わせをやるっていう意味では、あの、とても大事な会議なんですね」
青山繁晴
「あの、ちょっともう一回、時間はないですけど地図見てもらうと、これ中東カタールですけど、要するにこれペルシャ湾ですけれどね、その、目の前でイランに向かい合ってるんですね。で、同じペルシャ湾のこっち側(南側)は全部これ親米の国なんですね、このあたりはね。で、そして、例えば、あの、ちょっとここ隠れちゃってるけど、このあたりにギリシャがあってですよ、その、世界危機の中心ともそう遠くない。そして例えば、あの、こういう海賊が出るような、アラビア海を真下に抱えてる云々かんぬんで、ま、普段から実は、地政学的にとても大事なんですが、そのこともあるんで、もう一回申しますが、世界の84カ国、えー、アメリカ・ヨーロッパはもちろんのこと、中東諸国も全部、アジアもたくさん集まってくる、えー、その会議なんですが、実はショック受けたことが3つあるんです。えー、1つ目、これです」
村西利恵
「ドーハでの戦略会議で青山さんが受けた3つのショック。1つ目は、日本は世界の孤児」
青山繁晴
「うーん、この表現もちょっと苦しんだんですけれども、あの、孤児の方々にもちょっと申し訳ない気がしたんですけど。要するにその、独りぼっちになってるよと、いうのが、あの、僕にも痛感されたんですね。というのはですね、ちょっとこれ見ていただけますか」
青山繁晴
「これあの、えー、会議に公式招待してる人には、これがあの、現地で配られるんですね。ちなみにここで、アラビア語であの、僕の名前があの、書いてありますけれども。あの、ま、これお見せしたのはひとつは、視聴者の方にこう、何とか現場の雰囲気を味わっていただきたいと、いうことがあります。で、もうひとつお話ししたいのは、実はこれ、その、日本に対しては、あの、何枚発行されたかというと、もう今回それが一番ショックだったんですが、この1枚なんですよ」
山本浩之
「1人だけ?」
村西利恵
「青山さんだけ?」
青山繁晴
「ええ。これあの、僕だけが招かれましたってそんなバカな自慢話をもちろんしてるんじゃなくて、これもう何度もあの、事務局に聞き直したんですが、日本から1人だけってそれおかしいでしょうと。世界第2位3位の国力を持ってる国が、この重要な会議で1人ってどういうことですかと。そしたら向こうからまあさんざんあの、ボロクソに反論されたんですが。その、実はですね、あの、今まで外務大臣とか、日本の、あるいは防衛庁長官を経験なさった方も含めてですね、たくさんの要人、あの、このようにあの、僕と同じように、あの、こう招待されて行ったんですよ。ところが、まあ国際社会の常識から離れてること、外れてることが多すぎた。ひとつは、英語を全く使われない。で、あの、英語ってその、イギリスの言葉じゃなくて、世界の当然共通語で、みんなあの、映ってた人たちもへったくそな英語なんですけど、でもまさか、あの、えー、違う言葉で無理にやるんじゃなくて何とか共通語で苦労をして、その場で議論をすると。ところが、日本だとその、僕は言われたんですけど、あなたは日本は大国だって言うけど、そんな大国で、外務大臣務めてたり、あるいは防衛問題扱ってる閣僚の人で英語を使わないって人はいないと。で、日本の閣僚だけ、来たらそうやってその、最初、紙読むだけだと。それも日本語で読むと。で、その時の通訳にいかに苦労するかと。アラビア語と英語の通訳はいるけど、日本語の人なんかいませんから。で、そうやって苦労して、何とかお迎えしたらそのあと議論してくれるのかと思ったら、紙を読んだだけであとは一言も言わないと」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「だからもう出てきてもらわなくて結構と。で、まあ僕はただの民間人だけどあなたは議論に、あの、加わるから来てもらうんで、あの、文句あるんだったら日本国内で言えって言われて。あの、また例によって、あの、そこで大喧嘩になったんですけれども。世界の孤児って、あの、大げさな言い方だと、あの、思うかもしれないですけれども、いや、そんなことはなくて、あの会議で実は話したことがバーッと今、世界に広まっていって、その国の政策づくりに繋がっていくわけですからね。あの、この会議でやってる、例えばギリシャ危機っていうのは、遠いギリシャの話じゃなくて、ギリシャ危機によって、ヨーロッパの経済が倒れたら、中国経済あっという間に傾いて、日本経済にもろに直撃するし、そうやってヨーロッパがダメになったら、その、ユーロがどんどん安くなるってことは、円がどんどん高くなるってことになりますから、さっきの(ストレートニュースの節電問題のところに出てきた)中小企業の方々にとっては、大阪の中小企業の方々が、電力不安に加えて、その、こんなバカ高い円高で勝負しなきゃいけないってことになるわけですよね。だから、その、会議で、まさか民間人の僕しかいないっていうのは、これは何とかしなきゃいけないことだと思うんですよ。そしてその上でですね、じゃあ日本が、いわば世界に復帰するためには何に、意識しなきゃいけないかというと、2つ目のショックはこれなんです」
村西利恵
「第二次大戦後の仕組みは全て崩壊した」
青山繁晴
「はい。これあの、第二次世界大戦後の仕組みはほんとは壊れていってますよってこの『アンカー』でも何度も言いましたけど、全崩壊ってことを、あの、痛感した現場だったんです。というのはですね、皆さんお気付きの方もいらっしゃると思いますが、この中東、カタールの首都ドーハ、えー、サッカーのドーハの悲劇で日本ではお馴染みですけどね、この、最高気温50度近いってこの暑い所に何とかみんなが集まって、実務の会議やってると、同じ時に、これをやってましたよね。はい、出して下さい」
村西利恵
「アメリカ・キャンプデービッドで今月18日から行われたG8サミットでは、財政健全化と経済成長を追求すること、それから、ギリシャのユーロ圏残留を期待することなどが宣言されました」
青山繁晴
「だからこれは、その、アメリカのいわば保養地の、ね、大統領が使う保養地のキャンプデービッドでやって、だからみんな無理に、こういうくつろいだ格好してる…」
村西利恵
「ラフなスタイル…(一同ざわ)」
青山繁晴
「特に野田さんがあんまり似合ってないってのがちょっと気になるけど、ま、メルケル首相も全然似合ってませんけれどもね。えー、まあいずれにしてもですね、実はテーマは同じですね。つまり、ギリシャが、えー、このまま行くと、もうユーロにとどまれないと。もとの通貨のドラクマって全く使えないお金に戻らなきゃいけないんじゃないかって大問題になってるから、いやいや、ちゃんといるようにして下さいよと。で、そのことと繋がって、その財政が、赤字がひどくなるからこういうことも起きるんだと。財政健全にすると同時に、経済成長どうやってやりましょうか。つまりドーハの会議と同じなのに、ドーハの会議でこのG8サミットの、途中経過とか、結果が何か出たかというと、全く、かすりもしないんですよ。で、ドーハには民間人の僕しかいないけど、このキャンプデービッド、アメリカには日本の総理が行ってるわけですから、僕としてはまあ、無理にでも発言をして、このサミットの話もしたいって言うと、もう、もう全然相手にされないんですよ。もうG8で何を言おうとそんなことは関係がないと。どうでもいいと」
山本浩之
「G8がどうでもいい?」
青山繁晴
「ええ。もうこのサミットは、終わってるんですよ(一同驚き&ざわ)。これ、もともとそのG7で、その、経済成長が非常に強い国が集まってて、そこにロシアが、メドベージェフもいますけどね、プーチン断ったから、G8になったけれども、いずれにしてもそんなのはもう過去の話であって、例えば中国がいない会議で、どういう意味があんのかよく分かんない(一同同意)。そして、この中に、イタリアもいるわけですけどイタリアは、ギリシャと並んで、並んでっていうか引きずられて潰れそうになってる。その話が全然実務的にされないで、きれい事だけ言っててですよ、あの、日本に帰ってきて新聞見たら野田さんだけ批判されてたけど、野田さんだけじゃなくてオバマ大統領も含めてですよ、経済成長どうやってやるのかっていうのは何もG8が出してない。そんなことを参考にしてもしょうがないと、言われたわけです。というのは、ということはですよ、例えば日本にとってやっぱサミットはすごく大事で、ま、逆に言えばサミットに行ってればいいじゃないかって雰囲気もあるかもしれないけど、とんでもない、世界ではもう、このサミットっていうのは、過去の遺物になってしまってるわけです」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「で、その上で例えば、ギリシャの問題を話し合ったワークショップ、分科会、実務の会議ではどういう感じだったか。ちょっと出してくれますか」
村西利恵
「このドーハ戦略会議では、なぜギリシャは破綻したのかを話し合う分科会が行われました」
青山繁晴
「はい。これあの、分科会の、会場なんですけれども、すみません、今日ちょっともう一回英語があって申し訳ないけど、この議題、えー、Why did Greece collapse?っていうまさしくこの、ま、これ訳したの僕ですけれども、当たり前の訳です。なぜギリシャは破綻したのかってことなんですが。この分科会、なるほどなと思うのは、これあの、議長団の席なんですよ。これ議長団の席があって、こういうふうに(議長団の前方に)席が作ってあって、で、僕はこのへん(向かって右端のあたり)にいたんですけど、この議長団の席にいるのは、これ、これ、これ、これ、これ(向かって右の5人)ここまで全部ギリシャ人なんですよ(一同驚き&ざわ)。しかも全部ギリシャの与党側なんですよ(一同驚き&ざわ)。有名なエコノミストがずらり並んでてですね」
山本浩之
「選挙に負けた方の与党側の」
青山繁晴
「そうです。はい。だから責任者並べて、これ(向かって左端の)1人だけスイス人なんですよ。ね。この人はスイスの有名な、あの、投資の専門家ですけれども、この人だけ、ま、中立的な人を置いて、あとは全部ギリシャってのは、当事者に、お前どうすんだよと、いうのを喋らせようっていう、のが意図なんですね」
一同
「はあー、なるほど…」
青山繁晴
「だから、こういう会議に日本が、人を送る、特に私たちが選んだ国会議員を送るっていうのはほんとは大事なことなんですよ。そしてその上でですね、この中で一番有名なのはこの、ミロナスさんっていうアテネ大学の先生なんですが、この人が、あの、喋り出して僕はもういきなり呆れ果てたんですが、何て喋り出したかというと、冒頭こうおっしゃったんです。はい」
村西利恵
「アテネ大学経済学部のニコラウス・ミロナス教授は、『ギリシャは破綻していない。危機にあるだけだ。EUからきちんと支援があれば十分に回復する』と」
青山繁晴
「ええ、これ、なぜ破綻したのか?ということを、討議しようとしたら、いきなり破綻してないと」
村西利恵
「議題から…(笑)」
青山繁晴
「単なる危機にあるだけだと。それ言った瞬間にですね、こういうふうにこう、実務者みんないますよね、あの、失笑が生まれたわけですよ。何だこの野郎って雰囲気になって、そしたら、その雰囲気をくみ取りつつですね、いや、今後もEUから支援してくれたらいいんだと。ね。何でかと言うとそもそもギリシャが何でユーロに入ったかというと、ギリシャって浮き沈みはありましたと。過去20年に渡る、要するに過去の話ばっかり出してですよ。ギリシャも、良かった時代があったから2000年に、ユーロの圏内に入れたんだと。経済っていうのは浮き沈みあるんだから支援があったらそのうち回復するって言ったわけですよ。そしたら当然、もう今度は失笑ですまなくて、何ひとごとみたいに言ってんだと。じゃあギリシャがどうやって回復するって産業がないじゃないかと。観光しかなくて、観光をどうやって輸出するんだ、輸出できないだろうという話になったら、この議長団の中から、あの、この方が、出して下さい、こうおっしゃったんです」
村西利恵
「ギリシャ政府の経済ブレーンの男性は、『もしもEUの支援が失われてギリシャが破綻したら、次の犠牲者はスペインだ!それでもいいのか、いいはずないだろう!』と」
青山繁晴
「はい。えー、これは、あの、さっきの世界の、第二次世界大戦後の仕組みが破綻してるっていう実はことなんですけどね。これは、あの、この方のおっしゃってるね、ことにみんな怒りの声をあげたんですが、この方がもうでかい声で、それに覆い被せて言ったのは、民主主義だろみんなと。民主主義のふるさとはギリシャなんだと。ギリシャを潰していいのかと。民主主義は守らなきゃいけないから支援しろって言ったわけですよ。で、意外かもしれませんが、それ言われるとですね、その、口八丁手八丁の参加者が、あんまり物を言えなくなるんですよ」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「というのは、経済力でギリシャをユーロに入れたんじゃない、EUに入れたんじゃなくて、民主主義の理念として、ヨーロッパの民主主義の理念として、要するに国境を超えた新しい仕組み作りましょうと、経済力に格差はあっても同じユーロで苦労しましょうってことやったから、この人の言ってることを批判したらですよ、その、民主主義の在り方を、自ら批判、あの、否定することになりかねないから、もう会議としては、実は行き詰まってしまったわけですよ。これ何を物語ってるかというと、第二次世界大戦っていうのは、要は、一方は西洋民主主義、アメリカとヨーロッパの民主主義が勝ち、そしてもうひとつはソ連が勝ったわけですよね。で、それが、大きなあの戦争の結果だった。それが、何十年経って1991年にこのソ連が潰れてしまって、この西洋民主主義は最後の勝利者になったわけですよ。それが、破綻したと。この2012年の段階で実はもう終わったんだってことをこの人が自分では分からないまま、この分科会で言ってしまったってことなんですよね(一同同意)。で、これは、どういうことかと言うと、3つ目に繋がります。はい、出して下さい」
村西利恵
「3つ目はこちらです。気付かず被害を受ける日本」
青山繁晴
「はい。さっき言いました通り、あの、フライトアテンダントの方のお話っていうのは、実はまだ若い20代の女性の話であっても根本的な話に繋がると思うのはですね、あの、例えば1945年8月の敗戦の時って僕たちまだ生まれてません。つまりもう67年も前の話なのに、日本はまだ、敗戦、日本が負けたあとの第二次世界大戦のあとの世界の秩序にとどまってる。ところがそれは壊れたために、大津波が起きていて、ヨーロッパ経済がまず、もう破綻しつつあって、それがどんどん日本に津波として来ているのに、自分ではまだ敗戦国のつもりでいるから、どうしても、もう深い部分で気が付かない。それなのにさっき言いましたとおり、最終的な被害を受けるのは例えば、日本の経済を支えてきた中小企業であれ、そして大企業になったらお金があるから海外に工場を出して生き延びようとすると。電力不安にもそれで耐えられるってことになるわけですよね。そしてその上でですね、今回は、『アンカー』もあって、えー、短い滞在だったんですけれども、しかし日本に戻ってきて、その海外と日本の落差に、僕は愕然としたんです。その愕然とした上で、じゃあ日本をどうするかってことを当然、後半考えなきゃいけませんけれども、その後半へのキーワードはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『どうにか繋げてみよう』。日本が世界から取り残される中、このあとは、日本国内の政治の動きについて、詳しく解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「国際会議で仕組みの全崩壊を目の当たりにした青山さん。さあ、日本はどうすべきなのか。続きをお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。その、日本はどうするかってことに関連して、この世界の孤児じゃないかってことをね、その、もうちょっと補いますとね。つまり、この、ドーハの国際戦略会議、もう一度申しますが、中東で開いているけれどもそうじゃなくて、世界の84カ国来てるわけですよ。アメリカも代表団、たくさん送ってきてるわけですね。そこで話題にならなかったこと、例えば福島原子力災害って全く話題になんないんですよ」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「エネルギーはすごい話題になったんですよ?だって、このカタールから日本は福島のあと、ものすごい高い天然ガス買ってるわけですから(一同同意)。その、ま、スポット買いだからいろいろ値段は割れるけれども、例えばアメリカに比べると5倍ぐらいだったり、ヨーロッパに比べても2倍ぐらいだったり、めっちゃめちゃ高いその天然ガスを、もう言い値で買わされてるんですよ。で、その、天然ガスの話題は出るのに、値段をつり上げてる要因になってる福島原子力災害の話は全く出ないんです。それからもうひとつ、北朝鮮について、その、つまりイスラエルとイランの危機のような話はたくさん出る。ね。しかし、ま、それが中東だからっていうんじゃなくて、北朝鮮の話は全然出ないんです。それどうしてかかと言うとですよ、僕は、あの、会議の場ではテーマになってないから言えないけど、会議のあとに、ディナーってあるじゃないですか。そのディナーの時にこそ、ワーッとこう議論するわけですけどね。その時にその2つのことを聞くと、まず福島については、日本にとってはもちろん大問題だよと。しかし、国際社会の自分たちから見たらチェルノブイリと全く違うってことは、例えば犠牲者ゼロであることを考えると、もう明々白々なんで、日本がどのように考えようと自由だけども、国際会議では話題にならないの当然だと。それから北朝鮮は、ちゃんとあの、嬉しかったことに僕が拉致問題に取り組んでることを知ってる人がけっこういて、だからあなたの国民を取り返すのは大変な問題で、それは日本の問題だと。日本の責務だと。しかし北朝鮮の核兵器とかミサイルってのははっきり言うと見せかけのものであって、現実に、ペルシャ湾で戦争起きることに比べると、やっぱり優先度は低いから、今回の会議では、あの、北朝鮮のことは、実はもう要するに、見せかけだけだから、話題にならないってことなんですよ。これは実は僕自身が深く反省したのは、あの、正直言うとこの『アンカー』も含めてやっぱりあの、定期的な仕事が僕、増えたから、海外に行く時間がすごく、すごーく短くなってるわけですよ。すると僕も実はどんどんどんどん内向きになっていて、自分の考えることが実は日本のテーマで、国際社会のテーマと食い違ってるってことを僕も、分かんなくなってるんだなってことを」
一同
「はあー…」
青山繁晴
「僕こそ孤児のひとりなんだなってことをすごく感じたわけです。その上で、私のことはさておき、とにかく、日本のリーダーの野田総理が、じゃあ今、何を最大テーマになさってるかというと、もちろんこれですよね」
村西利恵
「野田総理は消費税を増税することで財政の健全化を目指すと、しています」
青山繁晴
「うん。これあの、今日の衆議院の特別委員会でも野田さんが強調してましたけれどね。要するに世界は財政赤字で苦しんでるんだから日本が消費増税をして健全化するってこと見せるんだっておっしゃってるんですが、これ実はすでに今年のG8、キャンプデービッドのサミットの話題ですらなくて、これ去年の話なんですよ。つまり、今年は、その、財政健全化と同時に、成長を噛み合わせなきゃいけない、世界経済が成長しないと、ただ借金を減らすだけでは良くないって話になってんのに、実はもう前の話をなさってるわけですよ。すなわち、世界の今のテーマ、世界のって日本経済を含めた、大阪の中小企業を含めた、経済のテーマっていうのは、財政の健全化じゃなくて、財政赤字じゃなくて、もっとおおもとは何かと言うと、雇用の問題なんですよ(一同同意)。仕事がないと。特に若い人の仕事がない。えー、なぜかと言うと、ひとつの要因は、新しい要因はですね、新しい中間層の没落。かつて中間層の没落っていうのは、まあ例えば、工場労働者がどんどん仕事がなくなったりする、ね、機械がどんどん発達して。でも今はですよ、事務職の方が仕事なくなってますね(一同同意)。例えば、クラウドってものがあるでしょ。クラウド。例えば独立総合研究所も、このクラウドで情報を、ま、保存してます。そのために、うちみたいな20人しかいないちっちゃなシンクタンクでも1人、人間が減ったんですよ。だからどんどん仕事が減ってて、その、いわば、新しいIT技術に、人間が仕事を奪われてるわけですね。だから本当は根っこは、そうやって仕事が失われる。だから政府が無理に、財政を出動して政府のお金を作って、仕事を作ったけれど、その仕事も長持ちしない。残ったのは財政赤字だけだってことが問題だから、根っこは雇用の問題なんですよ。だから、実は野田さんの考えてることが世界から取り残されつつあるから、G8でもろくな発言が実はできなかったわけですが、その上で、野田さんがこれからやる政治について日本に帰ってきて、すぐに、僕は目の前に来た話題ってのはこれだったですよね」
村西利恵
「民主党の輿石幹事長が間に入って来週にも、野田総理と小沢元代表の会談が行われる見通しです」
青山繁晴
「正直言うと、かなりがっかりはしたんですよ」
山本浩之
「そうでしょうねぇ」
青山繁晴
「つまり小沢さんは重要な政治家だけども、しかしもうその小沢さんをどうするかばっかりで国内の政治家がこうやって動いてたら、もう世界とのかけ離れ方は、広がるばっかりなんですよね(一同同意)。それでもそうは言ってられないから、これ、あの、双方に電話をして、今どうなってるかを聞きました。まずこれです。はい、出して下さい」
村西利恵
「自民党の幹部によると、この野田・小沢会談を前に、『小沢さんの側近から、「総理との会談でも、これ消費税増税反対の姿勢を貫く」と、石原伸晃幹事長に電話があった』」
青山繁晴
「うん。これあの、石原幹事長自身は、何で小沢さん側がわざわざ自民党に、こういうことを伝えてくるのか、腹がもうひとつ分からないっていうことだったんですよね。で、これはむしろ小沢さんの真意というよりは、小沢さんはだってもう今さら消費増税賛成って言うわけないんだから。総理が何で会おうとしてるのか。ね。それを、小沢さんの側近はむしろ自民党の腹を探りにきたんだと、僕は思いますよ。というのはその、自民党と総理の間で何か、密約か何かあって、そこに小沢さんを引きずり込むつもりじゃないのかってことを疑ってたぶんこうやって様子見の電話してきたんです」
一同
「なるほど」
青山繁晴
「だから、総理大臣、野田さんの方はなぜ小沢さんと会おうとしてるのかを聞きましたら、実はこれでした」
村西利恵
「総理の最側近によると、小沢元代表とは、決裂する。そして、世論と自民党だけを相手にする。ま、こういう腹づもりだと」
青山繁晴
「はい。世論って私たち国民のことですから一緒にしてくれるなって感じしますけれども。まずここ(上)から行くとですね、あの、この最側近の方はほんとに最側近で、ずーっと野田さんと、24時間は大げさですけど、寝てる間以外は飯食ってる時もずっと一緒にいる人なんですよ。で、この人は公平な人です。僕は長年お付き合いしてますが公平な判断をする人で、その人が、あ、で、普段は慎重な物言いするのに、実は今日の電話なんですけど、この『アンカー』の直前の、今日の電話ですが、すごくはっきり言ったのは、ていうか、まず僕がですね、総理が野田さんと、いや、小沢さんと、野田総理が小沢さんと会うっていうのは、僕から見たら、むしろもう分かれることを決めてて、ね、小沢さんに最後儀式として会って、小沢さんから消費増税反対ですってことをもう一回はっきり言わせて、だからもうできませんってことを、やるためじゃないのかと」
山本浩之
「うーん」
青山繁晴
「で、それはひとつは輿石さんのとにかく顔を立てることだと。輿石さんほんとは自分の権力が大事で、小沢さんとほんとはもう一致してるわけじゃないから、そうやっていったん顔を立てればいいでしょ、小沢さんを切るつもりだから会うんじゃないですかと言って、僕は怒ると思ったんですよ。ところが、そのとおりですと言われて」
村西利恵
「そのとおり…」
青山繁晴
「ええ。もう、小沢さんとは決裂しますと言ったんです」
山本浩之
「ああ、そうですか」
青山繁晴
「しますと。彼から、長い付き合いでこんな言い方を聞いたのは初めてです。そしてこの方がもっと詳しく言ったのはですね、野田さんは本当は小沢裁判の判決が、一審判決が出る前から、もう無理だと分かってたと。ね。小沢さんの反対姿勢は変わらないと。で、小沢さんはかつて、消費増税むしろ推進してきた人だからこそ、今の反対論を引っ込めることはもうできないでしょうと。で、その上でですね、この最側近がはっきり言ったのは、その、小沢裁判のあとに、よけいに変わりましたと、つまりよけい強まりましたと。つまり小沢裁判は、あの、無罪ではあったけれども判決理由で、厳しく小沢さんを批判してて、そのあと控訴にもなったと。で、そうすると、小沢さんと決裂した方が、むしろ、世論が、ね、小沢ファンは依然としてすごく多いけれども、世論がこっちに味方してくれるんじゃないかと。ね。だから僕はよけいなお世話だと言いましたよ。国民はそんな、あの、軽薄に動くわけじゃないって言いましたが、でも、世論はそうじゃないかと。世論が動くことによって、自民党が実は、消費増税の対案を出してくれて、そして社会保障の対案も自民党から出してくれて、要は、それに乗っかりやすくなったと判断してますと。もともと小沢裁判の結論が出る前から総理が小沢さんと決裂するつもりだったのは、はっきりと、数ですと。小沢さんグループは最大でも、あの、実は影響しないと。つまり小沢さんグループが全部賛成してくれても、参議院で否決されるんだから、要は自民党を味方につけないと、消費増税はできない。そしてこの人がはっきり言ったのは、野田さんは、消費増税以外には関心ありませんと。だからそのために、もともと小沢さんとはそういう考えだったんですって言ったんですね。で、その上で今日はもう時間がないんですが最後に提案を、ま、2つしたいのは、1つはこれです」
村西利恵
「消費税増税は、経済成長と結びつけるべき」
青山繁晴
「これは野田さんだけじゃなくて、聞いてらっしゃいますか、自由民主党こそ、考えなきゃいけないと思うんですが。つまり、消費増税を社会保障と一体にするって考え方は、実は違うんですよ。そうじゃなくて、経済成長と結びつける。だからデフレ下にやると、経済成長を阻害するっていうことをまともに議論するべきなんです。で、その上で、最後に、時間はなくてもこの絵、出して下さい」
青山繁晴
「はい。今、大好機、大チャンスと書いたんですけれども、例えば日本とドイツは、第二次世界大戦の敗戦国ですから、その仕組みが全部壊れるっていうことは、実は日本にとってはこれほどのチャンスはないと、いうことを、もう一回考えて下さい。この件また、どんなチャンスかということは、ゆっくり考えていきます」
山本浩之
「ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
「海外に行く時間が短くなって、僕もどんどん内向きになってる」というお話がありましたが、青山さんですら内向きになってるってことは、もう日本の政治家も国民もほとんど全員が内向きってことでは……(T^T)
日本の報道は地政学的にもやはりアメリカや東アジアの情勢が中心になりがちですが、緊迫するペルシャ湾の問題などは特にエネルギーの観点で日本にも非常に大きく関わってくることですから、メディアももっと報道すべきではないかと思います。
この日の「アンカー」は他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・大阪のタクシーで“にせ札”犯行の一部始終
・関電管内、JR西日本“間引き運転行わない”15%節電要請に中小企業は困惑
・大阪市、職員の政治活動に刑罰科し規制する条例案
・2020年五輪招致立候補の5都市の第1次選考会が開催
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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