ABC朝日放送「ムーブ!」青山学院高等部の入試問題
 毎週火曜日は、コメンテーター勝谷誠彦さんが「SPA!」に連載しているコラム「ニュースバカ一代」を引用紹介しています。
 今週号は、青山学院高等部の入試問題(英語の問題文に「ひめゆりの証言が退屈」という記述があったという件)について。

 コラムの内容はだいたいこんな感じ。
 青山学院高等部の入試問題に元ひめゆり学徒の体験談が。「彼女の話は退屈で、私は飽きた」という記述。青山学院には関係者から抗議。メディアは大騒ぎ。
 私は問題文全文を入手した。懸念が確信になった。文章は前出の一文とは正反対の主張を持っている。
 戦跡を見学した著者(青学の教師)は、防空壕跡でリアリティをもって戦争の恐ろしさを感じた。それに比べれば、60年も繰り返し語られてきた元ひめゆり学徒の話は、むしろ退屈に感じられた。
 リアルな戦争の感触を知らねばならない。歴史的な事実や遺物に接して、本人が肌で感じる恐怖。それは、個人の感性のフィルターを通して語られるものとは違う。戦後民主主義教育の最大の失敗は、歴史を物語にしてしまったこと。
 青学を批判したマスコミ諸君。あなた方もちろん全文読んだ上で批判踊りをしたんだろうね。また、とっとと謝りに行った青学も何だ!

 このコラムをとっかかりにしての小特集。

 これが発端となった沖縄タイムス(6/9夕刊)の記事。
 ・ひめゆりの証言「退屈」/東京の私立高入試問題

 「ムーブ!」が独自に取材してわかったこと。
 今月初め、ある那覇市議会議員の女性の中学3年の息子が、ネットで全国各地の高校入試問題を検索していた。
 青山学院高等部の入試問題を見つけた息子が、市議である母親に「こんなのがあるよ」と教えた。

 市議が議会で取り上げようとしているのを、沖縄タイムスの記者が聞きつけ、9日に紙面に載せた。それを全国のメディアが後追いした。

 ひめゆり祈念資料館では、入試問題の英文を見て、ひめゆりを誹謗するものではないと理解した。13日に青学の関係者が沖縄まで来て謝罪したので、和解した。

※沖縄タイムス側の話
 「出題者の意図を理解していたが、『うんざりして嫌になった』とか『彼女の話し方が好きになれなかった』という答えを選ばせるのが、語り部の女性や関係者の心情を傷つけると思われたため、報道した」

勝谷誠彦さん
「僕はこんなやり方が大嫌い。こんなひどいこと書いてますよ、と韓国・中国に持ってって煽ってるマスコミと同じ。商売でやってる連中が出てくる。本当に疑問に思ったのなら、青学とひめゆりでガチンコでやったらいい。ひめゆり側も最初に抗議した時に、全文読んでないのはひどい。が、すぐ謝りに行った青学もおかしい。今回の件、子供たちは説明されないと何のことかわからない。『ムーブ!』が今日やってくれてよかったが、やらないと知らないままの人がたくさんいたと思う。こういのをきちんとするのが、平和教育を作っていくことになる」

福岡政行さん
「全て事実の中で語らないといけない。あそこの部分だけ見ると何とひどい、と。ただ、選択肢がやはりいけなかったのでは……」

勝谷誠彦さん
「この入試問題は最後の方で、中国の反日についても触れている。中国は物語の中で反日になってる。そうでなく皮膚感覚の中で感じるべきという、非常に良い文章だった」

 ……以上、こんな感じで。

 私も入試問題の文章(和訳されたもの)を読んだのですが、特に問題はないと思いました。
 元ひめゆり学徒は「退屈だ」とか「飽きてしまった」とか、そういう単語だけを見て過敏に反応してしまったのでしょうか。実際、ひめゆり祈念資料館は全文を読んで「誹謗にはあたらない」と理解を示したわけですし。

 こういうふうに文章や発言の一部だけをあげつらって、「こんなひどい文章(発言)を許してよいのか」と煽るマスコミは多いですね。そういう報道をするマスコミは、だいたいが根っこに思想的な動機があるので厄介です。
 今年は戦後60周年ってことで、そういうマスコミも例年以上に張り切っていることでしょうなぁ。ちょっと鬱……。

 ※参考リンク:
 「勝谷誠彦の××な日々。」さん:6/15付
 「オークランド憂国日記」さん:6/14付(入試問題文の和訳が掲載されています)


Posted by くっくり 22:46 | TV番組内容紹介 | comments (21) | trackback (2)
コメント
まとめ、ありがとうございます。
私も問題文に目を通しましたが、なかなか良くできた問題だったと思います。
今回の一件は、弱者権力を笠に着て権威を引き倒すマスコミの下劣さが典型的にあらわれた騒動でした。
青学もことなかれで不甲斐ないというか、不見識というか、ここで頑張れば偏差値も上がったかもしれないのに。
Posted by 凡太 | URL | 05/06/22 01:47 | M7JJAc8g

凡太さん、コメントありがとうございます。
青学はイメージダウンを恐れて、とにかく早く騒ぎを収束させようということで、「沖縄に謝罪に行く」という性急な行動をとってしまったような気がします。少子化で子供の数も減ってしますね。
しかし、ほんとにマスコミって怖いですね。
Posted by くっくり | URL | 05/06/22 02:37 | PcE8kuzo

初めまして。
僕はこの1件に関しては、マスコミの報道姿勢は問題ないと思います。
勝谷さんや、くっくりさんの意見には納得できません。
なぜなら、青学が即座に謝ってしまったからです。たしかに、個人的には青学は別に謝る必要はなかったと思います。青学は当校の試験問題になんら問題はないと主張し、裁判でも何でもしてたたかえばよかったのです。
しかし、青学はそうしませんでした。
たとえば、セクハラを指摘されて、指摘された人間がセクハラなどしていないと主張したのならともかく、セクハラであることを認めたのなら、その1件の報道は、セクハラの事件がありました、ということになるのが当然ではないでしょうか? 被害者、加害者、双方が認めているのだから。
それと同じで、この1件は、双方が認めているわけです。なら、それについての報道は、こういう問題がありましたという形になるのが当然ではないでしょうか? 青学が抗議して別の主張をしていない以上は。青学が別の主張をしているのにそれを無視してマスコミが報道しない、もしくは試験問題に抗議する側の主張のみを報道しているというのなら問題かとは思いますが、そうではない以上、マスコミの報道姿勢に問題ないものと思います。
ですから、マスコミの報道が問題だとする勝谷さんや、くっくりさんの意見には賛成できません。もちろん、青学は謝るべきではなかったということを勝谷さんやくっくりさんが主張されるのなら、それは構わないことだと思いますよ。そのような異論を出すのはいいと思います。でも被害者、加害者双方がはっきり認めあっている事件に対して、マスコミの報道が偏っているなどというのは、それこそ、偏った見方だと思います。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/22 17:09 | yX7.gZSo

つまり、セクハラの被害を受けたとある人が抗議して、抗議された側が認めて謝罪したとします。その1件の報道は「こういうセクハラの事件がありました」という形になるのが、記者の主観ではない、客観的な立場の報道ということではないでしょうか?
たとえその記者が個人的に「これは果たしてセクハラと言えることなのだろうか?」と疑問を持ったとしても、それはその記者の個人の視点です。当事者同士が認めているのに、記者が自らの主観で「これは果たしてセクハラの事件があったと言えるだろうか?」という風に記事を書いたのならば、それこそ、記者の主観で書いたもので、客観的な立場を逸脱したものではないでしょうか?
もちろん、別の視点で、「これは果たしてセクハラなのだろうか?」と異論を主張する人がいて、そういう文章を合わせて掲載するのはいいですよ。でも報道の基本姿勢はセクハラ事件があったという形になるのが当然かと思います。
ですから、青学の対応には問題があったかもしれないけれども、報道姿勢には問題ないものと思います。
長々、すみません。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/22 17:37 | yX7.gZSo

くっくりさん、はじめまして。こあらママと申します。
トラックバック送っていただきまして、大感謝です。
関西のテレビが見られず、残念に思う今日この頃です。これからもちょくちょく遊びに来ますのでよろしくお願いします。
Posted by こあらママ | URL | 05/06/22 23:21 | lSKqdVxo

>kusukusu 君

おたくはマスゴミの方でしょうか?
あなたの論は時制が無茶苦茶ですな。わけのわからん痴漢のたとえ話も的を得ていないし・・・青山が事なかれで謝罪したのは報道の後です。

であれば、あなたの言う報道は間違っていないという論は根拠が無くなります。

あなたの論でいけば「冤罪であったが痴漢を認めてしまったのだからそれを記事にしてどこが悪い」というマスゴミの開き直りですが・・・今回の件は沖縄のマスゴミが問題を精査せず悪意を持って報道してしまい、他の報道も問題を全文読みもしないで一方的に青山を非難した事が問題なのだよ。

青山が認めたから?だと・・・話の順序が逆だよ!
Posted by みやび | URL | 05/06/23 00:38 | lg00MLck

おそらくkusukusuさんは報道の本質を理解されていないのだと思います。
報道の本質とは、国民の「知る権利」に奉仕することです。

ではどうやって奉仕をするのか。
それは取材活動により事実を報道することによってであります。
取材をすることにより裸の事実に近づく。
そして真実を探求するのです。

従いまして、たとえ事件の当事者の事実主張に一致が見られたとしても、その一致点に疑いがあるのならば
報道機関は取材活動により真実を探求する必要があります。
これが「知る権利」に奉仕するという報道機関の務めなのです。
おわかりいただけたでしょうか?
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/06/23 01:29 | QuGwigyo

kusukusuさん、コメントありがとうございます。

まず「主観」の問題についてですが、「ムーブ!」の取材によれば、最初に伝えた沖縄タイムスは「出題者の意図を理解していたが、語り部の女性や関係者の心情を傷つけると思われたため、報道した」と答えています。これってつまり、記者の「主観」で報道したということですよね(^_^;

しかも「出題者の意図(=戦争体験を語り継ぐ努力を訴えようと出題したもので、ひめゆりを非難する意図はなかった)を理解していた」と言いながら、全文(は無理としても要旨)を紹介することもなく、一部だけを抽出して載せ、誤解を与えるような内容の記事にしてしまい、そのせいでひめゆり側は記事内容を信じて抗議の会見をしてしまいました。

ひめゆり側は後に実際の入試問題を読んで、ひめゆりを誹謗したものではないと理解しています。もちろん読まずに会見をしてしまったひめゆり側にも問題がありますが、やはり最初の沖縄タイムスの伝え方に問題があったと私は感じました。

他のマスコミも、青学の入試問題を見ることができたのにそれを怠り、沖縄タイムスの記事をそのまま信じて後追いしてしまいましたから、これも問題だと思います。

あなたが挙げたセクハラ例も今回の件とは本質的に違うと思います。なぜなら、青学が「認めた」のは報道があった後だからです。報道の前に「認めた」から記者が記事にしたわけではありません(たぶんあなたはこの点をケアレスミスというか勘違いされているんだと思います)。

「ムーブ!」以外のマスコミはその後の経緯(ひめゆりの誤解が解けたこと等)を伝えていないようですので、これもまた問題だと思います。

ま、結論を言えば、マスコミは言葉狩りしたり、一部だけ取り上げて印象操作したりという報道でなく、真実を正確に報道してほしいということですかね。
もちろん青学の姿勢も悪いと思いますけどね。日本政府の謝罪外交見てるみたいで(^_^;
Posted by くっくり | URL | 05/06/23 02:19 | PcE8kuzo

いえ、時制の問題ではないと思いますよ。僕は時制的な経緯もきちんと理解した上で書き込みをしたものです。
青学が抗議に対してたたかったなら、マスコミはそのように報道しているのですから。
そのたたかいを放棄したということは加害者自らが加害行為を認めたということです。ですから、このケースは当事者の加害者、被害者双方が認めあっていますので、マスコミの報道姿勢は正しかったのだということになるかと思います。
くっくりさんはセクハラとは違うといいますが、僕は基本的にはセクハラと全く同じだと思います。なぜなら、現にひめゆり関係者の人が傷つけられたと表明しているから問題になっているわけでしょう。僕は個人的には、何もこういうことで傷付かなくてもいいのにと思いますが(そもそも僕は青学の試験問題自体は問題ないものだと思いますから)、そのように傷付いたという人がいるわけですから、その人が訴える権利はあります。それに対して青学側が非を認めたわけですから、外部の人間がいくら何をいっても当事者同士の間で問題意識を共有しているわけです。だからセクハラと構造的には全く同じだと僕は思いますよ。僕がセクハラと言えるのだろうか?と思うようなことでも傷付いたりする人はいて、加害者も認めたならそれはセクハラとして成立するでしょう。
冤罪というのは、加害者がそのように主張しなければ成立しないでしょう。
これは、思想的に試験問題自体が問題であると思うかどうかということとは一切、関係ありません。
僕は個人的にはこの試験問題は問題にされるものではないと思うので、青学は謝罪するべきではなかったと思います。しかし、当事者の加害者と被害者が互いに認めた以上は、報道はこれでよかったと思うのです。その報道は僕の主観的な判断とは違うものですが、だからといって間違いだとは僕は思いません。
Posted by kuskusu | URL | 05/06/23 03:07 | WR3Hscvs

>asatte_no_houkou さん
国民の知る権利を問題にされていますが、僕は試験問題がどういうものであったのかの詳細を報道し、また青学は謝罪するべきだったのかという疑問を提示する記事を別に載せること自体はなんら問題にしていません。というか、そういうことはどんどんするべきだと思う。
しかし、事件自体は当事者同士が認めあっている点で成立しているので(僕個人はそんなに問題がある試験問題だったのだろうかという点で疑問を持ちますが、当事者同士が認めあった以上はそれは尊重するべきではないかということをあくまで言いたいのです)、それにそった報道を基本的にするべきケースだと思うということです。それに、疑問や異論の報道を合わせてして、複眼的に詳しく報道すればいいかと思います。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 03:16 | WR3Hscvs

沖縄タイムズの報道が先だとしても、それに対して青学側は抗議していないので、沖縄タイムズの報道を認めているわけです。当事者同士が認めたということを尊重して基本に考えるべきだというのが僕の考えです。
その上で、異論があるなら(僕自身、異論を持っているわけですが)異論を提示すればいいかと思います。
ですから、青学は謝罪するべきでなかったという意見には同意しますが、マスコミ報道は間違っていないのではないかと思います。
僕の言うことはそんなに分かりにくいでしょうか?
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 03:29 | WR3Hscvs

僕が再三、言っているマスコミの報道が間違っていないというのは、報道姿勢としてこのケースでは間違っていないということです。個人的には、僕は沖縄タイムスの報道内容に疑問を感じるところはありますよ。だからといってこのケースで沖縄タイムスの報道姿勢が間違いだったというのは行き過ぎた批判だと思いました。報道内容に疑問を感じるということと、報道姿勢が間違いだったと批判することは区分けして考えるべきかと思います。

このブログは精力的にマスコミ批判をされていて、とても有意義なものかと思います。しかし、この件については批判が行き過ぎていると僕は思い、書き込みをしたものです。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 04:21 | 12T0uq1c

>kusukusu san


まるで話にならん。

結論が先にある(報道姿勢は間違っていない)から言ってることに無理がある。

再三報道内容には疑問があると言いながら、疑問のある内容のまま報道することが間違っていないという理由がどこにもない。

悲しんだ人がいる(その人達はどこからこの入試問題のしかもその一部分だけを知り得たのか考えてみろ。沖縄にいて日々の生活のなかで青学のしかも試験問題のその一部だけを・・・どうやって知るのだ?それで悲しんだだと?作為がなければアリエナイ話ではないか)・・・だから報道はおかしくても間違っていないって変じゃない?

人権擁護法案にも通ずるような考え方だな。悲しんだと声を上げれば「差別だとして調べられ、その時点で報道されても、冤罪でもされた側には救済措置は無い。名誉を回復する場が与えられないのだよ。」

反論しろと簡単に言うが、マスコミのペンの暴力は少し前なら政治家を失脚させ得たのだぞ。今でこそネットのお陰でマスコミの横暴が普通の人に見えるようになってきたが・・・要は謝って嵐の通り過ぎるのを待つと青学が判断してそうしたのと、意図的に悪意の報道をした姿勢は別物なんだよ。

おかしな報道は叩かれてあたりまえです。それだけの権力を持っているという認識をして欲しいものです。
Posted by みやび | URL | 05/06/23 08:49 | lg00MLck

僕の説明がまずいのか、いくら書いてもうまく伝わらないようです。
僕が結論が先にあるのではありません。青学が非を認めてしまった時点で、青学に非があることが結論になってしまったということを言っているのです。青学が認めず、裁判でもなんでもしてたたかえばいいのです。このケースでは、そのことが一番、問題になると思います。

>人権擁護法案にも通ずるような考え方だな。悲しんだと声を上げれば「差別だとして調べられ、その時点で報道されても、冤罪でもされた側には救済措置は無い。名誉を回復する場が与えられないのだよ。」

誤解のないように言っておきますが、僕は今、成立が検討されている人権擁護法案は不備な法案だと思うので反対するものです。しかし、弱者の人権を救済すること自体は必要なことであるとは思いますよ。特定の団体に利するようなおかしな制度の法案をつくろうとしているのだから問題だと思うのであって、そこは別問題でしょう。

>「差別だとして調べられ、その時点で報道されても、冤罪でもされた側には救済措置は無い。名誉を回復する場が与えられないのだよ。」

冤罪も何も青学側はたたかわなかったじゃないですか? 青学側に抗議して名誉回復する機会は与えられているではないですか? 救済措置がないわけではなくて、青学側がそれを行使しなかったわけでしょう? 当事者が謝罪してしまった時点で非を認めてしまったわけで、冤罪にならないのです。

こう言えば、お分かりになるでしょうか?
このケースは何よりも青学が沖縄タイムスを抗議して裁判までしてたたかうべきだったと。その裁判の結果、冤罪であることが実証されれば、沖縄タイムスの報道が行き過ぎていたことが世間に明白になり、沖縄タイムスに対してバッシングが集中していたでしょう。そのようなマスコミ報道の問題点を明白にする絶好の機会であったと。
それなのに、なぜ青学はそうしなかったのかということが問われるべきではないかと。
こう書けば少しは分かって頂けると思うのですが(やっぱり分からないかもしれませんが)、僕は何もマスコミを擁護しようというつもりではないんですよ。報道内容自体には疑問を感じるとはっきり言っているのですから、マスコミを擁護しているのではないのです。
青学側が即座に非を認めてしまった以上、沖縄タイムスをいくら抗議しても、沖縄タイムスは痛くもなんともないんですよ。むしろ、当事者が認めているわけなんだから、我々は正当な指摘をしただけではないか、現に青学もはっきり間違いであったことを認めているのだから、と相手は主張するだけでしょう。
だから、このケースで問題にするのは何よりも青学の姿勢でしょう。なんでもかんでもマスコミが悪いと言っていればいいというものではないと思いますよ。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 12:25 | wfZraRRM

みやび様の意見に全く同意するミカンと申すものです。

kusukusu sanの意見は分かりにくいっていうか…矛盾してません?
報道機関に疑問を感じるが、報道姿勢に間違っているという批判は行きすぎって。

報道機関に対しての疑問は2つ。

(1)そもそも、今、現在は何月ですか?
入試問題を最初に見ることが出来るのは何月ですか?
この隔たりは一体なんでしょう?何故、今なんでしょうね。

(2)入試問題の全文(和訳したものであれ、全てと言う意味で)を読んでからの報道だったのでしょうか?ひめゆりの関係者でさえ、当初は全文読んでないのですよ。読んでないのにも関わらず青学に対して抗議をした(のちに全文を読み、和解した)
↑これって、ひめゆりの関係者に対して誤解を生じる報道だったということでは?

仮に今回のことが重大な問題だとすれば、もっと以前に起きているはずです。

青学を受験した生徒が後から自己採点とかしますよね?予備校や塾だって今年の入試問題を入手して今後の受験対策の為に目を通すでしょう。
しかし、今頃になって問題化する。何故です?
しかも、問題化してるのは一体、誰?
そこに何か意図されるものがあるように感じてしまうのですよ。

最近の報道機関は意図しているのか、あるいは別の何かに踊らされているのか、
どちらかは不明でありますが、疑心暗鬼にならざるえない日々ではあるのです。
見えない何かと言うと不確かですが、明らかなのは国論を二分しようとしているようにしか思えない報道機関の動きがあるのは事実でしょう。
既にメディアは特定の思想に取り込まれているのかもしれません。

まあ、ある意味で報道したことは間違っていないと思いますよ。(笑)
『ああ、また、重箱の隅から探してきたんだね』と。世間にまた1つ見せてくれたのだから。
わかりやすくなっていいのかもね。

ちなみに本日は沖縄で「沖縄全戦没者追悼式の日」です。小泉首相も参列します。
青学問題がこの時期に湧いてきたこと、妙な気がするのは私だけですかね。
Posted by ミカン | URL | 05/06/23 12:35 | gBp3e6l2

kusukusuさん、再度コメントありがとうございます。

青学側が認めようと認めまいと、抗議しようとしまいと、沖縄タイムスは記事にしたはずですよ。なぜなら再三言ってるように、沖縄タイムス側は『出題者の意図を理解していた』が、語り部の女性や関係者の心情を『傷つけると思った』から報道した、と主張しているからです。どっちにしても彼らは記事にしたんですよ(^_^;
もっと言えば、『出題者の意図を理解していた』のなら、何であんな不公平な記事になるのでしょうか。記者の主観が入っていたからだとしか思えません。

また、ひめゆり関係者が傷つけられたと表明したから記事になったのではありません。現にひめゆり側は、沖縄タイムスの報道があった時点ではまだ問題文をちゃんと見ていないのに抗議会見をしてしまい、後に問題文を見て、ひめゆりを誹謗したものではないと理解した、という経緯になっています。
つまり「出題者の意図を理解していた」はずの沖縄タイムスが、最初に公正な報道をしてさえいれば、こんなことにはならなかったのではないでしょうか。

勝谷さんの日記の最新分によれば、ひめゆり側と青学側が和解したにもかかわらず、沖縄タイムスはまだこの問題を引っぱっているようです。沖縄タイムス側の意図は明らかでしょう。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050623

また、おそらく沖縄タイムスには、「ムーブ!」を見た人や、勝谷さんの日記を見た人から多くの抗議が行っているはずです。
なのになぜ、未だに沖縄タイムスは正しい報道というか検証(青学の問題文を全文載せるなど)をせずに放置しているのでしょうか。
「青学が認めたんだから検証は必要ない」ということにはならないと思います(その理屈が通るなら、日本政府が認めた形になっている「従軍慰安婦」も検証する必要はなくなります)。

みやびささんも言われていますが、kusukusuさんは「沖縄タイムスは間違っていない」という大前提に立った上で、論理を組み立てていっておられるようにお見受けします。なので、たぶんこれ以上議論をしてもかみ合わないでしょう(少なくとも私とは(^^ゞ)。
Posted by くっくり | URL | 05/06/23 13:19 | sVHBJI.Q

ちょっとミカンさんの見方は陰謀論的な見方に傾き過ぎではないでしょうか?
左翼の人間というのは本当に左翼思想を信じているだけです。右寄りの人とは考え方が異なるだけ。世の中にいろいろ意見が違う人がいるのは当然で、みんながみんな、同じことを考えているわけがない。そのことが前提でしょう。
だから、僕個人はこの試験問題はそんなに問題になれるべきものなのだろうか?と疑問は感じますが、これを問題にする考えの人(自分と異なる考えをしている人)がいることは認めようと思いますし、このケースでは加害者、被害者の当事者同士がその認識で認めあってしまった以上、それが結論となっていることを前提として認め、自分とは考えは異なるがそういう考えの人も世の中にいるのですねと認めた上で、それに対して自分が異なる考えをもつならその異論を提示するのが筋でしょう。
僕の言うことはなんら矛盾していないと自分では思っているのですが。

そもそも僕も左寄りの人間のはずなんですけど。このケースに関して言っているのは、左なのか、右なのか、分からなくなっているかもしれないですが。そのように言っている細部のことは左寄りに傾いているものと右寄りに傾くことがごっちゃになっているけれども、それは個人的な考えを複合的に言っているだけです。僕の中では一貫性がある考えをしていると自分では思っています。
僕はあくまで自分個人の考えを言っているだけで、政治的意図はありません。左翼というとみんながみんな、政治的陰謀をしているみたいにいうのはいくらなんでも思い込みではないでしょうか。右寄りの人間と考えが異なるところがあるだけだと思います。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 13:29 | wfZraRRM

>kusukusuさんは「沖縄タイムスは間違っていない」という大前提に立った上で、論理を組み立てていっておられるようにお見受けします。なので、たぶんこれ以上議論をしてもかみ合わないでしょう(少なくとも私とは(^^ゞ)。

これは誤解です。僕は報道内容には疑問を感じると何度も言っていますよ。でも青学自身が認めてしまった以上、自分とは考えが異なるが世の中にそういう考えをして主張する人がいることは認めなければならないというのが僕の考えです。

でもこれだけ書いてもこちらの意図が伝わらず、「たぶんこれ以上議論をしてもかみ合わないでしょう」と言われてしまった以上はここらへんで引き下がるべきでしょうか。僕の説明の仕方がやはりまずかったのかもしれません。
あくまでくっくりさんの文章を見て率直に個人的に疑問を感じたことを書き込みしたものです。もちろん、くっくりさんに個人的にどうこうということはありませんし、沖縄タイムスを擁護するつもりも当方にはありません。
どうも長々、失礼いたしました。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 13:39 | wfZraRRM

ぼやきくっくり様
この議論内容をこちらのブログでも公開させて頂こうと思い、この記事をリンクしました。
もし、ぼやきくっくり様のほうで、僕のブログに勝手にリンクされては困るということでしたら、その旨、申し出てください。こちらのブログのリンクした記事を削除いたしますので。
議論におつき合い頂き、どうも有難うございました。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 15:52 | XFSBcFes

こちらの(僕の)ブログにこの記事をリンクして良かったのかどうかの返信が頂けていないのですが、実は僕はこれから出かけないとなりません。もし留守中に、そちらより削除依頼があっても対応できず、行き違いがあるといけませんので、こちらのブログにリンクした記事はいったん削除します。
もし、くっくり様のほうで、僕のブログにこの記事をリンクした記事をそのまま掲載してもいいと判断されたならその旨、コメントください。
そしたら、僕のブログに再投稿します。

今回は意見が噛み合いませんでしたが、以前からこのブログを読まさせて頂いている者です。くっくり様になんらかの悪意などは一切、ございませんので、その点は誤解のないようにお願い申し上げます。失礼いたします。
Posted by kusukusu | URL | 05/06/23 16:38 | XFSBcFes

kusukusuさんは「青学側は抗議をせず、認めたのだからいいじゃないか。尊重するべきだよ。」というご意見のようですが、これはとても乱暴です。
青学側がひめゆり学徒の皆さんに逆らうことができるわけがありません。
「ひめゆり学徒の皆さんは傷ついてるんだぞ。ほれほれこれが証拠」などとマスコミに報道されたら、もう一貫の終わり。
青学は「平和の敵」と看做されます。
現に青学には抗議が殺到。
もちろん抗議をしている人たちは問題文全文を読んでない。
これが日本人が持つ共同体的メンタリティーです。
「空気」に支配される国、ニッポン。

沖縄タイムスは問題文全文を紙面に載せるべきでした。
そして読者の判断にゆだねるべきでした。
しかしそうはしなかった。
問題文の一部のみをひめゆり学徒の皆さんに見せた。
そして「ひめゆり学徒の皆さんは傷ついてるんだぞー」と報道。
沖縄タイムスは煽ったのです。
意図的かどうかは知りません。
しかし沖縄タイムスの報道姿勢は批判の対象にするべきです。
反論がありましたら、僕のブログへどうぞ。
くっくりさんに迷惑をかけたくないので。
Posted by asatte_no_houkou | URL | 05/06/24 02:43 | QuGwigyo

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