「日本の、これから」第二部(1)

2007.08.20 Monday 00:28
くっくり


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【番組冒頭VTR】

 今、世界では紛争やテロが頻発しています。
 憲法9条で戦争の放棄をうたう日本は、世界とどう向き合っていけばよいのでしょうか。

 東京外国語大学、伊勢崎教授のゼミでは、平和をどうすれば実現できるか研究しています。
 ゼミの学生の多くは、内戦や紛争を経験した国からの留学生です。
 この日、憲法9条をテーマに議論しました。

アイルランド(男性)
「日本人は9条を柔軟に解釈することで、戦力を持たないと言いながらも、実際には世界有数の軍備を手にしている。これはとても賢明なやり方で変えるべきではないよ」

ボスニア・ヘルツェゴビナ(女性)
「9条は変えるべきです。あいまいな解釈を続けるのではなく、実態に合わせることが求められています。そうしないから、9条があっても日本はアジアから信頼されないんです」

 憲法9条で平和を築くことができるのか?
 意見は大きく分かれました。

ノルウェー(男性)
「日本は9条によってあらゆる国と友好関係を結び、誰の敵にもならずにいられるんだ。9条を持つ日本は、世界中の紛争を外交手段で解決できる特別な存在なんだよ」

スーダン(男性)
「君が言ってるのは理想論だよ。日本が60年間9条を変えずにいられたのは、力を持った大国の同盟国になれたからだ。9条の言葉はきれいだけど、実際には役に立たないよ」

 国際社会の中で日本はどんな役割を果たしていけばよいのか。
 「日本の、これから」第二部は、世界との関わりの中で憲法9条を考えます。

三宅民夫
「こんばんは」

武内陶子
「こんばんは」

三宅民夫
「『日本の、これから』、終戦の日の今日は、憲法9条にスポットを当てています。第二部では、自衛隊の最近の動きですとか、日米同盟、それから集団的自衛権をどう考えるかというですね、世界の中から見た9条の問題を見ていこうと思います」

武内陶子
「そしてテレビをご覧の皆さんには、こちらの質問に携帯電話でお答えいただいております。あなたは憲法9条を考える時、何を最優先させますか?という質問です(アンケートの答え方の説明)。この質問は番組の最後まで受け付けていますので、どうぞ皆さん、どしどしお寄せ下さい」

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