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「アンカー」古屋拉致大臣談話に北への暗号…野田政権と違い安倍政権は総連本部競売『和解』に応じず…最初は『全員』奪還にこだわらず

【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■5/29放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

拉致解決目指す安倍政権の動き、飯島氏訪朝の効果は…青山繁晴がズバリ解説

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 前半のキーワードは『北朝鮮への暗号、メッセージ』。唐突とも取れる古屋拉致担当大臣の「日朝首脳会談から9周年の拉致問題担当大臣談話」。そこには安倍政権の重大なメッセージが込められていました。
 後半のキーワードは『有本恵子さん、横田めぐみさん、そして全ての被害者のために』。最初の帰国は最悪1人かもしれない。しかしそれは全員奪還に向け、安易な妥協を許さないがための最初の一歩でもあるのです。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

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 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之
「さ、このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに移りたいと思います。今日はどのようなお話でしょうか」

青山繁晴
「はい。あの、皆さんまだご記憶に新しいと思いますけれども、内閣参与の飯島勲さんていう、とてもこう、個性の強い、印象がはっきりしてる人が、ちょっとヤマヒロさんに似てる感じも…」

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山本浩之
「似てませんよ(笑)」

青山繁晴
「っていうかはるかにヤマヒロさんの方が温厚ですけど…(笑)」

山本浩之
「いやいや、その比較はどうでもいいと思うんですけどね(一同笑)」

青山繁晴
「飯島さんも実はこう何て言いますかね、人情家ですけれどもね」

山本浩之
「ええ、らしいですね」

青山繁晴
「その飯島さんが、北朝鮮を訪問されてからしばらくもう、洪水のような報道があって、この『アンカー』でも取り上げたわけですね。で、その上で、いま少し静まってきましたね。で、静まってくると、実は、一番深い証言ていうのが、あっちこっちから得ることが、できます。で、それを、かなり得ることができました。あの、たとえば先週にやった内容と、違うんではなくて、もっと深い部分に何があるのかってことが分かってきました。えー、それをキーワードで表すと、こうです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『北朝鮮への暗号、メッセージ』」

青山繁晴
「はい。北朝鮮に実は、暗号に隠されたメッセージが発せられていた。誰によってか。何と、日本政府によって

山本浩之
「えっ、ああ、そうなんですか」

青山繁晴
「はい。安倍政権によって暗号メッセージが発せられていた。まあ、このあたり、を手がかりにしながら、拉致被害者が今後、どうなっていくのか。安倍政権、そして何よりも私たち主権者が、拉致被害者と全く同じ日本国の唯一の主人公の私たちが、どうすべきなのかということを、今日も具体的に、一緒に考えてまいりたいと思います」

山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)
 
山本浩之
「今日のこのコーナーでは、水面下で進んでいる拉致問題について解説をしていただくんですが、その前にちょっとモニターをご覧いただきますと、青山さんも写っている、写真ですね、えー、これあの、アメリカでのお話からってことになるんでしょうか」

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青山繁晴
「はい。あの、先週の、この水曜『アンカー』の終わりに、あの、ほぼ日帰り状態でアメリカに行きますっていうお話をしましたよね。で、あの、飛行機を自分たちでまかなって行くと、いう話と、思わず宿泊費って言ったんですけれど、あの、実際には、宿泊費は負担しなくて、ま、太平洋を往復する、その、大きいほうの、飛行機代は僕らが負担したっていうことなんですけどね。あの、今日は実は時差17時間の、アメリカ西海岸のサンノゼっていうとこから、帰ってきたばっかりで、ちょっとろれつが回んなかったり(笑)、頭もあんまり回ってないんですけれど、それ何のために行ったかというと、実は、そのアメリカ西海岸の、特に主婦の方々の、志に応えたいと思って行ったんですね。簡単に言うと、あの、ふだんの出張と全く違って、現地のたとえば政府当局者とか軍の人たちと会うんじゃなくて、そんな時間全くなくて、もう、ただただ講演と、その、サイン会をしながら、その、握手をし、ご希望の方には男女を問わずにぎゅーっとハグをすると、いうだけの時間だったんですけれども、えー、この『日本を思う在米日本人の会』主宰の講演と、なってるんですが、これ堅苦しいですけど、要は、あの、海外にいま住んでらっしゃる日本の方、それは、たまたま外国人と結婚なさって、えー、海外に住んでる、日本の女性、あるいは仕事で海外に出てる男女の方々いらっしゃるわけですけれど」

山本浩之
「あ、いま出てますね、映像が…」

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青山繁晴
「はい。いまちょうど映りますけどこれはまあ、あの、空港ですけど…」

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青山繁晴
「えー、この講演会場に着いたら、この、アメリカを中心に海外に住んでる、らっしゃる方が集まって下さってて」

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青山繁晴
「そして、僕のこの拙い話を、こう、いま、聞かれてるところなんですけれども」

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青山繁晴
「ま、ちょっと眠そうな顔してますけれども、この、聞かれてる方々、その、赤ちゃんがいらっしゃる方も含めてですね、もう本当に、あの、目がきらきらしてるっていうのか、あの、強い志を大変感じました。というのは、その、海外にいると、その、日本の誇り、つまり私たちが敗戦後の教育でずっと教わってきたことと違って、実は日本は一度戦争に負けたからといって、誇りを失う必要は全くない、むしろ、いまこそ世界に貢献してるんだってことがよく分かる。で、この『ぼくらの祖国』っていうタイトルは、この、主婦の方を中心にした、この、ま、臨時で作った組織、組織っていうか集まりですよね、が、つけてくれた、タイトルなんですが、これあの、ま、僭越ながら、僕がちょっと前に出した本のタイトルをそのまま、その、講演のタイトルにされてて、で、その本の中で僕が言ってるのも、たとえば硫黄島の、英霊の方々を取り戻しましょうってことをこの『アンカー』のおかげで、『アンカー』がなかったらおそらく僕言う機会も、なかったと思うんですね。もうほんとにこのスタジオ全体に僕は感謝してますけれども、あの、そういうことも含めて、まさしく、本来の誇りを考えましょうと、それが世界に貢献するんですってことをこう本で訴えたつもりが、これたくさんの方々にそれが、実は広まってることに気がついてですね、そして主婦の方の集まりですから、その、太平洋を越える飛行機代なんか、出せるわけがないし、これ90人集まってらっしゃるんですが、僕の講演会、一番多いと3000人いらっしゃる時もあるんです。それだったらね、その受講料でまかなうことできますけど、90人でまかなえるはずがないから、じゃあもうあの、僕たちも、志に意気に感じて、自分たちの手弁当で行きましょうってことで、行ったんです。何かこんな、あの、君は仏像かみたいな格好に…(一同笑)」

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村西利恵
「ほんとですね。瞬間を撮られてこうなったんですね(笑)」

青山繁晴
「僕は全くカメラ意識してなかったんで、まあ自然のままなんですけれども、もう、あの、この講演会でもそしてこういうサイン会でも、何とも言えないこう交流、その、お互い日本人に生まれて良かったですねってことを感じることができたんです。で、その上でですね、その、海外に住んでらっしゃる日本人の方々の、関心事の一番大きなもののひとつはやっぱり、拉致事件なんですよね」

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「その同じ日本人をまさしく取り返しましょうっていうところが、すごく、このサンノゼでも、感じ取れました。あの、そういう意味からも今日、この飯島さんの訪朝は一番、あの、一番深いところ、何だったのかってことを、一緒に考えたいと思ったんですね。はい、ちょっとまず出していただけますか」

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村西利恵
「先日の飯島内閣官房参与の訪朝での、『一番深い部分』」

青山繁晴
「はい。これあの、普通ですと、飯島訪朝の真相とか、書くところでしょうけど、あの、いままで申してきたことを、真相に触れてないわけじゃないんです。で、これってあの、本当はここも皆さんと一緒に考えたいとこなんですが、その、物事の真相っていうのは、実は決してこう、あの、上の部分、この、表面の嘘とか飾りを除いて、真相になってもそのあと本当は深〜い部分が、あるわけです。で、その深い部分全部をここで暴露するのが目的じゃないんです。拉致被害者を取り返すのが、目的ですから、だから、交渉の妨げになることは申しませんけれども、その、しかし、主権者として、同じ主権者を取り返す、その時の一番深い部分ってやっぱり知ってなきゃいけないと思うんですね。で、これが、えー、少し分かってきたんですけれども、その、きっかけとしてですね、あの、最初にご紹介したいのは、その、飯島さんの訪朝をめぐる報道が少し落ち着いた時に、古屋さんという、ま、僕の、実は、友情を感じてる人でもあるんですが、この、古屋さんていう拉致問題担当大臣が、突然、いわば、ちょっと不思議なコメントを出したんですよね。はい、ちょっと見ていただけますか」

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村西利恵
「先週の水曜日、第2回 日朝首脳会談から9周年の拉致問題担当大臣談話、という文書が発表されました」(内閣府に談話原文=pdfファイルあり

青山繁晴
「ええ。これおかしいと思いません? あの、一見、一見、何か普通に見えてですね」

村西利恵
「これ、いつも出てましたっけ?」

青山繁晴
「いや、いつも出てないし、これ何よりも、その、日朝首脳会談を記念して、えー、拉致問題担当大臣が談話を出すんだったら、なぜ、第1回の、2002年9月17日を出さずにですね、そのあと小泉さんが、結局家族を連れ帰すことになった、2004年5月22日の、首脳会談から9周年、しかも、半端だしですね」

村西利恵
「9ですもんね」

青山繁晴
「ええ。で、第1回の方は、あの、半年前に10周年になったわけですけど、その時こんな談話とか、あの、出てないわけですよね。で、従って、この談話、その、何か本当は背景があるなっていうことを、僕は考えざるを得なかったんですけれども、そうするとですね、あの、これ、現物なんです(A4で印刷された紙をかざして)。現物っていうかまあ、インターネットに出てるやつをプリントアウトしただけなんですけれど、これあの普通に、あの、古屋さんの、ホームページ」

村西利恵
「はい。誰でも見られます」

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青山繁晴
「たとえばですね、行っていただくと、誰でもこうやって見ることできますから、ぜひ皆さんも、この番組のあと見ていただきたいんですけどね、ちょっとこれ拡大して、出していただいてるんですが、えー、何気ない、談話、っていうかですね、こう、いままでのことがこう書いてあるだけのように見えて、なぜわざわざこの談話を出すんだろうってその、不思議さもあるんですよ。ところがよーく見ていくとですね、えー、ちょっとこれあの、ざーっと長いけど、わざわざこう、3つに区切ったんです」

村西利恵
「黒丸で区切ってますね」

青山繁晴
「これもちょっと変わってるんですけど、その区切りもすごいはっきりしてて、これ(1ブロック目)いままでの経過なんですよね。で、この真ん中、2ブロック目はですね、いまの安倍政権はどうするのかって話なんですよ。それで、3ブロック目は、その、日本の基本的な姿勢、そもそも安倍政権が、だけじゃなくて、日本の基本的な姿勢、はっきり分かれていてですね、その真ん中のいわば一番肝心な、つまり過去の経緯とか、その、本来の原則、ま、よりもっていうかですね、いま、その安倍政権どうするかって一番大事ですよね。その大事な2ブロック目の中に、こういう部分があるんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「『また、我が安倍内閣においては、拉致被害者の無事帰国の実現なくしては、いかなり人道支援をも行わないことを、改めて確認いたします』」

青山繁晴
「改めて確認って書いてあるから、これもまた、わざわざ声明出さなくても、分かるようなことを書いてあるように見えながら、これ番組ご覧になってる方、気がつかれた方いらっしゃいますよね。つまり、非常に重大な、実は変化が起きてるんですね。というのはですね、『我が安倍内閣においては、拉致被害者の無事帰国の実現』云々と。つまり、ここに、全員って言葉が抜けてるんですよ

一同
「うーん」

青山繁晴
「拉致被害者全員の無事帰国、それずっとずっとずっと言ってきたはずですね」

山本浩之
「ああ〜…」

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青山繁晴
「改めて確認しますと、『全員』って言葉が、ないんです」

村西利恵
「ない」

青山繁晴
「これ、たまさか忘れたなんて、そんなことは絶対ありません」

一同
「うーん」

青山繁晴
「これは実は、この談話は安倍総理ご自身も確認をなさっていて、原案はもちろん拉致問題対策本部、の官僚も含めて書いたんですが、古屋さんは何度も何度もこれを推敲してるし、それを忘れたってことはあり得ないんですよ。で、もう一度申しますが、一番大事な、いまの安倍政権が何をするかっていうことの、場所に、全員って言葉がわざわざ省いてあるから、当然僕は、えー、日本の、この、拉致に関わる、当局者の方々、本当にたくさんの方々に、そのアメリカに行く前後、実は、アメリカに行ってる、わずかな間、えっと、講演時間除くと2〜30分しかなかったですけれど、メールのやり取りも含めて、たくさん聞きました。たくさん聞いたら実は、思ったよりもたくさん答えが返ってきて、深い、答えも返ってきたんです。その中で明らかになってきた、いや、明らかになった、恐るべき事実の1つ目はこれです」

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村西利恵
「順に追って見ていきます。まず、去年の秋、10月から11月、野田政権は、政治家だけで北朝鮮と交渉していた

青山繁晴
「うーん、これあの、政治家だけでっていうのはですね、ま、あの、決定的な話なんですね。といいますのは、これ、北朝鮮との、ま、交渉なんですね、ひとつは。従って、外務省が何にも知らないまま、えー、これあの、名前、言わないつもりだったんですけどね、その、字には書いてないけど、ま、ご自分でほとんどおっしゃってる方もいらっしゃって、えー、たとえば川上義博さんっていう、参院議員の方いらっしゃいますね。川上さん、動いたってことを、もうご自分で発言なさってますから、それちょっと、いま触れておきますが、川上さん含め、そして何よりも、川上さんがどうこうというよりも、野田総理自身がその、政治家だけを使って北朝鮮と交渉し、外務省知らない、そして、えー、これ事件ですから、拉致問題っていうけどほんとは拉致事件ですから、誘拐事件なんで、警察の捜査もずっと続いてるんで、少なくとも警察の上層部はこれ、知ってなきゃいけない、交渉してるんだったら。しかし警察も全く知らなかった。事後に調べただけです、びっくりして。政治家だけで、動かしてたんですね。で、それに対して北朝鮮側は、この、つまり野田さん何か成果ほしいんだったら、まずこれをやってくれっていう要求を、はっきり出してたんです。それはこれです」

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村西利恵
北朝鮮の要求は、まず、朝鮮総連中央本部の競売を止めてほしい、やめてほしい」

青山繁晴
「はい。これ、あの、今までの『アンカー』でも、触れましたけれども、もう一度申しますとね、えー、朝鮮総連中央本部っていう建物は、靖国神社のすぐ南にあるんですけども、それが何で競売にかかったかというと、あのバブル崩壊で北朝鮮系の信用組合、が、次々破綻をして、それから、債権の問題になってですね、整理回収機構という、いわば中立の日本の組織が、その債権を回収しようとした結果、裁判所の判決もちゃんと出て、朝鮮総連から627億円の、支払いを受けるってことになったわけですよ。で、そのお金ないっていうので、じゃあ中央本部を競売にかけて、一部支払いに充てましょうかっていうことになったわけですね。で、実は、この件に関してですね、去年11月28日の、この『アンカー』ですでに放送してるんです。はい、ちょっと出してくれますか」

村西利恵
「はい。VTRがあります」

(去年11月28日放送)

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青山繁晴
「分かってきたことがあります。それはこうです」

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村西利恵
「情報当局者によると、『野田総理の密使が、今月前半に第三国で、北朝鮮とひそかに接触した』

青山繁晴
「はい。(中略)ここで勘のいい方はお気づきの通り、野田総理の密使ということは、これ外務省じゃないんですよね

一同
「ふーん…(うなづく)」

青山繁晴
「密使のお一人は、先ほど申しました、川上参議院議員です。もう一回言いますよ、その、川上さんのことを僕はいま言おうとしてるんじゃなくて、野田さん、野田総理、内閣総理大臣の判断として、政治家だけ、政治家に命じて、行かせたっていうことなんですよね。で、その結果、実は、野田政権においては、北朝鮮の要求を、どうしたか。はい、出して下さい」

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村西利恵
野田政権は朝鮮総連中央本部の競売を中止し、『和解』することをひそかに内定。金融庁の首脳人事に着手した

青山繁晴
「はい。これいったん、さっき言いましたとおり、裁判所の判決も出てることなんで。それを無理くり、正式な司法も認める和解に持って行くためには、その金融庁の大臣交代までやったんですよ」

一同
「うーん」

青山繁晴
「はい。で、その金融庁の大臣交代自体、僕は当時、あの、何か奇妙な人事が起きたなと思っていたんですが、えー、これ、さっき言いましたとおり、実は、いま現在はですね、その、この当時の野田政権の動きが、その、ま、あまりにも、選挙目当てに見えたから、つまり、多くの関係者が憤ってですね、そしてあれから、ま、半年以上経って、僕が、その、聞いていったら、さっき言ったとおりドッと、つまり、全部、共通してる話が、話っていうか証言が現れてその中にこの金融庁の、首脳人事までやって、和解に持って行こうとしてたんだよと」

一同
「はあー」

青山繁晴
「で、それはどうしてかというと、その、北朝鮮側から、名前もリストも、実はなかったんですけれども、拉致被害者を、第三国に出して、つまり、小泉訪朝の時と違って、直接連れて帰るんじゃなくて、その、拉致問題、拉致事件はもう終わったんだと北は、北朝鮮はいままで言ってきたから、第三国に、ま、何気なく出国して、そこで日本側が実質引き取るってことだったらやってもいいようなことを匂わしてですね、それでこの無理な、つまり、日本は司法が独立してる国なのに、それ、和解って聞こえはいいけど要するにそれを覆そうかっていうような、ま、ひどい方向に行こうとして、みんなが実は、びっくりしたり憤ったりしてた。してたらですね、何が起きたかというと、これが起きたんです」

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村西利恵
12月のミサイル発射で、頓挫してしまった

山本浩之
「ああー…、なるほど」

青山繁晴
「2012年12月12日の、北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射があってですね、実は北朝鮮はそれがあっても日本側の様子からしたら、あの、同時並行でやれると、要するになめてかかってた気配があるんですが、野田さんはもう総選挙やる気だったからよけいにそんなところ、いや、やる気があったんじゃなくて総選挙は目前だから、もうそんなところとはとてもやれないってことになって、これは話が壊れてしまったんですよ。話が壊れてしまった、頓挫っていう表現で正しいんですが、実はそれは、違う意味では生き続けていて、それは何かというとこれなんです」

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村西利恵
飯島氏の訪朝は、野田政権の交渉を引き継いだもの

山本浩之
「ああー、終わってなかった…」

青山繁晴
「うん、これは、あの、僕も、今回、まあ、現地に24時間もいられなかったから日帰りっていうふうには、まあ、アメリカの出張は呼んでますけどね、その、アメリカに行きながら、こう、もう気持ちはこっちにあったっていうかね、その、もちろんその、海外に住んでらっしゃる日本人の方々の目を見てる時はもうそれに集中してましたけど、あとの頭はもうこれでいっぱいで、えっ、こんなひどい交渉を、第二次安倍政権が引き継いで、それで飯島さんが行ったのかっていうのは、僕にとっても、最初、数人の証言を聞き始めた時は非常にショックだったわけですね。じゃあ当然このあと後半は、じゃあその引き継いだ交渉なるものを、この第二次安倍政権はどうしようとしてるのか。それが拉致被害者の奪還につながるかどうかってのは当然、私たちは後半考えなきゃいけないですよね。その、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『有本恵子さん、横田めぐみさん、そして全ての被害者のために』。拉致問題は今後どう展開していくのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、飯島官房参与の訪朝は、野田政権から引き継いだものだということなんですけれども、では安倍政権は交渉をどういうふうに進めていくのか。えー、後半お願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。この引き継いだものっていうのは実は僕が作った言葉では、ありません。いまお話ししました、かなり多数の当局者の口から、同じ言葉が出てきたんで、あえて、その言葉を使いました。で、野田政権末期のこの交渉というのは、僕はふだんこの、こういう言い方はしない主義なんですが、残念ながら、国民や国家を売ろうとしたんじゃないかと

一同
「うーん」

青山繁晴
選挙を有利にするために。その疑念は、拭えない。そういう交渉を受け継いだって一体どういうことかと。ほんとに、僕も深い懸念を感じました。そして、調べていったら、ひとつめ分かったことは、これです」

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村西利恵
飯島内閣官房参与のかばんに、整理回収機構の資料は入っていなかった

青山繁晴
「はい。えー、ある意味、ちょっと安心って言葉では、いいかどうかは別にして、ちょっと僕もほっとしたんですが。この飯島さんがアタッシュケース持ってて、で、それをその、肌身離さず置いてるっていうんで、ま、僕も東京のテレビ番組でそればっかり聞かれて閉口した、こともあって、で、僕もですね、あの、この朝鮮総連中央本部、これ建物ですが、これに関して行ってるってことは、当初から分かってましたから、そのかばんの中にひょっとしたら、これですね、アタッシュケースの中に、この整理回収機構、さっき言いましたとおり、もともと、その破綻した北朝鮮系の信用組合の、債権、債務問題をやってて、その結果、朝鮮総連、の、に対して、627億円の、債権を持ったと。ね。で、そういうその、資料が入っているんじゃないかと、東京のテレビで一度発言したことあるんですが、いや、入っていませんでした。入れてませんと。ね」

山本浩之
「ほうー」

青山繁晴
「で、それどうしてかというと、こうだからです」

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村西利恵
安倍政権のアンサーは、朝鮮総連中央本部の『和解』には、応じない

青山繁晴
「はい。応じられないと。その、本来外交・安全保障っていうのは政権が代わったら続くもんですが、日本の場合は残念ながらそうではなくて、もういったんこれ、打ち切らなきゃいけない。和解ってことはありませんと。日本は司法が独立してる国なので、裁判所の判決も出てるんだから、粛々と、つまり皆さんご存知のとおりいったん朝鮮総連と親しいお坊様が、落札なさったけれども、資金の手当てがつかなくて、早ければ8月にも、もう一回再入札ってことになってます。その再入札は、えー、やりますと、つまり、競売の手続きはそのまま進めますと。で、その先、ひょっとしたら安倍政権は、柔軟姿勢を出してくるかもしれない。つまり、…僕は反対ですよ? 朝鮮総連中央本部の建物っていうのはなぜ、朝鮮総連がそこまでですね、さっきの密使の受け入れまでやって必要とするかというと、この中で、その、秘密工作の、指導、指揮も行われてたってことは、もうはっきりしてるわけですね、それは。あの、これは僕の個人的意見じゃなくて、いままでの、公平な捜査ではっきりしてるわけですから。この中をどうしても見られたくないと、この建物がもったいないんじゃなくて、中の秘密を知られたくないって、それってしかし拉致事件の解明に絶対必要なことですから、僕は、今度の再入札では、実質的に、政府が押さえるべきだと思ってますけれど、ひょっとしたら安倍政権は、その時に、何らかの取引、これは先週やりましたよね、それやるかもしれない。やるかもしれないけど、和解というような、国家国民を裏切るようなことはしませんという、答えを出したんですね。そして、これも含めて、皆さんもう一度思い出していただくと、飯島さんご自身が、この訪朝からしばらく経ってから、謎の発言をされてるんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「今月23日、飯島氏は、『事務的協議は全部終わった。後は安倍総理と菅官房長官の判断だ』と話しています」

青山繁晴
「これも僕は、けっこうびっくりしたんですね。事務的協議が全部終わった? だってこれから日朝政府間協議を、再開しようと、いう話になってるわけですよ? 実はいま外務省が反対してですね、あの、アメリカのご意向を気にして、いや、アメリカよりむしろですね、アメリカはあんまり反対してないんですよ、その中国のご意向なども気にしてですね、ま、中国も反対ってわけじゃないのに、外務省がもうやたら先取りして気にして、日朝政府間協議は、もうちょっとあとにしてくれとか、やってるわけですよ。但しこれは安倍さんがやるって言ったら、外務省それに従いますね。しかしいずれにせよ、そういうのって事務的協議っていうんですよ(一同同意)。これ全部終わったってどういう意味か。で、飯島さんは、あの、そうそういい加減なこと言うわけがないんで、これはどういう意味かなと、僕も判断にちょっと苦しんだんですけれども、そしたらこれも、ちゃんとした証言が次々あって、それは何かというと、要するに、飯島さんはもう行けないということだと

村西利恵
「行けない」

青山繁晴
「はい。これ実は、北朝鮮がそもそも、飯島さんは今回だけだと、つまり和解に応じないってことを、もう事前に伝えた上で、行ってるんで、もうこの飯島さんの役割はおしまいだっていうことを、北朝鮮側もその判断をしてて、だから空港にカメラが集まってて、もう裏交渉はこの人はできませんっていうことを伝えようとしたんだと。だから、あのカメラの中には僕の古巣の共同通信もアメリカのAP通信のカメラも実はいたわけですけど。つまり、飯島さんの再訪朝はもうない、このような裏交渉はもうこれで終わりなんだという、意味なんですよね。で、その上で、じゃあその、いわゆる裏交渉をしないとすると、安倍政権は何をするのか。さあここで、今日このコーナーの初めの方で、皆さんと一緒に見ました、古屋さんのちょっと不思議なメッセージ、それに実は戻りたいんですね。はい、出していただけますか」

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村西利恵
「談話の、先ほど読み上げた部分ですね」

青山繁晴
「はい。これ、あの、もう一度見ていただきたいんですね。えー、拉致被害者の全員じゃなくて、ね、拉致被害者の無事帰国、それを実現しろと。北朝鮮に対して。それしなかったら、いかなる人道支援も行わないと。ね。で、これ実はよーく練られた言葉であってですね、もう結論から申しますと、これが言ってるメッセージは、北朝鮮に向けられたメッセージであって、それはこれです」

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村西利恵
安倍政権のアンサーは、拉致被害者の帰国は、最初は“全員”でなくてもいい

青山繁晴
「はい。これ、最初はってことはとても肝心なところでですね、もう一度さっきのですね、あの、この談話の全体の、この、一番最後のところ、思い出していただきたい。っていうか、さっき説明しませんでしたが、基本方針のところにはですね、ちゃんと全員って言葉が書いてあるんです。拉致…これちょっと(文字が小さすぎて)カメラ映らないと思いますけど」

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青山繁晴
「『拉致被害者全員の帰還を実現し』と、基本方針は変わりませんってことを、ちゃんと最後で唱ってて、しかし、現在の安倍政権としては最初は全員じゃなくて、一部の拉致被害者でも、やむをえないから、それを、野田政権との密約の話じゃなくて、ちゃんとお名前と、そしてそのリストと、それを出してきたらですね、その、まずは人道的な支援につながるような、独自制裁の緩和、やりますよっていうことであり、そしてその場合、第三国であろうが、あるいは北朝鮮から直接であろうが、その拉致被害者の方が帰ってくる、最悪の場合は、まずはお一人かもしれないけど、それをまさか、その、総理が迎えに行かない、ことはないから、その時は安倍さんが訪朝しますって意味なんです、これは

村西利恵
「そういうメッセージなんですね」

青山繁晴
「はい。そういうメッセージなんですね。で、そしてですね、僕は、実はこの方針を、やむを得ず支持します。それは最初から全員一気に、帰せと言っても、いま新たな事実も明らかになってきてますね。たとえば青森の、遭難したと思われた釣り船や、漁民の方々が、実は、若い人だけ拉致をして、あとの人は船と一緒に、海に沈めて殺したと、いうような事実まで」(産経新聞5/28付【拉致実行犯を初聴取】5人不明・青森の海難事故と酷似

山本浩之
「証言がありましたね」

青山繁晴
「出てきてるわけですから、一体どの方、何人が、ほんとは北朝鮮に誘拐されたのかってことを、私たちはまだ把握もできてないわけですから。最初から全員っていうのは、実は不可能なことであって、最初はこの、全員でなくても、それが実際に帰って来られるんであり、同時に、それで終わりじゃないという担保をちゃんと取れば

山本浩之
「ああー、そこはほしいですよね」

青山繁晴
「そうです。いや、それは絶対で、安倍さんは、つまり小泉訪朝の時に官房副長官として行かれてるわけですから、そこで止まってしまった、5人で止まってしまったっていう、間違い、失敗を、安倍さんの目で見てるわけですから、その担保を取った上であれば、安倍さんの訪朝は実はその時にあって、だから小泉再訪朝とかの話じゃないと。ね。そういうことが実は確認が取れました。その上で、実は、もうひとつ重大な懸念が、残念ながら生じてます。それはこれです」

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村西利恵
「複数の政府当局者によると、『北朝鮮は飯島発言を逆手にとって、政府認定の被害者を無視する恐れ

青山繁晴
「ええ。これ実はですね、あの、今回、えー、いま拉致事件をめぐって何が起きてるかってことを、今日は何度も申しましたが、いままでの通常よりも数は多いです。その人たちに会っていく時に、僕はだんだん背筋がこう、ぞっとするような思いになってきたんですが、要は、飯島発言というのはですね、この『アンカー』でも評価しましたね。つまり飯島さんがこないだ訪朝された時にですね、あの古屋さんのあの談話にあるようなことも飯島さん実はちゃんと、金永日(キムヨンイル)っていう朝鮮労働党の国際部長に伝えてるんですよ。テレビでよくやったNo.2の金永南(キムヨンナム)さんとの会談は意味がない。そうじゃなくて、報道ではほとんど出てこなかった金永日さんって国際部長との会談が大事で、その時に、その、朝鮮総連中央本部の扱いも話してるし、それから、古屋談話にあったようなことも話してる。同時に、その、政府認定の17人の拉致被害者だけじゃなくて、民間で特定失踪者と呼んでるところの、つまり私たちもまだよく分かってない人も全部を含めて帰さなきゃいけませんよ、ね、その担保がないと安倍さんの訪朝もありませんよってことを、言った、それは評価しなきゃいけない。評価できることなのに、逆手にとってですね、じゃあその特定失踪者、僕たち日本人や、国民や政府が誰も分からない人、だけ出してきて、政府認定の17人の被害者については、政府がかろうじて認定できてんのは17人だけ、これ明らかに少なすぎるんですけどその5人だけ帰ってきて、残りの12人について、北朝鮮いままでどう言ってきましたか。ね。亡くなったか、もともと北朝鮮に入ってないか。北朝鮮に入ってないってことは、海に突き落とした、恐れもあるわけですよね。で、そのことは嘘じゃなかったと、金正日総書記はほんとのこと言ってたんだというふうに突っ張ってですね、知られてない人だけを出してくるんじゃないか

村西利恵
「なるほど…」

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青山繁晴
「そうすると私たちは、考えなきゃいけないのは、やっぱりこのお顔、最後にやっぱり見ていただきたいんですけども、たとえば、地元、神戸の有本恵子ちゃん、いまご両親の、明弘さんと嘉代子さん、きっと、この『アンカー』見て下さってますけれども、それから、横田めぐみちゃんの、お父さんお母さん、いま関東にお住まいなんですけれども、実はこの『アンカー』にも深い関心を持っていただいてる。で、もちろん、この二人の女性だけではなくて、おそらくは、100人を超えて、いろんな方々が誘拐されたままになっている。それを、私たちはどの人も区別しないで取り返すためには、その最初の一歩が逆に言えば肝心であって(一同同意)、最初の一歩の時に、その、いま僕は申した話、ほっとされた方も多いと思うんです。つまり、安易な妥協に走ってるわけじゃない。そして、かなり、いままでと違ってしたたかにやろうともしてる。暗号メッセージも含めてですね。で、その時に、私たち主権者の意思が、最後の一人まで取り返すことにあるんだと。で、そのための、したたかな交渉をむしろやってくれという、僕はそう思いますけれども、皆さんどうお考えになるか。それを…」

山本浩之
「だからそれは、海外に住んでる日本人の方同様に、この日本にいる日本人全員がね、そういう気持ちを持たなきゃいけないっていうことにつながってきますよね」

青山繁晴
「そうです。国政選挙も近いですから、一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「どうもありがとうございました。いったんコマーシャルです」

 ____________________________内容紹介ここまで


 拉致問題に関しては、安倍さんはどの政治家よりも熟知している人ですから、お任せして間違いないと思います。

 が、仮に今日の青山さんの解説通りの方向に進んだ場合、すなわち最初が1人だけの帰国にとどまった場合、やはり心配になるのは、「安倍さんですら1人しか取り返せないの?ダメじゃん!」てなふうにメディアや世論が悲観的な反応をしてしまい、それにより安倍さんがその先、身動きが取れない事態に陥ってしまわないか?ということです。

 そのような捉え方をするのではなく、あくまでこれは1人目の帰国であり全員奪還への大きな一歩なんだという長期的な視点を、国民全体が共有することが必要なんだろうと思います。


 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

・「もんじゅ」点検漏れ 事実上の運転禁止命令となる処分
・不法操業の中国漁船 韓国海洋警察の摘発に激しい抵抗
・中国の李克強首相「日本が領土盗み取った」
・産業競争力会議 今後3年間を「集中投資促進期間」と位置づけ

 李克強の発言については、青山さんはこう述べていました。
 「世界で恥をかいた発言。ポツダム宣言と尖閣問題は何の関係もない」
 「菅官房長官は『歴史を無視した発言』と言ったが、そうではなく、力で歴史を作り替える、はっきり言うと捏造した発言」
 「これは同じ戦勝国の既得権益を大事にしましょうというアメリカに対する発言だが、アメリカは乗れないです」


 これらも含め、拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし





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※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
 http://ameblo.jp/hosyuyamato/

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