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過去ぼやき2002年3月分

札幌南高校のこと・デヴィ夫人に拍手・個人情報流出の危険性について・神戸の大学院生暴行死亡事件で警察の不手際・「ジー・オー」グループに捜査のメス・関西弁考察・はせさん治死去・鈴木宗男証人喚問・北朝鮮拉致問題で新展開・山口の母子殺人事件の控訴審・バフィのサインの仕方・加藤紘一がまた・真紀子がまた・辻元清美を追い出すチャンスがやっと来た!・ADSL開通・ワイルダー監督死去・近鉄開幕2連勝
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3月31日(日)まさか彼が泣くとは思わなかった

 今日はどうにか大阪ドームに行くことができた。試合の方も4-2でオリックスに勝ち、開幕2連勝!(書き忘れていたが、昨日の試合は6-3で同じくオリックスに勝った)。

 先発は小池秀郎。プロ野球好きな方はご存知だろうが、そうでない方のために簡単にプロフィールを。
 1990年のドラフトで何球団かが競合した末、ロッテが小池の交渉権を得たのだが、それは彼の意中の球団ではなかった。小池はロッテを蹴って1度社会人野球に行き、その2年後近鉄に入団した。
 1997年には最多勝利投手に輝いたが、その後中日にトレードされ、中日では鳴かず飛ばずで昨年解雇されてしまった。そして、テスト入団で今年からまた近鉄に復帰。
 栄光と挫折を繰り返し味わった小池にとって、今日の試合はものすごく大切なものだったに違いない。リリーフの岡本がオリックスを抑え、試合に勝った瞬間、ベンチの中で小池は選手やコーチたちから握手責めに合っていた。
 
お立ち台に上がった小池は、「ものすごく幸せな気分です」と涙ぐんでいた。私は驚いた。私の中での彼は、人前で涙を見せるようなタイプの人ではなかったものだから。思わずこっちももらい泣きしてしまった(‥、)。小池には、良くも悪くもいろいろと思い入れがあったしね(^^ゞ。
 うちの夫*なんか、1年ちょっと勤めた出向先に「もう君はいらん」ということで契約終了され、明日から新しい出向先に行くのだが、ついこの前まで、「俺なんかどこも必要としてくれへん」とスネていた。出向先が終了する度にいつもスネるんで困る(^_^;。小池を見習って頑張れ、夫よ。

 *夫は某会社の正社員でSE兼プログラマ。雇用されている会社に出勤するのでなく、他企業に出向している。出向先は数ヶ月〜数年周期で変わる。派遣社員とちょっと似てますね。

 あと、今日はもうひとつ嬉しいことがあった。
 毎年、近鉄主催の各試合で、選手の「ピン・バッジ」が来場者(ファンクラブ会員限定?)に1コずつ配られているのだが、いきなり私の大好きな吉岡のバッジが当たったのだ!【写真参照:ほぼ原寸大です】
 これは袋入りで無作為に配られるため、どの選手のが当たるかは運次第というやつなのだ。去年はついに、吉岡のバッジは1度も当たらず仕舞いだった。だから喜びもひとしお〜(^o^)。

3月30日(土)吉岡が今季チーム第1号!

 今日、プロ野球が開幕。今年は8年振りにセ・パ両リーグ同時開幕だった。
 私は大の大阪近鉄ファンで、毎年開幕試合は必ず駆けつける。今日もその予定でいたのだが、あいにく体調がすぐれず、自宅で観戦。
 愛する吉岡(1塁手で6番バッター)が、1打席目、2打席目とも三振で、なーんか嫌な予感がしていたのだが、3打席目に何とホームラン! やったね!\(^O^)/
 が、残念ながらこの時はもうテレビ中継が終わっており、ラジオで聴いていたのだった。映像がないと、やっぱ寂しいですな。
 しかも、CMに行く前に
「吉岡、打った!ホーーームランッ!」とリプレイをしていたのだが、ラジオなので、当然、実況の音声と周りのワーという声援だけ。やっぱ物足らん(T_T)!
 夜のスポーツニュースで、やっとその勇姿を見ることが出来た。かっちょえーなぁ。今年も頑張っておくれ!
 でも、そのシーンが映ったのはテレ朝系と日テレ系の2局のみ。吉岡の直後にホームラン打ったウィルソンは全局映ってたのに……。相変わらず目立たん人やのう(T_T)。
 それにしても、「スカパーに加入しておきゃよかったかな」と、今さらながらに後悔した1日であった。2年ほど前、ウチのマンションが全戸一斉ケーブルテレビを設置したんだが、どうせあまり見ないと思って、ウチは有料プログラムへは入会しなかったのだ。今からでも申し込もうかなぁ。

3月29日(金)加藤も逃げる、社民党も逃げる、北朝鮮も逃げる

 ビリー・ワイルダー監督が逝去。95歳。
 大変失礼な話だが、まだご存命だったとは知らなかった。
 私は昔のハリウッド映画がわりと好きなのだが、特にワイルダー作品は大好きで、何本か見ている。
 オードリー・ヘップバーン主演の「麗しのサブリナ」、マリリン・モンロー主演の「七年目の浮気」「お熱いのがお好き」、ジャック・レモン主演の「アパートの鍵貸します」がお気に入り。
 グロリア・スワンソン主演の「サンセット大通り」など人間の悲しさを描いたシリアス物も悪くはないが、やっぱりコメディーが良い。
 どれか1本挙げろと言われたら、やはり「お熱いのがお好き」かな。色っぽいモンローと女装のレモンの掛け合いがおもしろくて、とにかく笑える。

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 参考人招致やら、強制捜査やら、加藤紘一を巡る情勢は目まぐるしく動いている。
 なのに、本人は何をぐずぐずしてるのか。
「加藤の乱」の時も思ったけど、この人、優柔不断すぎないか。こんな人がかつて首相候補だったとは、何とも情けない話だ。

 「辻元清美に誰が名義貸しを指南したのか」疑惑で揺れる社民党も然り。普段、良し悪しは別としてあれだけキッパリ物を言ってきた土井たか子も、福島瑞穂も、田嶋陽子も、逃げて逃げて逃げまくっている。

 かと思えば、今頃、大橋巨泉がしゃしゃり出てきて、テレビで言いたい放題。不愉快だ。

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 シンガポールで30日に予定されていた坂口厚生労働相と北朝鮮の保健相との会談が、今日突然延期になった。北朝鮮が「準備が整わないので延期してほしい」と、一方的にキャンセルしてきたのだ。
 原因はおそらく、拉致問題。会談に先立って坂口氏は、北朝鮮在住の在外被爆者問題で会談するとしたうえで拉致問題についても解決を求める考えを示していた。北朝鮮としては、当然、拉致問題に触れられたくない。だから逃げたんだろう。
 今回の会談は、坂口氏が昨秋、北朝鮮を含む在外被爆者支援に積極的な姿勢を示したことを受けて、北朝鮮の被爆者団体から昨年末以来、再三にわたって申し入れがあり、ようやく開催が決定したというもの。つまり、向こうから言ってきた話なのだ。
 それが前日になってドタキャン。坂口氏はかなり憤慨した様子で、「北朝鮮は誠意がないと思う。私としてはもう中止したいという気持ちだが、よく相談したい」と語った。小泉首相も「誠意がない。けしからん!」と怒っていたようだ。
 ほんと、私も怒りとやるせなさでいっぱいだ。引いてもダメ、押してもダメ。
 北朝鮮にも腹が立つが、日本政府にも原因はある。
これまでの対応の甘さのツケが出て、北朝鮮をここまでつけ上がらせるに至ったのだ。「小泉内閣はこれまでのふぬけた内閣とは違うよ。人を舐めるのもいい加減にしなさいよ」という姿勢を、今後も強く示していくことが必要だ。

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 ここんとこずっと、仕事の合間にTBS系列の昼ドラ「温泉へ行こう3」「ピュア・ラブ」の2本を見てきたんだが、今日、PM1:30からの「ピュア・ラブ」が最終回を迎えた。
 これは、小田茜さん演ずる白血病に冒された小学校教師と、猪野学さん演ずる禅寺の修行僧との淡い恋物語。
 さて最終回。猪野学から提供された骨髄を移植することで、小田茜は病気が一旦治って退院したのだが、結婚間近か?と言われていた二人は、猪野学が一方的に去って行って終わり。「骨髄を提供したことで私の愛は成就した」とか言って自己完結。
 しかも、猪野学は小田茜の入院中にすでに寺を去ってしまっていて、二人は別れの挨拶をすることもなかったのだ。
 ……ちょっと〜!それはないやろ〜! まあ、タイトルが「ピュア・ラブ」だから、二人が肉体的に結ばれることはないかな?とは思っていたが、それにしても、何か後味良くないぞ(T_T)。
 でも、
猪野学のお坊さん姿はカッコよかった。この人、以前も同じ枠のドラマ「ディア・ゴースト」で戦死した陸軍中尉の役やってたけど、これも軍服がピシッと似合っていて、カッコよかった。この人、何かこういう一風変わった役が多いなあ。

 PM1:00からの「温泉へ行こう3」もそろそろ大詰めなんだけど、こっちも何だかなぁという感じ。
 武藤さんてば、結婚式をドタキャンするぐらいだから、相当の事情があったのかと思ったら、結局は「薫を幸せにできる自信がないから逃げた」ってことでしょ。あまりに自分勝手だし、情けなさすぎますわ。私が薫なら、迷わず海堂さんを選ぶ!(^_^;
 ところで、海堂さん役の神保悟志さんと、怜子さん役の鮎ゆうきさんが、「温泉へ行こう2」がきっかけで去年結婚したのって、知ってました?なかなか似合いのカップルですよね。

 「ピュア・ラブ」 http://www.mbs.co.jp/purelove/
 
「温泉へ行こう3」 http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/

3月28日(木)次は加藤紘一か

 夜桜と月。ピンぼけですみません。
 明日は雨なので、桜も今宵限り?

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 おかしいなぁ。
 朝から新聞やニュースやワイドショーをチェックしたが、昨日書いた週刊新潮の辻元疑惑第2弾記事、どこも取り上げてない。
 比較的、辻元叩きの傾向が強い「ザ・ワイド」でも全く取り上げられなかった。なぜに?もう議員を辞めたから?
 
ひょっとして、「日本赤軍」に触れたら何かまずいことでもあるんだろうか?

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 加藤紘一が政治資金を自宅マンションの家賃に充てていた問題。
 自身の資金管理団体「社会計画研究会」から、4年間で総額9000万円が加藤の個人口座などに振り込まれていたとのこと。
 加藤は、「マンションは政治活動の本拠地で、仕事でも使っていた。だから家賃全額を政治活動費として処理していた」と言うが、ちょっと待て〜い!
 それが許されるのなら、
在宅ワーカーの私も家賃を全額経費で落としてもいいってことにならないか。もちろん、実際はそんなことは許されず、自宅における仕事場スペースの割合に応じて、経費を算出している。
 「何度か自治省に問い合わせたが、(この処理方法が)間違いと言われたことはなかった」とも言っていたが、これも待て〜い!自治省も加藤紘一に「この処理方法でいいだろう」と言われたら、「それは間違ってますよ」とは言えなかっただけじゃないの?
 どっちにしても、これは完全に政治資金規正法に触れる。ということで、加藤は自民党からも見放されて四面楚歌。政治生命ももはや風前の灯。

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 最近いろいろあったのでつい先送りにしてしまっていた、この事件について。
 去年の7月、神戸で35才の教師が、テレクラで知り合った中学1年生の少女を車に拉致、高速道路を走行中、その少女が車から飛び降りて逃げたのを放置し、後続の車に轢かせて死亡させたという事件だ。
 3月25日、監禁致死と強盗罪に問われていたこの教師に出た判決は、懲役6年だった。
 刑の軽さにも驚いたが、それ以上に驚いたのは、裁判長が「安易にテレクラを利用した被害者少女にも落ち度がないとは言えない」と、ズバリ指摘したことだ。
 これには少女の両親が「こんな不公平な審判がありますか」と、怒り狂っていた。が、こんなこと言うのは失礼かも知れないが、
裁判長は「少女の落ち度」と言い方をしながらも、実はあなた方(少女の両親)の落ち度を暗に責めているのでは?と、私には思えた。
 そして、「少女たちよ、安易にテレクラや出会い系サイトの誘いに乗るな。その先に待っているのはこういう無惨な結末かもしれないよ。あなたは死んでしまっても、殺した相手はたった6年の懲役で済むんですよ。ご両親の悲しみを考えてみなさい。それでもまだ安易に誘いに乗りますか?」と、日本中の少女たちに警鐘を鳴らしたのでは?
 もちろん、これらは私の勝手な憶測だ。が、この裁判長が本当にここまで考えてこの判決を下したのだとしたら、ある意味すごいと思うのだが。

3月27日(水)辻元擁護派・北朝鮮擁護派に物申す

 辻元清美情報(^_^;。
 食傷気味の方も多いと思うので、箇条書きで簡単に。

 週刊新潮が明日28日発売の第2弾記事で、「支援者の誠意を踏みにじった借金踏み倒し問題と日本赤軍の影」という新たな疑惑に切り込むそうだ。
 その疑惑は、辻元の内縁の夫(もと赤軍メンバー)が、「担保は清美だ」と都内在住の資産家から数千万円借り、まだ返していないというもの。資産家は、「辻元は国会であれだけ正義をふりかざして他人を追及しておきながら、陰では、支援のためにお金を出した人間を平気で裏切っている」と証言しているそう。

 昨夜の辞職会見で、記者から「自分に優しいキャスターの番組を選んでテレビに出演したのではないか」という質問が出たが、そのシーンは、辻元擁護派・筑紫哲也の「ニュース23」では流されなかった。

 名義貸しを辻元に指南した人物は、未だ明らかになっていない。土井たか子は定例会見もせずに逃げまくっている。
 辻元よ。「名前はちょっと、やっぱり差し控えさせてほしいんですよ。その時に、誰と話をしたのかは漠然としてるんです」って、何それ。
宗男より先にあんたに「ど忘れ禁止法」を適用したい。

 しかし、辞職したとたん、キャスターもコメンテーターも街の人々もなんと優しいことよ。というか、常軌を逸していないか?
 たとえば、
「彼女のような人は国会に必要。また一から頑張って戻ってきてほしい」てなことを言っている連中は正気なんだろうか。法違反をした人間、詐欺罪で告発されようとしている人間、しかもそれを隠そうとした不誠実な人間が、国会議員にふさわしいと本気で思うのか。
 街のオバチャンたちが言う分にはまだ仕方ないと思うが、キャスターやコメンテーターが恥ずかしげもなく言っているのを見ると、本当に許せない気持ちになる。

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 日朝友好議員連盟会長を務める自民党の中川正暉議員が、同議連会長と北朝鮮拉致疑惑救援議員連盟会長を辞任するとのこと。
 そりゃ当然だろう。
この政治家がしてきたことは、拉致被害者家族の神経を逆なでするようなことばかりだから。
 有本恵子さんの両親によると、家族や支援者で構成されている「北朝鮮に拉致された日本人を救出する会」について、中山議員から同会を批判するような発言があった。
 中山議員にとっては、「そういう会は北朝鮮を刺激するからやめなさい」という論理らしいが、それにしても、議員と家族との考えにはかなりの温度差がある。
 たとえば、今月11日、警察庁が有本さんを北朝鮮による拉致容疑議案に加えたことについても、中山議員は「その中に入れてはいけない。日本人が日本人を連れ去ったもので、北朝鮮とは関係ないのだから」と語った(これについては、私も3/22でちらっと書いた)。
 これまた、中山議員にしてみれば、「北朝鮮が関与していないという立場を取った方が、有本さんを帰国させやすい。とにかく帰すことが先決だろう」ということで、他の拉致被害者とは一線を画するように要求したらしいのだが。
 さらに、中山議員は、「ご両親を北朝鮮で恵子さんに会わせる」ことも提案したが、ご両親は断ったという。母親の嘉代子さんは「一貫して北朝鮮擁護で、日本の代議士の発言ではない」と悔しさをにじませたそうだ。
 私は、このご両親に敬服の念を抱いた。ひょっとしたら、本音は「他の人は後回しでもいい。とにかく私たちの娘さえ帰ってくれば!」だったかもしれない。それが親心というものだろう。が、そこを堪えて、「恵子だけが戻ってきても意味がない。他の被害者全員が日本に帰ってこなければ!」とおっしゃったのだ。
 中山議員よ。あなたも人の親だろう。有本さんのご両親の痛々しいまでの戦いの日々を見てきたはずのあなたが、なぜ北朝鮮の視点に立った目線でしか物を言えないのか。それでも日本の国会議員か。情けないぞ!
 蛇足だが、辻元清美も「拉致事件解決より戦後補償」と言っていた。この発言だけでも、日本の国会議員たる資格なしだ。

 さて、3月23日に、北朝鮮赤十字会が、拉致された日本人を「行方不明者」として再度調査することを伝えてきたのだが、やはり本気で調査する気なのかどうか、非常に疑わしい。
 というのも、昨日、北朝鮮の平壌放送が、このような放送をしたからだ。
 「日本がありもしないわが方の『拉致問題』を持ち出している」。そして、豊臣秀吉の朝鮮出兵や従軍慰安婦問題を例に挙げ、「日本は、他人の『拉致問題』を口にする前に、自分らの極悪な拉致犯罪をまず認めて清算すべきだ」。
 おいおい、従軍慰安婦問題はともかく、秀吉って……。遡りすぎちゃいますか(^_^;。慰安婦にしたって、数々の資料から得られた結論は「日本軍が強制連行した証拠はない」であり、それは日本国内の「強制連行あった派*」も認めているのだ。
 ただ、従軍慰安婦問題は、日本政府も北朝鮮にきちんと真実を伝えていないため、それを材料に攻撃されても致し方ないかもしれない。外務省はこの点きちんと伝えるべきなのだが、何しろ「北朝鮮を刺激したくない」と腰が引けているので、なかなか進展しそうにもない。

 *「強制連行あった派」
 日本軍による強制連行説が崩れた今、彼らは「業者の斡旋で『仕事』として進んで慰安婦になった人も、広い意味では強制連行だ」と、わけのわからん持論を展開している。それなら現在、風俗で働いている女性の多くも「強制連行」ですがな。

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 今日のニュースステーションもひどいもんでしたな。
 辻元清美のお涙頂戴物語の後は、英国兵捕虜の話。
連合軍が日本兵に対してしたことは何故取り上げないのか。不公平。
 偏向発言でお馴染みの解説者、清水建宇は「ドイツは戦後賠償をしています。ドイツに出来て何故日本に出来ないのか」と言っていたが、ドイツと日本の戦後賠償の違いをまるで無視した発言だ。そうまでして日本嫌いの日本人を作りたいのか。
 
http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sugimoto/sengohoshou.html

3月26日(火)辻元にはヘラヘラしながらもっと頑張ってもらいたかった

 昨日、アカデミー賞で書き漏らし。
 主演女優賞に「チョコレート」のハル・ベリー、主演男優賞に「トレーニング・デイ」のデンゼル・ワシントンが選ばれた。二人とも黒人。黒人によるアベック受賞は史上初とのこと。
 そもそも、主演女優賞に黒人が選ばれたこと自体が初めてと聞く。
ハル・ベリーの受賞の挨拶は感動的だった。あの涙は、現代も続いている黒人差別を物語っている。

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 辻元清美が、ついにと言うか、早くもと言うか、今日の夕方、議員辞職願いを提出した。
 ええ〜っ!もう辞めるんかいな!……残念!
 
もっとアホさ加減を露出してもらって、「同じ女性だから」「元気がいいから」「悪い政治家をやっつけようと頑張ってたから」という理由だけで彼女を支持していた考え無しの人たちの目を覚ましてもらいたかったのに……。

 辞職記者会見を見たが、本人の口から「議員を辞職した」という言葉が出た点、つまり正式に辞めたことを国民に知らしめた点以外は、全く無意味な会見だったと思う。
 それどころか、記者の「名義貸し的な事のやり方は、誰から教えてもらったのか」という質問について、
「秘書と、秘書から紹介されたある人物から教えてもらった」とバカ正直に答えたことで、疑惑はますます深まったのではないか。
 しかし、この人はほんとに反省してない。一番わかりやすい例を挙げると、やたらと「ミス」という言葉を使うことだ。「ミス」とは「失敗」「手違い」「勘違い」……、本来そういう意味で使う言葉だろう。
 「政策秘書に5万円のみを支払い、後は経費に流用した」というのは、辻元が後で気づいたことではなく、秘書を雇う時点で、つまり最初から双方合意のもとでなされた行為だ。ミスでも何でもない。意図的に犯罪的行為をしておいて、「ミス」とは何事か。

 話は遡るが、昨夜、辻元は「土井党首を20代の頃から尊敬していた」と言っていた。それが、なぜここまで党や党首を振り回すようなことばかりしたのだろう。
 土井たか子ら社民党執行部は、辞職に向けて何とか辻元を説得しようと努めた。が、昨日は辻元に連絡をとろうと携帯に電話をしても、支持者(左翼運動家)に切られてしまったそう。
 と思えば、夜には突如「ニュース23」に出演し、言いたい放題。これにはさすがの土井たか子もキレてしまったようだ。無理もない。
 今日までの辻元のドタバタ劇について、私は、本人ももちろん悪いと思うが、周囲もかなり悪いと思う。社民党執行部のことではない。彼女の取り巻きたちだ。
 辻元と繋がりのある市民団体のメンバーたちにとって、彼女が国会議員でなくなることのデメリットは計り知れないものがあるだろう。
 ひょっとしたら、辻元の心は、かなり前から辞職に傾いていたのではないか。それを
「辞めるなんて言わないで。私たちのためにも頑張って」と、運動家たちが彼女を囲んで「悪い説得」をし続けたのではないか。

 ところで、ネット上では随分前から語られていたのだが、今日ついに産経紙上に出た。「ニュース23」の筑紫哲也が妻名義で、平成12年、辻元の後援会に30万円の寄付をしていた事実だ。四面楚歌だった辻元にとって、彼はもはや「唯一、味方のメディア人」だったのかもしれない。
 いずれにせよ、辞職したことで、メディアや永田町の辻元に対する風当たりも、かなり和らぐことだろう。辻元の疑惑も、時間の経過と共に忘れ去られていくんだろう。だって、辻元が辞めた後は、「宗男と加藤も辞めろ」のシュプレヒコールが上がり、マスコミの目もそっちに移動するに決まっているから。

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 石原新税が裁判で負けた。外形標準課税が取り消されてしまった。国民はほぼ歓迎していたのに……。
 とはいえ、私は経済にはとんと疎くて、この税の何がメリットで何が問題なのか?というのがさっぱりわかっていない(^^ゞ。機会があれば、いずれまた。

3月25日(月)辻元を追い出すチャンスがやっと来た(その4)

 辻元清美の秘書給与問題は、日々刻々と状況が変わっていくので、ついていくのも大変だ。
 昨日、辻元は「私的流用でなく公的流用なので詐欺罪にはあたらない」と、正当性を強調していたが、法的に見れば、私的に使おうが公的に使おうが、「税金をだまし取った」ことには変わらないので、立派に詐欺罪が適用されるとのこと。
 そもそも「大きなバックがない議員はお金がなくて四苦八苦する。だからみんなでお金を持ち寄って頑張ったんだ」って、何それ。そんなの言い訳に過ぎない。「私は貧乏だ。だから泥棒したんです。仕方ないでしょう」なんて言われて、納得する人がいると思うか?

 午後に行われた社民党の調査結果発表は、昨日の辻元の弁をなぞっただけの、あまり中身のない内容だった。
 おそらく、この段階まで、辻元を守るか切るかで党内でももめていたんだろう。早く態度を明確にしないと、辻元だけでなく社民党もますます窮地に立たされると思うんだが……。
 と思ってたら、夕方になって、党首の土井たか子が、辻元に議員辞職をするよう説得を始めているという情報が。

 何だか不安になってきた。まさか、辻元、意外にあっさり辞めたりして……。
 だったら、声を大にして言いたい。
「辻元、負けるな!辻元、辞めるな!」と。
 もちろん、本音は「とっとと辞めてまえ!」なんだが、今、辞められると、有権者の同情を買い、次の選挙で復活してくる可能性がある。
 だから、辻元には、昨日本人が言っていた通り、「立件されても議員を辞めずに争う」路線で突っ走ってほしい。
 そして、叩かれて叩かれて、赤軍との関係(大阪10区は重信房子が潜伏していたことに象徴されるように、赤軍と関係が深い土地柄と言われている)、北朝鮮との関係などなど、膿を全部出してもらって、ボロ切れのようになって、政界から去っていってもらいたい。それがこの国のためだ。

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 もう1人の私の天敵(?)田中真紀子は、中国へいい気分で家族旅行してるようだ。自分がなぜ中国共産党にこうも歓迎されるのかを、ちゃんと理解できてるんだろうか。
 「総理大臣になって下さい」と、中国の一般人に声を掛けられたりもしていたようだが(言わされたのか?)、確かに中国共産党にとっても、それは歓迎すべき事だろう。小泉より真紀子の方がよっぽど与しやすいからねぇ。
 彼女の父・田中角栄は、中国で唯一「善玉」として扱われている日本人であり、その娘も当然「善玉」扱いされる。しかも、真紀子もそれを受け入れ、中国共産党のために働こうという意志が見え隠れしている。
 たとえば、スポーツニッポン紙によれば、彼女は最近、周囲に
「日本は海外からの圧力に弱い」と述べ、「外圧を使って小泉政権を揺さぶる」計画を披露したという。
 真紀子のことだ。「小泉憎し」の余り、日本を中国に売ってしまうことは、十分に考えられる。……ああ、恐ろしい。

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 アカデミー賞の発表があった。作品賞は「ビューティフル・マインド」が受賞。これに出演したジェニファー・コネリーが助演女優賞を受賞したとのこと。
 
ジェニファー・コネリーも大人になったなぁ……。昔、「フェノミナ*」でデビューした頃は、ほんと少女だったのに。こりゃ私も歳取るはずですわ(^^ゞ。
 前評判の高かった(?)「ロード・オブ・ザ・リング」は、主要な賞からは洩れてしまったようだ。

 *ホラー物だったと思う。私は最近の映画はサッパリだが、1970年代後半〜80年代後半ぐらいまでは、妹の影響もあって、映画はけっこう見てました。

3月24日(日)辻元を追い出すチャンスがやっと来た(その3)

 辻元清美の疑惑について。
 昨日の時点で、社民党は「政策秘書に給与が全額振り込まれているのを確認した」と、問題がなかったような発表をしていたが、今日、辻元本人が、政策秘書に払ったのは実際には月額5万円だったことを、テレビで自ら暴露してしまった。
 案の定、社民党は大慌て。今夜、党幹部が集まって対応を協議をし、最悪の場合は「党を除名」するところまで来ているようだ。

 政策秘書に実際に払われていたのは月額5万円……つまり、政策秘書の給与はいったん本人の口座に払い込まれたものの、大半は事務所活動のために「寄付」され、人件費に使われていたということだ。寄付を申告しなかったことについては、「反省している」と辻元は言っている。
 どこぞの政治家のように、「記憶にない」と言って逃げない分には、「えらい!」とほめる人もいるだろうが、問題はその後だ。
 「道義的責任を感じる」としながらも、「党政審会長辞任については検討しているが、議員辞職はしない」って、おいおい。これがもし逆の立場なら、「何言ってるんですか!とっとと辞職しなさい〜っ!」と大騒ぎするくせにねぇ。
 ああ、醜い。一度権力を持つと、人間、誰でもこうなっちゃうのかね。

 さらに、辻元はマスコミに送った文書の中で、自公保3与党の現職と元職議員の実名を挙げ、「政策秘書の名義貸しが行われている」と指摘した。
 公明党はさっそく、「辻元氏の指摘する事実は今から約30年前のこと。公明党は指弾されるような違法・不当なことは行っていない」と反論している。
 辻元よ。
「他の人もやってるやんか!なんで私だけ叩かれなあかんねん!」ということか。小学生並みですな。人が同じように罪を犯していたとしても、自分の罪が軽減されるわけではないんだぞ。

 本当に腹立たしいことだらけだが、私が今日、一番腹が立ったのは、辻元が「ワークシェアリング」という言葉を使って、自分の行為を正当化しようとしたことだ。
 ワークシェアリングとは、「1人で十分な仕事量だけど、それを2人にやらせて、それぞれに少なめの給料を払い、2人分の雇用を確保してやる」というものだ。「仕事がないので分け合って」の精神だ。失業者対策の一環だ。
 辻元のように、「ある人物を雇っているように見せかけて、実は仕事をさせず、その人物の給与を他の雇っている人たちに振り分ける」というのを、ワークシェアリングとは言わんぞ、この国では!
 「逮捕された民主党の山本議員とは違う。私は私腹を肥やしたわけではない」と言いたいんだろうが、制度を悪用したことにちがいはない。

 3/20の会見以降の、辻元の弁明の変遷には呆れ返るばかりだ。
 最初は、「新潮の記事は事実と違う。心外だ。給与は全額、衆議院から直接、政策秘書に振り込まれていた。だから、これは衆議院と政策秘書の問題」と言っていた。
 その後、実はその秘書名義の通帳もカードも辻元の事務所が管理していたことが露見すると、「でも私の行為は詐欺にはあたらない」と開き直り、「献金」をいつの間にか「ワークシェアリング」と言葉をすりかえ、とどめは「与党もやってること」「立件されても議員は辞めずに徹底的に争う」……。
 「勘違いしていました」「法律に触れるとは思っていませんでした」「手続きミスだった」。
……嘘、言葉のすりかえ、無知、無恥、ごまかし!

 ところで、今日のテレビ朝日の「サンデープロジェクト」は、ひどいもんだったようだ。私は見ていないのだが、言論系の掲示板を巡ってみると、
 「辻元を励ます会か!?あれがテレビ朝日のスタンスなんでしょうね」
 「あれだけ宗男を追求してきたはずの連中が、辻元の自白を前に『辻元さんには頑張って欲しいと思います』だぁ??しかも、当の本人の辻元は『今回の事件では…』と、まるで他人事!」
 「『辻元さんみたいな政治家が100人いたら日本が良くなる』って、『日本が滅ぶ』の間違いじゃないの?」
 「辻元の犯罪を覆い隠すための印象操作に躍起になっていた」
 「女性キャスターが『私に子供が出来れば、辻元さんのような政治家になってもらいたい』って、自分の子供を犯罪者のように育てたいのか。椅子からずり落ちそうになった!」
 「朝日新聞には珍しく、今回の件では辻元に厳しくあたっているので、もしやとも思ったのですが、テレビ朝日はこれからも辻元寄りのようですね」
 ……ああ、見逃したことが悔やまれる(T_T)。

 残念ながら、
辻元の支持層は主婦が多いようなので、ワイドショーの伝え方によっては、田中真紀子同様、辻元も生き残ってしまう可能性がある。
 特にテレ朝のワイドショーが怖い。サラリーマン層がターゲットの「サンデープロジェクト」ですら、こういう扱いだったんだから、だいたい想像が付く。

 読売新聞WEB版によると、疑惑発覚以降、辻元議員は人前もはばからず、涙を見せるようになり、「何とか私を助けてほしい」と懇願することもあったという。
 また、「こんなことで辞めたくない」と、周囲に漏らしているというニュースも伝わってきている。
 ……見苦しい。普段の潔さはどうした。散る時は潔く散りなさい!

3月23日(土)祝ADSL開通

 北朝鮮赤十字会が、拉致された日本人を「行方不明者」として再度調査することを伝えてきた。それはいいが、一方では「有本恵子なる女性を拉致したことはない」と日本政府の見解を否定している。否定しておいて何で調査をまた始めるのか。
 おそらく、またしても日本の「援助」が目当てなのだろう。小泉首相は「過大評価してはいけない」と言った。歴代首相と違って、さすがによくわかってる。

 現実的な小泉首相とは対照的に、外務省の田中均アジア大洋州局長が、拉致問題を巡って北朝鮮側を刺激しないよう、首相官邸などに強く働きかけていたことが明らかになった。
 過去の拉致容疑の再調査を進めようとしている安部官房副長官(首相からは「どんどんやってくれ」と託されている)に対しては、「タカ派路線で成果が現れると思っているのか」
「外務省のやり方で拉致問題は解決できる」などと言ったそうだ。
 全く何様のつもりだろう、この局長は。外務省のこれまでのやり方では一向に解決できないから、内閣も被害者家族も別のやり方を模索し、動いているのに。

 と、ここまで書いて、こんな情報が。
 日本と北朝鮮の外交当局者が北京などで接触、昨年11月までに北朝鮮側が「有本恵子さんは平壌近郊に生存している」と通告したとのこと。
 これがガセネタでなければ、最初の北朝鮮赤十字会の「有本さんを拉致したことはない」という発表はいったい……。

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 アサヒ・コムを見ていて、驚いた。
 辻元清美の疑惑の件で、「問題の女性秘書が、『月5万円で辻元氏側に政策秘書として名前を貸すことになった』などと周囲に話していたことが、関係者の話で分かった」という記事が載っていたからだ。
 辻元と言えば左翼、左翼と言えば朝日。
一蓮托生だったはずの朝日から裏切られた辻元の心境やいかに。

 一方、社説では、「ピースボートなどの市民運動を経て政治家になった辻元氏は、ふつうの市民感覚を国政に生かす新しいタイプの政治家として期待を集めてもいた」。
 
ピースボートのどこが「市民運動」やねん。辻元のどこが「ふつうの市民感覚」やねん(^_^;。

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 昨夜、我が家もついにADSL開通。
 業者に申し込みをしたのが3月8日だから、開通まで2週間。これってけっこう早いのかな?
 設定とかも意外と簡単で、わりとあっさりつながったので、拍子抜けしてしまった。ただ、Firewallの設定に、ちと苦労したが。
 まず、「ぼやき」をサーバーにアップしてみた。一瞬で終わった。
あまりの速さに思わず、「はやっ!」と声を上げてしまった(^_^;。
 ダウンロードも然り。アナログでは2〜30分かかっていたものが、数分もしない間に完了。いや〜、有り難い。
 メールでの納品も、よく途中で回線が切れたりしていたんだが、これからはそういうイライラもなくなる。これも有り難い。
 あと、今までは調べ物などがあっても、電話代をけちって夜のテレホーダイの時間帯にまとめて調べたりしていたが、これからは24時間いつでも気兼ねなくできる。これまた有り難い。

3月22日(金)辻元を追い出すチャンスがやっと来た(その2)

 今日、夫がまた有給で休み。つまり木〜日と4連休。こっちはカレンダー通りで休みは日祝だけだというのに(但し月に1回土曜休み)……。
 夫は3/11(月)も有給取って休んでた。仕事が暇な時期らしいし、有給もたっぷり残ってるし、別に休んでも文句はないんだけど、なーんか悔しい。
 それに夫が家にいると、昼飯をちゃんと作ってあげないといけないので、面倒。私だけだったら、カップ麺と夕べの残った野菜とかで済ませられるものを……(^_^;。

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 「辻元氏の説明を理解し、党として調査はしない」と、まるで自民党体質そのものの対応をした社民党の土井たか子党首。これが与党議員の疑惑だったら、絶対「逃げるな!ちゃんと調査しろ!」と大騒ぎしてたはず。
 ひょっとして、
社民党議員のほとんど*が、辻元と同じようなことしてるんちゃうか? だから腰が引けてるのでは?
 午後になって、社民党は「調査委員会を立ち上げて、週明けにその結果を発表、辻元氏の証人喚問に対する対策を決める」と、ようやく前向きな発表をしたが、「ほんまに調査したのか?」てな、お茶を濁すような調査結果しか発表されないような気がする。

   * ひょっとしたら「与野党問わず議員のほとんどが」の方が正しいかもしれない。

 そもそも、こんな騒動になってるのに、辻元のHPを見ても社民党のHPを見ても、この件には何も触れていない。社民党のHPの最終更新日は3/20だが、全然別の話題を掲載しただけで、辻元の疑惑には一切言及していないのだ。どういうこっちゃ。

 鈴木宗男に「疑惑の総合商社」と言った辻元に対して、マスコミではさまざまな揶揄がされている。
 『疑惑のベンチャー企業』『疑惑の100円ショップ』は序の口で、もっとキツイのになると
『疑惑の朝鮮総連』
 この際だ、証人喚問では詐欺疑惑だけでなく、辻元の数々の他の疑惑も追及してもらえないかな。
 北鮮拉致事件発言問題(3/17分参照)、赤軍との関係など(辻元の内縁の夫といわれるK氏は日本赤軍のメンバーだった。公安調査庁がずっと動向を調査してきた要注意危険人物)、叩けばたくさん出てきますよ。

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 北朝鮮拉致問題について、「日本人が日本人を拉致しただけで、北朝鮮は関係ない」と寝言を言ってる政治家やメディアがいる。
 北朝鮮の革命戦士となった「よど号」ハイジャック犯たちが、
北朝鮮の許可や命令なしに、独断であんなことできるわけないやん。ちょっと考えたらわかるっちゅーねん。アホちゃうか。それともやっぱり北朝鮮からリベートもらってんのか。

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 元在日ロシア通商代表部員A氏が、元航空自衛隊准尉B氏に対し、空対空防衛ミサイルに関する防衛秘密を入手して提供するよう働きかけていたとして、警視庁公安部は、日米秘密保護法違反の疑いでA氏を書類送検した。
 A氏はロシアの諜報機関GRUの情報部員、つまりスパイで、2年半に渡りB氏に情報入手を依頼、現金を渡すなどして2年前に帰国している。
警視庁は外務省を通じてA氏の出頭を要請したが、当然ロシア側は応じていない。
 このニュース、産経では夕刊のトップ記事になっていたが、他紙はどうなってるんだろ。載っていたとしても、扱いは小さそう。

3月21日(木)3ヶ月ぶりの美容院

 本来なら、今日は夫の父のお墓参りを計画していたのだが、天気が悪いので美容院に切り替え。
 せっかくきれいにカット&ブローしてもらったのに、風がすごく強かったせいで、家に着く頃には、まるで
「エレファントカシマシ」のボーカル・宮本さんのようなボサボサ頭に……(T_T)。

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 (最近の読者様へ。私はMACを使ってチラシ入力の仕事を在宅でしています。)
 昨日受注した仕事は、久々に「ほぼ新規」だった。以前からあるクライアントらしいのだが、店名ロゴ以外は大幅に変更で、枠からおこしていかないといけない、つまりほとんど一から入力していかないといけない内容だった。
 そのうえ、サイズはB3だし、商品の数も多いので、普段の3倍ぐらい作業時間がかかってしまった。
後で時給換算したら、700円ちょっと(T_T)。
 こういう中身の濃い仕事は、単価(サイズや内容に関係なく一律で決まっている)プラス特別料金をもらえないものかと思ったりする。でも、逆に中身スカスカでラクチンな仕事もあるし、トントンかな。

3月20日(水)辻元を追い出すチャンスがやっと来た(T_T)←うれし泣き

 社民党の辻元清美が、「別の議員の秘書を自分の政策秘書として登録、国から支給されたその秘書の給与から名義料を除く約1500万円をだまし取ったのでは」という疑惑が発覚、大騒動になっている。
 
いや〜、こんな清々しさは、田中真紀子更迭以来だ。ええど、ええど、やってまえ〜!という気分\(^O^)/。
 いつも責めてばかりで、責められたことがないんだろう。辻元は昨夜のインタビューですごくおどおどしていた。今日の記者会見でも、記者の厳しい質問に顔はひきつり、しどろもどろ。いつもの勢いはどうした、おい。

 以前、民主党の山本議員が、今回の辻元の疑惑と同じ「名義貸し」で税金をだまし取ったとして、1年6ヶ月の実刑判決を受け、現在服役中だ。辻元も、最悪の場合は彼と同じ運命を辿ることになる。
 自民党は近いうちに辻元を告発する構えだが、当の辻元は「全くの事実無根」と頑張るつもりらしい。どこまで言い逃れができるのか見物である。
 いつもえらそうに与党批判をしてる土井たか子党首も、報道陣から逃げまくっている。こちらも普段責めてばかりで、責められたことのない人だからねぇ。

 辻元の言い分が関係者の証言と明らかに食い違っている以上、「事実無根」の証拠をとっとと出さないと、進退問題にも発展しかねない。
 もっとも、今回の疑惑は、国税が調査すればすぐにわかることなので、事実にしろ事実でないにしろ、決着はすぐつくはずだ。
 って言うか、辻元がその女性秘書に毎月ちゃんと給与を支払っていたのなら、銀行振込の明細等があるはずだし、事務所を探せば何時間もかけずにすぐ出てくるはずだ。それがすっと出てこないというのがまず怪しいし、女性秘書が真相を語ろうとしないのも、これまた怪しい。
 辻元によると「彼女と連絡が取れない」。そんなアホな!
 これだけ大騒ぎになってるんだから、疑惑が間違いならすぐに辻元に連絡してくるだろう。
辻元が無実の罪で吊し上げられているのであれば、自ら出てきて給与明細を公開するなり何なりして、疑惑を払拭してやるのが筋だろう。
 それをしないということは、やはり疑惑は本物で、女性秘書は、自分が出るとますます辻元を窮地に陥らせてしまうから出て来れないのだ……と見るのが、自然な見方ではないか?

 女性秘書が辻元の政策秘書の仕事と掛け持ちでアルバイトをしていた先の照屋氏(以前参院議員だったが、現在は辞めている)は、辻元と同じ社民党だった。なのに、照屋氏は「彼女が辻元さんの政策秘書になっていたとは知らなかった」と証言している。いったいどういうことなのか。同じ党にいて、狭い議員会館で日々顔を合わせていたはずなのに、「知らなかった」とは?
 政策秘書と言えば、秘書の中でも一番給与が高く、重要で難しい職務のポストだ。照屋氏の「知らなかった」という証言が真実だとしたら、女性秘書は辻元の下では実質的には仕事してなかったということにならないか?
 仮に辻元が法的にシロだったとしても、このような疑惑を持たれた時点で、道義的に見れば政治家としては失格だ。
少なくとも、宗男や自民党を口汚く責め立てる資格などない。

 それにしても、一部メディアの豹変ぶりには驚いた。
 辻元を頻繁に出演させて、「期待してますよ〜。頑張って下さいね!」と煽っていた、朝日放送「ワイドABCで〜す!」の司会者やアシスタントは、このニュースについて、
「まさか辻元さんにまでこんな疑惑が持ち上がるなんて……」「もう誰を信用していいのかわかりませんね」と、終始突き放した態度だった。
 「何や、調子のいい連中やな。政治家も信用できんけど、すぐ手のひら返すあんたらメディアも信用できんっちゅーねん!」と舌打ちしつつも、「もっと突き放してやれ!その方が日本のためや!」と、今回に限ってはエールを送る私である。

3月19日(火)これでも主権国家か!その2

 北朝鮮に拉致されたと政府が認定した拉致被害者の家族らが、今日、小泉首相と面会、早期解決を求めて、約25万人分の署名とともに要望書を渡したが、小泉首相のまるでひとごとのような対応に、家族らは改めてがっかりした様子だった。

 実は、家族の心情を逆なでするような事実が、昨日の参院予算委員会で明らかになっていた。
 北朝鮮拉致問題をめぐり、複数の外務省幹部が
「拉致されたたった10人のことで、国交正常化が止まっていいのか」と発言していたというものだ。
 この発言は1999年12月、村山富市・元首相を団長とする超党派の国会議員訪朝団が、朝鮮労働党との間で、国交正常化交渉の早期再開に合意した頃のもの。
 安部晋三・現官房副長官らが、「コメ支援よりまず拉致問題」と主張したのに対し、外務省幹部は「あなた方がそういうことを主張するから、国交正常化が前に進まない」と言ったそうだ。
 自国民より他国民を大事にするお役人。何でそこまで。何らかの利権が絡んでいるとしか思えない。

 かつてアメリカは、某国に拉致された1人の自国人女性を助けるために、軍隊まで派遣したことがある。
 
何も日本もそうしろと言うのではない。
 主権国家として、自国民を守ろうという気概を持て。持っていて当たり前だろ。自国民を見捨てる国家なんて、もはや民主主義国家とは言えないぞ!と言いたいだけだ。
 外務省や野党諸君(特に社民党)は、どうやら「国交正常化すれば拉致した日本人を返してもらえる」と短絡的に決めつけているようだが、その能天気な発想はどこから来るのだろうか。本気でそう思っているとしたら、お人好しを超えて罪だ。国交が結ばれたからって、こちらの要望をのんでくれるとは限らない。自国に都合の悪いことには極力応じず狡猾にかわす、それが外交というものだ。

 それにしても、日本の政治家も官僚も、そしてメディアも、なぜこうも拉致問題に無関心なのか。
 
真面目に取り組んでいるのは、政党では自由党と、自民党のごく一部。メディアでは産経新聞ぐらいではないか。

 北朝鮮拉致問題は、最近出てきたものではない。最初にクローズアップされたのは、大韓航空機爆破事件の犯人である金賢姫を教育したとされる日本人「李恩恵」だった。かなり大きく報道されていたので、覚えている方も多かろう。だが、あの時も政府は何の対応もとらなかった。
 メディアもそれ以降、ほとんど無視状態だったが、今回の元ハイジャック犯の妻の証言があって、さすがに無視できなくなったようだ。が、やはり扱いは小さい。たまに扱っても、方向がおかしいものを見かけたりする。

 たとえば、昨日、「ちちんぷいぷい」という関西ローカルの情報番組で、「拉致問題でクローズアップされた『よど号ハイジャック犯』っていったいどんな人たち?なぜ北朝鮮に亡命したの?」てな特集を組んでいたのだが、これなんか実にひどかった。
 「あの頃は、世界がこう、何もかも変わるような雰囲気があったんですよ。だから、彼らが革命に没頭した気持ちはわかります」
 「今回証言した元妻は、北朝鮮に子供を置いてきていて、早く返してほしいと願っているんです。かわいそうに」
などと、拉致した側の人間たちの肩を持つようなことばかりを言い、
被害者たちについては最後にたったひとこと、「難しい問題だけど、早く解決するといいですね」で終わり。

 メディアや野党は今こそ、「自民党よ、あんたらは長年、拉致問題で何をやってたんだ!」と責め立てるべきなのに、未だに宗男に付きっきりで、国民受けすることばかりに躍起になっている。
 特に社民党、共産党。そしてメディアでは朝日新聞。彼らは常に「弱者の味方」を自負し、何かと言えば、「人権、人権」と連呼するくせに、この、
おそらく最大級の人権侵害である拉致問題については、全く腰が引けていて、「日本より北朝鮮の味方」と取られても仕方ないような対応ぶりだ。

 3/17分で紹介した辻元清美のように、「日本は戦後補償もしてないのに、拉致した日本人を返せというのは虫がよすぎる」というのが、今の日本人の平均的な考え方なのだろうか。だから、メディアも取り上げないのだろうか。拉致被害者の関係者ならずとも、悲しくなってくる。
 日本の戦後補償はすでに決着済である。百歩譲ってそれが彼らにとって満足行く内容ではなかったとしても、戦時中のことと拉致問題とは全く別次元のものだ。それをいっしょくたに考えるのは、明らかにおかしくないか。
 って言うか、
たとえ世界から「虫がよすぎる」と罵られようとも、日本政府は日本人の生命と財産を最優先に考えて行動する責務がある。それが主権国家というものだ。
 たとえば、アメリカなんかはかなり強引なことをして、いろんな国から随分恨まれてはいるけれども、それもこれも自国民の生命と財産を守るためにやっていることで、主権国家としては当たり前の行動なのだ。
 なのに、日本は先述のような心ないことを平気で言う官僚や政治家がのさばっている。私たちの身に何か起こっても、彼らは私たちの生命なんて守ってくれそうにない。こんな国に生まれたのが不運とあきらめるしかないのか?

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 久々に田中真紀子がメディアに登場。とはいえ、国内ではなく海外メディア(AP通信)のインタビューに答えたものだ。
 「小泉首相は私にジェラシーを感じていた。本人は意識してなかったかもしれないけど、絶対そう」などと、好き勝手なことを言っていた。醜いですなぁ(__;)。真紀子応援団の平沢勝栄議員も、これには「やってはいけないことだ」とムッツリ顔。
 真紀子は、「自民党の任務は終わったんですよ。新しく政治を変えるシステムを作らなければ」とも言っていたが、わかってるんなら、なぜいつまでも自民党にとどまっているのか。
 
とっとと離党して、外からぶっ壊しなさいよ。自民党内にいてもぶっ壊せないのは、小泉の下で外務大臣を経験して、いやというほどわかったはずでしょ。
 しかし、ほんとにぶっ壊せるのかね、この人に。今の自民党体質的なシステム、すなわち「利権政治」を作ったのは、他ならぬ父親・田中角栄なんだから。父親の遺産を本気で潰せるのかね?
 結局、このオバサンは口ばっかり。実行力なんてひとつもない。未だに「総理大臣にしたい人」で1位になってたりするようだが、いったいみんな何考えてんだろ?と思う。「言いたいことをズケズケ言ってくれる」というだけなら、うちのオカンの方が真紀子より上ですよ。

3月18日(月)加藤紘一と宗男の差は?

 加藤紘一の離党会見。
 宗男に比べたら、何とも味気ないものだった。結局、「俺は何も悪いことしてない。秘書がやっただけ。そんな悪いことをしてたなんて、こっちは全然知らなかった」ということだろう。
 逮捕された元事務所代表について、「なぜ調べなかったのか後悔している」と本人は述べていたが、とても反省しているふうには見えなかった。
 半年〜1年も前から、周囲の親しい人たちに、「あの人を何とかした方がいいんじゃないか?」と忠告されていたのに、それに耳を貸さなかったというのは、つまり、「信じて任せて」しまっていたということか。ならば、著しく管理能力が欠如している。
 逆に、もし、おぼろげにわかっていたのに、「まーでも資金集めてくれてるんだから」と放置しておいたんだとしたら、犯罪行為に加担したのに等しい。どっちに転んでも、責任は免れない。
 
私は宗男よりもむしろ加藤の方が、政治的に根深いものがあると思う。宗男の場合は、本人が前面に出て動いているので分かりやすいが、加藤の場合は、秘書や周囲の人間が動いて(動かせて?)、本人はしれっとしている。本人が直接手を下していない限り、後でいくらでも言い逃れできる。
 そして、一番問題なのは、エリートである加藤は、宗男と違って「政治的に殺されそうにない」ということだ。
 宗男がもし議員辞職しても、もともと党内での基盤も弱く、選挙にも弱いから、今後当選は望めそうにない。つまり議員として復権する芽は非常に少ないのだが、加藤は違う。彼は派閥の長であり、選挙にも強い。
 これまで、ロッキード事件やリクルート事件などで有罪判決を受けながら、選挙で再び当選、議員に返り咲いた人たちはたくさんいる。加藤もまた、彼らと同じ道をたどる可能性が非常に強いとは言えないか。

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 今朝の産経新聞、石原慎太郎の「日本よ」は非常に良かった(石原氏は月1回、産経に寄稿している)。
 日本の外交・防衛に対する数々の問題点を、実に簡潔に指摘してあった。
「そう!そうやねん!これやねん!私のいつも言ってることは!」と、思わず声に出してしまった。
 日本の将来を憂う全ての国民にぜひ読んでいただきたい。……と思って、産経Web上を探してみたんだが、載ってない。残念。紙面でしか読めないようだ。
 産経読者&会社に産経が置いてある人は、ぜひ今日の朝刊をチェックして下さい。

3月17日(日)あなたこそ議員辞職すべきだ

 大阪ドームへオープン戦の観戦に。近鉄VS横浜。結果は……まぁどーでもいいや(大敗(T_T))。
 帰りがけ、いつものようにドーム正面玄関前では、バファローズのキャラクターである「バフィ」がファンをお見送りしていたんだが、
最近は写真撮影だけでなく、サインまでねだる子供が多いようだ。中身は単なるバイトのおにーちゃんだと思うんだが(^_^;。
 バフィがサインしてる様子を見ていると、色紙などある程度大きい物にする場合は、胸元で普通にササッと書いている。おそらく、カンで書いているんだろうと思う。
 が、ボールなど小さな物体にサインをねだられると、かなりやりにくそうだ。この写真がまさにそれで、目元(バフィの目のあたりに穴があいていて、中の人はそこから外を見ている)ギリギリまでボールを持っていって、チョコチョコと書いていた。その仕草があまりにおもしろくて可愛いかったので、シャッターを切った次第。

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 産経の今朝の朝刊よると、社民党の辻元清美が、昨年11月にインターネットに掲載されたインタビューでこんな発言をしていたそうだ。
 「北朝鮮には戦後補償を何もしていないのだから、そのことをセットにせず9人10人返せ、ばかり言ってもフェアじゃない」。
 辻元は、北朝鮮という国家が拉致という罪を犯している問題点を指摘しないまま、「拉致問題というのは、これまでにも世界のいろいろなところで起きている」と提起、北朝鮮との国交正常化を優先させるべきだ、と主張したとのこと。
 ……横田めぐみさんや有本恵子さんのご両親の前でも、同じことが言えますか?
 
「拉致事件解決よりも戦後補償を!国交正常化を!」と公然と言ってのける人間が、なぜ日本の国会議員でいられるんだろう。「北方領土返還より経済交流」と言った宗男(本人は否定しているが)より、よっぽどタチが悪いと思うんだが。

3月16日(土)賛成なのか?反対なのか?

 一昨日の話で恐縮だが(昨日載せようと思ったが、宗男の離党があったので今日に回した(^_^;)、山口の母子殺人事件の控訴審で、被告に一審と同じ無期懲役の判決が下された。
 この判決については賛否両論あると思う。私も決めあぐねている。
 が、被告が友人に宛てて、「無期判決はほぼ決まりで、7年そこそこで出てこれる」「本村さん(被害者母子の夫であり父)はマスコミに出過ぎ。上手いことやってる」などと、ふざけた内容の手紙を出していたり、法廷でも被害者やその家族に謝罪するどころか、一瞥すらしないというから、
「こんなヤツに更生のチャンスなんか与えんでいい!」というのが本音なんだけど……。
 この事件に限ったことではないが、「被告が恵まれない家庭環境で育った」ことがよく情状酌量の材料とされる。が、これはおかしいのでは?といつも思う。
 なぜなら、恵まれずに育った人間はたくさんいるが、凶悪犯罪に走るのはごくごく一部であり、他の大多数は逆境を乗り越えて、立派な大人になっているんだから。

 ところでこの日、本村さんがニュースステーションに出演し、悔しさをぶちまけていた。
 彼は「死刑制度は無くしてはいけない」と持論を展開した。久米宏は彼の意見に同調するように、さかんにうなづいていた。
 白々しいにもほどがある。だってニュースステーションは、これまで「死刑制度廃止」キャンペーンを張ってきてるんだから。
 1〜2ヶ月前にも、死刑囚についてとりあげ、「世界は死刑廃止に動いている。死刑を存続すれば日本は取り残される」的なスタンスの放送をしたばかりだ。
 
こんなダブルスタンダードな報道姿勢は、卑怯と言うより他ない。
 「世界は死刑廃止に動いている」と言うが、彼らの大好きな中国では、現在も公開処刑を実施している。そのことについてはどう考えているんだろう?

3月15日(金)宗男、離党表明

 「在宅ワークぼやき」に何本か追加しました。つっても、もともと「ぼやきくっくり」から在宅ワーク&SOHO関連のものをピックアップして紹介してるコーナーなので、別に大したことないんですが。
 
「私、けっこう仕事の愚痴とか書いてるはずなのに、なーんか本数少ないなー。なんで?」と、前から変に思ってて、よくよく考えてみたら、最初にピックアップする際に、「在宅」「SOHO」てなキーワードでしか検索かけなかったので、日々の仕事のぼやきがあまり挙がって来てなかったのだ。アホやん(^^ゞ。
 派遣の方はたぶん検索洩れはないと思う。だって、ここ数年は単発以外でロクに仕事してないんだもん(T_T)。

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 宗男が突然の離党表明。もうちょっと引き延ばすかと思ってたが。
 まぁいつまでも引き延ばして「辞めさせられた」形になるよりは、「自分から辞めた」方がマシだろう。
 にしても、
何か後味悪い。マスコミ、野党、外務省……みんな裏でほくそ笑んでいるのでは。

 記者会見を生で見たが、「悔しくて仕方がない。俺は一生懸命やってきたのに、なんでこんな事になるんだ。外務省の奴ら、みんなで俺を吊し上げて潰しやがって!」という心情がありありと現れていた。後半は涙、涙だった。
 「泣いたってごまかされませんよ」的なコメントをするメディアもあったが、何もそこまで言わんでも。「悪いことをしていないと言うなら、なぜ離党したのか」って、そりゃあんた方マスコミがそう仕向けたからでしょ。

 宗男が本当に言いたかったのは、この2点だろう。
 「外務省から次々に文書やメモが出てきているが、私は何も悪いことはしていない。メモはその人の主観が入っている」
 「北方領土不要論なんてとんでもない。地元にそういう声もあるということを紹介しただけ。私自身は、北方領土問題はライフワークだと思っていて、返還に向けてがんばってきた」
 言い訳がましいのう。とはいえ、最後に殊勝な事も言っていた。
 「自分の離党で、自民党や外務省の改革につながるなら……」
 「最初に立候補した時の気持ちに戻って、一からスタートしたい」
 「家庭を全く顧みなかった私だが、この1ヶ月間、家族に支えられた。家族の絆を知った。それだけでも良かったかな、と」
 これらが宗男の本当の気持ちであることを望む。が、議員活動は今後も続けていくつもりでいるところを見ると、それも怪しい。
 野党は当然、自民党離党だけでは納得するわけもなく、今後も議員辞職を求めていくことになるだろう。

 ここはひとつ、すぱっと政界から引退したらどうか?あれだけのキャラクター&バイタリティの持ち主なんだから、何やっても生きていけるって。
 しかし、政界から引退すると、宗男は消されて(殺されて)しまわないか?とちょっと心配になったりする。
 つーのも、
 宗男は自分を見捨てた自民党を憎む→それでなくても宗男は多弁→自民党のダーティ連中(主に橋本派)の悪行三昧(おそらく宗男の比ではない)をマスコミに暴露するかも→それをされたら困るから、事前に宗男を消す!……
 ちょっと大げさ? いやいや、自民党にはもっと悪いヤツがいて、宗男はそいつらの秘密のいくつかを握っているに違いないんだから、ありえないとも言い切れませんよ。

 加藤紘一も離党をする意向を固めたらしい。かつての首相候補も落ちぶれたものだ。
 しかし、宗男と同じ日に離党を決めたのは賢い。おかげで全然目立ってへん(^_^;。

3月14日(木)白い花

 このところの暖かさで、向かいの家の花も満開。
 ところでこの花、何て名前だろ?

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 宗男ばかりが責められているが、外務省もひどいもんだ。ここぞとばかりに内部文書を次々公開して、宗男を吊し上げ。
 昨日書いた宗男の暴行事件もそう。暴行の事実を外務省は隠してしまってたわけだから。何でその時に告発しなかったのかと言うと、やっぱ宗男が怖かったからだろう。情けないのう(T_T)。
 公表されている一連の内部文書は「秘」扱いのものばかりだと言う。これは「極秘」から始まる機密ランクの上から2番目。次々と暴露しちゃって大丈夫?けっこう重要な機密が含まれてたりしないんだろうか?
国益損ねたりしないの?

3月13日(水)官僚が国益のために働くのは当たり前だが

 「鈴木宗男が外務官僚に暴行」という記事が産経に載った。福田官房長官はそれを事実だと認めた。
 ……平成8年5月に、宗男が国後島に渡航した際のこと。
 ロシア側が要求した桜の検疫を認めれば、日本の主権(すなわち国後島は日本の領土であるということ)が侵害されることになるので、外務省の課長補佐(当時)が桜の植樹に反対をした。それに怒った宗男が課長補佐に暴行を加え、全治1週間の怪我を負わせていたというもの。
 つまり、宗男は領土返還をなおざりにしてまで、交流事業を進めようとしたことになる。
 宗男については毎日のように新たな疑惑が取り沙汰されているので、もう今さら何も言う気にならない。私が言いたいのは、
この官僚が自分の責務をきちんと果たそうとしたことの素晴らしさだ。
 外務官僚なんて、国益をまるで考えない不真面目な連中ばかりと思っていたが、国益を第一に考えて真摯に仕事をするこのような人物もいた。そのことがとても嬉しい。
 官僚がみんなこういう人なら、日本も少しは良くなるんだろうが……。

 証人喚問で、社民党の辻元清美が宗男を「嘘つき」と追及したことに対して、宗男が辻元の処分を求める申請を衆議院に行った。
 辻元は「1992年に鈴木さんがケニアを訪問した際、大統領と会談し、水力発電所問題を話したのではないか」と追及したのだが、
調査の結果、宗男と大統領との会談の事実はなかった(記録上からも明らかだそう)。
 証人が虚偽の発言をすると偽証罪に問われるが、質問する側は虚偽の発言をしても罪には問われない。だから辻元も罪には問われないのだが、いい加減な情報をさも事実のように発言してしまったのはまずいだろう。しかも、このニュース、他の疑惑の陰に隠れてほとんど伝えられていないから(伝えたのはフジテレビぐらい)、宗男としては納得いかない思いでいるのでは。
 辻元は「こっちは独自情報に基づいて質問しただけ」と言い、反省の様子はまるでない。少しは道義的責任を感じなさいよ。

 「日本のリガチョフ氏*である鈴木宗男に、小泉政権の人気を救うとの名目で責任をかぶせることが有益だとみなしている」……ロシアの有力紙は、宗男に対してかなり同情的な論調のようだ。どういう意図からなのだろう。
 もし、宗男の「北方領土返還より経済交流」という発言が真実で、ロシアもそれを前から察知していたのだとしたら、「北方領土を返還したくない。でも経済援助はほしい」というロシアにとって、宗男は大変歓迎すべき政治家であり、政治の表舞台から消えたら困る人物なのではないか。だったら同情的な論調になるのも納得できる。

 *リガチョフ氏……ゴルバチョフ元ソ連大統領時代に改革に抵抗して「保守派の総帥」と言われた人物

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 北九州の少女監禁事件、容疑者男女の身元が判明した。捜査本部が容疑者のマンションなどを家宅捜索し、押収した資料から突き止められたそうだ。
 本人らは、弁護士には「職業は夜逃げ屋」と話しているとのこと。自分たちの名前すら明かさなかったのは、
やはり「守秘義務」があるからってことか? うーむ、やっぱりわからん。

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 朝日新聞は北朝鮮をさんざん賞賛してきた歴史があるだけに、拉致事件に対するアプローチは、もうわやくちゃになってるような。
 社説「拉致疑惑――真相解明と早期解決を」は、単なる事実の羅列だけで、朝日の声がまるで聞こえてこない。唯一、最後のこれが声か。「関係当局は真相の解明と1日も早い被害者の発見に全力を挙げてほしい」……。
 まるで小学生の読書感想文なみ。そう、あらすじ説明が大部分で、最後の1〜2行のみが感想、というやつ(^_^;。
 天声人語は
「国家や組織が大きく変わることは容易ではない。せめて個人が少し変わる。それが事態好転のきっかけにならないか。ささやかな願いである」 ……。
 この文の「国家や組織」の部分を「朝日新聞」に変えて読んでみるとグッと来たりして。こんな朝日も、実は個々の記者レベルでは「変わりたい」と思っているのではないだろうか。

3月12日(火)これでも主権国家か!

 北朝鮮による日本人拉致容疑で、新たな「認定者」が出た。
 警察庁は11日、昭和58年に英国留学中に失跡した神戸市の元大学生、有本恵子さん(当時23才)について、関係者からの新たな供述をもとに、北朝鮮に拉致された疑いがあると認定した。
 これで政府が認める拉致容疑は、新潟市の横田めぐみさんをはじめ、8件11名となった(これはあくまで認定された数字であり、実際にはもっとたくさんの人が拉致されたと思われる)。

 有本さんが認定されたきっかけは、「よど号」乗っ取り犯の元妻が、有本さんの拉致に自分と乗っ取り犯グループが関わっていたと証言したことだった。
 が、乗っ取り犯の1人への電話インタビューによると、「そんな事はしていない。日本国民が北朝鮮を憎むようにと仕掛けられた陰謀だ」。
どうやらこの乗っ取り犯にとって、未だに北朝鮮は楽園であり、日本も北朝鮮のような国になるのが理想らしい。
 今夜のニュースステーションで、この元妻が有本さんの両親と会い、「私が誘拐しました。長い間黙っていて申し訳ありませんでした」と、土下座して謝罪しているシーンをやっていた。
 ご両親はにこやかに「もういいんですよ。よく言ってくれました」と対応していたが、内心はらわたが煮えくり返る思いだったのではないか。
 とはいえ、ご両親にとって、この元妻は事件の全容を知っている数少ない証言者である。元妻も改心しているようなので、今後は心強い協力者となるだろう。

 有本さん拉致容疑で警視庁は捜査本部を設置し、事件の解明に着手したが、北朝鮮が捜査対象ということで、警察の力だけでは到底解決には及ばないだろう。日本政府は一刻も早く手を打つべきだ。
 もちろん、相手は世界に名だたるテロ国家だから、「返してくれ」と真正面から訴えても無理。米国をはじめ諸外国の手を借りることが必要となる。
 先の日米首脳会談でも拉致問題は取り上げられたが、まだまだ不十分。政府よりむしろ、家族やその支援団体の方が、米国や欧州に足を運んで解決を訴えるなど、積極的に動いている。
 国連人権委員会は「北朝鮮の非協力」を理由に先月、家族から出されていた被害者の消息確認の審議を打ち切ったが、米国国防省は4日に発表した「人権報告」で、この問題について明記している。
 が、当の被害国の日本政府は、この問題にはなぜかいつも及び腰で(有力政治家の誰かが北朝鮮から賄賂もらってて、もみ消してるのでは?という説が根強くある)、ろくな対応をとってこなかった。特に、「北朝鮮のご機嫌をとらないと解決は難しい」とばかりに、莫大なコメ支援を続けた元外相・河野洋平の罪は重い。
 国民の血税を大量になげうって出た結果はどうか。北朝鮮は「そんな日本人たちは知らない!もう探さない!」と投げ出して、中断したまま。
政府は即刻、北朝鮮からコメを取り返せ!取り返せないなら、河野洋平のポケットマネーから弁償させろ!

 私と同い年の横田めぐみさんは、13才の時に拉致された。無事でいれば今37才。
 何の罪もない女の子が、ある日突然通学途中に誘拐され、見知らぬ国に連れて行かれてそれっきり。日本政府はほとんど何も手を打たぬまま、25年もの歳月が流れようとしている。こんな理不尽な事を許してよいのか。
 この期に及んでもまだ政府は、
「日朝国交正常化交渉の中で、粘り強く誠意ある対応を求めていく」とか呑気な事を言っている。情けない。これでも主権国家なのか。
 めぐみさんや有本さんをはじめ、拉致された全ての日本人に、何としても故郷の土を踏ませてあげなければ。何としてもご家族と再会させてあげなければ!

 昨日、宗男の証人喚問でえらそーに発言していた辻元清美くん。君の所属する社民党は、北朝鮮との独自のルートを持ってるよね。旧社会党時代から、何人もの党首や党員が北朝鮮に渡り、親交を温めて来たんだから。
 今こそそのルートを活用する時だ。
一刻も早くめぐみさんたちを、連れ戻しておくれ。いつまでも宗男叩きなんかしてる場合ちゃうよ。

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 北九州市で起こった17才少女監禁虐待事件。その後わけのわからん展開を見せている。
 容疑者の40才ぐらいの男女2名は未だ完全黙秘で、身元すら明らかになっていない。
 少女が世話させられていたとされる男児6人が元気だったのが救いだが、なぜこの子たちは親から離され、小学校にも行かせてもらえずにひっそりと暮らしていたのか?
 11日には、少女が「行方不明になってる自分の父親は、容疑者男女に殺された」と供述をしていることがわかった。
 読売新聞では、容疑者男女は「夜逃げ屋」ではないか、という説を展開した。つまり、彼らが完全黙秘を貫いているのは、依頼者(夜逃げした人たち)に迷惑をかけないためでは?というわけだ。
 私はそれは違うと思う。依頼者に対してそこまで忠実な人間が、依頼者の子供を虐待なんてするわけない。
身元を明かさないのは、単なる保身からだろう。
 夕方、フジテレビのニュースを見ていたら、男児6人のうちの2人(双子)の母親がインタビューに答えていた。その母親は、夫の暴力から逃れるため、2人の息子を連れて家を出た。そこで容疑者らしき女に出会い、子供を一時預かってもらうことにしたそうだ。
 すると、容疑者男女は「夜逃げ屋」ならぬ「駆け込み寺」だったのか? ……時間が経てば経つほど謎の深まるこの事件。今後が非常に気になる。

3月11日(月)鈴木宗男の証人喚問

 やっぱりねぇ…という感じ。
 野党はさんざん隠し球(新事実)を持ってるようなこと言っていたが、さして目新しいものは出されなかった。
 再喚問したところで、これ以上どうにもならないだろう。国会でできることには限界がある。
 福田官房長官は「疑惑が解明されたと見るのは難しい」と会見で述べた。結局は宗男が自民党を離党してうやむやか?加藤紘一の元秘書の件も控えていることだし、あとは告発なり何なりして、司直の手に委ねるしかないのでは?

 それにしても、予想通りの体たらく。見てて笑っちゃうやら呆れちゃうやら。
 いやいや、宗男でなくて、辻元清美のこと(__;)。
 この女は「社民党をいかにアピールするか」、あるいは、「社民党の辻元清美をどう目立たせるか」しか考えていない。それが今日改めてよくわかった。
 
「疑惑の総合商社」やて。笑わしよるわ。ワイドショー用に前々から「ここでこの造語を使ったろ」と考えていたのがミエミエ。流行語大賞でも狙ってるんちゃうか?ほんま下品な女やわ。
 宗男が、都合が悪くなると逆に相手に質問したり、逆に相手を責めたりしてくる人間であるということは、重々承知しているはず。なのに、なぜ挑発するような言い方ばかりするのか。本人は、あとで「わざと宗男を怒らせて本音を吐かせる作戦だった」などと言い訳していたが……。
 「どうして嘘つくんですか!」「嘘つきだという発言は撤回して下さい!」てな低レベルの応酬は時間の無駄。辻元は「時間配分が少ない!」と文句を言ってたが、その短い時間をみすみす無駄にしている自分の愚かさに気づけっちゅーねん。
 だいたい、冒頭の
「宗男さんのお母さんと私は同じ名前」っつーのは何やねん。ギャグ? 全然おもろないわい!それですでに20秒ぐらい時間無駄にしてるっちゅーねん!アホか!
 宗男のような激昂型の人間に、同じ激昂型の辻元なんかを持ってくるのが、そもそも間違っている。あ、でも社民党は誰が出てもいっしょか。ヒステリックな人間しかおらんもんね(^_^;。

 他の党の議員も何だかなぁ。宗男の疑惑を暴くよりも、自分たちの言いたいことを言うことに一生懸命になっていた印象が強い。「国民の皆さん〜!我が党こそ正義ですよ。これだけ宗男を追い込んでますよ!」とでも言いたげ。
 「国益を損なう」と連呼している民主党議員もいたが、天に唾吐くとはこのことで、あんたらんとこの政策も国益を損なうことだらけやっちゅーねん。
 もう何度も言ってるけど、歴史教科書問題、靖国参拝問題、不審船引き揚げ問題などに代表される、中国や韓国に対する「へつらい」が、日本の国益を大いに損ねていることに、この連中はなぜ気づかないのだろうか。友好と隷属は違うのだ。
 もちろん、これについては、自民党議員の中にも気づいてない人間はたくさんいる。宗男がコンゴ人私設秘書のムルアカ氏を「民間人と思っている」と言ってのけたあたり、厚顔無恥も良いところだが、たとえば、
橋本龍太郎元総理も以前、中国政府関係者を愛人にしていた。つまり、中国の女スパイですな。なのに、この件はうやむやにされてそれっきり。なぜ野党は追及しなかったのか。「仲良しこよしの中国政府」だから、あえて追及しなかったとしか思えない。
 政治家だけでなく外務官僚も同じ。一議員の恫喝に屈して言いなりになってきた内幕が、ここんとこの一連の宗男疑惑報道で嫌というほど暴かれた。こんな政治家や官僚に私たち日本人の命運は握られているのだ。考えただけで背筋が寒くならないか?

 誤解を恐れずに言えば、私は、政治家が「日本の国益のため」にやったことなら、法律に触れない限りはたいがいのことは許せる。場合によっては、法律に抵触しても許す。だが、「私欲を肥やすため」あるいは「他国の国益のため」にやったことは、たとえ法律に触れなかったとしても許せん。
 だから、民主党の議員が出した外務省の内部文書にあった、「北方領土は国のメンツから主張しているにすぎず、何の利益にもならない。打ち切って四島との経済交流を進めるべきだ」という宗男の言葉が本音なら、私は宗男を許さない。
北方領土返還問題は利益云々の問題ではない。それは日本人の心だ。自国民の心を踏みにじるような言動は決して許されるものではない。

 それにしても、政治の世界はどうしようもないのう……(T_T)。
 ある程度ダーティでないと国を動かせない。クリーンな(完全にクリーンとは言えないだろうが……)小泉は、ダーティな連中に抑えられて右往左往。本当に純粋に国益を考える人間は当選できないし、当選できても政治の中枢には食い込めないようにできている。
 こりゃもう日本政府を一旦解体して再生するしかないのでは。それには明治維新に匹敵する大改革が必要だ。でも、たぶん無理だろうな。だって、幕末の武士のような男気・愛国心・覚悟が、今の政治家や官僚にあるとは到底思えないから。

3月10日(日)赤つながりのアサヒと朝日

 何かすごくしんどくって、今日はほとんど1日寝て過ごしてしまった。疲労と睡眠不足でしょうな。
 夫は「だらけるな!」と怒り、さらには「近鉄VS阪神」のオープン戦を見ていて、最終回に阪神に同点にされてしまってまた怒り……。こっちは気が安まる暇もない。
 しかも、夫は明日も家にいるのだ(有給取ったから)。あう〜、たまにはゆっくりさせて下さいよ〜(T_T)。

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 松本幸四郎の「アサヒ本生」のCM、最高に笑えるんですけど(^。^)。「赤い方がいいじゃないか!」ってやつ。
 初めてこのCM見た時は、お茶吹いてしまいました。アサヒと朝日新聞社は全く別の会社だけど、「赤」でつながってるつーのが、おかしくって……(^_^;。

3月9日(土)バックアップ

 今週は月〜土まで納品&原稿受取で取引先へ日参。皆勤賞だぁ〜(^◇^;)。
 これじゃ、あんまり在宅ワークの意味がないような……。普段は平日に1〜2日は行かなくてすむんだが、なぜか今週に限ってはタイミングが悪かったみたい。
 ちなみに、夫は次の月曜日に有休を取るので、この土・日・月と三連休。私は土曜日(今日)も仕事、月曜日も次の原稿が来てるだろうから仕事。いいなぁ、夫は……。自由業のはずの私の方が不自由業。

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 声優の「はせさん治」さんが亡くなった。66才。私の父とほぼ同い年。
 最近はあまり見かけなかったが、私が子供の頃はいろんな番組(主にアニメ)に出ておられた。
 一番思い出深いのは「魔女っ子メグちゃん」の「チョーサン」役。魔法の国の女王候補として人間界にやって来たメグとノンの監視役の変なおじさん(^_^;。メグよりもノンを女王にしたくて、メグに意地悪ばかりする、そんな役どころだった。
 そういや、ノン役の「つかせのりこ」さんも、もうずっと前に亡くなってる。つかせさんはNHK教育の「できるかな」でのナレーションで有名だった。
 NHK教育と言えば、はせさんも「ふえはうたう」という小学生向けの音楽の番組に、「お兄さん」として出ていた。他に笛の先生がいて、彼は教えてもらう生徒役だった。「お兄さん」とはいえ、あの時点でもうかなり良いお歳だったのでは。
 実は、はせさんは5年ほど前に息子の長谷有洋(はせありひろ)さんを亡くしている。息子さんもまた声優の仕事をしていた。「超時空要塞マクロス」の一条ヒカル役をやっていた、と言えば、わかる方も多いのではないだろうか。
 息子を亡くし、今度は夫を亡くし……。はせさんの奥さんがお気の毒でならない。

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 2週間ほど前、夫が友人の結婚披露パーティに出席した。
 夫は買ったばかりのデジカメで新郎新婦や出席者たちの写真を撮ってあげ、後日画像をそのままメールに添付して先方(5〜6人)に送ったのだが、先方は誰も開けることができなかったらしい。容量が大きかったのが原因?それともファイル形式に問題でもあったのかな?
 私の方でデジカメを確認すると、撮影時の画質が高品質モードになっていた。それで容量が大きくなってしまってたのだ。画像処理ソフトで編集して容量を小さくし、JPEG形式で送り直したんだが、それでも開けないという。なんで?
 メールで送り直すにしても、1枚500Kもある元データを何枚も送るのは、こっちも面倒だし向こうも迷惑では?ということで、「くっくり通信」を置いてあるサーバーに、それら写真を置いて、WEB上で彼らが自由に見られるようにした。ただ、こちらもいつまでもバカでかいものをサーバーに置いておくのはいやなので、1週間後には削除するということをお知らせしておいた。
 それから1週間少しが経ち、昨夜サーバーからそれら写真を削除した。したつもりだった。ところが!実際に消えたのは、「派遣質問箱」のデータが入ったフォルダだったのだ(^_^;。
 「派遣質問箱」のフォルダ名は「haken」。結婚式の写真のフォルダは「haxxxx」(夫の友人の名前)と、非常に似ていて紛らわしかった。
 あう〜、私としたことが、なんというケアレスミスを!(;O;)……でも後の祭り。
 幸い、バックアップ(過去ログのhtmlファイル)はこまめに取ってあったので、1時間半ほどで復旧できたのだが、それでも、バックアップを1箇所にまとめて保管していなかったため、時系列にMOから探して行く羽目になり、かなり面倒だった。
 
バックアップも取るだけでは価値は半減。すぐ復活できるような保管の仕方をしておかないと。ということを、身に染みて実感した夜だった。

3月8日(金)漫才でケンカはないやろ

 NHKで「上方漫才コンテスト」をやっていたので夫婦で見ていたら、夫がまたキレた。「おもんない!」。
 私も「今回はちょっと低レベルでは?」とは思っていたが、新人やから仕方ないやん(中には何年もやってるコンビもいたが)。
 エントリーされた8組の漫才が終わって、審査の間、「ちゃらんぽらん」などが漫才をしていたのだが、「ちゃらんぽらん」ですら、夫の怒りを静めることはできず、ついにチャンネルを「ミュージックステーション」に変えられてしまった。
 「ちょっと!何勝手に変えてるんよ!」「うるさい!あんなん見てるんやったら、『モーニング娘。』でも見てるほうがマシじゃ!」「だからって、何で私に当たるんよ!」「お前に当たってなんかないやろ!どいつもこいつもおもろない言うてるだけじゃ!」とか言い争っている間に番組が終わってしまって、
結局どのコンビが優勝したのかわからずじまい……(T_T)。
 ……ま、いいけどね。結果は明日の朝刊にでも載るだろうから、確認しとこ。

3月7日(木)関西弁について

 関西弁を使う東京の若者が増えているらしい。
 関西学院大の陣内正敬教授の調査結果によると、
  ・「私たち」を「うちら」と言うことがある……約73%
  ・「疲れた」を「しんどい」と言うことがある……約61%
 他にも、たとえば「とても」を「めっちゃ」と言うことがある人なども、かなりの割合に上っているそうだ。

 「ばか」と「あほ」のどちらがきつく聞こえるか?という設問には、「ばか」が約54%、「あほ」が約25%。以前は、この割合は逆で、「あほ」の方がきついと受け止めていた人が多かったそうだから、おもしろい。
 ちなみに、関西人が「ばか」と言われると、たいていの人はショックを受けて激怒すると思う。「ばか」という言葉は、それぐらい関西では馴染みがなく、きつい言葉なのだ。

 ついでに言えば、「うちら」という言葉は、今や関西では一部の地域を除けば、あまり用いられていないと思う。
 少なくとも私は、自分のことを「うち」と呼んでいる人を見たことがない。小学校の時の友達に1人いたけど、他はみんな自分のことは「私」「俺」「僕」だ。
 巨人の清原が、新聞や雑誌で一人称を「ワシ」とか「ワイ」とか書かれて怒ってたけど(^◇^;)、確かに年配の男性以外は「ワシ」とか言う人はほとんどいないと思う(ヤ○ザにはポピュラーな一人称なのかも?)。

【補足】私は大阪府の北摂地方で生まれ、4才で和歌山市に引っ越し、21才で奈良県に引っ越した。大学は大阪府下、勤め(正社員・派遣・バイトも含め)は大阪府下か奈良市内。30才で親元を離れて大阪市内に引っ越し、37才の現在までずっと大阪市在住。

 陣内教授は、「テレビのお笑い番組の影響が大きい」と分析した上で、「関西弁のやりとりには、話者の間合いを近づける特徴があり、若者が好んで受け入れることで、一時的な現象にとどまらず、日本人のコミュニケーションの在り方を変える可能性がある」と述べている。
 関西人のコミュニケーションに対する考え方は、確かに関東とは違っている。特に顕著なのは、
関西人には、「おもしろい事を言って相手を笑わせ、この場を盛り上げよう」という意識が根付いていることだと思う。極端に言えば、「おもしろい事が言えないヤツはダメ」なのだ。
 場を盛り上げたり、相手をなごませたりするためには、自分の失敗談も平気で話せるし、「この服、バーゲンで1,980円で買うたんやで!」てなふうに、自分のケチ度(?)も、どんどんアピールする(^_^;。

 関西から東京に進出した芸能人は多いが、中には正しい関西弁を使えていない人もいるので要注意だ。
 たとえば、千原兄弟が喋っているのは関西弁ではない。イントネーションが全然違う。彼らがどこの出身なのかは知らないが、兵庫県の北の方とか西の方とか、三重県と愛知県の県境あたりでは、他の方言が混ざり合っているようだ。
 間寛平も、ちょっと違う。彼は高知県出身だ。千原兄弟ほどではないが、イントネーションはかなり違ってる。
 また、よく言われることだが、
明石家さんまが使っている「ありまんのや」「おまんねん」「〜でっか?」などは、数世代前の関西弁だ。現在ああいう言葉を使っているのは、ベテラン漫才師や、一般人レベルでは船場(問屋街)など一部の地域に限られているのでは?
 ダウンタウンやナインティナイン、あともっと若手の芸人が使っている言葉は、もうかなり実際の関西弁に近いと考えていい。これから関西弁をマスターしたい人は、彼らをお手本にして下さい(^_^;。

 しかし、時代も変わった。15年ぐらい前までは、関西出身の女優やアイドルがテレビで関西弁を喋ることはなかった。おそらく、イメージダウンになるから自主規制していたんだろう。それが、今や女優もアイドルも関西弁しゃべりまくり。自然でとても好感が持てる。
 また、昔は、ドラマや漫画に出てくる関西人っていうのは、3枚目だったり、ケチだったりしたものだが、最近ではそういうイメージはだいぶ薄れてきたように思う。これもまた、テレビの影響(関西弁を臆すことなく喋る女優やアイドルの影響?)なんだろう。

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 昨日書いた、神戸の大学院生が殺された事件の続報。
 被害者が暴行を受け拉致された団地の駐車場から、
直線距離でわずか30mのところに交番があったそうだ。にも関わらず、そこの警官が現場に駆けつけたのは、通報から23分も経ってからだった。
 交番よりもはるかに離れた場所の住民ですら事件に気づいていたんだから、交番にいた警官(2名いて、うち1名は仮眠中だったとのこと)が気づかなかったはずはない。なんですぐに交番を飛び出さなかったんだろう? 不思議で仕方がない。
 被害者は凍死である可能性が高いという。つまり、遺体発見現場の河川に放置された時は、まだ生きていたということだ。となると、交番の警官が素早く現場に向かっていれば、被害者の命が救われた可能性は非常に高くなっていたのではないか。
 いったい彼らは何をトロトロとやってたんだろうか。関係者ならずとも怒りがこみ上げてくる。

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 3/1分で、「君が代・日の丸」問題で揺れた札幌南高校を取り上げたが、上には上(下には下か?)がいるものだ。
 今日の産経新聞「産経抄」によると、広島県立竹原高校では、今年の
卒業式で、30年振りに「仰げば尊し」が復活したという。詳しいことはわからないが、「師を仰ぐよう強制できない」という馬鹿馬鹿しい理由で、30年間もこの学校ではこの曲が歌われることはなかったそうだ。
 私が育った和歌山市という地方は、左翼が幅を利かせる土地柄だったのか、教師は国歌や国旗について全く教えてくれなかった。音楽の教科書の最後に載っている「君が代」を見て、「この歌は何だろう?なんで教えてくれないんだろう?」と不思議に思ったものだ。
 そんなわけで、学生時代についに「君が代」を歌う機会はなかったが、「仰げば尊し」は別。卒業式では必ず歌った。
 「蛍の光」もいいけど、卒業式と言えばやっぱり「仰げば尊し」でしょう。今でも一番だけなら歌詞を見ずに歌える。「今こそ別れめ……」で一旦ブレイクするあたりなんて、今歌っても鳥肌立ちますわ(^^ゞ。

【補足】「今こそ別れめ」の「別れめ」は「別れ目」ではなく、「いま別れむ」を強調するために「こそ」を使ったため、最後の助動詞「む」が已然形の「め」に変化したものだそう。またひとつ勉強になった(^_^;。http://www.medias.ne.jp/~keikaz/zatugaku2.htm

3月6日(水)また警察の不手際が

 「ジー・オー」グループについに捜査のメスが。
 私は健康食品「ユニバG」のCMを何度も見たことがある。出演してる大神会長を見ての第一印象は、
「うわ〜!うさんくさいヤツ!」というものだった。本当にうさんくさい事をやっていたと知ったのは、つい最近のことだ。
 「ジー・オー」の事業はさまざまだが、大半は金を回しただけで活動実体がなく、会長がほぼ一人で活動方針を決めていたという。
 元社員の証言。「投資された現金のうち、実際に広告費に使われたのはごくわずか。通販業務も『アリバイ作り』程度にやっていただけ。会員に損させた後、『救済』として元本保証の企画広告を打つ。金を集める手段やタイミングが絶妙で、社員同士で『いつもうまい企画を考えるな』と感心していたほど」。
 会長は、キリストや釈迦を自分と同列に並べて喋ったり、また、「ジー・オー」の本社や各支店では、監視カメラが設置され、社員の動きをいつでも見られる状態にしていたという。カリスマと呼ばれる人って、えてしてこんなものだったりする。
 被害者は全国で8000人とも1万人とも言われている。こういう事件が発覚するたび、「騙す方も騙す方だが、騙される方もどうかしてる」と思ってしまう私は、冷たい人間だろうか?

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 神戸の大学院生が暴行され死亡した事件で、また警察の不手際・怠慢が問われている。
 これは、4日の未明、神戸で大学院生・浦中邦彰さんが暴力団風の男らに暴行を受け、車で拉致され、5日に遺体で発見されたというものだ。
 詳しい経緯は新聞やテレビで確認してもらうとして、ポイントをいくつか挙げてみる。

(1)現場近くの複数の住民が、浦中さんが数人に暴行され、ぐったりしたまま車内に引きずり込まれたところを目撃、そのうち何人かは110番通報している。

(2)110番通報のうち1本は、浦中さん本人からの通報だった。

(3)浦中さんと一緒にいた友人Aさんが、駆けつけた神戸西署員に「浦中さんが拉致されたかもしれない」と訴えた。Aさんもまた暴行を受け、血を流していた。

(4)加害者である暴力団組員らは、署員が来た時、現場に残っていた。署員は彼らに職務質問しようとしたが、「強制なのか、任意なのか」とすごまれた。署員は「任意だ」と答えると、男らは「任意なら答える必要はない」と言って、現場を去った。署員は彼らを引き留めなかった。

(5)暴力団組員らのうち1人が、現場で免許証を見せて自分の身元を明らかにしたうえで、「あとで交番に行く」と告げた。実際に約1時間後、近くの交番に現れたが、「自分ひとりがやった」と他人をかばうような素振りを見せたため、署員は誤認逮捕を恐れて、再び帰してしまった。

(6)(4)の約1時間後、署員は浦中さんの自宅に電話をして所在確認をしたが、彼はいなかった。電話に出た母親には、事件のことには触れないまま電話を切った。

(7)浦中さんの自宅は現場の目の前の県営住宅にあったにも関わらず、署員は訪問すらしなかったし、複数の住民からの通報があったにも関わらず、聞き込みもしなかった。

 4日の夕方、暴力団組員のうち1人(上記(5)の男性)が出頭し、傷害容疑で逮捕された。5日の夕方、浦中さんの遺体が散歩中の男性によって河川で発見されたため、警察は殺人や死体遺棄容疑でも追及を始めた。

 いやはや、ほんとにひどい対応だ。
 警察官の職務で一番大切なことは、「市民の命を守る」ことだ。
「まぁ大丈夫だろう」てな場合でも、最悪の事態を想定して動かないといけないはず。ましてや今回は、とても「まぁ大丈夫」とは言えない経過をたどっているのは明らかだ。なのに、なぜ動かないのか。暴力団にびびったのか。面倒な事に巻き込まれたくなかったのか。
 神戸西署は会見で、「慎重を期すため、暴力団組員らの逮捕を見送った。最善を尽くしたつもりだったが裏目に出た」と述べただけで、謝罪の言葉はなかった。どこが最善を尽くしたというのか。人ひとり亡くなってるんだぞ。きっちりと説明してもらいたいものだ。

3月5日(火)個人情報流出の危険性について

 昨日の「ぼやき」の補足。
 デヴィ夫人の発言についてだが、仕事中にワイドショーの「夕刊紹介コーナー」をながら見しながら書き留めたものだったので、どういった場での発言なのかを聞き漏らしてしまった。
 後でいろいろ調べたら、これは3日に靖国神社で開催された「英霊を慰め日本を守る女性たちの集い」での発言だった。
 ちなみに主催者は「外国に気がねして、首相が終戦記念日に靖国神社にお参りできないなど、今の男性は情けない。女性のパワーで日本を立ち直らせたい」と言っておったそうで。同じ女性として頼もしい限りですな。
 実は、
私はデヴィ夫人にはちょっと引っ掛かるものがある。好き嫌いの問題ではなく、政治的な理由。
 というのも、日本は東南アジア方面へも多額のODA供与をしてきたわけだが、政治面をあまり重視してこなかったため、一部の有力者がどんどんと私腹をこやしてきたという裏の歴史がある。インドネシア大統領夫人だった彼女も、その有力者の一人と言えるのかもしれない。
 ただ、靖国問題については言ってることは正しいし、日本を正しい方向へ引っ張るお手伝いをしてくれるなら、私は諸手を挙げて彼女に賛同するだろう。

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 ここ数日ほど、掲示板で個人情報について盛り上がったので、この機会に私の知ってる範囲で総括しておこうと思う。
 個人情報は確かに、普通に生活しているだけでも、ある程度は流出してしまう(
http://members.aol.com/kukkuri2/boyaki0101.html 参照)。
 特に金融系は、各機関が連携を取っていることもあり、氏名のフリガナと生年月日がわかるだけでも、かなりの情報が流出するそうだ。

 名簿業者には、免許証やら保険証やらの「身分証明書」の情報は、基本的には必要ないと思われる。
 それよりも、「過去にダイエット商品を購入した人たちの氏名と住所」を名簿にしてダイエット食品販売会社に売る……みたいに、それぞれの役割に合わせた情報が重宝される。
 
名簿業者に頼まずとも、個人レベルで他人の情報を入手するのは意外と簡単だ。夫も昔、資格商法の会社に勤めていた時、個人情報を簡単に入手していた(http://www.st.sakura.ne.jp/~kukkuri/z-nissi3.html#Anchor1636125 参照)。

 氏名、住所、電話番号程度の流出だったら、DMが来たり勧誘の電話がかかってくるだけですむかもしれないが、免許証やパスポートや保険証という「身分証明書」の情報が流出した場合は、そうもいかない。犯罪に悪用される危険は格段に高くなる。
 例えば、ビデオレンタル屋などの会員になる際、よく身分証明書のコピーを取られるが、それでなくても免許証や保険証のコピーの悪用事件は多発しているので、「大丈夫かな」と心配になる人も多いのではないだろうか
http://www.din.or.jp/~ninegate/TOKU/0201.HTM 1/13分「免許証のコピーで保険証……」参照)。

 どこまで本当かは知らないが、アングラネットでは「他人の身分証明の情報を大量に入手する方法教えます」なんて情報が飛び交ってるし、また、「免許証のコピーで架空名義を作れる」とか、「免許証番号と氏名、住所、生年月日が判れば免許証の偽造も可能」という話も聞く。
 これらは、即ち
「自分になりすました他人」が、自分の預かり知らぬ所で勝手に動き回る可能性を示唆している。最近、都市部では外国人犯罪者が激増しているが、知らないうちに自分の名前で偽造パスポートが作られてしまう可能性だって、ないとは言えない。

 もちろん、大部分のお店やその店員は、純粋に身元確認の目的でコピーを取っているだろうし、その情報は適切に処理されているとは思う。
 ただ、コピーを得たお店なり会社なりが、それを悪用するつもりがなくても、犯罪に結びつくケースもあるようで……。
 これは人に聞いた話だが、ある会社(ネットショップか何か?……よく覚えてない)に商品を注文し、送られてきた宅配便を開けると、クッション代わりにシュレッダーされた書類が詰められてあった。よく見たら、それは免許証のコピーを裁断したもので、紙片がかなり粗めだったため、
試しにつなぎ合わせてみたら、数人分が完璧に再現されたそう。
 たまたま、その人は悪用はしなかったけど、しようと思えばできたわけだ。
 それを送ってきた会社は、個人情報を漏洩したつもりは全くないんだろうけど、こういうこともあるんだなと思うと、かなり怖い。

 今のは極端な例かもしれないが、とにかくよほどの事情がない限り、そしてよほど信頼がおける相手でない限り、第三者に身分証明書のコピーは渡してはならないということだ。やむを得ず渡す場合は、リスクを十分に考えておいた方がいいだろう。

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 オープン戦で近鉄が阪神に勝った。
 もちろん公式戦ではないので、勝ち負けは関係ないんだけど、人気球団に勝つとやっぱり嬉しい。愛する吉岡もヒット打ったし(^o^)。
 阪神の試合だからだろう、平日の昼間だというのに、関西テレビで録画中継をやっていた。近鉄のホームゲームにも関わらず、放送は阪神寄りだった。悔しいなぁ。

3月4日(月)小ネタ5本

 鈴木宗男の一連の疑惑に対する外務省の調査報告書の発表があった。
 「しょせんは内部調査」と、軽くあしらう野党議員やマスコミも多いようだが、「社会通念に照らして、
あってはならない異例なことと言わざるを得ない」という言葉、これだけでも報告書の意味はあったと私は思う。

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 PWJの大西氏の参考人招致、やる意味はあったんだろうか?
 以前の記者会見と同じ主張の繰り返しに終始したようだし、突っ込んだやりとりになると、「帰国したばかりで、ちょっと……」と、しどろもどろになっていた。
 どうせ「言った言わない」レベルの話で、真相は決して明らかにはならないんだから、わざわざ招致せんでも……と思う反面、宗男の証人喚問に備えて、改めて「事実確認」が必要だったんだろう、とも思う。
 大西氏も忙しい中大変だったろうが、
宗男をやっつけるためならば本望だろう。

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 去年5月に発生した「武富士」弘前支店の強盗殺人・放火事件の容疑者が逮捕された。43才のタクシー運転手で、やはり地元の人間だった。
 容疑者の顔が、公開された似顔絵にそっくりだったので驚いたが、この
似顔絵がきっかけで逮捕に至ったわけではなく、あくまで地道な捜査が実を結んだ結果だそう。
 犯人逮捕まで、随分時間がかかったような気がするが、足跡や指紋や防犯ビデオなど、犯人と直接結びつく証拠が全て焼失したため、それもやむを得なかったようだ。
 容疑者は近所や職場での評判はすこぶる良く、まさに「まさかあの人が」の典型的パターン。自宅の建設資金・ギャンブル・知人の借金の保証人になったことなどが重なり、金に困っての犯行らしい。
 まじめで無断欠勤もなく、近所で顔を合わせれば挨拶する優しい感じの人だったという。犯行後は平然と普通の生活をしていたというが、知人の保証人を引き受けてしまうあたり、実は気が弱い人間なのかもしれない。
 妻や子供はおそらく何も知らなかったんだろう。気の毒としか言いようがない。

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 デヴィ夫人が、靖国神社参拝問題で、「日本人が眠っている神社を日本人がお参りして何が悪いのか」と切り捨てた。「最近の日本は謝罪外交ばかりで情けない」とも。拍手(・・||||rパンパンッ!
 あと、田中真紀子については、「大衆受けするスピーチは上手いが、政治的能力はゼロ。支持しているのは政治をよく知らない人たちばかり」。もひとつ拍手(・・||||rパンパンッ!

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 昨日、新しい自転車を買った。
 別に前のが盗まれたとか壊れたとかではなく、前からもう1台ほしかったのだ。
 これまで我が家には自転車が1台しかなかった。夫と二人で出掛ける場合、「わざわざ電車に乗るほどの距離でもない、でも歩くには遠すぎる」というのが多く、「もう1台自転車があればなー」といつも言い合っていたのだ。
 古い方の青い自転車は夫に譲り、新しい方を私がゲット。夫に取られないように、あえてピンク色のを買った(^_^;。
 いや〜、しかし新品はよろしいな。軽いし、音も静か。前のはもう廃車寸前という感じで、サドルはボロボロだし、カゴはひしゃげてるし、走ってるだけでギシギシと音がうるさかった。丸8年間ほぼ毎日乗り倒したからなぁ。これからは、週に1〜2度、夫に可愛がってもらってね。

3月1日(金)権利を主張する前に義務を果たせ

 札幌南高校で持ち上がっていた問題をご存知だろうか。
 私も詳しい経緯はよく知らないのだが、簡単に言えば、「君が代・日の丸を強制するのは人権侵害だ」と生徒たちが学校側に抗議、学校側は対処に困っているというもの。
 その札幌南高校で今日、卒業式があった。無事に国歌は式場に流されたが、起立したのは卒業生396人中、たった6人だったそうだ。
 もちろん、こういう嘆かわしい風景はこの学校だけのものではない。左翼が幅を利かせている地方の多くの学校で、これまでに似たような光景はあちこちで見られたし(特に教師による抵抗が多く見られた。法が制定された以降はさすがに激減したようだが)、今後も繰り広げられることだろう。
 札幌南高校生徒有志が運営している「札南国旗・国歌について考えるフォーラム」
http://homepage2.nifty.com/kanda-/ を、私は以前何度か訪れたことがあるのだが、生徒たちの意見の大半が、法律や規則を守るよりも先に、自由や権利ばかりを主張するという、いかにも幼稚なものだった。
 生徒諸君、まずは義務を果たせ。義務も果たさず権利ばかりを主張するのはガキのやることだよ。そもそも高校は義務教育ではないんだから、学校のルールに従いたくないのであれば、辞めればいいのだ。
 社会に出ても同じやり方を通すつもりでいるなら、とんだ見当違いだよ。学生だし未成年だから許されているようなもので、社会ではこんな甘えや勝手な振る舞いは通用しない。きっと挫折することだろう。社会では想像もつかない理不尽な事がたくさん起こるのだ。
 ……とは言え、そんな彼らも、どこぞの教師のように日の丸を引きずり降ろしたり、どこぞの高校生のように式をボイコットしたり等の横暴振りは見せず、大人しくしていたので、それは救いか。いや、単に最初から彼らには
そこまでやる覚悟も何もなく、ただ「反乱ごっこ」をしたかっただけなんだろう。
 何より問題なのは、こんなガキを作り上げてしまった学校教育だ。あの戦争に至った経緯、あの戦争を戦った先人たちの日本に対する思い、子孫に伝えたかった思い、それらをグローバルな見地からきちんと教えていれば、こんなバカなことをする生徒は出てこなかったはずだ。
 歪んだ歴史教育を受けた結果、彼らのように自国に敬意を払えないまま成長していく子供は大変多い。また、自由と権利を必要以上に与えすぎた結果、法律や規則を守るという当たり前のことすらできない、いや、する気のない子供たちも増加している。これじゃ、「なんで援助交際はいけないの?」「なんで人を殺しちゃいけないの?」なんて言うアホが出てきても仕方なかろう。
 数十年後、こんなアホたちが日本の政府やら企業やらで主要なポストを占める時代が来るのだ。いったいどんな世の中になるのやら。考えただけで恐ろしい(アホアホ言ってるけど、歪んだ歴史観に洗脳されてない賢い子供たちも、もちろんいますよ。例えば、今日起立した6人のように)。
 森・前内閣は、「知育よりも徳育を」の精神で、教育改革を進めていた。小泉内閣は当然それを引き継いだはずだが、あまり進んでいないような気がする(目立ってないだけ?)。景気回復や構造改革ももちろん大事だが、教育改革も忘れてはならない。
 子供は国の宝だ。日本の未来の舵取り役である子供たちが、まともな歴史教育、道徳教育を受けていないこの現状。早急に何とかしてほしい。

〈追伸〉上記URLですが、今行ってみたらもう閉鎖されてました。PCのトラブルか何かが発生したようです。英語で書かれてるんで、ようわからん(^_^;。


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