ぼやきくっくり

　12月8日は大東亜戦争開戦記念日。
　大手新聞でこれを社説に持ってきたのは朝日新聞のみ。

■朝日社説：開戦の日　真珠湾だけではない

　真珠湾攻撃の印象があまりにも強烈だからだろう。太平洋戦争は６４年前の今日、ハワイの真珠湾で口火が切られた、と思われている。

　しかし、実際に戦端が開かれたのはこの奇襲の１時間ほど前、英領のマレー半島に日本軍が上陸した時だ。

　米国の禁輸で石油調達の道を断たれた日本は、オランダ領インドネシアにある油田の確保を狙った。そこに至るための軍事行動であり、兵力では真珠湾攻撃をしのぐ大規模な作戦だった。

　戦火は太平洋の全域に広がり、インド洋にも及んだ。緒戦こそ勝利にわいたが、やがて日本は破局への道を転がり落ちていった。

　生きて帰ることを許されなかった特攻隊員。沖縄の地上戦に倒れ、広島や長崎の原爆で命を奪われた人々……。日中戦争以来の日本の犠牲者は、軍民合わせて約３００万人とされる。

　むろん、日本だけではない。戦火にさらされたアジアの各地に深い傷跡を残した。中国の犠牲者は、日本人研究者の推計でも１千万人を上回る。

　米国領だったフィリピンでは日本軍が占領した後、米軍が反撃に転じた。激しい地上戦が繰り広げられ、約１００万人のフィリピン人が命を落とした。

　朝鮮半島やインドネシア、ベトナムなどでも多くの犠牲者が出た。その一人ひとりに嘆き悲しむ肉親がいたことに、思いを馳（は）せずにはいられない。

　「あの戦争のおかげでアジアの人々は植民地支配から脱したのだ」と、いまだに主張する人たちがいる。

　戦争の初期にフィリピンやインドネシアなどで、一部に日本軍を「解放軍」として歓迎する動きがあったことは事実である。戦争が独立を早める結果をもたらした地域もある。

　だが、現在は親日的とされるインドネシアですら、高校生向けの歴史教科書は「わが国を占領したことのある国の中で、日本はもっとも残酷だった」と記す。それが実態だった。

　都合のいい部分にだけ光を当てて戦争を正当化するような言動は、アジアの心ある人々を遠ざけるだけだろう。

　時はめぐり、いま東アジアに共同体を作る構想が持ち上がっている。そのパートナーはみな、あの戦争の苦しみを味わった隣人たちである。

　シンガポールのリー・クアンユー元首相は開戦時、１８歳の大学生だった。回顧録（日本経済新聞社）で日本についてこう書いている。

　「占領時代のつらい体験を持ち、日本人の特質に潜む恐ろしい一面を知りながら、それでもいま私は日本人を立派だと思う。日本人の持つ集団の結束力や規律正しさ、知性、勤勉さ。それらすべてが日本の力のもとになっている」

　こうした思いに応えるためにも、歴史を正面から見つめ、過ちは過ちとして率直に認めなければならない。その基盤に立って共に未来を築きたい。

　あれれ？「靖国」の二文字がない。これは意外。
　それはさておき、個別にちょこっとツッコミ。

＜中国の犠牲者は、日本人研究者の推計でも１千万人を上回る。＞

　一方的ですな。この日本人研究者って誰よ？研究者は色々いるし、数字も色々のはずですが？
　それでも毛沢東が殺した中国人の数より少ないんですね。毛沢東政権時代の犠牲者は４千万人〜７千万人と言われてますから。

　・参考資料（旧ぼやきくっくり5/25付より）

【抗日戦争における中国側被害者数の変遷】
　
1945年　　死者130万人（国民党発表）*1
1945年　　死者130万人（GHQ発表）
1950年代　死者1000万人（共産党が政権を奪取した年代）
1960年　　死者1000万人（中国政府発表）
1970年　　死者1800万人（中国政府発表）
1985年　　死者2100万人（中国政府発表）
1995年　　死者3500万人（抗日戦争記念館による）
1998年　　死傷者3500万人（江沢民来日時のコメントによる）*2

*1　蒋介石が終戦時発表した抗日戦の中国側死傷者数は438万人。
終戦当時の公式文書「対日戦争勝利の成果」には「中国側戦死者1,319,958人、戦傷者1,761,335人(総計3,081,293人)」とある。
*2　1998年、江沢民が早稲田大学で講演した中で「軍民3500万人が死傷、6000億ドル以上の経済的損失」と述べた。「死傷者3500万人」は現在の中国の教科書に載っている数字でもある。

＜「あの戦争のおかげでアジアの人々は植民地支配から脱したのだ」と、いまだに主張する人たちがいる。 ＞

　これまた一方的な記述。私を含めそう主張している人はそれだけを言ってるんじゃない。戦争の反省をした上で、「しかし良い面もあった」という事実を述べているに過ぎません。

＜戦争の初期にフィリピンやインドネシアなどで、一部に日本軍を「解放軍」として歓迎する動きがあったことは事実である。戦争が独立を早める結果をもたらした地域もある。
　だが、現在は親日的とされるインドネシアですら、高校生向けの歴史教科書は「わが国を占領したことのある国の中で、日本はもっとも残酷だった」と記す。それが実態だった。＞

　この箇所、段落を入れ替えてみると、こうなります。

＜現在は親日的とされるインドネシアですら、高校生向けの歴史教科書は「わが国を占領したことのある国の中で、日本はもっとも残酷だった」と記す。
　だが、戦争の初期にフィリピンやインドネシアなどで、一部に日本軍を「解放軍」として歓迎する動きがあったことは事実である。戦争が独立を早める結果をもたらした地域もある。 それが実態だった。 ＞

　ね、ずいぶん印象が変わるでしょ？いわゆる印象操作ってやつですな(^_^;

　話戻して……、朝日が日本軍の功罪の「功」の部分に触れるとは驚いた。
　でもインドネシアの日本統治ってオランダ統治よりも残酷だったの？初耳ですな。

　そもそも教科書に書いてあることって全て正しいんですか？必ずしもそうじゃないでしょう。日本の教科書がそうであるように。中国、韓国、北朝鮮みたいに政治が教科書に介入する国に至っては、デタラメな記述多数ですやん。
　日本も残念ながら政治が介入してきて、ありもしない「従軍慰安婦」なんてものがしばらく記述されてましたしね（今回の検定でこの表現は完全に消えた）。

　せっかくだから、インドネシアの声を紹介。

・インドネシア　スカルノ大統領
　「我々が（オランダから）独立を勝ち得たのは、日本があれだけ戦ったのに、同じ有色人種の我々に同じことが出来ない訳はないと発憤したからである」

・インドネシアの中学３年用の歴史教科書
　「日本の占領は、後に大きな影響を及ぼすような利点を残した。第一に、オランダ語と英語が禁止されたので、インドネシア語が成長し、使用が広まった。日本軍政の３年半に培われたインドネシア語は驚異的発展をとげた。第二に、日本は青年達に軍事教練を課して、竹槍、木銃によるものだったとはいえ、きびしい規律を教え込み、勇敢に戦うことや耐え忍ぶことを訓練した。第三に、職場からオランダ人がすべていなくなり、日本はインドネシア人に高い地位を与えて、われわれに高い能力や大きい責任を要求する、重要な仕事をまかせた」

・インドネシアで５０年間歌い継がれてきた「祖国防衛義勇軍（ＰＥＴＡ＝ペタ）マーチの歌詞
　“アジア、すでに敵に向かい、蜂起せり　己を捨てて全力を尽くす
連合国を粉砕せんと　玉散ることもいとわず
進め　進め　義勇軍　アジアとインドネシアの英雄　清き東洋に幸あれ
古きアジア　不幸に苦しむ　烈しき圧制に　幾世紀も忍ぶ
大日本　雄々しく立てり　アジアを救い　我らを守る
進め　進め　義勇軍　アジアとインドネシアの英雄　清き東洋に幸あれ…”

・インドネシア　アラムシャ第三副首相
　「日本軍政時代の３年半については、オランダ、チャイナ、アメリカなど、戦勝国の学者や、欧米に留学して日本が嫌いになった人々は、悪い面ばかりを誇大にあげつらっている。しかしそれでは全体を語ったことにはならない。

・インドネシア　サイデマン外務省上級大使（陸軍大学長、駐日大使などを歴任）
　平成７（１９９５年）年５月２９日「アジア共生の祭典」より
　「第２次大戦中、あるいはその直後、植民地の独立のために、外国の人々が力を貸してくれるということが見られました。 私の国インドネシアの場合、多くの日本の青年たちがインドネシアを自由にするために独立の闘士たちと肩を並べて戦ってくれました。そして多くの日本の青年がそのために命を捧げてくれました。今日このアジア共生の祭典において、私たちの独立のために命を捧げてくれたこれらすべての若者たちを偲びたいと思います」

＜都合のいい部分にだけ光を当てて戦争を正当化するような言動は、アジアの心ある人々を遠ざけるだけだろう。 ＞

　“朝日にとって都合のいい部分にだけ光を当てて日本を卑下するような言動は、アジアの心ある人々を遠ざけるだろう。”

　朝日は「東アジア共同体」共同体の実現を強く願っているようですが、これって朝日の大嫌いな「大東亜共栄圏」の再来となるかも、という懸念はないんですかね？
　しかもこれ、中国がアメリカを排除してアジアの覇権を握ろうとする目的がミエミエなんですけどね。
　「東アジア共同体」と言っても、実質は「大中華共栄圏」……あ、朝日はそれでいいのか。早く日本を中国に取り込んでほしいと思ってるから。

　ちなみにシンガポールのリー・クアンユーはもともと華人（ま、シンガポールは人口の７割以上が華人ですが）。漢字では「李光耀」と表記。
　ビジネス面では親日的な発言も多いようですが、基本的にはこういう人みたいです。
　って、私はあまりこの人のこと知らないんで、詳しい方、よかったら教えて下さい。


※参考リンク
　・私達の先人は大東亜戦争を戦ったのです
　・ルクスお姉さんの居残り授業
　・インドネシア独立史

※番組テキスト
　・フィオリーナの以心伝心さん12/8付「終戦60周年企画〜あの戦争をどう教えれば良いと思いますか？〜（テキスト起こし） 」
　ＴＮＣテレビ西日本「ＣＵＢＥ」のテキストです。超オススメ。日本の戦争はアジア、ヨーロッパ各国でどう教えられているか？また当時を知る人々の証言も。

※拙ブログ関連エントリー
　・12/5付「憂国フラッシュリンク集」
　まだご覧になってない方はぜひ。ハンケチのご用意をお忘れなく！(T^T)
　

■日米開戦資料をネットで公開

１２月８日は、昭和１６年に太平洋戦争が始まった日です。開戦前の日米交渉を記録した大量の公文書のインターネットでの公開が、国立公文書館アジア歴史資料センターのホームページで始まりました。アドレスは「http://www.jacar.go.jp」です。
国立公文書館や外務省の外交史料館、それに防衛庁防衛研究所が保管している資料、１万枚以上をデジタル化していて、年表上の出来事を選ぶと、関係する資料が表示される仕組みです。このうち、防衛研究所が保管する「宣戦詔書」の草稿は、インターネットでは初めて公開されるもので、赤鉛筆などで手が入れられ、作成の過程をたどることができます。開戦時の参謀総長だった杉山元が残した会議記録や、陸軍が作成した機密戦争日誌なども、インターネットで公開されるのは初めてです。国立公文書館アジア歴史資料センターの山本啓司・次長は、「日米開戦前にどのような交渉が行われたのか、生の迫力ある資料を見てもらって、戦争と平和の問題を考えるきっかけにして欲しい」と話しています。

　「公文書に見る日米交渉〜開戦への経緯〜」への直リンクはこちら。
　私は時間なくてまだ見れてないんですが(^_^;

・・・・・・・・・・・・

　話変わって今日の『ムーブ！』。
　開戦記念日ってことで、無防備地域宣言運動が取り上げられました。
　内容をちょこっと紹介（大谷昭宏がめちゃオモロイ）。…………

・高槻市の30代男性会社員からの質問
　「無防備地域宣言の署名を求められました。自治体がこの宣言をしていれば、もし戦争になっても敵に攻められないので、住民は安全なんだそうです。でもこれって本当に実現可能なんですか？」

　まずは男性アナが無防備地域宣言運動について簡単に説明。
　（１）戦闘員、移動兵器の撤去
　（２）軍事施設などを使用禁止にする
　（３）敵対行為の禁止
　（４）軍事行動を支援しない
　これらの条件を満たしている、と宣言すればジュネーブ条約によって、その地域は武力攻撃されないとのこと。

　続いてパネルにこういうマップが登場、「これら運動実施中の都市のうち、有権者の1/50の署名を自治体に出し終わって地方議会の審議も終わったのは５つの市。が、いずれも否決された」と。

　ＶＴＲ。大阪経済法科大学の澤野教授（憲法学者）のコメント。

Ｑ１：今まで実現した例は？

　第二次大戦下のパリ、ローマで宣言した。
　ただイタリア、ローマはバチカン市国があったので事実上、武力攻撃を回避した。

Ｑ２：なぜいま全国で署名運動が？

　憲法改正ということで、自民党の憲法草案が出てきた。危機感。
　改正により戦争ができる国を目指す、また市民に戦争協力を求める。
　自治体レベルから形骸化している憲法９条を見直したい。
　有事法制に対する反対の意思表明だけでなく、世界的規模で軍隊のない平和な都市を広げていこうという運動。

　ＶＴＲ終了。
　スタジオに戻って、男性アナがパリとローマについて補足。
　「パリは一部攻撃があったが、都市を明け渡してナチスドイツが占領した。ローマはカトリックの総本山でバチカン市国がある、つまりローマ法王がいるので回避できたのではないかと」

大谷昭宏
「９条の２項改正はとんでもないと思うが、こういう市民運動は大嫌い。沖縄どうするんですか。私んとこは無防備地域宣言したので攻撃しないで下さい、と？でも、米軍とどこかが戦う時に真っ先に戦うのは沖縄。そんな運動するなら『沖縄の基地の10％をうちに持ってこい』と言え。うちは攻撃しないで下さいという市民運動は限界だと思う」

堀江政生（司会）
「自治体だけでなく国レベルで広げていくのはどうだろうかということですが」

大谷昭宏
「だったら憲法がおかしいでしょう。日本は無防備宣言をしてる国ですよ。それをなぜ憲法改正するのかと。市民運動がそういう発想をしてるから、どんどん変になっていくんですよ」

　ここで男性アナが軍事ジャーナリスト田岡俊次氏の見解を紹介。
　・戦時において軍の司令官が退却、放棄を決意し敵に宣言しなければ効果がない
　・戦時に自衛隊や米軍の行動を自治体が禁止することは法的にも物理的にもほぼ不可能
　・テロリストには効果がない

橋下徹
「国家の大事な基盤は軍事力。大学などでの机上の勉強であれば無防備宣言も空想上の話ですむが、この世の中、第二次大戦後の紛争はどうなったか？戦争は異常事態。その中で国がどうやって生命財産を守るのか？まずは軍事力が大事。また軍事力で国際間のバランスがとれる」

吉永みち子
「自分のとこだけ攻撃やめてというのは自分勝手かもしれないが、日本で全部がこの宣言を出してった時に、沖縄が出せないとなると矛盾に気づくでしょ。それよりも本当に攻撃をされない状況を作り上げるように、有事を作らせないように、ささやかな抵抗としては可能だと思う」

大谷昭宏
「軍事力でバランスとれるという考えは古くさい。アメリカ、イラクの例。世界が無防備な流れを作り出すことが必要。日本が無防備を憲法９条でやってきたから、これを広げる努力を」

堀江政生（司会）
「でもそれ日本はずっとやってきたが、できてませんよね」
（ナイスツッコミ。大谷、言葉に詰まる）

橋下徹
「武力放棄というが、コスタリカでも国境警備隊とかある。無防備という思想は、地域の、子供を守っていくという意識が……（最近相次いでいる女児殺害事件を例に）」

吉永みち子
「こういうのではない守り方もある。もっと外交努力もできるはず。その上で言うべき」

橋下徹
「通学路、子供をほったらかしにしておいて、無防備。備えをやっておかないと、という発想がないから……」

大谷昭宏
「日本がもし９条を持ってなかったら戦争しなくてすんだか？東西冷戦含めて日本は何もしなかった。何もせずに戦争起こらなかった。なぜか？」

橋下徹
「憲法変えたからって、戦争になるってことないですよ」

　……………………こんな感じでした。
　橋下弁護士はもっと喋りたそうにしてたけど、ＣＭ入って強引に終わっちゃいました。いつものように「９条があったからじゃなく、日米同盟があったから日本は戦争に巻き込まれずにきたんですよ」と言ってほしかったです。

　それにしても、大谷にすら嫌われる市民運動っていったい……(^_^;

★このブログが面白かったらクリックして下さい→
________________________________________________
★トラックバック下さる方へ
当ブログには「トラックバック保留機能」が装備されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
なお、ブログの種類によってはトラックバックの送信が反映されないことがあります。詳しくはこちらの一番下をご覧下さい。

ぼやきくっくりさま。
お世話になっております。m(__)m
ご紹介ありがとうございます。

すみませんが、リンク先のＵＲＬを以下に変更お願いします。あまりにも長文なので、分割いたしました。

http://fiorina.blog24.fc2.com/blog-category-14.html

今夜は丁度、インドネシアの部分をテキスト化しました。
読んでいただいて、朝日の記事と比べてみればお分かりだと思いますが、朝日のマインドコントロールにはもううんざりです。　

女系天皇の産経の記事、引用させていただきました。
産経をとっているので、スキャナーで読み込ませようかとでも思ってましたが、助かりました＾＾；

それにしても、朝日新聞は減らず口が直りませんね。東京新聞はもっと斜め上の記事を載せてくれると期待していたのですがｗ
一千万人とは、まだまだ控えめですね。
宗主国さまのさらに上を行く四千万人くらいに振り込んでくれると、面白かったのですがｗ
ナチスドイツですら処理しきれないであろう一千万体の死体の処理を、どうしたのかと突っ込みたくはなりますが。

毛沢東は自国民を７０００万人殺した
宮崎正弘の国際ニュース・早読み。より
「読書ノート」さんのブログより
http://hajime1940.blog.ocn.ne.jp/hajime/2005/12/post_8f7b.html

けさ大谷氏と橋下氏が並んでテロ朝の番組に出てたので笑ってしまった。コメンテーターというのは狭い業界なんですねえ。
強度捏造、無防備都市、と昨日のムーブはおもしろかったです。
ホリエモンももっと常識があれば、日本に攻め込んできて占領するようなヤツラなど、はなっから信用できない、やりたい放題やるだろうし、無防備都市宣言などなんの役にもたたないとわかるのですが。自分のいいようにしか解釈できないというのはサヨクの欠点です。

いつも拝見しております。

段落の変更による印象操作、とても参考になりました。
以前から朝日の文章って、どこか読みにくい感じがしてましたが、
こういうことだったのでしょうかね。

これは部下が書いた「まともな文章」を工作担当の上司が勝手に
改ざんしているのでしょうか？だとしたら社内の雰囲気も悪いでしょうね。

あ、だから社内暴力が起きるのか？（笑

朝日の記事は他にも間違いがあるので、添削しておきます。

>都合のいい部分にだけ光を当てて戦争を正当化するような言動は、アジアの心ある人々を遠ざけるだけだろう。
↓
都合のいい部分にだけ光を当てて中国を正当化するような言動は、日本の心ある読者を遠ざけるだけだろう。

ぼやきくっくりさま
毎度貴重なな情報ご提供ありがとうございます。

さて、１２月８日の朝日新聞の社説に関するご批評拝読しました。おっしゃるようなコメントがあたっている部分もありますが、私に言わせれば、今回の論説は、「築地をどり」と日ごろ揶揄されている論調ではなく、朝日の論説にしてはかなりまともな論評ではないかと思います。
朝日新聞の心ある人は「リベラルサヨク朝日」からの脱却に奮闘しつつある、と拝察します。

市民的には、
これはヤバイ！
憲法改正→戦争になる→攻撃されたくない→無防備宣言
大谷的には、
そうじゃないだろう！
無防備宣言→攻撃されたくない→戦争になる→憲法改正→現行憲法維持→無防備宣言
基本は現行憲法の維持であり、国としての無防備が大事。だから憲法が改正されることを認めるな！
　大谷的には無防備地域宣言運動は、すでに市民が憲法９条改正を認めたうえでの運動になっているから、気に入らないんじゃないかと思います。

なぜ、改正＝侵略戦争の手段としか考えられないのか？
　こういう連中はチベットやウィグルを侵略して虐殺している中共寄りの考えを持っているから、こういう風にしか考えられないんでしょうね。
中国様は侵略して資源の確保するのはいいが、日本は憲法改正して中国様を脅かすのはイカン、というところでしょうか。

近頃、他の事にうつつを抜かして時事に疎く成り勝ち
ですが(^^;ゞポリポリ

それにしても１２月８日付けの朝日新聞社拙は

「こりゃまた酷い┐(´ー｀)┌」

と言うことで中核派のアジビラと言うかカルト集団の
小冊子みたいな文章と言うか矛盾だらけですな。
本当、バクダットが陥落寸前なのに屈強なイラク戦士
が必死に反撃していると「必死に主張している」
アル・サハフの世界だと何時もの皮肉m9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰｯ

こんな社説信じる人って余程世間知らずか
底抜けのアカですな┐(´ー｀)┌

流石は世界最凶のゴシップ紙「朝日新聞」

戦勝国に留学したら日本嫌いになるのですかね？
この前、平和学の先生が留学に失敗したら
日本に籠もる、小泉さんは多分留学に失敗した。
みたいな発言をしていたけどこれも一方的決め付けですね。

＞くっくり様
電脳教科書補完録ニュースにこの社説が取り上げられ、

多くのコメント＆トラックバックを楽しみにしています。（西村）

とのことですので、お手数ですが、できましたらＴＢ頂けないでしょうか？
トラックバックＵＲＬ
http://kyoukasyo.net/modules/news/tb.php/363

　愛媛県愛南町も「無防備宣言」運動をしているらしいのですが、同じ県内なのに、全く動きというか……伝わってきません。（報道されない）
　おかしいと思いつつ、「市民運動」のパターンである「活動家」を探してみると…いました。元町議で、地球市民を名乗り、教科書裁判にかかわり、扶桑社の教科書採択の反対運動をし、韓国に出かけて嘘を吐き散らした某県議の友人、筑紫さんのＮＥＷＳ23に「沖縄でも、前島は日本軍がいなかったからアメリカの標的にならなかった！」とメールで投稿している方、です。
　各地の運動も、探せば必ずこういうひとが関わっているのだと思われます。地元の方は、ググってみてください。

>くっくり様
いつもお世話になっています。

リー・クワンユーシンガポール顧問相ですが、回顧録をご覧になることをお勧めします。　ただ、厚い本２冊なので時間がかかります。　大抵の図書館に置いてあります。

第二次大戦の話ですが、意外にも「日本軍の慰安婦は有効な方法だ。」とか「日本の軍政の厳格な規則はのちのシンガポールの行政で参考にさせてもらった（罰則つきの規則が多いこと）」と評価する記述がありました。
あと、あっという間に降伏した英軍は冷めた目で見ています。

name:

email:

URL:

comments:

Cookieに登録

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri/tb.php?238

雑記：朝日の笑えない最新社説
時間ねぇーとか言った直後だけど、こんなおいしいネタを用意されたら食いつくしかないじゃないですか！ってことで、まずはこちらの朝日新聞の社説をどうぞ。asahi.comは数日もすれば社説

大東亜戦争は、日本近代史、最大の使命である。
大東亜戦争というと、負の部分や悪い事ばかりを取り上げ、挙句の果てには、無かった事をあったかのように歴史を捏造するものまでいる。そして、過去に起こったこの戦争、全てを否定する人がいるが、このような人達は、幅広く史実を知ろうとしない。調べようともしない。調...

自らの戦争を正当化し続けているのは誰か？
米国が太平洋戦争に自国の「正義」を見出すとき、日本人による宣戦布告なき真珠湾攻撃を持ち出すのは、日本を「悪」とする格好の材料だからでしょう。

韓国の「民心」はわれわれに＝「平和への幻想は死」−北朝鮮内部資料
それから、「無防備地域宣言」などという、まさに「平和に対する幻想」に基く運動も、「死につながる」と将軍様もおっしゃってることですから、考え直した方が良さそうですよ。「市民」のみなさん。

政府は国立追悼施設調査費計上を見送り
来年度の調査費は見送り　追悼施設建設で政府 (産経新聞　12/10)政府は９日、新たな戦没者追悼施設の建設調査費について、２００６年度予算案への計上を見送る方針を固めた。複数の政

「開戦の日」☆とうとう＜痴呆症＞になったか朝日新聞？
今日、12月8日の真珠湾攻撃の日、朝日新聞の社説は強烈だった。「開戦の日　真珠湾だけではない」である。冒頭それはこう述べている。「真珠湾攻撃の印象があまりにも強烈だからだろう。太平洋戦争は64年前の今日、ハワイの真珠湾で口火が切られた、と思われている。 しか...

アーカイブ：無防備地区宣言の妄想と詐術（上）
＜序＞岩波書店『世界』平成17年2月号が「無防備地区」の特集をしていたが（「地域の平和を本気で守るために　「無防備地域条例」とは何か」である）、そこに文字通り目が点になる文章が掲載されていた。前田朗・東京造形大学教授の筆になる「解説　「無防備地域」宣言...

アーカイブ：無防備地区宣言の妄想と詐術（下）
＜アーカイブ：無防備地区宣言の妄想と詐術（上）から承前＞＜急＞要は、無防備地区宣言とは、「占領軍には抵抗せずその支配下に入りますよ」と宣言することであり、そして、そのような無防備地区を攻撃（みかたからは救済＝奪回）してはいけないという仕組みであ...

無防備地区宣言の妄想を撃つ
よく遊びに行くブログ（忙しいのにゲームとアニメ日記：http://blogs.yahoo.co.jp/f597132）に紹介されていたけれど、またぞろ「無防備地区を条例で宣言しよう」とかほざくやつらが出てきたらしい。以下はそのこで紹介されていたサイト。まんが『無防備マン』が行く！...

靖国カードに終始する中韓両国と小泉政権とその後
日韓外相急きょ会談…韓国側「ともに困難克服したい」（読売新聞 12/11）【クアラルンプール＝尾山宏】麻生外相は１０日午前、韓国の潘基文（パン・ギムン）外交通商相とクアラルン

無防備地域宣言と無防備宣言条例推進運動の落差
今、全国21の地方自治体で「ジュネーブ条約に規定された無防備地域宣言を行い、国防協力を拒否しよう」という条例制定の署名運動が推進されているらしい。産経新聞（平成17年11月21日）はこう伝えている。以下引用開始。●「無防備地域」宣言　国防協力を拒否？ジュ...

無防備地域宣言運動を中傷するマスゴミｗ
無防備地域宣言運動は各地で活発に行われているが、よっぽどこの運動がウザいのだろうか、最近は産経や新潮、それに朝日放送などのマスゴミも悪意に満ちた取り上げ方をしている。

無防備地域宣言運動の正体
日本法務省外局公安調査庁、通称公安から、認定されました。「平成１８年「内外情勢の回顧と展望」より第３ 平成17年の国内情勢 　３ 共産党・過激派等 〈 沖縄を始め各地で，米軍再編・強化反対を掲げた反基地運動を展開〉 　沖縄・米軍普天間基地の返還問題をめぐり，沖縄