「ムーブ!」高市早苗VS辻元清美
 選挙結果が出てから丸1日経ちました。
 皆さん、今回の選挙にはやはりかなり関心を持たれていたようですね。昨日のエントリーにはたくさんのコメント及びトラックバックをいただきました。どうもありがとうござました。個別にレスつける時間なくて、ほんと申し訳ないです<(_ _)>

 草莽崛起 ーPRIDE OF JAPANさんが自民造反議員の当落をまとめて下さってます。

 民主は本当に今回きつかったですね。
 拉致問題に熱心な民主議員の中で、知名度抜群の西村眞悟さん、松原仁さん、原口一博さんらが小選挙区で破れるとは、ちょっと想定外でした。幸い比例で復活したので、ほっとしました。

 しかし、自民に風が吹いてくれたおかげで、野中広務の後継者・田中英夫氏は僅差で落選。めでたい!(≧▽≦)

 今回の選挙で一番納得行かなかったのは、↓これ。

比例で得た自民の1議席、候補者不足し社民へ 東京
2005年09月12日03時03分

 自民党の地滑り的大勝を象徴するような前代未聞の珍現象が比例東京ブロック(定数17)で起きた。重複の候補者が小選挙区で大量当選したため、名簿登載者が不足し、比例区で獲得したはずの議席を社民党に譲る結果になった。

 「おまけ、サービスだよ」。自民党の東京都連幹部は「議席が他党にいくのは残念。もっと比例区に候補者を出しておけばよかった」と悔しがりつつも、余裕を見せた。

 比例区の当選者は、「ドント式」という計算方式で決まる。各党の得票を1から順に整数で割って得られた値である「商」が大きい順に議席が割り振られていく。この計算で自民党は東京ブロックで8議席を獲得するはずだった。

 自民党は、東京ブロックで30人の候補を名簿に載せた。まず、比例区単独で名簿順位1位の猪口邦子氏(53)が当選した。続いて、いずれも名簿順位3位までに重複立候補した24人のうち23人が小選挙区で次々と当選。東京18区の土屋正忠氏(63)だけは民主前職の菅直人氏(58)に敗れたが、比例区で復活当選した。さらに、順位26位以下の5人の比例単独候補が全員滑り込んで7議席を埋めた。この時点で名簿に載っている候補がいなくなり、1議席が宙に浮く形になった。

 候補を追加することは認められておらず、公職選挙法の規定でこの1議席は得票数に従って社民党に割り振られることになった。恩恵を受けたのは社民元職の保坂展人氏(49)。保坂氏は「信じられない気持ちだ。与党の圧勝体制のほころびをどうつくか。党のみんなと考えたい」と話した。

 総務省選挙課によると、こうした事態は、96年10月の総選挙から導入した「小選挙区比例代表並立制」で初めて。

 理屈はわかるが、感情が許さへん〜(T^T)
 法律がどうであろうと、これって自民党の票のはず。それを他党に回すなんて民意に反してるような気が。
 それに、自民の票で当選した保坂氏も今後やりにくいんちゃいますか?

 社民と言えば。
 今日のABC朝日放送「ムーブ!」に辻元清美が生出演してました。
 以前も(去年の春だったと思う)「ムーブ!」は辻元を出したんですが、この時は苦情が殺到し、新聞にまで載りました。
 もっとも前回はただの「執行猶予中の人」だったから、そんなのをテレビに出すのはどうか?となったんですが、今回は当選して「議員先生」という立場ですから、堂々とテレビ出て下さい!てもんなんでしょうね。
 こちらも理屈はわかるが、やっぱ感情が許さへんなぁ(T^T)
 つーかね、普通の神経の持ち主だったら、執行猶予中の身で選挙出ること自体が非常識と気づくはずなんですけどね。

 今日は高市早苗さんも出てました。高市さんと辻元は仲が良いそう。お互い政策とか全然違うけど、まあ同年代だし、そういうこともあるんでしょうが、これもやっぱ感情が(以下略)。
 出演者は他に月曜レギュラーの宮崎哲弥さん、勝谷誠彦さん、二宮清純さん。

 チャンネルを合わせたら、もうすでに高市さんと辻元が並んで何か喋ってる状態でした。
 ちょうど拉致問題を話してました。

 高市さんはこういう主張をしてました。
 「強硬的にでも経済制裁を発動するべき。自衛隊を使って邦人救出ができるのであれば、そこまで踏み込みたい」。
 自民党が大勝したとはいえ、郵政民営化しか言ってなくて外交や安全保障面でのスタンスが見えてこない当選者が多い中、高市さんのような人が国政に帰ってきてくれることは本当に心強いです。

 続いて、辻元はこういう主張を。
 「社民党が政策としてきちんと取り組んで来なかったことはちゃんと総括する。拉致問題については私が自分の認識が甘くてショックを受けた。日本と北朝鮮との問題にするのでなく、中国にどういうコミットをしていくか。中国は北朝鮮に発言権があるから。経済制裁は効き目はないし、二国間でツノをつき合わせてる時は、第三国に割って入ってもらう。私はそのために力を尽くしたい」。
 
   〃∩∧_∧
  ⊂⌒(  ・ω・) はいはいワロスワロス
   `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒

 中国の話が出たところで高市さんがこのようなことを。
 「中国は15年ぐらい経ったら変わるかも。富裕層が北朝鮮に援助したのにオリンピックに反対してきたので、嫌になってる」。
 宮崎さんは「アメリカと中国は鍵を握ってる。が、見てるだけでは?(=見てるだけで何もしないのでは?)」と。
 お二方とも中国はアテにできないというスタンス?

 が、辻元は「中国は大国だから無視できない。体制も違うし、利害関係もあるし、領土問題もあるし、その中で日本はどう付き合っていくか。したたかに、でも対立を煽るだけでなく……」と、そこまで言いかけたところに宮崎さんがツッコミ。「でも靖国参拝でも対立になる。中国の中では靖国は大きくなってる」。

 そこで司会の堀江が「小泉首相の靖国参拝をどう思うか?」と尋ねたんです。
 辻元の回答は当然、「小泉さんは行かない方がいい」。
 一方の高市さんの回答も当然、「慰霊は国家の主権であり、内政問題。一回中国に譲歩したからこうなってる。長い間、日本はきちんと公式参拝してきた。吉田内閣以来参拝してきた。行くなと言ったら譲歩すると思うから向こうは言ってくる」と。
 辻元が反論。「A級戦犯を戦争で亡くなられた人と見るのは、私は違うと思う」とか何とか。

 堀江の司会がここでちょっと話を変えました。「民主と組んでキャスティングボートを握りたいと辻元さんはご自分のHPで言ってましたが……?」と。
 そう言われた辻元、「ここまで民主が負けると思わなかった。しっかりしてよ!」……はぁぁ?
 さらに調子に乗った辻元は、「野党の中で社民党は唯一議席が増えた。5議席から7議席へ。絶滅危惧種や言われてたのに、伸び率だけ見たらすごいですよ〜。これは小泉さんのやり方、暴走に対する危機感が要ると思う有権者の皆さんが何たらかんたら……」
 えらそーに言ってたけど、ほんまは6議席やんか。東京の比例区で自民の議席を1つもらって7議席になっただけやんか。……誰も突っ込まなかったけど。

 ここから話は憲法問題へ。辻元節が炸裂!
 「私はピースボートの活動で紛争地に行っていたが、現地の人に『何してほしいか』と訊くと、みな『戦争をやめさせてほしい』と言う。紛争の仲介とか予防とか解決を、日本が9条を武器にした紛争予防みたいなものを打ち出せないかと……」
 
   〃∩∧_∧
  ⊂⌒(  ・ω・) はいはいワロスワロス
   `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒

 宮崎さんが反論の口火を切りました。「紛争を解決するのには、武力が必要な場合もあるんじゃないかと思う」。……こんな当たり前のことを言わなあかんとは。心中お察しします(T^T)
 それに対して辻元、「集団的自衛権の行使があるでしょ。これはイギリス軍みたいな……イラク人殺したりしてるでしょ。集団的自衛権を認めたら、そういうことになる。日本が中国・韓国と緊迫してる中で、憲法9条の論議を進めていくことは危険……」。
 宮崎さん、高市さん、みな一斉に反論。おーい、順番に言ってくれ〜(T^T)

 聞き取れた分だけ書きますと、宮崎さんは「憲法は国家権力を縛る法律。なのに今は逆に法律で国家権力を縛れてない。これは危ないと思わないか?」。
 高市さんも、「一個ずつ法律くっつけていくほうが危ないでしょ?(イラク特措法などを指してるようです)」。

 が、辻元は、人の話を全く聞いてないのか聞いてて言ってるのかわかりませんが、「経済関係でも中国とうまくやっていかないと、ケンカしてるばかりではダメ」てな、低レベルの返ししかしない。
 高市さんがちょっと呆れた様子で、「中国の顔色を見ながら憲法議論をやるようでは……」と言うと、辻元は「そうじゃなくて、日本がアジアの中でどういう生き方をしたいのか。憲法を論じるだけでなくて……」。

 ここで高市さんがガツーンと一発。「そんな短期的なことじゃなくてね。そういう視野で見てたらダメ」。
 辻元はそれでも譲らない。「アメリカばかり見てアジアを見ないことは日本の国益を損なう」といった趣旨のことを。
 宮崎さんが「戦後の日本はアメリカの核の傘に守られてきた」とアメリカの重要性を話しましたが、やっぱり辻元とは噛み合わない。

 そこからまた一同、わーわーと言い合って「朝生」状態になったんですが、二宮清純さんが「憲法は変えるべきだ。ルールと人とどっちが大事かと言われたら、人が大事だ」と。
 これって当たり前のことなんですが、辻元なんかは気づかないんでしょうね。
 中山きんに君の「健康のためなら死んでもいい!」じゃないけど、「憲法9条を守るためなら日本が滅んでもいい!」などと言い出しかねない人ですから。

 ここまでほとんど発言してなかった勝谷さんが、やっと口を開きました。辻元に「憲法が現状に合わないという、逆の意味で皆おかしいと気づき始めたじゃない」とツッコミ。
 が、『がんこに平和』の辻元は、友人・勝谷さんの苦言も全然意に介さない様子で、「9条使って独自の立場でできることがあるんじゃないか。日本はアメリカに依存してると言うけど、アメリカの国債は日本が買ってる。アメリカの日本への依存度は高いんです。軍事的にアメリカと一体になることがいいことか?」……。
 
   〃∩∧_∧
  ⊂⌒(  ・ω・) はいはいワロスワロス
   `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒

 このへんでまとめに突入。
 高市さんが「これは二国間の問題ではない。自衛隊がどこかを侵略したり植民地にしに行くと思ってる人はいない。9条に『自衛権を保持する』とまず書く。当たり前だが疑問を呈する人がいるからあえて書く。本来の防衛プラス新たな役割。国民を守る、緊急事態でも守れる役割を。相手国の独立統治や相手の領土を守る」といったふうなことを。
 ……「疑問を呈する人」って辻元のことかな(^_^;?

 続いて、辻元が「郵政の次に出てくるのは憲法論議。11月に自民は案を出すと言ってる。徹底的に議論する。今回の選挙の争点にもしたかった。議論を戦わせる」と。
 これに対しては、宮崎さんらも「それはどうぞやって下さい」。
 最後に、二宮さんが「イギリスみたいに憲法なくてもいいんですよ。人が大事だから。憲法はしょっちゅう変わってもいい」と、駆け込みで主張。

 ここで時間切れ。
 細かなやりとりは違ってると思いますが、おおよそこんな雰囲気でした。

 憲法議論になった時は、宮崎・高市・二宮VS辻元という形で、かなり盛り上がってました。
 勝谷さんは辻元とはどの程度仲がいいんでしょうね?勝谷さんの日記を見ると(03年7月16日あたりを参照)、かなり彼女を買ってるように見えるんですけども。

 しかし今日が月曜日で良かった。
 もしこれが水曜日(二木啓孝&石坂啓)とか金曜日(若一光司&大谷昭宏)とかだったら、もうみんな辻元のイエスマン状態になってただろうから。

 もしかしたら辻元、この勢いで「たかじんのそこまで言って委員会」とかにも出てきたりして。
 それならそれでいいですけどね。三宅さんはじめ保守系論客がギッタンギッタンにやっつけてくれるだろうから(^_^;


・・・・・以下、細切れネタ集・・・・・


■昨日書いたMBSの偏向テロップ

 このテロップ、MBSだけかと思ったら、TBSと共通だったのね(^_^;
 桜日和さんち経由でまとめページができてることを知りました。


朝鮮日報:小泉圧勝が意味するもの

 途中までかなりまともなこと書いてるのに(朝日新聞よりよっぽどマシ)、最後はやっぱりこんなの。
 小泉政権は発足以来、外交政策において靖国神社参拝や歴史教科書歪曲に見られるアジア軽視、平和憲法の改定推進などの右傾化路線が周辺国の不信を買ってきた。

 まーこのへんの文章は朝日といっしょで「テンプレート」になってるんでしょうなぁ。

 ちなみに自民圧勝のニュース、世界の反応はこんな感じ。中・韓以外は概ね歓迎してるようです。仏のルモンドは……相変わらず?(^_^;
 盧武鉉が小泉くんに祝電送ったことについて、韓国国民はどう思ってるんやろ?怒ってないんですかね?
 その韓国、マッカーサーの銅像を巡ってデモまで起こってるようです。


■ABC朝日放送「おはよう朝日です」

 普段あまり見ないんですが、今日は珍しく見ました。
 小枝さんという名の面白い教授が出てたんですが(桂小枝じゃないですよ。この人、レギュラーで週1回出てはりますよね?)、「片山さつき財務大臣とか猪口邦子外務大臣とかどないやろ?(佐藤ゆかりとか藤野真紀子とかの名前もあった)」てな内容のフリップを宮根アナが出して、「小枝さん、これどうですかね?」と尋ねたんです。
 そしたら小枝教授は「日本が滅びます」と即答。スタジオ大爆笑。私もウケた(≧▽≦)。確かにこの布陣じゃ滅ぶわ。


■テレビ朝日「ワイスク」

 小池百合子さんが中継で出演。スタジオのハマコーが小池さんに向かって「うすらバカ」と暴言を吐き、司会者らが謝罪する事態に(司会は大和田獏でなくて寺崎貴司アナ)。
 「ハマコーさん、クールダウンして下さい」と諭されても、ハマコーは最後まで「何だよ」てな態度で、すごく大人げなかったっす。


■テレビ朝日「TVタックル」

 心に残った西村眞悟さんの発言。「国家というものが各党マニフェストにはない」
 ハマコーは眞悟さんに対し、「居場所が違う。あんた自民党に来たら当選だ!」。

 おろろ、なんか私テレ朝系列ばかり見てるみたいですね。そういうわけじゃないんですけどね。ネタ的にツッコミやすい番組が多いだけ(^_^;


「森田実の時代を斬る」2005.9.3(その1)
 戦略戦術面からみると、小泉首相の初めの電撃作戦は成功し、反小泉勢力は後退した。民主党も押され気味だ。
 しかし、野党側は、いささかもあわてることはない。『老子』の教えに従い「敢えて主とならずして客となる」で、よいのだ。相手に攻めさせて、攻め手が尽きたところで反撃すればよいのである。
 小泉首相は選挙に強くない。最初の2001年夏の参院選ではたしかに勝った。しかし、2回目の2003年秋の総選挙は、公明党・創価学会のおかげでやっと勝った。2004年夏の参院選では、公明党の助けを得ても、なお民主党に負けた。今度も、小泉首相は負ける流れである。野党はこれからだ。自信を持って起ち上がれば、道は開ける。9月11日の深夜になると、小泉首相の敗北=総辞職が明らかになるはずである。後から攻めるのがよいのである。戦いはこれからだ。

 解散直後ならともかく、投票日の約1週間前にこんな予想してるようでは……。この人の予想は外れることで有名ですが、ここまでひどいと何だかもう。
 そりゃテレビ局も解説頼もうなんて思いませんわな。道理で最近テレビで見かけないわけです。

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Posted by くっくり 01:47 | TV番組内容紹介 | comments (13) | trackback (4)