細切れぼやき
東京・足立区で震度5強、関東4都県で27人けが

 被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
 ただ、被害に遭われた方には非常に申し訳ないんですが、「東京にもたまにはこのような強めの地震が来た方がいいのかも」と思ってしまいました。でないと、お上が地震対策を真剣にやらないような気がして(^_^;


人権法案の今国会提出断念 自民党、郵政を優先
 自民党は23日までに、党内の調整作業が難航していた人権擁護法案について今国会提出を断念する方針を決めた。自民党幹部は同日、滝実前法務副大臣が郵政民営化関連法案の衆院本会議採決で造反し罷免された影響で、衆院法務委員会が空転していることなどを理由に挙げ「この状況で法案を出すのはみっともない。(見送りの)腹は決めた」と明言した。
 8月13日に会期末を控え、党執行部は郵政法案の成立を最優先する方針で、党内で反発が根強い人権擁護法案の提出手続きを進めようとすれば、さらに党内の混乱を招きかねないとの判断も働いたとみられる。
(以下略)

 郵政法案国会のゴタゴタが幸いしたようです。
 が、油断はできません。この法案は今後もゾンビのように何度も甦ってくるでしょうから。


沖縄守備隊長遺族、大江氏・岩波を提訴へ 「自決強制」記述誤り、名誉棄損
 先の大戦末期の沖縄戦で日本軍の命令で住民が集団自決を強いられたとする出版物の記述は誤りで、名誉を棄損されたとして、当時の守備隊長と遺族が著者でノーベル賞作家の大江健三郎氏と岩波書店を相手取り、損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こすことが二十三日分かった。
 訴えを起こすのは、沖縄戦で座間味島を守備した陸軍海上挺進隊第一戦隊長を務めた梅沢裕・元少佐(88)と、渡嘉敷島を守備した同第三戦隊長だった故赤松嘉次・元大尉の弟、赤松秀一氏(72)。
 訴えられるのは、『沖縄ノート』(岩波新書)の著者の大江氏と、他にも故家永三郎氏の『太平洋戦争』(岩波現代文庫)、故中野好夫氏らの『沖縄問題20年』(岩波新書)などを出している岩波書店。
 訴状などによると、米軍が沖縄の渡嘉敷島と座間味島に上陸した昭和二十年三月下旬、両島で起きた住民の集団自決について、大江氏らは、これらの島に駐屯していた旧日本軍の守備隊長の命令によるものだったと著書に書いているが、そのような軍命令はなく、守備隊長らの名誉を損ねたとしている。
 沖縄戦の集団自決をめぐっては、昭和二十五年に沖縄タイムス社から発刊された沖縄戦記『鉄の暴風』で、赤松大尉と梅沢少佐がそれぞれ、両島の住民に集団自決を命じたために起きたと書かれた。この記述は、沖縄県史や渡嘉敷島(渡嘉敷村)の村史など多くの沖縄戦記に引用されている。
 疑問を抱いた作家の曽野綾子さんは渡嘉敷島の集団自決を取材し『ある神話の風景』(昭和四十八年、文芸春秋)を出版。座間味島の集団自決についても、生存者の女性が「軍命令による自決なら遺族が遺族年金を受け取れると島の長老に説得され、偽証をした」と話したことを娘の宮城晴美さんが『母の遺したもの』(平成十三年、高文研)で明らかにした。
 その後も、昭和史研究所(代表・中村粲元独協大教授)や自由主義史観研究会(代表・藤岡信勝拓殖大教授)が曽野さんらの取材を補強する実証的研究を行っている。

 沖縄戦集団自決「軍命令」…出版物・教科書で独り歩き
 集団自決が軍の命令だったとされてきた“歴史”が法廷で争われることになった。沖縄戦が住民を巻き込んだ悲惨な地上戦だったことは事実だが、軍の残虐性を示す“証拠”の発端は、島の長老と生存者による遺族のための悲しい口裏合わせだったという。最初に書かれた沖縄タイムス社の『鉄の暴風』の記述は大江健三郎氏の代表作『沖縄ノート』だけでなく、故家永三郎氏の『太平洋戦争』など多くの出版物や教科書で独り歩きしている。主なものを拾った。
(以下略。ぜひリンク先をご覧下さい)

 沖縄戦で自決された方々のご遺族にとっては辛い訴訟かもしれません。が、この訴訟の勝ち負けは別として、歪んだ歴史はできる限り正していかねばならないと思います。
 正すチャンスはもう今しかないかもしれません。当時の状況を知る人はもうかなりのご高齢で、この先どんどん亡くなっていくわけですから。

 大江健三郎と言えば、最近またこんなアホな発言したらしいですね。
 「腐ったトマトは小泉首相が来るまで投げずに我慢しなさい」
 この人、私から見たら「ボケたことばかり言う爺さん」なんですが、世間一般から見たら「ノーベル賞までとった作家が嘘を言うわけはない」なんでしょうなぁ……(T^T)
 
※参考リンク:
 正論・愚論・珍論のHPさんより「大江健三郎語録」

Posted by くっくり 00:06 | 細切れぼやき | comments (4) | trackback (1)
コメント
実のところ、集団自決の「軍命令」が出されたという証拠はどこにもない、ということは研究者の間では常識になっています。左派系の教科書執筆者も「自決を強要」と書くだけで「軍が命令した」としていないのはその影響です。
代わりに「そもそも住民が集団自決を選んだのが軍国主義教育の結果だ」とか「村役場が自決命令を出したのは軍が官と一体化していたからだ」等の理由で、あくまでも軍に責任を負わせようとする主張が最近は目立つので、裁判で軍命令が無かったことを立証させても、その影響については楽観視できないかもしれません。
なお、イデオロギーとは無関係に、公開されている当時の記録や文書にもあたらずに定番本を無批判に引用・孫引きしているだけの戦記がやたら目につきます。
大新聞やTVの記者もかなり安易な引用(しかも自分たちの取材で発見したかのような書きぶり)で記事を書くことがあるので、「定説」なども再検討していくのが歴史研究者の今後のテーマかもしれません。
Posted by ISHII | URL | 05/07/25 00:55 | IQz6VmdI

はじめまして。いつもなつかさんのHPから飛んで
来る者です。

地震の件に関しまして、
私はお上だけの責任にはできなにのではないかな
と個人的に思います。世界レベルからみれば日本の
地震対策はトップレベルといっても過言ではないと
思います。無論政府の対策にも課題は山ほど
ありますが、最も重要なのは、われわれ一人ひとりの
地震対策と災害における準備と覚悟であると思います。

私自身、車、自宅に想定内の災害発生時にも
有る程度対応できるだけの準備をしております。

以前地震対策研究室の方の公演を聴きに言った際、
和歌山沖での地震に対し、周辺住民に津波勧告が
だされたにもかかわらず、ほとんどの住民が避難せず、
結局大惨事になったことをお話しておられました。
その避難勧告システムにもまったく問題がなかった
とはいえませんでしたが、もっとも問題なのは
われわれの意識だといっておられました。

スマトラの地震でも津波に流されていく住民を
TVでみながら「あいつら地震にもかかわらず
あんな沖に出るなんて馬鹿だ」といった酒を
飲んでいたその専門家の友人に対し、その専門家は
「彼らは津波警報なぞないし、ましてそんな脅威すら
ほとんどないとされていたところにああいう事故が
起こった。それに比べて日本はどうだ。あれだけ地震が
関東に間違いなく起こると専門家や地震対策室が
あらゆる手段を使って呼びかけているにもかかわらず
そのとおりの地震対策を実施している家庭がどれだけ
ある??いずれ関東に地震がおこったとき、しかも
確実にくると解っていながら何にも対策しない
やつらのほうがよっぽどたちが悪いと思わんのか?
政府が悪い??甘ったれるな!いい加減にしろ!」
と一喝したそうです。

正論過ぎて、翌日すぐに防災グッズなどを買い
揃えました。

お聞き苦しい点、ご容赦ください。
Posted by 胡弓弾き | URL | 05/07/25 09:35 | 7CPyEo3o

胡弓弾きさん、ご意見ごもっともです。一番重要なのは一人一人の意識だと思います。
自治体レベルではそれなりに対策が取られているのも確かです。一昨日でしたか、和歌山県のある地区(津波で昔大きな被害が出た所)では津波を想定した大規模な訓練がありました。
が、私は政府(政治家・官僚)の意識がどうしても気になります。
いざ地震など天災が起こってしまった時、個人はもちろん自治体でも対処しようがない場合も出てきます。その時に政府はちゃんと動いてくれるんだろうか。後手後手に回ったりしないんだろうか。そのせいで死ななくてよかった人が死んでしまったりしないだろうか。と心配なんです。
阪神大震災の時の村山内閣の対応を思い起こすにつれ(村山首相の「何せ初めてのことだから」という台詞が忘れられません)、「大きな地震の体験をあまりしてない人が国の上の方にいるのは怖い」と思えてくるんです。

個人が地震対策に関心を寄せる上で一番効果があると思うのは、私はテレビだと思ってます。自治体の「防災意識を高めよう」というチラシとか、新聞の地震特集とか、残念ながらあまりインパクトがないんですよね(^_^;
それよりも、時々特番でやってるような「大地震!その時あなたは!?」みたいな、ちょっとセンセーショナルな作りの、再現ドラマで恐怖心を煽るような、CGで「津波が来たら町はどうなるか?」をシミュレーションするような、そういう番組を何か月かに一度、ゴールデンタイムでやってほしいと思います。
関西ローカルでも年に1〜2度はそういうのをやってるんですが、見慣れた町(梅田とか難波とか)が津波で水につかってしまうCGを見ると、けっこう胸に迫ってくるものがあるんですよ〜。やっぱ映像の力ってすごいです。
私も防災グッズ(自前で揃えたもの)は一通り用意してありますが、邪魔なんで押し入れにしまっちゃってますわ。いけませんね(^_^;
あと、各部屋に水のペットボトルを置いてあります。もし建物が崩れて自力で外に出れなくなった時も、水があれば当分はしのげるかな〜という浅知恵です(^^ゞ
Posted by くっくり | URL | 05/07/25 13:11 | OZuY2aAs

くっくりさま。
わざわざのレス、痛み入ります。
確かにあの村山氏の放ったおおよそ一国の
総理とは思えないような言動には
心底腹が立ち、二度と社会党、社民党に
政権を取らせてはならないとあの時、心に深く
刻みました。

TVでも防災の日や、阪神大震災発生日に
災害スペシャル番組を組みますよね。
あれは本当にリアリティがあって、改めての
自宅の防災セットや、いざというときの避難経路など
の再確認に意識が向かいます。

以前台湾に3年半すんでいたとき、大型台風が
一度台湾を上陸し、その後北上したかと思ったら
どういうわけかまた南下し、そこで2〜3日居座って
しまい、大きな被害をうけたことがありました。

そのときに感じたこと。
それはくっくりさんもご用意されているという水なんです。
これがあるかないかで、日常生活にもどれるか
どうかが大きく違ってきます。私も一度体験してから、
住まいに10Lのタンクを3つ買い込み、いざというときに
備えました。今でも忘れることができません。

おっしゃるとおり、国家としての意識、とくに非常時に
対し、国のトップが矢継ぎ早に対策を打ち、行動し、
国民の不安をいち早く取り除くことが望ましいですが
それにはわれわれの意識も高めねばならないと
感じ、あのような書き込みをいたしました。
そのときに、ここぞとばかりに政府をたたこうとする
馬鹿どもには気をつけなければなりませんけどね。
(笑)
Posted by 胡弓弾き | URL | 05/07/25 16:16 | 7CPyEo3o

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Posted by Adazakura\'s Weblog | 05/07/25 07:43