国民大集会のレポをいただきました
 当ブログ&親サイト「くっくり通信」をいつもご贔屓いただいている樹姫さんから、12/22の国民大集会のご報告をいただきましたのでご紹介します。
 (太字強調は引用者σ(^^))

 くっくりさん、こんばんわ。
 先ほど日比谷の国民大集会から帰宅しました。
 いずれ他サイトでテキスト起しはされるでしょうから、感想など少しお伝えいたします。

 今回は、友達と二人。
 2時間ほど前の到着でしたが、整理券を発行してくれましたので、開場まで暖かいところで待つことができました。私は25番でした。全体で何人位参加なのかは、後ほどのニュースで流れると思いますが、櫻井さん司会で始まる頃には二階席とも埋まっていたと思います。

 今回はタイ、レバノン、韓国からも被害者家族が参加されていました。わかっているだけで12カ国に拉致被害者が判明しているようです。
 一番驚いたのは、安明進氏が、通訳を介さず、たどたどしいながらも、日本語で自分の考えを訴えていたことです。非常に危険な立場にいるであろうに、安明進氏の努力には感心いたしました。韓国被害者の会の代表の女性も日本語で、自国大統領の太陽政策を嘆いていました。

 拉致議連の議員達も、平沼さん、中川さんをはじめとして30人ほど参加。
 途中で帰る人もいましたが、200人もいる名前を連ねているだけの議員には、公務員ボーナスの中から1万円ずつでもカンパさせれば、家族会の飛行機代などすぐ調達できるものをと、腹が立ちました。

 中川大臣は、NGOの日本からの援助食料が北の市場で売られているのをテレビ番組で見て、今後ひとつぶの米も北には送らないと断言してくれ、会場大拍手でした。
 中山恭子さんは壇上ではなく会場席で紹介されました。
 西村議員についても一日も早い戦線復帰を望んでいることは、皆同調しておりました。

 最後に、救う会が北朝鮮に向けて発信している短波ラジオ放送「しおかぜ」で流している、家族達の呼びかけ文が、ひとりひとり、直に読み上げられました。会場の人達は皆、涙をぬぐいながら、聞きました。

 小泉さん!あなたも一度でいいから、「しおかぜ」の電波に載せて、北にいるめぐみさんたちに届くように、「必ず救い出します!」と言ってくださいよ。
 NEWS番組は全文を放送で流すべきです。国民の皆様が聞くことができるように。

 今は日本から電波を流すだけですが、次は北からの電波を受信できるように準備をしているようです。
 ぜひとも北に住まわされている被害者達が放送に応えて、なんらかの形で、受け取っていることを折り返し伝えてくれればと願います。

 横田滋さんは退院され、静養されているようです。いつかめぐみさんと再会できる日まで、身体を大切にしていただき、早紀江さんとともに抱きしめさせてあげたいと願うものです。
 地村さんのお父さんと、曽我ひとみさんも参加されていました。

 経済制裁発動を望む声が高まっているのに、小泉さんは足踏み状態で、北に甘くつけ込まれているばかり。使わない法律を作って満足しているようではね・・・

 荒木代表の発言に、会場大歓声!
 ・・・北がめぐみさんの偽遺骨を送ってくるなら、こちらは金正日を本物の遺骨にしてやるぞ!・・・・

 乱文ですが、取り急ぎ送ります。
 ではでは。~~~\(^ ^  )Ξ(  ^ ^)/~~~       樹姫

 樹姫さん、臨場感にあふれたレポートをありがとうございました。

 報道によれば、集まったのは約2000人だそうです。
 会場に入れない人がたくさん出た頃と比べれば、だいぶ人数は減ってしまったようですが(2003年5月7日の国民大集会には6000人の会場に1万人以上の人が集まった)、飽きっぽいと言われる日本人の中にあって、まだまだこうやって拉致問題に関心を抱き続けている方が大勢いらっしゃるのは、ある意味、奇跡的なことだと私は思います。

 今日、日テレ「ザ・ワイド」でこの集会の模様が伝えられました。
 短波ラジオ放送「しおかぜ」で流しているご家族のメッセージも、少しずつですがそれぞれ紹介されました。
 スタジオでは加藤タキさんが号泣されていました。私も涙が出ました。

 思えばこの一年、国連総会で初の北朝鮮非難決議が採択されたり、ジェンキンスさんの証言によりタイ人やルーマニア人の拉致の疑いが濃厚になったり、拉致問題進展の追い風になる出来事がたくさんありました。
 この風に乗って日本もぜひ経済制裁を……と思うのですが、たぶん小泉さんが首相の間は無理でしょうね(T^T)

 私も小泉さんには「必ず救い出します!」と言っていただきたいです。たとえ心の中では「すぐには無理かも」と思っていてもいい、とにかく公の場で「必ず救い出すから待っていて下さい!」と言葉にしてほしい。
 そうすれば国民の意識もより高まるし、国際社会も「日本はやる気があるんだ」と認識を新たにするでしょうし、北朝鮮への圧力にもなるでしょう。
 「殺されてもいい」と言って郵政解散を断行した小泉さん。拉致問題にもそれぐらいの心意気で取り組んで下さい。お願いします。

 横田滋さんはニュースなどではまだ入院中となっているようですが、そうですか、退院されて静養中ですか。少しだけ安心しました。

 毎年このシーズンになると思います。
 早く被害者皆さんが帰国されて、一家全員揃ってのクリスマスを、お正月を迎えさせてあげたい!と。
 来年もまた同じことを言うのは嫌です。一筋縄には行かないでしょうが、政府には何としても来年中の解決を目指していただきたいです。

※参考リンク
 ・しおかぜ通信
 北朝鮮におられる拉致被害者皆さんに向けての短波ラジオ放送「しおかぜ」のサイト。
 番組予定表や放送サンプルなどがあります。

※12/22国民大集会レポート
 ・Blue jewelさん:国民大集会速報
 ・話の花束さん:国民大集会 音声ファイルアップ
 ・話の花束さん:国民大集会より ご家族の訴えの声
 ・笹団子のひとりごと(LD版)さん:世界平和のために


・・・・・・細切れぼやき・・・・・・


天皇陛下の誕生日会見全文
戦後60年にあたって、過去の様々な事実が取り上げられ、人々に知られるようになりました。今後とも多くの人々の努力により、過去の事実についての知識が正しく継承され、将来に生かされることを願っています。

 ニュースでこの部分を聞いた夫が言いました。
 「これ、中国が怒ってくるんちゃうの?」……はぁ?
 「いや、『過去の事実についての知識が正しく継承され』たら、中国は困るやろ?」……あんた、深読みしすぎや(^_^;

 私は、以下のお言葉を特に嬉しく思いました。
ただ、高齢のサイパン島民には、かって日本の移住者が島民のために尽くしたことを今も大切に思っている人がいることはうれしいことでした。私どもが島民から温かく迎えられた陰には、かっての移住者の努力があったことと思われます。


ソウル大調査委「ES細胞論文はねつ造」黄教授辞意

 中間調査結果の段階でもう捏造という結論が出ちゃいました。
 韓国の国民は途方もない失望感と虚脱感に陥り、希望と期待感を寄せていた難病患者らは衝撃に包まれています。
 黄教授の研究を国家プロジェクトとして全面支援してきた韓国政府も苦しい立場に陥っています。
 どういうオチが待っているんでしょうか。まだまだ目が離せそうにありません。

 最新ニュースはこちらからどうぞ。
 ・Yahoo!ニュース>サイエンストピックス>幹細胞研究


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Posted by くっくり 00:37 | 拉致問題 | comments (10) | trackback (5)