「めぐみ」
めぐみさん漫画、単行本に 双葉社から発売
 13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんや、父、滋さん(72)と母、早紀江さん(69)の救出運動を描いたドキュメンタリー漫画「めぐみ」の単行本前、後編2冊が21日、双葉社(東京)から発売される。各1000円。
 「めぐみ」は双葉社の「漫画アクション」に昨年12月から14回にわたって連載。今月19日号で最終回を迎え、急きょ単行本化された。
 原作・監修した横田夫妻は20日、川崎市の自宅近くで、作画担当の本(もと)そういちさんと一緒に記者会見。滋さんは「拉致は解決すべき問題と読者に理解してもらえればありがたい」と語った。
 本を手にした早紀江さんは「当時住んでいた新潟市の家や現場の風景が忠実に再現された作品を見て、懐かしいようなたまらないような気持ち。暗い、嫌な事件だが、明るくまじめなめぐみを描いてくれました」と感想を述べた。(共同)
(07/20 19:53)


 早いですね〜。この前連載が終了したばかりなのに。双葉社GJ!
 記事には「21日発売」とありますが、双葉社のサイトを見ると「19日発売」になってます。
 某掲示板で「店頭に並んでるのを見た」という書き込みを見かけましたので、都市部ではもう売られているのではないでしょうか。

※双葉社のサイトより:
 めぐみ−前編−
 めぐみ−後編−

 価格は各1000円。同じく「漫画アクション」で連載されていた「奪還」(全2巻)の単行本は各巻571円だったので、それに比べたらちょっと高めの価格設定ですね。今回はページ数が多いのかな?あるいは装丁が良いのかな?まだ手にとってないのでわかりませんが。

 このお値段だと学生さんなど若い人は購入しづらいかもしれません。
 皆さん、ぜひ学校や地域の図書館にこの本を置いてくれるようリクエストして下さい。

※参考リンク:
 「Blue Jewel」さん7/13付「めぐみ最終回(漫画アクション)」
 「Blue Jewel」さん7/14付「めぐみ13年間のアルバム」

※関連ニュース:
 ■米人権団体会合で拉致解決支援訴え 増元照明さん
 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮による人権侵害を話し合う米人権団体主催の会合が十九日、ワシントン市内のホテルで行われ、拉致被害者の「家族会」事務局長、増元照明さん(50)が、拉致問題解決への支援を訴えた。
 増元さんは北朝鮮が死亡したと伝えた被害者に関する資料は信用できないとして「制裁が欠かすことができない」と強調。「われわれは家族を絶対に忘れない」と解決に向けた決意を表明した。
 増元さんの演説に先立って、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の拉致についての紹介が行われ、参加者たちは壇上の大型スクリーンに映し出されためぐみさんの写真を食い入るように見つめていた。(07/20)


Posted by くっくり 01:17 | 本・サイトなどの紹介 | comments (8) | trackback (2)
もう本田記者を出してスッキリしようよ!朝日新聞!
 7/13付産経社説<朝日NHK問題 「頬かむり」は許されない>を見たからというわけではないんでしょうが、朝日新聞が久々に動きを見せました。

自民 朝日に討論会開催求める(NHKニュース)
 NHKの番組をめぐる朝日新聞の報道について、自民党の調査チームは、朝日新聞社が検証記事を掲載したいとして、安倍幹事長代理と中川経済産業大臣に対しインタビューを申し込んできたものの、一方的な検証記事は公平とは言えず応じられないとして、改めて公開討論会の開催を求めました。
 これは、自民党の調査チームの座長を務める、佐田副幹事長が記者会見をして明らかにしたものです。
 それによりますと、朝日新聞社は、NHKの番組を改変するよう安倍幹事長代理と中川経済産業大臣が政治的な圧力をかけたなどと報道したことについて、近く新聞紙上で検証記事を掲載したいとして、先週、安倍氏と中川氏にインタビューを申し込んできたということです。
 これに対し自民党の調査チームは、「朝日新聞社に対し十数回にわたり、記事は事実無根で、報道の根拠を明らかにするよう求めてきたが、いまだに明確な説明がなく説明責任を果たしていない。朝日新聞社が一方的な主張を検証記事として掲載しようとするのは、フェアとは言えない」として、インタビューには応じられないとしています。
 そのうえで調査チームは、「国民の知る権利を満足させるためには、有識者を含めた公開討論会を開いて、議論することが最善の策だ」として、朝日新聞の取材担当記者と社会部長に対し、公開討論会への出席を改めて求めました。
 調査チームは、こうした内容の文書を19日付けで朝日新聞社に送り、20日夕方までに回答するよう求めています。
07/20 00:28

 半年以上も経って検証記事って、朝日新聞はいったい何考えてんでしょ。
 「あの記事は捏造でした」と謝罪・訂正をした上での検証記事ならわからんでもないよ。自分たちの間違いを正すために取材協力が必要だと言うならわからんでもないよ。
 が、よもや朝日新聞がそんな殊勝なことやるわけないのであって。

 まず朝日新聞がやらねばならないこと、それは1月12日付記事(←goriさんのブログ「Irregular Expression」より)の「根拠」を示すことではないのですか。
 嘘の記事を書かれて大迷惑を被った安倍晋三氏、中川昭一氏、NHKは当初からずっとそれを求めてきています。多くのマスコミ、朝日新聞読者も含めた多くの国民もそれを求めてきています。
 が、朝日新聞はこれまで何ら具体的な回答をしてきていません。
 人に取材協力を要請する前に、まずはあの記事の「根拠」を示すこと。それが今の朝日新聞に課せられた責務ではないでしょうか。

 「根拠」を示すには、記事を書いた本人である本田雅和記者が出てこないと話になりません。
 安倍氏・中川氏に対して「最初から結論ありき&喧嘩腰&嘘情報で釣って誘導」という強引な取材をし、「私の証言と記事が違う」と抗議してきたNHKの松尾氏に対しては「どこかでひそかに会って、証言の内容調整や摺り合わせをしませんか」と姑息な要求をした、あの本田記者をね。
 朝日新聞があくまであの記事が正しいと言うなら、本田記者を出せばすむことじゃないですか。そして堂々と公開討論に応じればいいじゃないですか。

 ところで、時系列でニュース見ててちょこっと気になったんですが……。

7月13日
VAWW-NETジャパン(この問題の発端となった2001年1月放映「ETV2001〜問われる戦時性暴力」の中で題材とされた女性国際戦犯民衆法廷を主催した団体)がNHKに対して起こしている訴訟の控訴審で、NHK側が東京高裁に「政治家などの圧力によって改編されたという事実はない」と主張する内容の準備書面を提出。

7月14日
朝日新聞が検証記事を掲載したいとして安倍・中川両氏にインタビューを申し込む。

7月19日
自民党が朝日新聞に対して、取材拒否&公開討論会開催を提案する回答書を送付。

7月20日
VAWW-NETジャパンがNHKに対して起こしている訴訟の控訴審で第5回口頭弁論。

 これらの動きには何か関連性があるんでしょうか?
 まさか今回もまた朝日新聞とVAWW-NETが連動してたりして……?(^_^;

※参考リンク:
 NHKから朝日新聞社への公開質問状(1月21日付)
 「Irregular Expression」さん7/20付「朝日新聞の辞書に『コンプライアンス』の文字は無い」

※拙ブログ関連エントリー:
 7/13付「朝日新聞捏造報道から半年」(テキスト起こしリンク集)

Posted by くっくり 00:09 | 朝日新聞 | comments (4) | trackback (5)