命を賭すほどの最高の価値を見つける構えを持って(西部邁さんの論説)
今日は最近の政治や政局をメインにぼやいてみようかなと思ってたんですが、その前にまず、西部邁さんの論説を紹介させて下さい。
私はこれまで西部さんの話って、正直なところ、何か哲学的でちょっと難しいなぁと感じることが多々ありました。
論理的には何となく分かるんだけど、少なくとも、心に感覚的に突き刺さってくるとか、そのようなことは一度もありませんでした。
でも今回はすごく突き刺さりました!
月刊「WiLL」2011年1月号掲載の西部さんの論説【尖閣の実効支配を目指せ】より、締めの部分(と言っても少々長いのですが)を引用させていただきます。
私はこれまで西部さんの話って、正直なところ、何か哲学的でちょっと難しいなぁと感じることが多々ありました。
論理的には何となく分かるんだけど、少なくとも、心に感覚的に突き刺さってくるとか、そのようなことは一度もありませんでした。
でも今回はすごく突き刺さりました!
月刊「WiLL」2011年1月号掲載の西部さんの論説【尖閣の実効支配を目指せ】より、締めの部分(と言っても少々長いのですが)を引用させていただきます。
尖閣諸島の周辺に位置するガス田開発も中国にやらせ、魚も中国に獲らせて干物にして買ったほうが安上がりだという金狂いのバカな議論は、尖閣を蟻になぞらえて悪いが、まさに蟻の一穴であって、そこからただでさえ弱い日本の国家をめぐる国民的意識が、これ以上、弱くなったら人間ではなくなってしまうのではないかというぐらいになるでしょう。
だからこそ、僕は尖閣問題の発生にはすごく感謝している。中国様のおかげで、煙と化すほどに希薄になった日本人の国家意識がどうにかこうにか、煙として空中に消えることなく「そういえば俺たちは日本人だったんだ。野蛮な振る舞いに及んでいる中国人とは違うんだ」ということに少しは目覚めたわけです。
僕のかすかな希望は、僕が生きている間に──あと何年か知りませんが──中国が何千もの軍艦で日本に押し寄せ、腰を抜かして怯(おび)えた日本人が駝鳥のように、頭を突っ込むどころか足や尻尾まで砂に蹲(うずくま)るのではなく、決然と頭を起こし、自助努力を発揮して反撃の準備を起こしてもらうことです。
こんなことを言うと、「あなたは大戦争を待望しているんですか」と何人ものジャーナリストから聞かれる。評論家の宮崎正弘君から聞いた話では、日本に関して中国系の新聞には、「日本はアメリカ、韓国と三国同盟を結び、わが国とロシアその他と対決して、第三次大戦を起こす気なのか」と書かれているらしいけど、僕には戦争を待望する気などさらさらない。
僕がはっきりさせたいのは、「戦争によって大勢の人が死ぬことを認めてはならない」「人が死なないほうが良いに決まっている」という説こそ、というよりそれを原理とする人間観こそ、人間を堕落させる腐臭を放つ思想の原点であるということです。
生命第一主義、あるいは生命史上主義ほど人間をダメにする、ましてや国民精神をダメにする思想もありません。生命が、すなわち生き延びることが最も大事だとしてしまうと、人間は生き延びるために人を裏切ることも、嘘をつくことも、臆病風をふかすことも、不道徳のかぎりを尽くすことも、何もかも許されてしまう。
僕は単に嘘をつくことや、不道徳を働くことがダメだと言っているわけではない。命が一番大事だと言っている人間も必ずいつかは命をなくす。したがって、生命第一主義者たちの存立基盤がなくなり、自分が生きていることの意味もなくなる。そんな君たちは何者なんだ、はたして人間なのか、と問いたいのです。
命について言えば、僕は、昔、山本常朝の武士道について考えたことがある。『葉隠』の有名な一節には「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」とあり、この言葉の解釈は、少なくとも現代になお通用するように解釈しようとすると、その命題は次のようなことになる。
「武士道とは『もしも最高の価値というものを見つけているのならば、その最高の価値のために』死になさいということだ」と。
さらに『葉隠』には「人生一生まことにわずかのことなり、好いたことをして暮らすべきなり」とも書かれている。
三島由紀夫さんは、「この二つの文章には矛盾があるが、山本常朝は矛盾したことを言っているから面白い」で済ませてしまった。しかし僕から言わせてもらえば、矛盾しているから面白いなどというのは文学者のとぼけた話であって、その矛盾は解決しきれないとしても、解決すべく論理を組み立てるべきです。
そこで、この二つの文章を結びつけるとこうなる。
「人生はまことに短いから、命を賭すほどの最高の価値はなかなか見つからないかもしれないが、最高の価値を見つけることが一番好きだと構えてこその人間なんだから、それを見つけるべく暮らしなさい」と。
「暮らす」とは、議論しなさい、間違っていたら訂正しなさい、新しいことを思いついたら人に話をしてごらんなさいということです。そういうふうに暮らしなさいと言っているわけです。
日本人は戦後、命を賭すほどの最高の価値を見つける構えを全て投げ捨ててきた。そして、なによりも命が大事で通してきた。
大東亜戦争で数百万人が犠牲になったことで日本人はすっかり腰を抜かし、亡くなった人たちはかわいそう、僕たち生きていて嬉しいな、今後ともできれば無限に生きたいものだ、と考えるようになった。
そこで最高の価値は何か、死を賭すに値する価値は何か、それを見つけることこそが一番の好きなことだと構えてこそ、名誉ある栄えある生き方ではないか。それが見つかれば、あるいは見つからないまでも、どうもこういうものではないかと思えるまでに至り、たとえある条件が押し寄せてきて、それが戦争であったり、革命であったりしても、敢然と引き受けることができる。ただし、絶対的な価値かどうかは神のみぞ知るところであり、いつまでもあれこれと考えても神様にはなれない。ならば、とりあえずはそれらの戦いを正戦として受け入れて、可能ならば命を懸けて死んでしまえという生き方がこそが、最も活気があって楽しい生き方だ。そのことを65年間日本人は知らされず、知ろうともしてこなかった。
だからこそ、尖閣をはじめ北方領土や竹島といった領土問題その他で、中国からもロシアからも韓国からもアメ公、もといアメリカからも「お前たちの外交は5歳児か10歳児だ」とからかわれる顛末(てんまつ)になったんです。
僕の見込みでは、これからますます精神年齢が下がり続けるでしょう。毎年1歳ずつ下がり、あと9年後には0歳児になり、中国やアメリカの属国として存在するしかなくなる。誠に困りましたなあ。
確かに「命あっての物種」だと思うことはよくあります。
どんなに大きな夢や立派な志を持っていても、死んだらそこで終わり、だからたった一つの命を大事にしなければいけないのだと。
でも、そういった個人単位の「命」ではなく、うまく言えないけど、もっと違う次元というか、もっと大きな括りで、人間の「命」とは何ぞや?ってことを私たち一人ひとりが考えなければならない時というのは、いつの時代にもあるのではないでしょうか。
ぶっちゃけ、「生きざま」も大事だけど、「死にざま」を考えてみるのも大事なことじゃないか?と。たとえ平時であってもです。
てか、今、日本が置かれている状況は果たして「平時」なのでしょうか?
特に領土問題や安全保障について考えた時、その前提すら危うくなってきていると私には思えるのですが。
これはわりと有名な話だと思うのですが、2003年、小泉首相(当時)は有事関連法案の国会審議で、このように述べたそうです。
「私は、侵略者に抵抗しないで言いなりになる『奴隷の平和』は選ばない。平素から日本の平和と独立を侵そうとする勢力に対しては断固たる決意を持って抵抗するという備えがあって初めて戦争は防げるのではないでしょうか」
私は、小泉さんがどういう流れでこう発言したのか、また、どこまでの覚悟を持ってこう述べたのかは知りません。ひょっとしたらハッタリも多分に入っていたのかもしれません。
が、今、日本の舵取りを任されている菅政権の閣僚や民主党議員の方々を見て、皆さんどう思われますか。ハッタリを言える人さえ皆無に近いのではないでしょうか。
私は今年、NHK大河ドラマの「龍馬伝」をずっと見ていました。
一回も欠かさず見たのは2004年の「新選組!」以来だと思います(実はけっこう幕末好き(^^ゞ)。
史実と違うのでは?などと首を捻る箇所もいろいろありましたが、ま、ドラマですしね。全体としてはなかなか良かったんじゃないかと思います。
私の妹なんかは歴史に全く興味がないタイプだったのですが、たまたま、龍馬を演じた福山雅治さんのファンだったので、毎週熱心に見ており、歴史にも少しは興味が持てるようになったと言います。
歴史ファンの裾野を広げるという面でも、意味があったドラマだと思います。
その「龍馬伝」を引き合いに出すまでもないことですが、幕末には、100年後、200年後の日本を憂い、命を賭して国のために尽くした志士が大勢いました。
攘夷論にもいろいろあって、刀で西洋人を追い払おうとマジで考えてた人たちもいたけれども、最終的には、「現時点では西洋列強とまともにやりあっても植民地にされてしまうだけから、不平等な形であってもひとまず開国して、時間を稼いで近代化を進め、西洋列強と対等に渡り合えるだけの力を蓄えよう」って方向で進んだわけですよね。
そして実際、先人たちは幾多の苦難を乗り越え、近代化を成し遂げたわけです。
翻って、今の日本です。
民主党政権、すなわち鳩山政権&菅政権のこの体たらくは何ですか。
今さら改めて言うことでもないのですが、私が想像してたのより100倍ぐらいひどいぞ!!
普天間基地移設をめぐる迷走や、日韓基本条約の無効すら呼び込みかねない菅談話(その意味では村山談話よりひどい)や、尖閣衝突事件にまつわる一連のずさんな対応や、ロシア大統領の北方領土上陸を許してしまったこと等々の、外交・安保に限った話ではもちろんありません。
選択的夫婦別姓(ヤバイ動きがあります。最後にまとめて紹介します)、外国人地方参政権付与、人権侵害救済機関設置(旧人権擁護法案)の日本解体3法案は言うに及ばず。
内政でも、政局でも、まぁ次から次へとよくこんなに問題起こすなぁと、全く呆れ果てます。
12月4日に臨時国会が閉幕しましたが、これもひどい有様でしたね。
ねじれ国会だから仕方ない面はもちろんありますが、政府提出法案の成立率は過去10年で最低の37.8%、しかも菅政権が目玉としていた法案がいくつも継続審議となってしまう結果に。
閣僚は失言連発。
問責も連発。
言論統制丸出しの防衛省通達は「問題ない」の一点張りで撤回せず。
北朝鮮砲撃事件で鈍かった官邸の初動。
中井洽衆院予算委員長の秋篠宮ご夫妻への「ヤジ」問題。
小沢さんの国会招致も結局見送り。
他にもあったと思うけど、今思いついたものをザッと書きました。
とにかく、いたずらに国民を混乱、失望させることばかりしてるじゃないですか。
ここ2〜3日のニュースだけを見ても……
■突然出てきたペット税構想
(他に急いでやるべきことが沢山あるやろ!)
■民主党調査会が保守系議員を無視して夫婦別姓容認の提言を強行提出
(最後に改めて紹介します)
■休暇分散化の現行案見直し
(多くの国民はこうなることは最初から分かってた)
■子ども手当で3歳未満の支給額を7千円積み増し2万円に
(で、財源は?)
■企業・団体献金を段階的に減らし、2014年に全面禁止する方針
(マニフェストの企業・団体献金全面禁止はもはや過去の話。てか、2014年まであんたら与党でいられるのか?)
■高速道路の新料金「普通車上限2000円」とする見直し案浮上
(これまたマニフェストの目玉だった高速無料化はどこへ?)
■米韓軍事演習が始まった11月28日、菅首相が全閣僚に対し、不測の事態に備え原則都内にいるように指示したのに、笠政務官らは栃木県でゴルフ
(緊張感まるでなし。菅首相の統率力もなし)
ま、こんな調子では、枝野幹事長代理が「ファウルを積み重ね、フォアボールで1点取るくらいの粘りで」なんて消極的な作戦しか口にできないのも頷けますわ。
てか、今後もフォアボールどころか、出てくる打者出てくる打者みんな凡退で、1点も取れなさそうな気配ですけどね。
内閣改造の話も浮上してますが、もはやそんな小手先のことで騙されるほど国民はアホじゃないですよ。それで多少支持率が上がることはあっても、一時的なものに過ぎません。
もうね、ほんとに最近ブログ書こうとしても、政治関係の話はもう馬鹿馬鹿しくて、書く気力が湧かないんですよ。マジで泣けてきそう(T^T)
幕末の話に戻しますが、志士たちの志、命懸けの行動、そこには後の日本人に託されたメッセージがたくさん含まれていると思うんですよね。
そのメッセージを、私たちは今こそ真剣に受け取らなければいけないのでは?
本当は私たちがそれを考える前に、菅政権の皆さんに真っ先に考えてほしいんですけどね。政権の延命とか自分の保身とかばかり考えるんでなくて(言っても無駄でしょうが)。
西部邁さんは論説の最後に、今後も日本は外交面で「精神年齢が下がり続けるでしょう」と言われてますが、政府はともかく国民の精神年齢は、逆に少しずつではあるけど確実に上がってきていると私は信じます。
特に尖閣衝突事件をきっかけに、外交、安保、領土、国の主権、そういったものを真剣に考え始めた人は多いと思います。
その意味では、ビデオをYouTubeに公開してくれたあの海上保安官のsengoku38氏には改めて感謝です。
私なんかは本当に平凡な兼業主婦で、貧乏暇なしで(12月は5日を最後に26日まで原則休みなしです)、デモや集会の参加経験もなく、さらには失業中の夫を抱えてどうしたものかと悩んでいる真っ最中ですが、それでも人間として生まれてきたからには、命を賭すほどの最高の価値を見つける構えを持って、日々暮らしていきたいと考えています。
★★★選択的夫婦別姓(民放改正案)★★★
かなりヤバイ状況に陥ってるようです。詳細は以下を。
■民主党調査会、夫婦別姓容認の提言を強行提出 保守系議員の反発を「無視」(産経12/2)
選択的夫婦別姓制度の導入を容認することを意味することになる第3次男女共同参画基本計画を、政府は年内に閣議決定する。
■12.1国民大集会より 山谷えり子(YouTube)
「2週間後に閣議決定されると言われている」(6分20秒辺りから)
■Shionの部屋さん>12/3付:夫婦別姓法が強行提出へ!
■ひめのブログさん>12/2付:2週間限定☆夫婦別姓阻止☆ご協力のおねがい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★★★「生駒市市民投票条例(案)」について★★★
パブリックコメント受付は11月末をもって終了いたしました。
ご意見を送信して下さった皆様、ありがとうございました<(_ _)>
制定に向けての今後のスケジュールその他については以下のようになっているようです。
「my日本」の奈良県コミュニティより引用させていただきます(投稿者の方の許可を得て掲載しています)。
【本日生駒市役所に電凸しました。
市議会には来年3月にあげられるそうです。来年4月末には市会議員選挙で、3月は市会議員が浮き足立っている頃できちんとした審議が行われない可能性があります。市長はその時期を狙ったのかもしれません。
現市会議員の勢力関係では可決されそうですが、反対の電話、メール、パブコメは数多く寄せられているとのことでした。3月までの抗議活動、市会議員への働きかけ、署名活動などを継続するほかないと思います。
なお、生駒市議会報告会が11月27日から生駒市の各小学校で順次おこなわれますので、そこに参加して意見をいってもいいと思います。明日からのスケジュールは下記の通りです。各小学校の多目的室で開催されます。
11月30日(火)俵口小学校19〜21時
12月1日(水)桜ヶ丘小学校19〜21時
12月2日(木)生駒小学校19〜21時
12月3日(金)生駒東小学校19〜21時
12月4日(土)壱分小学校10〜12時
12月4日(土)生駒南小学校14〜16時
12月5日(日)生駒南第二小学校10〜12時】
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Comments
11月末にその内容が明らかとなった「都青少年育成条例改正案」に疑問を持つ少しでも多くの方に反対の声を挙げて頂きたく、影響力のあるブログにお邪魔させて頂きました。
ソースはこちら↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101130-00000029-zdn_n-soci
都に対する反対声明の書き方のコツや送り先一覧はこちらのサイトが良く纏まっています、
http://hgnzt.soragoto.net/
皆様のご理解とご協力をお願い致します。
この条例案の危険さは、私のつたない説明よりも、法律の専門家の方々が反対や懸念の意を表明しておられますので、そちらを見て頂いた方が、より深く納得して頂けると思います。
日本弁護士連合会
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/101203_2.html
東京弁護士会
http://www.toben.or.jp/news/statement/2010/1125.html
日本ペンクラブ
http://www.japanpen.or.jp/news/post_248.html
熊本県議会では、他県のような夫婦別姓反対の意見書に止まらず、この進め方にまで言及した意見書が可決されています。
http://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/37735.pdf
くっくりさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
それともっと深刻な問題として戸籍の廃止という狙いがありますね。こちらはより重大で早い話が戸籍をなくして個人の出自をわからなくして反日思想を持った中国人や朝鮮籍の人物がより暗躍しやすい土壌を作ってしまおうということです。今でさえ在日韓国人・朝鮮人には通名が認められて彼らが犯罪を起こしても、朝日や毎日は通名でしか報道せずまるで日本人の犯罪であるかのようなミスリードをしているのに、これで戸籍をなくしてしまえば出自を調べようがなく日本人として反日破壊工作をやり放題になってしまうということで、スパイ防止法もなく、工作員が中国人や北朝鮮人だけでも何万人単位でいるといわれるこの日本でこれ以上の丸腰状態にしようというのは正気の沙汰ではありません。ちなみに中国人の対日工作に関する書籍に”蠢く!中国「対日特務工作」マル秘ファイル” というのがあり、
http://www.amazon.co.jp/%E8%A0%A2%E3%81%8F-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%80%8C%E5%AF%BE%E6%97%A5%E7%89%B9%E5%8B%99%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E3%80%8D%E3%83%9E%E3%83%AB%E7%A7%98%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB-%E8%A2%81-%E7%BF%94%E9%B3%B4/dp/4093897077
私も最近読みましたが、中国の老獪さと日本人の無警戒さが手に取るようにわかります。特に中国ビジネスを手がけている人には是非読んでほしいです。
話がそれましたが民主党には出自の怪しい人物が少なくないといわれていますが彼らが国民や保守系議員の反発にも意に介することなくこの法案を必死で通そうとするのも、むべなるかな、といったところですね。国民新党の自見大臣には絶対に閣議決定を断固拒否してもらわないといけませんね。それとこれを機に民主党の保守系議員にはなんとしても阻止へ向けて動いてもらわないと困りますね。もし法案の採決ということになって、党議拘束をかけられた場合彼らはどうするのでしょうね。もしそれに従うというのなら所詮は似非保守でそれまでの人物だったということになるでしょうし、彼らが民主党にとどまる意義は売国法案阻止ということに尽きるといっても過言ではないのですから、私自身もその点のみで安易に党を飛び出して反日勢力の思う壺になるよりはましだと思ってきたので、売国法案成立を阻止できないのであればもう党を飛び出して、新たに真性保守を自民党のなかのまっとうな愛国保守勢力と結びついて民主党打倒に向けて動き出してもらわないと筋が通らないと思います。
それだと、中国が「なら石油の代金払うから掘らせろ。共同開発ならいいだろ?」と言ったときに、日本が抵抗できるロジックを失ってしまうのです。
なぜなら、それは正当なビジネスだからです。
かつて、福田政権は故・中川昭一氏が守ろうとした東シナ海ガス田交渉で、中国に対し、不当に大幅譲歩しました。
日本は中国に敗北したのです。
====================
◎日本は共同開発で得たガスを、日本まで運ぶ手段が無い。
◎その結果、採掘実績のある中国に格安で買ってもらうことになる。
◎中国は共同開発という口実で日本から金を取り、さらにガスもわずかな金で100%自分の物に出来る。
★これは日本外交の敗北だ。
====================
しかし、日本の領土を守るのにビジネスは関係ありません。
「日本の領土だから守る」
「日本人の子孫のために守る」
それ以外の理由は必要ないのです。
石油やメタンハイドレートが出るから中国が尖閣諸島を狙っている。
それは確かに事実です。
しかし、それは「石油やメタンハイドレートの問題さえ解決すれば尖閣諸島を中国にあげてもいい」ということではありません。
日本人は戦後、ビジネスなら何でもいい、ビジネスなら仕方がないという考え方を身に付けました。
この考えが政権や企業、教育の腐敗を招き、東シナ海ガス田交渉における敗北の原因となり、様々な長所を持っているにもかかわらず諸外国のカモにされ続けるという現在の状況を作り出しているのです。
私たちは、つらくともしっかりと敗北を反省しなければなりません。
旧姓を名乗ってたら実家のお墓でしょうか? 長男の嫁の立場で、夫側のお墓に入れない、でも自分の息子は夫側のお墓に入る? ちょっと考えただけでも気持ち悪い法案です。
ちなみに私の友人は40前に結婚したのですが「やっと苗字が変わった」と大喜びしました。
日弁連とかペンクラブってばりばり左翼だぞ。
他にまともな団体はないのか?
北朝鮮の韓国砲撃時にしても、韓国在留日本人(ビジネスマン)2万8千人の生命身体財産を守らなければならないのですが、現行の自衛隊法で可能な避難支援は、韓国の空港まで『自力』で避難してきた日本人を自衛隊機に乗せて帰ることだけです。
(またイラン・イラク戦争でトルコ民間航空機が日本人を救うみたいな事はやめてよ)
自民党は【自衛隊法一部改正案】【在外邦人の避難】を通常国会に6月から提案し提出しました。
”これは、在外邦人が空港まで移動する陸路においても【自衛隊が警護できるようにする内容の法律案】です。”
未だ委員会審議は行われていません。管政権&左ときたら、まったく国外でも国内でも・・・
くそっ〜負けてたまるかっ!がんばろうぜっ日本人!
大杉蓮が扮する陸奥宗光翁が「外交は強力な軍事力があってこそ成り立つのです!」と熱く語っていました。
このセリフをNHKが言わせているというだけで、
熱い魂のようなものがこみ上げてきます。
是非、見てみて下さいませ。
生駒市の件、心配ですね。
唐突と思われるかもしれませんが、ぼやきくっくりさんは来年4月の生駒市市議会議員に立候補する気持ちはありませんか。
応援する人がきっといるとおもうのですが。
国家を構成する要件は、ご案内かと存じますが、一定の領土、そこに定住する国民、そしてそれらを有効に支配、統治する政府ですが、今の日本はこれらの全てがなんかあやふやな感じがしませんか?
領土はどこまでが自分の国なのか主張できない、国民も自分がどこの国の国民なのかいまいち分っていない、政府は「君臨(存在)すれども統治せず」状態ですからね。(来年の予算は組めるのか大いに疑問です。)
因みに在外邦人の避難ですが、最大の問題は、韓国軍、米軍との平時からの調整でしょうね。戦時には北上する軍隊用の道路と、南下する避難民用に道路が分けられ、厳密な交通統制が行われますから、自衛隊、或いは日本政府はその情報を事前に入手せねばなりません。
また、米軍と韓国軍の図上演習等にシナリオの一部として組み込んでもらい、外務省、自衛隊はオブザーバーを派遣するくらいで無いと、実効性は担保が困難かと。
同感です。政府の情報基準・実施手順に危うさを感じます。
国力は?軍事力?経済力?金融・通貨力?価値・文化が物を言います。(日本は世界に比べると?が強くは無いので、平時からの米軍etcの調整が必要かと)
今、韓国はデフコン(Defense Readiness Condition)レベル2
日本の国土は世界第61位、経済的排他地域を含めば世界第4位に(日本の最南端・沖ノ鳥島も東京都小笠原に所属する事なども国民は知っておかないとですね。)
周辺3万5千km了解12海里排他200Km《計212K》480万k?をたった1万2,000人で旧装備艦で守ってくれている海保に感謝!
3D立体的に見れば、海溝〜山脈決して小さな島国ではないと思うんです。海洋地下資源も豊富ですし
保守@沖縄さんのTwitterで海保さんの言葉:海保と海事の違いって何ですか?『外国が海から攻めて来た時に、盾になって真っ先に殺されるのが海保、それから出て来るのが海自』
<MJさん
申し訳ない。私も『坂の上の雲』見続けていますがNHK酷すぎます。
☆文芸春秋12月臨時増刊http://www.bunshun.co.jp/mag/extra/sakanoue/index.htm『坂の上の雲』日本人の奇跡・完全保存
版
☆歴史街道『日露開戦』1月号
おススメです。(イラスト&写真&地図)
?は数字の1、2、3、4です。
面目無いごめんちゃいm( __ __ )m
一連のニュースから浮かび上がってくる彼の姿は、職務に忠実で与えられた任務に対し誇りをもって遂行する保安官の鑑を印象付けるものでした。
改めて言うまでもなく、海上保安官の職務は「命懸け」です。
恐らく、彼はこの「命懸け」の職務に誇りを持ち、場合によっては死ぬかもしれない恐怖よりも国家国民への揺ぎ無き忠誠の方が勝っていたのでしょう。
その彼にとって、民主党政府による尖閣ビデオ隠蔽は、自身の保安官としての職務をないがしろにされたばかりでなく、仲間全体に対する侮辱以外の何物でもなかったのではないでしょうか。
命すら懸けるのですから、その職を懸ける人物が出てきても何ら不思議ではない事を、民主党が充分に予見出来なかったのも無理はないでしょう。
何故なら、今の民主党幹部や閣僚には「命を懸ける」という意味が、誇りが、全く理解出来ていない。
ビデオ公開を予見出来なかったからこそ、報道を見て慌てふためき「犯人探し」に躍起となりましたが、「情報流出」がそれほど問題なら「公安に協力する外国人の個人情報流出問題」の方が何百倍も深刻かつ悪質です。
公安への協力者には、文字通り「命懸け」の方もいるはず。
その情報流出により、協力者の身辺に危険が迫る可能性は、流出直後から指摘され続けてきましたが、それを放置して「尖閣ビデオを公開した『犯人』探し」に没頭した一連の経緯こそ、今の民主党政権の本質を如実に語っていると言えましょう。
ふと、思いましたが、中国で民主化活動をされている方々には、もしかしたら「命を懸ける最高の価値」が共感出来るかも知れませんね。
(確たる根拠はありませんが)
僕は、死ぬのがわかっていることを忘れてしまっているのが今の日本人だと思います。百歩譲って教えてもらえなかった人が多くいるのが現代社会だと思います。
その考えないという点においては西部さんも同類だと思うし、教えなかったことについては無自覚すぎると思うし、言葉にこだわるあまりの頭でっかちな論を吹聴して世間に毒を撒かない方がいいと思います。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101206ddm001010147000c.html
>「今日、釈放されます」。臨時国会召集を1週間後に控えた9月24日午前、仙谷由人官房長官から在日中国大使館の孔鉉佑公使に電話で連絡が入った。
>当時の政府の説明では、仙谷氏は官邸で柳田稔法相(当時)と協議中の午後0時半、法務省から連絡を受けた滝野欣弥官房副長官から検察の釈放判断を知らされたことになっていた。官邸は「検察判断」を強調していたが、実際には周到に仕組まれた政治判断だったことが、複数の関係者の証言から次第に明らかになってきた。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101206ddm003010175000c.html
>それでも大連立の観測が消えないのは、重要課題に答えを出せない政治の閉塞(へいそく)感からだ。07年に福田康夫首相と小沢氏による大連立構想を仲介した渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長は最近、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表に「2年間、大連立を組むべきだ」と持ちかけたとされる。
民主擁護発言を繰り返して、たち日支持者からも非難を浴びている与謝野さんですが、これからどうするんでしょうね。
西部さんは駆け出しの頃、三島に評価され彼も三島に対して決して浅くない思いを持っています。
彼が書いた三島の死に対するエッセイを読めばそれが容易にわかるでしょう。
ついでに葉隠には、そういう命をかけてまで打ち込むものがないなら、生きればいいとも書いてます。もう一つ、作者の山本常朝はだらけた当時の武士の現状を憂いて葉隠を書いたのです。
西部さんは時に過激でよく批判されますが、皆彼の一部分だけ取り上げてるだけに過ぎないと思います。そんなところはちょっと三島的ですね。
>>ばりばり左翼だぞ。
>>他にまともな団体はないのか?
一般論としては正しいです。
特に、「右翼」の都知事の政策だから反対声明を出したというのが、最大の動機でしょう。
映画「靖国」への補助金問題や「日教組の宿泊キャンセル事件」などを
思想・信条・集会・結社の自由という「基本的人権」の侵害
と高らかに抗議声明を出しながら、田母神氏への広島市長の「言論弾圧」事件については
完全無視
という、左への人権侵害は問題にして、右への人権侵害は不問に付す
という、法律と人権の名を借りた(現代日本最強の)左翼活動団体であることは間違いありません。
(詳しくは、平凡社新書の「こんな日弁連に誰がした」をお読み下さい。日弁連、あるいは弁護士界が左翼(サヨク)イデオロギーにどれだけ毒されているか、現役の弁護士が赤裸々に語っています)
ただし、ペンクラブは自身の生活がかかっていますし、日弁連は憲法原理主義にのっとれば
国家権力からの自由こそが人権保障
であると信じている団体ですので、こういう声明を出すのは間違ってはいません。
おっしゃる通りです。「人権、人権」と騒ぎ立てている人たちの言う「人権」は小泉首相のおっしゃった「奴隷」に向かう人権−「目くらまし」だということに気がつかないといけません。