松岡農水相が自殺
■疑惑の中、松岡農相自殺 林道談合・ナントカ還元水…（産経5/28）
戦後、現職閣僚が自殺を図った例はなかったそうです。
皆さんご存知のように、以前から「政治とカネの問題」であれこれ言われてきた人で、特に「ナントカ還元水」発言以降、野党やマスコミから集中非難を浴びてきたわけですが、それも「法に基づいて適正に処理している」と繰り返してかわし続けていたし、とても自殺するようなタイプの人には見えなかったんですけどね。
ただ、三宅久之さんが言われてたのは、「松岡さんは強面だけど、実は神経は繊細な人。昔、自殺した中川一郎さん（中川昭一さんの父）もそういう人だった」（「ザ・ワイド」）。
宮崎哲弥さんも、「亡くなった人にこんなこと言うのは失礼だけど、暗い人」（「ムーブ！」）。
自殺の動機については、「緑資源機構」をめぐる官製談合事件（献金問題）が引き金になったのでは？という見方が今のところは一般的のようです。松岡さん、「ナントカ還元水」とは違って、この件に関しては弱気な発言をしていたとか。
コメンテーターの多くが、「緑資源機構」事件で検察が動いてたんじゃないか？とも言ってますが、検察側は「松岡大臣の捜査はしていない」と否定しているようです。……ほんとのところはわかりませんが。
とにかくこれら一連の流れの中で、野党及び与党の一部からの批判と、自分を庇う安倍総理との板挟み状態で、ご本人は相当悩んでいたんじゃないか？と。今のところそういう報道になってますね。
安倍総理宛や国民宛など、遺書が何通か残されているようですが、中身がどの程度まで公表されるのかわかりませんし、たとえ公表されてもご本人の本当の気持ちが書かれてあるのかどうか。
（これまでの報道によれば、「迷惑かけて申し訳ない」程度のことしか書かれてないらしい）
自殺の真の動機が明らかにされる日は来るのでしょうか？
いずれにしても、安倍政権にとっては相当痛いでしょうね。
早くも野党や反安倍メディアは「安倍総理の任命責任だ」と批判しています。
「安倍さんが大臣を辞めさせなかったから追いつめられて自殺した」てなことを言ってたコメンテーターもいました。
自分たち（マスコミ）もまた松岡さんを追いつめた一員だ、という発想は全くないようです。
確かに松岡さんが追及されるのは当然だったし、安倍さんの任命責任も免れないのでしょうが、野党もメディアも人の死を（しかも亡くなった当日に）ここぞとばかりに安倍批判に利用してるような印象が否めず、何だかなぁと思います。
とにかく何かと評判の悪い松岡さんですが、最後に良いことも書いておきます。
“松岡農水相”の業績として、安倍さんは「中国へのコメの輸出に道を開いてくれた」とコメントしてましたが、最近はこういう業績もありました。
地元でしか報道されてないみたいですが。
・ 山陰沖に国直轄魚礁設置（山陰中央新報5/23）
松岡さんのご冥福をお祈りいたします。
■「お気楽くっくり」更新済
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松岡利勝農相（６２）＝自民、熊本３区＝が２８日午後０時２０分ごろ、東京都港区赤坂の議員宿舎で首つり自殺を図り、病院に搬送されたが午後２時、死亡が確認された。松岡農相は、資金管理団体が光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら、１７年までの５年間で約２８８０万円を計上していたことが判明し、さらに独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で業務を受注していた業者も参加する業界団体の政治団体「特森懇話会」からの献金が国会で問題になった。
同署の調べでは、同日午前１０時ごろ、秘書が松岡農相と会った後、宿舎から出てこなかったため不審に思い、正午ごろ室内に入ったところ、リビングのドアの上のちょうつがいに布製のひもをくくりつけて首をつっているのを見つけた。
農水省によると、松岡農相は２８日は登庁予定はなかった。
松岡農相は昭和２０年、熊本県阿蘇町（現阿蘇市）生まれ。地元の県立高校を卒業後、鳥取大農学部に入学、４４年に農林水産省に入り、６１年に林野庁広報官になった後、６３年に退職、平成２年衆院選に立候補し初当選。１８年、安倍晋三内閣誕生で、農相として初入閣した。
松岡農相をめぐっては、資金管理団体が光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら、１７年までの５年間で約２８８０万円を計上していたことが判明。野党の追及などに、農相は「法律にのっとり適切に報告している」と詳細な説明を拒み、「水道には『ナントカ還元水』といったようなものを付けている」との答弁もした。
これに対し、与党の一部からも松岡氏に説明責任を果たすよう求める声が出ていた。
緑資源機構の官製談合事件では、事件の舞台となった林道整備調査業務の受注業者や林道関連団体などから、林野庁出身の松岡利勝農水相への献金が目立っていた。
公正取引委員会が独禁法違反容疑で強制調査した３公益法人や民間コンサルタント会社、公益法人の役員を務める林野庁ＯＢ４人から、平成８年からの１０年間で計約８５０万円の献金を受けていた。また、受注業者で組織する任意団体「特定森林地域協議会」の政治団体「特森懇話会」など林道関係の９団体からは、この１０年間に計約１億３０００万円を受けていた。
東京地検特捜部が新たに捜査を始めた同機構発注の中山間地域事業で、松岡農水相の有力支援者が「談合調整役」だった疑いが強いことが判明している。この支援者は平成１８年度に同事業２件（計２億９１００万円）を受注する一方、松岡農水相に８年から１０年間で計約１６００万円を献金している。
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自分たち（マスコミ）もまた松岡さんを追いつめた一員だ、という発想は全くないようです。
確かに松岡さんが追及されるのは当然だったし、安倍さんの任命責任も免れないのでしょうが、野党もメディアも人の死を（しかも亡くなった当日に）ここぞとばかりに安倍批判に利用してるような印象が否めず、何だかなぁと思います。
とにかく何かと評判の悪い松岡さんですが、最後に良いことも書いておきます。
“松岡農水相”の業績として、安倍さんは「中国へのコメの輸出に道を開いてくれた」とコメントしてましたが、最近はこういう業績もありました。
地元でしか報道されてないみたいですが。
・ 山陰沖に国直轄魚礁設置（山陰中央新報5/23）
松岡利勝農林水産相は二十二日の参院農林水産委員会で、二〇〇八年度に設置を目指す国直轄の大型魚礁の場所について、山陰沖の排他的経済水域（ＥＥＺ）とする方針を正式に表明した。
同魚礁は、竹島周辺を含む日韓暫定漁業水域が、事実上韓国漁船に独占されていることへの対策の一環。国が関係法を改正して、直轄事業として設置する。
松岡農相は「兵庫、鳥取、島根三県の沖合で第一号の魚礁を設置する」と明言。今後、海底の地形を把握するための測量を実施して、具体的な設置場所を決める考えを示した。
（以下略）
松岡さんのご冥福をお祈りいたします。
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Comments
同じ様なことを考えていたので、トラバさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。。
なんでも日本が悪いというのと同じですね。
自分らがやっといて、ぬけぬけとこういうことを言うマスコミの人らって恥知らずです。
自分も一報を聞いたときはとても驚きました。ご冥福をお祈りしたいと思います。
確かに報道の内容を見ると変でしたね。政治と金の問題だけだと同じ様に責めるべき人は野党にもいたはずですが。人によって責める責めないを区別する事は最低だしそれを差別というのです。
あと今日一番ショックだったのはZARDの坂井泉水さんが亡くなられた事でした。体が悪いなんて全然知りませんでした。天国でゆっくりして下さい。ご冥福をお祈りします。
野党やマスゴミが大臣の疑惑を追及するとかありえないっす
「傷付くかも」「自殺するかも」って配慮しないとダメですよね
閣僚への批判は今後一切禁止にしましょうや
取り急ぎ、shirasetaiさん：
トラバが受信できていないようです。
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これだけは言えます。
自殺した松岡農水相より事故死したＺＡＲＤ坂井泉水に
同情の声が集まるのは当然だ。
２ちゃんねら〜も呆れた様子で確かに松岡農水相の
自殺批判の声も有りますが、マスゴミ批判も
しっかり為されてる様です。野党への批判も。
特に朝日新聞辺りが大はしゃぎしてる様ですが
残念ながら糠喜びに終わることでしょうなあ┐(´ー`)┌
こういう場合、どんな政敵でも、まずお悔やみの言葉を言うのが人間としての最低限の礼儀。
さすが、「人命軽視政党」の党首。
すみません。
トラバがうまくいかないので自分のブログを名前にリンクさせていただきます。
ヤフーの知恵袋を見ていて
松岡大臣の死を悼む声よりも「死んで当然」「死ぬのは馬鹿」生死が不明な時期に「死んで欲しい」etc・・・
別に嫌いな人間が死んだら手のひらを返したように褒めろなどというつもりはありませんが、
松岡氏の後ろには親がいて、妻子がいて孫も親類縁者もいるでしょう。そういう方々への配慮というか惻隠の情はどこへやら、いつから日本人は特アの如く死者につばを吐きかけるような人間になったのか、ネット上とはいえ気分が悪くなりました。
福島瑞穂は別の局のコメントではお悔やみの言葉は言っていましたよ。
しかし、なんというのか実際は自分達が追い詰めた部分もあるという後ろめたさもあるはずなのに、まったく心のこもらないコメントは見ていて不愉快でした。本当にこの女の平板なしゃべりだけは昔っから虫が好きません。
全て拝読しておりますが、いつもピンポイント・レスで申し訳ありません<(_ _)>
社民党の福島も、共産党の市田も、まずは「お悔やみ申し上げます」とは言ってましたが、すぐに「安倍総理の責任を……」てな感じで政権批判へつなげていて、福島なんか笑みさえ浮かべていたので、何じゃこいつは！と思いましたよ(T^T)。民主の鳩山氏や国民新党の亀井氏は少なくとも表情はずっと沈痛な感じだったので、まだマシだったなと。国民はこういう微妙なところも見てると思います。社民党・共産党、あんたら注意した方がいいよ！と。
「政治とカネ」の問題というのは、そういった疑惑が出るたびに争点になって一時的には盛り上がるのですが、結局いつも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といった状況で、本質的な改善策まで行き着かないですし。
マスコミや野党もこれで尻込みしちゃいそうな気がするんですよね。まだのうのうと暮らしてる関係者だっているんだろうから、この際徹底的に追求して欲しい。
実際、アメリカの牛肉圧力にも屈せず「攻めの農業」政策を取ってきたのですから・・・
惜しむらくは現在の国民はクリーンな政治家を求めている事です
（能無しが大臣であるよりずっと国益に資すると思いますが）
ご冥福を祈ります
命が失われたのにそんな言い方はないでしょう。無責任だと言われれば、確かにそれはそうかもしれませんがそこまで追い詰めたものは何なのか、マスコミや野党にも責任は全くないと言えるのか、
自殺の責任を安倍さんに被せるのは筋違いではないのか・・・。（任命責任はあると思いますし、
本人もそう認めています）
小沢一郎への追求が緩いのは
何故なのか・・・？
本当のもっと大きな悪が
見逃されてしまわない事を願います。
松岡さんのご冥福をお祈りいたします。
こういう人がいたと言うよりは各紙、各局ほとんどそうでしたね。
確かに、これで捜査が止まってはいけないけれど、犯人と思われる人が二人とも亡くなってるのでどうしようもないでしょうね。
殆どの人は、なんとか還元水よりも総連献金と大量の土地が気になるのですがね〜民主に非難する資格なし。
さて、松岡大臣の国民宛への遺書が全文公表されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000046-mai-soci
◇国民の皆様 後援会の皆様
私自身の不明、不徳の為（ため）、お騒がせ致しましたこと、ご迷惑をおかけ致しましたこと、衷心からお詫（わ）び申し上げます。
自分の身命を持って責任とお詫びに代えさせていただきます。
なにとぞお許し下さいませ。
残された者達には、皆様方のお情けを賜りますようお願い申し上げます。
安倍総理 日本国万歳
平成１９年５月２８日 松岡利勝
◇（発見者のために書かれたとみられるもの）
家族への手紙は、女房が分かるところにありますので、ぜひ探さないで下さい。
女房が来るまでは、どこにも触れないで下さい。
>自分たち（マスコミ）もまた松岡さんを追いつめた一員だ、という発想は全くないようです。
確かに松岡さんが追及されるのは当然だったし、安倍さんの任命責任も免れないのでしょうが、野党もメディアも人の死を（しかも亡くなった当日に）ここぞとばかりに安倍批判に利用してるような印象が否めず、何だかなぁと思います。
くっくりさんの切り口、とても感のツボにはまります。その通りですよね！私も報道聞いてて、何だかなぁと思ってたんです。
闇献金や談合を野放しにしないためマスコミの睨みは大事だとは思います。が、一斉に叩くとか弱い者を餌食にするような取材ではなく、もっといい仕事をして欲しい！ここぞとばかりに同じ映像何回も流し、まさに違う目的（安倍批判）に利用しているんですよね、そういうの抜きの報道になって欲しいわ。（でもＮ＊Ｋは物足りないしな〜）
山陰沖に国直轄魚礁設置（山陰中央新報5/23） の記事紹介、ありがとうございます。松岡大臣派なわけではないですが、こんな切り口のニュース番組があったらいいと思います。そういうニュースが聞きたい。
とにかく、膿が見え隠れしているのに出ないのがもどかしいんですよね。
ご家族のお嘆きは、いかばかりかと・・・。マスコミの方々には、取材と称してご遺族をいじめることのなきようお願いしたいものです。
今回の松岡氏の死と事件の真相解明は別問題 と思いますが、マスコミには・・・いえ、マスコミに限らず、「報道の自由」「知る権利」なんて言葉より、「人の心の痛み」こそ知ってほしいと思います。
これ以上マスコミと政治家に失望したくありません。
正直、「安倍批判」に利用している態度については批判もありうると思います（正直、私自身は安倍首相の責任も思いと思っていますが）。
しかし、同様に「追求しことによる責任はどう取るんだ！」と言うのは人の死を利用した、単なる子供の論理にしか思えません。第一、私は主原因とされている緑資源にの件について、マスコミがそこまで過剰報道していたとも思えません。
むしろこの件で萎縮するようなメディアでは「頼りないな」と思ってしまいます。
むしろ、自分の心に人の死を「マスコミを批判するため」に利用している部分がないかを確かめてみるのも意味のないことではないのではないでしょうか？
「政治家の進退は自ら決するべき」と言いながら、「早く首相が辞めさせれば…」などと言うマスコミのダブスタには呆れます。
あと福島党首、流石、帰化人（趙何某）言われるだけあって、死者への寛容性が無い態度に呆れました。
「悪い人」→「死んでも悪人」の宗教的寛容性の無い儒教が根底に在るのでしょう…
このような態度に多くの人は、「日本人か？」→「人間か？」と違和感を感じた方が多かったのでしょう