チベット問題に関心を持ち続けよう
2008.03.22 Saturday 03:24
くっくり
ただ、チベット問題は残念ながら、すぐに解決するという性質のものではありません。国際社会みんなで、粘り強く対応していかねばなりません。
日本で言えば、まずはチベット全般の認知度をもっと上げること、そして関心をより深め、さらにそれを維持し続けることが大事なんだろうと思います。
前にも拙ブログで紹介しましたが(07/12/15付←ちょっと重たいです)、アメリカの人気コメディドラマ「フレンズ」のファイナルシーズン第230話に、「チベット」という言葉が出てきます。
主要人物の一人であるフィービーという女性の台詞です。
“She will shower when Tibet is free.”
「彼女はチベットが解放されるまでお風呂断ちしてる」
(英語の脚本がこちらにあります)
もちろんこの台詞はジョークの一環として出たものですが、私はこれを見た時、いたく感動しました。アメリカではこのようにドラマの中でも、さりげなくチベット問題に言及するんだなと。逆に言えば、アメリカ国民の間で、チベット問題の認知度はかなり高いのだなと。
前にこの話を紹介した時、私は、「日本のテレビ局も、正面から報道するのが怖いのなら、せめてこんなふうにドラマの中でさらっと役者に言わせてみたりとか、できないもんですかね(って、今度は役者やプロダクションが嫌がるか……)」と書きました。
日本のテレビ局も事ここに至って、ようやく正面から報道できるようになってきましたから、ドラマの中に「チベット」という言葉が出てくる日も近いかもしれない!?
いや、別にドラマに出てくる必要はないんですけどね。
要は、日本のメディアは中国におもねることなく事実をちゃんと伝えるようにしてほしい、また一過性のものにしてしまうのでなく、これからもチベットを注視してちゃんと報道してほしい、そういうことです。
しかし、今にして思えば、中国製冷凍ギョーザ事件というのは大きかったですね。日本の全国民が中国を「平気で嘘をつく国」「ひどいことをしておいて平然と開き直る国」であると認識するところとなりましたから。
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