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過去ぼやき2002年5月分

プロ野球掲示板設置・対日スパイの実態・自転車で墓参り・朝日新聞の欺瞞がよくわかるアニメ・FAXストーカー?・瀋陽日本領事館亡命連行事件・在宅ワークにまつわる違反カキコ・ゴン中山がW杯代表入り・「他力本願」の使い方・新聞勧誘・商業捕鯨再開を望む・東ティモールでまた左翼が暗躍・田代まさし復帰・伊藤俊人さん死去・「突入せよ!あさま山荘事件」・台湾を知ろう・日教組も・戦争になったらスイスに逃げる?・うわさの姫子・つーわけで、今月はやっぱり亡命連行事件・有事法制論議・近鉄バファローズ観戦・そして朝日の社説ツッコミ入れまくり(憲法記念日・亡命事件・亡命事件その2は漫才形式・台湾)
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5月31日(金)うわさの姫子

 ひょんなことから、藤原栄子・作「うわさの姫子」が復刊されていることを知り、さっそく本屋さんへ!
 これは小学館の「小学5年生」「小学6年生」で連載されていたもので、私(昭和39年生まれ)と同世代であれば、たいがいの女性が「うわ〜、懐かしい!」と声を上げるに違いない名作少女マンガだ。
 この3月に1〜2巻(ページ数が多いので、かつて発売されていたコミックスの巻数とは一致しない)がとりあえず発売されていて、3巻以降はまだ出ていない。が、ちょうど私がハマッて読んでいたのは、まさにこの初期の頃。
 まだ最初の方しか読んでないが、いや〜、懐かしすぎる(T_T)。んで、けっこう内容覚えてるんですわ。小学校5〜6年生あたりで影響を受けたマンガって、やっぱ記憶にズシーンと残ってるんやなぁ。
 
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=1071

5月30日(木)有事法制ネタ集

 某ワイドショーの夕刊紹介コーナーで紹介された記事。
 「日本の自給率はものすごく低いから、有事になったら日本人は腹ぺこ。おにぎりに沢庵ぐらいしか食べられない。こういう事態を防ぐためには
とにかく有事に持っていかないこと。よって有事法制は必要なし
 どこかの大学教授の発言とのことだが、ちょっと待て〜い!(^_^;)/
 「有事に持っていかない」まではええがな。が、なんで「よって有事法制はいらない」ってなるかね。論理の飛躍についていけん。

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 昨日のNEWS23で、非常に「らしくない」特集をやっていた。W杯と絡めて、「日本の若者が韓国の海兵隊に体験入隊」。
 軍隊マーチをBGMに、日本の若者たち(女性もいる)が韓国の海兵隊で訓練を受けている。最後は「韓国万歳!日本万歳!」で乾杯。「参加して良い経験になった」「こういう機会でないと体験できない」と皆、清々しい顔。
 韓国の海兵隊だから左翼もそう拒絶反応を示さないものの、
これがもし日本の自衛隊の体験入隊とかだったらどうなっていたか。きっと「人殺しの訓練をさせるなんて許せない!」と大騒ぎになってたことだろう。

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 某掲示板にこんなトンデモ投稿が。

【私も有事法制はいらないと思います!
 だって、もし日本が侵略されても逃げればいいんだし。
 敵に土地を取られたり、強制労働させられても自衛隊が武器を持って抵抗して挑発したらすぐに戦争になっちゃうよ!
 とにかく相手を刺激しちゃダメだよね。
 日本にきた相手とも国際交流できるチャンスなんだし。相手の国の言葉や文化も教わりたいな。
 
それに日本がどうなっても私には関係ないし、戦争になったら自分だけ安全なスイスに逃げようと思います。
 みなさんはどこに避難しますか?】

 ……どこからツッコミ入れてよいのやら。ひょっとしたら「ネタ」かもしれんが、本気だったらもうイッちゃってますな、この人は。
 だいたい、「国際交流できるチャンス」とか言っておきながら、「スイスに逃げる」とは? 言ってること滅茶苦茶。
 しかも、スイスという国をえらく誤解してる。「永世中立国」という言葉に惑わされすぎだ。
 
スイスは観光客には優しいけれど、難民には冷たい国だ。第二次大戦中は、中立を守るためにユダヤ難民の一部をドイツに追い返した。そんな国が日本人難民(黄色人種)を受け入れるとは思えないのだが。
 あと、スイスは兵役がある。国民全体が予備役の兵士みたいなものだから、運良く移住できたとしても、兵役に就かねばならなくなる可能性が非常に高い。
 これは余談だが、スイスは世界でも裕福な国でありながらODAは14位で、ダントツ1位の日本の1割にも満たない額だそうだ。今年になってようやく国連に加盟したが、私の中ではどうにも自分勝手な国というか「自分とこさえ平和であればいいという国」てな印象が強い。
 おそらく、日本もスイスと同じような悪い印象を世界から持たれてるだろうな。ただスイスと違うのは、向こうは「自分の国は自分で守る」という主権国家としての気構えがあるが、こっちは「いざとなったらアメリカが助けてくれるでしょ」てなふうに主権国家としての自覚がまるでないことだ。
 とにもかくにも「戦争になったらスイスに逃げる」なんて非現実的。だいたい戦時下にどうやって日本を脱出するのか? 自家用機でも持ってれば別だが、それでも途中で敵に撃ち落とされるんじゃない?(^_^;
 おそらくこの投稿主は、戦争が起こったら人権がどーのこーの言って自衛隊の活動を妨害し、敵を「解放軍」として喜んで受け入れ、降伏後は率先してレジスタンス(日本人)を捕まえる側に回るんだろう(これと同じことがナチス占領下のフランスで行われていた)。
 日本が平和な今のうちに、スイスでも北朝鮮でもどこでも好きなところに移住しちゃって下さい〜(^.^)/~~~。

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 日教組のサイトを見てると、「あんたらそんなえらそうなこと言う前に、自分らの態度を正したら?」と言いたくなってくる。
 
今、教師の組合活動に絡んだ不正が問題になっていることをご存知だろうか?(産経ぐらいでしか報道されていないようだが)
 組合活動は給与の対象となる「労働」とは認められないので、年休を取得して行うのが本来の姿なのだが、勤務時間中に組合活動をしている地方がある。
 例えば北海道では「鉛筆年休(いったん年休簿に鉛筆で記入して後で消してしまう慣行)」、広島県では「破り年休(いったん書いておいた年休届を後で破り捨てる慣行)」といったふうに、年休を取得せずに組合活動に従事している地方があり、会計検査院が実態チェックをする全国調査を進めているそうだ。
 政治家や官僚ばかりではなく教師の世界でも馴れ合いや癒着が浸透しているのだ。

 日教組のサイトのトップページにある「有事になったらこうなる」の日替わり(?)アニメも笑えるが(本土で戦死者が出ているような状況なのに、飛行機で海外旅行に行こうとする民間人がいるという設定がそもそも変!)、一番笑えるのは何と言っても「日本教職員組合歌」だ。
 「正義」だの「愛」だの「平和」だの「血と燃えて」だの、恥ずかしい言葉が連発。こんなの皆で歌ってるんやろか。うーん(^_^;。
 特に3番がすごい。

【ああ民族の独立と 自由の空にかかる虹 ゆるがぬ誓いくろがねの
 力と意志を鍛えつつ 勝利の道を我ら行く 我ら我ら我らの日教組】

 何か右翼の歌みたい(^_^;。
 日教組のサイトはこちら。
http://www.jtu-net.or.jp/

5月29日(水)平和のために国民がリスクを背負うのは当然

 防衛庁で情報公開法に基づく請求者のリストが作成されていた問題について。
 他の省庁ならともかく、
防衛庁という国の防衛を司る機関では、情報開示について慎重になるのは当然だと思う。って言うか、なってもらわないと困る。
 はっきり言って、防衛庁に情報開示を求めてきた人物に対しての信条思想調査や追跡調査は必要ではないか?その情報がどこでどういうふうに悪用されるかわからないんだから。
*1
 過激派予備軍、テロリスト予備軍、他国のスパイ(スパイ予備軍は官僚・政治家にもいる)、反日マスコミ、子供を洗脳したい教師、日本政府相手に訴訟を起こしたり近隣諸国へのご注進を使命とする「市民」グループ……。
 彼らが防衛庁から得た資料をどんなふうに利用するのか。それを考えると怖くないか?

*1 もっとも一般に開示できる情報だから、重要な情報は含まれていないとは思う。とは言え、「どこの基地に戦車が何台配置されているか?」といったような戦力配置(?)情報は開示の対象となっているようだから、油断はできないのでは? 私は防衛関係の事は何も知らないから、こういった情報がどこにどの程度漏れたら危ないのか等よくわからんが……。

 オウム真理教への破防法適用が議論されていた時、一部のマスコミが「オウムに破防法が適用されれば、それが拡大解釈され、公安調査庁は過激派や思想団体だけでなく一般市民まで調査して、自由に物が言えなくなる社会になる」と煽って、破防法適用を潰してしまった。
 潰した結果どうなったか? 未だにオウムの影に怯えて生活している人がどれだけ多くいることか。「あの時破防法かけてオウムなんか潰しちゃえばよかったのに」というのが今の大多数の国民の声だろう。
 ひょっとしたら今回リークした人物も、
有事関連法案や個人情報保護法案(マスコミは「メディア規制法案」と呼んでいるようだが)を潰す目的があったのではないか?と首を傾げたくなる。

 国の平和を保つためには、国民はある程度リスクを背負わなければいけない。これはどこの国でも常識だ。
 たとえば、皆さんはこんな経験はないだろうか?
 ……ある夜、コンビニまで自転車を走らせていたら、突然警察官に呼び止められて「どこに行くんですか?その自転車はあなたのですか?」としつこく訊かれていやーな思いをした……などの経験が。実は私もあるσ(^^)。
 職務質問される人の大多数は犯罪とは何ら関係のない善良な国民だが、手配犯が引っ掛かって検挙につながることもある。この率は意外と高いらしい。だから、職務質問は皆に嫌われながらも行われ続けているし、続けるべきなのである。そして、
私たちはこれを「地域の治安を保つためのリスク」だと割り切って受け入れるしかない。

 有事法制にも同じことが言える。
 日本の平和を保つためには、私たち国民一人一人が行政機関に協力することを避けては通れない。なのに、国全体のことよりも個人の自由や信条を優先する公共機関もあるから驚きだ(個人ならともかく)。
 たとえば、昨日こんな報道があった。

【武力攻撃事態法案に基づく指定公共機関に、民間放送事業者を指定する可能性があると政府が表明したことについて、テレビ朝日の広瀬道貞社長は28日の記者会見で、「あの種の法律を作って放送事業者を統制下に置くということは、憲法に反する」と述べた。
 記者会見終了後、「政府が指定すると言ってきても、拒否するということか」との質問に、広瀬氏は「簡単には同調できないということだ」と答えた。
 同法案では、NHKなどが指定公共機関に定められ、警報や避難の指示を国民に伝えることが想定されている。広瀬社長は「私たちは、政府を窓口に国民の財産である電波を使わせてもらっているが、政府の電波ではない。政府の指示の下に報道をお願いするということは、受け入れられない」と語った。】

 公共の福祉に反してでも、政府に電波は使わせないというのだ。メディアの使命は何なのか。
 
テレビ朝日は国民の生命財産の保護よりも、自分たちの主義主張を通すことを優先させるらしい。それ以前に、「国が滅びれば自分たちも滅びる」という当たり前のことにすら気づいていない。愚かだ。
 こんな事を堂々と言われた日には、「有事の際はテレビ朝日の流す情報は信じないようにしましょう」と言うしかない。

5月28日(火)台湾を知ろう

 『陳政権2年――米国頼みもよいが』と題された朝日新聞の今日の社説がこれまたひどい。

【国民党の分裂に助けられて劇的に誕生した民進党政権は準備不足が心配された。独立志向のせいで中国との緊張を高めるのではないかとの懸念もあった。
 それは、ひとまず杞憂(きゆう)だった。陳氏は、中国側が台湾に武力侵攻しない限り独立を宣言しないと述べた。中国と台湾は「特殊な国と国との関係」という李登輝前総統の二国論も採用しない、としている。おかげで中台関係はとくに悪化していない。
 他方、陳政権は近ごろ、米国のブッシュ政権との緊密な関係を誇示している。 (中略)
 陳氏は米メディアに「台湾はすでに独立国家である」と語り、正式訪米の希望を表明した。これは北京を刺激する発言だ。(中略)
 陳政権は、もっと真剣に中国と向き合う必要があるだろう。中台の経済一体化は押し戻せないほどの勢いだ。経済界からの対中改善の圧力は強まっている。 (中略)
 気になるのは、陳氏が米誌とのインタビューで、中国の次期指導者と目される同世代の胡錦涛副主席を「共産党政権と独裁の忠実な支持者だ」と断言したことだ。まだ実現していない対話の相手を一刀両断に切り捨てるのはいかがなものか。 (中略)
 もともと民進党は、国民党の一党支配に対抗する統一戦線という色彩が濃かった。しかし、これを機に台湾の責任政党として歩みだすことを期待したい。 】

 一方的に台湾が悪いと決めつけている。中台問題は全て台湾に原因があるとでも言いたげ。何でそこまで中国に肩入れするかな。最後の一文なんて、「台湾よ。国民党が支配していた頃のように中国寄りに戻れ!」と言ってるのと同じじゃないか。
 
中国は台湾を「我々と同じ民族だから統一されるべき」と言っておきながら、一方では「もし独立するなら武力攻撃する」と言っている。この矛盾について朝日新聞は決して言及しようとはしない。

 かつて日本の植民地だった台湾。同じく植民地だった韓国はご存知の通りすさまじく反日感情が強いのに、台湾は親日である。
 台湾でも戦後世代は中国国民党の教育によって反日が叩き込まれているが(台湾の歴史教科書には蒋介石を誉めることばかりが書かれてあり、台湾の歴史については何も学ばずに来ているそう)、実際に日本統治時代を生きた老齢の台湾人はみな一様に親日感情を持っている。
 もっとも数年前に台湾の教科書は改訂され、日本の植民地時代を見直す記述が加えられたそうなので、今後は台湾の若い世代の反日感情は薄れていくと思われる。
 敗戦後、GHQは台湾人と朝鮮人を「サード・ナショナルズ」即ち「準先勝国民」と規定した(日本語にすると「第三国人」)。朝鮮人は日本の敗戦を機に態度を豹変させ、違法行為や暴動を繰り返した。日本人は差別され、いびられ、命からがら引き揚げてくる状態だった。
 が、台湾人は敗戦後も日本人に優しかった。日本人が引き揚げる時には港まで見送りに来て、涙を流しながら別れを惜しんだほどだ。
 朝鮮にも台湾にも同じ事をした日本。いや、日本はむしろ朝鮮の方により力を入れていた。朝鮮人は同胞として同格に扱ったが、台湾人に対しては異民族だとして二等国民の扱いしかしなかったのだ。
 にもかかわらず、
韓国は反日、台湾は親日。この両国民の日本に対する感情の差はどこから出てくるのか。

 答は皆さんで探して下さい。最近はそれ系の本やサイトがたくさんあります。たとえばこちら。http://www.nagoya-asia.net/taiwan/
 日本人はもっと台湾について知るべきだ。知れば朝日新聞の今日の社説がどんなにお粗末で一方的なものか、よく理解できると思う。

5月27日(月)ワールドカップに早くもうんざり

 テレビを見てると、ここんとこワールドカップ関連の話題ばっかり。ニュースでもワイドショーでもトップ扱い。サッカーに全く興味がない私としては、はっきり言って少々うざったい。
 でもなぁ、実際そんなに盛り上がってるんだろうか? 少なくとも私の周囲では全然話題にも上ってない。美容院に行っても、食べ物屋さんに行っても、阪神の話ばっかり。
 だもんで、テレビでのこういった大きな扱いを見てると、試合中継の視聴率稼ぎのための大いなる前振りというか、予告というか……そんな感じがしてならない。ちょっと意地悪な見方しすぎ?(^_^;。
 開幕まであと5日。
そろそろ朝日新聞が「ワールドカップと言えどもグローバル精神でもってどーたらこーたら。ナショナリズムは似合わないだのどーたらこーたら」と言い出す頃か。世界中の人間がこれほどナショナリズムを感じるイベントは他にないと思うんだけど。
 でも、オリンピックの時もそうだったけど、「日の丸は悪しき日本帝国主義の象徴である。近隣諸国の皆さんに気を遣い、日の丸を振りかざしての応援はやめよう」なんてことはさすがに朝日も言わないだろう。期間中は日の丸・君が代は黙認。期間外は文句言い倒す。これを二枚舌と言います(^_^;。
 どーでもいいが、大阪で試合がある日が心配。会場の近くに取引先があるもんで……(^^ゞ。周辺の小中学校は大事をとって休みにしたり、授業短縮したりするらしい。

5月25日(土)100点満点の60点かな

 映画「突入せよ!あさま山荘事件」を見てきた。
 観客は40〜60代ぐらいの年代が多かったが、私と同じ30代もけっこういたし、たまに20代の女性なども見かけた。
 以下、思いつくまま感想を。

・「映画」としては盛り上がりに欠けているというか、少々不満。「プロジェクトX」みたいなドキュメンタリーを見るつもりで行けば、面白いかもしれない(って実際にあった事件の映画化なのでドキュメンタリータッチなのは当り前?)。
犯人(日本赤軍)側からは一切描写されていなかったので、時代背景なんかが全然わからなかったのは大いに不満。私みたいに事前にある程度知ってればいいけど、事件をよく知らない若い人のために、最低限の説明はほしかった。
・織田裕二主演の「踊る大捜査線」では、地方警察の「湾岸署」が主役で体制側は悪役だったが、この映画では体制側の警察庁&警視庁が主役で、地方である長野県警は足を引っ張る役として扱われている。が、最後に体制側の役所広司がちゃんと長野県警を立ててやっていたのが、良い意味で日本的だった。
・メンツにこだわる警察の体質は、この頃から現在までちっとも変わっていないのではないか。上層部がアホだと現場で働いている警察官は大変だ。そんな中、役所広司(佐々淳行)はよく頑張ったと思う。……とか言い出すと、これって佐々さんの自画自賛映画?ってなってくるから、あまり深くは追及せんとこ(^_^;。
・重厚なテーマのわりに、笑える場面が多かった。緊張感の中にあっても、人間はついつい素の姿を見せてしまう。そのあたりをふんだんに取り入れたところは評価できる。
・劇中、役所広司が「過激派シンパのマスコミに『機動隊が犯人を撃ち殺したのでは』と言われると困るから」……というような事を言っていたが、この「過激派シンパ」つーのは、やっぱり朝日新聞のことを言ってるんだろうか?(^◇^;)。
・篠原涼子や武田真治がチョイ役扱いだったのが残念!勿体ない! 本来ならこの2人、事件の主要人物なんですけど。何たって人質&犯行メンバーの1人なんだもん(^_^;。その反面、あまり名の知られていない役者さんたちがメインを張っていたのが興味深いと言えば興味深いのだが。
 
「突入せよ!あさま山荘事件」公式ホームページ

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 「古畑任三郎」「王様のレストラン」「踊る大捜査線」「ショムニ」など数々のドラマ(フジ系列が多い)や舞台に出演してきた俳優の伊藤俊人さんが、くも膜下出血で死去。
 享年わずか40才。若すぎる。最近ではバラエティ番組やトーク番組にも出演するようになり、さあこれからって時だったのに。しかも、確か「ショムニ」で知り合った裏方の女性と数年前に結婚したばかりのはず。お気の毒すぎる。
 ドラマではコミカルな役が多いが、バラエティで素で喋ってるのを見ると、すごく生真面目で大人しそうな感じの人だった。このまま50才60才と頑張っていくうちに、きっと名バイプレイヤーと呼ばれるようになっていたに違いない。本当に残念。ご冥福をお祈りします。
 
http://www.nikkansports.com/news/flash/f-et-tp0-020525-24.html

5月24日(金)あまりにアホらしいので漫才形式にしてみました

くっくり「朝日新聞さん、毎度!(^_^)/。相変わらずアホな社説ばっかりでこっちは毎日のように笑わしてもろてるんやけど、今日のは特にひどかったんちゃう?」
朝日さん「今日の社説と言えば、……
『瀋陽事件――日中対立の時ではない』ですよね。私は正論を書いてるつもりなんですが」
くっくり「どこがやねーん!(・O・)/。まずここの部分、何やねんこれは!」

【亡命・難民問題と条約違反問題は、それぞれ重要な問題で、どちらもあいまいにしたままでは済まされない。しかし、条約違反問題にばかり力点を置いて、ナショナリズムをあおるような論議の仕方には賛成できない。】

くっくり「『ナショナリズムをあおるような』って言うけど、せやからちゅーて、こんな反日をあおるような書き方はどうかな思うで」
朝日さん「別に反日をあおってなんかは……」
くっくり「いーや、あんたは日本のやることは何でもかんでも気に食わん!まちごーとる!っちゅー考え方やんか」
朝日さん「日本の悪い面を国民に提示していくのは必要でしょう。何でもかんでも『日本は正しい!中国は間違ってる!』というような偏狭なナショナリズムに凝り固まると、日本はまた戦争起こしちゃうかもしれませんよ」
くっくり「その単純な思考回路、何とかならんのかいな(__;)。……話戻すけどな、だいたい誰がナショナリズムをあおってるっちゅーねん。
単に『中国が条約違反して日本の主権を侵したのはおかしい』っちゅー当たり前のことを主張してるだけやんか
朝日さん「いや、でもそれは断定できないんじゃないですか?社説の続きを読んで下さい」

【条約違反問題では、繰り返してテレビに流されるビデオ画面だけで、結論を出すことはできない。中国の警官が総領事館の敷地内に入ったことは明らかだが、入り口付近でもみ合ったことと、ビザ申請待合室にまで警官が入り込み、逃げてきた男性2人を連行したことは区別すべきだ。
 後者には日本側の「同意」が不可欠である。この場面はビデオにない。だが、日本側は警官に退去を求めなかったことがわかってきた。そうだとすれば、暗黙の同意と受け取られかねない。こうした状況では、「不可侵権の侵害だ」と一方的に非難することは難しいのではないか。】

朝日さん「ほら、一概に『日本は正しい、中国が悪い』なんて言えないでしょ」
くっくり「おいおい!ちょお待ちぃや!
とりあえず敷地内に入った時点で違法やろ。それを何で区別してほってまうねん。それに『日本側は警官に退去を求めなかったことがわかってきた』って誰が言うたん?中国政府の一方的な言い分ちゃうのん?」
朝日さん「外務省のあいまいな発表と比べたら、中国政府の具体的な発表の方が正しいと見るのが筋では?」
くっくり「あんたな〜(^◇^;)。日本政府の発表は全部嘘や、中国政府の言うことは全部正しいって、何でそんな姿勢やねん」
朝日さん「そうは言いますけど、外務省の発表見てると隠されていた事実が次々明らかになってきてますよね。そんな外務省の言うことを信用できますか?」
くっくり「それ言われると確かに耳痛い点もあるけどな〜(^^ゞ。けど、それ言うんやったら中国も言うこと変わってきてるやん。最初は『領事館の安全を考えてとった行動だ』って言うてたのに、そのうち『領事館員の同意をもらったのでそうした』に変わってきたやんか。それは信用できるんか?」
朝日さん「だから、それは中国政府が最初の会見をした後で改めて調査してみたら実はこうだったと判明したから、見解を出し直しただけでしょ」
くっくり「あーもうっ!(--#)。何で中国の言うことはそんなあっさり信じてまうんや!?おめでたすぎるで。あんたどこの国の人?中国人?」
朝日さん「ぼ、僕は正真正銘日本人ですよ(O.O;)(o。o;)」
くっくり「日本人のくせに何で中国の肩ばっかり持つねん(-.-)」
朝日さん「そんなつもりはないですよ。中国にも悪いところはあったけど、日本にもあったでしょ。だからいつまでもゴタゴタ言ってもめるのはどうか、と」
くっくり「あらまあ、何て心の広い人やろか。自分とこの家に勝手に侵入してきたヤツでも無条件に許したれ!鍵をちゃんとかけてないこっちが悪いんや!って?」
朝日さん「国と個人じゃレベルが違うでしょ。せっかく今年は日中国交樹立30周年の年なのに、友好ムードに水差すのもどうかと思いません?」
くっくり「ほ〜、あんたは自分とこに家宅侵入してきたヤツとも友達になれるんか。しかも相手は謝るどころか悪いことしたっちゅー意識もないんやで。こんなん許しとったら秩序も何もあれへんがな!」
朝日さん「しつこい人だなぁ(^_^;」
くっくり「今日の社説、あんたこう締めくくってるわな」

事なかれ主義を脱し、国際社会で一目置かれる「開かれた社会」をめざすためにも、ぜひ有言実行であってほしい。】

くっくり「朝日さんこそ中国に対する事なかれ主義を脱した方がええんちゃうのん?(-.-)」
朝日さん「勘弁して下さいよ〜(^^ゞ。亡命家族は無事に韓国に着いたんだし、この問題はもういいじゃないですか。誰が損をしたわけでもないんですから。私たちはただ戦争のない平和な世界、人間が人間らしく暮らせる世界を望んでるだけなんですよ。主権だの条約だの小さなことにこだわってたら、いつまでたっても世界平和は実現しませんよ」
くっくり「ほ〜、ええこと言うわぁ。世界平和かぁ(~v~)」
朝日さん「誰だって平和を望んでいるはずです。あなただって戦争や差別のない世界の方がいいでしょう?」
くっくり「戦争とか差別とかなくすっちゅーてもそら無理や思うけどな〜。もっと身近な問題から解決していったほうがええんちゃう?とりあえず今回クローズアップされた難民問題とか」
朝日さん「やっと意見が合いましたね(^o^)。社説のこの部分に注目して下さい」

【中国国内には、相当数の北朝鮮からの不法滞在者がいるといわれる。それを考えれば、「北朝鮮難民」は、中国、韓国、日本、それに国連も含めて協議すべき課題である。そうした人々を「難民」と認定していない中国も、その処遇に頭を痛めている。日中とも、対立したり、敵対したりするような事柄ではあるまい。】

朝日さん「というわけで、私たちも難民問題解決の手助けができるような報道を展開していきたいと思ってます(^^)v」
くっくり「さすが人権至上主義の朝日新聞や。見直したで〜(^。^)」
朝日さん「ありがとうございます。私たちは何より人権を大切にしていきたいと思ってるんです。日本人の人権だけじゃなく世界中の人の人権をね(^-^)」
くっくり「えらい!よう言うた!(・・||||r。ほんだらまずは北朝鮮難民問題から解決していこやないの。あんた、北朝鮮の抱えてる問題をどんどん報道してよ!」
朝日さん「ええっ(¨;)……それは、……どういったふうに?」
くっくり
「なんで北朝鮮から難民が大量に流出してくるんか。なんで逃げ込んだ先の中国からさらにまた第三国に亡命しようとするんか。この理由、あんたわかるわな?」
朝日さん「……えーと……(-.-;)」
くっくり「何や、もったいつけて。簡単やんか。北朝鮮とか中国が人権をまるで重んじてない非人道国家やからやろ。人権を大事にしてくれる国やったら誰も逃げ出したりせーへんもんなぁ。このあたりどんどん取材して報道してぇや!」
朝日さん「……いや、……それは……(..;)」
くっくり「何困っとんねん。ほんまに北朝鮮難民問題を解決しよう思うんやったら、日本政府を批判する前にまずおおもとの北朝鮮を批判するのが筋っちゅーもんやろ。なあ〜、なあて〜!(^o^)/」
朝日さん「………(>_<)」
くっくり「あはは、やっぱりそら無理か(^◇^;)。あんたんとこは『共産主義バンザイ!\(^O^)/』で長いこと中国・北朝鮮を擁護し続けてきたもんなぁ。今さら批判なんかでけへんか。けどな〜、根本的にそういう間違いしとるから今日みたいな矛盾した社説しか書かれへんのやで。書いてて苦しかったやろあんたも。同情するわ〜」
朝日さん「………(T_T)」(泣きながら退場)
くっくり「いっつもネタ提供してくれてありがとうな〜。また来ぃや〜!(^.^)/~~~」

5月23日(木)田中真紀子が外相でなくて良かった

 北朝鮮亡命者家族5人は無事に韓国に到着した。
 あちこちの新聞や雑誌ですでに書かれているので今さら私が言うまでもないのだが、「田中真紀子が外相でなくて本当に良かった」と思う。
 1年前に金正日の息子が密入国した時、「とっとと追い出しなさいっ!」と言った真紀子のこと、もし亡命者家族が中国側に拘束されずに日本の保護下に置かれたとしたら、
「何で入れたのよ!今からでもいいから中国に引き渡しなさいっ!」と指示を出したかもしれない。いや、笑い話でなくマジで。
 その点、川口順子外相の対応は十分とは言えないまでも、ギリギリの範囲でよく頑張ったと思う。何せあの狡猾な中国政府を「日本は騒ぎすぎだ」と慌てさせたのだから。家族が思ったより早く出国できたのも、日本政府の中国政府に対する抗議や圧力(ODAストップも考える等)が少なからず効いたからだろう。
 一部で外相更迭論が出ているようだが、そんな必要は全くない。

 川口外相は真紀子なんかよりナンボか適任だと思う。真紀子と違って彼女は政治・外交に対して「理念」を持っている。
 例えばこのインタビュー記事なんかがわかりやすい。
http://www.be.asahi.com/20020427/W11/0038.html
 特に一番下の項目〈「非戦」では解決しない 〉に注目。
 オノ・ヨーコや坂本龍一の「非戦」の思想をどう思うかと問われて、川口外相はこう答えている。
 「世界の政治はパワーの政治。テロで問題が解決しないのは確かだが、非戦で解決するかといえばそうではない。力があればそこに戦いを挑まないという予防になる。その力は兵器の世界だけじゃない。制度を構築していく力、発信していく力、世界のリーダーになれる個人がいるということも力」。
 また、今のアメリカがワーッと一つの方向でこぶしを振り上げる危惧は抱かないのか?という誘導尋問(笑)に対しては、こんな回答。
 「アメリカはバランスがとれている。ベトナム戦争のときも、こっちの意見もあるけど必ず別の意見もある。社会全体がワーッとなっちゃうということが少ない。むしろ、私は日本のほうがはるかに心配ですね」。
 
川口外相のこの「社会全体がワーッとなっちゃう点では日本のほうがはるかに心配」という言葉の意味するところを、朝日新聞はきちっと理解して受け止めるべきだろう*1……理解できてないからこうやって恥ずかしげもなくネットに載せちゃってるんだろうね(^_^;。

*1 何度でも言うが、朝日新聞は戦中はもちろん戦後も一貫してことごとく国民をミスリードしてきた。講和問題、安保、中国文化大革命、ポルポト虐殺、教科書問題etc.……。どれほど偏った報道(中には明らかな嘘や捏造もある)をしてきたことか。このへん追究しているサイトは多いので、興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

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 ワイドショー、情報番組で亡命連行事件を見ていて思ったこと。
 誰が見ても「コイツが悪い」とわかるような、善悪がはっきりしている事件にコメントする場合はともかく、今回のように外交と人権が絡むと、途端に底の浅さがばれてしまうコメンテーターがいるものだ。
 中でも、昨日、関西ローカルの番組に出ていた女性コメンテーター(知らない人。関西人らしい)はもう最低だった。
 「(5人の出国決定のニュースを聞いて)良かったですね〜。日本政府は
『不法侵入だ』とか『主権を侵された』とか騒いでたけど、そんな小さな事どうでもいいじゃないの!人の命の方が大事でしょっ!って、私これまでほんとにイライラしながら見てましたから。だからほんとに良かったです」。
 関西はなぜかこういうレベルの低いコメンテーターが多い。見ちゃおれん!(じゃあ見るなって(^_^;?)

5月22日(水)亡命者5人、韓国へ

 おいおいおい! 田代まさしがテレビで喋ってるよ。記者会見やってるよ。ビデオの監督として復帰だって!?(O.O;)(o。o;)
 「復帰が早すぎるのでは?」と指摘されても、「家族を養うために仕事をしないといけないから。それがたまたまこういう仕事だっただけ。それにビデオに出演してるわけじゃない。裏方としてだから」と悪びれた様子もない。
 「一般人がこれだけのことをやったら、普通はすんなり仕事に復帰なんてできないという意見も聞いたが、僕は逆に有名人であるために仕事が見つからない。名前を出しただけで断られる」と同情を求めるような言葉も。
 生活面で大変なのはわかるけど、もとはと言えば自分が犯罪を犯したからであって、自業自得以外の何物でもない。
 だいたい私のような一般人からすれば、2月に判決を受けたばかりの人間がもう仕事に復帰して、しかも「テレビに堂々と出て釈明できる」というのが不思議でならない。
 芸能界ってそこまで甘いものなのか。そのうえ、この6月には事件のことや留置場生活、家族への思いをつづった告白本も発売するという。
 思い起こせば、この2月に判決が出た時、「今後は一社会人として出直したい」と芸能界には戻らないようなことを言っていたのに、昨日の会見では
「(タレント復帰については)何十年もやってきた好きな世界だから、周りの人たちが許してくれれば戻りたい」って、ちょっと待て〜い! いくら何でも虫が良すぎないか。
 確かに、現実問題として有名人が一社会人として出直すのは大変だとは思う。好奇の目にさらされるだろうし、何か資格持ってるふうでもなさそうだし(歌としょーもない小ギャグだけか?)、普通に会社に就職するのはかなり難しいだろう。それに一度芸能界でガッポガッポ稼いで味をしめちゃったら、会社勤めの賃金じゃ物足りないだろう。
 そんな時に芸能仲間から誘いがあったら、絶対そっちの方が金額もいいし、「せっかく言ってくれたから」ってことで戻っちゃうのもやむを得ないのかもしれない。
 にしてもだ。あまりに安直すぎないか。
 とにかく一旦、何でもいいから一般人がやってるような「普通の仕事」を経てからにすればよかったのに。
 そしたら世間様にも「おお、田代頑張っとるな。一から出直すというのは嘘やなかったんやな」とある程度好感持ってもらえたろうし、その後なら芸能界復帰しても、今ほどみんな冷たい反応はしなかったのではないか。
 とにかく納得いかん。私がこんなことをここで言っても何もならないけど、言わずにはおれん。「田代、お前ホンマに反省してるんか!世の中なめんなや!」。

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 瀋陽の亡命連行事件で中国当局に拘束されていた北朝鮮人5人が、フィリピン経由で韓国に向かうことになった。明日早朝には到着するとのこと。
 5人の人権が守られたのは何よりだが、だからってこの事件が終わるわけではない。領事館の不可侵権を侵した問題などをめぐる日本政府と中国政府の対立は残ったままで、最終的な問題解決まではまだ時間がかかりそうだ。
 中国政府とは今後も「情報戦」が続くだろう。今一番気になるのは、保守党の小池百合子も国会で指摘していたが、5人が今後どのような発言をするか、だ。
 中国政府は彼らに対し、たとえばこんなことを言ったのではないか。
 
「君らを出国させてやる。そのかわり、今後、中国政府の不利になるような発言は絶対にしないように」。
 「君らも身に染みたろうが、日本政府は弱腰で非人道的だ。もしあのまま君らが駆け込みに成功して日本政府に一旦は保護してもらえたとしても、その後どうなっていたことか。少なくともこんなに早く君らを第三国に出国させてやるなんて芸当はできなかったろう」。
 「わかるかい?君らを助けてやったのは我々中国政府なんだよ。このことを忘れちゃいけないよ」
 ……いやいや、ひょっとしたらもっとストレートに「もし中国政府を悪く言ったら君らの命はない。韓国には中国のスパイが多数いて君らを見張っている。先に韓国に亡命している親族皆さんにも迷惑がかかるかもしれない。そのことをお忘れなく……」てな脅しをかけているかも。
 だとしたら、彼らが領事館での出来事を、中国が有利になるようにあることないこと喋ってしまう可能性も十分考えられる。外務省が悪く言われるのは仕方ないとしても、下手したら日本人全体がひどい民族だというイメージを世界中に振りまいてしまうことだってあるかもしれない。
 つーわけで、今のうちにこれを読んでる皆さんに言っておこう。
 あの5人(1人は幼児だから4人か)が今後どんなことを言っても、決して額面通りには受け取らないように。彼らの発言の裏には中国政府の圧力や操作がある可能性が高いということを、予め認識しておいて下さい。

5月21日(火)ところ変われば常識も変わる

 今朝の産経新聞のコラムを読んで、「ああ、またか」と思った。
 東ティモールで戦時中に日本軍が住民4万人を虐殺したという話が、日本の内外でまことしやかに独り歩きしているという。
 この嘘話が初登場したのは昭和60年、朝日新聞に載った神戸のキリスト教関係者の投書だった。これに対し、当時東ティモールに駐留していた将兵たちが「そんな事実はない」と抗議すると、投書者は「大変失礼なことを書きました。おわびします。お許し下さい」と謝罪。
 本来ならここで終わっている話だ。なのに、なぜかこの嘘はそのまま独り歩きを始め、虐殺について記した本やインドネシア学者らによって増幅された。
 将兵たちは、「日本軍に衣類や家財道具を奪われたと書いてあるが、住民は槍を持ちフンドシ姿だったのに、冗談じゃない」「逃亡した豪州兵の討伐やスパイ摘発はあったが、住民虐殺などしていない」「4万人虐殺のようなでたらめな報道にははらわたの煮えくり返る思い」……。
 ……どこかで見たパターンだとは思わないか? そう、慰安婦強制連行や千人斬りなど、日本人自らの手によって海外輸出された戦時下での怪しげな話が、当時の占領国から非難を浴び、戦争冤罪を生み出すという典型的なパターンだ。
 東ティモールと言えば、最近、朝日新聞が外相のラモス氏に「日本に戦後賠償を求めないのか?」と『説得』しに行ったが、氏は「どんなに貧しくても、相手国の罪悪感に訴えるような外交カードは切らない」と、それをはねつけている(「ぼやき」5/2分参照)。某左翼団体も初代大統領グスマン氏に同じ事を言いに行ったが、これまたはねつけられている。
 東ティモール側が卑しい左翼の誘惑に乗ってこないせいか、日本では特に話題にもされていないようだ。東ティモールがたまたま良識ある国だから良かったようなものの、もし中国や韓国のように「たとえ捏造であってももらえるものは何でももらおう」的な考えの国だったらどうなっていたことか(^_^;。
 
事実ならまだしも嘘の話を持ち込んでまで「日本に補償を求めろ」とは、あまりに愚かすぎる。もうこんな犯罪的な売国行為はやめてほしい。

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 ワールドカップに出場するセネガル代表チームがキャンプをしている静岡県藤枝市で、W杯担当の市の課長が自殺した。就任以降、夜遅くまで勤務が続き、ほとんど休日をとっていなかったという。
 セネガルから開村前に届くはずだった民芸品や彫刻などを入れたコンテナが届かなかった等、いろんなトラブルが重なり、身も心も極限状態にまで追い込まれてしまったのだろう。お気の毒に……。
 セネガルと同じアフリカのカメルーンのキャンプ地大分県中津江村でもトラブルが起こっている。カメルーン代表チームが予定日に到着せず、歓迎会の準備に追われる関係者や村民たちをやきもきさせているのだ。本来なら19日に到着予定だったのが20日に延び、それもさらに延ばされ、今日現在代表チームはまだフランスにいると聞く。飛行機の都合でそうなってしまったとはいえ
*1、何ともはや。
 こういう話を聞くと、
日本の常識はあくまで日本国内でしか通用しないものだと思い知らされる。時間をあまり気にしない国民性の国は多い。テレビでも、あるコメンテーターが「日本の3時間は向こうから見たら3日」と皮肉っぽいことを言っていた。
 私たちの感覚からすれば、「○日に来るって自分が言ったんだから、ちゃんと約束守ってよ」だが、向こうにしてみれば「1日2日でそんなに怒らなくてもいいじゃない」なんだろう。
 ひょっとしたらW杯を日本でやることの最大の意義は、私たち日本人が「日本の常識が通用しない国が世界にはたくさんある」ということを自覚することにあるのかもしれない。

*1 21日になって、実は選手のボーナスの額でもめて出発が遅れたのだということが明らかになった。……何考えてんねん(T_T)。

 このように各国、各民族、それぞれの常識は違っている。最近のわかりやすい例は、瀋陽の亡命者連行事件だろう。
 あれだけ明確に不法侵入しているビデオが全世界に配信されているのに、中国政府は「国際法違反ではない」と恥ずかしげもなく主張し続けている。
 一方、日本はどうか。「外務省の報告書に重大な事実の記載漏れがいくつもあった」のは事実だが、それは全て官僚の保身から来ているもの、あるいは事の重大性が認識できていない無能力から来ているものである(もちろんこれは正していかなければならない)。
 が、中国ではそれを確信犯的にやる。あえて「重大な事実を伝えずに隠し通す」というやり方をとる。たとえ真実が白日の下にさらされていようと、いくら国際的に非難されようと、自分たちの不利になるようなことは絶対に公表しない。認めない。妥協しない。それが中国の常識なのだ。

 唐突だが、田中真紀子のやり方も実に中国的だと思う。
 「給与流用をしていないと言い張るなら、資料を見せなさい」という政治倫理審査委員会からの再三の要求を無視、「私がやってないって言ってるんだから、やってないのよ!」と開き直って押し通そうとしている。
 そのうえ「山崎(拓幹事長)さんの女性問題はどうなの」「町村(信孝幹事長代理)さんの陰謀ね」などと言って矛先をそらそうとする様は、まさに中国政府のやり口といっしょではないか。
 ここ何カ月か政治家の疑惑がいくつも持ち上がったが、辻元清美も加藤紘一も鈴木宗男も疑惑に対してそれなりに説明や釈明をし、その後離党や議員辞職などそれなりに責任をとっている(宗男はまだ不十分だろうが)。なのに、真紀子は辞めるどころか国民に対して何の釈明もしていない。
 ついでに言えば、真紀子は亡命者連行事件での外務省の一連の対応について「事なかれ主義でどうしようもない」とコメントしていた。自分も事なかれ主義じゃないか。こんな人が「外務省改革」をしようとしてたんだからお笑い種だ。

5月20日(月)商業捕鯨再開を強く望む

 インドネシアに併合されてから四半世紀。国連暫定統治が始まってから約3年。ついに東ティモールが独立。
 日本政府や自衛隊もNGOや左翼団体の反対運動にめげることなくよく頑張ったと思う。が、独立したから「はい、さようなら」ではない。経済・保健・農業など自力で解決が難しい問題が山積み状態。日本は国際社会の一員として、今後も援助を続けていく責務がある。

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 民主党の鳩山代表が19日の講演で、小泉首相が瀋陽の亡命者連行事件に関する民主党調査団の活動を「自虐主義」と批判したことに対し、「悪いことが隠されているなら、国民に知らせて判断してもらうのは自虐ではない」と強く反発。
 民主党はアホちゃいますか。
中国政府の言い分を素直に受け入れることのどこが「調査活動」なんだろうか。中国政府に上手いこと利用されている愚に気づいていない。つーか、これまでの鳩山&菅の近隣諸国への対応を見ていると、「わかっていてやっている」のかもしれない。

 朝日新聞の電話世論調査によると、この事件での外務省の主張について、「信用しない」「全く信用しない」と答えた人が合わせて7割、一方、中国政府の主張についても、「信用しない」「全く信用しない」合わせて7割という結果。
 へぇぇ、これは意外。いくらでも票数操作できるのに「イーブンでした」と発表するとは。つーことは実際には、前者の数字はもうちょっと低くて、後者はもうちょっと高かったんちゃいますか? 朝日さん。

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 国際捕鯨委員会(IWC)総会が「くじらの町」山口県下関市で開幕。
 捕鯨に反対しているのはアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどのアングロサクソン国家とヨーロッパの16カ国。日本協調国は増えてきていて、ノルウェー、デンマーク、中国、韓国、ロシア、カリブ海6国、ソロモンなど14カ国。
 捕鯨反対国の「牛や豚は家畜にして食べてもいい。だけど鯨はダメ」という主張は実に自分勝手で理屈に合わない(こんなん言い出したら、韓国の「犬食」はどうなるのか)。
 そもそも、鯨の数を激減させた主な原因は、現在反捕鯨を唱える国による過去の「脂を取るためだけの乱捕鯨」だろう。勝手なものだ。その点、日本人は脂や肉だけでなく、皮や骨まで余さず利用してきた。鯨の死を悼んで供養する寺まである。
 政治的な絡みも見逃せない。捕鯨反対国にとってグリンピースなどの「反捕鯨」環境団体は選挙の際の票ヅルとなっている。しかも、
これら環境団体は「鯨」の次は「マグロ」をターゲットにしている。いずれ日本人は鯨どころかマグロすら食べられなくなるかもしれない。
 鯨の年間捕食量(魚を食べる量)は2億8千万トン〜5億トン。世界中の人間の年間捕獲高は9千万トン。鯨がどれだけすごい量の海産物を消費しているかがわかる。人間が鯨を適切に間引いてやらないと海の生態系のバランスは崩れる。
 だいたい捕鯨反対国のやり方はセコイ。反捕鯨陣営が過半数になるよう、捕鯨に縁のない国を続々とIWCに加盟させておいて、それが「捕鯨容認国が過半数になるかも……」という自分たちに不利な状況になったとたん、「日本が途上国援助(ODA)をちらつかせて新加盟を促した」と日本を非難し始めた。何を言うかね。こういう外交的取引は国際政治の世界では常識的なことであり、自分たちもやってきたことではないか(このことを捕鯨反対国サイドに立って報道する朝日新聞もどうかと思う。全くどこの国の新聞やねん!)。
 こういった事実を知らずに「鯨は知能が高いから殺すのはかわいそう」「鯨は絶滅しかかってるから殺しちゃだめ」という感情論でモノを言っている日本人はかなり多いと思う。
 「判断停止」状態から脱するためにも、日本政府及びメディアはもっと捕鯨問題を大々的に取り上げるべきだ。まずは日本人から啓蒙していかなければ。

5月19日(日)新聞勧誘と他力本願

 昨日、千葉県で起こった事件。
 朝日新聞販売店員が近くの会社員と新聞の購読をめぐって口論となり、顔を殴るなどの暴行を加え、重傷を負わせた。会社員は意識不明の重体に陥っているとのこと。
 ネット上を徘徊していると、「朝日新聞の勧誘はひどい」という声をよく聞く。私のマンションには幸か不幸か朝日新聞の勧誘はあまり来ない。読売はよく来るが……(^^ゞ。
 数年前に1度、朝日新聞の勧誘が来た時のこと。
 「サービスで映画の鑑賞券をつけるから!」としつこく言われたが、その映画というのが、東条英機が主人公で、東京裁判の「勝者が敗者を裁く」矛盾と欺瞞を炙り出した作品、『プライド・運命の瞬間(とき)』*だったので、私は吹き出してしまった。
 
「あの〜、これって朝日さんのスタンスとは180度違う主張をしてる映画だと思うんですけど……?」とやんわり突っ込んだところ、その勧誘のおっちゃんは意味がよくわからんみたいで、きょとんとしていた。
 勧誘員というのは、いろんな新聞販売店を渡り歩いているケースが多いそうだから、いちいちその新聞の主義思想までは気にしていないんだろうけど、それにしても笑える出来事だった。

 *『プライド・運命の瞬間(とき)』 http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/movie.cgi?mid=5021

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 浄土真宗本願寺派が17日、オリンパス光学工業に対し、「新聞広告で『他力本願』が間違った意味で使われている」として抗議文を送った。
 
恥ずかしながら、私もちょっと前まで「他力本願」の本来の意味を知らなかった。ある読者さんから「くり通掲示板」でご指摘を受けて初めて知った次第。
 普段何気なく使ってしまう言い回しだが、浄土真宗の信者や関係者から見れば、これは非常識で許し難いことらしい。
 
http://www.urban.ne.jp/home/omijo/hijosiki/tariki.html
 間違った使い方とは言え、これだけ一般的に普及してしまうと、「その使い方は間違っている。傷つく人もいるんだよ」というのを周知徹底させるのは、関係者にとってはさぞ困難な作業だろう。
 私としても、本来の意味を知った以上間違った使い方は避けたいし、もし間違って使っている人に出会った時は、やんわりと教えてあげるのが親切というものだろう。が、実際それはかなり難しい。
 日常会話で、たとえば「あなたちょっと他力本願じゃない?」などと言われた時に、「ちょうどいい機会だから言っておきますが、他力本願の使い方を間違ってますよ。本来の意味は……」なんて言っちゃうと、「何じゃコイツ。言い訳するな!」ってことになってケンカに発展しちゃう可能性が大いにある。
 実際、某SOHO系掲示板で最近、ある人が「他力本願」を間違った意味で使ったのを、「使い方を間違ってる」とレスした人が出てきたことから、しょーもない揚げ足取り論争に発展してしまったのを目撃した。
 まあ、言い方とタイミング次第なんだろうけど、それにしても一般人ならともかく、「他力本願」を間違って使ってるメディアって多くないか? 特にテレビではみんな「すらっ」と言っちゃってるような気が。まずメディアから率先して直して行かないとねぇ。

5月17日(金)ゴンで正解でしょう

 ワールドカップ代表メンバー23名が発表された。
 私はサッカーはまるで知らないのでえらそうには言えないが、ゴンこと中山雅史(ジュビロ磐田)を選んだトルシエ監督の判断は正しいと思う。
 思い起こせば前回のワールドカップ、当時の岡田監督がカズこと三浦知良を代表メンバーからはずした時、世論は賛否両論大きく分かれたものだ。
 当時のカズはもう全盛期を過ぎていたので、岡田監督は他の体力のある若手選手を選んだのだろうが、私としては、日本のサッカー向上にあれだけ尽力してきたカズをはずすことには承服しかねた。精神的な意味で、彼こそが一番日本代表としてふさわしい人だと思っていたのだ。
 もちろん、体力や技術面で優れた選手を選出するのは基本だろう。しかし、
ワールドカップのような世界大会においては、「豊富な経験」を持つ選手、若い選手たちの「精神的支柱」となるべき選手を必ず入れておくべきだと思う。
 話を強引に私の得意分野の野球にスライドすると(^_^;、昨年の近鉄バファローズでは、1964年生まれの古久保*という捕手が選手たちの「精神的支柱」の役割を果たし、見事にチームをリーグ優勝に導いた。実は古久保は一昨年オフに球団から「引退してコーチにならないか」と勧められていた。だが、本人はあくまで現役にこだわった。
 昨年の前半戦は中堅どころの的山が正捕手だったが、優勝争いが激しくなった頃、古久保の出番が増えた。彼がベテランで、現役メンバーの中では唯一の「1989年の優勝経験者」であるという理由からだった(おそらく)。
 古久保が頑張ったことで、チームは非常に締まった。若手を締める「ベテラン」がいるかいないかで、チーム状況というのは大きく変わるものだ。当然、それは戦績にも反映してくる。
 そういう意味で、ゴンが入ったことにより、今度の日本代表チームは「締まる」と私は信じている。……代わりに落とされてしまった選手には気の毒だが。
 ……って、えらそーに書いてるが、ほんとに私、サッカーようわからんのよ。ルールもさっぱり。オフサイドって何すか?(^_^; メンバー見ても誰が誰やら。ゴンの他は川口と中田ぐらいしかわからん(T_T)。

 *古久保
  フルネームは古久保健二。1964年生まれの蟹座B型(私と全く同じ(^^ゞ)。選手名鑑によると、趣味・特技は「人の欠点探し」。
  欽ちゃんメンバーだったタレント長江健次とは同じ高校の同級生だそう。

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 石原都知事が中山正暉元建設相と大ゲンカ!
 
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/may/o20020515_140.htm

 中山議員と言えば、この前まで日朝友好議員連盟会長及び北朝鮮拉致疑惑救援議員連盟会長を務めていたが、北朝鮮寄り発言が多くて拉致被害者の家族の怒りを買い、結局、両会長職を辞任した人物だ。
 石原都知事が「中山議員が有本恵子さんの家族に『日本人が日本人をさらったのだから北朝鮮は関係ない』と電話で言った」と先日の産経新聞のコラムに書いたことが、中山議員の怒りを買ったようだ。
 中山議員は「私は『有本さんの事件は北朝鮮政府が関与したのではないから、他の拉致事件よりも解決しやすい』という意味で言った」と反論している。
 が、当の有本さんの家族は、当時その電話を受けた感想として、「中山氏は一貫して北朝鮮擁護で、日本の代議士の発言ではない」という怒りのコメントを出しているのだから、このケンカは石原都知事に分があるのではないだろうか。
boyaki0203.htmlの3/27分参照)

 中山議員はずっと前から親北朝鮮的な言動をとってきていた。99年12月には、北朝鮮の不審船についてこんなコメントをしている。
 「そんなものはしょっちゅう来ているんでしょうね。しょっちゅう来てはいるんでしょうけれど、それはどういう意味があるのか、効果もよくわからないけれども」。
boyaki9912.htmlの12/17分参照)
 なんちゅー無責任な発言だろう。んなこと言ってロクに対応策も練らなかったから、果たして2年後(昨年末)、海上保安庁の船が不審船に銃撃され、けが人まで出る大事件になったのだ。

 ケンカの顛末。帰ろうとする石原都知事に中川議員が浴びせた言葉は、「この安物のヒットラー!」。何と芸のない悪口だろう(^_^;。

5月16日(木)平和主義でなく判断停止

 高額納税者公示、いわゆる「長者番付」の発表があった。
 これは第三者のチェックで適正な申告を促すために昭和25年に創設されたものだが、プライバシー保護の観点から廃止を求める声も上がっているらしい。
 
私も廃止に賛成。但しプライバシー云々が理由ではない。
 夫が毎年「何でロクに仕事もしてないヤツや、おもろくもない芸人がこんなに金もらってんねん!世の中不公平や!」って、ひがんでうるさいから(T_T)。

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 昨日の「ザ・ワイド」で、日本総領事館の対応を世界はどう見ているか?というのをやっていた。その中で、「ニューズウィーク」編集長の談話が印象的だった。
 
「あの領事館職員の対応を見ていると、『平和主義』でなく単なる『ボケ』『判断停止』にしか過ぎないと思える」。
 全くその通りだ。が、外務省の『ボケ』『判断停止』、そして『事なかれ主義』は何も今回の事件に始まったことではない。
 いや、外務省だけではない。狂牛病でクローズアップされた農水省のずさんな対応でもそう感じた人は多いだろう。多かれ少なかれ、どこの省庁も『ボケ』『判断停止』『事なかれ主義』に陥っているのは間違いない。
 とは言え、私たち一般国民も笑ってはいられない。たとえば、電車の中などで誰かが困っていても、「面倒なことには巻き込まれたくない」と知らんぷりする人の何と多いことか。
 シルバーシートに大股広げてふんぞり返って座っている若者が、真ん前にお年寄りが立っても平然と無視しているシーンなどは、日常茶飯事に見かける。「こらぁっ!席譲りなさいっ!」と言いたいが、逆ギレされたら怖いので何も言えない。そう、私も『事なかれ主義』だ。
 とは言え、こういう時、私の胸にはいつも『後ろめたさ』がつきまとう。……見て見ぬふりして悪かったなぁ。やっぱり注意すべきだったかなぁ……と。
 外務省の官僚も、せめて私のように『後ろめたさ』を感じてくれてればまだ何とかなると思うのだが、もうあの体質は上から下までしっかりと、それも無意識に染みついているようなので、それも無理な話だろう。

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 昨日、大阪ドームで野球観戦していた時のこと。
 私は通路側の前から2列目に座っていたのだが、不意に背後から「コン、コン、コンッ!」と大きな音が近づいてきた。びっくりして振り向くと、傘が先端をこちらに向けて勢いよく階段を落ちて来るところだった。
 傘は通路の一番前まで行って壁に当たって止まったが、一番前(私の前)に座っていた20代の女性は私以上にびっくりしていた。
 すぐに「すみませ〜ん!」と苦笑いしながら、傘の持ち主らしき30才ぐらいの女性が降りてきた。
 20代女性は、「危ないなぁっ!」と大声で持ち主をにらみつけたが、持ち主は特に気にするふうでもなく、傘を取るととっとと上に上っていってしまった。
 20代女性は怒りが収まらぬ様子で、
「ちょっと角度がそれてこっちに飛んできてたらどうなってたか。背中に刺さって脊髄やられたらどうすんねん!」と連れにブツブツ言っていた。連れは「そんな大げさな〜」となだめていた。
 確かにちょっと大げさかな?と私も思ったが、今朝の新聞に載っていたある事件を見て、「いや、大げさでもないかも」と背筋が寒くなった。
 それは、口論の末に傘で顔を突かれた男性が脳挫傷で死亡したという事件だった。右頬など2カ所を傘で突かれたとのこと。
 階段をすべり落ちてきた傘と、故意に人の身体を突く傘では、当たった側が受ける衝撃は全然違うけれども、それでも不幸な事故というのは得てして油断や思いがけない偶然から起こるものだ。傘の扱いには十分気を付けてほしいと改めて思った。

【本編とは関係ないおまけの写真】
 三振に倒れてベンチに戻る吉岡(-.-)←似顔絵。
 昨日の試合前の時点では打率.295でパリーグ打撃9位に入ってたんだが、昨日ノーヒットだったため今日現在はランク外。明日からまた頑張っておくんなまし!\(^O^)/

5月15日(水)チャイナスクールがいる限り日本はダメです

 今日また大阪ドームへ観戦に行った。先週と同じく雨、先発も先週と同じくパウエル、結果も同じく近鉄の勝利(但し、大勝した前回の試合と違って、いつ逆転されてもおかしくないような展開だった(^_^;)。
 それはよかったんだが、帰路で夫と大喧嘩。原因は「阪神が大阪ドームで試合すること」。夫は阪神が大嫌いなのだ。「何であんな球団にドーム使わせなあかんねん。汚らわしい!」……。ああ、しょうもない。
 途中から別々に家に帰ったんだが、私は近所の古本屋に寄ったりして少しゆっくりめに帰宅した。そしたら、
ドアはチェーンロックされてるし(自力ではずした)、ネットがつながらんなーと思ったら電話線が抜かれてあった。
 ……何て陰湿なヤツやねん。ほんま腹立つ!(--#)。

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 阿南駐中国大使が北京の日本大使館での全体会議の席で、北朝鮮からの亡命者を「追い出せ」と指示したとされる問題。
 情報源は複数の同大使館関係者とのことだが、会議に出席した人たちの間では、「大使は前段で、北京で外国大使館などへの北朝鮮住民の駆け込み事件が頻発していることに触れた」という証言もあれば、「そういうことには全く触れていなかった」という証言もある。
 阿南大使の発言の全容が明らかになっていない今の段階で、一方的に彼を断罪することは言葉狩りにつながる恐れがあるので要注意。
 また、事件が発生したわずか4時間前の発言ということで、「事前に駆け込みがあるのを知っての発言では?」という向きもあるようだが、全体会議は毎週水曜日に開かれており、単なる偶然ということも大いに考えられる。

 が、私が阿南大使を庇うのはここまで。それは、彼が「チャイナスクール」だからだ。
 「チャイナスクール」(他にも「フレンチスクール」など国ごとにいろいろあるらしい)とは、もともとは外務省内の派閥を専門用語で呼んだものだが、ここのところマスコミの間では、「日中友好の思想のもと、日本の国益よりも中国の国益に沿った行動をする官僚たち」という意味で使われることが多い。平たく言えば「親中派」である。
 彼らは、中国の国益を損なう恐れのある存在は徹底的に排除しようとする。
 去年、台湾の李登輝・前総統のビザ発給を阻止しようとした連中(以前、田中真紀子にヒゲをどうこう言われた槙田邦彦・アジア大洋州局長など)も「チャイナスクール」だし、「つくる会」編纂の「新しい歴史教科書」の検定不合格工作に奔走した連中(小原雅博・アジア局地域政策課長、野田英二郎・元駐インド大使など)もそうだ。
 このように、外務省には常日頃から中国政府の意向に沿って動いている官僚が大勢いて、外務省ではむしろそれが自然なのだ。できるだけ中国を刺激せず、迎合するのが外交だと思い込んでいるのである。
 そういう考えを持っている阿南大使だから、当然、中国との友好を保つために北朝鮮からの亡命者を受け入れるわけにはいかない。もし駆け込まれた時は、状況に応じて中国側に差し出すのが適切な判断だと考えていたのではないか。だから、会議の席上でストレートに「追い出せ」とは言わないまでも、それに準ずることは言ったと私は思う。
 さて、阿南大使は「人道的な面で問題になれば、私が責任を取る」と言ったとされる。この発言が本当なら、責任とってとっとと辞めていただくしかないですな(^_^;。

5月14日(火)そんなに日本が嫌いですか

 鈴木宗男の側近と言われていた外務省の佐藤元分析官と前島課長補佐が背任容疑で逮捕された。
 宗男はまだ議員を辞める気にならないんだろうか。検察の包囲網はどんどん狭まってくるし、永田町では与野党が議員辞職を巡って攻防を繰り広げているというのに……。ここまで粘ってるのを見ると、逆にすごいな〜図太いな〜と妙に感心してしまう(^^ゞ。
 ストレスにやられて入院してしまった
辻元清美とはしょせん器(?)が違うということか。

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 何で?何で?不思議でならない。
 中国での北朝鮮亡命者連行事件。
日本のメディアは何でここまで日本政府を悪者にしたがるんだろう?(今回の事件に限ったことではないが)
 総領事館職員や外務省の対応に問題があったのは確かだし、それはどんどん批判すべきだと思う。昨日報告書が発表されたが、「無理はするな。5人が連行されても仕方がない」のくだりには私もはっきり言って失望した。平和ボケもここまで来ると、腹が立つより呆れてしまう。
 が、それにしても、ここのところのメディアの報道姿勢は何か変じゃないか?あまりにも偏ってないか?

 私の今の気持ちをこのコラムが代弁してくれている。http://www.hokkoku.co.jp/jisyoh/hjisyoh.htm
 明日には消えちゃうと思うので、大事な部分だけ引用させていただきます。
【もし自分の家が住居侵入に遭ったとしたら…。普通だれだって真っ先に理不尽な侵入者への怒りが込み上げてくるだろう。ところが例の中国の亡命者連行事件に対して日本のメディアの多くは「戸締まりが悪いのが何より悪い」という身内の非難一色の論調だからあ然とさせられる。(中略)もう一度思い出したい。
相手は流血の天安門事件の映像が全世界に流れた時でさえ「死亡した市民は皆無だ」と言ってはばからなかった国なのだ

 今やマスコミでは、「副領事のあの冷たい対応は何だ。命をかけて亡命しようとした北朝鮮の家族が可哀想じゃないか!」という論調が主流になっていて、そもそもの元凶である中国側の国際条約違反については、もはやどのメディアも言及しなくなっている。
 それどころか「中国政府の言う通りで、外務省の方が嘘をついてると思う」とまで言うコメンテーターもいる。
 おいおい。それって、野球で言えば、味方チームの打者が打ったポール際の大飛球が、「ファールか!?ホームランか!?」ともめた時に、あろうことか敵チームに同調して「そうだね、今のはファールだよね〜」と言ってるのと同じだ。
 政治家にもひどいのがいる。民主党の鳩山党首は「中国側の言い分に分がある」と言った。
 公然とこんな発言をするなんて、どういう外交センスか。しかもメディアもこの発言を特に問題視していない。これじゃ日本はいつまで経っても「主権国家」にはなれない。
 「日本は人権意識がない」と、よりにもよって日本人コメンテーターが言う。そうかぁ?アジアで日本ほど人権にうるさい国はそうはないと思うよ。少なくとも、少数民族をホロコーストし続けてる中国や、亡命失敗者を公開処刑するような北朝鮮よりは、何百倍も人権意識が高いと思うんだが。
 政治家の発言の揚げ足取り、言葉狩り。「差別だ」「傷つけられた」と寄ってたかって攻撃し、辞任に追い込む。
 CMやら小説なんかでは、「この表現は差別にあたるからダメ」てなふうに、変な遠慮をして自主規制をする。
 「人権」の旗印のもと、マスコミによるこんな茶番劇がこれまで何度繰り返されたことか。
 ……
結局、日本のマスコミにとって、もはや事実関係などどうでもよいのだろう。
 「やった、やった、またやった〜!」とばかりに、外務省と自民党を叩き、その一方では亡命者家族の悲惨な境遇を強調する。そして、「皆さ〜ん!私たちはこんなに人権意識が強いんですよ〜」と偽善者ぶる。
 自民党より先にこういう売国メディアをぶっつぶした方が、よっぽど日本のためになるのでは?

5月13日(月)もう1度人生変えた方がいいのでは?

 昨日の正解は、天橋立(京都府)でした。
 1枚目(左)は西国28番「成相寺」の本堂。2枚目(右)は成相寺の上の展望台から見た「天橋立」です。日本三景のひとつに数えられています。

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 先日、フリートーク用掲示板に書き込まれた違反投稿2本。

[3230] 人生、根こそぎ変える!!! 投稿者:P 投稿日:2002/05/09(Thu) 16:48:44
ホスト名:pl056.nas314.kurume.nttpc.ne.jp

職場の人間関係に悩み苦しみ、日本を脱出、ボランティアとして海外で生活!
帰国後、日本の忙しいサラリーマン社会に復帰することができず、入院、心身ともに傷つき社会から落ちこぼれてしまう。
私は、未来に向かって前向きになることができませんでした。
そんなときネット上でのある偶然の出会いが、こんな惨めな私を変えようとしています。
興味のある方は http://××.co.jp/1.html をご覧ください!!!

[3233] やったー!月収100万円!!! 投稿者:P 投稿日:2002/05/10(Fri) 18:58:16
ホスト名:pl005.nas312.kurume.nttpc.ne.jp

満員通勤電車の中、十二指腸潰瘍と、慢性膵炎で痛みと絶え間ない吐き気に苦しむ日々!
途中何回も電車を下り、何度も会社に遅刻!!!
忙しいサラリーマン、病院で十分な検査も受けられず、原因不明でクビ!!!
もういやだ!!! 絶対こんな人生変えてやる!!!
そんなわたしが救われました!!! このHPと出会うことによって!!!
とにかく、事実を見てください!! http://××.co.jp/1.html 

 ……あの〜、1本目と2本目で言ってること随分違ってません? ま、どうせネタなんだろうけど(^_^;。
 ちなみにリンク先は、よくある「在宅ビジネス」のサイトでした。
 人の迷惑かえりみず、場所柄もわきまえず、自分の儲けのためにひたすら突っ走る。こういう自己チューな連中を、
何とか合法的に抹殺できんもんやろか?

5月12日(日)さて、私は今日どこへ遊びに行ったのでしょうか?

  
 昨夜は3時間しか寝てないので、今、めっちゃ眠いっす。もう寝るっす〜(~0~)。おやすみなさい……。

5月11日(土)またもや情報戦

 船橋市西図書館の書籍廃棄事件(過去ぼやき2002年4月分の4/12、13、16参照)の続報。
 船橋市教委は「汚損や破損など、市で定めた基準に当たらない」として、本を廃棄した女性司書や館長らを近く処分する考えを示した。
 市教委によると、昨年8月の1カ月間に同図書館の書籍170冊が廃棄されたが、そのうち西部邁氏の著書36冊、渡部昇一氏の22冊など計107冊が廃棄基準に合っていなかった。
 しかし、本を廃棄した女性司書のコメントの酷いこと。
「なぜこんなことをしたのか自分でも説明がつかない。思想的な背景はない」
 「破損している等の正当な理由無く廃棄した本」が極端に保守系論客の著書に偏っているのに、そんな言い訳が通用すると思ってるんやろか?
 ちなみに廃棄された書籍約15万円分はとりあえず公費で再度購入し、おいおいこの女性司書らに負担させる予定とのこと。当然だ。

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 今日の朝日新聞社説「亡命事件──しっかりせよ外務省」。
 外務省の対応のまずさを延々と批判するだけで、中国側に対する批判はほとんどない。最後の段にたった1文あるだけだ。
 
「中国側の主張が理に合わないことは明らかである」。なのにその直後の文は「しかし、いたずらに対立をあおるべきではない」。はあ?(__;)
 もちろん総領事館職員や外務省の対応はまずいとは思う。が、そもそも中国武装警官が国際条約を破って総領事館内に侵入したことが元凶なんだから、それからまず批判すべきだろう。
 朝日新聞記者諸君。そんなに中国が好きなら帰化でもしたらどうか。その時は、「日中国交正常化30周年だし、配慮しないといけない」と言った野中広務もいっしょに連れてってやって下さいね(^_^;。

 ところで、中国側は総領事館内に駆け込んだ男性2人について、「武装警察官が副領事に連行していいかと尋ねたら、OKと返事があった。感謝の言葉もあった」との談話を発表したが、こんなん絶対に嘘。だって、本当にOKを取り付けての行動だったのであれば、なぜ中国側は最初の会見の段階でそれを主張しなかったのか? なぜだいぶ後になってこんなこと言い出すのか?
 日本政府はさっそく「領事と副領事から何度も事情を聴いているが、武装警察官に同意した事実はない」と強く反論した。
 
教科書問題や南京虐殺論争でも思ったのだが、これはもはや情報戦だ。
 中国人には基本的に公共心というものがない*。最近の日本人もなくなってきているが、その比ではない。自分の立場を有利にするためには嘘をつくことも辞さず、捏造写真や誇張した数字を「真実」として堂々と世界に配信する。
 どうやら今回もこの手法を使い始めたようだ。これをされると、人が好くて事なかれ的な対応しかできない日本側は非常に不利だ。

 情報戦の一例。
 今日になって、中国外務省は「98年5月に日本の警察官多数が在日支那大使館本館に無断で侵入し、身元不明者を強制連行した」という談話を発表した。「日本も同じ事をやってたじゃないか」とでも言わんばかりだが、この事件の真実はこうだ。
 ……東京都内の中国大使館を訪れた男性が突然敷地内に入り込んだ。このため、門の外で警備をしていた警察官1人が大使館の受付職員とともに後を追いかけ、本館入り口の車寄せ部分で取り押さえた後、警察署に連行した。男性は受付で入館を拒否され、いったんは帰るそぶりを見せたが、突然きびすを返し敷地内に駆け込んだという。男性はその後すぐに釈放されている。……
 警察官は多数でなく1人だし、大使館の職員もいっしょに追いかけているし、今回の事件とは明らかに状況が違うではないか。
 
なぜ中国政府はこんな幼稚で見え透いた反論ばかりしてくるのか。
 
それは、江沢民が軍事委員会主席であり、軍への批判がタブーになっていることで、中国政府が江沢民及び軍に遠慮しているから、という説が有力だ。武装警察官は中央軍事委員会直轄の治安部隊である。だから、中国政府は今後も、軍を守るためにいろんな屁理屈をつけて、今回の武装警察官の行為を正当化し続けるだろう。
 が、日中間でいろんな問題が起こる度、たとえ中国側の言い分が幼稚で一方的なものであっても、「あなたのおっしゃる通りです。すみませんねぇ」という態度で来たのがこれまでの日本政府であり、この態度が中国をつけあがらせてきた最大の要因だろう。
 今回は屈してほしくない。いや、何があっても屈してはいけない。悪いのは明らかに中国なんだから。ここで折れてしまったら、日本はマジで中国の属国になってしまうぞ。日本が主権国家であるという当たり前のことを、中国と全世界に示せ。

*先日テレビの特集で見たのだが、オリンピックを控える北京では、通行人が信号を全く守らないことが大きな問題になっている。「赤信号だけど、車が来てないから渡っちゃえ」というレベルではなく、「車がビュンビュン通っているのに、それを無理矢理止まらせて、赤信号を堂々と渡っていく」のだ。信号機を設置してる意味がまるでない(^_^;。

5月10日(金)久々に爽快な試合を見ました

 産業能率大学が発表した新入社員アンケートによると、理想の男性上司の1位は星野監督。なるほど。
 が、
6位に筑紫哲也、9位に久米宏って、何じゃこりゃ!……私には共産主義のとんでもないオヤジにしか見えないのだが(^_^;。
 あと、理想の女性上司の3位に田中真紀子がいる。自らの秘書給与疑惑についてあんな誠意のない対応をしているオバサンの、いったいどこが理想なのか。それに疑惑が真実だとしたら、服役中の山本穣司や辻元清美どころの騒ぎじゃないほどの悪質な犯罪だというのに。
 もしかしたら、このアンケートをとったのは疑惑発覚前なんだろうか?そうでないとどうにも理屈に合わんもんね。そういうことにしとこ。

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 雨にもめげず、約2週間ぶりのドーム観戦。いや〜、前半はどうなることかとハラハラしたけど、後半に「いてまえ打線」が大爆発!我が愛しの吉岡も3打点の大活躍でした\(^O^)/。
 不調のウィルソンの代わりにスタメンDHで出場した川口憲史に至っては、4打数4安打の大当たり。将来、バファローズのクリーンアップを背負って立つ人です。名前を知っておいて損はないですよ。
【写真:お立ち台の川口。見ていて本当に楽しい試合でありました】

 ところで、今日は観客席で思わぬ光景を見ました。良い意味で大変驚きました。
 それは試合前の国歌斉唱の時のことです。「全員ご起立下さい」のアナウンスで、客の2/3ぐらいは立つんだけど、国歌ちゃんと歌ってる人なんてごくごくわずかなんですわ。
 が、な、なんと!私の近くの席にいた男の子2人(4才ぐらいと6才ぐらいか?)が、途切れ途切れなんだけど、
ちゃんと君が代歌ってたんですわ!
 きっと親御さんのしつけがいいんでしょうなぁ。日本の将来も意外と明るいかも……と嬉しくなりました(^_^;。

5月9日(木)日本総領事館侵入事件

 中国は日本をなめている。属国扱い。主権国家として認めちゃいない。
 それはずっと前からわかっていたことだが、昨日の中国武装警察官が日本総領事館に侵入した事件(北朝鮮からの亡命者を阻止した事件)で、さらに思い知らされた。

 ウィーン条約第31条では、総領事館の敷地内は「領事機関の長の同意がある場合を除いては」その国(この場合は日本)の領土と規定されている。つまり、中国は日本の治外法権を侵したのだ。
 なのに、中国外務省の見解は「反テロという大きな背景下での身元不明者の連行は、完全に総領事館と館員の安全確保を考慮したものであり、同条約の関連規定に合致している」。……何ちゅうこじつけ!(^_^;。「反テロ」という大義名分のもと、チベットやウィグルの弾圧もさぞや進んでいることでしょうねぇ。
 同じく昨日、今日とアメリカ総領事館に駆け込んだ北朝鮮の亡命者たちに対しては、ノータッチだったくせに。おそらく、
アメリカを怒らせるのは怖いが、日本は怒らせても恐るるに足らず!ということなんだろう。
 国際条約で守られている外交特権を、中国は日本に対しては認めないらしい。中国共産党にも腹が立つが、ここまでなめられてる日本政府も情けない。

 今回の駆け込みは韓国の非政府機関(NGO)*1の支援で計画され、事前にこの計画を知った日本の関係者が、近く瀋陽市で公館への「駆け込み」があると日米外交当局に通告していた。が、日本側は十分な対応策をとっていなかったらしい。
 駆け込みの一部始終を記録したVTR(共同通信提供)がそれを物語っている。
 門から敷地内に駆け込んだ亡命者5人。そのうち男性2人は建物に向かって走っていく。母親と娘と祖母は行く手を阻まれた。母親を腕ずくで引きずり出そうとする中国武装警官3人。やがて総領事館職員3人が小走りにやって来た。が、彼女たちを助けるでもなく、中国武装警官の暴挙を呆然と立ちつくして見ているだけ。職員のうち最初にやって来た1人は、警官の帽子を拾ってやる余裕さえあったのに。……
 職員たちは何で動かなかったのか。マニュアルがないのか。マニュアルはあっても「こういう場合は穏便に。見て見ぬふりしましょう」とでも書いてあるのか。
日本の「危機管理能力の欠如」が、ここでも露見した形だ。
 結局、亡命者5人は中国側に身柄を拘束された。うち1人は幼い女の子だ。ほうっておけば、彼らは北朝鮮に強制送還され、収容所に入れられる。それは死を意味する。だからこそ、あの母親はあそこまで必死に抵抗したのだ。

 日本政府は中国政府に抗議、関係者の身柄引き渡しを求めている。
 しかし、小泉首相は中国との友好関係が壊れないかと気にして、腰が引けた発言しかしていない。こういう時に断固たる態度を示さないと、これからも延々となめられるぞ!
 実際問題として、日本が亡命者を受け入れるのは難しいだろう
*2。が、中国・韓国とやりとりして、彼らを韓国に亡命させてやることはできるはずだ。
 日本政府はその努力をすべきだ。でないと、
「日本は何て慈悲のない国なんだろう」と、世界的非難を浴びるのは間違いない。

*1
事件を「主導」したのは、韓国キリスト教会の牧師が代表を務める民間団体「拉致被害者、北朝鮮脱出者の人権と救命のための市民連帯」で、写真やVTRを撮らせた狙いは、中国国内で北朝鮮脱出者への取り締まりが強化されていることを指摘したうえで、「中国当局がどんなに脱出者を監視、警戒しても、亡命強行が続くということを全世界に示す」ことだそう。だからこそ、あんな生々しい映像が撮れたのだ。

*2
と言うよりも、冷たいようだが、安易に受け入れてはいけない。北朝鮮から日本への亡命者がドドッと増える恐れがあるからだ。その中には北朝鮮工作員も含まれている可能性が十分考えられる。

5月8日(水)FAXストーカー?

 たまには芸能ネタでも。
 卵巣腫瘍の摘出手術を受けた宇多田ヒカルの具合はどうなんだろうか。彼女の公式サイトには一昨日・昨日の2日間で1600万件ものアクセスがあったそうだ。
 好事魔多し。いくらヒッキーと言えども病気に見込まれたら、これはもう素直に養生するのが一番。3rdアルバム、ゆっくり楽しみにしてます。

 ここ何カ月か毎日のように話題(それもマイナス方向で)を振りまいている和泉元彌ファミリー。
 うちの夫はけっこう羽野晶紀のファンなので、元彌との結婚には最初から反対していた。
「『関西弁禁止』の家に嫁ぐなんて、絶対生活が合わへん。それにあいつは絶対マザコンや。可哀想に!」と。私は昔は元彌を特に嫌いではなかったが、最近の言動を見るにつけ、もうダメ!
 昨日は、公演先の中国から帰国した際、能楽協会に設置された調査委員会のことでマスコミに訊かれると、「それはマスコミの人が騒ぐから」と逆ギレ。追いかけられて迷惑な気持ちはわからんでもないが、そもそも問題がなければ誰も叩かんでしょ。
 たとえ本人が真面目で一生懸命であったとしても、スタッフがアホやとどないもならん。あのオカン、早急に何とかした方がいいのでは?

 布袋寅泰が妻である今井美樹の父の葬儀に参列後、スタッフと食事をした後に転倒して頭がい骨骨折の重傷。
 いくら酒が入っていたとはいえ、転倒ぐらいで骨折するか? いや、あれだけ背が高いと、倒れ込んだ場合、頭から地面までの距離がけっこうあるから、受ける衝撃もそれだけ大きくなるってこと?
 それにしても今井美樹は踏んだり蹴ったりですな。お腹の赤ちゃん、お大事に……。

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 「石原知事、再選へ出馬意向」と朝日新聞が一面トップで伝えた。
 魂胆ミエミエ。
朝日は自分たちの主張とは異なる考え方を持つ石原都知事が嫌いなので、「既成事実」を先に作ってしまって、彼が国政に復帰できにくい雰囲気を作ろうとしているのだ。
 社説では、「民主主義の底力を見た」としてフランスのシラク氏再選について述べているが、シラク氏云々よりも極右のルペン氏の大敗が嬉しくてたまらない様子。ここでも石原都知事を牽制しているように見える。
 さらに天声人語では、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさんを取り上げ、「軍政は、言論の自由、表現の自由、政治活動の自由などの自由を嫌う。多様な意見を容認したくない。皆を同じ方向に向けたい。いつでもどこでもそういうものだろう。その邪魔になるのが民主化運動の指導者スー・チーさんだった」と来た。
 さあ皆さん。この文章の「軍政」を「朝日」に、「民主化運動の指導者スー・チーさん」を、「つくる会」「保守派」などの単語に置き換えてみましょう。
 ほんま、ネタに困らないトンデモ新聞です。

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 夕方、FAXが送られてきた。取引先から未稿分が送られて来たのかな?と思って見ると、送信者名は某超大手企業。
 そう言えば、バンドを組んでいる夫が昨日、「明日、バンド仲間のA氏からFAXで楽譜送ってもらう手はずになってるんで、よろしく」と言ってたっけ。そのA氏が会社から送ってきてるんだろう。
 それはいいが、1枚目の通信欄に「楽譜は全部で16枚です」と書いてあった。げげっ、16枚も送って来るの!? このFAXのメモリでそれだけ受信できるんやろか?(^_^;
 それ以前に、送信した楽譜の1枚目を見ると、めちゃ細かくて字(音符)がつぶれてて、ほとんど判読できない状態。これはこの先いくら送ってもらっても無駄だと思い、印刷をストップさせた。そしたら、とたんに電話のベルが。取ると「FAXを受信します。受話器を置いて下さい」のメッセージ。
 A氏に「もうこれ以上送らないで下さい」と電話しようと思ったが、内線番号がいくつも書かれてあって、どこに電話していいのかわからん。そうこうしてるうちに、また電話が鳴って、「FAXを受信します……」。
 もうええわ、ほっとこう。そのうちあきらめるやろ。あるいは、変に思って向こうから直接こっちに電話して来るやろ……と思って仕事に戻ったが、しつこく電話が鳴る。取る度に「FAXを受信します……」。
 か〜!何じゃ、このA氏は。ストーカーじゃあるまいし!
何でこっちに直接電話して、「送れませんけど、どうなってるんですか?」って尋ねて来ないのか。
 それでも電話はしつこくしつこく何度も鳴る。えーい、私は締め切り前の漫画家か!(^_^; その都度「FAXを受信します……」。いつまで経っても鳴りやまない。
 仕方ないので残り15枚全て印刷した。リボンと紙の無駄!ああ、無駄!何て頭の悪いヤツなんや!一流企業の名が泣きますよ。
 帰宅した夫に、事の顛末を話した。「あんたの友達、アホちゃう?」と言ってやりたかったが、夫の友人の悪口言うのも悪いかな〜と思って言わずにいたら、夫の方から「あいつアホやな。要領悪いねん」というセリフが。
 ……そうか、やっぱりアホなのか。そりゃしゃーないわ(^_^;。

5月7日(火)朝日新聞の欺瞞がよくわかるアニメ

 衆議院有事関連特別委員会質疑。
 ニュース報道では編集されてしまってごく一部しか伝えられないのだが、国会中継を全部通して見ていると笑いどころ満載なんですな、これが(^_^;。
 
特に共産党と社民党。これがもう「子供のイチャモンつけ」そのもので、お粗末な質問のオンパレード。
 土井たか子はこの期に及んでも「どこの国が攻めて来るというのか」とか言ってる。これに対する中谷防衛庁長官の返答がこれ。「私の家にどこの誰が泥棒に入るのかを、前もって予測することは不可能です」。
 言ってる中谷さんご本人も、さぞ情けなかったことだろう。ご同情申し上げます(T_T)。

 ひとしきり笑わせてもらったりイライラさせてもらったりした後、こういうタイムリーなものを見つけてしまいました。日頃の私の意見に賛同されている方であれば、大ウケ間違いなし(^◇^;)。
 注)ロードにちょっと時間かかります。また画面が進むスピードが速いので、最低2回は見ないとよくわからんかも。
 
http://www1.raidway.ne.jp/~huguruma/seki/seieki020225.html
 これはおまけ→http://www1.raidway.ne.jp/~huguruma/seki/seieki020409.html

 毎度のことながら、ニュースステーションは相変わらずですな。
 いきなり「沖縄タイムス」とか「河北新報」とか左翼系新聞の社説ばっかり取り上げて、「どの新聞も有事法制には反対しています」って、アンタ。ずるすぎないか?
 また、いかにも「共産党や社民党が鋭い質問をしたのに、政府側はしどろもどろできちんと答えられない」てなVTR編集をしていたが、これも完全な印象操作。視聴者を騙すのはやめて下さい。
 「お粗末な答弁」なんじゃなくて、そもそも質問がお粗末すぎるんだってば。「答弁を待つ時間が無駄」なんじゃなくって、「質問自体が意味のない無駄なもの」なんだってば。泣けてくるわ、もう(T_T)。
 論説委員に至っては、「顔を洗って出直したほうがいいですね、政府は」とか言い出す始末。
 
テレビ朝日よ。朝日新聞よ。あんたらこそ顔を洗って出直したほうがいいです。

5月6日(月)今夜は早く寝ましょう

 私は連休が嫌いだ。土日2日間の連休(月に1回しかない)は特に問題ないが、3日以上の連休は大嫌いだ。
 他業種と比較すると、印刷関係の仕事は連休前と連休後はめちゃくちゃ忙しくなる。納品日も当初の予定が2日も前倒しになったり、逆に後ろにずれ込んだりして、ややこしいことこの上なし。
 大手メーカーなんかは10連休だったところも多いようだ。うらやましい限り。
 私はこのGWの前半は仕事をしていたんだが、取引先への通り道に某大手メーカーのビルがあり、ふと見ると、会社ごとシャッターが降りていた。いつも見かける警備のおっちゃんだけが、変わらず仕事をしておられた。
 あと、3日以上続けて休むと、身体も頭もなまってしまうのが困りもの。仕事用にリセットするのがちょっと大変。これは読者皆さんも同じかな。
 
夫はなんと明日有給を取っている。「連休の疲れを癒すため」だそうだ。こっちは朝イチで納品やっちゅーねん。私の疲れはどうやって癒したらええねん。ねたましい!(--#)

5月4日(土)1日遅れですが

 昨日は憲法記念日だった。
 各紙のアプローチを見ていて、驚いたのは毎日新聞だ。
 毎日の5/3付社説より。

 ・国会勢力で見ても、9条の厳格な解釈を求め「改憲反対」の立場を堅持しているのは社共両党だけで、全体から見ても1割に満たないのだ。
 ・世論調査を見ると長い間、改憲を求める人たちは30%台、反対派は20%台で推移してきた。だが21世紀に入り改憲派は40%台に増え、護憲派は10%前半まで減っている。
 ・憲法を自由に議論しようという機運が盛り上がってきたことを私たちは歓迎する。
 
 私は毎日というのは、朝日ほどではないにしてもかなり左寄りで護憲派だと思っていたのだが、そうでもないのか?

 一方、朝日の同日付社説より。

・いまの日本に必要なのは憲法改正を、などと考えるより、政治や行政を、民意を真に反映する仕組みへとつくり替えていくことであろう。
・私たちは、当面、憲法改正の必要性があるとは考えていない。

 「私たち」って誰なのよ。まさか「私たち国民は」なんて言う気じゃないでしょうね!
 ちゃんと「私たち朝日新聞記者は」って書きなさいよ。情報操作はいい加減にやめてよ。ふんとにもう(--#)。

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 妹とその娘(もうじき5才)が我が家に遊びにやって来た。
 妹は姪っ子に日頃からいらんことを吹き込んでいるようで、今日も会っていきなり「くっくりおばちゃん、お箸の持ち方ヘンなんやて。直さなアカンよ」と言われてしまった。なさけな〜(T_T)。
 夕方から街に出て居酒屋→カラオケ。
 姪っ子は何でも食べる。お刺身も食べるし、軟骨から揚も食べるし、子持ちししゃもも大好物。……ちょっとオッサンくさくないか?(^_^;。

5月3日(金)自転車♪自転車♪

 夫の家の墓参りに行った。
 いつもは電車で行くのだが、自転車で行ける距離では?(片道10kmちょっとのはず)ってことで、夫と二人、それぞれ自転車に乗って出掛けた。
 が、これが思った以上にきつい。道は事前に地図で確かめてあったが、実際行ってみると車しか通れない陸橋だったり、すっげー上り坂だったり、トラブル続出!
 片道1時間ぐらいで行けるだろうと踏んでいたが、1時間15分かかった。帰りは帰りで、「行きは遠回りしちゃったから、帰りはこっちから」とコースをところどころ変更したのが、かえって裏目に出てしまった。
 まーでも、新緑の季節に自転車で走るってのは実に爽やかだった。良い運動にもなったし。
 ただ、明日あたりきっと筋肉痛に悩まされることだろう。もう足がパンパン(^_^;。

【写真:道中見かけた床屋さん(羽曳野市内)】

5月2日(木)対日スパイの実態

 アサヒ・コムの「ひと」より。
 東ティモールのラモス暫定政府外相が朝日新聞記者と会見。
 ラモス氏は第二次大戦中の日本軍の占領については、戦後補償を求めない新政府の方針を明らかにした。
 曰く、
「どんなに貧しくても、相手国の罪悪感に訴えるような外交カードは切らない」
 中国・韓国にも聞かせてやりたいですな。
 ラモス氏の口からこういう言葉が出てきたということは、当然、先に朝日新聞記者の方から「日本に戦後補償を求めますか?」と質問があったんだろう。「我が国からお金取りませんか?」とそそのかしてきた記者をラモス氏はどう思ったろう?
 
http://www.asahi.com/people/update/0501/007.html

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 一方、こちらは今朝の朝日新聞社説。
 朝日新聞阪神支局襲撃事件について述べられているのだが、またしてもツッコミどころ満載。

【犯行声明には「反日朝日は五十年前にかえれ」とあった。新聞が政府を批判する姿勢を失い、日本全体が破局に向かって突っ走った戦前への回帰を命じたのである】
 昨日ニュースステーションの清水解説員も同じことを言っていたが、何と勝手な解釈をする人たちだろうか。「反日朝日」の部分を切ってしまって、「50年前」だけにしか言及してない。
 事件当時から遡って50年前と言えば、日本が中国との戦争に突入し、まさに朝日が「ガンバレ日本!」と国民を煽っていた頃だ。
 赤報隊を名乗るこの犯人は、何も「あの暗い時代に戻せ」と言っているのではなく、戦後日本の国益を害するような記事を書き続けてきた朝日新聞に対し、昔のように「日本人のための新聞を作れ」と言いたかっただけでは?
 もちろん、戦意高揚記事を書き続けて国民を間違った方向に煽った戦前の朝日新聞が良かったとは私も思わない。また、犯人に共感するわけでもない。
 が、犯行声明に対するこの朝日の解釈は自分勝手すぎる。自分たちの汚れた歴史にフタをし、論点をずらして逃げているとしか思えない。
 あと、「新聞が政府を批判する姿勢を失い」とあるが、そもそも政府を批判することが新聞の役割だと考えているんだとしたら、えらい勘違いだと思うんだが。

【だが、自由な言論を揺るがすのは、むき出しの暴力だけではない。地域社会や職場で反対論や少数意見を有形無形の圧力で封じ込めようとしたり、自己規制を迫ったりする例は後を絶たない。その意味で、事件は決して過去のものではない】
 どの口が言うか〜!その口か〜(-.-#)!
 去年の教科書問題を思い出してみなはれ。
朝日新聞の主張とは反対の立場を取った「つくる会」とその歴史教科書、そしてそれを採択しようとした各地域の教育委員たちが、どれだけ不当な圧力を受けたことか。その陣頭指揮を執ったのは、他でもない朝日新聞ではないか。
 「我が社は反つくる会キャンペーン張ってます」と堂々と言い、左翼団体と連携、中国や韓国に検定前の白表紙本(未公開)の内容をご注進、内政干渉を呼び込んだ。
 それだけのことをしといて、全く臆面もなくよく言えますなぁ。……はあぁぁ(溜息)。

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 んで、こちらは産経朝刊より。
 朝鮮戦争直後から日中国交正常化前後の期間、日本国内で暗躍した中国スパイについての米国防総省機密文書が見つかった。
 
http://www.sankei.co.jp/news/morning/02iti001.htm
 まるでスパイ小説でも読んでるようだが、じっくり読むと寒気がしてくる。

 私が特に気になったのは、
 (1)1949年の中華人民共和国建国直後から、中国帰りの旧日本軍帰還兵に元在日中国人の工作員を紛れ込ませて潜入させた。
 (2)日本の労働組合幹部が中国側の招待を受けて訪中、多額の宝石類を持ち帰って、それ以降は親中派になった。また、社会党議員がダイヤの指輪を中国要人から贈られるなど金品攻勢が行われていた。
の2点だ。

 (1)については、今でもテレビの戦争特集なんかで、帰還兵が「日本軍は中国でどれだけ悪いことをしたか」「中国は捕虜の私たちを手厚く待遇してくれた。素晴らしい国だ」と訥々と話したりする。やっぱ中国共産党に洗脳されて帰国したんだろうなぁ。その気の毒な境遇には同情するが、それにしても全く罪深いことをしてくれるものだ。
 (2)の中共による「接待攻勢」は現在も続いているんだろう。
「何でそこまで?」と思うほど中国に配慮する一部の政治家や官僚たちを見れば、そう考えるのが自然だろう。

 ネットでは見ることができないが、紙面にはこの文書の詳報が載っている。
 対日工作で中国と北朝鮮が協力し合っていたことや、中国の元女優が渋谷に居を構え、香港にある会社社長で元軍人の指示で活動、国会議員(報告書では実名表記)に接近、「強い関係」を築いていたことなども。
 日本はスパイ天国と言われる。愛国心のない政治家や官僚が金品や色香につられていとも簡単に陥落してしまうのは、想像に難くない。中国だけでなく様々な国による対日工作活動は、今も続いているのではないだろうか。ひょっとしたら、あなたの隣にもスパイが……。

5月1日(水)新掲示板設置のお知らせ

 【くり通掲示板[3212]より引用(手抜き(^_^;)】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 最近、こちらの掲示板がプロ野球でよく盛り上がるようになりました。
 私自身、もっとプロ野球の話で盛り上がりたいんですが、そうすると野球に全く興味のない方にご迷惑かなーと思い、この度新たに「くり通プロ野球大好き掲示板」を開設いたしました。
 完全趣味&イレギュラーな掲示板ですし、賑わうかどうかも未知数なので、TOPページからしかリンク貼ってません(^^ゞ。
 私自身は大阪近鉄バファローズのファンですが、もちろん他球団のファンの方もOKですよ!
 プロ野球がお好きな方は、どんどん投稿なさって下さいね。
 「私、この選手が好きなんです」「最近ひいきの球団が弱くて落ち込んじゃう…」などなど、いろんな話で盛り上がりましょう〜\(^O^)/。
 こちらからどうぞ。
 
http://www.st.sakura.ne.jp/~kukkuri/baseball/yybbs.cgi
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−引用終わり

 最近仕事が忙しいし、ネット上でもいろいろあって、「はけ口」がほしくなったというのも設置に至った一因です(^^ゞ。皆様、何卒ご愛顧のほどを。
 今これ書いてる時点で設置からまだ24時間経ってないんですが、お陰様でカウンタがもう100を超えてます。プロ野球好きの派遣社員&在宅ワーカーさんって潜在的にかなり多いのかな??(^_^;


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