青山繁晴×横田拓也 米朝首脳会談終了で北朝鮮と拉致問題の今後は…「飯田浩司のOK!Cozy Up!」
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■6/14放送 ニッポン放送「飯田浩二のOK!Cozy UP!」
[番組公式アカウントから画像拝借しました]
青山さんがレギュラーで参加されている「虎ノ門ニュース」月曜版、今週は米朝首脳会談の前日(6月11日)だったんですよね。
米朝首脳会談の中身等々について解説が聞けるのは6日後…、って、それまで待てない!
…と思っていたところ、幸いなことに、米朝首脳会談から2日後の本日、ニッポン放送「飯田浩二のOK!Cozy UP!」に参加され、解説を聞くことができましたので、文字に起こしておきます。
番組は6時〜8時までで、青山さんは7時少し前〜8時まで参加されました。
間に天気予報や交通情報や鈴木杏樹さんのコーナー、あとCMも入ってるので、実質、40分間ぐらいでしょうか?
それにしても、いや〜、飯田浩司さんとの共演、久しぶりですね。
「ザ・ボイス そこまで言うか!」が帰ってきたみたい(^▽^)
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■6/14放送 ニッポン放送「飯田浩二のOK!Cozy UP!」
[番組公式アカウントから画像拝借しました]
青山さんがレギュラーで参加されている「虎ノ門ニュース」月曜版、今週は米朝首脳会談の前日(6月11日)だったんですよね。
米朝首脳会談の中身等々について解説が聞けるのは6日後…、って、それまで待てない!
…と思っていたところ、幸いなことに、米朝首脳会談から2日後の本日、ニッポン放送「飯田浩二のOK!Cozy UP!」に参加され、解説を聞くことができましたので、文字に起こしておきます。
番組は6時〜8時までで、青山さんは7時少し前〜8時まで参加されました。
間に天気予報や交通情報や鈴木杏樹さんのコーナー、あとCMも入ってるので、実質、40分間ぐらいでしょうか?
それにしても、いや〜、飯田浩司さんとの共演、久しぶりですね。
「ザ・ボイス そこまで言うか!」が帰ってきたみたい(^▽^)
※元音声はこちら。
※「あの」「えー」などの間投詞、細かい相づち、本筋に関係ない雑談部分等は省かせてもらってます。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
(6時55分過ぎ)
飯田浩司
「さあ、この後7時からはコメンテーターの方々とニュースを掘り下げていくという時間帯です。今朝は自民党参院議員の青山繁晴さんにお越し頂きました。青山さんおはようございます」
青山繁晴
「7時だよー!あ、まだ早い(一同笑)。おはようございます。ほんと御無沙汰で」
飯田浩司
「いやいやすみません、本当ご無沙汰してしまって…」
青山繁晴
「こうちゃん、飯田こうちゃんはシンガポールから帰ったばっかりでしょ」
飯田浩司
「ああ、そうそう…、昨夜帰ってきました」
青山繁晴
「時差が1時間もあるし(一同笑)」
飯田浩司
「いや、青山さんに比べれば、もう、それこそねぇ。各地…、ブログを拝見してるとゴールデンウィークも、ハワイに行って太平洋軍の人たちと話をし、議論をしてきたと」
青山繁晴
「ま、最初テキサス行って、ハワイですから、アメリカの国内なのに時差は凄まじいんですよね」
飯田浩司
「広い国だっていうのを…、でも、もう寝る時間はほとんど、機内だって仕事してるわけですもんね」
青山繁晴
「ずっとです。いつもCAにね、同情されます。キャビンアテンダントに」
飯田浩司
「これ、まさにそのね、後ほど7時台に東アジアの地政学についても伺おうと思うんですけれども、米韓合同軍事演習もね、どうなるんだみたいな話で、ま、そこから、後ほど7時台にはじっくり話しようと思うんですが」
青山繁晴
「あれトランプさんは当然のことを言ったんですよ。何か今朝の朝日新聞の一面トップなんかに持ってきて大騒ぎしてますけど。はい、まあ、じゃあその話また後でします」
飯田浩司
「ええ、ええ、ええ。その辺ていうのも当然、ま、アメリカの軍事的、もういくつもいくつもシナリオを考えて、そこからこう取捨選択をするんだろうと思うんですけれども」
青山繁晴
「軍部は僕の知ってる限り、攻撃態勢変えてないですね」
飯田浩司
「ほう〜」
青山繁晴
「まあ、それは攻撃するって意味じゃなくて、トランプさんがこんなに、つまり大統領閣下がこんなに融和的になったんならば、自分たちの役割はその陰でプレッシャーを強めること、圧力を強めることだと」
飯田浩司
「ああ〜、やっぱりそういうところはこう、後詰めというか、やるんですよね」
青山繁晴
「その通りです」
飯田浩司
「これはでも、他の国々どこでもそう考えるもんですよね」
青山繁晴
「そうです、はい。日本以外の国際政治の常道ですよね」
飯田浩司
「本当にこの、融和となれば融和一辺倒になってしまうっていうのは、この国だけ」
青山繁晴
「はい、そうです」
飯田浩司
「まあそのあたり7時台でじっくりと…」
青山繁晴
「敗戦後の日本だけなんです」
飯田浩司
「あ、敗戦後の、そうですよね」
青山繁晴
「だから、まだたった70年ちょっとですよね」
飯田浩司
「今からでも十分変えられる」
青山繁晴
「はい、変えられます」
飯田浩司
「はい。間もなく7時になります」
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(7時過ぎ)
飯田浩司
「7時台はコメンテーターの方々とニュースを掘り下げていく時間帯です。今日のコメンテーター、自民党参院議員の青山繁晴さんです。おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
飯田浩司
「青山さんにはこの後、番組エンディングまでじっくりとお付き合いいただきます。それでは最初のニュース参りましょう。こちらです。
【日朝首脳会談へ本格調整 8月・9月案浮上】
『安倍総理大臣と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による首脳会談実現に向け、日朝両政府関係者が複数回にわたって水面下で交渉を行っていたことがわかりました。日本人拉致問題の解決などについての事前交渉と見られます』
さあ、今日の産経とそして読売が一面トップでこれを伝えています。読売は具体的な時期の話、8月、9月というところまで書いてますが、さあ青山さん、これは実現の方向に行く…?」
青山繁晴
「実現の方向っていうのはまだ言うの早いですけど、いま飯田アナがおっしゃった通り、日朝の水面下交渉で、日本側が、ま、ひとつ、9月にロシアのウラジオストックで開かれる東方経済フォーラムに金正恩委員長が、少なくとも出ること検討してると、日本の情報機関も掴んで、それで、ま、最低限そこではと、いうことは匂わせてるんですね、日本側が。でも実はそれだと例えば、事実上、自由民主党の総裁選とほぼぶつかるような形になるんで」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「ま、国会も延長するにしても、まだ決まってませんけど仮に延長するにしても、7月上旬までぐらいですから、だからまあ7月半ばから8月いっぱいぐらいまでなんですが、7月に総理のまた海外出張があるんで、フランスに行かれますから、だからそのフランスなどに行かれますから、そうすると消去法で8月かと、いうことになるんですよね」
飯田浩司
「うーん、うん…」
青山繁晴
「だから、ま、9月のそのウラジオストクの会合をいわば保険、保険といってもまだ金正恩委員長、本当に来るかどうかわかんないですけど、いちおうそれ保険として8月のどこかでと。但し8月15日は日本にいなきゃいけないですから総理は」
飯田浩司
「そうですね、当然。でも8月に、ま、8月にっていうことになると、平壌じゃないかということを読売は書いてるわけですけれども」
青山繁晴
「但しですね、これはもう絶対の条件があって、ま、はっきり言うと、米朝の失敗を繰り返さないっていうこともあるんですよ」
飯田浩司
「米朝の失敗」
青山繁晴
「これは、僕、すみません、いまオールドメディアと呼んでるんですけど、オールドメディアの報道でも、やっぱりアメリカの準備期間は短すぎたというのはあって、で、その失敗をくり返したくないので、日朝の水面下協議で、拉致被害者の救出について、北朝鮮が一定以上の歩み寄りをしない限りは、首脳会談やらないです」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「ましてや安倍総理が、小泉総理以来の平壌訪問をなさることはないです。で、その歩み寄りというのは、しかしハードルを高くしてるわけじゃなくてですね、要はずっと喉に刺さってる骨が何本もあって、その一本は、再調査やるって北朝鮮は言ったわけですよね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「するとまあ例によって、約束して約束を実行してないわけですけど、その再調査をやっぱりやりますでは全く駄目で、そうじゃなくて、これは日本の警察官も含めた、警察ってもうはっきり言うと拉致事件に関わってるとあんまり出世しないんですけど」
飯田浩司
「ああ〜」
青山繁晴
「それは日本の現実なんですけど、でも自分の保身を捨てて、出世も捨ててずっとやってきた警察官の方いらっしゃいますから。そういう事情をよく分かってる人も入れて、日本側の代表団を派遣して、合同調査ということが、ま、事実上の条件になりますね」
飯田浩司
「うーん、それができない限りは」
青山繁晴
「ですね。それは僕の個人的意見としてもそうですが、まあ、実はその米朝会談の残したものの大きなものの一つは、実は金正恩委員長が中国が長年勧めて、勧めてって recommend ですね、こうやったらどうですかって言ってきた、改革開放政策をやろうとしてる気配がはっきりしたんです。これお父さんと全然違うんですね」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「金正日総書記はそれ中国に言われても、それやると北朝鮮では独裁は壊れるから、嫌だ嫌だとおっしゃっていたのを、逆に金正恩委員長はそれを、やりたい気配なんですよ」
飯田浩司
「はあー」
青山繁晴
「ということはその時に日本のアシストがないと、韓国のアシストじゃ全くできませんから、強い円のアシストが必要なんで。だからそこまで降りてくる可能性はあると、日本が見てることもあります」
飯田浩司
「うん。さ、青山さんにはこの後もお付き合い頂きます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時11分過ぎ「お早う!ニュースネットワーク」)
飯田浩司
「今朝のコメンテーターは自民党参議院議員の青山繁晴さん。取り上げるニュースはこちらです。
【金委員長 米朝会談で拉致問題解決済みとの見解示さず】
『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が12日のトランプ大統領との会談の中で、日本人拉致問題について、従来の解決済みとの見解を示さなかったことがわかりました。安倍総理と昨日会談した自民党の萩生田光一幹事長代行が総理官邸で記者団に対し、明らかにしております』
まずはそのコメントをお聞きいただきます」
(音声)萩生田幹事長代行
『金委員長は今までこの問題は解決済みだということを公の席で言ってきましたけれども、そういう反応がなかったということは大きな前進だと思います。結果として、きのう(6月12日)総理は米朝首脳会談に続いて、自らが直接、北朝鮮の金委員長と会談をする用意がある旨、発言がありましたけれども、ま、これからは日本は前面に出てですね、この問題はしっかり解決に向けて努力をしていくんだと思ってます』
飯田浩司
「さあ、小泉訪朝より後の、先代の金正日総書記、そして今の金正恩委員長の、ま、公式見解が解決済みなんだと、いうことを言い続けてきたわけですけれども、青山さん、それを言わなかった?」
青山繁晴
「うん。いや、その意味はもちろん十二分にあるんです。但しね、その米朝会談で拉致事件を取り上げてもらうことが、すごく意義があるっていうのは、あくまでアメリカの軍事的圧力の下で、それを言ってもらうと、拉致被害者を返さないと北朝鮮が大変なことになると、いう意味合いだったんですよね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「皆さんもうご承知の通り、その米朝会談の結果として、拉致被害者の救出だけではなくて、非核化まで、曖昧なまま、事実上、アメリカ軍のプレッシャーをとりあえずは下げると、いう状態で日本が今、ニュースにあったとおり前面に出て、やるっていうのは、当然、国民の中から早くも、北朝鮮にどうして私たちの税金を使うのかと、いう声も出てますから」
飯田浩司
「ああー、はい」
青山繁晴
「だからまあ、四方八方難しいところで、交渉に安倍総理は出て行くんですけれども。交渉自体は、ま、水面下で始まってますけど、首脳レベルの交渉に入りつつあるというのは言えますね」
飯田浩司
「うーん。さあここでですね、拉致被害者家族会事務局長で、横田めぐみさんの弟でもいらっしゃいます、横田拓也さんにもスタジオに入っていただいております。横田さん、おはようございます」
横田拓也
「おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
横田拓也
「よろしくお願いします」
飯田浩司
「さあ、まずは米朝会談、ま、一連の会談と会見まで終わりましたけれども、率直なお気持ち、お聞かせ下さい」
横田拓也
「はい。まあ米朝、敵対視同士がですね、緊張緩和のステージを迎えた、そのこと自体はとっても評価していいんだと思いますが、ま、個人的な立場で言うと、もう少し会談の、その共同宣言の中に、CVIDへの言及ですとか、拉致問題・人権問題への言及というのが、あった方がよかったんじゃないかなっていうのは率直な気持ちです」
飯田浩司
「うーん。ま、人権問題については会見で聞かれてましたけれども、ね、拉致問題も提起はしたと。で、その反応についてっいうところはなかなかやっぱり、言えない部分が多いのか、トランプさんから明快なことはなかったですね」
横田拓也
「そうですね。まあ長い時間、二人の首脳が会話してたわけですから、ま、どこまで具体的に話をしてたかっていうのが、ま、これから出てくる情報の中で、正しく評価していく事柄なのかなというふうに考えています」
青山繁晴
「これ実際はね、金正恩委員長は要は何も言ってないわけですよ。拉致事件の解決、あるいは被害者、横田めぐみさんはじめ被害者の救出について。だから今まで言ってたけしからんことをね、解決済みって、ま、とんでもない話ですよね。横田めぐみさん、有本恵子ちゃん、田中実さん、みんな考えてもですね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「それを言わずにいたっていうだけで。で、但し、トランプ大統領はけっこう正確におっしゃったみたいで、その改革開放までは言ってないけども、あなたは要は、経済をどうにかしたいと思ってるらしいねと、それは日本の協力がないとできないよと。ね。で、そのためなら拉致事件解決しなきゃいけないよってことを言ってくれて。で、それに対して、安倍総理と話してもよいということは言った。でも、拉致事件について話すとは言ってないんですよ」
飯田浩司
「うーん。えー、今ですね、東京有楽町のスタジオが揺れを感じております。ニッポン放送の震度計では震度1を示しております(地震の情報。省略)。…さ、すみません、ちょっと話が途中に…」
青山繁晴
「いえ、大事なことですから」
飯田浩司
「えー、拉致問題について…」
青山繁晴
「だから何も言ってないのは事実だけども、今まで言ってたけしからん事を言わないことにも意味がありますから、はい」
横田拓也
「そうですね」
青山繁晴
「どうぞ、横田さん、はい」
横田拓也
「まあ本当にこれから、まあ米朝の会談が、まあ我々は表向きの情報しか分かってないわけですが、まあトランプ大統領が言っていたように来週以降に、ポンペオ長官ですとか、ボルトン補佐官と、ま、実務の協議が始まってくと。ま、そこでやはり正確な情報が見えてきて、正しい評価、もしくは北朝鮮の真意が見えてくるというふうに考えています」
飯田浩司
「うん。日本政府からこの間、何か説明があったりとか、そういったことはありましたでしょうか」
横田拓也
「今日の午後に、首相官邸の方に家族会が呼ばれていまして、そこで実際どのような話がアメリカから日本に対して伝えられたかということを、聞く予定になっています」
青山繁晴
「いや、そこでたぶん総理は、トランプさんから電話で直接聞いた話を、率直に、かなりありのままにお話しになると思います」
飯田浩司
「うーん。で、まあ、ニッポン放送では先ほど青山さん、少し話されてましたけれども、北朝鮮が、ま、改革開放のようなものに向かう時に、まあ、日本のこの経済面での協力ってものを期待をしていると」
青山繁晴
「えっとですね、ちっちゃいことのようで大きなことで、表に出てない話が一個あってですね。シンガポールでセントーサ島を場所に選んだじゃないですか」
飯田浩司
「そうですね、はい」
青山繁晴
「あれ実は最初に言ったのは北朝鮮なんですよ」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「シンガポールの繁華街じゃなくて、島でやりたいと。で、警備上の理由だけが報道されたけど、実はですね、金正恩委員長は、あそこのテーマパークに行きたいって言ったんですよ」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「遊園地とかテーマパークにね。で、金一族って好きですよね、東京ディズニーランドにこっそり偽のパスポートでお見えになったり。でも、子供っぽいなって、独裁者で困ったもんだって意味以外にですね、よく思い出していただくと、金正恩委員長は就任当初から、遊園地作って子供達を遊ばせたり。だからお父さんと違ってですね、もう少しみんなが喜べる国にしたいっていうね、だから中国風に言うと改革開放経済に関心があるんですよ。で、それはアメリカも情報キャッチしてて、で、テーマパーク行くのは結局警備上の理由でシンガポールも断って実現しませんでしたから、そこを踏まえてトランプさんは言ってるんで」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「だから米朝首脳会談としては、僕は失敗会談だったと思ってますが、ただトランプさんは思いつきでやってるわけじゃなくて、非常に正確なこともやってて。だから金正日総書記の時の経済支援だと、その独裁者の懐に入るだけですけど、金正恩委員長の場合は、国自体を変えようとしてる気配があるんで。そうすると例えば韓国が支援したぐらいだととても進まなくて、日本との協力が絶対的に必要になるって事を実は、米朝首脳会談でも金正恩委員長に分かるように話されてるわけですから。だからそういう意味では国民のお金を使ってけしからんっていうご意見もよく分かるけれども、拉致被害者の救出がまず第一ですから、その独裁者の懐にただ入っていくのとは意味が違って、北朝鮮にもひどい目に遭ってる国民はたくさんいらっしゃるわけですから、そこへの救いだと思うこともできますから。大きな転換が来てることは間違いなくて。あの小泉訪朝の時にたとえば横田めぐみさん取り返してたら、まだ30代ですから。で、今もう53歳になられましたけど、もう本当に最後のチャンスですよね」
横田拓也
「はい。まあ本当に、まあアメリカが、北朝鮮の具体的な成果が見えない限りは、制裁を緩めないっていうことも同時に言っているので、まあここを日本がうまく活用して、北朝鮮が拉致問題を含めた誠意を示さない限りですね、日本はお金を出せない、もしくは出さないんだということを、日本政府がもうこれからもずっとしっかり言い続けてもらうと、いうことが大事だと思います」
青山繁晴
「いや、拓也さんのおっしゃる通りですね。制裁解除してないですからね」
飯田浩司
「日本政府がそれをずっと言い続けるためには、やっぱり、こう、日本の国民も、後押しをするというか、許さんぞと、これ、言い続けていくのは、ね、やらなきゃいけないですね」
横田拓也
「そうですね。やはり会談自体がイベント事のように取り上げられているきらいがあるんですが、やはり北朝鮮がこれから何を言って、どのような具体的な行動をしていくかってことに注目をして、本当に彼らが真意で物事を語っているのかっていうことを厳しく、日本国民が正確に評価していくことが大事だという風に思っています」
飯田浩司
「さあ横田さん、このゾーンは全国ネットでお届けしています。全国の皆さんにちょっと伝えたいこと、訴えたいこと、お願いします」
横田拓也
「もう本当にうちの両親も含めて、残された待っている被害者家族っていうのが高齢で、明らかに時間がないっていうのが現実の厳しい内容です。まあここ、本当に一刻も早くですね、帰ってきて、国民の皆さんにも、本当に帰ってきたよって伝えることが我々の感謝の、お礼だと思ってますし、ま、ぜひ家族同士、私も含めて、姉を迎えて抱きしめてあげたい、その気持ちを皆さんも、これからも支持してもらえればありがたいと思っています」
飯田浩司
「さあ青山さん」
青山繁晴
「はい。拓也さんがね、制裁のことをおっしゃったのは非常に正確で。だから安倍総理は、習近平国家主席、中国の、に言わないといけないですよ。制裁緩めようとしてるのは、まず中国ですから」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「それやられるとですね、もうダダ漏れになっちゃうんで。そういう外交も必要です」
飯田浩司
「はい。えー、この時間、拉致被害者家族会事務局長の横田拓也さんにお越しいただきました。横田さん、ありがとうございました」
横田拓也
「ありがとうございました」
青山繁晴
「頑張りましょう」
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(7時27分「教えて!ニュースキーワード」)
※今後の国会対応について。書き起こし省略します。
※ポイントだけ言うと…
まだ決まってないが、国会延長するとしたら本当の狙いは公職選挙法の改正。
これをしないと、このまま来年夏の参院選に突っ込むか、国民への周知期間が1年未満になってしまう。
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(7時34分)
飯田浩司
「メール、ツイッター、頂いておりますが、千葉君津の『かっちん』さんから頂きました。青山さん、米朝首脳会談の後、中国はどう動くんでしょうかと。王毅外相のコメントがばかに早くてびっくりしたんですけれども。終わった直後に出ました」
青山繁晴
「ま、米朝首脳会談の唯一の勝者は中国だっていうのはもう世界の共通認識なってるんですけど」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「先ほど金正恩委員長の改革開放経済の意欲っていう話をしましたが、だからシンガポールのテーマパーク、ほんとは遊びたかったっていうのは、下見も兼ねてなんですよね」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「で、中国はこの米朝首脳会談のおかげで、分かる人には分かる、つまり、今の北朝鮮は先代と違って、中国のおすすめ通りに動く、そうなんだってこと知らしめたってのは最大の意義だと思ってるから、そこを一番やってくるんですよ。だから制裁解除にもうすでに動き始めてるのも、そういうことなんです。だからどんどんおやつ、ご飯を与えて、改革開放すれば、うまくいく。で、トランプさんが映像(註:首脳会談後の記者会見場で流れた4分間の映像。YouTubeにあります)で、ビルの映像を見せたりしたのとも一致する。ところがですね、これは金一族の独裁の崩壊にはやがてつながります」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「これ、金正日総書記が予感した通りであって、中国では中国共産党がむしろそれで生き延びたけど、逆に、北朝鮮は独裁の崩壊につながるから、非常に大きな変化が、今、いわば50年単位で起きようとしてるんですね」
飯田浩司
「ああー。資本の自由化、貧富の格差が広がって、そして資本が自由なら、政治の自由も当然求めてくると」
青山繁晴
「ええ。で、中国、政治の自由ないんですけれども、そこは中国と北朝鮮、事情が違うんですよね。でも中国はそこに間違いなく手を入れてきます」
飯田浩司
「ああー、あるほど」
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(7時43分。「ココだけニュース スクープUP!」)
飯田浩司
「それでは今日最後のニュースを、スクープUP!
【小野寺防衛大臣 米韓合同軍事演習の中止に懸念 「東アジアの安保に重要」と発言】
『小野寺防衛大臣は昨日、アメリカのトランプ大統領が米韓合同軍事演習の中止に言及したことについて、東アジアの安全保障環境に影響を及ぼすとして懸念を示しました。防衛省内で記者団に語ったものです』
ま、交渉がうまくいく場合はと、留保をつけておりましたがトランプ大統領、我々は演習をやめることになるという風に、会見の中で発言をしておりました。ま、これが東アジアの軍事バランス、地政学にどのような影響があるのか。でもトランプさんにとっては、選挙戦の時からまあ在韓米軍の扱いについてっていうのは、ま、引く形っていうのも言ってたわけですよね」
青山繁晴
「まずね、小野寺防衛大臣が、合衆国大統領に逆らって、このように言われたっていうのは僕は評価します」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「但しね、こういう発言ができるのは、ま、小野寺さんは歴代の防衛大臣と比べても、米軍の内情にかなり精通してる、珍しい日本の防衛大臣で。だから今日番組の中で申し上げた通り、アメリカ軍は攻撃態勢をちっとも緩めてなくて」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「実は言える範囲で言いますと、自衛隊のかなりの部分と、秘密協議も行ってるんですね」
飯田浩司
「ほぅ…」
青山繁晴
「もちろん日本は憲法と平和安全法制の完全な枠内ですけれども。だから、ま、その自衛隊との協議もあるから、秘密協議もあるから、小野寺さんはいわば安心してね、アメリカの中の特に米軍の意見を、いわば代弁することができるから、こうやっておっしゃってるわけです」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「但しですね、もう一点、もう一点の但しを言うとですね、これもさっきちらっと申したとおり、トランプさんがこういう発言なさるのは全く当然のことであって。影響ありますよ?影響あるんですけど、まず当然だっていうのを言わなきゃいけないっていうのは、米朝首脳会談の後の合意文書の中に、朝鮮半島の非核化というのがあるんですよね」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「これ、リスナー、意識が高いからご存知の方多いと思うんですが、北朝鮮の非核化っていうのと、朝鮮半島の非核化っていうのは、似て非なるっていうか、全く別物っていうか、真っ逆さま、逆なんですよね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「で、朝鮮半島の非核化っていうのは、お父さんの金正日総書記の時代から、ずっと言ってるわけですよ」
飯田浩司
「北朝鮮側はずっと言い続けている」
青山繁晴
「うん、それも初代の、金一族独裁の初代の、金日成国家主席の時からの遺訓だという言い方もずっとしてて。これは要は朝鮮半島全体っていうのは、潜在的な核戦力を持ってるアメリカ軍。で、今、韓国にもろに核戦力を配備してるわけじゃないけれども、好きなように、この核を積んでる艦船が、北朝鮮の目の前を遊弋してるじゃないかと、つまりうろうろしてるじゃないかと」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「いうことを踏まえて、これ全部引けと。で、近寄るなと。原子力潜水艦も空母もイージス艦も、もう全部近寄るなと。で、それできるんだったら、それやるんだったら、北朝鮮も考えてもいいと非核化を。こういう話なんですよね。で、それを合意文書に盛り込んだわけですよ。そうすると目の前に迫ってる8月、特に8月に、ま、大演習、米韓合同軍事演習をやるんですが、それはとりあえず中止すると。で、ポンペイオ、ま、日本風に言うと外務大臣ね、ま、国務長官が、トランプ政権の最初の任期のうち、つまりもう2年半しか、意外にもないんですけど、その間に決着させると、お尻を切ってみせたわけですから、だからその2年半の入口の、8月は、とりあえず中止だと、言ったにすぎないんですよ、これは」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「だから、小野寺大臣の反応は、僕は正しいし評価してますけど、でも、あくまでその程度のものなんです。だからこれを逆さまに言うと、2年半しかないと、言ってるわけですね、アメリカ側は。これ実務協議の段階ではそれやりますってことを、ポンペイオさんは、今、韓国にも日本にも、そして、今日中に中国に行って、王毅さんと会うと思いますが、王毅外務大臣と、それ全部言って回るわけですよ。2年半しかないですよと」
飯田浩司
「周りの各国に」
青山繁晴
「で、北朝鮮は10年20年と、いう頭でいるんですが、2年半だと。だから早く結果を出してこないと、一回だけ、8月の米韓合同軍事演習を中止しても、来年春にまたありますけれども予定では、それそこから再開するぞと言ってるんで。これだけに目を奪われるっていうのは、さっきも言った通り、朝日新聞含めて、ま、例によって騒ぎすぎなんですよ。本質的なところをもっと見ないと。だから長い目で見ると、実は米朝首脳会談で北朝鮮うまくやったように見えるけれども、改革開放経済を中国共産党はうまく使って、いわば独裁を維持してるけども、北朝鮮ではそれができないんですよ。それはもともとの政権の正統性が、金一族はなぜ独裁者でいられるのかって正統性が極めて弱いんですよ、北朝鮮は」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「でも中国はいちおう、実は戦争の勝者ではなかったけど第二次世界大戦の。最後まで日本軍は優勢だったんですよ中国大陸の。でも戦争終わった後の内戦で中国共産党は勝ったから、そういういわば政権の正統性があるんですけど、北朝鮮はそれが薄いから」
飯田浩司
「ああー、旧ソ連が持ってきた形じゃないかっていうね」
青山繁晴
「そうです、はい。金日成国家主席自体が、旧ソ連軍が持ってきたっていう説も有力なわけですからね。で、そうすると、実はまだ時間かかるけれども、ようやく東西冷戦がアジアでも終わるということにつながっていくんで、そうすると、冷戦が終わってしまうとですね、アジアのアメリカ軍って基本的に引いて行くんですよ」
飯田浩司
「うーん。何のためにいるかというところを…」
青山繁晴
「失われるから、理由が失われるんで。そうすると日本は自力でアジアの自由と民主主義を守らなきゃいけないし、で、目の前が拉致被害者の救出ですけれども、それに間に合わせようと憲法9条の改正を図ったけれども、それが暗黒国会で潰されたわけですよね。事実上、もう年内は難しいっていうか無理ですよね」
飯田浩司
「ああ…」
青山繁晴
「だからそういう状況ですから、そういう地政学のもう少し中長期的なことを考えると、まさしく私たちの、ぼくらの祖国の出番であって」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「これはむしろ今までのようなイデオロギー対立というか、もう本当に冷戦時代の再現のような対立国家にするんじゃなくて、話し合うべきは話し合う、連携すべきは与野党の垣根を越えて連携する、何でかというと、もう時代が進んでるんですから」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「これはいつも言われることだけれども、生物学で立証されてるのは、強い者が勝つんじゃなくて、これ有名な話ですけれども、変化に対応できる、進化できる者だけが生き延びてきたのが、この地球上の生命の姿なので。政治だって同じですからね」
飯田浩司
「これ、中長期的に考えて、ま、事実上の東西冷戦が最後終わると、朝鮮半島の形が変わっていくとなると、こう東アジア全体で考えると、中国の、こう膨張に対して、日本はどうしたって対峙する立場になりますよね」
青山繁晴
「なります」
飯田浩司
「そこのパワーバランスって、今まで三十八度線というものがありましたけど、これはやっぱり南に下がって対馬海峡まで来ると思った方がいいですか」
青山繁晴
「来ると思った方がいいんじゃなくて、来ます」
飯田浩司
「これはもう来る」
青山繁晴
「来ます」
飯田浩司
「ま、この文在寅政権、韓国がこの形である以上は…」
青山繁晴
「文在寅政権は北朝鮮と仲良いだけじゃなくて、中国に対しても唯々諾々なんですよ」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「で、それは長い朝鮮半島の歴史を考えるとやむを得ないところがあるんで。で、従って対馬海峡でですね、日中が向かい合う形、そこに尖閣諸島の問題もありますが、領土問題ありませんけれど、中国が手を伸ばそうとしてるのは事実ですから、戦争にならないために、不幸な歴史を起こさないために、引き起こさないためには、むしろ日本の憲法がちゃんと改正されて、ちゃんと対峙できる、自力で歩ける、拉致被害者が二度と出ない、なめられて、国民を奪われて30年40年50年ほっとくという国に二度とならないという決意が、もう一回言いますが与野党の垣根越えて必要なんですよ」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「はい。これはまず与野党の垣根越えるためには、まず有権者、主人公、日本の唯一の主人公のこのリスナーの皆さんが、そこを考えていただくのがどうしても必要です」
飯田浩司
「今日のここだけニューススクープアップ、東アジア、日本を取り巻く安全保障環境についてお話を頂きました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時52分「リスナーズオピニオン」)
飯田浩司
「7時台の前半、『ニュースネットワーク』のゾーンで拉致被害者家族会事務局長の横田拓也さんにもお越し頂きました。感想届いてます。Twitterです。odeco6さん。『横田さん、すごい。冷静だし客観的だし現実主義者。私たちも感心してるだけじゃダメだな。一致団結して拉致解決を厳しく言うべきだ』と。プリンセスダイアモンドさん。『横田さんには頭が下がります。当事者が冷静に分析されてる。我々も諦めない!』と、頂きました。ま、横田さん、努めて冷静にね、お話をしてくださいました。もちろん心の中にはいろんな思いがあると思うんですけれども」
青山繁晴
「横田拓也さんは、お姉さまが拉致された時に、9つだったそうですけれども、まあ、そのあとの人生ね、お父様お母様の苦しみだけじゃなくて、お姉ちゃんが突然ね、しかも優しいお姉ちゃんがいなくなるっていうことが、人生の真ん中にどーんとあるわけですから。でもそれで鍛えられて、このリスナーの方々がよくぞお気づきの通り、もうできるだけ、こう客観的に見ようとなってて、それも大きな枠から、細部に至るまでね、ご覧になってる。それはもう頼もしい限りでしたよね、今日」
飯田浩司
「うーん。有本恵子さんのお父様の有本明弘さんも、ものすごく、こう冷静に、リアリストとして見てらっしゃると。だから…」
青山繁晴
「有本明弘さんは、この米朝会談のこういう流れを、ま、唯一予言してた人だと僕は思いますよ」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「関西言葉が強いから、なかなか意が伝わらないんですけど、僕は神戸生まれなんで、それを翻訳するように努めてるんですけどね」
飯田浩司
「うーん(笑)」
青山繁晴
「でも本当に、日本人すごいなと思うんですよ。目の前の苦しみに負けないで、こう客観的に見ようとなさる努力はね、その世代の違う有本明弘さんからね、若い横田拓也さんまでみんな貫かれてるんですよね。でももう本当にいい加減にこの苦しみ終わらせないと、僕ら、同胞にどんな思いさせてるかっていうのですね、考えましょう」
飯田浩司
「たくさんのメール、ツイッター、頂きました。どうもありがとうございました」
青山繁晴・新行市佳(しんぎょういちか(アシスタント))
「ありがとうございました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(エンディング)
※書き起こし省略します。
※プレゼント当選者発表、次の番組の紹介。
※残り時間で、今日の青山さんの予定について。
部会の後は国会。文科部会。テーマは日本語の使い方だそう。
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____________________________内容紹介ここまで
青山さんが米朝首脳会談の当日(トランプ大統領の記者会見の前)にブログに書いておられたこと。
あくまで合意文書(共同声明)をめぐっての話です。
この件に関しては、今日の番組では特に触れられなかったようです。
公の放送では言えない、色んなことがあるんでしょうね。
時期が来たら、話してもらえるのでしょうか。
放送後〜夕方までの北朝鮮関連ニュースをいちおう紹介しておきます。
■日米韓外相会合 北朝鮮非核化に向け緊密に連携(NHK 2018年6月14日 13時16分)
■「キム委員長は日本との対話にオープン」トランプ氏伝える(NHK 2018年6月14日 11時58分)
■首相 拉致被害者の家族と面会 首脳会談模索の考え示す(NHK 2018年6月14日 14時23分)
■首相と面会の拉致被害者家族らが会見(NHK 2018年6月14日 14時50分)
安倍総理との面会後の会見で、横田拓也さんはこのように話しておられました(関西テレビ「報道ランナー」より)。
「(妥協して)日朝交渉するべきだとか、(北朝鮮への)融和論が高まるはずですと。そういうことがあってはならないんで、答えが見えるまで、解決の道筋が見えるまでは、簡単に動いてほしくないと、そういうことを安倍さんの方に、こちらからお願いいたしました」
【追記 6/14 19:30】
拓也さんの発言。
こちらは双子の哲也さんの発言。
お母様、横田早紀江さんの発言。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
義母がカートを盗まれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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青山繁晴さんの発言起こしの記事は原則としてコメント欄は閉じているのですが、今回は開放させていただきます。仲良く使って下さいね♪
※「あの」「えー」などの間投詞、細かい相づち、本筋に関係ない雑談部分等は省かせてもらってます。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
(6時55分過ぎ)
飯田浩司
「さあ、この後7時からはコメンテーターの方々とニュースを掘り下げていくという時間帯です。今朝は自民党参院議員の青山繁晴さんにお越し頂きました。青山さんおはようございます」
青山繁晴
「7時だよー!あ、まだ早い(一同笑)。おはようございます。ほんと御無沙汰で」
飯田浩司
「いやいやすみません、本当ご無沙汰してしまって…」
青山繁晴
「こうちゃん、飯田こうちゃんはシンガポールから帰ったばっかりでしょ」
飯田浩司
「ああ、そうそう…、昨夜帰ってきました」
青山繁晴
「時差が1時間もあるし(一同笑)」
飯田浩司
「いや、青山さんに比べれば、もう、それこそねぇ。各地…、ブログを拝見してるとゴールデンウィークも、ハワイに行って太平洋軍の人たちと話をし、議論をしてきたと」
青山繁晴
「ま、最初テキサス行って、ハワイですから、アメリカの国内なのに時差は凄まじいんですよね」
飯田浩司
「広い国だっていうのを…、でも、もう寝る時間はほとんど、機内だって仕事してるわけですもんね」
青山繁晴
「ずっとです。いつもCAにね、同情されます。キャビンアテンダントに」
飯田浩司
「これ、まさにそのね、後ほど7時台に東アジアの地政学についても伺おうと思うんですけれども、米韓合同軍事演習もね、どうなるんだみたいな話で、ま、そこから、後ほど7時台にはじっくり話しようと思うんですが」
青山繁晴
「あれトランプさんは当然のことを言ったんですよ。何か今朝の朝日新聞の一面トップなんかに持ってきて大騒ぎしてますけど。はい、まあ、じゃあその話また後でします」
飯田浩司
「ええ、ええ、ええ。その辺ていうのも当然、ま、アメリカの軍事的、もういくつもいくつもシナリオを考えて、そこからこう取捨選択をするんだろうと思うんですけれども」
青山繁晴
「軍部は僕の知ってる限り、攻撃態勢変えてないですね」
飯田浩司
「ほう〜」
青山繁晴
「まあ、それは攻撃するって意味じゃなくて、トランプさんがこんなに、つまり大統領閣下がこんなに融和的になったんならば、自分たちの役割はその陰でプレッシャーを強めること、圧力を強めることだと」
飯田浩司
「ああ〜、やっぱりそういうところはこう、後詰めというか、やるんですよね」
青山繁晴
「その通りです」
飯田浩司
「これはでも、他の国々どこでもそう考えるもんですよね」
青山繁晴
「そうです、はい。日本以外の国際政治の常道ですよね」
飯田浩司
「本当にこの、融和となれば融和一辺倒になってしまうっていうのは、この国だけ」
青山繁晴
「はい、そうです」
飯田浩司
「まあそのあたり7時台でじっくりと…」
青山繁晴
「敗戦後の日本だけなんです」
飯田浩司
「あ、敗戦後の、そうですよね」
青山繁晴
「だから、まだたった70年ちょっとですよね」
飯田浩司
「今からでも十分変えられる」
青山繁晴
「はい、変えられます」
飯田浩司
「はい。間もなく7時になります」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時過ぎ)
飯田浩司
「7時台はコメンテーターの方々とニュースを掘り下げていく時間帯です。今日のコメンテーター、自民党参院議員の青山繁晴さんです。おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
飯田浩司
「青山さんにはこの後、番組エンディングまでじっくりとお付き合いいただきます。それでは最初のニュース参りましょう。こちらです。
【日朝首脳会談へ本格調整 8月・9月案浮上】
『安倍総理大臣と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による首脳会談実現に向け、日朝両政府関係者が複数回にわたって水面下で交渉を行っていたことがわかりました。日本人拉致問題の解決などについての事前交渉と見られます』
さあ、今日の産経とそして読売が一面トップでこれを伝えています。読売は具体的な時期の話、8月、9月というところまで書いてますが、さあ青山さん、これは実現の方向に行く…?」
青山繁晴
「実現の方向っていうのはまだ言うの早いですけど、いま飯田アナがおっしゃった通り、日朝の水面下交渉で、日本側が、ま、ひとつ、9月にロシアのウラジオストックで開かれる東方経済フォーラムに金正恩委員長が、少なくとも出ること検討してると、日本の情報機関も掴んで、それで、ま、最低限そこではと、いうことは匂わせてるんですね、日本側が。でも実はそれだと例えば、事実上、自由民主党の総裁選とほぼぶつかるような形になるんで」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「ま、国会も延長するにしても、まだ決まってませんけど仮に延長するにしても、7月上旬までぐらいですから、だからまあ7月半ばから8月いっぱいぐらいまでなんですが、7月に総理のまた海外出張があるんで、フランスに行かれますから、だからそのフランスなどに行かれますから、そうすると消去法で8月かと、いうことになるんですよね」
飯田浩司
「うーん、うん…」
青山繁晴
「だから、ま、9月のそのウラジオストクの会合をいわば保険、保険といってもまだ金正恩委員長、本当に来るかどうかわかんないですけど、いちおうそれ保険として8月のどこかでと。但し8月15日は日本にいなきゃいけないですから総理は」
飯田浩司
「そうですね、当然。でも8月に、ま、8月にっていうことになると、平壌じゃないかということを読売は書いてるわけですけれども」
青山繁晴
「但しですね、これはもう絶対の条件があって、ま、はっきり言うと、米朝の失敗を繰り返さないっていうこともあるんですよ」
飯田浩司
「米朝の失敗」
青山繁晴
「これは、僕、すみません、いまオールドメディアと呼んでるんですけど、オールドメディアの報道でも、やっぱりアメリカの準備期間は短すぎたというのはあって、で、その失敗をくり返したくないので、日朝の水面下協議で、拉致被害者の救出について、北朝鮮が一定以上の歩み寄りをしない限りは、首脳会談やらないです」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「ましてや安倍総理が、小泉総理以来の平壌訪問をなさることはないです。で、その歩み寄りというのは、しかしハードルを高くしてるわけじゃなくてですね、要はずっと喉に刺さってる骨が何本もあって、その一本は、再調査やるって北朝鮮は言ったわけですよね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「するとまあ例によって、約束して約束を実行してないわけですけど、その再調査をやっぱりやりますでは全く駄目で、そうじゃなくて、これは日本の警察官も含めた、警察ってもうはっきり言うと拉致事件に関わってるとあんまり出世しないんですけど」
飯田浩司
「ああ〜」
青山繁晴
「それは日本の現実なんですけど、でも自分の保身を捨てて、出世も捨ててずっとやってきた警察官の方いらっしゃいますから。そういう事情をよく分かってる人も入れて、日本側の代表団を派遣して、合同調査ということが、ま、事実上の条件になりますね」
飯田浩司
「うーん、それができない限りは」
青山繁晴
「ですね。それは僕の個人的意見としてもそうですが、まあ、実はその米朝会談の残したものの大きなものの一つは、実は金正恩委員長が中国が長年勧めて、勧めてって recommend ですね、こうやったらどうですかって言ってきた、改革開放政策をやろうとしてる気配がはっきりしたんです。これお父さんと全然違うんですね」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「金正日総書記はそれ中国に言われても、それやると北朝鮮では独裁は壊れるから、嫌だ嫌だとおっしゃっていたのを、逆に金正恩委員長はそれを、やりたい気配なんですよ」
飯田浩司
「はあー」
青山繁晴
「ということはその時に日本のアシストがないと、韓国のアシストじゃ全くできませんから、強い円のアシストが必要なんで。だからそこまで降りてくる可能性はあると、日本が見てることもあります」
飯田浩司
「うん。さ、青山さんにはこの後もお付き合い頂きます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時11分過ぎ「お早う!ニュースネットワーク」)
飯田浩司
「今朝のコメンテーターは自民党参議院議員の青山繁晴さん。取り上げるニュースはこちらです。
【金委員長 米朝会談で拉致問題解決済みとの見解示さず】
『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が12日のトランプ大統領との会談の中で、日本人拉致問題について、従来の解決済みとの見解を示さなかったことがわかりました。安倍総理と昨日会談した自民党の萩生田光一幹事長代行が総理官邸で記者団に対し、明らかにしております』
まずはそのコメントをお聞きいただきます」
(音声)萩生田幹事長代行
『金委員長は今までこの問題は解決済みだということを公の席で言ってきましたけれども、そういう反応がなかったということは大きな前進だと思います。結果として、きのう(6月12日)総理は米朝首脳会談に続いて、自らが直接、北朝鮮の金委員長と会談をする用意がある旨、発言がありましたけれども、ま、これからは日本は前面に出てですね、この問題はしっかり解決に向けて努力をしていくんだと思ってます』
飯田浩司
「さあ、小泉訪朝より後の、先代の金正日総書記、そして今の金正恩委員長の、ま、公式見解が解決済みなんだと、いうことを言い続けてきたわけですけれども、青山さん、それを言わなかった?」
青山繁晴
「うん。いや、その意味はもちろん十二分にあるんです。但しね、その米朝会談で拉致事件を取り上げてもらうことが、すごく意義があるっていうのは、あくまでアメリカの軍事的圧力の下で、それを言ってもらうと、拉致被害者を返さないと北朝鮮が大変なことになると、いう意味合いだったんですよね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「皆さんもうご承知の通り、その米朝会談の結果として、拉致被害者の救出だけではなくて、非核化まで、曖昧なまま、事実上、アメリカ軍のプレッシャーをとりあえずは下げると、いう状態で日本が今、ニュースにあったとおり前面に出て、やるっていうのは、当然、国民の中から早くも、北朝鮮にどうして私たちの税金を使うのかと、いう声も出てますから」
飯田浩司
「ああー、はい」
青山繁晴
「だからまあ、四方八方難しいところで、交渉に安倍総理は出て行くんですけれども。交渉自体は、ま、水面下で始まってますけど、首脳レベルの交渉に入りつつあるというのは言えますね」
飯田浩司
「うーん。さあここでですね、拉致被害者家族会事務局長で、横田めぐみさんの弟でもいらっしゃいます、横田拓也さんにもスタジオに入っていただいております。横田さん、おはようございます」
横田拓也
「おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
横田拓也
「よろしくお願いします」
飯田浩司
「さあ、まずは米朝会談、ま、一連の会談と会見まで終わりましたけれども、率直なお気持ち、お聞かせ下さい」
横田拓也
「はい。まあ米朝、敵対視同士がですね、緊張緩和のステージを迎えた、そのこと自体はとっても評価していいんだと思いますが、ま、個人的な立場で言うと、もう少し会談の、その共同宣言の中に、CVIDへの言及ですとか、拉致問題・人権問題への言及というのが、あった方がよかったんじゃないかなっていうのは率直な気持ちです」
飯田浩司
「うーん。ま、人権問題については会見で聞かれてましたけれども、ね、拉致問題も提起はしたと。で、その反応についてっいうところはなかなかやっぱり、言えない部分が多いのか、トランプさんから明快なことはなかったですね」
横田拓也
「そうですね。まあ長い時間、二人の首脳が会話してたわけですから、ま、どこまで具体的に話をしてたかっていうのが、ま、これから出てくる情報の中で、正しく評価していく事柄なのかなというふうに考えています」
青山繁晴
「これ実際はね、金正恩委員長は要は何も言ってないわけですよ。拉致事件の解決、あるいは被害者、横田めぐみさんはじめ被害者の救出について。だから今まで言ってたけしからんことをね、解決済みって、ま、とんでもない話ですよね。横田めぐみさん、有本恵子ちゃん、田中実さん、みんな考えてもですね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「それを言わずにいたっていうだけで。で、但し、トランプ大統領はけっこう正確におっしゃったみたいで、その改革開放までは言ってないけども、あなたは要は、経済をどうにかしたいと思ってるらしいねと、それは日本の協力がないとできないよと。ね。で、そのためなら拉致事件解決しなきゃいけないよってことを言ってくれて。で、それに対して、安倍総理と話してもよいということは言った。でも、拉致事件について話すとは言ってないんですよ」
飯田浩司
「うーん。えー、今ですね、東京有楽町のスタジオが揺れを感じております。ニッポン放送の震度計では震度1を示しております(地震の情報。省略)。…さ、すみません、ちょっと話が途中に…」
青山繁晴
「いえ、大事なことですから」
飯田浩司
「えー、拉致問題について…」
青山繁晴
「だから何も言ってないのは事実だけども、今まで言ってたけしからん事を言わないことにも意味がありますから、はい」
横田拓也
「そうですね」
青山繁晴
「どうぞ、横田さん、はい」
横田拓也
「まあ本当にこれから、まあ米朝の会談が、まあ我々は表向きの情報しか分かってないわけですが、まあトランプ大統領が言っていたように来週以降に、ポンペオ長官ですとか、ボルトン補佐官と、ま、実務の協議が始まってくと。ま、そこでやはり正確な情報が見えてきて、正しい評価、もしくは北朝鮮の真意が見えてくるというふうに考えています」
飯田浩司
「うん。日本政府からこの間、何か説明があったりとか、そういったことはありましたでしょうか」
横田拓也
「今日の午後に、首相官邸の方に家族会が呼ばれていまして、そこで実際どのような話がアメリカから日本に対して伝えられたかということを、聞く予定になっています」
青山繁晴
「いや、そこでたぶん総理は、トランプさんから電話で直接聞いた話を、率直に、かなりありのままにお話しになると思います」
飯田浩司
「うーん。で、まあ、ニッポン放送では先ほど青山さん、少し話されてましたけれども、北朝鮮が、ま、改革開放のようなものに向かう時に、まあ、日本のこの経済面での協力ってものを期待をしていると」
青山繁晴
「えっとですね、ちっちゃいことのようで大きなことで、表に出てない話が一個あってですね。シンガポールでセントーサ島を場所に選んだじゃないですか」
飯田浩司
「そうですね、はい」
青山繁晴
「あれ実は最初に言ったのは北朝鮮なんですよ」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「シンガポールの繁華街じゃなくて、島でやりたいと。で、警備上の理由だけが報道されたけど、実はですね、金正恩委員長は、あそこのテーマパークに行きたいって言ったんですよ」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「遊園地とかテーマパークにね。で、金一族って好きですよね、東京ディズニーランドにこっそり偽のパスポートでお見えになったり。でも、子供っぽいなって、独裁者で困ったもんだって意味以外にですね、よく思い出していただくと、金正恩委員長は就任当初から、遊園地作って子供達を遊ばせたり。だからお父さんと違ってですね、もう少しみんなが喜べる国にしたいっていうね、だから中国風に言うと改革開放経済に関心があるんですよ。で、それはアメリカも情報キャッチしてて、で、テーマパーク行くのは結局警備上の理由でシンガポールも断って実現しませんでしたから、そこを踏まえてトランプさんは言ってるんで」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「だから米朝首脳会談としては、僕は失敗会談だったと思ってますが、ただトランプさんは思いつきでやってるわけじゃなくて、非常に正確なこともやってて。だから金正日総書記の時の経済支援だと、その独裁者の懐に入るだけですけど、金正恩委員長の場合は、国自体を変えようとしてる気配があるんで。そうすると例えば韓国が支援したぐらいだととても進まなくて、日本との協力が絶対的に必要になるって事を実は、米朝首脳会談でも金正恩委員長に分かるように話されてるわけですから。だからそういう意味では国民のお金を使ってけしからんっていうご意見もよく分かるけれども、拉致被害者の救出がまず第一ですから、その独裁者の懐にただ入っていくのとは意味が違って、北朝鮮にもひどい目に遭ってる国民はたくさんいらっしゃるわけですから、そこへの救いだと思うこともできますから。大きな転換が来てることは間違いなくて。あの小泉訪朝の時にたとえば横田めぐみさん取り返してたら、まだ30代ですから。で、今もう53歳になられましたけど、もう本当に最後のチャンスですよね」
横田拓也
「はい。まあ本当に、まあアメリカが、北朝鮮の具体的な成果が見えない限りは、制裁を緩めないっていうことも同時に言っているので、まあここを日本がうまく活用して、北朝鮮が拉致問題を含めた誠意を示さない限りですね、日本はお金を出せない、もしくは出さないんだということを、日本政府がもうこれからもずっとしっかり言い続けてもらうと、いうことが大事だと思います」
青山繁晴
「いや、拓也さんのおっしゃる通りですね。制裁解除してないですからね」
飯田浩司
「日本政府がそれをずっと言い続けるためには、やっぱり、こう、日本の国民も、後押しをするというか、許さんぞと、これ、言い続けていくのは、ね、やらなきゃいけないですね」
横田拓也
「そうですね。やはり会談自体がイベント事のように取り上げられているきらいがあるんですが、やはり北朝鮮がこれから何を言って、どのような具体的な行動をしていくかってことに注目をして、本当に彼らが真意で物事を語っているのかっていうことを厳しく、日本国民が正確に評価していくことが大事だという風に思っています」
飯田浩司
「さあ横田さん、このゾーンは全国ネットでお届けしています。全国の皆さんにちょっと伝えたいこと、訴えたいこと、お願いします」
横田拓也
「もう本当にうちの両親も含めて、残された待っている被害者家族っていうのが高齢で、明らかに時間がないっていうのが現実の厳しい内容です。まあここ、本当に一刻も早くですね、帰ってきて、国民の皆さんにも、本当に帰ってきたよって伝えることが我々の感謝の、お礼だと思ってますし、ま、ぜひ家族同士、私も含めて、姉を迎えて抱きしめてあげたい、その気持ちを皆さんも、これからも支持してもらえればありがたいと思っています」
飯田浩司
「さあ青山さん」
青山繁晴
「はい。拓也さんがね、制裁のことをおっしゃったのは非常に正確で。だから安倍総理は、習近平国家主席、中国の、に言わないといけないですよ。制裁緩めようとしてるのは、まず中国ですから」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「それやられるとですね、もうダダ漏れになっちゃうんで。そういう外交も必要です」
飯田浩司
「はい。えー、この時間、拉致被害者家族会事務局長の横田拓也さんにお越しいただきました。横田さん、ありがとうございました」
横田拓也
「ありがとうございました」
青山繁晴
「頑張りましょう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時27分「教えて!ニュースキーワード」)
※今後の国会対応について。書き起こし省略します。
※ポイントだけ言うと…
まだ決まってないが、国会延長するとしたら本当の狙いは公職選挙法の改正。
これをしないと、このまま来年夏の参院選に突っ込むか、国民への周知期間が1年未満になってしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時34分)
飯田浩司
「メール、ツイッター、頂いておりますが、千葉君津の『かっちん』さんから頂きました。青山さん、米朝首脳会談の後、中国はどう動くんでしょうかと。王毅外相のコメントがばかに早くてびっくりしたんですけれども。終わった直後に出ました」
青山繁晴
「ま、米朝首脳会談の唯一の勝者は中国だっていうのはもう世界の共通認識なってるんですけど」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「先ほど金正恩委員長の改革開放経済の意欲っていう話をしましたが、だからシンガポールのテーマパーク、ほんとは遊びたかったっていうのは、下見も兼ねてなんですよね」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「で、中国はこの米朝首脳会談のおかげで、分かる人には分かる、つまり、今の北朝鮮は先代と違って、中国のおすすめ通りに動く、そうなんだってこと知らしめたってのは最大の意義だと思ってるから、そこを一番やってくるんですよ。だから制裁解除にもうすでに動き始めてるのも、そういうことなんです。だからどんどんおやつ、ご飯を与えて、改革開放すれば、うまくいく。で、トランプさんが映像(註:首脳会談後の記者会見場で流れた4分間の映像。YouTubeにあります)で、ビルの映像を見せたりしたのとも一致する。ところがですね、これは金一族の独裁の崩壊にはやがてつながります」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「これ、金正日総書記が予感した通りであって、中国では中国共産党がむしろそれで生き延びたけど、逆に、北朝鮮は独裁の崩壊につながるから、非常に大きな変化が、今、いわば50年単位で起きようとしてるんですね」
飯田浩司
「ああー。資本の自由化、貧富の格差が広がって、そして資本が自由なら、政治の自由も当然求めてくると」
青山繁晴
「ええ。で、中国、政治の自由ないんですけれども、そこは中国と北朝鮮、事情が違うんですよね。でも中国はそこに間違いなく手を入れてきます」
飯田浩司
「ああー、あるほど」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時43分。「ココだけニュース スクープUP!」)
飯田浩司
「それでは今日最後のニュースを、スクープUP!
【小野寺防衛大臣 米韓合同軍事演習の中止に懸念 「東アジアの安保に重要」と発言】
『小野寺防衛大臣は昨日、アメリカのトランプ大統領が米韓合同軍事演習の中止に言及したことについて、東アジアの安全保障環境に影響を及ぼすとして懸念を示しました。防衛省内で記者団に語ったものです』
ま、交渉がうまくいく場合はと、留保をつけておりましたがトランプ大統領、我々は演習をやめることになるという風に、会見の中で発言をしておりました。ま、これが東アジアの軍事バランス、地政学にどのような影響があるのか。でもトランプさんにとっては、選挙戦の時からまあ在韓米軍の扱いについてっていうのは、ま、引く形っていうのも言ってたわけですよね」
青山繁晴
「まずね、小野寺防衛大臣が、合衆国大統領に逆らって、このように言われたっていうのは僕は評価します」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「但しね、こういう発言ができるのは、ま、小野寺さんは歴代の防衛大臣と比べても、米軍の内情にかなり精通してる、珍しい日本の防衛大臣で。だから今日番組の中で申し上げた通り、アメリカ軍は攻撃態勢をちっとも緩めてなくて」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「実は言える範囲で言いますと、自衛隊のかなりの部分と、秘密協議も行ってるんですね」
飯田浩司
「ほぅ…」
青山繁晴
「もちろん日本は憲法と平和安全法制の完全な枠内ですけれども。だから、ま、その自衛隊との協議もあるから、秘密協議もあるから、小野寺さんはいわば安心してね、アメリカの中の特に米軍の意見を、いわば代弁することができるから、こうやっておっしゃってるわけです」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「但しですね、もう一点、もう一点の但しを言うとですね、これもさっきちらっと申したとおり、トランプさんがこういう発言なさるのは全く当然のことであって。影響ありますよ?影響あるんですけど、まず当然だっていうのを言わなきゃいけないっていうのは、米朝首脳会談の後の合意文書の中に、朝鮮半島の非核化というのがあるんですよね」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「これ、リスナー、意識が高いからご存知の方多いと思うんですが、北朝鮮の非核化っていうのと、朝鮮半島の非核化っていうのは、似て非なるっていうか、全く別物っていうか、真っ逆さま、逆なんですよね」
飯田浩司
「はい」
青山繁晴
「で、朝鮮半島の非核化っていうのは、お父さんの金正日総書記の時代から、ずっと言ってるわけですよ」
飯田浩司
「北朝鮮側はずっと言い続けている」
青山繁晴
「うん、それも初代の、金一族独裁の初代の、金日成国家主席の時からの遺訓だという言い方もずっとしてて。これは要は朝鮮半島全体っていうのは、潜在的な核戦力を持ってるアメリカ軍。で、今、韓国にもろに核戦力を配備してるわけじゃないけれども、好きなように、この核を積んでる艦船が、北朝鮮の目の前を遊弋してるじゃないかと、つまりうろうろしてるじゃないかと」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「いうことを踏まえて、これ全部引けと。で、近寄るなと。原子力潜水艦も空母もイージス艦も、もう全部近寄るなと。で、それできるんだったら、それやるんだったら、北朝鮮も考えてもいいと非核化を。こういう話なんですよね。で、それを合意文書に盛り込んだわけですよ。そうすると目の前に迫ってる8月、特に8月に、ま、大演習、米韓合同軍事演習をやるんですが、それはとりあえず中止すると。で、ポンペイオ、ま、日本風に言うと外務大臣ね、ま、国務長官が、トランプ政権の最初の任期のうち、つまりもう2年半しか、意外にもないんですけど、その間に決着させると、お尻を切ってみせたわけですから、だからその2年半の入口の、8月は、とりあえず中止だと、言ったにすぎないんですよ、これは」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「だから、小野寺大臣の反応は、僕は正しいし評価してますけど、でも、あくまでその程度のものなんです。だからこれを逆さまに言うと、2年半しかないと、言ってるわけですね、アメリカ側は。これ実務協議の段階ではそれやりますってことを、ポンペイオさんは、今、韓国にも日本にも、そして、今日中に中国に行って、王毅さんと会うと思いますが、王毅外務大臣と、それ全部言って回るわけですよ。2年半しかないですよと」
飯田浩司
「周りの各国に」
青山繁晴
「で、北朝鮮は10年20年と、いう頭でいるんですが、2年半だと。だから早く結果を出してこないと、一回だけ、8月の米韓合同軍事演習を中止しても、来年春にまたありますけれども予定では、それそこから再開するぞと言ってるんで。これだけに目を奪われるっていうのは、さっきも言った通り、朝日新聞含めて、ま、例によって騒ぎすぎなんですよ。本質的なところをもっと見ないと。だから長い目で見ると、実は米朝首脳会談で北朝鮮うまくやったように見えるけれども、改革開放経済を中国共産党はうまく使って、いわば独裁を維持してるけども、北朝鮮ではそれができないんですよ。それはもともとの政権の正統性が、金一族はなぜ独裁者でいられるのかって正統性が極めて弱いんですよ、北朝鮮は」
飯田浩司
「ああー」
青山繁晴
「でも中国はいちおう、実は戦争の勝者ではなかったけど第二次世界大戦の。最後まで日本軍は優勢だったんですよ中国大陸の。でも戦争終わった後の内戦で中国共産党は勝ったから、そういういわば政権の正統性があるんですけど、北朝鮮はそれが薄いから」
飯田浩司
「ああー、旧ソ連が持ってきた形じゃないかっていうね」
青山繁晴
「そうです、はい。金日成国家主席自体が、旧ソ連軍が持ってきたっていう説も有力なわけですからね。で、そうすると、実はまだ時間かかるけれども、ようやく東西冷戦がアジアでも終わるということにつながっていくんで、そうすると、冷戦が終わってしまうとですね、アジアのアメリカ軍って基本的に引いて行くんですよ」
飯田浩司
「うーん。何のためにいるかというところを…」
青山繁晴
「失われるから、理由が失われるんで。そうすると日本は自力でアジアの自由と民主主義を守らなきゃいけないし、で、目の前が拉致被害者の救出ですけれども、それに間に合わせようと憲法9条の改正を図ったけれども、それが暗黒国会で潰されたわけですよね。事実上、もう年内は難しいっていうか無理ですよね」
飯田浩司
「ああ…」
青山繁晴
「だからそういう状況ですから、そういう地政学のもう少し中長期的なことを考えると、まさしく私たちの、ぼくらの祖国の出番であって」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「これはむしろ今までのようなイデオロギー対立というか、もう本当に冷戦時代の再現のような対立国家にするんじゃなくて、話し合うべきは話し合う、連携すべきは与野党の垣根を越えて連携する、何でかというと、もう時代が進んでるんですから」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「これはいつも言われることだけれども、生物学で立証されてるのは、強い者が勝つんじゃなくて、これ有名な話ですけれども、変化に対応できる、進化できる者だけが生き延びてきたのが、この地球上の生命の姿なので。政治だって同じですからね」
飯田浩司
「これ、中長期的に考えて、ま、事実上の東西冷戦が最後終わると、朝鮮半島の形が変わっていくとなると、こう東アジア全体で考えると、中国の、こう膨張に対して、日本はどうしたって対峙する立場になりますよね」
青山繁晴
「なります」
飯田浩司
「そこのパワーバランスって、今まで三十八度線というものがありましたけど、これはやっぱり南に下がって対馬海峡まで来ると思った方がいいですか」
青山繁晴
「来ると思った方がいいんじゃなくて、来ます」
飯田浩司
「これはもう来る」
青山繁晴
「来ます」
飯田浩司
「ま、この文在寅政権、韓国がこの形である以上は…」
青山繁晴
「文在寅政権は北朝鮮と仲良いだけじゃなくて、中国に対しても唯々諾々なんですよ」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「で、それは長い朝鮮半島の歴史を考えるとやむを得ないところがあるんで。で、従って対馬海峡でですね、日中が向かい合う形、そこに尖閣諸島の問題もありますが、領土問題ありませんけれど、中国が手を伸ばそうとしてるのは事実ですから、戦争にならないために、不幸な歴史を起こさないために、引き起こさないためには、むしろ日本の憲法がちゃんと改正されて、ちゃんと対峙できる、自力で歩ける、拉致被害者が二度と出ない、なめられて、国民を奪われて30年40年50年ほっとくという国に二度とならないという決意が、もう一回言いますが与野党の垣根越えて必要なんですよ」
飯田浩司
「うーん、うんうん」
青山繁晴
「はい。これはまず与野党の垣根越えるためには、まず有権者、主人公、日本の唯一の主人公のこのリスナーの皆さんが、そこを考えていただくのがどうしても必要です」
飯田浩司
「今日のここだけニューススクープアップ、東アジア、日本を取り巻く安全保障環境についてお話を頂きました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7時52分「リスナーズオピニオン」)
飯田浩司
「7時台の前半、『ニュースネットワーク』のゾーンで拉致被害者家族会事務局長の横田拓也さんにもお越し頂きました。感想届いてます。Twitterです。odeco6さん。『横田さん、すごい。冷静だし客観的だし現実主義者。私たちも感心してるだけじゃダメだな。一致団結して拉致解決を厳しく言うべきだ』と。プリンセスダイアモンドさん。『横田さんには頭が下がります。当事者が冷静に分析されてる。我々も諦めない!』と、頂きました。ま、横田さん、努めて冷静にね、お話をしてくださいました。もちろん心の中にはいろんな思いがあると思うんですけれども」
青山繁晴
「横田拓也さんは、お姉さまが拉致された時に、9つだったそうですけれども、まあ、そのあとの人生ね、お父様お母様の苦しみだけじゃなくて、お姉ちゃんが突然ね、しかも優しいお姉ちゃんがいなくなるっていうことが、人生の真ん中にどーんとあるわけですから。でもそれで鍛えられて、このリスナーの方々がよくぞお気づきの通り、もうできるだけ、こう客観的に見ようとなってて、それも大きな枠から、細部に至るまでね、ご覧になってる。それはもう頼もしい限りでしたよね、今日」
飯田浩司
「うーん。有本恵子さんのお父様の有本明弘さんも、ものすごく、こう冷静に、リアリストとして見てらっしゃると。だから…」
青山繁晴
「有本明弘さんは、この米朝会談のこういう流れを、ま、唯一予言してた人だと僕は思いますよ」
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「関西言葉が強いから、なかなか意が伝わらないんですけど、僕は神戸生まれなんで、それを翻訳するように努めてるんですけどね」
飯田浩司
「うーん(笑)」
青山繁晴
「でも本当に、日本人すごいなと思うんですよ。目の前の苦しみに負けないで、こう客観的に見ようとなさる努力はね、その世代の違う有本明弘さんからね、若い横田拓也さんまでみんな貫かれてるんですよね。でももう本当にいい加減にこの苦しみ終わらせないと、僕ら、同胞にどんな思いさせてるかっていうのですね、考えましょう」
飯田浩司
「たくさんのメール、ツイッター、頂きました。どうもありがとうございました」
青山繁晴・新行市佳(しんぎょういちか(アシスタント))
「ありがとうございました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(エンディング)
※書き起こし省略します。
※プレゼント当選者発表、次の番組の紹介。
※残り時間で、今日の青山さんの予定について。
部会の後は国会。文科部会。テーマは日本語の使い方だそう。
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____________________________内容紹介ここまで
青山さんが米朝首脳会談の当日(トランプ大統領の記者会見の前)にブログに書いておられたこと。
青山繁晴さんが米朝合意文書について
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2018年6月12日
「悪い予想が当たってしまった内容と言わざるを得ません」16:23:06 https://t.co/4qeI63rJNy
「簡単には絶望しないようにしましょうね。合意文書と、水面下協議、実務協議、首脳会談それぞれの交渉の中身は、また違います」17:06:06 https://t.co/HNtaurHAg3
あくまで合意文書(共同声明)をめぐっての話です。
この件に関しては、今日の番組では特に触れられなかったようです。
公の放送では言えない、色んなことがあるんでしょうね。
時期が来たら、話してもらえるのでしょうか。
放送後〜夕方までの北朝鮮関連ニュースをいちおう紹介しておきます。
■日米韓外相会合 北朝鮮非核化に向け緊密に連携(NHK 2018年6月14日 13時16分)
■「キム委員長は日本との対話にオープン」トランプ氏伝える(NHK 2018年6月14日 11時58分)
■首相 拉致被害者の家族と面会 首脳会談模索の考え示す(NHK 2018年6月14日 14時23分)
■首相と面会の拉致被害者家族らが会見(NHK 2018年6月14日 14時50分)
安倍総理との面会後の会見で、横田拓也さんはこのように話しておられました(関西テレビ「報道ランナー」より)。
「(妥協して)日朝交渉するべきだとか、(北朝鮮への)融和論が高まるはずですと。そういうことがあってはならないんで、答えが見えるまで、解決の道筋が見えるまでは、簡単に動いてほしくないと、そういうことを安倍さんの方に、こちらからお願いいたしました」
【追記 6/14 19:30】
拓也さんの発言。
【拉致問題】横田めぐみさんの弟、横田拓也氏「この会見で記者の方がこれまで以上に多いので関心が高まってる証だと思うが=安倍さんの周辺、官邸周辺、家族会の周りで妥協策を持って答えを導くべきだみたいな融和論が高まるはず。解決の道筋が見えるまで簡単に動いて欲しくないと総理にお願いした」 pic.twitter.com/Wsl6gUf8oW
— ブルー (@blue_kbx) 2018年6月14日
こちらは双子の哲也さんの発言。
【拉致問題】横田めぐみさんの弟、横田哲也氏「日本政府、安倍総理筆頭にご尽力頂いてる中で反対勢力というか、河野洋平さんのような(国交正常化後に拉致解決を)と見当違いの発言をする方もいる訳ですからそういう方に惑わされないように私達もブレずに政府と協力しながら進めていければと思ってる」 pic.twitter.com/IaX1YhLa4m
— ブルー (@blue_kbx) 2018年6月14日
お母様、横田早紀江さんの発言。
【拉致問題】横田めぐみさんの母、横田早紀江氏「拉致被害者救出は今がチャンス。日本の国全部が、マスコミの方も含めて本当に正しい報道をして頂いて、私の親、私の子供だったら私だって同じようにやるでしょという思いになって頂いて、皆一丸となって救出の為に総理を応援しながら頑張っていきたい」 pic.twitter.com/74cILbRCuy
— ブルー (@blue_kbx) 2018年6月14日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
義母がカートを盗まれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
青山繁晴さんの発言起こしの記事は原則としてコメント欄は閉じているのですが、今回は開放させていただきます。仲良く使って下さいね♪
Comments
地上波、大手新聞は何やってたんだか。有本さんは人脈まで広げて北朝鮮の人に話しかけたりしてるのに。
青山さんの「テーマパーク」とかはストンと腑に落ちました。
色々統制のあるシンガポールでも、こんなに成長していると金氏に見せるのは良かったと思います。
横田さん、冷静なだけにこっちが涙してしまいそうでした。
これを「政局」にするのは誰であっても許せません!
冷戦後、欧州で脅威が減ったと判断したアメリカは、同盟国から存続を希望する声があっても減らしてしまいましたからね。
ソ連の潜水艦監視のために駐留していて、ユーラシア大陸から離れた位置にいたアイスランドの米軍は完全撤退でしたし。
オバマ政権下では、大陸勢力と衝突したときには包囲網を形成している同盟国が最初に交戦することになるので、反撃の主力はその国に負わせてしまえばいいというオフショア・バランシング的な考えが強かったようですが、トランプ政権になってからはもう少し積極的に係わろうとする面が見えた来たのですけど。
もっとも、ロシアの脅威が大きくなった現在は、在欧米軍は強化する傾向にありますが。
日本にとっては、今回のゴタゴタを利用して朝鮮半島情勢に係わり、アメリカなどの他国と連携して半島全体を政治的・軍事的に無力化してしまい、その体制を維持し続けるのがベストだと考えていたのですが、今回の米朝首脳会談でその可能性は薄くなった感じです。
とても大事な情報です。こういう軍事に関することを伝えて頂けると、これから情報を見るときにきっと役に立つと思います。
>横田拓也「・・・これから出てくる情報の中で、正しく評価していく事柄なのかなというふうに考えています」
随分前に報道番組を観ていて、拉致被害者のご家族に対して、様々な人たちがあえて感情を揺さぶろうとしているように感じる時がありました。でも横田ご夫妻や他のご家族は、努めて冷静に物事を見ようとされていると感じましたし、拓也さんも冷静に事実を見極めていこうとされているのだと思います。
>北朝鮮が拉致問題を含めた誠意を示さない限りですね、日本はお金を出せない、もしくは出さないんだ
だからこそ、「拉致被害者を返さなければ、日本はお金をださない。」という方針を安倍政権が貫けるように、マスコミや野党や北の親派たちが何を言おうとも、応援していかないといけませんね。
夕方のニュースを観ていたら、北への援助を始めることが拉致問題の解決に繋がると匿名の政府関係者が言ったと伝えていました。それは一体どこの誰なのか言わないと、フェイクニュースか北の工作かと思ってしまいますよね。こういうことをやると、ますますマスコミが国民から蚊帳の外にされるのではないでしょうか?
>有本さんのレポートと青山さんの解説で充分だった件。
有本さんはプロデューサーと二人で行かれて、良い取材をされてこられたようですね。これからは、こういう報道の仕方が多くなって、良い情報を伝えてもらえると嬉しいです。
アメリカ側がそういう情報を掴んだ、ってことなんでしょうけど、
それならなんで親中国派を粛清しまくったんだろう。
初めから改革開放を考えていたら、中国の支援を受ける方向に初めから向かうと思うんですけどね。
今後の展開が読めない五里霧中という感じで見ております。
一番五里霧中なのが金正恩なんじゃないでしょうか?
若くして国を次、取り巻きは親父の代からのうるさいジジイばかり。
親中派とは言いながら、おそらく実際は中国とのやりとりで私服を肥やしていた連中だったんでしょう。
だからこその粛清と同時に軍事力(核開発)強化。得てして他国、それも周辺国を睥睨する癖のある中国(特に習近平)に飲み込まれない唯一の方法だったんだと思います。
軍事力・核があるからこそ今やっと中国と多少なりとも対等に話ができる様になったんでしょう。しかも金正恩、彼が自分主導で。そうなってこその経済開発、改革開放政策への転換だと思います。繰り返しになりますが、あくまで金正恩主導で。
ただ、ど素人の私から見ると、金一族継承独裁体制(つまり王制)の北朝鮮が改革開放政策に進むと内部崩壊が起きる可能性が高まるジレンマに悩まされると思います。
その点、
一見個人独裁じゃなく、イデオロギー共産党独裁(脅威をもたらさない限りゆるゆる)の中国のやり方は、うまいなと思います。自由主義の徒である私個人的には絶対嫌ですけどw
参考になると言えば、会談当日の藤井厳喜さんの解説も示唆に富んでいました。藤井さんも米軍は朝鮮半島から撤退し、防衛ラインは対馬海峡まで下がると予測されてますね。最終的には米韓同盟が破棄されることになるだろうが、日米は却って動き易くなる面もある。なぜなら韓国に対して気を使う必要がなくなるから、と。しかしながら国内に中国や朝鮮半島に対して”忖度”したくて仕方が無い連中がいますから、その辺が面倒くさいところです。対馬海峡で東アジアのリムランド勢と対峙するとなれば、憲法改正を含め外交や安全保障の体制を構築する事が急務となるでしょう。先ずは中国の様な無法者をルールの枠組みでガッチリ縛ること。そしてルール違反をしたり枠組みそのものを無力化する様な挙に出た場合には、寄ってたかってフルボッコ出来る様に同盟を組んでおくことでしょうね。
藤井厳喜さんのCozy upポッドキャストはこちら。音声データなのでそのままブラウザで再生できると思います。
http://podcast.1242.com/sound/10954.mp3
すぷー さま
数年前に欧州におけるアメリカの軍事プレゼンスが弱まった隙をついて、北極圏侵略を目論む中国がアイスランドやグリーンランドにちょっかいを出し始めたという話もありましたね。それに対してロシアが北極圏の軍事基地を復活させるという動きも見られました。北極海に中国の軍事力が展開するなんてのは世界にとって悪夢以外の何物でもないです。北極の話は日本ではほとんど関心を持たれていませんが、今後は世界各地でのモグラ(中国)叩きに焦点が移って行くのではないでしょうか。加えて北朝鮮の脅威も、それが封じられたところで一時的なものに過ぎないでしょう。中国や韓国も同じと思いますが、彼らは表では譲歩をしてみせます。それと同時にその裏側で、取り決めた枠組みを根こそぎ覆す企てを始めますね。私は、能天気なお花畑が言う「平和な時代」とは、現状を不満に思う勢力の行動が深く潜航していて上辺が平穏に見えるだけの、次の混乱期に向かう単なる準備期間に過ぎないと考えています。赤い新聞が愛して止まぬ中国の故事にも「治に居て乱を忘れず」というのがあるのですけれど、彼らは備えようとすると文句を言いますねぇ。