父と前原誠司
 今日の昼、両親がうちに来ました(何カ月かに1度来る)。
 母がどこかで買ってきてくれたお弁当を3人で食べながら、いつものように父(昭和10年生まれ)と私で歴史観を巡って議論。いや、議論っちゅーほど大したもんじゃないんですが(^_^;

 話題の中心はやはり靖国参拝問題。

 父は首相の靖国参拝には反対。理由はA級戦犯が祀られているから。この持論は昔から変わってません。
 どういうきっかけでそういう考え方になったのか、今日は少し具体的な話を聞くことができました。

 父曰く。
 「近所の旦那さんが召集されてミンダナオで戦死した。その後、その一家は火事で旦那さんの母親が死んだり、妻が自殺したりと、不幸が相次いだ。家族をめちゃくちゃにした戦争指導者=A級戦犯が祀られてある神社に首相が参拝するなんて、遺族としてはたまらんやろ」

 ……奥さんの自殺はともかく、火事やお祖母ちゃんの死は戦争とは関係ないと思うぞ(^_^;

 私曰く。
 「そもそもA級戦犯というのは占領軍が報復裁判で作り上げたものであって、日本人が裁いたわけとちゃうねんから。日本人が裁いて『東條は罪人』と認定されたんやったらまだしも、そうとちゃうねんから。
 お父さんは特に東條英機が憎いみたいやけど、実は彼は開戦には否定的でギリギリまで戦争回避の努力をしたらしいよ。
 とにかく彼に関しては最近新しい資料も出てきてるし、占領下にお父さんがアメリカから叩き込まれたイメージとはだいぶ違ってると思うよ」

 父も最後には、「まぁ東條も天皇を守るために悪人役を引き受けたという面はあったかもしれんけどな」と少し温情(?)を示してましたが……。
 父は戦時下でいろいろと見たであろう世代ですから(戦地は見てないし空襲経験もないけど)、戦後生まれの私には想像もつかない悲しい体験とか苦しい体験とかがあったんだろうと思います。その「感情」はやっぱ尊重してあげるべきなんだろう、と。

 ちなみに父には、「アジアの人たちに被害を与えたからダメ」という気持ちはほとんどなくて、もっぱら「日本人に被害を与えたからダメ」らしい。
 そのへんの反日サヨクとは違うってことで。

 父は靖国神社に一度だけ行ったことがあるそうです。遊就館も見たそうです。
 父は遊就館のスタンスに大いに異を唱えながらも、それよりももっとアカンと感じたのは、「あんなチャチな武器で戦ってたなんて」ってことだそう。
 「武器も遅れてるし、物量的にも大きく劣ってることは当時の指導者にはわかってたはず。そんなアメリカを相手に戦争を始めたのが間違い。出さんでええ犠牲者をたくさん出した。だから許されへん」と。

 気持ちはわかるけど、でもやっぱり私はこう思う。
 当時は朝日新聞などマスコミの煽りもあって国民のほとんどがイケイケだった。
 欧米に外交的に追いつめられて、「ここはいっちょやったらなあかん。黙って引き下がるわけにはいかん」と大和魂も燃えたんじゃないかと。
 さらには有色人種の代表としての気概みたいなもの(当時有色人種の国で白人と戦えるのは日本以外にはなかった)もあっただろうこと。
 歴史関係の本など見てますと、やはり当時は全国的にそういう空気が蔓延してたんじゃないかと思えてなりません。
 不利な条件はいくつもあるとわかっていながらも、『指導者』だけでなく国民も一丸となって、「いっちょやったろかーい!」のノリで開戦に向かって行った、そんな気がするんです。
 
 さて、お昼ご飯を食べた後、私は仕事。
 父はうちでとってる産経新聞を熟読(父は普段朝日新聞購読。新聞代を安くあげるために定期的に毎日新聞に変更)。
 母はひたすらトイレやお風呂なんかの掃除をしてました。私は「そんなんええからほっといて」と止めるんですが、「ええからアンタは仕事しとき!」と、いつも勝手に掃除する母。
 それはいいけど、いつも小物を勝手に配置換えしちゃうんですよ。後で「何がどこにあるのかわからん!お母さん、あれどこに置いたの?!」と電話で訊くことがちょくちょくある(^_^;

 しかも母ってば、今日はトイレに飾ってあった小瓶(中が液体でウインドサーフィンがゆらゆら揺れてる)を割ってしまった。
 これ確か、昔の彼氏にお土産でもらったヤツなんだよね……割られるまでそんなことすっかり忘れて飾ってあった……ま、どうでもいいか……はぁ。

 とかやってたら、父がおもむろに私の仕事部屋に来て、「前原……(ぼそぼそ)アカンなぁ」と。

 私「え?前原さんアカンの?じゃあ誰がええの?菅直人?」
 父「いや、産経がアカンのや。前原の悪口書いてる」
 私「あー、今日の社説か。そらしゃーないんちゃうの?いきなり党内の顔色窺ってるようじゃ……って、ええっ?前原さんって改憲派やで?お父さん護憲派やったんちゃうの?」
 父「いや、憲法は改正してもええ」
 私「前原さん、憲法9条も改正するって言ってるよ?」
 父「ええがな」
 私「……お、お父さん、いつ転向したん?バリバリの護憲派やったのに!(^_^;」

 時代の変遷とともに、父の考え方も少しずつ変わってきたみたい。ええこっちゃ。

 その前原さん、今日は党首討論デビューでしたね。
 中継をちょこちょこっと見ました。
 
 前半はなかなか良いことも言ってたんですけどね。
 「戦後60年も経ってるのにまだ米軍施設がある。日本が主体的に管理して米軍に貸すならいいが、そうではない。沖縄の米軍ヘリ墜落事故でも日本は警察が入れなかった。日本が踏み込めないのはおかしい」てな感じで。
 「アメリカに頼らず自前で情報機関を作れ」とも言ってたし。
 ガス田問題でも、「中国が日本側からガスを吸い上げようとしてるのに、見て見ぬふりか?それとも帝国石油に試掘させるのか?」てなふうに小泉くんを問いつめてたりもした。

 ところがこれが日中問題や靖国問題になると、やっぱガクーンと急降下(T^T)

 「靖国参拝」で論戦 小泉首相と前原代表の党首討論
■党首討論での靖国参拝をめぐるやりとり

 〈民主・前原代表〉 靖国参拝を強行されたことで日中間の戦略的な包括的な対話の道筋が閉ざされた。町村外相が(中国に)行くと言って断られている。盧武鉉(韓国大統領)さんも来ないと言っている。しっかりとした関係構築ができるのか。

 〈小泉首相〉 できると思っている。中国、韓国との問題は靖国参拝だけではない。靖国参拝をやめればいいのかという議論にはくみしていない。中国にしても韓国にしても理解していただくように努力していかないといけない。

 「思想および良心の自由は、これを侵してはならない」と憲法19条に規定されている。総理大臣である小泉純一郎が一国民として参拝する、しかも平和を祈念する。平和と繁栄は現在生きている人だけで成り立っているのではない。過去の戦場で倒れた方々の尊い犠牲の上にあることを片時も忘れてはならないと参拝している。それがどうしていけないのか。私は理解できない。

 〈前原代表〉 誰がいけないと言ったか。私はA級戦犯が合祀(ごうし)されている間は行かない。靖国神社が45年まで国家神道の姿として存在していた。(両手を胸の前で合わせて)これはないですよ。これはお墓参りだ。神社に行くときは頭(こうべ)をたれるものだ。しかも、ポケットからさい銭出してチャリン、こんな不謹慎な話はない。私人としての参り方を演出したかったのかもしれないが、むしろ亡くなった方に失礼だ。

 憲法には思想信条の自由だけでなく、政教分離も書いてある。大阪高裁では憲法判決も出ている。中国の多くの問題をトータルに考えず、この4年半は外交不在の小泉政権だ。

 行きもせん人間が、他人の参拝の仕方にいちいち文句言う筋合いはないと思う(-.-#)

 「憲法判決」、これホントに言ってたけど、いいんですか?
 時間切れ直前だったので焦って言い間違えただけで、「違憲判決」と言いたかったんかしら?だとしたら何度も言うけどこれは間違いで、正しくは「違憲判断」ですよ。

 前原さんの論理で( ゚Д゚) ハァ?なのは、「A級戦犯が祀られているからダメ」論を展開しておいて、最後に「憲法判断」を持ち出したこと。
 だって「A級戦犯が合祀されている間は行かない」ってことは、「A級戦犯が分祀されたら行く」ってことでしょ(分祀なんてありえないけど)。だったら憲法判断だの政教分離違反だのは一切関係ないってことにならんか?

 あと、↓この記事なんか見ますとね、

 「首相は参拝すべきでない」 民主党の前原代表が東京で講演

 前原氏はA級戦犯に関して「内外で被害者を出した戦争の責任を負うけじめが必要。死後は神仏になるという考えもあるが、政治は結果責任であり、現役政治家の甘えにつながる。人生を終えても責任を取り続けるからこそ、国民の負託を受けている」と、政治家としての姿勢を訴えた。

 日本では死んだらみな仏のはずだが。
 もちろん、めちゃくちゃ無能だった政治家が死後「あいつは最悪の政治家だった」とか悪口言われたりするのは仕方ないと思う。
 でも「死後も責任を取り続けるべき」ってのは言い過ぎじゃないですか?
 少なくとも日本人の発想ではないですな。中国人の発想ですわ。

 とにかく前原さんって、頭でっかちで土台がグラグラ〜という印象です。
 国民の期待も高いですし、何よりうちの父も高く買ってますんで、どうか頑張って下さいまし。

 あ、書くの忘れてた。
 父は「日清・日露戦争から日本人は総括せなあかんな」とも言ってました。
 父的にはこれらの戦争は「列強が来てたので戦わざるを得なかった」んだそうです。大東亜戦争だけが×なんですなぁ。
 これってつまり「勝つ戦争ならOK」ってこと?お父さん?(^_^;

※参考リンク:
 母子草の押し花及び東條かつ子夫人の書付等〜東條英機陸軍大将について

※拙ブログ関連エントリー:
 9/17付「前原誠司の発言まとめ」

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Posted by くっくり 01:57 | 歴史認識 | comments (32) | trackback (2)
コメント
くっくりさん、こんばんは。
>前原さんの論理で( ゚Д゚) ハァ?なのは、「A級戦犯が祀られているからダメ」論を展開しておいて、最後に「憲法判断」を持ち出したこと。

推測ですが、前原さんは、靖国神社がA級戦犯を分祀をすれば、私的に参拝しようとお考えなのだと思います。私的参拝であるなら憲法問題は生じないですので。

>でも「死後も責任を取り続けるべき」ってのは言い過ぎじゃないですか?

言い過ぎですかね?
私は、政治家の責務というものは、一般人と違って死後においても負うべき重いものだと思います。だって政治家は国民の生命・身体・財産を守る重大な任務を担っているんですよ。場合によっては、国民や国家を窮地に追い込む可能性のある決断をしなければならない。
政治家は、良い意味でのエリート意識(ノブレス・オブリージュ)、つまり国家のために身を挺して奉仕するという意識を持つべき存在だと思います。だからこそ、国民から尊敬されるのです。

前原さんの発言は、政治家ならぬ「政治屋」に陥っている今の多くの政治家に対する苦言ではないでしょうかね。例えば、バイブに「国民を守る気がない」とサインをした辻元清美とか。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/10/20 02:51 | QuGwigyo

あら、びっくり。
くっくりさんのお父さんと私の父親が同い年ですわ。

うちの親父は警察予備隊から自衛隊へと勤務した堅物で超保守したが、最近はなぜかしら護憲だったりの左派の意見に与しています。なんでだ?

親父は九州ですが、艦載機から機銃掃射を食らったとか近くの特攻基地まで兵隊に会いに行ったとか、戦中の話は色々と聞かせれてきました。もっと色々と聞いておきたいなあと思う今日この頃です。
Posted by 徒桜 | URL | 05/10/20 02:52 | l79VqsTs

お父様の「憲法改正(←9条含む♪)賛成」発言もスゴイですが(←以前からお父様のお考えをちょくちょく拝見していたもので・笑)、お父様に「いつ転向したん?」と聞いちゃうくっくりさんもスゴイですね〜♪
…っていうか、正直ちょっとうらやましいです。
ウチの実家ではそういう話がしづらくて(T▽T;

戦後モロ団塊世代の両親の思想(?)ってイマイチつかみづらいんです。
世間(ネットとか)で団塊世代の評判が芳しくないのも一理あるよなあ…というのが実感です。
サヨクでないことは確実なんですが、どうも明確な「国家観」とか「歴史観」が形成されていないというか…。

せめてもの救いは、
・さすがに「政治」「経済」に関しては現実的な見方ができる(=民主党が嫌いみたいだし・笑)。
・昨今の中国・韓国・北朝鮮の振る舞いには怒っている(呆れている?)。
・「韓流」なんかには見向きもしない。
といったところでしょうか。

が、「歴史」の話になるととたんにダメです(T▽T;
戦後教育の弊害をモロに受けていて、おまけにネット音痴なので、典型的な「(詳しいことはよく分からないけど)日本はアジアにひどいことをしたんだから…」というパターンですorz......
こういう「曖昧」な層が実は一番やっかいなのではないかと思う今日この頃。
…「確固たるサヨク」よりはマシかもしれませんが(^^;

おまけに30年来の朝日新聞購読家庭と来たもんだ(笑)。
私も一人暮らしを始めるまではフツーに朝日を読んでました(くわばらくわばら…)。
今年に入って権謀術数(笑)の限りを尽くして朝日新聞を解約させましたが、その過程で「従軍慰安婦」「南京大虐殺」「在日朝鮮人」「日韓併合」「東京裁判」などの「幻想」を信じきっているのが窺えて暗澹たる気持ちにさせられました。

あれこれ説明していたら「あんまりのめり込みなさんな…」とか言われちゃったしΣ( ̄□ ̄lll)
…これは世代交代を待つしかないな、と諦めた次第です(笑)。
親に対してなんて失礼な…と思ったりもしますが(^^ゞ
Posted by 水尾ツモロヲ | URL | 05/10/20 03:02 | wAQDuU/o

司馬遼太郎さんが余話で”兵器が、国力が劣っていたのに・・”みたいな事書いてたのですがこの論理の場合、突き詰めると”勝てば官軍”になるんですよね。日清・日露のことは全否定していなかったと思う。
でもそれって国力があれば仮に満州国が中国を席巻していたとして良い!といっているって事なのかな?
Posted by かが | URL | 05/10/20 03:16 | v2NkLcOw

問題なのは
「戦争責任者として非難される」ということと、
「戦争犯罪者として断罪される」ということが混同されていることではないでしょうか。
 東条英機ら政治や行政の最高責任者達が適切な判断をその都度行っていたかどうかについては、批判を受けて当然の部分が少なくありません。
 けれども、当時の国際法に照らし合わせて(しかもその認定をするのが旧敵国で)「犯罪者」といえるかどうかは全く別の話です。
「東条英機らは戦争責任者であっても戦争犯罪者ではない」というのが私の見方です。
 
Posted by Ishii | URL | 05/10/20 07:11 | xKi2upuU

よけいな一言ですが、お父様は昭和10年生まれとなると、終戦時にはたった10歳ですよね。つまり終戦後の体験はあっても戦争自体はないわけです。また、食べ盛りの時に食えなかったことはあるでしょうが、そういう怨みと戦争に対する評価というのは全然別物でしょう。
しかも、日本に爆弾を落としてひどいことにしたのは、アメリカだということを全く理解されておられないのはどうしたことでしょうね?
Posted by がり | URL | 05/10/20 08:34 | 1lgc4Ysk

こんにちは。
党首討論を見ました。
前原党首は何を言いたいのかよく判りませんでした。
一つ一つは言いたいことは判るし、部分部分では確かに国民のが疑問に思っていることを言っていることはありましたが、彼の発言の中でも矛盾してる所があって、どうにも心に響きませんでした。
一つ印象に残ったことは、中国は…、中国が…、中国の…、と最初から最後まで中国にこだわる人だなというものでした。
それに討論と言っていいのだろうか、とも。
一方的に前原党首が喋って、それに首相が答えるというものは、討論というよりも委員会質問等と変わるものがなかったように見えましたよ。
もっともっときちんとした討論をして欲しいというのが感想です。
Posted by とんとん | URL | 05/10/20 08:52 | UmbNWJQs

↓2ちゃんねるからです

29 :エージェント・774:2005/10/20(木) 04:59:13 ID:XutKzpzv
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!

「人権擁護法案を考える市民の会」のサイトで、人権擁護法案に関するプログやHPを開設された方、チラシを配っている方へ呼びかけを行っています。
12月上旬発売予定の人権擁護法案のムックに掲載するためです。
ブログやサイトを設置している方を、座談会にお誘いしています。私が司会をするので、是非ご参加ください。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/8363672.html
Posted by 城之内 徳男 | URL | 05/10/20 11:55 | vxFT4mTk

前原氏は支離滅裂ですね。やはり約半分が社民党勢力で支配されている政党の代表です。
お賽銭が気に入らないというなら、自分は公式参拝すればいいじゃないですか。
Posted by 一国民 | URL | 05/10/20 12:01 | YXU0D1Do

>とんとんさん

大変失礼ながら言わせていただきますと、おそらく、とんとんさんはハリウッド映画的な思考、つまり「敵」「味方」単純二元論的な思考に呪縛されているから、そのようにお考えになるのだと思います。

前原さんは「中国」という言葉を連呼されていました。しかし同時に「アメリカ」との言葉も何度も連呼されていましたよね。21世紀というのは、アメリカと中国という巨大な国が対峙する社会になるというのが国際政治の専門家の大方の予想です。

その中において日本が外交的フリーハンドを取得してより多くの国益を確保するためには、巧みな外交的努力をする必要があります。多くの外交的資源を獲得しなければなりません。
そのためには、私たちはハリウッド映画的な単純思考に呪縛されず、適切な判断をして行かなければならないと思います。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/10/20 12:46 | QuGwigyo

いま「大東亜戦争の真実 東条英機宣誓供述書」というのを読んでるのですが、今朝読んだ章によると
開戦前の一年間にアメリカ議会では600から700億ドルの軍事費増額が承認されているのに対して、日本は英米蘭の経済封鎖でほとんど戦争準備ができていなかったということを東条は言っています。
その動きを見ながら、第二第三次近衛&東条内閣は日米交渉が妥結することを切望していたのです。
仕掛けたのはアメリカであることは明らかで、東条内閣は追い詰められた結果やむにやまれず戦争を決断したのです。
これは知っておくべきことだと思います。
A級戦犯などと言って日本人自らが必死の努力をした先人を貶めるのは恥ずかしいことだと知るべきです。
Posted by toyotama | URL | 05/10/20 12:53 | TTXf20kg

>時間切れ直前だったので焦って言い間違えただけで、「違憲判決」と言いたかったんかしら?

誰か傍論と判決の違いを代表に教えてやれよ!民主の中の人w
http://www.asahi.com/politics/update/1017/011.html
民主党の前原代表は17日、都内で記者団に対し「A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社に、首相が参拝されることについては極めて遺憾に思っている。しかも、違憲判決が初めて高裁レベルで出た中なので、・・・
Posted by j | URL | 05/10/20 12:55 | g3sUGuBU

はじめまして、 ただの通りすがりですが、
Ishiiさんに賛成!
 「負けるとわかってて始めたのなら、負け方ってものがあるだろう!」と普段思っていたので、すっきりしました。

「死後も責任を取り続けるべき」というのは、
政治家は歴史に裁かれる、ということではないでしょうか。そこまで前原君がわかってればいいのだけれど・・・

くっくりさん、これからも関西からの貴重なお話を楽しみにしています。
Posted by ま | URL | 05/10/20 13:11 | Dma3Ie.o

割込失礼します。

>推測ですが、前原さんは、靖国神社がA級戦犯を分祀をすれば、私的に参拝しようとお考えなのだと思います。私的参拝であるなら憲法問題は生じないですので。

その論理でいくなら首相も「私的参拝」なので憲法問題は生じないはずです。

>私は、政治家の責務というものは、一般人と違って死後においても負うべき重いものだと思います。

具体的に死後どう責任取ればいいんですか?本人は死んじゃってて何もできないから遺族が責任取れと?
中国で鎖でぐるぐる巻にした東条の銅像に子どもが唾を吐いている写真を見たことあるがそういう風にせよと?
前党首の岡田は民主党の没落を招いた張本人だが前原氏は岡田の死後も彼の責任を追及すべきと?

>前原さんの発言は、政治家ならぬ「政治屋」に陥っている今の多くの政治家に対する苦言ではないでしょうかね。

前原氏を美化しすぎでは…。
「引退後も責任を取り続けるべき」ならまだしも「死後も責任を取り続けるべき」はやはり日本人の考え方にはなじまないと自分は思います。
Posted by 一 | URL | 05/10/20 13:23 | U321i/S2

皆さん、コメントありがとうございます。
いつもいつも個別にレスできず申し訳ありません(T^T)

がりさん:
>しかも、日本に爆弾を落としてひどいことにしたのは、アメリカだということを全く理解されておられないのはどうしたことでしょうね?

だいぶ前に書いたような気がしたので今回は触れなかったんですが、やっぱ書いておきます。
父が生まれ育った村はものすごい田舎で空襲もなかったし、「アメリカ」の脅威とかを身近に感じる環境ではなかったようです。
逆にこういう体験があったそうです。年は定かでないですが(大東亜戦争中なのは間違いない)日本軍の訓練機が村落に墜落して、父の同級生を含め何人かが巻き添えで亡くなったそうです。
このように、同級生の巻き添え死や、本文に書いた「戦後も悲惨な目に遭った近所の一家」の例があり、父にとっては『米軍より日本軍の方が直接身近な人に被害を与えた』という印象として残ってしまったのかな、という気がします。

その点、母(昭和15年生まれ)は空襲体験者なので、アメリカに対する印象は父とはかなり違うようです。
あ、空襲体験といっても、その時は郊外の親戚の家に疎開をしていたので厳密な意味では体験者ではありませんが、数日後に実家に戻った時には家は焼失してるわ、近所の人が大勢死んでるわで、それなりにトラウマを感じたかもしれません。
Posted by くっくり | URL | 05/10/20 13:44 | hA5jayAA

前原を美化してる香具師は、某ブログですでに論破されてる。以降スルーでよろ。
Posted by あ | URL | 05/10/20 14:05 | VIHlQOSk

何度も書き込んですいません。
>一さん
>その論理でいくなら首相も「私的参拝」なので憲法問題は生じないはずです。

はい、そうですよ。憲法問題は生じません。私は、首相の靖国参拝は合憲だと考えております。

>具体的に死後どう責任取ればいいんですか?本人は死んじゃってて何もできないから遺族が責任取れと?
>中国で鎖でぐるぐる巻にした東条の銅像に子どもが唾を吐いている写真を見たことあるがそういう風にせよと?

いいえ、全く違います。ご遺族には責任はありませんし、土下座する銅像を作って唾を吐きかけるなんて酷いことをするべきではありません。
私の言う「責任」とは、「日本を敗戦に導いたリーダーの一人である」とのマイナス評価を受け続けるという責任のことです。

>前党首の岡田は民主党の没落を招いた張本人だが前原氏は岡田の死後も彼の責任を追及すべきと?

何だか話が無茶苦茶です。民主党の没落は別に国民の生命・身体・財産と全く関係がないことです。国民の審判によって岡田民主党は没落したまでです。

>「引退後も責任を取り続けるべき」ならまだしも「死後も責任を取り続けるべき」はやはり日本人の考え方にはなじまないと自分は思います。

そうですかね。僕は、たとえ金正日が死んだとしても、日本の主権を侵害し多くの日本人を拉致誘拐した責任を追及し続けますがね。

>あさん
某ブログってどこですか?いろんなブログに書き込んだのでよくわかりません。よろしければ教えてください。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/10/20 14:39 | QuGwigyo

asatte_no_houkou さん。「責任を追及する」の具体的内容をはっきりさせた方がいいんじゃないですか。たとえばくっくりさんは、

>無能だった政治家が死後「あいつは最悪の政治家だった」とか悪口言われたりするのは仕方ないと思う

と書いてらっしゃいますよね。あなたの言っている「追及」とはそのようなものなのか、それともそれ以上の何かなのか。
たとえば「銅像を侮辱する」ことは否定されていますが、神社に祀ることを許さない、あるいはそこへ誰かが参拝に行くことを許さない、というのはほぼ同様の侮辱行為だと私は思います。
Posted by 通りがかりのもの | URL | 05/10/20 16:39 | 2Pld5RQQ

あんがいこうゆう事なのかなぁと考えた事をみっともなく晒しますけど、
たとえば特定アジアという表現は多少なりとも棘がありますし、現在作られた造語なので、浸透するかどうかは疑問ですが、さてA級戦犯。
これはあくまでもA,B,Cの住み別けの話しですし、
言ってしまえばA戦犯なだけで、くくりとしての「級」です。
じゃあ、今後日本ではこのくくりの呼び方を変えてしまえば、ニュアンスがかわるような気がしてます。
「A項戦犯」どう?なんも変わらん?この「A」という文字を排除する事は今となってはわざとらしいので残さざる得ませんが、級が項に変わっても意味合いは変わらないどころか、本来の意味に近くなると思います。
ですから、今後A「級」戦犯に関する記載をする時はA「項」戦犯と書くキャンペーンをするのはどうでしょ?思い付きだけで長々とすいませんでした。
Posted by 場当たり | URL | 05/10/20 17:46 | IyXVFu/U

>くっくりさん

なるほど、わかりました。お父様は、個人的体験を重視なさっているということですね。
この時代の人たちは、結局そういうことで戦争を評価しているのかもしれません。この時代は、評価するための情報が欠落していたと思います。そうなるとGHQのプロパガンダや左翼知識人の言うことしか残りませんから、意見が変になってしまうのでしょう。
でも、GHQはもういないのだし、時間もおありでしょうから、自分で少し事実を調べてみるのがいいのじゃないかと思います。
次回までにこの本を読んで、感想文を書いてこいとかできません? w 
Posted by がり | URL | 05/10/20 17:56 | 1lgc4Ysk

こんにちは、
昭和10年生まれで朝日新聞を購読している父親、うちのことかと思いました。この年代になると頭が固くなり転向させるのは難しいようです。実家に帰ると仕方なく朝日を読むのですが、半ばネタ探しと思っています。
前原氏にはガッカリです(まあもともと期待もしていなかったけど)。氏の靖国不参拝の理由はどちらですかね?
1 A級戦犯が合祀されているから、行かない
2 政教分離に反しているから、行かない
A級戦犯が分祀されたら行くのであれば、未だ彼の言う「判決」である2の理由に反しているのでは?(そもそもアメリカの占領統治後、全ての’戦犯’は名誉回復され公務死とするという決議に社会・共産を含む全会一致の可決があったわけで、日本には戦犯は既に存在してないと思うのですが)。まあ何にせよ、見識の浅いレベルの低い党首討論でしたね。
Posted by ぱとり夫 | URL | 05/10/20 18:02 | XEHEVSjk

がりさん:

レスありがとうございます。
体験者はやはりまず自分の体験がベースにあって、そこから理論を組み立てるのが普通なのかなと思います。私たち未体験者は想像と、あと本などから得た知識で理論を組み立てますが。

父と同じ昭和10年生まれでも西尾幹二さんのような人もいますし、徒桜さん、それにぱとり夫さんのお父様も昭和10年生まれとのことですが、やはりそれぞれ違っているようですし、この世代だからこう、とは一律には言えないかもしれませんね。

ちなみに父には「諸君!」「正論」をしばらく継続して読んでもらったことがあります(バックナンバーを貸した)。小林よしのり氏の「戦争論」も読んでもらいました。
今はいろいろと忙しいようでなかなかバックナンバーを持って帰ろうとはしてくれませんが、前に実家に帰ったら「文藝春秋」とか置いてあったりしたので、いろいろと読んではいるようです(幸い「世界」とかは見かけたことありません(^_^;)。
まあでもガチガチの護憲派だった父が「憲法9条改正OK」に転向したってだけでも、大変な進歩だと私は思ってます(^^ゞ

あ、それから朝日新聞に妙ちきりんな記事が載ってた日は(そんな日は日常茶飯事ですが、特にひどいのが載ってた日は)、父にメールで「あの記事は間違いだからね。正しくはこうだからね」と連絡してます(^_^;(ちゃんと読んでくれてるのかわからんけど……)
Posted by くっくり | URL | 05/10/20 21:09 | hA5jayAA

 前原氏が党首に就任したとき、何かの番組で「尊敬する政治家は広田弘毅」と発言したのを見て、意外に思いました。
 私の知っている範囲ではありますが、歴史家は左右を問わず、広田弘毅について「同情はするが、首相・外相としては評価できない」と評する人がとても多いからです。
 ここからは私の想像ですが、前原氏は広田を主人公にした城山三郎著『落日燃ゆ』を読んだ印象だけであのような発言をしているのではないかと思います。
 これは言い換えれば、本を数冊読んだだけで戦争に至るまでの内外の政治や東京裁判を解ったつもりになっているのではないでしょうか。そんなレベルの歴史観ではとても一国の宰相などは務まらないでしょうね。
 蛇足ですが小泉首相の好きな浜口雄幸は、広田弘毅よりは数段上の首相だったと私は考えていますが、小泉氏も同じく城山三郎著『男子の本懐』を読んだだけ、という可能性はあります。
 なお、私は城山氏の作品を悪いと言っているのではありません。政治家たるもの、歴史小説を何冊か読むだけではなく、多くの史書を充分に吟味して歴史観・世界観を築くべきである、という意味ですので誤解なきように。
Posted by Ishii | URL | 05/10/20 22:24 | nOXFjP.Q

>「日本を敗戦に導いたリーダーの一人である」とのマイナス評価を受け続けるという責任のことです。

マイナス評価をつけるのか、そうでないのかは個人によって違うのではないでしょうか。
あの戦争は私は避けられなかったと思っています。
もし回避出来たとしても白人優位の奴隷の平和しか訪れなかったかもと思います。
東条英機を含めあの時代を生きた人達に心から感謝しています。
もちろん彼には戦争に負けた責任はありますが、
負けたから=×って東京裁判じゃないですか。
それに金正日を例に出されても、、。
Posted by ebisu | URL | 05/10/20 22:48 | IDu9Pjzk

皆さんのコメントを読んでいて
昭和8年生まれのウチの母の戦争体験を思い出しました

東京大空襲をリアル体験しているだけあって
空に見えるB29の飛行機雲、落ちてくる焼夷弾の音
女子供でも(というより狙って)襲ってくる機銃掃射
街中が火災のなか、空気孔のようになってしまって、炎の竜巻が埋め尽くす道路・・・等、実によく教えてくれました
母の兄も空母に乗って戦死してますが
アメリカに対する感情は悪くないです
(まぁあいつ等はエゲツナイぐらいの事は言いますがw)

淡々と「戦争ってのはそういうもの」で終わりです

どちらかというと「第3国人」の方にあまり良い感情持ってませんね・・「酷かったのよ」と言ってそれ以上話しませんし、最近のTVの風潮を見てかなり呆れていますから

そんな彼女の購読紙は毎日ですw
「朝日よりマシじゃない?」と言われて
「いや・・・最近はちょっとどうかな・・・」と答えています
Posted by 湯あたり | URL | 05/10/21 00:41 | FEJRhkoY

>通りがかりのものさん
すいません、僕の言葉が足りなかったようです。ご指摘の通り、おそらく、くっくりさんのお考えと同じだと思います。

民主主義社会における政治責任とは言論や投票を通じた責任だと思います。A級戦犯の方々はもう亡くなられているわけですから、投票を通じての責任はありえない。となると言論を通じた責任となると思います。
中国のホテルだったと思いますが、土下座した東条英機の銅像があるんですよね。で、子供たちがそれに唾を吐きかけたりしている。これは人間の尊厳を踏みにじる行いであり、あまりに度が過ぎていると思います。

>ebisuさん
>マイナス評価をつけるのか、そうでないのかは個人によって違うのではないでしょうか。

仰るとおりです。歴史の評価は人によって異なります。
僕も、あの戦争はマッカーサーが言うように「セキュリティー」の側面があったと思います。しかも結果としてアジアを解放へと向かわせたという意味において非常に意義深い戦争だったと思っております。
ただし国民の命、国家の存亡を預かる政治家の責任というものは、一般の国民と比べて非常に重いものだと思うんです。そしてその責任は、過程がどうであれ結果がどうであったかが問われるものだと思うんです。その意味においてA級戦犯の方々の責任は重いように感じます。

>それに金正日を例に出されても、、。

金正日の例は、何もA級戦犯と金正日が同じだという意味で出したわけではなく、「死後は責任が消滅する」との御主張への反論として出したものです。
誤解を生じさせる文章になってしまいました。すいません。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/10/21 02:41 | QuGwigyo

asatte_no_houkou さん。なるほど、くっくりさんと同様のお考えでしたか。
ただ引用したくっくりさんの考えは、あなたが最初に否定した

>でも「死後も責任を取り続けるべき」ってのは言い過ぎ

の直前に書かれていて、「でも」はそれを受けてのものです。

前者に同意なら、後者に反対するのは何かおかしいなと思われるはずです(反対以前に、くっくりさんが矛盾した文章を書いていることになるわけですから)。

そんなことになるのは、「責任を取る」という言葉の使い方が他の人、少なくともくっくりさんと前原代表とは違っているからです。

そういう状態で「責任」という抽象語で主張を展開しても不毛です。他の方への返信でも、「責任」が具体的に何を意味しているのか説明してから使うことをお勧めします。
Posted by 通りがかりのもの | URL | 05/10/21 03:22 | 2Pld5RQQ

> asatte_no_houkou さん
どうも、初めまして。
私がハリウッド映画的思考の持ち主だということでしたが、どうしてそう判断されてしまったのでしょうか?
私は今のところ、別に前原党首が嫌いな訳ではありません(最近少し呆れつつありはしますが)から、敵視なんぞしておりません。それに小泉首相にも部分部分拍手を送ることはあっても、全面賛成することなどなく、どちらかと言うと小泉首相は嫌いだけど、ある一定の行動は賛同して応援するという立場です。
ついでに言うと中国は大嫌いですが、アメリカも嫌いです。ただアメリカは見習わなくてはならない部分が沢山あるというのを認めてはいます。
で、この私の何処に敵と味方があるのでしょうか?
私が言いたかったのは、第二政党の民主党の党首と首相の、もう少し討論という形のものが見たかったという感想だったのですが。
私は別に党首討論をビデオに取って、繰り返し見たりしておりませんので、前原党首が中国と連呼していたことがイメージとして残ってしまっているだけで、別に米国とのつながりで日本の国防のことを言っていたのを忘れている訳ではありませんよ。
色々な選択の中から、取り得る最善のものを選んでゆくというasatte_no_houkou さんの言葉は正論だと思いますよ。

長々と失礼いたしました。
Posted by とんとん | URL | 05/10/21 13:39 | UmbNWJQs

>通りがかりのものさん

僕が最初に書いた文章をお読みいただければわかることですが、僕は最初から「政治家の責務」の話をしているわけで、当然に政治責任の話をしているわけです。
で、繰り返しますが、民主主義社会における政治責任とは、言論と投票(辞職を含む)を通じての責任と考えるべきです。

政治的責任とは別の責任概念として存在するのが、法的責任。これはあらかじめ定められた法律要件に該当する行為があった場合、その効果として課せられる責任です。例えば刑罰ですね。A級戦犯は既に刑罰の執行を受けたわけですから、法的責任はもう負っておりません。

しかし政治的責任は未だに負っていると考えます。つまり言論による批判に晒されるという責任を負っているわけです。
ただ政治責任が課せられる要件というものは、明確に定められているものではありません。ですので個々人によってその解釈が分かれる曖昧なものです。場合によっては事情の変化により変化する可能性だってあります。したがって「もう政治責任はないはずだ」とのご意見は一つの意見としてはありうる選択だと思います。しかし僕の考えとは異なります。

言葉足らずであったことは認めますが、僕は「責任」の意味について最初から明らかにしております。

ここで何度も繰り返し議論をすることは、くっくりさんに迷惑になるので、反論がおありでしたら次回から僕のブログに書き込んでいただけませんでしょうか?どのエントリーのコメント欄でも構いませんので。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/10/22 01:50 | QuGwigyo

>とんとんさん

私が、とんとんさんをハリウッド映画的思考の持ち主だと考えたのは、
「前原は、前半では『日本の味方』であるアメリカに配慮を見せながら、後半では『日本の敵』である中国にも配慮を示している。これは矛盾ではないか。」
とのお考えのように感じたからです。
このような考えは、国際政治のイロハを知らない愚かな単純思考というしかありません。

繰り返しますが、外交の本義は外交的フリーハンドの獲得にあります。であるならば、何時までも一国に依存することを続けることは外交の本義に反する行為であり、国益を害します。
この点は親米で有名な岡崎久彦元タイ大使も認めるところです。

しかし、とんとんさんは、そういうお考えの方ではなく、むしろ外交の本義をきちんと弁えておられる方のようです。軽率な批判をして申し訳ありませんでした。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/10/22 01:55 | QuGwigyo

前原は前半で中国を敵視するような主張を
展開しながら、後半では『日本の敵』である中国に
結局配慮を示していたので、矛盾してます。
いつまでも一国に依存といっても、アメリカ以外の
どこが日本と軍事同盟結ぶんですか?
A級戦犯の政治責任もねぇ…。
彼らがトップに着いたときにははっきり言って
もう帝国の外交は「詰み」でしたよ。
石油無しじゃ国防能力を保ちようがない。
Posted by hjh | URL | 05/10/22 03:15 | eXQZ36Fg

 ああ、勝てば官軍というのは至言だね。たしかに負けるような戦争を始めた責任は重大でしょうし、やるからにはなるべく自国の被害を出さないように、勝利するのが筋でしょう。
 ベトナム戦争が批判されるのは勝てなかった上に被害が大きかったからで、それが逆なら賞賛されたでしょうね。
 避けられなかった、というかもしれませんが、敗戦=悲劇的な結末、がわかっているならそれを避けるべく最大限の外交努力をするべきでしょう。
 戦争はなにがなんでも反対、という夢想的な絶対平和主義をとらないのなら、それが正論であり、国家の利益を守る事で正しい観点だと思います。
 それなら、正確な国力の分析を怠っていたのか、わかった上で始めたのかはともかくとして、国政に責任があった人物は何よりも自国民に対して、利益を守り切れなかったと言う一点で責任を負うべきでしょうね。むろん、具体的にどうこうというかたちではなく、無能な指導者、というレッテルを永遠に受け続けるというかたちにおいて。
Posted by 無関係ですが | URL | 05/10/29 18:22 | eIWXgCLI

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