「アンカー」中東激変で資源外交見直しを&菅首相描く政局シナリオ
※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■2/23放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
手術明けの青山さん、今日は関西テレビの東京支社から中継で生出演されました。お元気そうに見えましたが、まだ痛みがかなりあるのでは…。どうか無理はなさらないように…(T^T)
(手術の件については、青山さんのブログをご覧下さい)
大阪のスタジオには、松原聡さんが出演されました。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
今週は動画が見つからなかったので、画像はテレビをデジカメで撮影しました。粗くて申し訳ありません。
内容紹介ここから____________________________
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■2/23放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
菅首相描くシナリオ解散は?混迷する政局その動きを青山ズバリ
手術明けの青山さん、今日は関西テレビの東京支社から中継で生出演されました。お元気そうに見えましたが、まだ痛みがかなりあるのでは…。どうか無理はなさらないように…(T^T)
(手術の件については、青山さんのブログをご覧下さい)
大阪のスタジオには、松原聡さんが出演されました。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
今週は動画が見つからなかったので、画像はテレビをデジカメで撮影しました。粗くて申し訳ありません。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さあ、このあとは青山繁晴さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。先週は手術のため、番組をお休みいただきました。えー、今週、東京、関西テレビの東京支社にお越しいただいて、今からご出演いただきます。あのー、元気なんですよね?青山さん(笑)」
青山繁晴
「はい。あの、見ての通りなんですけれども(笑)、今ヤマヒロさんおっしゃった通り、えー、先週の水曜日、ちょうど『アンカー』のこの時間に、私は東京都内の病院に入院しまして、翌日、先週の木曜日に、大腸ガンを切り取る手術をいたしました」
青山繁晴
「あの、今日は病院からやって来たんで、あの、腕にこの、病院の、この患者の、こういうバーコードが付いたままなんですけれどね(笑)。これ終わると、また病院に戻るんですけれども、皆さん安心していただきたいんですが、完治、しました。もう過去形で申しますが。あの、実は、ガンが発見されたのはかなり前で、僕は決まってた仕事を一つもキャンセルしたくなかったんです。私なりの生き方として、迷惑かけたくなかったので。手術が遅れましたから、医師団はとても転移を心配してたってことが実はありました。今だから申しますが。だからひょっとしたら『アンカー』ももう最後になっちゃうかと思った、のもあったんですけど、お腹開けてみて、切り取ったら転移がなくて、これで、完治ですと。明日、退院します」
山本浩之
「ああ、そうですか」
青山繁晴
「従って来週の『アンカー』は、大阪に行って、やります。ヤマヒロさん、そしてこのあとコーナーに入っていくんですけれどね、コーナーの本題に入る前に、ひとつだけ違う話、一瞬したいんですけど、僕は入院中にいちばん怒りを覚えたことは何かというとですね、えー、それは、例えばさっきのカダフィ大佐のひどい、言葉もありますけれど、もっと、僕は心の中で怒りを覚えたのは、実は、パンダの狂想曲です」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「あの、中国が、あの、もちろんパンダ可愛いですよ。僕もリンリン・ランラン(カンカン・ランラン?)から始まって、好きですけれどもね。しかし今回、中国はどうやって、どうしてそのパンダを出してきたのか。去年9月7日の尖閣から始まった日本人の目覚めというものをですね、そのパンダでごまかしたいっていう、その、これも外交の手段ですから。そういう戦術なのは明らかなので。例えば子供たちが喜び、子供たちの親が喜ぶ、それはいいですけれど、マスメディアが何よりも、騒ぎすぎじゃないでしょうか」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「あの、それが実はいちばん、あの、僕にとっては入院中のこの、わずか1週間ですけれどね、今日手術からまだ7日目ですから、その間いちばん腹が立ったことではありました。さて、その上で、今日のコーナーは、その、先ほど松原さんから、オイルショックが来るかもしれないって話もありましたね。皆さん心配されてると思います。特に、じゃあ今の日本の政治が、この世界の大動乱に、対応できるのかってことをいちばん心配されてると思うんです。具体的に菅さんどうなるかってことを心配されてると思うんですが、実はもう菅さんの首がっていう段階をすでに超えて、もう一度、政権交代があるんじゃないかという段階に達しています。従って、今日のキーワードはこれです」
山本浩之
「えー、『ほんとうに日本が甦る政権交代とは?』」
青山繁晴
「はい。中東情勢も読み解きながら、今日はこの話を具体的に皆さんと一緒に、今日も、元気に、考えてまいりたいと思います」
山本浩之
「はい。分かりました。では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「ほんとにあの、大腸ガンの手術を受けられて、まだ日も浅いのに、よくこの番組に生出演なんてさせるなというふうに、視聴者の皆さんから逆に叱られるんじゃないかなっていうふうに思うんですけれども、あの、すっかり元気なようですので、いつもと同じ感じで、やっていただきたいと思います。テーマは『ほんとうに日本が甦る政権交代とは?』。青山さん、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい、よろしくお願いします。ま、あの、入院中であっても、ま、電子メールと携帯電話で取材するっていうのは、実は普段とほとんど同じでした(スタジオ笑)。あの、ま、世界がこれだけ動いていてですね、で、しかも、あの、僕の方は招いたつもりないんですけど、病室に何人かの方が実は来られました」
一同
「はあー」
青山繁晴
「そして、ま、時間は短時間ですけど、そのかわり普段よりギュッと濃縮した話ができたように思いますね。で、その上で皆さん、今いちばん心配されてること、例えば、えー、このまま原油が高くなっていったりしたら、ガソリンが高くなるし、それからまた寒の戻りが来た時に、灯油は大丈夫かというふうに思われてると思いますね。だからそういう心配があるからこそ、今の政府からこういう発言が昨日出ましたね」
青山繁晴
「えー、一人は、与謝野さんから、資源外交の重要性がもう一回再認識されるべき時が来たと。つまり資源外交をもう一回やるんだってこと言ってるわけですね。それから、海江田万里さんは、原油というものはもともと、輸入国を多角化、ま、要するにいろんな国から輸入するってことやってきたから、あの、いくつかの国から輸入がダメになっても大丈夫ですよと、いうことをおっしゃってる。これ一見、その、国民の不安を拭うために正しい言葉のように見えますね。しかしあえて申しますが、これは大間違いです」
一同
「はあー」
青山繁晴
「それも、根本から見れば大間違いっていうことであり、そして実は自民党政権時代から続く、40年来の間違いであるっていうことを、まず最初に皆さんと考えたいんですね。で、それを、どうしてかっていう考えるためにもですね、先ほど、ショッキングな映像いろいろ流れました、リビアのカダフィ大佐のことをお話ししたいんですが」
青山繁晴
「カダフィ大佐、すでに、皆さん見ていただくように、もう失敗の状態ですね。その失敗というのが、どうして起きたかというと、まず一つは、えー、先ほど松原さんも少しおっしゃってましたけれども、実は、このリビアの国民、すなわちアラブ人を虐殺してるっていうのは、軍、軍と言いますけど、軍の中の、アラブ人じゃなくて、アフリカ人の傭兵部隊、その、キャッシュで雇った部隊によって、その、虐殺をしてると。これ、今、急にこの傭兵部隊を持ったんじゃなくて、もともとカダフィ大佐というのは、今までほとんど報道されませんでしたけれども、私たち安全保障の専門家はみんな知ってることで、前からこのアフリカ人の傭兵部隊を使って、アラブ世界を威圧してるっていうのはもう周知の事実だったわけですね。それを最後に最悪の使い方したから、実はリビアの正規軍が離反して、軍が刃向かってるので、もうカダフィ大佐は失敗と言っていい状況になってるわけです。そしてその上で、実はもう一つ、もっと根本的な失敗があります。それは何かというと、これです」
青山繁晴
「えー、2003年、アメリカと手を結んだと。というのは、カダフィ大佐はもともとは反米・反イスラエルで、いわばイメージアップ作戦やってきたんですけれども、皆さんご承知の通り、アメリカはアメリカで、ま、はっきり言うと無茶苦茶なイラク戦争やりましたね。えー、嘘をでっち上げてでも、イラクに侵略して、サッダーム・フセイン大統領を処刑してしまったと。油があるからこそ、イラクはそういう目に遭った。リビアも油ありますから、カダフィ大佐は、このままだと次は自分だと思ったから、実は2003年に、アメリカと手を組んだんですね。これ、日本ではむしろ歓迎すべきことと報道されましたが、本当はリビアでその後何が起きていったか、あれからもう8年目になるんですけど、何が起きていったかというと、日本を含む、日本を、いわば初めとするアメリカと近い国々がリビアの油田に入っていきました。人材も行きました。そっから情報もリビア国民に流れました。リビア国民が何を知ったかというと、カダフィ大佐が、油の利益を私たちにも分けて下さってると思い込んできたのが実は嘘だったということを、分かってしまったんですね」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「それが本当の失敗の原因なんです。ということは、実は皆さん今、カダフィ大佐のことを僕はほんとは言ってるんじゃなくて、本当に暴かれたのは、実はアメリカの嘘ですね。アメリカの嘘というのは、この、例えば、アフリカ人の傭兵を使って、えー、要するに、良からぬ準備をしてるってことや、それから、オイルの利益を、このカダフィ一族で独占してるって事実を知りながら、それをそのまんま認めて、むしろそれを活用してきたんですね。民主主義を広めると言いながら、実はこれがアメリカの一面の真実でありますから、ほんと言うと北朝鮮や中国がなかなか、民主化をアメリカが言っても、耳を貸さない一つの原因はここにあるわけですね」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「そして、これは本当にアメリカだけの問題でしょうか。本当は、先ほど言いました、与謝野さんの言う資源外交というものの正体というのは、このアメリカの嘘に乗っかって、日本はむしろ、その後ろの方からついていって、日本もそれを利用させてもらうってことをやってきて、アメリカとイギリスがリーダーシップを持ってる、国際メジャー石油資本の言うとおりに、中東の油や天然ガスを買ってきたというのは、日本の資源外交じゃないでしょうか。そうすると、中東が根本から揺らぐ時に、もう一回その資源外交をやりましょうっていう発想がいかに間違ってるかっていうことを考えるべきなんです。これは僕は何が正しいかだけを言ってるんじゃなくてですね、実はこれからのアラブ社会というのは、次第に、イスラム原理主義の力は必ず伸びていきます。えー、それをテロの面だけで言うことはできません。もちろんテロも増える、残念ながら増える可能性が高いですけれども、例えば、エジプトのムスリム同胞団ていうのは、もう単なるテロ団体とは言いきれない。人々の福祉を担ってきた実績もあるわけですから。次第、次第にイスラム原理主義が広がっていくから、すなわち、アメリカの嘘のやり方はもう実際、通用しなくなっていくんです。これから10年20年先の世界を考えるとですね。そうすると、今までのやり方ではなくて、日本が本当に次にやるべきことは何なのかというと、それはズバリこれだと、私は皆さんに問題提起したいんです」
青山繁晴
「一つは、まず、実は、あの去年9月7日の事件で、本当に日本国民がよく意識して下さった尖閣諸島には、実は油も天然ガスもあるっていうことを、何と皆さん今から42年前の、1969年に、日本が大好きなはずの国連が、そういう報告書を出したんですね。しかしその42年間、日本は一度でも試掘、採掘してきましたか?これを全くしないで、沖縄県の、私たちの沖縄県の油と天然ガスには目をつぶって、中東の油とガスをひたすら買ってきたというのが、本当の40年間でしたね。そして実は、それに加えて最近の5年間、えー、日本の領海である日本海に、良質のメタンハイドレート、メタンハイドレートっていうのは、天然ガスのさらにもっと使いやすい物と、言うことができます。特に地球温暖化効果が少ないものです。これ実は、太平洋側にもあるんですよ、日本列島の周りには。しかし太平洋側の方は残念ながら良質と言えなくて、なかなか実用化が難しいのに、自民党時代から、民主党政権になっても、日本政府はずっと太平洋側に力を入れてきたんです。この日本海の良質のメタンハイドレートにはむしろ、目をつぶってきたと。これを見直すとですね、皆さん何が起きるかというと、これが起きます」
山本浩之
「買うのではなく、売る時代へ」
青山繁晴
「はい。すなわち、日本は資源小国だとずっと私たちは思い込まされてきたけど、40年前から国連は違うことを言ってて、そして特にメタンハイドレートの存在を考えると、実は、もう、このメタンハイドレート、これ、例えば去年の12月に、この『アンカー』休んで、僕はサンフランシスコの学会にも行きましたね。もう5年行ってるわけですけれども。その学会でも改めて確認されたのは、日本海の埋蔵量を考えると、日本は自分を潤すだけじゃなくて、売ることだってできると、いうことなんですよね」
山本浩之
「もうそういうことが分かってるわけですよね」
青山繁晴
「分かってるわけです。あの、資源エネルギー庁にも、私たちも実はもうデータを無償で提供してるわけです。で、それを見直すための政権交代というものが、本当は起きるべきではないかと思うんです。その上で、今現在の日本の政治を考えますと、さあ今の菅政権がどうなるかっていうことを、次に考えねばなりませんね」
山本浩之
「そうですね、それは知りたいですね」
青山繁晴
「それを考えると、皆さんちょっとこれを見ていただけますか。実は、菅さんは、これもさっき松原さんおっしゃった通り、国会答弁はまるで、怒鳴るかのような答弁になってますけれど、しかし、その、ま、僕も元政治記者ですから菅さんと長い付き合いですが、もの考えてないわけでは実はありません。なかなか最近むしろね、どうやって自分の政権延命させるかを考えてて、えー、菅さんが描く最後の2つの道っていうのを彼は今、準備してます。で、その一つはですね、実は今、粘り腰なのはどうしてかというと、今は耐えて耐えて、とにかく4月の統一地方選挙さえ終われば、公明党と再交渉できるはずだと菅さん思ってるんです。これ誰がそういう情報入れてるかというと、実は財務省なんですよ」
一同
「はあー…」
青山繁晴
「というのは、というのは、普通で考えると予算関連法案通らないと、赤字国債が発行できませんから、予算執行できないってことになりますが、実は菅さんが財務官僚を総理公邸にこっそり入れて話を聞いたところ、いや、赤字国債発行、できなくても、5月までは何とか持ちますってことを言われたので、じゃあちょうど統一地方選挙終わってるじゃないかと。その時に国民生活が大事ですよねって言ったら、公明党は再交渉してくれると、ここまで粘ろうと思ってるわけです」
山本浩之
「へえー…」
青山繁晴
「ところが、誰が考えても4月5月まで今の状態で持つのかと。世界のこの激しい動きの中で。と思うから、実は菅さんもう一つの道を考えていて、それは実はこれなんです」
山本浩之
「本気で解散総選挙」
青山繁晴
「はい。この、本気で、っていうのは、これあの、普通だと、今、解散総選挙考える状況にあるはずがない」
山本浩之
「ないでしょうねぇ」
青山繁晴
「民主党の、民主党の幹部がですね、入院中に僕におっしゃったのは、だいたい、170ぐらい減るんじゃないかと、今300超えてる議員の議席が。ところが僕はどう答えたかというと、いや、200減りますよと、申しました。だから、まさかできるわけはないんだけれども、どうして本気でって言えるかというと、ま、その、菅さんのほんとに近い方々、複数の方々が僕に直接おっしゃってることに加えて、普段政局の話で申さないことを1個今日申しますとね、実は日本の公安当局、公安当局って言ったって政府の一部なんですが、ずーっと政局をウォッチしてるわけです。その、公安当局が、菅さんは実は総選挙やる気があると見てるんですね」
一同
「へえー…」
青山繁晴
「ええ、それどうしてかというとですね、ちょっと、その公安当局の言ったままを言いたくない、ちゃんとみんなに分かる言葉で言いたいんですが、要するに、菅さんはやっぱり、その、セクト争い、党派の争いってのは決して嫌いじゃないと。すなわち、その、革命党派の中で反革命の奴を叩き潰すってことにはやっぱり使命感を持ってると。つまり、総選挙やると、誰がいちばん困るかというと、実は小沢派が、もう若い小沢ガールズやチルドレンがどんどん倒れていくから、小沢派を少なくとも潰すことはできる」
山本浩之
「すごいですね…(笑)」
青山繁晴
「だから、だから菅さんは、この、考えているんだけれども、しかし客観的に見ると、公安当局の幹部複数から見ても、ま、2割はあるという答えでした。逆に言うと、8割はないっていうことですが、皆さんね、300持ってる与党が、解散総選挙やるかもしれない可能性が2割あるっていうのはこれは大変なことです。大変なことですが、これやれば当然、菅さん負けますから、いずれにしろ菅さんもダメになるわけですね。だから菅さんとしては、どちらかと言えばこれ(公明党と再交渉)を優先させたいわけですね」
山本浩之
「(フリップの)上の方ですね、そうですよね」
青山繁晴
「ところが優先させると、どうなるかというと、この最後の答えはこれなんです。はい、ちょっと(フリップが)揺れて申し訳ないんですが」
山本浩之
「つまり首とすげ替えにってことですか」
青山繁晴
「そうです」
山本浩之
「首をすげ替えることを条件に」
青山繁晴
「はい。公明党がもし協力するとしたら、それは5月の連休明けに、菅首相が交代して、公明党が乗れる状態になるということだと。すなわち全部を合わせると、菅さん2つの、最後の道を模索してるけれども、踏みとどまれる可能性は極めて少ないってこと…」
村西利恵
「結局ダメっていうことですよね」
青山繁晴
「はい。そうです。そうすると、じゃあ次の総理は誰なのかっていうことが、次の焦点になりますから、もうこれを用意せざるを得ない。えー、こうやって、2、4、6人も顔が並んでるんですが、それでもまだ一人、この中にあえて入れない、入れてない人がいるんです。それは誰かというと、普段時間あったら、あの、そちらにお聞きしたいんですが、時間ないからこっちから言いますと(一同笑)、幹事長の岡田さんですね」
村西利恵
「あ、ほんとですね。顔がない」
青山繁晴
「岡田幹事長やっぱり、今回は、菅さんと運命を共にせざるを得ないと思いますから、えー、岡田さん待望論もないわけじゃないけども、もうあえてこの中に入れませんでした。岡田さんがないとなると、やっぱり衆目の一致するのは、一番手はこの前原外務大臣になるんですね。しかし、前原さんは残念ながら、遺憾ながら、こないだの訪露、ロシア訪問は大失敗でした。そのことを、本人は決しておっしゃらないけど、僕は自覚はあると思ってます。で、その上で、今回火中の栗を拾うのかということも含めて、今回はたぶん前原さんの方がもうすでに動きがあんまりありません」
山本浩之
「あ、それ(フリップの写真)動くようになってるんだ…」
青山繁晴
「出ないであろうと。前面には出てこないであろうと思います。あくまで可能性の話ですけどね、現段階で。この、今、動きをむしろ止め始めた前原さんと対照的にものすごい動いてるのが、この原口さんですね」
山本浩之
「動いてますねー(一同同意)」
青山繁晴
「年末『アンカー』にも出てくれましたけど。ところが、この原口さん、一言で申せば、実は小沢さんの別働隊です。小沢さんは本当は何を考えてるかというと、皆さんちょっとこれ見て下さい」
青山繁晴
「えー、ついこないだ、今月の8日にこういう会談がありましたね。あの、地域政党、減税日本を率いてですね、この河村さんが名古屋市長選挙で大勝ちして、ま、それに乗っかって、大村さんも愛知県の知事というものになれたと(一同笑)。それと小沢さんがもう会談して、わっはわっはの大喜びの会談でした。河村さん、民主党時代すごい孤立してました。その時代から、わしは孤立してる奴が好きなんじゃってことを、実は僕にもおっしゃったことがあって、小沢さんに親近感あるんですね。小沢さんの方はもっとしたたかで、菅さんはほんとで、本気で総選挙やると見てんのは、公安当局とかその他だけじゃなくて、あるいは仙谷さんもあるけど、小沢さんがいちばんそう見てるんですよ。その時に、地域政党と組んで選挙をやって、菅さんの狙いとは違って、地域政党と組むことによって、小沢派の生き残りを図るってことを考えてる。それを、この、やるために河村さんと話をし始めてて、実は、河村さんの側から、原口さんに行って、原口さんから橋下徹大阪府知事にも話行きましたね。橋下さんは僕はなかなかしたたかだと思いますが、口では、原口さんすごいですねーと言いながら、乗れませんっていうことを改めて言われましたね。今は乗れませんと。だけども、原口さんはこういう動きをしながら、一方で、皆さんご承知の通り、菅さんと会談して、2時間半も話し合って、記者団から追及受けたら、いや、自分は民主党を割るつもりはないと言い寄って、話があっち行ったりこっち行ったりしてるから、すなわちこれは、原口さんも、総理の器じゃないという見方になってきます」
青山繁晴
「で、残りの方はですね、亀井静香さんは、大連立しかないだろうと、その時には俺が総理になれるかもしれないってことですが、今、大連立はないから、これもないです。ね」
青山繁晴
「今ちょっと(他の人の写真が)一緒に落ちちゃいましたが。この仙谷さんも、野心はありますけど、とても仙谷さんが国民の支持を受けられる状況じゃないからこれも無理」
青山繁晴
「そして、樽床さんですね、大阪の樽床さん。この方は代表選挙になると必ず出てきます。出てきますが、自分が勝つというよりは、野田さんと、例えば連合を組むことを考えていらっしゃるから、樽床さんは次狙いの、実はチャレンジですから、残るのは野田さんだけってことになるんですね」
山本浩之
「じゃあ野田さん」
青山繁晴
「で、野田さんはあり得ますが、しかし、野田さんは、この、財務官僚と一緒にやってるってイメージで総選挙を戦えるかっていう問題があるから、民主党は実は、もう一人隠し球を実は用意してます。その隠し球は何かというと、最後に皆さんにお示しするのは、この方です」
山本浩之
「あ、玄葉さん!(一同驚き)」
青山繁晴
「で、玄葉さん、えー、まだ46歳なんですが、実は、国会議員になってもう18年目なんですよ。そして、この人の特徴はですね、えー、メディアに敵がいない、つまり記者に嫌われてない、それから官僚に好かれてる、それから元自民党の福島県議ですから自民党にも受けがいい、そして、小沢派、反小沢派両方から受けがいい、誰にも嫌われてない、誰にも受けが良くて、すごくフレッシュで、汚れたイメージもないってのはこの玄葉さんしかないんですよ。ところが玄葉さん、18年も国会議員やってるのに、正体が分からない(一同失笑)。なぜかというと、政策がですね、その、玄葉さんの話を聞いてると、例えば少子高齢化がやっぱりいちばん重大な問題ですよって、そんなの誰でも言えることなんですよ。要は、当たり障りがない、ということなんですよ」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「ひょっとしたら、このフレッシュなイメージで、民主党は総選挙を戦おうとするかもしれませんが、皆さん、私たちは最後に、目を見開いて、あえて見なきゃいけないのが、これです」
松原聡
「あの、青山さん、青山さんね…」
山本浩之
「ちょっと、ちょっとパンダの話聞きましょうか。パンダを最後に見るんですか?青山さん(笑)」
青山繁晴
「あの、パンダの話してから松原さんの話をしますが(一同笑)、僕、今日最初に言いましたね。入院中に怒りを感じたことは、この、このような目くらましに、私たち日本国民が騙されると思ってる中国や日本政府に、私たちはむしろレジスト、あえて抗議すべきじゃないでしょうかと。だから、玄葉さんがもし、総理候補になるんであれば、当たり障りのない政策でなくて、例えば資源・エネルギー外交を根本的にはどうするのか、手付かずだった日本の資源どうするのかはっきり政策を出してから、やりましょうと。そして、松原さんの質問受ける前に、時間があるかどうか分かりませんが、最後に1個言えば、保守、保守の側が、用意してる、これものすごい意外な話ってのは、石原慎太郎都知事が国政に戻って、総理を目指していくことがあるかもしれない」
一同
「えー(驚き)」(CMへのジングル流れ始める)
山本浩之
「質問したかったんですけども…、ちょっといったんコマーシャル」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、最後に松原さんから質問を、お願いします」
松原聡
「うん、あの、すみません、パンダが出てきちゃったんで(笑)ちょっと途切れましたけど、あの、今回のね、内閣改造は、あの、参議院を含めて、多数を取るような形の改造にならざるを得ないと。そうするとね、大連立はないにしても、公明党がうんって言う人が、次の民主党が菅さんに替えて出す人になるんじゃないかと。こういう視点で見た時に、候補はちょっと変わってくるかなって気もするんですけど、どうでしょう」
青山繁晴
「あの、ただその、今おっしゃった内閣改造っていうのは、その、亀井さんとか、それからナベツネさんとか、そういう人が動いてることを言うんであって、それはもう事実上の、違う言葉の大連立ですから、それに自公が乗るとは僕はとても思えないんです、現在の状況ではですね」
松原聡
「そうなると、組み替えても結局ねじれが同じで、法律通んない状況続いちゃいますよね。そうなるともう解散になっちゃうのかな、みたいな気もするんですけどね」
青山繁晴
「ええ。あの、ここでその、おかしな改造をやって力を回復するような政権の現状では全くありません。そもそも内閣改造をやって力を回復した政権てのは実は過去一度もありませんから」
松原聡
「そうですね」
青山繁晴
「そこに他党をもう一度巻き込むなんてことは、とてもじゃないけど、どんな力業を用いてもたぶん難しいと思いますね」
松原聡
「何か自社さの時にね、村山さんを出してきたような何かすごい隠し球がどっかにあるのかなみたいなね。そのぐらいしないと解散は避けられないような気がしますけどね」
青山繁晴
「あの時はまだ連立を組むってことは非常にフレッシュだったから、それこそ、いろんな組み合わせがあったんですけど、もう、今もう、連立もやりすぎてみんな磨り減ってしまってるから」
村西利恵
「そうですね(一同笑)」
青山繁晴
「やっぱり、連立よりも、根本的な政界再編の方が先に水面下で動いていくと思います」
松原聡
「そうでしょうね」
山本浩之
「もう一度、コマーシャルを」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、最後にもう一度東京の青山さんを。元気そうで安心しました。来週はスタジオでぜひお待ちしておりますので」
青山繁晴
「はい。ありがとうございました(満面の笑み)」
山本浩之
「はい、どうもありがとうございました。そして今日、スタジオコメンテーターは松原聡さんでした。今日はどうもありがとうございました」
一同
「ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんのパンダ批判には溜飲が下がりました。
「は?パンダ?関西におるっちゅーねん!もっと伝えなあかん大事なニュース、他にいくらでもあるやろ!」と、あの数日間テレビの前で歯ぎしりしていた一人ですからσ(^^)
しかし次の総理候補が玄葉さんって……。確かに言われてみれば、この人の政策とかあんまり聞いたことないですね。
選挙前.comで調べてみたら、うーん、確かにどっちつかずというか、よく分からないなぁという印象です。
大衆受けはする人かもしれませんが、そんなことで民主党政権が延命されたらたまりませんわ(T^T)
今日は他にニュージーランド地震、菅首相二度目の党首討論、民主化運動で緊迫続くリビア及び中東情勢などのニュースが取り上げられました。
解説は青山さんでなく松原聡さんですが、これら“ニュースDEズバリ”コーナー以外の部分については誰にも手渡してはならない自由意志さんが近日中にUPして下さると思いますので、興味のある方はご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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「さあ、このあとは青山繁晴さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。先週は手術のため、番組をお休みいただきました。えー、今週、東京、関西テレビの東京支社にお越しいただいて、今からご出演いただきます。あのー、元気なんですよね?青山さん(笑)」
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青山繁晴
「あの、今日は病院からやって来たんで、あの、腕にこの、病院の、この患者の、こういうバーコードが付いたままなんですけれどね(笑)。これ終わると、また病院に戻るんですけれども、皆さん安心していただきたいんですが、完治、しました。もう過去形で申しますが。あの、実は、ガンが発見されたのはかなり前で、僕は決まってた仕事を一つもキャンセルしたくなかったんです。私なりの生き方として、迷惑かけたくなかったので。手術が遅れましたから、医師団はとても転移を心配してたってことが実はありました。今だから申しますが。だからひょっとしたら『アンカー』ももう最後になっちゃうかと思った、のもあったんですけど、お腹開けてみて、切り取ったら転移がなくて、これで、完治ですと。明日、退院します」
山本浩之
「ああ、そうですか」
青山繁晴
「従って来週の『アンカー』は、大阪に行って、やります。ヤマヒロさん、そしてこのあとコーナーに入っていくんですけれどね、コーナーの本題に入る前に、ひとつだけ違う話、一瞬したいんですけど、僕は入院中にいちばん怒りを覚えたことは何かというとですね、えー、それは、例えばさっきのカダフィ大佐のひどい、言葉もありますけれど、もっと、僕は心の中で怒りを覚えたのは、実は、パンダの狂想曲です」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「あの、中国が、あの、もちろんパンダ可愛いですよ。僕もリンリン・ランラン(カンカン・ランラン?)から始まって、好きですけれどもね。しかし今回、中国はどうやって、どうしてそのパンダを出してきたのか。去年9月7日の尖閣から始まった日本人の目覚めというものをですね、そのパンダでごまかしたいっていう、その、これも外交の手段ですから。そういう戦術なのは明らかなので。例えば子供たちが喜び、子供たちの親が喜ぶ、それはいいですけれど、マスメディアが何よりも、騒ぎすぎじゃないでしょうか」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「あの、それが実はいちばん、あの、僕にとっては入院中のこの、わずか1週間ですけれどね、今日手術からまだ7日目ですから、その間いちばん腹が立ったことではありました。さて、その上で、今日のコーナーは、その、先ほど松原さんから、オイルショックが来るかもしれないって話もありましたね。皆さん心配されてると思います。特に、じゃあ今の日本の政治が、この世界の大動乱に、対応できるのかってことをいちばん心配されてると思うんです。具体的に菅さんどうなるかってことを心配されてると思うんですが、実はもう菅さんの首がっていう段階をすでに超えて、もう一度、政権交代があるんじゃないかという段階に達しています。従って、今日のキーワードはこれです」
山本浩之
「えー、『ほんとうに日本が甦る政権交代とは?』」
青山繁晴
「はい。中東情勢も読み解きながら、今日はこの話を具体的に皆さんと一緒に、今日も、元気に、考えてまいりたいと思います」
山本浩之
「はい。分かりました。では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「ほんとにあの、大腸ガンの手術を受けられて、まだ日も浅いのに、よくこの番組に生出演なんてさせるなというふうに、視聴者の皆さんから逆に叱られるんじゃないかなっていうふうに思うんですけれども、あの、すっかり元気なようですので、いつもと同じ感じで、やっていただきたいと思います。テーマは『ほんとうに日本が甦る政権交代とは?』。青山さん、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい、よろしくお願いします。ま、あの、入院中であっても、ま、電子メールと携帯電話で取材するっていうのは、実は普段とほとんど同じでした(スタジオ笑)。あの、ま、世界がこれだけ動いていてですね、で、しかも、あの、僕の方は招いたつもりないんですけど、病室に何人かの方が実は来られました」
一同
「はあー」
青山繁晴
「そして、ま、時間は短時間ですけど、そのかわり普段よりギュッと濃縮した話ができたように思いますね。で、その上で皆さん、今いちばん心配されてること、例えば、えー、このまま原油が高くなっていったりしたら、ガソリンが高くなるし、それからまた寒の戻りが来た時に、灯油は大丈夫かというふうに思われてると思いますね。だからそういう心配があるからこそ、今の政府からこういう発言が昨日出ましたね」
青山繁晴
「えー、一人は、与謝野さんから、資源外交の重要性がもう一回再認識されるべき時が来たと。つまり資源外交をもう一回やるんだってこと言ってるわけですね。それから、海江田万里さんは、原油というものはもともと、輸入国を多角化、ま、要するにいろんな国から輸入するってことやってきたから、あの、いくつかの国から輸入がダメになっても大丈夫ですよと、いうことをおっしゃってる。これ一見、その、国民の不安を拭うために正しい言葉のように見えますね。しかしあえて申しますが、これは大間違いです」
一同
「はあー」
青山繁晴
「それも、根本から見れば大間違いっていうことであり、そして実は自民党政権時代から続く、40年来の間違いであるっていうことを、まず最初に皆さんと考えたいんですね。で、それを、どうしてかっていう考えるためにもですね、先ほど、ショッキングな映像いろいろ流れました、リビアのカダフィ大佐のことをお話ししたいんですが」
青山繁晴
「カダフィ大佐、すでに、皆さん見ていただくように、もう失敗の状態ですね。その失敗というのが、どうして起きたかというと、まず一つは、えー、先ほど松原さんも少しおっしゃってましたけれども、実は、このリビアの国民、すなわちアラブ人を虐殺してるっていうのは、軍、軍と言いますけど、軍の中の、アラブ人じゃなくて、アフリカ人の傭兵部隊、その、キャッシュで雇った部隊によって、その、虐殺をしてると。これ、今、急にこの傭兵部隊を持ったんじゃなくて、もともとカダフィ大佐というのは、今までほとんど報道されませんでしたけれども、私たち安全保障の専門家はみんな知ってることで、前からこのアフリカ人の傭兵部隊を使って、アラブ世界を威圧してるっていうのはもう周知の事実だったわけですね。それを最後に最悪の使い方したから、実はリビアの正規軍が離反して、軍が刃向かってるので、もうカダフィ大佐は失敗と言っていい状況になってるわけです。そしてその上で、実はもう一つ、もっと根本的な失敗があります。それは何かというと、これです」
青山繁晴
「えー、2003年、アメリカと手を結んだと。というのは、カダフィ大佐はもともとは反米・反イスラエルで、いわばイメージアップ作戦やってきたんですけれども、皆さんご承知の通り、アメリカはアメリカで、ま、はっきり言うと無茶苦茶なイラク戦争やりましたね。えー、嘘をでっち上げてでも、イラクに侵略して、サッダーム・フセイン大統領を処刑してしまったと。油があるからこそ、イラクはそういう目に遭った。リビアも油ありますから、カダフィ大佐は、このままだと次は自分だと思ったから、実は2003年に、アメリカと手を組んだんですね。これ、日本ではむしろ歓迎すべきことと報道されましたが、本当はリビアでその後何が起きていったか、あれからもう8年目になるんですけど、何が起きていったかというと、日本を含む、日本を、いわば初めとするアメリカと近い国々がリビアの油田に入っていきました。人材も行きました。そっから情報もリビア国民に流れました。リビア国民が何を知ったかというと、カダフィ大佐が、油の利益を私たちにも分けて下さってると思い込んできたのが実は嘘だったということを、分かってしまったんですね」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「それが本当の失敗の原因なんです。ということは、実は皆さん今、カダフィ大佐のことを僕はほんとは言ってるんじゃなくて、本当に暴かれたのは、実はアメリカの嘘ですね。アメリカの嘘というのは、この、例えば、アフリカ人の傭兵を使って、えー、要するに、良からぬ準備をしてるってことや、それから、オイルの利益を、このカダフィ一族で独占してるって事実を知りながら、それをそのまんま認めて、むしろそれを活用してきたんですね。民主主義を広めると言いながら、実はこれがアメリカの一面の真実でありますから、ほんと言うと北朝鮮や中国がなかなか、民主化をアメリカが言っても、耳を貸さない一つの原因はここにあるわけですね」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「そして、これは本当にアメリカだけの問題でしょうか。本当は、先ほど言いました、与謝野さんの言う資源外交というものの正体というのは、このアメリカの嘘に乗っかって、日本はむしろ、その後ろの方からついていって、日本もそれを利用させてもらうってことをやってきて、アメリカとイギリスがリーダーシップを持ってる、国際メジャー石油資本の言うとおりに、中東の油や天然ガスを買ってきたというのは、日本の資源外交じゃないでしょうか。そうすると、中東が根本から揺らぐ時に、もう一回その資源外交をやりましょうっていう発想がいかに間違ってるかっていうことを考えるべきなんです。これは僕は何が正しいかだけを言ってるんじゃなくてですね、実はこれからのアラブ社会というのは、次第に、イスラム原理主義の力は必ず伸びていきます。えー、それをテロの面だけで言うことはできません。もちろんテロも増える、残念ながら増える可能性が高いですけれども、例えば、エジプトのムスリム同胞団ていうのは、もう単なるテロ団体とは言いきれない。人々の福祉を担ってきた実績もあるわけですから。次第、次第にイスラム原理主義が広がっていくから、すなわち、アメリカの嘘のやり方はもう実際、通用しなくなっていくんです。これから10年20年先の世界を考えるとですね。そうすると、今までのやり方ではなくて、日本が本当に次にやるべきことは何なのかというと、それはズバリこれだと、私は皆さんに問題提起したいんです」
青山繁晴
「一つは、まず、実は、あの去年9月7日の事件で、本当に日本国民がよく意識して下さった尖閣諸島には、実は油も天然ガスもあるっていうことを、何と皆さん今から42年前の、1969年に、日本が大好きなはずの国連が、そういう報告書を出したんですね。しかしその42年間、日本は一度でも試掘、採掘してきましたか?これを全くしないで、沖縄県の、私たちの沖縄県の油と天然ガスには目をつぶって、中東の油とガスをひたすら買ってきたというのが、本当の40年間でしたね。そして実は、それに加えて最近の5年間、えー、日本の領海である日本海に、良質のメタンハイドレート、メタンハイドレートっていうのは、天然ガスのさらにもっと使いやすい物と、言うことができます。特に地球温暖化効果が少ないものです。これ実は、太平洋側にもあるんですよ、日本列島の周りには。しかし太平洋側の方は残念ながら良質と言えなくて、なかなか実用化が難しいのに、自民党時代から、民主党政権になっても、日本政府はずっと太平洋側に力を入れてきたんです。この日本海の良質のメタンハイドレートにはむしろ、目をつぶってきたと。これを見直すとですね、皆さん何が起きるかというと、これが起きます」
山本浩之
「買うのではなく、売る時代へ」
青山繁晴
「はい。すなわち、日本は資源小国だとずっと私たちは思い込まされてきたけど、40年前から国連は違うことを言ってて、そして特にメタンハイドレートの存在を考えると、実は、もう、このメタンハイドレート、これ、例えば去年の12月に、この『アンカー』休んで、僕はサンフランシスコの学会にも行きましたね。もう5年行ってるわけですけれども。その学会でも改めて確認されたのは、日本海の埋蔵量を考えると、日本は自分を潤すだけじゃなくて、売ることだってできると、いうことなんですよね」
山本浩之
「もうそういうことが分かってるわけですよね」
青山繁晴
「分かってるわけです。あの、資源エネルギー庁にも、私たちも実はもうデータを無償で提供してるわけです。で、それを見直すための政権交代というものが、本当は起きるべきではないかと思うんです。その上で、今現在の日本の政治を考えますと、さあ今の菅政権がどうなるかっていうことを、次に考えねばなりませんね」
山本浩之
「そうですね、それは知りたいですね」
青山繁晴
「それを考えると、皆さんちょっとこれを見ていただけますか。実は、菅さんは、これもさっき松原さんおっしゃった通り、国会答弁はまるで、怒鳴るかのような答弁になってますけれど、しかし、その、ま、僕も元政治記者ですから菅さんと長い付き合いですが、もの考えてないわけでは実はありません。なかなか最近むしろね、どうやって自分の政権延命させるかを考えてて、えー、菅さんが描く最後の2つの道っていうのを彼は今、準備してます。で、その一つはですね、実は今、粘り腰なのはどうしてかというと、今は耐えて耐えて、とにかく4月の統一地方選挙さえ終われば、公明党と再交渉できるはずだと菅さん思ってるんです。これ誰がそういう情報入れてるかというと、実は財務省なんですよ」
一同
「はあー…」
青山繁晴
「というのは、というのは、普通で考えると予算関連法案通らないと、赤字国債が発行できませんから、予算執行できないってことになりますが、実は菅さんが財務官僚を総理公邸にこっそり入れて話を聞いたところ、いや、赤字国債発行、できなくても、5月までは何とか持ちますってことを言われたので、じゃあちょうど統一地方選挙終わってるじゃないかと。その時に国民生活が大事ですよねって言ったら、公明党は再交渉してくれると、ここまで粘ろうと思ってるわけです」
山本浩之
「へえー…」
青山繁晴
「ところが、誰が考えても4月5月まで今の状態で持つのかと。世界のこの激しい動きの中で。と思うから、実は菅さんもう一つの道を考えていて、それは実はこれなんです」
山本浩之
「本気で解散総選挙」
青山繁晴
「はい。この、本気で、っていうのは、これあの、普通だと、今、解散総選挙考える状況にあるはずがない」
山本浩之
「ないでしょうねぇ」
青山繁晴
「民主党の、民主党の幹部がですね、入院中に僕におっしゃったのは、だいたい、170ぐらい減るんじゃないかと、今300超えてる議員の議席が。ところが僕はどう答えたかというと、いや、200減りますよと、申しました。だから、まさかできるわけはないんだけれども、どうして本気でって言えるかというと、ま、その、菅さんのほんとに近い方々、複数の方々が僕に直接おっしゃってることに加えて、普段政局の話で申さないことを1個今日申しますとね、実は日本の公安当局、公安当局って言ったって政府の一部なんですが、ずーっと政局をウォッチしてるわけです。その、公安当局が、菅さんは実は総選挙やる気があると見てるんですね」
一同
「へえー…」
青山繁晴
「ええ、それどうしてかというとですね、ちょっと、その公安当局の言ったままを言いたくない、ちゃんとみんなに分かる言葉で言いたいんですが、要するに、菅さんはやっぱり、その、セクト争い、党派の争いってのは決して嫌いじゃないと。すなわち、その、革命党派の中で反革命の奴を叩き潰すってことにはやっぱり使命感を持ってると。つまり、総選挙やると、誰がいちばん困るかというと、実は小沢派が、もう若い小沢ガールズやチルドレンがどんどん倒れていくから、小沢派を少なくとも潰すことはできる」
山本浩之
「すごいですね…(笑)」
青山繁晴
「だから、だから菅さんは、この、考えているんだけれども、しかし客観的に見ると、公安当局の幹部複数から見ても、ま、2割はあるという答えでした。逆に言うと、8割はないっていうことですが、皆さんね、300持ってる与党が、解散総選挙やるかもしれない可能性が2割あるっていうのはこれは大変なことです。大変なことですが、これやれば当然、菅さん負けますから、いずれにしろ菅さんもダメになるわけですね。だから菅さんとしては、どちらかと言えばこれ(公明党と再交渉)を優先させたいわけですね」
山本浩之
「(フリップの)上の方ですね、そうですよね」
青山繁晴
「ところが優先させると、どうなるかというと、この最後の答えはこれなんです。はい、ちょっと(フリップが)揺れて申し訳ないんですが」
山本浩之
「つまり首とすげ替えにってことですか」
青山繁晴
「そうです」
山本浩之
「首をすげ替えることを条件に」
青山繁晴
「はい。公明党がもし協力するとしたら、それは5月の連休明けに、菅首相が交代して、公明党が乗れる状態になるということだと。すなわち全部を合わせると、菅さん2つの、最後の道を模索してるけれども、踏みとどまれる可能性は極めて少ないってこと…」
村西利恵
「結局ダメっていうことですよね」
青山繁晴
「はい。そうです。そうすると、じゃあ次の総理は誰なのかっていうことが、次の焦点になりますから、もうこれを用意せざるを得ない。えー、こうやって、2、4、6人も顔が並んでるんですが、それでもまだ一人、この中にあえて入れない、入れてない人がいるんです。それは誰かというと、普段時間あったら、あの、そちらにお聞きしたいんですが、時間ないからこっちから言いますと(一同笑)、幹事長の岡田さんですね」
村西利恵
「あ、ほんとですね。顔がない」
青山繁晴
「岡田幹事長やっぱり、今回は、菅さんと運命を共にせざるを得ないと思いますから、えー、岡田さん待望論もないわけじゃないけども、もうあえてこの中に入れませんでした。岡田さんがないとなると、やっぱり衆目の一致するのは、一番手はこの前原外務大臣になるんですね。しかし、前原さんは残念ながら、遺憾ながら、こないだの訪露、ロシア訪問は大失敗でした。そのことを、本人は決しておっしゃらないけど、僕は自覚はあると思ってます。で、その上で、今回火中の栗を拾うのかということも含めて、今回はたぶん前原さんの方がもうすでに動きがあんまりありません」
山本浩之
「あ、それ(フリップの写真)動くようになってるんだ…」
青山繁晴
「出ないであろうと。前面には出てこないであろうと思います。あくまで可能性の話ですけどね、現段階で。この、今、動きをむしろ止め始めた前原さんと対照的にものすごい動いてるのが、この原口さんですね」
山本浩之
「動いてますねー(一同同意)」
青山繁晴
「年末『アンカー』にも出てくれましたけど。ところが、この原口さん、一言で申せば、実は小沢さんの別働隊です。小沢さんは本当は何を考えてるかというと、皆さんちょっとこれ見て下さい」
青山繁晴
「えー、ついこないだ、今月の8日にこういう会談がありましたね。あの、地域政党、減税日本を率いてですね、この河村さんが名古屋市長選挙で大勝ちして、ま、それに乗っかって、大村さんも愛知県の知事というものになれたと(一同笑)。それと小沢さんがもう会談して、わっはわっはの大喜びの会談でした。河村さん、民主党時代すごい孤立してました。その時代から、わしは孤立してる奴が好きなんじゃってことを、実は僕にもおっしゃったことがあって、小沢さんに親近感あるんですね。小沢さんの方はもっとしたたかで、菅さんはほんとで、本気で総選挙やると見てんのは、公安当局とかその他だけじゃなくて、あるいは仙谷さんもあるけど、小沢さんがいちばんそう見てるんですよ。その時に、地域政党と組んで選挙をやって、菅さんの狙いとは違って、地域政党と組むことによって、小沢派の生き残りを図るってことを考えてる。それを、この、やるために河村さんと話をし始めてて、実は、河村さんの側から、原口さんに行って、原口さんから橋下徹大阪府知事にも話行きましたね。橋下さんは僕はなかなかしたたかだと思いますが、口では、原口さんすごいですねーと言いながら、乗れませんっていうことを改めて言われましたね。今は乗れませんと。だけども、原口さんはこういう動きをしながら、一方で、皆さんご承知の通り、菅さんと会談して、2時間半も話し合って、記者団から追及受けたら、いや、自分は民主党を割るつもりはないと言い寄って、話があっち行ったりこっち行ったりしてるから、すなわちこれは、原口さんも、総理の器じゃないという見方になってきます」
青山繁晴
「で、残りの方はですね、亀井静香さんは、大連立しかないだろうと、その時には俺が総理になれるかもしれないってことですが、今、大連立はないから、これもないです。ね」
青山繁晴
「今ちょっと(他の人の写真が)一緒に落ちちゃいましたが。この仙谷さんも、野心はありますけど、とても仙谷さんが国民の支持を受けられる状況じゃないからこれも無理」
青山繁晴
「そして、樽床さんですね、大阪の樽床さん。この方は代表選挙になると必ず出てきます。出てきますが、自分が勝つというよりは、野田さんと、例えば連合を組むことを考えていらっしゃるから、樽床さんは次狙いの、実はチャレンジですから、残るのは野田さんだけってことになるんですね」
山本浩之
「じゃあ野田さん」
青山繁晴
「で、野田さんはあり得ますが、しかし、野田さんは、この、財務官僚と一緒にやってるってイメージで総選挙を戦えるかっていう問題があるから、民主党は実は、もう一人隠し球を実は用意してます。その隠し球は何かというと、最後に皆さんにお示しするのは、この方です」
山本浩之
「あ、玄葉さん!(一同驚き)」
青山繁晴
「で、玄葉さん、えー、まだ46歳なんですが、実は、国会議員になってもう18年目なんですよ。そして、この人の特徴はですね、えー、メディアに敵がいない、つまり記者に嫌われてない、それから官僚に好かれてる、それから元自民党の福島県議ですから自民党にも受けがいい、そして、小沢派、反小沢派両方から受けがいい、誰にも嫌われてない、誰にも受けが良くて、すごくフレッシュで、汚れたイメージもないってのはこの玄葉さんしかないんですよ。ところが玄葉さん、18年も国会議員やってるのに、正体が分からない(一同失笑)。なぜかというと、政策がですね、その、玄葉さんの話を聞いてると、例えば少子高齢化がやっぱりいちばん重大な問題ですよって、そんなの誰でも言えることなんですよ。要は、当たり障りがない、ということなんですよ」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「ひょっとしたら、このフレッシュなイメージで、民主党は総選挙を戦おうとするかもしれませんが、皆さん、私たちは最後に、目を見開いて、あえて見なきゃいけないのが、これです」
松原聡
「あの、青山さん、青山さんね…」
山本浩之
「ちょっと、ちょっとパンダの話聞きましょうか。パンダを最後に見るんですか?青山さん(笑)」
青山繁晴
「あの、パンダの話してから松原さんの話をしますが(一同笑)、僕、今日最初に言いましたね。入院中に怒りを感じたことは、この、このような目くらましに、私たち日本国民が騙されると思ってる中国や日本政府に、私たちはむしろレジスト、あえて抗議すべきじゃないでしょうかと。だから、玄葉さんがもし、総理候補になるんであれば、当たり障りのない政策でなくて、例えば資源・エネルギー外交を根本的にはどうするのか、手付かずだった日本の資源どうするのかはっきり政策を出してから、やりましょうと。そして、松原さんの質問受ける前に、時間があるかどうか分かりませんが、最後に1個言えば、保守、保守の側が、用意してる、これものすごい意外な話ってのは、石原慎太郎都知事が国政に戻って、総理を目指していくことがあるかもしれない」
一同
「えー(驚き)」(CMへのジングル流れ始める)
山本浩之
「質問したかったんですけども…、ちょっといったんコマーシャル」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、最後に松原さんから質問を、お願いします」
松原聡
「うん、あの、すみません、パンダが出てきちゃったんで(笑)ちょっと途切れましたけど、あの、今回のね、内閣改造は、あの、参議院を含めて、多数を取るような形の改造にならざるを得ないと。そうするとね、大連立はないにしても、公明党がうんって言う人が、次の民主党が菅さんに替えて出す人になるんじゃないかと。こういう視点で見た時に、候補はちょっと変わってくるかなって気もするんですけど、どうでしょう」
青山繁晴
「あの、ただその、今おっしゃった内閣改造っていうのは、その、亀井さんとか、それからナベツネさんとか、そういう人が動いてることを言うんであって、それはもう事実上の、違う言葉の大連立ですから、それに自公が乗るとは僕はとても思えないんです、現在の状況ではですね」
松原聡
「そうなると、組み替えても結局ねじれが同じで、法律通んない状況続いちゃいますよね。そうなるともう解散になっちゃうのかな、みたいな気もするんですけどね」
青山繁晴
「ええ。あの、ここでその、おかしな改造をやって力を回復するような政権の現状では全くありません。そもそも内閣改造をやって力を回復した政権てのは実は過去一度もありませんから」
松原聡
「そうですね」
青山繁晴
「そこに他党をもう一度巻き込むなんてことは、とてもじゃないけど、どんな力業を用いてもたぶん難しいと思いますね」
松原聡
「何か自社さの時にね、村山さんを出してきたような何かすごい隠し球がどっかにあるのかなみたいなね。そのぐらいしないと解散は避けられないような気がしますけどね」
青山繁晴
「あの時はまだ連立を組むってことは非常にフレッシュだったから、それこそ、いろんな組み合わせがあったんですけど、もう、今もう、連立もやりすぎてみんな磨り減ってしまってるから」
村西利恵
「そうですね(一同笑)」
青山繁晴
「やっぱり、連立よりも、根本的な政界再編の方が先に水面下で動いていくと思います」
松原聡
「そうでしょうね」
山本浩之
「もう一度、コマーシャルを」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、最後にもう一度東京の青山さんを。元気そうで安心しました。来週はスタジオでぜひお待ちしておりますので」
青山繁晴
「はい。ありがとうございました(満面の笑み)」
山本浩之
「はい、どうもありがとうございました。そして今日、スタジオコメンテーターは松原聡さんでした。今日はどうもありがとうございました」
一同
「ありがとうございました」
____________________________内容紹介ここまで
青山さんのパンダ批判には溜飲が下がりました。
「は?パンダ?関西におるっちゅーねん!もっと伝えなあかん大事なニュース、他にいくらでもあるやろ!」と、あの数日間テレビの前で歯ぎしりしていた一人ですからσ(^^)
しかし次の総理候補が玄葉さんって……。確かに言われてみれば、この人の政策とかあんまり聞いたことないですね。
選挙前.comで調べてみたら、うーん、確かにどっちつかずというか、よく分からないなぁという印象です。
大衆受けはする人かもしれませんが、そんなことで民主党政権が延命されたらたまりませんわ(T^T)
今日は他にニュージーランド地震、菅首相二度目の党首討論、民主化運動で緊迫続くリビア及び中東情勢などのニュースが取り上げられました。
解説は青山さんでなく松原聡さんですが、これら“ニュースDEズバリ”コーナー以外の部分については誰にも手渡してはならない自由意志さんが近日中にUPして下さると思いますので、興味のある方はご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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